JPH1049241A - 多入力電源回路 - Google Patents
多入力電源回路Info
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- JPH1049241A JPH1049241A JP8224416A JP22441696A JPH1049241A JP H1049241 A JPH1049241 A JP H1049241A JP 8224416 A JP8224416 A JP 8224416A JP 22441696 A JP22441696 A JP 22441696A JP H1049241 A JPH1049241 A JP H1049241A
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- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入出力間の電圧降下を小さくすることがで
き、かつ入力間の干渉を防止することができる多入力電
源回路を提供すること。 【解決手段】 負帰還型の定電圧回路を備えた多入力電
源回路において、制御部11が第1のブ−ストトランジ
スタQ1 、第2のブ−ストトランジスタQ2および発振
防止用ダイオ−ドD1 とで構成され、第1の入力端子5
1あるいは第2の入力端子52と出力端子53との間の
電圧降下を第1のブ−ストトランジスタQ1 のエミッタ
・コレクタ間の飽和電圧あるいは第2のブ−ストトラン
ジスタQ2 のエミッタ・コレクタ間の飽和電圧のみに抑
えることができる多入力電源回路10。
き、かつ入力間の干渉を防止することができる多入力電
源回路を提供すること。 【解決手段】 負帰還型の定電圧回路を備えた多入力電
源回路において、制御部11が第1のブ−ストトランジ
スタQ1 、第2のブ−ストトランジスタQ2および発振
防止用ダイオ−ドD1 とで構成され、第1の入力端子5
1あるいは第2の入力端子52と出力端子53との間の
電圧降下を第1のブ−ストトランジスタQ1 のエミッタ
・コレクタ間の飽和電圧あるいは第2のブ−ストトラン
ジスタQ2 のエミッタ・コレクタ間の飽和電圧のみに抑
えることができる多入力電源回路10。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つ以上の入力端子
を有し、車載用の電源回路等に用いられる多入力電源回
路に関する。
を有し、車載用の電源回路等に用いられる多入力電源回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に基づいて従来の技術を説明する。
図3は従来の多入力電源回路の一例として車載用の多入
力電源回路60およびその周辺を概略的に示した回路構
成図である。図3において40はバッテリを示してお
り、バッテリ40のマイナス側は接地され、プラス側は
イグニッションスイッチ(以下、Igスイッチと記す)
41を介して多入力電源回路60の第1の入力端子51
に接続されると共に、Accスイッチ42を介して多入
力電源回路60の第2の入力端子52に接続されてい
る。
図3は従来の多入力電源回路の一例として車載用の多入
力電源回路60およびその周辺を概略的に示した回路構
成図である。図3において40はバッテリを示してお
り、バッテリ40のマイナス側は接地され、プラス側は
イグニッションスイッチ(以下、Igスイッチと記す)
41を介して多入力電源回路60の第1の入力端子51
に接続されると共に、Accスイッチ42を介して多入
力電源回路60の第2の入力端子52に接続されてい
る。
【0003】次に、多入力電源回路60の構成を説明す
る。第1の入力端子51はダイオ−ド61を介して制御
部71を構成するPNP型のブ−ストトランジスタQ1
のエミッタに接続されている。第2の入力端子52はダ
イオ−ド62を介してブ−ストトランジスタQ1 のエミ
ッタに接続されている。ブ−ストトランジスタQ1 のコ
レクタは出力端子53に接続されると共に、検出部74
を構成する抵抗R2 の一端に接続されている。検出部7
4は抵抗R2と抵抗R1 とで構成され、抵抗R2 の他端
は抵抗R1 を介して接地されると共に、基準・比較部7
3を構成するオペアンプ63のプラス側入力端子63a
に接続されている。オペアンプ63のマイナス側入力端
子63bには基準電圧VREF が接続されており、オペア
ンプ63の出力端子63cは増幅部72を構成するPN
P型のトランジスタQ3 のベ−スに接続されている。ト
ランジスタQ3 のコレクタは接地され、エミッタはブ−
ストトランジスタQ1 のベ−スに接続されている。
る。第1の入力端子51はダイオ−ド61を介して制御
部71を構成するPNP型のブ−ストトランジスタQ1
のエミッタに接続されている。第2の入力端子52はダ
イオ−ド62を介してブ−ストトランジスタQ1 のエミ
ッタに接続されている。ブ−ストトランジスタQ1 のコ
レクタは出力端子53に接続されると共に、検出部74
を構成する抵抗R2 の一端に接続されている。検出部7
4は抵抗R2と抵抗R1 とで構成され、抵抗R2 の他端
は抵抗R1 を介して接地されると共に、基準・比較部7
3を構成するオペアンプ63のプラス側入力端子63a
に接続されている。オペアンプ63のマイナス側入力端
子63bには基準電圧VREF が接続されており、オペア
ンプ63の出力端子63cは増幅部72を構成するPN
P型のトランジスタQ3 のベ−スに接続されている。ト
ランジスタQ3 のコレクタは接地され、エミッタはブ−
ストトランジスタQ1 のベ−スに接続されている。
【0004】上記の如く構成された多入力電源回路60
は負帰還型の定電圧回路であり、出力端子53から所定
電圧値(=VREF ×(R1 +R2 )/R1 )が出力され
るようにフィ−ドバック制御が行われる回路である。以
下で該フィ−ドバック制御を簡単に説明する。なお、多
入力電源回路60におけるダイオ−ド61およびダイオ
−ド62は、Ig入力とAcc入力との間の干渉(電流
の回り込み等)を防止することを目的として配設されて
いるものである。
は負帰還型の定電圧回路であり、出力端子53から所定
電圧値(=VREF ×(R1 +R2 )/R1 )が出力され
るようにフィ−ドバック制御が行われる回路である。以
下で該フィ−ドバック制御を簡単に説明する。なお、多
入力電源回路60におけるダイオ−ド61およびダイオ
−ド62は、Ig入力とAcc入力との間の干渉(電流
の回り込み等)を防止することを目的として配設されて
いるものである。
【0005】〈フィ−ドバック制御〉出力電圧V0 が変
動して前記所定値よりも大きくなりV1 (あるいは小さ
くなりV2 )になったとすると、該V1 (あるいはV
2 )が抵抗R1 および抵抗R2で分割されてV1 ′とな
って(あるいはV2 ′となって)オペアンプ63のプラ
ス側の入力端子63aに入力され、マイナス側の入力端
子63bに入力される基準電圧VREF と比較される。そ
してオペアンプ63の出力端子63cから前記電圧V
1 ′(あるいは前記電圧V2 ′)と基準電圧VREF との
差に応じたハイレベルの電圧(あるいはロ−レベルの電
圧)が出力される。該ハイレベルの電圧(あるいは該ロ
−レベルの電圧)は増幅部72を構成するPNP型のト
ランジスタQ3 によりVEBぶんレベルシフトされて制御
部を構成するブ−ストトランジスタQ1 のベ−スに印加
される。これによりブ−ストトランジスタQ1 のベ−ス
の電位が高くなる(あるいは低くなる)。よって、ブ−
ストトランジスタQ1 のエミッタ・コレクタ間の電流が
小さくなり(あるいは大きくなり)、出力電圧が低下す
る(あるいは上昇する)。
動して前記所定値よりも大きくなりV1 (あるいは小さ
くなりV2 )になったとすると、該V1 (あるいはV
2 )が抵抗R1 および抵抗R2で分割されてV1 ′とな
って(あるいはV2 ′となって)オペアンプ63のプラ
ス側の入力端子63aに入力され、マイナス側の入力端
子63bに入力される基準電圧VREF と比較される。そ
してオペアンプ63の出力端子63cから前記電圧V
1 ′(あるいは前記電圧V2 ′)と基準電圧VREF との
差に応じたハイレベルの電圧(あるいはロ−レベルの電
圧)が出力される。該ハイレベルの電圧(あるいは該ロ
−レベルの電圧)は増幅部72を構成するPNP型のト
ランジスタQ3 によりVEBぶんレベルシフトされて制御
部を構成するブ−ストトランジスタQ1 のベ−スに印加
される。これによりブ−ストトランジスタQ1 のベ−ス
の電位が高くなる(あるいは低くなる)。よって、ブ−
ストトランジスタQ1 のエミッタ・コレクタ間の電流が
小さくなり(あるいは大きくなり)、出力電圧が低下す
る(あるいは上昇する)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように多入力
電源回路60の場合、ブ−ストトランジスタQ1 と第1
の入力端子51および第2の入力端子52との間に入力
間における電流の回り込み等を防止することを目的とし
たダイオ−ド61、ダイオ−ド62がそれぞれ介装され
ている。このため出力端子53に出力される電圧は、第
1の入力端子51(あるいは第2の入力端子52)に入
力される電圧に比べて少なくともダイオ−ド61(ある
いはダイオ−ド62)の順方向電圧とブ−ストトランジ
スタQ1 のエミッタ・コレクタ間の飽和電圧とを合わせ
た分低下した大きさになる。ブ−ストトランジスタQ1
としてPNP型のトランジスタを用いている多入力電源
回路60の場合、前記低下は通常1.4V〜1.5Vに
なる。なお、ブ−ストトランジスタQ1 としてNPN型
のトランジスタを用いる場合もある。しかし、NPN型
トランジスタにおけるエミッタ・コレクタ間の飽和電圧
はPNP型トランジスタに比べて大きいので、ブ−スト
トランジスタQ1 としてNPN型のトランジスタを用い
ると、前記低下は通常1.7V〜1.8Vにもなる。
電源回路60の場合、ブ−ストトランジスタQ1 と第1
の入力端子51および第2の入力端子52との間に入力
間における電流の回り込み等を防止することを目的とし
たダイオ−ド61、ダイオ−ド62がそれぞれ介装され
ている。このため出力端子53に出力される電圧は、第
1の入力端子51(あるいは第2の入力端子52)に入
力される電圧に比べて少なくともダイオ−ド61(ある
いはダイオ−ド62)の順方向電圧とブ−ストトランジ
スタQ1 のエミッタ・コレクタ間の飽和電圧とを合わせ
た分低下した大きさになる。ブ−ストトランジスタQ1
としてPNP型のトランジスタを用いている多入力電源
回路60の場合、前記低下は通常1.4V〜1.5Vに
なる。なお、ブ−ストトランジスタQ1 としてNPN型
のトランジスタを用いる場合もある。しかし、NPN型
トランジスタにおけるエミッタ・コレクタ間の飽和電圧
はPNP型トランジスタに比べて大きいので、ブ−スト
トランジスタQ1 としてNPN型のトランジスタを用い
ると、前記低下は通常1.7V〜1.8Vにもなる。
【0007】バッテリ40が通常の使用状態にある場
合、すなわちバッテリ40の出力電圧が出力端子53か
ら出力される電圧よりも十分高い状態にある場合には、
前記低下はなんら問題とならない。しかし、バッテリ4
0からの出力電圧が低下して出力端子53から出力され
る電圧と大差ない状態となってくると問題を生じる。例
えば、バッテリ40の出力電圧が6V程度となっても出
力端子53から出力される電圧を所定値の5Vに維持し
ておきたい場合がある。このような場合、多入力電源回
路60では出力を前記所定値に維持することができず問
題となってくる。
合、すなわちバッテリ40の出力電圧が出力端子53か
ら出力される電圧よりも十分高い状態にある場合には、
前記低下はなんら問題とならない。しかし、バッテリ4
0からの出力電圧が低下して出力端子53から出力され
る電圧と大差ない状態となってくると問題を生じる。例
えば、バッテリ40の出力電圧が6V程度となっても出
力端子53から出力される電圧を所定値の5Vに維持し
ておきたい場合がある。このような場合、多入力電源回
路60では出力を前記所定値に維持することができず問
題となってくる。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、入出力間の電圧降下を小さくすることができ、かつ
電流の回り込み等による入力間の干渉を防止することが
できる多入力電源回路を提供することを目的としてい
る。
り、入出力間の電圧降下を小さくすることができ、かつ
電流の回り込み等による入力間の干渉を防止することが
できる多入力電源回路を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る多入力電源回路(1)は、
出力電圧の一部を取り出して該出力電圧の変動を検出す
る検出部と、該検出部により検出された電圧値と基準電
圧値とを比較して両電圧間の差分に応じた電圧を制御信
号として出力する基準・比較部と、該基準・比較部から
出力される前記制御信号を増幅する増幅部と、該増幅部
からの出力に基づいて出力電圧が一定となるように制御
する制御部とからなる負帰還型定電圧回路を備えた多入
力電源回路において、第1の入力端子、第2の入力端子
および出力端子を備え、前記制御部が第1のトランジス
タと第2のトランジスタと発振防止用ダイオ−ドとで構
成され、前記第1の入力端子が第1のトランジスタの入
力側に接続され、前記第2の入力端子が前記第2のトラ
ンジスタの入力側に接続され、第1のトランジスタの出
力側と前記第2のトランジスタの出力側は共に前記出力
端子に接続され、前記第1のトランジスタのべ−スが前
記発振防止用ダイオ−ドのアノ−ド側に接続され、前記
発振防止用ダイオ−ドのカソ−ド側が前記第2のトラン
ジスタのベ−スに接続されていることを特徴としてい
る。
達成するために本発明に係る多入力電源回路(1)は、
出力電圧の一部を取り出して該出力電圧の変動を検出す
る検出部と、該検出部により検出された電圧値と基準電
圧値とを比較して両電圧間の差分に応じた電圧を制御信
号として出力する基準・比較部と、該基準・比較部から
出力される前記制御信号を増幅する増幅部と、該増幅部
からの出力に基づいて出力電圧が一定となるように制御
する制御部とからなる負帰還型定電圧回路を備えた多入
力電源回路において、第1の入力端子、第2の入力端子
および出力端子を備え、前記制御部が第1のトランジス
タと第2のトランジスタと発振防止用ダイオ−ドとで構
成され、前記第1の入力端子が第1のトランジスタの入
力側に接続され、前記第2の入力端子が前記第2のトラ
ンジスタの入力側に接続され、第1のトランジスタの出
力側と前記第2のトランジスタの出力側は共に前記出力
端子に接続され、前記第1のトランジスタのべ−スが前
記発振防止用ダイオ−ドのアノ−ド側に接続され、前記
発振防止用ダイオ−ドのカソ−ド側が前記第2のトラン
ジスタのベ−スに接続されていることを特徴としてい
る。
【0010】上記構成に係る多入力電源回路(1)にあ
っては、前記第1の入力端子から供給される電源は前記
第1のトランジスタを介するのみで前記出力端子から出
力され、同様に前記第2の入力端子から供給される電源
は前記第2のトランジスタを介するのみで前記出力端子
から出力される。これにより、前記第1の入力端子ある
いは前記第2の入力端子と前記出力端子との間の電圧降
下は、前記第1のトランジスタあるいは前記第2のトラ
ンジスタのエミッタ・コレクタ間の飽和電圧分のみとな
る。前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジ
スタとしてPNP型のトランジスタを用いると、PNP
型のトランジスタの前記飽和電圧は0.4V〜0.5V
程度であるので、前記電圧降下は0.4V〜0.5V程
度で済む。この値は図3に示した従来の多入力電源回路
60における第1の入力端子51あるいは第2の入力端
子52と出力端子53との間の電圧降下値である1.4
V〜1.5Vに比べてかなり小さい。つまり、上記構成
に係る多入力電源回路(1)によれば、従来の多入力電
源回路に比べて入出力間の電圧降下を大幅に小さくする
ことが可能である。
っては、前記第1の入力端子から供給される電源は前記
第1のトランジスタを介するのみで前記出力端子から出
力され、同様に前記第2の入力端子から供給される電源
は前記第2のトランジスタを介するのみで前記出力端子
から出力される。これにより、前記第1の入力端子ある
いは前記第2の入力端子と前記出力端子との間の電圧降
下は、前記第1のトランジスタあるいは前記第2のトラ
ンジスタのエミッタ・コレクタ間の飽和電圧分のみとな
る。前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジ
スタとしてPNP型のトランジスタを用いると、PNP
型のトランジスタの前記飽和電圧は0.4V〜0.5V
程度であるので、前記電圧降下は0.4V〜0.5V程
度で済む。この値は図3に示した従来の多入力電源回路
60における第1の入力端子51あるいは第2の入力端
子52と出力端子53との間の電圧降下値である1.4
V〜1.5Vに比べてかなり小さい。つまり、上記構成
に係る多入力電源回路(1)によれば、従来の多入力電
源回路に比べて入出力間の電圧降下を大幅に小さくする
ことが可能である。
【0011】以上詳述したように本発明に係る多入力電
源回路(1)にあっては、入力間の干渉を防止すること
ができると共に、従来の多入力電源回路に比べて入出力
間の電圧降下を大幅に小さくすることができる。
源回路(1)にあっては、入力間の干渉を防止すること
ができると共に、従来の多入力電源回路に比べて入出力
間の電圧降下を大幅に小さくすることができる。
【0012】また本発明に係る多入力電源回路(2)
は、上記多入力電源回路(1)において、前記第1の入
力端子と前記第1のトランジスタの入力側との間に第1
のカレントミラ−回路が介装され、該第1のカレントミ
ラ−回路と接地間には前記第1のカレントミラ−回路を
構成するトランジスタとは逆極性のトランジスタで構成
された第2のカレントミラ−回路が介装され、前記第1
のトランジスタの入力側と前記第2のカレントミラ−回
路を構成する一方のトランジスタの入力側との間には前
記第1のトランジスタのオン検出用の抵抗及びトランジ
スタがこの順番で介装され、該オン検出用のトランジス
タのベ−スが前記発振防止用ダイオ−ドのカソ−ド側に
接続され、前記第1のカレントミラ−回路を構成する一
方のトランジスタの出力側が前記発振防止用ダイオ−ド
のアノ−ド側に接続され、前記発振防止用ダイオ−ドの
両端には該発振防止用ダイオ−ドとは極性を逆にしたダ
イオ−ドが並列に接続され、前記第2のトランジスタの
入力側とベ−スとの間に抵抗が介装されていることを特
徴としている。
は、上記多入力電源回路(1)において、前記第1の入
力端子と前記第1のトランジスタの入力側との間に第1
のカレントミラ−回路が介装され、該第1のカレントミ
ラ−回路と接地間には前記第1のカレントミラ−回路を
構成するトランジスタとは逆極性のトランジスタで構成
された第2のカレントミラ−回路が介装され、前記第1
のトランジスタの入力側と前記第2のカレントミラ−回
路を構成する一方のトランジスタの入力側との間には前
記第1のトランジスタのオン検出用の抵抗及びトランジ
スタがこの順番で介装され、該オン検出用のトランジス
タのベ−スが前記発振防止用ダイオ−ドのカソ−ド側に
接続され、前記第1のカレントミラ−回路を構成する一
方のトランジスタの出力側が前記発振防止用ダイオ−ド
のアノ−ド側に接続され、前記発振防止用ダイオ−ドの
両端には該発振防止用ダイオ−ドとは極性を逆にしたダ
イオ−ドが並列に接続され、前記第2のトランジスタの
入力側とベ−スとの間に抵抗が介装されていることを特
徴としている。
【0013】また、上記構成に係る多入力電源回路
(1)にあっては、前記制御部を構成する前記第1のト
ランジスタと前記第2のトランジスタとの間に発振防止
用ダイオ−ドが介装されているので、前記第1の入力端
子と前記第2の入力端子との両方から電源が供給された
場合、前記発振防止用ダイオ−ドにより前記制御部にお
ける発振が防止されると共に、入力電源の選択が行われ
る。
(1)にあっては、前記制御部を構成する前記第1のト
ランジスタと前記第2のトランジスタとの間に発振防止
用ダイオ−ドが介装されているので、前記第1の入力端
子と前記第2の入力端子との両方から電源が供給された
場合、前記発振防止用ダイオ−ドにより前記制御部にお
ける発振が防止されると共に、入力電源の選択が行われ
る。
【0014】ところで、通常、電源回路では微小電流時
における動作の安定化を図る目的で制御部を構成するト
ランジスタがベ−スのリ−ク電流で誤動作しないように
リ−クカットを行う措置が取られている。具体的には、
前記トランジスタのエミッタ・ベ−ス間にリ−クカット
用の抵抗が介装される。しかし、このリ−クカット措置
を上記構成に係る多入力電源回路(1)に適用すると、
以下の不具合が生ずる。
における動作の安定化を図る目的で制御部を構成するト
ランジスタがベ−スのリ−ク電流で誤動作しないように
リ−クカットを行う措置が取られている。具体的には、
前記トランジスタのエミッタ・ベ−ス間にリ−クカット
用の抵抗が介装される。しかし、このリ−クカット措置
を上記構成に係る多入力電源回路(1)に適用すると、
以下の不具合が生ずる。
【0015】入出力間の電圧降下を可能な限り小さくす
るために前記制御部を構成する前記第1のトランジスタ
および前記第2のトランジスタとしてPNP型のトラン
ジスタが用いられる場合、前記各トランジスタのコレク
タが出力端子に接続される。その場合に前記各トランジ
スタのエミッタ・ベ−ス間にリ−クカット用の抵抗が接
続されると、該抵抗を通じて出力側から入力側に電流が
流れるという不具合が生じ、それと同時に前記各トラン
ジスタが逆トランジスタ動作をしてしまうという不具合
が生じる。
るために前記制御部を構成する前記第1のトランジスタ
および前記第2のトランジスタとしてPNP型のトラン
ジスタが用いられる場合、前記各トランジスタのコレク
タが出力端子に接続される。その場合に前記各トランジ
スタのエミッタ・ベ−ス間にリ−クカット用の抵抗が接
続されると、該抵抗を通じて出力側から入力側に電流が
流れるという不具合が生じ、それと同時に前記各トラン
ジスタが逆トランジスタ動作をしてしまうという不具合
が生じる。
【0016】例えば、前記第1の入力端子からの電源の
供給はオフされた状態にあり、前記第2の入力端子から
のみ電源が供給されている場合、前記第2のトランジス
タがオンして該トランジスタのコレクタから所定の出力
電圧が出力される。ところで、前記第1のトランジスタ
のコレクタと前記第2のトランジスタのコレクタとは共
に前記出力端子に接続されているので、前記所定の出力
電圧が前記第1のトランジスタのコレクタにも印加され
る。これにより、PNP型である前記第1のトランジス
タのコレクタ・ベ−ス間が順方向にバイアスされ、該コ
レクタ・ベ−ス間に電流が流れる。該電流は前記リ−ク
カット用の抵抗を介して前記第1の入力端子に逆流す
る。また、前記コレクタ・ベ−ス間に電流が流れること
によって前記第1のトランジスタのコレクタからエミッ
タに電流が流れて前記第1のトランジスタが逆トランジ
スタ動作をしてしまい、多入力電源回路の出力側から入
力側に電流が流れてしまうという不具合が生じる。
供給はオフされた状態にあり、前記第2の入力端子から
のみ電源が供給されている場合、前記第2のトランジス
タがオンして該トランジスタのコレクタから所定の出力
電圧が出力される。ところで、前記第1のトランジスタ
のコレクタと前記第2のトランジスタのコレクタとは共
に前記出力端子に接続されているので、前記所定の出力
電圧が前記第1のトランジスタのコレクタにも印加され
る。これにより、PNP型である前記第1のトランジス
タのコレクタ・ベ−ス間が順方向にバイアスされ、該コ
レクタ・ベ−ス間に電流が流れる。該電流は前記リ−ク
カット用の抵抗を介して前記第1の入力端子に逆流す
る。また、前記コレクタ・ベ−ス間に電流が流れること
によって前記第1のトランジスタのコレクタからエミッ
タに電流が流れて前記第1のトランジスタが逆トランジ
スタ動作をしてしまい、多入力電源回路の出力側から入
力側に電流が流れてしまうという不具合が生じる。
【0017】上記構成に係る多入力電源回路(2)にあ
っては、上記不具合を解消することができるリ−クカッ
ト回路が構成される。該リ−クカット回路は以下のよう
に動作する。前記第1の入力端子からの電源の供給はオ
フされ、前記第2の入力端子からのみ電源が供給されて
いる場合、第1のトランジスタのベ−スの電位は、第2
の入力端子の電位から第2のトランジスタのエミッタ・
ベ−ス間の電圧と前記発振防止用ダイオ−ドとは極性を
逆にしたダイオ−ドの順方向電圧とを引いた電位に設定
される。前記第1の入力端子及び前記第2の入力端子に
供給される電源が前記多入力電源回路の出力電圧よりも
十分高い状態にあれば、前記第1のトランジスタのベ−
スの電位は前記出力電圧(第1のトランジスタにおける
コレクタの電位)よりも必ず大きくなる。したがって、
前記第1のトランジスタが逆トランジスタ動作をするこ
とはない。
っては、上記不具合を解消することができるリ−クカッ
ト回路が構成される。該リ−クカット回路は以下のよう
に動作する。前記第1の入力端子からの電源の供給はオ
フされ、前記第2の入力端子からのみ電源が供給されて
いる場合、第1のトランジスタのベ−スの電位は、第2
の入力端子の電位から第2のトランジスタのエミッタ・
ベ−ス間の電圧と前記発振防止用ダイオ−ドとは極性を
逆にしたダイオ−ドの順方向電圧とを引いた電位に設定
される。前記第1の入力端子及び前記第2の入力端子に
供給される電源が前記多入力電源回路の出力電圧よりも
十分高い状態にあれば、前記第1のトランジスタのベ−
スの電位は前記出力電圧(第1のトランジスタにおける
コレクタの電位)よりも必ず大きくなる。したがって、
前記第1のトランジスタが逆トランジスタ動作をするこ
とはない。
【0018】また、リ−クカットは次のようにして行わ
れる。前記第1の入力端子から電源が供給されて前記第
1のトランジスタがオンしていると、前記第1のトラン
ジスタのエミッタと前記発振防止用ダイオ−ドのカソ−
ド側との電位差は、前記オン検出用抵抗の両端に係る電
圧と前記オン検出用トランジスタのエミッタ・ベ−ス間
の電圧とを加えた大きさに等しくなる。このことから分
かるように、前記オン検出用抵抗の両端にはトランジス
タのエミッタ・ベ−ス間の電圧に等しい電圧が印加され
ている。該電圧と前記オン検出用の抵抗とで決定される
電流は、前記オン検出用のトランジスタ、前記第2のカ
レントミラ−回路及び前記第1のカレントミラ−回路を
介して前記増幅部に流入する。したがって、該増幅部を
流れるリ−ク電流は前記オン検出用抵抗を流れる電流と
前記第1のトランジスタのベ−ス電流とを加えた大きさ
となり、前記オン検出用の抵抗の抵抗値を適正に設定し
ておけば前記リ−ク電流のほとんどを前記オン検出用抵
抗を介して流すことができる。これにより、前記第1の
トランジスタの前記リ−ク電流による誤動作を防止する
ことが可能になる。
れる。前記第1の入力端子から電源が供給されて前記第
1のトランジスタがオンしていると、前記第1のトラン
ジスタのエミッタと前記発振防止用ダイオ−ドのカソ−
ド側との電位差は、前記オン検出用抵抗の両端に係る電
圧と前記オン検出用トランジスタのエミッタ・ベ−ス間
の電圧とを加えた大きさに等しくなる。このことから分
かるように、前記オン検出用抵抗の両端にはトランジス
タのエミッタ・ベ−ス間の電圧に等しい電圧が印加され
ている。該電圧と前記オン検出用の抵抗とで決定される
電流は、前記オン検出用のトランジスタ、前記第2のカ
レントミラ−回路及び前記第1のカレントミラ−回路を
介して前記増幅部に流入する。したがって、該増幅部を
流れるリ−ク電流は前記オン検出用抵抗を流れる電流と
前記第1のトランジスタのベ−ス電流とを加えた大きさ
となり、前記オン検出用の抵抗の抵抗値を適正に設定し
ておけば前記リ−ク電流のほとんどを前記オン検出用抵
抗を介して流すことができる。これにより、前記第1の
トランジスタの前記リ−ク電流による誤動作を防止する
ことが可能になる。
【0019】本発明に係る多入力電源回路(2)にあっ
ては、入力間の干渉を防止することができ、入出力間の
電圧降下を大幅に小さくすることができると共に、前記
制御部を構成する前記第1のトランジスタおよび前記第
2のトランジスタに逆トランジスタ化現象を生じさせず
にリ−クカット回路を構成することができる。
ては、入力間の干渉を防止することができ、入出力間の
電圧降下を大幅に小さくすることができると共に、前記
制御部を構成する前記第1のトランジスタおよび前記第
2のトランジスタに逆トランジスタ化現象を生じさせず
にリ−クカット回路を構成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多入力電源回
路の実施の形態を図面に基づいて説明する。
路の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】図1は実施の形態1に係る多入力電源回路
10とその周辺を概略的に示した回路構成図である。多
入力電源回路10は一例として車載用の多入力電源回路
を示したものであり、「課題を解決するための手段」の
ところで示した多入力電源回路(1)を具体的に示した
ものである。
10とその周辺を概略的に示した回路構成図である。多
入力電源回路10は一例として車載用の多入力電源回路
を示したものであり、「課題を解決するための手段」の
ところで示した多入力電源回路(1)を具体的に示した
ものである。
【0022】図1において51は第1の入力端子、52
は第2の入力端子、11は制御部を示しており、制御部
11はPNP型のブ−ストトランジスタQ1 、PNP型
のブ−ストトランジスタQ2 および発振防止用ダイオ−
ドD1 等を含んで構成されている。第1の入力端子51
は第1のブ−ストトランジスタQ1 のエミッタに接続さ
れ、第2の入力端子52は第2のブ−ストトランジスタ
Q2 のエミッタに接続されている。第1のブ−ストトラ
ンジスタQ1 のベ−スは発振防止用ダイオ−ドD1 のア
ノ−ド側に接続され、発振防止用ダイオ−ドD1 のカソ
−ド側は第2のブ−ストトランジスタQ2 のベ−スに接
続され、第2のブ−ストトランジスタQ2 のベ−スは増
幅部72を構成するトランジスタQ3 のコレクタに接続
されている。また、第1のブ−ストトランジスタQ1 お
よび第2のブ−ストトランジスタQ2 のコレクタは共に
出力端子53に接続されている。多入力電源回路10の
上記以外の構成は図3に示した多入力電源回路60の構
成と同じである。
は第2の入力端子、11は制御部を示しており、制御部
11はPNP型のブ−ストトランジスタQ1 、PNP型
のブ−ストトランジスタQ2 および発振防止用ダイオ−
ドD1 等を含んで構成されている。第1の入力端子51
は第1のブ−ストトランジスタQ1 のエミッタに接続さ
れ、第2の入力端子52は第2のブ−ストトランジスタ
Q2 のエミッタに接続されている。第1のブ−ストトラ
ンジスタQ1 のベ−スは発振防止用ダイオ−ドD1 のア
ノ−ド側に接続され、発振防止用ダイオ−ドD1 のカソ
−ド側は第2のブ−ストトランジスタQ2 のベ−スに接
続され、第2のブ−ストトランジスタQ2 のベ−スは増
幅部72を構成するトランジスタQ3 のコレクタに接続
されている。また、第1のブ−ストトランジスタQ1 お
よび第2のブ−ストトランジスタQ2 のコレクタは共に
出力端子53に接続されている。多入力電源回路10の
上記以外の構成は図3に示した多入力電源回路60の構
成と同じである。
【0023】上記の如く構成された多入力電源回路10
は以下のように動作する。 (1)Accスイッチ42オン、Igスイッチ41オフ
の場合 図3に示した従来の多入力電源回路60と同様の動作が
行われる。 (2)Accスイッチ42オフ、Igスイッチ41オン
の場合 制御部11を構成する第1のトランジスタQ1 のベ−ス
電位が発振防止用ダイオ−ドD1 の順方向電圧分レベル
シフトされて制御される。その他の点は、図3に示した
従来の多入力電源回路60と同様の動作が行われる。
は以下のように動作する。 (1)Accスイッチ42オン、Igスイッチ41オフ
の場合 図3に示した従来の多入力電源回路60と同様の動作が
行われる。 (2)Accスイッチ42オフ、Igスイッチ41オン
の場合 制御部11を構成する第1のトランジスタQ1 のベ−ス
電位が発振防止用ダイオ−ドD1 の順方向電圧分レベル
シフトされて制御される。その他の点は、図3に示した
従来の多入力電源回路60と同様の動作が行われる。
【0024】(3)Accスイッチ42オン、Igスイ
ッチ41オンの場合 第1のブ−ストトランジスタのベ−スとオペアンプ63
の出力端子63cとの電位差は、トランジスタQ3 のエ
ミッタ・ベ−ス間の電圧VEB(Q3)と発振防止用ダイオ−
ドD1 の順方向電圧VD1を加えた大きさになる。一方、
第2のブ−ストトランジスタQ2 のベ−スとオペアンプ
63の出力端子63cとの電位差は、トランジスタQ3
のエミッタ・ベ−ス間の電圧VEB(Q3)の大きさになる。
したがって、Accスイッチ42とIgスイッチ41と
が共にオンされている場合、前記電位差の小さい方が選
択され、バッテリ40の電源はAccスイッチ42を介
し第2の入力端子52から供給される。このことはAc
cスイッチ42およびIgスイッチ41が共にオンされ
た場合、発振防止用ダイオ−ドD1 により入力電源の選
択(2入力間における優先順位の決定)が行われ、制御
部11における発振が防止されることを意味している。
ッチ41オンの場合 第1のブ−ストトランジスタのベ−スとオペアンプ63
の出力端子63cとの電位差は、トランジスタQ3 のエ
ミッタ・ベ−ス間の電圧VEB(Q3)と発振防止用ダイオ−
ドD1 の順方向電圧VD1を加えた大きさになる。一方、
第2のブ−ストトランジスタQ2 のベ−スとオペアンプ
63の出力端子63cとの電位差は、トランジスタQ3
のエミッタ・ベ−ス間の電圧VEB(Q3)の大きさになる。
したがって、Accスイッチ42とIgスイッチ41と
が共にオンされている場合、前記電位差の小さい方が選
択され、バッテリ40の電源はAccスイッチ42を介
し第2の入力端子52から供給される。このことはAc
cスイッチ42およびIgスイッチ41が共にオンされ
た場合、発振防止用ダイオ−ドD1 により入力電源の選
択(2入力間における優先順位の決定)が行われ、制御
部11における発振が防止されることを意味している。
【0025】以上説明したように実施の形態1に係る多
入力電源回路10にあっては、第1の入力端子51およ
び第2の入力端子52と出力端子53との間をそれぞれ
第1のブ−ストトランジスタQ1、第2のブ−ストトラン
ジスタQ2 のみで済ますことができる。これにより、入
出力間の電圧降下を第1のブ−ストトランジスタQ1あ
るいは第2のブ−ストトランジスタQ2 のエミッタ・コ
レクタ間の飽和電圧のみとすることができ、従来の多入
力電源回路60に比べて入出力間の電圧降下を大幅に小
さくすることができる。第1のブ−ストトランジスタQ
1 および第2のブ−ストトランジスタQ2 としてPNP
型のトランジスタを用いると、従来の多入力電源回路6
0の場合、前記電圧降下は1.4V〜1.5Vにもなる
が、実施の形態1に係る多入力電源回路10の場合、前
記電圧降下を0.4V〜0.5V程度に抑えることがで
きる。
入力電源回路10にあっては、第1の入力端子51およ
び第2の入力端子52と出力端子53との間をそれぞれ
第1のブ−ストトランジスタQ1、第2のブ−ストトラン
ジスタQ2 のみで済ますことができる。これにより、入
出力間の電圧降下を第1のブ−ストトランジスタQ1あ
るいは第2のブ−ストトランジスタQ2 のエミッタ・コ
レクタ間の飽和電圧のみとすることができ、従来の多入
力電源回路60に比べて入出力間の電圧降下を大幅に小
さくすることができる。第1のブ−ストトランジスタQ
1 および第2のブ−ストトランジスタQ2 としてPNP
型のトランジスタを用いると、従来の多入力電源回路6
0の場合、前記電圧降下は1.4V〜1.5Vにもなる
が、実施の形態1に係る多入力電源回路10の場合、前
記電圧降下を0.4V〜0.5V程度に抑えることがで
きる。
【0026】また、実施の形態1に係る多入力電源回路
10にあっては、第1のブ−ストトランジスタQ1 のベ
−スと第2のブ−ストトランジスタQ2 のベ−スとの間
に発振防止用ダイオ−ドD1 が介装されているので、I
gスイッチ41とAccスイッチ42とが共にオンされ
た場合にAccスイッチ42からの電源の供給が優先さ
れるように入力電源の選択をすることができる。これに
より、制御部11における発振を防止することができ
る。
10にあっては、第1のブ−ストトランジスタQ1 のベ
−スと第2のブ−ストトランジスタQ2 のベ−スとの間
に発振防止用ダイオ−ドD1 が介装されているので、I
gスイッチ41とAccスイッチ42とが共にオンされ
た場合にAccスイッチ42からの電源の供給が優先さ
れるように入力電源の選択をすることができる。これに
より、制御部11における発振を防止することができ
る。
【0027】次に、図2に基づいて実施の形態2に係る
多入力電源回路20を説明する。多入力電源回路20は
多入力電源回路10にリ−クカット回路30が付加され
た構成となっており、「課題を解決するための手段」の
ところで説明した多入力電源回路(2)を具体的に示し
たものである。
多入力電源回路20を説明する。多入力電源回路20は
多入力電源回路10にリ−クカット回路30が付加され
た構成となっており、「課題を解決するための手段」の
ところで説明した多入力電源回路(2)を具体的に示し
たものである。
【0028】図2において81は制御部を示しており、
制御部81は第1のカレントミラ−回路21、第2のカ
レントミラ−回路22、第2のブ−ストトランジスタQ
2 のエミッタ・ベ−ス間に介装された抵抗RB 、オン検
出用抵抗RA 、オン検出用トランジスタQE 等で構成さ
れるリ−クカット回路30と第1のブ−ストトランジス
タQ1 、第2のブ−ストトランジスタQ2 、発振防止用
ダイオ−ドD1 及びダイオ−ドD2 等を含んで構成され
ている。第1のカレントミラ−回路21はPNP型のト
ランジスタQA およびPNP型のトランジスタQB とで
構成され、第2のカレントミラ−回路22はNPN型の
トランジスタQC およびNPN型のトランジスタQD と
で構成されている。
制御部81は第1のカレントミラ−回路21、第2のカ
レントミラ−回路22、第2のブ−ストトランジスタQ
2 のエミッタ・ベ−ス間に介装された抵抗RB 、オン検
出用抵抗RA 、オン検出用トランジスタQE 等で構成さ
れるリ−クカット回路30と第1のブ−ストトランジス
タQ1 、第2のブ−ストトランジスタQ2 、発振防止用
ダイオ−ドD1 及びダイオ−ドD2 等を含んで構成され
ている。第1のカレントミラ−回路21はPNP型のト
ランジスタQA およびPNP型のトランジスタQB とで
構成され、第2のカレントミラ−回路22はNPN型の
トランジスタQC およびNPN型のトランジスタQD と
で構成されている。
【0029】第1のカレントミラ−回路において、トラ
ンジスタQA のエミッタはブ−ストトランジスタQ1 の
エミッタに接続され、トランジスタQA のコレクタは第
2のカレントミラ−回路を構成するトランジスタQC の
コレクタに接続され、トランジスタQA のベ−スはトラ
ンジスタQA のコレクタに接続されると共にトランジス
タQB のベ−スに接続されている。トランジスタQB の
エミッタはブ−ストトランジスタQ1 のエミッタに接続
され、トランジスタQB のコレクタはブ−ストトランジ
スタQ1 のベ−ス(発振防止用ダイオ−ドD1 のアノ−
ド側)に接続されている。
ンジスタQA のエミッタはブ−ストトランジスタQ1 の
エミッタに接続され、トランジスタQA のコレクタは第
2のカレントミラ−回路を構成するトランジスタQC の
コレクタに接続され、トランジスタQA のベ−スはトラ
ンジスタQA のコレクタに接続されると共にトランジス
タQB のベ−スに接続されている。トランジスタQB の
エミッタはブ−ストトランジスタQ1 のエミッタに接続
され、トランジスタQB のコレクタはブ−ストトランジ
スタQ1 のベ−ス(発振防止用ダイオ−ドD1 のアノ−
ド側)に接続されている。
【0030】第2のカレントミラ−回路において、トラ
ンジスタQC のエミッタは接地され、ベ−スはトランジ
スタQD のベ−スに接続されている。トランジスタQD
のエミッタは接地され、コレクタはベ−スに接続される
と共にブ−ストトランジスタQ1 のオン検出用PNP型
トランジスタQE のコレクタに接続されている。
ンジスタQC のエミッタは接地され、ベ−スはトランジ
スタQD のベ−スに接続されている。トランジスタQD
のエミッタは接地され、コレクタはベ−スに接続される
と共にブ−ストトランジスタQ1 のオン検出用PNP型
トランジスタQE のコレクタに接続されている。
【0031】トランジスタQE のべ−スはブ−ストトラ
ンジスタQ2 のベ−ス(発振防止用ダイオ−ドD1 のカ
ソ−ド側)に接続され、トランジスタQE のエミッタは
抵抗RA を介してブ−ストトランジスタQ1 のエミッタ
に接続されている。また、発振防止用ダイオ−ドD1 の
両端には逆極性のダイオ−ドD2 が接続されており、ブ
−ストトランジスタQ2 のエミッタ・コレクタ間にはリ
−クカット用の抵抗RB が接続されている。上記以外の
構成は実施の形態1に係る多入力電源回路10と同じで
ある。
ンジスタQ2 のベ−ス(発振防止用ダイオ−ドD1 のカ
ソ−ド側)に接続され、トランジスタQE のエミッタは
抵抗RA を介してブ−ストトランジスタQ1 のエミッタ
に接続されている。また、発振防止用ダイオ−ドD1 の
両端には逆極性のダイオ−ドD2 が接続されており、ブ
−ストトランジスタQ2 のエミッタ・コレクタ間にはリ
−クカット用の抵抗RB が接続されている。上記以外の
構成は実施の形態1に係る多入力電源回路10と同じで
ある。
【0032】上記の如く構成された多入力電源回路20
におけるリ−クカット回路30は以下のように動作す
る。ブ−ストトランジスタQ1 のリ−ク電流が問題にな
るのはブ−ストトランジスタQ1 が動作している時であ
るから、多入力電源回路20の場合、リ−クカット回路
30はブ−ストトランジスタQ1 の動作時にのみ機能す
る。また、ブ−ストトランジスタQ1 がオフしている時
にはブ−ストトランジスタQ1 の逆トランジスタ動作が
防止される。
におけるリ−クカット回路30は以下のように動作す
る。ブ−ストトランジスタQ1 のリ−ク電流が問題にな
るのはブ−ストトランジスタQ1 が動作している時であ
るから、多入力電源回路20の場合、リ−クカット回路
30はブ−ストトランジスタQ1 の動作時にのみ機能す
る。また、ブ−ストトランジスタQ1 がオフしている時
にはブ−ストトランジスタQ1 の逆トランジスタ動作が
防止される。
【0033】1)第1のブ−ストトランジスタQ1 がオ
ンされている場合(Igスイッチ41がオンされている
場合) トランジスタQE のベ−ス電圧は、バッテリ40から第
1の入力端子に印加されるIg電圧からブ−ストトラン
ジスタQ1 のエミッタ・ベ−ス間の電圧VEB(Q1)と発振
防止用ダイオ−ドD1 の順方向電圧VD1とを差し引いた
大きさになる。前記VEB(Q1)と前記VD1とはほぼ等しい
ので、抵抗RA にはダイオ−ド1個分の順方向電圧VEB
が印加されることになり、トランジスタQE のエミッタ
・コレクタ間にVEB/RA の電流が流れる。該電流は第
2のカレントミラ−回路22および第1のカレントミラ
−回路21を経由してトランジスタQB のコレクタから
ブ−ストトランジスタQ1 のベ−スに供給される。これ
により増幅部72を構成するトランジスタQ3 を流れる
エミッタ電流は(VEB/RA +第1のブ−ストトランジ
スタQ1 のベ−ス電流)となる。
ンされている場合(Igスイッチ41がオンされている
場合) トランジスタQE のベ−ス電圧は、バッテリ40から第
1の入力端子に印加されるIg電圧からブ−ストトラン
ジスタQ1 のエミッタ・ベ−ス間の電圧VEB(Q1)と発振
防止用ダイオ−ドD1 の順方向電圧VD1とを差し引いた
大きさになる。前記VEB(Q1)と前記VD1とはほぼ等しい
ので、抵抗RA にはダイオ−ド1個分の順方向電圧VEB
が印加されることになり、トランジスタQE のエミッタ
・コレクタ間にVEB/RA の電流が流れる。該電流は第
2のカレントミラ−回路22および第1のカレントミラ
−回路21を経由してトランジスタQB のコレクタから
ブ−ストトランジスタQ1 のベ−スに供給される。これ
により増幅部72を構成するトランジスタQ3 を流れる
エミッタ電流は(VEB/RA +第1のブ−ストトランジ
スタQ1 のベ−ス電流)となる。
【0034】このことから分かるように負荷が軽い場合
等、出力電流が微小な時にトランジスタQ3 にリ−ク電
流が流れても、該リ−ク電流はVEB/RA とブ−ストト
ランジスタQ1 のベ−ス電流との和になるので、前記リ
−ク電流のほとんどは抵抗RA を通って流れる。リ−ク
電流>VEB/RA となるように抵抗RA の大きさを設定
しておけば、前記リ−ク電流による第1のブ−ストトラ
ンジスタQ1 の誤動作を防止することができる。
等、出力電流が微小な時にトランジスタQ3 にリ−ク電
流が流れても、該リ−ク電流はVEB/RA とブ−ストト
ランジスタQ1 のベ−ス電流との和になるので、前記リ
−ク電流のほとんどは抵抗RA を通って流れる。リ−ク
電流>VEB/RA となるように抵抗RA の大きさを設定
しておけば、前記リ−ク電流による第1のブ−ストトラ
ンジスタQ1 の誤動作を防止することができる。
【0035】2)第1のブ−ストトランジスタQ1 がオ
フしている場合(Igスイッチ41がオフされ、Acc
スイッチ42がオンされている場合) 第1のブ−ストトランジスタQ1 のベ−ス電圧は、バッ
テリ40から第2の入力端子52に印加されるAcc電
圧から第2のブ−ストトランジスタQ2 のエミッタ・ベ
−ス間の電圧VEB(Q2)とダイオ−ドD2 の順方向電圧を
差し引いた大きさになる。つまり第1のブ−ストトラン
ジスタQ1 のベ−ス電圧は、(ACC電圧−2VEB)の
大きさに設定される。バッテリ40が正常な状態にあれ
ば、(ACC電圧−2VEB)は必ず第2のブ−ストトラ
ンジスタQ2 のコレクタから出力される電圧よりも大き
い。したがって、第1のブ−ストトランジスタQ1 の逆
トランジスタ化は生じない。また、Igスイッチ41が
オフされ、第1のカレントミラ−回路21および第2の
カレントミラ−回路22は共にオフしているので、第1
のブ−ストトランジスタQ1 のベ−スから電流の流出は
ない。なお上記2)の場合において、第2のブ−ストト
ランジスタQ2 におけるリ−ク電流のカットはエミッタ
・コレクタ間に接続された抵抗RB により行われる。
フしている場合(Igスイッチ41がオフされ、Acc
スイッチ42がオンされている場合) 第1のブ−ストトランジスタQ1 のベ−ス電圧は、バッ
テリ40から第2の入力端子52に印加されるAcc電
圧から第2のブ−ストトランジスタQ2 のエミッタ・ベ
−ス間の電圧VEB(Q2)とダイオ−ドD2 の順方向電圧を
差し引いた大きさになる。つまり第1のブ−ストトラン
ジスタQ1 のベ−ス電圧は、(ACC電圧−2VEB)の
大きさに設定される。バッテリ40が正常な状態にあれ
ば、(ACC電圧−2VEB)は必ず第2のブ−ストトラ
ンジスタQ2 のコレクタから出力される電圧よりも大き
い。したがって、第1のブ−ストトランジスタQ1 の逆
トランジスタ化は生じない。また、Igスイッチ41が
オフされ、第1のカレントミラ−回路21および第2の
カレントミラ−回路22は共にオフしているので、第1
のブ−ストトランジスタQ1 のベ−スから電流の流出は
ない。なお上記2)の場合において、第2のブ−ストト
ランジスタQ2 におけるリ−ク電流のカットはエミッタ
・コレクタ間に接続された抵抗RB により行われる。
【0036】以上説明したように実施の形態2に係る多
入力電源回路20にあっては、第1の入力端子51およ
び第2の入力端子52と出力端子53との間の電圧降下
を小さくすることができると共に、逆トランジスタ化現
象を生じさせることなく第1のブ−ストトランジスタQ
1 および第2のブ−ストトランジスタQ2 のリ−クカッ
ト機能を実現することができる。
入力電源回路20にあっては、第1の入力端子51およ
び第2の入力端子52と出力端子53との間の電圧降下
を小さくすることができると共に、逆トランジスタ化現
象を生じさせることなく第1のブ−ストトランジスタQ
1 および第2のブ−ストトランジスタQ2 のリ−クカッ
ト機能を実現することができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る多入力電源回路と
その周辺を概略的に示した回路構成図である。
その周辺を概略的に示した回路構成図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る多入力電源回路と
その周辺を概略的に示した回路構成図である。
その周辺を概略的に示した回路構成図である。
【図3】従来の多入力電源回路とその周辺を概略的に示
した回路構成図である。
した回路構成図である。
10、20 多入力電源回路 11、81 制御部 21 第1のカレントミラ−回路 22 第2のカレントミラ−回路 30 リ−クカット回路 51 第1の入力端子 52 第2の入力端子 53 出力端子 Q1 第1のブ−ストトランジスタ(第1のトランジス
タ) Q2 第2のブ−ストトランジスタ(第2のトランジス
タ) D1 発振防止用ダイオ−ド RA オン検出用抵抗 QE オン検出用トランジスタ
タ) Q2 第2のブ−ストトランジスタ(第2のトランジス
タ) D1 発振防止用ダイオ−ド RA オン検出用抵抗 QE オン検出用トランジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 出力電圧の一部を取り出して該出力電圧
の変動を検出する検出部と、該検出部により検出された
電圧値と基準電圧値とを比較して両電圧間の差分に応じ
た電圧を制御信号として出力する基準・比較部と、該基
準・比較部から出力される前記制御信号を増幅する増幅
部と、該増幅部からの出力に基づいて出力電圧が一定と
なるように制御する制御部とからなる負帰還型定電圧回
路を備えた多入力電源回路において、 第1の入力端子、第2の入力端子および出力端子を備
え、前記制御部が第1のトランジスタと第2のトランジ
スタと発振防止用ダイオ−ドとで構成され、前記第1の
入力端子が前記第1のトランジスタの入力側に接続さ
れ、前記第2の入力端子が前記第2のトランジスタの入
力側に接続され、前記第1のトランジスタの出力側と前
記第2のトランジスタの出力側とは共に前記出力端子に
接続され、前記第1のトランジスタのベ−スが前記発振
防止用ダイオ−ドのアノ−ド側に接続され、前記発振防
止用ダイオ−ドのカソ−ド側が前記第2のトランジスタ
のベ−スに接続されていることを特徴とする多入力電源
回路。 - 【請求項2】 前記第1の入力端子と前記第1のトラン
ジスタの入力側との間に第1のカレントミラ−回路が介
装され、該第1のカレントミラ−回路と接地間には前記
第1のカレントミラ−回路を構成するトランジスタとは
逆極性のトランジスタで構成された第2のカレントミラ
−回路が介装され、前記第1のトランジスタの入力側と
前記第2のカレントミラ−回路を構成する一方のトラン
ジスタの入力側との間には前記第1のトランジスタのオ
ン検出用の抵抗及びトランジスタがこの順番で介装さ
れ、該オン検出用トランジスタのベ−スが前記発振防止
用ダイオ−ドのカソ−ド側に接続され、前記第1のカレ
ントミラ−回路を構成する一方のトランジスタの出力側
が前記発振防止用ダイオ−ドのアノ−ド側に接続され、
前記発振防止用ダイオ−ドの両端には該発振防止用ダイ
オ−ドとは極性を逆にしたダイオ−ドが並列に接続さ
れ、前記第2のトランジスタの入力側とベ−スとの間に
抵抗が介装されていることを特徴とする請求項1記載の
多入力電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224416A JPH1049241A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 多入力電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224416A JPH1049241A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 多入力電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1049241A true JPH1049241A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16813441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8224416A Withdrawn JPH1049241A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 多入力電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1049241A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100529570B1 (ko) * | 1998-03-12 | 2006-02-01 | 삼성전자주식회사 | 전압 레귤레이션 및 가변회로 |
| JP2007034506A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Denso Corp | 電源回路 |
-
1996
- 1996-08-07 JP JP8224416A patent/JPH1049241A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100529570B1 (ko) * | 1998-03-12 | 2006-02-01 | 삼성전자주식회사 | 전압 레귤레이션 및 가변회로 |
| JP2007034506A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Denso Corp | 電源回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |