JPH1046565A - 地盤改良装置の攪拌ヘッド - Google Patents
地盤改良装置の攪拌ヘッドInfo
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- JPH1046565A JPH1046565A JP20697696A JP20697696A JPH1046565A JP H1046565 A JPH1046565 A JP H1046565A JP 20697696 A JP20697696 A JP 20697696A JP 20697696 A JP20697696 A JP 20697696A JP H1046565 A JPH1046565 A JP H1046565A
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
を高速度で良好に攪拌混練できるものとすること。 【解決手段】反対方向に回転する内軸12と外軸11と
を備えた掘削軸10に装着され掘削孔内で掘削土と硬化
剤とを攪拌混練する攪拌ヘッド20を内軸12と共に回
転する内側攪拌翼21と、外軸11とともに回転し、外
側攪拌翼25とからなり、内側攪拌翼21は、放射状に
配置された複数の放射攪拌翼22を軸線方向にずらせて
複数段配置するとともに、この放射攪拌翼22のうち少
なくとも1つの放射攪拌翼24にはその外縁部から回転
進行方向に向け硬化剤を噴出する噴射ノズル23を備え
て構成され、外側攪拌翼25は、その回転軌跡が前記内
側攪拌翼21の回転軌跡を囲む枠状攪拌翼26と、枠状
攪拌翼26から内側に向け、放射攪拌翼22,24の間
を通過するように突設された突出翼27とから構成し
た。
Description
ヘッドに係り、詳しくは地面を鉛直方向に掘削して形成
する掘削孔内で掘削土と硬化剤とを攪拌混練する地盤改
良装置の攪拌ヘッドに関する。 【0002】 【従来の技術】上述した地盤改良装置の攪拌ヘッドとし
て、従来例えば、特開平3−63312号公報記載のも
のがある。 【0003】この攪拌ヘッドは、外軸と内軸とからなる
二重反転回転軸の先端に設けた掘削刃の上方位置に取り
付けられるものであり、半円弧状の小攪拌翼体がその上
端と下端とで内軸に固着され、半円弧状の大攪拌翼体が
その上端で小攪拌翼体配設位置の上方の外軸に固着さ
れ、その下端を小攪拌翼体配設位置の下方で内軸に軸支
されて、大攪拌翼体の内側に小攪拌翼体が配置されるも
のとして回転軸に対して垂直で放射状にそれぞれ複数配
置されるものである。また攪拌ヘッドには硬化剤噴射用
の噴射口が形成される。 【0004】この攪拌ヘッドを取り付けた地盤改良装置
で地盤改良を行なうには、回転軸を回転駆動して掘削刃
を回転させつつ降下させて地盤に円柱状の掘削孔を穿設
する。掘削刃が所定深度に達したら、回転軸の降下を停
止し、地上に設けた硬化剤ポンプから硬化剤を回転軸内
に供給して、掘削軸下端部に設けた硬化剤ノズルから掘
削孔内へ噴射し、攪拌ヘッドの各攪拌翼を反対方向に回
転して掘削土と硬化剤とを攪拌混練しつつ回転軸を上昇
せしめて掘削孔中に地盤改良部分を形成する。 【0005】この他に、地盤改良装置の攪拌ヘッドとし
ては、大小両攪拌翼体を角形にして掘削軸回りに回転す
ると円柱形となる翼体にしたもの(同公報第4図参
照)、翼体を略平板状に形成して掘削軸より放射状に突
出させたもの(特開平1−36817号公報参照)、角
形の大小攪拌翼体と略平板状の翼体とを組合せたもの
(特開平5−331834号公報参照)等があり、掘削
孔内における掘削土と硬化剤との攪拌混練をより良くで
きるように種々の翼形および形態が提案されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】このような従来の地盤
改良装置の攪拌ヘッドでは、主として掘削孔内における
掘削土と硬化剤とが攪拌翼と共回りすることを防止させ
るため、反転する二種類の攪拌翼を内外に設けたもので
あるが、未だ十分な速度で攪拌混練ができず、さらに高
速度で良好な攪拌混練を行いたいという要望がある。 【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、高い混練速度で掘削土と硬化剤とを良好に攪拌
混練できる地盤改良装置の攪拌ヘッドを提供することを
目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の手段は、図1に示すように、互いに反対方向
に回転する内軸12と外軸11とを備えた掘削軸10に
装着されて掘削孔内で掘削土と硬化剤とを攪拌混練する
攪拌ヘッド20において、攪拌ヘッド20,50は、内
軸12と共に回転する内側攪拌翼21,51と、外軸1
1とともに回転し、上記内側攪拌翼21,51の外側に
配置される外側攪拌翼25,55とからなり、上記内側
攪拌翼21,51は、放射状に配置された複数の放射攪
拌翼22,52を軸線方向にずらせて複数段配置すると
ともに、この放射攪拌翼22,52のうち少なくとも1
つの放射攪拌翼24,54にはその外縁部から回転進行
方向に向け硬化剤を噴出する噴射ノズル23,53を備
えて構成され、上記外側攪拌翼25,55は、その回転
軌跡が前記内側攪拌翼21,51の回転軌跡を囲む枠状
攪拌翼26,56と、上記枠状攪拌翼26,56から内
側に向け、上記攪拌翼22,52の間を通過するように
突設された突出翼27,57とから構成されたものであ
る。 【0009】さらに、本発明では、攪拌ヘッド50は、
外側攪拌翼55の下端部に掘削刃58を備えるものとす
ることができ、この攪拌ヘッド50は、内軸12ととも
に回転する、上記外側攪拌翼55下端の掘削刃58より
小径の中心部掘削刃59を設けるものとすることができ
る。 【0010】〔作用〕本発明の地盤改良装置の攪拌ヘッ
ド20,50は、掘削機を備えた地盤改良装置に装着さ
れた掘削軸10の先端に接続して使用する。掘削機は回
転軸10の外軸11と内軸12とを反対方向に回転駆動
させつつ降下させて、攪拌ヘッド20先端に設けた掘削
刃28、58で地盤に円柱状の掘削孔を穿設する。攪拌
ヘッド20,50の内側攪拌翼21,51及び外側攪拌
翼22,52は互いに反対方向に回転駆動されるととと
もに、噴射ノズル23,53からは掘削軸10の内軸1
2内に圧送された硬化剤が噴出される。 【0011】このとき、噴射ノズル23,53は、下降
しながら放射攪拌翼24,54の先端から硬化剤を放射
攪拌翼の進行方向に噴射するから、噴射された硬化剤
は、その掘削土中への浸入方向を回転させながら下降し
て、掘削孔内の掘削土中で螺旋を描くようになる。この
ため、硬化剤の噴出流は、その流勢で掘削土を攪拌する
こととなり、硬化剤と掘削土とは良好に混練される。ま
た、この掘削土と硬化剤とは内側攪拌翼21,51の放
射攪拌翼22,52、外側攪拌翼25,55の枠状攪拌
翼26,56及び突出翼27,57により攪拌混練され
る。 【0012】このとき、内側攪拌翼21,51と外側攪
拌翼25,55とは反対方向に回転しているため、内側
攪拌翼21,51の放射攪拌翼22,24,52,54
と、外側攪拌翼25,55の枠状攪拌翼26,56及び
突出翼27,57とは、すれ違うように逆回転すること
となり、硬化剤が混和した掘削土には複雑な剪断力が付
与され、掘削土と硬化剤とは共回りを起こすことなく良
好に攪拌される。 【0013】また、外側攪拌翼55の下端部に掘削刃5
8を備えた攪拌ヘッド50にあっては、掘削刃58は大
きな回転トルクを有する外軸11で駆動されるので大き
な掘削力で地盤を掘削することができる。 【0014】そして、内軸12とともに回転する中心部
掘削刃59を設けた攪拌ヘッド50にあっては、外側攪
拌翼55に設けた掘削刃58のうち掘削力が低下しがち
な中心部を中心部掘削刃59で掘削することができ、攪
拌ヘッド50全体で良好な掘削力を有するものとでき
る。 【0015】 【実施の形態】以下、この発明に係る地盤改良装置の攪
拌ヘッドの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。 【0016】〔第1の実施の形態の構成〕図1乃至図3
は、本発明に係る地盤改良器の攪拌ヘッドの第1の実施
形態を示す構成図である。本例は、特許請求の範囲の請
求項1、請求項2に相当する。 【0017】この例の攪拌ヘッド20が使用される地盤
改良装置では掘削軸10として、最外部の掘削用中空軸
を外軸11とし、その内側の掘削用中空軸を内軸12と
し、中心部に位置する硬化剤等供給用中空軸を中心軸1
3とした三重の多重軸が使用される。そして、この掘削
軸10の下端に攪拌ヘッド20が取付部15を介して取
り付けられる。 【0018】攪拌ヘッド20は、掘削軸10と同軸に形
成されたヘッド軸部31を備え、このヘッド軸部31に
内側攪拌翼21及び外側攪拌翼25を有し、掘削刃28
がそなえられる。 【0019】そして、このヘッド軸部31は、その上端
において外軸11に接続される外側ヘッド軸部32と、
その上端において内軸12及び中心軸13に接続される
内側ヘッド軸部33とから構成される。外側ヘッド軸部
32の下端には滑り軸受16が内嵌され、外側ヘッド軸
部32と内側ヘッド軸部33とは同軸で反対に回転自在
とされる。 【0020】上記内側ヘッド軸部33は、その下端部付
近から上端にかけて外側筒部34及び内側筒部35を備
えるものであり、外側筒部34は掘削軸10の内軸12
に、内側筒部35は掘削軸10の中心軸13に接続さ
れ、両筒部34,35の間には、硬化剤が圧送される内
軸12と中心軸13との間の隙間に連通する硬化剤圧送
路36が形成される。 【0021】また、内側ヘッド軸部33は、その下端部
において上記両筒部34,35間の硬化剤圧送路36が
延長形成されることなく一体に形成され、内側ヘッド軸
部33の中央部に薬液の送通路37が形成され、上記中
心軸13の内孔と連通される。 【0022】本例では、内側ヘッド軸部33の下端部に
は掘削刃28が取り付けられており、掘削刃28の最下
端面に硬化剤液の吐出口30が開設され、この吐出口3
0は上記送通路37を介して上記中心軸13の内孔に連
通される。また、掘削刃28の内軸直下部には吐出口3
0からの硬化剤が流出できるように、切欠部39が設け
られる。 【0023】内側攪拌翼21は、上記内側ヘッド軸部3
3に直径を挟んで放射状に配置された2本の直線棒状の
放射攪拌翼22を軸線方向にずらせて3段配置するとと
もに、この放射攪拌翼22の最下段に位置する2本の放
射攪拌翼24にはその外縁部から回転進行方向に向け硬
化剤を噴出する噴射ノズル23を備えて構成される。 【0024】そして、この放射攪拌翼24の内部には上
記噴射ノズル23と上記ヘッド軸部31に形成した硬化
剤圧送路36とを連通する硬化剤通路37を形成してい
る。 【0025】また、外側攪拌翼25は、その回転軌跡が
前記内側攪拌翼31の回転軌跡を囲むように形成された
枠状攪拌翼26と、この枠状攪拌翼26から内側に向
け、上記放射攪拌翼22,24の間を通過するように突
設された2本の突出翼27とから構成される。枠状攪拌
翼26は、上記外側ヘッド軸部32の下端部から斜め下
向きに形成される上横翼26aと、この上横翼26aの
先端から下方に向け形成される垂直翼26bと、この垂
直翼26bの下端から上記内軸に向け斜め下方に向け形
成されその先端が内側ヘッド軸部33に外挿される環状
取付部38に取り付けられる下横翼26cとから全体を
略コ字状に形成されている。 【0026】この環状取付部38は滑り軸受42が内嵌
され、内側ヘッド軸部33の外周に回転自在に取り付け
られる。 【0027】本例に係る攪拌ヘッドは地盤改良装置に装
着して使用される。図8は本例に係る攪拌ヘッド20を
装着した地盤改良装置70の一例を示すものである。 【0028】この地盤改良装置は、2個の攪拌ヘッド2
0,20をその円形の掘削範囲の端部が重なるように並
べて、両攪拌ヘッド20,20の翼が干渉しないよう位
相をずらして回転駆動させて掘削及び硬化剤の混入攪拌
を行い、地盤改良部分を形成するものである。このた
め、地盤改良装置は、2本の掘削軸10を同期して反対
方向に回転駆動させつつ下降させ、必要に応じて掘削軸
10を継いでさらに掘削、硬化剤の攪拌混練を行なうも
のである。 【0029】地盤改良装置は、ベースマシン71によっ
て直立させたリーダ72と、このリーダ72に沿って配
置されたガイドレール73と、このガイドレール73に
上下動自在に取り付けて、リーダ72の下部に配置した
モータ及び減速装置からなり、掘削軸10の外軸を回転
させる掘削軸駆動装置74と、掘削軸駆動装置74の上
方に配置され、外軸の回転を内軸に伝達する逆転伝動装
置を備え、ガイドレール73に上下動自在に取り付けた
掘削軸昇降装置75と、ワイヤロープ、ガイドプーリを
備えてこの掘削軸昇降装置を上下動させる昇降駆動装置
(図示していない)とを備えている。 【0030】掘削軸駆動装置74は、ガイドレール73
にのみ支持され、掘削軸10を2本並列して嵌合させた
ときに、この掘削軸10の上部を支持する掘削軸昇降装
置75と一体的に連結された状態となって、掘削軸昇降
装置75の上下動に従って上下動する。掘削軸昇降装置
75は、ガイドレール73に支持されると共にリーダ7
2に設けられたチェーン駆動装置(図示していない)に
連結されて、チェーン駆動装置の動作に従って上下動す
る。そして、この掘削軸昇降装置75は下部に2本の掘
削軸10,10を並列に、外軸接続部及び内軸取付部
(図示していない)を介して取り付けられ、この掘削軸
10,10は、掘削、掘削土と硬化剤との攪拌混合の進
行と共に次々に継ぎ足されていく。 【0031】この例では、硬化剤の圧送は、掘削軸昇降
装置の上部に設けた液注装置(図示していない)からな
される。この液注装置は掘削軸10の内軸12と中心軸
13との間に硬化剤を圧送し、また中心軸13の内孔内
に硬化剤を送出するための2重スイベルジョイントで構
成される。 【0032】〔第1の実施の形態の作用、効果〕このよ
うな本例にかかる攪拌ヘッド20を取り付けた地盤改良
装置で地盤改良を行なうには、地盤改良装置のモータを
起動して掘削軸駆動装置74を作動させて、硬化剤を圧
送しつつ掘削軸10を回転駆動させながら下降させて、
地盤の掘削、掘削土への硬化剤の注入、攪拌混練を行な
う。 【0033】掘削軸10が下降させられると、攪拌ヘッ
ド20の外側攪拌翼21及び外側攪拌翼25が掘削刃2
8と共に所定方向に回転駆動されるとともに、噴射ノズ
ル23から掘削軸10の内軸12と中心軸13との間に
圧送された改良剤が高圧で噴出される。 【0034】このとき、噴射ノズル23は、下降しなが
ら放射攪拌翼24の先端から硬化剤を放射攪拌翼24の
進行方向に噴射する。そして、噴射された硬化剤は、掘
削刃28で掘削され、外側攪拌翼25で攪拌された掘削
土中へ噴射され、掘削土と混和される。このとき、硬化
剤は浸入方向を回転させながら下降して、掘削孔内の掘
削土中で螺旋を描くように噴射される。硬化剤の噴出流
は、その流勢で掘削土を攪拌することとなり、硬化剤と
掘削土とが混練される。さらに、この硬化液が混和され
た掘削土は内側攪拌翼21の放射攪拌翼22,24外側
攪拌翼25の枠状攪拌翼26及び突出翼27により攪拌
混練される。 【0035】本例では、内側攪拌翼21と外側攪拌翼2
5とは反対方向に回転しており、内側攪拌翼21の放射
攪拌翼22,24と、外側攪拌翼25の枠状攪拌翼26
及び突出翼27とは、すれ違うように逆回転しているか
ら、硬化剤が混和した掘削土には複雑な剪断力が付与さ
れ、掘削土と硬化剤とは共回りを起こすことなく良好に
攪拌される。 【0036】また、本例によれば、2個の攪拌ヘッド2
0を並列に配置しているから、1度の掘削、引き抜きで
大きな面積の地盤を改良することができる。 【0037】そして、所定深さに達するまで掘削軸10
を上方から継ぎ足して、掘削攪拌混練を行い、所定の深
さに達した後、攪拌ヘッド20を引き抜く。この時掘削
軸10を回転駆動させながら引き抜くと、更に掘削土と
硬化剤とが攪拌され混練される。攪拌ヘッド20の引出
し時には掘削軸10を引き出すにつれて、中継用の掘削
軸を上方から順次取り去り、攪拌ヘッドが地表に現れる
までこの作業を続ける。 【0038】このように、実施の形態の第1例の攪拌ヘ
ッド20にあっては、硬化剤は、掘削刃28で掘削さ
れ、さらに掘削刃28と反対方向に回転する枠状攪拌翼
26の下横翼26cで攪拌された掘削土中に噴射され
る。このため、硬化剤は掘削土に良好に混和する。そし
て、硬化剤が混和された掘削土内で内側攪拌翼21と外
側攪拌翼25とで複雑に剪断力が付与される。したがっ
て、この攪拌ヘッド20にあっては、掘削土の共回りを
防止でき、高い効率で掘削土と硬化剤との攪拌混練を行
なうことができる。 【0039】〔第2の実施形態の構成〕図4乃至図7
は、本発明にかかる地盤改良器の攪拌ヘッドの第2実施
形態の具体的構造を示すものである。本例は特許請求の
範囲の請求項1、請求項3及び請求項4に相当する。 【0040】この例の攪拌ヘッド50は第1の形態例と
同様に、外軸11、内軸12、中心軸13を備えた三重
の掘削軸10の先端に取り付けられる。 【0041】攪拌ヘッド50は、上述した第1例の攪拌
ヘッドと同一構造のヘッド軸部31を備える。そこでヘ
ッド軸部31の構成については、図中に第1例のヘッド
軸部と同一の部材に同一の符号を付して、その詳細な説
明は省略する。 【0042】内側攪拌翼51は、上述した第1の攪拌ヘ
ッドと同様に、上記内側ヘッド軸部33に直径を挟んで
放射状に配置された2本の直線棒状の放射攪拌翼52を
軸線方向にずらせて3段配置し、この放射攪拌翼52の
最下段に位置する2本の放射攪拌翼54にはその外縁部
から回転進行方向に向け硬化剤を噴出する噴射ノズル5
3を備えて構成される。そして、この放射攪拌翼54の
内部には上記噴射ノズル53と上記ヘッド軸部31に形
成した硬化剤圧送路36とを連通する硬化剤通路60を
形成している。 【0043】また、外側攪拌翼55は、その回転軌跡が
前記内側攪拌翼51の回転軌跡を囲むように形成された
枠状攪拌翼56と、この枠状攪拌翼56から内側に向
け、上記攪拌翼52の間を通過するように突設された2
本の突出翼57とから構成される。 【0044】枠状攪拌翼56は、上記外側ヘッド軸部3
2の下端部から斜め下向きに形成される上横翼56a
と、この上横翼56aの先端から下方に向け形成される
垂直翼56bと、この垂直翼56bの下端から上記内軸
に向け斜め下方に向け形成されその先端が内側ヘッド軸
部33に外挿される環状取付部61に取り付けられる下
横翼56cとから全体を略コ字状に形成されている。 【0045】そして、本例において、この外側攪拌翼5
5の下端部である下横翼56cは他の翼56a,56b
より幅広に形成され、その下端側には掘削刃58が形成
されている。この掘削刃58は、本例では下横翼56c
の外縁部から下横翼56cの取付部にいたる途中にまで
設けられ、その中心部付近には設けられていない。 【0046】上記環状取付部61は滑り軸受62が内嵌
され、内側ヘッド軸部33の外周に回転自在に取り付け
られる。 【0047】また、本例では、内側ヘッド軸部33の下
端部には上記掘削刃58より小径の中心部掘削刃59が
取り付けられており、掘削刃22の最下端面に硬化剤の
吐出口30が開設され、この吐出口30は上記0通路2
7を介して上記中心軸13の内孔に連通される。また、
中心部掘削刃59の内軸直下部には吐出口30からの硬
化剤が流出できるように、切欠部39が設けられる。 【0048】〔第2実施例の作用、効果〕本例に係る攪
拌ヘッド50は、上記第1の例の攪拌ヘッドと同様に地
盤改良装置に取り付けて使用され、その地盤改良施工に
おける使用の状態は第1の例の攪拌ヘッドと同一であ
る。即ち、硬化剤を圧送しつつ掘削軸10を回転駆動さ
せながら下降させて、地盤の掘削、掘削土への硬化剤の
注入、攪拌混練を行なう。 【0049】本例にあっては、上述した第1の実施の形
態例の作用に加えて、攪拌ヘッド50を外側攪拌翼55
の下端部に掘削刃58を備えているので、掘削刃58は
大きな回転トルクで回転される外軸で駆動されることと
となり、大きな掘削力で地盤を掘削することができる。 【0050】そして、本例では内軸12とともに回転す
る中心部掘削刃59を設けているから、外側攪拌翼55
の下部の掘削刃58のうち掘削力が低下しがちな中心部
を中心部掘削刃59で掘削することができ、攪拌ヘッド
全体で良好な掘削力を有するものとできる。 【0051】そして、所定深さに達するまで掘削軸10
を上方から継ぎ足して、掘削攪拌混練を行い、所定の深
さに達した後、攪拌ヘッド50を引き抜く。この時掘削
軸を回転駆動させながら引き抜くと、更に掘削土と硬化
剤とが攪拌され混練される。攪拌ヘッド50の引出し時
には掘削軸10を引き出すにつれて、中継用の掘削軸を
上方から順次取り去り、攪拌ヘッド50が地表に現れる
までこの作業を続ける。 【0052】従って、実施の形態の第2例の攪拌ヘッド
50にあっては、第1例の攪拌ヘッドの効果に加えて、
掘削刃58を大きな回転トルクで駆動でき、大きな掘削
力で地盤を掘削することができるほか、中心部を中心部
掘削刃59で掘削することができ、攪拌ヘッド50全体
で強力な掘削力を有するものとできる。 【0053】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の地盤改良
装置の攪拌ヘッドによれば、外側攪拌翼の枠状攪拌翼の
下部で攪拌された掘削土中に噴射ノズルから硬化剤が噴
射され、掘削土中に硬化剤が混和される。このとき、噴
射ノズルから噴射された硬化剤は、その掘削土中への浸
入方向を回転させながら下降して、掘削孔内の掘削土中
で螺旋を描くようになる。このため、硬化剤の噴出流
は、その流勢で掘削土を攪拌することとなり、硬化剤と
掘削土とは良好に混練される。 【0054】そして、この掘削土と硬化剤とは更に内側
攪拌翼の放射攪拌翼外側攪拌翼の枠状攪拌翼及び突出翼
により攪拌混練され、このとき、内側攪拌翼の放射攪拌
翼と、外側攪拌翼の枠状攪拌翼及び突出翼とは、すれ違
うように逆回転しているから、硬化剤が混和した掘削土
には複雑な剪断力が付与され、掘削土と硬化剤とは共回
りを起こすことなく良好に攪拌される。 【0055】また、本発明の攪拌ヘッドで外側攪拌翼の
下端部に掘削刃を備えたものにあっては、掘削刃は大き
な回転トルクで駆動され、大きな掘削力で地盤を掘削す
ることができ、さらに、内軸とともに回転する中心部掘
削刃を設けたものにあっては、中心部を中心部掘削刃で
掘削することができ、攪拌ヘッド全体で良好な掘削力を
有するものとできる。
を示す側面図である。 【図2】図1に示した攪拌ヘッドの図1中のII−II線断
面図である。 【図3】図1に示した攪拌ヘッドの図1中のIII −III
線断面図である。 【図4】本発明に係る攪拌ヘッドの実施の形態の第2例
を示す側面図である。 【図5】図4に示した攪拌ヘッドの図4中のV−V線断
面図である。 【図6】図4に示した攪拌ヘッドの図4中のVI−VI線断
面図である。 【図7】図4に示した攪拌ヘッドの図4中のVII −VII
線断面図である。 【図8】本発明に係る攪拌ヘッドを使用する地盤改良装
置を示す側面図である。 【符号の説明】 10 掘削軸 11 外軸 12 内軸 20,50 攪拌ヘッド 21,51 内側攪拌翼 22,52 放射攪拌翼 23,53 噴射ノズル 24,54 放射攪拌翼 25,55 外側攪拌翼 26,56 枠状攪拌翼 27,57 突出翼 28 掘削刃 58 掘削刃 59 中心部掘削刃
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 互いに反対方向に回転する内軸(12)
と外軸(11)とを備えた掘削軸(10)に装着されて
掘削孔内で掘削土と硬化剤とを攪拌混練する攪拌ヘッド
(20)において、 攪拌ヘッド(20,50)は内軸(12)と共に回転す
る内側攪拌翼(21,51)と、外軸(11)とともに
回転し、上記内側攪拌翼(21,51)の外側に配置さ
れる外側攪拌翼(25,55)とからなり、 上記内側攪拌翼(21,51)は、放射状に配置された
複数の放射攪拌翼(22,52)を軸線方向にずらせて
複数段配置するとともに、この放射攪拌翼(22,5
2)のうち少なくとも1つの放射攪拌翼(24,54)
にはその外縁部から回転進行方向に向け硬化剤を噴出す
る噴射ノズル(23,53)を備えて構成され、 上記外側攪拌翼(25,55)は、その回転軌跡が前記
内側攪拌翼(21,51)の回転軌跡を囲む枠状攪拌翼
(26,56)と、上記枠状攪拌翼(26,56)から
内側に向け、上記攪拌翼(22,52)の間を通過する
ように突設された突出翼(27,57)とから構成され
てなる地盤改良装置の攪拌ヘッド。 【請求項3】 攪拌ヘッド(50)は、外側攪拌翼(5
5)の下端部に掘削刃(58)を備える一方、内軸(1
2)とともに回転し、上記外側攪拌翼(55)の下端部
に設けられた掘削刃(58)より小径の中心部掘削刃
(59)を設けた請求項1記載の地盤改良装置の攪拌ヘ
ッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20697696A JP3707146B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 地盤改良装置の攪拌ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20697696A JP3707146B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 地盤改良装置の攪拌ヘッド |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1046565A true JPH1046565A (ja) | 1998-02-17 |
| JPH1046565A5 JPH1046565A5 (ja) | 2004-08-26 |
| JP3707146B2 JP3707146B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=16532122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20697696A Expired - Lifetime JP3707146B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 地盤改良装置の攪拌ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3707146B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003166237A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-13 | Tone Geo Tech Co Ltd | 地盤改良装置の削孔・混合・攪拌翼 |
| KR100738643B1 (ko) | 2006-08-08 | 2007-07-11 | 주식회사 엘지생활건강 | 교반 장치 |
| KR100738642B1 (ko) | 2006-08-08 | 2007-07-11 | 주식회사 엘지생활건강 | 교반 장치 |
| US20140001663A1 (en) * | 2011-03-23 | 2014-01-02 | M. Technique Co., Ltd. | Method for producing microparticles |
| CN104790282A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-07-22 | 浙江海洋学院 | 一种软基路面喷浆处理装置 |
| CN111945728A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-11-17 | 上海强劲地基工程股份有限公司 | 一种植桩施工设备 |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP20697696A patent/JP3707146B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100738643B1 (ko) | 2006-08-08 | 2007-07-11 | 주식회사 엘지생활건강 | 교반 장치 |
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| US9468891B2 (en) * | 2011-03-23 | 2016-10-18 | M. Technique Co., Ltd. | Method for producing microparticles |
| CN104790282A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-07-22 | 浙江海洋学院 | 一种软基路面喷浆处理装置 |
| CN104790282B (zh) * | 2015-05-13 | 2017-01-04 | 浙江海洋学院 | 一种软基路面喷浆处理装置 |
| CN111945728A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-11-17 | 上海强劲地基工程股份有限公司 | 一种植桩施工设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3707146B2 (ja) | 2005-10-19 |
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