JPH10501098A - 半導体ウェーハのポリッシング装置及び方法 - Google Patents

半導体ウェーハのポリッシング装置及び方法

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JPH10501098A JP7529646A JP52964695A JPH10501098A JP H10501098 A JPH10501098 A JP H10501098A JP 7529646 A JP7529646 A JP 7529646A JP 52964695 A JP52964695 A JP 52964695A JP H10501098 A JPH10501098 A JP H10501098A
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Abstract

(57)【要約】 半導体ウェーハをポリッシングする(磨く)装置は、ハウジング、該ハウジング内にあってポリッシングブロックの第1表面に対向する半導体ウェーハの第1表面にワックスを施すマウント装置(56)、ハウジング内にあって半導体ウェーハの第2表面を磨く第1半導体ウェーハポリッシャ(58)を有する。半導体ウェーハの第2表面は半導体ウェーハの第1表面に対向する。第1搬送機構(62)はハウジング内にあってポリッシングブロックと半導体ウェーハをマウント装置から近傍の第1半導体ウェーハポリッシャに搬送する。コントローラはマウント装置、第1半導体ウェーハポリッシャ、及び第1搬送機構を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 半導体ウェーハのポリッシング装置及び方法 発明の背景 本発明は、半導体ウェーハ表面をポリッシングする(磨く)ための、半導体ウ ェーハポリッシャに関する。 従来の半導体ウェーハ成形プロセスにおける最終工程は、半導体ウェーハの片 面に高度に反射し且つ損傷の無い表面を作るポリッシング(磨き)工程である。 半導体ウェーハのポリッシングは機械化学的方法によって行われ、そこでは回転 するポリッシングパッドがポリッシングスラリーをウェーハに対して擦り付ける 。従来の半導体ウェーハポリッシャでは、ウェーハはワックスによってポリッシ ングブロックに接着され、ポリッシングアームによって回転するポリッシングパ ッドに対して保持される。 半導体ウェーハは、電子ビームリソフラフィ法又フォトリソフラフィ法により ウェーハ上に回路を印刷するために、特に平坦に磨かれなければならない。回路 が印刷されるウェーハ表面の平坦度は、ラインの解像度(1ミクロン以下に細く できる。)を維持するために極めて大切である。 平坦度は、全厚み変化測定値(TTV)及びトータル・インジケータ・リーデ イング値(STIR)によって部分的に定量化される。TTVは、ウェーハの最 大厚みと最小厚みとの差である。STIRは、ウェーハの背面に平行で且つ特定 領域の中心において前面と交差する基準面からウェーハの微小領域における最大 の正負の偏差の合計である。ウェーハにおける全厚み変化は、ウェーハの磨き量 を決定する重要な指標である。おそらく、磨かれた半導体ウェーハは1μ以下の TTV、及び20mm×20mmの領域について2分の1μ以下のSTIRを有 する。 従来のウェーハポリッシングでは、ウェーハ、ポリッシングパッド、及びスラ リーの擦り動作によって生じる摩擦熱がポリッシングブロック及びポリッシング ターンテーブルに伝わる。この伝熱はポリッシングブロックとターンテーブルに 温度勾配を生じ、これがポリッシングブロックとターンテーブルの温度膨張を引 き起こす。温度膨張は、ポリッシングブロック及びターンテーブルの平坦度に悪 影響を及ぼし、その結果、特に温度膨張が制御不能でポリッシングサイクルごと に変化する場合には、磨かれたウェーハの平坦度に悪影響を与える。例えば、ポ リッシングサイクルのアイドルタイム(遊び時間)中、ターンテーブルに生じた 歪みが、温度が均一になるにしたがって分散し始める。このアイドルタイムが変 化すると、連続的に磨かれたウェーハは著しい平坦度の変化を示す。 発明の概要 本発明のいくつかの目的は、半導体ウェーハを磨くための改良された装置及び 方法を提供すること、各半導体ウェーハにはポリッシングブロック上でワックス が施され、ポリッシング装置で磨かれ、そしてポリッシングブロックから分離さ れる半導体ウェーハ連続ポリッシング装置及び方法を提供すること、ポリッシン グ工程の開始時に各ポリッシングブロックの温度を実質的に一定にする装置と方 法を提供すること、実質的に一定の運転条件で連続的にウェーハが磨かれるよう に、ワックスを施す工程と磨く工程における運転変動を最小にする装置と方法を 提供すること、一つの磨かれた半導体ウェーハと別の半導体ウェーハとの平坦度 の変化を最小にする装置と方法を提供すること、温度膨張によって生じた部材の 変形がマウント/ポリッシングごとに変化しないように、ブロックとウェーハの マウント工程と磨き工程の最中にブロックとウェーハのマウント装置とポリッシ ング装置が制御される装置と方法を提供すること、半導体ウェーハを載せるポリ ッシングブロックの温度がウェーハのポリッシング中に対応する点において実質 的に同一である装置と方法を提供すること、制御された環境において、ポリッシ ングブロック上に半導体ウェーハを載せてウェーハを磨く装置と方法を提供する こと、ウェーハがパッドに押圧されているときに、回転するポリッシングパッド に対して半導体ウェーハの傾斜を規制するようにポリッシング装置を構成した装 置と方法を提供すること、後に磨かれるウェーハの平坦度が向上するようにポリ ッ シング装置の要素を改良した装置と方法を提供すること、後に磨かれるウェーハ の平坦度が向上するようにポリッシング装置のポリッシングパッドの形を改良し た装置と方法を提供すること、及び磨かれていない半導体ウェーハが自動的に第 1カセットから取り出され、磨かれ、そして第2カセットに挿入される装置と方 法を提供することである。 概略、半導体ウェーハを磨くための本発明の装置は、ハウジングと、ハウジン グ内にあってポリッシングブロックの第1表面に対向する半導体ウェーハの第1 表面にワックスを施すマウント装置と、ハウジング内にあって半導体ウェーハの 第2表面を磨く第1の半導体ウェーハポリッシャとを備えている。半導体ウェー ハの第2表面は半導体ウェーハの第1表面に対向している。第1の搬送機構はハ ウジング内にあって、ポリッシングブロックと半導体ウェーハをマウント装置か ら隣接する第1の半導体ウェーハポリッシャに搬送する。コントローラはマウン ト装置、第1半導体ウェーハポリッシャ、及び第1搬送機構の動作を制御する。 本発明の他の形態では、ポリッシングブロックの第1表面に対向する半導体ウ ェーハの第1表面にワックスを施す装置は、半導体ウェーハを保持する半導体ウ ェーハホルダと、ポリッシングブロックの第1表面にワックスを塗布するワック スアプリケータと、半導体ウェーハの第1表面をポリッシングブロックの第1表 面に押圧するプレスとを備えている。搬送機構は、ポリッシングブロックをワッ クスアプリケータに搬送し、ポリッシングブロックの第1表面にワックスが塗布 された後にポリッシングブロックをプレスに搬送し、半導体ウェーハをウェーハ ホルダからプレスに搬送するようにしてある。コントローラは搬送機構の動作を 制御する。ウェーハホルダ、ワックスアプリケータ、及びプレスは、搬送機構の 回りに環状に配置されている。 本発明の他の形態では、ポリッシングブロックに設けた半導体ウェーハを磨く 装置は、半導体ウェーハを磨く第1及び第2の半導体ウェーハポリッシャと、半 導体ウェーハとポリッシングブロックを保持する第1、第2、及び第3のステー ションを有する。第1ステーションは第1半導体ウェーハポリッシャの近傍にあ る。第2ステーションは第1と第2半導体ウェーハポリッシャの近傍にある。第 3ステーションは、第2半導体ウェーハポリッシャの近傍にある。第1半導体ウ ェーハポリッシャは、第1ポリッシングアームと、該第1ポリッシングアーム近 傍の第1の回動自在なポリッシング部材とを有する。第1ポリッシングアームは 、半導体ウェーハとポリッシングブロックを第1ステーションから引き出し、第 1ポリッシング部材による半導体ウェーハのポリッシング中に第1ポリッシング 部材に対して半導体ウェーハを保持し、その後半導体ウェーハとポリッシングブ ロックを第2ステーションに搬送する。第2半導体ウェーハポリッシャは、第2 ポリッシングアームと、該第2ポリッシングアーム近傍の第2の回動自在なポリ ッシング部材とを有する。第2ポリッシングアームは、半導体ウェーハとポリッ シングブロックを第2ステーションから引き出し、第2ポリッシング部材による 半導体ウェーハのポリッシング中に第2ポリッシング部材に対して半導体ウェー ハを保持し、その後、半導体ウェーハとポリッシングブロックを第3ステーショ ンに搬送する。 本発明の他の形態では、半導体ウェーハを磨く装置は、第1の軸を中心に回転 するポリッシング部材と、ポリッシングブロックを解放自在に保持するチャック と、チャックを保持するポリッシングアームとを有する。半導体ウェーハはポリ ッシングブロックの一方の面に接着される。ポリッシングアームは、ポリッシン グ部材が半導体ウェーハを磨くために回転するとき、ポリッシング部材に対して 半導体ウェーハの磨き面を押圧するようにしてある。チャックは、ポリッシング アームに接続したスピンドルと、プラテンと、第2の軸を中心にプラテンが回転 するように中心にプラテンを駆動連結するベアリングアセンブリとを有する。チ ャックは、ポリッシングブロックの第2表面をプラテンに対向させて、ポリッシ ングブロックを解放自在に把持するようにしてある。ポリッシングの間、第2の 軸は第1の軸とほぼ平行で、ポリッシングブロックと半導体ウェーハはプラテン と共に第2の軸を中心に回転する。このチャックは、ベアリングアセンブリの軸 方向中央から半導体ウェーハの磨き面までの軸方向距離D1が半導体ウェーハの 径の約3分の1以下となるように、ポリッシングブロックを保持する。 本発明の他の形態では、第1表面と第2表面を有するポリッシングブロックに 半導体ウェーハを設ける方法は、ポリッシングブロックの第1表面にワックスを 塗布し、ポリッシングブロックの第2表面を加熱してポリッシングブロックの第 1表面上のワックスを加熱し、ポリッシングブロックの第2表面に形成された凝 結を気化し、ポリッシングブロックの第1表面上のワックスに半導体ウェーハを 接触させ、半導体ウェーハをワックスによってポリッシングブロックに接着する ものである。 本発明の他の形態では、半導体ウェーハを磨く方法は、半導体ウェーハの第1 表面がポリッシングブロックの第1表面に対向するように、半導体ウェーハをポ リッシングブロックに固定し、ポリッシング中にポリッシングブロックが半導体 ウェーハをポリッシング部材に押圧した状態で、ポリッシング部材を回転しなが ら半導体ウェーハの第2表面を磨き、ポリッシング開始時におけるポリッシング ブロックの温度が所定温度Tp1に等しくなるように、少なくともポリッシング工 程の開始前にポリッシングブロックの温度を制御し、ポリッシング部材によって 半導体ウェーハが順次磨かれるように、複数の半導体ウェーハに対して上記工程 を連続的に繰り返すものである。 本発明の他の形態では、半導体ウェーハを磨く方法は、ポリッシングブロック を所定温度Thにほぼ等しい温度に加熱し、半導体ウェーハの第1表面がポリッ シングブロックの第1表面に対向するように、ポリッシングブロックに半導体ウ ェーハを固定し、ポリッシング部材を回転しながら半導体ウェーハの第2表面を 磨き、半導体ウェーハがポリッシングブロックに固定されてから一定時間tb-p 後にポリッシング部材を回転して、半導体ウェーハのポリッシングを開始し、ブ ロックから半導体ウェーハを取り除くものである。これらの工程は、ポリッシン グ部材によって半導体ウェーハが順次磨かれるように、複数の半導体のそれぞれ について連続的に繰り返される。 本発明の他の形態では、複数の半導体ウェーハを磨く方法は、第1ポリッシン グブロックの第1表面に接着剤を塗布し、第1半導体ウェーハの第1表面を第1 ポリッシングブロックの第1表面に対向させて、第1の半導体ウェーハを第1ポ リッシングブロックに接着し、ポリッシング部材を回転して第1半導体ウェーハ の第2表面を磨き、ポリッシング部材による第1半導体ウェーハの第2表面のポ リッシングが終了した後に、第1ポリッシングブロックから第1半導体ウェーハ を取り除くものである。接着剤は、ポリッシング部材による第1半導体ウェーハ の第2表面のポリッシング終了前に、第2ポリッシングブロックの第1表面に塗 布される。第2半導体ウェーハは、ポリッシング部材による第1半導体ウェーハ の第2表面のポリッシング終了前に、第2ポリッシングブロックに接着される。 第2半導体ウェーハの第1表面は第2ポリッシングブロックの第1表面に対向し ている。第2半導体ウェーハの第2表面はポリッシング部材を回転して磨かれる 。第2半導体ウェーハは、ポリッシング部材の回転による第2半導体ウェーハの 第2表面のポリッシング終了後に第2ポリッシングブロックから取り除かれる。 ポリッシング部材による第1半導体ウェーハの第2表面のポリッシング終了前に 、第3ポリッシングブロックの第1表面に接着剤が塗布され、ポリッシング部材 による第2半導体ウェーハの第2表面のポリッシング終了前に第3半導体ウェー ハが第3ポリッシングブロックに接着される。なお、第3半導体ウェーハの第1 表面は、第3ポリッシングブロックの第1表面に対向している。第3半導体ウェ ーハの第2表面はポリッシング部材の回転により磨かれ、ポリッシング部材によ る第2半導体ウェーハのポリッシング終了後に、第2半導体ウェーハが第2ポリ ッシングブロックから取り除かれる。接着剤は第1ポリッシングブロックの第1 表面から除かれ、その後、ポリッシング部材による半導体ウェーハの第2表面の ポリッシング終了後に、第2の接着剤が第1ポリッシングブロックの第1表面に 塗布される。ポリッシング部材による第3半導体ウェーハの第2表面のポリッシ ング終了前に、第4半導体ウェーハが第1ポリッシングブロックに接着される。 なお、第4半導体ウェーハの第1表面は、第1ポリッシング部材の第1表面に対 向している。第4半導体ウェーハの第2表面は、ポリッシング部材の回転により 磨かれる。 その他の目的及び特徴は以下に部分的に明らかにし、指摘する。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に係る半導体ウェーハポリッシング装置の正面図である。 図2は、図1のウェーハポリッシング装置の側面図である。 図3は、図1の線3−3の面に沿った断面図である。 図4は、図1のウェーハポリッシング装置のブロック図である。 図5は、図1のポリッシング装置のサーキュラロボットの側面図である。 図6は、図5のサーキュラロボットの平面図で、開放位置にあるロボットのジ ョーを示す。 図7は、図5のサーキュラロボットの平面図で、ポリッシングブロックを保持 した閉鎖位置にあるジョーを示す。 図8は、図5のサーキュラロボットの平面図で、半導体ウェーハを保持したロ ボットの真空チャックを示す。 図9は、複数のポリッシングブロックを保持した図1のポリッシング装置のブ ロックラックの側面図である。 図10は、図9のブロックラックの平面図である。 図11は、図1のポリッシング装置のワックスアプリケータの平面図である。 図12は、詳細を示すために部品を分解した、図11のワックスアプリケータ の側面図である。 図13は、図1のポリッシング装置のブロックヒータの側部断面図である。 図14は、図13のブロックヒータの拡大断面図で、ヒータのポリッシングブ ロックを示す。 図15は、図1のポリッシング装置の半導体ウェーハ搬送ステーションの平面 図である。 図16は、図15のウェーハ搬送ステーションの側面図である。 図17は、図15のウェーハ搬送ステーションの背面図である。 図18は、図16と同様の側面図で、左側に移動して複数の半導体ウェーハを 収容しているカセットに入った搬送ステーションのウェーハキャリアを示す。 図19は、図16のウェーハ搬送ステーションの拡大分解側面図で、ウェーハ がサーキュラロボットのウェーハチャックに係合したとき、搬送ステーションの プランジャが伸びて搬送体ウェーハの下面を支持した状態を示す。 図20は、図1のポリッシング装置の真空プレスの側面図で、詳細を示すため に部品が分解されている。 図21は、図20の真空プレスの拡大断面図で、ポリッシングブロックが半導 体ウェーハに押圧された状態を示す。 図22は、図1のポリッシング装置のリニアロボットの平面図で、ポリッシン グブロックを保持するリニアロボットの真空チャックを示す。 図23は、図22のリニアロボットの背面図面で、詳細を示すために部品が分 解されている。 図24は、図22のリニアロボットの端面図である。 図25は、図1のポリッシング装置の温度管理スプレーステーションで、ポリ ッシングブロックの下面に設けた半導体ウェーハにスプレーしている状態を示す 。 図26は、図1のポリッシング装置の粗ポリッシャの側面図である。 図27は、図26の粗ポリッシャのポリッシングテーブルアセンブリとチャッ クアセンブリの拡大断片側面図で、詳細を示すために部品に分解されている。 図28は、図27のポリッシングテーブルアセンブリの底面図である。 図29は、図26の粗ポリッシャの駆動機構を示す概略平面図である。 図30は、図26の粗ポリッシャの駆動機構の振動シリンダとその他の要素の 側面図である。 図31は、図26の粗ポリッシャの機構の背面図である。 図32は、図26の粗ポリッシャのスラリー供給装置の概略図である。 図33は、図27のチャックアセンブリの垂直平面に沿った拡大断面図で、チ ャックアセンブリの下面に固定したポリッシングブロックを示す。 図34は、図33のチャックアセンブリの底面図である。 図35は、図1のポリッシング装置のブロック−ウェーハセパレータの平面図 である。 図36は、図35のブロック−ウェーハセパレータの側面図である。 図37は、図27のテーブルアセンブリのポリッシングパッドの概略図で、ポ リッシングパッドの窪みを減少するために所定の方法で擦減部材を用いて擦減さ れる状態を示す。 図38は、図37と同様の概略図で、ポリッシングパッドが、ポリッシングパ ッドの凸部を減少するために所定の方法で擦減部材によって擦減される状態を示 す。 添付図面の幾つかを通じて、対応する符号は対応する部品を示す。 発明の実施の形態 図1から図4を参照すると、半導体ウェーハをマウントしポリッシングする本 発明の装置が、符号50により全体を示してある。装置50は、第1キャビネッ ト51と、第1キャビネットに隣接して該第1キャビネットに固定された第2キ ャビネット52が示してある。第1キャビネット52は、セラミックポリシッシ ングブロックに対して、半導体ウェーハにワックスをマウントする半導体ウェー ハ・マウント装置56(図3)を収容している。第2キャビネット54は、ポリ ッシングブロックにマウントされた半導体ウェーハをポリッシングする(磨く) 第1と第2の半導体ウェーハポリッシャ58、60と、マウント装置56から隣 接する第1半導体ウェーハポリッシャ58にマウントされたウェーハを搬送する リニアロボット62(第1の搬送機構)とを収容している。 第1キャビネット52は、前部操作扉64(図1)、側部操作扉(図示せず) 、前部操作扉の下の前部サービス扉66、及び側部操作扉の下の側部サービス扉 (図示せず)を備えている。操作扉とサービス扉により、半導体ウェーハマウン ト装置56にアクセスできる。装置50の操作を停止させる緊急オフボタン68 が第1キャビネット52の前部に設けてある。 第2キャビネット54は、第1と第2の前部操作扉70、72、側部操作扉7 4、第1と第2の前部操作扉の下にある第1と第2の前部サービス扉76、78 、側部操作扉の下にある側部サービス扉80、及びコントローラアクセス扉82 を備えている。第1の前部操作扉70と前部サービス扉76及び側部操作扉74 とサービス扉80により、第1の半導体ウェーハポリッシャ58にアクセスでき る。第2の前部操作扉72とサービス扉78により、第2の半導体ウェーハポリ ッシャ 60にアクセスできる。コントローラアクセス扉82により、コントローラ84 (図4)にアクセスできる。コントローラ84は、装置50の各部をコントロー ルするために、インテル486プロセッサのような高性能プロセッサを備えてい る。コントロールパネル86は、装置50を操作するために、第2キャビネット 54の前部に設けてある。また、ビデオモニタ88は、装置の操作をモニタする ために、操作パネルに隣接して設けてある。第2キャビネット54の上部に設け た状態表示ライト90は、装置50の状態(例えば、ポリッシングされていない ウェーハを挿入したり、ポリッシングされたウェーハを取り出すことの要求)を 示す。 図3と4を参照すると、半導体ウェーハマウント装置56はコントローラ84 によりコントロールされており、サーキュラロボット(巡回ロボット)100( 第2の搬送機構)、ポリッシングブロックラック102、ワックスアプリケータ 104、ポリッシングブロックヒータ106、半導体ウェーハ搬送ステーション 108、及びバキュームプレス110を備えている。ブロックラック106、ワ ックスアプリケータ104、ブロックヒータ106、ウェーハ搬送ステーション 108、及びバキュームプレス110は、サーキュラロボット100の周囲に環 状に配置されている。 装置50は、それぞれのステーションに多くのセンサ(詳述せず)を有し、こ れらはコントローラ84に接続されている。コントローラ84はセンサを用いて 、各ステーションの種々の作業又は操作が実行されているか否かを判定する。一 つの作業が終了すると、コントローラは別の作業を開始する。 一般的に、コントローラ84はサーキュラロボット100を作動させて一連の 工程を実行することができる。当該工程において、ポリッシングブロックと半導 体ウェーハは第1キャビネット52内の種々のステーションの間を移動され、半 導体ウェーハをポリッシングブロックにマウントする。具体的に、サーキュラロ ボット100はブロックラック102からポリッシングブロックを取り上げ、こ れをワックスアプリケータ104に載せる。ワックスアプリケータ104はコン トローラ84によりコントロールされ、ポリッシングブロックにワックスをコー ティングする。次に、サーキュラロボット100はポリッシングブロックをブロ ックヒータ106に移動させる。このブロックヒータはコントローラ84により 操作され、ブロックとワックスを加熱する。サーキュラロボット100は、ウェ ーハ搬送ステーション108から半導体ウェーハを取り上げ、これをバキューム プレス110に搬送する。ブロックヒータ106がブロックを加熱した後、コン トローラ84はサーキュラロボット100に信号を送る。このロボット100は 、ブロックを掴み、ワックス面を下に向けてバキュームプレス100に搬送する 。バキュームプレス110は次にコントローラ84によって操作され、ポリッシ ングブロックのワックス面を半導体ウェーハに対して押圧する。加熱されたワッ クスは半導体をポリッシングブロックに接着する。 リニアロボット62はコントローラ84によりコントロールされ、図3におけ る右側から左側に移動して、ポリッシングブロックと半導体ウェーハをバキュー ムプレス110から取り上げ、それを第1半導体ウェーハポリッシャ58に隣接 する第1温度規制スプレーステーション112に搬送する。第1半導体ウェーハ ポリッシャ58は、第1(粗)ポリッシングアーム114と第1(粗)回転ポリ ッシングテーブル116を構成する。粗ポリッシングアーム114はコントロー ラ84により操作され、ポリッシングブロックと半導体ウェーハを第1温度規制 スプレーステーション112から粗ポリッシングテーブル116に移動し、半導 体ウェーハを回転粗ポリッシングテーブルに対して押し付け、そしてポリッシン グブロックと半導体ウェーハを第1及び第2半導体ウェーハポリッシャ58、6 0に隣接する第2温度規制スプレーステーション118に搬送する。第2半導体 ウェーハポリッシャ60は、第1ポリシッングアーム120と第2ポリシッング アーム122とを有する第1ポシッシャを構成している。第1ポリシッングアー ム120は、ポリシッングブロックと半導体ウェーハを第2温度管理スプレース テーション118から第2ポリシッングテーブル122へ移動し、半導体ウェー ハを回転仕上げポリシッングテーブル122に対して押し付け、その後ポリシッ ングブロックと半導体ウェーハを第2キャビネット52の第3温度管理スプレー ステーション124に搬送するために、コントローラ84で操作される。サーキ ュラ ロボット100は、ポリシッングブロックと半導体ウェーハを第3温度管理スプ レーステーション124から取り上げ、それらを上下反転し、それらをブロック −ウェーハセパレータ126に載せるようにしてある。ブロック−ウェーハセパ レータ126は、半導体ウェーハをポリシッングブロックから分離するために、 コントローラ84で操作される。 前部オペレータ扉64の上には、第1キャビネット52の中に、吸気ファン1 30(図1)が設けてある。ファン130は、コントローラ84により操作され 、外気を第1キャビネット52に引き込む。リント(綿屑)採集機132がファ ン130の上に設けてあり、大きな粒子の塵埃及びその他の破片を捕獲する。独 立(HEPA)フィルタ134は、第1キャビネット52の全幅及び全深さにわ たって広がっており、ファン130の下に配置され、小さな粒子の塵埃及びその 他の破片を捕獲する。ファン130により、第1キャビネット52内の空気圧は 第2キャビネット54の空気圧よりも大きくなっている。この差圧により、空気 は装置の第1ウェーハマウント領域から装置のウェーハポリシッング領域へと流 れ、第2キャビネット54の開口部(扉の隙間)から出て、ポリシッング領域に おける破片がマウント領域に入るのを最小限に抑える。 また、好適に、装置は、ウェーハマウント領域をウェーハポリシッング領域か ら分離するために仕切り壁を備えている。これらの仕切り壁は、マウント領域と ポリシッング領域との間に、ポリシッングブロックと半導体ウェーハの通路とし て開口部を設けてもよい。代わりに又は付加的に、仕切り壁には、一つのキャビ ネット内に、コントローラで制御される扉(図示せず)をキャビネット閉鎖位置 から開放位置へと移動可能に設けてもよい。閉鎖位置で、扉はマウント領域とポ リシッング領域との間で通路を覆う。開放位置で、扉は通路から揺動して離れ、 マウント領域とポリシッング領域との間をポリシッングブロックと半導体ウェー ハが通過できるようにする。 図5から図8において、サーキュラロボット100は、ポリシッングブロック を保持するために、ロボットアーム上にほぼ水平な(ロボット)アーム140と 、第1及び第2のジョー142、144を有する。第1ジョー142はロボット ア ーム140の外側端部146に固定されている。第2ジョー144は、ピン14 8とクレビス150(図5)によってロボットアーム140に連結されている。 ローラ152はジョー142、144にピン結合してあり、ジョーが開放位置( 図6)から閉鎖位置(図7)へ移動すると、ポリシッングブロックの周囲に係合 するようにしてある。 ジョー142、144の開放位置と閉鎖位置との間の移動は、ロボットアーム 154(又はジョーシリンダ)内に回動自在に設けた第1空圧シリンダ154に より行われる。ジョーシリンダ154の伸縮ロッド156は位置158で第2ジ ョー144にピン結合されており、ロッドの縮小によりジョーが閉鎖し、ロッド の伸長によりジョーを開放する。サーキュラロボット100は、半導体ウェーハ を取り上げるために、真空チャック160(真空グリッパ)を備えている。真空 チャック160は可動レール162に固定されており(図8)、この可動レール 162はロボットアーム140に固定したガイド164に組み合わされている。 ロボットアーム140の中の第2空圧シリンダ166は、ブラケット170によ り真空チャック160に連結されたピストンロッド168を備えている(図8) 。ピストンロッド168が進退動作によりガイド164中のレール162がスラ イドし、真空チャック160を引き込み位置(図5)から進出位置(図8)へと 軸方向に移動させる。 ほぼ水平な軸XRについてロボットアーム140が回転できるように、ロボッ トアーム140は適当なベアリング174(図7)によってロボットアームサポ ート172に設けてある。ロボットアームサポート172中の空圧式ロータリア クチュエータ176(図7に仮想的で示す)は、軸XRを中心にロボットアーム を回転させるために、適当な駆動機構(図示せず)を介してロボットアーム14 0に連結してある。適当な位置決めセンサと組み合わされたコントローラ84は 、ロボットアーム140が軸XRを中心に回転する間、該ロボットアーム140 の位置を求める。 ほぼ垂直な軸178は、その上端部においてロボットアームサポート172に 固定され、その下端部においてベアリングブロック184内に回動可能に連結し てある。軸178はまたベアリング186(図5に仮想線で示す)を介して、静 止ハウジング190に固定された中空シリンダ188内に回動自在に設けてある 。ほぼ水平な面192はベアリングブロック184の上端部に固定してあり、シ ャフト178の通路用の第1開口部194とナットを含む第2開口部194とを 備えている。ほぼ垂直なスクリュウ200はその下端部でハウジング190内に 回動自在に且つナット198に螺合されている。軸178は、ナット198中で スクリュウ200を回転することで、垂直軸YRに沿って上昇又は降下される。 スクリュウ200は駆動機構202により回転される。この駆動機構202は、 ハウジング190に設けたサーボモータ204(レベル位置決めサーボモータ) と、サーボモータにより回転される駆動プーリ206、スクリュウ200にキー 結合した駆動プーリ208、及びプーリに巻回したベルト210とを備えている 。レベル位置決めサーボモータ204を動作すると、スクリュウ200が回転し 、ロボットアーム140が下降位置(図5に仮想線で示す)と上昇位置(図5に 実線で示す)との間で垂直方向に移動する。ロボットアーム140の垂直位置を 直接又は間接に検出するためにセンサが設けてある。センサは、レベル位置決め サーボモータ204上にシャフトエンコーダ205(例えば、一回転当たり40 00をカウントするシャフトエンコーダ)を備えているのが好ましい。コントロ ーラ84は、サーボモータ204の軸の回転に応答して、エンコーダからパルス を計数し、ロボットアーム140の垂直位置を求める。コントローラ84に電気 的に接続された位置決めセンサ212はプレート192の位置を検出し、ロボッ トアーム140の基準高さを決定する。軸178の上端部を囲むベローズ形状の ブーツ216が、軸が下降した時に圧縮し、軸が上昇したときに広がるようにし てある。 軸178とロボットアーム140は、周囲に配置されたステーションに対して 、又はこれらステーションから、ウェーハとブロックとを移動させるために、軸 YRを中心として回転させてもよい。軸プーリ218は軸178を囲っている。 プーリ218は中央開口部(図示せず)を有し、その中を軸178が通過する。 プーリ218は軸178にスプライン(キー)結合されており、軸は軸プーリと 一 緒になって回転するが、軸YRに沿って軸プーリに対して移動できるようにして ある。軸プーリ218はベルト222により駆動プーリ220に連結され、駆動 プーリはハウジング190に固定したサーボモータ224(周方向の位置決め用 サーボモータ)により回転される。センサ(図示せず)はロボットアーム140 の回転位置を求めるために設けてある。センサは、周方向位置決めサーボモータ 224の軸に連結したシャフトエンコーダを備えている。コントローラ84はエ ンコーダからのパルスをカウントし、ロボットアームの回転位置を求める。 第1ステーションからポリッシングブロックBを取り上げて該ブロックを第2 ステーションに移動させるために、コントローラ84はレベル位置決めサーボモ ータ204を起動してサーキュラロボット100のロボットアーム140を上昇 させると共に、周方向位置決めサーボモータ224を起動してジョーシリンダ1 54上にジョー142、144を位置させる。次に、コントローラ84は、ピス トンロッド156を伸ばしてジョー142を開放するジョーシリンダ154を起 動する。コントローラ84は再びレベル位置決めサーボモータ204を起動して アーム140を下降し、ジョー142、144のローラ152をポリッシングブ ロックBと同一レベルに位置させる。ジョーシリンダ154は続いてピストンロ ッド156を引っ込めるように操作されてジョー142、144を閉じる。これ により、ローラはポリッシングブロックBの周囲に係合する。次に、コントロー ラ84はレベル位置決めサーボモータ204を起動してロボットアーム140を 上昇させると共に、周方向位置決めサーボモータ224を起動してポリッシング ブロックBを第2ステーションの上に位置させる。第2ステーションに載置する 前にポリッシングブロックBを反転する必要があるときは、コントローラ84は ロータリアクチュエータ176を起動して、軸XRについてアームを180°回 転する。次に、コントローラ84はレベル位置決めサーボモータ204を起動し てポリッシングブロックBを第2ステーション上に下降すると共に、ジョーシリ ンダ154を起動してジョー142、144を開放する。 第1ステーションから半導体ウェーハを取り上げて該ウェーハを第2ステーシ ョンに移動させるために、コントローラ84はレベル位置決めサーボモータ20 4 を起動してロボットアーム140を上昇させると共に、周方向位置決めサーボモ ータ224を起動して第1ステーション上にサーキュラロボットを位置させる。 次に、コントローラ84は真空チャックシリンダ166を起動して半導体ウェー ハW上で真空チャックを半径方向外側に移動させる。次に、レベル位置決めサー ボモータ204はロボットアーム140を下降する。これにより、真空チャック 160は半導体ウェーハWの上部と係合する。次に、コントローラ84が適当な 真空ラインを介して真空チャック160に連結された真空ポンプを起動すること により、真空チャックは半導体ウェーハWを保持する。レベル位置決めサーボモ ータ204が起動されてロボットアーム140を上昇し、周方向位置決めサーボ モータ224が起動されて第2ステーション上にロボットアームを位置させる。 半導体ウェーハWが他のステーションと衝突しないように、ロボットアーム14 0を第1ステーションから第2ステーションに移動する前に、真空チャックシリ ンダ166のピストンロッド168を引き込む必要があるかもしれない。次に、 ピストンロッド168が伸ばされ、第2ステーション上に半導体ウェーハWを位 置させる。次に、コントローラ84はレベル位置決めサーボモータ84を起動し て第2ステーション上に半導体ウェーハWを降下し、真空ラインに連結された弁 を開放して真空チャック160から半導体ウェーハを離す。 このように、サーキュラロボット100は、ポリッシングブロックと半導体ウ ェーハを、ウェーハマウント装置のステーションに又はそこから搬送するように 動作可能である。 図9、10において、ポリッシングブロックラック102は複数のトレイ23 0を備えており、複数のポリッシングブロック(好ましくは6個)をトレイごと に一つづつ保持するようにしてある。トレイ230はキャリッジ232上に設け てあり、積み重ねられるようにしてある。キャリッジ232は静止ブロックラッ クサポート234に対して垂直に移動できるようにしてある。キャリッジ232 は一対のほぼ垂直なレール236を備えており、これらはブロックラックサポー ト234に固定した対応するガイド238の中に乗せてある。ほぼ垂直なスクリ ュウ240はその下端部でベアリング242を介してラックサポート234に回 動 自在に設けてある。スクリュウ240は螺子付きシャンクを備えており、その下 端部からキャリッジ232の下端部に固定した螺子付きナット244に伸びてい る。第1プーリ246はスクリュウ240にキー結合してあり、ベルト250に よって第2プーリ248に連結されている。サーボモータ252は、モータマウ ント254によってラックサポート234に固定されており、第2プーリ248 を回転し、それにより第1プーリ246とスクリュウ240を回転する。スクリ ュウ240の回転によりキャリッジ232とトレイ230が上昇及び下降する。 エンコーダ253は、スクリュウ240にインデックス(索引)を付けるために 、モータ252の軸に連結し、コントローラ84が選択的にモータ252を作動 してキャリッジ232を所望の予め決められたレベルに上昇及び下降するように してもよい。 最下部のトレイ230はキャリッジ232に固定的に取り付けてある。ピン2 56は5つの最上部トレイ(ピボットトレイ)をキャリッジ232の細長い垂直 フランジ258に回動自在に連結しており、これらのピボットトレイがそれぞれ 水平軸について対応するピン上で揺動する。ピボットトレイ230は、ほぼ水平 なブロック保持位置から傾斜位置へとピン256について揺動するようにしてあ る。図9において、2つの最上部トレイは傾斜した位置で示してあり、その他の トレイはブロック保持位置で示してある。ローラ260は各ピボットトレイ23 0の端部近傍に設けてあり、(図9に見られるピンの右側に)ピン256から水 平方向に間隔が設けてある。ローラ260は、ラックサポート234に固定した 一対の傾斜プレート262に係合可能としてある。キャリッジ232が一つのト レイから別のトレイに持ち上げられると、ピボットトレイ230の一つのローラ 260が傾斜プレート262と係合し、これによりトレイがブロック保持位置か ら傾斜位置へと揺動する。トレイ230の上面から伸びるスペーサ264により 、ブロック保持ステーションにおけるトレイの揺動(図9における反時計回り方 向)が禁止される。ほぼ垂直なセンサホルダ266は、ラックサポート234に 固定されたブラケット268から上方に伸びている。配列バー266は、最下部 のトレイ230の開口部270と、ピボットトレイに設けた開口部272(図1 0) とを介して伸びており、上端部近傍にセンサ(図示せず)を備えている。センサ は、ポリッシングブロックBがセンサ近傍に設けたトレイ(すなわち、最上部水 平トレイ)の上にあるか否かを検出する。 ブロックラック102は積層されたポリッシングブロックを保持する。サーキ ュラロボット100が最上部のブロックBをトレイから持ち上げた後、コントロ ーラ84がモータ252を起動し、これによりスクリュウ240が回転してキャ リッジ232を、トレイ間の垂直空間に対応した場所に上昇させる。キャリッジ 232が上昇すると、ローラ260は傾斜プレート262と係合し、ローラに加 えられている力によりトレイ230が隣接するポリッシングブロックBから離れ るように揺動し、この隣接するブロックがサーキュラロボット100により持ち 上げることができる。キャリッジ232が所望のレベルに達すると、コントロー ラ84はモータ252を停止する。 図11及び図12において、ワックスアプリケータ104は、ポリッシングブ ロックBの上面に、適当なワックス接着剤をコーティングするようにしてある。 これは、アプリケータ支持構造276、アプリケータ支持構造に固定したほぼ円 形のボール278、水平ターンテーブル280、及びワックスアプリケータアー ム282を備えている。ターンテーブル280は、垂直軸284の上端部に固定 されている。軸284は、軸Ywを中心に回転するように、適当なベアリング( 図示せず)によって、アプリケータ支持構造276に回動自在に設けてある。軸 284は下方に伸びており、その下端部において、アプリケータ支持構造276 に対して回動自在なシャフト支持構造286によって、支持されている。軸28 4は、ベアリングアセンブリ288によって、シャフト支持構造286に回動自 在に設けてある。 シャフト支持構造286に設けたサーボモータ290は第1プーリ292を回 転し、これによりベルト296を介してプーリ294が回転する。第2プーリ2 94は軸284にキー結合されており、軸と共に回転する。ターンテーブル28 0は軸284に固定されているので、モータ290が動作することによりターン テーブルが回転する。アプリケータ支持構造276に固定した空圧シリンダ29 8(ターンテーブルシリンダ)は、シャフト支持構造286に固定され、下方に 突出したピストンロッド300を備えている。ターンテーブルシリンダ298を 動作することにより、シャフト支持構造286が上昇及び下降し、これにより軸 286とターンテーブル280が上昇及び下降する。ターンテーブル280は、 該ターンテーブル280がボール278上に位置した上昇位置から、ボールの中 にある降下位置(図示せず)まで、ピストンロッドが進退することにより、垂直 に移動する。真空グリッパ(図示せず)はターンテーブル280の中央にあり、 ターンテーブル上のポリッシングブロックBを保持する。 ボール278はほぼ環状の形をしている。これは、ほぼ漏斗形状の外側部30 2、該外側部の半径方向内方に伸びる環状の底部304、及び底部から上方に伸 びる円筒形内側部306を備えている。排水及び排気ポート(図示せず)が、ボ ール278から液体を排出すると共にガスを排気するために、底部304に設け てある。ボール278の内側部306は、軸284の通路となる開口部を備えて いる。円筒状の幕308が軸284を囲い、ボールの内側部306を覆っており 、破片が開口部に侵入するのを防止している。 ワックスアプリケータアーム282は、水平に伸びる供給チューブ310、該 供給チューブを覆う細長いシールド312、及び供給チューブの一端部に設けた 注ぎ口314を備えている。供給チューブ310はチューブフィッテイング31 6を介して弁318に固定されており、注ぎ口314にワックスを供給するよう にしてある。弁318はフィッテイング320によって、円筒サポート324に 回動自在に設けた直立円筒ロータ322に固定されている。供給チューブ326 は円筒サポート324を介して上方に伸び、フィッテイング320を介して弁3 18に連結されている。円筒サポート324はアプリケータ支持構造276に固 定されている。細長い円筒部材328は、円筒ロータ322と同軸に、円筒サポ ート324を介して円筒ロータ322から下方に伸びている。レバーアーム33 0(図11)は円筒部材328の下部から横方向に伸びている。レバーアーム3 30は空圧シリンダ334のピストンロッド332にピン結合されている。空圧 シリンダのシリンダは、アプリケータ支持構造276にピン結合されている。シ リンダ334が動作するとロータ322とアプリケータアーム282が軸YAを 中心に回転し、ワックスアプリケータアーム282がアプリケーション位置から 引き込まれた位置まで揺動する。アプリケーション位置(図11)において、注 ぎ口314は、軸Ywと直線的に、ターンテーブル280の中心上に直接配置さ れる。引き込まれた位置(図12)では、ワックスアプリケータアーム282は ターンテーブル280から離れるように横方向に揺動する。これは、ポリッシン グブロックBがターンテーブル280上に置かれているときのやり方と異なる。 ワックスアプリケータ104はまたクリーニングスプレーノズル336(図1 1)、クリーニングブラシ338、及びエッジクリーナ340を備えている。ク リーニングスプレーノズル336は、ターンテーブル280上に置かれたポリッ シングブロックBの上面に適当なワックス溶液をスプレーしてポリッシングブロ ックを清掃するために、ボール278の上部近傍に設けてある。スプレーノズル 336のスプレー角度及びスプレーパターンは、回転しているポリッシングブロ ックBの上面全体に上記液をスプレーするのに十分なものである。 クリーニングブラシ338は、クリーニング液をスプレーした後、ポリッシン グブロックBの上面を清掃するようにしてある。クリーニングブラシ338は、 一端に下方に伸びる毛344を有する細長いハンドル342を備えている。ハン ドル342の他端は、ロッドレスシリンダ348のピストン台346に固定され ている。ロッドレスシリンダ348の細長いバレル350はボール278の半径 方向外側に伸びている。これは、ボール278から離れたアウトボード端352 とボール近傍のインボード端354とを備えている。アウトボード端352は、 アプリケータ支持構造276に358の位置でピン結合されたブラケット356 に固定されている。バレル350のインボード端354は、空圧シリンダ364 (ブラシ垂直シリンダ)のピストンロッド362にピン連結されたブラケット3 60に固定されている。シリンダ364は、アプリケータ支持構造276にピン で連結してある。ターンテーブル280が下端位置にあるとき、ブラシ垂直シリ ンダ364が動作することにより、ロッドレスシリンダ348のバレル350が ピボット点358で旋回し、バレルのインボード端354を持ち上げて、ポリッ シングブロックB上に毛344を上昇させる。ピストン台346の下に固定され たスライド366は、一端部をブラケット356、360の端部に連結したガイ ドロッド368に乗る。ロッドレスシリンダ348を動作することにより、ガイ ドロッド368に沿ってピストン台346が移動し、ポリッシングブロックBの 面を横切ってブラシ338の毛344が移動する。ピストン台346と係合可能 な調整できるストッパ370、372が、台とブラシ338の横移動を規制する ために、ブラシ356、360に固定してある。 エッジクリーナ340は、チューブ374と、チューブスリーブ376とを備 えている。チューブ374は、クリーニング液をポリッシングブロックBの周囲 に向けるために、軸Xtをボールに対して傾斜させた真っすぐな下部と、ノズル 378を形成する曲がった上部とを備えている。チューブスリーブ376はチュ ーブの直線部分を囲み、軸Xtを中心にスリーブとチューブを回転するように、 適当なベアリング(図示せず)によってアプリケータ支持構造の中に回動自在に 設けてある。レバー380(図12)はスリーブ376から横方向に伸びている 。空圧シリンダ382(図11)はアプリケータ支持構造276にピン結合して あり、そのピストンロッド384はレバー380にピン結合してある。ピストン ロッド384の進退動作により、ノズル378がポリッシングブロックBの周囲 を指しておりクリーニング液をその周囲に向けるスプレーポジション(図12) と、ターンテーブル280上で上方及び下降する際にポリッシングブロックBと 接触するのを防止するために曲がった上部がポリッシングブロックBから旋回し て離れたクリアランス位置(図11)との間で、軸Xtを中心としてチューブが 旋回する。 始めに、ターンテーブル280は、ポリッシングブロックBを受けるために、 上昇位置にある。サーキュラロボット100がポリッシングブロックBをターン テーブル280に載置した後、ターンテーブル280の真空チャック(図示せず )を介して真空が与えられ、ターンテーブル280上でブロックを保持する。次 に、コントローラ84は空圧シリンダ298を動作し、これはターンテーブル2 80とポリッシングブロックBをボール278の中に降下させる。コントローラ 84 はモータ290を駆動し、ターンテーブル280とポリッシングブロックBを旋 回させる。次に、クリーニング液がクリーニングスプレーノズル336を介して ポリッシングブロックB上にスプレーされ、ブロックの上面を清掃する(例えば 、ブロック上のあらゆるワックスを溶解する)。クリーニング液がスプレーされ た後、コントローラ84はブラシ垂直シリンダ364のピストンロッド362を 伸ばして、バレル350のインボード端354を上昇し、ロッドレスシリンダ3 48を駆動してクリーニングブラシ338の毛344を回転するポリッシングブ ロックの中央上に位置させる。次に、コントローラ84はブラシ垂直シリンダ3 64のピストンロッド362を引き込み、回転するポリッシングブロックBに対 して毛を押し付け、ロッドレスシリンダ348を駆動してブロックに沿って半径 方向外側にブラシ338を移動して破片を除去する。次に、コントローラ84は アプリケータアームシリンダ334を駆動してアプリケータアーム282をその 引き込み位置から塗布位置に揺動し、弁318を開いて液体ワックスを注ぎ口3 14から回転するブロックBの中央に注ぐ。ポリッシングブロックBの回転(1 00〜700rpmの回転数で回転するのが好ましい)により、ワックスはブロ ックの上面を半径方向外側に移動し、均一厚さ(例えば、5〜15μm)のワッ クスコーテイングを形成する。コーテイング84はエッジクリーナシリンダ38 2を駆動し、エッジクリーナ340をそのクリアランス(退避)位置からスプレ ー位置に旋回する。次に、エッジクリーナ340はクリーニング液をスプレーし てポリッシングブロックBの縁及びブロック上面の外側マージン部(例えば3/ 8インチ幅)からワックスを除去する。ポリッシングブロックBの上面がワック スで覆われた後、ターンテーブルシリンダが駆動してターンテーブル280とポ リッシングブロックを持ち上げる。次に、サーキュラロボット100はターンテ ーブル280からポリッシングブロックBを持ち上げ、それをポリッシングブロ ックヒータ106に移動させる。 図13と図14において、ブロックヒータ106は、略箱形の囲い386、ポ リッシングプロックBを収容するために囲いの上部に固定した環状プラットフォ ーム388、及びプラットフォーム下のプランジャ390を備えている。囲いの 中には、仕切壁392、394、396によって、蒸気室398、プランジャ室 400、及びコンデンサ室402が形成されている。プランジャ室400は、蒸 気室398とコンデンサ室402の上部に連通している。蒸気室398とコンデ ンサ室402の下部は水が充満されるようになっている。また、蒸気室の液体レ ベルがコンデンサ室の液体レベルと等しくなるように、液体ライン(図示せず) がこれらの室を連結している。 蒸気発生器は、一以上の浸漬型の加熱要素404を備えており、蒸気室398 の中にあって液面下に設けてある。加熱要素404は蒸気室398の水を沸騰さ せ、プランジャ室400を加熱する。蒸気室の圧力を予め決められたレベル以下 に保つために、圧力開放弁406が蒸気室398の上部に設けてある。蒸気室3 98で作られた蒸気を凝縮(コンデンス)するために、コンデンサ408がコン デンサ室402で液面上に設けてある。高・低液面レベルセンサ410、412 、追加ポート414、及びベントチューブ416がコンデンサ室402に設けて ある。低液面レベルセンサ412が予め決められた低いレベル以下において液面 レベルを検出すると、コントローラ84は追加ポート414に連結した弁(図示 せず)を開放し、コンデンサ室402に追加の水を導入する。高液面レベルセン サ410が予め決められた高いレベルにおいて液面レベルを検出すると、コント ローラ84は弁を閉鎖する。このようにして、コントローラ84は、予め決めら れた高レベルと低レベルとの間に液面レベルを維持する。コントローラ84は、 蒸気室398からプランジャ室400を介してコンデンサ室402に流れる雰囲 気蒸気の安定した流れを維持するために、蒸気発生器とコンデンサ408を操作 するようにしてもよい。 ポリッシングブロックヒータ106のプラットフォーム388は、囲い386 の上部に開口部420を形成する周壁418を備えている。第1のO−リング4 22(図14)はプラットフォーム388の上面に設けた環状凹部に設けてあり 、プラットフォームに載置されたポリッシングブロックBの下側をシールするよ うにしてある。プランジャ390は、開口部420を閉鎖する大きさ及び形状と してある。プランジャ390は、略円筒部424と、該円筒部の回りに設けた放 射 フランジ426とを備えている。円筒部424は、プラットフォーム388の周 壁418の内径よりも僅かに小さな外径を有し、プランジャ390が上昇したと きに、開口部420に入る。放射フランジ426の環状凹部内の第2のO−リン グ428は、プラットフォーム388の下側に着座するようにしてある。プラン ジャ390は、囲い内に設けた空圧シリンダ430により、囲い386内を上昇 及び下降する。シリンダ430の伸縮自在ロッド432は、ほぼその軸に沿って 上昇位置(図14に実線で示す)から下降位置(図14に仮想線で示す)へとプ ランジャを移動するように、プランジャ390の下側に連結されている。上昇位 置において、第2のO−リング428はプラットフォーム388の下側に着座す る。プランジャ390が上昇位置にあり、ポリッシングブロックBがプラットフ ォーム388に載置されているとき、ポリッシングブロックの下側、プラットフ ォームの周壁418、及びプランジャ390が組み合わされて、シールされた室 434(図14)を形成する。シール室を排気するために、プラットフォーム3 88の周壁418を通って横方向に伸びる真空ポート436を介してシール室4 34に真空ポンプ(図示せず)が接続してある。この下降位置では、プランジャ 390がプラットフォーム388の下から空間を隔てており、蒸気は開口部42 0を通りポリッシングブロックBの下側に循環される。 最初に、プランジャ390は上昇位置にあって蒸気が開口部420を通るのを 防止する。ポリッシングブロックBにワックスが塗布された後、サーキュラロボ ット100はワックスアプリケータ104からブロックを持ち上げ、ワックス面 を上にしてそれをプラットフォーム388に載置する。次に、コントローラ84 はシリンダ430を駆動してピストンロッド432を引き込み、これによりプラ ンジャ390を下降位置に移動させる。蒸気はプランジャ室400に流れ、ポリ ッシングブロックBの下側(別の面)を加熱する。ポリッシングブロックBは比 較的冷たいので、蒸気はブロック下面で凝縮する。蒸気の凝縮により、ポリッシ ングブロックB及びワックスコーティングに素早く熱が伝えられる。ポリッシン グブロックBとワックスコーティングを約100℃まで加熱するのに十分な所定 時間後、コントローラ84はシリンダ430を駆動してプランジャ390を上昇 位 置に移動させ、真空ポンプを起動してシール室434を約75mmHg(75ト ール)まで排気する。シール室434における圧力低下により、ポリッシングブ ロックBの下側から凝縮物を除去(すなわち気化)する。コントローラ84は、 凝縮物を除去するために十分な所定時間(例えば45秒)真空を維持し、その後 、弁(図示せず)を開放して真空を解除し、室434の圧力を第1キャビネット 52の雰囲気圧力と等しい値まで上昇させる。真空が解除された後、サーキャラ ロボット100は加熱されたポリッシングブロックBをポリッシングブロックヒ ータ106から取り除く。 図15から図19において、半導体ウェーハ搬送ステーション108は、搬送 ステーション支持構造440、プラットフォーム442、複数の半導体ウェーハ を収容するカセットを保持するためのカセットホルダ444、及びプラットフォ ーム下に設けたプランジャ448とを備えている。支持構造440はベース45 0、ベースから横方向に伸びるプランジャサポート452、プランジャサポート の一端(図15の左端)から伸びる第1サイドサポート454、及びベースから 伸びる第2サイドサポート456とを備えている。 カセットホルダ444は、ボトムプレート458、後部壁460、ボトムプレ ートの前端部から伸びる一対のリップ部462、及び壁の上端部近傍に点466 で後部壁にピン結合されたスイングアーム464とを備えている。リップ部46 2と後部壁460はカセット446の横移動を制限する。スイングアーム466 上のマイクロスイッチ(図示せず)は、カセットがカセットホルダ444にある か否かを検出する。カセットホルダ444はポスト468を介してガイドブロッ ク470に固定されている。 ガイドブロック470は、適当なベアリング(図示せず)を介して、一対の略 垂直なガイドロッド472に沿って上下にスライドするようにしてある。ガイド ロッドは、反対側の端部で搬送ステーション支持構造440(図17)に固定さ れている。ガイドブロック470の上下移動により、カセットホルダ444は上 昇位置と下降位置との間を移動する。カセットホルダのボトムプレートは、その 上昇位置が符号458Rで、下降位置が符号458Lで図16に示してある。ガ イドブロック470はナット474(図17)を備えており、これは垂直スクリ ュウ476と噛合してガイドブロックに取り付けてある。スクリュウ476はそ の下端部で搬送ステーション支持構造440にベアリング478を介してその軸 を中心として回動自在に設けてある。第1プーリ480はスクリュウ476にキ ー結合してあると共に、第2プーリ482にベルト484によって連結してある 。サーボモータ486は、搬送ステーション支持構造440に固定されており、 第2プーリを回転することにより、第1プーリとスクリュウ476を回転させる 。スクリュウ476の回転により、カセットホルダ444が上昇及び下降する。 コントローラ84で選択的にモータを駆動してカセットホルダ444を所望の高 さに上昇及び下降させるように、スクリュウ476を支持するエンコータ487 をサーボモータ486のシャフトに連結するのが望ましい。 カセット446は、底部488、頂上部490、後壁492、側壁494、及 び開放前側496を備えている。側壁494の対向内側面はそれぞれ複数の横方 向に伸びるリブ498を備えており、これらは複数のウェーハ受け溝を形成して いる。一方の内面のリブは他方の内面の同様のリブに対応しており、組み合わさ れて半導体ウェーハWの周囲に係合して該ウェーハを支持する一対のリブを形成 している。カセット446には、25の半導体ウェーハを積層支持するために、 26組のリブ498を設けるのが望ましい。 プラットフォーム442は静止ストッパ500、支持構造440上を移動可能 なカセット502を備えている。静止ストッパ500は略アーチ形状としてある 。静止ストッパ500はその下部においてブラケット504に固定されており、 このブラケットは固定部材(図示せず)を介して第1サイドサポート454に固 定されている。静止ストッパ500は、ベース部506、ベース部の前側(図1 6及び18の左側)から伸び、半導体ウェーハWの周囲に係合するリップ部50 8を備えている。リップ部508は、半導体ウェーハWのアーチ形状にほぼ対応 したアーチ形状をしている。 キャリッジ502は、ほぼ平坦な上面510と、該上面かの後端部から伸びて 、半導体ウェーハWの周囲に係合するリップ部512とを備えている。キャリッ ジ 502は、ロッドレスシリンダ516にキャリッジ支持部材518、520、5 22を介して取り付けてある。ピストン台514は、ロッドレスシリンダ516 のバレル524に沿って移動する。524はその一端が第1サイドサポート45 4に連結され、他端が第2サイドサポート456に連結されている。ガイドブラ ケット526はピストン台514の底面から下方に伸び、第1と第2のサイドサ ポート454、456の間で水平位置に設けたガイドロッド528上に摺動自在 に支持されている。第1と第2のキャリッジ規制ストッパ530、5323はサ イドサポート454、456に固定され、キャリッジ502の移動を規制するた めに、ガイドブロック526に係合可能としてある。ロッドレスシリンダ516 を駆動すると、キャリッジ502が第1(後退)位置(図18)から第2(前進 )位置(図15、16、及び19)に移動する。後退位置において、キャリッジ 502は、ウェーハ保持カセット446内に位置して、半導体ウェーハWと係合 する。前進位置において、キャリッジ502は半導体ウェーハを静止ブロック5 00上の位置に移動させる。規制ストッパ530、532の位置は、キャリッジ 502の移動範囲を設定するように調整してもよい。この範囲は、カセット44 6に収容される半導体ウェーハの大きさによって異なる。 プランジャ448は、プランジャサポート452に設けた空圧シリンダ536 (プランジャシリンダ)の第1ピストンロッド534(図19)に固定されてい る。プランジャシリンダ536を駆動すると、プランジャ448が下降位置(図 16及び18)と上昇位置(図19)との間を移動する。下降位置では、プラン ジャの上端部はプラットフォーム442の下から離間している。上昇位置では、 プランジャ448はキャリッジ502の円形開口部538(図19)に入り、プ ランジャの上面が実質的にキャリッジ上面510と同じ高さになる。プランジャ シリンダ536は、シリンダから下方に伸びる第2ピストンロッド540を設け るのが好ましい。規制支持プレート542は第2ピストンロッド540の下端部 近傍に固定されている。第1と第2のプランジャ規制ストッパ544、546は 規制支持プレート542に固定されている。第1規制ストッパ544は第1ボル トを備えている。このボルトは、規制支持プレート542からプランジャサポー ト452の開口部(図示せず)を介して上方に伸びる第1シャンク548を備え ている。第1シャンク548の上端部に設けたヘッド550は、プランジャ44 8が下降位置にあるとき、プランジャサポート452の上面と係合する。第2規 制ストッパ546は第2ボルトを備えており、これは規制サポートプレート54 2から上方に伸びる第2シャンク552と、該第2シャンクの上端部のヘッド5 54とを備えている。第2ボルトのヘッド554は、プランジャ448が上昇位 置にあるとき、プランジャサポート452の下面に係合する。プランジャ448 は、サーキュラロボット100の真空チャック160が半導体ウェーハの上側部 に係合すると、半導体ウェーハWの下面を支持する。 搬送ステーション支持構造440のベース450はあり継ぎスライダ558の 上部材556に固定されている。あり継ぎスライダ558の下部材560は、適 当な構造(図示せず)を介して、サーキュラロボット100の支持構造(図示せ ず)に固定されている。上部材556のあり継ぎは下部材のあり継ぎと一緒にな って、下部材に対して上部材にスライドできるようにしている。あり継ぎスライ ダ558により、サーキュラロボット100に対して搬送ステーション108の 位置を調整するために、該搬送ステーション108は前後方向(すなわち、サー キュラロボット100(図5)の回転軸YRに向かって又離れる方向)に移動す ることができる。 まず、カセット446は上昇位置にあり、キャリッジ502は前進位置にある 。コントローラ84は、ロッドレスシリンダ516を駆動し、キャリッジ502 を後退位置に移動させる。また、サーボモータ486を起動して、カセット内に 残っている最下部の半導体ウェーハがキャリッジ502の上面に乗っているとこ ろまで、カセットホルダ444を下降する。次に、コントローラ84は、キャリ ッジ502のリップ部512が半導体ウェーハの周囲に係合して該ウェーハをカ セットから引き上げるために、ロッドレスシリンダ516を駆動してキャリッジ 502を前方に移動する。ロッドレスシリンダ516はキャリッジ502をその 前進位置に移動し、そこで半導体ウェーハWの周囲が静止ストッパ500のリッ プ部508と係合する。次に、コントローラ84はプランジャシリンダ536を 駆動 してプランジャ448をその上昇位置に移動させて半導体ウェーハWを支持する 。次に、サーキュラロボット100の真空チャック160が下降し、半導体ウェ ーハWを把持する。サーキュラロボット100は半導体ウェーハWを持ち上げ、 これを真空プレス110に載置する。 図20及び21において、真空プレス110はウェーハプレスステーションを 構成しており、ディスク形状のウェーハ台座566、ウェーハ台座を囲む環状ポ リッシングブロックキャリア568、ウェーハ台座上に設けられ、ウェーハ台座 上で半導体ウェーハWに対してブロックキャリア上のポリッシングブロックBを 押圧するプラテン570を備えている。ウェーハ台座566は、プレス支持構造 574に固定されたベースプレート572上に固定して設けてある。ブロックキ ャリア568は、ベースプレート572の下に設けたアンダーキャリッジ576 に3個以上の螺子付き固定部材578で固定されている。それぞれの固定部材5 78は、ベースプレート572のクリアランス開口部580を介してブロックキ ャリア568からアンダーキャリッジ576に向けて下方に伸びている。固定部 材578がベースプレート572と係合しないように、開口部580の径は固定 部材578の径よりも大きくしてある。 スプリングハウジング582はベースプレート572の下面に固定されており 、アンダーキャリッジ576を囲っている。スプリングハウジング582中のヘ リカル圧縮スプリング584は、アンダーキャリッジ576とブロックキャリア 568を上方に付勢する。ブロックキャリア568とアンダーキャリッジ576 は、ウェーハ台座566に対して、上昇位置(図20)から下降位置(図21) に移動できるようにしてある。スプリング584のばね定数は、アンダーキャリ ッジ576、ブロックキャリア568、及びブロックキャリア568に設けたポ リッシングブロックBの重量を支持するのに十分であることが望ましい。下方に 伸びる円筒ステム586はその上端部においてベースプレート572の下面に固 定されている。クリアランス開口部588はアンダーキャリッジ576に設けて あり、円筒ステム586が通れるようにしてある。円筒ステム586の周囲に設 けたスリーブ590はアンダーキャリッジ576の下面に固定されている。ベア リング 592は、円筒ステム586とスリーブ590との間に設けてあり、これにより スリーブとアンダーキャリッジ576がステム上を上下できる。スリーブ590 、円筒ステム586、及びベアリング592により、キャリアが上下する際に、 ブロックキャリア568が傾くのが防止される。 開口ボトムフード594は、ウェーハ台座566、ブロックキャリア568、 及びプラテン570を包む形状としてある。これは、上壁596と、上壁に付属 した環状側壁598とを備えている。側壁598はその下端部に連続したOリン グシール600が設けてあり、ベースプレート572の上面に対してシールする ようにしてある。シール600がベースプレート572に着座すると、フード5 94は密閉室602を形成する。フード594がベースプレート572にシール されると室を排気するように、スプリングハウジング582近傍の真空ライン6 04は室602と連通している。ピボットアーム606は、側壁598に固定さ れ、該側壁から横方向に伸びている。ピボットアーム606は、ピン608によ って、ベースプレート572から上方に伸びる複数のタブ610(その一つだけ が図20に示してある。)に連結されている。フード594は、閉鎖位置(図2 0に実線で示す)から開放位置(図20に仮想線で示す)に、ピン608を中心 として揺動するようにしてある。ピボットアーム606は、位置612で、プレ ス支持構造574に位置618でピン結合された空圧シリンダ616(フードシ リンダ)のピストンロッド614にピン結合してある。ピストンロッド614は フードシリンダ616からベースプレート572の開口部(図示せず)を介して 上方に伸びている。ピストンロッドを引き込むと、フード594をその開放位置 に上昇させる。 別の空圧シリンダ620(プラテンシリンダ)がフード594の上壁596に 設けてある。プラテンシリンダ620は下方に伸びるピストンロッド622(図 21)を備えており、このピストンロッドはプラテンを上下するためにプラテン 570に連結されている。ピストンロッド622を伸ばすと、ブロックキャリッ ジ568上のポリッシングブロックBに対してプラテン570を下方に移動し、 ウェーハ台座566上の半導体ウェーハWに対してポリッシングブロックBを押 圧する。 半導体ウェーハWは、真空プレス110で互いに接着されたときに該半導体ウ ェーハの重心がポリッシングブロックBの中心に位置するように、ウェーハ台座 566上に設定される。これは、ウェーハチャックがウェーハ搬送ステーション 108からウェーハを取り上げたときに、サーキュラロボット100の真空チャ ック160に対して半導体ウェーハWの位置を調節することにより行われる。そ の位置は、ロボットアーム140の真空チャックシリンダ166のピストンロッ ド166の伸出量を調節することにより調整してもよい。これに代えて、又は付 加的に、その位置は、搬送ステーション108のあり継ぎスライダ558(図1 6及び17)の上部材556を下部材560に対して移動させて搬送ステーショ ン108(及びそのプラットフォーム)をサーキュラロボット100の軸XRに 接近又は離間させることにより調整してもよい。横方向位置は、真空チャックシ リンダ166がウェーハをウェーハ搬送ステーション108から持ち上げる際に 、ロボットアーム140の周辺位置をその垂直軸YRを中心として修正すること により調整してもよい。 まず始めに、フード594は開放位置にある。サーキュラロボット100は半 導体ウェーハWを半導体ウェーハ搬送ステーション108から持ち上げ、該ウェ ーハをウェーハ台座566に載置する。サーキュラロボット100は次にポリッ シングブロックBをブロックヒータ106から持ち上げ、そのワックス面を下方 に向けてブロックキャリア568に載置する。半導体ウェーハW及びポリッシン グブロックBは、ポリッシングブロックBの重心がウェーハの重心に位置するよ うに置かれる。スプリング584の付勢力により、プラテンシリンダ620が動 作するまで、半導体ウェーハW上に間隔を置いてポリッシングブロックBは保持 される。次に、コントローラ84はフードシリンダ616を駆動してフード59 4をその閉鎖位置に下降し、ベースプレート672に対してシール600を着座 させる。真空ポンプ(図示せず)は真空ライン604に接続されており、コント ローラ84により駆動されて室602を排気する。圧力センサ624で検出した 室602の圧力が予め決められたレベル以下になると、コントローラ602は真 空ポンプを停止する。室602は10mm.Hg abs.(10トール)以下 に排気するのが好ましい。プラテンシリンダ620は次にコントーラ84によっ て駆動され、ポリッシングブロックBに対してプラテン570を下降し、ポリッ シングブロックBのワックスで覆われた面を半導体ウェーハWに押し付ける。押 圧力をウェーハW上に均等に分散するために、弾性パッド(図示せず)をウェー ハ台座566上に設けるのが望ましい。ワックスコーティングによって、半導体 ウェーハWはポリッシングブロックBに接着される。室602を排気することに よって、半導体ウェーハWとワックスコーティングとの間に気泡が入るのが防止 されるか、少なくとも気泡を許容できる非常に小さな大きさ及び/又は量にする ことができる。半導体ウェーハがポリッシングブロックBに接着されると、室6 02は第1キャビネット52の雰囲気圧力に調整され、フード594は開放位置 に揺動される。ポリッシングブロックBと半導体ウェーハWは次にリニアロボッ ト62によって真空プレス110から持ち上げられ、第1温度規制スプレーステ ーション112に運ばれる。 図22から24において、リニアロボット62は、略垂直な支持プレート63 0、該支持プレート上に回動自在に設けた略垂直なシャフト632、シャフトの 上端部から横方向に伸びるアーム634、及びポリッシングブロックを把持する 真空チャック635を備えている。スライド部材637は支持プレート630に 固定されており、略長い整列ビーム636(図3及び24)に固定された一対の 平行なレール641に沿ってスライドするように形成された溝639を備えてい る。整列ビーム636は、温度管理スプレーステーション112、118、12 4と荒ら仕上げポリッシングアーム114、120を整列した状態で支持する支 持構造である。これは、実質的に第2キャビネット54の全幅に亘って第1キャ ビネット52に伸びている。細長いスクリュウ638はレール641の間に平行 に存在しており、整列ビーム636にその軸を中心として回動自在に取り付けて ある。レール641とスクリュウ638は実質的に第2キャビネット54の全幅 に亘って伸びている。溝付きブロック640はスクリュウ638のシャンク部に 螺子が切ってあり、ブラケット642(図23)によって支持プレート630に 固定されている。第1プーリ644(図23)はスクリュウ638にキー結合し てあり、ベルト648によって第2プーリ646に連結してある。サーボモータ 650はモータブラケット652によって整列ビーム636に固定されており、 第2プーリ646を回転し、それによって第1プーリ644とスクリュウ638 を回転する。スクリュウ638がその軸を中心に回転すると、スクリュウ638 のシャンクに沿ってブロック640が移動し、支持プレート630がレール64 1に沿って移動する。センサ651は、支持プレート630の横方向位置を直接 又は間接的に検出するために設けてある。センサは、サーボモータ650のシャ フトに連結されたシャフトエンコーダを備えているのが望ましい。コントローラ 84は、モータ650の動作に応答してエンコーダからのパルスをカウントし、 支持プレート630の位置を決定する。 スリーブプレート654は支持プレート630の一方の面から伸びている。ス リーブプレート658は円筒スリーブ656をベアリング658、660を介し て軸YLを中心にスリーブを回動自在に支持している。円筒スリーブ656はシ ャフト632を中心として同軸に設けてある。これは、スリーブに対してシャフ トが上下動作するように、スリーブの中でシャフト632をベアリングを介して スライド自在に支持している。シャフト632は、ブラケット(図24)によっ て支持プレートに固定した第1空圧シリンダ662によって上下動される。第1 シリンダ662のピストンロッド666はシャフト632と一直線上にシリンダ から上方に伸び、コネクタブロック668に固定されている。コネクタブロック 668はシャフト632の下端を支持している。ピストンロッド666を伸ばす と、軸YLに沿ってシャフト632が上方に移動し、アーム634を上昇位置( 図23に実線で示す)に移動させる。ピストンロッド666を引き込むと、シャ フト632は下降し、アーム634は下降位置(図23に仮想線で示す)に移動 する。シャフト632の上部に設けたベローズ形式のブーツ670がその下端部 においてスリーブ656に連結されると共にその上端部においてアーム634に 連結されて、スリーブの中に破片が入るのが防止されている。 アーム634はまた軸YLを中心として、第1方向(図22に実線で示す)か ら第2方向(図22に仮想線で示す)に揺動するようにしてある。第1方向にお いて、アーム634はレール641にほぼ平行である。第2方向において、アー ム634はレールにほぼ垂直である。アーム634は、ウェーハチャック635 が真空プレス上に位置し、リニアロボットがレール641に沿って移動する際に は第1方向にあるのが望ましい。アーム634は、第1温度管理スプレーステー ション112上にポリッシングブロックBとウェーハWを載置するために、第2 方向に移動させられる。アーム634の揺動は、スリーブ656の回転によって 行われる。スリーブ656はその軸を中心に、支持プレート630に固定したブ ラケット674にピン結合した第2空圧シリンダ672で回転される。第2シリ ンダ672のピストンロッド676(図22)は、スリーブ656に固定したレ バー678にピン結合されている。ピストンロッド676を引き込むとスリーブ 656が回転(図22に示す時計回り方向)し、アーム634をその第1方向に 回転する。ロボット676を伸ばすとスリーブが回転(図22に示す反対時計回 り方向)し、アーム634が第2方向に回転する。第2シリンダ676はアーム 634をその第1方向から第2方向に約90度揺動する。プレート654、63 0に固定された第1と第2の機械的ストッパ680、682は、それぞれスリー ブ656の回転を規制するようにしてある。 半導体ウェーハWがポリッシングブロックBに設けられた後、コントローラ8 4はサーボモータ650を起動してスクリュウ638を回転し、真空チャック6 35が真空プレス110でポリッシングブロックに直接載る位置まで、支持プレ ート630をレール641に沿って移動させる。次に、コントローラ84はシリ ンダ662を駆動してアーム634を所定の場所まで下降させる。この所定場所 で、真空チャック635はポリッシングブロックBの第2(上)面と係合し、半 導体ウェーハWはポリッシングブロックの第1面(下面)に固定される。次に、 コントローラ84は真空チャック635を駆動し、ポリッシングブロックBの第 2面を把持する。アーム634はその後上昇され、スクリュウ638は反対方向 に回転して、支持プレート630をレール641に沿って第1温度管理スプレー ステーション112の近傍位置に送り戻す。支持プレートがステーション112 の近傍に到着すると、コントローラ84はシリンダ672を駆動してアーム63 4を第1方向から第2方向に約90度回転して、半導体ウェーハWとポリッシン グブロックBを第1温度管理スプレーステーション112上に位置させる。アー ム634は次に下降位置に移動され、真空チャック635がポリッシングブロッ クBを解放して、ポリッシングブロックをウェーハを下にして第1スプレーステ ーション112に預ける。 図25において、第1温度管理スプレーステーション112は、整列ビーム6 36に固定されたシンク686と、該シンク内にあるスプレー装置688とを備 えている。シンク686は、ボール690と、ボール底部に設けたドレイン装置 692とを備えている。ボール690の上縁部694は、ポリッシングブロック Bを受けるプラットフォームを構成している。ボール690とポリッシングブロ ックBとの間の漏れを防止するために、上縁部694にOリングシール696を 設けるのが好ましい。スプレー装置688は、ボール690から横方向に伸びる 供給チューブ698と、温度管理された液体(好ましくはイオンを除去した水) をポリッシングブロックB及びウェーハWにスプレーするスプレーノズル700 とを備えている。温度管理された液体をスプレーすることにより、ポリッシング ブロックBと半導体ウェーハWの温度を、接着温度(好ましくは85〜1000 ℃)から、半導体ウェーハが粗磨き装置によって磨かれる温度(好ましくは50 〜70℃、さらに好適には58〜62℃)まで実質的に減少させる。液体の温度 は制御(例えば加熱するか冷却する)してもよい。または、地下水であってもよ い。しかし、液体の温度は、スプレーする各半導体ウェーハに対してそれぞれ一 定とすべきである。 第2及び第3の温度管理スプレーステーション118、124は詳細に示して いない。しかし、これら3つの温度管理スプレーステーションは同一で、第1の スプレーステーションに関する説明は第2及び第3のスプレーステーションに対 しても十分なものである。 半導体ウェーハWがポリッシングブロックBに設けられた後、リニアロボット 62がブロックとウェーハを真空プレス110から持ち上げ、該ブロックのウェ ーハ側をボールプラットフォーム694に載置する。次に、コントローラ84は スプレーステーション112を駆動して、温度管理された液体をポリッシングブ ロックBの下面(第1面)及び半導体ウェーハWの下面(第2面)に所定時間( 例えば15〜25秒)スプレーする。第1(粗)ポリッシャのポリッシングアー ムがポリッシングブロックBと半導体ウェーハWをボールプラットフォーム69 4から持ち上げ、半導体ウェーハを粗ポリッシャのポリッシングテーブルに対し て押し付ける。 図26において、粗ポリッシングテーブル116は、ポリッシングテーブルア センブリ706、テーブルアセンブリを支持するために上端部をテーブルに固定 した直立中空シャフト708(テーブルシャフト)、及びテーブルアセンブリか ら出るポリッシング溶液を集める固定パン708を備えている。テーブルシャフ ト708は、箱形サポート710の中に、上部及び下部ベアリング712、71 4を介して、テーブルシャフトの軸YTを中心としてポリッシングテーブルアセ ンブリ706を回転するように回動自在に設けてある。箱形サポート710は整 列ビーム636に固定するのが好ましい。テーブルシャフト708は、第1キャ ビネット52に設けたモータ718(テーブルモータ)、モータのシャフトにキ ー結合した駆動プーリ720、テーブルシャフト708にキー結合した大きな従 動プーリ722、及びプーリに巻回した3つのベルト724を有するテーブル駆 動機構716によって回転される。テーブルモータ718を駆動すると、軸YT を中心としてテーブルアセンブリ706が回転する。テーブルモータ718は、 モータのシャフトに連結したシャフトエンコーダを有するサーボモータであるの が好ましい。コントローラ84はエンコーダを使用してテーブルアセンブリ70 6の回転速度を変化させる。 パン708は略環状をしており、内側縁728と外側縁730を形成する環状 底プレート726を備えている。外側壁732は底プレートの外側縁730から 上方に伸び、内側壁734は内側縁728から上方に伸びている。ポリッシング 中にテーブルアセンブリ706上に注がれたポリッシング溶液はテーブルアセン ブリ706の周囲から流れ出て、パン708に流れ込む。ドレイン装置(図示せ ず)は、採取された溶液を排水するためにパン708に設けてある。また、パン に集められた特定材料を洗い流すために水チューブ736、738がパン708 に設けてある。スリングシールド740が、跳ね返ったポリッシング溶液をパン に跳ね返すために、パン708から上方に伸びている。 図26から28において、ポリッシングテーブルアセンブリ706は、セラミ ック製の上テーブル742、セラミックテーブルの下側に固定した金属製(好ま しくはステンレス)のサブテーブル744、及びサブテーブルの下側に固定した 温度規制装置746を備えている。交換自在なポリッシングパッド748(ポリ ッシング部材を構成している)はセラミックテーブルの上面に接着剤で固定され ている。粗ポリッシャのポリッシングパッド748は、重合レジンを含浸させた 合成繊維のフェルト(デラウエア州ニューアークのローデル・インコーポレイテ ィッド、カルフォルニア州サニーベールのネガシ・カルフォルニア・コーポレー ション、及びイリノイ州エルムフーストのフジミ・コーポレーションから商業的 に利用可能なパッド)である。サブテーブル744は鋼板を加工して形成しても よい。サブテーブル744によって、セラミックテーブル742の強度が向上す る。ポリッシング溶液がサブテーブル744及び温度規制装置746から跳ね返 るのを防止するために、環状のスカート部750をセラミックテーブル742の 下側に設けるのが望ましい。 温度規制装置746は、サブテーブル744の下側に固定したディスク形状の プレート752、液体噴射アセンブリ754、及び液体ドレーンアセンブリ75 6(図28)を備えている。液体噴射アセンブリ754は温度管理された液体( 例えば水)をプレート752の上面で形成された流体溝758、及びサブテーブ ル744の下側に形成された一連の連結溝762(好ましくは放射溝につながれ た同心溝)に導入する。液体噴射アセンブリ754は、テーブルシャフト708 の軸方向穴を通って延在する入口チューブ764と、テーブルシャフト708に 設けた半径方向穴を通って外側横方向に伸びる連結チューブ766、内部流体通 路770を有する噴射ブロック768とを備えている。連結チューブ766は、 その一端が取付具772を介してテーブルシャフト708に接続され、他端が取 付 具774を介して噴射ブロック768に接続されている。接続チューブ766は 、テーブルシャフト708の入口チューブ764に流体連結されている。噴射ブ ロック768は螺子付き固定部材776を介してジャケットプレート752に固 定されている。噴射ブロック768の内部流体通路770は、ジャケットプレー ト752を介して開口部778に整列されている。入口チューブ764を介して 上方に流れる温度規制流体は連結チューブ766及び噴射ブロック768を介し て液体チャンネル758に流れる。液体チャンネル758は、サブテーブル74 4の下側に曲がりくねった液体通路を形成しており、これを介して温度規制流体 が通過する。 流体ドレーンアセンブリ756は、ジャケットプレート752の下側に接続さ れて液体チャンネル758に連通した4つのチューブエルボ780を備えている 。この4つのエルボ780は2つのT形取付具782にチューブ784を介して 連結され、T形取付具はドレーンマニフォールド786に曲がったチューブ78 8と取付具790を介して接続されている。ドレーン連結チューブ792は、そ の一端が取付具794を介してドレーンマニフォールド786に接続され、他端 が取付具796を介してテーブルシャフト708に接続されている。排出通路7 08は入口チューブ764の外側表面とテーブルシャフト708内の軸方向穴の 壁とで形成されており、排出された液体を排水するために、テーブルシャフトを 通り下方に伸びている。 ポリッシングの間、温度規制流体が液体チャンネル758に噴射アセンブリ7 54を介して導入され、ドレーンアセンブリ756を介してチャンネルから排水 される。流体は一定速度及び一定温度(好ましくは25〜50℃)でチャンネル 758に導入するのが好ましい。液体の流速と温度は一定であるので、サブテー ブル744とセラミックテーブル742の温度勾配(すなわち、サブテーブル下 面からセラミックテーブル上面までの温度差)は、粗ポリッシングテーブル11 6により行われる各ポリッシングサイクルについて、実質的に一定に保たれる。 換言すれば、一つの半導体ウェーハをポリッシングする間、ポリッシングテーブ ルアセンブリ706の温度勾配は、後にポリッシングされる半導体ウェーハのポ リッシングの間の温度勾配と同一である。この一定温度勾配を維持することによ り、テーブルアセンブリ706のポリッシング面(すなわち、ポリッシングパッ ド748の上面)の形は、複数の連続してポリッシングされたウェーハについて 、一定に保たれる。 図26及び29〜31において、粗ポリッシングアーム114は、整列ビーム 636から伸びる直立シャフト800(ポリッシングアームシャフト)、ポリッ シングアームシャフトの上端に設けたアーム部材802、及びポリッシングブロ ックを保持するためにアーム部材に設けたチャックアセンブリ804(後述する )を備えている。ポリッシングアームシャフト800は、垂直軸Ypを中心とし て回転するように、整列ビーム636によって回動自在に支持されている。支持 部材806はシャフト800の上端部に固定されている。同心的に配置されたピ ン808(図26にはその中の一つだけ表示している。)は支持部材806から 横方向に伸びている。アーム部材802はピン808にベアリング810によっ て接続されている。このベアリングによって、アーム部材802は水平軸を中心 としてピン808の上で回転することができる。アーム部材802は、支持部材 806から伸びるブラケット816に814でピン結合した空圧シリンダ812 (アームシリンダ)によってピン808に回動可能に連結してある。アームシリ ンダ812のピストンロッド818は、アーム部材802に819でピン結合さ れている。ピストンロッド818を伸ばすと、アーム部材802とチャックアセ ンブリ804を下降位置(図26に実線で示す)から上昇位置(図26に仮想線 で示す)に移動させる。下降位置では、チャックアセンブリ804に保持された ポリッシングブロックBの下側に接着された半導体ウェーハWは、粗ポリッシン グパッド748に対して押圧される。上昇位置では、半導体ウェーハWとポリッ シングブロックBはポリッシングパッド748から離間される。 アームシリンダ812の空気圧は、半導体ウェーハWをポリッシングパッド7 48に押圧する圧力が変化するように、コントローラ84で可変制御するのが好 ましい。第1キャビネット52の上パネルに設けた赤外線温度センサ(図示せず )がポリッシングパッド748の温度を検出する。この温度センサは、ポリッシ ン グ温度を監視するために、ポリッシングブロック機能で半導体ウェーハが直前ま で接触していたパッド部分に向けるのが好ましい。コントローラ84は、ポリッ シング温度を制御するために、赤外線センサで検出した温度に応じて、アームシ リンダ812で加えられる圧力を制御してもよい。換言すれば、センサで検出し た温度が上昇している場合、コントローラ84はシリンダ812の圧力を減少し 、温度が減少している場合には、コントローラ84は圧力を増加するようにして もよい。このようにして、ポリッシング中のポリッシング温度は一定に維持され る。 粗ポリッシングアーム114は、その軸Ypを中心として、第1位置から第2 位置、さらに第2位置から第3位置へと回転する。第1位置において、チャック アセンブリ804は第1温度管理スプレーステーション112上に置かれる。第 2位置において、チャックアセンブリ804は粗ポリッシングテーブル116上 に置かれる。第3位置において、チャックアセンブリ804は、第2温度管理ス プレーステーション118の上に置かれる。ポリッシングの間、すなわちポリッ シングアーム114が第2位置にあるとき、ポリッシングアームシャフト800 は軸Ypを中心として振動して、チャックアセンブリ804を前後(図3の左右 )に振動させる。 図29〜31において、第1、第2、又は第3位置への粗ポリッシングアーム 114の移動は、コントローラ84で制御されるサーボモータ820(ポリッシ ングアームモータ)によって行われる。ポリッシングアームモータ820はモー タブラケット822を介して振動プレート824に固定されている。振動プレー ト824は、ベアリングアセンブリ826によって、ポリッシングアームシャフ ト800の下端部に回動自在に接続されている。以下に説明するように、振動プ レート824は、ポリッシングアームシャフト800の軸Ypを中心として回転 するようにしてある。しかし、振動プレート824は、粗ポリッシングアーム1 14の移動中、図26に示す位置で、3つの位置のいずれかに解除自在に固定さ れている。駆動プーリ828はポリッシングアームモータ820のシャフトにキ ー結合されており、従動プーリ830はポリッシングアームシャフト800にキ ー結合されている。ベルト832はプーリ828、830に巻回され、モータ8 20の駆動に基づいて、従動プーリ830とポリッシングアームシャフト800 が回転するようにしてある。シャフトエンコーダ(図示せず)と組み合わせたコ ントローラ84は、軸Ypを中心として回転する間、ポリッシングアームシャフ ト800の位置を検出する。指示ホイール834がポリッシングアームシャフト 800にこれと共に回転するようにキー結合されている。指示ホイール834は 、第1、第2、及び第3の指示溝836、838、840を備えている。指示溝 は、指示ホイール834の周囲から半径方向内方に伸びている。第3の指示溝8 40は、第1の指示溝836から約180度反対側に位置させてある。第2の指 示溝838は、第1の指示溝836から約90度、及び第3の指示溝840から 約90度隔てた位置に設けてある。 ローラ842は指示溝に嵌まる大きさとしてあり、振動プレート824に84 6でピン結合された短いピボットアーム844にピン結合してある。ポリッシン グアームシャフト800が第1、第2、又は第3の位置のいずれかに移動される と、指示溝の一つがローラ842と整列し、これは指示溝に圧し込まれて、指示 ホイール834とポリッシングアームシャフト800を、振動プレート824に 対して固定された位置に固定する。ローラ842は、振動プレート824にピン 結合された空圧シリンダ848によって、指示溝と係合したり、係合が外れたり する。指示シリンダ848のピストンロッド852は、ピボットアーム844に 854でピン結合されている。ピストンロッド852を伸ばすと、ローラ842 が指示溝の一つに入り込み、指示ホイール834と固定的に係合する。ピストン ロッド852を引き込むと、ローラ842が指示溝から外れて、指示ホイール8 34との固定的係合が外れる。 粗ポリッシングアーム114がポリッシングアームモータ820で第1位置に 回転すると、第1指示溝836はローラ842と整列する。ポリッシングアーム 114が第2位置に回転すると、第2指示溝838がローラ842と整列する。 ポリッシングアーム114が第3位置に回転すると、第3指示溝840がローラ 842と整列する。このようにして、ポリッシングアーム114が第1、第2、 及び第3の位置にある場合、ピストンロッド852を伸ばすことにより、ポリッ シングアーム800が振動プレート824に固定される。 ポリッシングの間、ポリッシングアームは第2位置に固定される。すなわち、 ローラ842が第2指示溝838に位置決めされる。また、ポリッシングの間、 上述のように、ポリッシングアームシャフト800は軸Ypを中心として振動す る。軸Ypを中心とするポリッシングアームシャフト708の振動は、軸YTを中 心とするテーブルシャフト708の回転により生じる。第1振動誘導プーリ85 6(図26及び29)はテーブルシャフト708にキー結合されている。第2振 動誘導プーリ858は、取り付けプレート862に設けたシャフト860の上部 にキー結合されている。取り付けプレート862は適当な構造(図示せず)を介 して箱形サポート710に固定されている。ベルト864は、第1と第2の振動 誘導プーリ856、858に巻回されており、テーブルシャフト708の回転に よりシャフト860が回転する。第3の振動誘導プーリ866はシャフト860 の下部にキー結合されている。また、第4の振動誘導プーリ868は、取り付け プレート862に設けたシャフト870の下部にキー結合されている。ベルト8 72は第3及び第4のプーリ866、868に巻回され、シャフト860の回転 によりシャフト870が回転するようにしてある。 空圧シリンダ874(振動シリンダ)は、シャフト870の上部から伸びる上 方突出ステム876(図30)に回動自在に連結してある。振動シリンダ874 のピストンロッド878は、ピン880を介して振動プレート824にピン結合 されている。ステム876はシャフト870の回転軸とほぼ平行であるが中心を 異にしている(横方向にオフセットしている)。ポリッシングの間、振動シリン ダ874は、偏心ステムを振動プレート824に連結する固定長リンクとして動 作する(すなわち、ピストンロッド878はポリッシングの間進退しない)。テ ーブルモータ718を駆動することにより、シャフト860がその軸を中心とし て回転する。軸を中心とするシャフト860の回転により、偏心ステムはシャフ ト870の軸を中心として回転し、これにより振動プレート824が振動シリン ダ874を介して軸Ypを中心として回転振動する。ポリッシングアームシャフ ト800は振動プレート824に固定されているので、振動プレート824の振 動により粗ポリッシングアーム114が振動する。 空圧シリンダ874(振動シリンダ)は、シャフト870の上部から伸びる上 方突出ステム876(図30)に回動自在に設けてある。振動シリンダ874の ピストンロッド878は、ピン880を介して振動プレート824にピン結合さ れている。ステム876は、シャフト870の回転軸とほぼ平行に偏心して(横 方向ににオフセットして)設けてある。ポリッシングの間、振動シリンダ874 は、偏心ステムを振動プレート824に連結する固定長リンク(すなわち、ピス トンロッド878はポリッシング中に進退しない)として動作する。テーブルモ ータ718が駆動すると、シャフト860がその軸を中心に回転する。軸を中心 とするシャフト860の回転により、偏心ステムがシャフト870の軸を中心と して回転し、これにより振動シリンダ874を介して振動プレート824が軸Yp を中心として回転振動する。ポリッシングアームシャフト800は振動プレー ト824に固定されているので、振動プレート824の振動により粗ポリッシン グアーム114が振動する。 上述のように、振動シリンダ874のピストンロッドは、振動プレート824 及びポリッシングアーム114の振動中に、シリンダに対して移動しない。しか し、ポリッシングアームが第2位置から第3位置に移動する前に、ピストンロッ ド878が伸ばされて振動プレート824がストッパ882(図26及び29) に対して押圧される。ストッパ882は基準位置を形成しており、そこからコン トローラ84とポリッシングアームモータ820がシャフト800を移動させる ことができる。ストッパ882に対して位置決めされた振動プレート824によ って、粗ポリッシングアーム114は、第1位置にあるときは温度管理スプレー ステーション112からポリッシングブロックBを持ち上げ、また第3位置にあ るときは第2温度管理スプレーステーション118にポリッシングブロックを載 置するように、適正に配置されている。 図3及び32において、スラリー供給チューブ886は、ポリッシングパッド 114の回転中に該ポリッシングパッド上にスラリー溶液を注ぐために、粗ポリ ッシングアーム114のアーム部材802に接続してある。回転するポリッシン グ パッド748はポリッシングスラリーを半導体ウェーハに対してこすり付け、機 械化学的にウェーハを磨く。スラリー供給チューブ886はマニフォールド89 0(図32に示す)を介して複数の液体ライン888に接続されている。コント ローラ84は、液体ライン888に設けたバルブ892及び蠕動ポンプ894を 操作し、各ラインからスラリー供給チューブ886への流量を規制する。液体ラ インは、スラリー供給チューブ886を介して、粗ポリッシングパッド748に 別々の溶液(例えば、ポリッシング溶液及び洗浄液)を送るようにしてある。 図33において、チャックアセンブリ804は、アセンブリ部材802に固定 したスピンドル896、二列ボールベアリングアセンブリ900を介してスピン ドル896を中心として回転するプラテン898、及びプラテン898の下側に 接着された圧力パッド902を備えている。ベアリングアセンブリ900は、内 側走り面904、外側走り面906、及び走り面904、906の間にあって、 上下の列状ボール908、910とを備えている。内側走り面904は、スピン ドル896の下部に連結した環状コネクタ912によってスピンドル896に固 定されている。外側走り面906は、プラテン898の下部に取り付けた走り面 支持部材914によってプラテン898に固定されている。走り面支持部材91 4とプラテン898との間にはOリング916が設けてあり、これはベアリング アセンブリ900からのオイルとグリースの漏れを防止する。外側走り面906 は、内面918からプラテン898が回転する軸までの曲率半径にほぼ等しい曲 率半径を有する、窪んだ内面918を有するのが好ましい。窪んだ内面918に より、プラテン898がわずかに傾斜し、これにより半導体ウェーハが粗ポリッ シング748に押圧されて、ポリッシング中に軸Ycが軸Ypとほぼ平行に保たれ る。 半導体ウェーハWが粗ポリッシングテーブル116に押圧されると、半導体ウ ェーハWに対してこすり付けられるポリッシングパッド748の摩擦力は半導体 ウェーハ、ポリッシングブロック、及びプラテン898をテーブルに対して傾斜 させようとする。この傾斜を防止するために、ベアリングアセンブリ900は、 プラテン898上に(すなわち、比較的ポリッシングブロックに接近して)位置 させ るのが好ましい。ベアリングアセンブリ900の軸方向中間位置から半導体ウェ ーハWの下面(磨き面)までの軸方向距離D1は、磨かれる半導体ウェーハの径 の3分の1以下とするのが好ましい。さらに、半導体ウェーハの径の約4分の1 以下とするのが好ましい。したがって、半導体ウェーハが約8インチの径を有す る場合、距離D1は2インチ以下とするのが好ましい。 真空ライン920は真空ポート922からプラテン898の中央を通り上方に 伸びており、プラテン898と共に回転する。真空ライン920は非回転真空ラ イン(図示せず)に回転真空シールカップラ924を介して接続されている。圧 力パッド902は、真空ポンプ(図示せず)が真空ライン920を介して真空を 引くと、プラテン898をポリッシングブロックBに対してシールする。次に、 真空は、ポリッシングブロックBを圧力パッド902に対して保持する。 圧力パッド902は、プラテン898の下側をポリッシングブロックの第2面 (上面)にシールすることができる、弾性閉鎖セル構造の重合材料又はその他の 適当な弾性材料で作られている。圧力パッド902(図34)は、真空ポート9 22に連結された、半径方向のチャンネル926と周方向のチャンネル928と を備えている。圧力パッド902は粗ポリッシングアーム114の下方の圧力を 、ポリッシングブロックBの上面に対して均等に分散させる。ポリッシングブロ ックの上面上の圧力分散をポリッシングブロックの下面の圧力分散と実質的的に 等しくするために、圧力パッド902の中心と半導体ウェーハWの重心は軸Yc と交差しており、圧力パッド902の径がポリッシングブロックに接着された半 導体ウェーハの径と等しくしてある。圧力分散が実質的に等しくない場合、ポリ ッシングブロックB及び結果として磨かれたウェーハが歪み(すなわち弓状にな り)十分に平坦でなくなる。圧力パッド902はまた、ポリッシングブロックB の上面(第2面)と温度絶縁し、ポリッシング中に当該上面からの熱損失を防止 する。ポリッシングブロックBを通る温度勾配は温度ストレスを生じて、これは ブロックの形を歪めることがある。圧力パッド902の温度絶縁特性により、ポ リッシングブロックBを通る温度勾配を最小に保つ。環状リップ部930はスク リュウ932を介してプラテン898に固定され、プラテン898の下側から下 方に伸 びている。ポリッシングブロックBをプラテン898に対して保持する真空がポ リッシング中に破壊された場合には、リップ部930がポリッシングブロックの テーブルからの脱落を防止する。 ポリッシングブロックに設けたウェーハが第1の温度管理スプレーステーショ ン112に置かれた後、コントローラ84はポリッシングアームモータ820を 起動して、ポリッシングアームを軸Ypについて第1位置まで回転する。また、 指示シリンダ848を駆動してローラ842を第1指示溝836に移動し、ポリ ッシングアームシャフト800を振動プレート824に固定する。次に、コント ローラ84はポリッシングアームシリンダ812を駆動し、チャックアセンブリ 804がポリッシングブロックBの上面(ワックスの無い面)と係合するように 、ピストンロッド818を伸ばしてアーム部材802を下方に回転する。次に、 コントローラ84は、チャックアセンブリがポリッシングブロックBを把持する ように、真空ポンプに連結された真空バルブを動作してチャックアセンブリ80 4から真空を引く。次に、コントローラ84はポリッシングアームシリンダ81 2を駆動してアーム部材802を上方に回転し、第1温度管理スプレーステーシ ョン112からポリッシングブロックBを持ち上げる。続いて、ローラ842は 第1指示溝836から出され、ポリッシングアームモータ820が粗ポリッシン グアーム114を第2位置に回転すべく動作し、そしてローラ842が第2指示 溝838に入り、ポリッシングアームを第2位置に固定する。 粗ポリッシングアーム114が第2位置に移動した後、振動シリンダ874の ピストンロッド878が引き込まれて振動プレート824をストッパ882と離 間し(図26の左側に移動され)、ポリッシングアームシリンダ812のピスト ンロッド818を伸ばしてチャックアセンブリ804を下降し、半導体ウェーハ Wを粗ポリッシングパッド748に対して押圧する。次に、コントローラ84は テーブルモータ718を起動して軸YTを中心としてテーブルを回転し、軸Ypを 中心として粗ポリッシングアーム114を回転振動する。これにより、半導体ウ ェーハWは、該半導体ウェーハWがパッド上で前後に移動する間、ポリッシング パッド748の回転により磨かれる。ポリッシングパッド748で半導体ウェー ハW を磨くことにより、チャックアセンブリ804のプラテン898がスピンドル8 96を中心に回転する。ポリッシングテーブルアセンブリ706の温度勾配を一 定に保つために、温度管理流体(例えば、水と適当なさびを有する材料との混合 物)を、温度管理装置746を介して、一定温度でかつ一定流量で、各ウェーハ のポリッシング中に導入するのが望ましい。 粗ポリッシングパッド748による半導体ウェーハWのポリッシング中、コン トローラ84はバルブ892及びポンプ894を制御し、スラリー供給チューブ 886を介してパッド上に流体を注ぐ。第1ポリッシング溶液が、予め決められ た第1の時間、第1の割合で粗ポリッシングパッド748上に注がれる。次に、 第2ポリッシング溶液が、予め決められた第2の時間、第2の割合でパッド上に 注がれる。ポリッシングパッド上への第2ポリッシング溶液の注ぎ込みは、第1 ポリッシング溶液の注ぎ込み終了後に開始してもよい。これに代えて、第2溶液 の注ぎ込みは、複数のポリッシング溶液が同時にポリッシングパッド上に注がれ る時間が存在するように、第1溶液の注ぎ込み終了前に開始してもよい。また、 コントローラ84はポリッシングアームシリンダ812を駆動してウェーハを粗 ポリッシングパッド748に、第1の溶液を用いたポリッシング中はある圧力で 、また第2溶液を用いたポリッシング中は別の圧力で押圧するのが好ましい。好 適な実施の形態では、第1溶液及びポリッシング圧力は、ウェーハの厚みが比較 的急速に減少する場合(2〜5μm/分、さらに好ましくは3〜4μm/分)に は、比較的早い取り出し速度で、半導体ウェーハを磨くように選択される。第2 溶液及びポリッシング圧力は、第1溶液及びポリッシング圧力を用いる場合の取 り出し速度よりも著しく低い取り出し速度で、半導体ウェーハを磨くように選択 される。第1溶液を用いたポリッシングは、主にウェーハの取り出し用のもので ある。好ましくは、第1溶液は、イー・アイ・デュポン・ド・ネムールズ&カン パニー、ナルコ・ケミカル・コーポレーション(イリノイ州ネイパービル)、及 びカボット・コーポレーション(イリノイ州タスコロ)等から商業的に利用可能 な、ナトリウム水酸化物の安定コロイド状シリカゾルを含む。第1溶液を送る間 、半導体ウェーハは粗ポリッシングパッド748に所定の圧力範囲4〜10ps i(好ま しくは6〜8psi)で押圧するのが好ましい。第2溶液は、ナルコ・ケミカル ・コーポレーション、及びフジミ・インコーポレイティドから商業的に利用可能 な、アンモニア安定コロイドシリカゾルを含むのが好ましい。第2溶液でポリッ シングした後、コントローラ84はバルブを操作して一以上の洗浄液をポリッシ ングパッドに予め決められた第3の時間だけ注ぐ。また、半導体ウェーハを洗浄 するために、ポリッシングアームにより加える圧力を大幅に減少する。 半導体ウェーハWが粗ポリッシングパッド748で磨かれた後、コントローラ 84はテーブルモータ718を切り、ポリッシングアームシリンダ812を駆動 してピストンを引き込み、これによりポリッシングブロックBをポリッシングパ ッドから持ち上げる。振動シリンダ874のピストンロッド878は伸ばされ、 振動プレート824をストッパ882に押圧する。指示シリンダ848は次に引 き込まれ、ローラ842を指示ホイール834から離間する。また、ポリッシン グアームモータ820を駆動して粗ポリッシングアーム114を軸Ypを中心と してその第2位置から第3位置に回転させ、そこでチャックアセンブリ804が 第2温度管理スプレーステーション118上に置かれる。ポリッシングアームシ リンダ812のピストンロッドは伸ばされ、チャックアセンブリ804への真空 が破壊されて、ポリッシングブロックBと半導体ウェーハWは第2温度管理スプ レーステーション118上に置かれる。ポリッシングアームシリンダ812のピ ストンロッド818は次に引き込まれてチャックアセンブリ804をポリッシン グブロックBから持ち上げる。また、ポリッシングアームモータ820が駆動さ れ、粗ポリッシングアーム114を第1位置に移動し、第1の温度管理スプレー ステーション112に置かれている別のポリッシングブロックを拾い上げる。 コントローラ84は第2温度管理スプレーステーション118を駆動して第2 温度管理流体をポリッシングブロックBの下側(第1面)及び半導体ウェーハW の下側(第2面)に予め決められた時間(好ましくは15〜35秒)噴射する。 次に、コントーラ84は仕上げポリッシングアーム120を駆動してポリッシン グブロックBと半導体ウェーハWを第2スプレーステーション118から持ち上 げ、これらを最終ポリッシングテーブル122に搬送する。第2温度管理スプレ ーステーション118における温度管理流体の噴射は、ポリッシングブロックB 及び半導体ウェーハWの温度を、半導体ウェーハが粗ポリッシャで磨かれた温度 から、半導体ウェーハが仕上げポリッシャで磨かれる温度まで減少する。第1ス プレーステーション112と同様に、流体の温度は制御(例えば加熱又は冷却) してもよいし、流体は地下水であってもよい。 仕上げポリッシングアーム120及び仕上げポリッシングテーブル122は実 質的に粗ポリッシングアーム114及び粗ポリッシングテーブル116と同一で ある。したがって、粗ポリッシャ58の記載は仕上げポリッシャ60に適用可能 である。しかし、仕上げポリッシングテーブル122は、ローデル・インコーポ レイティド(デラウエア州ニューアーク)、ネガシ・カルフォルニア・コーポレ ーション、及びフジミ・コーポレーションから商業的に利用可能な、より柔らか いポリッシングパッドを備えている。また、最終ポリッシングパッドのマット材 料を最小にするために、研磨部材(図示せず)が仕上げポリッシングテーブル1 22に設けてある。仕上げポリッシャ60は、粗ポリッシャ58の温度よりもよ り低い温度(好ましくは33〜44℃、さらに好ましくは36〜39℃)で半導 体ウェーハを磨く。さらに、仕上げポリッシングアーム120は、粗ポリッシン グアーム114がウェーハを粗ポリッシングテーブル116に押し付ける圧力よ りも小さな圧力で、ウェーハを仕上げポリッシングテーブル122に押し付ける 。仕上げポリッシャ60は半導体ウェーハを、粗ポリッシャ58よりも、よりゆ っくりとした取り出し速度で半導体ウェーハを磨き、より滑らかに磨かれた表面 とする。 また、粗ポリッシャを用いた場合のように、コントローラ84はバルブと蠕動 ポンプ(図示せず)を制御して、仕上げポリッシングテーブル122上のポリッ シングパッドに液体を注ぐ。第3のポリッシング溶液(これは粗ポリッシングパ ッド上に注がれる第1ポリッシング溶液と同一でもよい。)は、第3の割合で、 第3の予め決められた時間、仕上げポリッシングパッド上に注がれる。第4のポ リッシング溶液(これは第2の溶液と同一であってもよい。)は、第4の割合で 、第4の予め決められた時間、仕上げポリッシングパッド上に注がれる。コント ロー ラ84は、ポリッシング温度を制御するための赤外線センサ(図示せず)によっ て検出した仕上げポリッシングパッドの温度に応じて、仕上げポリッシングアー ム120により加えられる圧力を制御する。センサで検出した温度が予め決めら れた温度よりも高い場合、コントローラ84は仕上げポリッシングアーム120 を駆動して圧力を減少し、これにより半導体ウェーハとポリッシングパッドとの 摩擦力を減少する。センサで検出した温度が予め決められた温度よりも低い場合 、コントローラ84は仕上げポリッシングアーム120を駆動して圧力を増加し 、これにより摩擦力を上昇する。このように、コントローラ84はポリッシング 温度Bがポリッシング中の変動するのを防止することができる。 バルブ及び蠕動ポンプは2つのポリッシング溶液をそれぞれのポリッシングテ ーブルに送るものとして説明したが、一つの溶液をそれぞれのテーブルに送るよ うにしてもよいし、3つ以上の溶液を同時に又は連続的に各テーブルに送るよう にしてもよい。 装置50は2つの半導体ウェーハポリッシャを有するものとして記載したが、 本発明の範囲から逸脱することなく、粗ポリッシャ58の近傍(図1及び3にお ける粗ポリッシャ58の右側)に第3のポリッシャを設けることもできる。この 改良された装置では、第3のポリッシャは粗ポリッシャを構成し、ポリッシャ5 8は中間ポリッシャ又は別のポリッシャを構成し、ポリッシャ60は仕上げポリ ッシャを構成することになる。リニアロボット62は、第3ポリッシング近傍の 第4温度管理スプレーステーション上にウェーハが載置されたポリッシングブロ ックBを載せ、第3ポリッシャのポリッシングアームは回転して該温度管理スプ レーステーションからポリッシングブロックBを持ち上げ、それを第3ポリッシ ャのポリッシングテーブルに対して押し付ける。このように、装置は3つのポリ ッシャを収容すべく改良することができる。 第3の温度管理スプレーステーション124は第1及び第2のステーションと 同一である。コントーラ84は第3の温度管理スプレーステーションを動作し、 ポリッシングの終わりに、ポリッシングブロックBと半導体ウェーハの下側に噴 射する。第3の温度管理スプレーステーション124は、ポリッシングブロック Bとウェーハを、仕上げポリッシング温度から半導体ウェーハをブロックから取 り除くのに適当な温度(例えば25℃)まで冷却する。 図35及び36において、ブロックとウェーハのセパレータ126は、セパレ ータ支持構造936、ポリッシングブロックBを保持するために、支持構造に固 定されたプラットフォーム938、複数の磨かれた半導体ウェーハを収容するた めにカセット942を保持するカセットホルダ940、及び半導体ウェーハWを ポリッシングブロックから分離させてそれをカセットに搬送するようにプラット フォームに対して移動するようにした分離部材944とを備えている。 カセットホルダ940は、搬送ステーション108のカセットホルダ444と 同一であり、底パネル946、底パネルから上方に伸びる後部材948、及び後 部材の上端部に952でピン結合された揺動アーム950とを備えている。揺動 アーム950はカセット942の頂上部と係合可能で、カセットが所定の場所に 置かれたときにコントローラ84に信号を送るマイクロスイッチを備えている。 カセットホルダ940はポスト954を介してガイドブロック956に固定され ている。搬送ステーション108のガイドブロック470と同様に、ガイドブロ ック956は、適当なベアリング(図示せず)を介して、セパレータ支持構造9 36にその両端部で固定された一対の垂直ガイドロッド958に沿って上下にス ライドするようにしてある。ガイドブロック956の上下移動により、カセット ホルダ940は、カセットホルダが浴960に浸かった下降位置から上昇位置に 移動する。ガイドブロック956を上昇させることにより、磨かれたウェーハを 収容する場所にカセット942が置かれる。カセット942は実質的に搬送ステ ーション108のカセットと同一とするのが好ましい。 搬送ステーション108と同様に、セパレータ126は、ガイドブロック95 6を上昇及び下降するために、サーボモータで駆動されるスクリュウ駆動装置9 62を備えている。スクリュウ駆動装置962は、セパレータ支持構造936に 固定されたサーボモータ964と、サーボモータのシャフトにキー結合された第 1プーリ966と、セパレータ支持構造936に回動自在に連結された上方に伸 びるスクリュウ(図示せず)にキー結合された第2プーリ968と、サーボモー タの駆動に基づいて軸を中心にスクリュウを回転させるために、プーリに巻回さ れたベルト970とを備えている。ガイドブロック956のナット(図示せず) はスクリュウに螺合されており、スクリュウの回転に基づいて上下する。コント ローラ84が選択的にモータを駆動してカセットホルダを所望のレベルに上昇及 び下降させるように、指示スクリュウに対するサーボモータ964のシャフトに エンコーダ965を設けるのが好ましい。 分離部材944は、基台972、該基台の側部に取り付けた2つのブレードホ ルダ974、及びブレードホルダから伸びる2つのブレード976を備えている 。分離部材944はポリッシングブロックBの上に移動し、ブロックから半導体 ウェーハWを分離し、該ウェーハをカセット942に押し込める。分離部材94 4の動作は、一対の水平基台スライド装置978と一対の垂直基台スライド装置 980によって行われる。水平基台スライド装置978は、両側をセパレータ支 持構造936に固定したほぼ水平なガイドロッド982上をスライド可能である 。垂直基台スライド装置980は、その下端部分を水平基台スライド装置978 に固定したほぼ垂直なガイドロッド984上をスライド可能である。基台972 は垂直基台スライド装置980の上端部に固定されている。水平基台スライド装 置978を水平ガイドロッド982上で移動させると、垂直ガイドロッド984 、垂直基台スライド装置980、及び分離部材944が水平に移動(図36では 左から右に移動)する。垂直基台スライド装置980が垂直ガイドロッド984 上で移動すると、分離部材944が垂直に移動(図36における上下移動)する 。 上述の水平移動は、空圧ロッドレスシリンダ986によって行われる。ロッド レスシリンダ986は、両端部をセパレータ支持構造936に固定したバレル9 88と、バレル988に沿って移動可能なピストン台990を備えている。バレ ル988は水平ガイドロッド982にほぼ平行で、ピストン台990は水平基台 スライド装置978の一方の下側に取り付けてある。ロッドレスシリンダ986 を駆動すると、ピストン台990がバレル988に沿って移動し、水平基台スラ イド装置978が水平ガイドロッド982に沿って移動する。この水平移動はま た、ロッドレスシリンダ986の左端下(図36参照)のセパレータ支持構造9 36に固定した、水平に配置された空圧シリンダ992によって行われる。水平 配置されたシリンダ992のピストンロッド994はガイドロッド982とほぼ 平行である。脚部996は一方の水平基台スライド装置978から下方に伸び、 螺子付きピン998は該脚部から横方向に伸びている。ピストンロッド994は 、水平基台スライド装置978が図36に示すように左側に位置しているとき、 ピン998に対して押圧されるようになっている。ピストンロッド994を伸ば すと、水平基台スライド装置978が、第1の水平位置(仮想線1000で示す )から第2の水平位置(仮想線1002で示す)へと、水平距離L1だけ移動す る。また、水平基台スライド装置978の水平移動は、ロッドレスシリンダ98 6によって行われる。 分離部材944の垂直移動は、水平基台スライド装置978にピン結合した、 垂直に配置された空圧シリンダ1004によって行われる。垂直配置シリンダ1 004のピストンロッド1006は、垂直基台スライド装置980の一方に接続 されている。ピストンロッド1006を伸ばすと、分離部材944が上昇位置( 図示せず)に上昇する。ピストンロッドを引き込むと、分離部材944は下降位 置(図36)に降下する。 交差部材1008は、垂直ガイドロッド984の上端部間に伸びて固定されて いる。交差部材1008は三角形プレート1010を支持している。空圧シリン ダ1112は三角形プレート1010から下方に伸びており、ピストンロッドの 端部に固定された押圧部材1014を備えている。シリンダ1012のピストン ロッドを伸ばすと、押圧部材1014は半導体ウェーハWをカセット942内に 押し込むようになっている。 まず始めに、分離部材944は上昇位置にあり、カセット942の近傍に位置 している。ポリッシングが終了すると、サーキュラロボット100がポリッシン グブロックBと半導体ウェーハWを第3の温度管理スプレーステーションから持 ち上げる。次に、サーキュラロボット100はポリッシングブロックBを裏返し 、ポリッシングブロックの上面に接着されている半導体ウェーハWと一緒にプラ ットフォーム938に載置する。コントローラ84はロッドレスシリンダ986 を 駆動して、水平基台スライド装置978を第1水平位置100に前進(図36の 左側)させる。また、垂直配置されたシリンダ1004を駆動してそのピストン ロッド1006を引き込み、分離部材944をその下降位置に移動させる。この 位置で、各ブレード976のエッジがポリッシングブロックBの上面と半導体ウ ェーハWの前部に接触する。カセット942内の一対の対向するリブがポリッシ ングブロックBの上面とほぼ同一レベルとなるように、カセット942が上昇さ れる。コントローラ84は水平配置シリンダ992を駆動してそのピストンロッ ド994を伸ばし、水平基台スライド装置978を後方に押して第2の水平位置 1002に移動させる。この移動により、半導体ウェーハWとポリッシングブロ ックBとの間の分離部材944のブレード976を付勢し、半導体ウェーハをポ リッシングブロックから引き離して分離する。次に、ロッドレスシリンダ986 が駆動して、分離部材944を後方(図36の右側)に移動し、分離された半導 体ウェーハを押してポリッシングブロックBから離間させる。磨かれた半導体ウ ェーハWがポリッシングブロックBから分離されてカセット942内に一部押し 込まれた後、サーキュラロボット100がポリッシングブロックをワックス塗布 装置104に移動し、そこでワックスがポリッシングブロックBから除かれて、 新しいワックスが別の半導体ウェーハ用に塗布される。続いて、コントローラ8 4は垂直配置シリンダ1004を駆動してピストンロッド1006を伸ばし、分 離部材944を上昇位置に移動する。また、シリンダ1012を駆動して押圧部 材1014を半導体ウェーハWの高さまで降下する。ロッドレスシリンダ968 は再び駆動され、分離部材1014を後方に移動して、押圧部材1014を半導 体ウェーハWのエッジに係合し、該ウェーハをカセット942の整列したリブ上 に押し出す。カセットホルダ940は次にカセット942を下降して浴960に 浸ける。 ブロック端ホルダ1016をプラットフォーム938の後部に配置し、セパレ ータ支持構造936に固定して、半導体ウェーハWが分離部材944によって後 方に押される時に、ポリッシングブロックBの後方移動を防止するのが好ましい 。また、一対の間隔を隔てたガイドチャンネル1018をブロック端ホルダ10 16の両端部に設ける共にセパレータ支持構造936に固定し、半導体ウェーハ W をカセット942内部に案内するようにするのが好ましい。 動作中、装置50は連続的に複数の半導体ウェーハを磨く。第1のポリッシン グブロックはブロックラック102から取り出されてワックス塗布装置104に 送られ、そこでブロックの第1面が清掃された後、ワックスが均等に塗布される 。サーキュラロボット100は第1の半導体ウェーハを真空プレス110に搬送 する。ワックスが第1のポリッシングブロックに塗布された後、サーキュラロボ ット100は該ブロックをブロックヒータ106に移動し、そこでブロックは所 定の温度まで加熱される。第1のポリッシングブロックが加熱された後、サーキ ュラロボット100は該ブロックをブロックヒータ106から取り出し、そのワ ックス塗布面を下にして真空プレス110に載せる。ワックスが半導体ウェーハ の第1面をポリッシングブロックの第1面に接着するように、真空プレス110 はポリッシングブロックを半導体ウェーハに押圧する。 リニアロボット62は次に第1ポリッシングブロックと第1半導体ウェーハを 真空プレス110から第1温度管理スプレーステーション112に搬送する。第 1温度管理スプレーステーション112は、温度管理溶液を半導体ウェーハの第 2面(露出面)とポリッシングブロックに噴射して、ポリッシングブロックの温 度を接着温度から粗ポリッシング温度まで低下させる。粗ポリッシングアーム1 14は次に第1ポリッシングブロックと第1半導体ウェーハを粗ポリッシングテ ーブル116に搬送し、第1半導体ウェーハの第2面(露出面)を粗ポリッシン グテーブル116のポリッシングパッド748に向けて保持する。粗ポリッシャ 58によるポリッシングが終了した後、粗ポリッシングアーム114は第1ポリ ッシングブロックと第1半導体ウェーハを第2温度管理スプレーステーション1 18に搬送する。第2スプレーステーション118は温度管理用の液体を第1半 導体ウェーハに噴射し、第1ポリッシングブロックの温度を仕上げポリッシング 温度まで低下させる。仕上げポリッシングアーム120は次に第1ポリッシング ブロックと第1半導体ウェーハを仕上げポリッシングテーブル122に搬送し、 第1半導体ウェーハの第2面(露出面)を仕上げポリッシングパッドに向けて保 持する。 第2ポリッシャ60によるポリッシングが終了した後、仕上げポリッシングア ーム120は第1ポリッシングブロックと第1半導体ウェーハを第3温度管理ス プレーステーション124に搬送する。第3温度管理スプレーステーション12 4は温度管理用の液体を第1半導体ウェーハに噴射して仕上げポリッシングブロ ックの温度をウェーハ除去温度(例えば25℃)まで低下させる。第3の温度管 理スプレーステーション124とブロックとウェーハのセパレータ126は、マ ウント装置のステーションと一緒に、サーキュラロボット100の回りに環状に 配置されている。サーキュラロボット100は第1ポリッシングブロックと第1 半導体ウェーハとを第3スプレーステーション124から持ち上げ、反転し、ウ ェーハを上にしてブロックとウェーハのセパレータ126に載置する。ブロック とウェーハのセパレータ126は第1半導体ウェーハをポリッシングブロックか ら分離し、これをカセット942に押し込む。第1半導体ウェーハが除去された 後、サーキュラロボット100は第1ポリッシングブロックをワックス塗布装置 104に搬送する。この塗布装置は、使用済みのワックスを第1ポリッシングブ ロックから除去し、新たなワックスをブロックの塗布する。 粗ポリッシャ58による第1半導体ウェーハのポリッシング終了前に、第2ポ リッシングブロックがワックス塗布装置104に搬送され、そこで第2ポリッシ ングブロックの第1面が清掃された後、ワックスが均等に塗布される。第2ブロ ックは次にブロックヒータ106で、同様に、第1ポリッシングブロックと同一 の操作条件で加熱される。ブロックヒータ106が第2ポリッシングブロックの 加熱を終了する前に、サーキュラロボット100は第2半導体ウェーハを真空プ レス100に搬送する。第2ポリッシングブロックが加熱された後、これは真空 プレス110に運ばれ、そこで第2半導体ウェーハの第1面に押圧される。第2 半導体ウェーハが第2ポリッシングブロックに接着された後、リニアロボット6 2はそれらを第1スプレーステーション112に移動させる。恐らく、粗ポリッ シャ58の終了前に、第2は半導体ウェーハ及び第2ポリッシングブロックは互 いに接着されて第1スプレーステーション112に搬送される。第2半導体ウェ ーハと第2ポリッシングブロックが以上のように配置すると、第1半導体ウェー ハと 第1ポリッシングブロックを第2スプレーステーション118に搬送した後、粗 ポリッシングアーム114は第2半導体ウェーハと第2ポリッシングブロックを 粗ポリッシングテーブル116に搬送する。第2半導体ウェーハは同様に、かつ 第1半導体ウェーハと同一の条件で磨かれる。第2半導体ウェーハは次に第2ポ リッシングブロックから取り除かれ、ブロックはワックス塗布装置104に搬送 され、そこで使用済みのワックスが除去されて新たなワックスが塗布される。 第3ポリッシングブロックはブロックラック102からワックス塗布装置10 4に搬送され、そこで第3ポリッシングブロックの第1面が清掃された後、均等 にワックスが塗布される。恐らく、仕上げポリッシャ60による第1半導体ウェ ーハのポリッシングが終了する前に、ワックスが第3ブロックに塗布される。第 3ブロックは次にブロックヒータ106で第1及び第2ポリッシングブロックと 同様にかつ同一の操作条件で加熱される。ブロックヒータ106が第3ポリッシ ングブロックの加熱を終了する前に、サーキュラロボット100は第3半導体ウ ェーハを真空プレス110に搬送する。第3ポリッシングブロックが加熱された 後、これは真空プレス110に搬送され、そこで第3半導体ウェーハの第1面に 押圧される。第3半導体ウェーハと第3ポリッシングブロックは次に第1スプレ ーステーション112に搬送される。恐らく、粗ポリッシャ58による第2半導 体ウェーハのポリッシングが終了する前に、第3半導体ウェーハと第3ポリッシ ングブロックは互いに接着されて第1スプレーステーション112に搬送される 。第2半導体ウェーハと第2ポリッシングブロックを第2温度管理ステーション に搬送した直後、以上のよう配置された第3半導体ウェーハ及び第3ポリッシン グと共に、粗ポリッシングアーム114はこれらを粗ポリッシングテーブル11 6に搬送する。第3半導体ウェーハは、第1及び第2半導体ウェーハと同様にか つ同一の条件で磨かれる。第3半導体ウェーハは次に第3ポリッシングブロック から除去される。第3ポリッシングブロックは次にワックス塗布装置104に搬 送され、そこで使用済みのワックスが除去され、新たなワックスが塗布される。 第4ポリッシングブロックはワックスが塗布され、以上機3つのブロック及び 半導体ウェーハと同様のまた同一の条件で第4半導体ウェーハが第4ポリッシン グブロックに接着される。第1半導体ウェーハのポリッシング終了前に、ワック スを第4ポリッシングブロックに塗布するのが好ましい。第4半導体ウェーハは 次に上記3つの半導体ウェーハと同様にして磨かれ、第4ポリッシングブロック から除去される。第4ブロックは次にワックス塗布装置104に搬送され、そこ で使用済みのワックスが除かれて新しいワックスが塗布される。 第1半導体ウェーハが第1ポリッシングブロックから除去された後、第1ブロ ックはワックス塗布装置104に搬送され、そこで使用済みのワックスが除去さ れて新たなワックスが塗布される。第1ブロックは次に、上述のように加熱され て第5半導体ウェーハに対して加圧され、第5半導体ウェーハの第1面が第1ポ リッシングブロックの第1面に対向される。第5半導体ウェーハは次に以上の4 つの半導体ウェーハと同様にして磨かれる。第2ポリッシャによる第3半導体ウ ェーハをポリッシング終了前に、第5半導体ウェーハは第1ポリッシングブロッ クに接着するのが好ましい。 ウェーハの据え付け及びポリッシング工程は、ウェーハ搬送ステーション10 8のカセットに収容されているすべての半導体ウェーハに対して繰り返される。 最後の半導体ウェーハがウェーハ搬送ステーション108のカセット446から 取り出されると、コントローラ84は状態ライト90、92(図1、2)を起動 して、オペレータに空のカセットを満載したカセットと交換することを合図する 。状態ライト90、92はまた、ブロックとウェーハのセパレータ126のカセ ット942が満杯になったときに起動して、オペレータに満載カセットを空のカ セットと交換することを合図する。4つのポリッシングブロックが使用されると 、装置は任意の数の半導体ウェーハを定常状態モードで連続的に磨く。このモー ドでは、装置を停止しない限り、ウェーハはぼぼ同一の運転条件で連続的に磨か れる。すべてのウェーハが装置50に供給されると、オペレータは“装置清掃” サイクルを開始する。これにより、4つのポリッシングブロックはワックス塗布 装置104で清掃され、サーキュラロボット100でブロックラック102に返 送される。ブロックラック102から取り出した後、ポリッシングは、装置清掃 サイクルが開始されるまで当該ラックに返送されない。ポリッシングブロックは 装置か ら取り出す必要はないので、ブロックが欠けたり、汚れたり、較正されていない ポリッシングブロックと交換されることの危険は極めて少ない。 装置50は4つのポリッシングブロックを使用するものとして記載したが、本 発明の範囲から逸脱することなく、さらに多くのブロック又はそれよりも少ない ブロックを使用してもよいことは勿論である。ポリッシングブロックの数は、任 意のウェーハ据え付け工程とポリッシングの工程との間の待機時間を最小にする ように選択すべきである。一つの半導体ウェーハの粗ポリッシングの終了から次 のポリッシングの開始までの時間を最小にするのが望ましい。この時間があまり 長いと、粗ポリッシングパッド748の温度が所望の運転温度以下に低下するか らである。ポリッシングブロックの数が少なすぎると、次のポリッシングブロッ クがスプレーステーション112に搬送される前に粗ポリッシャ58が前の半導 体ウェーハのポリッシングを終了してしまう。粗ポリッシング工程の時間は一般 的に装置で実行される最長の工程であるから、この時間が短い場合には、さらに 多くのポリッシングブロックを使用し、その時間が長い場合にはより少ないポリ ッシングブロックを使用すべきである。 装置のすべてのステーションはそれらの動作を各ポリッシングブロック及び/ 又は各半導体ウェーハに対して繰り返すので、装置の運転条件は半導体ウェーハ ごとで実質的に変化することがない。例えば、各ポリッシングブロックは、ブロ ックヒータ106で温度Th(例えば、85〜100℃)に加熱され、半導体ウ ェーハは次にそれに接着され、これら2つにスプレーステーション112で噴射 され、半導体ウェーハが粗ポリッシャ58で磨かれる。これら工程の各時間はウ ェーハごとに異なることがない。このように、粗ポリッシャによる各半導体ウェ ーハのポリッシャは、半導体ウェーハが対応するポリッシングブロックに接着さ れてから一定時間Tb-p(例えば、90秒)、及びポリッシングブロックが温度 Thまで加熱された後に開始される。各半導体ウェーハは粗ポリッシャ58によ って一定時間tp1(例えば、3〜7分)、所定のポリッシング温度Tp1(例えば 、50〜70℃)で磨かれ、仕上げポリッシャによって一定時間tp2(例えば、 2〜5分)、一定のポリッシング温度Tp2(例えば33〜44℃)で磨かれる。 また、 連続運転の終了間時間は、装置の全ステーションでの運転時間に等しい。例えば 、連続した加熱工程の終了時間ta(すなわち、一つのポリッシングブロックの 加熱終了から次のポリッシングブロックの加熱終了までの時間)は、連続したブ ロック−ウェーハの接着工程の終了間時間tbに等しく、連続した粗ポリッシン グ工程の終了間時間tcに等しいのが好ましい。 装置50の運転条件は、一つの半導体ウェーハに対するワックス塗布及びポリ ッシングは別の半導体ウェーハに対するそれらと異なることがないが、僅かに変 化させてもよい。しかし、時間(例えば、ta,tb,tc)は、一つのウェーハ /ブロックと別のウェーハ/ブロックとでは1秒以上違わないのが好ましい。ま た、少なくとも一組のポリッシングでは、ポリッシングブロックの温度は1℃以 上変化しないのが好ましい。 装置50の運転条件は実質的にワックス塗布及び一つの半導体ウェーハのポリ ッシングから別のワックス塗装及びポリッシングまでに変化しないので、装置の 連続運転中に連続的に磨かれた半導体ウェーハは本質的に同一の平坦特性を有す る。換言すれば、磨かれたウェーハの一つが平坦であれば、その他の磨かれたウ ェーハもまた平坦で、一つの磨かれたウェーハが幾分平坦度の点で歪んでいれば (例えば、僅かに凸状態に、又は僅かに凹状)、その他の磨かれたウェーハも同 様に歪んでいる。 装置は同一の平坦度特性をもって半導体ウェーハを磨くように記載したが、各 ステーションが安定した運転状態になるように、装置が所定時間(例えば、3つ のウェーハを磨くのに十分な時間)停止することなく運転された場合にそのよう になるのは勿論である。この時間後、連続的に磨かれたウェーハは同一の平坦度 特性に磨かれる。 連続的に磨かれたウェーハの平坦度特性の均一性のために、連続的に磨かれる ウェーハの平坦度特性を均一にするために、装置には調整装置を設けてもよい。 この調整は、ランダムに選択された半導体ウェーハについて平坦度測定を行った 結果に基づいてなされる。例えば、装置が安定した運転状態になった後、いくつ かのウェーハがそのような運転条件で磨かれ、カセット942に置かれる。次に 、 1以上の磨かれた運転がランダムにブロック−ウェーハのセパレータ126のカ セット942から取り出される。ランダムに選択されたウェーハの平坦度特性( 例えば、全厚み変化値(TTV)及び/又はサイト・トータル・インディケイテ ィド・リーディング値(STIR))が測定され、ウェーハが所望の平坦度仕様 の中に入っているか、又はウェーハが過度に凸状又は凹状に歪んでいないかを判 断する。連続的に磨かれたウェーハの凹凸度を減少するために、例えば、粗ポリ ッシングパッド748を改造してもよい。 測定したウェーハが過度に凸の場合、連続的に磨かれたウェーハの凸度は、ウ ェーハを磨くために使用される粗ポリッシングパッド748の凹度を減少するこ とにより減少できる。粗ポリッシングテーブル116が動作中でない間に、ポリ ッシングパッドの凹度を減少するのが好ましい。凹度は擦減部材1024(図3 7)を用いて減少するのが好ましい。この擦減部材1024は、平坦で円盤状の ブロックに接着固定された擦減布を備えている。この布は、粗い(例えば、80 グリット以下)アルミニウム酸化物のシートでもよいし、ブロックはセラミック 、スチール、又はその他の適当な剛性材料であってもよい。擦減部材は、ポリッ シングパッド748(図37)に対して、ポリッシングパッドの周囲から距離Dp (例えば、7/8インチ)の距離を隔てた位置に中央部がある第1弦1026 に沿って擦減部材の中央部を位置させて移動させて手動で擦られる。距離Dpは 、ポリッシング中にポリッシングパッドの不使用部分の幅に等しいのが好ましい 。擦減部材は、第1弦1026に沿って一般に3回等しい圧力をかけて移動させ て擦るのが好ましい。各移動(ストローク)では、擦減部材の中央部は、第1弦 1026の第1端1030から第2端1032、さらに第1端へと戻して移動さ せる。これら3回の移動(ストローク)により第1の擦減領域1034が形成さ れる。この領域の幅は最も広いところで、擦減部材の半径に距離Dpを加えた値 にほぼ等しい。粗ポリッシングテーブル116は次に約10°回転され、第1弦 1026を擦ったときと同様にして、第2弦1036に沿って擦減部材がポリッ シングパッド748を擦り、第2の擦減領域1038を形成する。ポリッシング パッド748は10°づつ同様にしてポリッシングパッドの全周を擦り、ポリッ シングパッ ドの周囲を擦減する。このようにして擦減部材でポリッシングパッド748を擦 ることにより、パッドの凹部が減少する。このように、修正されたポリッシング パッドを用いて磨かれた半導体ウェーハは、測定されたウェーハよりも凸の少な いものとなる。 測定されたウェーハが過度に凹状になっている場合、連続的に磨かれたウェー ハの凹度は、粗ポリッシングパッド748の凸度を減少することで、測定された ウェーハよりも減少することができる。粗ポリッシングパッド748の凸度は、 擦減の中央部をポリッシングパッド(図38)の第1径1040に沿って移動さ せることで、ポリッシングパッドを直径方向に横切るように手動で擦減部材10 24によって擦ることで減少できる。擦減部材は、同一の圧力をかけて第1径1 040に沿って一般に3回移動(3ストローク)させて擦るのが好ましい。これ ら3回の移動(ストローク)により、擦減部材1024の径にほぼ等しい幅の擦 減領域1042が形成される。次に、粗ポリッシングテーブル116は約10° 回転され、擦減部材は第2径1044に沿ってポリッシングパッド748を擦り 、擦減領域1046を形成する。ポリッシングパッド748は10°づつ同様に してポリッシングパッドの全周を擦り、ポリッシングパッドを擦減する。擦減動 作がポリッシングパッドの外側部分よりも中央部で重なっているので、擦ること によってポリッシングパッドの凸部が減少する。したがって、このようにして修 正されたポリッシングパッドで磨かれた半導体ウェーハは測定されたウェーハよ りも凹度の少ないものとなる。 ポリッシングパッド748が再形成された後、装置50はそれまでと同一の運 転条件で運転され、半導体ウェーハを磨く。粗ポリッシングパッド748の形を 修正することにより、磨かれたウェーハの平坦度は実質的に測定されたウェーハ よりも向上する。連続的に磨かれたウェーハを所望の平坦度仕様に収めるために 、測定と擦減操作を繰り返してもよい。このように、装置の各ステーションの動 作特性は正確に繰り返されるので、高度に平坦な半導体ウェーハを製造するため に、装置を調整してもよい。 装置の動作特性を正確かつ均一に制御することにより、装置は高速でウェーハ を磨き、平坦なウェーハを製造することができる。特に、装置は、1μm以下の 全厚み変動をもって磨かれたウェーハを得ながら、1時間に10個以上のウェー ハ処理量をもって半導体ウェーハを連続的に磨くことができる。また、これらの 磨かれたウェーハは、20mm×20mmの大きさの任意の領域でもって、1/ 2μm以下のSTIR値を有する。 装置はサーキュラロボットの周囲に配置された複数のステーションを有するも のとして記載したが、これらのステーションは直線的に配置してもよいし、リニ アロボットはブロックと半導体ウェーハをステーションをそれらステーション間 で移動させるようにしてもよい。 以上のことから本発明のいくつかの目的が達成され、その他の利点が得られる ことが明らかである。 本発明の範囲から逸脱することなく、種々の変更を上記構成に加えることがで きる。以上の説明に含まれ又添付図面に示されたすべての事項は、説明のための ものであって、限定的なものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルシュ,ロバート・ジェイ アメリカ合衆国63376ミズーリ州 セン ト・ピーターズ、ポスト・オフィス・ボッ クス8、パール・ドライブ501番 (72)発明者 ウォルシュ,トーマス・エイ アメリカ合衆国63376ミズーリ州 セン ト・ピーターズ、ポスト・オフィス・ボッ クス8、パール・ドライブ501番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.半導体ウェーハのポリッシング装置は、 ハウジングと、 上記ハウジングの中にあり、ポリッシングブロックの第1表面に対向する半導 体ウェーハの第1表面にワックスを施すマウント装置と、 上記ハウジングの中にあり、上記半導体ウェーハの第1表面の反対側にある第 2表面を磨くための第1半導体ウェーハポリッシャと、 上記ハウジングの中にあり、上記ポリッシングブロックと半導体ウェーハをマ ウント装置から隣接する第1半導体ウェーハポリッシャに搬送する搬送機構、 上記マウント装置、第1半導体ウェーハポリッシャ、及び第1搬送機構の動作 を制御するコントローラと、を備えている。 2.請求項1の装置において、上記半導体ウェーハマウント装置は、 上記ポリッシングブロックの第1表面にワックスを塗布するワックスアプリケ ータと、 上記ポリッシングブロックをワックスアプリケータに搬送する第2搬送機構と を備えている。 3.請求項2の装置において、上記半導体ウェーハマウント装置はウェーハ押圧 ステーションを有し、上記第2搬送機構は半導体ウェーハをウェーハ押圧ステー ションに搬送すべく動作されると共にワックスがポリッシングブロックの第1表 面に塗布された後ポリッシングブロックをウェーハ押圧ステーションに搬送し、 上記ウェーハ押圧ステーションは半導体ウェーハの第1表面をポリッシングブロ ックの第1表面に押圧するプレスを備えている。 4.ポリッシングブロックの第1表面に半導体ウェーハの第1表面をワックスで マウントする装置は、 上記半導体ウェーハを保持する半導体ウェーハホルダと、 上記ポリッシングブロックの第1表面にワックスを塗布するワックスアプリケ ータと、 上記半導体ウェーハの第1表面をポリッシングブロックの第1表面に押圧する プレスと、 上記ポリッシングブロックをワックスアプリケータに搬送し、ポリッシングブ ロックの第1表面にワックスが塗布された後、ポリッシングブロックをプレスに 搬送し、半導体ウェーハをウェーハホルダからプレスに搬送する搬送機構とを有 し、 上記ウェーハホルダ、ワックスアプリケータ、及びプレスは、上記搬送機構を 中心として環状に配置されている。 5.ポリッシングブロックに取り付けられた半導体ウェーハのポリッシング装置 は、 上記半導体ウェーハを磨く第1と第2半導体ウェーハポリッシャと、 上記第1半導体ウェーハポリッシャの近傍にあって、上記半導体ウェーハとポ リッシングブロックとを保持する第1ステーションと、 上記第1及び第2半導体ウェーハポリッシャの近傍にあって、上記半導体ウェ ーハとポリッシングブロックとを保持する第2ステーションと、 上記第2半導体ウェーハポリッシャの近傍にあって、上記半導体ウェーハとポ リッシャブロックとを保持する第3ステーションと、 上記第1半導体ウェーハポリッシャは、第1ポリッシングアームと、該第1ポ リッシングアームの近傍にあって回動自在な第1ポリッシング部材とを有し、上 記第1ポリッシングアームは、上記第1ステーションから半導体ウェーハとポリ ッシングブロックとを取り除き且つ第1ポリッシング部材による半導体ウェーハ のポリッシング中に第1ポリッシング部材に対して半導体ウェーハを保持し、そ の後半導体ウェーハとポリッシングブロックを第2ステーションに搬送するもの であり、 上記第2半導体ウェーハポリッシャは、第2ポリッシングアームと、該第2ポ リッシングアームの近傍にあって回動自在な第2ポリッシング部材とを有し、上 記第2ポリッシングアームは、第2ステーションから半導体ウェーハとポリッシ ングブロックとを取り除き且つ第2ポリッシング部材による半導体のポリッシン グ中に第2ポリッシング部材に対して半導体ウェーハを保持し、その後半導体ウ ェーハとポリッシングブロックを第3ステーションに搬送するものである。 6.請求項5の装置において、上記第1ステーションは第1温度管理ステーショ ンであり、該第1温度管理ステーションは、半導体ウェーハが第1半導体ウェー ハポリッシャにより磨かれる前に、半導体ウェーハとポリッシングブロックの温 度を制御するために、第1温度管理流体を半導体ウェーハにスプレーする第1ス プレーを有し、 上記第2ステーションは第2温度管理ステーションで、該第2温度管理ステー ションは、半導体ウェーハが第2半導体ウェーハポリッシャにより磨かれる前に 、半導体ウェーハとポリッシングブロックの温度を制御するために、第2温度管 理流体を半導体ウェーハにスプレーする第2スプレーを有する。 7.半導体ウェーハを磨く装置は、 第1軸を中心に回動自在なポリッシング部材と、 第1表面に半導体ウェーハが接着されたポリッシングブロックを解放自在に保 持するチャックと、 上記チャックを支持し、上記半導体ウェーハを磨くためにポリッシング部材を 回転しているとき、半導体ウェーハの磨き面をポリッシング部材に押圧するポリ ッシングアームを有し、 上記チャックは、ポリッシングアームに接続されたスピンドルと、プラテンと 、第2の軸を中心としてプラテンを回転するためにプラテンを中心に駆動連結す るベアリングアセンブリとを有し、 上記チャックは、ポリッシングブロックを、該ポリッシングロックの第2表面 をプラテンに対向させて解放自在に保持し、 上記ポリッシングロックと半導体ウェーハはポリッシング中第2軸を中心とし てプラテンと共に回転し、 上記第2軸は第1軸とほぼ平行で、 上記チャックは、ベアリングアセンブリの軸方向中央点から半導体ウェーハの 磨き面までの軸方向距離D1が半導体ウェーハの約3分の1以下であるように、 ポリッシングブロックを保持するようにしてある。 8.第1と第2の対向する表面を有するポリッシングブロックに半導体ウェーハ をワックスでマウントする方法は、 上記ポリッシングブロックの第1表面にワックスを塗布し、蒸気でポリッシン グブロックの第1表面を加熱してポリッシングブロックの第1表面のワックスを 加熱し、 蒸気ポリッシングブロックの第2表面に形成された凝結物を気化し、 蒸気半導体ウェーハをポリッシングブロックの第1表面のワックスに接触させ 、それにより、ワックスによって、半導体ウェーハをポリッシングブロックに接 着させる。 9.請求項8の方法において、ポリッシングブロックの第2の表面に形成され凝 結物を気化する工程は、第2表面に形成された凝結物を気化するために、ポリッ シングブロックの第2表面に真空を形成する工程を含む。 10.半導体ウェーハを磨く方法は、 (a) 上記半導体ウェーハの第1の表面がポリッシングブロックの第1の表面 と対向するように、半導体ウェーハをポリッシングブロックに固定し、 (b) ポリッシングブロックとポリッシング部材との間に半導体ウェーハを保 ち、ポリッシング部材を回転させて、半導体ウェーハの第2表面を磨き、 (c) ポリッシング開始時にポリッシングブロックの温度が温度Tp1にほぼ等 しくなるように、少なくともポリッシング工程の開始直前にポリッシングブロッ クの温度を制御し、 (d) 上記ポリッシング部材により半導体ウェーハが順次磨かれるように、複 数の半導体ウェーハに対して工程(a)〜(c)を連続的に繰り返す。 11.請求項10の方法はさらに、 (e) 選択された一つの半導体ウェーハをポリッシング部材で磨いた後に該半 導体ウェーハの平坦度特性を測定し、 (f) 上記平坦度測定の結果に基づいてポリッシング部材の形を修正し、該ポ リッシング部材でその後に磨かれる半導体ウェーハが上記選択された半導体ウェ ーハよりも平坦度が向上するようにし、 (g) 修正したポリッシング部材を用いてその他の半導体ウェーハを磨き、ポ リッシング中上記その他の半導体ウェーハは修正されたポリッシング部材によっ てポリッシングブロックに固定され、該ポリッシングブロックの温度は上記その 他の半導体ウェーハのポリッシング開始時における温度Tp1にほぼ等しく、 (h) 第2の複数の半導体ウェーハに対して上記工程(g)を連続的に繰り返 し、上記第2の複数の半導体ウェーハは修正されたポリッシング部材で次々に磨 かれる。 12.半導体ウェーハを磨く方法は、 (a) ポリッシングブロックを所定の温度Thにほぼ等しい温度まで加熱し、 (b) 半導体ウェーハの第1表面がポリッシングブロックに第1表面に対向す るように、半導体ウェーハをポリッシングブロックに固定し、 (c) ポリッシング部材を用いて上記半導体ウェーハの第2表面を磨き、上記 ポリッシング部材による半導体ウェーハのポリッシングは、半導体ウェーハがポ リッシングブロックに固定されてから一定時間tb-p後に開始され、 (d) 上記半導体ウェーハをポリッシングブロックから取り除き、 (e) 複数の半導体ウェーハに対して、上記工程(a)〜(d)を連続的に繰 り返す。 13.複数の半導体ウェーハを磨く方法は、 第1のポリッシングブロックの第1表面に接着剤を塗布し、 上記ポリッシングブロックに第1半導体ウェーハを接着し、該半導体ウェーハ の第1表面は上記第1ポリッシングブロックの第1表面に対向し、 回転するポリッシング部材で第1半導体ウェーハの第2表面を磨き、 上記ポリッシング部材による第1半導体ウェーハの第2表面のポリッシングが 終了後に、第1ポリッシングブロックから第1半導体ウェーハを取り除き、 上記ポリッシング部材による第1半導体ウェーハの第2表面のポリッシングが 終了前に、第2ポリッシングブロックの第1表面に接着剤を塗布し、 上記ポリッシング部材による第1半導体ウェーハの第2表面のポリッシング終 了前に、第2ポリッシングブロックに第2半導体ウェーハを接着し、 上記ポリッシング部材の回転によって第2半導体ウェーハの第2表面を磨き、 上記ポリッシング部材による第2半導体ウェーハの第2表面のポリッシング終 了後に、第2ポリッシングブロックを第2半導体ウェーハから取り除き、 上記ポリッシング部材による第1半導体ウェーハの第2表面のポリッシング終 了前に、第3ポリッシングブロックの第1表面に接着剤を塗布し、 上記ポリッシング部材による第2半導体ウェーハの第2表面のポリッシング終 了前に、第3ポリッシングブロックに第3半導体ウェーハを接着し、上記第3半 導体ウェーハの第1表面は第3ポリッシングブロックの第1表面に対向し、 上記ポリッシング部材の回転により第3半導体ウェーハの第2表面を磨き、 上記ポリッシング部材による第3半導体ウェーハの第2表面をポリッシング終 了後に、第3ポリッシングブロックから第3半導体ウェーハを取り除き、 上記第1ポリッシングブロックの第1表面から接着剤を取り除いた後、ポリッ シング部材による第3半導体ウェーハの第2表面のポリッシング終了前に、第1 ポリッシングブロックの第1表面に再び接着剤を塗布し、 上記ポリッシング部材による第3半導体ウェーハの第2表面のポリッシング終 了前に、第1ポリッシングブロックに第4半導体ウェーハを接着し、上記第4半 導体ウェーハの第1表面は第1ポリッシング部材の第1表面に対向し、 上記ポリッシング部材の回転により第4半導体ウェーハの第2表面を磨く。
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