JPH10503128A - ピペットチップ突出し器 - Google Patents
ピペットチップ突出し器Info
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- JPH10503128A JPH10503128A JP8535891A JP53589196A JPH10503128A JP H10503128 A JPH10503128 A JP H10503128A JP 8535891 A JP8535891 A JP 8535891A JP 53589196 A JP53589196 A JP 53589196A JP H10503128 A JPH10503128 A JP H10503128A
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- B01L3/02—Burettes; Pipettes
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- B01L3/0279—Interchangeable or disposable dispensing tips co-operating with positive ejection means
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Abstract
(57)【要約】
突出しシャフト(20)の下端と突出しアーム(46)の上端との間で解放可能の接続手段(42)を含む、ピペット(12)用のピペットチップ突出し機構である。接続手段は雌の受入れ手段(44)とシャフト(20)またはアーム(40)の一方と適合しうる雄の接続手段(46)とを有する。カンチレバー(48)がシャフト(20)またはアーム(40)のそれぞれロック用肩(52)あるいはロック部材(50)と係合しロックするロック部材(50)またはロック用肩(52)を有する。カンチレバー(48)はまた、使用者が指を当てカンチレバー(48)を動かしてロック用肩(52)からロック部材(50)を外し、アーム(40)をピペット(12)のシャフト(20)から分離し、ピペットの掃除、保守、交換をし、あるいはアーム(40)無しにピペット(12)を使用できるようにするタブ(54)を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
ピペットチップ突出し器
本発明は計量された量の液体を吸引し、分配するピペットに関し、特に、取外
し可能のピペットチップをピペットから突き出すための改良された機構に関する
。
ピペットによって吸引され、分配された一連の液体試料間の相互汚染を阻止す
るために、ピペットの作用の間、計量された試料が吸引される使い捨てプラスチ
ック製チップをピペットに含めることが一般的である。各吸引および分配作用の
後、取外し可能のピペットチップがピペットチップ突出し機構を作動させること
によりピペットから突き出される。
過去25年にわたって、各種の形態のピペットチップ突出し器が使用されてき
た。手動のピペット用の最も一般的であろうチップ突出し器は1976年11月
16日に発行された米国特許第3,991,617号(以下「’617特許」と
称す)に記載のギルソン(Gilson)による「PIPETMAN」ピペット用突出
し器である。PIPETMANピペットチップ突出し器は、ピペットを含む手で
保持しうるハウジングの上部分に設けた通路に位置する押釦作動のロッドを含む
。前記通路とロッドとは、通常前記ロッドを上方向に弾圧しているばねに対抗し
てピペットの軸線に対して平行の並進運動をロッドに加えることができるように
配置されている。管状の上端を含む取外し可能チップ突出し部材すなわちアーム
がロッドの下端から延在し、前記ロッドからピペットのハウジングの全体的な外
形に従い、スリーブで終る。スリーブは、取外し可能ピペットチップの上端を緊
密に受け入れるピペットハウジングの円錐形の下端を囲む。ピペットハウジング
の下端から取外し可能ピペットチップを突き出すには、使用者はピペットハウジ
ングを掴み、親指を用いて押釦を下方に押す。押釦に対する下方向の力はロッド
によってチップ突出しアームに、従ってスリーブに伝えられ、スリーブはピペッ
トチップの上端を下方向に押圧する。スリーブによって加えられた下方向の力が
ピペットチップとピペットハウジングの円錐形の下端との間の摩擦力を上廻ると
、ピペットチップは円錐形の下端から放出される。押釦が解放されると、ばねが
チ
ップ突出し機構をその通常の位置まで戻し、スリーブをピペットハウジングの円
錐形の下端に挿入された交換用のピペットチップの上端から僅かに隔置させ、ピ
ペットを次の吸引および分配作用ができる状態とする。
ピペットチップ突出し器の掃除及び保守のため、あるいはチップ突出しアーム
無しにピペットを作用させる(ピペットチップとピペットハウジングの円錐形の
下端が小径の容器中に到達しうるように)ために、アームの管状の上端はロッド
の下端に解放可能に接続できるように設計されている。しかしながら、ピペット
チップの突出し作用の際、突出しシャフトから突出しアームが外れることがない
ように、前記の解放可能な接続は十分強力であることが極めて重要である。この
ことは、ピペットハウジングの円錐形の端部から、固くはまったピペットチップ
を突き出すのに要する力の大きさや、ピペットチップ突出し作用の際、発生する
突出しアームの慣性の大きさとを考えれば特に重要である。そのため、PIPE
TMANの突出しアームの管状上端は、ロッドからアームを分離するのにロッド
に対して突出しアームに強力な下方の引張り力を手で加える必要があるように、
ロッドの下端に極めて緊密な締まり嵌めを提供するべく設計されている。
’617特許に示され、かつ説明されているように、チップ突出しアームはピ
ペットハウジングの外形に倣う形状とされ、突出しアームをピペットから分離し
たい場合、ピペットの使用者が掴む必要のあるピペットハウジングの露出された
垂直の縁部に面する細長い金属シートの溝を含む。突出しアームの管状の上端と
ロッドとの間の緊密な摩擦嵌合のため、突出しアームをロッドから外すには、使
用者は親指と人さし指との間で前記溝の垂直縁部をしっかりと掴み、次いでアー
ムに強力な下方向の引張り力を加えてアームをロッドから外す。実際に、こうす
ることによって突出しアームを外す間に使用者の指を摺ったり、あるいは切った
りすることすらありうる。
突出しアームをピペットチップ突出しロッドあるいはシャフトに解放可能に固
定する、使用者により馴みやすい手段は、ねじあるいはナット形式の固定具の形
態のねじ接続を含むものが採用されてきた。例えば、そのようなねじあるいはナ
ット形式の固定具が、日本国東京のライニンインストルメント社(Rainin Instru
ment Co.,Inc.)によって製造されている「EDP」、「EDP2」およ
び「EDP−プラス」ピペットやニチリョウ社(Nichiryo Co.Ltd.)によって製造
されている「BENCHMATE」ピペットにおいて用いられてきた。ねじおよ
びナット形式の固定具はPIPETMANピペットに関連した使用者の怪我の可
能性の問題を克服するものの、突出しアームの装着および取外し作業がPIPE
TMANに対するものよりも著しく長くかかる。
別の形態の突出しアームの固定装置は「スナップ嵌合」を特徴とし、中空プラ
スチックの突出しシャフトと、突出しシャフトの開放端に挿入するための管状プ
ラスチックの突出しアームとを含む。突出しシャフトは内方に向いた戻りを含み
、一方、突出しアームはその外面にスロットを含む。突出しアームを突出しシャ
フトに接続するには、戻りがアームの外面にあるスロットにはまり、該アームを
シャフトに解放可能にロックするまで使用者はアームを突出しシャフトの開放端
へ押し込む。そのような装着は比較的簡単である。しかしながら、突出しアーム
を突出しシャフトから外すことははるかに難しく戻りをスロットから解放するた
めに突出しアームに極めて激しい引張り力を加える必要がある。数回そのような
取外し作業を行った後は、戻りは摩耗して、突出しアームのスロットへのはまり
嵌合が効果的でなくなる。このようなことが起れば、チップの突出し作業の際、
突出しアームが突出しシャフトから外れる可能性がある。このことは極めて望ま
しくないことは勿論である。そのようなチップ突出しアーム固定装置がフィンラ
ンド、ヘルシンキのBioHit OYによって製造されている「PROLINE」ピ
ペットに組み込まれている。
さらに別の「スナップ嵌合」式突出しアーム固定構造体が、フィンランド、ヘ
ルシンキのラブシステムズ(Lab Systems)の「BENCHMATE」ピペットお
よび「FINNPIPETTE」のあるモデルに組み込まれている。
BENCHMATEピペットにおいては、中空プラスチックの突出しシャフト
は、管状プラスチックの突出しアームから軸線方向に垂下しているアームから延
在した戻りを受け入れるスロットを上面において含む。突出しアームは、突出し
シャフトの中空の開放端内に嵌合し、戻りがスロットに嵌まり突出しアームをシ
ャフトにロックする寸法とされている。PROLINEピペットと同様に、BE
NCHMATEピペットの突出しアームを突出しシャフトから分離するには、使
用者は突出しアームに強力な引張り力を加え、戻りを開口から解放することを要
する。さらに、数回突出しアームの取外し作業を行った後は、シャフトのスロッ
トの端部が摩耗し、スロットに突出しアームの戻りをロックすることが効果的で
なくなる。このようなことが起ると、チップ突出し作業中に突出しシャフトから
突出しアームが外れる可能性がある。このことは極めて望ましくないことは勿論
である。
「FINNPIPETTE」ピペットにおいては、ピペットチップの突出しア
ーム固定構造体は、管状プラスチックの突出しアームの本体から延在する戻りを
受け入れる側方開口を有する中空プラスチックの突出しシャフトを含む。突出し
アームは、戻りを開口に嵌合させて突出しシャフトの開放端に嵌合する寸法とさ
れている。突出しシャフトから突出しアームを分離したい場合、プラスチック製
突出しシャフトのリップの下方に個別の工具が使用者によって挿入され、突出し
シャフトを外方に変形させ、突出しアームに軸線方向の引張り力が加えられ、戻
りをシャフトの開口と突出しアームから単純に外しシャフトから分離する。突出
しシャフトから突出しアームを引張るのに要する力はPROLINEあるいはB
ENCHMATEピペットに対して要するものよりはるかに小さいが、FINN
PIPETTEは、紛失したり、あるいは置き忘れることがあり、また、使用者
が突出しアームをピペットから外したい場合に手に入らないことがありうる別の
工具の使用を必要とする。
このように、前述の従来技術による構造体は全て明らかな欠点を呈する。突出
しアームを突出しロッドあるいはシャフトから外すのが極めて難しいか、あるい
は不便であるのが前述の構造体全ての共通の特徴である。さらに、「PIPET
MAN」ピペットの場合、突出しアームを突出しシャフトから分離するには、使
用者がアームをシャフトから外すために突出しアームを引張るにつれて使用者に
不快感を与えたり、使用者の指を摺ったり、あるいは切り傷を加える可能性を伴
う。BENCHMATEおよびPROLINEピペットの場合、「スナップ」接
続構造体が摩耗すると、チップ突出し作業の際、チップ突出しアームがピペット
のチップから分離して望ましくない。
従って、突出しアームを突出しシャフトに単純にロックし、その接続を保持し
、
掃除やその他の保守のために突出しシャフトから突出しアームに選択的に解放す
るための安定した機構を備えた、改良されたピペットチップ突出し器に対する要
請がある。本発明はそのような要請を満足させる。
発明の要約
本発明は、チップ突出しシャフトの下端と、チップ突出しアームの上端との間
で手動で解放可能の接続手段を含む改良されたピペットチップ突出し機構を提供
することにより前述の要請を満足させる。前記接続手段は、チップ突出しシャフ
トあるいはチップ突出しアームのいずれかから延在している雌の受入れ手段と、
前記シャフトあるいはアームの他方から延在し、雌の受入れ手段中へ軸線方向に
嵌入して支持される雄の接続手段とからなる。カンチレバーが一端で前記シャフ
トあるいはアームのいずれかに固定され、その外面に沿って延在する。カンチレ
バーはロック部材あるいはロック用肩のいずれかを担持し、一方シャフトあるい
はアームはロック部材あるいはロック肩の他方を担持し、雄接続手段が雌受入れ
手段中へ挿入されるとアームをシャフトに対してロックする。カンチレバーはま
た、使用者が指で触れるように外方に延在しカンチレバーを外方に運動させるタ
ブを有している。カンチレバーがそのように外方に運動することによってロック
部材をロック肩から外し、アームを解放してシャフトに対して軸線方向に運動さ
せ、掃除、保守あるいは交換のため、あるいは例えば小径の容器内の液体に届か
せ、吸引したい場合のようにチップ突出しアーム無しに関連のピペットを作用さ
せるためにピペットのシャフトからアームを簡単に外すことができる。
接続手段はクリップ形式の接続手段からなることが好ましい。関連のピペット
が垂直方向に延在する場合、クリップ式接続手段の雌の受入れ手段は、突出しシ
ャフトの下端あるいは、突出しアームの上端のいずれかに接続するための軸線方
向に延在する溝を含み、カンチレバーは突出しアームを突出しシャフトにロック
するためにロック肩と適合する横方向フィンガを含むロック部材を担持する軸線
方向に延在するアームである。カンチレバーはまた、タブを有する。タブによっ
て使用者はカンチレバーをピペットの軸線に対して横方向に手で撓ませ、ロック
用フィンガをロック肩から外し、突出しアームを突出しシャフトから簡単に手で
離すことができるようにする。
特に、本発明の第1の好適実施例においては、クリップ式接続手段の溝はチッ
プ突出しアームの端部に固定され、チップ突出しシャフトの軸線に対して軸線方
向に整合させる。カンチレバーは突出しアームの側部に沿って溝から軸線方向後
方へ延在し、横方向フィンガは管状溝の側部にあるスロットを通して内方に延在
する。突出しシャフトがクリップ式接続手段の溝中へ挿入されると、フィンガは
突出しシャフトの外面にある環状の溝によって形成されるロック用肩に適合する
。
このように、本発明の第1の好適実施例において突出しアームを突出しシャフ
トに接続するには、雄の接続手段を形成するシャフトの端部が溝中へ延び、横方
向フィンガが突出しシャフトの側部にある環状溝中へ嵌まり突出しアームを突出
しシャフトにロックするまで使用者は単に突出しアームを突出しシャフトに向か
って動かす。突出しアームを突出しシャフトから離したい場合は、使用者は単に
突出しシャフトを押しクリップ式接続手段を露出させる。次いで使用者はカンチ
レバーから延在するタブを押し、カンチレバーを横方向に動かし、フィンガをロ
ック肩から分離し、突出しアームを軸線方向に引張り、突出しアームを突出しシ
ャフトから分離させる。
本発明の第2の好適実施例においては、クリップ式接続手段のカンチレバーは
突出しシャフトに固定され、該シャフトの外側に沿って軸線方向に延在し、横方
向のフィンガをシャフトに向かって内方に延在させ、タブをカンチレバーから外
方に延在させている。突出しアームの端部は、雄の接続手段を形成する突出しシ
ャフトの端部を軸線方向に受け入れる雌の受入れ手段を形成する管状溝を含む。
本発明の第2の好適実施例において突出しアームを突出しシャフトに接続したい
場合、使用者は、横方向フィンガが管状の溝の端部上に嵌まり、ロック用肩を画
成し突出しアームを突出しシャフトに解放可能にロックするまでシャフトを突出
しアームの管状溝中へシャフトを延在させて突出しアームを突出しシャフトに向
かって単純に運動させる。突出しアームを突出しシャフトから分離したい場合、
使用者は単純に突出しシャフトを押し下げてクリップ式接続手段を露出し、カン
チレバーから延在するタブを横方向に押し、ロック部材を管状の溝の端部から動
かし、突出しアームを軽く引張って突出しアームを突出しシャフトから分離する
。
本発明のさらに別の好適実施例においては、クリップ式接続手段は突出しシャ
フトと一致する軸線方向に延在し、雌の受入れ手段を画成する管状の通路を含む
。雄の接続手段は、突出しアームの端部から延在し、クリップ式接続手段の管状
溝に固定されたカンチレバーから内方に延在する横方向フィンガを受け入れるロ
ック用肩を画成する管状の溝を含むロッドを含む。本発明のそのような好適実施
例によれば、突出しアームを突出しシャフトに接続したい場合、使用者は、横方
向フィンガがロック用肩に対して環状の溝中へ嵌まり、突出しアームを突出しシ
ャフトに対して解放可能に嵌まるまでロッドを管状溝に向かって突出させて、単
純に突出しアームを突出しシャフトに向かって動かす。突出しアームを突出しシ
ャフトから分離したい場合、使用者は単純に突出しシャフトを押し下げてクリッ
プ式接続手段を露出させ、カンチレバーから延在するタブを横方向に押し、フィ
ンガをロック用肩から運動させ、突出しアームを軽く引張り、突出しアームを突
出しシャフトから分離する。
図面の簡単な説明
第1図は、本発明による改良されたピペットチップ突出し機構とクリップ式接
続手段とを組み入れたピペットの部分的に断面で示す側面図、
第2図は第1図に示すピペットチップ突出し器に含まれるクリップ式接続手段
の好適形態の斜視図、
第3図は、突出しアームが装着され、突出しシャフトに接続される際のピペッ
トチップ突出しシャフトとピペット突出しアームとの間で第2図に示すクリップ
式接続手段の好適実施例を示す、第1図に示すピペットチップ突出し機構の一部
の拡大した部分側面図、
第4図は突出しシャフトに完全に接続された突出しアームを示す第3図と類似
の拡大部分側面図、
第5図は、突出しアームが突出しシャフトから分離され、かつ除去される状態
のクリップ式接続手段の状態を示す第3図および第4図に類似の拡大部分側面図
、
第6図は、突出しシャフトから分離された突出しアームを示す第5図と類似の
拡大部分側面図、
第7図は、突出しアームが突出しシャフトに対して装着しうる状態にあり、突
出しアームと突出しシャフトとの間における接続手段の第2の好適実施例の拡大
部分斜視図、
第8図は、突出しシャフトに接続された突出しアームを示す第7図に類似の拡
大部分側面図、
第9図は、突出しアームが突出しシャフトから分離されている過程である、第
8図に類似の拡大部分側面図、
第10図は、突出しアームから離されている突出しアームを示す、第9図と類
似の拡大部分側面図、
第11図は、突出しアームが装着され、接続手段により装着され、接続手段に
より突出しシャフトに接続される状態の突出しアーム示す本発明の接続手段の第
3の好適実施例についての第3図と類似の拡大部分側面図、
第12図は接続手段の第3の実施例により突出しシャフトに接続された突出し
アームを示す第11図に類似の拡大部分側面図、
第13図は、第3図から第6図までに示す接続手段と多少似ており、接続手段
により受け入れられるよう突出しアームから分離された突出しシャフトを示す、
本発明による接続手段の第4の実施例の部分斜視図、
第14図は、第13図に示す本発明の接続手段の第4の実施例の部分側面図、
第15図は、突出しアームから分離された突出しシャフトを示す、本発明の接
続手段の第5の実施例の部分斜視図、
第16図は、突出しシャフトが突出しアームから離されている状態の、第15
図に示す接続手段の部分側面図、
第17図は、突出しシャフトから延在している接続手段の雌の受入れ部分に突
出しアームの雄の接続手段の部分が受け入れられている状態の、第16図に示す
接続手段の部分側面図、
第18図は、突出しシャフトを突出しアームに固定するために雌の受入れ手段
にロックされた雄の接続手段を示す、第17図に類似の部分側面図、
第19図は、接続手段によって受け入れられるよう突出しアームから分離され
た突出しシャフトを示す、本発明による接続手段の第6の実施例の部分側面図、
第20図は、突出しシャフトから延在する雄の接続手段が突出しアームから延
在した雌の受入れ手段へ入る状態の、突出しシャフトに隣接した突出しアームを
示す、第19図に類似の部分側面図、
第21図は、突出しアームを突出しシャフトに固定するために、雌の受入れ手
段内にロックされた雄接続手段を示す、第20図と類似の部分側面図である。
発明の詳細説明
添付第1図に示すピペットは、該ピペットの本体すなわちハウジング12に位
置したピストン(図示せず)にロッドで接続された押釦10を含む。押釦10は
使用者が該押釦に下方向の力を加えることにより押し下げられ、ピペットのピス
トンを下方運動させることができる。押釦10が解放されると、ピペットの下端
16に解放可能に固定された取外し可能のチップ14へある量の採集すべき液体
が吸入される。次いで、試料は押釦10にさらに一回下方向の力を加えることに
より別の容器に移すことができる。
取外し可能チップ14を突き出すための本発明による装置が、使用者の手と何
ら接触することなくチップを突き出せるようにする。一般に、チップ突出し装置
又は機構は、ピペットのハウジング12に設けられ、該ハウジングを貫通する通
路22に組み込まれたチップ突出しシャフト又はロッド20を含む。シャフト2
0は、その上端において、取外し可能チップ14を突き出すために使用者の親指
で作動しうる押釦24を含む。押釦24は何らかの手段によりシャフト20に接
続すればよい。シャフト20は、その上端近傍で押釦24の下方において停止リ
ング26を担持している。停止リング26は、シャフト20を囲むコイルばね2
8のための上側当接部と、ピペットハウジングの通路22に設けられた肩30と
協働することによりシャフトの下方向移動を制限する停止部材との機能を同時に
果す。図示のように、コイルばね28は下端においては対応する肩32に、上部
分においてはワッシャ34に当接する。
このような配列により、ばね28はシャフト20を連続して上方向に弾圧し、
使用者が押釦24を下方向に押すことによりシャフト20を下方向に運動できる
ようにしている。さらに、シャフト20は通路22に設けられた対応する肩38
と協働することによりシャフト20の上方向運動を制限する第2の停止リング3
6を担持している。
さらに、チップ突出し装置はチップ突出しシャフト20に接続手段42によっ
て解放可能に固定されている取外し可能の突出しアーム40を含む。基本的には
、接続手段42はチップ突出しシャフト20あるいはチップ突出しアーム40の
いずれかから延在する雌の受入れ手段44と、前記シャフトあるいはアームの他
方から延在し雌の受入れ手段44中へ軸線方向に嵌入されて支持される雄の接続
手段46とからなる。カンチレバー48が一端においてチップ突出しシャフト2
0あるいはチップ突出しアーム40のいずれかに固定され、その外面に沿って延
在する。カンチレバー48は、シャフトあるいはアームに向かって横方向内方に
延在し(例えば第3図、第9図および第11図に示す)肩52と係合し、前記ア
ームをシャフトに対して軸線方向にロックするロック部材50を有する。あるい
は、カンチレバー48がロック用肩52を有し、一方、ロック部材52が雄接続
手段46あるいは雌受入れ手段44から延在させてもよい。そのような代替案が
第13図から第21図まで示され、かつ追って説明される。
ロック部材あるいはロック用肩の他に、カンチレバー48はピペット使用者と
接触するよう外方に延在するタブ54を有する。タブ54を押すことにより、使
用者はカンチレバーを撓ませてロック部材50をロック用肩52から外し、チッ
プ突出しアーム40を解放して、チップ突出しシャフト20に対して軸線方向に
動かすことができる。このため、掃除、保守あるいは交換のために突出しシャフ
ト20からチップ突出しアーム40を簡単に外すことができる。また、このため
、小径の容器から液体を吸引したい場合のように突出しアーム40を用いずに関
連のピペットを作用させることができる。
第1図に示すように、チップ突出しアーム40はピペットハウジング12の外
形に做う形状とされ、ピペットハウジング12に面し、管状の上端43から下端
のスリーブ45まで延在する細長い金属シートの溝41を含むことが好ましい。
管状の上端43は、接続手段42の雄の接続手段46を形成するチップ突出しシ
ャフト20の下端を軸線方向に受け入れ、解放可能に接続される寸法とされてい
る。
以下詳細に説明するように、接続手段42があるために、突出しアーム40は
突出しシャフト20と一体とされ、単に接続手段42を手で解放し、アーム40
を下方向に引張れば突出しアームを突出しシャフトから外し、洗浄したり、汚れ
落しをしたり、その他の保守を行うとか、より小さい容器を扱うことができるよ
うに突出しアームを用いずにピペットを作用させたりすることができる。
第1図に示すように、突出しアーム40の下端にあるスリーブ45はピペット
の管状下端を完全に囲み、ハウジング12の下端16に使い捨てピペットチップ
14が固定されたとき、その頂部に対する最大の当接下面を提供する。この点に
関して、突出しアーム40の全長は、該アームが矢印Aで示すその上位置、すな
わち非作動位置にあるとき、その下端がチップ14の頂部に届かないようなもの
である。使用者の親指によって押釦24に力が加えられると、ワッシャ34が肩
30と当接するまでコイルばね28を圧縮させる。このため突出しシャフト20
とスリーブ45によって案内された突出しアーム40とを矢印Bで示す位置まで
下方向に移動させる。突出しアーム40のそのような下方向移動の間、スリーブ
45の下面がチップ14の頂部と当接してチップをピペットハウジング12の円
錐形の下端18から突き出す。
前述のように、突出しアーム40は接続手段42によって突出しシャフト20
から取外し可能とされている。接続手段42の第1の改良された実施例が第2図
から第6図までに示されている。基本的には前述の図に示すように、接続手段の
第1の好適実施例は、雌の受入れ手段、雄の接続手段、カンチレバー、ロック部
材、ロック用肩およびタブであって、全体的に、それぞれ44,46,48,5
0,52および54の品名で指示したものを含むクリップ型の接続手段である。
クリップ型の接続手段42においては、雄の接続手段46は突出しシャフト20
の下端によって形成され、突出しアーム40の管状上端によって画成された雌の
受入れ手段44に嵌入する寸法とされている。突出しシャフト20の下端は、該
シャフトの円錐形先端56をシャフト20の隣接する本体部分から分離する環状
の溝55を含む。溝55の一方の側はロック用肩52を形成している。突出しア
ーム40を突出しシャフト20に軸線方向にロックするために、接続手段42は
さらに、一端で雌受入れ手段の外面と固定されその外面に沿って延在するカンチ
レバー48を含む。第2図から第6図までに示す形式の接続手段42においては
、雌受入れ手段44に対するカンチレバー48の接続は、雌受入れ手段44を形
成する突出しアーム40の管状端部の周りに緊密に嵌合され、該端部を受け入れ
て
いる全体的にC字形の溝58によって行われている。図示のように、カンチレバ
ー48と雌受入れ手段44との間の接続は、カンチレバーから雌受入れ手段44
を画成する突出しアーム40の管状端部の側方にある孔の中まで内方に延びる釦
60によってさらに高められる。さらに、前記接続はカンチレバーを突出しアー
ムに固定するための接着剤、溶接あるいはその他の適当な手段により高めること
ができる。カンチレバー48はさらに、例えば、突出しシャフト20が突出しア
ーム40の管状上端部並びに雌受入れ手段44内に位置するにつれて、前記突出
しシャフト20に向かって横方向内方に延びるフィンガ部材からなる、図示した
ロック部材50を有している。さらに、カンチレバー48の端部は62において
内方に曲げられ、雌受入れ手段44の内部での突出しシャフト20の軸線方向の
運動を制限する端停止手段を形成している。ロック部材50は、環状溝55内に
嵌入し、突出しアーム40と突出しシャフト20との間の相対的な軸線方向運動
を制限するためにロック用肩52と係合するように形成されている。このように
、第3図と第4図並びに突出しアーム40が突出しシャフト20に装着される図
示した態様を参照すれば、ピペットの使用者は単に突出しアーム40を通路22
の下端近傍の位置まで動かせばよい。次いで希望に応じて、使用者は押釦24を
押し下げて突出しシャフトを下方向に軸線方向に運動させ突出しシャフトの下端
を通路22の開放した下端に露出すればよい。いずれにしても、使用者は次いで
、突出しアームを突出しシャフト20と一直線で動かし、雄接続手段46を雌受
入れ手段44に嵌入させる。雄接続手段46が雌受入れ手段44中へ動くにつれ
て、突出しシャフトの円錐形端部がロック部材50と係合する。円錐形の面はロ
ック部材50に外方向の力を加え、第4図に示すように、突出しシャフトの円錐
形端部がロック部材50を通り、ロック部材が溝の中へ嵌入し、ロック部材50
をロック用肩52と係合させることができるようになるまでカンチレバーを横方
向に動かせる。突出しアーム40を突出しシャフト20から外したいときは、使
用者は単に親指と人さし指とでカンチレバー48から横方向外方に延在するタブ
54を押せばよい。そのような押圧作業を行うために、使用者はまず、押釦24
を下方に押し、突出しシャフト20を通路22において下方に運動させる。次い
で、使用者はタブ54を押し、カンチレバー48を突出しアーム40から離し、
図示
のようにロック部材50をロック用肩52から外す。次いで単に突出しアーム4
0を引張ることにより、使用者は第6図に示すように突出しアームを突出しシャ
フトから分離させる。
突出しアーム40を突出しシャフト20に解放可能に接続する接続手段42の
第2の好適実施例が第7図から第10図に示されている。第7図と第8図とにお
いては、突出しシャフト20に突出しアーム40を装着する方法が示されている
。第9図と第10図とにおいては、突出しシャフトから突出しアームを外す方法
が接続手段42の第2の好適実施例に対して示されている。第7図に示すように
、接続手段42の第2の好適実施例は突出しアーム40の管状上端によって形成
され、その管状部分の端部がロック用肩52を形成している雌受入れ手段44を
含む。雄接続手段46は突出しシャフト20の下端から構成されている。カンチ
レバー48が雄接続手段を構成する突出しシャフト20の端部に固定され、突出
しシャフトの外面に沿って軸線方向に延在する。カンチレバー48は突出しシャ
フトの環状溝21中へ嵌入する環状リング49によって接続され、そこで接着剤
、溶接あるいはその他の接続手段によって固定すればよい。ロック部材50は突
出しシャフト20のその円錐形端部近くに向かってカンチレバー48から横方向
内方に延在し、第7図に示すように雌受入れ手段44を形成する突出しアームの
管状上端部分の開放端を受け入れるように僅かに曲げられている。タブ54は前
述した要領で使用者の指で作動しうるようにカンチレバーから横方向外方に延在
する。
このように、装着の際、使用者は押釦24を押して突出しシャフト20を通路
22内で下方向に運動させ、雄接続手段46を通路22の下端近傍に持ってくれ
ばよい。反対の手で、突出しアームの管状の上部分からなる雌受入れ手段44が
雄接続手段46を受け入れるように突出しアーム40を位置させる。この作業に
おいて、ロック部材50は第7図に示すように突出しアーム40の端部と係合す
ると外方に押圧される。雄接続手段46は、ロック部材50が突出しアームの管
状部分の端部を通過し、ロック用肩52と内方に嵌入し係合して突出しアームを
第8図に示すように突出しシャフトに対してロックするまで雌の受入れ手段44
内を摺動する。
突出しシャフト20から突出しアーム40を外すには、第9図と第10図とに
示す手順が実行される。すなわち、使用者は押釦24を押して突出しシャフト2
0を第9図に示す位置まで動かす。使用者は反対の手でタブ54を押し、カンチ
レバー48を外方に動かしてロック部材50をロック用肩52から外す。次いで
使用者は突出しアーム40を引張り、第10図に示すように雄接続手段46を雌
受入れ手段44から滑らせて突出しアームを突出しシャフトから離す。
接続手段42の第3の好適実施例が第11図および第12図とに示されている
。第3の実施例においては、雌受入れ手段44は突出しシャフトの下端に固定さ
れ、該シャフトと共軸線関係で延在するスリーブ70を含む。前記の接続は溶接
あるいは接着剤によって行われスリーブの上端を突出しシャフトの下端に固定す
る。雄接続手段46は、円錐形の端部を、雌受入れ手段44を構成するスリーブ
70と対面させて突出しアームの管状上端内で、例えば、溶接により固定したロ
ッド72を含む。他の接続手段42と同様、第11図と第12図とに示す接続手
段は、第2図に示す接続手段42の好適実施例のためのC字形溝58を用いるこ
とによりスリーブ70に固定されたカンチレバー48を含む。カンチレバー48
は、第11図に示すようにスリーブ中へ挿入されるにつれて雄の接続手段46の
円錐形端と係合するようスリーブ70の開口74を通して横方向内方に延在する
フィンガからなるロック部材50を有している。雄接続手段46の円錐形端部は
第3図に示すような環状溝76によって分離されている。このように、接続手段
42の第3の実施例を用いて突出しアーム40を突出しシャフト20に装着する
ためには、使用者は単に押釦24を押して突出しシャフト20を通路22の開放
端まで動かし、雄の接続手段46を雌受入れ手段44を構成するスリーブ70中
へ挿入する。このようにすることにより、ロック部材50は、雄接続手段が雌受
入れ手段44内で摺動するにつれて、雄接続手段の円錐形端部と係合し、ロック
部材を外方へ動かせる。ロック部材50は環状溝76に達すると第12図に示す
ように内方へ嵌入しロック用肩52と係合することにより突出しアーム40を突
出しシャフト20に対して軸線方向にロックする。
他の実施例と同様、突出しアーム40を突出しシャフト20から外すには、使
用者は単に押釦24を押し、通路22の端部まで突出しシャフトを動かせばよい
。
次いで、使用者はタブ54を押し、カンチレバー48を外方に動かしてロック部
材50をロック用肩52から外し、突出しアームを軸線方向に引張り、突出しア
ームを突出しシャフトから離し、突出しアームを掃除、保守あるいは交換をした
り、より小さい容器を扱えるよう突出しアームを用いずにピペットを作用させる
。
以上説明し本発明の最初の三実施例においては、ロック部材50はカンチレバ
ー48により担持されていた。第13図から第21図までに示す本発明の代替実
施例は、ロック用肩52がカンチレバーの孔すなわちスロットによって形成され
、一方ロック部材50が雄接続手段46あるいは雌受入れ手段44から横方向外
方に延在する構造とされている。このように、第13図と第14図とに示す本発
明による接続手段の第4の実施例においては、突出しシャフト20は第3図から
第6図までに示す実施例と同様、雄接続手段46を有している。雄接続手段46
は、第3図から第6図までに関して前述した要領で突出しアーム40の端部から
軸線方向に延在した雌受入れ手段44によって受け入れられる寸法とされている
。しかしながら、ロック部材50は図示のように雄接続手段から横方向外方に延
在し、突出しアーム40が突出しシャフト20に向かって軸線方向に動くにつれ
て、雌受入れ手段44の側面にあるキー溝すなわちスロット51に乗る寸法とさ
れている。さらに、カンチレバー48は雌受入れ手段44を構成する突出しアー
ム40の端部から下方に延在するのではなく、むしろ突出しシャフト20に向か
って軸線方向に延在する。突出しアーム40に対するカンチレバー48の接続の
要領は第3図から第6図までに示し、かつ説明したものと同じでよい。
このように、本発明による接続手段の第4の実施例においては、雄接続手段4
6が雌受入れ手段44によって受け入れられるにつれて、ロック部材50はキー
溝すなわちスロット51に乗り、カンチレバー48と係合し、カンチレバーを第
14図に示す位置まで外方に撓ませる。突出しシャフトに対する突出しアーム4
0の前記軸線方向運動はロック部材50が肩52を形成しているカンチレバー4
8のスロットすなわち開口に達するまで継続する。そのようなことが起るにつれ
て、カンチレバー48は雄接続手段上へ下方向に嵌入し、ロック部材50をロッ
ク用肩52に対して固定し、突出しアーム40を突出しシャフト20に固定する
。
突出しシャフト20から突出しアーム40を分離したい場合、使用者は押釦を
下方向に押して突出しシャフト20を下方に動かして接続手段を露出することに
より、単に前述した取外し作業を繰り返せばよい。接続手段を露出させて、使用
者は単にタブ54と接触し、カンチレバー48を雌受入れ手段44から離れる方
向に撓ませ、ロック部材50をロック用肩52から解放すればよい。次いで、使
用者はロック部材50をキー溝すなわちスロット51に乗せて突出しアームを突
出しシャフトから摺動させればよい。
類似の構造が第15図から第18図までに示されている。差異は、雄接続手段
を突出しアーム40から延在させ、雌受入れ要素44を突出しシャフト20から
延在させることにより、これら部材を第11図および第12図に示す形式から反
転していることである。接続手段の構造の残りの部分は、ロック部材50を雄接
続手段46から横方向外方に延在させ、雌受入れ手段44のキー溝すなわちスロ
ット51によって受け入れられるようにしており、第13図および第14図に関
して説明した通りである。
第15図に示す接続手段の第6の実施例を用いて突出しアーム40を突出しシ
ャフト20に装着するステップは第16図、第17図および第18図に最も明瞭
に示されている。第16図においては、突出しアーム40は突出しシャフト20
から離されたものとして示されている。第17図においては、突出しアームの雄
接続手段46が、傾斜カム面を含むロック部材50をカンチレバー48の下側と
係合させ、カンチレバーを外方に撓ませて雌受入れ手段44中へ部分的に挿入さ
せた状態で示されている。第18図は雌受入れ手段44にロックされた雄接続手
段46を示しており、そのロックはロック部材50がロック用肩52を画成する
開口と係合し、カンチレバー48がロック部材の上に嵌まり、突出しを突出しシ
ャフトに固定することにより行われる。
突出しアーム40を突出しシャフト20から分離するには、使用者は単に、本
発明の先行実施例について前述した取外し手順を繰り返せばよい。
本発明による接続手段の第7の実施例が第19図から第21図までに示され、
第7図から第10図までに関連して前述したものと類似である。しかしながら、
その点については、ロック部材50はカンチレバー48から延在するのでなく、
むしろ、突出しアーム40の端部を構成する雌受入れ手段44から外方に延在す
る。また、ロック用肩52は雌受入れ手段の端部を構成するのでなく、むしろ、
第19図に最も明瞭に示されているようにロック用肩52を形成するスロットす
なわち開口から構成される。第19図は突出しシャフト20から分離された突出
しアーム40を示し、接続手段は突出しアームを受け入れ、突出しシャフトに接
続できる状態にある。
第20図においては、突出しアーム40は突出しシャフト20から延在した雄
接続手段46にすぐ隣接し、雄接続手段は雌受入れ手段44に挿入される状態に
ある。
第21図においては、雄接続手段46は、ロック部材50をロック用肩52を
形成する開口内に着座させることにより雌受入れ手段44内でロックされている
。ここでもロック部材50は、カンチレバーの端部と係合するとカンチレバー4
8を外方に撓ませる傾斜カム面を含む。ロック部材50がロック用肩52を形成
する開口と係合すると、カンチレバーは雌受入れ手段44の外面に嵌まり、突出
しアームを突出しシャフトに対して解放可能にロックする。
ここでも、本発明の第7の実施例により突出しシャフト20から突出しアーム
40を外すには使用者が前述した取外し手順に従うことを要する。
前述した説明から、本発明は、突出しアームが突出しシャフトに容易にロック
でき、チップ突出し作用を繰り返しても摩耗したり、分離したりすることのない
しっかりした接続を形成することのできる改良されたピペットチップ突出し機構
を提供することが認められる。本発明はさらに、従来技術による突出し機構にお
いて一般的である使用者に傷をつける可能性とか、突出しアームに激しい引張り
作用を加える必要性無しに突出しアームを突出しシャフトから容易に取り外すこ
とのできる改良されたピペットチップ突出し機構を提供する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.手で持つことのできる上端部分と、取外し可能ピペットチップ(14)を 解放可能に受け入れる開放下端部分(16)とを有する軸線方向に細長いハウジ ング(12)と、開放下端を有するハウジングの上部分を通して垂直方向に延在 する通路(22)、上位置と下位置との間を手動で軸線方向に運動するよう通路 (22)内に支持され、下端部が前記通路内にあるピペットチップ突出しシャフ ト(20)、前記シャフトを上位置まで弾圧するばね(28)、前記シャフト( 20)の上端にあり前記シャフトを下位置まで押し下げる押釦(24)、上端が 前記シャフト(20)の下端に解放可能に接続され、前記ハウジング(12)の 外面に沿ってピペットチップ(14)の上端近傍のその下端まで延在し、ピペッ トチップに下方向の力を加え前記シャフトが上位置から下位置まで運動するとハ ウジングからピペットチップを突き出すピペットチップ突出しアーム(40)と を含むピペットチップ突出し機構とを含むピペットにおいて、 通路(22)内に設けられ、シャフト(20)の下端を前記通路の開放下端の 下方で露出させて前記シャフトの下方向運動を下位置で停止させる手段(26, 30)と、 前記通路(22)内に設けられ、前記シャフト(20)の下端と前記アーム( 40)の上端との間で前記通路(22)内で延在し、前記シャフトあるいはアー ムの一方から延在する雌の受入れ手段(44)と、前記シャフトあるいはアーム の他方から雌の受入れ手段中へ軸線方向に延在して該受入れ手段によって支持さ れる雄の接続手段(46)と、前記シャフトあるいはアームの一方に一端で固定 され前記通路(22)の内部で前記シャフトあるいはアームの他方の外面に沿っ て延在し、ロック部材(50)またはロック用肩(52)の一方を担持し前記シ ャフトあるいはアームの他方にあるロック部材あるいはロック用肩の他方と係合 し前記アームを前記シャフトに対して軸線方向にロックし、前記通路(22)内 で開放下端に設けられ、カンチレバー(48)から横方向外方に延在し前記シャ フトが下位置にあると使用者が指で接触しカンチレバーを外方へ運動させロック 部材をロック用肩から外してアームをシャフトに対して軸線方向に運動させ、 掃除、保守あるいは交換のためにアームをピペットから分離させるタブ(54) を含むカンチレバー(48)とを含む接続手段(42)とを含むことを改良点と するピペット。 2.雌受入れ手段(44)がアーム(40)から延在し、雄接続手段(46) がシャフト(20)から延在し、カンチレバー(48)がアームから延在し、ロ ック部材(50)をシャフトのロック用肩(52)と係合するよう内方に延在し ていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のピペットチップ突出し機構。 3.雌受入れ手段(44)がアーム(40)から延在し、雄接続手段(46) がシャフト(20)から延在し、カンチレバー(48)がアームから延在し、ロ ック用肩(52)を担持しシャフトから外方に延在したロック部材(50)と係 合することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のピペットチップ突出し機構。 4.雌受入れ手段(44)がアーム(40)から延在し、雄接続手段(46) がシャフト(20)から延在し、カンチレバー(48)が前記シャフトからその 外面に沿って延在し、ロック部材(50)が突出しシャフトに向かって内方に延 在し、突出しアームに担持されたロック用肩(52)と係合することを特徴とす る請求の範囲第1項に記載のピペットチップ突出し器。 5.雌受入れ手段(44)がアーム(40)から延在し、雄接続手段(46) がシャフト(20)から延在し、カンチレバー(48)がシャフトからその外面 に沿って延在し、ロック用肩(52)を担持して突出しアームから外方に延在す るロック部材(50)と係合することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のピ ペット突出し器。 6.雌受入れ手段(44)がシャフト(20)から延在し、雄接続手段(46 )がアーム(40)から延在し、カンチレバー(48)が雌受入れ手段の外面に 沿って前記シャフトから延在し、ロック部材(50)が横方向内方に延在してア ームのロック用肩(52)に対してロックされることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のピペットチップ突出し器。 7.雌受入れ手段(44)がシャフト(20)から延在し、雄接続手段(46 )がアーム(20)から延在し、カンチレバー(48)が雌接続手段の外面に沿 ってシャフトから延在し、カンチレバーに担持されたロック用肩(52)が突 出しアームのロック部材(50)と係合し、ロックすることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載のピペットチップ突出し器。 8.接続手段(42)が、シャフト(20)またはアーム(40)の一方に接 続する溝(58)を含み、カンチレバー(48)が一端で前記溝に固定され、該 溝に沿って延在し、ロック部材(50)を担持し、該ロック部材はシャフトある いはアームの他方に向かって横方向内方に延在し、シャフトまたはアームの他方 にあるロック用肩(52)と係合し、前記アームをシャフトに対して軸線方向に ロックし、タブ(54)が使用者が指で触れるよう前記カンチレバーから横方向 外方に延在しているばねクリップ接続手段からなることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載のピペットチップ突出し器。 9.前記接続手段(42)が、シャフト(20)またはアーム(40)の一方 に接続するための溝(58)を含み、カンチレバー(48)が、前記溝の一端で 固定され、該溝に沿って延在し、前記シャフトまたはアームの他方にある外方に 延在するロック部材(50)と係合するロック用肩(52)を有し、アームをシ ャフトに対して軸線方向にロックし、タブ(54)が使用者が指で触れるようカ ンチレバーから横方向外方に延在していることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載のピペット突出し器。 10.ピペットチップ突出しシャフト(20)の下端とピペットチップ突出しア ーム(40)の上端との間で解放可能の接続手段(42)を含むピペット用ピペ ットチップ突出し機構において、 前記接続手段(42)が、 突出しシャフト(20)または突出しアーム(40)の一方から延在する雌受 入れ手段(44)と、 突出しシャフト(20)または突出しアーム(40)の他方から雌受入れ手段 (44)中へ軸線方向に延在し前記受入れ手段によって支持される雄接続手段( 46)と、 一端で前記突出しシャフト(20)またはアーム(40)の一方に固定され前 記シャフトまたは突出しアームの他方の外面に沿って延在しその面に沿って延在 するカンチレバー(48)と、 前記カンチレバー(48)に担持され、前記突出しシャフト(20)または突 出しアーム(40)の他方に向かって横方向内方に延在し、突出しシャフトまた は突出しアームの他方にあるロック用肩(52)またはロック部材(50)と係 合するロック部材(50)またはロック用肩(52)と、 使用者が触れるようカンチレバー(48)から横方向外方に延在しカンチレバ ーを外方に運動させてロック部材をロック用肩から外し、かつ突出しアームを解 放させ突出しシャフトに対して軸線方向に運動させ突出しアームをピペットから 分離するタブ(54)を含むことを特徴とするピペットチップ突出し機構。 11.雌受入れ手段(44)がアーム(40)から延在し、雄接続手段(46) がシャフト(20)から延在し、カンチレバー(48)がロック部材(50)を シャフトのロック用肩(52)と係合するよう内方に延在させてアームから延在 させていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のピペットチップ突出し 機構。 12.雌受入れ手段(44)がアーム(40)から延在し、雄接続手段(46) がシャフト(20)から延在し、カンチレバー(48)がアームから延在し、シ ャフトから外方に延在したロック部材(50)と係合するロック用肩(52)を 有することを特徴とする請求の範囲第10項に記載のピペットチップ突出し機構 。 13.雌受入れ手段(44)がアーム(40)から延在し、雄接続手段(46) がシャフト(20)から延在し、カンチレバー(48)がシャフトからその外面 に沿って延在し、突出しアームに担持されたロック用肩(52)と係合するよう 突出しシャフトに向かって内方に延在しているロック部材(50)を有している ことを特徴とする請求の範囲第10項に記載のピペットチップ突出し器。 14.雌受入れ手段(44)がアーム(40)から延在し、雄接続手段(46) がシャフト(20)から延在し、カンチレバー(48)がシャフトからその外面 に沿って延在し、突出しアームから外方に延在するロック部材(50)と係合す るロック用肩(52)を有することを特徴とする請求の範囲第10項に記載のピ ペット突出し器。 15.雌受入れ手段(44)がシャフト(20)から延在し、雄接続手段(46 )がアーム(40)から延在し、カンチレバー(48)がシャフトから雌受入 れ手段の外面に沿って延在し、アームのロック用肩(52)に対してロックする よう横方向内方に延在したロック部材(50)を有していることを特徴とする請 求の範囲第10項に記載のピペットチップ突出し器。 16.雌受入れ手段(44)がシャフト(20)から延在し、雄接続手段(46 )がアーム(20)から延在し、カンチレバー(48)がシャフトから雌受入れ 手段の外面に沿って延在し、突出しアームにあるロック部材(50)と係合ロッ クするロック用肩(52)を有していることを特徴とする請求の範囲第10項に 記載のピペットチップ突出し器。 17.接続手段(42)が、シャフト(20)またはアーム(40)の一方に接 続する溝(58)を含み、カンチレバー(48)が一端において前記溝に固定さ れ該溝に沿って延在し、シャフトまたはアームの他方に向かって横方向内方に延 在しシャフトまたはアームの他方にあるロック用肩(52)と係合するロック部 材(50)を有し、アームをシャフトに対して軸線方向にロックし、タブ(54 )が使用者が指で触わるようカンチレバーから横方向外方に延在するばねクリッ プ接続手段からなることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のピペットチッ プ突出し器。 18.接続手段(42)が、シャフト(20)またはアーム(40)の一方に接 続する溝(58)を含み、カンチレバー(48)が一端において溝に固定され、 該溝に沿って延在し、シャフトまたはアームの他方にある外方に延在しているロ ック部材(50)と係合するロック用肩(52)を有し、アームをシャフトに対 して軸線方向にロックし、タブ(54)が使用者が指で触れるようカンチレバー から横方向外方に延在しているばねフリップ接続手段からなること特徴とする請 求の範囲第10項に記載のピペット突出し器。
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