JPH1046129A - 接着剤組成物 - Google Patents
接着剤組成物Info
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- JPH1046129A JPH1046129A JP20361796A JP20361796A JPH1046129A JP H1046129 A JPH1046129 A JP H1046129A JP 20361796 A JP20361796 A JP 20361796A JP 20361796 A JP20361796 A JP 20361796A JP H1046129 A JPH1046129 A JP H1046129A
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- parts
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高凝集力と耐クリープ性、接着・粘着性、加
熱安定性に優れ、且つ、高速塗工機における接着剤の吐
出安定性、就中、スプレー塗工性に優れた接着剤組成物
を提供する。 【解決手段】 (a)ビニル芳香族炭化水素とブタジエ
ンからなり、該ビニル芳香族炭化水素の含有量が15〜
45重量%であるブロック共重合体100重量部、
(b)粘着付与樹脂200を超えて400重量部以下、
(c)下記一般式〔1〕で示されるフェノール系化合物
0.05〜5重量部、からなる接着剤組成物。
熱安定性に優れ、且つ、高速塗工機における接着剤の吐
出安定性、就中、スプレー塗工性に優れた接着剤組成物
を提供する。 【解決手段】 (a)ビニル芳香族炭化水素とブタジエ
ンからなり、該ビニル芳香族炭化水素の含有量が15〜
45重量%であるブロック共重合体100重量部、
(b)粘着付与樹脂200を超えて400重量部以下、
(c)下記一般式〔1〕で示されるフェノール系化合物
0.05〜5重量部、からなる接着剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙オムツ、衛生ナ
プキン、ベッドパット構成品等の使捨て物品もしくは部
材の組立てに好適に用いることができる接着剤組成物に
関する。
プキン、ベッドパット構成品等の使捨て物品もしくは部
材の組立てに好適に用いることができる接着剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙オムツに代表される使捨て物品
の組立てに使用されるホットメルト接着剤は、熱可塑性
ブロックポリマーを主成分とするゴム系と、エチレン−
プロピレン−ブテン共重合体等の合成オレフィンを主成
分とするオレフィン系が殆どであり、特に高凝集力と耐
クリープ性が必要とされる部位の接着には、ゴム系ホッ
トメルト接着剤が汎用されてきた。通常、ゴム系ホット
メルト接着剤として、耐寒性、接着・粘着性に優れたス
チレンとイソプレンからなるブロックポリマーが用いら
れることが多いが、この場合、凝集力が低く、耐クリー
プ性も良くないという問題点を有する。又、ゴム系のポ
リマーとしてスチレンとブタジエンからなるブロックポ
リマーを用いると、凝集力と耐クリープ性は満足する
が、初期粘着性が発現しにくいという問題点を有する。
の組立てに使用されるホットメルト接着剤は、熱可塑性
ブロックポリマーを主成分とするゴム系と、エチレン−
プロピレン−ブテン共重合体等の合成オレフィンを主成
分とするオレフィン系が殆どであり、特に高凝集力と耐
クリープ性が必要とされる部位の接着には、ゴム系ホッ
トメルト接着剤が汎用されてきた。通常、ゴム系ホット
メルト接着剤として、耐寒性、接着・粘着性に優れたス
チレンとイソプレンからなるブロックポリマーが用いら
れることが多いが、この場合、凝集力が低く、耐クリー
プ性も良くないという問題点を有する。又、ゴム系のポ
リマーとしてスチレンとブタジエンからなるブロックポ
リマーを用いると、凝集力と耐クリープ性は満足する
が、初期粘着性が発現しにくいという問題点を有する。
【0003】上記のようなゴム系ホットメルト接着剤に
高凝集力を発現させるためには、どうしても接着・粘着
性又は耐寒性が犠牲になり易いものである。反面、近年
製品の多様化により形状が益々複雑になり、加えて、多
くの新素材が登場し、中には難接着性の素材もあって、
ゴム系ホットメルト接着剤では対応できない事態も生じ
ている。
高凝集力を発現させるためには、どうしても接着・粘着
性又は耐寒性が犠牲になり易いものである。反面、近年
製品の多様化により形状が益々複雑になり、加えて、多
くの新素材が登場し、中には難接着性の素材もあって、
ゴム系ホットメルト接着剤では対応できない事態も生じ
ている。
【0004】特開平2−1787号公報には、ゴム系の
ポリマーとしてスチレン等のビニル芳香族炭化水素とブ
タジエンからなるブロックポリマーを用いた粘着性組成
物において、ビニル芳香族炭化水素の含有量及びブタジ
エン部のビニル結合含有量が特定範囲のブロックポリマ
ーを用いると、初期粘着性が改善されることが開示され
ている。
ポリマーとしてスチレン等のビニル芳香族炭化水素とブ
タジエンからなるブロックポリマーを用いた粘着性組成
物において、ビニル芳香族炭化水素の含有量及びブタジ
エン部のビニル結合含有量が特定範囲のブロックポリマ
ーを用いると、初期粘着性が改善されることが開示され
ている。
【0005】特開平2−1787号公報に開示されてい
るゴム系のポリマーとしてスチレン等のビニル芳香族炭
化水素とブタジエンからなるブロックポリマーを用いた
上記粘着性組成物は、初期粘着性を向上されることはで
きるが、スプレー塗工のように接着剤塗工装置の接着剤
吐出部が被着体と直接接触しない塗工方式で塗工する場
合、塗布時の吐出安定性が悪く、塗工ムラが生じたり、
著しい場合には吐出が止まったり、突発的に大量の接着
剤が飛び出して、接着部分以外の面を汚損する等の問題
があった。
るゴム系のポリマーとしてスチレン等のビニル芳香族炭
化水素とブタジエンからなるブロックポリマーを用いた
上記粘着性組成物は、初期粘着性を向上されることはで
きるが、スプレー塗工のように接着剤塗工装置の接着剤
吐出部が被着体と直接接触しない塗工方式で塗工する場
合、塗布時の吐出安定性が悪く、塗工ムラが生じたり、
著しい場合には吐出が止まったり、突発的に大量の接着
剤が飛び出して、接着部分以外の面を汚損する等の問題
があった。
【0006】本発明者らは、紙オムツ等の生産ラインの
間欠動スプレー塗工装置の如き高速塗工機における接着
剤の吐出安定性を鋭意検討し、ゴム系のポリマーとして
スチレン等のビニル芳香族炭化水素とブタジエンからな
るブロックポリマーを用いた接着剤組成物において、上
記問題を解決するためには、粘着付与樹脂の配合量を著
しく高いレベルにしなくてはならないことを知見し、本
発明を完成するに至ったのである。
間欠動スプレー塗工装置の如き高速塗工機における接着
剤の吐出安定性を鋭意検討し、ゴム系のポリマーとして
スチレン等のビニル芳香族炭化水素とブタジエンからな
るブロックポリマーを用いた接着剤組成物において、上
記問題を解決するためには、粘着付与樹脂の配合量を著
しく高いレベルにしなくてはならないことを知見し、本
発明を完成するに至ったのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の事実に
鑑みなされたものであって、その目的とするところは、
高凝集力と耐クリープ性、接着・粘着性、熱安定性に優
れ、且つ、高速塗工機における接着剤の吐出安定性、就
中、スプレー塗工性に優れた接着剤組成物を提供するこ
とにある。
鑑みなされたものであって、その目的とするところは、
高凝集力と耐クリープ性、接着・粘着性、熱安定性に優
れ、且つ、高速塗工機における接着剤の吐出安定性、就
中、スプレー塗工性に優れた接着剤組成物を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、(a)ビニル芳香族炭化水素とブタジエンからな
り、該ビニル芳香族炭化水素の含有量が15〜45重量
%であるブロック共重合体100重量部、(b)粘着付
与樹脂200を超えて400重量部以下、(c)下記一
般式〔1〕で示されるフェノール系化合物0.05〜5
重量部、からなる接着剤組成物をその要旨とするもので
ある。
は、(a)ビニル芳香族炭化水素とブタジエンからな
り、該ビニル芳香族炭化水素の含有量が15〜45重量
%であるブロック共重合体100重量部、(b)粘着付
与樹脂200を超えて400重量部以下、(c)下記一
般式〔1〕で示されるフェノール系化合物0.05〜5
重量部、からなる接着剤組成物をその要旨とするもので
ある。
【化2】
【0009】又、請求項2記載の本発明は、さらに、
(d)可塑化オイル10〜150重量部、を含有する請
求項1記載の接着剤組成物をその要旨とするものであ
る。
(d)可塑化オイル10〜150重量部、を含有する請
求項1記載の接着剤組成物をその要旨とするものであ
る。
【0010】又、請求項3記載の本発明は、一般式
〔1〕で示されるフェノール系化合物のR4 が、水素又
はメチル基からなる請求項1もしくは請求項2記載の接
着剤組成物をその要旨とするものである。
〔1〕で示されるフェノール系化合物のR4 が、水素又
はメチル基からなる請求項1もしくは請求項2記載の接
着剤組成物をその要旨とするものである。
【0011】又、請求項4記載の本発明は、請求項1〜
3記載の接着剤組成物からなる使捨て物品用接着剤組成
物をその要旨とするものである。
3記載の接着剤組成物からなる使捨て物品用接着剤組成
物をその要旨とするものである。
【0012】本発明で使用される成分(a)のブロック
共重合体は、ビニル芳香族炭化水素の重合体ブロックと
ブタジエンの重合体ブロックからなる共重合体であり、
その他の重合体ブロックが含有されていてもよい。上記
ビニル芳香族炭化水素としては、例えば、スチレン、o
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−tert
−ブチルスチレン、1,3−ジメチルスチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルアントラセン
等が挙げられる。これらは1種だけでもよいが、2種以
上が併用されてもよい。
共重合体は、ビニル芳香族炭化水素の重合体ブロックと
ブタジエンの重合体ブロックからなる共重合体であり、
その他の重合体ブロックが含有されていてもよい。上記
ビニル芳香族炭化水素としては、例えば、スチレン、o
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−tert
−ブチルスチレン、1,3−ジメチルスチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルアントラセン
等が挙げられる。これらは1種だけでもよいが、2種以
上が併用されてもよい。
【0013】成分(a)のブロック共重合体のビニル芳
香族炭化水素の含有量が15重量%未満であると、得ら
れる接着剤組成物の凝集力が低下して耐クリープ性が悪
化し、又、45重量%を超えると初期粘着性が低下する
ので、成分(a)のブロック共重合体のビニル芳香族炭
化水素の含有量は15〜45重量%に限定される。
香族炭化水素の含有量が15重量%未満であると、得ら
れる接着剤組成物の凝集力が低下して耐クリープ性が悪
化し、又、45重量%を超えると初期粘着性が低下する
ので、成分(a)のブロック共重合体のビニル芳香族炭
化水素の含有量は15〜45重量%に限定される。
【0014】本発明で使用される成分(b)の粘着付与
樹脂は、上記成分(a)のブロック共重合体に可及的相
溶性の高いものが好ましいが、例えば、(安定化)ロジ
ン、石油樹脂、テルペン樹脂、テルペン−石油樹脂の共
重合物又はそれらの完全或いは部分水添物等の一般的な
粘着付与樹脂の殆ど全てが挙げられる。これらは1種だ
けでもよいが、2種以上が併用されてもよい。
樹脂は、上記成分(a)のブロック共重合体に可及的相
溶性の高いものが好ましいが、例えば、(安定化)ロジ
ン、石油樹脂、テルペン樹脂、テルペン−石油樹脂の共
重合物又はそれらの完全或いは部分水添物等の一般的な
粘着付与樹脂の殆ど全てが挙げられる。これらは1種だ
けでもよいが、2種以上が併用されてもよい。
【0015】成分(b)の粘着付与樹脂の量が成分
(a)のブロック共重合体100重量部に対し200重
量部以下であると、得られる接着剤組成物の接着性が低
下だけでなく、スプレー塗工性が悪くなってしまい、
又、400重量部を超えると、得られる接着剤組成物が
硬く脆くなってしまうので、成分(b)の粘着付与樹脂
の量は成分(a)のブロック共重合体100重量部に対
し200を超えて400重量部以下に限定され、好まし
くは210〜350重量部である。
(a)のブロック共重合体100重量部に対し200重
量部以下であると、得られる接着剤組成物の接着性が低
下だけでなく、スプレー塗工性が悪くなってしまい、
又、400重量部を超えると、得られる接着剤組成物が
硬く脆くなってしまうので、成分(b)の粘着付与樹脂
の量は成分(a)のブロック共重合体100重量部に対
し200を超えて400重量部以下に限定され、好まし
くは210〜350重量部である。
【0016】本発明で使用される成分(c)の前記一般
式〔1〕で示されるフェノール系化合物としては、例え
ば、2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブチ
ル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチ
ルフェニルアクリレート、2−〔1−(2−ヒドロキシ
−3,5−ジ−tert−ペンチルフェニル)エチル〕
−4,6−ジ−ペンチルフェニルアクリレート等があげ
られ、特に、一般式〔1〕中のR4 が水素又はメチル基
であるものが好ましく、次いで、エチル基、プロピル基
であるものが好ましい。これらは1種だけでもよいが、
2種以上が併用されてもよい。
式〔1〕で示されるフェノール系化合物としては、例え
ば、2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブチ
ル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチ
ルフェニルアクリレート、2−〔1−(2−ヒドロキシ
−3,5−ジ−tert−ペンチルフェニル)エチル〕
−4,6−ジ−ペンチルフェニルアクリレート等があげ
られ、特に、一般式〔1〕中のR4 が水素又はメチル基
であるものが好ましく、次いで、エチル基、プロピル基
であるものが好ましい。これらは1種だけでもよいが、
2種以上が併用されてもよい。
【0017】成分(c)の前記一般式〔1〕で示される
フェノール系化合物の量が成分(a)のブロック共重合
体100重量部に対し0.05重量部未満であると、加
熱時に着色や炭化物の発生が顕著になり、又、5重量部
を超えると、加熱時の老化防止性能は飽和し、それ以上
の効果が期待できないばかりか接着性に悪影響を及ぼす
ので、成分(c)の前記一般式〔1〕で示されるフェノ
ール系化合物の量は、成分(a)のブロック共重合体1
00重量部に対し0.05〜5重量部に限定され、好ま
しくは0.1〜3重量部である。
フェノール系化合物の量が成分(a)のブロック共重合
体100重量部に対し0.05重量部未満であると、加
熱時に着色や炭化物の発生が顕著になり、又、5重量部
を超えると、加熱時の老化防止性能は飽和し、それ以上
の効果が期待できないばかりか接着性に悪影響を及ぼす
ので、成分(c)の前記一般式〔1〕で示されるフェノ
ール系化合物の量は、成分(a)のブロック共重合体1
00重量部に対し0.05〜5重量部に限定され、好ま
しくは0.1〜3重量部である。
【0018】本発明の接着剤組成物は、必要に応じ、成
分(c)の前記一般式〔1〕で示されるフェノール系化
合物に加えて、例えば、成分(c)の前記一般式〔1〕
で示されるフェノール系化合物以外のフェノール系安定
剤、リン系安定剤、硫黄系安定剤等の安定剤が併用され
てもよく、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、
ベンゾエート系等の紫外線吸収剤が併用されてもよい。
分(c)の前記一般式〔1〕で示されるフェノール系化
合物に加えて、例えば、成分(c)の前記一般式〔1〕
で示されるフェノール系化合物以外のフェノール系安定
剤、リン系安定剤、硫黄系安定剤等の安定剤が併用され
てもよく、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、
ベンゾエート系等の紫外線吸収剤が併用されてもよい。
【0019】本発明の接着剤組成物の調製は、特に限定
されるものではないが、例えば、上記各成分を攪拌機を
用いて加熱混合するだけでもよく、2本ロール、バンバ
リーミキサー、ニーダー、押出機等の混練機器を用いて
混合されてもよい。
されるものではないが、例えば、上記各成分を攪拌機を
用いて加熱混合するだけでもよく、2本ロール、バンバ
リーミキサー、ニーダー、押出機等の混練機器を用いて
混合されてもよい。
【0020】本発明の接着剤組成物は、叙上の如く構成
されているので、高凝集力と耐クリープ性、接着・粘着
性、熱安定性に優れ、且つ、高速塗工機における接着剤
の吐出安定性、就中、スプレー塗工性に優れた性能を示
す。
されているので、高凝集力と耐クリープ性、接着・粘着
性、熱安定性に優れ、且つ、高速塗工機における接着剤
の吐出安定性、就中、スプレー塗工性に優れた性能を示
す。
【0021】請求項2記載の発明の接着剤組成物は、上
記成分(a)、(b)及び(c)に加えて、成分(d)
の可塑化オイルを含有する。成分(d)の可塑化オイル
は、通常ホットメルト接着剤に用いられるものであれば
特に限定されるものではないが、接着剤組成物の粘度調
整ができ、且つ、低温粘着性及び柔軟性を向上させるも
のであればより好ましい。このような可塑化オイルの例
としては、パラフィン系、ナフテン系、芳香族系の各成
分の幾つか或いは全てを或る割合で含有するオイルが挙
げられる。
記成分(a)、(b)及び(c)に加えて、成分(d)
の可塑化オイルを含有する。成分(d)の可塑化オイル
は、通常ホットメルト接着剤に用いられるものであれば
特に限定されるものではないが、接着剤組成物の粘度調
整ができ、且つ、低温粘着性及び柔軟性を向上させるも
のであればより好ましい。このような可塑化オイルの例
としては、パラフィン系、ナフテン系、芳香族系の各成
分の幾つか或いは全てを或る割合で含有するオイルが挙
げられる。
【0022】成分(d)の可塑化オイルの量が成分
(a)のブロック共重合体100重量部に対し10重量
部未満であると、得られる接着剤組成物の低温粘着性及
び柔軟性が低下し、又、150重量部を超えると、耐ク
リープ性が低下するので、成分(d)の可塑化オイルの
添加量が成分(a)のブロック共重合体100重量部に
対し10〜150重量部に限定され、好ましくは30〜
100重量部である。請求項2記載の発明の接着剤組成
物は、必要に応じ、成分(d)の可塑化オイルに加え
て、例えば、低分子量ポリオレフィン系ポリマー等のそ
の他の可塑剤が添加されてもよい。
(a)のブロック共重合体100重量部に対し10重量
部未満であると、得られる接着剤組成物の低温粘着性及
び柔軟性が低下し、又、150重量部を超えると、耐ク
リープ性が低下するので、成分(d)の可塑化オイルの
添加量が成分(a)のブロック共重合体100重量部に
対し10〜150重量部に限定され、好ましくは30〜
100重量部である。請求項2記載の発明の接着剤組成
物は、必要に応じ、成分(d)の可塑化オイルに加え
て、例えば、低分子量ポリオレフィン系ポリマー等のそ
の他の可塑剤が添加されてもよい。
【0023】請求項2記載の発明の接着剤組成物は、叙
上の如く構成されているので、使用に適した接着剤組成
物の粘度に調整し易く、柔軟性に富んだ接着剤層を形成
でき、低温粘着性を更に向上させ得る。
上の如く構成されているので、使用に適した接着剤組成
物の粘度に調整し易く、柔軟性に富んだ接着剤層を形成
でき、低温粘着性を更に向上させ得る。
【0024】又、請求項3記載の発明の接着剤組成物
は、叙上の如く構成されているので、更に、熱安定性を
向上させ得る。
は、叙上の如く構成されているので、更に、熱安定性を
向上させ得る。
【0025】又、請求項4記載の発明の接着剤組成物
は、叙上の如く構成されているので、間欠動スプレー塗
工装置の如き高速塗工機にて、高凝集力と耐クリープ性
が要求される使捨て物品の組立てに用いても、高い吐出
安定性で効率よく生産できる。
は、叙上の如く構成されているので、間欠動スプレー塗
工装置の如き高速塗工機にて、高凝集力と耐クリープ性
が要求される使捨て物品の組立てに用いても、高い吐出
安定性で効率よく生産できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例及び比較
例を示すが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
例を示すが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
【0027】(実施例1)スチレン−ブタジエン−スチ
レン(SBS)系ブロック共重合体(旭化成社製、商品
名「タフプレンA」、スチレン含有量40重量%)10
0重量部、粘着付与樹脂(荒川化学社製、商品名「アル
コンM−100」、水添脂環族飽和炭化水素樹脂)25
0重量部、可塑化オイル(米国、シェル・ケミカル社
製、商品名「シェルフレックス371N」)60重量部
及び熱安定剤(住友化学社製、商品名「スミライザーG
M」、2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブ
チル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メ
チルフェニルアクリレート1重量部を160℃に加熱混
合して接着剤組成物を作製した。
レン(SBS)系ブロック共重合体(旭化成社製、商品
名「タフプレンA」、スチレン含有量40重量%)10
0重量部、粘着付与樹脂(荒川化学社製、商品名「アル
コンM−100」、水添脂環族飽和炭化水素樹脂)25
0重量部、可塑化オイル(米国、シェル・ケミカル社
製、商品名「シェルフレックス371N」)60重量部
及び熱安定剤(住友化学社製、商品名「スミライザーG
M」、2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブ
チル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メ
チルフェニルアクリレート1重量部を160℃に加熱混
合して接着剤組成物を作製した。
【0028】(実施例2)スチレン−ブタジエン−スチ
レン(SBS)系ブロック共重合体(旭化成社製、商品
名「タフプレン315」、スチレン含有量20重量%)
100重量部、粘着付与樹脂(荒川化学社製、商品名
「アルコンM−100」、水添脂環族飽和炭化水素樹
脂)350重量部、可塑化オイル(米国、シェル・ケミ
カル社製、商品名「シェルフレックス371N」)60
重量部及び熱安定剤(住友化学社製、商品名「スミライ
ザーGM」)1重量部を160℃に加熱混合して接着剤
組成物を作製した。
レン(SBS)系ブロック共重合体(旭化成社製、商品
名「タフプレン315」、スチレン含有量20重量%)
100重量部、粘着付与樹脂(荒川化学社製、商品名
「アルコンM−100」、水添脂環族飽和炭化水素樹
脂)350重量部、可塑化オイル(米国、シェル・ケミ
カル社製、商品名「シェルフレックス371N」)60
重量部及び熱安定剤(住友化学社製、商品名「スミライ
ザーGM」)1重量部を160℃に加熱混合して接着剤
組成物を作製した。
【0029】(実施例3)実施例1の熱安定剤(住友化
学社製、商品名「スミライザーGM」、一般式[1]で
示されるフェノール系化合物)1重量部を、(住友化学
社製、商品名「スミライザーGS」、2−〔1−(2−
ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ペンチルフェニ
ル)エチル〕−4,6−ジ−tert−ペンチルフェニ
ルアクリレート1重量部に替えたこと以外、実施例1と
同様にして接着剤組成物を作製した。
学社製、商品名「スミライザーGM」、一般式[1]で
示されるフェノール系化合物)1重量部を、(住友化学
社製、商品名「スミライザーGS」、2−〔1−(2−
ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ペンチルフェニ
ル)エチル〕−4,6−ジ−tert−ペンチルフェニ
ルアクリレート1重量部に替えたこと以外、実施例1と
同様にして接着剤組成物を作製した。
【0030】(比較例1)実施例1の粘着付与樹脂の添
加量250重量部を150重量部に変更したこと以外、
実施例1と同様にして接着剤組成物を作製した。
加量250重量部を150重量部に変更したこと以外、
実施例1と同様にして接着剤組成物を作製した。
【0031】(比較例2)実施例1の熱安定剤を用いな
かったこと以外、実施例1と同様にして接着剤組成物を
作製した。
かったこと以外、実施例1と同様にして接着剤組成物を
作製した。
【0032】(比較例3)実施例1の粘着付与樹脂の添
加量250重量部を、500重量部に変更し、可塑化オ
イルの添加量60重量部を、30重量部に変更したこと
以外、実施例1と同様にして接着剤組成物を作製した。
加量250重量部を、500重量部に変更し、可塑化オ
イルの添加量60重量部を、30重量部に変更したこと
以外、実施例1と同様にして接着剤組成物を作製した。
【0033】実施例及び比較例で得られた接着剤組成物
を評価するため、耐クリープ性、スプレー塗工性、加熱
安定性(熱安定性1及び熱安定性2)について、以下に
示す方法で試験した。試験結果は表1に示した。
を評価するため、耐クリープ性、スプレー塗工性、加熱
安定性(熱安定性1及び熱安定性2)について、以下に
示す方法で試験した。試験結果は表1に示した。
【0034】1.耐クリープ性:厚さ25μmのポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルムに、得られた
接着剤組成物を約50μmの厚さで塗布し、25mm幅
に切断した後、T剥離クリープを、測定条件:50℃、
荷重100gで3時間後の剥離長さを測定した。
チレンテレフタレート(PET)フィルムに、得られた
接着剤組成物を約50μmの厚さで塗布し、25mm幅
に切断した後、T剥離クリープを、測定条件:50℃、
荷重100gで3時間後の剥離長さを測定した。
【0035】2.スプレー塗工性:得られた接着剤組成
物を紙オムツ組立ラインで用いられるスプレーガンによ
って、製造ラインにおけると同様に間欠吐出を行い、被
着体面の塗工ムラ及び接着剤組成物の飛散の状態を目視
により観察し、○:塗工ムラなく塗布でき、接着部位以
外への飛散もないもの、×:塗工ムラがあり、接着部位
以外への汚損も見受けられるもの、の2段階で評価し
た。
物を紙オムツ組立ラインで用いられるスプレーガンによ
って、製造ラインにおけると同様に間欠吐出を行い、被
着体面の塗工ムラ及び接着剤組成物の飛散の状態を目視
により観察し、○:塗工ムラなく塗布でき、接着部位以
外への飛散もないもの、×:塗工ムラがあり、接着部位
以外への汚損も見受けられるもの、の2段階で評価し
た。
【0036】3.加熱安定性: 〔熱安定性1〕:得られた接着剤組成物の50gをガラ
ス瓶に入れ、蓋をしないまま180℃の熱風循環乾燥機
内で72時間加熱し、溶融状態にある上記接着剤組成物
内の炭化物、その他の異物の発生を目視により観察し、
○:炭化物、その他の異物の発生が認められないもの、
×:炭化物、その他の異物の発生があったもの、の2段
階で評価した。
ス瓶に入れ、蓋をしないまま180℃の熱風循環乾燥機
内で72時間加熱し、溶融状態にある上記接着剤組成物
内の炭化物、その他の異物の発生を目視により観察し、
○:炭化物、その他の異物の発生が認められないもの、
×:炭化物、その他の異物の発生があったもの、の2段
階で評価した。
【0037】〔熱安定性2〕:得られた接着剤組成物の
100gをガラス瓶に入れ、蓋をしないまま150℃の
熱風循環乾燥機内で72時間加熱した後の同温度におけ
る溶融粘度を測定し、150℃に加熱直後の溶融粘度と
比較し、その変化率を5%単位で評価した。
100gをガラス瓶に入れ、蓋をしないまま150℃の
熱風循環乾燥機内で72時間加熱した後の同温度におけ
る溶融粘度を測定し、150℃に加熱直後の溶融粘度と
比較し、その変化率を5%単位で評価した。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】本発明の接着剤組成物は、叙上の如く構
成されているので、高凝集力と耐クリープ性、接着・粘
着性、加熱安定性に優れるのみならず、良好なスプレー
塗工性を有するものである。よって、近年、使用材料と
その構成が益々多様化し、複雑化し、且つ、高速化して
接着工程が難しくなっている紙オムツ、衛生ナプキン、
ベッドパット構成部材等の使捨て製品もしくは部材の組
立てに好適に用いることができる。
成されているので、高凝集力と耐クリープ性、接着・粘
着性、加熱安定性に優れるのみならず、良好なスプレー
塗工性を有するものである。よって、近年、使用材料と
その構成が益々多様化し、複雑化し、且つ、高速化して
接着工程が難しくなっている紙オムツ、衛生ナプキン、
ベッドパット構成部材等の使捨て製品もしくは部材の組
立てに好適に用いることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 (a)ビニル芳香族炭化水素とブタジエ
ンからなり、該ビニル芳香族炭化水素の含有量が15〜
45重量%であるブロック共重合体100重量部、 (b)粘着付与樹脂200を超えて400重量部以下、 (c)下記一般式〔1〕で示されるフェノール系化合物
0.05〜5重量部、からなる接着剤組成物。 【化1】 - 【請求項2】 さらに、 (d)可塑化オイル10〜150重量部、を含有する請
求項1記載の接着剤組成物。 - 【請求項3】 一般式〔1〕で示されるフェノール系化
合物のR4 が、水素またはメチル基からなる請求項1も
しくは請求項2記載の接着剤組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3記載の接着剤組成物からな
る使捨て物品用接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20361796A JPH1046129A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20361796A JPH1046129A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 接着剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1046129A true JPH1046129A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16477019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20361796A Pending JPH1046129A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1046129A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012532219A (ja) * | 2009-06-30 | 2012-12-13 | ヘンケル コーポレイション | 接合用途の超高速加熱/室温接着組成物 |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP20361796A patent/JPH1046129A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012532219A (ja) * | 2009-06-30 | 2012-12-13 | ヘンケル コーポレイション | 接合用途の超高速加熱/室温接着組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040419 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040421 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040915 |