JPH10504151A - 不規則配置の曲線状構造体を使用した画像表示 - Google Patents
不規則配置の曲線状構造体を使用した画像表示Info
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- JPH10504151A JPH10504151A JP8506359A JP50635996A JPH10504151A JP H10504151 A JPH10504151 A JP H10504151A JP 8506359 A JP8506359 A JP 8506359A JP 50635996 A JP50635996 A JP 50635996A JP H10504151 A JPH10504151 A JP H10504151A
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Abstract
(57)【要約】
ハーフトーンセル内のランダム位置にデジタルハーフトーニングの中心を配置するデジタルハーフトーニング用の方法と装置を提供する。ピクセルから最も近接したCSCへの曲線状構造体に沿った変位に基づいて,ピクセル照明順序を決定する。アーム数,発展角度,配向,およびその他のパラメータが変わる状態での螺旋体を含む曲線状構造体を所要の美的感覚の得られるように使用する。
Description
【発明の詳細な説明】
不規則配置の曲線状構造体を使用した画像表示
本特許文書の開示の一部は,著作権保護に該当する資料を含んでいる。著作権
の所有者は,特許文書または特許開示の如何なる者による電子複写に対しても,
特許商標局の記録に現われている場合には異義を持たないが,他の如何なる場合
に於いても全ての著作権を留保する。
発明の背景および分野
本発明は一般には画像表示および複写の分野に関し,更に詳しくは斯かる表示
および複写がモニター,プリンタまたは植字機などを用いて実行される場合に於
いて,不規則に配置された曲線状構造体を使用してデジタル方式で記憶された単
色およびカラー画像の表示および複写に関する。デジタル画像は走査されたエレ
メント,マニュアルでデジタル化されたグラフィックス,またはコンピュータで
生成したグラフィックスもしくは文書から成ることができる。
モニタ,プリンタおよび植字機等のカラーおよび単色の複写装置はピクセルの
グリッドを用いて画像を表示し,印刷し,または植字している。このようなシス
テムでは,ピクセルのグリッド中の各ピクセルは可能な輝度値範囲内のピクセル
輝度に設定される。可能値の許容範囲は採用される印刷工程または表示工程によ
って決まってくる。
多くのシステムでは,複写すべきデジタル画像中に存在するピクセル輝度値の
範囲は表示,印刷または植字工程によって許されているピクセル輝度値の範囲よ
りも大きい。例えば,恐らくデジタル画像はカラーチャネル毎の各ピクセル当た
り8ビット(256の可能な輝度レベル)で表わされるカラー値を含むであろう
が,印刷装置は用紙上の所定の点でインクを印刷するかまたは用紙をインクの無
いままにすることもでき,この場合にはカラーチャネル毎の1ピクセルあたり1
ビット(輝度の可能な2つのレベル)となる。これらの場合には適当に選択した
面積上では画像は,表示し,印刷し,または植字した画像のピクセル輝度値の平
均がデジタル画像の同じ面積に対する平均の画像ピクセル輝度にほぼ等しいよう
に,生成されなければならない。この過程は「ハーフトーニング」として知られ
ている。
ピクセル当たりの多数ビットからピクセル当たりの少数ビットへ変換する方法
は多数ある。この方法の1つは,「しきい値配列」ハーフトーニングとして知ら
れている。この方法を用いて,複製すべき画像上を周期的に反復するハーフトー
ン画面エレメント,すなわちスポット関数,を代表するデータを含んでいるしき
い値配列が定義される。スポット関数はハーフトーン化されるべきデジタル画像
データの範囲と同一の範囲を持ち,また出力装置と同一の分解度のデータを含ん
でいる。各出力されたピクセルの値が計算されると,対応するデジタル画像入力
ピクセルと共に,しきい値内の対応するピクセルが選択される。各出力ピクセル
について,その時の入力ピクセルの値およびしきい値配列ピクセルとが比較され
る。入力ピクセル値がしきい値配列ピクセルよりも大きいときには,対応する出
力ピクセルは「on」状態に設定される。入力データ値がしきい値配列ピクセル
よりも小さいかまたは等しければ,対応する出力ピクセルは「off」状態に設
定される。しきい値配列,即ち「スポット関数」,中のピクセルの値によって入
力データの色調(トーン)即ちカラーの所定の陰影に対して得られるハーフトー
ンドットの形状が決定される。
しきい値配列中のピクセルの値はまた,対応する装置ピクセルがグレー輝度ま
たはカラー輝度がゼロから全輝度まで増加するときに照明されるべき順序を示し
ている。これはピクセルの照明の順序として引用される。この処理が出力された
ピクセルが2つよりも多いレベルを持つことができるような環境中で使用される
ならば,ハーフトーンセル記述を多レベルの出力装置に応用するために使用する
ことができる。
しきい値配列を使用する大抵のハーフトーン・スクリーニングシステムでは,
典型的には1インチ当たり約65ラインから1インチ当たり約200ラインの範
囲内にある固定空間周波数のグリッド上に正方形,楕円形または円形等の緊密且
つ規則的な形状を持つ高度集中型のハーフトーンドットを作成するスポット関数
を使用する。この規則的で固定したパターンによって干渉縞,即ちモアレパター
ンを生じる。この固定した規則的な画面目盛りで高度集中型のドット構造によっ
て,この方法を使用して複製される描画の視覚的鮮明度が制限される。
集中型でないしきい値配列スポット関数もまた作成することができる。非集中
型であるが併し規則的なハーフトーンドット形状は,スポット関数,またはしき
い値配列によって容易に表わすことのできるBayerディザ法によって生成さ
れる。Bayerディザ法は,非常に精密な構造を有し,従ってシステムによっ
ては印刷できないような結果を生成する。Bayerディザ法は,また若干の条
件下では厳密な干渉縞,すなわちモアレパターンを生じる非常に規則的なパター
ンを保持する。
スポット関数をランダムで非相関的な変数の連続するサンプル群として定義す
ることによって規則的,周期的なパターンを形成しない非集中型の構造を生成す
ることも可能である。「ランダム」スクリーニングは,規則的パターンが存在し
ないという事実により,モアレ効果の影響を受けず,また従来の集中ドット型の
スクリーニングの場合よりも見掛けの鮮明度の高い画像を生成するが,ランダム
スクリーニングには主要な2つの欠点がある。ランダムであり,また相互関係を
持たないのでランダムなサイズと位置のピクセル集合が生じる。これらの集合で
は,画像は「ノイズが多い」即ち「粒子が粗い」ように見えることがある。ラン
ダムスクリーニングを使用する構造体の多くは制御不能なほど小さいので,また
出力されたピクセルのランダム集合であることにより所定の色調やカラーの濃さ
で多くの異なるサイズの構造体が存在するために,得られるランダムハーフトー
ンパターンは印刷困難であり,またこれらを使用する印刷工程は本質的に不安定
となる場合がある。
ランダム画面構造体の「スペクトル」を形成することは可能である。これによ
ってもランダムパターンが生じるが,しかし粒状度の外観をある程度低下させる
ような相関関係が生じる。
デジタルハーフトーニングに関するその他の若干の公知の技術では,適当なハ
ーフトーンピクセル値を選択し,この値とデジタル画像入力ピクセル輝度値との
間の誤差を推定し,またこの誤差を隣接ピクセルに対するハーフトーンピクセル
値を選択するときに補正することによって操作が行なわれる。こうした技術は一
括してエラー拡散ハーフトーニングとして知られている。このエラー拡散ハーフ
トーニングは,細長く接続された構造体の形のアーティファクトを分散的に生じ
,従ってデータ処理時間が長くなる欠点を持っている。
公知の「非集合」技術のいずれかを用いて生成されたハーフトーニングは,あ
る場合には複製することができる最小サイズよりも小さい個別のピクセルが生成
されるような標準の印刷技術を用いて正確に画像化することはできないことがあ
る。単純なピクセル複製によって印刷可能性を改良することを目的とする技術で
は,画像の見掛けの分解度の低下すること,即ち視覚的ノイズまたは粒状度の大
きくなることがある。
カラー画像は複数のハーフトーン画面を用いて複製することもできる。例えば
シアン,マゼンタ,黄色および黒色のインクを使用するときには,画像はカラー
分離またはカラーチャネルを生成するように処理され,また各カラー分離は単色
画像用の方法と類似の方法を用いて複製される。これらは,オーバーレイされる
と,非常に小規模の複雑なカラー混合物パターンを形成する。正常な目視距離で
見たときに,観察者の眼の限界のある分解力ではこれらのパターンを統合して殆
ど均質なカラー域として知覚する。従来の集中ドット型の画面化で使用される周
期的パターンは,色調の「粗さ」に加えて均質的感覚作用を妨害する。「ランダ
ム」画面化法の多くは,「粒状性」または「ノイズ」が在るように見える画像,
従って均質なまたは平滑な外観を持たない画像を生成する。
平滑性の知覚の向上,色彩の均質性,干渉縞即ちモアレパターンの存在しない
こと,といった性質を持ち,また安定で制御可能な印刷条件を確立するための制
御可能な集合サイズを持つハーフトーンパターンを生成することが望ましい。
発明の概略
従来のランダムハーフトーン化構成の欠点を避けるために,本発明の方法と装
置では,不規則に配置された曲線状構造体(iregurarly placed curving struct
ure,以下「IPCS」という)を含むハーフトーンしきい値配列,即ちハーフ
トーンセルを決定する。
本発明に従えば,IPCSはIPCS配列として挙げた,ハーフトーンセルと
同じ領域を有する数字の2次元的配列によって表わされる。IPCS配列中の数
値は,IPCS配列を,その中に曲線状構造体の中心であるように(例えばラン
ダムに)選ばれた1点を有する均等間隔の2次元領域に分割することによって,
設定される。次にIPCS中の各エレメントの値を,その最も近い曲線状構造体
の中心に対するIPCS配列エレメントの位置に応じた関数を使用することによ
って決定する。このようにして曲線状構造体の中心近くのIPCS配列エレメン
トの輝度マップによって曲線状構造体,例えば螺旋体が形成される。
つぎにIPCS配列内のエレメントは,画像レンダリングソフトウエアおよび
/またはハードウエアによる使用に適したハーフトーンセル記述を生成するため
に使用することができる。
不規則に配列した曲線構造体がこのようなシステムに固有の未制御ノイズなし
に純粋にランダムな画面のもつ利点の多くを持っているので,得られたハーフト
ーンセルは,改善された視覚特性および印刷特性を持っている。特に曲線構造体
を使用することによって,ピクセル配列が直線状の視覚的アーティファクトにな
る機会は減少する。本発明の視覚的特徴は,不規則配列の曲線構造体をこれらの
約50%の輝度のグレイレベルを表わすピクセルのパターン中に見ることができ
ることである。
図面の簡単な説明
図1(a)−(b)は従来のランダムハーフトーンセルの説明図である。図1
(a)は16x16ハーフトーンセルの照明の順序の説明図。図1(b)は図1
(a)に示したハーフトーンを使用した50%輝度の画像についてのピクセル照
明の説明図である。図1(b)にはこれらの128未満の照明数値の順番に対応
するピクセルセルが図示されている。
図2は本発明に従ってハーフトーンセルを決定するための処理の流れ図である
。
図3(a)〜(b)は 16x16IPCS(不規則配置の曲線状構造体)配
列を4つの領域に分割した説明図である。図3(a)は本発明に従ってハーフト
ーンセル用に使用される曲線状構造体の中心の可能な1つの配置図。図3(b)
は曲線状構造体の中心へのピクセル指定の説明図である。
図4は図2に説明した処理によって図3(a)に示した16x16IPCSの
エレメントに与えられた数値の説明図である。
図5(a)〜(c)はIPCSハーフトーンセルの説明図である。特に,図5
(a)は16x16IPCSの照明の順序の説明図。図5(b)は図5(a)に
示したハーフトーンセルを使用した50%輝度の画像についてのピクセル照明の
説明図。図5(c)は図5(b)に示したよりも大きい表示部の1部の説明図で
ある。
図6は本発明に従う装置の1つの実施の形態の説明図である。
図7は図6に説明したIPCSハーフトーンデータ生成ブロックグラムの更に
詳細な説明図である。
図の詳細な説明
図1(a)について説明する。同図には256個のピクセル,例えば101,
を含む従来の16x16ランダムハーフトーンセル100が示されている。ハー
フトーンセル100に従えば,ピクセルの照明順序はランダム番号生成プログラ
ムを用いて置き換えなしに選択され,また図1(a)に示した各ピクセルに割り
当てられた0から255までの間の数によって与えられる。例えば,番号0を割
り当てられたピクセルが最初に照明され,255の番号を割り当てられたピクセ
ルは最後に照明される。図1(b)は,ピクセルの照明を示すハーフトーンセル
100の別の描写,例えば図1(a)の順序に従って表示された50%輝度画像
から得られた102,である。図1(b)から明らかであるように,セル100
のある部分では照明されたピクセルが少なく,画像中に「しみ(ブロッチ)」を
生じる。もしもランダム照明によって十分に大きいブロッチを生じると,斯かる
ブロッチは容易に眼に見えるようになり,画像全体にアーティファクトをまき散
らすことになる。
ここで図2について説明する。同図には本発明に従う16x16IPCSハー
フトーンセルを指定するための処理の流れ図が示されている。
本発明に従う16x16IPCS配列A[]のエレメントの各々について20
1に於いて0の初期値を設定することによって処理が開始される。配列A[]は
表示された画像の256ピクセルに対応するが,このような配列の一例を図3
(a)に示し,以下に更に詳細に説明する。
配列A[]によって表わされるハーフトーンセルに対応する領域は,それぞれ
サイズが8x8ピクセルの4つの下位領域に分割される。配列A[]は表示され
た画像の256個のピクセルに対応する。曲線状構造体の中心(curving
structurecenter,以下CSCと略記する)が203に於いて
これらの各下位領域内にランダムに配置される。このCSCについての203で
のランダム配置は,以下のような疑似コードで表わされる。
OX[]およびOY[]はこれらのCSCの位置を規定するX軸およびY軸を
記憶するための4エレメント配列であり,またRAND()は,使用される毎に
0と1の間の値を持つ異なるランダム番号を生成する関数である。CSCの位置
がハーフトーンセルエレメントに中心付けされる必要のないことは注意すべきで
ある。
更に,202に於ける分割は正方形の領域に分割する必要はなく,その他の例
えば6角形等の形状に分割し,本発明に従って同様に使用できることも評価され
るべきである。
追加のCSCが,204に於いてOX[],OY[]に記憶されたCSCに対
応する最初のセルに隣り合ったセル中の位置に配置される。これは以下のような
疑似コードで表わされる。
ここでCX[]およびCY[]はCSCの位置を記憶するための36エレメン
トの配列である。
配列A[]の1つのエレメントとして表わされる各ピクセルは曲線状構造体関
数によって,ある値,例えば
sin((pi*D/1.5)+atan2(DX,IDY))
に205に於いて指定される。ここでDはピクセルから最も近いCSCまでの距
離,またDX,DYはその最も近いCSCの相対座標であり,またatan2は
,範囲が(−pi,pi)で正接がDX/DYである角度だけ戻る関数である。
これは以下のような疑似コードで表わされる。
このようにして得られた値は,同一のCSCに近いその他のピクセルに関して
対応するピクセルの優先順位の尺度として役立つ。換言すれば,もしもピクセル
AとBの両方がCSC Zに,他のいずれのCSCに対してよりも密接していれ
ば,また上記の手続きを用いてピクセルAについて得られた値がピクセルBにつ
いて得られた値よりも小さいときは,ピクセルAはピクセルBよりも優先し,ま
たその部分に対する輝度が増加するときに最初に照明される。16x16配列に
ついてのCSCの全てがその配列の領域内で見いだされるわけではないことに注
目すべきである。但し,このことは16x16配列について決定されたCSCが
,その16x16配列外でのピクセル照明と関係して使用されることを示唆して
いるのではない。図2に説明した処理を用いて得られる値の1つの可能な実施例
を図4に示すが,以下にさらに詳細に説明する。
上で説明した処理は単一アームの螺旋状曲線構造体を使用しているが,しかし
その他の曲線状構造体も同様に使用することができることは評価されるべきであ
る。例えば,アームが3つの螺旋体も使用することができる。更に,カラー状況
で,種々の螺旋体を各カラー成分(例えばシアン,マゼンタ,黄色および黒色)
に対して使用することができる。巻き方向,展開角度,螺旋体の密接性,その他
の要因等の螺旋体の局面は,出力画像に美的感覚的に優れた結果を得るために,
望ましいように変化させることができる。特に205に示した上記の曲線状構造
体関数:
sin((pi*D/1.5)+atan2(DX,DY))
は下記のように更に一般的な項で表現することができる。
sin(K1+(K2*D)+K3*atan2(DX,DY)
ここで定数K1によって螺旋体の開始角度(螺旋体の中心における角度)が決
定され,定数K2によって螺旋体の巻き率,が決定され,K3の符号によって螺
旋体の回転する方向(右巻きか左巻き)が,またK3の基本的な大きさの絶対値
によって螺旋体のアームの数が決定される。
ここで評価すべきことは,上記の処理の速度を増加させるために適用すること
のできる公知のプログラミング最適化法があることである。例えば,大きいセル
を作成するときには,ハーフトーンセルの領域の下位領域への2分割の距離内の
CSCのみが,ハーフトーンセル内のピクセルに最も近い位置にあるCSCであ
るための候補と見做すことが必要である。
このように図4に示したようにして得られたIPCSは,206に於いて例え
ば図5(a)に示したように,また以下に詳細に説明するように,ハーフトーン
セルに対するピクセル照明順序を得るために配列内の値を昇順に分類することに
よって,ハーフトーンセル記述データに変換される。ここで評価されるべきは,
出力されたピクセルが2つを超えるレベルを持っていれば,ハーフトーンセル記
述を多レベル出力装置に適用するために公知の方法を使用することができること
である。
ここで図3(a)について説明する。同図には16ピクセルx16ピクセルの
IPCS 300およびその配列300中の4つの8x8領域301−304が
示されている。1つのCSC例えば310は,ランダムに各領域,例えば301
内に配置されている。CSC配置の1つの可能な配列が,図3(a)に,それら
のCSCに310,320。330,340と表示して示されている。16x1
6配列の領域中の各CSCの位置は,このとき図2での204のCSC配置と関
連して,16ピクセルだけ垂直,水平または垂直と水平の両方向へのCSCの変
位に対応して8つの追加のCSCの位置を決定するために使用される。例えば,
CSC310から結果として生じるCSCは311〜318で表示する。CSC
320から結果として生じるCSCは321〜328で表示し,以下同様に表示
する。説明しやすいように1つの16x16IPCS配列が図示されているが,
その他の大きさも希望に応じて使用することができる。好ましい実施の形態に於
いては,240x240配列を用い,これを400の12x12領域に分割して
,240x240ハーフトーンセルを作成する。
ここでまた図3(b)に戻って説明する。図では,図3(a)中に示した配列
300での図2の処理に於いて説明したように,ピクセルをCSCに割り当てた
状態を示している。0で表示したピクセルは,310であるので直接または複製
したCSCの1つ,例えば315を介して,CSC310と関係しており,同様
に1で表示したピクセルはCSC320と関係しており,2で表示したピクセル
はCSC330と関係しており,3で表示したピクセルはCSC320と関係し
ている。図3(b)に示した関係は,ハーフトーンセルの面積を,ハーフトーン
セルの境界を通って碁盤目状に細分されたほぼ同じ面積の不規則形状のタイルで
覆う効果を持っている。
図4について説明する。同図には,図2の処理に従って決定した値によって表
わされた図3(a)に示したような,16x16IPCS配列300が示されて
いる。更に詳しくは,図4には配列300の各ピクセル,例えば350,につい
ての値,例えば0.59,が図示されている。図4の実施例に於いて,小さな数
字ほどピクセル照明の優先度を表わしている。従って,−1.00の値を持つピ
クセル352は,配列300によって表わされる表示部分内で照明されるように
なるべき最初のピクセルの1つであるが,1.00の値を持つピクセル351は
照明されるべき最後のピクセルである。
ここで図5(a)について説明する。同図ではピクセル照明に基づく配列30
0の代表例が示されている。図示した照明の順序は図4に示したエレメントの大
きさ順に分類することによって決定される。図5に図示したように,ピクセル3
52は実際に照明されるべき最初のピクセルの1つであるが,ピクセル351は
実際に照明されるべき最後の1つである。50%輝度画像が図5(a)のハーフ
トーンセルを用いて表示されるときに生じるピクセルマップを持つた表示を図5
(b)として図示し,そこにはピクセル352が照明されるように示されている
が(クロスハッチで示されている),他方ピクセル351は照明されない(クロ
スハッチの欠如で示されている)。
図5(c)について説明すると,表示の更に大きな部分500の一部として配
列300が示されている。実際には,図5(c)に見ることのできるような曲線
状構造体によって,画面化の先行技術を特徴付けているインクの点在しみを生じ
ないことが見い出されている。
例えばハーフトーンセルの外観を更に平滑化するために,IPCSデータを図
4のようにその前に既に順序付けされている形式または図5(a)のように順序
付けした形式のいずれかによって,追加の処理を実行してもよいことは,評価さ
れるべきてある。
図6について説明する。図6は本発明の1つの実施態様であって,本発明に従
ってハーフトーンセル値を決定し,また本発明に準拠してハーフトーン記述デー
タを生成するために,「C」プログラミング言語で書かれたコンピュータソフト
ウエア組み込みIPCSハーフトーンジェネレータ61を含む従来のパーソナル
コンピュータシステム60を使用して実行することができる。ハーフトーンジェ
ネレータ61によって作成されたハーフトーン記述は従来の方法で記憶装置(図
示されていない)にロードされ,またその後に周辺装置用のデフォルトハーフト
ーン画面化記述となる。この好ましい実施の形態では,斯かる記述データは,「
ポストスクリプト」コンピュータグラフィックス基準に基づいて操作するための
テーブルとして指定される。この好ましい実施の態様に従えば,画像データはハ
ーフトーンジェネレータ61によって生成されたデータテーブルをロードしたコ
ンピュータまたは付属の周辺装置中でポストスクリプト解釈プログラムを介して
従来の方法で処理される。別法として,ハーフトーンジェネレータは,ポストス
クリプト解釈プログラム中に直接組み込むこともできると思われる。何れの方法
でも,ルックアップテーブルまたはコンピュータ言語ステートメント等の従来の
手段を使用して,本発明のIPCSハーフトーンジェネレータを実行することが
できる。
ここで図7について説明する。ここでは図6のハーフトーンジェネレータ61
が更に詳細に示されている。CSCはCSCロケータ71内のハーフトーンセル
の領域に関係して配置されている。次いでピクセル照明順序付けプログラム72
が,曲線状構造体に沿ってCSCの特定のものからピクセルの特定のものへの変
位に応答してピクセルの照明の順序を決定する。
80x80ピクセルハーフトーンセルを生成するための本発明に従う典型的な
「C」言語プログラムリストを,以下に再現した。
「ポストスクリプト」言語ハーフトーンセル記述の関係部分,および上記の「
C」プログラムの実行によって生成される表示コマンドもまた,便宜上下記のよ
うに再現される。
従って,ハーフトーンセルは不規則に配置された曲線状構造体を包含して,こ
のようなシステムに固有の未制御ノイズ無しに,純粋にランダムな画面に関係す
る視覚特性および印刷特性を改善することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年7月24日
【補正内容】
請求の範囲
1. 周辺装置(62)に於けるハーフトーンセルの配置中のピクセルを照明
することによって明示される画像を表示するための装置に於いて,
前記周辺装置に操作できるように連結され,1つのハーフトーンセル中のピク
セルの照明の特定の順序を決定するプロセッサ(61)であって,その照明の順
序により,特定の画像強度に対して任意の時点でどれだけの数のピクセルが,且
つどのピクセルが照明されるかを決定し,照明の順序を,曲線状構造体の中心(
CSC)を持ち,且つそこから螺旋状に伸展する曲線状構造体によって決定する
プロセッサと,
ハーフトーンセルの1つの中に少なくとも1つの曲線状構造体の曲線状構造体
中心(CSC)を決定するロケータ(71)とを有することを特徴とする装置。
2. 周辺装置(62)に於けるハーフトーンセルの配置中のピクセルを照明
させることによって明示される画像を表示するための装置に於いて,
前記周辺装置(62)に操作できるように連結され,1つのハーフトーンセル
中のピクセルの照明の特定の順序を決定するプロセッサ(61)であって,その
照明の順序により,特定の画像強度に対して任意の時点でどれだけの数のピクセ
ルが,且つどのピクセルが照明されるかを決定し,照明の順序を,曲線状構造体
の中心(CSC)を持ち,且つそこから螺旋状に伸展する曲線状構造体によって
決定するプロセッサを有し,
前記曲線状構造体が,その曲線状構造体の中心(CSC)から複数のアームを
螺旋状に伸張させることによって明示されることを特徴とする装置。
3. 請求項2に記載の装置に於いて,プロセッサ(61)が曲線状構造体の
中心(CSC)の位置をランダムに決定するためのロケータ(71)を含んでい
ることを特徴とする装置。
4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の装置に於いて,曲線状構造体が3つ
のアームによって明示されることを特徴とする装置。
5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の装置に於いて,周辺装置(62)は
複数のカラーを生成するようになり,また種々の曲線状構造体が種々のカラーを
生成するために使用されることを特徴とする装置。
6. 周辺装置(62)に於けるハーフトーンセルの配置中のピクセルを照明
することによって明示される画像を表示する方法に於いて,
曲線状構造体が曲線状構造体の中心(CSC)を含み,且つそこから螺旋状に
伸張することによって明示されることと,
曲線状構造体の中心(CSC)位置が複数のハーフトーンセルのおのおのにつ
いて決定され,それらハーフトーンセルの1つ内の少なくとも1つの曲線状構造
体のCSC位置がランダムに決定されることと,
最も近接した曲線状構造体の中心が各ピクセルについて決定されることと,
ピクセルの照明の特定の順序が各曲線状構造体の中心に対応して決定され,そ
の照明の順序によって一度にどれだけの数のピクセルが,且つどのピクセルが特
定の画像輝度に対して照明されるかが決定されることを特徴とする方法。
7. 周辺装置(62)に於けるハーフトーンセルの配置中のピクセルを照明
することによって明示される画像を表示する方法に於いて,
曲線状構造体が曲線状構造体の中心(CSC)を含み,且つそこから螺旋状に
伸張する複数のアームを有することによって明示されることと,
曲線状構造体の中心(CSC)位置が複数のハーフトーンセルのおのおのにつ
いて決定されることと,
最も近接した曲線状構造体の中心が各ピクセルについて決定されることと,
ピクセルの照明の特定の順序が各曲線状構造体の中心に対応して決定され,そ
の照明の順序によって一度にどれだけの数のピクセルが,且つどのピクセルが特
定の画像輝度に対して照明されるかが決定されることを特徴とする方法。
8. 請求項6または7に記載の方法に於いて,前記曲線状構造体が曲線状構
造体の中心(CSC)から螺旋状に伸張する3つのアームによって明示されるこ
とを特徴とする方法。
9. 請求項6乃至8のいずれかに記載の方法に於いて各CSC配置がランダ
ムな方法で決定されることを特徴とする方法。
10. 請求項6,7または8の方法に於いて,各ハーフトーンセルが数個の
下位面積に分割され,各下位面積が1つの曲線状構造体を含んでいることと,複
数のハーフトーンセルの1つ内の曲線状構造体のCSC位置がランダムに決定さ
れ,また前記1つのハーフトーンセルの曲線状構造体の配置が隣接ハーフトーン
セル中で反復されることを特徴とする方法。
11. 請求項6乃至10のいずれかに記載の方法に於いて,周辺装置(62
)が複数のカラーを生成し,また種々の曲線状構造体が種々のカラーを生成する
ために使用されることを特徴とする方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ハーフトーンセルの配置内のピクセルを照明することによって明示され る画像を表示するためのシステムに於いて, 曲線状構造体の中心(CSC)の位置を決定するためのCSCロケータと,曲 線状構造体に沿ってCSCの特定のものからピクセルの特定のものへの変位に応 答してピクセルの照明の順序を決定するためのピクセル照明順序付けプログラム とを含むプロセッサと, 操作できるようにプロセッサに接続され,また照明の順序に応答して画像を表 示するようにしてなる表示装置とを有することを特徴とするシステム。 2. 請求項1に記載のシステムに於いて,曲線上構造体が螺旋体であること を特徴とするシステム。 3. 請求項2に記載のシステムに於いて,螺旋体が3アームの螺旋体である ことを特徴とするシステム。 4. 請求項1に記載のシステムに於いて,表示装置が複数のカラーを生成す ること,および種々のカラーを生成する場合に種々の曲線状構造体を使用するこ とを特徴とするシステム。 5. 請求項1に記載のシステムに於いて,CSCロケータがCSCをハーフ トーンセルの1つの1部分内のランダム位置に配置するように構成されているこ とを特徴とするシステム。 6. ハーフトーンセルの配置内でピクセルを照明することによって明示され る画像を表示するための方法に於いて, ハーフトーンセルの各々に対して,複数の曲線状構造体の中心(CSC)を配 置することと, 各ハーフトーンセル内の各ピクセルに対して,対応する最も近接したCSCを 決定することと, 各ハーフトーンセル内の各ピクセルに対して,曲線状構造体に沿った前記ピク セルから前記対応する最も近接したCSCへの変位に応答して決定される距離を 関連付けることと, 前記距離の,他のピクセルに対する距離との関係に応答して,各ハーフトーン セル内の各セルに対する照明の総括的順序を選択することと, 前記選択された順序に応答して前記ピクセルを照明することとを特徴とする方 法。 7. 請求項6に記載の方法に於いて,前記位置がランダム成分を含むことを 特徴とする方法。 8. 請求項6に記載の方法に於いて,前記曲線状構造体が螺旋体であること を特徴とする方法。 9. 請求項7に記載の方法に於いて,前記螺旋体が3アーム螺旋体であるこ とを特徴とする方法。 10. 請求項6に記載の方法に於いて,画像がカラー画像であること,およ び種々の曲線状構造体を種々のカラーを生成する場合に使用することを特徴とす る方法。 11. 請求項6に記載の方法に於いて,CSCがハーフトーンセルの内側に 位置する内部CSCとハーフトーンセルの外側に位置する外部CSCとを有し, 外部CSCが内部CSCの位置に応答して配置されることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
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