JPH1042151A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH1042151A
JPH1042151A JP8192582A JP19258296A JPH1042151A JP H1042151 A JPH1042151 A JP H1042151A JP 8192582 A JP8192582 A JP 8192582A JP 19258296 A JP19258296 A JP 19258296A JP H1042151 A JPH1042151 A JP H1042151A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力したカラー画像データにおける個々の画
素の無彩色/有彩色を精度良く判定する。 【解決手段】 L,Ca,Cbで表されるデータを入力
した場合、スムージング手段31、32はCa,Cb成
分を3×3エリア単位に入力し、それぞれに対して加重
平均を演算し、彩度量抽出手段33に出力する。彩度量
抽出手段は、加重平均されたCa,Cbに基づいて無彩
色を示す軸からの距離を求め、それを無彩色/有彩色判
定手段34に出力する。無彩色/有彩色判定手段34
は、入力した値と閾値とを比較し、注目画素位置が無彩
色か有彩色かを判定し、その結果を信号KCとして出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装及び方
法、詳しくは入力した画像データに基づいて彩度を判定
する画像処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー画像データを入力し、所定の印刷
部でその入力した画像を印刷する装置としては、カラー
複写機が一般的に知られている。
【0003】昨今の画像処理技術によれば、原稿中の文
字・線画と、写真等の階調画像とをそれぞれに適した処
理を施すことが可能になってきた。そこで重要になるの
は、同じ原稿中にある文字線画と階調画像、カラー画像
とを如何に精度良く識別するかである。この技術の精度
がよくないと、本来文字線画として認識されなければな
らないにもかかわらず、そのエッジが不鮮明になり、色
ずれ等の原因にもなり、結果としての出力品位は低くな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、1画素単
位に色判定を行うことになるが、ここで問題になるの
は、オリジナルカラー画像データが、イメージスキャナ
部における読み取り時のノイズ等の影響を受け、誤った
色判定を下してしまうことである。
【0005】また、特定の色に関しては、無彩色との誤
判定を起こしやすかったり、高濃度の場合には無彩色と
の誤判定も起こしやすい。
【0006】更に、無彩色をスキャナによって読み込ん
だ場合でも、メカ的な振動や、レンズの色収差、MTF
の違い等により色ズレが発生し、有彩色として誤判定を
してしまう等の問題もある。
【0007】これらの無彩色/有彩色に関する誤判定の
結果、その後の色補正手段や、エッジ強調の処理に影響
を与えることになるので、最終的に形成される画質が劣
化することになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題に
鑑みてなされたもので、入力したカラー画像データにお
ける個々の画素の無彩色/有彩色を精度良く判定するこ
とを可能ならしめる画像処理装置及びその方法を提供し
ようとするものである。
【0009】この課題を解決するため、たとえば本発明
の画像処理装置は以下に示す構成を備える。すなわち、
明度信号と色度信号によって表される色空間のカラー画
像データに基づき、画素単位の属性を判定する画像処理
装置であって、前記色度信号を所定エリア単位に入力す
る入力手段と、入力された前記所定エリア内の色度信号
に基づいて彩度量を演算する演算手段と、当該演算によ
って得られた彩度量に基づいて注目画素が無彩色か有彩
色かを判定する判定手段とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態の一例を詳細に説明する。
【0011】入力したカラー画像の3色分解信号R1,
G1,B1とした場合、明るさを表わす明度信号L1、
及び色味を表わす色度信号(Ca1,Cb1)に変換す
る(なお、これ以外の色空間、たとえば、L*a*b*や
L*u*v*等であっても構わない)。
【0012】式(1)に3色分解信号R,G,Bを明度
及び色度信号L1,Ca1,Cb1に簡易的に変換する
変換式の一例を示す。
【0013】 L=(R+2×G+B)/4 Ca=(R−G)/2 Cb=(R+G−2×B)/4 … 式(1) 無彩色/有彩色の判定においては、明度信号L1の中心
画素に同期をとったCa1,Cb1の1画素ごとの値を
使用し、次式(2)によってまず彩度Sを決めることが
考えられる。すなわち、 S(=(Ca1^2+Cb1^2)^0.5) … 式(2) そして、予め決められた閾値ρを用いて前述の式(3)
に従って判定する。すなわち、 (S<ρのとき) KC=無彩色 (ρ≦Sのとき) KC=有彩色 … 式(3) である。
【0014】しかし、このように判定を1画素ずつ行っ
ていると、スキャナ部から入力した信号にノイズが入っ
ていた場合や、スキャナの振動等の影響で色ズレが起こ
った場合など、正確な色判定を行うことができない。
【0015】そこで、本実施形態ではデータ遅延用のメ
モリを利用し、複数の画素の値を積分し、判定に使用す
ることによって、ノイズや色ズレの影響を軽減し、より
精度良く色判定を行う。
【0016】図1は、実施形態における画像処理の主要
ブロック構成図、図2は図1における遅延手段103B
の具体的ブロック構成図を示している。
【0017】101は原稿をカラーデータとして入力す
るカラー画像入力手段であって、カラーイメージスキャ
ナ等の原稿画像の読み取り装置である。ただし、これに
限らず、広義に於いてはコンピュータからの画像入力部
を含む。従って、光磁気ディスク等の記憶媒体に記憶さ
れた画像を入力する装置等も含まれる。カラー画像入力
手段101からはカラー画像の各画素についてRGBに
色分解された3色分解信号R1,G1,B1が出力され
る。
【0018】カラー画像入力手段101によって読み取
られたカラー画像の3色分解信号R1,G1,B1の一
つであるG1信号(3成分の中では一番輝度信号に近い
値になる)は、文字/画像判定手段111に入力し、そ
の画素が、文字や細線などの線画像か、または写真画像
や印刷画像などの連続階調画像(もしくは中間調画像)
かを判定し、文字/画像判定信号TIを出力する。空間
フィルタ係数記憶手段112は、この文字/画像判定信
号TIを受信し、対応画素が、文字信号である場合は図
16に示す文字用空間フィルタ係数201を、階調画像
である場合には同図の画像用空間フィルタ係数202を
選択し、文字用または画像用の空間フィルタ係数Kijを
エッジ強調良抽出手段113に出力する。
【0019】一方、入力したカラー画像の3色分解信号
R1,G1,B1は、第1の色空間変換手段102に供
給され、ここで、例えば明るさを表わす明度信号L1、
及び色味を表わす色度信号(Ca1,Cb1)に変換さ
れる(なお、これ以外の色空間、たとえば、L*a*b*
やL*u*v*等であっても構わないのは先に説明した通
りである)。
【0020】第1の色空間変換手段102から出力され
た明度信号L1および色度信号(Ca1,Cb1)は、
遅延手段103Bのラインメモリ21〜24によって、
明度信号L1に対し4ライン、ラインメモリ25,26
によって、明度信号の中心画素に同期させるため、色度
信号Ca1に対し2ライン、ラインメモリ25,26に
よって、色度信号Cb1に対し2ライン分の信号が記憶
される。今、中心ラインをjラインとすると明度に対し
てはj−2,j−1,j,j+1ラインが記憶されるの
で、現在のラインj+2を含めた5ライン分の明度信号
が出力されることになる。
【0021】一方、色度信号Ca1に対しては、遅延手
段103Bのラインメモリ25,26によってj,j+
1ラインが記憶され現在のラインj+2を含めた3ライ
ン分の色度信号Ca1が出力される。色度信号Cb1に
対しても、同様にして、j,j+1ラインが記憶され現
在のラインj+2を含めた3ライン分の色度信号Cb1
が出力される。
【0022】本実施形態では、彩度信号Sや無彩色/有
彩色判定信号KCの算出に当たって、j,j+1,j+
2ラインの3ライン分データを用いて空間的な処理を行
う。
【0023】図3は実施形態における色判定手段120
のブロック構成図を示している。同図において、31,
32は3×3サイズの積分手段であり、予め設定した係
数に従って加重平均計算を行い、注目画素の平均値Ca
1_SM,Cb1_SMを出力する。
【0024】図4は、この加重平均計算を行う場合の係
数の例をあげる。つまり、図示の計数に従えば、注目画
素位置におけるCa1_SM及びCb1_SMは文字通
り平均値を算出することになる。
【0025】33は彩度判定手段で、加重平均を行われ
たCa1_SM,Cb1_SMの値から彩度量Sを決定
しエッジ強調量分配手段116へと出力を行う。本実施
形態では、先に説明したのと同様に、 Sj+1=(Ca1_SM^2+Cb1_SM^2)^0.5 として算出する。
【0026】ここで、Sj+1はラインメモリで1ライン
遅延され、jラインに対する彩度量Sjを出力する。
【0027】34は無彩色/有彩色判定手段で、Sの値
を入力し、予め決められた閾値ρを用いて次式に従っ
て、無彩色/有彩色の判定を行い無彩色/有彩色判定信
号KCの出力を行う。
【0028】 (S<ρのとき) KC=無彩色 (ρ≦Sのとき) KC=有彩色 エッジ強調量分配手段116は、エッジ強調量ε、彩度
信号S、無彩色/有彩色判定信号KCを入力し、それら
の値に応じて明度信号L1のエッジ強調補正量εlと色
度信号(Ca1,Cb1)のエッジ強調補正量εcを生
成し、エッジ強調手段104に供給する。
【0029】明度信号L1に対するエッジ強調補正量ε
lについて説明する。基本的に、彩度信号Sの値が低い
(無彩色に近い)程、明度信号に対するエッジ強調量ε
の配分を多くし、無彩色信号画素(KC=0)に対して
は全エッジ強調量εをεlに割り当てる。
【0030】色度信号(Ca1,Cb1)に対するエッ
ジ強調補正量εcについて説明する。色度信号に対して
は、基本的に明度信号のそれとは逆に、彩度信号Sの値
が高い(鮮やかな色)程、色度信号に対するエッジ強調
量εの配分を多くし、無彩色信号画素(KC=0)に対
してはエッジ補正を行わず、さらには対象画素の色度信
号も除去する。これはカラー複写機などに於ける画像処
理装置の場合、黒い文字などの複写画像に対し色成分が
残ることは視覚的に非常に画像品質が悪いというのが理
由である。よってこのような画素に対しては色成分をカ
ットし、完全な無彩色信号に色補正する必要があるから
である。
【0031】以上のように生成されたエッジ強調補正量
εl,εcは、L,Ca,Cb信号と共にエッジ強調手
段104に供給される。ここで、明度信号Lに対しては
エッジ強調補正量εlが加算され、色度信号Ca,Cb
に対してはエッジ強調補正量εcが乗算される(式
4)。
【0032】 L2=εl+L1 Ca2=εc*Ca1 Cb2=εc*Cb1 … 式(4) 式(4)からわかるように、信号Lに対してはエッジ補
正量ε1を加算することにより、彩度が高く明度にエッ
ジ強調したくない画素では(εl=0)、明度は保存さ
れる。
【0033】一方、信号Ca,Cbに対してはエッジ補
正量εcを乗算することにより、彩度が低く無彩色と判
断できる画素に対しては、εc=0を乗算することで、
対象画素そのものの色度成分を除去する。
【0034】以上のようにして、エッジ強調手段104
で生成された、エッジ強調済みの信号L2,Ca2,C
b2は第2の色空間変換手段105に出力され、再度R
GB信号に逆変換される。
【0035】式(5)は明度および色度信号L2,Ca
2,Cb2を3色分解信号R2,G2,B2に変換する
変換式の一例で、先に示した式(1)の逆変換である。
【0036】 R=(4×L+5×Ca+2×Cb)/4 G=(4×L−3×Ca+2×Cb)/4 B=(4×L+Ca−6×Cb)/4 … 式(5) RGB信号に逆変換された3色分解信号は、輝度/濃度
変換手段106に供給され、ここで3色分解信号R2,
G2,B2に対し対数変換などによって濃度信号C1,
M1,Y1に変換する。
【0037】濃度信号C1,M1,Y1は次に色補正手
段107によって、黒信号Kの生成や、下色除去、色補
正などの色処理がなされ、濃度信号C2,M2,Y2,
K2を出力する。また、色補正手段107は前記無彩色
/有彩色判定手段115の判定結果である判定信号KC
に従って、対象画素が無彩色の時は濃度信号C2,M
2,Y2をC2=M2=Y2=0とし、黒単色からなる
画素に変換する。
【0038】110はカラー画像出力手段で、電子写真
方式やインクジェット方式のプリンタなど画像記録装置
からなる。
【0039】このカラー画像出力手段が2値のプリンタ
などのとき、濃度信号C2,M2,Y2,K2は2値化
手段108によって2値画像C3,M3,Y3,K3に
変換される。2値化の手法としては誤差拡散法やディザ
法など様々な方式があり、各々の装置にあった手法によ
って2値化処理が施される。
【0040】また、前記カラー画像入力手段101から
入力された画像の解像度とカラー画像出力手段110で
出力される画像の解像度がことなるとき、2値画像C
3,M3,Y3,K3は平滑化/解像度変換手段109
によって解像度変換処理が施されC4,M4,Y4,K
4に変換される。特にカラー画像出力手段110の解像
度が、カラー画像入力手段101の解像度より高いとき
画像の輪郭部を滑らかに補間する平滑化処理が行われ、
カラー画像出力手段110によって、印字記録される。
【0041】以上のような方法で色判定を行うことによ
り、単発的に発生するノイズ成分は積分により、色判定
に影響を及ぼしにくくなる。また、色ズレによって発生
する黒文字の周囲の有彩色成分も下地の白や、黒文字の
黒と積分処理をかけられるため、彩度が落ち、無彩色で
あると判定することができることとなる。
【0042】これによってノイズや色ズレの影響をおさ
え、より正確な色判定を行うことを可能となる。
【0043】また、色補正手段107に文字/画像判定
手段111からの出力信号TIを入力し、KCが無彩色
であり、TIが信号による文字画像であることが示され
ている場合のみ、対応画素の出力をK単色とするように
制御することにより、無彩色の文字画素のみを、K単色
出力することができる。
【0044】更に、文字画素以外の領域では、通常の色
補正処理がなされ、連続階調部はCMYK混色による色
再現がなされることにより、自然な色再現がなされるこ
とになる。
【0045】<第2の実施形態>上記実施形態では、明
度信号L1の中心画素に同期をとったCa1,Cb1の
1画素ごとの値を使用し、前述の式(2)によって彩度
S、すなわち、 S=(Ca1^2+Cb1^2)^0.5 を算出し、予め決められた閾値ρを用いて、 (S<ρのとき) KC=無彩色 (ρ≦Sのとき) KC=有彩色 … 式(6) として判定を行った。
【0046】しかし、このようにして判定を行った場
合、色味によって無彩色/有彩色の判定スライスを変え
ていないため、誤判定を起こしやすい色(実際では青や
緑色)と、起こしにくい色とのスライスの区別が付けら
れない。そのため、誤判定を起こしにくい色にスライス
を合わせると青や緑色で誤判定を起こし無彩色となって
しまう。また、誤判定を起こしやすい色にスライスを合
わせると黒やグレーの部分、色ズレの部分で誤判定を起
こし有彩色と判定してしまう。
【0047】また、濃度の濃い色に関しては彩度があま
り得られないため、薄い色と同じスライスレベルでは、
有彩色を無彩色として誤判定しやすくなる。
【0048】本第2の実施形態では、彩度抽出手段と、
無彩色/有彩色判定手段とをまとめて、色判定手段13
0(図5参照)とし、色判定手段130は、L1,Ca
1,Cb1を入力値とし、色味や濃度によって無彩色/
有彩色の判定スライスを変えることによって、より正確
な色判定を行い、彩度信号S、無彩色/有彩色判定信号
KCを出力する。
【0049】以下、図5及び図6をもとにして、第2の
実施形態を詳細に説明する。なお、図5は装置の主要部
分のブロック構成図であり、図6は色判定手段130の
具体的なブロック構成を示している。また、図1と同じ
番号のついている手段に関しては、同等の働きをするも
のとし、その説明は省略する。
【0050】さて、図6において、61は、明度判定手
段で、L1の値が予め決められた閾値sl_L1,sl
_L2によって設定された範囲内にあるか否かで、明度
判定信号JLを出力する。すなわち、 sl_L1<L<sl_L2のとき JL=0 上記以外のとき JL=1 … 式(7) つまり、明度がある程度(=sl_L2)以上明るい部
分と、ある程度(sl_L1)以下の暗い部分について
はJL=1とし、その範囲内ではJL=0とする。
【0051】この明度判定信号JLの値は、後述する無
彩色/有彩色の判定規準になる閾値を調整するために使
用されることになる。上記式(7)では、明度の高(J
L=1)、中(JL=0)、低(JL=1)の3つの段
階にわけるようにしたが、より精度を上げるためには、
それ以上の多段階に決定するようにしてもよい。なぜな
ら、2次元平面内の直交軸をCa,Cbとし、その平面
に垂直な直交軸をLとした場合、L,Ca,Cbで表さ
れる空間は歪な球体として表現されるからである。
【0052】62は彩度量抽出手段で、Ca1,Cb1
の値から彩度量Sを決定しエッジ強調量分配手段へと出
力を行う。本第2の実施形態では、先に説明したと同様
に、 S=(Ca1^2+Cb1^2)^0.5 とする。
【0053】63は無彩色/有彩色判定手段で、JL,
Ca,Cbの値を入力し、その値によって無彩色/有彩
色判定の閾値の設定を変える。
【0054】本第2の実施形態では、青や緑色の色とし
ての判定を厳しくする場合について、また明度の違いに
よって判定の範囲を変化させる。
【0055】擬態的には、青や緑色の色としての判定を
厳しくする場合については、無彩色/有彩色判定手段6
3では、明度判定手段61の結果は使用しないようにす
る。
【0056】Ca,Cbの色空間上では、青、緑色の色
味を持ったCa,Cbの成分は、図7(A)の斜線の部
分に相当する。そのため以下の様な条件にすることによ
って、青や緑色の色としての判定を厳しくすることがで
きる。
【0057】 Ca1≧0 OR Cb1≧0 ならば、sl_S=m Ca1<0 AND Cb1<0 ならば、sl_S=n … 式(8) (ただし m>nとする) また、彩度信号S(S=(Ca1^2+Cb1^2)^0.5)
に関して、式(3)を次式(9)に示すように変更す
る。
【0058】 (S<sl_Sのとき) KC=無彩色 (sl_S≦Sのとき) KC=有彩色 … 式(9) こうすることによって、無彩色/有彩色の判定は図7
(B)のような判定空間(斜線部分が無彩色と判定す
る)となるため、青や緑色の色として判定を厳しくする
ことができる。
【0059】明度の違いによって判定の範囲を変化させ
る場合には次のようにする。
【0060】L,Ca,Cb空間は、Lの値がもっとも
低い状態から高い方向に変化するに従い、Ca,Cbの
とり得る範囲が徐々に大きくなり、ある位置を越えると
徐々に小さくなっていく。これは先に説明したように歪
な球体になっていることからも理解できよう。
【0061】このようないろ空間では、彩度Sに関する
スライスをLの値にかかわらず常に一定にしていると、
Lの値がある程度小さいときやある程度以上の場合、も
ともとCa,Cbのとり得る値が小さくなるので、もは
やスライスレベルを越えることはないか、越えることは
稀になる。つまり、無条件に無彩色として誤判定される
可能性が高くなる。
【0062】そこで、本第2の実施形態では、先に説明
したLの彩度判定信号JLを使用して、Ca,Cbの判
定色空間を変化させることによって、明度が小さい部分
或いは/及び大きい部分での誤判定を防ぐものである。
【0063】本第2の実施形態の目的を達成させるため
には、図8(A),(B)のように、明度Lが小さい
(或いは大きい)ときには判定領域は小さく、明度Lが
その範囲内にある場合には、判定領域を大きくするよう
にスライスを変更する。
【0064】先に説明したように、閾値sl_L1<明
度L<閾値sl_L2の場合、JL=0となり、それ以
外の、明度が小さい場合と大きい場合ではJL=1にな
る。
【0065】そこで、 JL=0 の場合、 sl_S=m JL=1 の場合、 sl_S=n (ただし m>nとする) (S<sl_Sのとき) KC=無彩色 (sl_s≦Sのとき) KC=有彩色 … 式(10) こうすることによって、図8(A),(B)のような判
定空間となるため、明度が小さい部分での無彩色/有彩
色の誤判定を防ぐことができる。
【0066】本第2の実施形態では、Ca,Cbの判定
用色空間の変化と、Lに関するCa,Cbの色空間の変
化を別々に示したが、無彩色/有彩色判定部では、L,
Ca,Cbをそれぞれ入力を行うので、両方を合わせた
形で、判定用色空間を作ることも可能である。また、こ
のようにすることよって、より正確な色判定を行うこと
が可能となる。
【0067】<第3の実施形態>次に第3の実施形態を
説明する。先に説明したように、式(2)によって、一
律に、無彩色/有彩色の判定を1画素ごとにCa1,C
b1の値を使用して求めた彩度S(=(Ca1^2+Cb
1^2)^0.5)に関し、予め決められた閾値ρを用いて前
述の式(3)、すなわち、 (S<ρのとき) KC=無彩色 (ρ≦Sのとき) KC=有彩色 で判定を行うと、入力画像がスキャナ等から入力した場
合、その信号にノイズが入ったり、スキャナの振動等の
影響で色ズレが起こった場合など、正確な色判定を行う
ことができない。
【0068】そこで、本第3の実施形態ではデータ遅延
用のメモリを利用し、複数の画素の値を積分し、判定に
使用することによって、ノイズや色ズレの影響を軽減
し、より正確な色判定を行う。これによって、ノイズや
色ズレの影響をおさえ、より正確な色判定を行うことを
可能とする。ただし、その半面、有彩色の下地に黒文字
で書かれている原稿を入力した場合、複数画素で加重積
算を行うために黒文字のL,Ca,Cb成分の特徴が下
地の有彩色のL,Ca,Cb成分の特徴によって打ち消
され、正確に無彩色と判定されず誤判定を起こす可能性
もあり、結果的に、有彩色中の黒文字の再現が悪くなっ
てしまうという問題が発生する。
【0069】そこで更に、本第3の実施形態では、1画
素ごとの色判定結果と、加重積分を行った色判定結果の
両方を利用することによって、より正確な色判定を行う
ことを可能とする。
【0070】以下、図9をもとにして、本発明に係る第
3の実施形態を詳細に説明する。なお、図1と同じ番号
のついている手段に関しては、同等の働きをするものと
し、その説明は省略する。従って、以下では図1と異な
る点につき説明する。
【0071】さて、本第3の実施形態では、彩度抽出手
段と、無彩色/有彩色判定手段とをまとめて、図10に
示すように色判定手段140とする。色判定手段140
は、3ライン分のCa1,Cb1,L1を入力値とし、
判定対象画素に関する彩度信号S、無彩色/有彩色判定
信号KCを出力するものとする。
【0072】図10を用いて、本発明の遅延手段103
Cについて説明する。第1の色空間変換手段102から
出力された明度信号L1および色度信号Ca1,Cb1
は、遅延手段103Cのラインメモリ11〜14によっ
て、明度信号L1に対し4ライン、ラインメモリ15,
16によって、明度信号の中心画素に同期させるため、
色度信号Ca1に対し2ライン、ラインメモリ15,1
6によって、色度信号Cb1に対し2ライン分の信号が
記憶される。
【0073】今、中心ラインをjラインとすると明度に
対してはj−2,j−1,j,j+1ラインが記憶さ
れ、結果的に現在のラインj+2を含めた5ライン分の
明度信号が出力される。
【0074】一方、色度信号Ca1に対しては、遅延手
段103Cのラインメモリ15,16によってj,j+
1ラインが記憶され現在のラインj+2を含めた3ライ
ン分の色度信号Ca1が出力される。色度信号Cb1に
対しても、同様にして、j,j+1ラインが記憶され現
在のラインj+2を含めた3ライン分の色度信号Cb1
が出力される。
【0075】本第3の実施形態では、彩度信号Sや無彩
色/有彩色判定信号KCの算出に当たって、j+2,j
+1,jラインの3ライン分データL1,Ca1、Cb
1を用い、注目画素をj+1ラインとして空間的な処理
を行う。
【0076】図11は、第3の実施形態における色判定
手段140のブロック構成図を示している。
【0077】色判定手段140の内部にある、明度判定
手段1101は、先に説明した第2の実施形態における
明度判定手段61と同様の判定を行う。つまり、入力し
た注目画素に対する明度Lが、L,Ca,Cb色空間に
おける中間的な範囲になる場合にはJL1=0、明度が
ある程度より小さい場合及び大きい場合にはJL1=1
となる信号を出力する。また、無彩色/有彩色判定手段
1102も、第2の実施形態における無彩色/有彩色判
定手段63と同様の判定を行い、注目画素に関して1画
素ずつ無彩色/有彩色の判定を行い、判定信号KC1を
出力する。
【0078】その判定結果は、遅延手段1103によっ
て複数ラインの遅延を行い、無彩色/有彩色判定手段1
110へ、3×3の合計9個のKC1信号を供給する。
このため、遅延手段1103は図12に示す構成となっ
ている。
【0079】3×3スムージング手段1104〜110
6では、第1の実施形態と同様に、遅延用メモリを使用
して、加重積分を行う。
【0080】彩度量抽出手段1108は、加重積分され
たCa1_SM,Cb1_SMに基づき第1の実施形態
と同様の処理を行ない、彩度信号Sを出力する。ここで
算出されるSは、j+1ラインに対する出力であるた
め、これを1ライン遅延した信号をSとして出力する。
【0081】また、明度判定手段1107では、加重積
分された明度信号L1_SMに基づき、明度判定手段1
101と同様に信号JL2を出力する。
【0082】無彩色/有彩色判定手段1109では図1
3のように、Ca,Cbの色空間上で明らかに無彩色で
ある部分、明らかに有彩色である部分、その中間部分の
3つのエリアに切り分ける。
【0083】 と設定する。
【0084】ここで、閾値m、nの値は、明度判定手段
1107からの信号JL2に応じて変動する。すなわ
ち、 JL2=0の場合には n=n0、m=m0 JL2=1の場合には n=n1、m=m1 ここで、n0>n1、m0>m1である。
【0085】JL2=1というのは、加重積分されたL
1_SMの値がある程度以下(ある程度以上暗い場
合)、或いはある程度以上の場合(ある程度明るい場
合)に相当し、JL2=0の場合には、その中間位置に
ある場合を示している。
【0086】こうして、無彩色/有彩色判定手段111
0には、遅延手段1103からの3×3の信号KC1
と、無彩色/有彩色判定手段1109から出力されたj
+1ラインに対するKC2を1ライン遅延させることで
得た注目画素位置に対する信号KC2が同期して供給さ
れることになる。
【0087】無彩色/有彩色判定手段1110では、こ
れらの信号に基づき、最終的な無彩色/有彩色判定結果
を示す信号KCを生成し、出力する。その条件は以下の
通りである。 ・無彩色/有彩色判定手段1109の判定結果KC2
が、無彩色を示している場合→出力信号KCは無彩色 ・無彩色/有彩色判定手段1109の判定結果KC2
が、有彩色を示している場合→出力信号KCは有彩色 ・無彩色/有彩色判定手段1109の判定結果KC2
が、中間部である場合(有彩色もしくは無彩色のいずれ
かに絞りこむことができない場合)→無彩色/有彩色判
定手段1103の判定結果KC1(3×3のKC1エリ
ア)で見て、9画素のうち過半数が無彩色である場合に
は、出力信号KCを無彩色、9画素のうち過半数が有彩
色である場合には出力信号KCを有彩色とする。
【0088】以上の如く、本第3の実施形態では、1画
素ずつの判定結果をエリア処理するために遅延用メモリ
1103、KC1,KC2及びSの同期をとるためライ
ンメモリを使用しているが、図14のように、遅延手段
103Cから出力されたL1,Ca1,Cb1のj+
2,j+1,jの3ライン分のデータを使用してそれぞ
れ明度判定、無彩色/有彩色判定を行う構成にすること
によって、前記メモリは使用せずに済みコストの軽減を
図ることができる。
【0089】以上説明したように本第1〜第3の実施形
態に従えば、ノイズや色ズレの影響をおさえ、より正確
な色判定を行うことが可能となり、黒文字周辺の色ズレ
部分、誤判定をしやすい部分での誤判定を無くすことに
より、より高品質なカラー画像が実現できる。
【0090】なお、カラー画像を形成する手段について
は特に説明しなかったが、たとえばレーザビームプリン
タであっても良いし、インクジェットプリンタ等の他の
方式であっても良い。また、レーザビームプリンタであ
ればPWM等の手法を活用することで、最終的に得られ
たC4、M4、Y4及びK4のデータに従い印刷すれば
良いし、2値化する場合にはそれらの信号を公知の2値
化手段(たとえばディザ法や誤差拡散法等)で行ない、
その後に印刷すれば良い。
【0091】また、実施形態では、主として複写機に適
用させた場合を説明したが、画像データの入力元は、最
初はイメージスキャナであったとしても、中間的に記憶
媒体を介して入力する場合や回線を介して入力する場合
においても適用できるので上記実施形態によって本発明
が限定されるものではない。また、出力手段もプリンタ
にダイレクトに出力するのではなく、記憶媒体に出力さ
せたり、回線を介して相手端末(たとえばファクシミリ
装置)に伝送しても構わない。
【0092】従って、本発明は、複数の機器(例えばホ
ストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装
置など)に適用してもよいことになる。
【0093】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、パーソナルコンピュータ等のシステ
ム機器あるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読出し実行することに
よっても、達成されることは言うまでもない。
【0094】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0095】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0096】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0097】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力したカラー画像データにおける個々の画素の無彩色
/有彩色を精度良く判定することが可能になる。
【0099】従って、入力カラー画像に含まれるノイズ
や、イメージスキャナ等の色ずれの影響を抑えることが
可能になり、たとえば印刷する場合には高品質な画像を
出力することも可能になる。
【0100】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における装置ブロック構成図で
ある。
【図2】図1における遅延手段103B近傍のブロック
構成図である。
【図3】第1の実施形態における色判定手段120のブ
ロック構成図である。
【図4】色判定手段120におけるスムージング用加重
平均係数を示す図である。
【図5】第2の実施形態における装置のブロック構成図
である。
【図6】図5における色判定手段130のブロック構成
図である。
【図7】第2の実施形態におおける、色領域毎による閾
値がおよぶ範囲を示す図である。
【図8】第2の実施形態おける明度範囲による閾値がお
よぶ範囲を示す図である。
【図9】第3の実施形態における装置のブロック構成図
である。
【図10】図9における遅延手段103C近傍のブロッ
ク構成図である。
【図11】図9における色判定手段140のブロック構
成図である。
【図12】図11における遅延手段1103のブロック
構成図である。
【図13】図11における無彩色/有彩色判定手段11
09での判定結果の分布を示す図である。
【図14】第3の実施形態における色判定手段の他のブ
ロック構成図を示す図である。
【図15】図1における空間フィルタ係数記憶手段11
2に記憶されているフィルタを示す図である。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 明度信号と色度信号によって表される色
    空間のカラー画像データに基づき、画素単位の属性を判
    定する画像処理装置であって、 前記色度信号を所定エリア単位に入力する入力手段と、 入力された前記所定エリア内の色度信号に基づいて彩度
    量を演算する演算手段と、 当該演算によって得られた彩度量に基づいて注目画素が
    無彩色か有彩色かを判定する判定手段とを備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記判定手段の結果に基づいて入
    力したカラー画像データに対する処理を切り替える切り
    換え手段を備えることを特徴とする請求項第1項に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、 入力した所定エリアの色度信号に基づいて注目画素の色
    度に対する加重平均値を算出し、当該再出された加重平
    均値に基づいて彩度量を演算することを特徴とする請求
    項第1項に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 更に、 原稿画像をカラー画像データとして読み取る読み取り手
    段と、 読み取られたカラー画像データを明度信号と色度信号に
    変換する変換手段とを備え、当該変換手段で得られた明
    度及び色度信号を前記入力手段で入力することを特徴と
    する請求項第1項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 明度信号と色度信号によって表される色
    空間のカラー画像データに基づき、各画素単位の属性を
    判定する画像処理装置であって、 前記色度信号に基づいて彩度量を演算する演算手段と、 前記色度信号に基づいて、注目画素が所定色領域に属す
    るか否かを判定する第1の判定手段と、 該第1の判定手段の判定結果に基づいて、閾値を設定す
    る閾値設定手段と、 記演算手段で演算された彩度量と前記閾値設定手段で設
    定された閾値とを比較し、注目画素が無彩色か有彩色か
    を判定する第2の判定手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の判定手段は、注目画素の色が
    青、緑色領域にあるか否かを判定することを特徴とする
    請求項第5項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 明度信号と色度信号によって表される色
    空間のカラー画像データに基づき、各画素単位の属性を
    判定する画像処理装置であって、 前記色度信号に基づいて彩度量を演算する演算手段と、 前記明度信号に基づいて、注目画素の明度の度合を判定
    する判定手段と、 該判定手段の判定結果に基づいて、閾値を設定する閾値
    設定手段と、 記演算手段で演算された彩度量と前記閾値設定手段で設
    定された閾値とを比較し、注目画素が無彩色か有彩色か
    を判定する判定手段とを備えることを特徴とする画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記判定手段は、注目画素の明度が所定
    以上且つ所定以下の中間的な明度領域にあるか否かを判
    定することを特徴とする請求項第7項に記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 明度信号と色度信号によって表される色
    空間のカラー画像データに基づき、各画素単位の属性を
    判定する画像処理装置であって、 第1、第2の無彩色/有彩色判定手段を備え、 第1の無彩色/有彩色判定手段は、 前記色度信号に基づいて彩度量を演算する演算手段と、 前記色度信号に基づいて、注目画素が所定色領域に属す
    るか否かを判定する第1の判定手段と、 該第1の判定手段によって注目画素が所定色領域に属す
    ると判定した場合、第1の閾値を設定する第1の閾値設
    定手段と、 記演算手段で演算された彩度量と前記第1の閾値設定手
    段で設定された閾値とに基づいて注目画素が無彩色か有
    彩色かを判定する第2の判定手段とを備え、 第2の無彩色有彩色判定手段は、 前記第1の判定手段によって注目画素が所定色領域に属
    しないと判定した場合に、 前記明度信号に基づいて、注目画素の明度の度合を判定
    する第3の判定手段と、 該第2の判定手段の判定結果に基づいて、閾値を設定す
    る第2の閾値設定手段と、 記演算手段で演算された彩度量と前記第2の閾値設定手
    段で設定された閾値とを比較し、注目画素が無彩色か有
    彩色かを判定する第4の判定手段とを備えることを特徴
    とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の判定手段は、注目画素の色
    が青、緑色領域にあるか否かを判定することを特徴とす
    る請求項第9項に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第3の判定手段は、注目画素の明
    度が所定以上且つ所定以下の中間的な明度領域にあるか
    否かを判定することを特徴とする請求項第9項に記載の
    画像処理装置。
  12. 【請求項12】 更に、 前記第3、或いは第4の判定手段で判定された結果を記
    憶する記憶手段と、 注目画素周辺の複数の色度信号に基づいて注目画素位置
    における平均彩度量を演算する平均彩度量演算手段と、 演算された平均彩度量に基づいて、注目画素が無彩色
    か、有彩色か、或いはその中間位置にあるかを識別する
    識別手段と、 該識別手段でもって有彩色或いは無彩色として識別され
    た場合には、当該識別結果を出力し、中間位置にあると
    識別された場合には、前記記憶手段に記憶されている注
    目画素周辺の複数の判定結果に基づいて注目画素の無彩
    色/有彩色を判定する第3の無彩色/有彩色判定手段と
    を備えることを特徴とする請求項第9項に記載の画像処
    理装置。
  13. 【請求項13】 更に、注目画素周辺の複数の明度信号
    に基づいて、注目画素位置における平均明度を演算する
    平均明度演算手段と、 演算して得られた平均明度に基づき、前記識別手段にお
    ける無彩色、有彩色、その中間位置にあるか否かを識別
    するための閾値を調整する閾値調整手段とを備えること
    を特徴とする請求項第12項に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 明度信号と色度信号によって表される
    色空間のカラー画像データに基づき、画素単位の属性を
    判定する画像処理方法であって、 前記色度信号を所定エリア単位に入力する入力工程と、 入力された前記所定エリア内の色度信号に基づいて彩度
    量を演算する演算工程と、 当該演算によって得られた彩度量に基づいて注目画素が
    無彩色か有彩色かを判定する判定工程とを備えることを
    特徴とする画像処理方法。
  15. 【請求項15】 更に、前記判定工程の結果に基づいて
    入力したカラー画像データに対する処理を切り替える切
    り換え工程を備えることを特徴とする請求項第14項に
    記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記演算工程は、 入力した所定エリアの色度信号に基づいて注目画素の色
    度に対する加重平均値を算出し、当該再出された加重平
    均値に基づいて彩度量を演算することを特徴とする請求
    項第14項に記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 更に、 原稿画像をカラー画像データとして読み取る読み取り工
    程と、 読み取られたカラー画像データを明度信号と色度信号に
    変換する変換工程とを備え、当該変換工程で得られた明
    度及び色度信号を前記入力工程で入力することを特徴と
    する請求項第14項に記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 明度信号と色度信号によって表される
    色空間のカラー画像データに基づき、各画素単位の属性
    を判定する画像処理方法であって、 前記色度信号に基づいて彩度量を演算する演算工程と、 前記色度信号に基づいて、注目画素が所定色領域に属す
    るか否かを判定する第1の判定工程と、 該第1の判定工程の判定結果に基づいて、閾値を設定す
    る閾値設定工程と、 記演算工程で演算された彩度量と前記閾値設定工程で設
    定された閾値とを比較し、注目画素が無彩色か有彩色か
    を判定する第2の判定工程とを備えることを特徴とする
    画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の判定工程は、注目画素の色
    が青、緑色領域にあるか否かを判定することを特徴とす
    る請求項第18項に記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 明度信号と色度信号によって表される
    色空間のカラー画像データに基づき、各画素単位の属性
    を判定する画像処理方法であって、 前記色度信号に基づいて彩度量を演算する演算工程と、 前記明度信号に基づいて、注目画素の明度の度合を判定
    する判定工程と、 該判定工程の判定結果に基づいて、閾値を設定する閾値
    設定工程と、 記演算工程で演算された彩度量と前記閾値設定工程で設
    定された閾値とを比較し、注目画素が無彩色か有彩色か
    を判定する判定工程とを備えることを特徴とする画像処
    理方法。
  21. 【請求項21】 前記判定工程は、注目画素の明度が所
    定以上且つ所定以下の中間的な明度領域にあるか否かを
    判定することを特徴とする請求項第20項に記載の画像
    処理方法。
  22. 【請求項22】 明度信号と色度信号によって表される
    色空間のカラー画像データに基づき、各画素単位の属性
    を判定する画像処理方法であって、 第1、第2の無彩色/有彩色判定工程を備え、 第1の無彩色/有彩色判定工程は、 前記色度信号に基づいて彩度量を演算する演算工程と、 前記色度信号に基づいて、注目画素が所定色領域に属す
    るか否かを判定する第1の判定工程と、 該第1の判定工程によって注目画素が所定色領域に属す
    ると判定した場合、第1の閾値を設定する第1の閾値設
    定工程と、 記演算工程で演算された彩度量と前記第1の閾値設定工
    程で設定された閾値とに基づいて注目画素が無彩色か有
    彩色かを判定する第2の判定工程とを備え、 第2の無彩色有彩色判定工程は、 前記第1の判定工程によって注目画素が所定色領域に属
    しないと判定した場合に、 前記明度信号に基づいて、注目画素の明度の度合を判定
    する第3の判定工程と、 該第2の判定工程の判定結果に基づいて、閾値を設定す
    る第2の閾値設定工程と、 記演算工程で演算された彩度量と前記第2の閾値設定工
    程で設定された閾値とを比較し、注目画素が無彩色か有
    彩色かを判定する第4の判定工程とを備えることを特徴
    とする画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記第1の判定工程は、注目画素の色
    が青、緑色領域にあるか否かを判定することを特徴とす
    る請求項第22項に記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記第3の判定工程は、注目画素の明
    度が所定以上且つ所定以下の中間的な明度領域にあるか
    否かを判定することを特徴とする請求項第22項に記載
    の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 更に、 前記第3、或いは第4の判定工程で判定された結果を記
    憶する記憶工程と、 注目画素周辺の複数の色度信号に基づいて注目画素位置
    における平均彩度量を演算する平均彩度量演算工程と、 演算された平均彩度量に基づいて、注目画素が無彩色
    か、有彩色か、或いはその中間位置にあるかを識別する
    識別工程と、 該識別工程でもって有彩色或いは無彩色として識別され
    た場合には、当該識別結果を出力し、中間位置にあると
    識別された場合には、前記記憶工程に記憶されている注
    目画素周辺の複数の判定結果に基づいて注目画素の無彩
    色/有彩色を判定する第3の無彩色/有彩色判定工程と
    を備えることを特徴とする請求項第22項に記載の画像
    処理方法。
  26. 【請求項26】 更に、注目画素周辺の複数の明度信号
    に基づいて、注目画素位置における平均明度を演算する
    平均明度演算工程と、 演算して得られた平均明度に基づき、前記識別工程にお
    ける無彩色、有彩色、その中間位置にあるか否かを識別
    するための閾値を調整する閾値調整工程とを備えること
    を特徴とする請求項第25項に記載の画像処理方法。
  27. 【請求項27】 明度信号と色度信号によって表される
    色空間のカラー画像データに基づき、画素単位の属性を
    判定するプログラムコードを記憶した記憶媒体であっ
    て、 前記色度信号を所定エリア単位に入力する入力工程のプ
    ログラムコードと、 入力された前記所定エリア内の色度信号に基づいて彩度
    量を演算する演算工程のプログラムコードと、 当該演算によって得られた彩度量に基づいて注目画素が
    無彩色か有彩色かを判定する判定工程のプログラムコー
    ドとを備えることを特徴とする記憶媒体。
  28. 【請求項28】 更に、前記判定工程の結果に基づいて
    入力したカラー画像データに対する処理を切り替える切
    り換え工程のプログラムコードを備えることを特徴とす
    る請求項第27項に記載の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記演算工程は、 入力した所定エリアの色度信号に基づいて注目画素の色
    度に対する加重平均値を算出し、当該再出された加重平
    均値に基づいて彩度量を演算することを特徴とする請求
    項第27項に記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 更に、 原稿画像をカラー画像データとして読み取る読み取り工
    程のプログラムコードと、 読み取られたカラー画像データを明度信号と色度信号に
    変換する変換工程のプログラムコードとを備え、当該変
    換工程で得られた明度及び色度信号を前記入力工程で入
    力することを特徴とする請求項第27項に記載の記憶媒
    体。
  31. 【請求項31】 明度信号と色度信号によって表される
    色空間のカラー画像データに基づき、各画素単位の属性
    を判定する記憶媒体であって、 前記色度信号に基づいて彩度量を演算する演算工程のプ
    ログラムコードと、 前記色度信号に基づいて、注目画素が所定色領域に属す
    るか否かを判定する第1の判定工程のプログラムコード
    と、 該第1の判定工程の判定結果に基づいて、閾値を設定す
    る閾値設定工程のプログラムコードと、 記演算工程で演算された彩度量と前記閾値設定工程で設
    定された閾値とを比較し、注目画素が無彩色か有彩色か
    を判定する第2の判定工程のプログラムコードとを備え
    ることを特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記第1の判定工程は、注目画素の色
    が青、緑色領域にあるか否かを判定することを特徴とす
    る請求項第31項に記載の記憶媒体。
  33. 【請求項33】 明度信号と色度信号によって表される
    色空間のカラー画像データに基づき、各画素単位の属性
    を判定する記憶媒体であって、 前記色度信号に基づいて彩度量を演算する演算工程のプ
    ログラムコードと、 前記明度信号に基づいて、注目画素の明度の度合を判定
    する判定工程のプログラムコードと、 該判定工程の判定結果に基づいて、閾値を設定する閾値
    設定工程のプログラムコードと、 記演算工程で演算された彩度量と前記閾値設定工程で設
    定された閾値とを比較し、注目画素が無彩色か有彩色か
    を判定する判定工程のプログラムコードとを備えること
    を特徴とする記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記判定工程は、注目画素の明度が所
    定以上且つ所定以下の中間的な明度領域にあるか否かを
    判定することを特徴とする請求項第33項に記載の記憶
    媒体。
  35. 【請求項35】 明度信号と色度信号によって表される
    色空間のカラー画像データに基づき、各画素単位の属性
    を判定する記憶媒体であって、 第1、第2の無彩色/有彩色判定工程のプログラムコー
    ドを備え、 第1の無彩色/有彩色判定工程は、 前記色度信号に基づいて彩度量を演算する演算工程のプ
    ログラムコードと、 前記色度信号に基づいて、注目画素が所定色領域に属す
    るか否かを判定する第1の判定工程のプログラムコード
    と、 該第1の判定工程によって注目画素が所定色領域に属す
    ると判定した場合、第1の閾値を設定する第1の閾値設
    定工程のプログラムコードと、 記演算工程で演算された彩度量と前記第1の閾値設定工
    程で設定された閾値とに基づいて注目画素が無彩色か有
    彩色かを判定する第2の判定工程のプログラムコードと
    を備え、 第2の無彩色有彩色判定工程は、 前記第1の判定工程によって注目画素が所定色領域に属
    しないと判定した場合に、 前記明度信号に基づいて、注目画素の明度の度合を判定
    する第3の判定工程のプログラムコードと、 該第2の判定工程の判定結果に基づいて、閾値を設定す
    る第2の閾値設定工程のプログラムコードと、 記演算工程で演算された彩度量と前記第2の閾値設定工
    程で設定された閾値とを比較し、注目画素が無彩色か有
    彩色かを判定する第4の判定工程のプログラムコードと
    を備えることを特徴とする記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記第1の判定工程は、注目画素の色
    が青、緑色領域にあるか否かを判定することを特徴とす
    る請求項第35項に記載の記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記第3の判定工程は、注目画素の明
    度が所定以上且つ所定以下の中間的な明度領域にあるか
    否かを判定することを特徴とする請求項第35項に記載
    の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 更に、 前記第3、或いは第4の判定工程で判定された結果を記
    憶する記憶工程のプログラムコードと、 注目画素周辺の複数の色度信号に基づいて注目画素位置
    における平均彩度量を演算する平均彩度量演算工程のプ
    ログラムコードと、 演算された平均彩度量に基づいて、注目画素が無彩色
    か、有彩色か、或いはその中間位置にあるかを識別する
    識別工程のプログラムコードと、 該識別工程でもって有彩色或いは無彩色として識別され
    た場合には、当該識別結果を出力し、中間位置にあると
    識別された場合には、前記記憶工程に記憶されている注
    目画素周辺の複数の判定結果に基づいて注目画素の無彩
    色/有彩色を判定する第3の無彩色/有彩色判定工程の
    プログラムコードとを備えることを特徴とする請求項第
    35項に記載の記憶媒体。
  39. 【請求項39】 更に、 注目画素周辺の複数の明度信号に基づいて、注目画素位
    置における平均明度を演算する平均明度演算工程のプロ
    グラムコードと、 演算して得られた平均明度に基づき、前記識別工程にお
    ける無彩色、有彩色、その中間位置にあるか否かを識別
    するための閾値を調整する閾値調整工程のプログラムコ
    ードとを備えることを特徴とする請求項第38項に記載
    の記憶媒体。
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