JPH10500657A - クルクミン、クルクミン類似体、およびそれらの新しい使用法 - Google Patents

クルクミン、クルクミン類似体、およびそれらの新しい使用法

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JPH10500657A JP7518587A JP51858795A JPH10500657A JP H10500657 A JPH10500657 A JP H10500657A JP 7518587 A JP7518587 A JP 7518587A JP 51858795 A JP51858795 A JP 51858795A JP H10500657 A JPH10500657 A JP H10500657A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は病態的細胞増殖性疾患を措置するための新しい方法を提供する。本発明によるこの新しい方法は、薬学的に有効な量のクルクミン、またはその類似体を動物に投与するステップを含む。本発明はまた、ホスホリラーゼ・キナーゼおよびチロシン・キナーゼの活性を抑制するための新しい方法と、薬学的に有効な量のフラボノイドを投与して、細胞増殖性疾患を処理するための新しい方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 クルクミン、クルクミン類似体、およびそれら の新しい使用法 発明の背景 発明の分野 本発明は基本的には細胞増殖性疾患に関するものである。より具体的には、本 発明はクルクミンおよびその類似体の新しい抗増殖効果に関係している。関連技術の説明 クルクミン(ジフェルロイルメタン)は食品香料ウコン(クルクマ・ロンガ) の主要活性成分である。動物においてこれまで知られているクルクミンの性質と しては、ベンゾ−アルファーピレンおよび7,12ヂメチルベンズ−アルファ−ア ントラセンによって誘発される腫瘍の開始およびフォルボル・エステルによって 誘発される腫瘍促進の両方を抑制することなどがある。加えて、クルクミンはイ ン・ビボで抗炎症作用を示す。クルクミンの薬学的な安全性は1日100mgまでの 摂取量については実証されている。 イン・ビトロで、クルクミンは中性親和性の活性を抑制し、血液単核白血球細 胞のミトゲンによって誘発される増殖を抑制し、混合リンパ球反応を示し、そし て円滑筋細胞の増殖を抑制する。クルクミンは、また反応性酸素種の強力なスカ ベンジャーであり、亜硝酸塩が誘発するメテモグロビンへの酸化から発生するヘ モグロビンを保護し、脂質類の過酸化を阻止する。こうした活性の一部は遊離基 によって引き起こされ るダメージからDNAを保護したり、肝細胞を種々の毒素から護ったりするクル クミンの能力と関連している可能性がある。加えて、フォルボル・エステルが誘 発する転写因子c−jun/AP−1がクルクミンによって抑制される。最近、クル クミンはタイプ1ヒト免疫不全長端反復指向遺伝子表現およびウィルス複製の抑 制において極めて効果的であることも示されている。 癌およびその他の細胞増殖性疾患に対する化学療法の分野では、安全で、毒性 がなく、経口で使用できる効果的な薬剤へのニーズや願望が存在している。本発 明は先行技術において長期間にわたって存在していた課題を解決するものである 。 発明の要約 本発明の1つの実施態様において、動物に対する、薬学的に効果のある量のク ルクミン、あるいはその類似体を投与するステップを含んだ病態的細胞増殖性疾 患を措置するための方法が提供される。 本発明の別の実施態様においては、薬学的に有効な量のクルクミンまたはその 類似体を動物に投与するステップを含んだホスホリラーゼ・キナーゼの活性を抑 制する方法が提供される。 本発明の別の実施態様においては、薬学的に有効な量のクルクミンまたはその 類似体を動物に投与するステップを含んだチロシン・キナーゼの活性を抑制する 方法が提供される。 本発明の別の実施態様においては、薬学的に有効な量のフ ラボノイドまたはその類似体を動物に投与するステップを含んだ、病態的細胞増 殖性疾患を措置する方法が提供される。 本発明のその他の、そしてさらなる側面、特徴、および利点は、開示のために 以下に示される本発明の現段階で好ましい実施態様の説明で明らかになるであろ う。 図面の簡単な説明 図1は、クルクミンおよび関連類似体の構造を示すものである。 図2は、ホルモン依存ヒト乳腺腫瘍細胞に対するクルクミンの容量応答曲線を 示している(図2A;MCF−7細胞)および(図2B;T−47D細胞)。5 ×103細胞を96−ウェルプレートに一昼夜37℃の温度で入れて、放置した。次に これらの細胞をいろいろな濃度のクルクミン(左側のパネル)で72時間、あるい は最終総量0.2mlとなるようにクルクミン(2.7uMまたは1ug/ml)を用い、時間 を変えて培養を行った。最後の6時間の間に、細胞を取り出す前にトリチウムを 含んだチミジンで刺激を与えた。すべての判定は三重テストで行われた。相対細 胞生存率は以下のように計算した:措置された細胞へのチミジン取り込みと未処 理細胞へのチミジン取り込みの比率×100。 図3は、ヒト乳腺腫瘍細胞,MCF−7の成長に対するクルクミンの経時的な 影響を示す。5×103細胞を96−ウェルプレートに一昼夜37℃の温度で入れて放 置し、洗浄し、その後、種々の濃度のクルクミンで時間を変えて培養した。細胞 の成長可能性はチミジンの取り込み(図3A)または成長可能な細胞のカウンテ ィング(図3B)によって調べられた。 図4は、ホルモン依存ヒト乳腺腫瘍細胞の成長に対するクルクミンの影響の用 量−応答(図4A)および時間的変化(図4B)を示している。 図5は、ヒト骨髄単核腫瘍細胞、HL−60の成長に対するクルクミンの影響に おける用量−応答(図5A)および時間的変化(図5B)を示している。5×103 個の細胞が96−ウェルプレート内に入れられて、一昼夜37℃の温度で放置され た。次にこれらの細胞をクルクミンの濃度を変えて72時間(左側のパネル)、あ るいは最終総体積が0.2mlとなるようにクルクミン(2.7uMまたは1ug/ml)を用 いて時間を変えて(右側のパネル)で培養した。最後の6時間の期間に、細胞を 取り出す前にトリチウムを含んだチミジンで刺激を与えた。すべての判定は三重 テストで行われた。相対細胞成長可能性は以下のように計算した:措置された細 胞へのチミジン取り込みと未措置細胞へのチミジン取り込みの比率×100。 図6はヒト膠質真性腫瘍U−251細胞の成長(図6A)およびヒト血管内皮細 胞(図6B)に対するクルクミンの影響を示している。 図7はヒトの組織球リンパ球細胞株U−937の影響に対するクルクミンおよび TNFの添加効果を示している。細胞はTNF(100ユニット/ml)か、あるいは クルクミン(1ug/ml)を用いて、いずれの場合にも72時間培養された。 図8は、クルクミンの継続的な存在がヒト乳腺腫瘍細胞(MCF−7)の成長 にとって必要であることを示している。 図9は、種々の蛋白質キナーゼの活性に対するクルクミンの影響を示している 。ホスホリラーゼ・キナーゼ(ホスK,134ユニット/ml)、蛋白質キナーゼC( PkC,6.8ユニット/ml)、蛋白質キナーゼA触媒性サブユニット(PkA,5ユ ニット/ml)、シトソリック・プロタミン・キナーゼ(cPK,500ユニット/ml) 、自動ホスホリル化活性キナーセ(AK,500ユニット/ml)、および細胞性チロ シン・キナーゼ(pp60c-src;8ユニット/ml)の製剤は、示された濃度のクマリ ンの存在下での基質としての、ホスホリラーゼb、ヒストンH−1、ヒストンH −2B、プロタミン・スルフェート、ミエリン塩基性蛋白質、およびポリ・グル タミン酸チロシンを用いてアセスメントを行った。コントロール群は、クルクミ ンの代わりにジメチルスルホキシドが用いられたことを除いて、同じ方法で措置 された。 図10は、ホスホリラーゼ・キナーゼとクマリンの用量−応答を示している。図 10Aで、ホスホリラーゼ・キナーゼ(134ユニット/ml)は示された濃度のクルク ミンの存在下でホスホリラーゼbによってアセスされた。同じ組み合わせの培養 はトリクロロ酢酸の代わりにラエムリ(laemmli)・サンプル緩衝液で打ち切ら れ、SDS−PAGEにかけられた。その後、蛋白質バンドをクマシー(coomas sie)・ブリリアント・ブルーで染色され、それらのゲルを乾燥した。図10B で、放射性物質でラベルしたホスホリラーゼbが乾燥されたオートラジオグラフ ィーで検出された。 図11Aはクルクミンによるホスホリラーゼ・キナーゼの抑制に関するラインウ ィーバー−バーク・プロットを示してる。培養は図示されているようないろいろ の濃度のクルクミンを用いて行われた。各セットのクルクミン濃度に対して、ホ スホリラーゼbの濃度はいろいろに変えられた。他の2つの基質、つまりMg2+ およびATPは飽和レベル(それぞれ2mMと0.2mM)で存在した。各反応の速度 は1分間あたりにホスホリラーゼに組み込まれた32Pのpmolで計算された。逆数 プロットをラインウィーバー−バーク・プロットとして、ホスホリラーゼの濃度 を基準としたグラフとして示した。図11Bはクルクミンに対するKi値を基準と して、クルクミンの関連濃度を基準としてプロットされた二重逆数プロットから 導かれた直線の勾配を示している。 図12は、本発明の方法において有益な2つのフラボノイド化合物の構造を示し ている。 発明の詳細な説明 本発明は、薬学的に有効な量のクルクミン、またはその類似体、あるいはフラ ボノイドを動物に投与するステップを含む、病態的細胞増殖性疾患を措置する方 法に向けられたものである。 本発明による方法は、腫瘍性疾患および非腫瘍性疾患のいずれかを措置するた めに用いることができる。腫瘍性疾患の 代表的な例は卵巣癌、膀胱癌、肺癌、子宮頸部癌、乳癌、前立腺癌、神経膠腫、 線維肉腫、網膜芽細胞腫、黒色腫、軟組織肉腫、骨肉腫、結腸癌、腎臓の悪性腫 瘍、およびすい臓癌である。 非腫瘍性疾患の代表的な例は、乾癬、良性増殖性皮膚疾患、魚鱗癬、乳頭腫、 基底細胞悪性腫瘍、鱗状細胞悪性腫瘍、レスチノシス(restinosis)、強皮症、 および血管腫である。 本発明による方法はどの動物の措置にも用いることができる。最も好ましくは 、本発明の方法はヒトにおいて有益である。 一般的に、抗増殖性またはホスホリラーゼ・キナーゼ抑制効果を達成するため に、クルクミンおよびクルクミン類似体をどのような薬学的有効量で投与しても よい。好ましくは、クルクミンまたはクルクミン類似体は1マイクログラム程度 から100マイクログラム程度の用量で用いられる。 広範なクルクミン類似体が本発明による方法において有効である。クルクミン 類似体の代表的な例は、例えば、(a)フェルラ酸、つまり、4−ヒドロキシ− 3−メトキシケイ皮酸(化合物#1)、および3,4−メチレンジオキシ・ケイ 皮酸(化合物#2)、および3,4−ジメトキシケイ皮酸(化合物#3)などの 類似体;(b)4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−3−ブテン− 2−オン(化合物#4)、ジンジャロン(化合物#5)、4−(3,4−メチレ ンエジオキシフェニル)−2−ブタノン(化合物#6)、 4−(p−ヒドロキシフェニル)−3−ブテン−2−オン(化合物#7)、4− ヒドロキシヴァレロフェノン(化合物#8)、4−ヒドロキシベンジルアクトン (化合物#9)、4−ヒドロキシベンゾフェノン(化合物#10)、1,5−ビス (4−ジメチルアミノフェニル)−1,4−ペンタジエン−3−オン(化合物# 11)などの芳香族ケトン類;(c)6−ヒドロキシジベンゾイルメタンなどの芳 香族ジケントン類(化合物#12);(d)3,4−ジヒドロキシケイ皮酸などの コーヒー酸(化合物#13);(e)ケイ皮酸(化合物#14);(f)3,4−ジ ヒロドキシヒドロケイ皮酸(化合物#15)、2−ヒドロキシケイ皮酸(化合物# 16)、3−ヒドロキシケイ皮酸(化合物#17)、および4−ヒドロキシケイ皮酸 (化合物#18)などの芳香族カルボン酸;(g)4−ヒドロキシフェニルピルビ ック酸(化合物#19)などの芳香族ケトカルボン酸;(h)4−ヒドロキシフェ ネチル・アルコール(化合物#20)などの芳香族アルコール類である。図1はこ れらクルクミン類似体の構造を示している。フラボノイドの代表的な例は図12の 構造21および22に示されている。 本発明はまた、動物におけるホスホリラーゼ・キナーゼの活性を抑制する新し い方法を提供する。この新しい方法は薬学的に有効な量のクルクミンまたはその 類似体を投与するステップを含んでいる。 本発明はまた、動物におけるチロシン・キナーゼの活性を抑制するための新し い方法を提供する。この新しい方法は動 物に対して、薬学的に有効な量のクルクミンまたはその類似体を投与するステッ プを含んでいる。 『個体』という用語は動物およびヒトをさして伝えられる。 増殖性細胞の成長を「生物学的に抑制する』またはその成長の『抑制』という 用語は、成長の部分的、または全体的な抑制を意味し、また、増殖または細胞成 長の速度の低下を含んだ意味を有している。本発明による組成物の薬学的に抑制 効果を示す量とは、組織培養における標的悪性、または異常増殖細胞の成長、動 物および細胞培養における腫瘍成長に対するテスト要素の影響の評価、あるいは 当業者に知られているいずれかの方法によって判定することができる。 本発明の組成物の投与は、局所、眼球内、腹膜内、経口、鼻腔内、静脈内、皮 下、あるいは他の適切な手段で行われてよい。投与される用量は年齢、治療段階 、および疾患の範囲や個体の遺伝的傾向、位置、体重、同時に行われる処理があ ればそのタイプ、そして、病態的または悪性状態の性質などに依存している。本 発明の方法において有益な効果的伝達システムは、経口投与用のカプセル、タブ レット、溶液、懸濁液、またはエリキシル剤、または、そうした溶液、懸濁液、 または乳剤の殺菌された液体形態などである。食塩水、あるいはりん酸塩緩衝食 塩水、あるいは本発明による方法において用いられる化合物が適切な可溶性を有 するいずれかの基質を用いることが好ましい。 好ましくは、本発明による方法で有益な伝達システムは、 溶液、懸濁液、または乳剤などの殺菌された液体形態で用いられる。局所的な使 用のためには、油剤、クリーム、またはスプレイなどの形態で用いることができ る。好ましくは、食塩水、またはりん酸塩緩衝食塩水、またはいずれかの、本発 明の方法において用いられる化合物が適切な可溶性を示す基質が用いられる。 本発明による組成物および方法が治療的効果を示す病態的癌性または非癌性増 殖状態はひろい範囲において存在する。これらの病態的状態は異常細胞増殖を発 生させる可能性を有するほとんどすべての細胞において発生する可能性がある。 病態的、または異常な成長を示す細胞タイプとしては、(1)線維肉腫、(2) 血管内皮細胞、および(3)表皮細胞などがある。上のことから、本発明の方法 は個体のほとんどすべての器官および組織システム内の局所的、または分散した 病態的状態の措置において有効であることが分かる。精製されたクルクミンはミ エロイドおよびリンパ球白血病、乳房悪性腫瘍、および肺悪性腫瘍を含むいろい ろなヒト腫瘍細胞の成長を抑制した(表I)。検査されたすべての乳房腫瘍細胞 系はクルクミンに対して高度に感作性を示し、腎臓、肝臓、およびある種の表皮 細胞タイプなど他の細胞タイプは抵抗性を示した。クルクミンの抗増殖効果と免 疫システムの細胞によって主につくりだされるシトキンである腫瘍壊死因子(T NF)の効果との比較結果では、1ug/mlの濃度のクルクミンは0.2ug/ml(10,00 0ユニット/ml)のTNFと少なくとも同 程度の有効性を示した。TNFに対して高度に抵抗性を示すヒト骨髄真核細胞系 である、HL−60もクルクミンに対して感作性を示すことが分かった。クルクミンの構造類似体 クルクミンの構造類似体を誘導することができる。ヒドロキシケイ皮酸は、ア セチル化ヒドロキシ芳香性アルデヒドのトリエチルホスホノアセテートとの反応 を介して合成される。対応飽和類似体はケイ皮酸の水素化によって得られる。共 役カルボニル化合物は、固体支持体上での反応を含むアルドール縮合によって合 成される。この方法はカルボメトキシ基などの敏感な官能性(sensitive functi onality)を持つ化合物の合成にも適用できる。 形態学的には、ほとんどの細胞は2つの異なったメカニズム、つまりアポプト シスおよび壊死によって死ぬ。アポプトシスは、一般的には、膜出血、核濃縮、 およびDNAの200−bpフラグメントへの細分化などをもたらすプログラムされ た細胞死として特徴づけることができ、一方、壊死による細胞死は膨張、細胞成 分の分解、そしてランダムなDNA細分化などを特徴としている。 以下の実施例は本発明の種々の実施態様を示すことだけを目的として開示され るものであり、いかなる意味においても本発明の範囲の限定は意図していない。 実施例1 クルクミンの抗増殖効果 5×103個の細胞を37℃の温度下で一昼夜放置し、その後、クルクミン(2.7uM )またはTNF(0.2ug/ml)で培養した。37℃で66時間培養した後、トリチウム を含むチミジンで細胞に6時間刺激を与えてから、取り出した。すべての判定は 三重テストで行われた。 表Iに示すように、クルクミンは骨髄細胞、特に骨髄性H1−60およびML− 1細胞系および骨髄性(myelogenous)細胞系に対しては強い抗増殖効果を示し た。クルクミンはB細胞およびT細胞リンパ球細胞系を抑制し、乳房細胞系およ び肺細胞系、A549を強力に抑制した、対照的に、バーキット・リンパ球(Raji )細胞系、初期の腎(A293LT)細胞系、上皮様(HeLa)の細胞系、および 肝(Hep G2)細胞系はクルクミンによる影響を受けなかった。 図2Aおよび2Bは、ホルモンに依存したヒト乳腺悪性腫瘍細胞(MCF−7 細胞)およびT−47D細胞の成長に対する用量−応答抑制効果をそれぞれ示して いる。両方のタイプの細胞において、1ug/mlの用量で、ほとんど完全な抑制効 果が示された。 図3Aと3BはMCF−7細胞の成長に対するクルクミンの経時的な抗増殖効 果を示した。図3Aは1ug/mlのクルクミンが成長を約80%抑止したことを示し ている。図3Bは、シミジンの取り込みに対するクルクミンの経時的な影響を示 している。 図4Aと4Bはホルモンには無関係な乳房腫瘍細胞,SK−BR3およびBT −20に対するクルクミン影響の用量応答および経時的な抗増殖効果をそれぞれ示 している。 図5Aと5Bは、骨髄単核HL−60細胞に対するクルクミンの抗増殖効果の用 量−応答と経時的な変化をそれぞれ示している。 図5Aは、1ug/mlの用量でHL−細胞の成長が90%程度抑制されたことを示 している。 図6Aおよび6Bは、神経膠肉腫(U251)細胞およびヒト血管内皮細胞(H UVEC)に対するクルクミンの抗増殖効果をそれぞれ示している。 図6Aは、2ug/mlの用量がU−251の成長を60%程度抑制することを示してお り、図6Bは、2ug/mlのクルクミンの用量がHUVEC細胞の用量を40%程度 抑制したことを示し ている。 図7は、1ug/mlのクルクミン、あるいは100ユニット/mlのTNFのいずれも が、U−9371細胞株の成長を抑制したことを示している。しかしながら、図7に 示されているように、クルクミンとTNFの両方を同時に用いると、抗増殖相乗 効果を示し、これらの細胞の成長を95%程度抑制した。 図8は、クルクミンがその抗増殖効果を発揮するためには数時間存在しなけれ ばならないことを示している。 実施例2 フェルラ酸の抗増殖効果 表IIに示されている研究にあたっては、5×103個の細胞を37℃の温度で一昼 夜放置し、その後、フェルラ酸(1ug/ml)で培養した。37℃で68時間培養した 後、チミジンで6時間刺激を与えてから、細胞を取り出した。措置されていない 細胞によるチミジンの取り込みは100%として示された。すべての測定は三重テ ストで行われた。これら三重テストにおける偏差は10%以下であった。 表IIに示されているように、フェルラ酸および関連化合物は前骨髄細胞(HL −60およびML−1)に対して強力な抗増殖効果を示した。加えて、フェルラ酸 は乳房腫瘍細胞系(BT−20およびT−47D)、肝臓(Hep G2)細胞系およ び発生期腎(A293 LT)細胞系を抑制した。 実施例3 芳香族ケトン類の抗増殖効果 表IIIに示されている実験において、5×103個の細胞を37℃の温度下で一昼夜 放置し、その後、芳香族ケトン類(1ug/ml)で培養した。37℃で68時間培養し た後、細胞にチミジ ンで6時間刺激を与えてから取り出した。未措置細胞によるチミジン取り込みを 100%として示した。すべての測定は三重テストで行われた。三重テストにおけ る偏差は10%以下であった。 表IIIに示されているように、芳香族ケトン類は骨髄性(HL−60およびML −1)細胞系および前骨髄(KG−1およびKG−1a)細胞系を抑制した。さ らに、芳香族ケトン類の抗増殖効果はバーキット・リンパ球(Raji)細胞系お よび乳房腫瘍(BT−20,T47DおよびSK−BR3)細胞系を抑制した。 実施例4 芳香族ジケトンの抗増殖効果 表IVに示されている実験で、5×103個の細胞が37℃で一昼夜放置し、その後 、芳香族ジケトン(1ug/ml)によって培養した。37℃で68時間培養した後、チ ミジンで6時間刺激 を与えてから、細胞を取り出した。未措置細胞によるチミジン取り込みを100% として示した。すべての測定は三重テストで行われた。三重テストにおける偏差 は10%以下であった。 表IVに示されているように、芳香族ジケトンは組織細胞リンパ球(U−937) 細胞系を除いて、すべての骨髄腫瘍細胞に対して強力な抗増殖効果を示した。加 えて、芳香族ケトン類はB細胞およびT細胞リンパ球腫瘍細胞および乳房腫瘍細 胞系を抑制したが、SK−BR3は抑制しなかった。 実施例5 コーヒー酸の抗増殖効果 表Vに示されている実験で、5×103細胞を37℃の温度で一昼夜放置し、その 後、コーヒー酸(1ug/ml)によって培養した。37℃で68時間培養した後、細胞 にチミジンで6時間刺激を与えてから取り出した。未処理細胞によるチミジン取 り込みを100%として示した。すべての測定は三重テストで行われた。三重テス トにおける偏差は10%以下であった。 表Vに示されているように、コーヒー酸は他のクルクミン類似体と比較して、 ほとんどの細胞系に対して弱い抗増殖効果を示した。コーヒー酸に最も感作性を 示した腫瘍細胞はT細胞リンパ球(Jurkat)細胞系であった。 実施例6 ケイ皮酸の抗腫瘍効果 表VIに示す実験で、5×103個の細胞を37℃の温度下で一昼夜放置し、その後 、ケイ皮酸(1ug/ml)で培養した。37℃で68時間培養したあと、チミジンで6 時間刺激を与えてから、細胞を取り出した。未処理細胞によるチミジン取り込み を100%として示した。すべての測定は三重テストで行われた。三重テストにお ける偏差は10%以下であった。 表VIは、ケイ皮酸が、T細胞リンパ球(Jurket)細胞、乳房腫瘍(BT−20お よびT−47D)細胞、肝臓細胞性(Hep G2)腫瘍細胞系および網膜色素(D4 07)細胞系に対して抗増殖効果を有することを示している。 実施例7 カルボン酸の抗増殖効果 表VIIに示されている実験で、5×103個の細胞を37℃の温度下で一昼夜放置し 、その後、芳香族カルボン酸(1ug/ml)によって培養した。37℃で68時間培養 した後、細胞にチミジンで6時間刺激を与えてから、取り出した。未処理細胞に よるチミジン取り込みを100%として示した。すべての測定は三重テストで行わ れた。三重テストにおける偏差は10%以下であった。 表VIIは、芳香族カルボン酸が前骨髄(ML−1およびHL−60)細胞、骨髄 性(KG−1)細胞およびT細胞リンパ球細胞に対して抗増殖効果を有すること を示している。加えて、芳香族カルボン酸は発生期腎(A293LT)細胞、網膜 色素(D407)細胞および乳房(BT−20)腫瘍細胞系を抑制した。 実施例8 芳香族ケトカルボン酸の抗増殖効果 表VIIIに示す実験で、5×103個の細胞を37℃の温度で一昼夜放置した後、芳 香族ケトカルボン酸(1ug/ml)で培養した。37℃で68時間培養した後、チミジ ンで6時間刺激を与えた後、細胞を取り出した。未処理の細胞によるチミジンの 取 り込みを100%で示した。すべての測定は三重テストで行った。三重テストでの 偏差は10%以内であった。 表VIIIは、芳香族ケトカルボン酸が前骨髄(HL−60およびTHP−1)腫瘍 細胞系を抑制したことを示している。加えて、芳香族ケトカルボン酸はT細胞リ ンパ球腫瘍細胞および網膜色素(D407)細胞を抑制した。 実施例9 芳香族アルコールの抗増殖効果 表IXに示す実験で、5×103個の細胞を37℃の温度下で一昼夜放置し、その後 、芳香族アルコール(1ug/ml)によって培養した。37℃で68時間培養した後、 チミジンで6時間刺激を与えた後、細胞を取り出した。未処理の細胞によるチミ ジンの取り込みを100%として示した。すべての測定は三重テストで行われた。 これら三重テストでの偏差は10%以下であった。 表IXは、前骨髄(HL−60)腫瘍細胞系に対する芳香性アルコール類の抗増殖 効果を示している。加えて、芳香族ケトカルボン酸はT細胞リンパ球腫瘍細胞お よび網膜色素(D407)細胞を抑制した。 実施例10 フラボノイドの抗増殖効果 腫瘍細胞系に対するフラボノイドの影響を調べるために、5×103個の細胞を3 7℃で一昼夜放置した後、フラボノイド(1ug/ml)で培養した。37℃の温度で68 時間培養した後、チミジンで6時間刺激を与えた後、細胞を取り出した。未処理 細胞によるチミジン取り込みを100%として示した。すべ ての測定は三重テストで行った。これら三重テストでの偏差は10%以下であった 。 表Xは、フラボノイドが骨髄(HL−60およびML−1)細胞、骨髄(KG− 1およびKG−1a)細胞、肝臓(Hep G2)細胞、乳房腫瘍細胞系(BT−2 0,T−47DおよびMCF−7)、および発生期腎(A293 LT)細胞に対する 抗増殖効果を有することを示している。 キナーゼ活性に対するクルクミンおよびクルクミン同族体の効果 実施例11 蛋白質キナーゼ・アッセイ 細胞質ゾルのプロタミン・キナーゼおよび自動ホスホリル化で活性化された蛋 白質キナーゼをサウス・カロライナ州コロンビア、生化学部のZ.Damuni博士か ら入手した。これらの蛋白質キナーゼ製剤はSDS−PAGEおよびゲル浸透ク ロマトグラフィーに基づいて、均一であると判断された。ホスホリラーゼ・キナ ーゼ(170ユニット/mg)、ホスホリラーゼb、蛋白質キナーゼAの触媒性サブユ ニット(41ユニット/mg)、ヒストンH−1およびH−2B、プロタミン・スル フェート(サルミン)、ミエリン塩基性蛋白質、クルクミン、およびホスファチ ジル−L−セリネはSigma ChemicalCo.から入手した。蛋白質キナーゼC(1200 ユニット/mg)はCalbiochem Corp.から入手した。ガンマ[32P]ATPはICN Biomedicals,Inc.から入手した。 蛋白質キナーゼC、蛋白質キナーゼA、および細胞質ゾルのプロタミン・キナ ーゼは、Damuniらが、1989“Purification and properties of a distinct prot amine kinase from the cytosol of bovine kidney cortex.J.Biol.chem.26 4,6412−6416 with modifications”で述べた方法で分析した。要約して言うと 、この分析は25mMトリス塩酸、pH7.3、10%グリセロル、1mMベンザミジン、14m M B−メルカプトエタノール、0.2mMフェニルメチル・スルフォニル・フルオラ イ ド、100ug/mlレウペプチン、4uMミクロシスチンLR、2ug/mlアプロチニン、 蛋白質キナーゼ、50ugヒストンH−1(PKC)またはヒストンH−2Bまたは 100ugプロタミン・スルフェート、10mM MgCl2,0.2mM[ガンマ−32P]ATP (200〜500cpm/pmol)を含んだ混合物0.05ml内で行われた。この反応はMgCl2 およびATPを付加することによって開始された。37℃の温度下で10分間培養し た後、この反応は10%トリクロロ酢酸(TCA)を1mlを加えることによって打 ち切られた。TCAで反応を打ち切られた混合物の蛋白質は、Beckman遠心分離 機で15,000×gの条件で2分間遠心分離することによって、ペレット化された。 このペレットをTCAで5回洗浄して、1mlのシンチラント(scintillant)を 加え、Packcard社液体シンチレーション・カウンターで放射活性を測定した。コ ントロール・チューブは、蛋白質キナーゼをその混合物から取り除いたことを除 けば、まったく同じ方法で処理された。蛋白質キナーゼCは培養混合物が0.5mM CaCl2と40ug/mlのホスファチジル−L−セリンを含んでいたことを除くと、上 に述べたのと同じ方法で分析された。ホスホリラーゼ・キナーゼは以下の修正を 加えて、同様の方法で分析された。この分析対象の混合物は25mMトリス塩酸,pH 7.3、10%グリセロル、1mMベンザミジン、14mM B−メルカプトエタノール、0. 2mMフェニルメチル・スルフォニル・フルオライド、100μg/mlレウペプチン、4 uMミクロシスチンLR、2ug/mlアプロチニン、および0.5mM CaCl2を含んだ蛋 白質キナーゼを含んでいた。 37℃の温度下で10分間培養した後、1mlの10%TCAを用いて反応を打ち切り、 上と同様に処理した。自動ホスホリル化によって活性化されたキナーゼは、まず 最初に予備活性化されてから、基質としてミエリン塩基性蛋白質によって分析し た。1ユニットの蛋白質キナーゼ活性を1分間あたりに1nmolのホスホリル基を 基質に取り込む酵素の量と定義した。必ず線形になるように、ホスホリル基の取 り込みの程度は1nmol未満に限定された。ナトリウム−ドデシル・ゲル電気泳動 :ポリアクリルアミド・スラブ・ゲル(12%)をBiorad p バンドはクマシー・ブリリアント・ブルー染色で検出し、乾燥後、オートラジオ グラムにかけた。60kDaの分子量を有する細胞性チロシン・キナーゼの活性は、 以下の修正を加えて、Buddeら、J.Biol.Chem.,268:24868−24872(1993) に述べられているように測定された。簡単に言うと、培養混合物は25mMトリス塩 酸、pH7.3、10%グリセロル、1mMベンザミジン、14mM β−メルカプトエタノ ール、0.2mMフェニルメチル・スルフォニル・フルオライド、100μg/mlレウペプ チン、2μg/mlアプロチニン、蛋白質キナーゼ、50μgポリグルタミン酸チロシ ン(4:1)、10mM MgCl2および0.2mM[ガンマ−32P]−ATP(200−500c pm/pmol)を含んでいた。37℃で10分間培養した後、この混合物0.05mlをろ紙に ブロットし、10%TCAに即時に浸潤した。次に、ろ紙を10% TCAで洗浄してから、シンチラントの存在下で放射活性をカウントした。 実施例12 キナーゼ活性のクルクミン抑制 本発明においては、異なった濃度のクルクミンの、6つの異なった蛋白質キナ ーゼの活性に関する影響が示される。図9は、クルクミンが調査対象のすべての キナーゼを抑制したが、その程度は異なっていることを示す。1mMクルクミンで 、PhK,pp60s-src,PkC,PkA,AKおよびcPKはそれぞれ、98%、40% 、15%、10%、1%および0.5%抑制された。しかしながら、クルクミンの濃度 が高くなると、これらのキナーゼの活性はそれぞれ、98%、95%、46%、49%、 17%および2%抑制された。この抑制作用は用量に依存していた。 調査されたキナーゼのうちで、PhKが一番低い濃度のクルクミンで最も完全 に抑制された。細胞性チロシン・キナーゼもほぼ完全な抑制が観察された。Ph Kに対するクルクミンの抑制効果を図10Aに示す。クルクミンの影響はクルクミ ンの濃度が5uMと低い用量でも認められ、3mMの濃度でその抑制効果は頭打ちと なった。PhKの反応生成物、つまりホスホリラーゼbがSDSポリアクリルア ミド・ゲル電気泳動で分析された。図10Bはクルクミンの抑制効果が5uMでも観 察されること、そして、1.36uMでホスホリル化生成物が観察されなかった。 クルクミンの抑制係数を調べるために、基質の濃度を変え て、PhKに対する抑制因子の影響を調べた。これらの結果をラインウィーバー −バーク・プロット分析で分析された。図11Aは、異なった基質濃度での抑制効 果に関する曲線がほぼ線形であることを示している。このように、クルクミンは 非競合的抑制因子であり、ホスホリラーゼの場合とは異なった部位で酵素に結合 する。さらに、クルクミン濃度を変えて示した曲線の勾配はKiが0.75mMである ことを示している(図11B)。 クルクミンに対して構造が似ている天然の類似体もPhKの活性を抑制した。 ホスホリラーゼ・キナーゼ(134ユニット/ml)をクルクミンおよび上に述べたよ うなその類似体で分析した。表XIに示されているように,これらの類似体はクル クミンと同様に抑制的であるが、いずれも、クルクミンと同じ程度には酵素を抑 制しなかった。 本明細書に述べられているすべての特許および刊行物は、本発明が関連してい る分野の当業者には理解できる程度のレベルである。すべての特許および刊行物 は、個々の刊行物が具体的、個別的に参照されていると同じ程度に、その組み合 わせにおいても引例として参照されている。 当業者なら、本発明が上に述べた課題を実行し、目的と利点、およびそれらに 本質的に付随した目的や利点を達成できることは容易に分かるであろう。これら の実施例は、ここに記載されているその方法、手順、措置、分子、および具体的 な化合物も含めて、現段階での好ましい実施例を代表しており、説明のために開 示されるものであって、本発明の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲 に定義されているような本発明の精神の範囲において、変更や他の使用法は当業 者には容易に思い付くであろう。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年6月20日 【補正内容】 1.薬学的に有効な量のクルクミン、またはその類似体の動物への投与を含む、 肺癌、乳癌および黒色腫からなる群から選ばれた腫瘍性疾患を処理するための方 法。 2.該疾患が、腫瘍性疾患および非腫瘍性疾患を含むことを特徴とする請求項1 の方法。 3.キャンセルされた。 4.該非腫瘍性疾患が、乾癬、良性増殖性皮膚疾患、魚鱗癬、乳頭腫、基底細胞 悪性腫瘍、鱗状細胞悪性腫瘍、restinosis、強皮症、および血管腫であることを 特徴とする請求項2の方法。 5.該動物がヒトである請求項1の方法。 6.該クルクミンが約1マイクログラムから約100ミ 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月6日 【補正内容】 1.薬学的に有効な量のクルクミン、またはその類似体の動物への投与を含む、 肺癌、乳癌および非乳頭腫黒色腫からなる群から選ばれた腫瘍性疾患を処理する ための方法。 2.キャンセルされた。 3.第19条補正によりキャンセルされたまま。 4.キャンセルされた。 5.該動物がヒトである請求項1の方法。 6.該クルクミンが約1マイクログラムから約100ミ
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.薬学的に有効な量のクルクミン、またはその類似体の動物への投与を含む、 肺癌、乳癌および非乳頭腫黒色腫からなる群から選ばれた腫瘍性疾患を処理する ための方法。 2.キャンセルされた。 3.キャンセルされた。 4.キャンセルされた。 5.該動物がヒトである請求項1の方法。 6.該クルクミンが約1マイクログラムから約100ミリグラムの用量で投与され る請求項1の方法。 7.該類似体が、4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ皮酸、4−メチレンジオキ シ・ケイ皮酸、3,4−ジメトキシケイ皮酸、4−(4−ヒドロキシ−3−メト キシフェニル)−3−ブテン−2−オン、ジンゲロン、4−(3−メチレンジオ キシフェニル)−2−ブタノン、4−(p−ヒドロキシフェニル)−3−ブテン −2−オン、4−ヒドロキシヴァレロフェノン、4−ヒドロキシベンジルアクト ン、4−ヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシベンジルラグトン、4−ヒ ドロキシベンゾフェノン、1,5−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−1, 4−ペンタジエン−3−オン、6−ヒドロキシジベンゾイルメタン、3,4−ジ ヒドロキシケイ皮酸、ケイ皮酸、3,4−ジヒドロキシヒドロケイ皮酸、2−ヒ ドロキシ ケイ皮酸、3−ヒドロキシケイ皮酸,4−ヒドロキシケイ皮酸、4−ヒドロキシ フェニルピルビン酸、および4−ヒドロキシフェネチルアルコールからなる群か ら選ばれたものである請求項1の方法。 8.薬学的に有効な量のクルクミン、あるいはその類似体を動物に投与すること を含む、ホスホリラーゼ・キナーゼの活性を抑制する方法。 9.該動物がヒトである請求項8の方法。 10.該クルクミンが約1マイクログラムから約100ミクログラムの用量を投与す る請求項8の方法。 11.該類似体が、4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ皮酸、4−メチレンジオキ シケイ皮酸、3,4−ジメトキシケイ皮酸、4−(4−ヒドロキシ−3−メトキ シフェニル)−3−ブテン−2−オン、ジンゲロン、4−(3−メチレンジオキ シフェニル)−2−ブタノン、4−(p−ヒドロキシフェニル)−3−ブテン− 2−オン、4−ヒドロキシヴァレロフェノン、4−ヒドロキシベンジルアクトン 、4−ヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシベンジルラクトン、4−ヒド ロキシベンゾフェノン、1,5−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−1,4 −ペンタジエン−3−オン、6−ヒドロキシジベンゾイルメタン、3,4−ジヒ ドロキシケイ皮酸、ケイ皮酸、3,4−ジヒドロキシヒドロケイ皮酸、2−ヒド ロキシケイ皮酸、3−ヒドロキシケイ皮酸、4−ヒドロキシケイ皮 酸、4−ヒドロキシフェニルピルビン酸、および4−ヒドロキシフェネチルアル コールを含む群から選ばれる請求項8の方法。 12.薬学的に有効な量のフラボノイド、あるいはその類似体を動物に投与するこ とを含む、病態的細胞増殖性疾患を処理する方法。 13.薬学的に有効な量のクルクミン、あるいはその類似体を動物に投与すること を含む、チロシン・キナーゼの活性を抑制する方法。 14.該動物がヒトである請求項13の方法。 15.該クルクミンが約1マイクログラムから約100ミクログラムの用量で投与さ れる請求項13の方法。 16.該類似体が、4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ皮酸、4−メチレンジオキ シケイ皮酸、3,4−ジメトキシケイ皮酸、4−(4−ヒドロキシ−3−メトキ シフェニル)−3−ブテン−2−オン、ジンゲロン、4−(3,4−メチレンジ オキシフェニル)−2−ブタノン、4−(p−ヒドロキシフェニル)−3−ブテ ン−2−オン、4−ヒドロキシヴァレロフェノン、4−ヒドロキシベンジルアク トン、4−ヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシベンジルラクトン、4− ヒドロキシベンゾフェノン、1,5−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−1 ,4−ペンタジエン−3−オン、6−ヒドロキシジベンゾイルメタン、3,4− ジヒドロキシケイ皮酸、3,4−ジ ヒドロキシヒドロケイ皮酸、2−ヒドロキシケイ皮酸、3−ヒドロキシケイ皮酸 、4−ヒドロキシケイ皮酸、4−ヒドロキシフェニルピルビン酸、および4−ヒ ドロキシフェネチルアルコールを含む群から選ばれる請求項13の方法。
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