JPH1045508A - 防虫剤 - Google Patents
防虫剤Info
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- JPH1045508A JPH1045508A JP8147536A JP14753696A JPH1045508A JP H1045508 A JPH1045508 A JP H1045508A JP 8147536 A JP8147536 A JP 8147536A JP 14753696 A JP14753696 A JP 14753696A JP H1045508 A JPH1045508 A JP H1045508A
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Abstract
確認することができ、より長時間、例えば1年のような
使用においても防虫成分の消失と色変わりが対応し、終
点が確実に確認できる防虫剤を提供すること。 【解決手段】 (1)揮散性防虫成分とともに、顕色
剤、電子供与性呈色有機化合物及び減感剤を含有する防
虫剤において、前記減感剤が難揮散性減感剤と易揮散性
減感剤とを配合したものからなることを特徴とする防虫
剤。(2)揮散性防虫成分とともに、顕色剤、電子供与
性呈色有機化合物及び減感剤を含有する防虫剤におい
て、前記減感剤が、揮散性防虫成分100重量部に対し
て、難揮散性減感剤を8〜40重量部と易揮散性減感剤
を10〜100重量部とを配合したものからなることを
特徴とする防虫剤。
Description
含有する防虫剤に関し、詳しくは色調の変化により防虫
成分の消失を目視にて確認することができ、さらに使用
開始から色調の変化が生じるまでの期間を調整すること
ができる特に長期間の使用に適した防虫剤に関する。
質は、経時間表示剤として、例えば防虫剤の有効期限を
示すためなどに、広く使用されている。そして、従来よ
り色調の変化を有する物質を用いて防虫成分の消失を確
認する技術については色々と検討されている。例えば、
特開昭62−163965号公報には、揮散性減感性薬
剤と、電子供与性呈色有機化合物と、顕色剤の三成分を
必須成分として含有する薬効指示性組成物、さらにこの
揮散性減感性薬剤として、N,N−ジエチル−m−トル
アミドやエムペンスリンなどの防虫成分を用いた色変わ
りマットなどが示されている。また、この薬効指示性組
成物を含浸させた材を包装材で密閉した場合、24ケ月
経過しても色の変化がないこと、開封後に使用した場合
でも発色機能の劣化がないことなど、製剤が安定なもの
であることが示されている。
は、顕色剤、電子供与性呈色有機化合物及び揮散性減感
剤の混合物からなる経時間表示剤組成物、並びにこの組
成物にエンペントリンを添加した防虫機能を持たせた経
時間表示剤が示されている。そして、その減感剤とし
て、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル及びジ
エチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル
を使用した場合、和ダンスの引出しに設置したところ、
約5ケ月で変色したことが記載されている。
ものにおいては、使用開始から色変わりが完了するまで
の期間が数ケ月程度であり、より長い月日での使用につ
いてはなんら記載されていないし、また実際に使用でき
るものはなかった。このような従来の防虫剤の使用にお
いては、衣類をたんすや衣装箱等に入れて保管してお
り、夏や冬の季節の変化に伴って衣類を入れ換える生活
習慣であったため、防虫剤の使用開始から色変わりが完
了するまでの期間が6ケ月程度のものが防虫剤の交換、
補充の点からむしろ実用的であった。しかしながら、居
室が洋式化して衣類をクローゼット等に収納して季節の
変化によらず同じ収納箇所に入れておくように生活洋式
が変化すると、夏や冬の季節の終わりに防虫剤を入れて
収納するということがなくなるので、1年に1回程度の
割合というような長期間での交換、補充に適するような
ものも必要となっている。
定するということではなく、今までその色変わりまでの
期間を任意に調整することが困難であったので、同じ経
時表示物質を使用する防虫剤において、その色変わりま
での期間を任意に調整することができるような防虫剤を
開発することは、その実用性の範囲を広げることにな
り、好ましいことである。本発明は、色調の変化により
防虫成分の消失を目視にて確認することができ、より長
期間での使用においても防虫成分の消失と色変わりが対
応し、終点が確認できる防虫剤を提供することを目的と
するものである。さらに、数ケ月、さらには1年間もの
長期間での使用においても、防虫成分の消失と色変わり
が対応し、使用終了時点が確認できる防虫剤を提供する
ことを目的とするものである。
うな長期間にわたり使用できる経時表示用の組成物を検
討したところ、減感剤として難揮散性のものと易揮散性
のものを併用し、これらを防虫成分に対して特定割合で
配合することにより、上記の課題を達成することができ
ることを見い出し、本発明に到達した。すなわち、本発
明は、下記の手段によって前記の目的を達成した。 (1)揮散性防虫成分とともに、顕色剤、電子供与性呈
色有機化合物及び減感剤を含有する防虫剤において、前
記減感剤が難揮散性減感剤と易揮散性減感剤とを配合し
たものからなることを特徴とする防虫剤。 (2)揮散性防虫成分とともに、顕色剤、電子供与性呈
色有機化合物及び減感剤を含有する防虫剤において、前
記減感剤が、揮散性防虫成分100重量部に対して、難
揮散性減感剤を8〜40重量部と易揮散性減感剤を10
〜100重量部とを配合したものからなることを特徴と
する防虫剤。
供与性呈色有機化合物及び減感剤と組合せからなる経時
表示用の組成物が使用されているところであって、その
減感剤は通常揮散性のものであり、長くても5ケ月位の
経時でその大部分が揮散し、その減感作用を失うために
発色が起こり、防虫剤の色が変化するが、本発明では、
減感剤として難揮散性減感剤と易揮散性減感剤とを配合
したものを用いることにより、それにより生起される減
感作用が長く保持される。具体的には、防虫成分が、例
えばエンペンスリンで、約1年間有効である量を基材に
保持させた場合、例えば易揮散性減感剤のEHDGは、
2〜3ヶ月でほとんど揮散し減感作用は発揮されなくな
る。一方、例えば難揮散性減感剤のBTGは、5〜6ヶ
月まで揮散が続き、その後は揮散が止まり定量となる。
そして、当初は防虫成分および2つの減感剤、その後は
防虫成分と難揮散性減感剤とがバランス良く作用し、所
望の効果を得ることができる。
ては、その揮散が少なくとも防虫成分より早いものであ
り、「揮散しがたい」と分類される部類のエーテル類、
とりわけジエチレングリコールモノヘキシルエーテル
(以下「HeDG」という)、ジエチレングリコールモ
ノ−2−エチルヘキシルエーテル(以下「EHDG」と
いう)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(以
下「BDG」という)、ジプロピレングリコールモノブ
チルエーテル(以下「BFDG」という)などのグリコ
ールエーテル類が挙げられ、その1種以上を用いること
ができる。勿論前記エーテル類と同じような揮散挙動を
し、顕色剤や電子供与性呈色有機化合物と相溶性の良い
ものであれば易揮散性減感剤はエーテル類に限定される
ものではない。 また、難揮散性減感剤としては、使用
開始よりしばらくの期間は一定の揮散をするが、ある程
度まで揮散が進むと、その後揮散はとまり、定量を保持
したままとなるものであり、「揮散しにくい」と分類さ
れる部類のエーテル類、とりわけトリエチレングリコー
ルモノブチルエーテル(以下「BTG」という)、トリ
エチレングリコールモノエチルエーテル(以下「ET
G」という)、トリエチレングリコールモノメチルエー
テル(以下「MTG」という)などがその代表的な例と
して示され、その1種以上を用いることができる。勿論
難揮散性減感剤も前記易揮散性減感剤と同様エーテル類
に限定されるものではない。
減感剤の1種以上との組合せたものが顕色剤と電子供与
性呈色性有機化合物に対して減感剤として作用するもの
であり、防虫剤と易揮散性および難揮散性両減感剤の3
物質の揮散速度の差異を利用することにより所望の効果
の効果を得るものである。また、これら3物質の配合割
合は、防虫剤100重量部に対して難揮散性減感剤を8
〜40重量部、好ましくは12〜40重量部、及び易揮
散性減感剤を10〜100重量部、好ましくは12〜4
0重量部の割合で配合する。そして、これらのいずれか
一方が欠けていると目的とする効果を得ることができな
し、前記した配合割合から外れると十分な効果を得にく
い。
呈色性有機化合物との反応で前記化合物を発色できるも
のはいずれも用いることができる。その中、有機化合物
としては、例えば2,2´−ビス(4´−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、3,3´−チオジプロピオン酸ジミ
リスチル、2,2´−メチレンビス(4−クロルフェノ
ール)、4,4´−メチレンビス−2,6−ジ−t−ブ
チルフェノール、2,4,6−トリス(3´−5´−ジ
−t−ブチル−4´−ヒドロキシベンジル)メシチレ
ン、4,4´−チオジフェノール、4,4´−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)スルホン、ブチリデンビス−6
−t−ブチル−m−クレゾール、p−フェニルフェノー
ル、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ
−5−t−ブチルフェニル)ブタン、3,5−ジ−t−
ブチルカテコール、カテコール、p−t−ブチルカテコ
ール、没食子酸メチル、サリチル酸フェニル、サリチル
アニリド、サリチル酸p−オクチルフェニル、サリチル
酸p−t−ブチルフェニル、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2,2´,4,4´−テトラヒド
ロキシベンゾフェノン、2,2´−ジヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾ
フェノン、β−ナフトール、p−クレゾール、ハイドロ
キノン、ブチルヒドロキシアニソール、6−t−ブチル
−2,4−キシレノール、p−ヒドロキシベンジルアル
コール、o−t−ブチルフェノール、t−ブチルハイド
ロキノン、2−t−ブチル−6−メチルフェノール、
2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、p−ヒドロキ
シ安息香酸プロピル、1,2,4−トリヒドロキシベン
ゼン及び1,2,3−ベンゾトリアゾールなどが挙げら
れる。
えばクレー、ケイ石粉、タルク、酸性白土、活性白土、
ベントナイト、カオリン、ゼオライト、ケイソウ土、パ
ーライト、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マ
グネシウム及びシリカゲル、などがあげられ、特にケイ
酸を含むものが好ましいが、これらに限定されるもので
はない。
物、無機粉体及び鉱物粉体より選択した1種以上の化合
物を組み合わせて使用できる。また、前記無機あるいは
鉱物粉体を基材に処理するときに、基材への粉体の保持
性を良くするためや、印刷又は塗布時の作業性を良くす
るために、セルロース系、アミド系、アクリル酸系及び
同エステル、酢酸ビニル系及びその共重合体、塩化ビニ
ル系及びその共重合体、ウレタン系、オレフィン系、エ
ステル系、アクリルアミド系並びに塩化ビニリデン系高
分子化合物を併用することができる。
化合物は発色性の色素であれば特に限定はない。例えば
マラカイトグリーンラクトン、クリスタルバイオレット
ラクトン、3−ジエチルアミノ−6、5−ジメチルフル
オラン、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオ
ラン、2−メチル−6−(N−p−トリル−N−エチル
アミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メ
トキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−ベンジル
オキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチルフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(N,N−
ジベンジルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−クロロアニリノフルオラン、3−ピロリジノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−8ジエチ
ルアミノ)−7−(N,N−ジベンジルアミノ)フルオ
ラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−
γ−(4 −ニトロアニリノ)ラクタム、3−(N−シ
クロヘキシル−N−エチルアミノ)6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、2,3−ブチレン−6−ジ−n−ブ
チルアミノフルオラン、3−ジエチル−7−(p−トル
イジノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(N−
メチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−メトキシフルオラン、1,2−ベンズ−6−ジエチル
アミノフルオラン、3,6−ジエトキシフルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−クロロフルオラン、
1,2−ベンズ−6−ジエチルアミノフルオラン、N−
フェニルロ−ダミンラクタム、2−〔3,6−ビス(ジ
エチルアミノ)−9−(o−クロロアニリノ)キサンチ
ル〕安息香酸ラクタム、2−(フェニルイミノエタンジ
リデン)−3,3−トリメチルインドリノベンゾスピロ
ピラン、1,3,3−トリメチルインドリノ−2,2´
−スピロ−6´−ニトロ−8´−メトキシベンゾピラ
ン、1,3,3−トリメチル−インドリノ−7´−クロ
ル−β−ナフトスピロピラン、ベンゾ−β−ナフトイソ
スピロピラン、キサント−β−ナフトスピロピラン、N
−アセチルオーラミン、N−フェニルオーラミン、ロー
ダミンBラクトン、ベンゾイルロイコメチレンブルー、
エチルロイコメチレンブルー、メトキシベンゾイルロイ
コメチレンブルー、2−N,N−ジベンジルアミノ−6
−ジエチルアミノフルオラン、6−ジエチルアミノ−ベ
ンゾ〔α〕−フルオラン、1,3−ジメチル−6−ジエ
チルアミノフルオラン、3,6−ビス(ジエチルアミ
ノ)フルオラン、γ−(4´−ニトロ)アニリノラクタ
ム、2−(2−クロロアリニノ)−6−ジブチルアミノ
フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エ
チル−N−フルフリルアミノ)フルオラン、N−3,3
−トリメチルインドリノベンゾスピロラン、ジ−β−ナ
フトスピロピラン、メチルロイコメチレンブルーなどが
例示できる。
ては、前記化合物より選ばれた1種以上の化合物を組み
合わせても利用できると同時に、更に他の色素とも併用
することができる。例えば、黄色の色素と6−ジエチル
アミノ−ベンゾ〔α〕−フルオランと併用すれば、最初
黄色で、一定時間経過後は赤味の強い橙色となる。上記
電子供与性呈色性有機化合物の使用量は、変色前と変色
後の色調の差が鮮明になるように適宜決定され、保持す
る基材の材質、性状及び厚みにより異なるが、通常適用
基材100cm2 当たり0.01〜100mg程度の範
囲から選択されるのが望ましい。例えば濾紙(No.
2)100cm2 当たりでは1〜5mg程度の使用量が
例示できる。
れている常温で揮散する有機化合物を加えてもよい。こ
のような有機化合物は顕色剤を被覆するためか、電子供
与性呈色性有機化合物の発色反応が生じるのを遅らせよ
うであって、減感作用を有しているので併用することが
有効である。そのような有機化合物としては、常圧にお
いて沸点が120〜400℃のものがよく、例えばN・
N−ジエチル−m−トルアミド等が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。そして、これらは1種又
は2種以上を選択して用いることができる。また、併用
するこれらの既知の減感作用をする有機化合物の種類及
び使用量は、適用される製品の有効期間に合わせて適宜
選択すればよい。
ニ活性、殺菌活性、忌避活性等の有害生物防除活性を有
する化合物が例示でき、このような化合物の代表例とし
ては、エンペンスリン、フェンフルスリン、ベンフルス
リン、テフルスリン、DDVP等の殺虫剤、N,N−ジ
エチル−m−トルアミド等の忌避剤、安息香酸ベンジ
ル、サリチル酸フェニル等の殺ダニ剤等を例示できる。
本発明において、揮散性防虫成分の使用量は、該成分の
効力および揮散速度などを考慮した上、目的とする期間
に合わせて、基材の材質、表面積、容積などとのバラン
スにより適宜に調節すれば良い。例えば、粒状パルプ1
00gに対してエンペンスリンは、約1年を使用期間と
する場合には5g、約半年を使用期間とするには2.5
gとすれば良い。
材料に限定されるものではなく、従来より防虫材(ある
いは防虫剤)、忌避材(あるいは忌避剤)等に用いられ
ている各種の材料と同じものでもよく、通常は紙、不織
布、布、木、皮革、無機繊維あるいは有機繊維ないし合
成樹脂、金属、これらの材料からなる積層物(または積
層体)等を例示できるが、特に前記の防虫剤を吸収し易
いものが好ましい。そして、これら基材は、本発明に従
い色調変化が目視判断容易な色を有しているものが望ま
しく、特に白色が好ましい。更に基材自体が無機あるい
は鉱物粉体からなっていたり、これらを含むものであれ
ば、それらを顕色剤として用いることができる。
基材は、そのまま又は使用時に任意の手段にて切断する
か、予め任意の大きさに入れられたミシン目に従い切断
して有効期間を有する薬剤として使用できる。また、本
発明の防虫剤を保持した基材の場合は、該基材自体を直
接必要場所に適用すれば良い。すなわち、有害生物が衣
類用害虫であるイガの場合、タンスに直接防虫活性を有
する該防虫剤を保持した基材を必要枚数設置するなどが
例示できる。更に本発明の防虫剤は、前記揮散性を有す
る減感剤の揮散を調節するために、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンビニルアセテートな
どのフィルムで被覆する等の調節手段を適用することが
できる。
分、電子供与性呈色性有機化合物、減感剤等の混合物を
基材に含浸させて製剤される。ここに用いられる基材
は、特定の材料に制限されるものではなく、従来より防
虫シート、忌避シート等に用いられている各種の材料と
同じものでよい。特に前記混合物を吸収し易いものが好
ましい。また、例えば無機あるいは鉱物粉体で文字や模
様などを印刷した基材に滴下、含浸することにより製剤
してもよい。
材、あるいは顕色剤に由来する色、つまり実質的には無
色を示しており、経時的に前記減感剤が揮散して、ある
一定の揮散量に達すると、記減感剤による減感作用が弱
まり、その結果顕色剤の顕色作用が強まり、電子供与性
呈色性有機化合物の着色が始まり、更に前記減感剤の揮
散が続けば着色が濃くなる。即ち前記防虫剤に用いる前
記減感剤の揮散によって一定時間の経過が判別できる。
顕色剤として、無機あるいは鉱物粉体、及び/又は塩化
ビニリデン系高分子化合物を用いると、顕色作用が強
く、大きな発色濃度が得られ、目視、判別が容易にな
る。
に詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。 実施例1 防虫成分、電子供与性呈色性有機化合物(色素)、顕色
剤、易揮散性減感剤、及び難揮散性減感剤として1年用
の防虫剤を作成した。それぞれ第1表に示す各薬剤をそ
れぞれそこに示す割合で用い、エタノール10mlに溶
解して、粒状パルプ100gに含浸させるように処方す
ることにより、試料No.1、No.2、No.3を調
製した。風乾後、その5gを不織布(坪量26g/
m2 )の袋(7×8cm)に入れた。この袋を室温下に
風に当たらないように吊るし、経時的に目視でその発色
する時期を確認した。
として評価しうる程度の色調を呈するまでの期間は次の
とおりであった。 試料 発色までの期間 No.1 約12ケ月 No.2 14ケ月以上* No.3 約 3ケ月 *14ケ月を経過した時点ではまだ発色しなかったこと
を示す。 本発明の試料No.1は、目的とする約12ケ月で発色
したが、比較のNo.2、No.3では発色までの期間
が遅かったり、早すぎたりして目的は達せられなかっ
た。
(色素)、顕色剤、易揮散性減感剤、及び難揮散性減感
剤として1年用及び半年用の防虫剤を作成した。第2表
に示す各薬剤をそれぞれそこに示す割合で用い、試料N
o.4〜No.8までまで5種の1年用試料を製剤し
た。また、第3表に示す各薬剤を用いて同様にNo.9
〜No.13まで5種の半年用試料を製剤した。前記各
試料がインジケーターとして評価しうる程度の色調を呈
するまでの期間は、第2表および第3表の下段に併記し
た。表からわかるように、本発明の方法により1年用は
もちろん、従来からある半年用の防虫剤を自由に製剤す
ることができる。
剤及び難揮散性減感剤の2種の減感剤を用いることによ
り、電子供与性呈色性有機化合物、顕色剤、揮散性減感
剤の形式からなる時間表示剤を含めた防虫剤において、
防虫成分の消失を目視で確認するのが従来は数ケ月程度
であったが、1年間近い長期間とすることができるよう
になった。また、前記の易揮散性減感剤及び難揮散性減
感剤の配合割合を変更することにより、その確認できる
時期を所望の期間に設定するよう調節することができ
る。例えば、6ケ月や8ケ月のものも自由に得ることが
できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 揮散性防虫成分とともに、顕色剤、電子
供与性呈色有機化合物及び減感剤を含有する防虫剤にお
いて、前記減感剤が難揮散性減感剤と易揮散性減感剤と
を配合したものからなることを特徴とする防虫剤。 - 【請求項2】 揮散性防虫成分とともに、顕色剤、電子
供与性呈色有機化合物及び減感剤を含有する防虫剤にお
いて、前記減感剤が、揮散性防虫成分100重量部に対
して、難揮散性減感剤を8〜40重量部と易揮散性減感
剤を10〜100重量部とを配合したものからなること
を特徴とする防虫剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14753696A JP3901243B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-06-10 | 防虫剤及び防虫剤の色調変化調整方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13892096 | 1996-05-31 | ||
| JP8-138920 | 1996-05-31 | ||
| JP14753696A JP3901243B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-06-10 | 防虫剤及び防虫剤の色調変化調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045508A true JPH1045508A (ja) | 1998-02-17 |
| JP3901243B2 JP3901243B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=26471857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14753696A Expired - Lifetime JP3901243B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-06-10 | 防虫剤及び防虫剤の色調変化調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3901243B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002048780A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Toyo Seiyaku Kasei Kk | グルタルアルデヒド濃度のインディケータ |
| JP2008044853A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Sanwa Insecticide Kk | 防虫剤、衣料害虫の防除方法、防虫組成物 |
| CN101424643B (zh) | 2008-12-10 | 2010-12-22 | 姚鲲 | 一种指示防蛀剂在使用过程中是否有效的方法及生产工艺 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP14753696A patent/JP3901243B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN101424643B (zh) | 2008-12-10 | 2010-12-22 | 姚鲲 | 一种指示防蛀剂在使用过程中是否有效的方法及生产工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3901243B2 (ja) | 2007-04-04 |
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