JPH10502028A - 流体容器及びその製造方法 - Google Patents
流体容器及びその製造方法Info
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- JPH10502028A JPH10502028A JP8515855A JP51585596A JPH10502028A JP H10502028 A JPH10502028 A JP H10502028A JP 8515855 A JP8515855 A JP 8515855A JP 51585596 A JP51585596 A JP 51585596A JP H10502028 A JPH10502028 A JP H10502028A
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Abstract
(57)【要約】
箱内にバッグがある容器(64)は、可撓性のシート材料を折畳んで形成された箱(10)を備えており、該箱は、側壁(12、14、16)と、底部蓋と、頂部蓋とを備えている。側壁(16)の一方と頂部蓋との間には<一体の注出口部分(66)が形成されている。該注出口部分(66)は、側壁(16)に関して下方折線(32)に沿って折り畳まれる下方突出壁(30)と、頂部蓋の一部を形成する後方部分(72B、78)を含む上方壁部分と、少なくとも一つの上方折線(73、73A)により後方部分(72B、78)と境を接する前面突出張出し部分(72A、76)とを備えている。該上方壁(36)は、頂部蓋及び下方突出壁(30)の面の上方にて上方に屈曲するように予め形成され、注出口部分(66)が上昇した注出位置にあるとき、前記下方突出壁(30)と共に、注出口部分通路を規定し且つ注出口部分(66)が側壁(16)に対する下降位置まで下方に折り畳まれたとき、下方突出壁(30)に向けてつぶれる。流体密のバッグ(60)が箱(10)に嵌まるように配置され、該バッグ(60)は、注出口部分通路内に配置された内側注出口部分を備えている。内側注出口部分の先端は、注出口部分(66)の先端に入り子式に嵌まるように配置され、バッグ(60)内の流体にアクセスするため、一回の切取り操作にて、その双方の先端を同時に切取ることができる。本発明は、箱内にバッグがある容器を製造する方法にも関するものである。
Description
【発明の詳細な説明】
流体容器及びその製造方法発明の背景
南アフリカ国特許第93/5278には、箱の形態をした商品容器が開示されている
。この箱の頂部の蓋には、外方に伸長する三角形の張出し部を規定する側部フラ
ップが形成されている。これらの端部壁は、内方に屈曲するように予め形成され
ており、このため、張出し部を増大する抵抗力に抗して下方に折り曲げたとき、
これらの端部壁は内方に屈曲して、側壁が収斂し、抵抗力を解消し、また、張出
し部を偏倚させて、端部壁に係合させる力を発生し、これにより、頂部蓋の側壁
フラップを閉鎖状態に保持する。
こうした容器は、固体、更には、粒子状の商品をも収容するのに適しているが
、これらの容器は、液体製品を収容するには不適当である。発明の概要
本発明の一つの形態によれば、可撓性のシート材料を折畳んで出来た箱から成
る流体容器が提供され、該箱は、側壁と、底部蓋と、頂部蓋と、該側壁の一方と
頂部蓋との間に形成された一体の注出口部分とを有し、該注出口部分は、側壁に
関して下方の折線に沿って折畳まれる下方突出壁と、注出口部分が上昇した注出
位置にあるとき、下方突出壁と相俟って、一つの注出通路を規定するように予め
形成された上方壁部分と、を備え、該上方壁部分は、注出口部分を側壁に対して
下方位置まで下方に折畳んだとき、下方突出壁に向けて収縮するようにされ、ま
た、注出通路内に配置された内側注出部分を有して、箱内に嵌まるように配置さ
れた流体密のバッグを備えている。
好ましくは、内側注出口部分の先端は、注出口部分の先端内に入り子式に入る
ように配置され、その双方の先端が一回の切取り操作により同時に切取られ、バ
ッグ内の流体へのアクセスが為されるようにすることができる。
上方壁部分は、頂部蓋の一部を形成する後方部分と、少なくとも一つの上方折
線により後方部分と境を成す前方突出張出し部分とを備えている。該張出し部は
、上方突出壁の上方に位置し、該上方壁は、頂部蓋及び下方突出壁の面よりも上
方に屈曲して注出路を規定するように予め形成されている。
典型的に、流体密のバッグの内側注出口部分を規定する対向壁は、バッグを開
けたとき、流体がバッグから流出するのを防止すべく、注出口部分が、下方位置
にあるとき、注出口部分の上方及び下方折線に沿って上方壁部分と下方壁部分と
の間に密封されるように配置される。
上方壁部分は、頂部蓋の一部を形成する第一及び第二のそれぞれの後方部分を
有する、重なり合う第一及び第二の上方壁と、第一及び第二のそれぞれの上方折
線により後方部分と境を成す、それぞれの第一及び第二の前方突出張出し部分と
を備えることが有利である。
本発明の好適な形態において、上方注出口部分は、その上方壁及び下方壁をそ
れぞれの上方壁部分及び注出口部分の下方壁の内面に固定することにより、注出
口部分と協働して開閉するように選択随意的に配置することができる。
典型的に、第一及び第二の後方部分は、注出口部分が下方の密封位置にあると
き、頂部蓋と同一面となる第一及び第二の後方パネルを備えており、これらのパ
ネルは、注出口部分が上昇した注出位置にあるとき、蓋の面外に斜めの角度を成
す。
これらの第一及び第二の後方パネルは、箱の対向する頂部隅部から対角状に且
つ内方に伸長する第一の罫線と、第一及び第二の上方折線を形成し且つ下方折線
の上方になるように配置された第二の罫線とにより規定することができる。
注出口部分には、開封表示手段を設けることができ、この開封表示手段は、容
器の第一及び/又は第二の上方壁内に規定された引ちぎりタグを含むことができ
る。
この流体容器は、注出口部分を側壁に対して下方の位置に保持する保持手段を
備えることが便宜である。
典型的に、該保持手段は、内方に屈曲するように予め形成された側壁によって
形成され、このため、注出口部分を増大する抵抗力に抗して下方に折曲げたとき
、隣接する対向した側壁は、収斂して、その抵抗性を解放し、また、注出口部分
を側壁に対して偏倚させる力を発生させる。
これと代替的に、又は、これに追加的に、この保持手段は、注出口部分の内面
を側壁に一時的に接着する接着剤を含むようにしてもよい。
本発明は、流体容器の製造方法にして、
可撓性のシート材料から箱用のブランクを切断するステップと、
ブランクを端部が開放した矩形の円筒体に形成するステップとを含み、該円
筒体が、対向する主側壁と、対向する小側壁と、側壁の作用可能な下方縁部から
伸長し且つ底部開口部を規定する複数の底部パネルと、側壁の上縁部から伸長し
且つ頂部の開口部を規定する複数の頂部パネルとを備え、該頂部パネルが、カバ
ー・フラップと、主側壁にヒンジ止めされた対向する下方フラップと、主側壁及
びカバー・フラップに、並びに下方フラップにヒンジ止めされた対向する第一及
び第二の張出しフラップとを備えており、
底端部及び頂端部を有する充填状態の流体密のバッグを提供するステップと
、
プランジャをバッグの頂部に押し付けることにより、バッグの底端部を頂部
の開口内に挿入するステップとを含み、このバッグは、プランジャの一側部から
伸長する少なくとも一つの耳状突起を規定するように予め形成され、該耳状突起
は、バッグを端部が開放した円筒状内に完全に挿入したとき、第一の張出しパネ
ルの作用可能な第一の内面に対する位置に配置され、
カバー・フラップを下方フラップ上に折り重ね、また、第一及び第二の張出
しパネルを側部パネル上に折り重ねるステップを含み、この第一の張出しパネル
は、注出口部分を形成し、また、耳状突出は、注出口部分に入り子式に嵌まる内
側注出口部分を形成するようにした製造方法をも対象とするものである。
本発明の一つの形態において、この方法は、耳状突起の作用可能な下面を第一
の張出しパネルの作用可能な内面に接着させるステップを含む。
この接着ステップは、バッグを箱内に完全に挿入する前に、耳状突起の作用可
能な下面に接着剤を塗布するステップを含むことができる。
本発明の一つの代替的な形態において、バッグを箱内に挿入する直前に、第一
の張出しパネルの内面に対して接着剤ノズルを位置決めし、バッグを挿入した後
に、ノズルを通じて接着剤を塗布する。
この方法は、バッグを挿入する前に、対向する一対の底部フラップを互いの方
向に内方に折り畳み、フラップの間には、バッグを挿入したときに、空気が逃げ
られるようにする通気口が形成されるようにするステップと、バッグの底端部に
、
及び側部の底部フラップの作用可能な上面に接着剤を塗布するステップと、バッ
グの底端部に、よって形成された底部蓋に接着し得るように少なくとも一つの追
加の底部フラップを側底部フラップ上に折り重ねるステップとを含むことが便宜
である。
このタグは、ミシン線によって前方の三角形パネルから分離され、また、タグ
は、後方の三角形パネルの上方に位置するようにすることが好ましい。
本発明は、切断し且つ流体容器を形成し得るように罫線を付けた可撓性のシー
ト材料ブランクをも対象とする。この可撓性のシート材料は、E−溝付きの波形
板、又は、剛性なプラスチックシート材のような剛性な紙、板紙、又は、波形シ
ート材とすることができる。図面の簡単な説明
図1は、容器の注出口部分が下方の密封位置にある、本発明の流体容器の第一
の実施例の斜視図、
図2は、中間の上昇位置にある、図1の注出口部分の詳細図、
図3は、その端部を切取った、上昇位置にある図2の注出口部分の図、
図4は、図1の流体容器を形成するブランクの平面図、
図5は、完全に上昇した注入位置にある、図2の注出口部分の詳細図、
図6は、注出口部分が完全に上昇した注入位置にある、図3の線6−6に沿っ
た断面図、
図6Aは、閉鎖した密封位置にある注出口部分の側面断面図、
図7は、容器の注出口部分が下方の密封位置にある、本発明の流体容器の第二
の実施例の斜視図、
図8は、上昇位置にある、図7の注出口部分の詳細図、
図9は、図7の流体容器を形成するブランクの平面図、
図10A乃至図10Cは、図7の流体容器を製造する各種のステップの下側平
面図、
図11は、流体容器の製造に関係する各種のステップの極く概略図的な図解図
である。実施例の説明
先ず、図1を参照すると、角柱状の流体容器10には、対向する主側壁12と
、対向する小側壁又は端部壁14、16と、底部壁18と、頂部閉鎖壁20とが
形成されている。図4に図示した容器のブランク21から明らかであるように、
頂部閉鎖壁20は、主として、一方の側壁12にヒンジ止めされた下方フラップ
22と、反対側の側壁12にヒンジ止めされ且つ下方フラップ22に接着された
カバー・フラップ24とから形成されている。突出する第一の三角形の張出し部
分26は、端部壁14に対して下方に折り畳まれ、突出する第二の三角形の張出
し部分27は、注出口部分28の一部を形成し、該注出口部分の各種のパネル構
成要素は、図4のブランクにて破線で囲ってある。このブランクは、厚さが250
マイクロメートル乃至550マイクロメートルの箱板を折り曲げることによりダイ
・カットされる。
注出口部分28は、切断線及び折線により規定される多数の三角形面又はパネ
ルで形成されており、該注出口部分は、第一の折線32により端部壁16から分
離された下方の三角形壁30を備えており、該三角形壁は、端部壁16を貫通し
て下方に伸長する垂直の折線34により、第一の三角形パネル30A及び第二の
三角形パネル30Bに仕切られている。図4からより明確に理解されるように、
三角形の張出し部分26には、同様に、下方三角形壁35が形成されている。第
一の三角形の上方壁36は、罫線38により前部及び後部三角形パネル36A、
36Bに仕切られる一方、第二の上方壁40は、罫線38Aにより同様の三角形
の前部及び後部パネル40A、40Bに仕切られている。該罫線38Aは、罫線
38と略同一直線状であり、注出口部分28が図1に示した下方の折り畳み位置
にあるとき、第一の折線32に隣接し且つ該第一の折線32に対して平行である
。
後部パネル36B、40Bの双方は、頂部閉鎖壁20の一部を形成する。後部
パネル40Bは、箱の頂部隅部42Aから内方に伸長する最上方の対角状の折線
42により、カバー・フラップ24から分離されている。同様に、後部パネル3
6Bは、箱の対向した頂部隅部44Aから内方に伸長する対角状の折線44によ
り、下方フラップから分離されている。対角状の切断線45は、カバー・フラッ
プ24の重なり合う舌状部分46を規定する。
図1に示した下方の密封位置にあるとき、第一及び第二の壁の三角形パネル3
6A、40Aは、下方壁30のそれぞれの三角形パネル30A、30Bに対して
つぶれる。同様に、三角形の張出し部分26の対応する三角形パネル36C、4
0Cは、下方の三角形壁35のそれぞれの三角形パネル35A、35Bに対して
つぶれる。
注出口部分28が、図1に示した閉鎖位置から図2に示した中間の「中央」位
置まで持ち上げられると、この中間位置にて、注出口部分の下方壁30は、頂部
蓋20の面の丁度、真下にて角度を為し(約30°)、第一の上方壁36及び第二
の上方壁40は、折線又は罫線38、38Aに沿って外方に屈曲し始め、三角形
パネル40B、36Bは、カバー・フラップ24に関して上方に角度が付けられ
る。これらの第一及び第二の壁36、40は、この屈曲した状態にあるとき復元
力を有する。このことは、注出口部分が図2に示した「中央」位置を越えて「中
心はずれ」位置まで持ち上げられたならば、注出口部分を図5に示した完全な上
昇位置に偏倚させる効果がある。図5に示した完全な上昇位置において、下方壁
30は、頂部閉鎖体20の面に関して約30°の位置にあり、それぞれの第一の上
方壁36及び第二の上方壁40の縁部52、54は、壁の間に注出口部分56を
規定し得るように外方に拡張する。該注出口部分は、折線42、44、38及び
38A、32間の拡張力により、その上昇した注入位置に保持される。
注出口部分28が、図2の「中心」位置を越えて上昇した注入位置から下方に
折り畳まれると、抵抗力が減少するに伴って、該注出口部分は、図1の閉鎖位置
に向けて偏倚される。容器の両端部壁には、折線34が予め形成されており、第
一及び第二の張出し部26、27を下方に折り畳んだとき、僅かな凹所を形成す
る。該折線又は罫線34は、ブランクの底部隅部まで伸長する二本の拡がり罫線
50にて合流する。僅かな凹所が下方に折り畳んだ張出し部分を受入れ、このた
め、該張出し部分は、端部壁14、16の外周により規定された面内に位置し且
つ容器の端部と略平坦な状態にある。第一の張出し部26及び第二の張出し部2
7が図1の下方の密封位置まで偏倚される正確なメカニズムが、その内容を引用
して本明細書に含めた、南アフリカ国特許第93/5278号の本明細書により詳細に
記載されている。基本的に、端部壁14、16が内方に屈曲すると、側壁12は
収斂し、張出し部を下方に偏倚させて、端部壁と係合させ、フラップ22、24
が閉鎖位置にあるとき、これらの張出し部を端部壁に対して保持する力を発生さ
せる。該罫線34、50は、端部壁14、16を内方に屈曲させるのに役立つ。
縁部54には、折線又は罫線38Aに隣接して切欠き58が形成されており、
第一の上方壁36及び第二の上方壁40が隅部の罫線38、38Aに沿って重な
り合う程度を軽減する。さもなければ、閉鎖状態に保持されたとき、注出口部分
は、上方に望ましくない程度に付勢される。
図3及び図6から明らかであるように、箱10は、適当な液体又は粒状流体を
保持すべくポリエチレン又はポリプロピレンのような適当なプラスチック材料で
形成された密封した流体密のバッグ60を収容している。典型的な構造体は、40
マイクロメートル乃至50マイクロメートルの厚さのLDPE内層に積層された、厚さ
12マイクロメートルPVDC被覆ポリエステルの外側バリア層を備えている。
注出口部分62の上面は、壁36、40の内面に接着される一方、注出口部分
の下面は、下方壁30の上面に接着される。その結果、注出口部分28を図5、
図6に示したその上昇した注入位置まで移動させると、このことは、内側注出口
部分62を開放させる効果がある。図3に符号64で示し且つ図6に破線で示す
ように、外側注出口部分28及び内側注出口部分62の端部は、次に、バッグ6
0からの液体の注入を容易にすべく切取る。屈曲した第一及び第二の上方壁の「
復元力」により、注出口部分は、上昇した確実な注入位置に保持され、注出中に
注出口部分が内方につぶれるのを防止する。
バッグから所望の量の液体が注出されたならば、次に、注出口部分は、図6A
に示したその閉鎖密封位置まで下方に折り畳まれる。図6Aの詳細図から、第一
の上方壁36及び第二の上方壁40が下方壁30に対してつぶれ、また罫線38
、38Aにより規定された隅部が折線32により規定された隅部に対して抱持さ
れることにより、密封効果が達成される状態が明らかである。このようにバッグ
が開放したならば、流出する恐れを伴わずに、液体及び粒状流体をバッグ60内
に容易に貯蔵することができる。
次に、図7を参照すると、開封表示可能な流体容器64が図示されており、図
1の及び図6Aの容器と同様の容器の部品は、同一の参照符号で表示されている
。該容器64は、注出口部分66を備えており、該注出口部分の各種のパネル構
成
要素が、図9のブランクにて一点鎖線70で囲ってある。頂部蓋71には、下方
フラップ22及び上方フラップ71Aが形成されている。図4の上方壁36と同
様の第一の三角形の上方壁72は、上方折線73により、前部三角形パネル72
A及び後部三角形パネル72Bに仕切られている。第二の上方壁74は、上方折
線73Aにより三角形の前部パネル76及び三角形の後部パネル78に仕切られ
ている。引ちぎりタグ80がミシン線82により前部三角形パネル76から分離
されている。図7からより明確に理解されるように、該引ちぎりタグ80は、後
部三角形パネル72Bの上方にあり、図7に示した閉鎖位置にあるとき、後部三
角形パネル72Bの上面に対する位置にあり、注出口部分66は下方に折り畳ま
れている。
容器を開放するためには、図8に符号84で示すように、開封表示タグ80を
引きちぎり、これにより、注出口部分66は上方に折り畳まれて、図8に示した
上昇位置となる。図7に示した位置にて注出口部分が閉鎖されると、上方折線7
3、73Aは、下方折線32の真上に位置する。この位置は、図6Aに詳細に示
した第一の実施例に対する位置と略同一であり、この位置にて、上方折線38は
、下方折線32の真上に位置し、プラスチック製注出口部分62の両壁を密封す
る。注出口部分66を上昇させると、折線73、73Aは、折線32から上方に
動いて離れ、後部三角形パネル72B、78は、上方フラップ71A及び下方フ
ラップ22Aにより規定された面外に上方に移動する。
図9のブランク68には、主側壁12A、12B及び小端部壁14、16が形
成されている。接着フラップ86、88は、それぞれの主側壁12A及び下方フ
ラップ22の自由な側縁部から伸長している。この組み立て工程中、フラップ8
6、88の作用可能な上面に接着剤を塗布する一方、これらのフラップは、小端
部壁14の自由縁部の下面に及び三角形の張出し部分26に接着されて、端部が
開放した矩形の円筒体を形成する。
内側底部フラップ90が主側壁12Aの最下方縁部から伸長している。中央に
配置された矩形の切欠き92が底部フラップ90の最下方縁部から伸長している
。同様に、側壁フラップ94、96は、それぞれの小端部壁16、14の最下方
縁部から伸長する一方、外側底部フラップ98は、側壁12Bの最下方縁部から
伸
長する。側部フラップ94、96は、切欠き部92の深さに等しい距離だけ、内
側底部フラップ90及び外側底部フラップ98よりも短い。
部分的に形成された容器の開放した頂部にバッグ60を挿入する直前に、側部
フラップ94、96を折り畳む。次に、フラップ、及びバッグの底部の露出面の
上方に亙って第一の系統の接着剤線97Aを塗布する。次に、図10Bから明ら
かであるように、この接着剤線97Aの上方に亙って中間の底部フラップ90を
折り畳む。その後、側部フラップ94、96の露出した最下面、バッグ60の底
部、及び外側底部フラップ98により覆うべき破線92の上方における中間底部
フラップ90の部分に第二の系統の接着剤線97Bを塗布する。次に、図10C
に図示するように、外側底部フラップ98を所定位置に折り畳む。
切欠き92及び凹状の側部フラップ94、96を提供することにより、各種の
フラップ及びバッグの底部の外面に接着剤を同時に塗布し、これにより、フラッ
プ90、94、96及びバッグ60が外側フラップ98に接着されるようにする
ことができる。バッグ60の底部を容器の底部に強固に接着すると、本発明の好
適な形態におけるバッグは、その底部及び注出口部分の端部にて容器内にしっか
りと定着され、このことは、バッグがゆるむのを防止し、また、注出操作を容易
にする。
次に、図11を参照すると、流体容器の製造に関係する各種のステップの極く
概略図が示されている。製造工程の全体は、一般に、英国、ケント州、ダートフ
ォード、リバーサイド通り、リバーサイド・インダストリアル・エステートにあ
るヤコブ・ホワイト・(パッケージング)リミテッド(Jacob White(Packaging
)Limited)により製造された型式の全自動の横型RSB600カートナー(cartoner
)・シリーズと同様の機械で行われる。
ブランク68は、端部が開放した矩形の円筒体に類似する段階にて、図10A
に示すような立上った形態にて示されている。上述したように、側部フラップ9
4、96は、内方に折り畳まれ、一以上の保持バー100により所定位置に保持
されている。各種の折畳み及び接着工程中、箱は、第一のコンベヤベルト102
として、図11に概略図的に示した、適当なコンベヤに沿って搬送される。
フラップ94、96を固着したならば、容器68は、充填ステーション104
に動かし、この場所にて、充填したバッグ60は、横断ホッパ、又は供給シュー
ト106に沿って下方に摺動させる。矩形の外形を有する駆動ピストン108を
使用して、バッグ60を部分的に形成された容器68の開放した頂端部110内
に押し込む。ピストン108は、バッグ60により提供される上面の幅よりも少
し小さい幅となる寸法に設定される。その結果、ピストンがバッグの作用可能な
上面に押し付けられると、内側注出口部分62A、62Bを規定する一対の三角
形耳状部は、ピストンの側壁と供給ホッパの狭小な側壁106Aとの間にて、ピ
ストン108の両側部に形成される。該バッグ60は、ゲインズボロウ・クラフ
ツマン・リミテッド(Gainsborough Craftsman Limited)が製造し且つ係属中の
英国特許出願第9505101A号により詳細に記載された型式のバッグとすることが
できる。開口部110にバッグ60を挿入すると、空気は、フラップ94、96
の間に規定された通気口112を通って逃げて、反発バー100は、部分的に形
成された容器及びフラップ94、96を所定位置に保持する働きをする。次に、
図10A乃至図10Cに関して説明した各種の接着及び折畳みステップを実施し
、少なくとも一つの接着剤ノズル114を使用して、上述の方法にて容器の各種
の底部フラップに接着剤を塗布する。
バッグ60の三角形の耳状部62A、62Bが容器の三角形の壁30、35の
内面を覆う方法が符号116で詳細に示されているのが明確に分かる。下方の三
角形壁30の内面に、及び上方の三角形壁36の内面に選択任意的に接着剤を塗
布し、三角形の耳状部62Bの上面及び下面をそれぞれの上方及び下方の三角形
壁36、30に接着させ易くする。
この接着剤は、多数の異なる方法で塗布することができる。符号117で詳細
に示した第一の塗布方法において、バッグ60を箱68内に略完全に挿入したと
き、接着剤が、耳状部62A、62Bの各々の外面の底部に向けて小さい粒11
7Aにて塗布される。その結果、バッグを完全に挿入すると、接着剤の粒117
Aは、三角形の壁35の内面に沿って下方に塗布され、ピストンの側壁は、三角
形の耳状部62Aを三角形の壁35に押し付ける働きをする。三角形の耳状部6
2Bの外面を三角形の壁30に接着するとき、同一の接着工程が為される。
符号118で詳細に示した一つの代替的な接着方法において、比較的平坦な外
形を有する一対の湾曲した接着ノズル118Aは、三角形の壁30、35の内面
に対して配置され、ノズルの端部は、三角形の略中心の位置に配置される。次に
、バッグ60は、箱の開口部内110内に挿入され、図10Bに示した位置に達
したならば、接着剤ノズル118Aを作動させて、三角形の壁30、35とそれ
ぞれの三角形の耳状部62B、62Aとの間に接着剤を吹き付け、その後に、湾
曲したノズル118Aを後退させる。
次に、図9に示した方法にて接着剤ノズル119を使用して、第一及び第二の
接着剤線120A、120Bを上方フラップ71Aの内面に塗布する。第一の接
着剤線120Aは、鎖線の外形70の手前にて終了し、その外形は、注出口部分
66を形成する各種のパネル構成要素を取り囲む。第二の接着剤線120Aは、
折線の反対側上に配置され、この折線は、引ちぎりタグ80と三角形の後部パネ
ルの上方の自由縁部との間に三角形の後部パネル78を規定する。このように、
三角形の後部パネル78は、下方フラップに接着された固定部分と、開封表示タ
グにより固定部分から分離された自由部分とを備えている。タグ80を引ちぎっ
て、自由にしたならば、注出口部分を上昇位置まで上方に折り畳むことができる
。
適当な折り畳みアーム、又はバー(図示せず)を使用して、下方フラップ22
及びカバー・フラップ71Aを互いの方向に折り畳み、カバー・フラップが下方
フラップの上方に亙って折り畳まれるようにする。このことは、それぞれの三角
形の壁30、35に接着された三角形の張出し部分26、27及び三角形の耳状
部62A、62Bが符号126で示した位置まで外方に同時に折り畳まれるよう
にし、この位置にて、耳状部は、共に接着された上方フラップ22及びカバー・
フラップ71Aと同一面となる。
次に、容器を90°動かし、第二のコンベヤ127に沿って移動させる。それぞ
れの接着剤ノズル128、130により三角形の張出し部26、27の背面に接
着剤を塗布する。より強力な接着剤を三角形の張出し部26の後方に塗布して、
その張出し部を下方の端部壁14に恒久的に固定する。注出口部分28の一部を
形成する三角形の壁27は、所定位置に一時的に保持し得るように、ワックスの
ような比較的弱い接着剤により接着することができる。これと代替的に、張出し
部分に接着剤を塗布しなくてもよく、この張出し部分は、バッグの構造体によっ
て、本明細書に上述し且つ南アフリカ国特許第93/5278号の本明細書に記載され
た方法にて閉鎖した密封位置に偏倚されている。これらの張出し部分26、27
は、離間した一対の折り畳みガイド132を通ることにより、それぞれの端部壁
14、16に対して下方に折り畳まれ、箱形容器134内の完全なバッグに達す
る。
本発明の液体容器は、既存の容器に優る多数の有利な点がある。この容器は、
上述した型式の高速度の自動製造方法、及びより小量を製造するための手作業の
組み立て工程に適している。板紙箱及びプラスチック箱が分離可能であるため、
これらの箱は容易にリサイクル可能である。また、このプラスチックバッグ及び
板紙箱は、リサイクルした材料で製造することもでき、このため、構造体の全体
を環境的に優しくすることができる。
バッグを形成するプラスチックの種類は、アルカリ及び酸のような腐蝕性流体
を含む、あらゆる型式の流体を受け入れ得るように容易に変更することが可能で
ある。側壁の特別に屈曲した構造体は、縦方向のつぶれ抵抗性の大きい容器を形
成することを可能にし、そのため、その容器を比較的容易に積み重ね且つ輸送す
ることが可能となる。下方に折り畳んだ注出口部分により提供される再密封の特
徴は、流出を少なくし、容器を最初に開放したとき、容器内の液体が、外部の臭
いを吸収する傾向を小さくする。バッグの液体中身が減菌処理を必要とする場合
、この処理は、バッグを箱内に取り付ける前に、別個のステップとして行うこと
ができる。最後に、注出口部分及び入り子式の内側注出口部分の構造体、及び先
端を切取る方法は、流出を少なくし、また、容器からの液体の注出を容易にする
。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U
G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C
A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI
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KZ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M
G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT
,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,
TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN
【要約の続き】
内に配置された内側注出口部分を備えている。内側注出
口部分の先端は、注出口部分(66)の先端に入り子式
に嵌まるように配置され、バッグ(60)内の流体にア
クセスするため、一回の切取り操作にて、その双方の先
端を同時に切取ることができる。本発明は、箱内にバッ
グがある容器を製造する方法にも関するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.可撓性のシート材料を折り曲げて作られた箱を有し、前記箱は、複数の側 壁と、一つの底部蓋と、一つの頂部蓋と、前記側壁の一つと前記頂部蓋との間に 一体的に形成された注出口とを有する、流体容器であって、前記注出口の構成は 、前記側壁に関して下方の折線に沿って折り曲げられた下方突出壁と、前記注出 口が上昇した注出位置にあるとき前記下方の突出壁との関連において一つの注出 路を画成し、かつ、前記注出口が前記側壁に対して下方に折り曲げられて下方位 置に位置するとき前記下方の突出壁に向かって折り畳まれるように、予め形成さ れた上方壁と、前記箱の内部に適合するように配置され、かつ、前記注出口の通 路内に配置された内側注出口を有する、前記流体密のバッグとを備えることを特 徴とする、流体容器。 2.請求の範囲第1項に記載の流体容器であって、前記内側流出口の先端が、 前記注出口の先端内に入れ子式に配置され、前記内側流出口と先端と前記注出口 の両先端は、前記バッグ内の流体を流出させるため、一回の切取り操作で同時に 切取られるように構成した、前記流体容器。 3.請求の範囲第1項又は第2項に記載の流体容器であって、前記上方壁は、 前記頂部蓋の一部を形成する後方部分と、少なくとも一つの上方折線により前記 後方部分から区画された前面突出張出し部分とを備え、前記前面張出し部分は前 記下方突出壁に重なり、前記上方壁は前記注出口を画成するように、前記頂部蓋 の平面及び前記下方突出壁の平面よりも上方に屈曲する、流体容器。 4.請求の範囲第1項乃至第3項の何れか一項に記載の流体容器であって、前 記流体密のバッグの前記内側注出口を画成する対向壁は、前記バッグが一旦開放 された後に前記バッグから流体が流出するのを防止するように、前記注出口が下 方位置にあるときには前記注出口の上方及び下方の折線に沿って前記上方壁と前 記下方壁との間で密封されるように構成された、前記流体容器。 5.請求の範囲第1項乃至第4項の何れか一項に記載の流体容器であって、前 記上方壁は、重なり合う第一及び第二の上方壁と、対応する第一及び第二の前方 突出部分とを有し、前記第一及び第二の上方壁は前記頂部蓋の一部を形成する対 応する第一及び第二の後方部分を有し、前記第一及び第二の前方突出部分は対応 する第一及び第二の上方折線により前記後方部分から区画されている、前記流体 容器。 6.請求の範囲第1項乃至第5項の何れか一項に記載の流体容器であって、前 記内側注出口の上方壁及び下方壁を前記注出口の対応する上方壁と下方壁に固定 することにより、前記内側注出口は前記注出口と協働して開閉するように構成さ れた、前記流体容器。 7.請求の範囲第5項に記載の流体容器であって、前記第一及び第二の後方部 分は第一及び第二の後部パネルを有し、前記第一及び第二の後部パネルは、前記 注出口が下降した密封位置にあるとき前記頂部蓋と同一面となり、かつ、前記注 出口が上昇した注出位置にあるとき前記蓋の面外に上方に傾斜するように構成さ れた、前記流体容器。 8.請求の範囲第7項に記載の流体容器であって、前記第一及び第二の後部パ ネルは複数の第一の折線と複数のの第二の折線とによって画成され、前記第一の 折線は前記箱の反対側の頂部隅部から対角線状に且つ内方に伸長し、前記第二の 折線は、前記第一及び第二の上方の折線を形成し、且つ、前記下方折線に重なる ように配置される、前記流体容器。 9.請求の範囲第1項乃至第8項の何れか一項に記載の流体容器であって、前 記注出口部分に不正開封表示手段を設けてなる、前記流体容器。 10.請求の範囲第9項に記載の流体容器であって、前記不正開封表示手段は前 記容器の前記第一及び/又は第二の上方壁内に画成された引ちぎりタグを有する 、前記流体容器。 11.請求の範囲第1項乃至第10項のうちの何れか一項に記載の流体容器であ って、前記注出口を前記側壁に対して前記下方位置に保持するための保持手段を 有する、前記流体容器。 12.請求の範囲第11項に記載の流体容器であって、前記保持手段は内方に屈 曲するように予め形成された前記側壁により構成され、前記注出口を増大する抵 抗に抗して下方に折り畳んだとき、反対側の隣接した側壁が収斂して前記抵抗を 解放すると共に前記注出口を前記側壁に対して偏倚させる力を発生するように構 成した、前記流体容器。 13.請求の範囲第1項乃至第12項のうちの何れか一項に記載の流体容器であ って、前記保持手段は前記注出口の内面を前記側壁に一時的に接着する接着剤を 有する、前記流体容器。 14.可撓性のシート材料で箱のブランクを切断する工程と、 対向した主側壁と、対向した小側壁と、該側壁の作用可能な下方縁部から伸長 し且つ底部開口部を規定する複数の底部パネルと、前記側壁の上縁部から伸長し 且つ頂部の開口部を規定する複数の頂部パネルとを有する、端部が開放した矩形 の円筒体に前記ブランクを形成する工程であって、前記頂部パネルは、前記主側 壁にヒンジ止めされたカバー・フラップ及び対向する下方フラップと、前記小側 壁、前記カバー・フラップ及び下方フラップにヒンジ止めされた第一及び第二の 対向する張出しパネルとを備える、工程と、 底端部と、頂端部とを有する充填された流体密のバッグを提供する工程と、 プランジャを前記バッグの頂端部に押し付けることにより、前記バッグの底端 部を前記頂部開口部を通じて挿入する工程であって、前記バッグは、前記プラン ジャの一側部から伸長する少なくとも一つの耳状突出部分を規定するように予め 形成され、該耳状部分が前記バッグを端部が開放した円筒体内に完全に挿入した とき前記第一の張出し部分のパネルの作用可能な内面に対して位置するように配 置される、工程と、 前記カバー・フラップを前記下方フラップの上方にて折り畳み、前記第一及び 第二の張出しパネルを前記側部パネルの上方に亙って折り畳み、前記第一の張出 しパネルが注出口部分を形成し、前記耳状部分が、該注出口部分に対して入り子 式に嵌まる内側注出口部分を形成する工程と、 を有することを特徴とする、流体容器の製造方法。 15.請求の範囲第14項に記載の製造方法であって、前記耳状突出部分の作用 可能な下面を前記第一の張出しパネルの作用可能な内面に接着する工程を有する 、前記製造方法。 16.請求の範囲第15項に記載の製造方法であって、前記バッグを前記箱内に 完全に挿入する直前に前記耳状部分の前記作用可能な下面に接着剤を塗布する、 前記製造方法。 17.請求の範囲第15項に記載の製造方法であって、前記バッグを前記箱内に 挿入する直前に接着剤ノズルを前記第一の張出しパネルの前記内面に対して位置 させ、前記バッグを挿入した後に接着剤が前記ノズルを介して塗布される、前記 製造方法。 18.請求の範囲第14乃至17項の何れか一項に記載の製造方法であって、前 記バッグを挿入する前に一対の対向する側部底部パネルを互いの方向に内方に折 り畳む工程と、前記バッグを挿入したとき前記フラップの間に空気が逃げるのを 許容する通気口を形成し、前記バッグの前記底端部及び側部底部パネルの作用可 能な上面に接着剤を塗布する工程と、少なくとも一つの追加的な底部フラップを 前記側部底部フラップの上方で折り畳み、このように形成された底部蓋に前記バ ッグの底端部を接着する工程とを有する、前記製造方法。
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