JPH10501871A - 中間往復運動変速機 - Google Patents

中間往復運動変速機

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JPH10501871A
JPH10501871A JP7529923A JP52992395A JPH10501871A JP H10501871 A JPH10501871 A JP H10501871A JP 7529923 A JP7529923 A JP 7529923A JP 52992395 A JP52992395 A JP 52992395A JP H10501871 A JPH10501871 A JP H10501871A
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    • F16H29/00Gearings for conveying rotary motion with intermittently-driving members, e.g. with freewheel action
    • F16H29/02Gearings for conveying rotary motion with intermittently-driving members, e.g. with freewheel action between one of the shafts and an oscillating or reciprocating intermediate member, not rotating with either of the shafts
    • F16H29/04Gearings for conveying rotary motion with intermittently-driving members, e.g. with freewheel action between one of the shafts and an oscillating or reciprocating intermediate member, not rotating with either of the shafts in which the transmission ratio is changed by adjustment of a crank, an eccentric, a wobble-plate, or a cam, on one of the shafts
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Abstract

(57)【要約】 少なくとも二つの傾斜ベアリング(7、7’)と、各傾斜ベアリング(7、7’)の軸(13、13’)が相互にずれるように調節された軸の向きを制御する手段と、運動の各位相において少なくとも一つの傾斜ベアリング(7、7’)が噛合し、少なくとも一つの傾斜ベアリング(7、7’)が噛合しないように調節された伝達手段(9、9’、11、11’)を含むことを特徴とする、回転駆動軸(5)と回転従動軸(6)とに接続するための変速機。本発明はまた、向きを制御する手段が、変速機の伝達比の変化命令信号に基づいて傾斜ベアリング(7、7’)全ての傾斜を変化させるように適合されることも特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 中間往復運動変速機 本発明は、回転駆動軸と回転従動軸とを接続するのに使用しこれら二つの軸間 で伝達比を連続的に変化させることのできる変速機に関する。 これまでに、伝達比を決定する可変幅中間往復運動を含む変速機の種々の実施 態様が記載されている。フランス特許A−1133080号は、トーション・バ ーおよびフリーホイール式コネクティング・ロッド/クランク・システムを含む 変速機について記載している。フランス特許A−2125083号は、カムの作 用で振動しフリーホイールにより従動軸に結合される一連の周辺アセンブリを含 む変速機について記載している。伝達比は、それ自体もカムの偏心率に依存する 周辺アセンブリの円運動の振幅に依存する。また、フランス特許A−22009 33号は、矩形波発生装置として作動し矩形波の振幅の変化によって伝送比の変 化が生じる可変比平歯車変速機について記載している。 さらに、フリーホイール機構により従動軸に伝達される中間往復運動を発生す ることができる傾斜ベアリングを含む変速機がすでに知られている(例えばフラ ンス特許A−2538532号を参照のこと)。 これらの特許は取得されてから時間が経っているにもかかわらず、記載されて いる種々の装置はその性能が低いため実際に使用されることはなかった。事実、 運動中の多数の部品によって生じる大きな損失に加え、その理論的設計は、発生 する往復運動が連続的に継続する矩形信号の形態ではないという状態をもたらし た。従って変速機に油圧カップラおよび/またはフライホイールを結合する必要 があるが、これによりアセンブリの寸法が過度に大きくなる。さらに、変速機の 運動により強い振動が発生する。さらに、これら既知の変速機ではエンジンブレ ーキの伝達ができない。 また、高い周波数で行われる運動により振動および疲労の問題が生じるが、こ れは既知の変速機では考慮されていない。同様に、運動中の部品の機械的遊びが 加わることにより、特にフランス特許A−2200330号に記載されている変 速機の場合など、変速機の性能、動作精度、および経時強度がさらに低下する。 同様に、伝達比の変化を引き起こす振幅の変化の動作および負荷時における制 御、より一般的には既知の変速機の種々の動作モードの制御には問題があるが、 これらの問題は完全には解決されていない。事実、これらの制御は、高価で、複 雑で、空間所要寸法が大きく、かつ大量のエネルギーを消費する油圧サーボ制御 によって行わなければならない。 本発明は、実質的性能が向上した可変振幅中間往復運動を含む可変連続速度比 変速機を提供することにより、これらの欠点を解消することを目的とする。 本発明は特に、油圧カップラおよび/またはフライホイールの使用を必要とせ ず、理論的伝達効率が向上し特に1に等しいか1にきわめて近い変速機を提供す ることを目的とする。 本発明はまた、実際に工業的に実施可能な変速機、すなわち特に調整、寿命、 振動、バランス、動作時のあそびについての技術的問題が最小限にまで低減され かつ簡単に克服が可能な変速機を提供することを目的とする。 本発明はまた、伝達比の変化の制御が簡単であって、サーボ制御がなくともあ るいは単純な電気サーボ制御により行うことができる変速機を提供することも目 的とする。 本発明はまた、特に、エンジンブレーキを用いるエンジン・モード、逆転モー ド、中立モードなど複数の動作モードにより運転時に切り換えが可能な変速機を 提供することも目的とする。 本発明はまた、最小値R1とR1の少なくとも7倍の最大値R2との間で伝達 比がフル出力で連続的に変化できる変速機を提供することも目的とする。 本発明はまた、伝達比変更命令後の応答時間が、1秒未満あるいは1秒程度と きわめて速い変速機を提供することも目的とする。 また本発明は、エンジンに結合することができ、エンジンの動作の熱力学的パ ラメータすなわちエンジンが発生するトルクを一定に保ちつつ負荷軸の速度の変 更を指令することができる変速機を提供することを目的とする。特に、出力の変 化は主に変速機の伝達比の変化によって得られるので、エンジンの吸入ガスの制 御は、エンジンに固有の消費の最適レベルにおいてほぼ一定の状態を保つことが できなければならない。 この目的のため、本発明は、 ・ 傾斜ベアリングの軸である共通軸を画定する外部レースと内部レースを各 ベアリングが含む、少なくとも二つの傾斜ベアリングを含むこと、 ・ 変速機の固定軸に対して調節可能なその値によって変速機の伝達比が決定 される傾斜角度に従って各傾斜ベアリングの軸の向きを制御する手段を含むこと 、 ・ 傾斜ベアリングのレースの一方が駆動回転運動を受ける入力レースであり 、駆動軸の回転に基づいて固定軸の周りで回転駆動されること、 ・ 傾斜ベアリングの他方のレースが、対応する固定軸に対する傾斜ベアリン グの軸の傾斜角度に比例する振幅の振動の(移動または回転における)往復運動 によって傾斜ベアリングアセンブリとともに駆動される出力レースであり、この 出力レースが少なくとも一つのタペットと協動して(移動または回転における) 往復運動を行うこと、 ・ 各タペットの往復運動を従動軸の単方向回転運動に変換し伝達することが できる伝達手段を含むこと、 ・ これらの軸が全て、通常(すなわち伝達比の変更段階以外の時)、対応す る固定軸に対して同一の傾斜角を有するが、回転駆動運動に比例して一定で不変 のずれ角度に従って相互にずれ、その結果従動軸に相互にずれた運動が伝達され るように、前記の各傾斜ベアリングの軸の向きを制御する手段が適合されること 、 ・ 運動の各段階において、傾斜ベアリングの少なくとも一つが噛合され従動 軸に応力を伝達し、傾斜ベアリングの少なくとも一つが噛合されず従動軸に応力 を伝達しないように、前記伝達手段が適合されること、および ・ 前記の各傾斜ベアリングの軸の向きを制御する手段が、変速機の伝達比の 変化命令信号に基づいて傾斜ベアリング全ての傾斜を変化させるように適合され ること を特徴とする回転駆動軸と回転従動軸とを接続するための変速機に関する。 本発明によれば、前記の各傾斜ベアリングの軸の向きを制御する手段は、漸次 傾斜角が増加するベアリングの傾斜の調整を行うように適合され、各傾斜ベアリ ングの傾斜は、この傾斜ベアリングが噛合されず従動軸に応力を伝達しない運動 の(単数または複数の)段階において変更される。 本発明によれば、前記の各傾斜ベアリングの軸の向きを制御する手段は、 ・ 特に所望の傾斜の変化に比例する対応する制御振幅分だけ移動するように 適合された可動制御手段と、 ・ 各傾斜ベアリングまたは同時に噛合される傾斜ベアリング群についての、 単数または複数の傾斜ベアリングの傾斜制御機構の制御装置と、 ・ 可動制御手段と各制御装置との間に置かれた機械的記憶手段であって、傾 斜の変化に対応する制御の振幅を格納し、制御装置によって妨げられる抵抗が所 与のしきい値未満の時にのみこの制御装置に制御回転を伝達する機械的記憶手段 とを含むと有利である。 本発明によれば、これら機械的記憶手段は各制御装置について、前記の傾斜ベ アリングの軸の向きを制御する手段の二つの回転軸の間に置かれたトーションス プリングを含むと有利である。 本発明の第一変形形態においては、変速機は二対の傾斜ベアリングを含み、各 対は、他方の対とは異なる固定軸によって支承され、同一対の二つの傾斜ベアリ ングは180°ずれ、固定軸によって支承される各傾斜ベアリングは他方の固定 軸によって支承される各傾斜ベアリングに対し90°ずれている。 本発明によれば、変速機は、位相が対向する運動を従動軸に伝達することがで きる少なくとも二つの部分的伝達アセンブリ、かつ特に位相が相互に90°ずれ た運動を従動軸に伝達することができる少なくとも四つの部分的伝達アセンブリ を含む。 各運動部分伝達アセンブリは、 − 駆動軸の回転に基づいて、一定であって連続的に調節が可能な振幅で少な くとも一つのタペットの往復運動を発生することができる第一伝達装置と、 − タペットの往復運動を振動軸の回転往復運動に変換することができる第二 伝達装置と、 − 専ら一つの回転方向のみに振動する軸に回転結合された出力回転装置に振 動軸の回転運動を伝達する第三の単方向伝達装置であって、出力回転装置が従動 軸に回転結合される装置 を含む。 第二変形形態においては、本発明によれば、変速機は相互に90°ずれた二つ の傾斜ベアリングを含み、前記伝達手段は、駆動軸の四分の一回転毎に各出力レ ースの運動を交互に従動軸に伝達するように適合される。 一実施態様においては、本発明によれば、変速機は、傾斜ベアリングの出力レ ースに固設された当たり面と接触する少なくとも一つの当たり面を含む少なくと も一つの回転および振動タペットを含む。本発明によれば、出力レースは傾斜ベ アリングの外部レースである。 本発明による変速機は、傾斜ベアリングおよび部分的伝達アセンブリが、速度 行程がほぼ矩形である往復運動を発生し、各回転毎に交互運動が連続的に継続し 、入力軸が一定速度で回転する場合には交互運動により従動軸に一定速度が与え られるようにしてつくることができる。 本発明による変速機は、前記出力レースおよび対応する各タペットが、連続的 に継続する前記のほぼ矩形である往復運動を発生するように画定された相補形の 接触表面を画定することも特徴とする。 本発明によれば、相補形は、駆動軸が一定速度で回転する場合、タペットの( 回転時または移動時の)速度が、回転駆動軸の少なくとも四分の一回転に相当す る期間、少なくともほぼ一定であるように画定される。 本発明によれば、各タペットは少なくとも一つの単方向結合装置を介して出力 回転装置に接続される。 本発明によれば、変速機は、単方向ブロック動作位置と、タペットまたは振動 中間軸、および対応する出力回転装置を相互に回転自在な状態にする非動作位置 との間において制御されることができる少なくとも一つの単方向結合装置を含む 。有利には、この第三の単方向伝達装置は、駆動方向における単方向ブロックを 行う駆動単方向結合装置と、逆転方向における単方向ブロックを行う別の逆方向 単方向結合装置の、逆方向に取り付けられた都合二つの単方向結合装置を含む。 また、本発明による変速機は、 − 駆動単方向結合装置が常に動作位置に維持され、かつ、対応するタペット および対応する出力回転装置が駆動方向に移動する時のみ逆方向単方向結合装置 が動作位置に維持される、エンジンブレーキをともなう駆動モード − 駆動単方向結合装置が常に非動作位置に維持され、かつ、逆方向単方向結 合装置が常に動作位置に維持される逆転モード − 二つの単方向結合装置が非動作位置に維持される中立モードの少なくとも 三つの動作モードによる各単方向結合装置の制御手段を含む。 本発明によれば、各単方向結合装置は、一方の端部が前記出力回転装置内に固 定され他方の端部が可動摩擦当たり面と協動するコイルばねから成り、変速機は 、摩擦当たり面がばねの端部に押し付けられた時、ばねが単方向のロックを行い 、この摩擦当たり面がばねの端部に押し付けられない時、回転装置が自在に回転 し、動作位置または非動作位置において各ばねを作動させることができるように 適合された各可動摩擦当たり面の作動時制御手段を含むと有利である。 本発明によれば、変速機は逆方向単方向結合ばねと、エンジンブレーキをとも なう駆動モードにおいて、対応するタペットの駆動方向における動作位置の高い 周波数における運転と、対応するタペットの逆回転方向における非動作位置とに 周期的に切り換えられる逆方向単方向結合ばねの当たり面の軸方向移動往復運動 を発生することができる手段とを含むと有利である。 本発明は、組み合わせにおいて前記および後記に記載の特徴の全部または一部 を含む変速機にも関する。 本発明の他の特徴および長所は、添付の図面を参照して行う以下の説明から明 らかになろう。 第1図は、本発明の第一の実施態様による変速機の全体の駆動系を示す軸断面 略図である。 第2図は、本発明の第一の実施態様による変速機の固定軸の駆動軸側の端部の 軸断面詳細図である。 第3図は、本発明の第一の実施態様による変速機の固定軸の従動軸側の他方の 端部の第2図の軸の延長部における軸断面詳細図である。 第4図は、第2図および第3図の変速機のあそびの調節機構の軸断面詳細図で ある。 第5a図、第5b図、第5c図、および第5d図は、駆動軸の回転中における 、固定軸に対するベアリングの傾斜が一定の時の、本発明の第一の実施態様によ る変速機の傾斜伝達ベアリングが取る種々の位置を示す軸断面略図である。 第6a図、第6b図、第6c図、および第6d図は、第5a図、第5b図、第 5c図、および第5d図の線分VI−VIの断面略図である。 第7図および第8図は、固定軸に対する傾斜がない状態で示したベアリングの 第5a図および第6a図と同様の図である。 第9図は、時間の経過にともなう本発明による変速機のタペットの速度曲線を 示すとともに伝達比の減少を発生させる傾斜の減少を示すグラフである。 第10図は、第9図の詳細図である。 第11図は、伝達比の増加を発生させる傾斜の増加を示す第9図と同様の図で ある。 第12図は、第11図の詳細図である。 第13図は、本発明による変速機の伝達比の変化の制御機構の全体駆動系を示 す軸断面略図である。 第14図は、本発明の第一の実施態様による変速機の単方向結合装置の動作制 御機構の斜視略図である。 第15図は、本発明の第一の実施態様による変速機の単方向結合装置の動作制 御機構を示す斜視展開略図である。 第16図は、第15図の機構の詳細の軸断面部分略図である。 第17図は、機構の変形実施形態を示す第16図と同様の断面図である。 第18図は、本発明による変速機の第三単方向伝達装置の変形実施形態の駆動 系を示す軸断面部分略図である。 第19図は、二つの傾斜ベアリングを有する本発明による変速機の第二の実施 態様の傾斜ベアリングの固定軸による断面略図である。 第20図は、第19図の線分XX−XXの断面略図である。 第21図は、より詳細にはサイクルの伝達のための、二つの傾斜ベアリングを 有する本発明による変速機の第三の実施態様の傾斜ベアリングの固定軸による断 面略図である。 第22図は、第21図の線分XXII−XXIIの断面略図である。 第1図ないし第3図に示す本発明による変速機は、相互に平行な異なる固定軸 23a、23bの二つの固定軸2a、2bを支承する閉じたカバー1を含む。各 固定軸2a、2bは、同一の固定軸23a、23bを中心とする二つの部分的伝 達アセンブリ7ないし12、7’ないし12’であって、各固定軸23a、23 bの周りで回動可能に取り付けられた同一の出力歯車4a、4bに180°ずれ た運動を伝達するアセンブリに結合される。二つの出力歯車4a、4bは双方と も、カバー1を介して従動軸6に固設されたあるいはこの従動軸6を構成する歯 車または内歯車に接続される。例えば二つの出力歯車4a、4bは、変速機の従 動軸6を形成する差動機の入力内歯車に直接噛合する。固定軸の一つ2aによっ て支承され、同一の固定軸23aを中心とする部分的伝達アセンブリ7aないし 12a、7’aないし12’aは、他方の固定軸23bを中心とし他方の固定軸 2bに支承される各部分的伝達アセンブリ7bないし12b、7’bないし12 ’bに対し90°ずれている(すなわち、他方の固定軸23bの出力歯車4bに 伝達される運動に対し90°ずれた運動を出力歯車4aに伝達する)。二つの出 力歯車4a、4bの対向する(180°ずれた)運動は、同一方向(同位相)で 、後記する反転歯車機構を介して共通従動軸6に伝達されることができる。各伝 達アセンブリ7aないし12a、7’aないし12’aは、各固定軸2a、2b の周りで回動可能に取り付けられカバー1を介して同一の駆動軸5に結合される 入力歯車3a、3bにも接続される。駆動軸5は例えば熱機関によって駆動され る。 第2図ないし第4図においては、固定軸の一つ2aによって支承される部分的 伝達アセンブリ7ないし12、7’ないし12’のみを詳細に図示する。他方の 固定軸2bによって支承される部分的伝達アセンブリは同一であるが、固定軸2 aに対し角度的に90°ずれている(第1図)。さらに、同一の固定軸2aまた は2bに支承される二つの部分的伝達アセンブリは対向する位相にある。 従って以下に、第2図ないし第4図を参照して二つの固定軸2a、2bのうち の一つ2aによって支承される二つの部分的伝達アセンブリ7ないし12、7’ ないし12’について説明する。 各部分的伝達アセンブリ7ないし12、7’ないし12’は、駆動軸5の回転 に基づいて、一定ではあるが連続的に変化することができる振幅でタペット8、 8’の軸移動往復運動を発生する第一伝達装置7、7’と、タペット8、8’の 往復運動を振動軸10、10’の回転往復運動に変換する第二伝達装置9、9’ と、振動軸10、10’によってどちらか一方の回転方向のみに回転駆動される 出力回転装置12、12’に振動軸10、10’の回転運動を伝え、出力回転装 置12、12’が出力歯車4aを介して従動軸6を回転駆動する第三単方向伝達 装置11、11’を含む。 同一の固定軸23aの周りで回転する伝達アセンブリ7ないし12、7’ない し12’の二つの出力回転装置12および12’は、この固定軸23aによって 支承される同一の出力歯車4aに結合される。また、二つの伝達アセンブリ7な いし12、7’ないし12’は、この固定軸23aの周りで回転し第一伝達装置 7、7’が結合される同一の入力歯車3aを介して駆動運動を受け取る。 各第一伝達装置7、7’は、ベアリングの軸13、13’の方向が、対応する 固定軸23aに対し変更できるよう、固定軸2a上に取り付けられた傾斜ベアリ ングを含む。各傾斜ベアリングは例えば、ベアリングの各軸側に一連ずつ都合二 連のボールまたはローラと、ベアリングレースを画定する外部レース14、14 ’および内部レース18、18’を含む。これらベアリングレースは傾斜ベアリ ングの軸である軸13、13’の周りで回転対称であり、ボールまたはローラを 収納し、その結果、外部レースおよび内部レースは相互に回転自在であるが、従 来のボールベアリングのように相互に軸方向に固設される。 各傾斜ベアリングの外部レース14、14’は、駆動軸5の回転運動に基づい て固定軸23aの周りで回転駆動される入力レース14、14’である。これを 行うため、直径上で対向し、半径方向軸関節17、17’により外部レース14 、14’に結合される二つのフォーク16および16’を、軸方向の両側に支承 するシリンダ15の外側に入力歯車3aが形成される(第1図)。このように、 二つのフォーク16、16’は、ヨークに連節され対応する入力歯車3aに駆動 される各外部レース14、14’の駆動ヨークを構成する。各傾斜ベアリング7 、7’の内部レース18、18’は、傾斜外部レース14、14’の回転によっ て生じる移動往復運動を制御するために、タペット8、8’によって支承される 半径方向当たり面19、19’、22、22’と協動する出力レース18、18 ’であり、傾斜外部レース自体も往復反転動作(すなわち、ベアリングの半径方 向面および内部レース18、18’の振動およびタッキング)を発生する。これ を行うため、内部レース18、18’は、内側に突出するとともに、両方とも回 転をブロックされタペット8、8’に対し移動において調節可能に固定される半 径方向当たり面19、19’と対向する当たり面22、22’の間にこれら面に よって画定される溝21、21’内の固定軸23a側に突出する少なくとも内歯 車の一部分20、20’を含む。内歯車の一部分20、20’は、回転において 内部レース18、18’をブロックするためのタペット8、8’に固設されたキ ーまたは爪96が挿入された軸方向スプライン97を含む。図示しない変形形態 においては、内歯車の一部分20、20’を完全な内歯車に置き換えることが可 能であり、内部レース18は固定軸2aの周りで回転自在とすることができる。 この内歯車の一部分20、20’の側面24、24’および25、25’は、 タペット8、8’を移動駆動するとともに、固定軸2aの固定軸23aに対する 傾斜ベアリングの傾斜の変更を可能にするために、溝21、21’の当たり面1 9、19’および22、22’に接触するようになる。より詳細には、これら側 面24、24’、25、25’は溝21、21’の対応する当たり面19、19 ’、22、22’上を転動する当たり面を形成する。このようにして、内部レー ス18、18’の内歯車の一部分20、20’およびタペット8、8’の当たり 面19、19’は、相互にその上を転動するよう画定された相補形と接触してい る表面19、19’および24、24’を画定する。外部レース14、14’が 固定軸2aの周りで回転すると、内部レース18、18’がこの固定軸2aの固 定軸23aに対して振動し、この軸23aに対するその傾斜(すなわちベアリン グの半径方向面の位置)は、固定軸23aに対する半径方向面の両側の往復振動 運動により角度的に変化する。従って、内歯車の一部分20、20’によって動 くタペット8、8’は、固定軸23aに沿った移動の往復軸運動により駆動され る。 これら振動の振幅は、固定軸2aの固定軸23aに対して外部レース14、1 4’に与えられる傾斜に依存する。この傾斜は、傾斜ベアリングの軸13、13 ’の向きに対応し、一定に維持されるが、固定軸23aに対するこの軸13、1 3’の向きを決定する調節手段により変化させ調節することができる。入力歯車 3aを支承する入力シリンダ15は、二つのベアリング26、26’により固定 軸2aの周りでカバー1に対し回転可能に取り付けられる。このシリンダ15は 、それぞれ外部レース14、14’の方向に固定軸2aに平行に延びる二つのピ ストン27、27’と、前者二つのピストンと正反対の別の二つの調整ピストン 28、28’を含む。一対のピストンの二つのピストン27、27’または28 、28’は逆方向にタップが切られ、歯車31、21によって支承されるねじの 対応するねじ切り部分29、29’、30、30’内に挿入される。二つの歯車 31、32は、シリンダ15に対し回転可能に取り付けられる。内歯車34の内 側歯33(図2)は、歯車を回転駆動するための歯車31、32の歯に噛合する ようになる。従って内歯車34がシリンダ15に対し回転すると、歯車31、3 2はその軸の周りで回転し、ピストン27、27’、28、28’は固定軸23 aに平行に移動滑動する。同一対のピストンの二つのピストン27、27’、2 8、28’は反対方向に滑動する。第一対のピストン27、27’は第二対のピ ストン28、28’とは反対の方向に滑動する。各ピストン27、27’および 28、28’のそれぞれの自由端35、35’および36、36’は、外部レー ス14、14’の対応する側面当たり面37、37’および38、38’を押し 付けるようになるスラストベアリングを形成する。その結果、固定軸2aに対す るこの外 部レース14、14’の傾斜が変更される。内歯車34は、ベアリング39によ りシリンダ15に対し回転可能に取り付けられる。内歯車34はさらに内歯車を 回転駆動することができる外側歯40を含む。さらに、各シリンダ15は、前記 に記載の傾斜制御機構を介してシリンダ15に対する内歯車34の位置を標定す ることができる外側歯スプロケット41を有する。 二つのタペット8、8’は固定軸23aおよび固定軸2aを中心とする同心シ リンダであり、ボールおよび軸方向スプラインシステム56により相互に移動可 能に取り付けられているが回転はブロックされている。各固定軸2aは、その自 由端のうちの一つにより支承されカバー1に対し回転がブロックされる。固定軸 2aの他方の自由端はカバー1に結合されないが、より長い内側タペット8’に よって支承される。ボールおよび軸方向スプラインシステム55は、タペット8 ’の軸方向往復移動を可能にすることにより、固定軸2aに対するより長い内側 タペット8’の回転をブロックする。 内歯車の一部分20、20’の側面当たり面24、24’および25、25’ と、接触するタペット8、8’に固設された当たり面19、19’および22、 22’との相補形は、駆動軸5が一定速度で回転する場合、発生するタペット8 、8’の移動速度が、回転駆動軸5の少なくとも四分の一回転に対応する期間、 少なくともほぼ一定になるよう画定される。従って、駆動軸5の各回転時、運動 において相互に90°ずれたタペット8、8’のうちの少なくとも一つが、少な くとも四分の一回転の間、動作中で駆動運動を伝達することを制御する(第9図 および第11図を参照のこと)。当たり面19、19’、24、24’および2 2、22’、25、25’のこれら相互形状は、最小の滑りで相互の上を転動す るためにも画定される。有利には、少なくとも、タペットの一定速度段階の期間 において当たり面と接触している部分は、少なくとも傾斜位置について、特に好 ましくは、この傾斜の変化区間の平均傾斜位置について滑りなく転動するように 画定された形状を有すると有利である。 内歯車の一部分20、20’の側面当たり面24、24’および25、25’ 、ならびにタペット8、8’の当たり面19、19’および22、22’は、9 0°未満の扇形において、その軸13、13’および23aの周りで展開する。 同一固定軸23a、23bの二つの傾斜軸は、対応する入力シリンダ15a、1 5bの半径方向対称中面を基準として相互に対称である。傾斜ベアリングおよび タペット8、8’と接触している当たり面19、19’、22、22’、24、 24’、25、25’の形状の例は、種々の位置における傾斜ベアリングの概略 を示す第4図、および第5a図ないし第5d図、第6a図ないし第6d図、第7 図、および第8図から明らかになろう。 内歯車の一部分20は、ベアリングの軸13を中心とする回転体の少なくとも 一部分で形成される。シリンダ15側に向けられたその側面当たり面25は、タ ペット8に固設されたスラストベアリング62に対向する当たり面22に対して 転動するようになる形状を有する。 シリンダ15とは反対側に向けられた内歯車の一部分20の側面当たり面24 は、タペット8に固設されたスラストベアリング59に対向する当たり面19に 対して転動する。 第5a図および第6a図は、第2図および第3図に示すように、タペットがシ リンダ15から最も離れた位置に押し戻された時の内歯車の一部分20とスラス トベアリング59、62の当たり面19、22との相対位置を示す。第5b図お よび第6b図は、シリンダ15およびベアリングの外部レース14が90°回転 した後のこれらの位置を示す。第5c図および第6c図、ならびに第5d図およ び第6d図は、シリンダ15およびベアリングの外部レース14の第5a図、第 6a図に対しそれぞれ180°および270°回転した後のこれらの位置を示す 。図においてわかるように、シリンダ15の回転により、スラストベアリング5 9、62、従ってタペット8の移動往復運動が発生し、その振幅は固定軸2aの 固定軸23aに対する軸13の傾斜角の値とともに増加する。 この傾斜がない時(第7図および第8図)は、タペット8は動かない状態を保つ 。 また変速機は、内歯車の一部分20、21の両側の接触当たり面19、19’ 、22、22’の間の軸方向間隙の調節機構を含む(第4図)。 第4図に示すように、当たり面19および22は、タペット8の外側のスプラ イン60により軸方向に滑動可能に取り付けられる二つのスラストベアリング5 9、62のほぼ半径方向の面上で形成される。これらスラストベアリング59、 62は軸方向に維持され、当たり面19、22とは反対のこれらスラストベアリ ング59、62に支承されるようになる二つのスリーブ63、64によりそれぞ れ反対方向に軸移動制御される。スリーブ63、64にはタップが切られ、タペ ット8の外表面のねじ切り部65、66の周囲にはめ込まれる。制御機構によっ て回転制御されるスプロケット42は、ベアリングの傾斜が減少する時にはスラ ストベアリング59、62が軸方向において接近する方向に二つのスリーブ63 、64の一方および/または他方を回転駆動し、反対の時には、離れる方向に回 転駆動する。 スプロケット42は、支承またはベアリング61により、カバー1に対し回転 可能に取り付けられる。スプロケットは差動機構67を介して、タペット8の周 りでスリーブ63、64を回転駆動する。ねじ切り部65、66により、スリー ブ63、64の回転によってタペット8に沿ってスリーブの軸方向移動が駆動さ れる。 スプロケット42は、半径方向回転軸円錐歯の歯車68を二つ有する。各歯車 68は回転自在に取り付けられ、コイルばね69の一方の端部に結合される。コ イルばねの他方の端部はスプロケット42内に固定される。 片側では歯車68は、スプライン71によりスリーブ63に結合される円錐歯 歯車70と噛合する。歯車70は、支承またはベアリング72により、スプロケ ット42に対し回転可能に取り付けられる。他方の側では歯車68は、歯車70 の円筒形の軸方向延長部の周りで回転可能に取り付けられた円錐歯歯車73と噛 合する。この歯車73は、スラストベアリング59、62を軸方向に横断するリ ンクロッド75の端部の回転において固設される歯車74と噛合する。このリン クロッド75の他方の端部は、タペット8の周りで歯車77を回転駆動するため に、歯車77の外側直歯と噛合する歯車76に結合される。この歯車77は、軸 方向スプライン78によりスリーブ64に回転結合される。歯車77は、支承ま たはベアリング79を介して、シリンダ15に対し回転可能に取り付けられる。 差動機構67により、スプロケット42の回転は、内歯車の一部分20に支承 されていないスラストベアリング59、62しか移動駆動できない。第4図に示 す位置においては、移動できるのはスラストベアリング59である。また、コイ ルばね69により、スラストベアリング59、62を、内歯車の一部分20の両 側の軸方向中心合わせ中央位置に復帰させることが可能である。 また、ベアリングの傾斜および補正する間隙に応じて当たり面22、22’お よび19、19’の間隔を変更することもできる。この調節は、共通制御手段に より、傾斜の変更時自動的に行うことができる(図13)。 図示しない変形形態においては、当たり面間の軸方向の間隙の調節機構は、ス ラストベアリングのうちの一方59のみの軸方向位置の調節装置で構成すること が可能であり、他方のスラストベアリング62は軸方向においてブロックされ、 タペット8に固設される。この場合機構は、タップを切ったスリーブ63上にス プライン71により直接取り付けられるスプロケット42に限定される。 第13図は、変速機の伝達比を変えることができるベアリングの傾斜のおよび 間隙の調節の制御手段を示す。制御回転軸90は同様の二つの機械的制御アセン ブリ92a、92bを制御する歯車82を有し、一つは各固定軸23a、23b の伝達アセンブリ用である。制御軸90は可動であり、ユーザによって課される 変速機の伝達比の変化の制御信号に対応する制御振幅に従い回転駆動される。制 御軸90の角度上の位置により傾斜ベアリング全ての傾斜角度の値が決定され、 従って変速機の伝達比が決定される。 各機械的制御アセンブリ92a、92bは、副制御軸43a、43bを含む。 この副制御軸43a、43bは、コイルばね89a、89bの一方の端部に結合 され、コイルばねの他方の端部は歯車82と噛合する歯車93a、93bに結合 される。コイルばね89a、89bは、制御軸90によって与えられた回転行程 を蓄積し、機械的制御アセンブリ92a、92bがもたらす抵抗が最小になる作 動段階で、副制御軸43a、43bにおいて漸次、回転行程を再現することがで きる。このようにしてコイルばね89a、89bは、傾斜の変更に対応する制御 軸90の制御振幅を蓄積する機械的記憶手段の役割を果たす。ばね89a、89 bはまた、対応するアセンブリ92a、92bによって対置される抵抗が所与の しきい値未満の時しか制御回転を伝達しないようにする抵抗検出器の役割も果た す。このようにして、対応するタペット8、8’が出力を伝達するタペットの一 定速度移動段階においては、各傾斜ベアリングの傾斜の変更および間隙の調節が おこらないようにする。 副制御軸43a、43bにより、(第4図を参照して前記に説明したように) 傾斜ベアリングの当たり面59、62間の間隙の調節用スプロケット42a、4 2’a、42b、42’bにチェーン45a、45’a、45b、45’bによ り接続されるスプロケット44a、44’a、44b、44’bを回転駆動する 。各副制御軸43a、43bはまた、外転サイクロイド歯車装置48a、48b の回転遊星歯車連結リンクに固設された歯車47a、47bと噛合する。 従って回転時、歯車46a、46bは、外転サイクロイド歯車装置48a、4 8bの円錐歯遊星歯車49a、49bの軸を回転させる。外転サイクロイド歯車 装置48a、48bの円錐歯遊星歯車のうちの一つ50a、50bは歯車51a 、51bに固設され、入力シリンダ15によって支承されるスプロケット41a 、41bにチェーン52a、52bにより接続される。他方の円錐歯遊星歯車5 3 a、53bは、入力シリンダ15a、15bによって支承される複歯制御内歯車 34a、34bの外側歯40a、40bと噛合する出力歯車54a、54bに回 転において固設される。制御内歯車34a、34bの内側歯は、(内側歯がシリ ンダ15に対して不動である場合は)傾斜ベアリングの傾斜を維持し、(内側歯 がシリンダ15に対して回転する場合は)傾斜ベアリングの傾斜を変更するよう に、歯車31、32と噛合する。 このように、制御軸43a、43bが回転しない時は、遊星歯車50a、50 b、53a、53bは同じ絶対速度でそれぞれ反対方向に回転し、スプロケット 41a、41bおよび内歯車34a、34bによって駆動される。副制御軸43 a、43bの回転により、遊星歯車49a、49bの軸の回転が生じ、その結果 、スプロケット41a、41bおよびシリンダ15に対し内歯車34a、34b の角度上のずれが生じる。歯車31、32が回転し傾斜角度が変えられる。また 、制御軸43a、43bのこの回転により、スプロケット42a、42’a、4 2b、42’bの回転が生じ、対応する傾斜ベアリングの内部レース14、14 ’の内歯車の一部分20、20’が挿入される溝21、21’の幅が変えられる 。 図示例においては、制御機構は機械的制御アセンブリ92a、92b、および 各固定軸2a、2bのライン用の外転サイクロイド歯車装置48a、48bを含 む。図示しない変形形態においては、唯一つの副制御軸43a、唯一つの制御ア センブリ92a、唯一つの外転サイクロイド歯車装置48aしかもたないように することが可能であり、出力歯車54aは、第二固定軸2bのシリンダ15bの 制御内歯車34bと噛合する第二出力歯車54bに同軸的に接続される。この場 合、第二コイルばね89bは二つの出力歯車54a、54bの間に置かれる。 制御軸90が不動のままである時には、軸13、13’の傾斜は傾斜ベアリン グ7、7’の全てについて同一であり一定の状態を保つ。従って伝達比は変化し ない。傾斜ベアリング7a、7b、7’a、7’bの軸は、相互に90°ずれた 運動による、各固定軸23a、23bを中心とする回転を描き、その結果、ずれ た運動は従動軸6に伝達される。 伝達比を調節することができ、従って本発明による変速機により従動軸6に伝 達される出力を調節することができる制御ペダル94をユーザが作動させること により、制御回転軸90の回転駆動が得られる。従って伝達装置95が、このペ ダル94と制御回転軸90との間に設けられる。 この伝達装置95は、その最も単純な形態、すなわち例えば機械的伝達の形態 に還元することができることに注意すべきである。事実、変速機が、複数の交互 噛合ずれ運動傾斜ベアリングを含むことにより、傾斜ベアリングの傾斜およびス ラストベアリング59、62の間隙の調節においては大きな制御応力を印加する 必要がない。なぜなら、この調節は、傾斜ベアリングが応力を伝達しない運動の 段階、すなわち対応するタペット8の加速および減速段階において、ベアリング 毎に漸次行われるからである。さらに構造上、タペットの慣性力は傾斜ベアリン グの直立トルクによっては相殺されず、そのため、傾斜の変化の制御に必要な応 力はさらに減少されるようになる。実際にはこの応力は、制御回転軸90と、固 定軸23a、23bの各ラインの二つの副制御軸43a、43bのそれぞれとの 間に置かれたコイルばね89a、89bのいずれかの方向にねじれ引っ張り力を 発生するのに必要な応力に制限される。 従って、本発明による変速機の伝達比の調節の制御は、空間所要寸法が大きく 伝送の全体的効率に影響を及ぼす可能のある高価な油圧サーボ制御を必要としな い。 しかしながら第13図に示す実施態様においては、本発明による変速機は、電 子サーボ制御信号の伝送装置95を具備する。 この伝送装置95は、軸が制御回転軸90の歯車82に結合されている電気モ ータ81用の制御信号87を発生する電子信号処理装置80を含む。電子装置8 0は、モータ81の軸から位置信号83、変速機の入力駆動軸5から速度信号8 4、変速機によって伝達されるトルクの方向を識別する信号85(順方向または 逆方向)、およびユーザによって作動されるペダル94の位置の信号86を受信 する。電子装置80は情報処理装置であり、RAM、ROMおよび演算プロセッ サを含む。電子装置は、モータ81の制御信号87、ならびに、変速機に結合さ れたエンジンの熱力学的パラメータ、特にエンジンの気化器によって供給される 吸入気の開度、の制御信号88を発生するようプログラムされている。本発明に よれば、電子装置80はエンジンの有効平均圧力を調節することによりエンジン の比消費量を最適化するようプログラムされる。これを行うため、回転速度に応 じた有効平均圧力の比等消費特性が電子装置80内に記憶される。 シリンダ15、歯車31、32、内歯車34a、34bのピストン27、27 ’、28、28’で形成される各回転アセンブリは、第13図に示す傾斜制御機 構、特に各制御アセンブリ92a、92bとともに、各固定軸2a、2bによっ て支承される傾斜ベアリング7、7’の軸13、13’の方向の制御手段を形成 する。 本発明による変速機においては、伝達される出力の変化(増加または減少)は 、エンジンの速度の変化(増加または減少)を引き起こす傾斜ベアリングの傾斜 の変化(減少または増加)によって得られる。 傾斜ベアリングと協動する当たり面19、19’、および22、22’に対向 する各タペット8、8’の自由端58、58’は、伝達比が一定の再循環なしの 軸方向プレストレストボールねじから成る第二伝達装置9、9’の内側ねじを形 成する。 このようにしてタペット8、8’の軸方向往復移動運動は、ホールねじのナッ トを形成するタップを切った振動軸10、10’の角度上の振動に変換される。 この振動軸10、10’は、振動軸の運動を一回転方向にのみ伝達する第三単 方向伝達装置11、11’(第1図および第3図)を介して出力歯車4a、4b に接続される。各第三単方向伝達装置11、11’は、逆行方向に単方向ブロッ クを行う逆行内部装置101,101’(第1図においては101a、101’ a、101b、101’b)、および前記装置と同心であり駆動方向に単方向ブ ロックを行う駆動外部装置102、102’(第1図においては102a、10 2’a、102b、102’b)など、反対方向に取り付けられた二つの単方向 結合装置101、101’、102、102’を含む。各単方向結合装置は、単 方向ブロック動作位置と、振動軸10、10’、および出力歯車4a、4bに接 続された回転装置12、12’を相互に回転自在な状態にする非動作位置との間 において制御されることが可能である。 各単方向結合装置101、101’、102、102’は、一方の端部が出力 回転装置12、12’内に固定にされ他方の端部がそれぞれ可動摩擦当たり面1 03、103’、104、104’と協動するコイルばねから成る。摩擦当たり 面がばねの端部に押圧されると、ばねは単方向ブロックを行う。反対に、この摩 擦当たり面がばねの端部に押圧されない時は、回転装置12、12’は振動軸1 0、10’に対し回転自在である。 二つのコイルばねは、振動軸10、10’の双方向回転において単方向ブロッ クを実現するよう、反対方向に(すなわちばねの巻線が反対方向に巻くように) 取り付けられる。各ばねは、一つが振動軸10、10’の一回転方向に、もう一 つが振動軸10、10’の他方の回転方向に結合する、自在ホイールの役割を果 たす単方向結合装置を構成する。 本機構はさらに各ばねに関し、高い周波数で(逆行モードの場合)、かつ動作 位置または非動作位置において相互に独立して、各ばねが作動できるように、可 動摩擦当たり面の動作における制御手段を含む。二つのばねは同心である。振動 軸10、10’は、これらばねの巻線が動作位置における円筒形壁に対して圧縮 されるようになるように、各ばねのそれぞれ内部に延びる二つの円筒形壁を画定 する。自在ホイールの役割を果たすこのようなばねの一般的動作原理は自明であ る(特にフランス特許第1166870号または第1540975号)。一回転 方向に振動軸10、10’および出力装置12、12’を固設するために、振動 軸10、10’の円筒形壁上にばねの巻線を押し付けるようにして、ばねの端部 に押厚された摩擦当たり面103、103’、104、104’に十分な軸方向 応力が印加される。各摩擦当たり面103、103’、104、104’は、接 触摩擦により回転において自己ブロックが可能なばねの内部にはめられるくさび が形成されるよう円錐台形となっている。 摩擦当たり面103、103’、104、104’はそれぞれ、各ばねの端部 105、105’、106、106’と協動する。各ばねの反対側の端部107 、107’、108、108’は、ばねの軸方向に折り返された端部がはめこま れ固定される二つのほぞ穴109、109’、110、110’を含む出力回転 装置12、12’に対し回転においてブロックされる。また、出力回転装置12 、12’は、それぞれ各ばねのすぐ外部を各ばねに沿って延びる二つの外部円筒 形スリーブを画定する。出力回転装置12、12’は、対応する固定軸23aの 出力歯車40aに結合される。本発明による第三伝達装置11、11’はボール ベアリング111、111’により変速機のカバー1に支承されカバーを基準と して案内される。 外側に位置するより直径の大きいばね102、102’は、振動軸10、10 ’の駆動方向において単方向結合装置となる。すなわち、振動軸10、10’が この駆動方向に回転する時、ばねはこの回転駆動方向にのみ出力回転装置12、 12’を駆動する。従ってこのばね102、102’の場合、順方向は振動軸1 0、10’の駆動方向である。このばね102、102’と協動する摩擦当たり 面104、104’の制御手段は、摩擦当たり面104、104’を形成する端 部スカートにより軸方向に延長される内歯車をばねの側で形成するクラッチ部品 113、113’を含む。この内歯車の反対側は結合板114、114’により 軸方向に延長される。クラッチ部品113、113’は、振動軸10、10’に 対しては回転においてブロックされているが、この振動軸10、10’に対する 軸方向移動においては可動案内される。結合板は、振動軸10、10’に固設さ れた結合内歯車115、115’を横断する。結合板114、114’の周囲に はワッシャが置かれ、ワッシャは台形断面シュー117、117’を挿入するこ とができる傾斜当たり面116、116’を形成する。シュー117、117’ は回転体または柱体の形状を有する。スプリングワッシャ118、118’によ り摩擦当たり面が動作位置に復帰する。シュー117、117’により、ばね1 02、102’から摩擦当たり面104、104’を離し、ワッシャ118、1 18’によって働く復帰力に逆らって摩擦当たり面を非動作位置に設置すること ができる。 伝達装置のうちの一つ11’の内部ばねの制御装置の詳細を第15図に示す。 内部ばね101’は逆回転方向すなわち駆動方向とは反対の方向の単方向結合装 置を形成する。従ってこのばね101’の場合、順方向は逆回転方向である。従 ってばね101’は、ばねが振動軸10’の逆方向運動を出力回転装置12’に 伝達する動作モードが、振動軸10’の駆動方向にのみ、出力回転装置12’の 抵抗トルク(エンジンブレーキ)を振動軸10’に伝達する動作モードか、ばね が常時非作動の状態にある動作モードのいずれかに切り換えることができる。 エンジンブレーキをともなう動作モードにおいて、振動軸10’が逆回転方向 に回転し、かつ出力回転装置12’が駆動方向に回転しなければならない時は、 ばね101’は非動作位置に置かなければならない。すなわちばねは単方向結合 を行ってはならない。ただし、二つの軸の間においてエンジンブレーキを伝達す るために、出力回転装置12’と同様、振動軸10’が駆動方向に回転する時に は、ばね101’は、振動軸10’の駆動方向における動作位置の高い周波数に おける運転と、振動軸10’の逆回転方向における非動作位置とに周期的に切り 換えなければならない。 反対に、逆方向(後退)動作モードが選択された場合には、ばね101’は、 出力回転装置12’の逆方向運動における振動軸10’逆方向振動を伝達するた めに常時、動作位置になければならない。 ばね101’の摩擦当たり面103’は、ばね101’に向かって軸方向に突 出し、穿孔された内歯車119’によって支承される、角度上で相互に120° 離れて分布する三つの爪で形成される。爪の周囲にはスプリングワッシャ120 ’が置かれ、片側では内歯車119’を支承し、他方の側では、摩擦当たり面1 03’を非動作位置に押し戻すために振動軸10’の半径方向当たり面121’ (第3図)を支承する。爪の数は3個ではなくともよいが、その場合それらは摩 擦当たり面103を形成する。 内歯車119’の半径方向面122’は、軸方向において爪と対向するが、固 定軸23aに平行に伸張しこの軸の周りで均一に分布し、ボールベアリング12 5’により固定軸23aの周りでカバー1に対し回転可能に取り付けられた歯車 124’を通過する軸方向移動において自在に滑動可能に取り付けられる複数の タペット123’と接触して、ワッシャ120’により押し戻される(図3)。 タペット123’は、軸方向ノッチ127’を有するカム126’、および制御 内歯車129’の半径方向面上に形成された軸方向隆起128’によって、軸方 向移動運動において駆動される。制御内歯車129’は、回転において制御内歯 車129’をブロックするが軸方向移動における運動は許可する軸方向スプライ ン131’を介してカバー1に固設された円筒形支持体130’(第3図)に取 り付けられる。 制御内歯車129’は、二つのワッシャ133’を支承する結合板132’で あって制御シュー135’が軸方向において固定軸2aの固定軸23aに接近す るとき傾斜当たり面134’の間に挿入され得る制御シュー135’と協動する 内側傾斜当たり面134’を同士間で画定する支承結合板により、軸方向におい てカム126’とは反対側に延長される。 結合板132’の自由端は、端部ワッシャ133’を固定する外側に突出する 肩を形成する。他方のワッシャ133’はカバー1に固定された内歯車136’ に支承され、結合板132’はこの内歯車136’の軸方向穴を通過する。スプ リングワッシャ137’は片側ではカバー1の径方向面に支承され、他方の側で は、カム126’がタペット123’に接触するようカムを軸方向に押し戻すた め結合板132’の自由端に支承される(第3図)。従ってスプリングワッシャ 137’は、ばね101’の対応する端部に押圧された位置にある摩擦当たり面 103’の復帰手段となる。 このスプリングワッシャ137’によって印加される軸方向復帰力は、摩擦当 たり面103’を形成する爪の周囲に反対方向に取り付けられた前記に記載のス プリングワッシャ120’によって印加される軸方向復帰力よりも大きい。歯車 124’は、タペット8’の往復運動を発生する変速機の駆動軸5の回転速度と 同期して、チェーンおよび駆動装置(第14図)を介して回転駆動され、振動軸 10’の往復振動はボールねじ30を介して伝達される。歯車124’の回転時 、タペット123’は交互にホス128’とノッチ127’に接触するようにな るので、摩擦当たり面103’の軸方向移動往復運動が発生する。従って、制御 シュー135’が、傾斜当たり面134’によって形成される溝にはめ込まれて いない時には、摩擦当たり面103’は、歯車124’の回転によりカム126 ’によって交互に動作位置と非動作位置とに駆動される。 シュー135’がはめ込まれ内側傾斜当たり面134’に接触すると、ワッシ ャ137’の復帰力に逆らってカム126’がタペット123’から遠ざけられ 、摩擦当たり面103’は常時、非動作位置にある。 ばね101’は逆方向におけるブロックを行うので、摩擦当たり面103’を 動作位置に駆動するボス128’は、振動軸10’が駆動方向に回転する時この ばね101’によって逆方向の単方向ブロックが行われるよう、カム126’上 に分布する。従って、振動軸10’が駆動方向に回転する時、抵抗トルクを出力 装置12’からこの振動軸に伝達することができる。このようにしてエンジンブ レーキを実現する。 ばね101’は、後退運動を伝達するため振動軸10’が逆方向に回転する時 、逆方向における単方向ブロックを行うのにも使われる。これを行うため、制御 シュー135’は二重台形、すなわち、下底で接続された二つの台形を形成する よう径方向の頂点が切り落とされた菱形の断面を有する(第16図)。シュー1 35’は回転体または柱体の形状を有する。 シュー135’の傾斜外表面は、外側ワッシャ139’につくられ前記に記載 のワッシャ133’を囲む外側傾斜当たり面138’の間にはめ込むことができ る。傾斜当たり面138’は、対応する固定軸2aの軸23a側に向かって広げ られた溝を形成し、この溝は、前記に記載の内側傾斜当たり面134’によって 形成される内部溝と対称である。最外端ワッシャ139’は、カバー1の径方向 面に支承されるようになる。他方のワッシャ139’は、内歯車136’を制御 シュー135’側に弾性的に押すスプリングワッシャ140’を介してカバー1 に固設される内歯車136’に押圧されるようになる。このワッシャ139’は 、内歯車136’の軸方向穴のノッチ142’を通過して結合板132’の間に 延びる三つの軸方向の延長部141’(第15図)により、カム126’まで軸 方向に延長される。 これら延長部141’の自由端143’は、制御内歯車129’を通過して軸 方向につくられた円筒形開口部144’内にはめ込まれる。従ってこれら軸方向 延長部141’の円筒形自由端143’は内歯車129’を通過することができ 、内歯車129’のボスの間のノッチ127’を塞ぐようになる(第15図)。 結合板132’は、カム126’の各ボス128’に対向して軸方向に延びる 。 このようにして、シュー135’が外側に向かって軸方向に遠ざけられ、外側 傾斜当たり面138’に接触すると、ワッシャ139’は、スプリングワッシャ 140’に逆らって軸方向に押され、軸方向延長部141’の自由端143’は カム126’のノッチ127’を塞ぐようになる。 こうすることにより、摩擦当たり面103’は常時、動作位置に留まり、ばね 101’は逆方向において単方向ブロックを行う。すると出力装置12’は、振 動軸10’の逆方向における振動により逆方向に駆動される。シュー135’( 第3図および第16図)の中立位置においては、カム126’のボス128’お よびノッチ27’は、摩擦当たり面103’を周期的に制御するためにタペット 123’と協動する。シュー135’が径方向に接近して内側傾斜当たり面13 4’と接触している時には、摩擦当たり面103’は非動作位置にある。 スプリングワッシャ140’は、軸方向延長部の自由端がノッチ127’を塞 がない位置にワッシャ139’を押し返すが、この時シュー135’は中立位置 にあるか、径方向において内側に接近する。 第15図も種々の制御シュー135、135’、117、117’の操作手段 145の実施態様を示す。この操作手段145は、対応する固定軸2aの軸23 aに平行な軸148を中心する二つの連節アーム146、147を含むクランプ で構成される。 シュー135、135’または117、117’は、アームの連節軸148、 ならびに振動軸10’および対応する固定軸2aの固定軸23aに平行な軸14 9、150を中心とするアーム146、147の端部に連節して取り付けられる 。 駆動ケーブル151により、このようにしてつくられたクランプを締め付け、 シューを径方向に接近させることができる。 第一のケーブルに対し連節軸148の反対側に配設された別の制御ケーブル1 52により、アーム146、147を遠ざけることができ、その結果、シューが 径方向において外側に遠ざかる。外側ばね102、102’の制御装置のシュー 117、117’用として同様の操作装置が使われる。 ばね101’の制御手段は他の実施態様を採ることも可能である。例えば、ば ね101’の端部から摩擦当たり面103’を遠ざけるようにカム126’のボ ス128’を配設し、動作位置にあるこの摩擦当たり面103’をばね101’ の端部に押圧するために復帰手段を設けることができる。こうすることにより、 前記に記載のばね101’への摩擦当たり面103’の軸方向押圧応力をより良 く制御することができる。また、タペット123’、ノッチ127’、ボス12 8’、結合板132’、軸方向延長部141’の数は3以外であってもよい。摩 擦当たり面103’を形成する爪は、外側ばね102、102’の摩擦当たり面 104、104’に関して説明したような端部スカートに置き換えることも可能 である。 第17図は、カム126’を非動作状態にするため、外部において、このカム を形成する内歯車129’の上部を覆うようになる全周円筒形スリーブ155’ に、軸方向延長部141’が軸方向においてスラストベアリングに当たる、第1 6図の変形実施形態を示す。シュー135’が外側に遠ざけられると、スリーブ 155’の最も端の自由端がタペット123’を押すようになる。また、最も内 側および外側の傾斜当たり面を形成する両端のワッシャは、カバー1に固設され た延長部156’、157’に置き換えられる。ばね側の内側傾斜当たり面13 4’を形成する内側ワッシャ133’は結合板132’によって支承され、内歯 車を制御シュー135’側に押すスプリングワッシャ158’を介して、カバー 1に固設された内歯車136’に押圧される。従って制御シュー135’の中立 位置においては単方向伝達装置は非動作状態であり、摩擦当たり面103’はば ね101’に対し掛合しない。制御シュー135’が内側傾斜当たり面134’ 内にはめ込まれると、カム126’はタペット123’と協動し、ばね101’ はエンジンブレーキをともなう動作モードにおいて動作する。制御シュー135 ’が外側傾斜当たり面135’内に遠ざけられると、ばね101’は逆方向動作 モードにおいて動作する。 第14図は、変速機の四つの単方向伝達装置11a、11’a、11b、11 ’bの逆方向単方向結合装置を形成する内側ばね101、101’の制御歯車1 24a、124’a、124b、124’bの駆動装置の実施態様を示す。入力 歯車3a、3bと噛合する歯車を支承する駆動軸5は、それぞれチェーン162 a、162’a、162b、162’bにより単方向結合ばねの制御歯車124 a、124’a、124b、124’bに接続されるスプロケット161a、1 61’a、161b、161’bを支承し回転駆動するため軸方向に延長される 。これらスプロケットおよびチェーンによって画定される伝達比は、バネ101 、101’の摩擦当たり面103、103’を制御するカム126’のボスおよ びノッチの数に応じて調節される。第14図には、従動軸を形成する歯車6と噛 合した二つの出力歯車4a、4bも示す。 第9図は、駆動軸5の回転にもとづき変速機により従動軸6上で発生する運動 を示すグラフである。この図には、四つのタペット8a、8b、8’a、8’b の移動速度、あるいは相互に90°ずれた四つの振動軸10a、10b、10’ a、10’b(第1図)の回転速度を示す四つの曲線Ca、Cb、C’a、C’ bを示した。 第三単方向伝達装置11a、11’a、11b、11’bにより、変速機が駆 動方向動作モードで制御されている時には、四つの振動軸の正の速度が従動軸6 に伝達される。より正確には、単方向伝達装置11a、11’a、11b、11 ’bは、振動軸の一定速度域においてのみ従動軸6の振動軸と結合する。図示の ように、従動軸6が速度VSで一様に回転するよう、この一定速度域は連続的に 継続する。振動軸の振動の振幅は第一伝達装置7a、7’a、7b、7’bの傾 斜ベアリングの傾斜角度の値によって決まる。 また、第二伝達装置9a、9’a、9b、9’bおよび第三伝達装置11a、 11’a、11b、11’bは、運動の各段階において傾斜ベアリング7a、7 ’a、7b、7’bのうちの少なくとも一つが掛合され応力を伝達するが、傾斜 ベアリング7a、7’a、7b、7’bのうちの少なくとも一つ(図示した第一 実施態様においては特に他の三つのベアリング、および、少なくとも、他方の規 定軸に支承されその傾斜が別の回転アセンブリによって制御されるベアリング) は掛合されずまた従動軸6に応力を伝達しないようにされた伝達手段を構成する 。 第9図には、矢印F1によって略図で示す、ユーザが制御ペダル94に与える 作用を基本とした、傾斜ベアリングの傾斜の変更の影響を示した。この作用によ り、固定軸2a、2bの固定軸23a、23bに対する傾斜ベアリングの傾斜が 減少するようになる。 第10図は、傾斜ベアリングの傾斜の変更時のタペット8aの速度の推移をよ り詳細に示す。前記でわかったように、傾斜ベアリングは、その加速または減速 段階においてしか、その傾斜が変化しない。すなわち、この段階以外のところで は、対応する第三単方向伝達装置11a、11’a、11b、11’bは、対応 するタペットが一定速度を有する駆動方向に掛合される。 タペット8aの加速期間が終了すると、傾斜ベアリングの傾斜は減少した状態 になる。駆動軸5は一定速度で回転するので、第一段階として、加速期間の終了 時にタペット8aの速度の減少が生じる。しかしながら、対応する逆方向の単方 向結合装置101aのクラッチがかけられ、直前に作動状態であって逆方向の単 方向結合装置101’bのクラッチがはずされると、駆動軸5の速度は、第10 図に示す上昇勾配Pに従い加速する。 従ってタペット8aの速度は、駆動軸5に結合されたエンジンの速度とともに 、一様であると仮定され負荷によって課される従動軸6の速度VSに達するまで 上昇する。タペット8aの行程の振幅およびこの行程に必要な時間は、対応する 傾斜ベアリング14a、18aの傾斜の減少に比例した値分減少する。 他のベアリングは、ユーザからの命令すなわち制御軸90(第13図)の回転 によって課される値に達するまで、継続してその傾斜が変化する。このように、 従動軸6の速度は一定であると仮定した場合、駆動軸5および結合されたエンジ ンの回転速度の上昇により、変速機によって伝達される出力の上昇が得られる。 第11図および第12図は、伝達出力の減少を目的とする傾斜ベアリングの傾 斜の増加時の速度曲線の推移を示す。傾斜ベアリング14a、18aの傾斜が増 加することにより、タペット8aの速度は、加速期間の終了時に従動軸6の速度 VSを超えるようになる。ただし、加速期間の終了時に逆方向における単方向結 合装置101aのクラッチが入ることから、この速度は従動軸6の速度に制限さ れる。従って各タペットの移動運動の振幅は連続的に増加し、結果として駆動軸 5ならびに結合されたエンジンの回転速度は減少する。 矢印F2は、出力を下げるためにユーザが制御ペダル94を作動させる瞬間、 すなわち制御軸90が回転をうける瞬間を示す。 第9図および第11図からわかるように、本発明による変速機により、連続的 に継続する一定速度運動を従動軸6上で発生することができる。変速機の伝達比 は、一方では種々の傾斜ベアリングの傾斜の可能性により、他方では回転結合さ れた種々の回転装置の直径比により決まる。このような変速機が伝達できる最大 出力は、傾斜ベアリングの内部レースの内歯車の一部とこれら内歯車の一部と接 触しているタペットに固設された側面当たり面との接点のレベルに置けるヘルツ の圧力値によっても制限される。実際には、空間所要寸法が従来の自動変速箱の 寸法よりもはるかに小さい本発明による変速機を使用して、計算により決定する ことができ、許容出力は、自動車用に使用される大部分のエンジンの出力に対応 する。ただし、本発明による変速機が伝達できる最大出力は、ほとんど変更する ことなく、必要に応じて簡単に増加することができる。 例えば、各タペット8a、8b、8’a、8’bの負の速度の運動を従動軸に 伝達することによりこの出力を二倍にすることができる。第18図は、このよう な変形実施形態の略図である。この変形形態においては、各振動軸10b、10 ’bは、回転運動が振動軸10b、10’bとは反対方向である振動軸165b 、 165’bの回転において固設された歯車164b、164’bと噛合する歯車 163b、163’bに結合される。自在ホイールの役割を果たすコイルばね1 66b、166’bは、駆動方向の軸165b、165’bの振動を、従動軸6 に結合された第二出力歯車167bに伝達する。ばねによって形成される単方向 結合装置166、166’bは、駆動方向にのみ運動を伝達するように調節され 、駆動方向における単方向結合装置102、102’用の前記に記載した装置と 同様の制御装置により、動作位置と非動作位置とに切り換えることができる。も ちろん、専ら第二固定軸23bを参照して説明したこのこの変形形態は第一固定 軸23aにも使用される。このようにして従動軸6に伝達される出力は倍加され る。 同様に、唯一つのタペット8a、8b、8’a、8’bではなく例えば二つな ど複数のタペットを各傾斜ベアリングに結合させることができる。第二のタペッ トは、前記に記載の第一の内歯車の一部に対し直径上で対向する内歯車の一部と 協動することができる。また、伝達アセンブリの第二タペットは、同一の固定軸 の周りで配設された他方の伝達アセンブリの第一タペットと同じ単方向伝達装置 に結合される。このようにして、伝達可能最大出力が倍加される。 第19図および第20図は、同一の単一軸223の周りで双方とも回転駆動さ れる二つの傾斜ベアリング207、207’のみを含む本発明による変速機の第 二実施態様を示す。二つの傾斜ベアリング207、207’は位相が反対ではな いが、互いに90°ずれている。これら二つのベアリング207、207’は、 固定軸223に対し傾斜した軸213、213’を画定する。従って回転中、軸 213、213’は固定軸223の周りで円錐を描きつつ回転し、ベアリングの 径方向面207、207’は、固定軸223に直角な径方向面の両側に周期的に 振動する。二つの軸213、213’は対応する固定軸223に対し同じ傾斜角 を有するが、(駆動回転運動に対し)それぞれ90°ずれており、このずれ角は 、運動中一定である。ベアリング207、207’の双方向の各振動運動は従動 軸6に伝達され、この従軸は第19図および第20図においては歯付内歯車であ る。 この第二実施態様は、第一実施態様のタペット8、8’が、回転自在かつ、ベ アリング207、207’の固定軸223に直角な固定軸200、200’の周 りで振動自在に取り付けられるタペット208、208’に置き換えられる点に おいて第一実施態様と異なる。さらに、駆動運動はベアリング207、207’ の内部レース214、214’で受けられる。このようにこの実施態様において は、固定軸223の周りで回転可能に取り付けられたアセンブリを介して駆動運 動を受け取り、第1図に示す第一実施態様による変速機のシリンダ15a、15 bと同様の方法で変速機のシャーシに対し回転可能に取り付けられ回転駆動され るシリンダ215を含む入力レースを構成するのは、各ベアリング207、20 7’の内部レース214、214’である。 各回転タペット208、208’は、出力外部レース218、218’の振動 運動を受け取り、対応するタペット208、208’の振動運動を、従動内歯車 6の唯一の方向への回転運動に変換する機能を有する単方向伝達機構、それぞれ 201、201’を介して従動内歯車6に伝達するため、対応する傾斜ベアリン グ207、207’の出力外部レース218、218’と協動する。 シリンダ215は、固定軸223に対する各ベアリング207、207’の軸 213、213’の方向の制御および調節機構を含む。 第一傾斜ベアリング207の場合、シリンダ215は、固定軸223に平行に 延びる二つのピストン227、228を含み、反対方向にタップが切られ、歯車 231、232によって支承されるねじ229、230の対応するねじ部にはめ 合わせられ、歯車自体も、第13図の制御機構の内歯車34a、34bのいずれ かになり得る制御内歯車と噛合することができるように、シリンダ215上に回 転可能に取り付けられる。この制御内歯車がシリンダ215に対して回転すると 、歯車231および232はそれらの軸の周りで回転し、歯車227、228は 固定軸223に平行に移動滑動する。二つのピストン227、228は反対方向 にタップが切られ、ねじ229、230のねじ部が反対方向に設けられる。その 結果、第一ピストン227が、ある方向に軸223に平行に移動すると、他方の ピストン228は反対方向に軸223に平行に移動する。従って動作は、第1図 の第一実施態様(ピストン27、27’、28、28’、ねじ部29、29’、 3 0、30’、歯車31、32)を参照して説明したベアリングの軸の方向の制御 機構と同様である。 各ピストン227、228の自由端235、236は、ベアリング207の入 力内部レース214に固設された側面当たり面237、238に押圧されるよう になる。 第19図には、軸方向において各ピストン227、228とは反対側に、対応 する各歯車231、232の他方の側に伸張し、自由端において釣り合いおもり を有する別の二つのピストンを示した。このようにして機構の釣り合いを確保す る。 他方の傾斜ベアリング207’は、第19図で点線で示す同様の機構により、 その傾斜が制御される。 しかしながら、二つのベアリング207、207’の二つの傾斜制御機構は同 一の制御内歯車で制御されるのではないので、各傾斜ベアリング207、207 ’はそれぞれ別に傾斜が変更される。 各ベアリング207、207’の傾斜の制御に関しては、例えば第13図に示 す制御アセンブリを使用し、第一傾斜ベアリング207のピストン231、23 2を第一制御内歯車34aに結合し、他方の傾斜ベアリング207’の傾斜を制 御する、第一に対し軸方向に若干ずれた歯車を、第二制御内歯車34bに結合す ることができる。 シリンダ215は軸方向において各ベアリング207、207’側に延長され る。各ベアリング207、207’の入力内部レース214、214’は、固定 軸223に直角な横方向軸216、216’によりシリンダ215の延長部に接 続される。各横方向軸216、216’は、内部レース214、214’および シリンダ215を固定軸223の周りでの回転において固設する。ただし、軸2 13、213’の傾斜が変化する時には、各横方向軸216、216’により、 この横方向軸216、216’に対する傾斜ベアリングの入力内部レース214 、214’の旋回が可能である。二つの横方向軸216、216’は互いに直交 する。 各傾斜ベアリングの出力外部レース218、218’は、タペット208、2 08’に固設された二つの径方向当たり面219、219’、222、222’ によってこれら当たり面の間に画定される溝221、221’内で外側に向かっ て径方向に突出して延びる内歯車または内歯車の一部220、220’を含む。 この内歯車220、220’およびこれらの当たり面は、シリンダ215および ベアリング207、207’の内部レース214、214’の少なくとも四分の 一回転の間一定である対応するタペット208、208’の回転速度を確保する ことにより、接触表面を相互に転動させるように画定された相補形の接触表面を 画定する。回転振動タペット208、208’の場合、これら相補形は歯車の相 補形と同様の方法で画定することができる。 第1図の第一実施態様の場合と同様、当たり面219、222と、内歯車22 0、220’の一部の両側のそれぞれ当たり面219’、222’の間の間隙に 調節機構を備えることができる。例えば、当たり面の一つ222をタペット20 8に対し固定して取り付けることが可能であるが、他方の当たり面219は、一 つが固定当たり面222から遠ざけられ、もう一つが、対向する固定当たり面2 22に接近する二つの両端位置の間において接線方向に可動に取り付けられる。 タペット208に固設された径方向当たり面と、当たり面219に対向する支承 面との間に設けた空間内に、タペット208の回転軸200に平行なくさび形の 部品を多少とも掛合させることができるようにするため、この部品は軸方向に可 動に取り付けられる。このくさび形部品が完全に掛合されると、当たり面219 は当たり面222に最も接近した位置にあり、間隙は最小になる。反対に、この くさび形部品の掛合が完全に軸方向に外されると、当たり面219は当たり面2 22から遠ざけられ、間隔は最大になる。軸200の周りで回動可能に取り付け られた歯車によりくさび形部品の軸方向位置を制御することができ、歯車は歯車 42a、42bと同様に、第13図の制御機構と協動することができる。 各単方向伝達機構201、201’により、従動内歯車6が一回転方向のみに 駆動され、各タペット208、208’の振動運動を変換し、この従動内歯車6 に伝達することができる。 これを行うため、第1図ないし第3図の第一実施態様を参照して説明した第三 単方向伝達装置11、11’と同様の単方向伝達装置を使用することができる。 例えば、第1図の第一実施態様の二つの振動軸10a、10’aを第19図の第 二実施態様の振動タペット208に、また二つの振動軸10b、10’bを振動 タペット208’に、回転において固設するだけでよい。 第20図は、単方向伝達機構201の二つの単方向伝達装置211、211’ を第1図と同様の方法で示した略図である。構造は第2図または第3図に示す構 造と同様にすることができる。特に各装置は、反対方向に取り付けられた二つの コイルばね、およびエンジンブレーキをともなう駆動モードおよび/または逆方 向モードおよび/または中立モードによる制御手段を含む。単方向伝達装置の一 つ211は、従動内歯車6と直接噛合する出力回転歯車212を含み、他方の単 方向伝達装置211’は、反転歯車204、204’を介して従動内歯車6と噛 合する出力回転歯車212’を含む。 第19図および第20図においてわかるように、この第二実施態様は、変速機 が二つの傾斜ベアリングしか含まず、ボールねじを含まない点において単純化さ れている。さらに特に、タペット208、208’が移動ではなく回転において 振動することにより、変速機の寸法がさらに小さくなっている。同一固定軸2a 、2bの二対のベアリングのそれぞれが、二方向の振動運動が従動内歯車6に伝 達される唯一つの傾斜ベアリングにまとめられ、振動軸10、10’が傾斜ベア リングによって直接駆動される回転タペットの役割を果たす点において、この第 二実施態様は第一実施態様とは異なる。 第19図でわかるように、傾斜ベアリングの一つ207’の反対側のシリンダ 215の延長部において駆動軸5をこのシリンダ215に直接結合することがで きる。 第21図および第22図の第三実施態様によれば、本発明による変速機はさら に、前記に記載の第二実施態様と同様の方法で取り付けられた二つの傾斜ベアリ ング307、307’を含む。この第三実施態様の変速機は、自転車用の伝達に 最も適している。この単純化された伝達により、ペダルに結合された駆動軸5の 回転運動に基づいて、図示しないが例えば円錐歯車伝達を介して駆動方向にのみ 回転運動を従動内歯車6に伝達することができる。 駆動軸5は横方向軸316、316’により、傾斜ベアリング307、307 ’の入力内部レース314、314’に直接結合される。各ベアリング307、 307’の軸313、313’の傾斜は、シリンダ315によって支承される歯 車331、331’により第二実施態様と同様の方法で制御される。歯車331 、331’は、ねじ部がピストン327、327’のタップと協動するねじ32 9、329’を支承する。ピストン327、327’の自由端は、内部レース3 14、314’の延長部328、328’に固設された軸を受けるヨークの形状 を有する。各ピストン331、331’は、第13図に示す機構と同様の傾斜制 御機構によりシリンダ315に対し回転制御されるが、この変形形態においては 単純化することも可能である。実際には、モータ81の代わりに従来のケーブル 伝達を介してユーザが制御軸90を直接作動させることもできる。 また、第三実施態様とともに使用される第13図の機構も単純化することがで きる。特にこの第三実施態様は、各タペットの接触当たり面間の間隙の調節機構 を必要としない。その結果、この間隙の調節制御機構は必要ではない。 各傾斜ベアリング307、307’は第二実施態様の場合と同様に、対応する 傾斜ベアリング307、307’を基準として直径上でそれぞれ反対側に配設さ れた二つのタペット308a、308b、308’a、308’bと協動する内 歯車320、320’を支承する出力外部レース318、318’を有する。 各タペットは、駆動軸5の固定軸323に直交する軸300a、300b、3 00’a、300’b、の周りで回転自在に取り付けられたシリンダから成る。 各タペットは、ベアリングを介して変速機のシャーシに対し回転自在に取り付け られる。各タペット308a、308b、308’a、308’bは、第二実施 態様を参照して説明したタペット208、208’と同様である。ベアリング3 07、307’の内歯車320、320’も同様である。タペットは、対応する 傾斜ベアリング307、307’の内歯車320、320’を受ける溝321を 画定する当たり面319、322を支承する。 コイルばね単方向結合装置311a、311b、311’a、311’bによ り、対応する各タペット308a、308b、308’a、308’bの振動を 従動内歯車6に伝達することができる。 コイルばね単方向結合装置311a、311’aは、下部タペット308a、 308’aを、駆動方向における単方向伝達のため従動内歯車6に直接噛合した 歯車を支承する出力回転装置312’aに接続するコイルばね302’aを含む 。 上部単方向結合装置311b、311’bのコイルばね302’bは反対方向 に巻かれており、このばねによりタペット308b、308’bの逆方向運動を 伝達することができる。出力回転装置312’bは反転歯車304、304’を 介して従動内歯車6に接続される。従って、傾斜ベアリング307、307’が ある方向に旋回すると、その運動は下部単方向結合装置311a、311’aを 介して伝達され、ベアリングが反対方向に旋回すると、その運動は上部単方向結 合装置311b、311’bを介して伝達され、従動内歯車6はいずれの場合も 同じ回転駆動方向に駆動される。 従動内歯車6は自転車の車輪のハブに直接結合することができる。シャーシを 形成し、本発明による変速機の種々の要素を格納するカバーの内部には、傾斜制 御機構(第21図および第22図には図示せず)が内蔵される。 90°ずれた傾斜ベアリング307、307’が存在するため、ユーザが傾斜 の変更を作動させると、このベアリングが従動内歯車6に噛合せずかつ対応する 二つの単方向結合装置のクラッチが切られている運動の段階において、制御機構 により、各ベアリング307、307’の傾斜変更が漸次課せられる。実際、各 ベアリング307、307’は、交互に、各単方向結合装置300a、300’ a、次いで300b、300’bを介して、駆動軸5の四分の一回転柱に交互に 噛合する。 このように、制御機構のばね89a、89bにより、傾斜の変更時ほとんど応 力が要らず、変更がきわめて簡単である。 第二および第三実施態様においては、変速機は、駆動軸5の軸である同一の固 定軸223、323を中心とする二つの傾斜ベアリングを含む。図示しない変形 形態においては、二つのベアリングが、異なる二つの固定軸を中心とすることも できる。 本発明による変速機は、0から、通常、手動ギアボックスおよび従来の自動車 の最大伝達比(第五速)の2倍程度の大きな値までの間で変えられる伝達比を提 供することに留意すべきである。さらに伝達比の変更は、特に1秒未満というよ うに極めて短い時間内に行われる。伝達比の変化は伝達の効率にはほとんど影響 を及ぼさない。 また、本発明による変速機の機械的効率は優れている。計算によりこの効率は 0.95を上回ることが証明されている。 本発明による変速機は、自走陸上用車両(第1図ないし第3図、または第19 図および第20図)または自転車(第21図および第22図)の伝達機構を実現 するのに有利に適用することができる。前者の場合、変速機はエンジンに結合す ることができる。その場合、本発明による変速機の伝達比を0に調節することが できることから、クラッチをもつ必要がないことに留意すべきである。さらに本 発明による変速機はこの適用例において多くの大きな長所を提供する。そのうち の主なものは以下の通りである。 − 機械上の伝達効率が優れている。 − 空間所要寸法が非常に小さく、特に、伝達出力が同じ場合、ギアボックス の寸法よりも小さい。 − オートマチックギアボックスよりも原価が低い。 − 動作時、エンジンの熱力学的パラメータを最低消費量(燃焼ガスの吸入の 最大開口)に最も近い値に維持することができ、加速および減速は(車両の始動 時を除き)基本的に伝達比の上下により得られることから、エンジンの燃料消費 が5ないし30%程度減少する。 − 応答時間が速くきびきびした加速が得られる。 − エンジンが高い回転速度で回転することにより強力なエンジンブレーキが 得られる。 − ギアチェンジの廃止により競技用車両の場合平均出力が向上する。 − 車両の各車輪に結合された変速機を使用することにより、差動機およびト ランスファーボックスが不要になる。 − 特に、教習、競技、あるいは戦車などの軍事車両において著しいが、車両 の運転が簡単になる。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年12月18日 【補正内容】 請求の範囲 1.・ 各ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’)が 傾斜ベアリングの軸である共通軸(13、13’、213、213’)を画定す る外部レース(14、14’、218、218’、318、318’)と内部レ ース(18、18’、214、214’、314、314’)を含む、少なくと も二つの傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’)を 含むこと、 ・ 固定軸(23a、23b、223、323)に対する可変値により変速機 の伝達比が決定される傾斜角度により各傾斜ベアリングの軸(13、13’、2 13、213’、313、313’)の向きを制御する手段を含むこと、 ・ 傾斜ベアリングのレースの一方(14、14’、214、214’、31 4、314’)が駆動回転運動を受ける入力レースであり、駆動軸(5)の回転 に基づいて固定軸(230、23b、223、323)の周りで回転駆動される こと、 ・ 傾斜ベアリングの他方のレース(18、18’、218、218’、31 8、318’)が、対応する固定軸(23a、23b、223、323)に対す る傾斜ベアリングの軸(13、13’、213、213’、313、313’) の傾斜角度に比例する振幅の振動の往復運動によって傾斜ベアリングアセンブリ とともに駆動される出力レースであって、この出力レースが少なくとも一つのタ ペット(8、8’、208、208’、308a、308’a、308b、30 8’b)と協動して往復運動を行うこと、 ・ 各タペットの往復運動を従動軸(6)の単方向回転運動に変換し伝達する ことができる伝達手段(9、9’、11、11’、201、201’、311a 、311’a、311b、311’b)を含むこと、 ・ これら軸(13、13’、213、213’、313、313’)が全て 、通常、対応する固定軸(23a、23b、223、323)に対し同一の傾斜 角を有するが、回転駆動運動に比例して相互にずれ、その結果従動軸(6)に相 互にずれた運動が伝達されるように、前記の各傾斜ベアリング(7、7’、20 7、 207’、307、307’)の軸(13、13’、213、213’、313 、313’)の向きを制御する手段が適合されること、 ・ 運動の各段階において、傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、 307、307’)の少なくとも一つが噛合され応力を伝達し、傾斜ベアリング (7、7’、207、207’、307、307’)の少なくとも一つが噛合さ れず応力を従動軸(6)に伝達しないように、前記伝達手段(9、9’、11、 11’、201、201’、311a、311’a、311b、311’b)が 適合されること、 前記の各傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307 ’)の軸(13、13’、213、213’、313、313’)の向きを制御 する手段が、変速機の伝達比の変化命令信号に基づいて傾斜ベアリング(7、7 ’、207、207’、307、307’)全ての傾斜を変化させるように適合 されること、および・ 前記の各傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’ )の軸(13、13’、213、213’、313、313’)の向きを制御す る手段が、漸次傾斜角が増加するベアリング(7、7’、207、207’、3 07、307’)の傾斜の調整を行うように適合され、各傾斜ベアリング(7、 7’、207、207’、307、307’)の傾斜が、この傾斜ベアリング( 7、7’、207、207’、307、307’)が噛合されず従動軸(6)に 応力を伝達しない運動の段階において変更されること を特徴とする回転駆動軸(5)と回転従動軸(6)とに接続されるための変速機 2.前記の傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’ )の軸(13、13’、213、213’、313、313’)の向きを制御す る手段が、 ・ 傾斜の変化に対応する制御振幅を発生する可動制御手段(90)と、各傾 斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’)または同時に 噛合される傾斜ベアリング群について、単数または複数の傾斜ベアリング(7、 7’、207、207’、307、307’)の制御機構の制御装置(34a、 34b)と、 ・ 可動制御手段(90)と各制御装置(34a、34b)との間に置かれた 機械的記憶手段(89a、89b)であって、傾斜の変化に対応する制御の振幅 を格納し、この制御装置(34a、34b)によって妨げられる抵抗が所与のし きい値未満の時にのみこの制御装置(34a、34b)に制御回転を伝達する機 械的記憶手段(89a、89b) を備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の変速機。 3.機械的記憶手段(89a、89b)が、各制御装置(34a、34b)に ついて、前記の傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307 ’)の軸(13、13’、213、213’、313、313’)の向きを制御 する手段の二つの回転軸(93a、43a;93b、43b)の間に置かれたト ーションスプリング(89a、89b)を備えることを特徴とする請求の範囲第 2項に記載の変速機。 4.各傾斜ベアリングの前記出力レース(18、18’、218、218’、 318、318’)および対応するタペット(8、8’、208、208’、3 08a、308’a、308b、308’b)か、連続的に継続する往復運動を 発生するように画定された相補形の接触表面を画定することを特徴とする請求の 範囲第1項ないし第3項のいずれか一項に記載の変速機。 5.相補形が、駆動軸(5)が一定速度で回転する場合、タペット(8、8’ 、208、208’、308a、308’a、308b、308’b)の速度が 、回転駆動軸(5)の少なくとも四分の一回転に相当する期間、少なくともほぼ 一定であるよう画定されることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の変速機。 6.傾斜ベアリングの出力レース(18、18’)によって支承される内歯車 の一部(20、20’)が間を通って延びる、タペット(8、8’)の接触当た り面(19、19’、22、22’)間の軸方向の間隙の調節機構と、傾斜ベア リング(7、7’、207、207’、307、307’)および軸方向の間隙 の前記調節機構の傾斜の共通制御手段とを含み、その結果、軸方向の間隙の調節 が傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’)の傾斜に 応じて自動的に行われることを特徴とする請求の範囲第4項または第5項に記載 の変速機。 7.各タペット(8、8’、208、208’、308a、308’a、30 8b、308’b)が少なくとも一つの単方向結合装置を介して出力回転装置( 12、12’、212、212’、312a、312’a、312b、312’ b)に接続されることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか一 項に記載の変速機。 8.各タペット(8、8’、208、208’、308a、308’a、30 8b、308’b)が、駆動方向における単方向ブロックを行う駆動単方向結合 装置(102、102’)と、逆転方向における単方向ブロックを行う別の逆方 向単方向結合装置(101、101’)の、逆方向に取り付けられた都合二つの 単方向結合装置(101、101’、102、102’)を介して出力回転装置 (12、12’、212、212’、312a、312’a、312b、312 ’b)に接続されることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の変速機。 9.− 駆動単方向結合装置(102、102’)が常に動作位置に維持され 、かつ、対応するタペット(8、8’)および対応する出力回転装置(12、1 2’)が駆動方向に移動する時のみ逆方向単方向結合装置(101、101’) が動作位置に維持される、エンジンブレーキをともなう駆動モード、 − 駆動単方向結合装置(102、102’)が常に非動作位置に維持され、 かつ、逆方向単方向結合装置(103、103’)が常に動作位置に維持される 逆転モード、 − 双方の単方向結合装置(101、101’、102、102’)が非動作 位置に維持される中立モード の少なくとも三つの動作モードによる各単方向結合装置(101、101’、1 02、102’)の制御手段を含むことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の 変速機。 10.各単方向結合装置(101、101’、102、102’)が、一方の 端部が回転装置(12、12’)内に固定にされ他方の端部が可動摩擦当たり面 (103、103’、104、104’)と協動するコイルばねから成ること、 ならびに変速機が、摩擦当たり面(103、103’、104、104’)がば ね(101、101’、102、102’)の端部に押し付けられた時、ばねが 単方向のロックを行い、この摩擦当たり面(103、103’、104、104 ’)がばね(101、101’、102、102’)の端部に押し付けられない 時、回転装置(12、12’)が自在に回転し、動作位置または非動作位置にお いて各ばね(101、101’、102、102’)を作動させることができる ように適合された各可動摩擦当たり面(103、103’、104、104’) の作動時制御手段を含むことを特徴とする請求の範囲第7項ないし第9項のいず れか一項に記載の変速機。 11.逆方向単方向結合ばね(101、101’)と、エンジンブレーキをと もなう駆動モードにおいて、対応するタペットの駆動方向における動作位置の高 い周波数における運転と、対応するタペットの逆回転方向における非動作位置と に周期的に切り換えられる逆方向単方向結合ばね(101、101’)の当たり 面(103、103’)の軸方向移動往復運動を発生することができる手段とを 含むことを特徴とする請求の範囲第9項または第10項に記載の変速機。 12.相互に90°ずれた二つの傾斜ベアリング(207、207’、307 、307’)を含むこと、ならびに前記伝達手段(201、201’、311a 、311’a、311b、311’b)が、駆動軸(5)の四分の一回転毎に各 出力レース(218、218’、318、318’)の運動を交互に従動軸(6 )に伝達するように適合されることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第11 項 のいずれか一項に記載の変速機。 13.二対の傾斜ベアリング(7a、7’a、7b、7’b)を含み、各対が 、他方の対とは異なる固定軸(2a、2b)によって支承され、同一対の二つの 傾斜ベアリングは180°ずれ、固定軸(2a、2b)によって支承される各傾 斜ベアリング(7a、7’a、7b、7’b)は他方の固定軸(2b、2a)に よって支承される各傾斜ベアリング(7b、7’b、7a、7’a)に対し90 °ずれていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第11項のいずれか一項 に記載の変速機。 14.傾斜ベアリング(207、207’、307、307’)の出力レース (218、218’、318、318’)に固設された当たり面と接触する少な くとも一つの当たり面(219、222)を含む回転および振動タペット(20 8、208’、308a、308’a、308b、308’b)を少なくとも一 つ備えることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第13項のいずれか一項に記 載の変速機。 15.出力レース(218、218’、318、318’)が傾斜ベアリング (207、207’、307、307’)の外部レースであることを特徴とする 請求の範囲第14項に記載の変速機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.・ 各ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’)が 傾斜ベアリングの軸である共通軸(13、13’、213、213’)を画定す る外部レース(14、14’、218、218’、318、318’)と内部レ ース(18、18’、214、214’、314、314’)を含む、少なくと も二つの傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’)を 含むこと、 ・ 固定軸(23a、23b、223、323)に対する可変値により変速機 の伝達比が決定される傾斜角度により各傾斜ベアリングの軸(13、13’、2 13、213’、313、313’)の向きを制御する手段を含むこと、 ・ 傾斜ベアリングのレースの一方(14、14’、214、214’、31 4、314’)が駆動回転運動を受ける入力レースであり、駆動軸(5)の回転 に基づいて固定軸(230、23b、223、323)の周りで回転駆動される こと、 ・ 傾斜ベアリングの他方のレース(18、18’、218、218’、31 8、318’)が、対応する固定軸(23a、23b、223、323)に対す る傾斜ベアリングの軸(13、13’、213、213’、313、313’) の傾斜角度に比例する振幅の振動の往復運動によって傾斜ベアリングアセンブリ とともに駆動される出力レースであって、この出力レースが少なくとも一つのタ ペット(8、8’、208、208’、308a、308’a、308b、30 8’b)と協動して往復運動を行うこと、 ・ 各タペットの往復運動を従動軸(6)の単方向回転運動に変換し伝達する ことができる伝達手段(9、9’、11、11’、201、201’、311a 、311’a、311b、311’b)を含むこと、 ・ これら軸(13、13’、213、213’、313、313’)が全て 、通常、対応する固定軸(23a、23b、223、323)に対し同一の傾斜 角を有するが、回転駆動運動に比例して相互にずれ、その結果従動軸(6)に相 互にずれた運動が伝達されるように、前記の各傾斜ベアリング(7、7’、20 7、 207’、307、307’)の軸(13、13’、213、213’、313 、313’)の向きを制御する手段が適合されること、 ・ 運動の各段階において、傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、 307、307’)の少なくとも一つが噛合され応力を伝達し、傾斜ベアリング (7、7’、207、207’、307、307’)の少なくとも一つが噛合さ れず応力を従動軸(6)に伝達しないように、前記伝達手段(9、9’、11、 11’、201、201’、311a、311’a、311b、311’b)が 適合されること、および ・ 前記の各傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307 ’)の軸(13、13’、213、213’、313、313’)の向きを制御 する手段が、変速機の伝達比の変化命令信号に基づいて傾斜ベアリング(7、7 ’、207、207’、307、307’)全ての傾斜を変化させるように適合 されること を特徴とする回転駆動軸(5)と回転従動軸(6)とに接続されるための変速機 。 2.前記の各傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307 ’)の軸(13、13’、213、213’、313、313’)の向きを制御 する手段が、漸次傾斜角が増加するベアリング(7、7’、207、207’、 307、307’)の傾斜の調整を行うように適合され、各傾斜ベアリング(7 、7’、207、207’、307、307’)の傾斜が、この傾斜ベアリング (7、7’、207、207’、307、307’)が噛合されず従動軸(6) に応力を伝達しない運動の段階において変更されることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の変速機。 3.前記の傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’ )の軸(13、13’、213、213’、313、313’)の向きを制御す る手段が、 ・ 傾斜の変化に対応する制御振幅を発生する可動制御手段(90)と、各傾 斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’)または同時に 噛合される傾斜ベアリング群について、単数または複数の傾斜ベアリング(7、 7’、207、207’、307、307’)の制御機構の制御装置(34a、 34b)と、 ・ 可動制御手段(90)と各制御装置(34a、34b)との間に置かれた 機械的記憶手段(89a、89b)であって、傾斜の変化に対応する制御の振幅 を格納し、この制御装置(34a、34b)によって妨げられる抵抗が所与のし きい値未満の時にのみこの制御装置(34a、34b)に制御回転を伝達する機 械的記憶手段(89a、89b) を備えることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の変速機。 4.機械的記憶手段(89a、89b)が、各制御装置(34a、34b)に ついて、前記の傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307 ’)の軸(13、13’、213、213’、313、313’)の向きを制御 する手段の二つの回転軸(93a、43a;93b、43b)の間に置かれたト ーションスプリング(89a、89b)を備えることを特徴とする請求の範囲第 3項に記載の変速機。 5.各傾斜ベアリングの前記出力レース(18、18’、218、218’、 318、318’)および対応するタペット(8、8’、208、208’、3 08a、308’a、308b、308’b)が、連続的に継続する往復運動を 発生するように画定された相補形の接触表面を画定することを特徴とする請求の 範囲第1項ないし第4項のいずれか一項に記載の変速機。 6.相補形が、駆動軸(5)が一定速度で回転する場合、タペット(8、8’ 、208、208’、308a、308’a、308b、308’b)の速度が 、回転駆動軸(5)の少なくとも四分の一回転に相当する期間、少なくともほぼ 一定であるよう画定されることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の変速機。 7.傾斜ベアリングの出力レース(18、18’)によって支承される内歯車 の一部(20、20’)が間を通って延びる、タペット(8、8’)の接触当た り面(19、19’、22、22’)間の軸方向の間隙の調節機構と、傾斜ベア リング(7、7’、207、207’、307、307’)および軸方向の間隙 の前記調節機構の傾斜の共通制御手段とを含み、その結果、軸方向の間隙の調節 が傾斜ベアリング(7、7’、207、207’、307、307’)の傾斜に 応じて自動的に行われることを特徴とする請求の範囲第5項または第6項に記載 の変速機。 8.各タペット(8、8’、208、208’、308a、308’a、30 8b、308’b)が少なくとも一つの単方向結合装置を介して出力回転装置( 12、12’、212、212’、312a、312’a、312b、312’ b)に接続されることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか一 項に記載の変速機。 9.各タペット(8、8’、208、208’、308a、308’a、30 8b、308’b)が、駆動方向における単方向ブロックを行う駆動単方向結合 装置(102、102’)と、逆転方向における単方向ブロックを行う別の逆方 向単方向結合装置(101、101’)の、逆方向に取り付けられた都合二つの 単方向結合装置(101、101’、102、102’)を介して出力回転装置 (12、12’、212、212’、312a、312’a、312b、312 ’b)に接続されることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の変速機。 10.− 駆動単方向結合装置(102、102’)が常に動作位置に維持さ れ、かつ、対応するタペット(8、8’)および対応する出力回転装置(12、 12’)が駆動方向に移動する時のみ逆方向単方向結合装置(101、101’ )が動作位置に維持される、エンジンブレーキをともなう駆動モード、 − 駆動単方向結合装置(102、102’)が常に非動作位置に維持され、 かつ、逆方向単方向結合装置(103、103’)が常に動作位置に維持される 逆転モード、 − 双方の単方向結合装置(101、101’、102、102’)が非動作 位置に維持される中立モード の少なくとも三つの動作モードによる各単方向結合装置(101、101’、1 02、102’)の制御手段を含むことを特徴とする請求の範囲第9項に記載の 変速機。 11.各単方向結合装置(101、101’、102、102’)が、一方の 端部が回転装置(12、12’)内に固定にされ他方の端部が可動摩擦当たり面 (103、103’、104、104’)と協動するコイルばねから成ること、 ならびに変速機が、摩擦当たり面(103、103’、104、104’)がば ね(101、101’、102、102’)の端部に押し付けられた時、ばねが 単方向のロックを行い、この摩擦当たり面(103、103’、104、104 ’)がばね(101、101’、102、102’)の端部に押し付けられない 時、回転装置(12、12’)が自在に回転し、動作位置または非動作位置にお いて各ばね(101、101’、102、102’)を作動させることができる ように適合された各可動摩擦当たり面(103、103’、104、104’) の作動時制御手段を含むことを特徴とする請求の範囲第8項ないし第10項のい ずれか一項に記載の変速機。 12.逆方向単方向結合ばね(101、101’)と、エンジンブレーキをと もなう駆動モードにおいて、対応するタペットの駆動方向における動作位置の高 い周波数における運転と、対応するタペットの逆回転方向における非動作位置と に周期的に切り換えられる逆方向単方向結合ばね(101、101’)の当たり 面(103、103’)の軸方向移動往復運動を発生することができる手段とを 含むことを特徴とする請求の範囲第10項または第11項に記載の変速機。 13.相互に90°ずれた二つの傾斜ベアリング(207、207’、307 、307’)を含むこと、ならびに前記伝達手段(201、201’、311a 、311’a、311b、311’b)が、駆動軸(5)の四分の一回転毎に各 出 力レース(218、218’、318、318’)の運動を交互に従動軸(6) に伝達するように適合されることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第12項 のいずれか一項に記載の変速機。 14.二対の傾斜ベアリング(7a、7’a、7b、7’b)を含み、各対が 、他方の対とは異なる固定軸(2a、2b)によって支承され、同一対の二つの 傾斜ベアリングは180°ずれ、固定軸(2a、2b)によって支承される各傾 斜ベアリング(7a、7’a、7b、7’b)は他方の固定軸(2b、2a)に よって支承される各傾斜ベアリング(7b、7’b、7a、7’a)に対し90 °ずれていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第12項のいずれか一項 に記載の変速機。 15.傾斜ベアリング(207、207’、307、307’)の出力レース (218、218’、318、318’)に固設された当たり面と接触する少な くとも一つの当たり面(219、222)を含む回転および振動タペット(20 8、208’、308a、308’a、308b、308’b)を少なくとも一 つ備えることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第14項のいずれか一項に記 載の変速機。 16.出力レース(218、218’、318、318’)が傾斜ベアリング (207、207’、307、307’)の外部レースであることを特徴とする 請求の範囲第15項に記載の変速機。
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