JPH1043154A - Mri用マーカ及びその製造方法 - Google Patents
Mri用マーカ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH1043154A JPH1043154A JP8202300A JP20230096A JPH1043154A JP H1043154 A JPH1043154 A JP H1043154A JP 8202300 A JP8202300 A JP 8202300A JP 20230096 A JP20230096 A JP 20230096A JP H1043154 A JPH1043154 A JP H1043154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mri
- marker
- gel
- substance
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製作が容易で、しかも高精度な位置指標とな
りうるMRI用マーカ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 MRIにほとんど検知されない物質であ
るアクリル樹脂で形成された密封容器4内に、保水材3
に塩化ニッケル水溶液2を吸収させて形成したゲル状の
MRI感応ゲル1を封入することによりMRI用マーカ
を形成する。MRI感応ゲル1はゲル状であるため、密
封容器4への封入作業が容易となり、また、溶液に比べ
て、気泡などが混入することもないため、MRI用マー
カは、高精度な位置指標として機能する。
りうるMRI用マーカ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 MRIにほとんど検知されない物質であ
るアクリル樹脂で形成された密封容器4内に、保水材3
に塩化ニッケル水溶液2を吸収させて形成したゲル状の
MRI感応ゲル1を封入することによりMRI用マーカ
を形成する。MRI感応ゲル1はゲル状であるため、密
封容器4への封入作業が容易となり、また、溶液に比べ
て、気泡などが混入することもないため、MRI用マー
カは、高精度な位置指標として機能する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MRI装置の撮像
に際して、被検体の位置特定を行うべく当該被検体に貼
着するMRI用マーカ及びその製造方法に関する。
に際して、被検体の位置特定を行うべく当該被検体に貼
着するMRI用マーカ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】手術等に際しては、予め収集した手術患
者のMRI撮像画像上で吸引管や内視鏡などの手術器具
を挿入等する位置を特定して手術などの計画を立て、そ
の計画に基づいて患者に対する手術等が実際になされて
おり、また、形態画像が得られない生体磁気計測等で
は、MRI撮像画像に計測した生体活動電流源を重ね合
わせて表示することが広く行われている。
者のMRI撮像画像上で吸引管や内視鏡などの手術器具
を挿入等する位置を特定して手術などの計画を立て、そ
の計画に基づいて患者に対する手術等が実際になされて
おり、また、形態画像が得られない生体磁気計測等で
は、MRI撮像画像に計測した生体活動電流源を重ね合
わせて表示することが広く行われている。
【0003】かかる場合、MRI撮像画像と実際に患者
に手術器具を挿入等する患者部位との対応付けが必要と
なるため、患者の体表面に通常MRI装置で検知可能な
MRI用マーカを貼り付けて撮像を行い、そのマーカの
位置に基づいて、両者の対応付けがを行うことがなされ
ている。
に手術器具を挿入等する患者部位との対応付けが必要と
なるため、患者の体表面に通常MRI装置で検知可能な
MRI用マーカを貼り付けて撮像を行い、そのマーカの
位置に基づいて、両者の対応付けがを行うことがなされ
ている。
【0004】また、生体磁気計測等では、生体活動電流
源とMRI撮像画像との対応付けが必要になるため、患
者の体表面にMRI装置で検知可能なMRI用マーカを
貼り付けて撮像を行うと共に、当該マーカを取り付けた
患者部位にコイルを貼り付けて電流を流し、その状態で
生体磁気計測を行うことで、両者の対応付けがなされて
いる。
源とMRI撮像画像との対応付けが必要になるため、患
者の体表面にMRI装置で検知可能なMRI用マーカを
貼り付けて撮像を行うと共に、当該マーカを取り付けた
患者部位にコイルを貼り付けて電流を流し、その状態で
生体磁気計測を行うことで、両者の対応付けがなされて
いる。
【0005】かかるMRI用マーカとしては、通常長さ
5cm,径2mm程度のポリエチレンチューブにMRI
装置で検知可能な物質、例えば、塩化ニッケル水溶液を
注入したもの(特開平3−267054号)や、肝油球
等が用いられている。
5cm,径2mm程度のポリエチレンチューブにMRI
装置で検知可能な物質、例えば、塩化ニッケル水溶液を
注入したもの(特開平3−267054号)や、肝油球
等が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリエ
チレンチューブにMRI装置で検知可能な物質を含む溶
液を注入する場合、液漏れ等の関係で注入した後の封止
作業が複雑となる。
チレンチューブにMRI装置で検知可能な物質を含む溶
液を注入する場合、液漏れ等の関係で注入した後の封止
作業が複雑となる。
【0007】また、当該溶液の注入時にチューブ内に気
泡が入りやすく、かかる場合、チューブ内で検知対象と
なる物質が片寄り、マーカの重心がずれ、MRI撮像画
像上での正確な重ね合わせが困難となる。
泡が入りやすく、かかる場合、チューブ内で検知対象と
なる物質が片寄り、マーカの重心がずれ、MRI撮像画
像上での正確な重ね合わせが困難となる。
【0008】一方、肝油球を用いる場合、肝油の成分が
MRIにおいてケミカルシフトを引き起こすため、MR
I撮像画像自体に位置ズレを生じさせる。
MRIにおいてケミカルシフトを引き起こすため、MR
I撮像画像自体に位置ズレを生じさせる。
【0009】本発明は、上記課題を解決するために創案
されたもので、製作が容易で、しかも高精度な位置指標
となりうるMRI用マーカ及びその製造方法の提供を目
的とする。
されたもので、製作が容易で、しかも高精度な位置指標
となりうるMRI用マーカ及びその製造方法の提供を目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、MRI装置の撮影像で被検体の位置特定
を行うべく当該被検体に貼着するMRI用マーカであっ
て、MRI装置で検知可能な物質を含む溶液を保水材に
吸収させることで形成したゲル状物質を中空容器に封入
したことを特徴とする。
に、本発明は、MRI装置の撮影像で被検体の位置特定
を行うべく当該被検体に貼着するMRI用マーカであっ
て、MRI装置で検知可能な物質を含む溶液を保水材に
吸収させることで形成したゲル状物質を中空容器に封入
したことを特徴とする。
【0011】また、本発明にかかるMRI用マーカの製
造方法は、MRI装置で検知可能な物質を含む溶液を保
水材に吸収させてゲル状物質とし、当該ゲル状物質を中
空容器に封入することを特徴とする。
造方法は、MRI装置で検知可能な物質を含む溶液を保
水材に吸収させてゲル状物質とし、当該ゲル状物質を中
空容器に封入することを特徴とする。
【0012】前記保水材は、高分子保水材、脱脂綿のい
ずれかであり、前記MRI装置で検知可能な物質を含む
溶液は、塩化ニッケル水溶液、Gd−DTPA、硫酸銅
水溶液、PVA(ポリビニルアルコール)のいずれかで
あることを特徴とする。
ずれかであり、前記MRI装置で検知可能な物質を含む
溶液は、塩化ニッケル水溶液、Gd−DTPA、硫酸銅
水溶液、PVA(ポリビニルアルコール)のいずれかで
あることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1及び図2
に基づいて説明する。図1は、本発明にかかるMRI用
マーカの概略図であり、図1aはその上半面図、図1b
は図1aのA−A断面図である。
に基づいて説明する。図1は、本発明にかかるMRI用
マーカの概略図であり、図1aはその上半面図、図1b
は図1aのA−A断面図である。
【0014】同図に示されるように、MRI用マーカ
は、MRI装置にほとんど検知されない物質であるアク
リル樹脂で形成された密封容器4内にMRI感応ゲル1
を封入することで形成される。
は、MRI装置にほとんど検知されない物質であるアク
リル樹脂で形成された密封容器4内にMRI感応ゲル1
を封入することで形成される。
【0015】密封容器4は、蓋部4aと容器部4bとで
構成され、両者の結合は、容器部4b内にMRI感応ゲ
ル1をその上面ぎりぎりまで入れた状態で、水溶性でな
い接着剤を用いて接続部4cにおいて蓋部4aと容器部
4bを接着することでなされる。
構成され、両者の結合は、容器部4b内にMRI感応ゲ
ル1をその上面ぎりぎりまで入れた状態で、水溶性でな
い接着剤を用いて接続部4cにおいて蓋部4aと容器部
4bを接着することでなされる。
【0016】なお、密封容器4は、直径7mm、厚さ3
mm〜5mm程度の円盤形状に形成すればよい。また、
MRI感応ゲル1を封入するための容器部4b内の空洞
の直径及び深さは、小さいほど位置指定誤差が低減され
という点で好ましいが、小さすぎるとMRI感応ゲル1
がMRI撮像画像上に現れないため、これらは、撮像の
条件等を適宜考慮して決定する必要がある。
mm〜5mm程度の円盤形状に形成すればよい。また、
MRI感応ゲル1を封入するための容器部4b内の空洞
の直径及び深さは、小さいほど位置指定誤差が低減され
という点で好ましいが、小さすぎるとMRI感応ゲル1
がMRI撮像画像上に現れないため、これらは、撮像の
条件等を適宜考慮して決定する必要がある。
【0017】MRI感応ゲル1は、MRI装置で検知可
能な物質の水溶液を保水材に吸収させることで、形成し
たMRI装置で検知可能なゲル状物質である。
能な物質の水溶液を保水材に吸収させることで、形成し
たMRI装置で検知可能なゲル状物質である。
【0018】図2は、MRI感応ゲル1の製造過程を示
しており、まず、室温、常圧の条件下で、図2aに示さ
れるように、容器5に保水材3を予め入れておき、MR
I装置で検知可能な物質の水溶液、例えば、塩化ニッケ
ル水溶液2を容器5に注入する。
しており、まず、室温、常圧の条件下で、図2aに示さ
れるように、容器5に保水材3を予め入れておき、MR
I装置で検知可能な物質の水溶液、例えば、塩化ニッケ
ル水溶液2を容器5に注入する。
【0019】このとき、図2bに示されるように、塩化
ニッケル水溶液2は保水材3に吸収され、最終的に、図
2cに示されるように、保水材3に完全に吸収され、保
水材3の体積は当初の約300〜1000倍に膨張して
MRI感応ゲル1となる。
ニッケル水溶液2は保水材3に吸収され、最終的に、図
2cに示されるように、保水材3に完全に吸収され、保
水材3の体積は当初の約300〜1000倍に膨張して
MRI感応ゲル1となる。
【0020】上述した実施例では、MRI装置で検知可
能な物質の水溶液として、塩化ニッケル水溶液2を用い
たが、Gd−DTPA、硫酸銅水溶液、PVA(ポリビ
ニルアルコール)等も用いることができる。
能な物質の水溶液として、塩化ニッケル水溶液2を用い
たが、Gd−DTPA、硫酸銅水溶液、PVA(ポリビ
ニルアルコール)等も用いることができる。
【0021】また、保水材3は、高分子保水材を用いる
ことが望ましく、脱脂綿等も用いることができる。
ことが望ましく、脱脂綿等も用いることができる。
【0022】なお、上述した実施例では、密封容器4を
円盤状としたが、本発明では、四角形等、多角形の板状
体を用いることもできる。
円盤状としたが、本発明では、四角形等、多角形の板状
体を用いることもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、MRI装置で検知され
る物質をゲル状としたため、容器への封入作業が容易と
なり、また、気泡などが混入することもないため、高精
度な位置指標として機能する。
る物質をゲル状としたため、容器への封入作業が容易と
なり、また、気泡などが混入することもないため、高精
度な位置指標として機能する。
【図1】本発明にかかるMRI用マーカの一実施例を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明にかかるMRI用マーカに封入するMR
I感応物質の製造工程を示す図である。
I感応物質の製造工程を示す図である。
1 MRI感応ゲル 2 塩化ニッケル水溶液 3 保水材 4 密封容器 4a 蓋部 4b 容器部 4c 接続部 5 容器
Claims (2)
- 【請求項1】 MRI装置の撮影像で被検体の位置特定
を行うべく当該被検体に貼着するMRI用マーカにおい
て、 MRI装置で検知可能な物質を含む溶液を保水材に吸収
させることで形成したゲル状物質を中空容器に封入した
ことを特徴とするMRI用マーカ。 - 【請求項2】 MRI装置で検知可能な物質を含む溶液
を保水材に吸収させてゲル状物質とし、当該ゲル状物質
を中空容器に封入することを特徴とする請求項1に記載
されたMRI用マーカの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8202300A JPH1043154A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | Mri用マーカ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8202300A JPH1043154A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | Mri用マーカ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1043154A true JPH1043154A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16455271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8202300A Pending JPH1043154A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | Mri用マーカ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1043154A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003504123A (ja) * | 1999-07-14 | 2003-02-04 | シーエムエー/マイクロダイアリシス アーベー | マイクロ透析プローブ |
| WO2021020732A1 (ko) * | 2019-07-26 | 2021-02-04 | 경북대학교 산학협력단 | 모든 자기공명영상촬영 및 전산화단층촬영 용 영상 마커 및 이의 제조 방법 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP8202300A patent/JPH1043154A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003504123A (ja) * | 1999-07-14 | 2003-02-04 | シーエムエー/マイクロダイアリシス アーベー | マイクロ透析プローブ |
| WO2021020732A1 (ko) * | 2019-07-26 | 2021-02-04 | 경북대학교 산학협력단 | 모든 자기공명영상촬영 및 전산화단층촬영 용 영상 마커 및 이의 제조 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5469847A (en) | Radiographic multi-modality skin markers | |
| US4971068A (en) | Blood vessel locating needle assembly with thermochromic indicator | |
| CA2078486C (en) | Blood vessel cannulation device | |
| US5490522A (en) | Device for locating and puncturing blood vessels | |
| US5961455A (en) | Device for positioning a medical instrument and method | |
| US3646938A (en) | Postpartum blood loss receptacle | |
| BRMU9002455U2 (pt) | dispositivo hemostÁtico com marcador | |
| JP2010519964A (ja) | 一体型ランセットを備えるテストストリップ | |
| CN118453969A (zh) | 一种多功能智能伤口引流装置 | |
| JPH1043154A (ja) | Mri用マーカ及びその製造方法 | |
| US20050089551A1 (en) | Clotting agent-containing window dressing | |
| CN207477730U (zh) | 造影辅助装置 | |
| JPH1176213A (ja) | 微量血液採取キット | |
| CN206621611U (zh) | 一种报警医用输液固定贴 | |
| CN209595888U (zh) | 一种磁共振定位装置 | |
| CN212066815U (zh) | 一种超声实时引导中心静脉穿刺装置 | |
| CN212574934U (zh) | 一种胸腰椎穿刺套件 | |
| JP2006141640A (ja) | 医用撮影用マーカー | |
| CN222487641U (zh) | 一种mr介入手术定位器 | |
| CN106388849A (zh) | 一种具有兼容性的医学图像体外定位标识点 | |
| JPS5940042Y2 (ja) | 磁力線を有したカテ−テル | |
| CN214761078U (zh) | 磁共振定位贴 | |
| CN222676462U (zh) | 一种磁共振体表定位器 | |
| CN213850948U (zh) | 一种穿刺调整器 | |
| JPH0243362Y2 (ja) |