JPH1045206A - ごみ二次輸送装置 - Google Patents
ごみ二次輸送装置Info
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- JPH1045206A JPH1045206A JP20594496A JP20594496A JPH1045206A JP H1045206 A JPH1045206 A JP H1045206A JP 20594496 A JP20594496 A JP 20594496A JP 20594496 A JP20594496 A JP 20594496A JP H1045206 A JPH1045206 A JP H1045206A
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- JP
- Japan
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- pipe
- transport
- collection center
- blower
- waste
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 輸送時の圧力損失の減少、配管径(特に吸気
口径)や配管板厚の縮小、ブロワの風量(風速)の低減
化、ごみ排出量の増大、運転時間の短縮、電力消費量の
削減、ごみの堆積防止、および堆積した場合の堆積物解
除作業の容易化を図ることのできるごみ二次輸送装置を
提供すること。 【解決手段】 一次収集センター2に収集したごみを二
次収集センター4に空気輸送するための輸送管30の幹
線ラインの内径を、二次収集センター4に近くなるに従
い大きくなるように設定したもの。
口径)や配管板厚の縮小、ブロワの風量(風速)の低減
化、ごみ排出量の増大、運転時間の短縮、電力消費量の
削減、ごみの堆積防止、および堆積した場合の堆積物解
除作業の容易化を図ることのできるごみ二次輸送装置を
提供すること。 【解決手段】 一次収集センター2に収集したごみを二
次収集センター4に空気輸送するための輸送管30の幹
線ラインの内径を、二次収集センター4に近くなるに従
い大きくなるように設定したもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一次収集センター
に収集したごみを、ブロワにより輸送管内に空気流を発
生させて空気輸送し、二次収集センターに収集して処分
するごみ二次輸送装置に関するものである。
に収集したごみを、ブロワにより輸送管内に空気流を発
生させて空気輸送し、二次収集センターに収集して処分
するごみ二次輸送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物等のごみ投入口より投入
されたごみを、例えば一次ブロワにより一次輸送管内に
空気流を発生させて空気輸送して一次収集センターに収
集した後、二次ブロワにより空気流を発生させた二次輸
送管によって二次収集センターに収集して廃棄(または
焼却)処分するごみ管路輸送システムは知られている。
図6はこのようなごみの収集を空気輸送により行う従来
のごみ管路輸送システムを説明するためのごみ空気輸送
プラントの系統図、図7はそのごみ二次輸送装置の動作
を説明するための二次ブロワ運転時における吸引圧力の
時系列データを示す図である。
されたごみを、例えば一次ブロワにより一次輸送管内に
空気流を発生させて空気輸送して一次収集センターに収
集した後、二次ブロワにより空気流を発生させた二次輸
送管によって二次収集センターに収集して廃棄(または
焼却)処分するごみ管路輸送システムは知られている。
図6はこのようなごみの収集を空気輸送により行う従来
のごみ管路輸送システムを説明するためのごみ空気輸送
プラントの系統図、図7はそのごみ二次輸送装置の動作
を説明するための二次ブロワ運転時における吸引圧力の
時系列データを示す図である。
【0003】この管路輸送システムは、建物等のごみ投
入口より分岐管1a又は1b内に排出されたごみを、一
次輸送管1によって空気輸送し、一次収集センター2に
収集する一次輸送プラントと、一次収集センター2に収
集したごみを、二次輸送管3によって二次収集センター
4に収集して廃棄(または焼却)処分する二次輸送プラ
ントとから構成されている。
入口より分岐管1a又は1b内に排出されたごみを、一
次輸送管1によって空気輸送し、一次収集センター2に
収集する一次輸送プラントと、一次収集センター2に収
集したごみを、二次輸送管3によって二次収集センター
4に収集して廃棄(または焼却)処分する二次輸送プラ
ントとから構成されている。
【0004】一次収集センター2には、ごみと空気とを
分離するサイクロン集塵機からなる一次分離機5Aと、
一次分離機5Aで分離されたごみを振り分けて排出する
切替コンベア6と、切替コンベア6の両端にそれぞれ接
続されて、振り分け排出されたごみを、内面に螺旋羽根
を有する回転ドラム内に真空圧下で連続的に圧縮貯留
し、排出弁7a,7bを介して排出する貯留排出装置8
a,8bと、一次分離機5Aで分離されない微細なダス
トを濾布等を透過させることにより捕集し、排出弁10
Aを介して排出する一次バグフィルタ9Aと、一次輸送
管1内の空気を一次分離機5Aおよび一次バグフィルタ
9Aを経由して吸引することにより一次輸送管1内に空
気流を発生させる一次ブロワ11Aと、一次ブロワ11
Aの排出側に配置され、一次ブロワ11Aの圧縮により
昇温した空気を冷却する一次空気冷却器12Aと、一次
空気冷却器12Aよりも下流側に配置され、空気に含ま
れるごみの臭いを除いてから屋外へ排気する一次脱臭装
置13Aと、一次ブロワ11Aや切替コンベア6の駆動
系を制御するとともに、一次輸送管ライン末端の吸気弁
14や排出弁15等の開閉タイミング制御等を行う制御
装置16とが設置されている。
分離するサイクロン集塵機からなる一次分離機5Aと、
一次分離機5Aで分離されたごみを振り分けて排出する
切替コンベア6と、切替コンベア6の両端にそれぞれ接
続されて、振り分け排出されたごみを、内面に螺旋羽根
を有する回転ドラム内に真空圧下で連続的に圧縮貯留
し、排出弁7a,7bを介して排出する貯留排出装置8
a,8bと、一次分離機5Aで分離されない微細なダス
トを濾布等を透過させることにより捕集し、排出弁10
Aを介して排出する一次バグフィルタ9Aと、一次輸送
管1内の空気を一次分離機5Aおよび一次バグフィルタ
9Aを経由して吸引することにより一次輸送管1内に空
気流を発生させる一次ブロワ11Aと、一次ブロワ11
Aの排出側に配置され、一次ブロワ11Aの圧縮により
昇温した空気を冷却する一次空気冷却器12Aと、一次
空気冷却器12Aよりも下流側に配置され、空気に含ま
れるごみの臭いを除いてから屋外へ排気する一次脱臭装
置13Aと、一次ブロワ11Aや切替コンベア6の駆動
系を制御するとともに、一次輸送管ライン末端の吸気弁
14や排出弁15等の開閉タイミング制御等を行う制御
装置16とが設置されている。
【0005】二次収集センター4の設備は、基本的に前
述の一次収集センター2と同様に構成されており、ごみ
と空気とを分離するサイクロン集塵機からなる二次分離
機5Bと、気密機能を有し二次分離機5Bで分離された
ごみを大気雰囲気中の焼却設備のごみピットへ連続的に
排出する連続排出装置17と、二次分離機5Bで分離さ
れない微細なダストを濾布等を透過させることにより捕
集し、排出弁10Bを介して排出する二次バグフィルタ
9Bと、二次バグフィルタ9Bで捕集したダストを焼却
設備のごみピットへ排出するスクリューコンベア等から
なる排出装置18と、二次輸送管3内の空気を二次分離
機5Bおよび二次バグフィルタ9Bを経由して吸引する
ことにより二次輸送管3内に空気流を発生させる二次ブ
ロワ11Bと、二次ブロワ11Bの排出側に配置され、
二次ブロワ11Bの圧縮により昇温した空気を冷却する
二次空気冷却器12Bと、二次空気冷却器12Bよりも
下流側に配置され、空気に含まれるごみの臭いを除いて
から屋外へ排気する二次脱臭装置13Bと、二次バグフ
ィルタ9Bと二次ブロワ11Bとの間のブロワ吸引側の
配管19上に導圧管を介して設けられた圧力計21と、
圧力計21の検出結果に基づき二次ブロワ11Bの風速
を制御する他、連続排出装置17や排出装置18の駆動
系の制御、及び二次輸送管ライン末端の吸気弁22a,
22bや排出弁7a,7bの開閉制御等を行う制御装置
23とが設置されている。
述の一次収集センター2と同様に構成されており、ごみ
と空気とを分離するサイクロン集塵機からなる二次分離
機5Bと、気密機能を有し二次分離機5Bで分離された
ごみを大気雰囲気中の焼却設備のごみピットへ連続的に
排出する連続排出装置17と、二次分離機5Bで分離さ
れない微細なダストを濾布等を透過させることにより捕
集し、排出弁10Bを介して排出する二次バグフィルタ
9Bと、二次バグフィルタ9Bで捕集したダストを焼却
設備のごみピットへ排出するスクリューコンベア等から
なる排出装置18と、二次輸送管3内の空気を二次分離
機5Bおよび二次バグフィルタ9Bを経由して吸引する
ことにより二次輸送管3内に空気流を発生させる二次ブ
ロワ11Bと、二次ブロワ11Bの排出側に配置され、
二次ブロワ11Bの圧縮により昇温した空気を冷却する
二次空気冷却器12Bと、二次空気冷却器12Bよりも
下流側に配置され、空気に含まれるごみの臭いを除いて
から屋外へ排気する二次脱臭装置13Bと、二次バグフ
ィルタ9Bと二次ブロワ11Bとの間のブロワ吸引側の
配管19上に導圧管を介して設けられた圧力計21と、
圧力計21の検出結果に基づき二次ブロワ11Bの風速
を制御する他、連続排出装置17や排出装置18の駆動
系の制御、及び二次輸送管ライン末端の吸気弁22a,
22bや排出弁7a,7bの開閉制御等を行う制御装置
23とが設置されている。
【0006】このようなものにおいて、建物等のごみ投
入口より投入されたごみの一次収集センター2への収集
は、以下のように行われる。まず、ごみを収集すべきラ
インの末端の吸気弁(ここでは吸気弁14とする)を開
き、一次ブロワ11Aで一次輸送管1および分岐管1a
内の空気を吸引し、その空気流内にごみ投入口設備の排
出弁15よりごみを排出する。排出されたごみは、空気
流に乗って搬送され、一次収集センター2に運ばれてく
る。一次収集センター2に運ばれてきたごみは、一次分
離機5Aにより空気と分離されて下方に落下し、切替コ
ンベア6で振り分けられて貯留排出装置(ここでは貯留
排出装置8aとする)に運ばれ、圧縮貯留される。また
一次分離機5Aで分離されない微細なダストは一次バグ
フィルタ9Aで捕集される。ごみと分離された空気は、
一次ブロワ11Aに吸引された後、一次空気冷却器12
Aで冷却され、一次脱臭装置13Aにて臭気が取り除か
れてから屋外へ排気される。
入口より投入されたごみの一次収集センター2への収集
は、以下のように行われる。まず、ごみを収集すべきラ
インの末端の吸気弁(ここでは吸気弁14とする)を開
き、一次ブロワ11Aで一次輸送管1および分岐管1a
内の空気を吸引し、その空気流内にごみ投入口設備の排
出弁15よりごみを排出する。排出されたごみは、空気
流に乗って搬送され、一次収集センター2に運ばれてく
る。一次収集センター2に運ばれてきたごみは、一次分
離機5Aにより空気と分離されて下方に落下し、切替コ
ンベア6で振り分けられて貯留排出装置(ここでは貯留
排出装置8aとする)に運ばれ、圧縮貯留される。また
一次分離機5Aで分離されない微細なダストは一次バグ
フィルタ9Aで捕集される。ごみと分離された空気は、
一次ブロワ11Aに吸引された後、一次空気冷却器12
Aで冷却され、一次脱臭装置13Aにて臭気が取り除か
れてから屋外へ排気される。
【0007】次に、一次収集センター2に収集したごみ
やダストを二次収集センター4に収集するには、まず一
次収集センター2内のごみを排出する貯留排出装置(こ
こでは貯留排出装置8aとする)側の吸気弁22aを開
き、二次収集センター4側の二次ブロワ11Bで二次輸
送管3内の空気を吸引し、その空気流内に、貯留排出装
置8aの貯留ごみを排出弁7aより排出するとともに、
一次バグフィルタ9Aの排出弁10Aよりダストを排出
する。二次輸送管3内に排出されたごみやダストは、空
気流に乗って搬送され、二次収集センター4に運ばれて
くる。二次収集センター4に運ばれてきたごみは、二次
分離機5Bにより空気と分離されて下方に落下し、気密
機能を有する連続排出装置17により焼却設備のごみピ
ットへ連続的に排出される。また二次分離機5Bで分離
されない微細なダストは二次バグフィルタ9Bで捕集さ
れ、排出弁10Bより焼却設備のごみピットへ排出され
る。ごみと分離された空気は、二次ブロワ11Bに吸引
された後、二次空気冷却器12Bで冷却され、二次脱臭
装置13Bにて臭気が取り除かれてから屋外へ排気され
る。
やダストを二次収集センター4に収集するには、まず一
次収集センター2内のごみを排出する貯留排出装置(こ
こでは貯留排出装置8aとする)側の吸気弁22aを開
き、二次収集センター4側の二次ブロワ11Bで二次輸
送管3内の空気を吸引し、その空気流内に、貯留排出装
置8aの貯留ごみを排出弁7aより排出するとともに、
一次バグフィルタ9Aの排出弁10Aよりダストを排出
する。二次輸送管3内に排出されたごみやダストは、空
気流に乗って搬送され、二次収集センター4に運ばれて
くる。二次収集センター4に運ばれてきたごみは、二次
分離機5Bにより空気と分離されて下方に落下し、気密
機能を有する連続排出装置17により焼却設備のごみピ
ットへ連続的に排出される。また二次分離機5Bで分離
されない微細なダストは二次バグフィルタ9Bで捕集さ
れ、排出弁10Bより焼却設備のごみピットへ排出され
る。ごみと分離された空気は、二次ブロワ11Bに吸引
された後、二次空気冷却器12Bで冷却され、二次脱臭
装置13Bにて臭気が取り除かれてから屋外へ排気され
る。
【0008】ところで、従来の管路輸送システムによる
二次輸送プラントは、通常の一次輸送プラントと同様
に、配管径が400A〜600A(一般に外径を示す)
のサイズのものが使用され、同一プラント内では全て同
一の配管内径に設定されている。更に配管内径の決定
は、輸送距離が長くなるに従い圧力損失が大きくなる関
係で、ブロワの製造能力を超える圧力(一般に−600
0mmH2 O以上)になると予想される場合には、圧力損
失を下げるために配管全長に亘って内径を大きくし、こ
れによって配管末端部の吸引口径を大きくして、ブロワ
の必要吸引力を下げるように設計されている。
二次輸送プラントは、通常の一次輸送プラントと同様
に、配管径が400A〜600A(一般に外径を示す)
のサイズのものが使用され、同一プラント内では全て同
一の配管内径に設定されている。更に配管内径の決定
は、輸送距離が長くなるに従い圧力損失が大きくなる関
係で、ブロワの製造能力を超える圧力(一般に−600
0mmH2 O以上)になると予想される場合には、圧力損
失を下げるために配管全長に亘って内径を大きくし、こ
れによって配管末端部の吸引口径を大きくして、ブロワ
の必要吸引力を下げるように設計されている。
【0009】また、ごみの輸送風速は、比較的輸送し易
いオフィスや家庭ごみの場合には、遅い風速にて輸送す
ることが可能であるのに対して、ホテル等大量の厨芥が
発生する場合には、風速を速くする必要がある。しかし
ながら、二次輸送プラントでは、一旦一次収集センター
2に収集されたごみを再度管路収集するため、どこのご
みを収集対象としているかの特定が難しい。このため、
従来は輸送風速を絶えず速い風速に設定して運転してい
る。
いオフィスや家庭ごみの場合には、遅い風速にて輸送す
ることが可能であるのに対して、ホテル等大量の厨芥が
発生する場合には、風速を速くする必要がある。しかし
ながら、二次輸送プラントでは、一旦一次収集センター
2に収集されたごみを再度管路収集するため、どこのご
みを収集対象としているかの特定が難しい。このため、
従来は輸送風速を絶えず速い風速に設定して運転してい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のごみ二次輸送装
置は、以上のように構成され、その配管内径が一次輸送
プラントと同様に始点から終点まで同一径に設定されて
いるため、輸送距離が長くなると、輸送時の空気圧力が
低くなって管内空気が膨張し、輸送風速すなわち輸送風
量が非常に大きくなる。例えば、二次輸送管3内の吸気
弁近辺の断面を通る風量Q1をQ1=280 m3 /min、この点
における圧力P1をP1=10330 mmH2 O(大気圧)とし、
二次輸送管3内の二次収集センター近辺の断面を通る風
量をQ2、この点における圧力P2をP2=-2000 mmH2 Oと
すると、 Q1×P1=Q2×P2 Q2=Q1×P1/P2 となり、P2は絶対圧に換算すると10330-2000=8330mmH
2 Oなので、 Q2=280 ×10330 /8330=347 m3 /min となる。このため、輸送抵抗が大きくなって、二次ブロ
ワ11Bの圧力を高くする必要がある。
置は、以上のように構成され、その配管内径が一次輸送
プラントと同様に始点から終点まで同一径に設定されて
いるため、輸送距離が長くなると、輸送時の空気圧力が
低くなって管内空気が膨張し、輸送風速すなわち輸送風
量が非常に大きくなる。例えば、二次輸送管3内の吸気
弁近辺の断面を通る風量Q1をQ1=280 m3 /min、この点
における圧力P1をP1=10330 mmH2 O(大気圧)とし、
二次輸送管3内の二次収集センター近辺の断面を通る風
量をQ2、この点における圧力P2をP2=-2000 mmH2 Oと
すると、 Q1×P1=Q2×P2 Q2=Q1×P1/P2 となり、P2は絶対圧に換算すると10330-2000=8330mmH
2 Oなので、 Q2=280 ×10330 /8330=347 m3 /min となる。このため、輸送抵抗が大きくなって、二次ブロ
ワ11Bの圧力を高くする必要がある。
【0011】また、二次ブロワ11Bの製造能力以上の
圧力損失になると、二次輸送管3の全長に亘って内径を
大きくし、これによって配管末端部の吸引口径を大きく
する必要がある。このため、二次ブロワ11Bの動力が
大きくなり、更に配管の施工コストも高くなる。
圧力損失になると、二次輸送管3の全長に亘って内径を
大きくし、これによって配管末端部の吸引口径を大きく
する必要がある。このため、二次ブロワ11Bの動力が
大きくなり、更に配管の施工コストも高くなる。
【0012】また、配管内径が始点から終点まで同一径
に設定されているため、二次収集センター4に近い部位
ほど風速が速くなり、配管の磨耗量も大きくなり(輸送
距離にもよるが末端部の1.5 〜2倍)、配管板厚を収集
センターに近いほど厚くする必要がある。
に設定されているため、二次収集センター4に近い部位
ほど風速が速くなり、配管の磨耗量も大きくなり(輸送
距離にもよるが末端部の1.5 〜2倍)、配管板厚を収集
センターに近いほど厚くする必要がある。
【0013】ところで、一次輸送プラントにおいて、ご
み投入口付近の配管内径(分岐管内径)を輸送管の幹線
ラインの内径よりも小さくし、これによってごみ投入口
付近の風速を局部的に速くして、ごみ投入口付近でのご
みの堆積を防止するようにしたもの(特開昭61−55
002号公報)が提案されているが、このようなものに
あっても、輸送管の幹線ラインの内径は始点から終点ま
で同一径に設定されており、輸送距離が長くなると、輸
送時の空気圧力が低くなって管内空気が膨張し、輸送風
速すなわち輸送風量が非常に大きくなるのは避けられ
ず、配管板厚を収集センターに近いほど厚くする必要が
ある。
み投入口付近の配管内径(分岐管内径)を輸送管の幹線
ラインの内径よりも小さくし、これによってごみ投入口
付近の風速を局部的に速くして、ごみ投入口付近でのご
みの堆積を防止するようにしたもの(特開昭61−55
002号公報)が提案されているが、このようなものに
あっても、輸送管の幹線ラインの内径は始点から終点ま
で同一径に設定されており、輸送距離が長くなると、輸
送時の空気圧力が低くなって管内空気が膨張し、輸送風
速すなわち輸送風量が非常に大きくなるのは避けられ
ず、配管板厚を収集センターに近いほど厚くする必要が
ある。
【0014】また、一次輸送プラントにおいて、風速の
増大に起因する配管の磨耗量の増大を、配管板厚を厚く
することにより対処したものは既に提案されている。例
えば、末端部(各投入口部)を500Aとし、一次収集
センターに近い部位を550Aとして、配管径(外径)
の増加分を全て配管板厚の増加分とし、配管内径を始点
から終点まで同一径に設定している。
増大に起因する配管の磨耗量の増大を、配管板厚を厚く
することにより対処したものは既に提案されている。例
えば、末端部(各投入口部)を500Aとし、一次収集
センターに近い部位を550Aとして、配管径(外径)
の増加分を全て配管板厚の増加分とし、配管内径を始点
から終点まで同一径に設定している。
【0015】また、配管の摩耗量はごみの通過量に比例
している。一次輸送の場合には、二次輸送とは異なり、
末端部のごみの通過量は一次収集センター近傍に対して
1/10〜1/100と大きく異なる。例えば、末端部
のごみの通過量を1トン/日、管厚を7.9mmとし、収
集センター近傍でのごみの通過量を50トン/日とする
と、収集センター近傍の輸送配管の管厚は395mm必要
となる。これでは配管内径が0mm以下になりごみを流す
隙間すら確保できなくなってしまう。このため、従来は
耐摩耗性の高い材料を段階的に採用して管厚を抑え、配
管内径が小さくならないようにしているが、それでも対
応しきれず、配管サイズ(配管外径)を大きくすること
によって配管板厚を確保し、これによって配管内径が収
集センター近傍で小さくなりすぎるのを防止している。
している。一次輸送の場合には、二次輸送とは異なり、
末端部のごみの通過量は一次収集センター近傍に対して
1/10〜1/100と大きく異なる。例えば、末端部
のごみの通過量を1トン/日、管厚を7.9mmとし、収
集センター近傍でのごみの通過量を50トン/日とする
と、収集センター近傍の輸送配管の管厚は395mm必要
となる。これでは配管内径が0mm以下になりごみを流す
隙間すら確保できなくなってしまう。このため、従来は
耐摩耗性の高い材料を段階的に採用して管厚を抑え、配
管内径が小さくならないようにしているが、それでも対
応しきれず、配管サイズ(配管外径)を大きくすること
によって配管板厚を確保し、これによって配管内径が収
集センター近傍で小さくなりすぎるのを防止している。
【0016】これに対して、二次輸送では末端部も二次
収集センター近傍もごみの通過量は変わらないため、配
管の摩耗量は一次輸送プラントと異なり、極端に大きく
なることはない。しかし、輸送距離が長くなると、配管
内径が始点から終点まで同一径に設定されている従来の
ごみ二次輸送プラントにおいては、既述したように二次
収集センター4に近い部位ほど風速が速くなるため、配
管板厚を収集センターに近いほど厚くせざるを得ない。
更に輸送抵抗が大きくなるため、二次ブロワ11Bの圧
力を高くする必要が生じるのも避けられない。
収集センター近傍もごみの通過量は変わらないため、配
管の摩耗量は一次輸送プラントと異なり、極端に大きく
なることはない。しかし、輸送距離が長くなると、配管
内径が始点から終点まで同一径に設定されている従来の
ごみ二次輸送プラントにおいては、既述したように二次
収集センター4に近い部位ほど風速が速くなるため、配
管板厚を収集センターに近いほど厚くせざるを得ない。
更に輸送抵抗が大きくなるため、二次ブロワ11Bの圧
力を高くする必要が生じるのも避けられない。
【0017】また、二次輸送プラントでは、一旦一次収
集センター2に収集されたごみを再度管路収集する関係
で、どのようなごみが一次収集センター2側から供給さ
れるのか判別できず、従来は輸送風速を絶えず安全側の
速い風速に設定して運転しているため、二次ブロワ11
Bの使用電力量が大きくなるばかりでなく、配管の摩耗
量も大きくなり(配管の摩耗量は輸送風速の約2乗に比
例し増加する)、配管の穴あき補修費がかさむ問題があ
る。
集センター2に収集されたごみを再度管路収集する関係
で、どのようなごみが一次収集センター2側から供給さ
れるのか判別できず、従来は輸送風速を絶えず安全側の
速い風速に設定して運転しているため、二次ブロワ11
Bの使用電力量が大きくなるばかりでなく、配管の摩耗
量も大きくなり(配管の摩耗量は輸送風速の約2乗に比
例し増加する)、配管の穴あき補修費がかさむ問題があ
る。
【0018】また、従来は二次輸送プラント内に上昇部
がある場合、極力ごみが堆積しにくいようにその傾斜角
度を20度以内とした配管線形に設定されている。更に
一旦ごみが堆積すると、輸送風速をかなり大きくしなけ
れば解除することができないため、非常時をベースとし
て二次ブロワ11Bの能力が設定されている。この場
合、非常時に合わせて能力の高い二次ブロワ11Bを採
用することもできるが、設備費が非常に高くなるため、
実際には通常の能力を有する二次ブロワを採用し、この
二次ブロワの持つ運転能力に対し20%程度余裕を持た
せた風速に通常は設定し、非常時にはその余裕分を用い
て対応させるようにしている。このため、二次輸送管3
内に大量に厨芥等が排出されて配管内に一旦堆積した場
合には、風速を多少上昇させて運転しても能力が不足
し、堆積解除ができなかった。そして、このような状態
になると、堆積物の解除をピグによる清掃や作業員が配
管内部に入り手作業によって行わなければならなかっ
た。
がある場合、極力ごみが堆積しにくいようにその傾斜角
度を20度以内とした配管線形に設定されている。更に
一旦ごみが堆積すると、輸送風速をかなり大きくしなけ
れば解除することができないため、非常時をベースとし
て二次ブロワ11Bの能力が設定されている。この場
合、非常時に合わせて能力の高い二次ブロワ11Bを採
用することもできるが、設備費が非常に高くなるため、
実際には通常の能力を有する二次ブロワを採用し、この
二次ブロワの持つ運転能力に対し20%程度余裕を持た
せた風速に通常は設定し、非常時にはその余裕分を用い
て対応させるようにしている。このため、二次輸送管3
内に大量に厨芥等が排出されて配管内に一旦堆積した場
合には、風速を多少上昇させて運転しても能力が不足
し、堆積解除ができなかった。そして、このような状態
になると、堆積物の解除をピグによる清掃や作業員が配
管内部に入り手作業によって行わなければならなかっ
た。
【0019】また、二次輸送管3内へのごみの排出は、
コンベアや回転ドラムを使用した貯留排出装置8a,8
bより供給しており、ブロワ直前の配管19上に設置し
ている圧力計21によって検出される二次ブロワ11B
の吸引圧力が一定値(しきい値)以上になると排出を停
止し、二次ブロワ11Bがサージ域に達しないように制
御されている。つまり、二次輸送管3途中での圧力変動
を、二次収集センター4内に設置している圧力計21に
よって検出することにより、ごみの排出、停止制御を行
っている。このため、輸送距離が長くなると、二次輸送
管3途中での圧力変動が二次収集センター4に達するま
での時間遅れが大きく、かなり余裕を持った圧力状態で
ごみの排出を停止せざるを得なかった。更にごみの排出
停止によって圧力状態が通常状態に復帰しても、この復
帰状態を二次収集センター4側で検出するまでの時間遅
れも大きく、この結果二次輸送管3途中での圧力変動の
発生時点からごみの排出停止、再開までの時間が長くな
って、一定量のごみの排出から収集までに要する運転時
間が長くなる問題があった。例えば、二次ブロワ11B
の最大吸引圧力が−6000mmH2 Oの場合、本来最大
吸引圧力になるようにごみの排出を行うべきであるが、
排出量が一定でもごみ質により輸送時の圧力損失が大き
く変動するため、前記最大吸引圧力に設定して運転する
と、ごみ質の変動を受け絶えず二次ブロワ11Bの圧力
が過負荷になり、プラントが停止してしまう。このた
め、実際には図7に示すようにしきい値を−4500mm
H2 Oに設定して、しきい値を超えるとごみの排出を停
止させ(時間遅れがあるため、ごみ排出を停止した後も
圧力が上昇する)、二次ブロワ11Bがごみ質の変動や
二次輸送管3途中での圧力変動検出の時間遅れによって
過負荷になりプラントが停止してしまうことを防止して
いる。このため、二次ブロワ11Bの吸引能力を最大限
に利用できず、運転時間内においてごみを排出できる時
間が短くなり、かつ排出停止時間が長くなって、一定量
のごみを収集するのに要する運転時間が長くなってしま
う問題があった。
コンベアや回転ドラムを使用した貯留排出装置8a,8
bより供給しており、ブロワ直前の配管19上に設置し
ている圧力計21によって検出される二次ブロワ11B
の吸引圧力が一定値(しきい値)以上になると排出を停
止し、二次ブロワ11Bがサージ域に達しないように制
御されている。つまり、二次輸送管3途中での圧力変動
を、二次収集センター4内に設置している圧力計21に
よって検出することにより、ごみの排出、停止制御を行
っている。このため、輸送距離が長くなると、二次輸送
管3途中での圧力変動が二次収集センター4に達するま
での時間遅れが大きく、かなり余裕を持った圧力状態で
ごみの排出を停止せざるを得なかった。更にごみの排出
停止によって圧力状態が通常状態に復帰しても、この復
帰状態を二次収集センター4側で検出するまでの時間遅
れも大きく、この結果二次輸送管3途中での圧力変動の
発生時点からごみの排出停止、再開までの時間が長くな
って、一定量のごみの排出から収集までに要する運転時
間が長くなる問題があった。例えば、二次ブロワ11B
の最大吸引圧力が−6000mmH2 Oの場合、本来最大
吸引圧力になるようにごみの排出を行うべきであるが、
排出量が一定でもごみ質により輸送時の圧力損失が大き
く変動するため、前記最大吸引圧力に設定して運転する
と、ごみ質の変動を受け絶えず二次ブロワ11Bの圧力
が過負荷になり、プラントが停止してしまう。このた
め、実際には図7に示すようにしきい値を−4500mm
H2 Oに設定して、しきい値を超えるとごみの排出を停
止させ(時間遅れがあるため、ごみ排出を停止した後も
圧力が上昇する)、二次ブロワ11Bがごみ質の変動や
二次輸送管3途中での圧力変動検出の時間遅れによって
過負荷になりプラントが停止してしまうことを防止して
いる。このため、二次ブロワ11Bの吸引能力を最大限
に利用できず、運転時間内においてごみを排出できる時
間が短くなり、かつ排出停止時間が長くなって、一定量
のごみを収集するのに要する運転時間が長くなってしま
う問題があった。
【0020】ところで、一次輸送プラントにおいて、輸
送管内へのごみの排出制御を、収集センター内に設置し
た風速計または圧力計の測定結果に基づいて行うように
したもの(特開昭59−172303号公報)も提案さ
れているが、このようなものにあっても、当然に前述の
ような圧力変動検出の時間遅れが発生するのは避けられ
ず、これに伴う既述した様々な問題を抱えている。
送管内へのごみの排出制御を、収集センター内に設置し
た風速計または圧力計の測定結果に基づいて行うように
したもの(特開昭59−172303号公報)も提案さ
れているが、このようなものにあっても、当然に前述の
ような圧力変動検出の時間遅れが発生するのは避けられ
ず、これに伴う既述した様々な問題を抱えている。
【0021】本発明は、叙上の点に鑑み、輸送時の圧力
損失の減少、配管径(特に吸気口径)や配管板厚の縮
小、ブロワの風量(風速)の低減化、ごみ排出量の増
大、運転時間の短縮、電力消費量の削減、ごみの堆積防
止、および堆積した場合の堆積物解除作業の容易化を図
ることのできるごみ二次輸送装置を提供することを目的
とする。
損失の減少、配管径(特に吸気口径)や配管板厚の縮
小、ブロワの風量(風速)の低減化、ごみ排出量の増
大、運転時間の短縮、電力消費量の削減、ごみの堆積防
止、および堆積した場合の堆積物解除作業の容易化を図
ることのできるごみ二次輸送装置を提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ごみ二次輸送装置は、下記の構成からなるものである。
すなわち、一次収集センターに収集したごみを、ブロワ
により輸送管内に空気流を発生させて空気輸送し、二次
収集センターに収集して処分するごみ二次輸送装置にお
いて、輸送管の幹線ラインの内径を、二次収集センター
に近くなるに従い大きくなるように設定したものであ
る。この請求項1の発明においては、輸送管の幹線ライ
ンの内径を、二次収集センターに近くなるに従い大きく
なるように設定しているため、輸送管幹線ラインの断面
積が二次収集センターに近くなるに従い大きくなり、こ
れに伴って二次収集センター近辺の輸送風速および輸送
管末端の吸気口径を、従来の同一径管ラインのものと同
じ運転条件で運転した場合に比し小さくなる。その結
果、輸送距離が長くて輸送時の空気圧力が低くなって
も、二次収集センター近辺の輸送風速の極端な増大を抑
えることができ、ごみ輸送時の圧力損失を大幅に低下さ
せることができる。更に二次収集センター近辺の配管板
厚を厚くする必要がなくなって、配管板厚を末端部と二
次収集センター近傍でほぼ同じ値とすることができ、そ
の分、配管外径を縮小することができる。また輸送管末
端の吸気口径を小さくできるため、ブロワの風量を小さ
くでき、これに伴ってブロワを含む二次収集センター内
機器の縮小化が図れ、二次収集センターの建設費を削減
できるとともに、二次収集センターのスペースを圧縮す
ることができる。
ごみ二次輸送装置は、下記の構成からなるものである。
すなわち、一次収集センターに収集したごみを、ブロワ
により輸送管内に空気流を発生させて空気輸送し、二次
収集センターに収集して処分するごみ二次輸送装置にお
いて、輸送管の幹線ラインの内径を、二次収集センター
に近くなるに従い大きくなるように設定したものであ
る。この請求項1の発明においては、輸送管の幹線ライ
ンの内径を、二次収集センターに近くなるに従い大きく
なるように設定しているため、輸送管幹線ラインの断面
積が二次収集センターに近くなるに従い大きくなり、こ
れに伴って二次収集センター近辺の輸送風速および輸送
管末端の吸気口径を、従来の同一径管ラインのものと同
じ運転条件で運転した場合に比し小さくなる。その結
果、輸送距離が長くて輸送時の空気圧力が低くなって
も、二次収集センター近辺の輸送風速の極端な増大を抑
えることができ、ごみ輸送時の圧力損失を大幅に低下さ
せることができる。更に二次収集センター近辺の配管板
厚を厚くする必要がなくなって、配管板厚を末端部と二
次収集センター近傍でほぼ同じ値とすることができ、そ
の分、配管外径を縮小することができる。また輸送管末
端の吸気口径を小さくできるため、ブロワの風量を小さ
くでき、これに伴ってブロワを含む二次収集センター内
機器の縮小化が図れ、二次収集センターの建設費を削減
できるとともに、二次収集センターのスペースを圧縮す
ることができる。
【0023】また、本発明の請求項2に係るごみ二次輸
送装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、
一次収集センターに収集したごみを、ブロワにより輸送
管内に空気流を発生させて空気輸送し、二次収集センタ
ーに収集して処分するごみ二次輸送装置において、輸送
管末端の吸気配管に設けた吸気風速測定器と、吸気風速
測定器の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排出量お
よびブロワの風速の少なくとも一方を制御する制御装置
とを設けたものである。この請求項2の発明において、
輸送されるごみ質は絶えず変動しており、輸送しにくい
ごみが輸送管内に排出されると、瞬間的に末端での吸気
量が減少し、さらにごみが輸送しづらい状況となる。こ
のときの風速は吸気風速測定器で測定され、排出された
ごみが堆積しかけたか否かが二次収集センター内の制御
装置により瞬時に判定される。制御装置では吸気風速測
定器で測定した風速が一定値以下になった段階でごみの
排出を停止させ、末端での風速が回復した段階でごみの
排出を再開させるよう制御する。ごみの排出再開は、吸
気風速が設定値以上に回復した段階で、ごみの排出量を
段階的に増加させることにより行われる。このようにし
て、ごみの堆積(閉塞)を防止する。また、制御装置
は、一定時間経過しても吸気風速が回復しない場合、ブ
ロワの設定風速を増加させる。更に、制御装置は、末端
部における風速低下が一定時間内に頻繁に発生した場
合、輸送しにくいごみが大量に排出されていると判定
し、ブロワの設定風速を増加させ、ごみが堆積しにくい
運転モードに変更する。更にまた、制御装置は、ブロワ
の設定風速を増加させてから一定時間内に末端部におけ
る風速低下が発生しない場合には、ブロワの設定風速を
低下させ、必要以上に速い風速で運転することを回避す
る。なお、ごみの排出量制御は二次収集センター側また
は一次収集センター側のいずれで行ってもよい。
送装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、
一次収集センターに収集したごみを、ブロワにより輸送
管内に空気流を発生させて空気輸送し、二次収集センタ
ーに収集して処分するごみ二次輸送装置において、輸送
管末端の吸気配管に設けた吸気風速測定器と、吸気風速
測定器の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排出量お
よびブロワの風速の少なくとも一方を制御する制御装置
とを設けたものである。この請求項2の発明において、
輸送されるごみ質は絶えず変動しており、輸送しにくい
ごみが輸送管内に排出されると、瞬間的に末端での吸気
量が減少し、さらにごみが輸送しづらい状況となる。こ
のときの風速は吸気風速測定器で測定され、排出された
ごみが堆積しかけたか否かが二次収集センター内の制御
装置により瞬時に判定される。制御装置では吸気風速測
定器で測定した風速が一定値以下になった段階でごみの
排出を停止させ、末端での風速が回復した段階でごみの
排出を再開させるよう制御する。ごみの排出再開は、吸
気風速が設定値以上に回復した段階で、ごみの排出量を
段階的に増加させることにより行われる。このようにし
て、ごみの堆積(閉塞)を防止する。また、制御装置
は、一定時間経過しても吸気風速が回復しない場合、ブ
ロワの設定風速を増加させる。更に、制御装置は、末端
部における風速低下が一定時間内に頻繁に発生した場
合、輸送しにくいごみが大量に排出されていると判定
し、ブロワの設定風速を増加させ、ごみが堆積しにくい
運転モードに変更する。更にまた、制御装置は、ブロワ
の設定風速を増加させてから一定時間内に末端部におけ
る風速低下が発生しない場合には、ブロワの設定風速を
低下させ、必要以上に速い風速で運転することを回避す
る。なお、ごみの排出量制御は二次収集センター側また
は一次収集センター側のいずれで行ってもよい。
【0024】また、本発明の請求項3に係るごみ二次輸
送装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、
一次収集センターに収集したごみを、ブロワにより輸送
管内に空気流を発生させて空気輸送し、二次収集センタ
ーに収集して処分するごみ二次輸送装置において、輸送
管の幹線ライン内の上昇部がある場合における上昇配管
前後を含む複数箇所に設置した圧力計と、これら圧力計
の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排出量およびブ
ロワの風速の少なくとも一方を制御する制御装置とを設
けたものである。この請求項3の発明において、各圧力
計の表示数値(測定値)は、ごみ質の判定に用いられ
る。また各圧力計における隣接する圧力計間の差圧値か
らこれらの間の輸送管内の詰まり状態が判定される。例
えば、輸送管内に輸送しづらい厨芥等が排出され、ある
いは輸送管内に厨芥等が存在すると、圧力損失が高くな
る。この状況は、厨芥近くの圧力計により直ちに検出さ
れ、次いでこの圧力計を基点として遠方の圧力計にかけ
て各圧力計間の設定距離およびブロワの設定風速に基づ
く時間差をおいて順次検出される。したがって、二次収
集センター側では、輸送管内に厨芥等が排出され、ある
いは輸送管内に厨芥等が存在していると、瞬時にこれを
判定することができる。そして、輸送管幹線ラインの上
昇部等ごみを輸送しにくい部位に厨芥等が達すると、幹
線ライン上昇部の底部に堆積し、その区間の圧力損失が
高くなる。この状況は、上昇配管前後の圧力計間の差圧
から二次収集センター側で瞬時に判定される。そして、
このときの差圧の値により、ごみの排出規制(排出量の
低減または排出中断)やブロワの風速増加が行われ、堆
積しかけたごみが速やかに解除される。堆積しかけたご
みが解除されると、上昇配管前後の圧力差が一定値以内
に回復する。この状況も、二次収集センター側で瞬時に
判定され、ブロワの風速が低下させられる。このよう
に、輸送管幹線ライン内の複数箇所に設置した圧力計に
より各区間での圧力状況が把握される。したがって、各
圧力計を例えば500m毎に設けた場合には、ごみの輸
送スピードが10m/secで有れば約50秒間分のごみ質
に対する輸送圧損を測定していることになり、輸送し易
いごみか、輸送しづらいごみか等の判定を行うことが可
能となる。この各区間での圧力値が一定値を超えると、
ごみの排出量を段階的に低下(排出抑制)させ、更に圧
力が上昇する場合には、排出を停止させることによりブ
ロワが過負荷になることを防止する。したがって、従来
のような二次収集センター側におけるブロワの入口圧力
を測定し、ごみの排出量を制御する場合と異なり、瞬時
に輸送管幹線ラインの全エリアでの輸送状況に対応でき
るため、絶えず安定してブロワの最大能力に近い圧力迄
ごみを排出し続け運転することが可能となる。更に、排
出抑制が一定時間継続した場合には、輸送しづらいごみ
が排出され続けていると判定し、ブロワの風速を増加さ
せるよう制御する。これにより、ごみの堆積を未然に防
止する。
送装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、
一次収集センターに収集したごみを、ブロワにより輸送
管内に空気流を発生させて空気輸送し、二次収集センタ
ーに収集して処分するごみ二次輸送装置において、輸送
管の幹線ライン内の上昇部がある場合における上昇配管
前後を含む複数箇所に設置した圧力計と、これら圧力計
の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排出量およびブ
ロワの風速の少なくとも一方を制御する制御装置とを設
けたものである。この請求項3の発明において、各圧力
計の表示数値(測定値)は、ごみ質の判定に用いられ
る。また各圧力計における隣接する圧力計間の差圧値か
らこれらの間の輸送管内の詰まり状態が判定される。例
えば、輸送管内に輸送しづらい厨芥等が排出され、ある
いは輸送管内に厨芥等が存在すると、圧力損失が高くな
る。この状況は、厨芥近くの圧力計により直ちに検出さ
れ、次いでこの圧力計を基点として遠方の圧力計にかけ
て各圧力計間の設定距離およびブロワの設定風速に基づ
く時間差をおいて順次検出される。したがって、二次収
集センター側では、輸送管内に厨芥等が排出され、ある
いは輸送管内に厨芥等が存在していると、瞬時にこれを
判定することができる。そして、輸送管幹線ラインの上
昇部等ごみを輸送しにくい部位に厨芥等が達すると、幹
線ライン上昇部の底部に堆積し、その区間の圧力損失が
高くなる。この状況は、上昇配管前後の圧力計間の差圧
から二次収集センター側で瞬時に判定される。そして、
このときの差圧の値により、ごみの排出規制(排出量の
低減または排出中断)やブロワの風速増加が行われ、堆
積しかけたごみが速やかに解除される。堆積しかけたご
みが解除されると、上昇配管前後の圧力差が一定値以内
に回復する。この状況も、二次収集センター側で瞬時に
判定され、ブロワの風速が低下させられる。このよう
に、輸送管幹線ライン内の複数箇所に設置した圧力計に
より各区間での圧力状況が把握される。したがって、各
圧力計を例えば500m毎に設けた場合には、ごみの輸
送スピードが10m/secで有れば約50秒間分のごみ質
に対する輸送圧損を測定していることになり、輸送し易
いごみか、輸送しづらいごみか等の判定を行うことが可
能となる。この各区間での圧力値が一定値を超えると、
ごみの排出量を段階的に低下(排出抑制)させ、更に圧
力が上昇する場合には、排出を停止させることによりブ
ロワが過負荷になることを防止する。したがって、従来
のような二次収集センター側におけるブロワの入口圧力
を測定し、ごみの排出量を制御する場合と異なり、瞬時
に輸送管幹線ラインの全エリアでの輸送状況に対応でき
るため、絶えず安定してブロワの最大能力に近い圧力迄
ごみを排出し続け運転することが可能となる。更に、排
出抑制が一定時間継続した場合には、輸送しづらいごみ
が排出され続けていると判定し、ブロワの風速を増加さ
せるよう制御する。これにより、ごみの堆積を未然に防
止する。
【0025】また、本発明の請求項4に係るごみ二次輸
送装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、
一次収集センターに収集したごみを、ブロワによって輸
送管内にその末端の第1の吸気弁から導入した空気流に
より空気輸送し、二次収集センターに収集して処分する
ごみ二次輸送装置において、輸送管の幹線ライン内の上
昇部がある場合における上昇配管前後を含む複数箇所に
設置した圧力計と、輸送管幹線ラインの途中に新たに設
置した第2の吸気弁と、各圧力計の測定結果に基づき輸
送管内へのごみの排出量およびブロワの風速の少なくと
も一方を制御するとともに、第2の吸気弁を開閉制御す
る制御装置とを設けたものである。この請求項4の発明
において、例えば第2の吸気弁を輸送管幹線ライン内の
末端から1.5kmの部位に設置し、その下流側の圧力
損失が、ごみの排出抑制制御やブロワ風速制御によって
も回復しない場合には、ごみの排出を停止するととも
に、第2の吸気弁を一定時間開けて外気を導入させる。
これにより、輸送管幹線ライン内に強制的に大きな圧力
変動を惹起させて、第2の吸気弁の下流側のごみを二次
収集センター方向に動かすことができるだけでなく、第
2の吸気弁の上流側のごみを逆方向(末端方向)に動か
すことができ、かつ1.5km分(約3000mmH
2 O)の吸引圧力を全て余裕圧力として使用することが
できる。このため、通常ではブロワが過負荷になってし
まう状況下でも問題なく堆積物の自動解除が可能とな
り、ピグ清掃や作業員による堆積物解除作業を不要にで
きる。
送装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、
一次収集センターに収集したごみを、ブロワによって輸
送管内にその末端の第1の吸気弁から導入した空気流に
より空気輸送し、二次収集センターに収集して処分する
ごみ二次輸送装置において、輸送管の幹線ライン内の上
昇部がある場合における上昇配管前後を含む複数箇所に
設置した圧力計と、輸送管幹線ラインの途中に新たに設
置した第2の吸気弁と、各圧力計の測定結果に基づき輸
送管内へのごみの排出量およびブロワの風速の少なくと
も一方を制御するとともに、第2の吸気弁を開閉制御す
る制御装置とを設けたものである。この請求項4の発明
において、例えば第2の吸気弁を輸送管幹線ライン内の
末端から1.5kmの部位に設置し、その下流側の圧力
損失が、ごみの排出抑制制御やブロワ風速制御によって
も回復しない場合には、ごみの排出を停止するととも
に、第2の吸気弁を一定時間開けて外気を導入させる。
これにより、輸送管幹線ライン内に強制的に大きな圧力
変動を惹起させて、第2の吸気弁の下流側のごみを二次
収集センター方向に動かすことができるだけでなく、第
2の吸気弁の上流側のごみを逆方向(末端方向)に動か
すことができ、かつ1.5km分(約3000mmH
2 O)の吸引圧力を全て余裕圧力として使用することが
できる。このため、通常ではブロワが過負荷になってし
まう状況下でも問題なく堆積物の自動解除が可能とな
り、ピグ清掃や作業員による堆積物解除作業を不要にで
きる。
【0026】また、本発明の請求項5に係るごみ二次輸
送装置は、請求項4のものの第2の吸気弁を、上昇配管
の直前に配置したものである。この請求項5の発明にお
いて、輸送管幹線ラインの上昇部等ごみを輸送しにくい
部位に厨芥等が達すると、幹線ライン上昇部の底部に堆
積し、その区間の圧力損失が高くなる。この状況がごみ
の排出抑制制御やブロワ風速制御によっても回復しない
場合には、ごみの排出を停止するとともに、第2の吸気
弁を一定時間開けて外気を導入させる。これにより、上
昇配管内に強制的に大きな圧力変動を惹起させることが
できるとともに、上昇配管底部に堆積しかけたごみに外
気を吹きかけて揺り動かし攪拌することができ、かつ輸
送管末端部(ごみの排出部)から第2の吸気弁間に関わ
っている圧力損失分を全て余裕圧力として使用すること
ができる。このため、上昇配管の距離が長くかつ垂直輸
送が必要な部位でも問題なく堆積物の自動解除が可能と
なる。
送装置は、請求項4のものの第2の吸気弁を、上昇配管
の直前に配置したものである。この請求項5の発明にお
いて、輸送管幹線ラインの上昇部等ごみを輸送しにくい
部位に厨芥等が達すると、幹線ライン上昇部の底部に堆
積し、その区間の圧力損失が高くなる。この状況がごみ
の排出抑制制御やブロワ風速制御によっても回復しない
場合には、ごみの排出を停止するとともに、第2の吸気
弁を一定時間開けて外気を導入させる。これにより、上
昇配管内に強制的に大きな圧力変動を惹起させることが
できるとともに、上昇配管底部に堆積しかけたごみに外
気を吹きかけて揺り動かし攪拌することができ、かつ輸
送管末端部(ごみの排出部)から第2の吸気弁間に関わ
っている圧力損失分を全て余裕圧力として使用すること
ができる。このため、上昇配管の距離が長くかつ垂直輸
送が必要な部位でも問題なく堆積物の自動解除が可能と
なる。
【0027】また、本発明の請求項6に係るごみ二次輸
送装置は、請求項5のものの上昇配管の上流側に水平配
管を介して立ち上がる下降配管がある場合には、下降配
管の水平配管との接続部の直前にも新たに第3の吸気弁
を設けたものである。この請求項6の発明において、輸
送管幹線ラインの途中に、例えば地下鉄や水路等を迂回
する迂回部がある場合、この迂回部は比較的長くかつ極
端な下降と上昇が必要となる。このような場合、上昇部
の吸気弁(第2の吸気弁)を開いてしまうと、その上流
側の下降部内に流れていたごみが、全て下降部の最下部
に堆墳され閉塞が発生し易くなる。このため、下降配管
の水平配管との接続部の直前に新たに第3の吸気弁を設
け、例えば第2の吸気弁を開く前にその上流側の下降部
内を流れているごみが屈曲点を通過しきる間(数十秒
間)下降部の吸気弁(第3の吸気弁)を開放し、その
後、第2の吸気弁を開く。これにより、上流側下降底部
でのごみの閉塞を招くことなく下流側上昇部の吸気弁
(第2の吸気弁)をコントロールすることができる。下
降部の最下部にごみが堆墳した場合は、第2の吸気弁を
閉じた状態で、第3の吸気弁のみを開放することによ
り、堆積物の自動解除が可能となる。
送装置は、請求項5のものの上昇配管の上流側に水平配
管を介して立ち上がる下降配管がある場合には、下降配
管の水平配管との接続部の直前にも新たに第3の吸気弁
を設けたものである。この請求項6の発明において、輸
送管幹線ラインの途中に、例えば地下鉄や水路等を迂回
する迂回部がある場合、この迂回部は比較的長くかつ極
端な下降と上昇が必要となる。このような場合、上昇部
の吸気弁(第2の吸気弁)を開いてしまうと、その上流
側の下降部内に流れていたごみが、全て下降部の最下部
に堆墳され閉塞が発生し易くなる。このため、下降配管
の水平配管との接続部の直前に新たに第3の吸気弁を設
け、例えば第2の吸気弁を開く前にその上流側の下降部
内を流れているごみが屈曲点を通過しきる間(数十秒
間)下降部の吸気弁(第3の吸気弁)を開放し、その
後、第2の吸気弁を開く。これにより、上流側下降底部
でのごみの閉塞を招くことなく下流側上昇部の吸気弁
(第2の吸気弁)をコントロールすることができる。下
降部の最下部にごみが堆墳した場合は、第2の吸気弁を
閉じた状態で、第3の吸気弁のみを開放することによ
り、堆積物の自動解除が可能となる。
【0028】また、本発明の請求項7に係るごみ二次輸
送装置は、請求項2乃至請求項6のものの輸送管の幹線
ラインの内径を、二次収集センターに近くなるに従い段
階的に大きく設定したものである。この請求項7の発明
においては、輸送管の幹線ラインの内径を、二次収集セ
ンターに近くなるに従い段階的に大きく設定しているた
め、通常の管製品の中から使用配管を選択できて、コス
トを低く抑えることができるとともに、輸送距離が長く
なって、輸送時の空気圧力が低くなっても、二次収集セ
ンター近辺の輸送風速の極端な増大を抑えることがで
き、ごみ輸送時の圧力損失を大幅に低下させることがで
きる。更に二次収集センター近辺の配管板厚を厚くする
必要がなくなって、末端部と二次収集センター近傍でほ
ぼ同じ値とすることができ、その分、配管外径を縮小す
ることができる。更にまた輸送管末端の吸気口径を小さ
くできるため、ブロワの風量を小さくでき、これに伴っ
て二次収集センター内機器の縮小化が図れ、二次収集セ
ンターの建設費を削減できるとともに、二次収集センタ
ーのスペースを圧縮することができる。
送装置は、請求項2乃至請求項6のものの輸送管の幹線
ラインの内径を、二次収集センターに近くなるに従い段
階的に大きく設定したものである。この請求項7の発明
においては、輸送管の幹線ラインの内径を、二次収集セ
ンターに近くなるに従い段階的に大きく設定しているた
め、通常の管製品の中から使用配管を選択できて、コス
トを低く抑えることができるとともに、輸送距離が長く
なって、輸送時の空気圧力が低くなっても、二次収集セ
ンター近辺の輸送風速の極端な増大を抑えることがで
き、ごみ輸送時の圧力損失を大幅に低下させることがで
きる。更に二次収集センター近辺の配管板厚を厚くする
必要がなくなって、末端部と二次収集センター近傍でほ
ぼ同じ値とすることができ、その分、配管外径を縮小す
ることができる。更にまた輸送管末端の吸気口径を小さ
くできるため、ブロワの風量を小さくでき、これに伴っ
て二次収集センター内機器の縮小化が図れ、二次収集セ
ンターの建設費を削減できるとともに、二次収集センタ
ーのスペースを圧縮することができる。
【0029】また、本発明の請求項8に係るごみ二次輸
送装置は、請求項7のものの輸送管の幹線ライン内の内
径が拡大された2段目以降に上昇部がある場合には、上
昇部の配管内径をその直前の配管内径よりも小さく設定
したものである。この請求項8の発明においては、上昇
配管の内径がその直前の配管内径よりも小さく設定さ
れ、輸送管幹線ラインの断面積が上昇配管部で小さくな
っているため、上昇配管部での輸送風速が速くなる。し
たがって、上昇配管部に到達したごみは速度が加速され
て上昇配管の上端まで一気に引き上げられる。このた
め、輸送しにくい厨芥等のごみでも、上昇配管底部に堆
積することがなくなる。
送装置は、請求項7のものの輸送管の幹線ライン内の内
径が拡大された2段目以降に上昇部がある場合には、上
昇部の配管内径をその直前の配管内径よりも小さく設定
したものである。この請求項8の発明においては、上昇
配管の内径がその直前の配管内径よりも小さく設定さ
れ、輸送管幹線ラインの断面積が上昇配管部で小さくな
っているため、上昇配管部での輸送風速が速くなる。し
たがって、上昇配管部に到達したごみは速度が加速され
て上昇配管の上端まで一気に引き上げられる。このた
め、輸送しにくい厨芥等のごみでも、上昇配管底部に堆
積することがなくなる。
【0030】
実施形態1.以下、図示実施形態により本発明を説明す
る。図1は本発明の請求項1,2,7に係るごみ二次輸
送装置を説明するためのごみ空気輸送プラントの系統
図、図2はそのごみ二次輸送装置による輸送距離と配管
内空気圧力損失との関係を従来と比較して示す図、図3
はそのごみ二次輸送装置の動作を説明するための二次ブ
ロワ運転時における吸引圧力の時系列データを示す図で
あり、図1中、前述の従来例(図6)に相当する部分に
は同一符号を付してある。
る。図1は本発明の請求項1,2,7に係るごみ二次輸
送装置を説明するためのごみ空気輸送プラントの系統
図、図2はそのごみ二次輸送装置による輸送距離と配管
内空気圧力損失との関係を従来と比較して示す図、図3
はそのごみ二次輸送装置の動作を説明するための二次ブ
ロワ運転時における吸引圧力の時系列データを示す図で
あり、図1中、前述の従来例(図6)に相当する部分に
は同一符号を付してある。
【0031】本実施形態のごみ二次輸送装置は、二次輸
送管30の幹線ラインの内径を、二次収集センター4に
近くなるに従い大きくなるように設定するとともに、二
次輸送管幹線ライン末端の吸気弁22a,22b近傍の
各吸気配管に、それぞれ吸気風速を測定する流量計31
a,31bを設けている。ここでは、二次輸送管30の
幹線ラインの内径を拡大する手法として、内径の異なる
500A〜600A(一般に外径を示す)のサイズの異
径管を用い、これら異径管を二次収集センター4に近く
なるに従い段階的に大きくなるよう配置した。すなわ
ち、二次輸送管30の幹線ラインは、いずれも配管板厚
がほぼ同一厚さに設定された複数の異径管からなり、し
たがって配管外径の拡大は、配管内径の拡大を意味し、
末端側から1km程度までは500Aのサイズの第1輸
送管30a、それ以降1.8kmまでは550Aのサイ
ズの第2輸送管30b、その後600Aのサイズの第3
輸送管30cから構成されている。なお、二次輸送管3
0の幹線ラインの内径を拡大する手法として、内径が連
続的に拡大する輸送管とすることも可能であり、その方
が理想的であるが、コスト高となるため、段階的な拡大
手法を採用した。
送管30の幹線ラインの内径を、二次収集センター4に
近くなるに従い大きくなるように設定するとともに、二
次輸送管幹線ライン末端の吸気弁22a,22b近傍の
各吸気配管に、それぞれ吸気風速を測定する流量計31
a,31bを設けている。ここでは、二次輸送管30の
幹線ラインの内径を拡大する手法として、内径の異なる
500A〜600A(一般に外径を示す)のサイズの異
径管を用い、これら異径管を二次収集センター4に近く
なるに従い段階的に大きくなるよう配置した。すなわ
ち、二次輸送管30の幹線ラインは、いずれも配管板厚
がほぼ同一厚さに設定された複数の異径管からなり、し
たがって配管外径の拡大は、配管内径の拡大を意味し、
末端側から1km程度までは500Aのサイズの第1輸
送管30a、それ以降1.8kmまでは550Aのサイ
ズの第2輸送管30b、その後600Aのサイズの第3
輸送管30cから構成されている。なお、二次輸送管3
0の幹線ラインの内径を拡大する手法として、内径が連
続的に拡大する輸送管とすることも可能であり、その方
が理想的であるが、コスト高となるため、段階的な拡大
手法を採用した。
【0032】また、二次収集センター4内に、各流量計
31a,31bの測定結果に基づき二次輸送管30内へ
のごみの排出量と二次ブロワ11Bの風速を制御する制
御装置23Aを設けている。ごみの排出量制御は、一次
収集センター2側の貯留排出装置8a,8bのそれぞれ
の回転ドラムおよび排出弁7a,7bを制御することに
より行われるが、これら回転ドラムおよび排出弁7a,
7bの制御は、必ずしも二次収集センター4側で行う必
要はなく、一次収集センター2側で行わせてもよい。こ
のことは、後述の第2,第3実施形態においても同様で
ある。それ以外の構成は前述の従来例のものと同様であ
る。
31a,31bの測定結果に基づき二次輸送管30内へ
のごみの排出量と二次ブロワ11Bの風速を制御する制
御装置23Aを設けている。ごみの排出量制御は、一次
収集センター2側の貯留排出装置8a,8bのそれぞれ
の回転ドラムおよび排出弁7a,7bを制御することに
より行われるが、これら回転ドラムおよび排出弁7a,
7bの制御は、必ずしも二次収集センター4側で行う必
要はなく、一次収集センター2側で行わせてもよい。こ
のことは、後述の第2,第3実施形態においても同様で
ある。それ以外の構成は前述の従来例のものと同様であ
る。
【0033】本実施形態のごみ二次輸送装置において、
輸送されるごみ質は絶えず変動しており、輸送しにくい
ごみが一次収集センター2側の貯留排出装置8a又は8
bから二次輸送管30内に排出されると、瞬間的に二次
輸送管末端での吸気量が減少し、さらにごみが輸送しづ
らい状況となる。このときの風速は流量計31a又は3
1bで測定される。制御装置23Aでは、各流量計31
a,31bの測定値を常に見ており、排出されたごみが
堆積しかけたか否かが瞬時に判定される。そして、流量
計31a又は31bで測定した風速が一定値以下(例え
ば15m/sec以下)が数秒(例えば5sec )続いた場合
には、制御装置23Aはごみを排出している貯留排出装
置の回転ドラムの回転を停止させ、ごみの排出を一時停
止させる。これにより、二次輸送管末端での風速が回復
すれば、制御装置23Aはごみの排出を再開させる。ご
みの排出再開は、吸気風速が設定値以上に回復した段階
で、ごみの排出量を段階的に(例えば1m3 /minの排出
量を1分間継続後、2m3/minに)増加させることによ
り行われる。このようにして、ごみの堆積(閉塞)を防
止する。
輸送されるごみ質は絶えず変動しており、輸送しにくい
ごみが一次収集センター2側の貯留排出装置8a又は8
bから二次輸送管30内に排出されると、瞬間的に二次
輸送管末端での吸気量が減少し、さらにごみが輸送しづ
らい状況となる。このときの風速は流量計31a又は3
1bで測定される。制御装置23Aでは、各流量計31
a,31bの測定値を常に見ており、排出されたごみが
堆積しかけたか否かが瞬時に判定される。そして、流量
計31a又は31bで測定した風速が一定値以下(例え
ば15m/sec以下)が数秒(例えば5sec )続いた場合
には、制御装置23Aはごみを排出している貯留排出装
置の回転ドラムの回転を停止させ、ごみの排出を一時停
止させる。これにより、二次輸送管末端での風速が回復
すれば、制御装置23Aはごみの排出を再開させる。ご
みの排出再開は、吸気風速が設定値以上に回復した段階
で、ごみの排出量を段階的に(例えば1m3 /minの排出
量を1分間継続後、2m3/minに)増加させることによ
り行われる。このようにして、ごみの堆積(閉塞)を防
止する。
【0034】また、制御装置23Aは、ごみの排出を停
止してから一定時間(例えば1分間)経過しても吸気風
速が回復しない場合、二次ブロワ11Bの設定風速を
(例えば23m/secから26m/secに)増加させる。
止してから一定時間(例えば1分間)経過しても吸気風
速が回復しない場合、二次ブロワ11Bの設定風速を
(例えば23m/secから26m/secに)増加させる。
【0035】また、制御装置23Aは、二次ブロワ11
Bの設定風速を増加させてから一定時間(例えば5分
間)内に末端部における風速低下が発生しない場合に
は、二次ブロワ11Bの設定風速を(例えば26m/sec
から23m/secに)低下させ、必要以上に速い風速で運
転することを回避する。
Bの設定風速を増加させてから一定時間(例えば5分
間)内に末端部における風速低下が発生しない場合に
は、二次ブロワ11Bの設定風速を(例えば26m/sec
から23m/secに)低下させ、必要以上に速い風速で運
転することを回避する。
【0036】また、制御装置23Aは、末端部における
風速低下が一定時間(例えば5分間)内に複数回(例え
ば3回)発生した場合、輸送しにくいごみが大量に排出
されていると判定し、二次ブロワ11Bの設定風速を増
加させ、ごみが堆積しにくい運転モードに変更する。こ
の運転モードにおいては、まず二次ブロワ11Bの設定
風速を1段階(例えば23m/secから26m/secに)増
加させ、1段階増加させてからもなお末端部における風
速低下が一定時間(例えば3分間)内に複数回(例えば
2回)発生した場合、二次ブロワ11Bの設定風速をも
う1段階(例えば26m/secから29m/secに)増加さ
せる。
風速低下が一定時間(例えば5分間)内に複数回(例え
ば3回)発生した場合、輸送しにくいごみが大量に排出
されていると判定し、二次ブロワ11Bの設定風速を増
加させ、ごみが堆積しにくい運転モードに変更する。こ
の運転モードにおいては、まず二次ブロワ11Bの設定
風速を1段階(例えば23m/secから26m/secに)増
加させ、1段階増加させてからもなお末端部における風
速低下が一定時間(例えば3分間)内に複数回(例えば
2回)発生した場合、二次ブロワ11Bの設定風速をも
う1段階(例えば26m/secから29m/secに)増加さ
せる。
【0037】また、制御装置23Aは、一定時間(例え
ば5分間)内にごみの排出抑制や排出中断が発生しない
場合、現在の設定風速を(例えば23m/secから20m
/secに)低下させ、節電運転モードに変更する。
ば5分間)内にごみの排出抑制や排出中断が発生しない
場合、現在の設定風速を(例えば23m/secから20m
/secに)低下させ、節電運転モードに変更する。
【0038】要するに、二次ブロワ11Bの設定風速は
4段階(例えば20m/sec、23m/sec、26m/sec、
29m/sec)に変更可能であり、前述の条件により段階
的に増減させられる。
4段階(例えば20m/sec、23m/sec、26m/sec、
29m/sec)に変更可能であり、前述の条件により段階
的に増減させられる。
【0039】本実施形態のごみ二次輸送装置において
は、二次輸送管30の幹線ラインの内径が、二次収集セ
ンター4に近くなるに従い大きくなるように設定されて
いるので、二次輸送管幹線ラインの断面積が二次収集セ
ンター4に近くなるに従い大きくなり、これに伴って二
次収集センター近辺の輸送風速が、従来の同一径管ライ
ンのものと同じ運転条件で運転した場合に比し小さくな
る。このため、輸送距離が長くて輸送時の空気圧力が低
くなっても、二次収集センター近辺の輸送風速の極端な
増大を抑えることができ、図2に示すように圧力損失を
大幅に低下させることができる。更に二次収集センター
近辺の配管板厚を厚くする必要がなくなって、配管板厚
を末端部と二次収集センター近傍でほぼ同じ値とするこ
とができ、その分、配管外径を縮小することができる。
その結果、配管施工費を20%削減することができた。
は、二次輸送管30の幹線ラインの内径が、二次収集セ
ンター4に近くなるに従い大きくなるように設定されて
いるので、二次輸送管幹線ラインの断面積が二次収集セ
ンター4に近くなるに従い大きくなり、これに伴って二
次収集センター近辺の輸送風速が、従来の同一径管ライ
ンのものと同じ運転条件で運転した場合に比し小さくな
る。このため、輸送距離が長くて輸送時の空気圧力が低
くなっても、二次収集センター近辺の輸送風速の極端な
増大を抑えることができ、図2に示すように圧力損失を
大幅に低下させることができる。更に二次収集センター
近辺の配管板厚を厚くする必要がなくなって、配管板厚
を末端部と二次収集センター近傍でほぼ同じ値とするこ
とができ、その分、配管外径を縮小することができる。
その結果、配管施工費を20%削減することができた。
【0040】また、二次輸送管末端の吸気口径を、従来
方式と同じ運転条件で運転した場合に比し小さくできる
ため、二次ブロワ11Bの風量を小さくでき、これに伴
って二次ブロワ11Bを含む二次収集センター内機器、
つまり二次分離機5B、二次バグフィルタ9B、二次脱
臭装置13B等、殆どの機器が小さくなり、二次収集セ
ンター4の建設費を25%削減できた。更に二次収集セ
ンター4のスペースも従来方式の1200m2 から50
0m2 と半分以下に圧縮することができた。更にまた二
次ブロワ11Bの風量を小さくできたため、二次輸送管
幹線ラインの摩耗量が従来方式に比し30%削減でき、
二次輸送管幹線ラインの補修費も削減できた。
方式と同じ運転条件で運転した場合に比し小さくできる
ため、二次ブロワ11Bの風量を小さくでき、これに伴
って二次ブロワ11Bを含む二次収集センター内機器、
つまり二次分離機5B、二次バグフィルタ9B、二次脱
臭装置13B等、殆どの機器が小さくなり、二次収集セ
ンター4の建設費を25%削減できた。更に二次収集セ
ンター4のスペースも従来方式の1200m2 から50
0m2 と半分以下に圧縮することができた。更にまた二
次ブロワ11Bの風量を小さくできたため、二次輸送管
幹線ラインの摩耗量が従来方式に比し30%削減でき、
二次輸送管幹線ラインの補修費も削減できた。
【0041】また、輸送されるごみ質を、二次輸送管幹
線ライン末端の各吸気配管に設けた流量計31a,31
bの測定値に基づいて、二次収集センター4内の制御装
置23Aが二次輸送管30内にごみが排出された段階で
瞬時に判定し、ごみの排出をコントロールするととも
に、状況に応じて二次ブロワ11Bの設定風速を増減さ
せるようにしているので、二次輸送管幹線ライン内の圧
力変動検出の時間遅れがなくなって、図3に示すように
二次ブロワ11Bの吸引能力を最大限利用することがで
き、二次輸送管幹線ライン内での圧力変動の発生時点か
らごみの排出停止、再開までの時間が短くなり、かつ運
転時間内においてごみを排出できる時間が長くなり、排
出停止時間が短くなって、一定量のごみを収集するのに
要する運転時間が従来に比し短くなった。すなわち、運
転時間が従来は1日9時間必要であったのに対し、本実
施形態置によれば7時間で運転を終了することが可能と
なった。このため、運転時間内における二次ブロワ11
Bの電力消費量を20%削減でき、ランニングコストを
年間換算で約1千万円削減することが可能となった。更
にこのランニングコストの削減に加え、運転時間の短縮
分に相当する電力の削減(23%)と運転員の残業代の
削減が可能となった。
線ライン末端の各吸気配管に設けた流量計31a,31
bの測定値に基づいて、二次収集センター4内の制御装
置23Aが二次輸送管30内にごみが排出された段階で
瞬時に判定し、ごみの排出をコントロールするととも
に、状況に応じて二次ブロワ11Bの設定風速を増減さ
せるようにしているので、二次輸送管幹線ライン内の圧
力変動検出の時間遅れがなくなって、図3に示すように
二次ブロワ11Bの吸引能力を最大限利用することがで
き、二次輸送管幹線ライン内での圧力変動の発生時点か
らごみの排出停止、再開までの時間が短くなり、かつ運
転時間内においてごみを排出できる時間が長くなり、排
出停止時間が短くなって、一定量のごみを収集するのに
要する運転時間が従来に比し短くなった。すなわち、運
転時間が従来は1日9時間必要であったのに対し、本実
施形態置によれば7時間で運転を終了することが可能と
なった。このため、運転時間内における二次ブロワ11
Bの電力消費量を20%削減でき、ランニングコストを
年間換算で約1千万円削減することが可能となった。更
にこのランニングコストの削減に加え、運転時間の短縮
分に相当する電力の削減(23%)と運転員の残業代の
削減が可能となった。
【0042】なお、ここでは内径を二次収集センター4
に近くなるに従い大きくなるように設定した二次輸送管
幹線ラインの末端の吸気配管に、吸気風速を測定する流
量計31a,31bを設けたものを例に挙げて説明した
が、この流量計を、ライン全長に亘って同一径管に設定
されている従来方式のものにもそのまま適用できること
は言うまでもなく、このような場合でも二次輸送管幹線
ライン内の圧力変動検出の時間遅れをなくすることがで
きる。
に近くなるに従い大きくなるように設定した二次輸送管
幹線ラインの末端の吸気配管に、吸気風速を測定する流
量計31a,31bを設けたものを例に挙げて説明した
が、この流量計を、ライン全長に亘って同一径管に設定
されている従来方式のものにもそのまま適用できること
は言うまでもなく、このような場合でも二次輸送管幹線
ライン内の圧力変動検出の時間遅れをなくすることがで
きる。
【0043】また、ここでは吸気風速を測定する流量計
31a,31bを二次輸送プラントに適用したものを例
に挙げて説明した。これは一次収集センターへのごみ収
集手段が如何様なもの(例えば車両を利用したもの)で
あれ、更に供給されるごみ質の判別ができない場合であ
れ、二次収集センターへのごみ収集が空気輸送により行
われていれば本発明を適用できることを意味している。
しかし、ここで例示したように一次収集センターへのご
み収集も空気輸送により行う場合、一次輸送プラント側
では収集対象地域の特性(ごみ質など)が判っているの
で、一次収集時の運転情報等を二次収集センターの制御
に連動させるようにしてもよい。
31a,31bを二次輸送プラントに適用したものを例
に挙げて説明した。これは一次収集センターへのごみ収
集手段が如何様なもの(例えば車両を利用したもの)で
あれ、更に供給されるごみ質の判別ができない場合であ
れ、二次収集センターへのごみ収集が空気輸送により行
われていれば本発明を適用できることを意味している。
しかし、ここで例示したように一次収集センターへのご
み収集も空気輸送により行う場合、一次輸送プラント側
では収集対象地域の特性(ごみ質など)が判っているの
で、一次収集時の運転情報等を二次収集センターの制御
に連動させるようにしてもよい。
【0044】また、ここでは各流量計31a,31bの
測定結果に基づき、制御装置23Aが二次輸送管30内
へのごみの排出量と二次ブロワ11Bの風速の両方を制
御するようにしたものを例に挙げて説明したが、必ずし
も両方を制御する必要はなく、各流量計31a,31b
の測定結果に基づき、二次輸送管30内へのごみの排出
量のみ、あるいは二次ブロワ11Bの風速のみを制御す
るようにしても、所期の目的は達成できることは言うま
でもない。
測定結果に基づき、制御装置23Aが二次輸送管30内
へのごみの排出量と二次ブロワ11Bの風速の両方を制
御するようにしたものを例に挙げて説明したが、必ずし
も両方を制御する必要はなく、各流量計31a,31b
の測定結果に基づき、二次輸送管30内へのごみの排出
量のみ、あるいは二次ブロワ11Bの風速のみを制御す
るようにしても、所期の目的は達成できることは言うま
でもない。
【0045】実施形態2.図4は本発明の請求項3,7
に係るごみ二次輸送装置を説明するためのごみ空気輸送
プラントの系統図であり、図中、前述の第1実施形態
(図1)に相当する部分には同一符号を付してある。
に係るごみ二次輸送装置を説明するためのごみ空気輸送
プラントの系統図であり、図中、前述の第1実施形態
(図1)に相当する部分には同一符号を付してある。
【0046】この実施形態のごみ二次輸送装置は、輸送
ラインの途中に上昇部がある二次輸送管30Aの幹線ラ
インの内径を、二次収集センター4に近くなるに従い段
階的に大きくなるように設定するとともに、上昇配管前
後を含む複数箇所に導圧管を介して圧力計44a,44
b,44c,44dを設置している。すなわち、二次輸
送管30Aの幹線ラインは、いずれも配管板厚がほぼ同
一厚さに設定された複数の異径管からなり、したがって
配管外径の拡大は、配管内径の拡大を意味し、末端側か
ら500Aのサイズの第1輸送管30a、550Aのサ
イズの第2輸送管30b、600Aのサイズの第3輸送
管30cから構成されている。
ラインの途中に上昇部がある二次輸送管30Aの幹線ラ
インの内径を、二次収集センター4に近くなるに従い段
階的に大きくなるように設定するとともに、上昇配管前
後を含む複数箇所に導圧管を介して圧力計44a,44
b,44c,44dを設置している。すなわち、二次輸
送管30Aの幹線ラインは、いずれも配管板厚がほぼ同
一厚さに設定された複数の異径管からなり、したがって
配管外径の拡大は、配管内径の拡大を意味し、末端側か
ら500Aのサイズの第1輸送管30a、550Aのサ
イズの第2輸送管30b、600Aのサイズの第3輸送
管30cから構成されている。
【0047】第2輸送管30bは、その末端側に上昇部
41が、その中間部に水平部42が、そのセンター側に
下降部43が形成され、上昇部直前の配管部と上昇部直
後の水平部42にそれぞれ圧力計44b,44cが配置
されている。
41が、その中間部に水平部42が、そのセンター側に
下降部43が形成され、上昇部直前の配管部と上昇部直
後の水平部42にそれぞれ圧力計44b,44cが配置
されている。
【0048】また、二次収集センター4内に、各圧力計
44a,44b,44c,44dの測定結果に基づき二
次輸送管30A内へのごみの排出量と二次ブロワ11B
の風速を制御する制御装置23Bを設けている。それ以
外の構成は前述の第1実施形態のものと同様である。
44a,44b,44c,44dの測定結果に基づき二
次輸送管30A内へのごみの排出量と二次ブロワ11B
の風速を制御する制御装置23Bを設けている。それ以
外の構成は前述の第1実施形態のものと同様である。
【0049】この実施形態のごみ二次輸送装置におい
て、各圧力計44a,44b,44c,44dの表示数
値(測定値)は、ごみ質の判定に用いられる。既述した
ように輸送距離が長くなると、末端からの距離に応じて
空気圧力損失の値に差が生じる(図2参照)。このた
め、輸送しにくいごみを各圧力計44a,44b,44
c,44dの測定値に基づき判定するに際し、その判定
基準となるしきい値を全ての圧力計とも同じ値に設定す
ると、例えば最上流側の圧力計44aを基準にした場
合、最上流側ではごみ質の判定が可能であるが、それよ
りも下流側の圧力計では常にしきい値を超えた状態とな
り、下流側では常に輸送しにくいごみが存在していると
誤判断してしまう。また最下流側の圧力計44dを基準
にしてしきい値を全ての圧力計とも同じ値に設定する
と、最下流側ではごみ質の判定が可能であるが、それよ
りも上流側の圧力計では輸送しにくいごみが存在してい
ても、最下流側に比べて空気圧力損失の値が小さいた
め、閉塞が発生しない限りしきい値を超えることがな
く、輸送し易いごみしか存在していないと誤判断してし
まう。したがって、ここでは各圧力計44a,44b,
44c,44dのしきい値を、それぞれの設定位置(末
端からの距離)に応じた空気圧力損失を加味した値に設
定し、位置に応じて異ならせた。更に各圧力計44a,
44b,44c,44d固有のしきい値を、それぞれ複
数段階に変更可能とし、各段階に応じてごみの排出抑制
や二次ブロワ11Bの風速増加を行わせるようにした。
て、各圧力計44a,44b,44c,44dの表示数
値(測定値)は、ごみ質の判定に用いられる。既述した
ように輸送距離が長くなると、末端からの距離に応じて
空気圧力損失の値に差が生じる(図2参照)。このた
め、輸送しにくいごみを各圧力計44a,44b,44
c,44dの測定値に基づき判定するに際し、その判定
基準となるしきい値を全ての圧力計とも同じ値に設定す
ると、例えば最上流側の圧力計44aを基準にした場
合、最上流側ではごみ質の判定が可能であるが、それよ
りも下流側の圧力計では常にしきい値を超えた状態とな
り、下流側では常に輸送しにくいごみが存在していると
誤判断してしまう。また最下流側の圧力計44dを基準
にしてしきい値を全ての圧力計とも同じ値に設定する
と、最下流側ではごみ質の判定が可能であるが、それよ
りも上流側の圧力計では輸送しにくいごみが存在してい
ても、最下流側に比べて空気圧力損失の値が小さいた
め、閉塞が発生しない限りしきい値を超えることがな
く、輸送し易いごみしか存在していないと誤判断してし
まう。したがって、ここでは各圧力計44a,44b,
44c,44dのしきい値を、それぞれの設定位置(末
端からの距離)に応じた空気圧力損失を加味した値に設
定し、位置に応じて異ならせた。更に各圧力計44a,
44b,44c,44d固有のしきい値を、それぞれ複
数段階に変更可能とし、各段階に応じてごみの排出抑制
や二次ブロワ11Bの風速増加を行わせるようにした。
【0050】今、いずれかの圧力計の固有のしきい値が
3段階(例えば−1000、−1300、−1500mm
H2 Oの3段階)に設定されていて、当該圧力計の指示
値(測定値)が1段階目のしきい値(−1000mmH2
O)を超えると、制御装置23Bは、ごみを排出してい
る貯留排出装置の回転ドラムを制御して、ごみの排出量
を段階的に(例えば3m3 /minの排出量を1分間継続
後、2m3 /minに)減少(抑制)させる。これにより、
当該圧力計の測定値が1段階目のしきい値より低くなる
と、制御装置23Bは、ごみの排出を再開させる。ごみ
の排出再開は、当該圧力計の測定値が1段階目のしきい
値より低く(例えば−9000mmH2 O)なった段階
で、ごみの排出量を段階的に(例えば2m3 /minの排出
量を1分間継続後、3m3 /minに)増加させることによ
り行われる。このようにして、ごみの堆積(閉塞)を防
止する。
3段階(例えば−1000、−1300、−1500mm
H2 Oの3段階)に設定されていて、当該圧力計の指示
値(測定値)が1段階目のしきい値(−1000mmH2
O)を超えると、制御装置23Bは、ごみを排出してい
る貯留排出装置の回転ドラムを制御して、ごみの排出量
を段階的に(例えば3m3 /minの排出量を1分間継続
後、2m3 /minに)減少(抑制)させる。これにより、
当該圧力計の測定値が1段階目のしきい値より低くなる
と、制御装置23Bは、ごみの排出を再開させる。ごみ
の排出再開は、当該圧力計の測定値が1段階目のしきい
値より低く(例えば−9000mmH2 O)なった段階
で、ごみの排出量を段階的に(例えば2m3 /minの排出
量を1分間継続後、3m3 /minに)増加させることによ
り行われる。このようにして、ごみの堆積(閉塞)を防
止する。
【0051】また、制御装置23Bは、ごみの排出量を
減少させてもなお当該圧力計の測定値が上昇し、2段階
目のしきい値(−1300mmH2 O)を超えれば、貯留
排出装置の回転ドラムの回転を停止させ、ごみの排出を
一時停止させる。それでもなお当該圧力計の測定値が上
昇し、3段階目のしきい値(−1500mmH2 O)を超
えれば、二次ブロワ11Bの設定風速を(例えば23m
/secから26m/secに)増加させる。
減少させてもなお当該圧力計の測定値が上昇し、2段階
目のしきい値(−1300mmH2 O)を超えれば、貯留
排出装置の回転ドラムの回転を停止させ、ごみの排出を
一時停止させる。それでもなお当該圧力計の測定値が上
昇し、3段階目のしきい値(−1500mmH2 O)を超
えれば、二次ブロワ11Bの設定風速を(例えば23m
/secから26m/secに)増加させる。
【0052】また、制御装置23Bは、二次ブロワ11
Bの設定風速を増加させてから当該圧力計の測定値が低
下し、3段階目のしきい値より低く(例えば−1400
mmH2 O)なれば、二次ブロワ11Bの設定風速を(例
えば26m/secから23m/secに)低下させ、必要以上
に速い風速で運転することを回避する。
Bの設定風速を増加させてから当該圧力計の測定値が低
下し、3段階目のしきい値より低く(例えば−1400
mmH2 O)なれば、二次ブロワ11Bの設定風速を(例
えば26m/secから23m/secに)低下させ、必要以上
に速い風速で運転することを回避する。
【0053】また、制御装置23Bは、二次ブロワ11
Bの設定風速を増加させてもなお当該圧力計の測定値が
低下しない場合、二次ブロワ11Bの設定風速をもう1
段階(例えば26m/secから29m/secに)増加させ
る。
Bの設定風速を増加させてもなお当該圧力計の測定値が
低下しない場合、二次ブロワ11Bの設定風速をもう1
段階(例えば26m/secから29m/secに)増加させ
る。
【0054】また、制御装置23Bは、一定時間(例え
ば5分間)内にごみの排出抑制や排出中断が発生しない
場合、現在の設定風速を(例えば23m/secから20m
/secに)低下させ、節電運転モードに変更する。
ば5分間)内にごみの排出抑制や排出中断が発生しない
場合、現在の設定風速を(例えば23m/secから20m
/secに)低下させ、節電運転モードに変更する。
【0055】各圧力計固有のしきい値を2段階に設定す
る場合は、圧力計の測定値が1段階目のしきい値を超え
ると、ごみの排出量を段階的に抑制し、2段階目のしき
い値を超えると、ごみの排出を停止させ、ごみの排出停
止から一定時間(例えば30秒)経過後も2段階目のし
きい値を超えている場合には、二次ブロワ11Bの設定
風速を段階的に増加させる。そして、圧力計の測定値が
2段階目のしきい値より低くなれば、二次ブロワ11B
の設定風速を元の風速まで段階的に低下させ、1段階目
のしきい値より低くなった段階で、ごみの排出を再開さ
せ、一定時間経過後も1段階目のしきい値を超えること
がなければ、ごみの排出量を段階的に増加させるように
制御する。
る場合は、圧力計の測定値が1段階目のしきい値を超え
ると、ごみの排出量を段階的に抑制し、2段階目のしき
い値を超えると、ごみの排出を停止させ、ごみの排出停
止から一定時間(例えば30秒)経過後も2段階目のし
きい値を超えている場合には、二次ブロワ11Bの設定
風速を段階的に増加させる。そして、圧力計の測定値が
2段階目のしきい値より低くなれば、二次ブロワ11B
の設定風速を元の風速まで段階的に低下させ、1段階目
のしきい値より低くなった段階で、ごみの排出を再開さ
せ、一定時間経過後も1段階目のしきい値を超えること
がなければ、ごみの排出量を段階的に増加させるように
制御する。
【0056】また、各圧力計固有のしきい値を固定値と
した場合は、貯留排出装置8a,8bの一方から他方へ
の切替時に二次ブロワ11Bの設定風速を最小(例えば
20m/sec)に再設定する。これは貯留排出装置8a,
8bを切り替える時点で二次ブロワ11Bの設定風速が
高く設定されていると、ごみの排出がなくても空気圧力
損失の値が高い値を示し、各圧力計固有のしきい値を超
えてしまうからである。換言すれば、各圧力計固有のし
きい値を、前述のようにそれぞれ複数段階に変更可能と
することにより、貯留排出装置8a,8bの切り替え時
点における風速変動に緩やかに対応させることができ、
設定風速を最小に再設定する必要がなくなる。
した場合は、貯留排出装置8a,8bの一方から他方へ
の切替時に二次ブロワ11Bの設定風速を最小(例えば
20m/sec)に再設定する。これは貯留排出装置8a,
8bを切り替える時点で二次ブロワ11Bの設定風速が
高く設定されていると、ごみの排出がなくても空気圧力
損失の値が高い値を示し、各圧力計固有のしきい値を超
えてしまうからである。換言すれば、各圧力計固有のし
きい値を、前述のようにそれぞれ複数段階に変更可能と
することにより、貯留排出装置8a,8bの切り替え時
点における風速変動に緩やかに対応させることができ、
設定風速を最小に再設定する必要がなくなる。
【0057】また、この実施形態のごみ二次輸送装置に
おいて、各圧力計44a,44b,44c,44dにお
ける隣接する圧力計間の差圧値(絶対値)からこれらの
間の二次輸送管30Aの幹線ライン内の詰まり状態が判
定される。この場合は、各圧力計のそれぞれの設定位置
に基づく空気圧力損失の値を差し引いてから圧力計間の
差圧値を求める。
おいて、各圧力計44a,44b,44c,44dにお
ける隣接する圧力計間の差圧値(絶対値)からこれらの
間の二次輸送管30Aの幹線ライン内の詰まり状態が判
定される。この場合は、各圧力計のそれぞれの設定位置
に基づく空気圧力損失の値を差し引いてから圧力計間の
差圧値を求める。
【0058】今、二次輸送管30A内に輸送しづらい厨
芥等が排出され、あるいは二次輸送管幹線ライン内に厨
芥等が存在すると、圧力損失が高くなる。この状況は、
厨芥近くの圧力計により直ちに検出され、次いでこの圧
力計を基点として遠方の圧力計にかけて各圧力計間の設
定距離および二次ブロワ11Bの設定風速に基づく時間
差をおいて順次検出される。このため、二次収集センタ
ー4側では、二次輸送管30A内に厨芥等が排出され、
あるいは二次輸送管幹線ライン内に厨芥等が存在してい
ると、瞬時にこれを判定することができる。そして、二
次輸送管幹線ラインの上昇部41に厨芥等が達すると、
上昇部41の底部に堆積し、その区間の圧力損失が高く
なる。この状況は、上昇配管前後の圧力計44b,44
c間の差圧が一定値を超えた(例えば通常500mmH2
Oの差圧が750mmH2 Oを超えた)場合に、二次収集
センター4側で瞬時に判定される。制御装置23Bは、
圧力計44b,44c間の差圧が一定値(750mmH2
O)を超えると、ごみの排出量を前述のように段階的に
減少させる。これにより、圧力計44b,44c間の差
圧が一定値以下(例えば通常400mmH2 O)に低下す
ると、制御装置23Bは、ごみの排出量を前述のように
段階的に増加させる。
芥等が排出され、あるいは二次輸送管幹線ライン内に厨
芥等が存在すると、圧力損失が高くなる。この状況は、
厨芥近くの圧力計により直ちに検出され、次いでこの圧
力計を基点として遠方の圧力計にかけて各圧力計間の設
定距離および二次ブロワ11Bの設定風速に基づく時間
差をおいて順次検出される。このため、二次収集センタ
ー4側では、二次輸送管30A内に厨芥等が排出され、
あるいは二次輸送管幹線ライン内に厨芥等が存在してい
ると、瞬時にこれを判定することができる。そして、二
次輸送管幹線ラインの上昇部41に厨芥等が達すると、
上昇部41の底部に堆積し、その区間の圧力損失が高く
なる。この状況は、上昇配管前後の圧力計44b,44
c間の差圧が一定値を超えた(例えば通常500mmH2
Oの差圧が750mmH2 Oを超えた)場合に、二次収集
センター4側で瞬時に判定される。制御装置23Bは、
圧力計44b,44c間の差圧が一定値(750mmH2
O)を超えると、ごみの排出量を前述のように段階的に
減少させる。これにより、圧力計44b,44c間の差
圧が一定値以下(例えば通常400mmH2 O)に低下す
ると、制御装置23Bは、ごみの排出量を前述のように
段階的に増加させる。
【0059】また、制御装置23Bは、ごみの排出量を
減少させてもなお圧力計44b,44c間の差圧が上昇
し一定値(1000mmH2 O)を超えた場合、ごみの排
出を停止させるとともに、二次ブロワ11Bの設定風速
を前述のように段階的に増加させる。
減少させてもなお圧力計44b,44c間の差圧が上昇
し一定値(1000mmH2 O)を超えた場合、ごみの排
出を停止させるとともに、二次ブロワ11Bの設定風速
を前述のように段階的に増加させる。
【0060】以上のような差圧値に基づくごみの排出抑
制や二次ブロワ11Bの風速増加等の制御は、二次輸送
管幹線ラインの全区間に亘り同様に行われる。
制や二次ブロワ11Bの風速増加等の制御は、二次輸送
管幹線ラインの全区間に亘り同様に行われる。
【0061】要するに、二次ブロワ11Bの設定風速は
4段階(例えば20m/sec、23m/sec、26m/sec、
29m/sec)に変更可能であり、前述の条件により段階
的に増減させられる。
4段階(例えば20m/sec、23m/sec、26m/sec、
29m/sec)に変更可能であり、前述の条件により段階
的に増減させられる。
【0062】このようにして、輸送管ライン内の複数箇
所に設置した各圧力計44a,44b,44c,44d
により各区間での圧力状況が把握される。したがって、
各圧力計44a,44b,44c,44dを例えば50
0m毎に設けた場合には、ごみの輸送スピードが10m
/secで有れば約50秒間分のごみ質に対する輸送圧損を
測定していることになり、輸送し易いごみか、輸送しづ
らいごみか等の判定を行うことが可能となる。
所に設置した各圧力計44a,44b,44c,44d
により各区間での圧力状況が把握される。したがって、
各圧力計44a,44b,44c,44dを例えば50
0m毎に設けた場合には、ごみの輸送スピードが10m
/secで有れば約50秒間分のごみ質に対する輸送圧損を
測定していることになり、輸送し易いごみか、輸送しづ
らいごみか等の判定を行うことが可能となる。
【0063】そして、各区間での圧力値や差圧値が一定
値を超えると、ごみの排出量を段階的に減少させ、更に
圧力値や差圧値が上昇する場合には、排出を停止させる
ことにより二次ブロワ11Bが過負荷になることを防止
する。したがって、従来のような二次収集センター側に
おけるブロワの入口圧力を測定し、ごみの排出量を制御
する場合と異なり、瞬時に二次輸送管幹線ラインの全エ
リアでの輸送状況に対応できるため、絶えず安定して二
次ブロワ11Bの最大能力に近い圧力迄ごみを排出し続
け運転することが可能となる。
値を超えると、ごみの排出量を段階的に減少させ、更に
圧力値や差圧値が上昇する場合には、排出を停止させる
ことにより二次ブロワ11Bが過負荷になることを防止
する。したがって、従来のような二次収集センター側に
おけるブロワの入口圧力を測定し、ごみの排出量を制御
する場合と異なり、瞬時に二次輸送管幹線ラインの全エ
リアでの輸送状況に対応できるため、絶えず安定して二
次ブロワ11Bの最大能力に近い圧力迄ごみを排出し続
け運転することが可能となる。
【0064】更に、排出抑制が一定時間継続した場合に
は、輸送しづらいごみが大量に排出されていると判定
し、二次ブロワ11Bの風速を増加させるよう制御する
ため、ごみの堆積が未然に防止される。
は、輸送しづらいごみが大量に排出されていると判定
し、二次ブロワ11Bの風速を増加させるよう制御する
ため、ごみの堆積が未然に防止される。
【0065】なお、ここでは内径を二次収集センター4
に近くなるに従い段階的に大きくなるように設定した二
次輸送管幹線ライン内の複数箇所に、圧力計44a,4
4b,44c,44dを設けたものを例に挙げて説明し
たが、これら圧力計44a,44b,44c,44d
を、二次輸送管幹線ライン全長に亘って同一径管に設定
されている従来方式のものにもそのまま適用できること
は言うまでもなく、このような場合でも各区間での圧力
状況を時間遅れをなく把握することができる。
に近くなるに従い段階的に大きくなるように設定した二
次輸送管幹線ライン内の複数箇所に、圧力計44a,4
4b,44c,44dを設けたものを例に挙げて説明し
たが、これら圧力計44a,44b,44c,44d
を、二次輸送管幹線ライン全長に亘って同一径管に設定
されている従来方式のものにもそのまま適用できること
は言うまでもなく、このような場合でも各区間での圧力
状況を時間遅れをなく把握することができる。
【0066】なお、ここでは各圧力計44a,44b,
44c,44dの測定結果に基づき、制御装置23Bが
二次輸送管30A内へのごみの排出量と二次ブロワ11
Bの風速の両方を制御するようにしたものを例に挙げて
説明したが、必ずしも両方を制御する必要はなく、各圧
力計44a,44b,44c,44dの測定結果に基づ
き、二次輸送管30A内へのごみの排出量のみ、あるい
は二次ブロワ11Bの風速のみを制御するようにして
も、所期の目的は達成できることは言うまでもない。
44c,44dの測定結果に基づき、制御装置23Bが
二次輸送管30A内へのごみの排出量と二次ブロワ11
Bの風速の両方を制御するようにしたものを例に挙げて
説明したが、必ずしも両方を制御する必要はなく、各圧
力計44a,44b,44c,44dの測定結果に基づ
き、二次輸送管30A内へのごみの排出量のみ、あるい
は二次ブロワ11Bの風速のみを制御するようにして
も、所期の目的は達成できることは言うまでもない。
【0067】実施形態3.図5は本発明の請求項4,
5,6,7,8に係るごみ二次輸送装置を説明するため
のごみ空気輸送プラントの系統図であり、図中、前述の
第2実施形態(図4)に相当する部分には同一符号を付
してある。
5,6,7,8に係るごみ二次輸送装置を説明するため
のごみ空気輸送プラントの系統図であり、図中、前述の
第2実施形態(図4)に相当する部分には同一符号を付
してある。
【0068】この実施形態のごみ二次輸送装置は、輸送
ラインの途中に下端相互が水平部により接続された下降
部と上昇部がある二次輸送管30Bの幹線ラインの内径
を、基本的に二次収集センター4に近くなるに従い段階
的に大きくなるように設定するとともに、上昇配管前後
を含む複数箇所に導圧管を介して圧力計44a,44
b,44c,44dを設置し、更に二次輸送管幹線ライ
ンの途中に新たに第2および第3の吸気弁54a,54
bを設けている。
ラインの途中に下端相互が水平部により接続された下降
部と上昇部がある二次輸送管30Bの幹線ラインの内径
を、基本的に二次収集センター4に近くなるに従い段階
的に大きくなるように設定するとともに、上昇配管前後
を含む複数箇所に導圧管を介して圧力計44a,44
b,44c,44dを設置し、更に二次輸送管幹線ライ
ンの途中に新たに第2および第3の吸気弁54a,54
bを設けている。
【0069】すなわち、二次輸送管30Bの幹線ライン
は、いずれも配管板厚がほぼ同一厚さに設定された複数
の異径管からなり、したがって配管外径の拡大は、配管
内径の拡大を意味し、末端側から500Aのサイズの第
1輸送管30a、基本的に550Aのサイズの第2輸送
管30b、600Aのサイズの第3輸送管30cから構
成されている。
は、いずれも配管板厚がほぼ同一厚さに設定された複数
の異径管からなり、したがって配管外径の拡大は、配管
内径の拡大を意味し、末端側から500Aのサイズの第
1輸送管30a、基本的に550Aのサイズの第2輸送
管30b、600Aのサイズの第3輸送管30cから構
成されている。
【0070】第2輸送管30bは、その末端側に下降部
51が、その中間部に水平部52が、そのセンター側に
上昇部53が形成されているが、上昇部53はその配管
内径が直前の水平部52の配管内径よりも小さく設定さ
れている。ここでは、上昇部53の配管として第1輸送
管30aと同径の500Aサイズの配管を用いた。そし
て、第2輸送管30bにおける、550Aサイズの下方
の水平部52の上昇部53との接続部の直前と、それよ
りも下流側となる550Aサイズの上方の水平部の上昇
部53との接続部の直後とに、それぞれ圧力計44c,
44dが配置されている。
51が、その中間部に水平部52が、そのセンター側に
上昇部53が形成されているが、上昇部53はその配管
内径が直前の水平部52の配管内径よりも小さく設定さ
れている。ここでは、上昇部53の配管として第1輸送
管30aと同径の500Aサイズの配管を用いた。そし
て、第2輸送管30bにおける、550Aサイズの下方
の水平部52の上昇部53との接続部の直前と、それよ
りも下流側となる550Aサイズの上方の水平部の上昇
部53との接続部の直後とに、それぞれ圧力計44c,
44dが配置されている。
【0071】更に、下方の水平部52の圧力計44cの
直前に第2の吸気弁54aが、また水平部52の上流側
末端から立ち上がる下降部51の水平部52との接続部
の直前に第3の吸気弁54bが配置されている。
直前に第2の吸気弁54aが、また水平部52の上流側
末端から立ち上がる下降部51の水平部52との接続部
の直前に第3の吸気弁54bが配置されている。
【0072】また、二次収集センター4内に、各圧力計
44a,44b,44c,44dの測定結果に基づき二
次輸送管30B内へのごみの排出量と二次ブロワ11B
の風速を制御するとともに、第2および第3の吸気弁5
4a,54bの開閉タイミング制御を行う制御装置23
Cを設けている。なお、二次輸送管幹線ライン末端の吸
気弁22a,22bを以後第1の吸気弁という。それ以
外の構成は前述の第2実施形態のものと同様である。
44a,44b,44c,44dの測定結果に基づき二
次輸送管30B内へのごみの排出量と二次ブロワ11B
の風速を制御するとともに、第2および第3の吸気弁5
4a,54bの開閉タイミング制御を行う制御装置23
Cを設けている。なお、二次輸送管幹線ライン末端の吸
気弁22a,22bを以後第1の吸気弁という。それ以
外の構成は前述の第2実施形態のものと同様である。
【0073】この実施形態のごみ二次輸送装置におい
て、二次輸送管幹線ライン内の第2の吸気弁54aを二
次輸送管幹線ラインの末端(第1の吸気弁)から例えば
1.5kmの部位に設置し、その下流側の圧力損失が、
ごみの排出抑制制御や二次ブロワ11Bの風速制御によ
っても回復しない場合には、ごみの排出を停止するとと
もに、第2の吸気弁54aを一定時間開けて外気を導入
させる。これにより、二次輸送管幹線ライン内に強制的
に大きな圧力変動を惹起させることができるとともに、
第2の吸気弁54aよりも下流側で堆積しかけたごみに
外気を吹きかけて揺り動かし攪拌することができ、かつ
1.5km分(約3000mmH2 O)の吸引圧力を全て
余裕圧力として使用することができる。このため、通常
では二次ブロワ11Bが過負荷になってしまう状況下で
も問題なく堆積物の解除が可能となる。
て、二次輸送管幹線ライン内の第2の吸気弁54aを二
次輸送管幹線ラインの末端(第1の吸気弁)から例えば
1.5kmの部位に設置し、その下流側の圧力損失が、
ごみの排出抑制制御や二次ブロワ11Bの風速制御によ
っても回復しない場合には、ごみの排出を停止するとと
もに、第2の吸気弁54aを一定時間開けて外気を導入
させる。これにより、二次輸送管幹線ライン内に強制的
に大きな圧力変動を惹起させることができるとともに、
第2の吸気弁54aよりも下流側で堆積しかけたごみに
外気を吹きかけて揺り動かし攪拌することができ、かつ
1.5km分(約3000mmH2 O)の吸引圧力を全て
余裕圧力として使用することができる。このため、通常
では二次ブロワ11Bが過負荷になってしまう状況下で
も問題なく堆積物の解除が可能となる。
【0074】二次輸送管幹線ラインの途中に、例えば地
下鉄や水路等を迂回する迂回部がある場合、この迂回部
は比較的長くかつ極端な下降と上昇が必要となる。した
がって、ごみを輸送しにくい二次輸送管幹線ライン内の
上昇部53に厨芥等が達すると、上昇部53の底部に堆
積し、その区間の圧力損失が高くなる。この状況が前述
の第2実施形態で説明したようなごみの排出抑制制御や
ブロワ風速制御によっても回復しない場合には、ごみの
排出を停止し、第2の吸気弁54aを一定時間(ごみが
上昇区間を登りきるのに必要な時間)開けて外気を導入
させる。これにより、上昇配管内に強制的に大きな圧力
変動を惹起させることができるとともに、上昇配管底部
に堆積しかけたごみに外気を吹きかけて揺り動かし攪拌
することができ、かつ二次輸送管末端部(ごみの排出
部)から第2の吸気弁54a間に関わっている圧力損失
分を全て余裕圧力として使用することができる。このた
め、上昇配管の距離が長くかつ垂直輸送が必要な部位で
も問題なく堆積物の自動解除が可能となり、ピグ清掃や
作業員による堆積物解除作業を不要にできる。
下鉄や水路等を迂回する迂回部がある場合、この迂回部
は比較的長くかつ極端な下降と上昇が必要となる。した
がって、ごみを輸送しにくい二次輸送管幹線ライン内の
上昇部53に厨芥等が達すると、上昇部53の底部に堆
積し、その区間の圧力損失が高くなる。この状況が前述
の第2実施形態で説明したようなごみの排出抑制制御や
ブロワ風速制御によっても回復しない場合には、ごみの
排出を停止し、第2の吸気弁54aを一定時間(ごみが
上昇区間を登りきるのに必要な時間)開けて外気を導入
させる。これにより、上昇配管内に強制的に大きな圧力
変動を惹起させることができるとともに、上昇配管底部
に堆積しかけたごみに外気を吹きかけて揺り動かし攪拌
することができ、かつ二次輸送管末端部(ごみの排出
部)から第2の吸気弁54a間に関わっている圧力損失
分を全て余裕圧力として使用することができる。このた
め、上昇配管の距離が長くかつ垂直輸送が必要な部位で
も問題なく堆積物の自動解除が可能となり、ピグ清掃や
作業員による堆積物解除作業を不要にできる。
【0075】そして、第2の吸気弁54aを開けてから
一定時間経過後、第2の吸気弁54aを閉じ、圧力計4
4c,44d間の差圧が回復している場合には、ごみの
排出を再開する。また圧力計44c,44d間の差圧が
回復せず、一定値を超えている場合には、再度第2の吸
気弁54aを開放する。
一定時間経過後、第2の吸気弁54aを閉じ、圧力計4
4c,44d間の差圧が回復している場合には、ごみの
排出を再開する。また圧力計44c,44d間の差圧が
回復せず、一定値を超えている場合には、再度第2の吸
気弁54aを開放する。
【0076】ところで、上昇部53の第2の吸気弁54
aを開いてしまうと、その上流側の下降部51内に流れ
ていたごみが、全て下降部51の最下部に堆墳され閉塞
が発生し易くなる。このため、第2の吸気弁54aを開
く前にその上流側の下降部51内を流れているごみが屈
曲点を通過して水平部52へ流れる間(数十秒間)、下
降部51の第3の吸気弁54bを開放し、その後、第2
の吸気弁54aを開く。これにより、上流側下降底部で
のごみの閉塞を招くことなく下流側上昇部の第2の吸気
弁54aをコントロールすることができる。また、下降
部51の最下部にごみが堆墳した場合は、第2の吸気弁
54aを閉じた状態で、第3の吸気弁54bのみを開放
することにより、堆積物の自動解除が可能となる。
aを開いてしまうと、その上流側の下降部51内に流れ
ていたごみが、全て下降部51の最下部に堆墳され閉塞
が発生し易くなる。このため、第2の吸気弁54aを開
く前にその上流側の下降部51内を流れているごみが屈
曲点を通過して水平部52へ流れる間(数十秒間)、下
降部51の第3の吸気弁54bを開放し、その後、第2
の吸気弁54aを開く。これにより、上流側下降底部で
のごみの閉塞を招くことなく下流側上昇部の第2の吸気
弁54aをコントロールすることができる。また、下降
部51の最下部にごみが堆墳した場合は、第2の吸気弁
54aを閉じた状態で、第3の吸気弁54bのみを開放
することにより、堆積物の自動解除が可能となる。
【0077】この実施形態装置では、上昇部53の配管
内径をその直前の配管内径よりも小さく設定している。
このため、二次輸送管幹線ラインの断面積が上昇部53
で小さくなり、上昇部53での輸送風速が速くなる。し
たがって、上昇部53に到達したごみは、速度が加速さ
れて上昇部53の上端まで一気に引き上げられる。この
ため、輸送しにくい厨芥等のごみでも、上昇配管底部に
堆積することがなくなる。
内径をその直前の配管内径よりも小さく設定している。
このため、二次輸送管幹線ラインの断面積が上昇部53
で小さくなり、上昇部53での輸送風速が速くなる。し
たがって、上昇部53に到達したごみは、速度が加速さ
れて上昇部53の上端まで一気に引き上げられる。この
ため、輸送しにくい厨芥等のごみでも、上昇配管底部に
堆積することがなくなる。
【0078】なお、ここでは内径を二次収集センター4
に近くなるに従い段階的に大きくなるように設定した二
次輸送管幹線ライン内の複数箇所に、圧力計44a,4
4b,44c,44dを設けるとともに、二次輸送管幹
線ライン内の上昇部53の直前と下降部51の下部屈曲
点の直前に第2、第3の吸気弁54a,54bを設けた
ものを例に挙げて説明したが、これら圧力計44a,4
4b,44c,44dおよび第2、第3の吸気弁54
a,54bを、二次輸送管幹線ライン全長に亘って同一
径管に設定されている従来方式のものにもそのまま適用
できることは言うまでもなく、このような場合でも各区
間での圧力状況を時間遅れなく把握することができると
ともに、二次輸送管幹線ライン内に強制的に大きな圧力
変動を惹起させて、第2または第3の吸気弁の下流側の
ごみを二次収集センター方向に動かすことができるだけ
でなく、第2または第3の吸気弁の上流側のごみを逆方
向(末端方向)に動かすことができる。更に二次輸送管
末端部(ごみの排出部)から第2または第3の吸気弁間
に関わっている圧力損失分を全て余裕圧力として使用す
ることができて、堆積物の解除が可能となる。
に近くなるに従い段階的に大きくなるように設定した二
次輸送管幹線ライン内の複数箇所に、圧力計44a,4
4b,44c,44dを設けるとともに、二次輸送管幹
線ライン内の上昇部53の直前と下降部51の下部屈曲
点の直前に第2、第3の吸気弁54a,54bを設けた
ものを例に挙げて説明したが、これら圧力計44a,4
4b,44c,44dおよび第2、第3の吸気弁54
a,54bを、二次輸送管幹線ライン全長に亘って同一
径管に設定されている従来方式のものにもそのまま適用
できることは言うまでもなく、このような場合でも各区
間での圧力状況を時間遅れなく把握することができると
ともに、二次輸送管幹線ライン内に強制的に大きな圧力
変動を惹起させて、第2または第3の吸気弁の下流側の
ごみを二次収集センター方向に動かすことができるだけ
でなく、第2または第3の吸気弁の上流側のごみを逆方
向(末端方向)に動かすことができる。更に二次輸送管
末端部(ごみの排出部)から第2または第3の吸気弁間
に関わっている圧力損失分を全て余裕圧力として使用す
ることができて、堆積物の解除が可能となる。
【0079】なお、ここでは各圧力計44a,44b,
44c,44dの測定結果に基づき、制御装置23Cが
第2および第3の吸気弁54a,54bの開閉タイミン
グ制御以外に、二次輸送管30B内へのごみの排出量と
二次ブロワ11Bの風速の両方を制御するようにしたも
のを例に挙げて説明したが、必ずしも両方を制御する必
要はなく、各圧力計44a,44b,44c,44dの
測定結果に基づき、二次輸送管30B内へのごみの排出
量のみ、あるいは二次ブロワ11Bの風速のみを制御す
るようにしても、所期の目的は達成できることは言うま
でもない。
44c,44dの測定結果に基づき、制御装置23Cが
第2および第3の吸気弁54a,54bの開閉タイミン
グ制御以外に、二次輸送管30B内へのごみの排出量と
二次ブロワ11Bの風速の両方を制御するようにしたも
のを例に挙げて説明したが、必ずしも両方を制御する必
要はなく、各圧力計44a,44b,44c,44dの
測定結果に基づき、二次輸送管30B内へのごみの排出
量のみ、あるいは二次ブロワ11Bの風速のみを制御す
るようにしても、所期の目的は達成できることは言うま
でもない。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、一次収集センターに収集したごみを二次収集セン
ターに空気輸送するための輸送管の幹線ラインの内径
を、二次収集センターに近くなるに従い大きくなるよう
に設定したので、二次収集センター近辺の輸送風速およ
び輸送管末端の吸気口径を、従来の同一径管ラインのも
のと同じ運転条件で運転した場合に比し小さくすること
ができる。このため、輸送距離が長くて輸送時の空気圧
力が低くなっても、二次収集センター近辺の輸送風速の
極端な増大を抑えることができ、ごみ輸送時の圧力損失
を大幅に低下させることができる。更に、二次収集セン
ター近辺の配管板厚を厚くする必要がなくなって、配管
板厚を末端部と二次収集センター近傍でほぼ同じ値とす
ることができ、その分、配管外径を縮小することができ
る。更にまた、輸送管末端の吸気口径を小さくできたた
め、ブロワの風量を小さくでき、これに伴ってブロワを
含む二次収集センター内機器の縮小化が図れ、二次収集
センターの建設費を削減できるとともに、二次収集セン
ターのスペースを圧縮することができる。
れば、一次収集センターに収集したごみを二次収集セン
ターに空気輸送するための輸送管の幹線ラインの内径
を、二次収集センターに近くなるに従い大きくなるよう
に設定したので、二次収集センター近辺の輸送風速およ
び輸送管末端の吸気口径を、従来の同一径管ラインのも
のと同じ運転条件で運転した場合に比し小さくすること
ができる。このため、輸送距離が長くて輸送時の空気圧
力が低くなっても、二次収集センター近辺の輸送風速の
極端な増大を抑えることができ、ごみ輸送時の圧力損失
を大幅に低下させることができる。更に、二次収集セン
ター近辺の配管板厚を厚くする必要がなくなって、配管
板厚を末端部と二次収集センター近傍でほぼ同じ値とす
ることができ、その分、配管外径を縮小することができ
る。更にまた、輸送管末端の吸気口径を小さくできたた
め、ブロワの風量を小さくでき、これに伴ってブロワを
含む二次収集センター内機器の縮小化が図れ、二次収集
センターの建設費を削減できるとともに、二次収集セン
ターのスペースを圧縮することができる。
【0081】また、請求項2の発明によれば、輸送管末
端の吸気配管に吸気風速測定器を設け、吸気風速測定器
の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排出量およびブ
ロワの風速の少なくとも一方を制御するようにしたの
で、輸送管内に排出されたごみの状況を二次収集センタ
ー側で瞬時に把握させることができ、状況に応じてごみ
の排出量抑制やブロワの設定風速の変更等の処理を速や
かに行わせることができる。
端の吸気配管に吸気風速測定器を設け、吸気風速測定器
の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排出量およびブ
ロワの風速の少なくとも一方を制御するようにしたの
で、輸送管内に排出されたごみの状況を二次収集センタ
ー側で瞬時に把握させることができ、状況に応じてごみ
の排出量抑制やブロワの設定風速の変更等の処理を速や
かに行わせることができる。
【0082】また、請求項3の発明によれば、輸送管の
幹線ライン内の上昇部がある場合における上昇配管前後
を含む複数箇所に圧力計を設置し、これら圧力計の測定
結果に基づき輸送管内へのごみの排出量およびブロワの
風速の少なくとも一方を制御するようにしたので、輸送
管幹線ラインの全エリアに亘るごみ質や詰まり状態を二
次収集センター側で瞬時に把握させることができ、絶え
ず安定してブロワの最大能力に近い圧力迄ごみを排出し
続け運転することができる。
幹線ライン内の上昇部がある場合における上昇配管前後
を含む複数箇所に圧力計を設置し、これら圧力計の測定
結果に基づき輸送管内へのごみの排出量およびブロワの
風速の少なくとも一方を制御するようにしたので、輸送
管幹線ラインの全エリアに亘るごみ質や詰まり状態を二
次収集センター側で瞬時に把握させることができ、絶え
ず安定してブロワの最大能力に近い圧力迄ごみを排出し
続け運転することができる。
【0083】また、請求項4の発明によれば、輸送管の
幹線ライン内の上昇部がある場合における上昇配管前後
を含む複数箇所に圧力計を設置するとともに、輸送管幹
線ラインの途中に新たに第2の吸気弁を設け、各圧力計
の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排出量およびブ
ロワの風速の少なくとも一方を制御するとともに、第2
の吸気弁を開閉制御するようにしたので、第2の吸気弁
よりも下流側の圧力損失が、ごみの排出抑制制御やブロ
ワ風速制御によっても回復しない場合には、ごみの排出
を停止し、第2の吸気弁を一定時間開けて外気を導入さ
せることにより、輸送管幹線ライン内に強制的に大きな
圧力変動を惹起させて、第2の吸気弁の下流側のごみを
二次収集センター方向に動かすことができるだけでな
く、第2の吸気弁の上流側のごみを逆方向(末端方向)
に動かすことができ、かつ輸送管末端から第2の吸気弁
に至る間の吸引圧力を全て余裕圧力として使用すること
ができる。このため、通常ではブロワが過負荷になって
しまう状況下でも問題なく堆積物の自動解除が可能とな
り、ピグ清掃や作業員による堆積物解除作業を不要にで
きる。
幹線ライン内の上昇部がある場合における上昇配管前後
を含む複数箇所に圧力計を設置するとともに、輸送管幹
線ラインの途中に新たに第2の吸気弁を設け、各圧力計
の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排出量およびブ
ロワの風速の少なくとも一方を制御するとともに、第2
の吸気弁を開閉制御するようにしたので、第2の吸気弁
よりも下流側の圧力損失が、ごみの排出抑制制御やブロ
ワ風速制御によっても回復しない場合には、ごみの排出
を停止し、第2の吸気弁を一定時間開けて外気を導入さ
せることにより、輸送管幹線ライン内に強制的に大きな
圧力変動を惹起させて、第2の吸気弁の下流側のごみを
二次収集センター方向に動かすことができるだけでな
く、第2の吸気弁の上流側のごみを逆方向(末端方向)
に動かすことができ、かつ輸送管末端から第2の吸気弁
に至る間の吸引圧力を全て余裕圧力として使用すること
ができる。このため、通常ではブロワが過負荷になって
しまう状況下でも問題なく堆積物の自動解除が可能とな
り、ピグ清掃や作業員による堆積物解除作業を不要にで
きる。
【0084】また、請求項5の発明によれば、第2の吸
気弁を上昇配管の直前に配置したので、上昇配管の底部
に厨芥等が堆積し、その区間の圧力損失が高くなり、こ
の状況がごみの排出抑制制御やブロワ風速制御によって
も回復しない場合には、第2の吸気弁を一定時間開けて
外気を導入させることにより、上昇配管内に強制的に大
きな圧力変動を惹起させることができるとともに、上昇
配管底部に堆積しかけたごみに外気を吹きかけて揺り動
かし攪拌することができ、かつ輸送管末端部(ごみの排
出部)から第2の吸気弁間に関わっている圧力損失分を
全て余裕圧力として使用することができる。このため、
上昇配管の距離が長くかつ垂直輸送が必要な部位でも問
題なく堆積物の自動解除が可能となる。
気弁を上昇配管の直前に配置したので、上昇配管の底部
に厨芥等が堆積し、その区間の圧力損失が高くなり、こ
の状況がごみの排出抑制制御やブロワ風速制御によって
も回復しない場合には、第2の吸気弁を一定時間開けて
外気を導入させることにより、上昇配管内に強制的に大
きな圧力変動を惹起させることができるとともに、上昇
配管底部に堆積しかけたごみに外気を吹きかけて揺り動
かし攪拌することができ、かつ輸送管末端部(ごみの排
出部)から第2の吸気弁間に関わっている圧力損失分を
全て余裕圧力として使用することができる。このため、
上昇配管の距離が長くかつ垂直輸送が必要な部位でも問
題なく堆積物の自動解除が可能となる。
【0085】また、請求項6の発明によれば、上昇配管
の上流側に水平配管を介して立ち上がる下降配管がある
場合には、下降配管の水平配管との接続部の直前にも新
たに第3の吸気弁を設けたので、例えば第2の吸気弁を
開く前にその上流側の下降部内を流れているごみが屈曲
点を通過しきる間(数十秒間)下降部の吸気弁(第3の
吸気弁)を開放した後、第2の吸気弁を開くことによ
り、上流側下降底部でのごみの閉塞を招くことなく下流
側上昇部の第2の吸気弁をコントロールすることができ
る。更に下降部の最下部にごみが堆墳した場合は、第2
の吸気弁を閉じた状態で、第3の吸気弁のみを開放する
ことにより、堆積物の自動解除が可能となる。
の上流側に水平配管を介して立ち上がる下降配管がある
場合には、下降配管の水平配管との接続部の直前にも新
たに第3の吸気弁を設けたので、例えば第2の吸気弁を
開く前にその上流側の下降部内を流れているごみが屈曲
点を通過しきる間(数十秒間)下降部の吸気弁(第3の
吸気弁)を開放した後、第2の吸気弁を開くことによ
り、上流側下降底部でのごみの閉塞を招くことなく下流
側上昇部の第2の吸気弁をコントロールすることができ
る。更に下降部の最下部にごみが堆墳した場合は、第2
の吸気弁を閉じた状態で、第3の吸気弁のみを開放する
ことにより、堆積物の自動解除が可能となる。
【0086】また、請求項7の発明によれば、輸送管の
幹線ラインの内径を二次収集センターに近くなるに従い
段階的に大きく設定したので、通常の管製品の中から使
用配管を選択できて、コストを低く抑えることができ
る。
幹線ラインの内径を二次収集センターに近くなるに従い
段階的に大きく設定したので、通常の管製品の中から使
用配管を選択できて、コストを低く抑えることができ
る。
【0087】また、請求項8の発明によれば、輸送管の
幹線ライン内の内径が拡大された2段目以降に上昇部が
ある場合には、上昇部の配管内径をその直前の配管内径
よりも小さく設定して、輸送管幹線ラインの断面積が上
昇配管部で小さくなるようにしたので、上昇配管部での
輸送風速を速くすることができ、上昇配管部に到達した
ごみを加速して上昇配管の上端まで一気に引き上げるこ
とができる。このため、輸送しにくい厨芥等のごみで
も、上昇配管底部に堆積することがなくなる。
幹線ライン内の内径が拡大された2段目以降に上昇部が
ある場合には、上昇部の配管内径をその直前の配管内径
よりも小さく設定して、輸送管幹線ラインの断面積が上
昇配管部で小さくなるようにしたので、上昇配管部での
輸送風速を速くすることができ、上昇配管部に到達した
ごみを加速して上昇配管の上端まで一気に引き上げるこ
とができる。このため、輸送しにくい厨芥等のごみで
も、上昇配管底部に堆積することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るごみ二次輸送装
置を説明するためのごみ空気輸送プラントの系統図であ
る。
置を説明するためのごみ空気輸送プラントの系統図であ
る。
【図2】第1の実施形態に係るごみ二次輸送装置による
輸送距離と配管内空気圧力損失との関係を従来と比較し
て示す図である。
輸送距離と配管内空気圧力損失との関係を従来と比較し
て示す図である。
【図3】第1の実施形態に係るごみ二次輸送装置の動作
を説明するための二次ブロワ運転時における吸引圧力の
時系列データを示す図である。
を説明するための二次ブロワ運転時における吸引圧力の
時系列データを示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るごみ二次輸送装
置を説明するためのごみ空気輸送プラントの系統図であ
る。
置を説明するためのごみ空気輸送プラントの系統図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るごみ二次輸送装
置を説明するためのごみ空気輸送プラントの系統図であ
る。
置を説明するためのごみ空気輸送プラントの系統図であ
る。
【図6】従来のごみ管路輸送システムを説明するための
ごみ空気輸送プラントの系統図である。
ごみ空気輸送プラントの系統図である。
【図7】従来のごみ二次輸送装置の動作を説明するため
の二次ブロワ運転時における吸引圧力の時系列データを
示す図である。
の二次ブロワ運転時における吸引圧力の時系列データを
示す図である。
2 一次収集センター 4 二次収集センター 7a,7b 排出弁 8a,8b 貯留排出装置 11B 二次ブロワ(ブロワ) 22a,22b 吸気弁(第1の吸気弁) 23A,23B,23C 制御装置 30,30A,30B 二次輸送管(輸送管) 30a 第1輸送管 30b 第2輸送管 30c 第3輸送管 31a,31b 流量計(吸気風速測定器) 41,53 上昇部 44a,44b,44c,44d 圧力計 51 下降部 52 水平部 54a 第2の吸気弁 54b 第3の吸気弁
Claims (8)
- 【請求項1】 一次収集センターに収集したごみを、ブ
ロワにより輸送管内に空気流を発生させて空気輸送し、
二次収集センターに収集して処分するごみ二次輸送装置
において、 前記輸送管の幹線ラインの内径を、二次収集センターに
近くなるに従い大きくなるように設定したことを特徴と
するごみ二次輸送装置。 - 【請求項2】 一次収集センターに収集したごみを、ブ
ロワにより輸送管内に空気流を発生させて空気輸送し、
二次収集センターに収集して処分するごみ二次輸送装置
において、 前記輸送管末端の吸気配管に設けた吸気風速測定器と、 該吸気風速測定器の測定結果に基づき輸送管内へのごみ
の排出量およびブロワの風速の少なくとも一方を制御す
る制御装置とを設けたことを特徴とするごみ二次輸送装
置。 - 【請求項3】 一次収集センターに収集したごみを、ブ
ロワにより輸送管内に空気流を発生させて空気輸送し、
二次収集センターに収集して処分するごみ二次輸送装置
において、 前記輸送管の幹線ライン内の上昇部がある場合における
該上昇配管前後を含む複数箇所に設置した圧力計と、 これら圧力計の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排
出量およびブロワの風速の少なくとも一方を制御する制
御装置とを設けたことを特徴とするごみ二次輸送装置。 - 【請求項4】 一次収集センターに収集したごみを、ブ
ロワによって輸送管内にその末端の第1の吸気弁から導
入した空気流により空気輸送し、二次収集センターに収
集して処分するごみ二次輸送装置において、 前記輸送管の幹線ライン内の上昇部がある場合における
該上昇配管前後を含む複数箇所に設置した圧力計と、 前記輸送管幹線ラインの途中に新たに設置した第2の吸
気弁と、 前記各圧力計の測定結果に基づき輸送管内へのごみの排
出量およびブロワの風速の少なくとも一方を制御すると
ともに、前記第2の吸気弁を開閉制御する制御装置とを
設けたことを特徴とするごみ二次輸送装置。 - 【請求項5】 第2の吸気弁は、上昇配管の直前に配置
されていることを特徴とする請求項4記載のごみ二次輸
送装置。 - 【請求項6】 上昇配管の上流側に水平配管を介して立
ち上がる下降配管がある場合には、該下降配管の前記水
平配管との接続部の直前にも新たに第3の吸気弁を設け
たことを特徴とする請求項5記載のごみ二次輸送装置。 - 【請求項7】 輸送管の幹線ラインの内径を、二次収集
センターに近くなるに従い段階的に大きく設定したこと
を特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の
ごみ二次輸送装置。 - 【請求項8】 輸送管の幹線ライン内の内径が拡大され
た2段目以降に上昇部がある場合には、該上昇部の配管
内径をその直前の配管内径よりも小さく設定したことを
特徴とする請求項7記載のごみ二次輸送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20594496A JPH1045206A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | ごみ二次輸送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20594496A JPH1045206A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | ごみ二次輸送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045206A true JPH1045206A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16515307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20594496A Pending JPH1045206A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | ごみ二次輸送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1045206A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008108715A1 (en) * | 2007-03-08 | 2008-09-12 | Envac Ab | Energy recycling |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP20594496A patent/JPH1045206A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008108715A1 (en) * | 2007-03-08 | 2008-09-12 | Envac Ab | Energy recycling |
| CN101646614B (zh) | 2007-03-08 | 2012-05-09 | 安域公司 | 垃圾收集系统中的能量回收和循环的系统和方法 |
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