JPH10501023A - エチレンポリマー組成物 - Google Patents

エチレンポリマー組成物

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JPH10501023A JP8520190A JP52019096A JPH10501023A JP H10501023 A JPH10501023 A JP H10501023A JP 8520190 A JP8520190 A JP 8520190A JP 52019096 A JP52019096 A JP 52019096A JP H10501023 A JPH10501023 A JP H10501023A
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ワン コッパン
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ソルヴェイ
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Abstract

(57)【要約】 エチレンポリマー100重量部当たり、少なくとも1つのヒドロキシメチル(-CH2OH)基を含むジオールを0.05〜5重量部含有するエチレンポリマー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 エチレンポリマー組成物 本発明はジオールを含有するエチレンポリマー組成物に関する。 エチレンポリマーは熱酸化劣化及び変色に対して低い耐性を示すことが知られ ている。ポリオレフィン類の劣化反応及び変色を避けるために、英国特許明細書 GB-1,490,938号は、対称的なトリアリールホスフィットをフェノール性抗酸化剤 とともにポリオレフィンに組み込むことを提案している。この特許明細書の実施 例1では、安定化されていない高密度ポリエチレン100部を0.05部のペン タエリスリトール−テトラ[3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル]-プロピ オネート]及び0.1部のトリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)-ホスフィットと混合 している。 この公知の組成物は、例えば吹込成形又は熱成形操作からのリグラインドを再 加工するような、幾つかの連続した溶融加工工程に使用されたときに、著しい変 色現象が起こる。 本発明は、変色に対して低感度のエチレンポリマーをベースとする組成物を提 供することにより、この欠点を克服する。 このため、本発明は、エチレンポリマー100重量部当たり、少なくとも1つ のヒドロキシメチル(-CH2OH)基、即ち一級ヒドロキシル基を有するジオールを0 .05〜5重量部含有するエチレンポリマー組成物に関する。 本発明の目的のため、ジオールは、隣接しているか又は隣接していない2つの ヒドロキシル基を含む任意の有機化合物をさすことを意図する。さらに、ジオー ルは、上記定義に相当する1種又はそれ以上のジオールをさすことを意図する。 良好な結果は1種のジオールで得られた。同様に、エチレンポリマーは1種又は それ以上のエチレンポリマーをさすことを意図する。しかしながら、単一のエチ レンポリマーを使用することが好ましい。 本発明の本質的特徴の1つは、ジオール中の2つのヒドロキシル基の存在であ って、そのうち少なくとも1つがヒドロキシメチル基の形態で存在することであ る。好ましくは該ジオールはヒドロキシル基を2つまで有する。 本発明の第1の変形によれば、ジオールが2つのヒドロキシメチル基(-CH2OH) を含む。 この第1の変形の最初の実施態様によれば、ジオールは一般式 (式中、R1、R2及びR3は同一か又は異なっていて、それぞれ30個までの炭 素原子、好ましくは20個までの炭素原子を含む任意に置換されていてもよい環 式又は直鎖状アルキル、アルケニル又はアルコキシ基を示す。)に相当する。良 好な結果はR2及びR3が同一であるジオールで得られた。とりわけ満足のいく結 果が、R2及びR3が10個までの炭素原子、特に、例えばメチレン、エチレン、 プロピレン及びヘキシレンのような6個までの炭素原子を含む鎖状脂肪族炭化水 素基から選ばれたときに得られる。好ましくはR2及びR3は同一であってメチレ ンを示す。R1は有利には、20個までの炭素原子を含む、特に、例えばヘプタ デシル、ペンタデシル、トリデシル及びウンデシルといった8〜18個の炭素原 子を含む鎖状の飽和脂肪族炭化水素基から選ばれる。この第1の実施態様で特に 好ましいジオールは、R1がウンデシルを示し、R2及びR3のそれぞれがメチレ ンを示すN,N’-ビス(2-ヒドロキシエチル)ドデカミド、及びR1がヘブタデシ ルを示し、R2及びR3のそれぞれがメチレンを示すN,N’-ビス(2-ヒドロキシエ チル)ステアラミドである。 第1の変形の2番目の実施態様によれば、2つのヒドロキシメチル基を含むジ オールは一般式 (式中、R1、R2及びR3は同一か又は異なっていて、それぞれ30個までの炭 素原子、好ましくは20個までの炭素原子を含む任意に置換されていてもよい環 式又は鎖状アルキル、アルケニル又はアルコキシ基を示す。)に相当する。良 好な結果はR2及びR3が同一であるジオールで得られた。とりわけ満足のいく結 果が、R2及びR3が10個までの炭素原子を含む、特に、例えばメチレン、エチ レン、プロピレン及びヘキシレンのような6個までの炭素原子を含む鎖状脂肪族 炭化水素基から選ばれたときに得られる。好ましくはR2及R3は同一であってメ チレンを示す。R1は有利には、20個までの炭素原子を含む、特に、例えばス テアリル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル及びシス-9- オクタデシルといった8〜18個の炭素原子を含む鎖状の飽和脂肪族炭化水素基 から選ばれる。R1は飽和されていても不飽和でもよい。R1はさらに詳しくは2 つまでの非共役二重結合を含むことができる。この2番目の実施態様のジオール の中で、好ましいのは、R1がドデシルを示し、R2及びR3がそれぞれメチレン を示すN,N’-ビス(2-ヒドロキシエチル)ドデシルアミン、R1がテトラデシル を示し、R2及びR3がそれぞれメチレンを示すN,N’-ビス(2-ヒドロキシエチル )テトラデシルアミン、R1がヘキサデシルを示し、R2及びR3がそれぞれメチ レンを示すN,N’-ビス(2-ヒドロキシエチル)ヘキサデシルアミン、R1がオク タデシルを示し、R2及びR3がそれぞれメチレンを示すN,N’-ビス(2-ヒドロキ シエチル)オクタデシルアミン、及びR1がシス-9-オクタデセニルを示し、R2 及びR3がそれぞれメチレンを示すN,N'-ビス(2-ヒドロキシエチル)シス-9-オ クタデセニル-アミンである。 この2番目の実施態様の組成物は、その組成物の変色への耐性を改良するだけ でなく、エクストルーダーのような溶融−凝固装置中に数回通過させたときのメ ルトインデックスの安定性により反映される熱酸化的劣化に対する感度を低下さ せるという利点を提供するので、特に適しているように思われる。 該ジオール及びエチレンポリマーの他に、本発明の第1の変形の組成物はさら に、例えば安定剤(例えば抗酸剤、抗酸化剤及び/又は抗UV剤)、有機又は無 機の着色剤(例えばチタン又は鉄酸化物)、帯電防止剤及び加工助剤といった通 常の添加剤を含んでもよい。これらの添加剤の各々の含有量は、エチレンポリマ ー100重量部当たり一般に10重量部以下である。優れた結果が、組成物がジ オール及びエチレンポリマーの他に、立体障害フェノール型抗酸化剤、ホスフィ ット型酸化剤、ホスホニット型抗酸化剤及びそれらの混合物から選ばれる抗酸化 剤を0.01〜1.00重量部(特に0.02〜0.50重量部、好ましくは0.0 4〜0.1重量部)含有するときに得られる。 立体障害フェノール型抗酸化剤はo−置換フェノール、2,6-ジアルキルフェノ ール類、ビスフェノール類、ベータ-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル )プロピオン酸のアミド、ベータ-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル) プロピオン酸の1価又は多価アルコールとのエステルから選ばれる。立体障害フ ェノール型抗酸化剤の具体例は、ステアリル ベータ-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒ ドロキシフェニル)プロピオネート、オクタデシル-3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロ キシ-ヒドロシンナメート、2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルフェノール、ペンタエリ スリチルテトラキス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニルプロピオネート) 、ビス(ベータ-3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニルエチル)スベレート、N ,N'-ビス((3-(3',5'-ジ-t-ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)-プロピオニル))ヘ キサメチレンジアミンである。 ホスフィット型抗酸化剤は一般にアリール含有ホスフィット、特に対称的トリ アリールホスフィットから選ばれる。ホスフィット型抗酸化剤の具体例は、トリ ス-(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)ホスフィット、トリス-(2-t-ブチル-4-メチル -フェニル)-ホスフィット、トリス-p-ノニル-フェニルホスフィット、トリス( 2,4-ジノニル-フェニル)ホスフィット、ビス(2,4-ジ-t-ブチル)ペンタエリス リトールジホスフィットである。 ホスホニット型抗酸化剤はアリール含有ホスホニット、及びジホスホニットか ら、特にアリール含有ジホスホニットから選ぶことができる。ホスホニット型抗 酸化剤の具体例は、テトラキス[2,4-ジ-t-ブチルフェニル]4,4'-ビフェニリレン ジホスホニットである。 好ましい抗酸化剤は、立体障害フェノール型抗酸化剤及びアリールホスフィッ ト型抗酸化剤である。特に好ましいのは、トリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル) ホスフィットである。0.04〜0.10重量部のアリールホスフィット型抗酸化 剤を含有した組成物がとりわけ推奨される。 上記の通常の添加剤の各々の含有量は一般に、エチレンポリマー100重量部 当たり10重量部以下であって、特に0.05〜2重量部である。 第1の変形の組成物は、変色に対して、通常そのような状態が発生することを 防ぐように典型的に添加される高性能ホスフィット型添加剤にたよらなくても、 低感度を示す。 第1の変形の組成物はまた、エチレンポリマーに、そのようなポリマーから形 成される物品のために有用な特性である帯電防止活性を付与するという利点を示 す。 本発明の第2の変形によれば、組成物のジオールはたった1つのヒドロキシメ チル基を含む。その他のヒドロキシル基は1級ヒドロキシル基ではない。特に好 ましいのはグリセロールモノエステルである。炭素原子が25個まで、とりわけ 炭素原子が20個までの脂肪酸のエステル類、例えばステアレート又はラウレー トが適している。最良の結果がグリセロールモノステアレートで得られる。 ジオール及びエチレンポリマーの他に、本発明の第2の変形による組成物もま たさらに、例えば安定剤(例えば抗酸剤、抗酸化剤及び/又は抗UV剤)、有機 又は無機の着色剤(例えばチタン又は鉄酸化物)、帯電防止剤及び加工助剤とい った通常の添加剤を含んでもよい。該添加剤の各々の含有量は、エチレンポリマ ー100重量部当たり一般に10重量部以下である。有利には、該組成物がジオ ール及びエチレンポリマーの他に、エチレンポリマー100重量部当たり上記に 定義したようなホスフィット型抗酸化剤を0.05〜2重量部(特に0.05〜0 .50重量部、好ましくは0.05〜0.20重量部)含有する。ホスフィット型 抗酸化剤は好ましくはトリス(2,4-ジ(t-ブチルフェニル)ホスフィットである 。 良好な結果が、本発明の第2の変形による組成物がさらに上記に定義したよう な立体障害フェノール型抗酸化剤、とりわけペンタエリスリチルテトラキス(3, 5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネートを1重量部以下(特に0 .5重量部以下であって、0.1重量部以下の値が推奨される)含有するときに得 られる。好ましくは、該立体障害フェノール型抗酸化剤ができる限り少量で存在 するか、又は存在しない。このような抗酸化剤が存在するとすれば、その含有量 は通常エチレンポリマー100重量部当たり少なくとも0.05重量部である。 本発明の第2の変形による組成物は、それがさらに上記に定義したような立体 障害ホスホニット型抗酸化剤、とりわけテトラキス[2,4-ジ-t-ブチルフェニル] 4,4'-ビフェニリレンジホスホニットを1重量部以下(特に0.5重量部以下であ って、0.1重量部以下の値が推奨される)含有するとき、最も好適であるよう に思われる。好ましくは、該立体障害ホスホニット型抗酸化剤ができる限り少量 で存在するか、又は存在しない。このような抗酸化剤が存在するとすれば、その 含有量は通常エチレンポリマー100重量部当たり少なくとも0.05重量部で ある。 有利には、本発明のいずれの変形による組成物も、1又はそれ以上の上記のジ オールをエチレンポリマー100重量部当たり総量で少なくとも0.06重量部 含有する。特に満足のいく結果が、総ジオールの含有量が少なくとも0.08重 量部で得られ、少なくとも0.10重量部の値が推奨される。総ジオールの含有 量は有利には、エチレンポリマー100重量部当たりせいぜい1重量部、最大の 総含有量は0.2重量部が好ましく、とりわけせいぜい0.15重量部が好ましい 。特に好ましい含有量は、エチレンポリマー100重量部当たり0.08〜1重 量部である。 本発明の組成物はまた、少なくとも1種のエチレンポリマーを含有する。エチ レンポリマーは、エチレンホモポリマー及び当業者によく知られているエチレン コポリマー、及びそれらの混合物をさすものと意図する。一般に、エチレンコポ リマーは少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも75重量%のエチレンを 含有する。 エチレンコポリマーは単一のコモノマー又は数種の異なるコモノマーを含むこ とができる。コモノマーは炭素原子を12個まで含むことができる。該コモノマ ーは、例えば12個までの炭素原子を含むようなアルファ−オレフィン、具体的 にプロピレン、ブテン、ヘキセン、4-メチル-1-ペンテン、オクテン及びデセン などから選ぶことができる。好適なコモノマーは炭素原子を4〜8個、特に4〜 6個含むアルファ−オレフィンである。好ましいコモノマーはブテン、ヘキセン 及びそれらの混合物である。特に好ましいコモノマーはヘキセンである。一般に 、コポリマーの該コモノマー含有量は少なくとも0.01重量%、特に少なくと も0.05重量%、及び少なくとも0.1重量%の含有量が最も有利である。コモ ノマー含有量は一般に、せいぜい5重量%、特にせいぜい4重量%で、せいぜい 3重量%の値が最も好適である。特によい結果が0.2〜1.5重量%のコモノマ ー含有量で得られる。 該エチレンポリマーは有利には、ISO 1183(1987)規格によって測定された 密度が少なくとも935kg/m3、多くの場合少なくとも940kg/m3であり、少な くとも945kg/m3の値が最も好ましい。その密度は通常、せいぜい965kg/m3 、特にせいぜい962kg/m3で、せいぜい960kg/m3の値が推奨される。好まし い密度は948〜960kg/m3である。 該エチレンポリマーは一般に、ASTM規格D 1238(1986)により190℃で2.16 kgの荷重下で測定したメルトインデックス(MI)が少なくとも0.05g/10分で、 特に少なくとも0.1g/10分で、少なくとも0.15g/10分の値が最も好ましい。メル トインデックスは一般に、5g/10分を超えず、好ましくは2g/10分を超えず、せ いぜい1g/10分の値が最も好ましい。0.15〜0.70g/10分のメルトインデッ クスが好ましい。 多くの場合、該エチレンポリマーはさらに、メルトインデックス(MI)に対 する高荷重メルトインデックス(HLMI)の比[高荷重メルトインデックスは 、ASTM D 1238(1986)規格に従って、190℃で21.6kgの荷重下で測定される] が少なくとも50で、特に少なくとも70で特徴づけられ、少なくとも85の値 が最も好適である。HLMI/MI比は一般に、180を超えず、好ましくは1 50を超えず、せいぜい145の値が最も好ましい。 さらに、エチレンポリマーは通常、150 C WATERS クロマトグラフを使用して 135℃で1,2,4-トリクロロベンゼン中で実施される立体排除クロマトグラフィー により測定されるMw/Mn比(Mwはエチレンポリマーの重量平均分子量であり 、Mnはエチレンポリマーの数平均分子量である)により特徴づけられる分子量 分布が少なくとも5で、特に少なくとも6で、少なくとも8の比が最も有利であ る。そのMw/Mn比は一般にせいぜい22で、特にせいぜい20で、せいぜい1 8の値が最も適している。 エチレンポリマーの中で、好ましいのはエチレンコポリマー、より詳しくはエ チレンとヘキサン及び/又はブテンとのコポリマーである。 本発明の組成物は任意の適した公知の手段により、例えば周囲温度でエチレン ポリマーとジオールを混合し、次いで例えば機械的ミキサー又はエクストルーダ ーで該エチレンポリマーの溶融温度以上の温度で混合して得ることができる。代 わりの方法は、ジオールを既に溶融したエチレンポリマー中に導入することから なる。 その手順は好ましくは、2つの連続した段階で実施され、第1工程はエチレン ポリマー、ジオール及び任意に1以上の添加剤を周囲温度で混合し、第2工程は エクルトルーダーで溶融体の混合を続けることからなる。第2工程にける温度は 一般に、100〜300℃、特に120〜250℃、好ましくは130〜210 ℃である。 本発明の組成物は、溶融プロセスが数回施されたときでも高度な色の安定度を 示すという利点を提供する。 本発明の組成物はエチレンポリマーの造形品の製造のための任意の慣用の方法 により、より詳しくは押出し、インフレーション、押出し−熱成形、吹込成形及 び射出成形方法などにより加工することができる。良好な結果は、組成物が吹込 成形により加工されたときに得られる。ホイル、シート、容器、バッグ、サッシ ェ、貯蔵容器及びチューブ、特に1〜5000リットルの貯蔵容器といったような造 形品の製造に適している。 下記の例は本発明を説明するために役立つ。例2及び4は比較のために示され 、英国特許明細書GB-1,490,938号に開示された先行技術を基礎とする。これらの 例で使用される記号の意味、量を表す単位及びそれらの量の測定方法の詳細は以 下のとおりである。 MI=g/10分で表され、ASTMd1238-条件E規格(1986)に従って190℃で2.16kgの 荷重下で測定されたポリマーのメルトインデックス HLMI=g/10分で表され、ASTM D 1238-条件F規格(1986)に従って190℃で21.6 kgの荷重下で測定されたポリマーの高荷重メルトインデックス YI=ASTM D 1925規格(1988)に従って測定された黄色度指数 Bカラー=ASTM D 2244規格(1979)に従って測定されたカラーパラメータ“B”例1(本発明による) 0.4重量%のヘキセン濃度、955kg/m3の密度及び0.2g/10分のMIを示す10 0重量部のエチレンコポリマー、0.10重量部のグリセロールモノステアレー ト、及びペンタエリスリチルテトラ(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニルプ ロピオネート)50%とトリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)ホスフィット50%を 含む混合物0.15重量部を含有するブレンドを、一軸スクリューAXON BX18 エクス トルーダーのフィードセクションに供給した。その溶融ポリマーを240℃の温度 にした。該溶融ポリマーを窒素雰囲気下で冷却し、エクストルーダーの出口でペ レットに切断した。こうして得られたペレットをその後、さらなる添加剤を加え ることなく、さらに3回の空気下の同じ押出しに付した。第1、第2及び第4の 押出し後、ペレットを色の安定度について分析した。その結果を表Iに示す。 例2(比較の方法による) ジオールの混入を省いた以外は、例1の操作を繰り返した。その結果を表IIに 示す。 例2の結果と例1で得られた結果との比較は、色の安定度に関する限りにおい て、本発明により、1回の押出しの後、既に向上が達成されたことを示す。例3(本発明による) 1.2モル%のヘキセン濃度、948kg/m3の密度及び0.36g/10分のMIを示す10 0重量部のエチレンコポリマー、ペンタエリスリチルテトラ(3,5-ジ-t-ブチル- 4-ヒドロキシフェニルプロピオネート)50%とトリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニ ル)ホスフィット50%を含む混合物0.15重量部、及び0.12重量部のN,N'-ビス(2 -ヒドロキシエチル)ドデカミドを含有するブレンドを、連続的に二軸ZSK30mm エクストルーダーのフィードセクションに添加した。その溶融ポリマーを230℃ の温度にした。該溶融ポリマーを冷却し、エクストルーダーの出口でペレットに 切断した。こうして得られたペレットをその後、さらなる添加剤を補充すること なく、さらに4回の同じ押出しに付した。第1、第3及び第5の押出し後、ペレ ットを色の安定度及び熱酸化安定性について分析した。その結果を表IIIに示す 。 例4(比較の方法による) ジオールの混入を省いた以外は、例3の操作を繰り返した。その結果を表IVに 示す。 例4の結果と例3の結果との比較は、本発明により、色の安定度に関する限り において、既に1回の押出しの後(例4におけるより高いBカラーによて反映さ れている)、及び熱安定性に関する限り(例4において示されるHLMI値と同 等に維持されるHLMI値により反映される)向上が達成されたことを示す。例5(本発明による) N,N'-ビス(2-ヒドロキシエチル)ドデカミドの代わりに、主にN,N'-ビス(2- ヒドロキシエチル)ラウリルアミン及びN,N'-ビス(2-ヒドロキシエチル)テト ラデシルアミンを5:2の比で含む混合物を0.12重量部混合したこと以外は 、例3の操作を繰り返した。その結果を表Vに示す。 例6(本発明による) N,N'-ビス(2-ヒドロキシエチル)ドデカミドの代わりに、次のアミンの混合 物を0.12重量部組み込んだこと以外は、例3の操作を繰り返した:N,N'-ビス (2-ヒドロキシエチル)ヘキサデシルアミン(25.5%)、N,N'-ビス(2-ヒドロ キ シエチル)ステアリルアミン(19.5%)及びN,N'-ビス(2-ヒドロキシエチル) シス-9-オクタデセニルアミン(41%)(その他の脂肪族アミンは各々<5%) 。その結果を表VIに示す。 例7(本発明による) 押出し温度を225℃に下げたこと、及び0.12重量部のN,N'-ビス(2-ヒドロ キシエチル)ドデカミドの代わりに次のアミンの混合物を0.08重量部混入さ せたこと以外は例3の操作を繰り返した:N,N'-ビス(2-ヒドロキシエチル)パル ミチルアミン(25.5%)、N,N'-ビス(2-ヒドロキシエチル)ステアリルアミン (19.5%)及びN,N'-ビス(2-ヒドロキシエチル)シス-9-オクタデセニルアミ ン(41%)(その他の脂肪族アミンは各々<5%)。その結果を表VIIに示す。 例8(本発明による) さらに0.04重量部のオクタデシル-3,5-ジ-t-ブチル-4−ヒドロキシ−ヒド ロシンナメートを混入させこと以外は、例7の操作を繰り返した。その結果を表 VIIIに示す。 例9(本発明による) さらに0.04重量部のトリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)ホスフィットを混 入させこと以外は、例7の操作を繰り返した。その結果を表IXに示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エチレンポリマー100重量部当たり、少なくとも1つのヒドロキシメチル (-CH2OH)基を含むジオールを0.05〜5重量部含有することを特徴とするエチ レンポリマー組成物。 2.エチレンポリマー100重量部当たり、0.08〜1重量部のジオールを含 有する請求の範囲第1項記載の組成物。 3.エチレンポリマーが少なくとも50重量%のエチレンを含み、ISO 1183 規格による密度が少なくとも935kg/m3である、請求の範囲第1項又は第2項 記載の組成物。 4.ジオールが2つのヒドロキシメチル(-CH2OH)基を含む、請求の範囲第1項〜 第3項のいずれか1項記載の組成物。 5.さらに、立体障害フェノール型抗酸化剤、ホスフィット型抗酸化剤、ホスホ ニット型抗酸化剤及びそれらの混合物から選ばれる少なくとも1種の抗酸化剤を 0.01〜1.00重量部含有する、請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項記 載の組成物。 6.少なくとも50重量%のエチレンを含み少なくとも935kg/m3のISO 11 83規格による密度を有する100重量部のエチレンポリマー、0.05〜5重量 部の2つのヒドロキシメチル(-CH2OH)基を含む少なくとも1種のジオール、及び 0.01〜1.00重量部の立体障害フェノール型抗酸化剤、ホスフィット型抗酸 化剤、ホスホニット型抗酸化剤及びそれらの混合物から選ばれる少なくとも1種 の抗酸化剤から実質的になる、請求の範囲第4項記載の組成物。 7.ジオールが下記一般式に相当する請求の範囲第4項〜第6項のいずれか1項 記載の組成物。 (式中、R1、R2及びR3は同一か又は異なっていて、それぞれ30個までの 炭素原子を含む任意に置換されていてもよい環式又は鎖状アルキル、アルケ ニル又はアルコキシ基を示す。) 8.R2及びR3がそれぞれメチレンを示し、及びR1がヘプタデシル又はウンデ シルを示す、請求の範囲第7項記載の組成物。 9.ジオールが下記一般式に相当する請求の範囲第4項〜第6項のいずれか1項 記載の組成物。 (式中、R1、R2及びR3は同一か又は異なっていて、それぞれ30個までの 炭素原子を含む任意に置換されていてもよい環式又は鎖状アルキル、アルケニル 又はアルコキシ基を示す。) 10.R2及びR3がそれぞれメチレンを示し、及びR1がステアリル、ドデシル、 テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル又はシス−9−オクタデセニルを示 す請求の範囲第9項記載の組成物。 11.エチレンポリマー100重量部当たり、0.04〜0.10重量部のアリール ホスフィット型抗酸化剤を含む、請求の範囲第9項又は第10項記載の組成物。 12.ジオールがただ1つのヒドロキシメチル基を含み、組成物がさらにエチレン ポリマー100重量部当たり0.05〜2重量部のホスフィット型抗酸化剤を含 む、請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記載の組成物。 13.ジオールがグリセロールモノエステルである、請求の範囲第12項記載の組成 物。 14.グリセロールモノエスエルが25個までの炭素原子を含む脂肪酸のエステル である、請求の範囲第13項記載の組成物。 15.グリセロールモノエステルがグリセロールモノステアレートである、請求の 範囲第14項記載の組成物。 16.ホスフィット型抗酸化剤がトリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)ホスフィッ トである請求の範囲第11項〜第15項のいずれか1項記載の組成物。 17.エチレンポリマーが、12個までの炭素原子を含むアルファ−オレフィンを 0.01〜5重量%含有するエチレンコポリマーからなる群から選ばれ、該エチ レンポリマーが935〜965kg/m3の密度、ASTM D 1238規格により190℃で2. 16kgの荷重下で測定された0.05〜5g/10分のメルトインデックスを示す、 請求の範囲第1項〜第16項のいずれか1項記載の組成物。
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