JPH0526953Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526953Y2 JPH0526953Y2 JP1987175341U JP17534187U JPH0526953Y2 JP H0526953 Y2 JPH0526953 Y2 JP H0526953Y2 JP 1987175341 U JP1987175341 U JP 1987175341U JP 17534187 U JP17534187 U JP 17534187U JP H0526953 Y2 JPH0526953 Y2 JP H0526953Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- motor
- electric motor
- state
- inverter
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は交流電動機により駆動されるエレベ
ータを制御する装置の改良に関するものである。
ータを制御する装置の改良に関するものである。
エレベータのかごを駆動する電動機に誘導電動
機を用い、これを電圧形すべり周波数制御方式の
可変電圧・可変周波数装置に接続して速度制御す
るものがある。この場合、かごの加速時、重負荷
上昇時又は軽負荷下降時には、電力はインバータ
を通つて電動機に供給され、電動機は力行運転す
る。しかし、減速時、軽負荷上昇時又は重負荷下
降時には、電動機は回生制動状態となり、インバ
ータ内に回生電力が流入する。このエネルギー
は、平滑コンデンサに蓄積されこの電圧を上昇さ
せ、インバータ内の素子を破壊する虞れがある。
そこで、この回生電力を交流側へ返還して、イン
バータを保護するため、電力回生用インバータが
用いられるが、装置が高価となることは避けられ
ない。これを安価にするため、電力回生用インバ
ータを省略して、回生電力を抵抗に消費させるこ
とも行われている。
機を用い、これを電圧形すべり周波数制御方式の
可変電圧・可変周波数装置に接続して速度制御す
るものがある。この場合、かごの加速時、重負荷
上昇時又は軽負荷下降時には、電力はインバータ
を通つて電動機に供給され、電動機は力行運転す
る。しかし、減速時、軽負荷上昇時又は重負荷下
降時には、電動機は回生制動状態となり、インバ
ータ内に回生電力が流入する。このエネルギー
は、平滑コンデンサに蓄積されこの電圧を上昇さ
せ、インバータ内の素子を破壊する虞れがある。
そこで、この回生電力を交流側へ返還して、イン
バータを保護するため、電力回生用インバータが
用いられるが、装置が高価となることは避けられ
ない。これを安価にするため、電力回生用インバ
ータを省略して、回生電力を抵抗に消費させるこ
とも行われている。
しかし、高速大容量エレベータでは、回生電力
も大きく、大きな抵抗器を用いなくてはならず、
かえつて高価となり、実用的ではない。
も大きく、大きな抵抗器を用いなくてはならず、
かえつて高価となり、実用的ではない。
この考案は上記不具合を改良するもので、誘導
電動機のすべりを大にすることにより、回生電力
の一部を電動機内部で消費させ、回生電力消費用
の抵抗を小形にできるようにした交流エレベータ
の制御装置を提供することを目的とする。
電動機のすべりを大にすることにより、回生電力
の一部を電動機内部で消費させ、回生電力消費用
の抵抗を小形にできるようにした交流エレベータ
の制御装置を提供することを目的とする。
以下、第1図〜第4図によりこの考案の一実施
例を説明する。
例を説明する。
図中、1は三相交流電源、2は電源1に接続さ
れ後述するかご12が起動するとき閉成し停止す
ると開放する電磁接触器接点、3は接点2に接続
されたコンバータ、4はコンバータ3の直流側に
接続され直流出力を平滑にする平滑コンデンサ、
5は平滑コンデンサ4の両端に接続され直流側電
圧が回生電力によつて上昇すると出力を発する回
生電力制御装置、6は制御装置5の出力で制御さ
れるトランジスタ、7はトランジスタ6と直列に
接続され平滑コンデンサ4の一端に接続された回
生電力消費用抵抗、8は平滑コンデンサ4の両端
に接続されトランジスタ及びダイオードにより構
成され直流を可変電圧・可変周波数の交流に変換
する周知のインバータ、9はインバータ8の交流
側に接続された三相誘導電動機、10は電動機9
により駆動される巻上機の駆動綱車、11は綱車
10に巻き掛けられ両端にそれぞれかご12及び
つり合おもり13が結合された主索、14は電動
機9に直結され速度信号14aを発する速度計用
発電機、15は速度指令信号、16は速度指令信
号15と速度信号14aの偏差信号を出力する加
算器、17は伝達関数Gsを持ち速度制御系の応
答を良好にする機能を有する補償要素、18は補
償要素17の出力が負になると出力を発する比較
器、19は比較器18の出力により付勢される切
換リレー、19a,19bは切換リレー19が付
勢されると接点aとの接触を接点bとの接触に切
り換える接点、20は補償要素17の出力の利得
を調整する利得調整器、21は接点19aの出力
と速度信号14aを加算する加算器、22は加算
器21の出力から周波数指令を発生する周波数指
令発生器、23は同じく電圧指令を発生する電圧
指令発生器、24は電圧指令発生器23の出力の
利得を調整する利得調整器、25は上記電圧指令
と周波数指令に応じてインバータ8を制御するイ
ンバータ制御装置である。
れ後述するかご12が起動するとき閉成し停止す
ると開放する電磁接触器接点、3は接点2に接続
されたコンバータ、4はコンバータ3の直流側に
接続され直流出力を平滑にする平滑コンデンサ、
5は平滑コンデンサ4の両端に接続され直流側電
圧が回生電力によつて上昇すると出力を発する回
生電力制御装置、6は制御装置5の出力で制御さ
れるトランジスタ、7はトランジスタ6と直列に
接続され平滑コンデンサ4の一端に接続された回
生電力消費用抵抗、8は平滑コンデンサ4の両端
に接続されトランジスタ及びダイオードにより構
成され直流を可変電圧・可変周波数の交流に変換
する周知のインバータ、9はインバータ8の交流
側に接続された三相誘導電動機、10は電動機9
により駆動される巻上機の駆動綱車、11は綱車
10に巻き掛けられ両端にそれぞれかご12及び
つり合おもり13が結合された主索、14は電動
機9に直結され速度信号14aを発する速度計用
発電機、15は速度指令信号、16は速度指令信
号15と速度信号14aの偏差信号を出力する加
算器、17は伝達関数Gsを持ち速度制御系の応
答を良好にする機能を有する補償要素、18は補
償要素17の出力が負になると出力を発する比較
器、19は比較器18の出力により付勢される切
換リレー、19a,19bは切換リレー19が付
勢されると接点aとの接触を接点bとの接触に切
り換える接点、20は補償要素17の出力の利得
を調整する利得調整器、21は接点19aの出力
と速度信号14aを加算する加算器、22は加算
器21の出力から周波数指令を発生する周波数指
令発生器、23は同じく電圧指令を発生する電圧
指令発生器、24は電圧指令発生器23の出力の
利得を調整する利得調整器、25は上記電圧指令
と周波数指令に応じてインバータ8を制御するイ
ンバータ制御装置である。
次に、この実施例の動作を説明する。
まず、第2図〜第4図によつて、この考案の原
理を説明する。説明を簡単にするため、第2図で
は励磁分を省略してある。
理を説明する。説明を簡単にするため、第2図で
は励磁分を省略してある。
第2図において、機械エネルギPgと電動機9
の内部で消費されるエネルギPiは下記のようにな
る。
の内部で消費されるエネルギPiは下記のようにな
る。
Pg=〔V/Z〕2・〔1−S/S〕r2 ……
Pi=〔V/Z〕2・(r1+r2) ……
ただし、
Z=√{0(1+2)}2+(1+2)2……
ここに、 V:交流入力電圧 ω0:交流入力の角速度 s:電動機9のすべり Z:電動機9の総合インピーダンス r1,r2:電動機9の一次抵抗及び二次抵抗(一
次換算値) 1+2:電動機9の一次漏れインダクタンス
及び二次漏れインダクタンス(一次換算値) 式において、機械エネルギPgは、すべりs
が正の場合は機械出力に等しく、負の場合は機械
入力つまり回生エネルギに等しい。さて、ここ
で、回生エネルギと電動機9内部の巻線での消費
エネルギとの比ηは、,式から η=P1/Pg=〔r1+r2/r1〕・〔s/1−s〕…… となる。
ここに、 V:交流入力電圧 ω0:交流入力の角速度 s:電動機9のすべり Z:電動機9の総合インピーダンス r1,r2:電動機9の一次抵抗及び二次抵抗(一
次換算値) 1+2:電動機9の一次漏れインダクタンス
及び二次漏れインダクタンス(一次換算値) 式において、機械エネルギPgは、すべりs
が正の場合は機械出力に等しく、負の場合は機械
入力つまり回生エネルギに等しい。さて、ここ
で、回生エネルギと電動機9内部の巻線での消費
エネルギとの比ηは、,式から η=P1/Pg=〔r1+r2/r1〕・〔s/1−s〕…… となる。
式を、横軸にすべりs、縦軸に比ηを取つて
グラフにしたのが第3図である。この図におい
て、s>0の領域においても、s<0の領域にお
いても、比ηの絶対値は、すべりsの絶対値と共
に大きくなつていることがわかる。s=1ではη
=∞となり、電動機9の起動時、機械出力が零で
あることを示している。また、s=−r2/r1で
は、η=−1すなわち回生エネルギがすべて電動
機9の内部で消費されることが分かる。したがつ
て、常にs=−r2/r1となるように制御すれば、
回生電力はすべて電動機9で消費されることにな
り、抵抗7は不要となる。しかし、この場合に
は、式からZ=ω0(1+2)となり、電動機
9のトルクTは、電動機9の角速度を、ω=ω0
(1−s) …… として、式から求めると、 T=K・Pg/ω=K〔V/Z〕2・〔1−s/s〕・r2
/ω(ただし、Kは定数比例) =KV2/ω0 2(1+2)2・r2/ω0s =KV3/ω0 3・r2/(1+2)2 …… となり、S=−r2/r1の場合は、V/ω0が一定の
場合でもトルクTはω0に逆比例して非線形とな
り制御性が低下する。また、一般的に電動機はr1
≒r2に設けられているので、S=−r2/r1の場合
はS≒−1となり、第4図のωs2の右側の反特性
の領域となることからも制御性が低下するとこが
分かる。したがつて、スムーズな制御が困難とな
り、かご12の乗心地上好ましくない結果をもた
らす。
グラフにしたのが第3図である。この図におい
て、s>0の領域においても、s<0の領域にお
いても、比ηの絶対値は、すべりsの絶対値と共
に大きくなつていることがわかる。s=1ではη
=∞となり、電動機9の起動時、機械出力が零で
あることを示している。また、s=−r2/r1で
は、η=−1すなわち回生エネルギがすべて電動
機9の内部で消費されることが分かる。したがつ
て、常にs=−r2/r1となるように制御すれば、
回生電力はすべて電動機9で消費されることにな
り、抵抗7は不要となる。しかし、この場合に
は、式からZ=ω0(1+2)となり、電動機
9のトルクTは、電動機9の角速度を、ω=ω0
(1−s) …… として、式から求めると、 T=K・Pg/ω=K〔V/Z〕2・〔1−s/s〕・r2
/ω(ただし、Kは定数比例) =KV2/ω0 2(1+2)2・r2/ω0s =KV3/ω0 3・r2/(1+2)2 …… となり、S=−r2/r1の場合は、V/ω0が一定の
場合でもトルクTはω0に逆比例して非線形とな
り制御性が低下する。また、一般的に電動機はr1
≒r2に設けられているので、S=−r2/r1の場合
はS≒−1となり、第4図のωs2の右側の反特性
の領域となることからも制御性が低下するとこが
分かる。したがつて、スムーズな制御が困難とな
り、かご12の乗心地上好ましくない結果をもた
らす。
そこで、この改善策について以下に説明する。
第4図は、電動機の印加電圧V、及び印加周波数
ω0を一定とした場合のトルク特性であり、ω0は
同期角速度を、ωs1,ωs2は、それぞれ電動機が力
行時、並びに制動時における停動トルク発生時の
電動機回転角速度を示す。この図から明らかなよ
うに、電動機の回転角速度がωs1,とωs2の間にあ
るときは、電動機のトルクは、すべり角速度ωs、
即ち、同期角速度ω0と電動機の回転角速度ωの
差にほぼ比例してことがわかる。これを式、
式を用いて説明する。一般に、電動機の回転角速
度がωs1とωs2の間にあるときは、r2/s>>r1、
r2/s>>ω0(11+12)が成立する。これより
式に示すZ=(r2/s)となる。この時、電動機
トルクTは式から T=K・Pg/ω=KV2/(r2/s)2・1−s/
s・r2/ω =K/r2・sV2・1−s/ω=K/r2・sV2・1
/ω0 =K/r2・〔V/ω0〕2・sω0=K/r2・〔V
/ω0〕2ωs ωs=sω0,ω0=ω/(1−s) となる。式から、電動機の回転角速度がωs1と
ωs2の間にあるときは、V/ω0を一定に制御した
場合、電動機のトルクTはωsに比例することに
なる。
第4図は、電動機の印加電圧V、及び印加周波数
ω0を一定とした場合のトルク特性であり、ω0は
同期角速度を、ωs1,ωs2は、それぞれ電動機が力
行時、並びに制動時における停動トルク発生時の
電動機回転角速度を示す。この図から明らかなよ
うに、電動機の回転角速度がωs1,とωs2の間にあ
るときは、電動機のトルクは、すべり角速度ωs、
即ち、同期角速度ω0と電動機の回転角速度ωの
差にほぼ比例してことがわかる。これを式、
式を用いて説明する。一般に、電動機の回転角速
度がωs1とωs2の間にあるときは、r2/s>>r1、
r2/s>>ω0(11+12)が成立する。これより
式に示すZ=(r2/s)となる。この時、電動機
トルクTは式から T=K・Pg/ω=KV2/(r2/s)2・1−s/
s・r2/ω =K/r2・sV2・1−s/ω=K/r2・sV2・1
/ω0 =K/r2・〔V/ω0〕2・sω0=K/r2・〔V
/ω0〕2ωs ωs=sω0,ω0=ω/(1−s) となる。式から、電動機の回転角速度がωs1と
ωs2の間にあるときは、V/ω0を一定に制御した
場合、電動機のトルクTはωsに比例することに
なる。
一方、すべりsと電動機に流れる電流Iの関係
は、 I=V/Z となる。ここで、電圧V及びすべりsを式及び
式から求めると、 s=T・ω0・r2/K・V2 となる。Z=r2/sが成立する領域とすると、 式及び式から となる。式から、制動トルクT及び角速度ω0
が一定の条件にあれば、すべりsが大きくなる
と、電流Iは大きくなることは明らかである。し
たがつて、電動機9内での消費エネルギーは大き
くなる。すべりsを大きくするには、式から電
圧V又はV/ω0を小さくすれば良いことが分か
る。すなわち、すべり角速度ωsが大きい程、電
動機9に流れる電流が多くなり、電動機9の内部
巻線で消費されるエネルギが大きくなる。
は、 I=V/Z となる。ここで、電圧V及びすべりsを式及び
式から求めると、 s=T・ω0・r2/K・V2 となる。Z=r2/sが成立する領域とすると、 式及び式から となる。式から、制動トルクT及び角速度ω0
が一定の条件にあれば、すべりsが大きくなる
と、電流Iは大きくなることは明らかである。し
たがつて、電動機9内での消費エネルギーは大き
くなる。すべりsを大きくするには、式から電
圧V又はV/ω0を小さくすれば良いことが分か
る。すなわち、すべり角速度ωsが大きい程、電
動機9に流れる電流が多くなり、電動機9の内部
巻線で消費されるエネルギが大きくなる。
従つて、このすべり角速度ωsを、電動機の停
動トルク発生時のωs2に近い値に設定すれば、ト
ルクTとすべり角速度ωsの線形性を保ちつつ、
電動機9の内部で消費されるエネルギを大きくす
ることができ、その結果、回生時には、抵抗7で
消費されるエネルギが小さくなる。
動トルク発生時のωs2に近い値に設定すれば、ト
ルクTとすべり角速度ωsの線形性を保ちつつ、
電動機9の内部で消費されるエネルギを大きくす
ることができ、その結果、回生時には、抵抗7で
消費されるエネルギが小さくなる。
このすべり角速度ωsを電動機の停動トルク発
生時のωs2に近い値に設定するためには、式で
示すV/ω0を小さい一定値に制御すれば良い。
生時のωs2に近い値に設定するためには、式で
示すV/ω0を小さい一定値に制御すれば良い。
但し、この時は、すべり角速度ωsに対するト
ルクTの利得(ここでは式に示す右辺のK・
(V/ω0)2の値のこと)が低下するため、速度制
御系のオープンループゲインも低下する。そこで
このゲイン(利得)の補正が必要となる。
ルクTの利得(ここでは式に示す右辺のK・
(V/ω0)2の値のこと)が低下するため、速度制
御系のオープンループゲインも低下する。そこで
このゲイン(利得)の補正が必要となる。
さて、かご12に起動指令が出ると、電磁接触
器接点2は閉成し、コンバータ3平滑コンデンサ
4及びインバータ8を介して変換された交流電力
が電動機9に供給される。これで、電動機9は起
動し、かご12は走行する。そして、速度指令信
号15と速度信号14aの偏差信号は、補償要素
17を通つてトルク指令となる。この値は接点1
9aを介して加算器21で速度信号14aと加算
され、周波数指令発生器22から周波数指令が発
生される。一方、加算器21の出力は電圧指令発
生器23へ入力され、電圧指令が発生されて、接
点19bを介して出力される。これらの電圧指令
と周波数指令によつて、インバータ制御装置25
はインバータ8を制御し、その出力電圧及び周波
数が調整される。これで、電動機9の速度すなわ
ちかご12の走行速度は精度高く自動制御され
る。
器接点2は閉成し、コンバータ3平滑コンデンサ
4及びインバータ8を介して変換された交流電力
が電動機9に供給される。これで、電動機9は起
動し、かご12は走行する。そして、速度指令信
号15と速度信号14aの偏差信号は、補償要素
17を通つてトルク指令となる。この値は接点1
9aを介して加算器21で速度信号14aと加算
され、周波数指令発生器22から周波数指令が発
生される。一方、加算器21の出力は電圧指令発
生器23へ入力され、電圧指令が発生されて、接
点19bを介して出力される。これらの電圧指令
と周波数指令によつて、インバータ制御装置25
はインバータ8を制御し、その出力電圧及び周波
数が調整される。これで、電動機9の速度すなわ
ちかご12の走行速度は精度高く自動制御され
る。
電動機9が回生運転状態のときは、速度指令信
号15よりも速度信号14aの方が大となり、加
算器16の出力は負になる。これで、比較器18
は出力を発し、切替リレー19は付勢され、接点
19a,19bは接点aから接点bに切り換えら
れる。
号15よりも速度信号14aの方が大となり、加
算器16の出力は負になる。これで、比較器18
は出力を発し、切替リレー19は付勢され、接点
19a,19bは接点aから接点bに切り換えら
れる。
したがつて、補償要素17の出力である電動機
のすべり角速度ωsを利得調整器20により調整
され、接点19aを介して加算器21に入力され
る。そして、電圧指令発生器23の出力は、力行
時に対して利得調整器24により下げられる。し
たがつて、V/ω0=一定の値は力行時より低く
なる、このV/ω0が小さくなると、式から明
らかなようにωsに対するトルクが小さくなるの
で、利得調整器20はトルクがほぼωsに比例す
る範囲においてωsを大きくして、トルクを補償
するので、電動機内で消費される電力は増加す
る。一方、回生電力の流入によつて、平滑コンデ
ンサ4の電圧が高くなると、回生電力制御装置5
は出力を発し、トランジスタ6は導通し、抵抗7
を介して回生電力を流入させるようにする。しか
し、上述のように、回生電力は電動機9で消費さ
れるので、この抵抗7で消費される分は少なくな
り、抵抗7は小形のものでよいことになる。又、
V/ω0の値を小さくすると電動機の励磁分が小
さく、従つて磁束密度が低くなるので、電動機の
騒音が低減する効果もある。
のすべり角速度ωsを利得調整器20により調整
され、接点19aを介して加算器21に入力され
る。そして、電圧指令発生器23の出力は、力行
時に対して利得調整器24により下げられる。し
たがつて、V/ω0=一定の値は力行時より低く
なる、このV/ω0が小さくなると、式から明
らかなようにωsに対するトルクが小さくなるの
で、利得調整器20はトルクがほぼωsに比例す
る範囲においてωsを大きくして、トルクを補償
するので、電動機内で消費される電力は増加す
る。一方、回生電力の流入によつて、平滑コンデ
ンサ4の電圧が高くなると、回生電力制御装置5
は出力を発し、トランジスタ6は導通し、抵抗7
を介して回生電力を流入させるようにする。しか
し、上述のように、回生電力は電動機9で消費さ
れるので、この抵抗7で消費される分は少なくな
り、抵抗7は小形のものでよいことになる。又、
V/ω0の値を小さくすると電動機の励磁分が小
さく、従つて磁束密度が低くなるので、電動機の
騒音が低減する効果もある。
なお、回生運転時は、利得調整器24は利得を
下げるように作用して、速度制御系の利得は低下
する。これを補正するのが利得調整器20で、こ
れによつて回生運転時の速度制御系の利得はほぼ
一定に保たれる。
下げるように作用して、速度制御系の利得は低下
する。これを補正するのが利得調整器20で、こ
れによつて回生運転時の速度制御系の利得はほぼ
一定に保たれる。
以上、説明したとおりこの考案では、商用交流
電源をコンバータにより直流に変換し、これを平
滑コンデンサによつて平滑にし、インバータで可
変電圧・可変周波数の交流電力に変換してかごを
駆動する誘導電動機を駆動する場合、速度指令信
号と速度信号の偏差信号が負になると、電動機の
制御トルクを制御するとともに、電動機の励磁を
力行時よりも下げるようにしたので、回生電力の
一部を電動機内部で消費させ、回生電力消費用の
抵抗を小形にすることができる。また、電動機の
騒音を低減することができる効果がある。
電源をコンバータにより直流に変換し、これを平
滑コンデンサによつて平滑にし、インバータで可
変電圧・可変周波数の交流電力に変換してかごを
駆動する誘導電動機を駆動する場合、速度指令信
号と速度信号の偏差信号が負になると、電動機の
制御トルクを制御するとともに、電動機の励磁を
力行時よりも下げるようにしたので、回生電力の
一部を電動機内部で消費させ、回生電力消費用の
抵抗を小形にすることができる。また、電動機の
騒音を低減することができる効果がある。
第1図はこの考案による交流エレベータの制御
装置の一実施例を示す構成図、第2図は第1図の
原理を示す誘導電動機の等価回路図、第3図は同
じく消費エネルギと回生エネルギの比の特性曲線
図、第4図は同じくトルク特性曲線図である。 3……コンバータ、4……平滑コンデンサ、5
……回生電力制御装置、6……トランジスタ、7
……回生電力消費用抵抗、8……インバータ、9
……三相誘導電動機、12……かご、14a……
速度信号、15……速度指令信号、18……比較
器、19……切換リレー(切換手段)、22……
周波数指令発生器、23……電圧指令発生器、2
4……利得調整器、25……インバータ制御装
置。
装置の一実施例を示す構成図、第2図は第1図の
原理を示す誘導電動機の等価回路図、第3図は同
じく消費エネルギと回生エネルギの比の特性曲線
図、第4図は同じくトルク特性曲線図である。 3……コンバータ、4……平滑コンデンサ、5
……回生電力制御装置、6……トランジスタ、7
……回生電力消費用抵抗、8……インバータ、9
……三相誘導電動機、12……かご、14a……
速度信号、15……速度指令信号、18……比較
器、19……切換リレー(切換手段)、22……
周波数指令発生器、23……電圧指令発生器、2
4……利得調整器、25……インバータ制御装
置。
Claims (1)
- 商用交流電源をコンバータによつて直流に変換
し、この直流を平滑コンデンサにより平滑にし、
これをインバータで交流電力に変換し、このイン
バータを速度指令信号とかごの速度に対応する速
度信号との偏差信号により制御し、上記変換され
た交流電力によつて誘導電動機を駆動してかごを
運転すると共に、上記電動機の制動時には上記イ
ンバータの直流側に接続された抵抗を通じて回生
電力を消費させるようにした交流エレベータの制
御装置において、上記偏差信号の極性が正のとき
は第1の状態に、負のときは第2の状態に切替え
られる切替手段、この切替手段が上記第1の状態
にあるときは上記電動機の力行トルクを制御する
力行制御手段、及び上記切替手段が上記第2の状
態にあるときは、上記電動機の回生制動時の停動
トルクの回転数と同期回転数の間であつて、上記
電動機のすべり角周波数と制動トルクがほぼ線形
性を保持している範囲で、上記すべり角周波数の
絶対値が大きくなるように上記電動機の印加電圧
を下げる第1利得調整器と、該第1利得調整器の
作動による上記偏差信号の増加を抑えるようにす
べり角周波数を調整する第2利得調整器とを備え
たことを特徴とする交流エレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987175341U JPH0526953Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987175341U JPH0526953Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63109593U JPS63109593U (ja) | 1988-07-14 |
| JPH0526953Y2 true JPH0526953Y2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=31114575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987175341U Expired - Lifetime JPH0526953Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526953Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001171919A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5636676A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-09 | Ricoh Co Ltd | Copying machine |
| JPS5780285A (en) * | 1980-11-07 | 1982-05-19 | Hitachi Ltd | Controller for induction motor type electric vehicle |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP1987175341U patent/JPH0526953Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001171919A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63109593U (ja) | 1988-07-14 |
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