JPH1047983A - 車両位置検出装置 - Google Patents
車両位置検出装置Info
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- JPH1047983A JPH1047983A JP20562496A JP20562496A JPH1047983A JP H1047983 A JPH1047983 A JP H1047983A JP 20562496 A JP20562496 A JP 20562496A JP 20562496 A JP20562496 A JP 20562496A JP H1047983 A JPH1047983 A JP H1047983A
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- road
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 abstract description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 description 38
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 22
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- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
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- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 道路上の現在位置とGPSシステムから得ら
れる絶対位置を基準に新たな道路上の推定位置を算出す
る。 【構成】 推定位置算出手段18より得られた道路上の複
数の現在位置に基づき、距離取得手段12から取得された
距離と方位取得手段13より取得された方位とから移動位
置算出手段16により複数の移動位置が算出される。次
に、GPS受信機である位置取得手段14により取得され
た絶対位置から隣接する道路に近傍する複数点と複数の
移動位置との間の複数のルートをルート算出手段17によ
り算出する。最後に、推定位置算出手段18より当該ルー
ト上に複数の推定位置を算出し、これらの複数の推定位
置を評価し、表示用現在位置選択手段19による最も妥当
なものをディスプレイ5 上に現在位置として表示する。
れる絶対位置を基準に新たな道路上の推定位置を算出す
る。 【構成】 推定位置算出手段18より得られた道路上の複
数の現在位置に基づき、距離取得手段12から取得された
距離と方位取得手段13より取得された方位とから移動位
置算出手段16により複数の移動位置が算出される。次
に、GPS受信機である位置取得手段14により取得され
た絶対位置から隣接する道路に近傍する複数点と複数の
移動位置との間の複数のルートをルート算出手段17によ
り算出する。最後に、推定位置算出手段18より当該ルー
ト上に複数の推定位置を算出し、これらの複数の推定位
置を評価し、表示用現在位置選択手段19による最も妥当
なものをディスプレイ5 上に現在位置として表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線航法システ
ム、例えばGPS(Global Positioning System)を通じ
て得られる車両絶対位置(以下、単に「絶対位置」と呼
ぶ。)に基づき道路地図メモリから得られる道路ネット
ワークの道路上に適切な車両の現在位置(以下、単に
「現在位置」と呼ぶ。)として算出する位置検出装置に
関する。
ム、例えばGPS(Global Positioning System)を通じ
て得られる車両絶対位置(以下、単に「絶対位置」と呼
ぶ。)に基づき道路地図メモリから得られる道路ネット
ワークの道路上に適切な車両の現在位置(以下、単に
「現在位置」と呼ぶ。)として算出する位置検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、方位センサと距離センサとを
用いて車両の位置を検出する方式があった。この方式
は、推測航法と呼ばれており、外部の支援設備を導入し
ないので、比較的簡単に採用できる。しかし、センサに
誤差が発生するため、走行距離が増すに従って位置検出
誤差が累積する。
用いて車両の位置を検出する方式があった。この方式
は、推測航法と呼ばれており、外部の支援設備を導入し
ないので、比較的簡単に採用できる。しかし、センサに
誤差が発生するため、走行距離が増すに従って位置検出
誤差が累積する。
【0003】そこで、上記センサにより走行軌跡を求
め、この走行軌跡と道路ネットワークとのパターンマッ
チングを行うことにより累積誤差をなくし、正確な車両
の位置を算出する地図マッチング方式が提案され、これ
を利用した車両位置検出装置が開発された。
め、この走行軌跡と道路ネットワークとのパターンマッ
チングを行うことにより累積誤差をなくし、正確な車両
の位置を算出する地図マッチング方式が提案され、これ
を利用した車両位置検出装置が開発された。
【0004】ところが、上記地図マッチング方式を利用
した車両位置検出装置では、分岐のない高速道路を走行
したときのように走行軌跡があまり特徴のない場合は地
図マッチングが不正確になることがあった。
した車両位置検出装置では、分岐のない高速道路を走行
したときのように走行軌跡があまり特徴のない場合は地
図マッチングが不正確になることがあった。
【0005】そこで、上記GPSシステムを併用して地
図マッチング方式が不正確になったときのみGPSシス
テムから得られる絶対位置を知り、この絶対位置を用い
て車両位置を修正して、地図マッチング方式の精度を補
う位置検出方式が提案されている(特公平7−9238
8号公報参照)。
図マッチング方式が不正確になったときのみGPSシス
テムから得られる絶対位置を知り、この絶対位置を用い
て車両位置を修正して、地図マッチング方式の精度を補
う位置検出方式が提案されている(特公平7−9238
8号公報参照)。
【0006】上記道路ネットワークは、ノードとリンク
から構成されている。ノードを分岐点として、リンクを
分岐点間の道路として考えてよい。また、ノードは当該
ノードに接続されているリンクへの接続情報と規制情報
を有し、リンクは当該リンクに接続されているノードへ
の接続情報、両端の座標、リンクの方向、リンクの距離
およびリンク番号を有している。
から構成されている。ノードを分岐点として、リンクを
分岐点間の道路として考えてよい。また、ノードは当該
ノードに接続されているリンクへの接続情報と規制情報
を有し、リンクは当該リンクに接続されているノードへ
の接続情報、両端の座標、リンクの方向、リンクの距離
およびリンク番号を有している。
【0007】上記GPSシステムは、軌道を周回する人
工衛星(以下、「GPS衛星」と呼ぶ)からの電波を利
用して自己の位置を測位する技術を有する。その原理
は、所定の軌道上を周回する複数のGPS衛星が発生す
る電波の伝搬遅延時間をGPS受信機で測定し、2次元
的または3次元的な位置を測位することである。
工衛星(以下、「GPS衛星」と呼ぶ)からの電波を利
用して自己の位置を測位する技術を有する。その原理
は、所定の軌道上を周回する複数のGPS衛星が発生す
る電波の伝搬遅延時間をGPS受信機で測定し、2次元
的または3次元的な位置を測位することである。
【0008】上記GPSシステムを併用した車両位置検
出装置においては、GPS受信機が測位する絶対位置に
よる車両位置の修正については、図1のように、センサ
による誤差が累積された後、現在位置を大きく修正する
ため、運転者は戸惑うおそれがあった(以下、「第一の
問題」と呼ぶ)。
出装置においては、GPS受信機が測位する絶対位置に
よる車両位置の修正については、図1のように、センサ
による誤差が累積された後、現在位置を大きく修正する
ため、運転者は戸惑うおそれがあった(以下、「第一の
問題」と呼ぶ)。
【0009】また、車両が長いトンネル内を走行してい
る時などGPS受信機が測位できない状態や高層ビルに
より反射したGPS衛星からの電波をGPS受信機が受
信し測位したため絶対位置が不正確な状態のとき、この
位置検出方法は、絶対位置を利用することができなかっ
た。このとき、無理に、測位できない状態や測位できて
も不正確な状態でGPS受信機が測位した絶対位置を利
用しても道路上で最も確からしい位置を素早く現在位置
として検出できず、不正確な位置を現在位置として運転
者に示し続けることになる(以下、「第二の問題」と呼
ぶ)。
る時などGPS受信機が測位できない状態や高層ビルに
より反射したGPS衛星からの電波をGPS受信機が受
信し測位したため絶対位置が不正確な状態のとき、この
位置検出方法は、絶対位置を利用することができなかっ
た。このとき、無理に、測位できない状態や測位できて
も不正確な状態でGPS受信機が測位した絶対位置を利
用しても道路上で最も確からしい位置を素早く現在位置
として検出できず、不正確な位置を現在位置として運転
者に示し続けることになる(以下、「第二の問題」と呼
ぶ)。
【0010】これらの第一の問題と第二の問題を解決す
る車両位置検出装置が出願されており(特願平8−52
971号)、問題を解決する手段は以下のとおりであ
る。第一の問題に対しては、図2のように大きく外れな
いうちに(例えば、所定の短時間毎に)GPS受信機に
よる測位を行い、その都度、現在位置の修正を行って行
けば、運転者は戸惑うおそれがない。
る車両位置検出装置が出願されており(特願平8−52
971号)、問題を解決する手段は以下のとおりであ
る。第一の問題に対しては、図2のように大きく外れな
いうちに(例えば、所定の短時間毎に)GPS受信機に
よる測位を行い、その都度、現在位置の修正を行って行
けば、運転者は戸惑うおそれがない。
【0011】第二の問題に対しては、図3のように、G
PS受信機で測位できない状態でも、例えば、最後に測
位した車両絶対位置gn-2 点に対して、一定時間後の移
動位置Mn-1 点、Mn 点とから道路上に車両の推定位置
Sn-1 点、Sn 点を算出しつづけることにより再び測位
したとき迅速に最も確からしい位置を素早く検出するこ
とが可能である。また、カルマンフィルタを使えば過去
に算出した現在位置に含まれる誤差と現在の位置に含ま
れる誤差とを加味して最も確からしい現在位置を算出す
るため大きく現在位置が道路からはずれることはない。
PS受信機で測位できない状態でも、例えば、最後に測
位した車両絶対位置gn-2 点に対して、一定時間後の移
動位置Mn-1 点、Mn 点とから道路上に車両の推定位置
Sn-1 点、Sn 点を算出しつづけることにより再び測位
したとき迅速に最も確からしい位置を素早く検出するこ
とが可能である。また、カルマンフィルタを使えば過去
に算出した現在位置に含まれる誤差と現在の位置に含ま
れる誤差とを加味して最も確からしい現在位置を算出す
るため大きく現在位置が道路からはずれることはない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、高速道路のような1本道を想定して1つの推定位置
を算出している。これに対して、図4のように、道路a
と道路bが徐々に分岐してゆく場合、方位センサの誤差
により道路aまたは道路bのいずれの道路に推定位置を
算出したらよいかわからない。また、図5のように、道
路aと道路bが近接した分岐点がある場合、距離センサ
の誤差により道路aまたは道路bのいずれの道路に推定
位置を算出したらよいかわからない。この結果、ディス
プレイ上の自車位置である推定位置を算出されないた
め、運転者は正しく自車位置を知ることができなかっ
た。
は、高速道路のような1本道を想定して1つの推定位置
を算出している。これに対して、図4のように、道路a
と道路bが徐々に分岐してゆく場合、方位センサの誤差
により道路aまたは道路bのいずれの道路に推定位置を
算出したらよいかわからない。また、図5のように、道
路aと道路bが近接した分岐点がある場合、距離センサ
の誤差により道路aまたは道路bのいずれの道路に推定
位置を算出したらよいかわからない。この結果、ディス
プレイ上の自車位置である推定位置を算出されないた
め、運転者は正しく自車位置を知ることができなかっ
た。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の車両位置検出装置は、軌道を周回する
複数のGPS衛星からの電波を受信し、絶対位置を測位
する上記GPS受信機である位置取得手段、道路ネット
ワークデータを格納する地図メモリ、車速センサとして
エンジンコントロールユニット(以下、「ECU」と呼
ぶ)若しくは車輪速センサから得られる距離情報を取得
する距離取得手段、方位センサとして絶対方位を検出す
る地磁気センサ若しくは相対方位を検出するジャイロか
ら得られる方位情報を取得する方位取得手段、車両の移
動位置を算出する移動位置算出手段、ルートを算出する
ルート算出手段、推定位置を道路上に算出する推定位置
算出手段と、推定位置の中から表示用の現在位置を選択
する表示用現在位置選択手段からなり、以下の特徴を有
する。
の請求項1記載の車両位置検出装置は、軌道を周回する
複数のGPS衛星からの電波を受信し、絶対位置を測位
する上記GPS受信機である位置取得手段、道路ネット
ワークデータを格納する地図メモリ、車速センサとして
エンジンコントロールユニット(以下、「ECU」と呼
ぶ)若しくは車輪速センサから得られる距離情報を取得
する距離取得手段、方位センサとして絶対方位を検出す
る地磁気センサ若しくは相対方位を検出するジャイロか
ら得られる方位情報を取得する方位取得手段、車両の移
動位置を算出する移動位置算出手段、ルートを算出する
ルート算出手段、推定位置を道路上に算出する推定位置
算出手段と、推定位置の中から表示用の現在位置を選択
する表示用現在位置選択手段からなり、以下の特徴を有
する。
【0014】地図メモリから得られる道路上において複
数の現在位置Sn-1 点の1の現在位置Sn-1 点を起点と
して、方位取得手段から得られる車両の進行方向の道路
に沿って、距離取得手段から得られる距離情報に基づ
き、分岐した道路に対応した一定時間後の移動位置Mn
点を1以上、移動位置算出手段により算出する。この移
動位置算出手段による移動位置Mn 点の算出を他の現在
位置Sn-1 点についても行う。
数の現在位置Sn-1 点の1の現在位置Sn-1 点を起点と
して、方位取得手段から得られる車両の進行方向の道路
に沿って、距離取得手段から得られる距離情報に基づ
き、分岐した道路に対応した一定時間後の移動位置Mn
点を1以上、移動位置算出手段により算出する。この移
動位置算出手段による移動位置Mn 点の算出を他の現在
位置Sn-1 点についても行う。
【0015】次に、一定時間後に位置取得手段から取得
する絶対位置gn 点から道路上に近傍点Gn 点を複数設
定する。更に、ルート算出手段により複数の近傍点Gn
点と複数の移動位置Mn 点との組み合わせからなる1以
上のルートを算出する。このルート算出手段により得ら
れた複数のルートの中から1のルート上の内分点である
推定位置Sn 点を推定位置算出手段により算出する。こ
の推定位置算出手段による推定位置Sn 点の算出は、ル
ートの数だけ行われる。従って、最大、現在位置Sn-1
点の数とルートの数の積の個数の推定位置Sn 点が算出
される。その後、これらの複数の推定位置Sn 点の中か
ら1の表示用の現在位置を選択する表示用現在位置選択
手段により、現在位置を選択され出力装置により地図と
ともに表示される。
する絶対位置gn 点から道路上に近傍点Gn 点を複数設
定する。更に、ルート算出手段により複数の近傍点Gn
点と複数の移動位置Mn 点との組み合わせからなる1以
上のルートを算出する。このルート算出手段により得ら
れた複数のルートの中から1のルート上の内分点である
推定位置Sn 点を推定位置算出手段により算出する。こ
の推定位置算出手段による推定位置Sn 点の算出は、ル
ートの数だけ行われる。従って、最大、現在位置Sn-1
点の数とルートの数の積の個数の推定位置Sn 点が算出
される。その後、これらの複数の推定位置Sn 点の中か
ら1の表示用の現在位置を選択する表示用現在位置選択
手段により、現在位置を選択され出力装置により地図と
ともに表示される。
【0016】請求項2に記載の車両位置検出装置は、以
下の特徴を有する。複数の推定位置Sn 点から1の表示
用現在位置を選択するに際し、各推定位置Sn 点から絶
対位置gn 点までの距離による評価を行う。距離による
評価の結果が最もよい推定位置Sn 点を基準に所定の数
の推定位置Sn 点を選択する。なお、この所定の数の推
定位置Sn 点を新たな現在位置Sn 点とし、次の時刻の
推定位置を算出するための基礎となる。次に、この選択
された各々の推定位置Sn 点から絶対位置gn 点への方
位による評価を行う。この方位による評価の結果が最も
よい現在位置を表示用現在位置とする。
下の特徴を有する。複数の推定位置Sn 点から1の表示
用現在位置を選択するに際し、各推定位置Sn 点から絶
対位置gn 点までの距離による評価を行う。距離による
評価の結果が最もよい推定位置Sn 点を基準に所定の数
の推定位置Sn 点を選択する。なお、この所定の数の推
定位置Sn 点を新たな現在位置Sn 点とし、次の時刻の
推定位置を算出するための基礎となる。次に、この選択
された各々の推定位置Sn 点から絶対位置gn 点への方
位による評価を行う。この方位による評価の結果が最も
よい現在位置を表示用現在位置とする。
【0017】請求項3に記載の車両位置検出装置は、以
下の特徴を有する。推定位置Sn 点を算出する際に、移
動位置Mn 点に係る誤差Ems (以下、移動位置誤差Ems
と呼ぶ)と位置取得手段から得られるGPS受信機の測
位精度に係る誤差Eg(以下GPS誤差Egと呼ぶ)とから
構成されるカルマンフィルタを通じて、移動位置Mn点
と近傍Gn 点とから推定位置Sn 点を算出する。移動位
置誤差Ems は、現在位置に固有の誤差Es(以下、現在位
置誤差Esと呼ぶ)と車速センサの出力値から得られる距
離に累積した誤差Em(以下、距離誤差Emと呼ぶ)とから
算出される。
下の特徴を有する。推定位置Sn 点を算出する際に、移
動位置Mn 点に係る誤差Ems (以下、移動位置誤差Ems
と呼ぶ)と位置取得手段から得られるGPS受信機の測
位精度に係る誤差Eg(以下GPS誤差Egと呼ぶ)とから
構成されるカルマンフィルタを通じて、移動位置Mn点
と近傍Gn 点とから推定位置Sn 点を算出する。移動位
置誤差Ems は、現在位置に固有の誤差Es(以下、現在位
置誤差Esと呼ぶ)と車速センサの出力値から得られる距
離に累積した誤差Em(以下、距離誤差Emと呼ぶ)とから
算出される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。 1.記号の定義 この発明の実施の形態を説明するために使用する記号の
意味を以下に記述する。 n…時刻 i…時刻n−1における現在位置の個数 k…時刻n−1における1の現在位置に対する移動位置
の個数 j…近傍点の個数 m…移動距離 r…ルートの数 Sn-1,i…現在位置 gn…絶対位置 Gn,j…近傍点 Mn,i,k…移動位置 Sn,i,r…推定位置
を、添付図面を参照して詳細に説明する。 1.記号の定義 この発明の実施の形態を説明するために使用する記号の
意味を以下に記述する。 n…時刻 i…時刻n−1における現在位置の個数 k…時刻n−1における1の現在位置に対する移動位置
の個数 j…近傍点の個数 m…移動距離 r…ルートの数 Sn-1,i…現在位置 gn…絶対位置 Gn,j…近傍点 Mn,i,k…移動位置 Sn,i,r…推定位置
【0019】2.ブロック図 図6は、本発明の車両位置検出装置の構成を示すブロッ
ク図である。この車両位置検出装置は、GPS衛星から
の電波を受信するアンテナ5、車速情報を出力する車速
センサ3、方位情報を出力する方位センサ4、地図専用
ディスクDに格納されている道路ネットワークデータを
取得するCDドライブ2を備えている。これらの出力
は、車両位置検出装置本体1へ与えられる。また、車両
位置検出装置本体1は、車両位置検出装置本体1が算出
する現在位置を道路と共に表示するディスプレイ6を備
えている。
ク図である。この車両位置検出装置は、GPS衛星から
の電波を受信するアンテナ5、車速情報を出力する車速
センサ3、方位情報を出力する方位センサ4、地図専用
ディスクDに格納されている道路ネットワークデータを
取得するCDドライブ2を備えている。これらの出力
は、車両位置検出装置本体1へ与えられる。また、車両
位置検出装置本体1は、車両位置検出装置本体1が算出
する現在位置を道路と共に表示するディスプレイ6を備
えている。
【0020】車両位置検出装置本体1の内部は、メモリ
制御部11、距離取得手段12、方位取得手段13、位
置取得手段14、出力制御部15、移動位置算出手段1
6、ルート算出手段17、推定位置算出手段18および
表示用現在位置選択手段19から構成される。
制御部11、距離取得手段12、方位取得手段13、位
置取得手段14、出力制御部15、移動位置算出手段1
6、ルート算出手段17、推定位置算出手段18および
表示用現在位置選択手段19から構成される。
【0021】3.表示用現在位置の算出 3−1初期位置の設定 車両位置検出装置は、概ね、初期化時の状態と電源入力
後の車両の走行中の状態に分けられる。図7のように一
定時間後に位置取得手段から取得する絶対位置g0 の近
傍点G0,j (図7の場合、j は1と2である)を求め、
これを初期化時の現在位置とすることを図8〜図12を
用いて説明する。
後の車両の走行中の状態に分けられる。図7のように一
定時間後に位置取得手段から取得する絶対位置g0 の近
傍点G0,j (図7の場合、j は1と2である)を求め、
これを初期化時の現在位置とすることを図8〜図12を
用いて説明する。
【0022】図10は、電源入力後やリセット後に初め
て測位した絶対位置g0 点に基づき道路上の現在位置を
算出するフローチャートである。図10において、電源
入力等をした時に時刻を管理するカウンタnに0を代入
すると共に位置取得手段14から絶対位置g0 点を得る
(S1)。このg0 点を中心として20km四方程度の
道路ネットワークデータをCDドライブ2及びメモリ制
御部11を通じて、地図専用ディスクDから取得する(S
2)。この道路ネットワークデータに基づき、図7のよ
うにS1で得た絶対位置g0 点から道路上に近傍の点を
設定する近傍探索サブルーチンをコールする(S3)。
このサブルーチンコールにより得られた近傍点G0,1 点
G0,2 点を現在位置S0,1 点とS0,2 点とみなす(S
5)。
て測位した絶対位置g0 点に基づき道路上の現在位置を
算出するフローチャートである。図10において、電源
入力等をした時に時刻を管理するカウンタnに0を代入
すると共に位置取得手段14から絶対位置g0 点を得る
(S1)。このg0 点を中心として20km四方程度の
道路ネットワークデータをCDドライブ2及びメモリ制
御部11を通じて、地図専用ディスクDから取得する(S
2)。この道路ネットワークデータに基づき、図7のよ
うにS1で得た絶対位置g0 点から道路上に近傍の点を
設定する近傍探索サブルーチンをコールする(S3)。
このサブルーチンコールにより得られた近傍点G0,1 点
G0,2 点を現在位置S0,1 点とS0,2 点とみなす(S
5)。
【0023】次に、近傍点探索サブルーチンは、絶対位
置g0 点に近傍の道路であるリンクの上のG0,1 点G0,
2 点(図7の場合)の算出を目的とする。図11よりこ
のサブルーチンを説明する。メモリの初期化の処理とし
て、垂線の長さをストアするメモリに無限大の値、例え
ば16ビットのマイコンならそのマイコンが扱うことが
できる最大値である65535を代入する(T1)。地
図専用ディスクDからメモリ制御部11に取得された、絶
対位置g0 点を中心とした20km四方程度の道路ネッ
トワークをすべて検査したかを確認する(T2)。この
確認によりすべて検査したなら(True)、本サブルーチ
ンの処理を終了し、検査が残っているなら(Fault )、
T3へ移行する。20km四方程度の道路ネットワーク
を構成する複数のブロックの中から1ブロックを取得す
る(T3)。この1ブロック内の道路ネットワークをす
べて検査(T4)したなら(True)、次のブロックを検
査すべくT2へ移行し、次のブロック内の道路ネットワ
ークを検査する。一方、まだ全て検査(T4)されてい
ないなら(Fault )、T5へ移行し、ブロック内から1
本のリンクを取得する。1本のリンクの両端の座標とg
0 点の座標に基づき、g0 点からその1本のリンクの両
端の座標に対する線分に垂線をおろし、交点G0,j 点の
座標と垂線の距離を算出する。
置g0 点に近傍の道路であるリンクの上のG0,1 点G0,
2 点(図7の場合)の算出を目的とする。図11よりこ
のサブルーチンを説明する。メモリの初期化の処理とし
て、垂線の長さをストアするメモリに無限大の値、例え
ば16ビットのマイコンならそのマイコンが扱うことが
できる最大値である65535を代入する(T1)。地
図専用ディスクDからメモリ制御部11に取得された、絶
対位置g0 点を中心とした20km四方程度の道路ネッ
トワークをすべて検査したかを確認する(T2)。この
確認によりすべて検査したなら(True)、本サブルーチ
ンの処理を終了し、検査が残っているなら(Fault )、
T3へ移行する。20km四方程度の道路ネットワーク
を構成する複数のブロックの中から1ブロックを取得す
る(T3)。この1ブロック内の道路ネットワークをす
べて検査(T4)したなら(True)、次のブロックを検
査すべくT2へ移行し、次のブロック内の道路ネットワ
ークを検査する。一方、まだ全て検査(T4)されてい
ないなら(Fault )、T5へ移行し、ブロック内から1
本のリンクを取得する。1本のリンクの両端の座標とg
0 点の座標に基づき、g0 点からその1本のリンクの両
端の座標に対する線分に垂線をおろし、交点G0,j 点の
座標と垂線の距離を算出する。
【0024】図8のように、垂線とその線分の交点G0,
j 点の座標が、両端abの座標の間に位置する場合は、
交点G0,j 点の座標からg0 点の座標までの距離を垂線
の長さとする。反対に、図9のように、垂線とその線分
の交点G0,j 点の座標が、両端abの座標の間に位置し
ない場合は、両端の座標からg0 点の座標までの距離を
それぞれ求め、いずれか短い方を垂線の長さとする(T
6)。T7において、このT6で算出した垂線の長さと
所定の距離(例えば、200メートル)とを比較し、T
6で算出した垂線の長さの方が短かければ(True)、T
8へ移行し、T6で算出した垂線の長さとリンク番号を
図12の近傍点管理テーブルに各レコードの絶対位置か
ら近傍点までの距離が小さいものから大きなものへ昇べ
き順に並ぶように挿入する。(T8)。T6で算出した
垂線の長さの方が長ければ(Fault )、T4へ移行す
る。こうして、近傍点管理テーブルの中から距離が小さ
い近傍点2個を選択する場合には図7のようになる。
j 点の座標が、両端abの座標の間に位置する場合は、
交点G0,j 点の座標からg0 点の座標までの距離を垂線
の長さとする。反対に、図9のように、垂線とその線分
の交点G0,j 点の座標が、両端abの座標の間に位置し
ない場合は、両端の座標からg0 点の座標までの距離を
それぞれ求め、いずれか短い方を垂線の長さとする(T
6)。T7において、このT6で算出した垂線の長さと
所定の距離(例えば、200メートル)とを比較し、T
6で算出した垂線の長さの方が短かければ(True)、T
8へ移行し、T6で算出した垂線の長さとリンク番号を
図12の近傍点管理テーブルに各レコードの絶対位置か
ら近傍点までの距離が小さいものから大きなものへ昇べ
き順に並ぶように挿入する。(T8)。T6で算出した
垂線の長さの方が長ければ(Fault )、T4へ移行す
る。こうして、近傍点管理テーブルの中から距離が小さ
い近傍点2個を選択する場合には図7のようになる。
【0025】3−2走行中の表示用現在位置の算出 (1)概要 図13を基に車両の走行中の表示用現在位置の算出の概
要を説明する。図13のフローチャートにおいて、まず
初期化時にカウンタnに1を代入する(S100)。現
在位置Sn-1,i から移動距離mの地点に位置する複数の
移動位置Mn,i,k 点を算出する(S200)。S300
において、位置取得手段から絶対位置gn が測位できた
なら(True)、S400へ移行し、測位できなければ
(Fault )、S600へ移行する。絶対位置gn 点から
所定の距離内の近傍の道路上の点である近傍点Gn,j 点
を算出する(S400)。移動位置Mn,i,k 点から近傍
点Gn,j 点までを連結する移動位置Mn,i,k 点と近傍点
Gn,j 点の組みとルートを算出する(S500)。S6
00においては、絶対位置gn 点が測位できたならS5
00で求めた各々のルート上に推定位置Sn,i,r 点を算
出し、絶対位置gn 点が測位できないならばS200の
現在位置Sn-1,i 点を推定位置Sn,i 点とみなす。推定
位置Sn,i,r 点若しくは推定位置Sn,i 点から絶対位置
gn 点までの距離により各々の推定位置を評価し、評価
後の一定の個数の推定位置Sn,i 点を新たな現在位置S
n,i 点とする(S700)。更に新たな現在位置Sn,i
点を絶対位置gn 点への方位により評価し、これらの中
から1の表示用現在位置を選択する(S800)。S8
00で選択した表示用現在位置を道路地図と共にディス
プレイ上に表示(S900)し、カウンタnを加算する
(S1000)。以上のS200〜S1000までを繰
り返す。
要を説明する。図13のフローチャートにおいて、まず
初期化時にカウンタnに1を代入する(S100)。現
在位置Sn-1,i から移動距離mの地点に位置する複数の
移動位置Mn,i,k 点を算出する(S200)。S300
において、位置取得手段から絶対位置gn が測位できた
なら(True)、S400へ移行し、測位できなければ
(Fault )、S600へ移行する。絶対位置gn 点から
所定の距離内の近傍の道路上の点である近傍点Gn,j 点
を算出する(S400)。移動位置Mn,i,k 点から近傍
点Gn,j 点までを連結する移動位置Mn,i,k 点と近傍点
Gn,j 点の組みとルートを算出する(S500)。S6
00においては、絶対位置gn 点が測位できたならS5
00で求めた各々のルート上に推定位置Sn,i,r 点を算
出し、絶対位置gn 点が測位できないならばS200の
現在位置Sn-1,i 点を推定位置Sn,i 点とみなす。推定
位置Sn,i,r 点若しくは推定位置Sn,i 点から絶対位置
gn 点までの距離により各々の推定位置を評価し、評価
後の一定の個数の推定位置Sn,i 点を新たな現在位置S
n,i 点とする(S700)。更に新たな現在位置Sn,i
点を絶対位置gn 点への方位により評価し、これらの中
から1の表示用現在位置を選択する(S800)。S8
00で選択した表示用現在位置を道路地図と共にディス
プレイ上に表示(S900)し、カウンタnを加算する
(S1000)。以上のS200〜S1000までを繰
り返す。
【0026】(2)移動位置の算出 移動位置の算出について、図14の道路の図と図15の
移動位置点算出サブルーチンを用いて説明する。図14
は、現在位置Sn-1,i 点から移動距離mの地点に位置す
る2点の移動位置Mn,i,k 点(kは1と2)を算出する
図である。図15のサブルーチンは、図14に対応して
1の現在位置Sn-1,i 点から移動位置Mn,i,k 点を算出
するサブルーチンである。従って、このサブルーチン
は、現在位置の個数iの数だけコールされる。
移動位置点算出サブルーチンを用いて説明する。図14
は、現在位置Sn-1,i 点から移動距離mの地点に位置す
る2点の移動位置Mn,i,k 点(kは1と2)を算出する
図である。図15のサブルーチンは、図14に対応して
1の現在位置Sn-1,i 点から移動位置Mn,i,k 点を算出
するサブルーチンである。従って、このサブルーチン
は、現在位置の個数iの数だけコールされる。
【0027】初期化作業として、積算距離メモリに0メ
ートルを代入し(S201)、カウンタkに1を代入す
る(S202)。メモリ制御部11にある道路ネットワー
クから現在位置Sn-1,i 点が位置する1本のリンクを取
得する(S203)。S203で取得したリンクにおい
て、現在位置Sn-1,i 点から進行方向の端点までの距離
を算出し、これを積算距離メモリに代入する(S20
4)。S203で取得したリンクについてリンク番号と
S204で算出した距離とを1レコードとして図16の
スタックに入れる。
ートルを代入し(S201)、カウンタkに1を代入す
る(S202)。メモリ制御部11にある道路ネットワー
クから現在位置Sn-1,i 点が位置する1本のリンクを取
得する(S203)。S203で取得したリンクにおい
て、現在位置Sn-1,i 点から進行方向の端点までの距離
を算出し、これを積算距離メモリに代入する(S20
4)。S203で取得したリンクについてリンク番号と
S204で算出した距離とを1レコードとして図16の
スタックに入れる。
【0028】次に、S206において、スタックにレコ
ードが存在するなら(True)、S207へ移行し、存在
しないならば(Fault )、リターンする。スタックにレ
コードが存在するなら、スタックからレコードを取り出
す(S207)。S208において、積算距離メモリの
値が移動距離mよりも小さいなら(True)S209へ移
行し、大きいなら(Fault )S214へ移行する。S2
09において、スタックから取り出した1レコードのリ
ンクにつき、車両進行方向に接続されたリンクが存在す
るなら(True)、S210へ移行し、存在しないならば
(Fault )、S208へ移行する。図17の移動位置管
理テーブルに移動位置Mn,i,k 点までの情報であるリン
ク番号、積算距離及び次のレコードへのポインタを記入
する(S210)。S211において、接続先のリンク
が複数本存在するなら(True)、S212へ移行し、存
在しないならば(Fault )、S213へ移行する。S2
07で取り出した1レコードの中の距離を積算メモリの
値に加算する(S213)。S208において、積算距
離メモリの値が移動距離mよりも大きいなら(Fault
)、スタックから取り出したレコードのリンク上で移
動距離mに達する点を算出し、これを移動位置Mn,i,k
点とする(S214)。図17の移動位置管理テーブル
に移動位置Mn,i,k 点の情報である座標、リンク番号、
及び積算距離を記入する(S215)。最後に、kに1
を加える(S216)。
ードが存在するなら(True)、S207へ移行し、存在
しないならば(Fault )、リターンする。スタックにレ
コードが存在するなら、スタックからレコードを取り出
す(S207)。S208において、積算距離メモリの
値が移動距離mよりも小さいなら(True)S209へ移
行し、大きいなら(Fault )S214へ移行する。S2
09において、スタックから取り出した1レコードのリ
ンクにつき、車両進行方向に接続されたリンクが存在す
るなら(True)、S210へ移行し、存在しないならば
(Fault )、S208へ移行する。図17の移動位置管
理テーブルに移動位置Mn,i,k 点までの情報であるリン
ク番号、積算距離及び次のレコードへのポインタを記入
する(S210)。S211において、接続先のリンク
が複数本存在するなら(True)、S212へ移行し、存
在しないならば(Fault )、S213へ移行する。S2
07で取り出した1レコードの中の距離を積算メモリの
値に加算する(S213)。S208において、積算距
離メモリの値が移動距離mよりも大きいなら(Fault
)、スタックから取り出したレコードのリンク上で移
動距離mに達する点を算出し、これを移動位置Mn,i,k
点とする(S214)。図17の移動位置管理テーブル
に移動位置Mn,i,k 点の情報である座標、リンク番号、
及び積算距離を記入する(S215)。最後に、kに1
を加える(S216)。
【0029】(3)近傍点の算出 位置取得手段から絶対位置gn 点を測位できれば、既に
説明した図11の近傍点探索サブルーチンがコールさ
れ、図7のように近傍点Gn,j 点が算出される。
説明した図11の近傍点探索サブルーチンがコールさ
れ、図7のように近傍点Gn,j 点が算出される。
【0030】(4)移動位置から近傍点までのルートの
算出 図19のルート探索サブルーチンを使って移動位置Mn,
i,k 点から近傍点Gn,j 点のルートを算出する。例え
ば、図18のようにリンク番号#1、#2、#3の上に
移動位置Mn,i,1 点、Mn,i,2 点、Mn,i,3 点が夫々位
置し、リンク番号#11、#12の上に近傍点Gn,1
点、Gn,2 点が夫々位置し、リンク番号#1、#2、#
3からリンク番号#11、#12へは道路ネットワーク
化されているとする。この図18の道路ネットワークに
対して移動位置点Mn,i,1 、Mn,i,2、Mn,i,3 から近
傍点Gn,1 、Gn,2 へルート探索サブルーチンを使え
ば、最大、6ルート(リンク番号#1から#11、#1
から#12、#2から#11、#2から#12、#3か
ら#11、#3から#12)を求めることができる(こ
のとき、ルート探索サブルーチンは6回コールされ
る)。以下に、図19により、このルート探索サブルー
チンの動作を説明する。
算出 図19のルート探索サブルーチンを使って移動位置Mn,
i,k 点から近傍点Gn,j 点のルートを算出する。例え
ば、図18のようにリンク番号#1、#2、#3の上に
移動位置Mn,i,1 点、Mn,i,2 点、Mn,i,3 点が夫々位
置し、リンク番号#11、#12の上に近傍点Gn,1
点、Gn,2 点が夫々位置し、リンク番号#1、#2、#
3からリンク番号#11、#12へは道路ネットワーク
化されているとする。この図18の道路ネットワークに
対して移動位置点Mn,i,1 、Mn,i,2、Mn,i,3 から近
傍点Gn,1 、Gn,2 へルート探索サブルーチンを使え
ば、最大、6ルート(リンク番号#1から#11、#1
から#12、#2から#11、#2から#12、#3か
ら#11、#3から#12)を求めることができる(こ
のとき、ルート探索サブルーチンは6回コールされ
る)。以下に、図19により、このルート探索サブルー
チンの動作を説明する。
【0031】初期化として、積算距離メモリに0メート
ルを代入する(S501)。S502において、移動位
置管理テーブルに移動位置Mn,i,k 点が存在するか否か
を調べる。存在すれば(True)、S402へ移行し、存
在しなければ(Fault )、リターンする。S503で
は、移動位置管理テーブルから移動位置Mn,i,k 点を1
個取り出す(S503)。取り出された移動位置Mn,i,
k 点が位置するリンクのリンク番号と距離0メートルと
を1レコードとしてスタックに入れる(S504)。S
505において、スタックにレコードが存在するか否か
を調べ、存在すれば(True)、S506へ移行し、存在
しなければ(Fault )、S502に移行する。スタック
から1レコードを取り出し、1レコード内の距離の値を
積算距離メモリに代入する(S506)。S507にお
いて、スタックから取り出した1レコード内のリンク番
号は、各近傍点が位置するリンクのリンク番号に一致す
るか否かを調べる。一致すれば(True)、S508へ移
行し、一致しなければ(Fault )、S509へ移行す
る。S508へ移行した場合は、移動位置Mn,i,k 点か
ら近傍点Gn,j 点へのルートが求まったことを意味し、
図20の移動位置−近傍点間ルート管理テーブルにおい
て、次のルートを記入するためのポインタ付けを行い、
S505へ戻る(S508)。一方、S509へ移行し
た場合は、ルート探索を続ける。S509において、ル
ート探索範囲を制限するために、積算距離メモリの値と
移動位置誤差Ems の値を比較し、積算距離メモリの値が
大きければ(Fault )S505へ戻り、移動位置誤差Em
s の値が大きければ(True)、S510へ移行する。S
510においては、スタックから取り出した1レコード
のリンクにつき、車両進行方向に接続されたリンクが存
在するなら(True)S511へ移行し、存在しないなら
ば(Fault )S505へ戻る。ルートの接続を図るべ
く、図20の移動位置−近傍点間ルート管理テーブルの
1レコードにルート情報であるリンク番号、積算距離及
び次のレコードへのポインタを記入する(S511)。
S512において、接続先のリンクが複数本存在するな
ら(True)S513へ移行し、存在しないならば(Faul
t )S514へ移行する。S506で取り出した1レコ
ードの中の距離を積算メモリの値に加算し、S505へ
戻る(S514)。
ルを代入する(S501)。S502において、移動位
置管理テーブルに移動位置Mn,i,k 点が存在するか否か
を調べる。存在すれば(True)、S402へ移行し、存
在しなければ(Fault )、リターンする。S503で
は、移動位置管理テーブルから移動位置Mn,i,k 点を1
個取り出す(S503)。取り出された移動位置Mn,i,
k 点が位置するリンクのリンク番号と距離0メートルと
を1レコードとしてスタックに入れる(S504)。S
505において、スタックにレコードが存在するか否か
を調べ、存在すれば(True)、S506へ移行し、存在
しなければ(Fault )、S502に移行する。スタック
から1レコードを取り出し、1レコード内の距離の値を
積算距離メモリに代入する(S506)。S507にお
いて、スタックから取り出した1レコード内のリンク番
号は、各近傍点が位置するリンクのリンク番号に一致す
るか否かを調べる。一致すれば(True)、S508へ移
行し、一致しなければ(Fault )、S509へ移行す
る。S508へ移行した場合は、移動位置Mn,i,k 点か
ら近傍点Gn,j 点へのルートが求まったことを意味し、
図20の移動位置−近傍点間ルート管理テーブルにおい
て、次のルートを記入するためのポインタ付けを行い、
S505へ戻る(S508)。一方、S509へ移行し
た場合は、ルート探索を続ける。S509において、ル
ート探索範囲を制限するために、積算距離メモリの値と
移動位置誤差Ems の値を比較し、積算距離メモリの値が
大きければ(Fault )S505へ戻り、移動位置誤差Em
s の値が大きければ(True)、S510へ移行する。S
510においては、スタックから取り出した1レコード
のリンクにつき、車両進行方向に接続されたリンクが存
在するなら(True)S511へ移行し、存在しないなら
ば(Fault )S505へ戻る。ルートの接続を図るべ
く、図20の移動位置−近傍点間ルート管理テーブルの
1レコードにルート情報であるリンク番号、積算距離及
び次のレコードへのポインタを記入する(S511)。
S512において、接続先のリンクが複数本存在するな
ら(True)S513へ移行し、存在しないならば(Faul
t )S514へ移行する。S506で取り出した1レコ
ードの中の距離を積算メモリの値に加算し、S505へ
戻る(S514)。
【0032】以上の手順に従えば、移動位置Mn,i,k 点
から近傍点Gn,j 点までのルートの探索が可能である。
このルート探索の手法は、上記の手順以外に最短時間や
最短距離のルートを算出するダイクストラ法等のアルゴ
リズムがあり、このアルゴリズムを使ってもよい。
から近傍点Gn,j 点までのルートの探索が可能である。
このルート探索の手法は、上記の手順以外に最短時間や
最短距離のルートを算出するダイクストラ法等のアルゴ
リズムがあり、このアルゴリズムを使ってもよい。
【0033】(5)推定位置の算出 図19のルート探索サブルーチンにより算出された移動
位置Mn,i,k 点から近傍点Gn,j 点へのルート上に推定
位置Sn,i,r 点を図21の推定位置の算出サブルーチン
で算出する。この推定位置Sn,i,r 点は、移動位置Mn,
i,k 点から近傍点Gn,j 点までのルート上で距離に応じ
た一定比率で求めた地点である。推定位置の算出サブル
ーチンは各ルート毎にコールされる。
位置Mn,i,k 点から近傍点Gn,j 点へのルート上に推定
位置Sn,i,r 点を図21の推定位置の算出サブルーチン
で算出する。この推定位置Sn,i,r 点は、移動位置Mn,
i,k 点から近傍点Gn,j 点までのルート上で距離に応じ
た一定比率で求めた地点である。推定位置の算出サブル
ーチンは各ルート毎にコールされる。
【0034】図21の推定位置の算出サブルーチンのS
603において、S605の式で使用する係数Kに所定
の値、例えば、0.5を代入する。0.5を代入する理
由は、通常移動位置誤差Ems とGPS誤差Egが同程度の
大きさであるからである。S604においては、移動位
置−近傍点間ルート管理テーブルにルートが存在するか
否かを検査し、存在すれは(True)S605へ移行し、
存在しないならば(Fault )リターンする。移動位置−
近傍点間ルート管理テーブル内のルートを構成するリン
ク情報の距離、移動位置点座標及び近傍点座標に基づ
き、推定位置点Sn,i,r を式(1)により算出する(S
605)。
603において、S605の式で使用する係数Kに所定
の値、例えば、0.5を代入する。0.5を代入する理
由は、通常移動位置誤差Ems とGPS誤差Egが同程度の
大きさであるからである。S604においては、移動位
置−近傍点間ルート管理テーブルにルートが存在するか
否かを検査し、存在すれは(True)S605へ移行し、
存在しないならば(Fault )リターンする。移動位置−
近傍点間ルート管理テーブル内のルートを構成するリン
ク情報の距離、移動位置点座標及び近傍点座標に基づ
き、推定位置点Sn,i,r を式(1)により算出する(S
605)。
【数1】
【0035】(6)推定位置の評価 図21の推定位置の算出サブルーチンにより各ルート毎
に算出された推定位置Sn,i,r 点から次の時刻における
新たな現在位置点を絞り込むため、図22の推定位置点
評価サブルーチンをコールする。
に算出された推定位置Sn,i,r 点から次の時刻における
新たな現在位置点を絞り込むため、図22の推定位置点
評価サブルーチンをコールする。
【0036】S701において各推定位置点の評価が終
了したか否か、即ち、i×r回ループしたか否かを検査
する。評価回数(ループ回数)は、時刻n−1における
現在位置の個数iとルートの数rの積である。この検査
が終了するまで(Fault )はS702を実行し続け、評
価が終了すれば(True)S703へ移行する。推定位置
Sn,i,r 点から絶対位置gn 点への距離の評価の値は、
式(2)の評価関数FPn,i,m により算出さる。係数a
は、0.01〜0.10程度の値を使用している。この程度の値
にした理由は、式(2)の第1項の値を大きくしないた
めである。評価の値が小さい程、評価の結果が高く、よ
り妥当な推定位置である(S702)。
了したか否か、即ち、i×r回ループしたか否かを検査
する。評価回数(ループ回数)は、時刻n−1における
現在位置の個数iとルートの数rの積である。この検査
が終了するまで(Fault )はS702を実行し続け、評
価が終了すれば(True)S703へ移行する。推定位置
Sn,i,r 点から絶対位置gn 点への距離の評価の値は、
式(2)の評価関数FPn,i,m により算出さる。係数a
は、0.01〜0.10程度の値を使用している。この程度の値
にした理由は、式(2)の第1項の値を大きくしないた
めである。評価の値が小さい程、評価の結果が高く、よ
り妥当な推定位置である(S702)。
【数2】
【0037】各推定位置の評価が終了すれば、S703
へ移行する。新たな現在位置を絞り込むべく、すべての
評価関数FPn,i,m の値の中から最も小さい値のものか
ら順にi個だけ、Sn,i,r の値をSn,i へ移す。また、
次の時刻における式(2)の計算に使用するために、F
Pn,i,m の値をFPn,i へ移す(S703)。
へ移行する。新たな現在位置を絞り込むべく、すべての
評価関数FPn,i,m の値の中から最も小さい値のものか
ら順にi個だけ、Sn,i,r の値をSn,i へ移す。また、
次の時刻における式(2)の計算に使用するために、F
Pn,i,m の値をFPn,i へ移す(S703)。
【0038】(6)表示用現在位置の選択 図22の推定位置評価サブルーチンで評価・選択された
新たな現在位置Sn,i点の中から表示用の現在位置とし
て妥当なものを図23の表示用現在位置選択サブルーチ
ンで選択する。S703で得られたFPn,i の値の中で
最小値のFPn,iminを選択する(S801)。[FPn,i
min]の二乗値に一定の経験値αを加えた範囲内である新
たな現在位置Sn,i 点を選択する(S802)。αは0.
20程度の値を使用している。0.20程度にした理由は、マ
イコンの処理速度を鑑み、処理しうる個数の新たな現在
位置Sn,i 点を選択できるからである。S802で選択
された新たな現在位置Sn,i 点から絶対位置gn 点まで
の方位を評価すべく、評価関数FDn,i の値を式(3)
により算出する(S803)。式(3)において、DGn
は絶対位置gn 点の移動方向であり、DSn,iは新たな現
在位置Sn,i 点が位置するリンクの方向であり、EDGn
は絶対位置の移動速度が遅くなるほど方位誤差が大きく
なる特性を有する方位誤差である。係数bは、0.01〜0.
10程度の値を使用している。この程度の値にした理由
は、式(2)の第1項の値を大きくしないためである。
新たな現在位置Sn,i点の中から表示用の現在位置とし
て妥当なものを図23の表示用現在位置選択サブルーチ
ンで選択する。S703で得られたFPn,i の値の中で
最小値のFPn,iminを選択する(S801)。[FPn,i
min]の二乗値に一定の経験値αを加えた範囲内である新
たな現在位置Sn,i 点を選択する(S802)。αは0.
20程度の値を使用している。0.20程度にした理由は、マ
イコンの処理速度を鑑み、処理しうる個数の新たな現在
位置Sn,i 点を選択できるからである。S802で選択
された新たな現在位置Sn,i 点から絶対位置gn 点まで
の方位を評価すべく、評価関数FDn,i の値を式(3)
により算出する(S803)。式(3)において、DGn
は絶対位置gn 点の移動方向であり、DSn,iは新たな現
在位置Sn,i 点が位置するリンクの方向であり、EDGn
は絶対位置の移動速度が遅くなるほど方位誤差が大きく
なる特性を有する方位誤差である。係数bは、0.01〜0.
10程度の値を使用している。この程度の値にした理由
は、式(2)の第1項の値を大きくしないためである。
【数3】 算出された評価関数FDn,i の値の中で最も小さい値を
もつ新たな現在位置Sn,i 点を表示用現在位置とする
(S804)。S804で得られた表示用現在位置を地
図上に表示する(S900)。
もつ新たな現在位置Sn,i 点を表示用現在位置とする
(S804)。S804で得られた表示用現在位置を地
図上に表示する(S900)。
【0039】4.カルマンフィルタを使用した表示用現
在位置の算出 カルマンフィルタを使用した表示用現在位置の算出にあ
たって、カルマンフィルタは、道路ネットワークが複雑
な場合も、単純な場合も関係なく同一の方法で使用され
る。従って、単純な道路を想定して、以下に説明してゆ
く。
在位置の算出 カルマンフィルタを使用した表示用現在位置の算出にあ
たって、カルマンフィルタは、道路ネットワークが複雑
な場合も、単純な場合も関係なく同一の方法で使用され
る。従って、単純な道路を想定して、以下に説明してゆ
く。
【0040】(1)初期位置の設定 カルマンフィルタは、現在位置誤差Esと距離誤差Emとか
ら成る移動位置誤差Ems 及びGPS誤差Egを構成要素と
してフィルタを形成する。ここでは、初期位置の設定時
においてGPS誤差Egの取得後の現在位置誤差Esの設定
について、図24、25及び27を基に図26のフロー
チャートにより説明する。
ら成る移動位置誤差Ems 及びGPS誤差Egを構成要素と
してフィルタを形成する。ここでは、初期位置の設定時
においてGPS誤差Egの取得後の現在位置誤差Esの設定
について、図24、25及び27を基に図26のフロー
チャートにより説明する。
【0041】現在位置誤差Esは、GPS誤差Egに依存す
る。GPS誤差EgはGPS衛星の位置の状態により決定
される。例えば、図24のようにG1〜G4のGPS衛
星からの電波をGPS受信機Rが受信できたとする。こ
のときG1〜G4及びRで構成される多面体の体積をV
とする。このVの逆数はDOPと呼ばれ、DOPは車両
の真の位置を中心に測位する絶対位置がばらつく程度を
表す。更に、このDOPとGPS誤差Egは、図25のグ
ラフように比例関係を有し、DOPの大きさよりGPS
誤差Egが分かる。なお、DOPはGPS受信機により算
出され、グラフの傾きはGPS衛星より得られる。従っ
て、GPS受信機は、GPS衛星の電波を受信すると、
GPS誤差Egを算出できる。
る。GPS誤差EgはGPS衛星の位置の状態により決定
される。例えば、図24のようにG1〜G4のGPS衛
星からの電波をGPS受信機Rが受信できたとする。こ
のときG1〜G4及びRで構成される多面体の体積をV
とする。このVの逆数はDOPと呼ばれ、DOPは車両
の真の位置を中心に測位する絶対位置がばらつく程度を
表す。更に、このDOPとGPS誤差Egは、図25のグ
ラフように比例関係を有し、DOPの大きさよりGPS
誤差Egが分かる。なお、DOPはGPS受信機により算
出され、グラフの傾きはGPS衛星より得られる。従っ
て、GPS受信機は、GPS衛星の電波を受信すると、
GPS誤差Egを算出できる。
【0042】図26のフローチャートは図10の初期化
時の現在位置の算出のフローチャートにS4とS6を付
加したものである。即ち、位置取得手段14より絶対位置
g0点を取得した後、S4において、図27のように絶
対位置g0 点を中心としたGPS誤差Eg0 を得る。更
に、S6において、最近傍G0 点の位置を現在位置S0
点とみなしたとき、GPS誤差Eg0 の大きさも現在
位置誤差Es0 とみなす。
時の現在位置の算出のフローチャートにS4とS6を付
加したものである。即ち、位置取得手段14より絶対位置
g0点を取得した後、S4において、図27のように絶
対位置g0 点を中心としたGPS誤差Eg0 を得る。更
に、S6において、最近傍G0 点の位置を現在位置S0
点とみなしたとき、GPS誤差Eg0 の大きさも現在
位置誤差Es0 とみなす。
【0043】(2)走行中の現在位置の算出 ここでは、カルマンフィルタの残りの構成要素である距
離誤差Emと移動位置誤差Ems 及びカルマンフィルタを使
用した現在位置の算出について、図28の推定位置の算
出のフローチャートと図29の図面により説明する。
離誤差Emと移動位置誤差Ems 及びカルマンフィルタを使
用した現在位置の算出について、図28の推定位置の算
出のフローチャートと図29の図面により説明する。
【0044】図29は、前回の時刻n−1に算出した現
在位置Sn-1,i 点、移動位置Mn,i,k 点及び近傍点Gn,
j 点から、それぞれの誤差の大きさを加味したカルマン
フィルタを通じて得られた現在の時刻nにおける現在位
置Sn,i,r を表している。なお、図29においては、分
岐点がないためi、k、r、jの夫々の値は1である。
図28のフローチャートは、図21の推定位置の算出の
フローチャートにGPS誤差Eg、及び移動位置誤差Ems
によるカルマンフィルタを利用しているステップ(S6
01〜S603とS606)が付加されている。
在位置Sn-1,i 点、移動位置Mn,i,k 点及び近傍点Gn,
j 点から、それぞれの誤差の大きさを加味したカルマン
フィルタを通じて得られた現在の時刻nにおける現在位
置Sn,i,r を表している。なお、図29においては、分
岐点がないためi、k、r、jの夫々の値は1である。
図28のフローチャートは、図21の推定位置の算出の
フローチャートにGPS誤差Eg、及び移動位置誤差Ems
によるカルマンフィルタを利用しているステップ(S6
01〜S603とS606)が付加されている。
【0045】移動位置誤差Ems は、現在位置誤差Esと距
離誤差Emに依存するもので、これらの2乗平均で算出さ
れる。現在位置誤差Esは、初期化時に算出されるか、前
回の時刻であるカウンタn-1 に算出されたものである。
一方、距離誤差Emは、車速センサから得られる車速パル
ス数に累積する移動距離に含まれる。車種によって車速
パルスの幅や間隔が異なるため、誤差Emが発生するので
ある。
離誤差Emに依存するもので、これらの2乗平均で算出さ
れる。現在位置誤差Esは、初期化時に算出されるか、前
回の時刻であるカウンタn-1 に算出されたものである。
一方、距離誤差Emは、車速センサから得られる車速パル
ス数に累積する移動距離に含まれる。車種によって車速
パルスの幅や間隔が異なるため、誤差Emが発生するので
ある。
【0046】図28のフローチャートを説明する。S6
01において、予め、メモリ制御部11に格納されている
移動距離誤差Emを得る。初期化時に算出されるか、前回
の時刻であるカウンタn-1 に算出された現在位置誤差Es
と距離誤差Emについて、これらの2乗平均を以下の式
(4)により、移動位置誤差Ems を得る(S602)。
01において、予め、メモリ制御部11に格納されている
移動距離誤差Emを得る。初期化時に算出されるか、前回
の時刻であるカウンタn-1 に算出された現在位置誤差Es
と距離誤差Emについて、これらの2乗平均を以下の式
(4)により、移動位置誤差Ems を得る(S602)。
【数4】
【0047】係数Kの値を以下の式(5)により算出す
る(S603)。
る(S603)。
【数5】
【0048】S604においては、移動位置−近傍点間
ルート管理テーブルにルートが存在するか否かを検査
し、存在すれは(True)S605へ移行し、存在しない
ならば(Fault )リターンする。移動位置−近傍点間ル
ート管理テーブル内のルートを構成するリンク情報の距
離、移動位置点座標及び近傍点座標に基づき、推定位置
点Sn,i,r を式(6)により算出する(S605)。
ルート管理テーブルにルートが存在するか否かを検査
し、存在すれは(True)S605へ移行し、存在しない
ならば(Fault )リターンする。移動位置−近傍点間ル
ート管理テーブル内のルートを構成するリンク情報の距
離、移動位置点座標及び近傍点座標に基づき、推定位置
点Sn,i,r を式(6)により算出する(S605)。
【数6】
【0049】新たな現在位置誤差Esを以下の式(7)に
より算出する(S606)。算出された新たな現在位置
誤差Esは、次の時刻で、推定位置を算出するのに使用さ
れる。
より算出する(S606)。算出された新たな現在位置
誤差Esは、次の時刻で、推定位置を算出するのに使用さ
れる。
【数7】
【0050】
【発明の効果】以上の本発明によれば、道路が分岐し、
互いに隣接している場合などでも、複数個の現在位置を
基に複数の推定位置を算出し、この推定位置の中から最
も妥当な推定位置を表示用現在位置とするため、運転者
に適切な自車位置である推定位置をディスプレイ上に表
示できる。加えて、過去の誤差の大きさと現在の誤差の
大きさをカルマンフィルタにより参酌しているので、よ
り確からしい現在位置を算出することができる。
互いに隣接している場合などでも、複数個の現在位置を
基に複数の推定位置を算出し、この推定位置の中から最
も妥当な推定位置を表示用現在位置とするため、運転者
に適切な自車位置である推定位置をディスプレイ上に表
示できる。加えて、過去の誤差の大きさと現在の誤差の
大きさをカルマンフィルタにより参酌しているので、よ
り確からしい現在位置を算出することができる。
【図1】GPSシステムにより現在位置を道路上に補正
する図である。
する図である。
【図2】一定時間毎にGPSシステムから得られた絶対
位置を道路上に補正する図である。
位置を道路上に補正する図である。
【図3】GPS受信機が測位できない状態において、現
在位置が道路上に位置して行く図である。
在位置が道路上に位置して行く図である。
【図4】道路と道路が徐々に分岐する道路ネットワーク
を示す図である。
を示す図である。
【図5】近接した道路と道路とからなる分岐点を有する
道路ネットワークを示す図である。
道路ネットワークを示す図である。
【図6】車両位置検出装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】初期化時における絶対位置から近傍点の算出を
示す図である。
示す図である。
【図8】近傍点を算出する図である。
【図9】近傍点を算出する図である。
【図10】近傍点の算出を示すフローチャートである。
【図11】近傍点を算出するサブルーチンのフローチャ
ートである。
ートである。
【図12】近傍点管理テーブルを示す図である。
【図13】本発明の処理を示す概略のフローチャートで
ある。
ある。
【図14】移動位置の算出を示す図である。
【図15】移動位置を算出するフローチャートである。
【図16】スタックを示す図である。
【図17】移動位置管理テーブルを示す図である。
【図18】移動位置から近傍点までを示す道路ネットワ
ークの図である。
ークの図である。
【図19】移動位置から近傍点までのルートを探索する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図20】移動位置−近傍点間ルート管理テーブルを示
す図である。
す図である。
【図21】推定位置を算出するフローチャートである。
【図22】推定位置を評価するフローチャートである。
【図23】表示用現在位置を選択するフローチャートで
ある。
ある。
【図24】GPS衛星からの電波の受信を示す図であ
る。
る。
【図25】測位精度に固有な誤差EgとDOPの特性を示
すグラフである。
すグラフである。
【図26】近傍点の算出を示すフローチャートである。
【図27】初期化時における現在位置に固有な誤差Esを
示す図である。
示す図である。
【図28】車両走行中においてカルマンフィルタを利用
して推定位置を算出するためのフローチャートである。
して推定位置を算出するためのフローチャートである。
【図29】車両走行中においてカルマンフィルタを利用
して推定位置を算出する図である。
して推定位置を算出する図である。
D…地図専用ディスク 1…車両位置検出装置本体 2…CDドライブ 3…車速センサ 4…方位センサ 5…アンテナ 6…ディスプレイ 11…メモリ制御部 12…距離取得手段 13…方位取得手段 14…位置取得手段 15…出力制御部 16…移動位置算出手段 17…ルート算出手段 18…推定位置算出手段 19…表示用現在位置選択手段
Claims (3)
- 【請求項1】無線航法システムから得られる位置情報と
道路地図メモリから得られる道路ネットワークデータに
基づき道路上の車両の位置を検出する道路マッチング型
位置検出装置において、 無線航法システムから車両絶対位置を取得する位置取得
手段と、 車両の移動距離を取得する距離取得手段と、 車両の方位を取得する方位取得手段と、 道路ネットワークの道路上の1以上の現在位置を起点と
して、上記方位取得手段から得られる車両の進行方向の
向きの道路ネットワークの道路に沿って、上記距離取得
手段から得られる距離により、一定時間後の1以上の移
動位置を算出する移動位置算出手段と、 上記一定時間後に上記位置取得手段から取得する車両絶
対位置を基準に道路ネットワークの道路上に設定した1
以上の近傍点と上記1以上の移動位置との間の1以上の
ルートを算出するルート算出手段と、 上記ルート算出手段により算出された1以上のルート上
における近傍点と移動位置とから一定時間後の1以上の
推定位置を算出する推定位置算出手段と、 上記推定位置算出手段により算出された1以上の推定位
置を一定時間後の1以上の現在位置とし、上記1以上の
現在位置から1の表示用の現在位置を選択する表示用現
在位置選択手段とを備え、 上記1の表示用の現在位置を表示装置に表示することを
特徴とする車両位置検出装置。 - 【請求項2】上記表示用現在位置選択手段は、1以上の
現在位置から車両絶対位置までの距離と方位に基づき1
の表示用現在位置を選択する請求項1に記載の車両位置
検出装置。 - 【請求項3】上記推定位置算出手段は、前回算出した1
以上の現在位置に含まれる誤差と、上記一定時間後の移
動位置に含まれる誤差と、上記一定時間後の車両絶対位
置に含まれる誤差とに基づきカルマンフィルタを通じて
推定位置を算出する請求項2に記載の車両位置検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20562496A JPH1047983A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 車両位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20562496A JPH1047983A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 車両位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1047983A true JPH1047983A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16509975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20562496A Pending JPH1047983A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 車両位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1047983A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000298028A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Aisin Aw Co Ltd | ナビゲーション装置及び記録媒体 |
| WO2009034671A1 (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-19 | Mitsubishi Electric Corporation | ナビゲーション装置 |
| WO2017209112A1 (ja) | 2016-06-03 | 2017-12-07 | 愛知製鋼株式会社 | 位置捕捉方法及びシステム |
| WO2019054183A1 (ja) | 2017-09-12 | 2019-03-21 | 愛知製鋼株式会社 | 位置捕捉システム及び位置捕捉方法 |
| CN112083454A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-12-15 | 北京卡路里信息技术有限公司 | 轨迹纠偏方法、装置、设备及存储介质 |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP20562496A patent/JPH1047983A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000298028A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Aisin Aw Co Ltd | ナビゲーション装置及び記録媒体 |
| WO2009034671A1 (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-19 | Mitsubishi Electric Corporation | ナビゲーション装置 |
| JPWO2009034671A1 (ja) * | 2007-09-10 | 2010-12-24 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
| US7987047B2 (en) | 2007-09-10 | 2011-07-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Navigation equipment |
| WO2017209112A1 (ja) | 2016-06-03 | 2017-12-07 | 愛知製鋼株式会社 | 位置捕捉方法及びシステム |
| US11049392B2 (en) | 2016-06-03 | 2021-06-29 | Aichi Steel Corporation | Position capture method and system |
| WO2019054183A1 (ja) | 2017-09-12 | 2019-03-21 | 愛知製鋼株式会社 | 位置捕捉システム及び位置捕捉方法 |
| US11287263B2 (en) | 2017-09-12 | 2022-03-29 | Aichi Steel Corporation | Position capturing system and position capturing method |
| CN112083454A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-12-15 | 北京卡路里信息技术有限公司 | 轨迹纠偏方法、装置、设备及存储介质 |
| CN112083454B (zh) * | 2020-09-18 | 2024-05-17 | 北京卡路里信息技术有限公司 | 轨迹纠偏方法、装置、设备及存储介质 |
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