JPH10501180A - 特に衝撃ドライバドリルに用いられる衝撃装置 - Google Patents

特に衝撃ドライバドリルに用いられる衝撃装置

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JPH10501180A
JPH10501180A JP7517088A JP51708895A JPH10501180A JP H10501180 A JPH10501180 A JP H10501180A JP 7517088 A JP7517088 A JP 7517088A JP 51708895 A JP51708895 A JP 51708895A JP H10501180 A JPH10501180 A JP H10501180A
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クレンク ローベルト
バッケ ヴォルフガング
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Abstract

(57)【要約】 衝撃装置(12)は駆動軸(14)に結合された回転体(13)を有しており、この回転体(13)には、回転軸線(15)に対して同心的にコア部分(17)のための収容開口(16)が形成されている。コア部分(17)は出力軸(25)と一緒に回転するように結合されている。付加的に回転体(13)は、回転軸線(15)に対して直角に延びる半径方向孔(18)を有しており、この半径方向孔(18)には、復動ピストン(19)が半径方向で移動可能に収容されている。この復動ピストン(19)はコア部分(179を貫通させるための貫通開口(20)を有している。復動ピストンはコア部分(17)に面した内面で制御面(36)を形成しており、この制御面(36)はコア部分(17)に形成された制御軌道(37)の制御突起(38)と協働する。回転体(13)とコア部分(17)とが互いに相対的に回転すると、復動ピストン(19)は半径方向で往復運動を実施する。圧力室(40)に存在する圧力媒体はこのとき、圧力で負荷され、この場合、制御面(36)と制御軌道(37)とを介して出力軸(25)に回転衝撃が伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】 特に衝撃ドライバドリル に用いられる衝撃装置 背景技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の衝撃装置から出発する。既に 公知の衝撃装置(欧州特許出願公開第460592号明細書)では、回転衝撃の 発生が、半径方向外側に向けられかつ半径方向で運動可能な、ばね負荷された積 層板によって行われる。この積層板は高圧室と、隣接の低圧室とを少なくとも所 定の時間毎に互いに密に隔離する。この積層板の外面は特殊に成形されたシール 面を有しており、このシール面は漏れ損失を回避するためにできるだけ正確に製 造されなければならず、このことは比較的高い製造技術的な手間を必要とする。 発明の利点 請求項1の特徴部に記載の本発明による衝撃装置は、従来のものに比べて著し く簡単かつ正確に製造可能な回転対称的なシール面を有するという利点を持って いる。これによって、製造寸法誤差および/または形状誤差を減少させ、ひいて は漏れ損失をも減少させることができる。半径方向で作用する少なくとも1つの 復動ピストンを備えた衝撃装置の構成に基づき、軸方 向においてコンパクトな構造を得ることができる。 請求項2以下に記載の構成により、請求項1に記載の衝撃装置の有利な改良が 可能となる。 図面 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。第1図は本発明による 衝撃装置の第1実施例を示す縦断面図であり、第2図は第1図のII−II線に 沿った横断面図であり、第3図および第4図はそれぞれ衝撃装置の別の2つの実 施例を示す横断面図であり、第5図、第6図および第7図は衝撃装置の第4実施 例を示す断面図であり、第8図は第5実施例を示す横断面図であり、第9図は第 6実施例を示す縦断面図であり、第10図は第9図のX−X線に沿った横断面図 である。 実施例の説明 第1図に示した衝撃装置は円筒状の回転体13を有している。この回転体13 は駆動軸14を介して、駆動モータ(図示しない)によって回転軸線15を中心 にして、たとえば矢印15aの方向に回転駆動可能である。この回転体13の、 駆動軸14とは反対の側の端部は、回転体13をほぼ完全に貫通した中心の収容 開口16を有している。この収容開口16には、円筒状のコア部分17が同心的 に配置されている。回転体13のほぼ真ん中では、回転軸線15に対して直角に 半径方向孔18が設けられており、この半径方向孔1 8には、復動ピストン19が半径方向で摺動可能に収容されている。この復動ピ ストン19には、貫通開口20が設けられており、この貫通開口20は復動ピス トン19の行程方向に対して直交する方向で軸方向に延びている。この貫通開口 20では、コア部分17が遊びを持って復動ピストン19を貫通している。半径 方向孔18はカバー21によって閉鎖可能であり、適当なシール手段22によっ て外部に対してシールされている。 コア部分17は出力軸25と一緒に回転するように連結されている。この出力 軸25は端部側で、ねじ締め工具、たとえばドライバビットのための固定装置2 6を備えている。コア部分17と出力軸25とは、この実施例では互いに一体に 結合されている。コア部分17は端部側で出力軸25に一体に形成されている。 コア部分17もしくは出力軸25は収容開口16内で周方向で回転体13に対し て相対的に回転可能に支承されている。この実施例では、コア部分17もしくは 出力軸25がそれぞれ半径方向孔18の側方で滑り嵌め部27,28に支承され ている。固定装置26寄りに設けられた滑り嵌め部28は、コア部分17に軸方 向で互いにずらされて配置された2つの環状つば29,30によって形成される 。両環状つば29,30の間では、シールリング31が環状溝32に嵌め込まれ ている。このシールリング31は収容開口16を外部 に対してシールしている。コア部分17は回転体13の内部に位置固定リング3 3によって軸方向で位置固定されている。 復動ピストン19は戻しばね35によってカバー21の方向にばね力を負荷さ れていて、カバー21に半径方向内側に突設されたストッパ34に押圧されて保 持される。復動ピストン19は貫通開口20の内部で、制御手段として働く環状 の制御面36を形成している。この制御面36は、半径方向孔18の範囲でコア 部分17に配置された制御軌道37と協働する。この実施例では、制御軌道37 が、半径方向に突出した条片状の制御突起38を備えたほぼ円筒状の横断面を有 している。 回転体13の内部に残った中空室は、ほぼ非圧縮性の圧力媒体、たとえばハイ ドロリックオイルでほぼ完全に充填されている。復動ピストン19は半径方向孔 18の底部に位置する圧力室40と低圧室41とを隔離している。低圧室41は 主として2つの部分範囲にわたって、つまり貫通開口20内部でコア部分17と 回転体13との間に位置する部分範囲と、復動ピストン19とカバー21との間 に位置する部分範囲とにわたって延びている。両部分範囲は補償管路24を介し て互いに接続されている。復動ピストン19の、圧力室40に面したピストン面 は作業面39を形成している。 圧力室40は、回転体13に延びる第1の接続管路42を介して低圧室41に 接続されている。この第1の接続管路42には、調節可能な制御弁43が配置さ れている。この制御弁43によって、第1の接続管路42に対する流過横断面4 4が制御可能となる。この制御弁43は、たとえば円錐形先端部を備えた、軸方 向移動可能なねじ山付ピン45によって形成される。このねじ山付ピン45の外 周面に配置されたパッキン46により、圧力媒体がねじ山付ピン45の傍らを通 って外部に流出することが阻止されている。 復動ピストン19には、低圧室41と圧力室40との間で第2の接続管路47 が形成されている。この第2の接続管路47は半径方向で復動ピストン19の制 御面36から作業面39にまで延びている。第2の接続管路47には、逆流弁4 8が配置されている。この逆流弁48は圧力室40内での正圧形成時に低圧室4 1に向かう方向で流れを遮断し、逆の方向では圧力室40内での相応する負圧の 形成時に圧力媒体の逆流を許す。第2図から判るように、逆流弁48は逆止弁と して形成されていて、球状の弁閉鎖体49を有している。この弁閉鎖体49は弁 閉鎖ばね50のばね力によって低圧室41の方向に負荷されている。この弁閉鎖 ばね50は、復動ピストン19に固く結合された支持リング51に支持されてい る。 第2図には、回転体13の円筒状の構造が認められ る。半径方向孔18には、やはり回転対称的な復動ピストン19が配置されてい る。復動ピストン19には、中心で貫通開口20が設けられている。この貫通開 口20はコア部分17によって貫通される。第2図に示した状態では、コア部分 17が第1図に示した位置に対して約30°だけ矢印方向15aに向かって回転 させられている。制御面36は、それぞれほぼ半円形の2つの部分面36a,3 6bから構成されている。カバー21に近い方の第1の部分面36aは、第1の 部分面36aの反対側に位置する、圧力室40に近い方の第2の部分面36bよ りも回転軸線15に対して大きな半径方向間隔を有している。第2の部分面36 bの、回転軸線15に対する半径方向間隔は、制御突起38の、回転軸線15に 対する半径方向間隔よりも小さく形成されている。両部分面36a,36bは回 転軸線15と復動ピストン19の行程方向とに対してほぼ直角な方向で、ほぼ半 径方向の延びる段付け面54,55によって互いに結合されている。 衝撃装置12のアイドリング時では、コア部分17が摩擦の影響に基づき回転 体13と一緒に回転する。ねじ込み時に固定装置26に作用するトルクがこの摩 擦モーメントを上回ると、回転体13はコア部分17に対して相対的に回転する 。この場合、コア部分17は回転体13よりもゆっくりと回転する。 たとえば回転体13がコア部分17に対して相対的 に矢印方向15aで引き続き回転することにより、図示の位置から回転体13と コア部分17との相対回動が生じると、コア部分17に設けられた制御突起38 は段付け面55に当接する。次いで、有効トルクの大きさに応じて、復動ピスト ン19は戻しばね35のばね力に抗して、圧力室40の容積を減少させる方向で 移動し、このときに固定装置26に回転衝撃を加える。段付け面55を克服した 後に、制御突起38は第2の部分面36bに沿って滑動することができる。その 後に、制御突起38は引き続き半回転分だけ相対回動した後に、第2の部分面3 6bを通過して、復動ピストン19を再び解放する。次いで、復動ピストン19 は戻しばね35によって行程位置から再びストッパ34に当付けられる。制御突 起38は引き続き半回転分だけ相対移動を実施した後に、別の回転衝撃を発生さ せるために再び段付け面55に当接する。制御面36と制御軌道37とが対称的 に形成されていることに基づき、衝撃装置12は逆の駆動方向でも運転可能であ る。 圧力室40の容積減小時では、作業面39によって圧力媒体に圧力が加えられ る。この場合、復動ピストン19の外面に配置されたオーバフロー溝56と、こ のオーバフロー溝56に対応する、半径方向孔18の範囲で回転体13に設けら れた切欠き57とを介して、圧力媒体は差し当たり低圧室41に流入することが できる。このオーバフロー溝56と切欠き57とは一緒に協働して、圧力室40 から低圧室41へのオーバフロー通路を形成する。オーバフロー溝56と、切欠 き57の内側とには、軸方向に延びるシール条片58,59が配置されている。 両シール条片58,59は復動ピストン19の行程運動が増大していくと、互い に重なり合う。両シール条片58,59が互いに重なり合うと、圧力室40は衝 撃的にシールされる。制御弁43における調節可能な流過横断面44の大きさに 応じて、復動ピストン19には程度の差こそあれ大きな圧力抵抗が作用する。逆 止弁もしくは逆流弁48はこのとき遮断されている。流過横断面44は、衝撃装 置12のロックが回避されるように設定されなければならない。圧力室40にお いて、高められた圧力抵抗が作用すると、制御面36と制御突起38とを介して 、相応する大きさの回転衝撃がコア部分17に伝達される。 回転体13と、この回転体13に連結されたパワートレーンとの比較的大きな 慣性質量に基づき、衝撃装置12がロックすることなしに比較的大きな回転衝撃 を得ることができる。引き続き、部分面36bを通過した後に圧力室40の容積 が増大させられると、これによって圧力室40に生ぜしめられる負圧に基づき、 圧力媒体は逆流弁48を介して逆流することができる。 第3図には、衝撃装置12の第2実施例が示されている。第1図および第2図 に示した第1実施例に比べて同じ構成部分および同一作用を有する構成部分は同 じ符号によって示されている。この場合にも、単一の復動ピストン19が半径方 向孔18に収容されている。第1実施例との大きな相違は、復動ピストン19と カバー21との間に減衰ばね60が配置されていることにある。この減衰ばね6 0は圧縮ばねとして形成されている。減衰ばね60は、復動ピストン19の戻り 行程時に段部として形成されたストッパ34への復動ピストン19の衝突を阻止 するか、もしくは減衰するという役目を持っている。さらに、減衰ばね60は部 分面36bにおける制御突起38のひっかかりのない通過を助成する。制御面3 6の第1の部分面36aの半径は、ほぼ制御突起38の半径に相当している。減 衰ばね60は圧力室40の方向で復動ピストン19を負荷していて、制御突起3 8と第1の部分面36aとを互いに接触させている。 この場合、行程位置から図示の出発位置への復動ピストン19の戻しは、圧力 室40内の正圧下にある圧力媒体によって自動的に行われ、しかもこの戻しは第 1の部分面36aにおける制御突起38の通過によって助成される。したがって 、戻しばねを不要にすることができる。逆流弁48の弁閉鎖ばね50はこの実施 例では、半径方向孔18の底部に支持されている。シ ール条片58,59は図示の基本位置において、互いに小さな間隔しか有してい ないので、圧力室40を閉鎖するためには小さな行程で十分となる。 第4図には、衝撃装置12の第3実施例が示されている。第1実施例もしくは 第2実施例に比べて同じ構成部分および同一作用を有する構成部分は、やはり同 じ符号によって示されている。この場合にも、復動ピストン19のための付加的 な戻しばね35は設けられていない。なぜならば、第1の部分面36aを介して 戻しが行われるからである。第1実施例および第2実施例とは異なり、制御面3 6は段付け面なしに形成されている。第1の部分面36aが制御突起38とほぼ 同じ半径を有しているのに対して、第2の部分面36bは制御突起38とは異な る半径で延びている。この半径は、制御突起38の回転方向で見て制御突起38 と同じ半径から出発して、コア部分17本体の半径に相当する半径に移行し、続 いて再び制御突起38の半径に移行している。この場合、第2の部分面36bは 円弧状の経過を有している。このような円弧状の経過はコア部分17の外周に著 しく適合されているので、復動ピストン19は図示の基本位置において、制御軌 道37に大面積で接触している。 したがって、制御軌道37は復動ピストン19の戻り行程時に第2の部分面3 6bのためのストッパを形成している。復動ピストン19とカバー21との間に は、基本位置においてギャップ61が存在しているので、カバー21への戻り衝 撃をばね弾性的に減衰する減衰ばねを不要にすることができる。また、弁閉鎖ば ねも不要となる。なぜならば、弁閉鎖体49は圧力室40内の圧力媒体の圧力に よって閉鎖されるからである。圧力室40への弁閉鎖体49の進出は位置固定リ ング52によって阻止される。 第5図、第6図および第7図には、第4実施例が示されている。第1実施例、 第2実施例および第3実施例とは異なり、この第4実施例および後続の第5実施 例および第6実施例では、半径方向孔に2つの復動ピストンが配置されている。 既に説明した上記実施例に比べて同じ構成部分および同一作用を有する構成部分 は、2つの復動ピストンを使用する以下の実施例すべてにおいて、100だけ加 算された符号により示されている。 円筒状の回転体113は駆動軸114を介して回転軸線115を中心にして回 転駆動可能である。軸方向の収容開口116の内部には、コア部分117が配置 されている。このコア部分117は出力軸125と一緒に回転しかつ出力軸12 5と軸方向で整合するように、この出力軸125に結合されている。出力軸12 5は端部側で、回転工具を装着するための固定装置126を保持している。回転 体113には、一貫して延びる半径方向孔118が形成されている。この半径方 向孔118には、2つの復動ピストン119a,119bが収容されている。半 径方向孔118は外部に対して、ポット状に成形されたケーシング部分170に よって両側で閉鎖される。回転体113とケーシング部分170との間には、シ ール手段171,172が設けられている。ケーシング部分170と回転体11 3とは、互いに相対回動不能に結合されている。復動ピストン119a,119 bは半径方向外側に位置する圧力室140と、低圧室141とを隔離している。 低圧室141は、半径方向孔118に対して軸方向にずらされて回転体113に 配置された環状の環状室181の分だけ拡張されている。 第6図から判るように、コア部分117はほぼ二重円弧状の鏡像対称的な横断 面を有している。制御軌道137の各円弧区分は、回転軸線115に対する大き な半径方向間隔から出発して、小さな半径方向間隔を介して、対応する大きな半 径方向間隔にまで連続的に移行している。復動ピストン119a,119bに形 成された、制御突起138に対応する制御手段として働く制御面136a,13 6bは扁平に形成されている。復動ピストン119a,119bの半径方向外側 に位置する作業面139a,139bには、戻しばね135のための収容孔16 9が設けられている。この戻しばね135は一方では復動ピストン119a,1 19bに支持されていて、他方ではケーシング部分1 70に支持されている。第6図には、復動ピストンがそれぞれ行程位置において 、半径方向外側の反転点で図示されている。引き続きコア部分117に対して相 対的に回転体113が回転すると、復動ピストン119a,119bは制御軌道 137に沿って半径方向内側に戻ることができる。 第7図には、第5図に示した衝撃装置112が90°だけ図平面内に回転させ られた状態で示されている。第7図から判るように、ケーシング部分170と回 転体113との間では、回転体113の外周面に、周方向に環状に延びる環状溝 173が配置されている。この環状溝173は復動ピストン119a,119b によって仕切られた2つの高圧室もしくは圧力室140を互いに接続している。 行程運動時に半径方向外側に向かって圧力を加えられる圧力媒体は、第1の接続 管路142と、この接続管路142に配置された制御弁143とを介して低圧室 141の環状室181に流入することができる。この制御弁143は回転体11 3に設けられた軸方向のねじ山付孔に配置されている。第1の接続管路142は 、まず半径方向内側に向かって、環状溝173から制御弁143に向かって延び ていて、続いて軸方向で環状室181にまで延びている。 制御弁143に対して180°だけずらされた断面半部では、半径方向で斜め 内側に向かって軸受け12 7にまで延びる孔174が設けられている。この孔174は軸方向孔175によ って交差される。この軸方向孔175は回転体113を完全に貫通している。軸 方向孔175の出力部側の端部はねじ山付栓体176と、対応するシール手段1 77とによってシールされている。軸方向孔175の駆動部側の部分は低圧室1 41の環状室181に開口している。軸方向孔175の、孔174と低圧室14 1との間の軸方向の範囲は、第2の接続管路147を形成している。この第2の 接続管路147には、逆流弁148が配置されている。この逆流弁148に所属 の弁閉鎖ばね150は、一方ではねじ山付栓体176に、他方では弁閉鎖体14 9にそれぞれ支持されている。 コア部分117には、軸方向の通路178が設けられている。この通路178 は一貫して延びる半径方向通路179を介して、低圧室141の、制御面136 と制御軌道137との間に位置する部分に接続されている。通路178は軸方向 でコア部分117を、その駆動部側の端部にまで貫通している。この場所で通路 178は、回転体113に半径方向で一貫して延びる横方向通路180を介して 環状室181に接続されている。軸受け127の範囲では、コア部分117に片 側の開いた制御孔182が設けられており、この制御孔182は通路178に通 じている。制御孔182は、回転体113に対してコア部分117が相対的に完 全に1回転する毎に1回、孔174の開口部と重なる。この場合、圧力室140 は孔174と制御孔182と通路178とを介して低圧室141に接続されてい るので、圧力室140には、大きな圧力が形成されない。引き続き180°だけ 相対回動が行われると、つまり両復動ピストン119a,119bが同じく外側 の行程位置に位置すると、孔174と制御孔182との間の接続が遮断されてい るので、圧力室140では圧力が増圧し得る。こうして、それぞれ回転体113 とコア部分117との1相対回転毎に1回だけ衝撃が発生させられるようになり 、これによって個々の衝撃の間に、より大きな慣性エネルギを形成することがで きる。 第8図には、本発明の第5実施例が示されている。第5実施例では、第5図、 第6図および第7図に示した第4実施例に比べて、復動ピストン119a,11 9bと制御軌道137との接触面が変えられている。コア117に設けられた制 御軌道137はこの場合、単に円筒状に形成されている。コア部分117の外周 面には、180°だけ互いにずらされて2つの制御突起138(一方しか図示し ていない)が配置されている。両制御突起138は、たとえば転動体184によ って形成される。この転動体184はコア部分117に周方向では不動であるが 、転動体長手方向軸線を中心にして回転可能に保持されている。制御突起138 は、対応して180°だけずらされて復動ピストン119a,119bの制御面 136に支承されたローラ183と協働する。このローラ183は制御面136 の代わりに制御手段として働く。こうして、制御軌道137と制御面136との 間の摩擦力を減少させることができる。第8図の上半部には衝撃装置112が基 本位置で示されており、下半部には衝撃装置112が外側の行程位置で示されて いる。また、衝撃装置12,112の別の実施例においても、制御面36,13 6および/または制御軌道37,137に、摩擦抵抗を減少させるためのローラ 183および/または転動体184を設けることができる。特に衝撃装置12の 制御突起38が転動体として形成されていてもよい。 第9図および第10図には、衝撃装置112の第6実施例が示されている。こ の第6実施例では、復動ピストン119a,119bが強制制御装置185を介 して行程方向に移動させられる。復動ピストン119a,119bの出力部側の 側壁には、円筒状ピン186a,186bが保持されている。両円筒状ピン18 6a,186bはコア部分117と一緒に回転する制御溝187に係合している 。この制御溝187はコア部分117の回転方向で、回転軸線115に対して可 変の半径方向間隔を有しているので、回転体113とコア部分117との間での 回転角度位置に応じて復動ピストン119a,119bの行程位置が変化させら れる。制御溝187は対称的な経過を有しているので、両復動ピストン119a ,119bはその都度、同時に外側の行程位置もしくは内側の行程位置に到達す る。第9図の上半部には、復動ピストン119aの半径方向外側の行程位置が示 されており、第9図の下半部には、復動ピストン119bの、90°だけずらさ れて達成可能な半径方向内側の行程位置が示されている。 第10図には、制御溝187の断面図が示されている。制御溝187は、第6 図に示した制御軌道137と同様にほぼ二重円弧状の経過を有している。この制 御溝187には、両円筒状ピン186a,186bが係合している。復動ピスト ンは半径方向でさらに外側に位置する溝壁187aを介して、半径方向外側の位 置から内方に向かって移動させられる。復動ピストンは内側の側壁187bによ って、相応して外方に向かって移動させられる。強制制御装置185を使用する 第6実施例では、復動ピストン119a,119bのための戻しばねが必要とな らない。 第8図〜第10図に示した実施例では、高圧室もしくは圧力室ならびに低圧室 および環状室、つまり拡張部が、原理的に第5図〜第7図に示した実施例と同様 に形成されている。前記実施例で説明した、駆動軸14と回転体13との相互対 応関係や、出力軸25とコア部分17との相互対応関係は、必ずしも限定されて いるわけではないが、しかしこのような相互対応関係は回転体13の高い断面二 次モーメント(Flaechentraegheitsmoment)、ひいて は駆動装置の高い慣性質量に基づき有利となる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月11日 【補正内容】 請求の範囲 1.特に衝撃ドライバドリルに用いられる衝撃装置であって、衝撃装置(11 2,112)の回転軸線(15,115)を中心にして回転可能な、駆動される 回転体(13,113)が設けられており、該回転体(13,113)が、軸方 向に延びる中心の収容開口(16,116)を有しており、出力部または駆動部 に通じたコア部分(17,117)が設けられており、該コア部分(17,11 7)が、前記収容開口(16,116)の内部で前記回転体(13,113)に 対して相対的に回転可能に配置されている形式のものにおいて、前記回転体(1 3,113)に、回転軸線(15,115)に対して直角に延びる少なくとも1 つの半径方向孔(18,118)が設けられており、該半径方向孔(18,11 8)に少なくとも1つの復動ピストン(19,119a,119b)が半径方向 で移動可能に収容されており、該復動ピストン(19,119a,119b)が 端面側に作業面(39,139)と、前記コア部分(17,117)の範囲に位 置する制御手段(36,136)とを有しており、該制御手段(36,136) が、前記コア部分(17,117)に結合された環状の少なくとも1つの制御軌 道(37,137)と協働し、該制御軌道(37,137)が、前記コア部分( 17,117)の回転方向 で、前記復動ピストン(19,119a,119b)の半径方向移動を生ぜしめ る目的で回転軸線(15,115)に対して変化する半径方向間隔を有しており 、前記復動ピストン(19,119a,119b)の半径方向移動により前記作 業面(39,139)を介して、圧力室(40,140)内に存在する圧力媒体 が圧力で負荷されるようになっており、前記復動ピストン(19)が貫通開口( 20)を備えており、該貫通開口(20)が、前記復動ピストン(19)の行程 方向に対して直交する方向で軸方向に延びており、前記貫通開口(20)で前記 コア部分(17)が遊びを持って前記復動ピストン(19)を貫通していること を特徴とする、衝撃ドライバドリルに用いられる衝撃装置。 2.前記回転体(13,113)が衝撃装置(12,112)の駆動軸(14 ,114)と一緒に回転するように結合されており、前記コア部分(17,11 7)が衝撃装置(12,112)の出力軸(25,125)と一緒に回転するよ うに結合されている、請求項1記載の衝撃装置。 3.圧力室(40,140)が、第1の接続管路(42,142)を介して低 圧室(41,141)に接続されており、前記第1の接続管路(42,142) に制御弁(43,143)が配置されており、該制御弁(43,143)によっ て、前記第1の接続管路( 42,142)における流過横断面(44,144)が調節可能である、請求項 1または2記載の衝撃装置。 4.圧力室(40,140)が、第2の接続管路(47,147)を介して低 圧室(41,141)に接続されており、前記第2の接続管路(47,147) に逆流弁(41,141)が配置されている、請求項1から3までのいずれか1 項記載の衝撃装置。 5.前記制御手段(36,136)として前記復動ピストン(19,119a ,119b)の制御面に少なくとも1つの転動体(183)が配置されており、 かつ/または前記コア部分(17,117)の制御軌道(37,137)に、場 合によっては前記転動体(183)と協働する少なくとも1つの別の転動体(1 84)が配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の衝撃装置。 6.前記回転体(13,113)に対する前記コア部分(17,117)の相 対回動時に少なくとも1つの前記復動ピストン(19,119a,119b)が 半径方向で強制的に制御されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の 衝撃装置。 7.前記回転体(13)が、片側で開いていてかつカバー(21)によって閉 鎖可能な半径方向孔(18)を有しており、該半径方向孔(18)に単独の復動 ピストン(19)が半径方向で移動可能に配置されて いる、請求項1から6までのいずれか1項記載の衝撃装置。 8.特に衝撃ドライバドリルに用いられる衝撃装置であって、衝撃装置(11 2,112)の回転軸線(15,115)を中心にして回転可能な、駆動される 回転体(13,113)が設けられており、該回転体(13,113)が、軸方 向に延びる中心の収容開口(16,116)を有しており、出力部または駆動部 に通じたコア部分(17,117)が設けられており、該コア部分(17,11 7)が、前記収容開口(16,116)の内部で前記回転体(13,113)に 対して相対的に回転可能に配置されている形式のものにおいて、前記回転体(1 3,113)に、回転軸線(15,115)に対して直角に延びる少なくとも1 つの半径方向孔(18,118)が設けられており、該半径方向孔(18,11 8)に少なくとも1つの復動ピストン(19,119a,119b)が半径方向 で移動可能に収容されており、該復動ピストン(19,119a,119b)が 端面側に作業面(39,139)と、前記コア部分(17,117)の範囲に位 置する制御手段(36,136)とを有しており、該制御手段(36,136) が、前記コア部分(17,117)に結合された環状の少なくとも1つの制御軌 道(37,137)と協働し、該制御軌道(37,137)が、前記コア部分( 17,117)の回転方向 で、前記復動ピストン(19,119a,119b)の半径方向移動を生ぜしめ る目的で回転軸線(15,115)に対して変化する半径方向間隔を有しており 、前記復動ピストン(19,119a,119b)の半径方向移動により前記作 業面(39,139)を介して、圧力室(40,140)内に存在する圧力媒体 が圧力で負荷されるようになっており、前記回転体(113)が、一貫して延び かつ中空円筒状のケーシング部分(170)によって閉鎖された半径方向孔(1 18)を有しており、該半径方向孔(118)に2つの復動ピストン(119a ,119b)が半径方向で移動可能に案内されていることを特徴とする、衝撃ド ライバドリルに用いられる衝撃装置。 9.前記制御軌道(137)が、互いに背中合わせで位置する半径方向の2つ の隆起部(138)を有しており、それぞれ一方の隆起部(138)が、回転軸 線(115)からの、より小さな半径方向間隔を有する円弧状の区分を介して、 それぞれ他方の隆起部(138)に結合されている、請求項8記載の衝撃装置。 10.前記コア部分(117)に、前記低圧室(141)に接続された、制御孔 (182)を備えた通路(178)が配置されており、前記コア部分(117) が前記回転体(113)に対して相対的に完全に1回転する毎に1回、前記通路 (178)が、圧力室(141)に接続された孔(174)と重なるようになっ ている、請求項8または9記載の衝撃装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング バッケ ドイツ連邦共和国 D−52072 アーヘン ニッツァアレー 23 (72)発明者 エクベルト シュナイダー ドイツ連邦共和国 D−52062 アーヘン コッケレルシュトラーセ 19 【要約の続き】 が伝達される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.特に衝撃ドライバドリルに用いられる衝撃装置であって、衝撃装置(11 2,112)の回転軸線(15,115)を中心にして回転可能な、駆動される 回転体(13,113)が設けられており、該回転体(13,113)が、軸方 向に延びる中心の収容開口(16,116)を有しており、出力部または駆動部 に通じたコア部分(17,117)が設けられており、該コア部分(17,11 7)が、前記収容開口(16,116)の内部で前記回転体(13,113)に 対して相対的に回転可能に配置されている形式のものにおいて、前記回転体(1 3,113)に、回転軸線(15,115)に対して直角に延びる少なくとも1 つの半径方向孔(18,118)が設けられており、該半径方向孔(18,11 8)に少なくとも1つの復動ピストン(19,119a,119b)が半径方向 で移動可能に収容されており、該復動ピストン(19,119a,119b)が 端面側に作業面(39,139)と、前記コア部分(17,117)の範囲に位 置する制御手段(36,136)とを有しており、該制御手段(36,136) が、前記コア部分(17,117)に結合された環状の少なくとも1つの制御軌 道(37,137)と協働し、該制御軌道(37,137)が、前記コア部分( 17,117)の回転方向 で、前記復動ピストン(19,119a,119b)の半径方向移動を生ぜしめ る目的で回転軸線(15,115)に対して変化する半径方向間隔を有しており 、前記復動ピストン(19,119a,119b)の半径方向移動により前記作 業面(39,139)を介して、圧力室(40,140)内に存在する圧力媒体 が圧力で負荷されるようになっていることを特徴とする、衝撃ドライバドリルに 用いられる衝撃装置。 2.前記回転体(13,113)が衝撃装置(12,112)の駆動軸(14 ,114)と一緒に回転するように結合されており、前記コア部分(17,11 7)が衝撃装置(12,112)の出力軸(25,125)と一緒に回転するよ うに結合されている、請求項1記載の衝撃装置。 3.圧力室(40,140)が、第1の接続管路(42,142)を介して低 圧室(41,141)に接続されており、前記第1の接続管路(42,142) に制御弁(43,143)が配置されており、該制御弁(43,143)によっ て、前記第1の接続管路(42,142)における流過横断面(44,144) が調節可能である、請求項1または2記載の衝撃装置。 4.圧力室(40,140)が、第2の接続管路(47,147)を介して低 圧室(41,141)に接続されており、前記第2の接続管路(47,147) に逆流弁(41,141)が配置されている、請求項1から3までのいずれか1 項記載の衝撃装置。 5.前記制御手段(36,136)として前記復動ピストン(19,119a ,119b)の制御面に少なくとも1つの転動体(183)が配置されており、 かつ/または前記コア部分(17,117)の制御軌道(37,137)に、場 合によっては前記転動体(183)と協働する少なくとも1つの別の転動体(1 84)が配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の衝撃装置。 6.前記回転体(13,113)に対する前記コア部分(17,117)の相 対回動時に少なくとも1つの前記復動ピストン(19,119a,119b)が 半径方向で強制的に制御されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の 衝撃装置。 7.前記回転体(13)が、片側で開いていてかつカバー(21)によって閉 鎖可能な半径方向孔(18)を有しており、該半径方向孔(18)に単独の復動 ピストン(19)が半径方向で移動可能に配置されている、請求項1から6まで のいずれか1項記載の衝撃装置。 8.前記回転体(113)が、一貫して延びかつ中空円筒状のケーシング部分 (170)によって閉鎖された半径方向孔(118)を有しており、該半径方向 孔(118)に2つの復動ピストン(119a,11 9b)が半径方向で移動可能に案内されている、請求項1から6までのいずれか 1項記載の衝撃装置。 9.前記制御軌道(137)が、互いに背中合わせで位置する半径方向の2つ の隆起部(138)を有しており、それぞれ一方の隆起部(138)が、回転軸 線(115)からの、より小さな半径方向間隔を有する円弧状の区分を介して、 それぞれ他方の隆起部(138)に結合されている、請求項8記載の衝撃装置。 10.前記コア部分(117)に、前記低圧室(141)に接続された、制御孔 (182)を備えた通路(178)が配置されており、前記コア部分(117) が前記回転体(113)に対して相対的に完全に1回転する毎に1回、前記通路 (178)が、圧力室(141)に接続された孔(174)と重なるようになっ ている、請求項8または9記載の衝撃装置。
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