JPH10507123A - 液体−液体混合物を分離するための方法及び装置 - Google Patents

液体−液体混合物を分離するための方法及び装置

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JPH10507123A
JPH10507123A JP8504525A JP50452595A JPH10507123A JP H10507123 A JPH10507123 A JP H10507123A JP 8504525 A JP8504525 A JP 8504525A JP 50452595 A JP50452595 A JP 50452595A JP H10507123 A JPH10507123 A JP H10507123A
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    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/36Pervaporation; Membrane distillation; Liquid permeation
    • B01D61/364Membrane distillation

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Abstract

(57)【要約】 温度に敏感な混合物等のような液体−液体混合物を分離するための方法及び装置が、該液体混合物をスプレーにしそして、該混合物を膜の片側に対して噴霧する。この方法は、分離を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】 液体−液体混合物を分離するための方法及び装置 技術分野 本発明は、液体−液体混合物を分離するための方法及び装置に関し、そして特 に、温度に敏感な、可燃性の、毒性の、又は他の、加熱蒸留を用いた分離に適さ ない液体−液体混合物の分離に関する。本方法及び装置は、血漿等のような生物 的液体からの望ましくない液体成分の分離に特に適している。 背景技術 よく知られた液体−液体分離技術は蒸留を伴うものであり、それによれば異な った沸点を有する液体を分離することができる。接近した沸点を有する液体のた めには、蒸留カラムを用いることにより分離効率を高めることができる。蒸留は 、温度に敏感な液体(すなわち、生物的液体、ある種の液体食品)、高度に可燃 性の液体、例えば低分子量エーテル、有毒な蒸気を有する液体、又は分離を迅速 に行わなければならない液体−液体混合物等の、多くのタイプの液体にとって適 当でない。 蒸留による液体混合物の分離が望ましくない場合には、膜分離が用いられてい る。膜分離は、液体/溶解固体混合物からの液体の除去のために一層普通に用い られている。膜分離の背景にある方法論は、非常に複雑であり得、浸透圧、相対 的蒸気圧、拡散係数、分子サイズ、分子形及び分子電荷を含む。 膜を用いたある既知のタイプの液体−液体分離は、組み合わさっ た浸透/蒸発法を伴う。液体−液体混合物が、膜によって第2のチャンバーから 分離されている第1のチャンバー内に通される。該膜を横切って圧力差が加えら れ、そして膜の正しい選択により、該液体−液体混合物中の特定の成分が、他の 成分に優先して選択的に膜を横切って浸透する。このタイプの膜分離は、欧州特 許明細書0346739及び日本特許明細書1-159007に記述されている。この技術は温 度に敏感な成分の分離を許容するが、この技術に伴う欠点は、それが比較的遅い ということであり、これを経時的に不安定な、又は迅速に処理しなければならな い混合物の分離には余り適さないものにしている。例えば、時間のかかる膜分離 技術は、患者の体から抜き取られ、精製されそして可能な限り迅速に患者の体に 再注入されなければならない生物的液体の精製には適さない。時間のかかる膜分 離はまた、可能な限り迅速に分離を達成することが望まれる多くの薬剤学的、医 学的及び飲料用途にも適さない。 本発明の目的 本発明は、上述の欠点を克服することのできる仕方で液体−液体混合物を少な くとも部分的に分離することのできる方法及び装置を提供する。本方法は、液体 −液体混合物を分離するのに膜を利用し、そして最初の液体−液体混合物を、膜 に接触させる前に細かいスプレーにすることを特徴とする。この、膜分離と最初 の液体−液体混合物の噴霧との組み合わせは、優れた効果を生ずることができる 。 一形態においては、本発明は、液体−液体混合物を分離するための方法にあり 、該方法は、該液体−液体混合物をスプレーの形で分離膜の片側に対して接触さ せるステップを含む。 この液体−液体混合物は、如何なる適当な方法又は装置によって細かい液体小 滴スプレーの形へと霧状にしてもよい。液体混合物を細かい液体小滴よりなるス プレーへと変換するノズルを用いることができる。このスプレーは、ガス流中に 発生させることができ、そしてこれは、ベンチュリー型の装置によって達成でき る。ガスは不活性であるか又は反応性のガスであってよく、圧搾空気、蒸気、窒 素、二酸化炭素、二酸化硫黄、エチレンオキシド、フッ素、水素、アルゴン、又 はそれらの混合物が挙げられる。ガス又はガス混合物は、電荷を持つことができ るものであってもよい。 膜は、剛直な又は可撓性の膜よりなるものであってよい。剛直な孔のある/多 孔質の、セラミックの又は金属の膜を用いてよい。膜の別の一形態は、可撓性の ポリマー膜である。既知の膜を使用でき、それらには、ゼオライト材料を含ませ た半浸透性の可撓性シリコーンゴムフィルムが挙げられる。ゼオライト材料は、 分離すべき液体混合物成分の所望の分子サイズに対応することのできる、ある範 囲のポアサイズを提供することができる。該膜は、可撓性のニトリルブタジエン ゴム、ポリイソブチレンゴム又はスチレンブタジエンコポリマーゴムを含んでよ い。該膜は、疎水性であってよい。膜は、ゼオライト又は、既知の吸収/透過性 特性を有する他の適当な材料を含ませたエラストマー性のポリマー材料であるこ とが好ましい。膜は、電荷を持つことができることが好ましく、これは、膜自体 の選択によって、膜上若しくは膜内に含ませる物質の選択又によって、又は電荷 を持つことのできる支持体上に該膜を支持することによって、達成することがで きる。 分離工程を補助するために、膜及び/又は液体−液体混合物に電 荷を与えてよい。液体−液体スプレーには、電荷を帯びることのできるガスと混 合することによって電荷を与えることができる。電荷は、正でも負でもよい。膜 は、電荷を収容することができるよう、導電性の成分よりなるかこれを含んでい てよい。従って、膜は、導電性の成分で感受性にされたゼオライト等のような微 多孔質化合物を含ませてよい。代わりとして、又は上記に加えて、膜は電荷の与 えられる支持体と連携させてもよい。 分離工程を補助するために、膜を横切って圧力差が加えられる。適切には、膜 の出口側は膜の入口側より低い圧である。 可撓性の又は壊れやすい膜のためには、支持体を備えてよい。支持体は、メッ シュ又は格子を含んでよい。支持体は、膜の出口側に接して広がっていてよい。 支持体は導電性であってよく、正又は負の電荷を与えることができるものであっ てよい。支持体はまた、加熱できるものであってよい。 別の一形態においては、本発明は、液体−液体混合物を少なくとも部分的に分 離するための装置にあり、該装置は、第1の入口チャンバーと、第2の出口チャ ンバーと、該入口及び出口チャンバーを分離している膜と、及び該液体−液体混 合物を該膜に接触する前にスプレーにするための手段とを含む。 入口及び出口チャンバーは、圧力の変化に付されてよく、出口チャンバーが入 口チャンバーに対して低い圧力のものであるのが好ましい。 液体−液体混合物をスプレーにするための手段は、ノズルを含んでいてよい。 液体−液体混合物をスプレーにするのを補助するためにガス流を使用してよく、 これは上記と同様であってよい。 膜及び支持体もまた上記と同様であってよい。 適切には、入口チャンバーは、該入口チャンバー内の液体を液体溜め又は該液 体をスプレーにするための手段に戻すための手段を含む。出口チャンバーにはド レーンが備えられていてよい。 図面の簡単な記述 本発明の一具体例を図面を参照して記述する。図面において、 図1は、平面的な膜を利用した分離装置を図解し、 図2は、円筒状の膜を離床した分離装置を図解する。 図3は、図2の装置の側面図である。 最良の態様 図1、2及び3を参照して、液体−液体混合物を少なくとも部分的に分離する ための装置の2つのタイプが図解されており、図1の装置1は平面的な膜を有し 、図2の装置は、円筒状の膜を有する実質的に円筒状の装置である。同様の数字 を、同様の部分を説明するのに使用した。 該装置は、第1の入口チャンバー10と第2の出口チャンバー11とを含む。 チャンバー10及び11は可撓性の半透膜12によって分離されている。チャン バー10及び11は、真空源13(図示せず)にこれらチャンバーを接続するこ とによって真空にすることができる。弁14及び15は、チャンバー10及び1 1の内部の真空を制御するために使用される。これらのチャンバーは、約25ミリ バールの圧力の下で働くように設計されている。 分離すべき液体−液体混合物は、入口16を通り、流速は弁17によって制御 される。液体−液体混合物は、導管18を通るガス(これもやはり弁19によっ て制御されている)と混合される。液体 とガスとの混合物は、噴霧ノズル20内に通され、その速度は弁21によって決 定することができる。ノズル20は液体ガス混合物を霧にしてチャンバー10内 にスプレーする。ノズル20の前且つチャンバー10の中に、導電性のマイクロ メッシュ・スクリーン22が設置されている。スクリーン22は、小滴の分散を 助け及び電荷/蒸気の移転を助ける。ノズル20がチャンバー10内にスプレー を導入することから、チャンバー10はチャンバー11に比して相対的に加圧さ れ、膜12の両側に圧力差が形成される結果となる。より大きな液滴又は液体へ と凝縮した如何なるスプレーも、導管23を通って再びノズル20へとリサイク ルすることができ、リサイクルの速度は弁24によって決定される。リサイクル された液体が導管23を通ってスプレーとして再びチャンバー10内に出てくる ことを許容するよう、ノズル20の前方部分は、真空スリーブ25内にある。 導電性メッシュ又は格子の形の支持体30が、出口チャンバー11内に設置さ れており、可撓性の膜12から僅かに間隔をあけてある。チャンバー10内に導 入されるスプレーのためにチャンバー10がチャンバー11に比して正に加圧さ れたとき、膜12は支持体30に押し当てられる。支持体30は、膜12と同様 に電荷を与えることができる。ノズル20もまた、電荷を与えることができ、そ して該具体例においては、ノズル20には負の電荷を与える一方膜12には正の 電荷を与える。この電荷の効果は、スプレーの小滴が膜12へと移行するのを促 進することである。膜12は、液体−液体混合物を分離するよう機能し、膜12 を優先的に通過する成分がチャンバー11内に収集され、そして弁32によって 制御された導 管31を通る。 使用に際しては、霧状にされた内側の液体が入口コンパートメントに入り、こ れは約25ミリバールまで加圧される。コンパートメント10の低い圧力は、更に 、小滴のサイズの減少を促進する。出口チャンバー11もまた、最初に約25ミリ バールまで加圧される。液体がコンパートメント10内に噴霧されると、コンパ ートメント10は正に加圧され、それは可撓性の膜12を支持体30の方へと変 形させる。電荷を与えられた膜は、所望のサイズの分子を引き寄せる。含ませた 化合物による選択的透過性及び膜の出口側の低い気圧は、所望の分子に膜を通過 させる。支持体30は、分子を更に膜から引き寄せるように電荷を与えることが できる。支持体30はまた、膜を通過しつつある分子の蒸発による放出を助ける よう、加熱してよく、支持体30の作動温度は10〜400℃であることができる。 膜を通過した液体は、圧力制御された逆止弁を介して溜め中に収集することがで き、又は所望により冷トラップ中に凝縮させることができる。入口コンパートメ ント中にある部分的に分離された液体は、供給液流へと、所望の分離レベルに到 達するまでベンチュリー・ピックアップを介してリサイクルすることができる。 膜12はまた、その構造中において熱を発生させるために電気的に生かすこと ができ、こうして、加熱分子の、より低圧の出口コンパートメント内への膜を通 る輸送を促進する。 種々の他の変更及び修正が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに行 いうるということを認識しなければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 液体−液体混合物を分離する方法であって、該液体−液体混合物をスプレ ーの形で分離膜の片側に対して接触させるステップを含む方法。 2. 該スプレーが霧状にしたスプレー又は細かい小滴スプレーの形である、請 求項1の方法。 3. 該分離膜が半透膜である、請求項2の方法。 4. 該膜が、剛直な膜、可撓性の膜、剛直な孔のあるセラミック膜、剛直な孔 のある金属膜、可撓性のポリマー膜、半透性のシリコーンゴム膜、ゼオライト材 料を含ませた膜、可撓性のニトリルブタジエンゴム膜、ポリイソブチレンゴム膜 、スチレンブタジエンゴム膜よりなる群より選ばれるものである、請求項3の方 法。 5. 該膜が電荷を与えることのできるものである、請求項3の方法。 6. スプレーの形にするために該液体−液体混合物がノズルを通るものである 、請求項2の方法。 7. 該ノズルを通るのに先立って該混合物がガス流と混合されるものである、 請求項6の方法。 8. 該支持体が電荷を担持できるものである、請求項7の方法。 9. 該膜を横切る圧力差が与えられ、圧力の高い方の側が該スプレーと接触す る側である、請求項1の方法。 10. 該膜のための支持体が備えられ、該支持体が該膜の出口側に隣接して広 がったメッシュを含むものである、請求項9の方法。 11. 該支持体が電荷を与えることのできるものである、請求項10の方法。 12. 該支持体が加熱できるものである、請求項10の方法。 13. 液体−液体混合物を少なくとも部分的に分離するための装置であって、 第1の入口チャンバーと第2の出口チャンバーと、該入口及び出口チャンバーを 分離している膜と、該入口チャンバー内において該膜と接触する前に該液体−液 体混合物をスプレーの形にするための手段とを含む、装置。 14. 該入口チャンバーが、使用に際して、該出口チャンバーよりも高い圧力 のもとにあるものである、請求項13の装置。 15. ノズルが該液体−液体混合物をスプレーの形にするものである、請求項 14の装置。
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