JPH1047110A - 船外機の酸素濃度センサの取付構造 - Google Patents

船外機の酸素濃度センサの取付構造

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JPH1047110A
JPH1047110A JP8198634A JP19863496A JPH1047110A JP H1047110 A JPH1047110 A JP H1047110A JP 8198634 A JP8198634 A JP 8198634A JP 19863496 A JP19863496 A JP 19863496A JP H1047110 A JPH1047110 A JP H1047110A
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oxygen concentration
exhaust
concentration sensor
engine
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JP8198634A
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Inventor
Masaaki Takahashi
正哲 高橋
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Yamaha Marine Co Ltd
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Sanshin Kogyo KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 4サイクルエンジンを搭載した船外機におけ
る酸素濃度センサの取付構造を提供する。 【解決手段】 船外機用4サイクルエンジンの排気通路
18又は43又は190に酸素濃度センサ191を臨ま
せて設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機の酸素濃度
センサの取付構造に関し、特に船外機用4サイクルエン
ジンの空燃比制御に使用する船外機の酸素濃度センサの
取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】4サイクルエンジンを搭載した一般車両
においては、パワーの向上、燃費の向上、排ガス清浄化
等のため、空燃比制御が行われている。この空燃比制御
は、例えばエンジンの排気中に含まれる酸素の濃度を酸
素濃度センサで検出し、その検出された酸素濃度を制御
装置にフィードバックし、これに基づいて燃料の噴射量
等を制御することにより行われる。
【0003】ところで、モーターボートや小型船舶等の
船外機においては、動弁機構をもたず構造が簡単で小型
化が図られ排気量に対する出力が大きい2サイクルエン
ジンが用いられている。この2サイクルエンジン船外機
においては、新気吹き抜け等の影響をなくして排気中の
酸素濃度を検出しなければならないため、センサー取付
け位置が制約され構造が複雑になり、また気筒相互間の
影響も大きく検出の信頼性の点で十分ではなかった。即
ち、正確に酸素濃度センサによる空燃比フィードバック
制御を行うには新気の影響を少なくするための工夫が必
要であり、例えばシリンダ壁に凹部を設けこの凹部内で
酸素濃度の検出を行う等の方法が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、船外機
においても、制御性や経済性あるいは環境保護の面から
4サイクルエンジンの実用化が望まれている。この場
合、船外機は水上での運転という特殊事情のため、制御
の信頼性が特に要求される。したがって、酸素濃度セン
サを用いて高精度の空燃比制御を行い、エンジン信頼性
を向上させることが望ましい。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あって、4サイクルエンジンを搭載した船外機におけ
る、空燃比制御のための酸素濃度センサの取付構造の提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、船外機用4サイクルエンジンの
排気通路に酸素濃度センサを臨ませて設けたことを特徴
とする船外機の酸素濃度センサの取付構造を提供する。
【0007】上記構成によれば、4サイクルエンジンの
船外機において、排気通路を流れる排気中の酸素濃度を
酸素濃度センサで検出することにより、検出された酸素
濃度に基づいて高精度の空燃比制御ができるので、水上
でのあらゆる運転状態に対応して最適な空燃比制御が可
能となり、エンジン出力を有効に発揮させるとともに、
その信頼性を向上させることができる。また、4サイク
ルエンジンの場合、2サイクルのように新気吹き抜けが
ないため、排気管上での取付け位置に殆ど制約がなく、
特別な構造を用いなくても正確な酸素濃度が検出可能で
あり、また気筒間相互の影響も少なく検出の信頼性が高
い。
【0008】
【発明の実施の形態】好ましい実施の形態においては、
前記エンジンを縦置き配置の複数気筒エンジンで構成
し、各気筒からの排気通路を縦方向の排気集合通路に連
通させ、いずれかの気筒の排気通路に前記酸素濃度セン
サを臨ませて設けたことを特徴とする。別の好ましい実
施の形態においては、前記酸素濃度センサを最も上に位
置する前記排気通路に臨ませて設けたことを特徴とす
る。
【0009】別の好ましい実施の形態においては、前記
酸素濃度センサを最も下に位置する前記排気通路に臨ま
せて設けたことを特徴とする。
【0010】さらに別の好ましい実施の形態において
は、前記エンジンを縦置き配置の複数気筒エンジンで構
成し、各気筒からの排気通路が集合する上下方向の排気
集合通路に前記酸素濃度センサを臨ませて設けたことを
特徴とする。
【0011】別の好ましい実施の形態においては、前記
酸素濃度センサを前記排気集合通路の最も上に位置する
前記排気通路の連結部に臨ませて設けたことを特徴とす
る。別の好ましい実施の形態においては、前記酸素濃度
センサを前記排気集合通路の最も下に位置する前記排気
通路の連結部に臨ませて設けたことを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の酸素濃度センサの取付構造
が適用される4サイクル4気筒縦置きL型エンジンを搭
載した船外機の実施の一例の構成説明図である。また、
図2は、図1の船外機のカウリング内に収容されるエン
ジンの要部水平断面図である。この船外機1は、カウリ
ング5とアッパーケース6aとロアーケース6bにより
構成されるハウジング内に各部品を収納したものであ
る。前記カウリング5は、トップカウル5aとボトムカ
ウル5bとエアダクトカバー5cにより構成される。前
記アッパーケース6aは、その上部がエプロンによって
覆われている。前記ロアーケース6bに対してはプロペ
ラ17が装着される。この船外機1は、取付用ブラケッ
ト2を介して船体の後尾板に取り付けられる。この船外
機1は、チルト軸2aとスイベル軸4の廻りに回転可能
であり、これにより操舵自在となる。
【0013】この例のエンジン7は、縦方向に各気筒が
配列された4サイクル4気筒L型の燃料噴射式EFIエ
ンジンである。このエンジン7は、ボトムカウル5bと
アッパーケース6aの間に設置されたエキゾーストガイ
ド20の上面に固定され、上面側がカバー部材で覆われ
た状態で、船外機上部のカウリング5内に収容されてい
る。
【0014】前記エンジン7の本体部分は、ヘッドカバ
ーと、シリンダヘッド8と、シリンダボディとクランク
室32の一部を構成するシリンダブロック31と、クラ
ンクケース74を船体の前後方向の沿って一体的に連結
することにより形成されている。この場合、クランクケ
ース74の側が前部Fとなり、ヘッドカバー側が後部R
となるように配置されている。
【0015】前記シリンダヘッド8には、各気筒の吸・
排気バルブ36、39が装着される。各バルブ36、3
9を駆動するためのカム軸37a、40aは、それぞれ
回転軸線方向が上下方向となるように、ヘッドカバーと
シリンダヘッド8により画成されたカム室内で、カムキ
ャップとシリンダヘッド8の軸受部分により軸支されて
いる。各カム軸の上端部には、前記カバー部材で覆われ
た図示しない部分においてそれぞれカムプーリーが固定
されている。
【0016】前記シリンダブロック31の前部とクラン
クケース74によって画成されているクランク室32に
は、回転軸線方向が上下方向となるように各気筒共通の
クランク軸52が配置されている。このクランク軸52
に各気筒の連接ロッド33を介してピストン34が連結
される。クランク軸52の上端部には、フライホイール
12が固定され、その下にタイミングプーリーが固定さ
れている。このタイミングプーリーと前記各カムプーリ
ーとに渡って、クランク軸52の回転を吸・排気バルブ
36、39のカム軸37a、40aに伝動させるための
タイミングベルトが掛け渡されている。クランク軸52
の下端部には駆動軸14(図1)が連結され、図示しな
いクラッチや減速歯車等を介してプロペラ17を回転駆
動する。前記エンジン7の前方左側には、エンジン7の
各気筒の燃焼室に空気を送り込むための吸気通路の空気
導入部となるサージタンク10が設置されている。この
サージタンク10の上端部には、スロットルボディ62
が設けられ、その上面に吸気口62cが開口されてい
る。この吸気口62cの近傍には、吸入空気量を制御す
るためにスロットルバルブ(図示せず)を開閉するスロ
ットル部62aが設けられている。スロットルボディ6
2はエアダクト9を介してエアダクトカバー5cで覆わ
れたエア取入口に連通する。
【0017】前記スロットル部62aにおけるスロット
ルバルブの開閉は、船体側の操船席から延びるスロット
ル用リモコンケーブル62dの操作により、スロットル
ケーブル62bを介して行われる。
【0018】また、前記エンジン7のシリンダヘッド8
の左側部分には、各気筒の吸気通路35が上下方向で間
隔をおいて形成されている。前記サージタンク10から
各吸気通路35に向かって、それぞれ各気筒毎に吸気通
路11が延ばされている。各吸気通路11は、何れも、
前側に位置する上流側吸気管と後側に位置する下流側吸
気管とがインシュレーターを介して接続されることによ
り形成されている。
【0019】各吸気通路11については、上方から見
て、サージタンク10に接続される上流側吸気管は、ク
ランクケース74の壁面と略平行に緩やかに屈曲してか
ら、エンジン本体の側方でエンジンのシリンダの軸線と
略平行に延ばされている。また、吸気通路35に接続さ
れる下流側吸気管42は、上流側吸気管41の後端か
ら、略直角に屈曲して、吸気通路35の入口に接続され
ている。
【0020】各吸気通路35が左側部分に形成されたシ
リンダヘッド8には、その右側部分に、各気筒の排気通
路18が上下方向で間隔をおいて形成されている。各気
筒の排気通路18は、上下方向に、シリンダの右側でシ
リンダブロック31に一体的に形成された排気集合通路
190内で相互に連通される。この排気集合通路190
は、エンジン本体の下方に排気ガスを排出するため、そ
の下端がエキゾーストガイド20(図1)の排気通路4
3に接続されている。排気ガスは主排気室21内に排出
され、さらにプロペラ軸の周囲の排気口を通して冷却排
水とともに水中に放出される。
【0021】エンジン本体と上流側吸気管41との間に
は、第2のサージタンク195が設けられ、吸気管41
に連通する。この連通管に吸気制御弁196が設けら
れ、運転状態に応じて第2のサージタンク195からの
吸気を制御する。
【0022】さらに、各気筒の吸気通路11には、吸入
空気に燃料を噴射するためのインジェクター38が、下
流側吸気管42の管内に臨んで吸気バルブ36に向けて
燃料を噴射するような角度で取付けられている。
【0023】また、各インジェクター38に燃料を供給
するために、ヘッドカバーに固定された状態で、カム軸
37aのカムノーズに押されて駆動する燃料ポンプ86
が設置される。
【0024】燃料経路について図11を用いて説明す
る。上流側吸気管41の外側に、高圧ポンプ47を付設
したベーパーセパレータータンク48が設置され、ベー
パーセパレータータンク48の下方に燃料フィルター4
9が設置されている。船体側の燃料タンク(図示せず)
に貯留された燃料は、吸気側のカム軸37a(図2参
照)の回転に連れて駆動される燃料ポンプ86により、
燃料送給管251を介して導入される。この燃料は、燃
料送給管251から燃料フィルター49、燃料送給管2
52を経て、燃料ポンプ86で吸引吐出され、燃料送給
管253を介してベーパーセパレータータンク48内に
送り込まれる。
【0025】ベーパーセパレータータンク48内に送り
込まれて溜まった燃料は、このタンクに付設された高圧
ポンプ47により、高圧燃料送給管254を経て、各気
筒のインジェクター38に順次燃料を供給するための燃
料レール255にその下端から高圧で供給される。
【0026】燃料レールに供給された高圧の燃料は、各
インジェクター38を順次通り、それぞれのインジェク
ター38において、それぞれの気筒におけるバルブタイ
ミングに合わせて、後記の制御装置からの電流でソレノ
イドを作動させることによりノズルが開かれるときに、
当該インジェクター38から噴射される。
【0027】燃料レールにより各インジェクター38を
通過して余った燃料は、燃料レール255の上端に接続
された燃料戻し管256により、プレッシャーレギュレ
ーター257を経て、ベーパーセパレータータンク48
内に戻され、再度、高圧ポンプ47によって各インジェ
クター38に送られる。
【0028】なお、各インジェクター38は、何れも、
そのノズルとは反対側の端部から燃料が供給される所謂
トップフィード式インジェクターであって、各インジェ
クター38に順次燃料を供給する燃料レールは、間隔を
おいて各インジェクター38の後端を連結するように配
置されている。
【0029】本実施例では、各気筒からの排気通路35
のうちの最も上に位置する排気通路18又は最も下に位
置する排気通路18に酸素濃度センサ191を臨ませて
設けている(図1では上下2つの位置にセンサ191を
描いてあるが、いずれか一方でよい)。この場合、最上
位の気筒の排気通路18に酸素濃度センサ191を設け
れば、塩害を受けにくく耐久性の点で有利になる。ま
た、排気ポートからなるべく距離を隔てた位置に設けた
方が、排気ガスが均一に混合され安定した信頼性の高い
出力が得られる。
【0030】この酸素濃度センサ191は、排ガス中の
酸素濃度を検出し、シリンダ内の燃焼状態をチェックす
るものである。この酸素濃度センサ191自体の構成は
公知であり、理論空燃比を境に出力がステップ状に変化
する。これにより空燃比のリッチ、リーンが検出され、
酸素が多く検出されると、後述の制御装置によりフィー
ドバック制御を行って燃料を増すなどし、また酸素が少
なく検出されると、後述の制御装置により燃料を減らす
などして、空燃比を最良に近づけるようにする。これに
より最適燃焼状態が得られ、パワーの上昇や排気ガスの
浄化が図られる。なお、酸素濃度センサ191は、後述
の実施例のように排気集合通路190に設けてもよく、
あるいは図1に示したように、この排気集合通路190
の下側のエキゾーストガイド20の排気通路43に臨ま
せて設けてもよい。
【0031】図3は、本発明の酸素濃度センサの取付構
造が適用される4サイクル5気筒縦置きL型エンジンを
搭載した船外機の実施の一例の上部構成説明図である。
この例においても上記図1〜2の船外機と同様に5気筒
の5つの排気通路18のうちの最も上に位置する排気通
路18又は最も下に位置する排気通路18に酸素濃度セ
ンサ191を臨ませて設けている。エンジン各部の構造
は前述の4気筒エンジンと同様である。
【0032】図4は、本発明の酸素濃度センサの取付構
造が適用される4サイクル6気筒縦置きV型エンジンを
搭載した船外機の実施の一例の要部水平断面図であり、
図5は、そのエンジン部分の背面図である。エンジンは
クランク軸52から斜め後方に左右両側にV型に設けた
3気筒ずつ縦置き配置した2つのバンク30a,30b
からなり、各バンクの各気筒のシリンダヘッドには、シ
リンダブロックが接合され、各シリンダブロックはクラ
ンクケース74に固定される。この共通のクランク軸5
2を収容するクランクケース74は、適当な複数箇所に
設けたボルト75によりV型配置のシリンダブロックに
組み付けられ固定される。
【0033】各シリンダブロックは、共通のクランク室
32の後方に向けて形成され、内部をピストン34が摺
動する。各ピストン34とクランク軸52は、所定のク
ランク位相差の角度で連接ロッド33を介して連結され
る。
【0034】左右の各バンク30a,30bには、共通
1個の吸気サージタンク10およびこれから分岐する吸
気通路11が設けられ、各気筒の吸気通路35に連通す
る。各気筒の吸気通路35の途中にはこれに臨ませて前
記インジェクター38が装着され、また吸気通路端部の
吸気ポートには吸気弁36が装着される。吸気弁36
は、その弁軸上端のバルブリフタを、クランク軸52に
同期して回転するカム軸37aに装着したカム(図示し
ない)がスプリングに抗して押圧することにより、バル
ブガイドに沿って摺動し、クランク軸52の回転に同期
して開閉動作する。
【0035】各気筒のシリンダヘッドには、排気通路1
8が形成され、その端部の排気ポートには排気弁39が
装着される。各排気弁39は、吸気弁36と同様にカム
軸40aに装着されたカムにより所定のタイミングで開
閉動作する。各シリンダヘッドの中央部には点火プラグ
装着用の孔が形成される。各バンクの3本の排気通路1
8は、図に示すように、左右バンク30a,30bの内
側に斜め後方に向けてシリンダヘッド内に形成される。
各バンクの3本の排気通路18が集合する排気集合通路
19は、その下端部において各バンクの3気筒全部の排
気が集合する構成である。この集合した排気は、各バン
ク毎にエキゾーストガイド20の排気通路43に連通す
る。
【0036】前述のように、左右各バンクに対して共通
1個の吸気サージタンク10が設けられ、このサージタ
ンク10の中央上部に吸気量調節用のスロットルボディ
62が設けられる。
【0037】サージタンク10からは、左右バンク3本
ずつの吸気通路11が分岐して設けられ、それぞれ各バ
ンク内で縦に配置された3つの気筒の各吸気通路35に
接続される。
【0038】本実施例では、図5に示した4箇所、即ち
左右バンクのそれぞれの排気集合通路19の最も上に位
置する排気通路18の連結部と最も下に位置する排気通
路18の連結部の4箇所のうちいずれか1箇所に酸素濃
度センサ191を臨ませて設けている。排気集合通路1
9の最も下の位置に設けた酸素濃度センサ191は各気
筒からの集合した排気中の酸素濃度を検出することがで
き、バラつきがなくなり安定して精度良く検出すること
ができる。また、排気集合通路19の最も上に位置する
酸素濃度センサ191は水面から遠くなるので、塩害の
影響を受けにくい。
【0039】図6は、本発明の酸素濃度センサの取付構
造が適用される4サイクル8気筒縦置きV型エンジンを
搭載した船外機の実施の一例のエンジン部分の背面図で
ある。この例においても上記図4〜5の船外機と同様に
左右バンクのそれぞれの排気集合通路19の最も上に位
置する排気通路18の連結部と最も下に位置する排気通
路18の連結部の4箇所のうちいずれか1箇所に酸素濃
度センサ191を臨ませて設けている。
【0040】図7は、本発明の酸素濃度センサの取付構
造が適用される4サイクル6気筒縦置きV型エンジンを
搭載した船外機の別の実施例の要部水平断面図であり、
図8はそのエンジン部分の背面図である。この例では、
各バンクの6本の排気通路18は、図に示すように、左
右バンク30a,30bの内側に斜め前方に向けてシリ
ンダヘッド内に形成される。両バンクの6本の排気通路
18は両バンク間の内側で1本の排気集合通路19に集
合する。即ち、排気集合通路19は、その下端部におい
て両バンクの6気筒#1〜#6全部の排気が集合する。
この集合した排気は、エキゾーストガイド20の排気通
路43(図8)に連通する。この例においては、左右バ
ンクの各気筒からの排気通路のうちの最も上に位置する
左右2つの排気通路18と、排気集合通路19の最も上
の位置と、排気集合通路の最も下の位置の4箇所のうち
いずれか1箇所に酸素濃度センサ191を臨ませて設け
ている。
【0041】図9は、本発明の酸素濃度センサの取付構
造が適用される4サイクル8気筒縦置きV型エンジンを
搭載した船外機のさらに別の実施例のエンジン部分の背
面図である。この例においても、上記図7および8の船
外機と同様に、左右バンクの各気筒からの排気通路のう
ちの最も上に位置する2つの排気通路18と、排気集合
通路19の最も上の位置と、排気集合通路の最も下の位
置の4箇所のうちいずれか1箇所に酸素濃度センサ19
1を臨ませて設けている。
【0042】図10は、本発明の酸素濃度センサが適用
される図7〜8の船外機の燃料噴射装置の制御系の構成
図である。この図においては、右バンクの#1の気筒の
排気通路18に酸素濃度センサ191が設けられてい
る。制御装置568には、エンジンの駆動状態、船外機
や船の状態を示す各種センサからの検出信号が入力され
る。すなわち、センサとして、クランク軸の回転角(回
転数)を検出するクランク角センサ590、各気筒内の
圧力を検出する筒内圧センサ592、吸気通路内の温度
を検出する吸気温センサ593、シリンダ本体の温度を
検出するエンジン温度センサ594、各気筒の背圧を検
出する背圧センサ595、スロットル弁の開度を検出す
るスロットル開度センサ596、冷却水の温度を検出す
る冷却水温度センサ597、エンジンの振動数を検出す
るエンジン振動センサ598、エンジンのマウント高さ
を検出するエンジンマウント高さ検出センサ599、船
外機の動力伝達装置のニュートラル状態を検出するニュ
ートラルセンサ600、船速を検出する船速センサ60
2、船の姿勢を検出する船姿勢センサ603、大気圧を
検出する大気圧センサ604が設けられ、そして、右バ
ンクの#1の気筒の排気通路18に酸素濃度センサ19
1が設けられる。制御装置は、これら各種センサの検出
信号を演算処理し、制御信号を点火プラグ、インジェク
タ538およびスロットル弁のそれぞれの駆動部に伝送
する。
【0043】燃料は、船内タンク541から、低圧燃料
ポンプ548により、フィルタ551を介してサブタン
ク542に送られ、高圧燃料ポンプ552によりインジ
ェクタ538に送られる。インジェクタ538からの戻
り燃料は圧力レギュレータ559を介してサブタンク5
42に戻される。
【0044】上述のような制御系の構成によれば、酸素
濃度センサ191等のセンサにより空燃比がリーン側か
らリッチ側になったことが検出されると、インジェクタ
538からの燃料噴射量を減少させるように制御し、こ
の制御により次第に空燃比がリーン側に変化していき、
空燃比がリッチ側からリーン側になったことが検出され
ると、インジェクタ−538からの燃料噴射量を増大さ
せるように制御することにより、平均的に理論空燃比
(空気過剰率λ=1)となるように燃料噴射量を制御す
ることができる。また、運転状態に応じて最適空燃比で
噴射タイミングや点火時期を制御することができる。
【0045】なお、酸素濃度センサ191の取付け位置
は上記実施例の位置に限るものではなく、上下中間部の
排気通路や、排気集合通路の中間位置に設けてもよく、
その他排気通路の形状配置等に合わせて適宜変更するこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、4サイクルエンジンの船外機の排気通路に酸素濃度
センサを臨ませて設けたので、4サイクルエンジンを搭
載した船外機において、酸素濃度センサを用いて高精度
の空燃比制御を行うことができ、エンジンの出力性能を
向上させ安定した信頼性の高い運転が達成される。これ
により4サイクルエンジンを搭載した船外機の信頼性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の酸素濃度センサの取付構造が適用さ
れる4サイクル4気筒縦置きL型エンジンを搭載した船
外機の実施の一例の構成説明図である。
【図2】 図1の船外機のカウリング内に収容されるエ
ンジンの要部水平断面図である。
【図3】 本発明の酸素濃度センサの取付構造が適用さ
れる4サイクル5気筒縦置きL型エンジンを搭載した船
外機の実施の一例の上部構成説明図である。
【図4】 本発明の酸素濃度センサの取付構造が適用さ
れる4サイクル6気筒縦置きV型エンジンを搭載した船
外機の実施の一例の要部水平断面図である。
【図5】 図4の船外機のエンジン部分の背面図であ
る。
【図6】 本発明の酸素濃度センサの取付構造が適用さ
れる4サイクル8気筒縦置きV型エンジンを搭載した船
外機の実施の一例のエンジン部分の背面図である。
【図7】 本発明の酸素濃度センサの取付構造が適用さ
れる4サイクル8気筒縦置きV型エンジンを搭載した船
外機の別の実施例の要部水平断面図である。
【図8】 図7の船外機のエンジン部分の背面図であ
る。
【図9】 本発明の酸素濃度センサの取付構造が適用さ
れる4サイクル8気筒縦置きV型エンジンを搭載した船
外機のさらに別の実施例のエンジン部分の背面図であ
る。
【図10】 本発明の酸素濃度センサが適用される図7
〜8の船外機の燃料噴射装置の制御系の構成図である。
【図11】 図2の船外機の燃料系を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1:船外機、2:取付ブラケット、5:カウリング、5
a:トップカウル、5b:ボトムカウル、5c:エアダ
クトカバー、6a:アッパーケース、6b:ロアーケー
ス、7:エンジン、8:シリンダヘッド、9:エアダク
ト、10:サージタンク、11:吸気通路、12:フラ
イホイール、14:駆動軸、17:プロペラ、18:排
気通路、19,190:排気集合通路、20:エキゾー
ストガイド、30a:右バンク、30b:左バンク、3
1:シリンダブロック、32:クランク室、33:連接
ロッド、34:ピストン、35:吸気通路、36:吸気
バルブ、37a:カム軸、38,538:インジェク
タ、39:排気バルブ、40a:カム軸、43:排気通
路、52:クランク軸、62a:スロットル部、62
c:吸気口、74:クランクケース、86:燃料ポン
プ、191:酸素濃度センサ、541:船内タンク、5
42:サブタンク、548:低圧燃料タンク、551:
フィルタ、552:高圧燃料ポンプ、559:圧力レギ
ュレータ、568:制御装置、590:クランク角セン
サ、593:吸気温度センサ、594:エンジン温度セ
ンサ、595:背圧センサ、596:スロットル開度セ
ンサ、597:冷却水温度センサ、598:エンジン振
動センサ、599:エンジンマウント検出センサ、60
0:ニュートラルセンサ、602:船速センサ、60
3:船姿勢センサ、604:大気圧センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船外機用4サイクルエンジンの排気通路
    に酸素濃度センサを臨ませて設けたことを特徴とする船
    外機の酸素濃度センサの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記エンジンを縦置き配置の複数気筒エ
    ンジンで構成し、各気筒からの排気通路を縦方向の排気
    集合通路に連通させ、いずれかの気筒の排気通路に前記
    酸素濃度センサを臨ませて設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の船外機の酸素濃度センサの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記酸素濃度センサを最も上に位置する
    前記排気通路に臨ませて設けたことを特徴とする請求項
    2に記載の船外機の酸素濃度センサの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記酸素濃度センサを最も下に位置する
    前記排気通路に臨ませて設けたことを特徴とする請求項
    2に記載の船外機の酸素濃度センサの取付構造。
  5. 【請求項5】 前記エンジンを縦置き配置の複数気筒エ
    ンジンで構成し、各気筒からの排気通路が集合する上下
    方向の排気集合通路に前記酸素濃度センサを臨ませて設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の船外機の酸素濃
    度センサの取付構造。
  6. 【請求項6】 前記酸素濃度センサを前記排気集合通路
    の最も上に位置する前記排気通路の連結部に臨ませて設
    けたことを特徴とする請求項5に記載の船外機の酸素濃
    度センサの取付構造。
  7. 【請求項7】 前記酸素濃度センサを前記排気集合通路
    の最も下に位置する前記排気通路の連結部に臨ませて設
    けたことを特徴とする請求項5に記載の船外機の酸素濃
    度センサの取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100344865C (zh) * 2003-04-10 2007-10-24 本田技研工业株式会社 内燃机气缸盖的排气传感器的安装结构
CN100400815C (zh) * 2003-06-25 2008-07-09 本田技研工业株式会社 舷外装发动机系统
CN101852141A (zh) * 2009-03-31 2010-10-06 本田技研工业株式会社 内燃机

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