JPH10503861A - 反射性標識 - Google Patents
反射性標識Info
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- JPH10503861A JPH10503861A JP9500893A JP50089397A JPH10503861A JP H10503861 A JPH10503861 A JP H10503861A JP 9500893 A JP9500893 A JP 9500893A JP 50089397 A JP50089397 A JP 50089397A JP H10503861 A JPH10503861 A JP H10503861A
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
背面部材に取付けられた前面部材を有する逆反射性標識が提供される。表面は、その背面に沿って配置された複数の立方体の角部を有している。標識は、いかなる形状または色彩とすることができ、通常の標識に比して、夜間に優れた光反射を提供する。したがって、標識は、夜間に運転しているときに、容易に見ることができる。他の実施例において、立方体の角部は、背面部材の内面に沿い配置されている。前面部材または標識全体は、引掻きおよび破損から標識をさらに保護するために、シリコーン材料を被覆することができる。側壁は、前面部材と背面部材との間に設けられて、その間に間隙を形成することができる。標識を支柱に取付ける幾つかの実施例も提供されている。
Description
【発明の詳細な説明】
反射性標識
発明の背景
本願は、1993年9月8日提出の係属米国特許出願第08/119,291
号の一部継続出願である。
1.発明の分野
本発明は、概略的に言ってリフレクタに係り、詳細に言うと、路端の交通標識
のような用途のための改良された反射性標識に関する。
2.発明の背景
自動車の出現と共に、交通コントロール装置の必要性が生じた。当初、各交通
標識は、識別のために独特の形状に切断されていた。電気が広く普及していなか
ったために、塗装された標識が交通コントロールのために使用された。昼夜にわ
たる自動車使用の増加と共に、交通標識は、夜間に観察できるように反射性塗料
で塗装され始めた。当初、反射性塗料は木製標識に使用され、その後、積層標識
を含む、金属から形成されたより耐久性のある標識に使用された。現在では、道
路標識は、全体の反射性を増すために、塗料に添加された、または、シート製品
に組込まれたごく小さなガラスビーズを使用して形成されている。
ガラスビーズの使用の例は、McKenzieに発行された米国特許第2379741
号明細書、Palmquistに発行された米国特許第3065659号明細書、Mitsuo
Toyama et alに発行された米国特許第3494912号明細書、Booras et alに
発行された米国特許第3877786号明細書、Patterson et alに発行された
米国特許第3922433号明細書、Tungに発行された米国特許第393406
5号明細書、Mizuochiに発行された米国特許第3994086号明細書、Mizuoc
hiに発行された米国特許第4025674号明細書、Brownに発行された米国特
許第4082426号明細書、Cook et alに発行された米国特許第409983
8号明細書、Molariに発行された米国特許第4519154号明細書、Molari,
Jr.に発行された米国特許第4544586号明細書、Rowlandに発行
された米国特許第4555161号明細書、およびChengに発行された米国特許
第4995185号明細書である。
現在の技術水準は、ビーズを紙またはウエブ裏当て上に配置し、薄いラミネー
トで覆うことである。紙またはウエブの他方の側部は、アルミニウムに接着する
ように、特別な接着剤で被覆される。他の改良は、結合を改良するために熱活性
接着剤を使用することである。この工程において、アルミニウムは加熱され、紙
またはウエブがこれに接着する。野外での標識は、金属の裏当てに設けられたス
テッカーを使用し、メッセージ、デザイン、記号など、または、この組合わせ、
すなわち、STOP(停止)、WRONG WAYが塗装される。ステッカーが
付けられると、標識はステンシルおよび塗料を行う準備がととのう。しかし、標
識を塗装するときには、反射媒体を覆ってしまうのを防ぐために、ごく少量の塗
料が使用される。現在では、着色料または塗料がラミネートの内側に含まれてい
る。しかし、加熱工程の際に、ステッカー内側の塗料が損傷を受ける。他の損傷
が、野外に設置されるときに発生する。標識が標識ポストに固定される際に、ボ
ルトがラミネートに小さな切れ目を形成する。かくして、湿気が標識内に侵入し
、通常の日々の温度変化により、標識は剥離し始め、数週間で標識は破損する。
反射性道路標識およびマーカーの他の例は以下のものである:
(1)Waltmanに発行された米国特許第5050327号明細書は、情報的説
明を表面上に有する標識を開示している。この表面は、一つないし複数の説明部
と、一つないし複数の背景部から形成されている。説明および背景部は、標識の
断面区分を画定している。説明部または背景部のうちの少なくとも一方の少なく
とも一部は、逆反射性と半透明性との双方を有している。一般的に、表面の説明
および背景部は、対照的色彩を有し、標識に表示された情報の可読性を高める。
標識の裏当て部材は、標識の半透明部の一部である裏当て部材の少なくとも一部
で半透明または透明でなければならない。この標識は、標識が背後から照らされ
た場合にのみ、通常の標識より夜間に良く見ることができる。
(2)Balint et alに発行された米国特許第3409344号明細書は、傾斜
した側部および端壁と平坦な上壁とを備えた中空ハウジングより成る道路リフレ
クタを開示している。ハウジングは、予めモールド成形された反射性インサート
の周部の回りに、このインサートが端壁に配置されるように現場モールド成形さ
れる。このインサートは、ほぼ平坦状の外面とその内面上の複数の逆反射プリズ
ムとを有し、これらプリズムの軸線は、インサートの平面に対して角度を成し、
次いでマーカー/リフレクタが、自動車からの光ビームが運転車の目に逆反射す
るような位置にあるときに、舗道と角度を成す。
反射性構造体の他の例は、Kupperman et alに発行された米国特許第3772
810号明細書である。Kuppermanの文献は、前側と後側とを有するほぼ剛性の
体部を与えるために、反射材料から形成されかつモールド成形された認識可能な
形態を有する構造体を開示する。後側は、プリズム面を提供するように形成され
る。また、後側は、構造体を支持面で固定かつ支持可能とする接着手段を有して
いる。したがって、前側壁に向けられた光ビームは、体部を通過し、プリズム面
に当たってまだらの反射パターンを形成する。構造体の前側は、その上に押印さ
れたまたは押されたメッセージを有することができる。Kuppermanの文献は、メ
ッセージを表面部材の一部とすることを記していない。したがって、メッセージ
は表面部材とは別のそれ自身の層を形成するので、破損と天候要因とに晒される
。Kuppermanは一つの色彩のみを用い、これは、強調を加えまたは構造体の体部
内の識別可能なメッセージを形成することを不可能とする。
当該技術の他の問題は、通常のSTOP標識のような標識を、通常の金属支柱
、U字チャンネル状支柱、または木製支柱に取付けることである。標準的なST
OP標識は、標識を支柱に取付けるために、ボルトが貫通する2つまたは4つの
孔を有する。レンチを使用してボルトを締付けることは、ボルトの損傷を生じ、
時間の経過と共に、錆が発生する。その後すぐに、錆は標識の表面まで延び、標
識の外観を早期に劣化させる。
輸送手段として自動車が使用され始めてからほぼ1世紀が経過したが、特に、
夜間に容易に観察される、十分な交通標識は当該技術分野には依然として存在し
ない。したがって、当該技術分野で必要とされているものは、現在の通常の標識
と比して、夜間により良く観察される反射性を増大した手段を有する標識である
。さらに、標識は、現在使用されている標識より耐久性があってより長い寿命で
あることを要する。したがって、本発明が目指しているのは、上述の問題および
欠
点の有効的な解決である。
発明の概要
一般的に、本発明は、プラスチックから形成されかつ表面部材と背面部材とを
有する反射性標識に関する。詳細に言うと、本発明は、逆反射技術を使用してい
る。光源の位置に関わらず、光をその光源のすぐ近くに戻すリフレクタは、逆反
射リフレクタと呼ばれる。文字通りに、逆方向反射は、光の各光線の方向を正確
に逆転し、光をその当初の経路または平行な経路に沿って戻すことを意味する。
したがって、理想的な逆反射リフレクタは、特定の光源から受取ったほとんどの
光をその光源に戻す。しかし、理想的な逆反射リフレクタは、実際的価値のない
理論的限定例である。実際上の逆方向リフレクタは、観察者の目に達するのに必
要な円錐形状を戻りビームに与える点で、理想的なものとは異なる。
一つの形式の逆方向リフレクタがトリプルリフレクタである。このトリプルリ
フレクタは、たとえば、部屋の床および2つの隣接壁が隅部で合うのと同様に、
各々が他の2面に直交するように配置された3つの反射面を有している。したが
って、3つの全表面から連続的に反射された光線は、方向を正確に逆転する。
例としてSTOP標識をあげると、表面部材は、標識の好適量の赤色顔料でモ
ールド成形され、言語または記号が配置される領域および縁部は透明またはウオ
ーターホワイトに保持される。表面部材の全背面は、立方体状角部(コーナー)
のような反射手段を含んでいる。プラスチックは、紫外線(UV)安定剤を添加
して、着色顔料が太陽により色褪せるのを抑制することができる。背面部材はほ
ぼ不透明とすることができる。背面部材の内面仕上げは、非常に滑らでかつ光沢
を有し、ほとんど鏡状とするとことができる。表面部材を通過する光は、標識を
通って逆反射し、近似バックライト効果を提供し、したがって、暗がりでの標識
の可視性を増大する。最後に、標識に、シリコーンをベースとした製品を被覆す
ることができる。この被覆は、紫外線安定性を増大し、また、標識の表面をより
硬化させて白亜化、ほこり付着および引掻きを減少させる。シリコーン被覆はま
た、塗料が処理された表面に永続的に接着しないので、標識を野蛮な汚損に耐え
るようにする。
本発明の標識についての別の代替実施例は、特定のメッセージにモールド成形
されかつ反射手段を組込む表面部材と、第2の反射手段を提供しかつ前方からの
み標識を判読可能とする非不透明背面部材と、前面部材を背面部材から分離する
ことにより形成される間隙とを備えている。間隙の大きさは、ポリカーボネート
またはアクリルのようなプラスチックから形成される支持部材と側壁とのシステ
ムにより制御可能であり、この支持部材と側壁とは、標識に入る光を増大しかつ
標識を通して組込まれた光学的手段(逆反射のための種々のプリズムおよびその
他の反射面)を作動させる光学レンズのシステム内にモールド成形される。さら
に、標識を従来の支柱に取付けるための種々の実施例が提供される。
したがって、本発明の目的は、夜間で従来の反射性標識よりも明るい反射性標
識を提供することである。
本発明の他の目的は、従来の反射性標識に比して、夜間に容易に見える反射性
標識を提供することである。
本発明の別の目的は、従来の反射性標識に比して、より長持ちし一層耐久性の
ある反射性標識を提供することである。
本発明の更に他の目的は、プラスチックから形成される反射性標識を提供する
ことである。
本発明の他の目的は、交換用反射性標識を形成するために完全にリサイクル可
能な反射性標識を提供することである。
本発明の更に他の目的は、比較的低コストで製造容易な反射性標識を提供する
ことである。
本発明の他の目的および利点は、図示と例示のために本発明の或る実施例を記
載している添付図面に関連して下記説明を解釈することによって明らかとなるで
あろう。図面は、本明細書の一部を構成し、本発明の例示的実施例を含み、その
種々の目的および特徴を図示する。
図面の簡単な説明
本発明は図面を参照してより良く理解することができる、図面において:
第1図は、前面部材の第1モールド成形工程の第1ステップを示す正面図;
第2図は、前面部材の第1モールド成形工程の第2ステップを示す正面図;
第3図は、本発明の分解図;
第4図は、本発明の正面図;
第5A図は、本発明に従う立方体状角部の一部の側面図;
第5B図は、第5A図に示した立方体状角部の正面図;
第6図は、3つの異なる色彩を有する本発明の第1実施例の一部を示す側面図
;
第7図は、本発明の第2実施例の一部を示す側面図;
第8図は、前面部材の他のモールド成形工程を示す正面図;
第9図は、第8図の他のモールド成形工程から形成された本発明の正面図;
第10図は、代替のモールド成形工程に従う2つの前形成された文字の斜視図
;
第11図は、本発明の他の標識実施例の斜視図;
第12図は、第11図の断面線12−12に沿った断面図;
第13図は、第12図に示した本発明の破断断面図;
第14図は、第11図に示した本発明の破断断面図;
第15図は、第11図に示した本発明の破断断面図;
第16図は、本発明の第1標識取付実施例の破断断面図;
第17図は、本発明の第2標識取付実施例の破断断面図;
第18図は、本発明の第3標識取付実施例の破断断面図である。
好ましい実施例の詳細説明
図面に示すように、本発明は、以下に説明するモールディング工程から形成さ
れた、改良された反射性標識を示している。全体が10で示されている標識は、
2つのプラスチック片から形成され、前面または表面部12と背面部14とを含
んでいる。好適には、強度を有するが可撓性でもあるプラスチック、すなわち、
MAKROLONまたはLEXAN(商標)のようなポリカーボネートが製造に用いられる。
しかし、他のプラスチック、或いは、ポリカーボネートと同様な特性を有する材
料とプラスチックとの組合わせを、反射性標識の形成に用いることができる。表
面部材12の設計上の厚さは、標識10に剛性を与えるだけでなく、標識の反射
性を増す立方体状角部(コーナー)16を組込むための領域を提供する。
次に、2色を必要とする標識のための標識形成工程(第1図および第2図)を
説明すると、第1のポリカーボネート20が、キャビィティ(口腔)30,32
を通ってモールド(鋳型)40内の標識の構造に従った標識表面領域に射出され
る。明確に言うと、2つの着色されたプラスチックのうちの一方が射出される。
これを、第1ショットと称する。2つ以上のキャビティが使用されて、第1ポリ
カーボネートの流通を許容し、キャビティの数は標識の構造により定まることを
理解されたい。標識の他方の色彩が供給される領域およびこの領域と関連するキ
ャビティの端部は、第1ポリカーボネートの射出の際に、第1の色彩がこの構造
の領域に入るのを防止するために、閉塞または分離手段42によって閉塞される
。第1プラスチック(ポリカーボネート)20が強化ないし硬化した後、モール
ドが操作されて他方の着色されたまたは透明なプラスチックの流れを収容する。
第2図に示すように、閉塞手段42は引き戻されてキャビティ34を開き、第2
プラスチック22が表面部材12を流通してこの構造を完成できるようにする。
第1プラスチック20は硬化後キャビティ30,32に対する閉塞部材として作
用し、したがって、第2プラスチックが射出時にキャビティ30,32を流通し
て第1プラスチック20のための指定構造領域に入ることを防止する。
第1プラスチック20の硬化と分離手段42の引き戻しとにより変更されたモ
ールド40は、第2プラスチック22を受入れて、第2プラスチック20のため
に指定された標識の表面領域と関連するキャビティを充填する。これを、第2シ
ョットと称する。この例では2つの異なった色彩のプラスチックのみが必要であ
るが、この工程は、モールド内の標識構造に従った標識表面の指定領域内に、追
加の着色または透明プラスチックの流れのみを許容するために、好適な数の閉塞
部材42と事前に硬化した着色または透明プラスチックとを用いて、多数の異な
る着色プラスチックに用いることができる。この場合、追加のプラスチックは、
第3ショット、第4ショットなどと称する。全てのプラスチックの冷却後、標識
10の表面部材12はモールド40から取外される。
上述の工程に代る工程は、第1ショット(硬化後の第1着色プラスチック20
)を除去し、これを第2ショットの射出(第2着色プラスチック22)のための
第2の独立したモールド(図示せず)に移すことである。この2つのショットは
(着色顔料のみが相違する)同じベース材料によるものであるために、2つのシ
ョットは互いに溶融し、表面部材12を一つの最終片に形成する。表面部材12
は好適な量の着色顔料でモールド成形され、言語または記号が位置する領域は透
明に保持することができ、或いは、対照的な色彩を有する他の顔料含有プラスチ
ックで形成することができる。このモールド構造から、表面部材12の全背面は
複数の立方体状角部16を含んでいる。
しかし、これらの工程のいずれにおいても、モールドは、表面部材12の全内
面上に複数の立方体状角部16を設けるように設計されている。この立方体状角
部16を表面部材12の全背面上に配置するのが好ましいが、本発明は、これに
限定されない。したがって、前面部材12の背面の全体でなく主要部上に複数の
立方体状角部16を設けることは本発明の範囲内である。各立方体状角部16は
、前述のトリプルリフレクタの形態である。立方体状角部16は、標識の夜間で
の優れた可視性を提供するモールド構造から形成された90度の三角形ピラミッ
ドのモザイクである。
表面部材12は、モールド40から取外された後、背面部材14に取付けられ
る。背面部材14は、表面部材12を受入れるために、標識10の正確な形状に
予めスタンピング加工またはモールド成形されるのが好ましい。表面部材12は
、クリップ、糊、接着剤、スナップ、超音波手段を含む種々の異なる方法により
、背面部材14に取付けられる。しかし、本発明は、これらの特定の取付け法に
限定されず、列記されていない他の通常の取付け法が本発明の範囲内であること
を理解されたい。
最後に、標識10の表面部材12に、シリコーン表面硬化剤80が被覆され、
硬化される。表面部材12に加えて、標識10をさらに保護するために、標識全
体に、シリコーン表面硬化剤80を被覆することができる。シリコーンコーティ
ングは標識10を密封し、太陽の紫外線光から保護する。また、シリコーンコー
ティングは表面をさらに硬化させ、標識10を、その外観を光沢がありかつクリ
ーンな状態に保持しつつ、野蛮な汚損に対する耐性を標識10に形成する。した
がって、本発明は、従来の標識と比べて、より反射性かつ耐久性を有する標識を
提供する。
シリコーンコーティングの代わりに、TEFLONまたはTEFLON様の非接着化合物の
固体塑性プラスチック合金の如き環境的に好ましい化学化合物およびポリカーボ
ネートまたはアクリルを、紫外線光を抑制する表面品質を増大するために、或い
は、表面塗料および接着剤に対するバリアとして作用させるために、モールド成
形工程に導入することができる。これらの化学化合物の一つないし複数を添加す
ることにより、標識10は、標識のメッセージを形成する内部顔料を損傷するこ
となく、溶剤で清浄することができ、したがって、屋外での標識の磨き直しを可
能として、その有効寿命を延ばす。他の実施例では、化学化合物が樹脂内に提供
され、標識はシリコーン表面ハードコートを設けられる。
したがって、標識は全てプラスチックから形成されるのが好ましい。塗料、ア
ルミニウム裏当て、反射性シートまたはステッカーは設けられない。標識10の
表面部材12全体が標識であって、従来の標識、すなわち、STOP標識などの
ように、金属、木材またはプラスチックのような裏当て板に接着されたステッカ
ーではない。標識構造の文字、記号および色彩は、プラスチック(ポリカーボネ
ート)で、立方体状角部16内にモールド成形された表面部材12の内面または
背面と一体にモールド成形される。標識10は、従来の標識と比して、優れた逆
反射特性を有している。さらに、立方体状角部16が内部にあるために、標識1
0の引掻きは逆反射特性を阻害せず、また、使用している被覆材料は外面への塗
料材料を容易に受入れない。
本発明を説明するに際し、図示目的のみで、標識構造の例として、必要に応じ
、STOP標識を使用する。しかし、以下で分かるように、本発明は、形状また
は色彩に関わりなく、逆反射を必要とするあらゆる形式の標識を形成するために
使用することができる。
つぎに、STOP標識を例として用いて、モールド成形工程について説明する
。(赤色顔料を有する)ポリカーボネートがキャビティを通してモールド内に射
出される。したがって、表面部材12は好適量の赤色顔料でモールド成形され、
言語(STOP)が表面上に位置する領域は透明に保持される。硬化すると、透
明なプラスチック(ポリカーボネート)がキャビティを通して、言語STOPが
位置する領域と標識の縁部領域とに射出される。硬化した赤色ポリカーボネート
は、透明なプラスチックが表面部材12のこれらの領域に入るのを防止する閉塞
手段として作用する。表面部材の全内面ないし背面は立方体状角部16にモール
ド成形される。
使用に際し、STOP標識に関する最大の問題は、赤色顔料が太陽からの紫外
線(UV)光のために色が褪せるということである。しかし、プラスチック(ポ
リカーボネート)は、この色褪せを抑制するために紫外線安定剤が添加される。
さらに、表面部材12の厚さはかなり厚いので、反射性ステッカー上に赤色コー
ティングを単純に塗布する一般的なSTOP標識の場合よりかなり多くの赤色顔
料が含まれる。また、追加顔料は実地の標識10の寿命を増大する。
STOP標識12の背面部材14もプラスチック、好ましくはポリカーボネー
トから形成され、ほぼ不透明である。背面部材14の内面18の内部仕上げは、
非常に滑らかで光沢があり、ほとんど鏡のようであり、反射面を形成する。これ
に代えて、MYLAR商標のフィルム、光輝性紙または金属層が、反射面を形成する
ために、背面部材14の内面上に配置可能である。このように、表面部材12を
通過する光は、標識を通って逆反射し、近似バックライト効果を与える。したが
って、暗がりでの標識10の可視性はかなり増大する。さらに、電気光源を標識
に設けて、光沢のある或いは鏡状の表面から反射する光量を増大することもでき
る。最後に、標識10の全体に、シリコーンをベースとした製品をコーティング
することができる。シリコーンコーティングは、赤色顔料およびポリカーボネー
ト自体の紫外線安定性を増大する。他の利点は、シリコーンコーティングは標識
10の表面を一層硬くし、したがって、標識10に対する白亜化、ほこり付着お
よび引掻きの量を減少する。また、シリコーンコーティングは、塗料が処理面に
永続的に接着しないので、野蛮な汚損に対する耐性を標識に与える。
最初の代替実施例では、反射面(すなわち、MYLAR商標のフィルム、光輝性紙
または金属層など)は、特別な反射を形成するために、立方体状角部16上に配
置または堆積されることができる。反射面を立方体状角部16に形成後、立方体
状角部16は密封されて、背面部材を不要とすることができる。
第2の代替実施例(第7図)では、立方体状角部が、標識の表面部材の代わり
に背面部材14上に配置される。したがって、表面部材の内面および外面は基本
的には平坦である。表面部材を形成する工程は、モールド内の立方体状角部構造
が除かれている点を除き、上述のものと同じである。この代替実施例は本発明の
第1実施例の全ての利点を有している。
第3実施例では、表面部材が透明またはウオーターホワイトであり、背面部材
の内面または表面部材の内面は立方体状角部を含んでいる。この実施例において
、プリントないしペイントされたメッセージを備えた比較的剛性のあるフィルム
が挿入される。塗料は、必要に応じ、半透明または不透明とすることができる。
この第3実施例の例は、運転状態の変化(すなわち、工事地区)によって“制限
速度”が時間の経過により変化する場合のある“制限速度”標識であろう。操作
者は、標識を操作し、メッセージを除去し、異なるメッセージに交換することが
できる。変化した運転状態(すなわち工事)が完了した後、最初のメッセージを
再挿入し、かくして、標識設置をより良く利用することができる。上述例と同様
に、背面部材を除去し、反射面を立方体状角部上に配置することができる。
標識構造のための第2の代替工程は、標識構造の異なる色彩を分離する前形成
されたモールド形状50の使用を含んでいる。例として再びSTOP標識を使用
すると(第7図から第10図)、前形成された形状50は、プラスチックをモー
ルド内に射出して、標識構造に従って、文字、デザインまたはその他の記号(た
とえば、文字S,T,OおよびP、ならびにSTOP標識の外縁領域)の輪郭を
形成することにより、形成される。前形成された形状は、支持壁と、標識構造に
使用される色彩を隔離または分離する手段とを形成する。この工程において、上
述の分離手段42は、前形成された形状が本質的にこの機能を果たすために、必
要ではない。
前形成された形状50を形成するために、プラスチックが、標識構造により要
求される文字および記号の輪郭を作るように設計された第1モールド内に射出さ
れる。前形成された形状50に使用されるプラスチック材料および色彩は、標識
の表面部材12に使用されるプラスチックと同様である。したがって、プラスチ
ックは互いに完全に混合し、継ぎ目のない結合を形成する。この形状は、冷却し
かつ残留プラスチックが除去された後、第2モールド内に挿入され、標識の表面
部材を形成する。
STOP標識を例とすると、前形成された形状50の使用により、赤色プラス
チックと透明プラスチックとの双方を、モールド内に同時に射出することができ
る。透明プラスチックは、文字“S”、“T”、“O”および“P”の分離壁と
、
外縁部との間の領域52内に注がれ、赤色プラスチックは54で示された領域内
に注がれる。この第2モールドにおいて、立方体状角部16は、上述の他の工程
と同様な態様で形成される。立方体状角部16は、標識の表面部材12(第8図
)または背面部材(第7図)のいずれかに配置可能である。立方体状角部は、表
面部材12上に配置されたときに、前形成された形状50が位置する部分を除い
て、表面部材12の全内面上に配置される。しかし、この領域は僅かであり、標
識10の反射特性に影響を及ぼさない。
したがって、この第2の代替工程は、本発明の逆反射性標識を形成する一層実
際的な方法を提供する。さらに、前形成された形状50は、表面部材12を標識
10の背面部材に結合するための他の領域を形成し、したがって、標識10の剛
性を増大する。
STOP標識としての作用に際し、夜間の自動車のヘッドライトのような光は
、標識に当たる。光の一部は、STOP標識の赤色およびウオーターホワイトま
たは透明領域から即座に逆反射する。しかし、光の一部は、逆反射せず、立方体
状角部間のごく小さな割れ目を通してSTOP標識の表面部材12を貫通し、背
面部材と表面部材との間に捕捉される。この光は、背面の内面の光沢のある或い
は鏡状の仕上げ面に当たって逆反射し、立方体状角部に当たる。立方体状角部は
、背面部材と表面部材との間に捕捉された光を種々の方向に拡散し、自動車の運
転者が、このSTOP標識を容易に見ることを可能する。したがって、本発明は
、運転者が対応する交差点または道路に入る前に安全に停止するために、STO
P標識に接近する充分前にSTOP標識を見ることを可能とする。さらに、ST
OP標識は、大量の赤色顔料により、従来のSTOP標識よりずっと長持ちする
。標識全体はプラスチックまたは熱可塑性樹脂から形成可能であるので、標識は
リサイクル可能であり、したがって、本発明に従って別の標識を形成するために
再利用可能である。標識に添加されるシリコーンコーティングは、標識が、破損
、引掻き、太陽光線などによって破壊されるのを防ぐのに役立つ。
本発明は、標識の大きさに関わらず、逆反射を必要とする標識に利用すること
ができる。本発明は、標識の表面部分に、文字を含む記号を収容可能であり、い
かなる形状または色彩、或いは、形状または色彩のいかなる組合わせとすること
ができる。したがって、本発明は、逆反射を必要とする標識だけでなく交通標識
にも利用可能である。しかし、本発明は、標識に制限されず、逆反射を必要とす
る他の対象物および部材に利用可能である。さらに、本発明は、反射手段として
の立方体状角部の使用について説明したが、反射手段のみならず他のトリプルリ
フレクタも立方体状角部の代わりに、利用可能であることを理解されたい。また
、本発明の特徴を使用する他の構造の組合わせも可能であり、本発明の範囲内で
あることを理解されたい。さらに、標識全体をプラスチックから形成することが
好ましいが、これに制限されるものではなく、ガラス、ファイバーガラスまたは
金属のような他の材料を利用することができる。
第11図から第15図は、本発明の更に別の実施例を示している。第11図は
、例としてSTOP標識300を用いた、本発明のこの実施例を示している。し
かし、本発明のこの実施例はいかなる形式の標識にも利用可能であり、STOP
標識のみに制限されない。標識300は、本発明の他の実施例と同様に、ポリカ
ーボネートのようなプラスチックから形成される。標識300は、本発明の他の
実施例と同様に、モールド成形またはその他の手段により形成可能である。また
、標識300は、本発明の他の実施例と同様に、シリコーン表面硬化剤または化
学化合物を組込むことができる。
標識300は、前面ないし表面部材302と背面部材304とを含んでいる。
標識300は、標識300の表面部材302の一部として該標識に組込まれたメ
ッセージ301またはその他の標印を有し、或いはメッセージ301は標識とす
ることができる。表面部材302と背面部材304とは、透明ないしクリアーな
側壁308によって互いに分離されて、表面部材302と背面部材304と透明
な側壁308との間に配した間隙領域314を形成する。さらに、透明支持部材
309も設けて、間隙領域314の形成を助けることができる。好適には、側壁
308および/または支持部材309は、表面部材302と一体に形成される。
しかし、これに限定されず、その代わりに、側壁308および/または支持部材
309は背面部材304と一体に形成可能である。さらに、側壁308および/
または1の支持部材309は、表面部材302および背面部材304から独立し
て形成し、後にこれらに取付け可能である。
側壁308と支持部材309とは、透明であるので、光が標識300の間隙領
域314内に入るのを可能とする。かくして、側壁308を通して標識300の
間隙領域314内に入る光は、照明手段を提供し、標識300をより際立たせる
。この際立ち度は、自動車およびその他の車両がヘッドライトを点灯して標識3
00を照明していない時には、非常に増大する。
たとえば、標識300は、木の下側に位置するポスト上に装着される。早朝ま
たは午後遅い時間、間隙領域314は、木の影となっても、利用可能な光が標識
300に入って標識300を際立たせるようにする。したがって、標識300は
、朝または夕方早くに太陽が地平線近くにある時に、学生を降ろしたり出迎えた
りする自動車の活動が最大となる通学地区或いはその回りで極めて有利である。
上述のように、表面部材302と背面部材304との間で間隙314を支えか
つ形成するために、側壁308が設けられ、支持部材309も設けることができ
る。さらに、メッセージ301と組み合わせて該メッセージから垂下する一つな
いし複数の他の支持部材312も設けることができる。間隙314は、表面部材
302と背面部材304と側壁308と支持部材309とを好適な厚さに設計し
て、従来の同様な標識に比して、小さな全体重量で強固かつ剛性のある標識30
0を形成可能にし、これにより、標識300をより軽量かつ取扱容易とすること
ができる。
さらに、側壁308および/または支持部材309の形状および寸法は、それ
ぞれ光学レンズ313,315(第14図)を形成するように、操作しモールド
成形することができる。第14図から判かるように、レンズ313,315は、
側壁308を通して間隙314に入る光を収束しかつ分散する。レンズ313,
315はまた、組合わせ複合ないしコンプレックスレンズを形成可能とし、第1
4図から判かるように、標識300内で所望の効果を形成する。さらに、レンズ
313,315には、光を標識300内で拡散する手段を設けることができる。
側壁308と支持部材309と表面部材302と背面部材304は、外面仕上
げを施して、光学手段を作動するライトパイプ311としても作用するようにで
きる。支持部材309、側壁308、表面部材302および/または背面部材3
04における蛍光顔料の使用は、標識が該標識に当たる光を用いて光学手段を作
動させる場合には、標識300の際立ち度を増す。標識300は、プラスチック
の光学レンズ効果および内部ライトパイピング能力を使用して光を標識300内
の特定の位置に向ける。したがって、光は、標識300内に導かれ、標識300
内を移動し、ここで光は、蛍光顔料を活性化して、(1)標識全体の輪郭を照ら
すこと、(2)メッセージ301内の文字またはその他の標印のみを照らすこと
、(3)メッセージ301内の文字またはその他の標印の輪郭のみを照らすこと
、(4)メッセージ301内の文字またはその他の標印の回りの領域に蛍光効果
を加えることを含む特定の役割を果たすが、役割はこれらに限定されない。した
がって、本発明は、この現象と関連して、表面部材302と背面部材304とを
含む大きなプラスチックボデイを利用するものである。
これらの顔料、背面部材304に配置された第2反射手段からの内部反射、お
よび、標識に入る光が標識300の特定の領域に達するのを可能とする間隙31
4の能力の使用は、標識300の際立ち度をさらに増大する。標識は太陽、月、
家の明り、街路灯などからの利用可能な光を使用するので、光は自動車のヘッド
ライトから来る必要はない。さらに、標識300または標識300の一部は、低
パワー光源を加えることにより、光を放出するように作ることができる。
顔料は、標識300を完全に貫いて或いは全表面にわたって使用する必要はな
く、使用される色彩の濃淡の形成を許容する。この特徴は、種々の合金材料をモ
ールド内で使用可能とするだけでなく、種々のインサートおよび連続モールド成
形技術で達成することができる。しかし、モールドが完成しかつ開くと、表面部
材のみがあらわれ、構造上の特徴の全てが標識300内に組込まれる。
これらの特徴の全てが標識300の際立ち度を増大する。かくして、第15図
から判かるように、側壁308と支持部材309が内部反射を増大するために形
成される。したがって、この実施例は、前面から見たときに、非常に容易に標識
300を見ること、そして、そのメッセージを理解することを可能とする。
第16図は、標識300を通常の支柱(図示せず)に取付けるための第1の標
識取付実施例350を示している。この取付実施例において、標識300は、プ
ラスチックまたは金属から形成されたねじ付き或いはねじなしボス352から成
るインサートを、好ましくは標識300にモールド成形することにより、内部に
配置する。このモールド成形プロセスは、壁355で画定される凹部353を形
成し、この凹部はボルト356のボルトヘッド357をその中に取付け可能とし
、同時に、ボルト356が回転するのを防止する。ボルトヘッド357は、好適
に配置されたときに、インサート352の内端部に載置される。ボルト356が
凹部353内に好適に配置された後、標識の開口が、逆反射カバーまたはキャッ
プ354を配置することにより閉鎖され、このキャップは、キャップ354と標
識の体部内のインサート352との間でボルトヘッド357を密封するように、
凹部353内にスナップ嵌合することができる。キャップ354には、その背面
に、反射手段359を設けることが好ましい。
ボス352は、ナット358に過剰トルクを与えて、場合によっては標識30
0を損傷する応力を除く作用をなす。凹部353は、本願で使用されている標準
的ボルトを受入れるようにモールド成形され、したがって、凹部353はボルト
356が回転するのを防止するので、標識300を取付けるために2つのツール
を使用する必要性を除く。逆反射キャップ354は、2つの目的、すなわち、(
1)ボルト孔を閉鎖し、凹部353を密封すること、(2)表面部材302と関
連して、表面部材302の周囲の隣接領域に一貫した逆反射特性を与えて標識3
00の表面を完成すること、を果たす。
これに代えて、ボルト356は、インサート352内に配置され、双方は、背
面部材304にモールド成形され、モールド成形された凹部353内に配置され
る。この第1の代替取付実施例は、表面部材302がキャップ354と同様な目
的を果たすので、第16図に示したキャップ354を不要とする。ボス352は
、ナット359に過剰トルクを与えて場合によっては標識300を損傷する応力
を受ける作用をなす。いずれの第1取付実施例においても、標識300を通常の
支柱(図示せず)に取付けるために使用されるボルトとナットとボスと凹部との
組合わせの数には、制限がない。好適には、標識300は2つないし4つのその
ような組合わせが設けられる。
キャップ354は、標識300内の孔を凹部353から隠す外に、ブリットホ
ールのような、標識に形成される孔を補修するために使用することもできる。修
理する者は、損傷した領域を穿孔して均一な開口を形成し、その後、キャップ3
54が挿入される。かくして、損傷した領域を補修するためのキャップ354の
使用は、標識300の有効寿命を延ばす。構造が背面部材304に相当する同様
なキャップを、背面部材304に生じた損傷を取扱うために設けることができる
。
第17図は、標識300を通常の支柱(図示せず)に取付けるための第2の標
識取付実施例400を示している。この取付実施例では、標識300は、プラス
チックまたは金属から形成された、好ましくはねじ付きボス402から成るイン
サートを、標識300にモールド成形することにより、内部に配置する。モール
ド成形プロセスは、壁部412により画定された凹部410を形成する。標識3
00を通常の支柱408に取付けるために、ボルト404が、ポスト408とイ
ンサート402とを貫通して標識300内に延びる。この実施例において、ねじ
付きインサート402は、通常のナットとして作用する。ボルトヘッド406が
ボルト404を締付けるために設けられ、標識300をポスト408に固定する
。この実施例では、前述の実施例に比して、ボルト404の長さの寸法設定が重
要である。ボス402はまた、ボルトヘッド406に過剰トルクを与えて、場合
によっては標識300を損傷する応力を受ける作用をなす。標識300を支柱4
09に取付けるために使用されるボルトとボスと凹部との組合わせの数は制限さ
れない。標識300には、この組合わせの2つまたは4つを設けるのが好ましい
。
第18図は、標識300を通常の支柱(図示を省略するが第17図に示す支柱
408と同様である)に取付けるための第3の標識取付実施例を示す。この取付
実施例では、標識300は、プラスチックあるいは金属製のねじ付きボス452
から成るのが好ましいインサートを内部に、好ましくはモールド成形により、配
置する。このモールド成形工程で、壁部456で画定される凹部454を形成す
る。標識300を通常の支柱に取付けるため、二条ねじボルト458あるいは同
様な部材は、ナット460が固定ボルトヘッド460として作用することにより
停止するまで、標識300内のインサート452にねじ込まれる。ボルト458
の露出軸部が通常の標識用支柱を貫通した後、標準ナット462をボルト458
に沿って締め付け、標識300を支柱に固定する。第2の取付実施例と同様に、
ボルト458の長さの寸法設定が重要である。ボス452とナット460とは、
更にナット462に過剰トルクを与えて場合によっては標識を損傷する応力を受
ける作用をなす。標識300を通常の支柱に取り付けるために使用するボルトと
ナットとボスと凹部との組合せの数は制限がない。標識300は、このような組
合せを、2つないし4つ設けられるのが好ましい。
上述の標識取付実施例の全てにおいて、本発明の標識300は、ボルトを受け
入れるように設計されかつ予め形成された凹部を持つことができる。更に、これ
らの凹部は、風で動く標識300の応力を受ける追加ボスを用いることにより、
補強される。表面部材302は完全に逆反射性であり、そして、本発明は標識の
表面にまで錆が見苦しく発生するのを防止する。したがって、間隙314は、取
付ボルトを隠すことを可能とし、間隙314を形成する側壁308と支持部材3
09,312とは、風の中における予測寿命をより長くするために、必要な標識
の可撓性を調整あるいは合わせるための機会を与える。
更に、ボルトとナットとインサートとは、標識300に応力を与えることなく
、利用可能な支柱に標識300を固定するために使用する一連の増加複合機械的
手段でもよい。かくして、ボス部材は、大きな領域あるいは容積を有し、或いは
、厚さが変化し、したがって、強さが変化して標識300の寿命を増すリブを有
しても良い。これらの特徴は間隙領域314によって得ることができ、この間隙
領域は標識コネクタを設計しかつ機械的手段を隠すことを可能とする。コネクタ
および機械的手段の使用は、標識の製造工程に組込むことができ、メッセージ3
01を損なうものではない。
上述のように、表面部材302は、ポリカーボネートあるいはアクリルなどの
好適な光学特性を有するプラスチックから形成されて、所望の形状を有する特定
メッセージを形成し、標識300のこの領域は所望のように逆反射性とすること
ができる。背面部材304の内面は、標識300に第2反射手段を形成する光沢
仕上げを施すことができる。表面部材302と背面部材304との縁部を丸め、
取扱いの安全を図ることができる。これらの丸められた縁部は、表面部材302
及び背面部材304をモールド成形する際に形成するのが好ましい。
表面部材302と背面部材304とは、側壁308と支持部材309,312
を介して作動可能に関連し、標識300に一層大きな強さと剛性とを与え、間隙
314を形成する。間隙314は、標識300の縁部から体部内への光の通過を
可能とし、したがって、特に、自動車がヘッドライトを使用していない光量の少
ないときに、際立ち度を増大させた状態で標識300を見ることができる。この
特徴は、側壁308および/または少なくとも支持部材309および/または3
12を光学レンズに成形することにより増大される。
さらに、背面部材304は、表面部材302の前方から標識300を見るとき
に、容易にメッセージ301を見えるようにするだけのものである。表面部材3
02の逆反射手段、および、背面部材304の他の反射手段を使用するため、自
動車のヘッドライトが標識300を照らしていない夜間に、この標識300は極
めて目立つ。
なお、本発明の特定の形態について図示し説明したが、本発明は、ここに記載
しかつ示した各部の特定の形態または配置に制限されるものでない。当該技術分
野における技術者であれば本発明の範囲から離れることなく種々の変更が可能で
あり、本発明は、図面に図示し明細書に説明したものに制限されないことを理解
されたい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 所望の形状を有し、夜間見るときに際立ち度と可読性とを増大させた逆 反射性標識であって、 情報を組込み且つ外面と内面とを有する単一層の表面部材を備え、この表面部 材の内面は、該表面部材に作動可能に関連する反射手段を組込まれ、前記表面部 材は標識の所要の形状にモールド成形される逆反射性標識。 2. 前記表面部材と作動可能に関連する背面部材を更に備え、この背面部材 は内面と外面とを有し、標識は前側と後側とを有し、前記情報は標識を前側から 見たときにのみ見える請求の範囲第1項に記載の逆反射性標識。 3. 前記背面部材と前記表面部材とは、これら部材の間に間隙領域を画定す る請求の範囲第2項に記載の逆反射性標識。 4. 所望の形状を有し、夜間見るときに際立ち度と可読性とを増大させた逆 反射性標識であって、 情報を組込み且つ外面と内面とを有する単一層の表面部材を備え、この表面部 材の内面は、該表面部材に作動可能に関連する反射手段を組込まれ、前記表面部 材は標識の所要の形状にモールド成形され、標識はまた、 内面と外面とを有する背面部材を備え、標識は前側と後側とを有し、前記情報 は前側から標識を見たときにのみ見え、標識はさらに、 前記表面部材の外端部と前記背面部材の外端部とに作動可能に関連する側壁を 備え、 前記表面部材と前記背面部材と前記側壁との間に間隙領域が形成され、 光が前記側壁を通してこの間隙内に入り、標識の可視度を増大する逆反射性標 識。 5. 前記表面部材と前記背面部材とに作動可能に関連するサポート部材を更 に備える請求の範囲第4項に記載の逆反射性標識。 6. 前記側壁は、この側壁をライトパイプ状に作用させる外面仕上げを施さ れる請求の範囲第4項に記載の逆反射性標識。 7. 前記側壁と前記サポート部材とは、これらの側壁とサポート部材とをラ イトパイプ状に作用させる外面仕上げを施される請求の範囲第5項に記載の逆反 射性標識。 8. 前記側壁は、前記間隙領域内に入る光を収束し、発散し、及び/又は、 向け直すための光学レンズを形成する請求の範囲第4項に記載の逆反射性標識。 9. 前記側壁は、前記間隙領域内に入る光を収束し、発散し、及び/又は、 向け直すための光学レンズを形成する請求の範囲第5項に記載の逆反射性標識。 10. 前記側壁は、前記表面部材と一体に形成される請求の範囲第4項に記 載の逆反射性標識。 11. 前記サポート部材は、前記表面部材と一体に形成される請求の範囲第 5項に記載の逆反射性標識。 12. 前記側壁は、前記背面部材と一体に形成される請求の範囲第4項に記 載の逆反射性標識。 13. 前記サポート部材は、前記背面部材と一体に形成される請求の範囲第 5項に記載の逆反射性標識。 14. 更に、標識ポストに標識を取り付けるための手段を備える請求の範囲 第4項に記載の逆反射性標識。 15. 前記取り付けるための手段は、 標識内に形成された凹部と、 この凹部内に配置されたインサート部材と、 前記凹部内に配置され、前記インサート部材と前記背面部材とを貫通して延び るボルト部材とを備え、このボルト部材は、前記凹部内に正確に配置されたとき に、前記インサート部材の一端に当接するボルトヘッドを有し、更に、 前記凹部の近部で前記表面部材と作動可能に関連するキャップを備える、請求 の範囲第14項に記載の逆反射性標識。 16. 前記取り付けるための手段は、更に、前記ボルト部材と作動可能に関 連して、標識を前記ポストに強固に保持するナット部材を備える請求の範囲第1 5項に記載の逆反射性標識。 17. 前記取り付けるための手段は、 標識内に形成された凹部と、 この凹部内に配置されたねじ付きインサート部材と、 前記ポストと前記背面部材と前記インサート部材の少なくとも一部とを貫通し て延びるボルト部材とを備え、このボルト部材は、正確に配置されたときに、前 記ポストの外面に当接して該ポストに標識を強固に保持するボルトヘッドを有す る、請求の範囲第14項に記載の逆反射性標識。 18. 前記取り付けるための手段は、 標識内に形成された凹部と、 この凹部内に配置されたねじ付きインサート部材と、 第1部分と第2部分とを有するボルト部材とを備え、この第1部分が前記背面 部材と前記インサート部材の少なくとも一部とを貫通して延び、このボルト部材 の第1部分と第2部分とが、このボルト部材に沿って配置された固定ボルトヘッ ド部材により形成されかつ分割され、このボルトヘッド部材は、前記ボルト部材 の第1部分が正確に配置されたときに前記背面部材の外面に当接し、前記ボルト 部材の第2部分は、前記ポストを貫通して延び、更に、 前記ボルト部材の第2部分の外端部に作動可能に関連して、前記ポストに標識 を強固に保持するナット部材を備える、請求の範囲第14項に記載の逆反射性標 識。 19. 所望の形状を有し、夜間見るときに際立ち度と可読性とを増大させた 逆反射性標識であって、 情報を組込みかつ外面と内面とを有する単一層の表面部材を備え、この表面部 材の内面は、前記表面部材に作動可能に関連する反射手段を組込まれ、前記表面 部材は標識の所要の形状にモールド成形され、標識はまた、 内面と外面とを有する背面部材を備え、標識は前側と後側とを有し、前記情報 は前側から標識を見たときにのみ見え、標識はさらに、 前記表面部材の外端部と前記背面部材の外端部とに作動可能に関連する側壁と 、 標識をサインポストに取り付けるための手段と、 前記表面部材と前記背面部材とに作動可能に関連するサポート部材とを備え、 前記表面部材と前記背面部材と側壁との間に間隙領域が形成され、 光が前記側壁を通してこの間隙内に入り、標識の可視度を増大する逆反射性標 識。 20. 前記側壁は第1光学レンズを形成し、前記サポート部材は第2光学レ ンズを形成し、これらの第1光学レンズと第2光学レンズは、前記間隙領域内に 入る光を収束し、発散し、及び/又は、向け直す請求の範囲第19項に記載の逆 反射性標識。 21. 前記側壁と前記サポート部材とは、これらの側壁とサポート部材とを ライトパイプ状に作用させる外面仕上げを施される請求の範囲第19項に記載の 逆反射性標識。
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