JPH1042568A - 電流形変換器の制御装置 - Google Patents

電流形変換器の制御装置

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JPH1042568A
JPH1042568A JP8195907A JP19590796A JPH1042568A JP H1042568 A JPH1042568 A JP H1042568A JP 8195907 A JP8195907 A JP 8195907A JP 19590796 A JP19590796 A JP 19590796A JP H1042568 A JPH1042568 A JP H1042568A
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JP8195907A
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Satoru Ota
悟 大田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流形変換器をPWM制御することによって
高調波を低減することができるが、スイッチング回数が
増えると、素子の損失も増える。 【解決手段】 電流形変換器の制御装置を自己消弧素子
に該素子に対する 120°パルスと該素子と同一アームで
対の関係にある素子の 120°パルスの0°〜60°期間中
のバイパスパルスとを合成して、ゲートパルスパターン
を与えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己消弧素子を用
いた電流形変換器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電流形変換器は一般的にその出力電流が
方形波となるが、電流波形が方形となると、高調波が発
生する等の問題が生じる。そのため、パルス幅変調(以
下PWMと称す)制御を行なう等してその改善を行なっ
ている。
【0003】図15は電流形変換器の主回路構成図であ
り、交流回路1と、フィルタコンデンサ2と、自己消弧
素子SU 乃至SZ からなる電流形変換器3と、直流リア
クトル4と、直流電源5と、電流形変換器3の制御を行
なうPWM制御回路6とからなる。
【0004】図16に従来のPWM制御のパルスパターン
を示す。ここでは、三角波比較により生成する方法で説
明する。三角波Tr は、 120°周期の三角波(正確には
三角台形波)で、Q1 はこの三角波Tr に同期した 120
°パルスである。Q2 は三角波Tr と電流指令値Iref
とを比較して、三角形Tr より電流指令値Iref が大き
いときに“1”となる信号で、Q3 は三角波Tr と電流
指令値Iref とを比較して、三角波Tr より電流指令値
ref が小さいときに“1”となる信号である。
【0005】これらQ1 乃至Q3 は図17のロジックに入
力することでゲートパルスQ4 が得られる。このような
制御方法については半導体電力変換回路第6章自励式イ
ンバータ:電気学会に記載されており、図16のように3
パルスのPWM制御を行なうには、各相のゲートパルス
信号も1周期に3パルス必要となり、同様に5パルスの
PWM制御時にはゲートパルス信号も5パルス、Nパル
スのPWM制御時にはゲートパルス信号もNパルス必要
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電流形変換器において
は、PWM制御を行うことにより、高調波は低減できる
がパルス波が多くなるに従い、スイッチング回数が多く
なりこれにより素子のスイッチング損失やスナバ損失が
増えるという問題が発生する。
【0007】また、半導体素子には、最小ターンオン時
間、最小ターンオフ時間が存在するが、PWM制御を用
いるとパルス数に比例してスイッチング回数が増加する
ため、最小ターンオン時間、最小ターンオフ時間を確保
する回数が多くなり可制御範囲が狭くなる。これは低速
の半導体素子を用いたときに顕著となる。
【0008】更に従来のPWM制御では、各相間に流れ
る電流を個別に制御することは困難であった。よって本
発明は、PWM制御を用いて高調波成分の含有率が小さ
い正弦波状の出力電圧、出力電流が得られ、かつ損失が
小さく、可制御範囲が広く、相間電流の制御が容易な電
流形変換器の制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電流形変換器の制御装置では、電流形変換器を構成する
自己消弧素子のゲート信号を生成するために、該素子に
対する 120°のパルス幅を持った 120°パルスパターン
と該素子と同一アーム上で対の関係にある自己消弧素子
に対する 120°パルスパターンの所定期間中の搬送波と
電流指令との比較により求められるバイパスパルスパタ
ーンとを合成してゲートパルスパターンを得る。このよ
うにして得られたゲートパルスパターンによりスイッチ
ングを行なうと、2n−1パルスのPWM制御を行なう
ときには、自己消弧素子のスイッチング回数はn回とす
ることができる。
【0010】本発明の請求項2に係る電流形変換器の制
御装置では、電流形変換器を構成する自己消弧素子のゲ
ート信号を生成するために、各自己消弧素子に対して 1
20°のパルス幅を持った 120°パルスパターンと、搬送
波とそれぞれ異なる電流指令とを比較して各アームの自
己消弧素子に対するバイパスパルスパターンとを生成
し、該素子に対する 120°パルスパターンと該素子と同
一アーム上で対の関係にある自己消弧素子に対する 120
°パルスパターンの所定期間中の該素子に対するバイパ
スパルスパターンとを合成してゲートパルスパターンを
得る。このようにして得られたゲートパルスパターンに
よりスイッチングを行なうと、相間電流の大きさを個別
に制御することができる。
【0011】本発明の請求項3に係る電流形変換器の制
御装置では、素子に対するゲート信号を生成する際、バ
イパスパルスを合成する期間は該素子と同一アーム上で
対の関係にある自己消弧素子に対する 120°パルスパタ
ーンの0°乃至60°期間とすることで請求項1または請
求項2と同様の効果を得ることができる。
【0012】本発明の請求項4に係る電流形変換器の制
御装置では、素子に対するゲート信号を生成する際、バ
イパスパルスを合成する期間を該素子と同一アーム上で
対の関係にある自己消弧素子に対する 120°パルスパタ
ーンの60°乃至 120°期間とすることで請求項1または
請求項2と同様の効果を得ることができる。
【0013】本発明の請求項5に係る電流形変換器の制
御装置では、バイパスパルスパターンのパルス幅に制限
を加えることで、自己消弧素子の最小ターンオン時間、
最小ターンオフ時間を確実に確保することができる。
【0014】本発明の請求項6に係る電流形変換器の制
御装置では、 120°パルスパターンの立下がりに遅延を
加えることで変換器が転流する際に直流側回路が開放す
るのを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の制御装置のブロック図である。図1において、
三角波発生回路11には三角波を生成するために必要なク
ロック信号CLが入力されパルス幅変調を行なうための
三角波Q1 が生成される。三角波の周期を変えることで
PWMのパルス数を変えることができ、三角波の周期を
60°にすると3パルスPWMとなり、30°にすると5パ
ルスPWMとなる。
【0016】電流指令値演算回路12には電流指令値EC
が入力され電流指令値EC に比例した信号Q2 が出力さ
れる。 120°パルス発生回路13は三角波Q1 を入力とし
120°のパルスパターンQ3 を出力する。コンパレータ
14は三角波Q1 と電流指令信号Q2 とを入力として比較
を行ないバイパスパルスパターンQ4 を生成する。パル
スパターン合成回路15はパルスパターンQ3 とバイパス
パルスパターンQ4 とを入力とし合成して各素子のゲー
トに印加するゲートパルスパターンを生成する。
【0017】次に図2のタイムチャートを参照してゲー
トパルスパターンの生成について説明する。120°パル
ス発生回路13により生成されたパルスパターンQ3U乃至
3Zとコンパレータ14により生成されたバイパスパルス
4U乃至Q4Zは図3に示すパルスパターン合成回路15の
ロジックで合成されゲートパルスパターンPU 乃至PZ
が生成される。
【0018】U相のゲートパルスパターンの場合、U相
の 120°パルスパターンQ3Uが1のとき1となり、また
X相の 120°パルスパターンQ3XとV相の 120°パルス
パターンQ3VとバイパスパルスパターンQ4Uが共に1の
とき1となる。このU相のゲートパルスパターンPU
図2のPU のようになっている。
【0019】同様にして各相のゲートパルスパターンが
生成され、これらのゲートパルスパターンを自己消弧素
子SU 乃至SZ に印加することによって、図2に示す各
相電流ia 乃至ic を得ることができる。
【0020】ここで図2の相電流ia の生成を例にして
各相電流の生成を説明する。相電流ia の期間d1 は自
己消弧素子SU とSY が点弧しているため、ia は正の
電流が流れる。期間d2 になると自己消弧素子SU と対
の関係にある自己消弧素子SX が点弧するため、直流電
流は自己消弧素子SU から自己消弧素子SUへバイパス
してしまい出力電流は零となる。
【0021】期間d3 においては自己消弧素子SU とS
Y 、その後自己消弧素子SU とSZが順次点弧するため
a に正の電流が流れる。期間d4 では自己消弧素子S
U とSZ が点弧しているが、自己消弧素子SZ と対の関
係にある自己消弧素子SW も点弧するため、直流電流は
自己消弧素子SZ から自己消弧素子SW へバイパスし、
a は零となる。期間d5 では自己消弧素子SU とSZ
が点弧しているため、ia に正の電流が流れる。
【0022】このように相電流を3パルスで生成するた
めには、各自己消弧素子の1周期間におけるスイッチン
グ回路が2回となる。これにより、スイッチング損失、
スナバ損失は従来と比べて2/3に減少し、更にスイッ
チング回数が減少したことにより、半導体素子の特性に
よる最小オン時間、最小オフ時間を確保する回数も減少
し、電流の可制御範囲を拡大することができる。
【0023】図4は三角波の周期を30°にした5パルス
PWMのタイムチャートであり、詳細な説明は省略する
が、相電流を5パルスとするには各自己消弧素子の1周
期間のスイッチング回数は3回となる。
【0024】次に本発明の第2の実施の形態の制御装置
について説明する。構成は第1の実施の形態とほぼ同一
で、パルスパターン合成回路15の内容がバイパスパルス
パターンQ4 を 120°パルスパターンの60°〜 120°の
期間に配置するように構成している点が異なっている。
【0025】図5のタイムチャートを参照してゲートパ
ルスパターンの生成について説明する。120°パルス発
生回路13により生成されたパルスパターンQ3U乃至Q3Z
とコンパレータ14により生成されたバイパスパルスQ4U
乃至Q4Zは図6に示すパルスパターン合成回路15のロジ
ックで合成されゲートパターンPU 乃至PZ が生成され
る。
【0026】U相のゲートパルスパターンの場合、U相
の 120°パルスパターンQ3Uが1のとき1となり、ま
た、X相の 120°パルスパターンQ3XとW相の 120°パ
ルスパターンQ3WとバイパスパルスパターンQ4Uが共に
1のとき1となる。このU相のゲートパルスパターンP
U は図5のPU のようになっている。
【0027】同様にして各相のゲートパルスパターンが
生成され、これらのゲートパルスパターンを自己消弧素
子SU 乃至SZ に印加することによって、図5に示す各
相電流ia 乃至ic を得ることができる。
【0028】ここで図5の相電流ia の生成を例にして
各相電流の生成について説明する。相電流ia の期間d
1 は自己消弧素子SU とSY が点弧しているため、ia
は正の電流が流れる。期間d2 になると自己消弧素子S
Y と対の関係にある自己消弧素子SV が点弧するため、
直流電流は自己消弧素子SY から自己消弧素子SVへバ
イパスしてしまい出力電流は零となる。
【0029】期間d3 においては自己消弧素子SU とS
Y 、その後自己消弧素子SU とSZが順次点弧するた
め、ia に正の電流が流れる。期間d4 では自己消弧素
子SUとSZ が点弧しているが、自己消弧素子SU と対
の関係にある自己消弧素子SXも点弧するため、直流電
流は自己消弧素子SU から自己消弧素子SX へバイパス
し、ia は零となる。期間d5 では自己消弧素子SU
Z が点弧しているため、ia に正の電流が流れる。
【0030】このように相電流を3パルスで生成するた
めには、各自己消弧素子の1周期間におけるスイッチン
グ回数は2回となる。これにより、スイッチング損失、
スナバ損失は従来と比べて2/3に減少し、更にスイッ
チング回数が減少したことにより、半導体素子の特性に
よる最小オン時間、最小オフ時間を確保する回数も減少
し、電流の可制御範囲を拡大することができる。
【0031】次に本発明の第3の実施の形態の制御装置
について説明する。図7は第3の実施の形態の制御装置
のブロック図であり、クロック信号CLを入力とし三角
波Q1 を生成する三角波発生回路11と、電流指令値ECA
を入力とし電流指令値ECAに比例した電流指令信号Q2A
を生成する電流指令値演算回路12Aと、電流指令値ECB
を入力とし電流指令値ECBに比例した電流指令信号Q2B
を生成する電流指令値演算回路12Bと、電流指令値ECC
を入力とし電流指令値ECCに比例した電流指令信号を生
成する電流指令値演算回路12Cとを有している。
【0032】更に、三角波Q1 を入力とし 120°のパル
スパターンQ3 を生成する 120°パルス発生回路13と、
三角波Q1 と電流指令信号Q2Aとを入力とし、比較を行
ないバイパスパルスパターンQ4Aを生成するコンパレー
タ14Aと、三角波Q1 と電流指令信号Q2Bとを入力とし
比較を行ないバイパスパルスパターンQ4Bを生成するコ
ンパレータ14Bと、三角波Q1 と電流指令信号Q2Cとを
入力とし比較を行ないバイパスパルスパターンQ4Cを生
成するコンパレータ14Cと、 120°パルスパターンQ3
とバイパスパルスパターンQ4A乃至Q4Cとを入力とし合
成して各素子のゲートに印加するゲートパルスパターン
U 乃至PZ を生成するパルスパターン合成回路15とを
有している。
【0033】図8のタイムチャートを参照してゲートパ
ルスパターンの生成について説明する。第3の実施の形
態では電流指令値が3つ存在している。電流指令値ECA
乃至ECCはそれぞれ電流指令値回路12A乃至12Cに入力
され、電流指令値Q2A乃至Q2Cとして出力される。
【0034】この電圧指令信号Q2A乃至Q2Cと三角波Q
1 とはコンパレータ14A乃至14Cで比較され、異なるパ
ルス幅のバイパスパルスパターンQ4A乃至Q4Cが生成さ
れる。図8ではQ4Aに対応するのがQ4U、Q4Xで、Q4B
に対応するのがQ4V、Q4Yで、Q4Cに対応するのが
4W、Q4Zである。
【0035】そして、 120°パルス発生回路13により生
成された 120°パルスパターンQ3U乃至Q3Zとコンパレ
ータ14A乃至14Cにより生成されたバイパスパルスパタ
ーンQ4U乃至Q4Zは図9に示すパルスパターン合成回路
15のロジックで合成されゲートパルスパターンPU 乃至
Z が生成される。
【0036】U相のゲートパルスパターンの場合、U相
の 120°パルスパターンQ3Uが1のとき1となり、ま
た、X相の 120°パルスパターンQ3XとV相の 120°パ
ルスパターンQ3VとバイパスパルスパターンQ4Uが共に
1のとき1となる。このU相のゲートパルスパターンP
U は図8のPU のようになっている。
【0037】同様にして各相のゲートパルスパターンが
生成され、これらのゲートパルスパターンを自己消弧素
子SU 乃至SZ に印加することによって、図8に示す各
相電流ia 乃至ic を得ることができる。
【0038】このとき、各相電流ia 乃至ic の波形は
正弦波状にはならないが、例えば図15に示した交流回路
1がΔ結線されたトランスと考えた場合、相間電流i
a-b 乃至ic-a は図8に示したように対象波形となる。
【0039】ここでは1例しか示さなかったが、電流指
令値ECA乃至ECCを変えることにより、相間電流ia-b
乃至ic-a の大きさも電流指令値ECA乃至ECCに比例し
て変えることができる。
【0040】以上のように構成することにより、出力電
流の相間電流を個別かつ容易に制御することができる。
次に本発明の第4の実施の形態の制御装置について説明
する。
【0041】図10は第4の実施の形態のブロック図であ
り、図1に示した第1の実施の形態と異なる点は電流指
令値演算回路の出力に上限、下限を設定するリミッタ16
を設けた点である。
【0042】リミッタ16により電流指令に上限、下限を
設定することにより、自己消弧素子の最小ターンオン時
間、最小ターンオフを確実に確保することができる。次
に本発明の第5の実施の形態の制御装置について説明す
る。
【0043】図11は第5の実施の形態のブロック図であ
り、図1に示した第1の実施の形態と異なる点はコンパ
レータ14に入力される三角波を変形させる三角波変形回
路17を設けた点である。
【0044】三角波変形回路17は図12に示すように三角
波の頂点付近を自己消弧素子の最小ターンオン時間、最
小ターンオフ時間を確保するように変形している。これ
により、自己消弧素子の最小ターンオン時間、最小ター
ンオフ時間を確実に確保することができる。
【0045】次に本発明の第6の実施の形態の制御装置
について説明する。図13は第6の実施の形態のブロック
図であり、図1に示した第1の実施の形態と異なる点は
120°パルス発生回路13の出力に遅延を加えるオフディ
レー回路18を設けた点である。
【0046】オフディレー回路18により 120°パルスパ
ターンに遅延を加えることにより、ゲートパルスパター
ンPU 乃至PZ は図14に示すようになり、変換器が転流
する際に直流回路が開放することを防止できる。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る電流形変換器の
制御装置では、電流形変換器を構成する自己消弧素子の
ゲート信号を生成するために、該素子に対する 120°の
パルス幅を持った 120°パルスパターンと該素子と同一
アーム上で対の関係にある自己消弧素子に対する 120°
パルスパターンの所定期間中の搬送波と電流指令との比
較により求められるバイパスパルスパターンとを合成し
てゲートパルスパターンを得る。このようにして得られ
たゲートパルスパターンによりスイッチングを行なう
と、2n−1パルスのPWM制御を行なうときには、自
己消弧素子のスイッチング回数はn回とすることができ
る。
【0048】本発明の請求項2に係る電流形変換器の制
御装置では、電流形変換器を構成する自己消弧素子のゲ
ート信号を生成するために、各自己消弧素子に対して 1
20°のパルス幅を持った 120°パルスパターンと、搬送
波とそれぞれ異なる電流指令とを比較して各アームの自
己消弧素子に対するバイパスパルスパターンとを生成
し、該素子に対する 120°パルスパターンと該素子と同
一アーム上で対の関係にある自己消弧素子に対する 120
°パルスパターンの所定期間中の該素子に対するバイパ
スパルスパターンとを合成してゲートパルスパターンを
得る。このようにして得られたゲートパルスパターンに
よりスイッチングを行なうと、相間電流の大きさを個別
に制御することができる。
【0049】本発明の請求項3に係る電流形変換器の制
御装置では、素子に対するゲート信号を生成する際、バ
イパスパルスを合成する期間は該素子と同一アーム上で
対の関係にある自己消弧素子に対する 120°パルスパタ
ーンの0°乃至60°期間とすることで請求項1または請
求項2と同様の効果を得ることができる。
【0050】本発明の請求項4に係る電流形変換器の制
御装置では、素子に対するゲート信号を生成する際、バ
イパスパルスを合成する期間を該素子と同一アーム上で
対の関係にある自己消弧素子に対する 120°パルスパタ
ーンの60°乃至 120°期間とすることで請求項1または
請求項2と同様の効果を得ることができる。
【0051】本発明の請求項5に係る電流形変換器の制
御装置では、バイパスパルスパターンのパルス幅に制限
を加えることで、自己消弧素子の最小ターンオン時間、
最小ターンオフ時間を確実に確保することができる。
【0052】本発明の請求項6に係る電流形変換器の制
御装置では、 120°パルスパターンの立下がりに遅延を
加えることで変換器が転流する際に直流側回路が開放す
るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の制御装置のブロッ
ク図。
【図2】本発明の第1の実施の形態のタイムチャート。
【図3】本発明の第1の実施の形態のパルスパターン合
成回路のロジック図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の5パルスPWM制
御のタイムチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態のタイムチャート。
【図6】本発明の第2の実施の形態のパルスパターン合
成回路のロジック図。
【図7】本発明の第3の実施の形態の制御装置のブロッ
ク図。
【図8】本発明の第3の実施の形態のタイムチャート。
【図9】本発明の第3の実施の形態のパルスパターン合
成回路のロジック図。
【図10】本発明の第4の実施の形態の制御装置のブロ
ック図。
【図11】本発明の第5の実施の形態の制御装置のブロ
ック図。
【図12】本発明の第5の実施の形態のタイムチャー
ト。
【図13】本発明の第6の実施の形態の制御装置のブロ
ック図。
【図14】本発明の第6の実施の形態のタイムチャー
ト。
【図15】電流形変換器の主回路構成図。
【図16】従来の制御装置のタイムチャート。
【図17】従来のゲートパルス生成のためのロジック
図。
【符号の説明】
1…交流回路 2…フィルタコンデンサ 3…変換器 4…直流リアクトル 5…直流電源 6…PWM制御回路 11…三角波発生回路 12…電流指令値演算回路 13… 120°パルス発生回路 14…コンパレータ 15…パルスパターン合成回路 16…リミッタ 17…三角波変形回路 18…オフディレー回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己消弧素子をブリッジ結線した電流形
    変換器をPWM制御する電流形変換器の制御装置におい
    て、 周期が 120°の約数の搬送波を生成する搬送波発生手段
    と、 前記搬送波に同期した 120°期間のパルスパターンを電
    流形変換器を構成する自己消弧素子分だけ生成する 120
    °パルス発生手段と、 前記搬送波と電流指令とを比較してバイパスパルスパタ
    ーンを生成するバイパスパルス発生手段と、 前記 120°パルス発生手段の出力と前記バイパスパルス
    発生手段の出力とを基に、各自己消弧素子にその自己消
    弧素子に対する 120°パルス発生手段の出力と、該自己
    消弧素子と同一アーム上にあり対の関係にある自己消弧
    素子に対する 120°パルス発生手段の出力パルスの所定
    期間中にバイパスパルス発生手段より出力されるバイパ
    スパルスパターンとを合成してゲートパルスパターンを
    与えるパルスパターン合成手段とを具備したことを特徴
    とする電流形変換器の制御装置。
  2. 【請求項2】 自己消弧素子をブリッジ結線した電流形
    変換器をPWM制御する電流形変換器の制御装置におい
    て、 周期が 120°の約数の搬送波を生成する搬送波発生手段
    と、 前記搬送波に同期した 120°期間のパルスパターンを電
    流形変換器を構成する自己消弧素子分だけ生成する 120
    °パルス発生手段と、 前記搬送波と電流指令とを比較してバイパスパルスパタ
    ーンを生成する複数のバイパスパルス発生手段と、 前記 120°パルス発生手段の出力と前記バイパスパルス
    発生手段の出力とを基に、各自己消弧素子にその自己消
    弧素子に対する 120°パルス発生手段の出力と、該自己
    消弧素子と同一アーム上にあり対の関係にある自己消弧
    素子に対する 120°パルス発生手段の出力パルスの所定
    期間中に該自己消弧素子に対するバイパスパルス発生手
    段より出力されるバイパスパルスパターンとを合成して
    ゲートパルスパターンを与えるパルスパターン合成手段
    とを具備したことを特徴とする電流形変換器の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電流形変
    換器の制御装置において、 前記所定期間を 120°パルス発生手段の出力パルスの0
    °乃至60°期間としたことを特徴とする電流形変換器の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の電流形変
    換器の制御装置において、 前記所定期間を 120°パルス発生手段の出力パルスの60
    °乃至 120°期間としたことを特徴とする電流形変換器
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記バイパスパルスパターンのパルス幅
    を制限するリミッタ手段を具備し、自己消弧素子の最小
    ターンオン時間、最小ターンオフ時間を確保することを
    特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電
    流形変換器の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記 120°パルスパターンに所定期間の
    遅延を加えるオフディレー手段を具備し、転流時の直流
    側回路の開放を防止することを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれかに記載の電流形変換器の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011199956A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Fuji Electric Co Ltd 電流形電力変換器の制御装置

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