JPH1045341A - エレベータ用インバータの速度制御装置 - Google Patents
エレベータ用インバータの速度制御装置Info
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- JPH1045341A JPH1045341A JP8207506A JP20750696A JPH1045341A JP H1045341 A JPH1045341 A JP H1045341A JP 8207506 A JP8207506 A JP 8207506A JP 20750696 A JP20750696 A JP 20750696A JP H1045341 A JPH1045341 A JP H1045341A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Elevator Control (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 釣り合い重りを持たない巻胴式のエレベータ
のかごに加わる下降方向の負荷をインバータの出力電圧
のトルクブーストで補償すると、電動機の電圧・電流が
大きくなってその過熱やインバータ主回路素子の過熱・
破損の原因となる。 【解決手段】 巻胴式エレベータの原動機になる誘導電
動機5を駆動するインバータ4の直流電流から演算部9
ですべり周波数を求め、このすべり周波数を速度指令に
加減算し、これを速度指令として演算部10でインバー
タの電圧及び周波数を演算するオープンループ制御にお
いて、演算部10ではエレベータかごの下降方向に常に
加わるトルク分を吸収するため、トルク分に対応した周
波数をインバータの出力周波数に加算又は差し引くこと
で誘導電動機に周波数によるトルクブーストを得る。
のかごに加わる下降方向の負荷をインバータの出力電圧
のトルクブーストで補償すると、電動機の電圧・電流が
大きくなってその過熱やインバータ主回路素子の過熱・
破損の原因となる。 【解決手段】 巻胴式エレベータの原動機になる誘導電
動機5を駆動するインバータ4の直流電流から演算部9
ですべり周波数を求め、このすべり周波数を速度指令に
加減算し、これを速度指令として演算部10でインバー
タの電圧及び周波数を演算するオープンループ制御にお
いて、演算部10ではエレベータかごの下降方向に常に
加わるトルク分を吸収するため、トルク分に対応した周
波数をインバータの出力周波数に加算又は差し引くこと
で誘導電動機に周波数によるトルクブーストを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ用イン
バータによる誘導電動機のオープンループ速度制御装置
に係り、特に巻胴式エレベータかごに常に加わる下降方
向のトルクを補償するための速度制御装置に関する。
バータによる誘導電動機のオープンループ速度制御装置
に係り、特に巻胴式エレベータかごに常に加わる下降方
向のトルクを補償するための速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの原動機を誘導電動機とし、
この誘導電動機を可変電圧・可変周波数(VVVF)に
なるインバータによって駆動するにおいて、誘導電動機
の速度制御は、一般的には低速エレベータには電圧形イ
ンバータによるオープンループ制御が採用されている。
この誘導電動機を可変電圧・可変周波数(VVVF)に
なるインバータによって駆動するにおいて、誘導電動機
の速度制御は、一般的には低速エレベータには電圧形イ
ンバータによるオープンループ制御が採用されている。
【0003】オープンループ速度制御方式は、速度パタ
ーンに従ってインバータの出力周波数さらには出力電圧
を制御することによって該速度パターンに一致する加
速,定速及び減速を得ようとする。
ーンに従ってインバータの出力周波数さらには出力電圧
を制御することによって該速度パターンに一致する加
速,定速及び減速を得ようとする。
【0004】この制御方式では速度検出器を不要にして
低コストになると共に速度検出系の故障に対するバック
アップ手段を不要にするが、電動機速度すなわちエレベ
ータ乗車かごの速度さらには昇降距離データを与える速
度検出系を持たないため、負荷変動(乗員数など)によ
って着床精度が悪くなる。
低コストになると共に速度検出系の故障に対するバック
アップ手段を不要にするが、電動機速度すなわちエレベ
ータ乗車かごの速度さらには昇降距離データを与える速
度検出系を持たないため、負荷変動(乗員数など)によ
って着床精度が悪くなる。
【0005】この問題を解消する速度制御方式として、
エレベータの高速一定領域での直流電流を検出すること
によりすべり周波数を求め、このすべり周波数から電動
機速度補正及びトルク補正し、エレベータかごの着床位
置の精度を上げる方式がある(例えば、特開平1−25
2193号公報)。
エレベータの高速一定領域での直流電流を検出すること
によりすべり周波数を求め、このすべり周波数から電動
機速度補正及びトルク補正し、エレベータかごの着床位
置の精度を上げる方式がある(例えば、特開平1−25
2193号公報)。
【0006】さらに、誘導電動機からエレベータのかご
動作までの機械系での静止摩擦トルクの影響を無くした
すべり周波数を求めるのに、例えば特開平4−3041
96号公報には、誘導電動機の無負荷励磁における直流
電流検出値と、定速運転時の直流電流検出値との差から
すべり周波数に比例した値を求める方法が開示される。
動作までの機械系での静止摩擦トルクの影響を無くした
すべり周波数を求めるのに、例えば特開平4−3041
96号公報には、誘導電動機の無負荷励磁における直流
電流検出値と、定速運転時の直流電流検出値との差から
すべり周波数に比例した値を求める方法が開示される。
【0007】一方、エレベータの加速運転には、誘導電
動機の一次抵抗に起因して発生トルクが不足するため、
このトルク補償のためにインバータの出力周波数に対す
る出力電圧の比を高くする、いわゆるトルクブーストが
行われることが多い。
動機の一次抵抗に起因して発生トルクが不足するため、
このトルク補償のためにインバータの出力周波数に対す
る出力電圧の比を高くする、いわゆるトルクブーストが
行われることが多い。
【0008】このトルクブースト機能を付加したエレベ
ータでは、加速時に速度指令への追従性を高めて乗り心
地を良くするものであり、この態様は、図5の(a)又
は(b)に示すようになり、インバータの出力周波数に
対する出力電圧比を一定とする特性fV1に対して、斜
線で示すようなトルクブースト量を付加した特性fV2
で電動機を運転する。
ータでは、加速時に速度指令への追従性を高めて乗り心
地を良くするものであり、この態様は、図5の(a)又
は(b)に示すようになり、インバータの出力周波数に
対する出力電圧比を一定とする特性fV1に対して、斜
線で示すようなトルクブースト量を付加した特性fV2
で電動機を運転する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図6は、釣り合い重り
を持たない巻胴式のエレベータの概略構成を示し、電動
機Aからギアを介してドラム(巻胴)Bを駆動し、ドラ
ムBに巻回するワイヤーCでエレベータかごDを直接に
巻上げ/巻下げる。Eはシーブ。
を持たない巻胴式のエレベータの概略構成を示し、電動
機Aからギアを介してドラム(巻胴)Bを駆動し、ドラ
ムBに巻回するワイヤーCでエレベータかごDを直接に
巻上げ/巻下げる。Eはシーブ。
【0010】この巻胴式エレベータにトルクブーストを
適用したオープンループ速度制御では、次のような問題
が生じる。
適用したオープンループ速度制御では、次のような問題
が生じる。
【0011】巻胴式エレベータでは、エレベータかごD
が常に下がる方向に負荷を発生しており、ブレーキを開
くとエレベータかごDには下降する力が働く。このた
め、エレベータ制御回路は、昇降制御開始時のブレーキ
の開指令前に電動機に電流を流して釣り合いを取るトル
クを発生させ、このトルクブーストによりエレベータか
ごが下降しないようにしている。
が常に下がる方向に負荷を発生しており、ブレーキを開
くとエレベータかごDには下降する力が働く。このた
め、エレベータ制御回路は、昇降制御開始時のブレーキ
の開指令前に電動機に電流を流して釣り合いを取るトル
クを発生させ、このトルクブーストによりエレベータか
ごが下降しないようにしている。
【0012】この釣り合いの調整は、電動機に直流電流
を流し、ブレーキ開のタイミングでエレベータかごが下
降しないようになるまでトルクブーストの電圧レベルを
上げている。
を流し、ブレーキ開のタイミングでエレベータかごが下
降しないようになるまでトルクブーストの電圧レベルを
上げている。
【0013】しかし、これでは釣り合いトルクを発生す
るために電動機の電圧・電流が大きくなってしまい、電
動機の過熱やインバータ主回路素子の過熱・破損の原因
となる。
るために電動機の電圧・電流が大きくなってしまい、電
動機の過熱やインバータ主回路素子の過熱・破損の原因
となる。
【0014】本発明の目的は、トルクブースト電圧レベ
ルを上げることなくエレベータかごに加わる下降方向の
トルクを吸収する速度制御装置を提供することにある。
ルを上げることなくエレベータかごに加わる下降方向の
トルクを吸収する速度制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、巻胴式エレベータの原動機になる誘導電
動機を駆動するインバータの直流電流からすべり周波数
を求め、このすべり周波数を速度指令に加減算すること
によって負荷変化分を補正した速度制御を行なうオープ
ンループ制御方式とし、かつ加速時にトルクブースト制
御を行うエレベータ用インバータにおいて、エレベータ
かごの下降方向に常に加わるトルク分を前記インバータ
の出力周波数制御で吸収する周波数バイアス手段を備え
たことを特徴とする。
決を図るため、巻胴式エレベータの原動機になる誘導電
動機を駆動するインバータの直流電流からすべり周波数
を求め、このすべり周波数を速度指令に加減算すること
によって負荷変化分を補正した速度制御を行なうオープ
ンループ制御方式とし、かつ加速時にトルクブースト制
御を行うエレベータ用インバータにおいて、エレベータ
かごの下降方向に常に加わるトルク分を前記インバータ
の出力周波数制御で吸収する周波数バイアス手段を備え
たことを特徴とする。
【0016】前記バイアス手段は、エレベータかごを上
昇させる方向では速度指令に比例した出力周波数成分に
該速度指令が零にて最大値となる周波数ブースト分を加
え、エレベータかごを下降させる方向では速度指令に比
例した出力周波数成分に該速度指令が零にて最大値とな
る周波数ブースト分を差し引いた出力周波数とすること
を特徴とする。
昇させる方向では速度指令に比例した出力周波数成分に
該速度指令が零にて最大値となる周波数ブースト分を加
え、エレベータかごを下降させる方向では速度指令に比
例した出力周波数成分に該速度指令が零にて最大値とな
る周波数ブースト分を差し引いた出力周波数とすること
を特徴とする。
【0017】また、前記バイアス手段は、エレベータか
ごを上昇させる方向では速度指令に比例した出力周波数
成分に一定の周波数ブースト分を加え、エレベータかご
を下降させる方向では速度指令に比例した出力周波数成
分に一定の周波数ブースト分を差し引いた出力周波数と
することを特徴とする。
ごを上昇させる方向では速度指令に比例した出力周波数
成分に一定の周波数ブースト分を加え、エレベータかご
を下降させる方向では速度指令に比例した出力周波数成
分に一定の周波数ブースト分を差し引いた出力周波数と
することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
す巻胴式エレベータ用誘導電動機の速度制御装置構成図
である。
す巻胴式エレベータ用誘導電動機の速度制御装置構成図
である。
【0019】交流電源1の交流電力は整流器2によって
直流電力に変換され、コンデンサ3によって平滑され
る。この直流電力は電圧形インバータ主回路4によって
出力周波数及び電圧が制御された交流電力に変換されて
巻胴式エレベータの原動機になる誘導電動機5に供給さ
れる。
直流電力に変換され、コンデンサ3によって平滑され
る。この直流電力は電圧形インバータ主回路4によって
出力周波数及び電圧が制御された交流電力に変換されて
巻胴式エレベータの原動機になる誘導電動機5に供給さ
れる。
【0020】インバータ主回路4の運転周波数及び電圧
の制御は、制御装置6からの電圧・周波数制御信号に従
ってベースドライブ回路7に周波数とパルス幅制御され
たゲートパルスを求め、このゲートパルスにより主回路
スイッチのオン・オフ制御が行なわれる。
の制御は、制御装置6からの電圧・周波数制御信号に従
ってベースドライブ回路7に周波数とパルス幅制御され
たゲートパルスを求め、このゲートパルスにより主回路
スイッチのオン・オフ制御が行なわれる。
【0021】制御装置6はマイクロコンピュータ構成に
され、速度指令演算部8と電流/すべり変換演算部9と
電圧・周波数指令演算部10とを備え、速度指令をすべ
り周波数f(s)で補正することで電動機速度を速度指
令に一致させる。
され、速度指令演算部8と電流/すべり変換演算部9と
電圧・周波数指令演算部10とを備え、速度指令をすべ
り周波数f(s)で補正することで電動機速度を速度指
令に一致させる。
【0022】速度指令演算部8は、エレベータに定めら
れた加減速度を持ちかつ昇降距離(階床移動距離)に応
じた定速度時間を持つ速度パターンを算出発生する。電
圧・周波数指令演算部10は速度パターンに従った速度
指令にすべり周波数f(s)を加減算した値からインバ
ータ運転周波数及び電圧を求める。この周波数に対する
電圧の演算には、図5の(a)又は(b)のようなトル
クブースト調整を行う。
れた加減速度を持ちかつ昇降距離(階床移動距離)に応
じた定速度時間を持つ速度パターンを算出発生する。電
圧・周波数指令演算部10は速度パターンに従った速度
指令にすべり周波数f(s)を加減算した値からインバ
ータ運転周波数及び電圧を求める。この周波数に対する
電圧の演算には、図5の(a)又は(b)のようなトル
クブースト調整を行う。
【0023】電流/すべり変換演算部9は、電流検出器
11と電流検出回路12によるインバータ直流電流検出
信号から負荷トルクを検出することなく直接にすべり周
波数f(s)を求める。この演算は、基本的には次式
11と電流検出回路12によるインバータ直流電流検出
信号から負荷トルクを検出することなく直接にすべり周
波数f(s)を求める。この演算は、基本的には次式
【0024】
【数1】f(s)=(励磁電流)−(定速運転での電
流)×すべり補正係数k の演算によってすべり周波数f(s)を求める。
流)×すべり補正係数k の演算によってすべり周波数f(s)を求める。
【0025】この演算は、電動機の運転速度一定(定
速)時にはインバータ直流電流と電動機の発生トルクが
比例するという特性を利用するもので、電動機の無負荷
運転時の直流電流を予め求めておき、すべり補正係数k
を設定しておくことで定速時の電流検出値を取込むこと
ですべり周波数f(s)を求める。
速)時にはインバータ直流電流と電動機の発生トルクが
比例するという特性を利用するもので、電動機の無負荷
運転時の直流電流を予め求めておき、すべり補正係数k
を設定しておくことで定速時の電流検出値を取込むこと
ですべり周波数f(s)を求める。
【0026】この演算はノイズや検出のバラツキを除く
ために複数回行なうこと、さらにノイズの影響を少なく
するためにフィルタによって一次遅れを持たせることに
よって一層正確なすべり周波数f(s)を求めることが
できる。
ために複数回行なうこと、さらにノイズの影響を少なく
するためにフィルタによって一次遅れを持たせることに
よって一層正確なすべり周波数f(s)を求めることが
できる。
【0027】以上までの構成において、本実施形態では
巻胴式エレベータかごに常に発生する下降方向の負荷を
電動機の発生トルクとして吸収するため、電動機5の周
波数制御を行う。
巻胴式エレベータかごに常に発生する下降方向の負荷を
電動機の発生トルクとして吸収するため、電動機5の周
波数制御を行う。
【0028】電動機にトルクを発生させる手段として、
周波数を制御する方法がある。この方法を利用し、巻胴
式エレベータ用電動機に与えるインバータの周波数に釣
り合いトルクに相当する分の周波数をバイアス加算す
る。
周波数を制御する方法がある。この方法を利用し、巻胴
式エレベータ用電動機に与えるインバータの周波数に釣
り合いトルクに相当する分の周波数をバイアス加算す
る。
【0029】このバイアス加算は、電圧・周波数指令演
算部10で設定される。電圧・周波数指令演算部10で
は、速度パターンに従った速度指令にすべり周波数f
(s)を加減算した値からインバータ運転周波数及び電
圧を求め、周波数に対する電圧の演算には、トルクブー
スト調整を行う。
算部10で設定される。電圧・周波数指令演算部10で
は、速度パターンに従った速度指令にすべり周波数f
(s)を加減算した値からインバータ運転周波数及び電
圧を求め、周波数に対する電圧の演算には、トルクブー
スト調整を行う。
【0030】ここで、電圧・周波数指令演算部10は、
インバータの運転周波数を求めた後、この周波数に釣り
合いトルクに相当する分の周波数をバイアス加算してイ
ンバータの運転周波数とする。
インバータの運転周波数を求めた後、この周波数に釣り
合いトルクに相当する分の周波数をバイアス加算してイ
ンバータの運転周波数とする。
【0031】図2は、電圧・周波数指令演算部10に与
えられる速度指令に対するバイアス加算の出力周波数特
性を示し、(a)には電動機を正転させてエレベータか
ごを上昇(UP)させる場合を、(b)には電動機を逆
転させてエレベータかごを下降(DOWN)させる場合
を示す。
えられる速度指令に対するバイアス加算の出力周波数特
性を示し、(a)には電動機を正転させてエレベータか
ごを上昇(UP)させる場合を、(b)には電動機を逆
転させてエレベータかごを下降(DOWN)させる場合
を示す。
【0032】同図中、破線ff1は速度指令(演算部8
の指令に演算部9のすべり分を加算したもの)に比例し
た本来の出力周波数特性であり、実線ff2はこの速度
指令に釣り合いトルクを発生させるために加算又は減算
した出力周波数特性であり、斜線部分が周波数によるト
ルクブースト量に対応する。
の指令に演算部9のすべり分を加算したもの)に比例し
た本来の出力周波数特性であり、実線ff2はこの速度
指令に釣り合いトルクを発生させるために加算又は減算
した出力周波数特性であり、斜線部分が周波数によるト
ルクブースト量に対応する。
【0033】UP方向では、速度指令に比例した周波数
成分に、速度指令が零にて最大値となり、最高周波数に
て零になる周波数ブースト量を加えた出力周波数とす
る。
成分に、速度指令が零にて最大値となり、最高周波数に
て零になる周波数ブースト量を加えた出力周波数とす
る。
【0034】DOWN方向では、速度指令に比例した周
波数成分に、速度指令が零にて最大値となり、最高周波
数にて零になる周波数ブースト量を差し引いた出力周波
数とする。
波数成分に、速度指令が零にて最大値となり、最高周波
数にて零になる周波数ブースト量を差し引いた出力周波
数とする。
【0035】この周波数によるトルクブーストにより、
UP側ではエレベータかごが下降しない方向のトルクを
有効に発生させ、DOWN側ではエレベータかごが下降
速度を増さない方向のトルクを有効に発生させることが
できる。
UP側ではエレベータかごが下降しない方向のトルクを
有効に発生させ、DOWN側ではエレベータかごが下降
速度を増さない方向のトルクを有効に発生させることが
できる。
【0036】図3は、本発明の他の実施形態を示すもの
で、電圧・周波数指令演算部10に与えられる速度指令
に対するバイアス加算の出力周波数特性を示す。同図が
図2と異なる部分は、出力周波数ff1に対して一定値
の周波数をトルクブースト量として加え又は差し引いた
出力周波数ff2とした点にある。
で、電圧・周波数指令演算部10に与えられる速度指令
に対するバイアス加算の出力周波数特性を示す。同図が
図2と異なる部分は、出力周波数ff1に対して一定値
の周波数をトルクブースト量として加え又は差し引いた
出力周波数ff2とした点にある。
【0037】本実施形態では、周波数によるトルクブー
ストに、速度指令に比例する出力周波数に一定値を加算
又は差し引く演算のみで済み、演算が簡単になる。
ストに、速度指令に比例する出力周波数に一定値を加算
又は差し引く演算のみで済み、演算が簡単になる。
【0038】図4は、本発明の他の実施形態を示すもの
で、図2と異なる部分は、最高周波数までの領域の任意
の周波数以下で周波数によるトルクブースト量を加算又
は差し引く点にある。
で、図2と異なる部分は、最高周波数までの領域の任意
の周波数以下で周波数によるトルクブースト量を加算又
は差し引く点にある。
【0039】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、巻胴式
エレベータ用インバータにおいて、エレベータかごの下
降方向に常に加わるトルク分をインバータの出力周波数
制御で吸収するようにしたため、インバータの出力電圧
の上昇は加速時のトルクブースト制御分のみとなり、巻
胴式エレベータにおける釣り合いトルクを発生するのに
電動機の電圧・電流を抑制してその過熱やインバータ主
回路素子の過熱・破損を防止できる。
エレベータ用インバータにおいて、エレベータかごの下
降方向に常に加わるトルク分をインバータの出力周波数
制御で吸収するようにしたため、インバータの出力電圧
の上昇は加速時のトルクブースト制御分のみとなり、巻
胴式エレベータにおける釣り合いトルクを発生するのに
電動機の電圧・電流を抑制してその過熱やインバータ主
回路素子の過熱・破損を防止できる。
【0040】また、エレベータかごの昇降動作を安定化
させる方向にブースト成分を加えるため、乗り心地を改
善することが可能となる。
させる方向にブースト成分を加えるため、乗り心地を改
善することが可能となる。
【図1】本発明の一実施形態を示す装置構成図。
【図2】実施形態における周波数制御特性図(その
1)。
1)。
【図3】実施形態における周波数制御特性図(その
2)。
2)。
【図4】実施形態における周波数制御特性図(その
3)。
3)。
【図5】出力電圧によるトルクブースト調整の説明図。
【図6】巻胴式エレベータの概略構成図。
4…インバータ主回路、 5…誘導電動機、 6…制御装置、 7…ベースドライブ回路、 8…速度指令演算部、 9…電流/すべり変換演算部、 10…電圧・周波数指令演算部、 11…電流検出器、 12…電流検出回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 巻胴式エレベータの原動機になる誘導電
動機を駆動するインバータの直流電流からすべり周波数
を求め、このすべり周波数を速度指令に加減算すること
によって負荷変化分を補正した速度制御を行なうオープ
ンループ制御方式とし、かつ加速時にトルクブースト制
御を行うエレベータ用インバータにおいて、 エレベータかごの下降方向に常に加わるトルク分を前記
インバータの出力周波数制御で吸収する周波数バイアス
手段を備えたことを特徴とするエレベータ用インバータ
の速度制御装置。 - 【請求項2】 前記バイアス手段は、エレベータかごを
上昇させる方向では速度指令に比例した出力周波数成分
に該速度指令が零にて最大値となる周波数ブースト分を
加え、エレベータかごを下降させる方向では速度指令に
比例した出力周波数成分に該速度指令が零にて最大値と
なる周波数ブースト分を差し引いた出力周波数とするこ
とを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用インバー
タの速度制御装置。 - 【請求項3】 前記バイアス手段は、エレベータかごを
上昇させる方向では速度指令に比例した出力周波数成分
に一定の周波数ブースト分を加え、エレベータかごを下
降させる方向では速度指令に比例した出力周波数成分に
一定の周波数ブースト分を差し引いた出力周波数とする
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用インバ
ータの速度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8207506A JPH1045341A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | エレベータ用インバータの速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8207506A JPH1045341A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | エレベータ用インバータの速度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045341A true JPH1045341A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16540857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8207506A Pending JPH1045341A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | エレベータ用インバータの速度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1045341A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007505020A (ja) * | 2003-09-10 | 2007-03-08 | コネ コーポレイション | エレベータの制御 |
| KR100817114B1 (ko) * | 2006-06-08 | 2008-03-27 | 엘에스산전 주식회사 | 승강 시스템용 인버터 |
-
1996
- 1996-08-07 JP JP8207506A patent/JPH1045341A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007505020A (ja) * | 2003-09-10 | 2007-03-08 | コネ コーポレイション | エレベータの制御 |
| KR100817114B1 (ko) * | 2006-06-08 | 2008-03-27 | 엘에스산전 주식회사 | 승강 시스템용 인버터 |
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