JPH10501670A - 圧電超音波トランスデューサ - Google Patents

圧電超音波トランスデューサ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は特に動作時間測定用の圧電超音波トランスデューサに関する。特定の選択された励起周波数とは関わりなく、電気的励起の後にできるだけ近く、過渡振動プロセスおよび減衰プロセスに起因する時間による変形が少ない同相の平面的パルス放射を保証し、振幅が少ない励起電圧で充分に高い音響レベルを達成できる圧電トランスデューサを製造するという本発明の目的は、本発明に従って、トランスデューサ・システム全体の重心を音響放射および受射面(4)から離した位置に配置し、少なくとも一つの圧電シート(1)を備えてその狭い側(21)で形状可変で適応可能で、剛性であり、トランスデューサ全体およびシートの質量と比較して軽量である少なくとも一つのカバープレート(3)と連結されC、少なくとも音響放射動作中は、カバープレート(3)の表面(4)全体が、圧電シート(1)が前記カバープレート(3)内に放射される放射角(α)の表面線(5)によってできるだけ完全に覆われ、かつこの表面(4)だけに音響放射面および(または)受射面の関数が割当られることによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】 圧電超音波トランスデューサ 本発明は特に動作時間測定用に使用される請求の範囲第1項に記載の種類の圧 電超音波トランスデューサに関する。 超音波を発生するため通常は圧電材料製の発振器が使用される。その際に、発 振器と、超音波が放射される媒体との結合は極めて重要である。発振器と前記媒 体との音響特性インピーダンスの差が少ないほど結合は良好になる。超音波を空 気中に放射するべき場合は、音響特性インピーダンスが空気と圧電セラミック材 料とでは相当程度異なるので、結合は一般に特に劣悪である。 このように整合性が劣悪であるという基本的な問題があるにも関わらず、音響 の振幅が大きいほど、放射される音響出力は高くなる。このような理由から、高 い音響出力を達成するべき場合、このようなトランスデューサは基本的に共振し て動作する。 例えば、動作時間測定で短い音響パルスを放射しようとする場合、トランスデ ューサの共振を強く減衰するか、またはトランスデューサは最低の共振周波数以 下で動作されなければならない。単層の厚み発振器の場合、音響を発する面積の 達成可能な音響振幅は、必要な励起電圧が極めて高いので狭い限度内にある。 本発明に最も近い解決方法はDE3920663 A1号に記載されている。 この解決方法では、いわゆる圧電トラバース効果(d31−効果)が利用される。 この文献では、単数または複数の圧電セラミック・シートから電気音響学的な音 響トランスデューサを製造することが提案されており、シート間の空隙は、例え ば樹脂内に埋設されたガラス、またばSiO2からなる中空の球等の音響特性イ ンピーダンスが低い材料で満たされる。その場合、トランスデューサ素子全体が 塊状のサンドイッチ状積層体からなっており、放射面および(または)受射面が 積層体の前面から形成されている。このようなトランスデューサでは単一の所定 の指向性しか備えていない同相の表面振動しか得られない。このトランスデュー サの欠点は、一方では共振した時しか充分に高い効率で動作しないことである。 他方では、この積層部品の結合された機械的特性が、新たに必要とされる周波数 、出力および指向性に関して、全ての部品を含むトランスデューサの全体構造の 完全に新たな構想を準備する必要があることである。更に、DE3920663 A1号に記載のトランスデューサを動作時間測定に使用する場合、相当の補足 的な減衰装置が必要となる。 本発明の目的は、特定の選択された励起周波数とは関わりなく、電気的励起の 後にできるだけ近く、過渡振動プロセスおよび減衰プロセスに起因する時間によ る変形が少ない同相の平面的パルス放射を保証し、振幅が少ない励起電圧で充分 に高い音響レベルを達成できる圧電トランスデューサを製造することにある。本 発明の目的は更に、補足的な減衰手段がなくても伝送プロセス後に極めて迅速に 受信可能状態に復帰できる圧電超音波トランスデューサを提供することにある 上記の目的は請求の範囲第1項の特徴によって解決される。本発明の本質は、 d31-モードで動作し、その動作方向、またはその少なくとも一つの主要な成分 が狭い前面を経て幾何学的に整合する質量は軽いが剛性のカバープレートもしく はカバー層と連結され、その法線n2が前述の運動方向、もしくはその分力と一 致し、質量が軽いカバープレートだけが音響放射および/または受射面の機能を 果たす形式の、圧電材料製の(単数または複数の)シートの新規、かつ大幅に減 結合された構造を製造することにある。本発明に従って使用される圧電シートに は常に大きい横面の両側に導電性接点被覆層を施している。 本発明の有利な実施例は従属クレームに記載されている。 次に本発明を添付図面を参照して5つの基本的な実施態様に基づき詳細に説明 する。図中、 図1は本発明に基づく基本的な実施例の概略図である。 図1aは第1図に示した実施例の実施可能性を示した透視図である。 図1bは図1の実施例の別の実施例の概略図である。 図2は本発明に従った第2の基本的実施例の概略図である。 図2aは図2に示した実施例の実施可能性を示した透視図である。 図2bは図2の別の実施態様である。 図3は本発明に従った第3の実施例の概略図である。 図3aは第3図の変化形の概略図である。 図4は本発明に従った第4の基本的実施例の概略図である。 図5は図4のシートの構成と構造の可能性を示した平面図である。 図6は図4のシートの構成と構造の別の可能性を示した図面である。 図7はカバープレートを取り外したシートのはちの巣状のシート構造を示した 本発明の第5の基本的実施例の概略図である。 図8は図7に示したシート構造を採用した基本的プレート構造の概略平面図で ある。 図9は図4の構造の更に別の変化形の側面図である。 図1には圧電セラミックのプレート状のシート1からなる圧電超音波トランス デューサの第1の実施例が示されており、前記シートの横の広い面23の両側に は、詳細には図示しない通常の導電性接点被覆を設けてある。このシート1はそ の狭い側21で剛性のカバープレート3と連結されている。カバープレート3は シート1と、前記電極被覆と、場合によっては別の、詳細には図示しない対向プ レートおよび音響反射手段とからなる圧電セラミック振動システムの質量と比較 して、比較的質量が軽く実施されている。軽量の実施例の可能性については後に 詳述する。説明をより明確にするために別の実施例にも記載されている法線には 前記シート1の場合はn1が付され、前記カバープレート3にはn2が付され、か つそれぞれに矢印が付されている。本発明に従ってカバープレート3の幾何学的 構成は、実質的にカバープレート3の表面4が全体的かつ均一に音響で覆われる ように、励起すると圧電セラミック・シート1によって発生され、表面21を経 てカバープレート3内に入る固体伝達音を含む音響放射角αを囲んでいる表面線 5が延びるようにされている。カバープレート3は好適に自立発振システムを構 成するように実施されている。このことは、例えばエポキシ樹脂内に封入された ガラスまたは酸化シリコンのからなる中空の球によって達成できる。この場合、 カバープレート3は例えば(4・5・5)mmのサイズの立方形に形成される。 このような四角形は例えば85kHzの自己共振周波数を有することができる。 有効方向に関連する圧電シート1の自己共振周波数は例えば110kHzである ことができる。このようなトランスデューサは好適に例えば85kHzであるカ バープレートの自己共振で動作される。すなわち、圧電シートの動作はその自 己共振の範囲外で行われる。本発明の構成と結合によって、圧電シートの運動振 幅を自己共振の範囲外でも発生し、カバープレートに伝達することができ、その 結果、超音波を発する表面の振動周波数が極めて大きくなる。 放射面に対して放射された超音波エネルギは、従来技術と比較して5倍にも増 大できる。 共振の範囲外での圧電シートの動作によってトランスデューサの減衰時間は極 めて短くなる。更に、本発明の構成によって、超音波振幅が縮小することなく、 前記圧電シート用の付加的な減衰手段が可能になる。 図1aは所望の指向性または振幅に応じて、シート1をより長くし、法線n1 およびn2の方向と直角のカバープレート3を対応するサイズにして、図1のシ ステム全体を長さを基本的に任意に延長できることを透視図で示している。図1 bは小さいカバー面でシート1の狭い側21と連結された切頭逆ピラミッド33 の形状のカバープレート3の更に別の実施例を示している。切頭ピラミッドの傾 斜した側面は、角度α(好ましくは90°)を含む前記の表面線5と略平行であ り、それによって固体伝達音が表面4を均一かつ均質に覆うことが達成される。 その上、カバープレート3をこのような切頭ピラミッド状に形成することで、共 振周波数が縮小し、放射面と受射面とがそれぞれ拡大し、ひいては送信/受信感 度が高まり、かつ指向性が向上する。 図2は互いに等間隔を隔てた複数のシート1がそれぞれの狭い側21で全体と して一体のカバープレート3と連結された、本発明の更に別の基本的実施例を示 している。その場合、シート1の相互間隔は上記の措置に従って、カバープレー ト3の表面4のサイズは、点線の表面線5で概略的に示すように、圧電シート1 の固体伝達音によって均一かつ均質に覆われるようなサイズにされている。この 構成も図1aと類似して実施できる。更に、カバープレート3の必要な剛性がそ れによって影響を受けない限りは、表面線5に続く溝および傾斜をそれぞれカバ ープレートの底面に挿入、または取付けることができる。 図2aおよび2bは図1bと同様のカバープレート33’を一つの寸法を拡張 した切頭逆ピラミッドの屋根状に実施した図2の別の実施可能性を示している。 この例では、カバープレート33’は等しい周波数と位相位置によって励起でき る2枚の圧電シート1によって励起される。 図3では、図1に記載の複数のモジュラ・システムを使用した本発明の別の基 本的実施例を示しており、これは好適にシステムの重心の面に配置した共通支持 体10上に実装されている。使用されている各シートには個々のカバープレート 31が備えられている。このような実施例は、周波数、位相位置、および(また は)振幅に関して個々のモジュールを相互に可変的に、かつ別個に制御するのに 特に適しており、それによって音響ローブの放射角並びに音響伝搬方向を基本的 に広範囲に制御することが可能になる。 任意選択できる時間的、空間的な駆動パルス・パターンを制御することによっ て基本的に、物体を空間内に置き、その距離、サイズおよび位置を判定し、その 動きを追跡することができる。 図3aの実施例は図3の実施例と実質的に同様に構成されているが、この場合 は2つのモジュールに共通のカバープレート32が備えられている。その場合、 共通のカバープレート32は一体に実施されているか、または、隣接する2つの カバープレート31を接着して製造される。それによって達成できる利点は図3 で記載した利点と対応する。使用目的に応じて、図3および図3aに示したモジ ュールは等間隔でもまた、図示のように互いに異なる間隔でも配置することがで き、また、図3aに示すように、特定の集束効果を達成するために湾曲線上に配 置することもできる。 図3および図3aに示した実施例を図示したモジュールの複式直列接続によっ て平面的な配列として構成することも本発明の範囲内にある。 これまで記載してきた実施例の全てに備わっている利点は基本的に、使用目的 に応じて例えば出力、自己共振、形状、電気的容量、または振動の性質が異なる 任意の数の多様な事前製造された圧電シートシステム、および例えば形状、材料 特性、および共振特性が異なる更に多様なカバープレートを用意することができ 、これらを、使用目的に応じて、特に予め定めることができる特定の方法で所望 通りに組合わせることができる点にある。送信動作では、このようなモジュール のモジュールの超音波放射の状態はカバープレート3、31、32、33、33 ’の所定の共振特性によって規定されるので、公知の従来技術の場合のように妨 害的な、またはシステム全体を無効にしてしまうことすらある超音波振幅の超音 波振幅損がなく、圧電シート(単数または複数)1を動作方向に関連する共振周 波数の範囲外で、特にそれ以下で動作させることができる。圧電励起システムの 共振周波数以下で動作可能な本発明の構成に基づく本発明の更に重要な利点は、 同じ超音波出力を発生するために、それぞれの部品を従来技術の対応する部品の 10分の1にも小さくすることができる点にある。 例えば図1aと類似する従来技術に従ったトランスデューサをこれも例えば6 0kHzであるカバープレートの共振周波数で、60kHzの周波数で動作した 場合は、圧電シートの実効長さは約30mmが必要であろう。これに対して、本 発明に従って構成したトランスデューサの場合は、達成可能な出力が同じで、放 射面4が10分の1も縮小して、圧電シートの実効長さは僅か12mmしか必要 ない。 以下に説明する、本発明の範囲に含まれる実施例では、本発明にとって本質的 な手段を基本的に維持しつつも、音響特性インピーダンスに整合させるためにや や別の方途をたどる。 このような別の基本的な実施例を図4に概略的に示した実施例について説明す る。 この構造は例えばセラミックからなる質量が重い基板6と、これと平行に配置 された剛性で、軽量のカバープレート30とを有しており、その間に互いに平行 に均質な圧電材料からなる複数のシート1が配置され、これらのシートは基板6 およびカバープレート30とに対して垂直に延び、狭い側22、21でこれらの プレートに連結されている。シート1の間には同じ方向でみて個々のシートの厚 さdの10倍のサイズの空隙aがそれぞれ残されている。ここで使用される圧電 シート1の厚さdはできるだけ薄くされ、これは実質的に更に必要な機械的安定 性、および超えてはならない電気的破壊電圧によって規定される。代表的な実際 の例では個々のシート1のサイズは例えは(0.2・3・18)mmであり、通 常は図示した個々のシート1以上の数のシートが使用される。個々のシート1の 長さ/高さ比は特に5−10とされる。トランスデューサのそれぞれの自己共振 周波数を実質的に定める前述の高さおよび長さは本発明を限定するものではない 。それぞれの具体的な寸法は例えば動作周波数、サイズ、音響振幅のような所望 のトランスデューサ特性によってのみ左右され、そこから本発明の範囲に含まれ る多数の可能な実施例が得られる。 図4に示した実施例では、ガラス、シリコン、セラミックまたはその他の適宜 のプラスチック材料製の厚さ約0.3mmの薄い円板が、剛性と軽量に関する必 要性に応じて選択された前記カバーシート30用に使用されている。好適に、前 述の設計と同様にこの設計も極めて軽量であるのでより厚く、ひいてはより曲げ 強く形成できる細胞状の構造で材料を使用することができる。妨害的な横共振を 除去するため、圧電セラミック・シート1は法線n2およびn1に対して直角であ る方向n3に沿って相互に異なる長さで製造することができ、これは図5に示す ように、点線で示された楕円、または円内の弦の長さに対応する。図6に概略的 に示すように、方形の構成を望む場合は、それぞれの個々のシート1はn3の方 向の異なる長さの部分11、12に区分することができる。 上記の寸法に適合して構成された図4に示したトランスデューサは、例えば5 0kHzないし210kHzで基本共振周波数を有する。このようなトランスデ ューサはその自己共振ポイントの範囲外の広い周波数スペクトルに亘って空気伝 達超音波を放射し、受射するようにされている。この動作モードではトランスデ ューサの事後振動減少は極めて僅かであるので、これは極めて短距離の測定、並 びに情報伝送用に極めて適している。その際に、シート1全体が同じ周波数と振 幅で同相に励起される。 それぞれの薄い圧電セラミック・シート1の別の構成の可能性が図7に、一定 の尺度でではなく概略的に示されている。この図面は図8の基板6の図面と同様 に実際の条件に対応するものではなく、説明をより明解にするだけに過ぎない。 ここでは、好適にははちの巣構造のポケット8を有する押し出し成形され、焼結 された圧電セラミックの中空体7が使用される。中空体のサイズが例えば(20 ・20・5)mmであるポケット8の実際の数は約50個であり、このポケット 8には詳細には図示しない金属製の接触被覆を施しており、それによってシート として使用される例えば0.3mmの厚さのセラミック・ブリッジを分極するこ とができる。その場合、後続のポケット8には符号が異なる電圧が印加される。 これは図8により詳細に示されている基板6によって達成され、この基板には前 記中空体7を底部領域を介して接続可能であるそれぞれの電極9が橋板状に備え られている。それぞれの電極9の相互間の、また、ポケット8のそれぞれの接触 手段との接触は図面を明解にするために図示していない。前記基板6を備えた前 記中空体7の前記底部領域は、図7には詳細には示されていないが、前述の実施 例に対応して対向する端面上にカバープレート3および30をそれぞれ備えてい る。この実施例に従って設計されたトランスデューサは特に機械的に安定してお り、経済的かつ製造し易く、前述したトランスデューサと同様に使用することが できる。 前述の実施例は全て送信と受信の双方で動作するトランスデューザのそれぞれ のカバープレートのピストン行程用にのみ構想されたものである。 更に、図9には図4と類似の設計の実施例が概略的に示されているが、使用さ れる個々のシート1はそれぞれのカバーシート30および基板6に対して角度β を呈して配置されており、但しβ<90°である。この場合、シート1はいわゆ る湾曲共振子の形式をとっており、これは例えば異なる極性の2つのセラミック 相によって従来から公知の技術によって実施することができる。このような湾曲 共振子の振幅は極めて大きい。このような構成は音響上特に“ソフト”であり、 従って例えば空気に対して前述の実施例と比較して更に優れた結合状態を発揮す る。カバーシート30がたどる振動方向は図9に二重矢印で示してある。 明細書、下記の請求の範囲、および図面に記載した全ての特徴はそれ自体とし ても、また、任意の組合わせとしても本発明にとって本質的な特徴である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴオイグト コンラッド ドイツ連邦共和国 デエー−07639 バド クロスターラウスニッツ ビルケンリニ エ 22 (72)発明者 ヴエクスラー ヴアレリイ ドイツ連邦共和国 デエー−07629 ヘル ムスドルフ ケーテ−コルヴィツツ プラ ッツ 8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.大きい横面に電極が備えられた、d31-モードで動作可能な少なくとも一つ の圧電セラミック材料製シートと、 トランスデューザ・システム全体の重心が音響放射面と音響受射面(4)のそ れぞれから離しで配置されている、少なくとも一つの音響放射面と、音響受射面 とを備えた、音響特性インピーダンスを適応可能な圧電超音波トランスデューサ において、 −少なくともひとつのシート(1)を備え、これがその狭い側(21)の一つを 介して、トランスデューサ全体およびシートの質量と比較して軽量である少なく とも一つの形状可変的に適応可能な剛性カバープレート(30;3、31、32 、33、33’)と接続され、前記カバープレートは選択された形状的な寸法に 関連して実施され、かつ狭い結合面を介してシート(1)の狭い側に結合されて 、 −少なくとも音響放射モードでは、前記カバープレート(3、31、32、33 、33’)の表面全体(4)が、圧電シート(1)が前記カバープレート(3、 31、32、33、33’)を放射する放射角(α)の表面線(5)によって可 能な限り完全に覆われ、かつ、 −前記表面(4)だけにそれぞれ音響放射、および(または)受射領域の関数が 割当てられるように独立した自己共振システムを構成し、 少なくとも一つの圧電セラミック・シート(1)と音響放射、および(または )受射カバープレートの自己共振周波数を互いに明確に異なるように選択できる ことを特徴とする圧電超音波トランスデューサ。 2.カバープレート(3、31、32、33、33’)の形状が少なくともカバ ープレート外縁部でシート(単数または複数)の放射角(α)をたどるように実 質的に選択されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の圧電超音波トラン スデューサ。 3.互いに平行に配置され、間隔を隔てた複数の圧電シート(1)がそれぞれの 狭い側(21)に共通の一体カバープレート(30;3、31、32、33、3 3’)を備えたことを特徴とする請求の範囲第1項または2項に記載の圧電超音 波トランスデューサ。 4.互いに平行に配置され、間隔を隔てた複数の圧電シート(1)がそれぞれの 狭い側(21)にそれぞれ一つの別個のカバープレート(31、33)を備えた ことを特徴とする請求の範囲第1項または2項に記載の圧電超音波トランスデュ ーサ。 5.隣接するカバープレート(31、33’)の一部が互いに部分的に連結され 、特に一体のカバープレート(32、33’)として構成されたことを特徴とす る請求の範囲第4項に記載の圧電超音波トランスデューサ。 6.カバープレート(単数または複数)(3、31、32、33、33’)の材 料としで好ましくは樹脂内に埋設された中空の球からなる所定の音響特性インピ ーダンスを有する材料が選択されることを特徴とする請求の範囲第1項から5項 の一項に記載の圧電超音波トランスデューサ。 7.圧電シート(単数または複数)1の法線(n1)と、カバープレート(単数 または複数)(30;3、31、32、33、33’)の法線(n2)とが互い に垂直に配置されたことを特徴とする請求の範囲第1項から6項の一項に記載の 圧電超音波トランスデューサ。 8.システム全体の前記重心が、質量が大きいベースプレート(6)によって間 隔を隔てて隣接して配置された複数の個々の圧電シート(1)の領域に移動され 、前記圧電シートは対向する狭い側(22、21)で前記基板(6)および一体 のカバーシート(30)とに連結されたことを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の圧電超音波トランスデューサ。 9.前記個々のシートの厚さ(d)を、機械的安定性および(または)電気的破 壊電圧を許容し、かつ個々のシートの相互間隔(a)が前記厚み(d)の10倍 のサイズになるように薄く実施したことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の 圧電超音波トランスデューサ。 10.前記個々のシート(1)を、前記カバーシート(30)および前記基板( 6)に対して角度(β)(ただしβ<90°)を呈する互いに平行に配置した圧 電湾曲発振子として構成したことを特徴とする請求の範囲第8項および(または )9項に記載の圧電超音波トランスデューサ。 11.前記圧電シート(1)がシートの法線方向(n1)およびカバーシート(3 0)の法線方向(n2)に対して垂直の方向(n3)に沿って異なる長さであり、 その長さ寸法は特に楕円形の弦の長さに対応することを特徴とする請求の範囲第 8項から10項の一項に記載の圧電超音波トランスデューサ。 12.前記個々の圧電シートがシートの法線方向(n1)およびカバーシート(3 0)の法線方向(n2)に対して垂直に延びる方向(n3)に沿って少なくとも一 部が断続された異なる長さのシート(11、12)として実施されたことを特徴 とする請求の範囲第8項から10項の一項に記載の庄電超音波トランスデューサ 。 13.個々の圧電シート(1)が内部電気接点を備えたはちの巣上に区分された 中空ポケット(8)を有する押し出し成形された圧電セラミックの中空体(7) として構成され、後続のポケット(7)を交互に分極化する手段を備えたことを 特徴とする請求の範囲(1から7)または8の一項に記載の圧電超音波トランス デューサ。 14.異なる分極のための前記手段がはちの巣構造の前記ポケット(8)に対応 する橋板状の接触被覆層(9)を備えた基板(6)によって形成されたことを特 徴とする請求の範囲第13項に記載の圧電超音波トランスデューサ。
JP52997596A 1995-04-03 1996-04-02 圧電超音波トランスデューサ Expired - Lifetime JP3541322B2 (ja)

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