JPH1044384A - 輪転機のエアブロー式水除去装置 - Google Patents
輪転機のエアブロー式水除去装置Info
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- JPH1044384A JPH1044384A JP20833096A JP20833096A JPH1044384A JP H1044384 A JPH1044384 A JP H1044384A JP 20833096 A JP20833096 A JP 20833096A JP 20833096 A JP20833096 A JP 20833096A JP H1044384 A JPH1044384 A JP H1044384A
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Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 輪転印刷機の起動時の洗浄水による損紙発生
量を低減するためのエアブロー式水除去装置に関し、起
動時の損紙発生を少くする。 【解決手段】 ブランケット胴5に近接し、版胴6との
接触後の位置に胴5と平行に管1を配置し、管1の一端
はキャップで塞ぎ、他端は空気配管系に接続し、動力操
作弁を介して圧縮空気源に接続する。管1には長手方向
に5個のノズルを設け、起動時に胴5の軸芯に向け、エ
アを噴出する。噴出したエアはブランケット胴5のギャ
ップ部に溜まっている水滴を吹き飛ばし、走行紙に多量
の水を与えて損紙を発生させることがなく、又、水着け
ローラ10による湿し水が供給されるが、この湿し水の
過剰な水を蒸発させ、インキ着けローラ9からインキが
版胴5に供給され、走行紙8に印刷開始時に汚れのない
印刷ができる。
量を低減するためのエアブロー式水除去装置に関し、起
動時の損紙発生を少くする。 【解決手段】 ブランケット胴5に近接し、版胴6との
接触後の位置に胴5と平行に管1を配置し、管1の一端
はキャップで塞ぎ、他端は空気配管系に接続し、動力操
作弁を介して圧縮空気源に接続する。管1には長手方向
に5個のノズルを設け、起動時に胴5の軸芯に向け、エ
アを噴出する。噴出したエアはブランケット胴5のギャ
ップ部に溜まっている水滴を吹き飛ばし、走行紙に多量
の水を与えて損紙を発生させることがなく、又、水着け
ローラ10による湿し水が供給されるが、この湿し水の
過剰な水を蒸発させ、インキ着けローラ9からインキが
版胴5に供給され、走行紙8に印刷開始時に汚れのない
印刷ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオフセット輪転機の
印刷開始時における、損紙の発生量を削減するための輪
転機のエアブロー式水除去装置に関するものである。
印刷開始時における、損紙の発生量を削減するための輪
転機のエアブロー式水除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の多色刷ユニットのローラ配
置図、図8は従来の墨刷ユニットのローラ配置図、図9
は従来のこれら印刷機の起動時のタイミングチャートで
ある。これらの図において、5はブランケット胴、6は
版胴、7は圧胴、8は走行紙、9はインキ着けローラ、
10は水着けローラである。
置図、図8は従来の墨刷ユニットのローラ配置図、図9
は従来のこれら印刷機の起動時のタイミングチャートで
ある。これらの図において、5はブランケット胴、6は
版胴、7は圧胴、8は走行紙、9はインキ着けローラ、
10は水着けローラである。
【0003】従来のオフセット輪転機の印刷開始時にお
ける状態を図面にもとづいて説明すると、図9に示すよ
うに、輪転機のメインモータが起動して一定速度に達す
ると、先ずブランケット胴5が“胴入り”の信号を受け
て版胴6に接触するとともに走行紙8を挟んで圧胴7ま
たは相手のブランケット胴5に接触する。
ける状態を図面にもとづいて説明すると、図9に示すよ
うに、輪転機のメインモータが起動して一定速度に達す
ると、先ずブランケット胴5が“胴入り”の信号を受け
て版胴6に接触するとともに走行紙8を挟んで圧胴7ま
たは相手のブランケット胴5に接触する。
【0004】次いで“水着け”の信号を受けて水着けロ
ーラ10が、回転している版胴6に接触し、湿し水が版
面上に供給され、版面上の非画線部に水膜が形成され
る。
ーラ10が、回転している版胴6に接触し、湿し水が版
面上に供給され、版面上の非画線部に水膜が形成され
る。
【0005】その後“インキ着け”の信号を受けてイン
キ着けローラ9が版胴6に接触し、インキが版面に供給
され、版面の画線部にインキ膜が形成される。そしてこ
の画線部のインキが版胴6に接触しているブランケット
胴5上に転写され、その転写されたインキが走行紙8に
取られて印刷が始まる。
キ着けローラ9が版胴6に接触し、インキが版面に供給
され、版面の画線部にインキ膜が形成される。そしてこ
の画線部のインキが版胴6に接触しているブランケット
胴5上に転写され、その転写されたインキが走行紙8に
取られて印刷が始まる。
【0006】しかし、オフセット輪転機では、印刷運転
開始に先立って版胴6およびブランケット胴5の表面を
洗浄する。この時、図3の断面図に示すごとく、版胴6
の版6bの取り付け用溝部6a(以下版胴のギャップ部
と称す)およびブランケット胴5のブランケット5bの
取り付け用溝部5a(以下ブランケット胴のギャップ部
と称す)に上記洗浄液の水滴が多量に溜まる。
開始に先立って版胴6およびブランケット胴5の表面を
洗浄する。この時、図3の断面図に示すごとく、版胴6
の版6bの取り付け用溝部6a(以下版胴のギャップ部
と称す)およびブランケット胴5のブランケット5bの
取り付け用溝部5a(以下ブランケット胴のギャップ部
と称す)に上記洗浄液の水滴が多量に溜まる。
【0007】また、起動直後、版面上に供給される湿し
水量が少ないと印刷物が汚れる。さりとて版面上に供給
する湿し水量を多くして汚れを防止しようとすると、走
行紙8に吸収される水分が増大して紙の引っ張り強度が
極度に低下する。
水量が少ないと印刷物が汚れる。さりとて版面上に供給
する湿し水量を多くして汚れを防止しようとすると、走
行紙8に吸収される水分が増大して紙の引っ張り強度が
極度に低下する。
【0008】この状態において前述のブランケット胴の
ギャップ部5aに溜まった水滴が走行紙8に帯状になっ
て多量の水分が与えられることになり、さらに、多量の
水分が走行紙8に吸収されるため、“胴入り”直後に走
行紙が切れることになる。輪転機が一旦断紙すると復旧
に多くの時間を費やすとともに多量の損紙が発生する。
ギャップ部5aに溜まった水滴が走行紙8に帯状になっ
て多量の水分が与えられることになり、さらに、多量の
水分が走行紙8に吸収されるため、“胴入り”直後に走
行紙が切れることになる。輪転機が一旦断紙すると復旧
に多くの時間を費やすとともに多量の損紙が発生する。
【0009】特に新聞印刷のごとき版替え頻度が多く、
しかもブランケット胴上に紙粉・インキが堆積しやすい
印刷の場合は、版胴6、ブランケット胴5の表面を洗浄
する機会が多く、このため多量の水滴が版胴のギャップ
部6aおよびブランケット胴のギャップ部5aに溜まり
やすく、起動時に断紙することが多い。
しかもブランケット胴上に紙粉・インキが堆積しやすい
印刷の場合は、版胴6、ブランケット胴5の表面を洗浄
する機会が多く、このため多量の水滴が版胴のギャップ
部6aおよびブランケット胴のギャップ部5aに溜まり
やすく、起動時に断紙することが多い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のオフセット輪転
機では、上述のごとく起動時に、次のような問題点があ
った。
機では、上述のごとく起動時に、次のような問題点があ
った。
【0011】(イ)起動直後の走行紙8がブランケット
胴5のギャップ部を通過する時、そのギャップ部に溜ま
っている多量の水滴が、走行紙8に帯状になって多量の
水を局部的に与えるため、その部分の走行紙8の強度が
極端に低下して断紙する場合が多い。そして一旦断紙す
ると多量の損紙を発生するばかりか復旧に多大の時間を
浪費する。
胴5のギャップ部を通過する時、そのギャップ部に溜ま
っている多量の水滴が、走行紙8に帯状になって多量の
水を局部的に与えるため、その部分の走行紙8の強度が
極端に低下して断紙する場合が多い。そして一旦断紙す
ると多量の損紙を発生するばかりか復旧に多大の時間を
浪費する。
【0012】(ロ)起動時の断紙を防止するために、版
面に供給する湿し水量を少なくしたり、起動前の洗浄作
業が不十分だったりすると、印刷物に汚れが発生し、刷
り出し時の損紙が増大する。
面に供給する湿し水量を少なくしたり、起動前の洗浄作
業が不十分だったりすると、印刷物に汚れが発生し、刷
り出し時の損紙が増大する。
【0013】(ハ)起動時における上記(イ)、(ロ)
の不具合を回避するために、最適の湿し水量とこれにバ
ランスするインキ供給量の調整を熟練者の手作業によっ
て行うと省人化とノンスキル化に反し、自動化を進める
うえでの妨げとなる。
の不具合を回避するために、最適の湿し水量とこれにバ
ランスするインキ供給量の調整を熟練者の手作業によっ
て行うと省人化とノンスキル化に反し、自動化を進める
うえでの妨げとなる。
【0014】本発明はこれらの問題点を解決し、輪転機
の刷り出し損紙を削減するようにエアブロー装置を備え
た、輪転機のエアブロー式水除去装置を提供しようとす
るものである。
の刷り出し損紙を削減するようにエアブロー装置を備え
た、輪転機のエアブロー式水除去装置を提供しようとす
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、輪
転機のブランケット胴の近傍に、同ブランケット胴の軸
芯に沿って複数個のノズルを設けた管を取り付け、該管
が動力操作弁を有する空気配管系に接続し、前記動力操
作弁は輪転機の起動直後に開となり、所定の時間前記管
に空気を供給することを特徴とする輪転機のエアブロー
式水除去装置を提供する。
転機のブランケット胴の近傍に、同ブランケット胴の軸
芯に沿って複数個のノズルを設けた管を取り付け、該管
が動力操作弁を有する空気配管系に接続し、前記動力操
作弁は輪転機の起動直後に開となり、所定の時間前記管
に空気を供給することを特徴とする輪転機のエアブロー
式水除去装置を提供する。
【0016】本発明の輪転機のエアブロー式水除去装置
を使用するときは、輪転機を起動させる制御信号を取込
み、これに連動するか、または押しボタンスイッチによ
り、起動直後に空気配管系の動力操作弁を“開”にし、
コンプレッサからの圧縮空気を所定の時間ブランケット
胴の上部に取り付けた管のノズルから噴射させる。ノズ
ルから勢いよく噴射された空気は、ブランケット胴のギ
ャップ部に溜まっている水滴を吹き飛ばすとともに、ブ
ランケット胴上に付着している過剰な水分の蒸発を促進
させる。
を使用するときは、輪転機を起動させる制御信号を取込
み、これに連動するか、または押しボタンスイッチによ
り、起動直後に空気配管系の動力操作弁を“開”にし、
コンプレッサからの圧縮空気を所定の時間ブランケット
胴の上部に取り付けた管のノズルから噴射させる。ノズ
ルから勢いよく噴射された空気は、ブランケット胴のギ
ャップ部に溜まっている水滴を吹き飛ばすとともに、ブ
ランケット胴上に付着している過剰な水分の蒸発を促進
させる。
【0017】上記の装置により、走行紙に帯状の水を局
部的に与えて走行紙の強度を弱めて断紙させるようなこ
とが無くなり、また、版面に多めの湿し水を与えても、
過剰の水膜を蒸発させるので、刷り出し物の汚れやイン
キ濃度不足による損紙の発生量が少なくなる。
部的に与えて走行紙の強度を弱めて断紙させるようなこ
とが無くなり、また、版面に多めの湿し水を与えても、
過剰の水膜を蒸発させるので、刷り出し物の汚れやイン
キ濃度不足による損紙の発生量が少なくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて具体的に説明する。図1は本発明の実施
の第1形態に係る輪転機のエアブロー式水除去装置の配
置図、図2は図1におけるA−A矢視図、図3は図2に
おけるB−B断面図である。これら図において、符号5
乃至10に示す部分は従来例と同一機能を有するもので
あるので説明は省略し、そのまま引用して説明するが、
本発明の特徴となる部分は符号1乃至4,11,12,
20乃至23で示す部分である。以下、これらの特徴部
分につき詳しく説明する。
て図面に基いて具体的に説明する。図1は本発明の実施
の第1形態に係る輪転機のエアブロー式水除去装置の配
置図、図2は図1におけるA−A矢視図、図3は図2に
おけるB−B断面図である。これら図において、符号5
乃至10に示す部分は従来例と同一機能を有するもので
あるので説明は省略し、そのまま引用して説明するが、
本発明の特徴となる部分は符号1乃至4,11,12,
20乃至23で示す部分である。以下、これらの特徴部
分につき詳しく説明する。
【0019】これら図において、1は管で、ブランケッ
ト胴5に平行に配置されている。2は管1に設けられた
ノズル、3は空気配管系、4は動力操作弁、11は管1
の一端のキャップ、12は管1を支持するブランケット
である。更に制御部分として、20は動力操作弁4の開
閉を行う駆動装置、21はコントローラ、22は入力装
置、23はメインモータの速度検出器である。
ト胴5に平行に配置されている。2は管1に設けられた
ノズル、3は空気配管系、4は動力操作弁、11は管1
の一端のキャップ、12は管1を支持するブランケット
である。更に制御部分として、20は動力操作弁4の開
閉を行う駆動装置、21はコントローラ、22は入力装
置、23はメインモータの速度検出器である。
【0020】この輪転機のエアブロー式水除去装置は、
図1、図2に示すごとくブランケット胴5の表面に近接
し、かつブランケット胴5と版胴6の接触後の位置に同
ブランケット胴5の軸芯に平行に直径約30mmの管1
を通し、管1の一端1bはキャップ11で塞ぎ、他端1
aは動力操作弁4を有し、圧縮空気源に至る空気配管系
3に接続する。
図1、図2に示すごとくブランケット胴5の表面に近接
し、かつブランケット胴5と版胴6の接触後の位置に同
ブランケット胴5の軸芯に平行に直径約30mmの管1
を通し、管1の一端1bはキャップ11で塞ぎ、他端1
aは動力操作弁4を有し、圧縮空気源に至る空気配管系
3に接続する。
【0021】該管1には長手方向にほぼ1ページ版幅の
間隔で5個のノズル2を一列に設け、該ノズル2の向き
がブランケット胴5の軸芯を向くように該管1をブラン
ケット12を介してフレームに取り付けている。
間隔で5個のノズル2を一列に設け、該ノズル2の向き
がブランケット胴5の軸芯を向くように該管1をブラン
ケット12を介してフレームに取り付けている。
【0022】図4は本実施の形態におけるエアブロー式
水除去装置の起動時におけるタイミングチャート、図5
は図4に示すタイミングに基いて実施されるコントロー
ラにおける制御のフローチャートである。次に、図5の
フローチャートに基づいて、図4のタイミングチャート
を参照しながら本装置を使用する場合の作用を説明す
る。まず、入力装置22より、S1において、エアブロ
ー開始時のタイミング、即ち図4に示すメインモータの
速度VS 、ブランケット胴がONしてからのエアブロー
の時間t3 、等をあらかじめ印刷条件に応じて適切な値
に設定しておく。
水除去装置の起動時におけるタイミングチャート、図5
は図4に示すタイミングに基いて実施されるコントロー
ラにおける制御のフローチャートである。次に、図5の
フローチャートに基づいて、図4のタイミングチャート
を参照しながら本装置を使用する場合の作用を説明す
る。まず、入力装置22より、S1において、エアブロ
ー開始時のタイミング、即ち図4に示すメインモータの
速度VS 、ブランケット胴がONしてからのエアブロー
の時間t3 、等をあらかじめ印刷条件に応じて適切な値
に設定しておく。
【0023】次に、S2において押しボタンスイッチ等
を押して装置をスタートさせ、S3において輪転機のメ
インモータの速度を速度検出器23で検出し、あらかじ
め設定した速度VS を検出すると、S4において弁駆動
装置20を作動させ、動力操作弁4を開き、エアブロー
を開始する。
を押して装置をスタートさせ、S3において輪転機のメ
インモータの速度を速度検出器23で検出し、あらかじ
め設定した速度VS を検出すると、S4において弁駆動
装置20を作動させ、動力操作弁4を開き、エアブロー
を開始する。
【0024】次に、S5においてエアブローを行いなが
ら輪転機の起動開始の制御信号を取り込み、ブランケッ
ト胴5がONとなり作動したかどうかを確認し、ブラン
ケット胴5がONとなると、S6において更に水着けロ
ーラ10がONになったかどうかを確認し、水着けロー
ラがONとなると、S7においてインキ着けローラ9の
作動を確認し、エアブローは継続して実施する。
ら輪転機の起動開始の制御信号を取り込み、ブランケッ
ト胴5がONとなり作動したかどうかを確認し、ブラン
ケット胴5がONとなると、S6において更に水着けロ
ーラ10がONになったかどうかを確認し、水着けロー
ラがONとなると、S7においてインキ着けローラ9の
作動を確認し、エアブローは継続して実施する。
【0025】S7においてインキ着けローラ9がONと
なると、S8において、あらかじめ設定した時間t3 が
経過するまでエアブローを継続し、t3 となるとS9に
おいて弁駆動装置20を作動させ、動力作動弁4を閉
じ、エアブローを停止し、終了する。なお、S6、S7
については、輪転機側で自動的にONするので省略して
も良い。
なると、S8において、あらかじめ設定した時間t3 が
経過するまでエアブローを継続し、t3 となるとS9に
おいて弁駆動装置20を作動させ、動力作動弁4を閉
じ、エアブローを停止し、終了する。なお、S6、S7
については、輪転機側で自動的にONするので省略して
も良い。
【0026】上記のようなコントローラ21によるエア
ブローの制御により、適圧にした圧縮空気を所定の時間
ノズル2からブランケット胴5の表面に噴射させる。ノ
ズル2から勢いよく噴射された空気は、ブランケット胴
5のギャップ部5a(図3参照)に溜まっている水滴を
吹き飛ばす。
ブローの制御により、適圧にした圧縮空気を所定の時間
ノズル2からブランケット胴5の表面に噴射させる。ノ
ズル2から勢いよく噴射された空気は、ブランケット胴
5のギャップ部5a(図3参照)に溜まっている水滴を
吹き飛ばす。
【0027】次いで、“水着け”の信号により水着けロ
ーラ10が版胴6に接触して版面に湿し水が供給され、
その水はブランケット胴5を経由して走行紙8に吸収さ
れる。この湿し水は起動時の汚れ防止のために版面に多
めに供給されても、エアブローの作用によってブランケ
ット胴5の表面に付着している過剰の水膜を蒸発させ
る。
ーラ10が版胴6に接触して版面に湿し水が供給され、
その水はブランケット胴5を経由して走行紙8に吸収さ
れる。この湿し水は起動時の汚れ防止のために版面に多
めに供給されても、エアブローの作用によってブランケ
ット胴5の表面に付着している過剰の水膜を蒸発させ
る。
【0028】したがって、この後“インキ着け”の信号
でインキ着けローラ9からインキが版胴に供給され、走
行紙8に印刷が開始される時点から、汚れのない印刷が
できる。
でインキ着けローラ9からインキが版胴に供給され、走
行紙8に印刷が開始される時点から、汚れのない印刷が
できる。
【0029】上記に説明の実施の第1形態においては図
1に示すようにエアブロー式水除去装置を片面4色刷ユ
ニットに適用した場合であり、管1をそれぞれ4個のブ
ランケット胴5に近接して配置したものである。
1に示すようにエアブロー式水除去装置を片面4色刷ユ
ニットに適用した場合であり、管1をそれぞれ4個のブ
ランケット胴5に近接して配置したものである。
【0030】図6は本発明の実施の第2形態に係る輪転
機のエアブロー式水除去装置の配置図であり、本装置を
両面1色刷のユニットに適用した場合である。この場合
は管1を2個のブランケット胴5にそれぞれ近接し、か
つブランケット胴5と版胴6の接触後の位置に軸芯と平
行に配置し、実施の第1形態と同様に制御するものであ
る。その他の構成は図2に示す第1形態と同じであり、
また、その作用も図4、図5に示す例と同じであるので
説明は省略する。
機のエアブロー式水除去装置の配置図であり、本装置を
両面1色刷のユニットに適用した場合である。この場合
は管1を2個のブランケット胴5にそれぞれ近接し、か
つブランケット胴5と版胴6の接触後の位置に軸芯と平
行に配置し、実施の第1形態と同様に制御するものであ
る。その他の構成は図2に示す第1形態と同じであり、
また、その作用も図4、図5に示す例と同じであるので
説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
は、ブランケット胴の近傍に複数個のノズルを設けた管
を取付け、この管に動力操作弁を有する空気配管系を接
続し、動力操作弁は輪転機の起動直後に開となり、所定
の時間、管に空気を供給する構成としたので、次のよう
な効果を奏する。
は、ブランケット胴の近傍に複数個のノズルを設けた管
を取付け、この管に動力操作弁を有する空気配管系を接
続し、動力操作弁は輪転機の起動直後に開となり、所定
の時間、管に空気を供給する構成としたので、次のよう
な効果を奏する。
【0032】(1)輪転機の起動時にブランケット胴に
付着している過剰の水、特にブランケット胴のギャップ
部に溜まっている水滴を吹き飛ばすので、従来のごとき
走行紙に帯状の多量の水を局部的に与えて、その部分の
走行紙の強度を極端に弱めて断紙させるようなことが無
くなる。したがって起動時に多量の損紙を発生したり、
これによって生じる多大な時間的損失も無くなる。
付着している過剰の水、特にブランケット胴のギャップ
部に溜まっている水滴を吹き飛ばすので、従来のごとき
走行紙に帯状の多量の水を局部的に与えて、その部分の
走行紙の強度を極端に弱めて断紙させるようなことが無
くなる。したがって起動時に多量の損紙を発生したり、
これによって生じる多大な時間的損失も無くなる。
【0033】(2)版面に多めの湿し水を与えても、ブ
ランケット胴の表面に付着している過剰の水膜を蒸発さ
せるので、刷り出し時の汚れやインキ濃度不足による損
紙の発生量が少なくなる。
ランケット胴の表面に付着している過剰の水膜を蒸発さ
せるので、刷り出し時の汚れやインキ濃度不足による損
紙の発生量が少なくなる。
【0034】(3)刷り出し時に熟練者によるインキ・
水供給量の綿密なバランス調整作業が不必要となり、完
全自動化の達成が可能となる。
水供給量の綿密なバランス調整作業が不必要となり、完
全自動化の達成が可能となる。
【図1】本発明の実施の第1形態に係る輪転機のエアブ
ロー式水除去装置の配置図である。
ロー式水除去装置の配置図である。
【図2】図1におけるA−A矢視と、その制御系統を示
す図である。
す図である。
【図3】図2におけるB−B断面図である。
【図4】本発明の実施の第1形態に係る輪転機のエアブ
ロー式水除去装置の起動時のタイミングチャートであ
る。
ロー式水除去装置の起動時のタイミングチャートであ
る。
【図5】本発明の実施の第1形態に係る輪転機のエアブ
ロー式水除去装置の制御フローチャートである。
ロー式水除去装置の制御フローチャートである。
【図6】本発明の実施の第2形態に係る輪転機のエアブ
ロー式水除去装置の配置図である。
ロー式水除去装置の配置図である。
【図7】従来の輪転機の多色刷ユニットを示す配置図で
ある。
ある。
【図8】従来の輪転機の墨刷ユニットを示す配置図であ
る。
る。
【図9】従来の輪転機の起動時のタイミングチャートで
ある。
ある。
1 管 2 ノズル 3 空気配管系 4 動力操作弁 5 ブランケット胴 6 版胴 8 走行紙 9 インキ着けローラ 10 水着けローラ 20 弁駆動装置 21 コントローラ 22 入力装置 23 速度検出器
Claims (1)
- 【請求項1】 輪転機のブランケット胴の近傍に、同ブ
ランケット胴の軸芯に沿って複数個のノズルを設けた管
を取り付け、該管が動力操作弁を有する空気配管系に接
続し、前記動力操作弁は輪転機の起動直後に開となり、
所定の時間前記管に空気を供給することを特徴とする輪
転機のエアブロー式水除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20833096A JPH1044384A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 輪転機のエアブロー式水除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20833096A JPH1044384A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 輪転機のエアブロー式水除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1044384A true JPH1044384A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16554488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20833096A Withdrawn JPH1044384A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 輪転機のエアブロー式水除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1044384A (ja) |
-
1996
- 1996-08-07 JP JP20833096A patent/JPH1044384A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |