JPH1048430A - 集光性拡散板及びそれを用いたバックライト用照明パネル - Google Patents
集光性拡散板及びそれを用いたバックライト用照明パネルInfo
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- JPH1048430A JPH1048430A JP8225903A JP22590396A JPH1048430A JP H1048430 A JPH1048430 A JP H1048430A JP 8225903 A JP8225903 A JP 8225903A JP 22590396 A JP22590396 A JP 22590396A JP H1048430 A JPH1048430 A JP H1048430A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷ドット・パターンが見えず、且つ正面輝
度が充分な集光性拡散板及びこれを用いたバックライト
用照明パネルを提供する。 【解決手段】 シート1の一方の面に、断面が三角形状
よりなる柱状物2を直線畝状に配列した集光性構造3を
有し、その反対側の面に、別のシート4に中空ビーズ及
び/又は充実ビーズ5を接着してなる光拡散性構造シー
トの該ビーズ5の突出部を接着してなる、空気を含有し
た光拡散性構造7を有する。
度が充分な集光性拡散板及びこれを用いたバックライト
用照明パネルを提供する。 【解決手段】 シート1の一方の面に、断面が三角形状
よりなる柱状物2を直線畝状に配列した集光性構造3を
有し、その反対側の面に、別のシート4に中空ビーズ及
び/又は充実ビーズ5を接着してなる光拡散性構造シー
トの該ビーズ5の突出部を接着してなる、空気を含有し
た光拡散性構造7を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集光性構造を有す
る拡散板及びそれを用いたバックライト用照明パネルに
関し、特に中型以上の液晶表示ディスプレイに使用され
るバックライトにおいて、その導光板の印刷ドット・パ
ターンを拡散して見えなくする機能を有し、さらにこの
上にプリズムシートを重ねて設置することにより、より
高い正面輝度が得られるバックライト用照明パネルに関
する。
る拡散板及びそれを用いたバックライト用照明パネルに
関し、特に中型以上の液晶表示ディスプレイに使用され
るバックライトにおいて、その導光板の印刷ドット・パ
ターンを拡散して見えなくする機能を有し、さらにこの
上にプリズムシートを重ねて設置することにより、より
高い正面輝度が得られるバックライト用照明パネルに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示ディスプレイに使用され
るバックライトは、冷陰極管より照射された光線を上方
に導光させる導光板と、導光板の印刷ドット・パターン
を拡散させて見えなくし、かつ均一な光を得るための拡
散板、及び液晶パネルの正面輝度を上げるための集光機
能を有するプリズムシートの構成よりなる。近年、組立
工程の合理化のため、拡散板と、集光機能を有するプリ
ズムシートとを一体化する試みが種々なされている。し
かし乍ら、拡散板をプリズムシートの裏面に単純に全面
接着して一体化したものでは正面輝度が著しく低下する
か、又は拡散機能が低下して印刷ドットパターンが見え
るようになり、実用的なものは得られない。
るバックライトは、冷陰極管より照射された光線を上方
に導光させる導光板と、導光板の印刷ドット・パターン
を拡散させて見えなくし、かつ均一な光を得るための拡
散板、及び液晶パネルの正面輝度を上げるための集光機
能を有するプリズムシートの構成よりなる。近年、組立
工程の合理化のため、拡散板と、集光機能を有するプリ
ズムシートとを一体化する試みが種々なされている。し
かし乍ら、拡散板をプリズムシートの裏面に単純に全面
接着して一体化したものでは正面輝度が著しく低下する
か、又は拡散機能が低下して印刷ドットパターンが見え
るようになり、実用的なものは得られない。
【0003】一方、拡散板とプリズムシートの貼り合わ
せにおいて、拡散板とプリズムシートの間に空気層を設
けることにより、輝度の低下もなく一体化させる方法が
特開平8−184704号に開示されている。この場合
の一体化法は、拡散板とプリズムシートとの間に微粒子
状の粘着剤(マイクロ粘着剤)が分散状態で配置され、
接着点を散在させることで均一な層厚の空気層を安定的
に得ることを特徴としている。更に、微粒子状の粘着剤
は、接着面積率が5%以下になるよう均一に塗工される
必要があるとしている。しかし、このような条件下での
一体化は、実用上強度的に不安があり、さらには、長期
の使用条件に対しても経時変化がおこる可能性がある。
せにおいて、拡散板とプリズムシートの間に空気層を設
けることにより、輝度の低下もなく一体化させる方法が
特開平8−184704号に開示されている。この場合
の一体化法は、拡散板とプリズムシートとの間に微粒子
状の粘着剤(マイクロ粘着剤)が分散状態で配置され、
接着点を散在させることで均一な層厚の空気層を安定的
に得ることを特徴としている。更に、微粒子状の粘着剤
は、接着面積率が5%以下になるよう均一に塗工される
必要があるとしている。しかし、このような条件下での
一体化は、実用上強度的に不安があり、さらには、長期
の使用条件に対しても経時変化がおこる可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解消した、製造が容易で、導光板の印刷ドット・パター
ンが見えず、且つ正面輝度も高く、実用強度も充分であ
り、経時変化もない集光性拡散板及びこれを用いたバッ
クライト用照明パネルを提供するものである。
解消した、製造が容易で、導光板の印刷ドット・パター
ンが見えず、且つ正面輝度も高く、実用強度も充分であ
り、経時変化もない集光性拡散板及びこれを用いたバッ
クライト用照明パネルを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、シート
の一方の面に、断面が三角形状よりなる柱状物を直線畝
状に配列した集光性構造を有し、その反対側の面に、別
のシートに中空ビーズ及び/又は充実ビーズを接着して
なる光拡散性構造シートの該ビーズの突出部を接着して
なる、空気を含有した光拡散性構造を有する集光性拡散
板を、本発明の第2は、シートの一方の面に、断面が三
角形状よりなる柱状物を直線畝状に配列した集光性構造
を有し、その反対側の面に、中空ビーズを主とする接着
層を設けて第2の空気を含有した光拡散性構造とし、更
にその表面に、別のシートに中空ビーズ及び/又は充実
ビーズを接着してなる光拡散性構造シートの該ビーズの
突出部を接着してなる、空気を含有した光拡散性構造を
有する集光性拡散板を、本発明の第3は、上記第1又は
第2の発明の集光性拡散板の集光性構造を有する面上に
プリズムシートを重ねて設置したバックライト用照明パ
ネルをそれぞれ内容とするものである。
の一方の面に、断面が三角形状よりなる柱状物を直線畝
状に配列した集光性構造を有し、その反対側の面に、別
のシートに中空ビーズ及び/又は充実ビーズを接着して
なる光拡散性構造シートの該ビーズの突出部を接着して
なる、空気を含有した光拡散性構造を有する集光性拡散
板を、本発明の第2は、シートの一方の面に、断面が三
角形状よりなる柱状物を直線畝状に配列した集光性構造
を有し、その反対側の面に、中空ビーズを主とする接着
層を設けて第2の空気を含有した光拡散性構造とし、更
にその表面に、別のシートに中空ビーズ及び/又は充実
ビーズを接着してなる光拡散性構造シートの該ビーズの
突出部を接着してなる、空気を含有した光拡散性構造を
有する集光性拡散板を、本発明の第3は、上記第1又は
第2の発明の集光性拡散板の集光性構造を有する面上に
プリズムシートを重ねて設置したバックライト用照明パ
ネルをそれぞれ内容とするものである。
【0006】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の集光性拡散板の実施態様を示し、シート
1の一方の面に、断面が三角形状よりなる柱状物2を直
線畝状に配列した集光性構造3を有し、その反対側の面
に、シート4に中空ビーズ及び/又は充実ビーズ5を接
着してなる光拡散性構造シート6の該ビーズ5の突出部
を接着剤8を介して接着してなる、空気を含有した光拡
散性構造7を有する。9は塗工用樹脂である。
図1は本発明の集光性拡散板の実施態様を示し、シート
1の一方の面に、断面が三角形状よりなる柱状物2を直
線畝状に配列した集光性構造3を有し、その反対側の面
に、シート4に中空ビーズ及び/又は充実ビーズ5を接
着してなる光拡散性構造シート6の該ビーズ5の突出部
を接着剤8を介して接着してなる、空気を含有した光拡
散性構造7を有する。9は塗工用樹脂である。
【0007】図2は本発明の集光性拡散板の他の実施態
様を示し、シート1の一方の面に、断面が三角形状より
なる柱状物2を直線畝状に配列した集光性構造3を有
し、その反対側の面に、中空ビーズ10を主とする接着
層11を設けて第2の空気を含有した光拡散性構造12
とし、更にその表面に、シート4に中空ビーズ及び/又
は充実ビーズ5を接着してなる光拡散性構造シート6の
該ビーズ5の突出部を接着剤13を介して接着してな
る、空気を含有した光拡散性構造7を有する。9は塗工
用樹脂である。この場合は、光拡散性構造7と第2の光
拡散性構造12とで光拡散性構造14を構成している。
様を示し、シート1の一方の面に、断面が三角形状より
なる柱状物2を直線畝状に配列した集光性構造3を有
し、その反対側の面に、中空ビーズ10を主とする接着
層11を設けて第2の空気を含有した光拡散性構造12
とし、更にその表面に、シート4に中空ビーズ及び/又
は充実ビーズ5を接着してなる光拡散性構造シート6の
該ビーズ5の突出部を接着剤13を介して接着してな
る、空気を含有した光拡散性構造7を有する。9は塗工
用樹脂である。この場合は、光拡散性構造7と第2の光
拡散性構造12とで光拡散性構造14を構成している。
【0008】本発明の集光性構造3は、シート1の一方
の面に断面が三角形状よりなる柱状物2を直線畝状に配
列したプリズム状のもので、断面の三角形状は特に制限
はなく、二等辺または不等辺でもよい。三角形状の頂角
は80〜120°が好ましく、また頂角に若干の丸味を
つけたものでもよい。三角形状の底辺は通常連接してい
るものが好ましいが、必ずしも連接していなくてもよ
く、また波形状で連接してもよい。底辺サイズについて
は通常30〜100μm、厚さは150〜200μm程
度が好適である。シート1は光透過損失の少ない透明な
材料であれば特に制限なく使用できるが、普通、アクリ
ル系、ポリカーボネート系、ポリエステル系合成樹脂な
どが好ましく、高屈折率を有するように、更には成形性
改良のために変性したものがより好適である。一方、集
光性構造3の反対側面は、空気を含有した層からなる光
拡散性構造7を具備する。
の面に断面が三角形状よりなる柱状物2を直線畝状に配
列したプリズム状のもので、断面の三角形状は特に制限
はなく、二等辺または不等辺でもよい。三角形状の頂角
は80〜120°が好ましく、また頂角に若干の丸味を
つけたものでもよい。三角形状の底辺は通常連接してい
るものが好ましいが、必ずしも連接していなくてもよ
く、また波形状で連接してもよい。底辺サイズについて
は通常30〜100μm、厚さは150〜200μm程
度が好適である。シート1は光透過損失の少ない透明な
材料であれば特に制限なく使用できるが、普通、アクリ
ル系、ポリカーボネート系、ポリエステル系合成樹脂な
どが好ましく、高屈折率を有するように、更には成形性
改良のために変性したものがより好適である。一方、集
光性構造3の反対側面は、空気を含有した層からなる光
拡散性構造7を具備する。
【0009】空気を含有した光拡散性構造は、集光性構
造を有するシート1とは別の通常の平面状のシート4上
に、中空ビーズ及び/又は充実ビーズ5を、塗工用樹脂
9を使用して接着し光拡散性構造シート6を得、そのビ
ーズ5の突出部を接着剤8を用いて集光性構造3を有す
るシート1の反対側面に接着することにより設けられ
る。この場合、図2に示すように、あらかじめ、集光性
構造3を有するシート1の反対側面に中空ビーズ10を
主とする接着層11を設けて空気を含有した第2の光拡
散性構造とし、更にその表面に、前記光拡散性構造シー
ト6のビーズ5の突出部を接着剤13を用いて接着させ
ることもできる。この場合には、前記したように、第2
の光拡散性構造と光拡散性構造7とで光拡散性構造14
を構成している。このような構成とすることにより、集
光性構造を有する面上のキズを一層見えにくくする利点
がある。また、集光性構造を有するシート1の反対側
面、即ち、光拡散性構造7、14を設ける面は、若干の
凹凸があってもよく、平滑であってもよい。
造を有するシート1とは別の通常の平面状のシート4上
に、中空ビーズ及び/又は充実ビーズ5を、塗工用樹脂
9を使用して接着し光拡散性構造シート6を得、そのビ
ーズ5の突出部を接着剤8を用いて集光性構造3を有す
るシート1の反対側面に接着することにより設けられ
る。この場合、図2に示すように、あらかじめ、集光性
構造3を有するシート1の反対側面に中空ビーズ10を
主とする接着層11を設けて空気を含有した第2の光拡
散性構造とし、更にその表面に、前記光拡散性構造シー
ト6のビーズ5の突出部を接着剤13を用いて接着させ
ることもできる。この場合には、前記したように、第2
の光拡散性構造と光拡散性構造7とで光拡散性構造14
を構成している。このような構成とすることにより、集
光性構造を有する面上のキズを一層見えにくくする利点
がある。また、集光性構造を有するシート1の反対側
面、即ち、光拡散性構造7、14を設ける面は、若干の
凹凸があってもよく、平滑であってもよい。
【0010】中空ビーズはビーズの中に空気を含むもの
で、殻壁が無機系物質よりなるもの、又は有機系物質よ
りなるもののいずれも使用でき、無機系物質の例として
は、シリカ中空ビーズ、ガラス中空ビーズ等であり、有
機系物質の例としては、ガス遮断性の良好な重合物の殻
壁で低沸点炭化水素をマイクロカプセル化したバルーン
等が使用できる。また、これら無機系物質からなる中空
ビーズと有機系物質からなる中空ビーズとの併用も好適
である。
で、殻壁が無機系物質よりなるもの、又は有機系物質よ
りなるもののいずれも使用でき、無機系物質の例として
は、シリカ中空ビーズ、ガラス中空ビーズ等であり、有
機系物質の例としては、ガス遮断性の良好な重合物の殻
壁で低沸点炭化水素をマイクロカプセル化したバルーン
等が使用できる。また、これら無機系物質からなる中空
ビーズと有機系物質からなる中空ビーズとの併用も好適
である。
【0011】有機系物質からなる中空ビーズの好ましい
例としては、アクリルニトリル単体樹脂、アクリルニト
リルと塩化ビニリデンの共重合物などからなる殻壁をも
ち、低沸点炭化水素をマイクロカプセル化したバルーン
で、粒径が4〜8μmの熱膨張性微小球が挙げられる。
この場合、塗工用樹脂を用いて光拡散性構造シートを作
製する方法が好適で、塗工した後、乾燥時に熱処理して
マイクロバルーン化される。発泡倍率は処理される温度
でコントロールできるが、通常の乾燥温度110〜15
0℃で概ね5〜8倍(体積倍)に発泡される。ビーズと
しては、発泡粒径が10〜20μmとなるアクリルニト
リル樹脂の中空バルーンが耐熱性及び強度面から好適で
ある。
例としては、アクリルニトリル単体樹脂、アクリルニト
リルと塩化ビニリデンの共重合物などからなる殻壁をも
ち、低沸点炭化水素をマイクロカプセル化したバルーン
で、粒径が4〜8μmの熱膨張性微小球が挙げられる。
この場合、塗工用樹脂を用いて光拡散性構造シートを作
製する方法が好適で、塗工した後、乾燥時に熱処理して
マイクロバルーン化される。発泡倍率は処理される温度
でコントロールできるが、通常の乾燥温度110〜15
0℃で概ね5〜8倍(体積倍)に発泡される。ビーズと
しては、発泡粒径が10〜20μmとなるアクリルニト
リル樹脂の中空バルーンが耐熱性及び強度面から好適で
ある。
【0012】他方、無機系物質の中空ビーズは、強度的
にすぐれ、さらに空気層をより多く作る点で、その粒径
は20〜80μmが好適である。80μmを越えると均
一塗工が困難となり、また総厚みも厚くなり好ましくな
い。
にすぐれ、さらに空気層をより多く作る点で、その粒径
は20〜80μmが好適である。80μmを越えると均
一塗工が困難となり、また総厚みも厚くなり好ましくな
い。
【0013】中空ビーズを使用する利点は、ビーズその
ものに空気が含有されており、集光性構造を有するシー
トと光拡散性構造シートの貼り合わせにおいてより多く
の空気層が確保でき、また両面貼り合わせ面積を多くし
て空気層が減少しても中空ビーズの含有空気で補完され
ることにある。さらに、空気を含有する中空ビーズは、
光拡散効果にも優れている。この点、殻壁が多孔質から
なる中空シリカビーズ(例えば、商品名ゴットボールB
−6C、鈴木油脂工業株式会社製)は更に好適である。
ものに空気が含有されており、集光性構造を有するシー
トと光拡散性構造シートの貼り合わせにおいてより多く
の空気層が確保でき、また両面貼り合わせ面積を多くし
て空気層が減少しても中空ビーズの含有空気で補完され
ることにある。さらに、空気を含有する中空ビーズは、
光拡散効果にも優れている。この点、殻壁が多孔質から
なる中空シリカビーズ(例えば、商品名ゴットボールB
−6C、鈴木油脂工業株式会社製)は更に好適である。
【0014】一方、充実ビーズはビーズの中に空気をほ
とんど、あるいは全く含まないもので、ビーズ強度が大
きい利点があり、これも無機系物質よりなるもの又は有
機系物質よりなるもの、いずれも使用できる。無機系物
質の例としては、ガラスビーズ、シリカビーズ、アルミ
ナビーズ等があり、有機系物質としては、合成樹脂より
なるビーズで、例えば、架橋アクリル樹脂ビーズ、ポリ
スチレンビーズ等が用いられる。充実ビーズの粒径は、
素材の無機系物質、有機系物質を問わず20〜80μm
が好適である。
とんど、あるいは全く含まないもので、ビーズ強度が大
きい利点があり、これも無機系物質よりなるもの又は有
機系物質よりなるもの、いずれも使用できる。無機系物
質の例としては、ガラスビーズ、シリカビーズ、アルミ
ナビーズ等があり、有機系物質としては、合成樹脂より
なるビーズで、例えば、架橋アクリル樹脂ビーズ、ポリ
スチレンビーズ等が用いられる。充実ビーズの粒径は、
素材の無機系物質、有機系物質を問わず20〜80μm
が好適である。
【0015】中空ビーズ、充実ビーズ、さらに無機系物
質からなるビーズ、有機系物質からなるビーズは、いず
れも単独で使用してもよく、それらを混合して使用して
もよい。例えば、空気層をより多く作る点では中空ビー
ズが好ましいが、ビーズの強度の点では充実ビーズとの
併用が好ましい。尚、前記のビーズの粒径は、それぞれ
の平均的粒子径を示し、実際に使用されるビーズは、
大、小の分布をもったビーズが混在している。
質からなるビーズ、有機系物質からなるビーズは、いず
れも単独で使用してもよく、それらを混合して使用して
もよい。例えば、空気層をより多く作る点では中空ビー
ズが好ましいが、ビーズの強度の点では充実ビーズとの
併用が好ましい。尚、前記のビーズの粒径は、それぞれ
の平均的粒子径を示し、実際に使用されるビーズは、
大、小の分布をもったビーズが混在している。
【0016】光拡散性構造シート6を作製するために使
用したシート4は、そのまま集光性構造を有するシート
1と一体化してもよく、また、集光性構造を有するシー
ト1と一体化した後、シート4のみを剥離してビーズ5
のみを集光性構造を有するシート1に残留させてもよ
い。このように、後から剥離する場合は、耐熱性及び剥
離性の点でポリメチルペンテン−1(商品名TPX、三
井石油化学工業株式会社製)等のシートがよい。
用したシート4は、そのまま集光性構造を有するシート
1と一体化してもよく、また、集光性構造を有するシー
ト1と一体化した後、シート4のみを剥離してビーズ5
のみを集光性構造を有するシート1に残留させてもよ
い。このように、後から剥離する場合は、耐熱性及び剥
離性の点でポリメチルペンテン−1(商品名TPX、三
井石油化学工業株式会社製)等のシートがよい。
【0017】集光性構造を有するシート1の反対側に接
着層を介して直接中空ビーズを主とする層を設けて第2
の光拡散性構造とする場合の中空ビーズも特に制限はな
いが、この光拡散性構造の上に、更に光拡散性構造シー
トからなる光拡散性構造を設けることより無機系のビー
ズがよい。この場合の第2の光拡散性構造を設ける目的
は、集光性構造面上のキズをより目立たなくすることに
あり、そのためには拡散効果が大きい中空ビーズが有効
で、ビーズの粒径は30〜40μmのものが好適であ
る。塗工量は、キズの大小により適宜決定される。ま
た、中空ビーズに充実ビーズを混合することによっても
調整可能である。
着層を介して直接中空ビーズを主とする層を設けて第2
の光拡散性構造とする場合の中空ビーズも特に制限はな
いが、この光拡散性構造の上に、更に光拡散性構造シー
トからなる光拡散性構造を設けることより無機系のビー
ズがよい。この場合の第2の光拡散性構造を設ける目的
は、集光性構造面上のキズをより目立たなくすることに
あり、そのためには拡散効果が大きい中空ビーズが有効
で、ビーズの粒径は30〜40μmのものが好適であ
る。塗工量は、キズの大小により適宜決定される。ま
た、中空ビーズに充実ビーズを混合することによっても
調整可能である。
【0018】中空ビーズ、充実ビーズの塗工用樹脂は、
特に制限されないが、無色透明なタイプで溶剤系、エマ
ルジョン系のいずれもよく、また非架橋タイプでも架橋
タイプでもよく、架橋タイプは熱硬化、光硬化のいずれ
でもよい。しかし実用強度の点より、架橋タイプの樹脂
が好ましい。また、中空粒子ラテックス(例えば、商品
名Nipol MH5055、日本ゼオン株式会社製)
もよい。
特に制限されないが、無色透明なタイプで溶剤系、エマ
ルジョン系のいずれもよく、また非架橋タイプでも架橋
タイプでもよく、架橋タイプは熱硬化、光硬化のいずれ
でもよい。しかし実用強度の点より、架橋タイプの樹脂
が好ましい。また、中空粒子ラテックス(例えば、商品
名Nipol MH5055、日本ゼオン株式会社製)
もよい。
【0019】光拡散性構造シートのビーズの突出部を接
着させる接着剤は、特に制限されないが、無色透明なタ
イプで溶剤系、エマルジョン系のいずれでもよいが、粘
着剤では経時変化があり不適当である。この場合も、実
用強度を得る点で架橋タイプの接着剤がよく、熱硬化、
光硬化のタイプは問わないが、特に加工工程上の点でU
Vキュアタイプが好ましい。塗工用樹脂と中空ビーズ及
び/又は充実ビーズの混合比及び塗工層の厚み、それに
よって生じる空気層の比率などは特に制限がなく、導光
板の反射ドット・パターン特性などにより適宜決定され
る。
着させる接着剤は、特に制限されないが、無色透明なタ
イプで溶剤系、エマルジョン系のいずれでもよいが、粘
着剤では経時変化があり不適当である。この場合も、実
用強度を得る点で架橋タイプの接着剤がよく、熱硬化、
光硬化のタイプは問わないが、特に加工工程上の点でU
Vキュアタイプが好ましい。塗工用樹脂と中空ビーズ及
び/又は充実ビーズの混合比及び塗工層の厚み、それに
よって生じる空気層の比率などは特に制限がなく、導光
板の反射ドット・パターン特性などにより適宜決定され
る。
【0020】塗工層及び接着層を設ける方法は特に制限
はなく、本発明の目的からダイコーター、コンマコータ
ーが好適である。尚、塗工層、接着層はビーズを充分に
接着固定できる限り薄く設け、ビーズを塗工層、接着層
より突出させて光拡散性構造内に空気ができるだけ多く
含有されるようにするのが望ましい。
はなく、本発明の目的からダイコーター、コンマコータ
ーが好適である。尚、塗工層、接着層はビーズを充分に
接着固定できる限り薄く設け、ビーズを塗工層、接着層
より突出させて光拡散性構造内に空気ができるだけ多く
含有されるようにするのが望ましい。
【0021】さらに塗工用樹脂層に帯電防止剤を含有さ
せることにより光拡散性構造に帯電防止性を付与しても
よい。この目的に使用される帯電防止剤としては、好ま
しくは無色透明タイプがよく、しかも処理表面より容易
に脱落しないものがよい。本発明においてはビーズ表面
の凹凸面に帯電防止剤が担持されて、容易に脱落しにく
いものとなる。帯電防止剤の添加量は0.1〜1重量%
が好ましい。
せることにより光拡散性構造に帯電防止性を付与しても
よい。この目的に使用される帯電防止剤としては、好ま
しくは無色透明タイプがよく、しかも処理表面より容易
に脱落しないものがよい。本発明においてはビーズ表面
の凹凸面に帯電防止剤が担持されて、容易に脱落しにく
いものとなる。帯電防止剤の添加量は0.1〜1重量%
が好ましい。
【0022】上記構成からなる本発明の集光性拡散板
は、特にバックライト用照明パネル用に好適に用いられ
る。即ち、集光性拡散板の集光構造を有する面上にプリ
ズムシートを重ねて設置してバックライト用照明パネル
として使用される。プリズムシートの重ね方は通常、集
光性拡散板の断面三角形状よりなる柱状物の直線畝状配
列に対し、重ね合わせるプリズムシートのプリズム方向
が概ね90°になるように且つプリズム面が上方になる
ように重ね合わせられるが、その配置については特にこ
れに制限されず、また重ね合わせる枚数も1枚でも複数
枚でも可能である。
は、特にバックライト用照明パネル用に好適に用いられ
る。即ち、集光性拡散板の集光構造を有する面上にプリ
ズムシートを重ねて設置してバックライト用照明パネル
として使用される。プリズムシートの重ね方は通常、集
光性拡散板の断面三角形状よりなる柱状物の直線畝状配
列に対し、重ね合わせるプリズムシートのプリズム方向
が概ね90°になるように且つプリズム面が上方になる
ように重ね合わせられるが、その配置については特にこ
れに制限されず、また重ね合わせる枚数も1枚でも複数
枚でも可能である。
【0023】本発明の集光性拡散板は、実用上充分な強
度を有するとともに、経時変化を起こさず、従来使用の
拡散板が不要となり、さらにプリズムシートを重ねて設
置したバックライト用照明パネルでは正面輝度が向上す
ると同時に視野角も広がるという特徴を有している。ま
た、空気層によりモアレ防止効果、さらには、集光性構
造をもつ面のキズを目立たなくする効果も有している。
更にまた、帯電防止処理を施すことにより、集光性拡散
板の帯電を防止し、ちり、ほこりの付着を防止するとと
もに、ブロッキングを防止し、バックライト組立時の作
業性が大きく向上する。
度を有するとともに、経時変化を起こさず、従来使用の
拡散板が不要となり、さらにプリズムシートを重ねて設
置したバックライト用照明パネルでは正面輝度が向上す
ると同時に視野角も広がるという特徴を有している。ま
た、空気層によりモアレ防止効果、さらには、集光性構
造をもつ面のキズを目立たなくする効果も有している。
更にまた、帯電防止処理を施すことにより、集光性拡散
板の帯電を防止し、ちり、ほこりの付着を防止するとと
もに、ブロッキングを防止し、バックライト組立時の作
業性が大きく向上する。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるもの
ではない。尚、「部」、「%」は特に断らない限り、そ
れぞれ「重量部」、「重量%」を表す。以下の実施例で
使用したバックライトは、液晶表示用のバックライトで
あり、166mm×129mm(8インチ相当)の長辺方向
の一端に一灯設置した冷陰極線管に電圧12ボルト、電
流0.6アンペアをインバーターを通して供給した。こ
の導光板には、裏面に反射板と表面に拡散板が具備され
ており、この導光板上の拡散板表面の法線方向に600
mmの距離の場所で、LUMINANCE COLORI
METER(TOPCON社製BM5A)により輝度及
び視野角を測定した。この時、集光性拡散板の長手方向
(冷陰極管の方向)をX方向といい、正面法線上を0°
とし長手方向に左右にふらした角度で輝度を測定し、X
方向の視野角と表示した。また、集光性拡散板の短辺方
向(冷陰極管に対し垂直方向)をY方向といい、正面法
線上を0°とし短辺方向に前後にふらした角度で輝度を
測定し、Y方向の視野角と表示した。導光板の印刷ドッ
ト・パターンの確認は、実際の使用時に目視で行なっ
た。
明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるもの
ではない。尚、「部」、「%」は特に断らない限り、そ
れぞれ「重量部」、「重量%」を表す。以下の実施例で
使用したバックライトは、液晶表示用のバックライトで
あり、166mm×129mm(8インチ相当)の長辺方向
の一端に一灯設置した冷陰極線管に電圧12ボルト、電
流0.6アンペアをインバーターを通して供給した。こ
の導光板には、裏面に反射板と表面に拡散板が具備され
ており、この導光板上の拡散板表面の法線方向に600
mmの距離の場所で、LUMINANCE COLORI
METER(TOPCON社製BM5A)により輝度及
び視野角を測定した。この時、集光性拡散板の長手方向
(冷陰極管の方向)をX方向といい、正面法線上を0°
とし長手方向に左右にふらした角度で輝度を測定し、X
方向の視野角と表示した。また、集光性拡散板の短辺方
向(冷陰極管に対し垂直方向)をY方向といい、正面法
線上を0°とし短辺方向に前後にふらした角度で輝度を
測定し、Y方向の視野角と表示した。導光板の印刷ドッ
ト・パターンの確認は、実際の使用時に目視で行なっ
た。
【0025】実施例1 中空ビーズとして、アクリルニトリル樹脂を殻壁とした
熱膨張性中空ビーズ「マツモトマイクロスフェアー:F
−80GSD、(松本油脂株式会社製、平均粒子径4〜
7μm)2.6部、充実ビーズとして、架橋アクリル樹
脂「アクポリマーBM30X−30」(積水化成品工業
株式会社、平均粒子径30μm)7.6部、塗工用樹脂
としてアクリル系エマルジョン樹脂EK−1005、
(サイデン化学株式会社製、固型分39%)54部にエ
ポキシ系硬化剤「A−52」(サイデン化学株式会社
製)6部を混合し、さらに粘度調整用としてエタノール
29.8部を添加し光拡散性構造用の塗工液を調整し
た。一方、集光性構造を有するシートとして、ポリカー
ボネート系樹脂よりなる断面三角形状が二等辺三角形で
底辺50μm、その頂角が90°よりなる柱状物を50
μmピッチで直線畝状に配列したプリズム状シートで厚
さ160μmのものを準備した。さらに、光拡散性構造
シート用のシートとして、2軸延伸のミラー・透明、表
面処理なし、厚さ16μmのポリエステルシートを別に
準備した。ついで、前記ポリエステルシート上に光拡散
性構造用の塗工液を塗工量6g/m2(乾燥重量)になる
ように塗工し、130℃で2分乾燥と同時に中空ビーズ
を熱膨張により発泡させ光拡散性構造シートを作成し
た。他方、集光性構造を有するシートの裏面にUV硬化
性の樹脂としてアクリル・エポキシ樹脂タイプの「Thre
e Bond 3102」(株式会社スリーボンド、無溶剤タ
イプ)を4g/m2塗工し、その上に、前記光拡散性構造
シートの中空ビーズ層を重ね合わせた後、紫外線照射に
より、樹脂の硬化を確認すると同時に一体化させ集光性
拡散板を作製した。
熱膨張性中空ビーズ「マツモトマイクロスフェアー:F
−80GSD、(松本油脂株式会社製、平均粒子径4〜
7μm)2.6部、充実ビーズとして、架橋アクリル樹
脂「アクポリマーBM30X−30」(積水化成品工業
株式会社、平均粒子径30μm)7.6部、塗工用樹脂
としてアクリル系エマルジョン樹脂EK−1005、
(サイデン化学株式会社製、固型分39%)54部にエ
ポキシ系硬化剤「A−52」(サイデン化学株式会社
製)6部を混合し、さらに粘度調整用としてエタノール
29.8部を添加し光拡散性構造用の塗工液を調整し
た。一方、集光性構造を有するシートとして、ポリカー
ボネート系樹脂よりなる断面三角形状が二等辺三角形で
底辺50μm、その頂角が90°よりなる柱状物を50
μmピッチで直線畝状に配列したプリズム状シートで厚
さ160μmのものを準備した。さらに、光拡散性構造
シート用のシートとして、2軸延伸のミラー・透明、表
面処理なし、厚さ16μmのポリエステルシートを別に
準備した。ついで、前記ポリエステルシート上に光拡散
性構造用の塗工液を塗工量6g/m2(乾燥重量)になる
ように塗工し、130℃で2分乾燥と同時に中空ビーズ
を熱膨張により発泡させ光拡散性構造シートを作成し
た。他方、集光性構造を有するシートの裏面にUV硬化
性の樹脂としてアクリル・エポキシ樹脂タイプの「Thre
e Bond 3102」(株式会社スリーボンド、無溶剤タ
イプ)を4g/m2塗工し、その上に、前記光拡散性構造
シートの中空ビーズ層を重ね合わせた後、紫外線照射に
より、樹脂の硬化を確認すると同時に一体化させ集光性
拡散板を作製した。
【0026】得られた集光性拡散板のプリズム状面の上
に、別に準備したプリズムシートのTD方向を重ねた場
合の輝度と視野特性を測定した。結果を図3に示した
が、この集光性拡散板は、後記比較例1として示した、
拡散板とプリズムシートのMD・TD方向の合計3枚を
重ねたものと比較して、正面輝度が著しく高く、良好な
集光性を示し、かつ視野面も広いものであった。導光板
の印刷ドット・パターンも見えなかった。一方、この集
光性拡散板の実用試験をプリズムシートの信頼性テスト
に準じて行なったが、実用上十分な強度を有し、また経
時変化も認められなかった。
に、別に準備したプリズムシートのTD方向を重ねた場
合の輝度と視野特性を測定した。結果を図3に示した
が、この集光性拡散板は、後記比較例1として示した、
拡散板とプリズムシートのMD・TD方向の合計3枚を
重ねたものと比較して、正面輝度が著しく高く、良好な
集光性を示し、かつ視野面も広いものであった。導光板
の印刷ドット・パターンも見えなかった。一方、この集
光性拡散板の実用試験をプリズムシートの信頼性テスト
に準じて行なったが、実用上十分な強度を有し、また経
時変化も認められなかった。
【0027】尚、MD方向とは、冷陰極管と同方向にプ
リズムの長さ方向をおき、三角柱状物が冷陰極管に垂直
である方向をいい、TD方向とは冷陰極管と平行にプリ
ズムの三角柱状物がある方向をいう。
リズムの長さ方向をおき、三角柱状物が冷陰極管に垂直
である方向をいい、TD方向とは冷陰極管と平行にプリ
ズムの三角柱状物がある方向をいう。
【0028】実施例2 実施例1と同様の集光性構造を有するシート(プリズム
状の方向はMD方向)を準備した。その集光性構造体の
反対側に、第2の光拡散性構造を設けるため、中空のシ
リカビーズとして「ゴッドボールF−40C」(鈴木油
脂工業株式会社製、平均粒径40μm)を、実施例1で
使用したと同様の架橋剤を混合した塗工用樹脂89.5
部に10部添加し、さらに帯電防止剤として「ケミスタ
ット3500」(三洋化成工業株式会社製、固型分99
%)0.5部添加した塗工液を、6g/m2(乾燥重量)
塗工し、第2の光拡散性構造をもつ集光性構造を有する
シートを得た。別に光拡散性構造用として、前記の「ゴ
ッドボールF−40C」を15部、さらに中空のシリカ
ビーズである「ゴッドボールB−6C」(鈴木油脂工業
株式会社製、平均粒径2.0〜2.5μm)15部に、
実施例1で使用した架橋剤を混合した塗工用樹脂70部
を混合し、剥離性を有する「TPX」(三井石油化学工
業株式会社製)の50μmフィルム上に8g/m2(乾燥
重量)塗工した。次いでそのビーズ突出部と前記第2の
光拡散性構造とを、実施例1で使用した紫外線硬化樹脂
を使用し、実施例1と同様の方法で貼り合わせた。貼り
合わせ一体化した後、「TPX」フィルムのみを剥離、
除去し、集光性拡散板を作製した。
状の方向はMD方向)を準備した。その集光性構造体の
反対側に、第2の光拡散性構造を設けるため、中空のシ
リカビーズとして「ゴッドボールF−40C」(鈴木油
脂工業株式会社製、平均粒径40μm)を、実施例1で
使用したと同様の架橋剤を混合した塗工用樹脂89.5
部に10部添加し、さらに帯電防止剤として「ケミスタ
ット3500」(三洋化成工業株式会社製、固型分99
%)0.5部添加した塗工液を、6g/m2(乾燥重量)
塗工し、第2の光拡散性構造をもつ集光性構造を有する
シートを得た。別に光拡散性構造用として、前記の「ゴ
ッドボールF−40C」を15部、さらに中空のシリカ
ビーズである「ゴッドボールB−6C」(鈴木油脂工業
株式会社製、平均粒径2.0〜2.5μm)15部に、
実施例1で使用した架橋剤を混合した塗工用樹脂70部
を混合し、剥離性を有する「TPX」(三井石油化学工
業株式会社製)の50μmフィルム上に8g/m2(乾燥
重量)塗工した。次いでそのビーズ突出部と前記第2の
光拡散性構造とを、実施例1で使用した紫外線硬化樹脂
を使用し、実施例1と同様の方法で貼り合わせた。貼り
合わせ一体化した後、「TPX」フィルムのみを剥離、
除去し、集光性拡散板を作製した。
【0029】得られた集光性拡散板のプリズム状面の上
に別に準備したプリズムシートのTD方向を重ね、実施
例1と同様にして輝度と視野特性を測定した。結果は図
3に示したが、後記比較例1として示した、拡散板と無
処理のプリズムシートを2枚重ねたものとの比較して、
正面輝度は同等かそれ以上を示し、集光性構造面の表面
キズも確認できないものであった。導光板の印刷ドット
・パターンも見えなかった。また、実施例1と同様の実
用試験においても実用上十分な強度を有し、経時変化も
認められないものであった。さらに帯電防止剤の添加効
果により、ちり・ほこりの付着しにくいことも確認され
た。
に別に準備したプリズムシートのTD方向を重ね、実施
例1と同様にして輝度と視野特性を測定した。結果は図
3に示したが、後記比較例1として示した、拡散板と無
処理のプリズムシートを2枚重ねたものとの比較して、
正面輝度は同等かそれ以上を示し、集光性構造面の表面
キズも確認できないものであった。導光板の印刷ドット
・パターンも見えなかった。また、実施例1と同様の実
用試験においても実用上十分な強度を有し、経時変化も
認められないものであった。さらに帯電防止剤の添加効
果により、ちり・ほこりの付着しにくいことも確認され
た。
【0030】比較例1 実施例1で使用した集光性構造を有するシートを、光拡
散性構造を設けることなく、そのまま使用した。この場
合は、拡散板を別に使用し、その上にMD・TD方向に
シートを2枚重ねて、実施例1、2と同様に、その輝度
及び視野特性を測定した。結果を図3に示した。
散性構造を設けることなく、そのまま使用した。この場
合は、拡散板を別に使用し、その上にMD・TD方向に
シートを2枚重ねて、実施例1、2と同様に、その輝度
及び視野特性を測定した。結果を図3に示した。
【0031】
【発明の効果】以上詳説したように、本発明の集光性拡
散板は、液晶表示ディスプレイに使用されるバックライ
トに好適であり、下記の如き数多くの利点を有する。 実用上の強度が充分であり、経時変化が起こらない。 従来使用されていた拡散板が不要となり、バックライ
ト組立工程が大巾に合理化される。 プリズムシートを重ね合わせることにより正面輝度が
向上し、かつ視野角も広くなる。 集光性構造を有する面のキズを目立たなくする効果が
あり、また、モアレ発生も防止され、重ね合わせる時の
密着防止効果がある。 帯電防止処理を施すことにより、ちり、ほこりの付着
しにくく、ブロッキングを起こさない集光性拡散板が得
られ、バックライト組立時の作業効率が著しく向上す
る。
散板は、液晶表示ディスプレイに使用されるバックライ
トに好適であり、下記の如き数多くの利点を有する。 実用上の強度が充分であり、経時変化が起こらない。 従来使用されていた拡散板が不要となり、バックライ
ト組立工程が大巾に合理化される。 プリズムシートを重ね合わせることにより正面輝度が
向上し、かつ視野角も広くなる。 集光性構造を有する面のキズを目立たなくする効果が
あり、また、モアレ発生も防止され、重ね合わせる時の
密着防止効果がある。 帯電防止処理を施すことにより、ちり、ほこりの付着
しにくく、ブロッキングを起こさない集光性拡散板が得
られ、バックライト組立時の作業効率が著しく向上す
る。
【図1】本発明の実施態様を示す概略断面図である。
【図2】本発明の他の実施態様を示す概略断面図であ
る。
る。
【図3】輝度と視野角の測定結果を示すグラフである。
1 シート 2 断面が三角形状よりなる柱状物 3 集光性構造 4 シート 5 中空及び/又は充実ビーズ 6 光拡散性構造シート 7 空気を含有した光拡散性構造 8 接着剤 9 塗工用樹脂 10 中空ビーズ 11 接着剤 12 第2の空気を含有した光拡散性構造 13 接着剤 14 空気を含有した光拡散性構造
フロントページの続き (72)発明者 小杉 巧 大阪府大阪市住之江区安立4丁目13番18号 五洋紙工株式会社内 (72)発明者 大原 柊三 大阪府大阪市住之江区安立4丁目13番18号 五洋紙工株式会社内 (72)発明者 廣瀬 順吾 大阪府大阪市住之江区安立4丁目13番18号 五洋紙工株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 シートの一方の面に、断面が三角形状よ
りなる柱状物を直線畝状に配列した集光性構造を有し、
その反対側の面に、別のシートに中空ビーズ及び/又は
充実ビーズを接着してなる光拡散性構造シートの該ビー
ズの突出部を接着してなる、空気を含有した光拡散性構
造を有する集光性拡散板。 - 【請求項2】 シートの一方の面に、断面が三角形状よ
りなる柱状物を直線畝状に配列した集光性構造を有し、
その反対側の面に、中空ビーズを主とする接着層を設け
て第2の空気を含有した光拡散性構造とし、更にその表
面に、別のシートに中空ビーズ及び/又は充実ビーズを
接着してなる光拡散性構造シートの該ビーズの突出部を
接着してなる、空気を含有した光拡散性構造を有する集
光性拡散板。 - 【請求項3】 空気を含有した光拡散性構造層に帯電防
止剤を含有させた請求項1又は2記載の集光性拡散板。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の集
光性拡散板の集光性構造を有する面上にプリズムシート
を重ねて設置したバックライト用照明パネル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8225903A JPH1048430A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 集光性拡散板及びそれを用いたバックライト用照明パネル |
| KR1019970028537A KR19980018165A (ko) | 1996-06-28 | 1997-06-28 | 광확산 및 집광 플레이트, 및 이것을 사용하는 백라이트용 조명패널 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8225903A JPH1048430A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 集光性拡散板及びそれを用いたバックライト用照明パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048430A true JPH1048430A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16836701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8225903A Withdrawn JPH1048430A (ja) | 1996-06-28 | 1996-08-07 | 集光性拡散板及びそれを用いたバックライト用照明パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048430A (ja) |
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-
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