JPH10508086A - 自動車のための、摩耗を補償するための装置を備える摩擦クラッチ - Google Patents

自動車のための、摩耗を補償するための装置を備える摩擦クラッチ

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JPH10508086A
JPH10508086A JP9503622A JP50362297A JPH10508086A JP H10508086 A JPH10508086 A JP H10508086A JP 9503622 A JP9503622 A JP 9503622A JP 50362297 A JP50362297 A JP 50362297A JP H10508086 A JPH10508086 A JP H10508086A
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    • F16D13/00—Friction clutches
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    • F16D13/583—Diaphragm-springs, e.g. Belleville
    • F16D13/585—Arrangements or details relating to the mounting or support of the diaphragm on the clutch on the clutch cover or the pressure plate
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D13/00—Friction clutches
    • F16D13/58—Details
    • F16D13/75—Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 この摩擦クラッチは、摩耗に起因する間隙をなくすための装置(111)の作用により互いに軸方向に変位自在な2つのハーフプレート(120A)(120B)から成る圧力プレート(120)を含み、この装置は、相補的なランプ(190)(191)の少なくとも1対と、2つの位置(そのうちの一方の位置は摩擦ライナー(130)の摩耗状態に対応する)の間で、調節ランプと称するランプ(190)に対して回転できるようになっている外装部品(101)を備え、弾性外装手段が、外装部品(101)を前記位置に向けて押圧するようになっており、前記装置が、更に圧力プレート(120)に対して回転しないように、外装部品(101)を固定するようになっている第1ロック手段(112)を含み、この第1ロック手段(112)が、圧力プレート(120)に対して回転しないように前記調節ランプ(190)を固定するようになっている第2ロック手段(212)の作用により不作動状態となることができ、更にトリガー部材(103)の作用によって、不作動状態となることができ、前記トリガー部材(103)が、クラッチを連続して係合したり切ったりする操作の間に、第1ロック手段(112)および第2ロック手段(212)を逐次作動状態とするようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車のための、摩耗を補償するための装置を備える摩擦クラッチ 本発明は、自動車用の摩擦クラッチに関し、より詳細には、摩擦ライナーに摩 耗が生じる際に連続的に作動し、摩擦ライナーの摩耗に起因して生じた間隙をな くすための装置を備えるクラッチに関する。 従来の摩耗クラッチは、一般に反作用プレートを有し、この反作用プレートは 、ダンパーフライホイールを構成するよう、2部品から構成され、一般には、内 燃機関のクランクシャフト等の駆動シャフトである第1シャフトと共に回転でき るよう、この第1シャフトに取り付けられ、反作用プレートは、少なくとも1つ の圧力プレートが取り付けられたカバープレートをその外周部に支持している。 この圧力プレートは、カバープレートおよび反作用プレートと共に回転できる よう、これらのプレートに固定されているが、一般には、カバープレートに当接 する金属製ダイヤグラムから構成され、制御され、軸方向に作用する弾性手段の 作用により軸方向に変位できる。 一方、外周部に摩擦ライナーを支持し、ギアボックスの入力シャフトのような 被動シャフトと共に回転できるように、このシャフトに固定された摩擦ディスク は、圧力プレートと反作用プレートとの間に挟持され、クラッチが係合位置にあ るとき、これらプレートの間にグリップされるようになっている。このダイヤフ ラムは、クラッチ解除ベアリングによって作動させられて、圧力プレートの軸方 向の変位を制御するようになっている。 かかるクラッチでは、作動寿命中内において、摩擦ライナー、またこの摩擦ラ イナーよりも摩耗が少ないが圧力プレートと反作用プレートとから成る反作用部 品も摩耗し、この摩耗により、一方の摩擦ディスクと他方の圧力プレート、およ び反作用プレートとの間のグリップ力は、ダイヤフラムの作動条件の変化に伴い 変化する。クラッチを切るのに必要な力が変化するのにつれて、クラッチの移動 量も変化する。 これらの欠点は、ライナーの摩耗に起因して生じる間隙をなくすための装置を 、かかるクラッチに設けることにより解消できる。 米国特許第4,207,972号明細書により、かかる間隙を解消するための装置を設 けることが公知となっている。この米国特許では、第1プレートすなわち圧力プ レートを、2つの同軸状部品とし、摩擦ライナーの厚さが減少した量だけ、第1 プレートの全体の厚さを増すように、一方の部品が他方の部品に対して軸方向に 変位できるようになっている。 この米国特許では、主として摩擦ライナーの摩耗に起因する間隙をなくすため の装置により、第1プレートの2つの同軸状部品を互いに軸方向に変位できるよ うにしている。この装置は、2つの同軸状部品により相補的に支持されたランプ (傾斜)手段を含み、2つの同軸状部品は、相互に回転しながら変位できるよう になっている。同軸状部品は、摩擦ライナーの摩耗状態に応じたトリガー装置の 制御により、相対的に回転運動をする。 この装置によると、摩擦ライナーの摩耗に起因する間隙を、有効に、かつ連続 的に解消できる。しかし、苛酷な作動条件下では、圧力プレートはクラッチの他 の部品と同じように加熱状態となり、一つの点で貫通状態となり、間隙がなくな り、圧力プレートは円錐形となる。 このような欠点を克服するため、1994年7月21日に出願番号第94/09274 号で出願されたフランス特許公開第2,722,852号公報には、 駆動シャフトと共に回転できるよう、この駆動シャフトに取り付けられるよう になっている反作用プレートと、 外周部に摩擦ライナーを支持し、被動シャフトと共に回転できるよう、この被 動シャフトに取り付けられるようになっている摩擦ディスクと、 圧力プレートと、 反作用プレートに固定されたカバープレートとを備え、このカバープレートと 圧力プレートとの間で軸方向に作用する弾性手段が作用し、圧力プレートがカバ ープレートと共に回転自在であるが、カバープレートに対して軸方向に変位自在 となっており、 更に、反作用プレートおよび圧力プレートを含む2つのプレートの一方であり 、2つのハーフプレートすなわち外側ハーフプレートと内側ハーフプレートから 成る第1プレートを備え、内側ハーフプレートが摩擦ライナー側に面し、摩擦ラ イナーと協働するようになっているプレートであり、 2つのハーフプレートが、駆動シャフトと共に回転自在であり、更に摩擦ライ ナーの摩耗によって生じた間隙をなくすための装置の作用により、互いに軸方向 に変位自在であり、 間隙をなくすための装置が、円周方向に配置された少なくとも1対の相補的ラ ンプから成り、各ランプが、2つのハーフプレートのそれぞれと連動し、ランプ の一方すなわち押圧ランプが、ハーフプレートの一方と共に回転できるよう、こ のプレートに固定されており、他方のランプすなわち調節ランプが、係合ランプ 、よって双方のハーフプレートに対して円周方向に変位するようになっており、 2つの位置、すなわち摩擦ライナーの新しい状態に対応する一方の位置と、摩擦 ライナーの摩耗した状態に対応する他方の位置との間で、ルーズ結合手段によっ て決められた所定角度だけ、前記調節ランプに対して回転できるように取り付け られた外装部品を備え、円周方向に作用する弾性外装手段が、この外装部品を前 記他方の位置に向けて押圧し、外装部品と調節ランプとの間に円周方向に作用す る弾性トリガー手段が配置されており、 弾性外装手段が、弾性トリガー手段によって加えられるトルクよりも大きいト ルクを外装部品に加え、第1ロック手段と称されるロック手段が、第1プレート に対して外装部品を回転しないようにこれを固定するようになっており、この第 1ロック手段が、摩擦ライナーの摩耗状態に応答自在なトリガー部材の作用によ って不作動状態となることができるタイプの、特に自動車用の摩擦クラッチを提 供することが提案されている。 この構造によれば、外装部品に外装がされ、摩擦ライナーが摩耗した状態でク ラッチが係合すると、摩耗によって生じた間隙は、クラッチを切る操作の間に、 ルーズ結合手段により所定角度だけ解消される。 ダイヤフラム式クラッチの場合、クラッチに蓄積されるエネルギーが、システ ムを外装するのに使用され、クラッチが係合される。このように間隙をなくすた めの装置が、所定角度に従って連続的に作動するので、単一点での貫通が解消さ れる。従って、クラッチの係合位置において間隙をなくすための操作が開始され る。 第2弾性手段は、第1弾性手段の作用を克服するように選択される。従って、 第2弾性手段は、例えば第1弾性手段の力よりも大きいトルクを外装部品に加え る。 このように装備されたクラッチは、間隙をなくす操作中に、外装部品が第1プ レートに対して回転しないように固定されることを条件として、良好に作動する 。 本発明の課題は、この条件を完全に満たす、間隙をなくすための装置を備える クラッチを提供することにある。 本発明によれば、上記タイプのクラッチは、摩耗による間隙をなくすための装 置が更に第2ロック手段を含み、この第2ロック手段が、前記調節ランプを第1 プレートに対して回転させないようにこれを固定するようになっており、第2ロ ック手段が、前記トリガー部材の作用により不作動状態となることができ、前記 トリガー手段が、クラッチの連続する係合操作クラッチを切る操作の間に、第1 ロック手段および第2ロック手段を逐次作動させるようになっていることを特徴 とする。 好ましくは、クラッチを切る第1の操作中に、第1ロック手段は作動状態に維 持され、一方、第2ロック手段は、第1プレートに対して調節ランプを解放する ようにする。 好ましくは、第1ロック手段または第2ロック手段を、ブレーキとする。 好ましくは、第1ロック手段または第2ロック手段を、弾性タングとし、弾性 タングの端部が協働する突出部品が形成された調節ランプの表面または外装部品 の表面に、弾性タングの端部を押圧する。 好ましくは、係合ランプを、内側ハーフプレートによって支持する。 好ましくは、調節ランプを、外側ハーフプレートによって支持する。 好ましくは、1プレートを圧力プレートとする。 摩擦ライナーが新しい状態にあり、クラッチが係合する初期状態において、第 1ロック手段および第2ロック手段は、好ましくは、同時に作動可能とする。 添付図面を参照し、例示した次の説明から、本発明の上記以外の特徴および利 点がより明らかとなろう。 図1は、本発明の主にライナーの摩耗によって生じた間隙をなくすための装置 を有するクラッチの軸方向断面図である。 図2は、図1のクラッチの軸線を通過する平面に沿った部分断面図である。 図3は、図1および図2のクラッチの軸線に対して直角な平面に沿う部分断面 図である。 図4は、図1におけるボックスIV内の部分の拡大図である。 図5は、図1における矢印Vの方向の部分図である。 図6は、異なる平面に沿った、図4と類似する断面図である。 図7〜図10は、図1〜図6のクラッチの作動、特にライナーの摩耗によって 生じた間隙をなくすための装置の作動を示す図である。 添付図面を参照する。クラッチは、駆動シャフトと共に回転できるよう、この 駆動シャフトに取り付けられるようになっている反作用プレート113と、外周 部に摩擦ライナー130を支持し、被動シャフトと共に回転できるよう被動シャ フトに取り付けられるようになっている摩擦ディスク114とを備えている。 反作用プレート113にはカバープレート117が固定され、本例ではダイヤ フラム124から成る軸方向に作用する弾性手段が、カバープレート117と圧 力プレート120との間で作用し、圧力プレート120は、カバープレート11 7と共に回転できるよう、カバープレート117に固定されているが、このカバ ープレートに対して軸方向に変位できるようになっている。 ダイヤフラム124は、圧力プレート120と反作用プレート113との間に 摩擦ライナー130をグリップするよう、カバプレート117に当接し、圧力プ レート120を摩擦ディスク114に押圧している。 圧力プレート120は、2つのハーフプレートから成っている。すなわち、外 側ハーフプレートと称するハーフプレート120Aと、摩擦ディスク114の方 を向く内側ハーフプレートと称するハーフプレート120Bとから成っている。 これら2つのハーフプレート120A、120Bは、駆動シャフトと共に回転で きるよう、駆動シャフトに固定されているが、摩耗による間隙をなくすための装 置111の作用により、互いに軸方向に変位できるようになっている。 間隙をなくす装置111は、円周方向に配置された2つのハーフプレート12 0A、120Bと、それぞれ連動する1対の相補的ランプ190、191を含ん でいる。 ランプの一方、すなわち押圧ランプと称するランプ191は、内側ハーフプレ ート120Bによって支持され、軸方向に延びるスカート190の円周方向エッ ジに形成されている。他方のランプ、すなわち調節ランプと称するランプ190 は、調節部品193によって支持されている。この調節部品は板金製であり、図 示した実施例では押圧ランプ191の作動面に相補的な作動面を有するプレス成 形した部分となっている。 これらプレス成形された部分は、クラウン部分194の内側に形成されており 、クラウン部分は、内側ハーフプレート120Bに対して回転自在なラジアルプ レート部分195によって支持され、L字形断面を有する。従来は、それ自体公 知の態様で、内側ハーフプレート120Bをカバプレート117に結合する接戦 方向タングによって、調節部品193は所定位置に保持されており、これらタン グには、フックを連動させることができる。当然ながら、上記のタング以外のタ ングを使用することもできる。 図示の例では、外側ハーフプレート120Aは環状ディスクを備え、このディ スクは、調節部品193のラジアルプレート部分195の近くで、これに平行に 延びるラジアルプレート部分121を有し、内周部にU字形断面の環状シュラウ ド部分122を支持し、このシュラウド部分のウィング部分は、クラッチの軸線 に対して平行になっている。 シュラウド部分122は、調節部品193のクラウン部分194および内側ハ ーフプレート120Bのスカートを囲み、クラッチの軸線に近い方のU字形のウ ィング部分に対応するシュラウド部分122の円筒壁は、スカート192によっ て支持されたラジアルピン125が嵌合される少なくとも1つの軸方向スロット 123を有し、ほぞとほぞ孔タイプのカップリングを構成している。従って、ハ ーフプレート120A、120Bは、共に回転できるよう共に固定されているが 、互いに軸方向に変位できるようになっている。 ハーフプレート120Aの環状シュラウド部分122は、外側の環状当接ビー ド125を支持しており、このビードは、上部のダイヤフラム124と係合する ように、連続的または分割された形態とすることができる。 全体が調節部品193と同様の形状をした外装部品101は、ラジアルプレー ト部分104およびL字形断面のクラウン部分105を有し、このクラウン部分 105は、調節部品193のクラウン部分194が延びる半径よりも大きい半径 にわたって延び、外装部品101は、そのラジアルプレート部分104が外側ハ ーフプレート120Aのラジアルプレート部分121に沿って延び、L字形クラ ウン部分105のラジアルウィング部分が、前記外側ハーフプレート120Aの シュラウド部分122と径方向に整合するように位置している。 調節部品193および外装部品101は、弾性トリガー手段106および外装 手段107が設けられた環状スペース110を構成している。上記トリガー手段 および外装手段は、図3に示され、本例では螺旋スプリングから成っている。 これらスプリング106および107は、クラッチの軸線に対して径方向に延 び、この軸線と平行となっているラグ108の両側において、円周方向に配置さ れている。ラグ108は、外装部品101に支持され、スプリング106および 107は、前記ラグ108に係合している。より詳細に説明すれば、スプリング 106および107は、上記環状スペース110に重なり、ラジアルプレート部 分121およびシュラウド部分122が互いに接合する領域内の外側ハーフプレ ート120A内に形成された開口部126内にも、軸方向に延びている。 トリガースプリング106は、ラグ108と同じ側の端部と、反対側の一方の 端部を介して、調節部品193のラグ131と協働するようになっている。外装 スプリング107は、ラグ108と同じ側にある端部と、反対側の一方の端部を 介して、外側ハーフプレート120A内の開口部126のエッジ132の1つと 協働するようになっている。 外装部品101のラグ108は、外側ハーフプレート120A内の開口部12 6を越えて通路180内に軸方向に延びている。通路180は、調節部品193 のラジアルプレート部分195内に円周方向に延びている。従って、外装部品1 01は、通路180内のラグ108の可能な相対的変位により決まる所定角度だ け、調節ランプ190に対して回転でき、ラグ108および通路180は、外装 部品101と調節ランプ190との間にルーズ結合手段を構成している。 ルーズ結合手段によって構成された間隙により、外装部品は、2つの位置、す なわち新しい状態の摩擦ライナー130と対応する位置と、摩擦ライナー130 が充分に摩耗した状態に対応し、クラッチが係合位置にある時の他方の位置との 間で回転できるようになっている。 これらケースのいずれにおいても、外装スプリング107は、ライナーの摩耗 状態に対応する上記他方の位置に向けて外装部品101を押圧し、外装スプリン グ107は、トリガースプリング106が加えるトルクよりも大きいトルクを外 装部品101に加える。 第1ロッキング手段112は、ハーフプレート120A、120Bに対してア ーム部品101が回転しないように、この部品を固定するようになっている。第 1ロッキング手段112は、外周部において外側ハーフプレート120Aのラジ アルプレート部分121によって支持された弾性タングから成り、このロッキン グ手段は、リベット127によりハーフプレート120Aに固定されている。図 2を参照されたい。 若干湾曲させることが好ましいタング112の自由端は、アーム部品101の ラジアルプレート部分104の対向する表面と協働するようになっており、好ま しくはラジアルプレート部分104を向く前記表面には、図2から判るようにく ぼみが設けられる。ハーフプレート120Aは、タングによりカバープレート1 17に接合され、タングのうちの1つは、符号が付いていないが、図3に示され ており、リベット127のうちの1つによって固定されている。 タング112は、摩擦ライナー130の摩耗状態に応答するトリガー部材10 3の作用により、ラジアルプレート部分104を向く前記表面と協働してもよい し、協働しなくてもよい。 より詳細には、トリガー部材103は、クラッチの軸線に対して平行で、部分 119を有するロッド109から成り、部分119の径は、この部分119の両 側に横方向環状表面128、119が構成されるよう、ロッドの他の部分の径よ りも大きくなっている。 内側ハーフプレート120Bのラジアルラグ116を貫通する通路内には、ト リガー部材103のロッド109が、摩擦によって取り付けられている。ロッド 109の両端は、それぞれカバープレート117の横方向当接表面118および 反作用プレート113の横方向当接表面115と直線状になるように位置してい る。当接表面115と118との間の軸方向距離は、摩擦ライナー130が新し く、ラジアルラグ116が係合しているとき、または外れているときの移動量に 対応する量だけ、ロッド109の長さよりも長くなっている。 ロッド109の一端は、若干の間隙をもってタング112を貫通しているので 、タングはトリガー部材103の環状表面128と協働するようになっている。 トリガー部材103は、下記の条件では、外側ハーフプレート120aのラジア ルプレート部分121に対してタング112を持ち上げるよう働き、その後、外 装部品101を解放するように、この外装部品101のラジアルプレート部分1 04と協働しなくなる。 第2ロッキング手段212は、ハーフプレート120A、120Bに対して調 節部品123が回転しないように、これを固定するようになっている。第2ロッ キング手段212は、タング112に類似する弾性タングか成り、この弾性タン グは、外側ハーフプレート120Aの周辺にて、かつタング112を支持する面 と反対側のプレートの面にて、この外側ハーフプレート120Aのラジアルプレ ート部分121によって支持され、リベット127が、2つのタング112およ び212を所定の位置に係止するようになっている。 ロッド109の他端は、若干の間隙をもってタング212を貫通し、2つのタ ング112と212との間に、軸方向にトリガー部材103の拡大された径の部 分119が配置され、タング212がトリガー部材103の環状表面129と協 働するようになっている。 このトリガー部材103は、上記のようにタング112を持ち上げる変位と逆 方向の相対的変位が生じると、ラジアルプレート部分121に対してタング21 2を持ち上げるように働くので、これよりラジアルプレート部分212は、調節 部品193のラジアルプレート部分193と協働しなくなり、調節部品193は 自由となる。 次に、図7〜図10を参照して、作用について説明する。 図7では、部品が最初に位置し、クラッチが係合し、ライナー130が新しい 状態になっている時の、種々の部品が示されている。ロッキング手段、すなわち タング112および212は、外装部品101および調節部品193を固定して いる。トリガー103の拡大された径の部分119の軸方向の長さは、このよう に径が拡大され、タング112および212がトリガー103部材103の環状 表面128、129とそれぞれ接触するような値となっている。この位置は、予 め組み立てられパッケージされたクラッチがプリストレスを受けた状態で保管さ れ、摩擦ディスクがセンタリングされ、ダイヤフラムが係合した位置に保持され 、間隙が事故により閉じないよう防止する位置と対応している。 クラッチを設置する際に、実際にはタング212は既に固定されている調節部 品193を固定するのでないことは理解されると思う。その理由は、クラッチは 係合する位置にあるので、外側ハーフプレート120A、調節部品193および 内側ハーフプレート120Bが軸方向にグリップされ、移動できないようになっ ているからである。 外装スプリング107は圧縮され、トリガースプリング106は緩んだ状態に ある。外装部品101のラグ108は、調節部品193内の通路180のうちの 図8に対する右側エッジと協働し、既に述べたように、トリガー部材103のロ ッド109の軸方向の全長は、両端部が協働するようになっている反作用プレー ト113の当接表面115と、カバープレート117の当接表面118との間の 軸方向の間隔よりも短くなっている。 クラッチを切るように、ダイヤフラム124のフィンガーの両端に作用が及ぶ と、外側ハーフプレート120A、外装部品101、調節部品193および内側 ハーフプレート120Bから成る組立体は、摩擦ライナー130から離間し、カ バープレート117に向かって移動する。この離間運動は、接線方向タングによ り通常の態様で得られる。 この接線方向タングは、カバープレート117に対して圧力プレート120を 、回転自在かつ軸方向に移動可能に支持し、かつ結合する。ダイヤフラム124 の外周エッジ、および外側ハーフプレート120Aを取り付けるリターンフック 部品を設けてもよい。この運動の際に、内側ハーフプレート120Bは、ロッド 103がカバープレート117の当接表面118に接触するまで、トリガー部材 103を駆動する。この運動が続くと、上記アセンブリがトリガー部材103に 対して変位し、タング112は、トリガー部材103の環状表面128から離間 し、外装部品101を固定し続ける。タング212は、トリガー部材103の環 状表面129により保持され、調節部品193は解放される。 図8に示したこの位置では、外装スプリング107は、タング112によって 固定されている外装部品103を変位できず、トリガースプリング106は、調 節部品193に作用せず、調節部品193は、開口部180の右側エッジが当接 するラグ108により係止され、ラグ108は、タング112によって固定され ている。 ライナー130が摩耗した状態になっていない場合、クラッチを逐次係合した り切ったりすると、アセンブリは、図7および図8の位置に、1つのユニットと して逐次変位する。 ライナー130が摩耗し、図9に示すように、クラッチが係合した位置になる と、当然ながら、内側ハーフプレート120Bは、図7に示した位置に対して反 作用プレート113により接近する。この接近運動の際に、圧力プレート120 Bのラグ116は、反作用プレート113によって係止されているトリガー部材 103のロッド109上をスライドし、内側ハーフプレート120Bが摩耗した ライナー130に接触するまでに、プレートの端部は当接表面115に接触する 。 アセンブリが反作用プレート113側にこのように移動する際に、環状表面1 28によって係止されているタング112は外装部品101を解放し、一方、変 位したアセンブリによって駆動されるタング212は、環状表面129から離間 するが、調節部品193を固定し続ける。アーム部品101は解放されており、 外装スプリング107がこれを変位し、トリガースプリング106を圧縮する。 タング212によって固定されている調節部品193内の通路108のうちの図 中の左側エッジにラグ108を介して当接するまで、この圧縮は続けられる。こ の位置は、図9に示されている位置である。 次に続くクラッチ係合動作の間、アセンブリは、カバープレート112側に変 位され、図8を参照して既に説明したように、タング112は作動状態のままで あり、タング212は不作動状態となる。開口部180の右側エッジがタング1 12によって固定されているラグ108に当接するまで、トリガースプリング1 06により調節部品193が変位される。 このように、調節部品193が図7〜図10に関して右から左に変位する間、 調節部品193は、圧力プレート120の厚さを増加させ、内側ハーフプレート 120Bを摩擦ライナー130に接近させるよう、ランプ190および191が 傾斜されている。これにより、少なくとも部分的にライナーの摩耗を補償するよ うになっている。 本発明によれば、クラッチを切る間、ルーズ結合手段108、80の限度内で 、反作用プレート113および圧力プレート120Bの摩擦表面における少量の 摩耗とは別に、摩擦ライナー130が摩耗すると、スプリング106の作用によ り、調節ランプ190は回転移動できるようになっており、外装部品101はか なり確実にロックされる。 タング212は、タング12がロックされた後に限りロックされる。このタン グ212は、タング112が時間をかけて外装部品101をロックするよう、ま ず外装部品101をロックする。 当然ながら、タング112、212の数は、使用例に応じて決まる。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 チを連続して係合したり切ったりする操作の間に、第1 ロック手段(112)および第2ロック手段(212) を逐次作動状態とするようになっている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.駆動シャフトと共に回転できるよう、この駆動シャフトに取り付けられる ようになっている反作用プレート(113)と、 外周部に摩擦ライナー(130)を支持し、被動シャフトと共に回転できるよ う、この被動シャフトに取り付けられるようになっている摩擦ディスク(114 )と、 圧力プレート(120)と、 反作用プレート(113)に固定されたカバープレート(117)を備え、こ のカバープレート(117)と圧力プレート(120)との間で軸方向に作用す る弾性手段(124)が作用し、圧力プレート(120)がカバープレート(1 17)と共に回転自在であるが、カバープレートに対して軸方向に変位自在とな っており、 更に反作用プレート(113)および圧力プレート(120)を含む2つのプ レートの一方であり、2つのハーフプレート、すなわち外側ハーフプレート(1 20A)と内側ハーフプレート(120B)から成る第1プレートを備え、内側 ハーフプレート(120B)が摩擦ライナー(130)側に面し、摩擦ライナー と協働するようになっているプレートであり、 2つのハーフプレート(120A)(120B)が、駆動シャフトと共に回転 自在であり、更に摩耗によって生じた間隙をなくすための装置(111)の作用 により互いに軸方向に変位自在であり、 間隙をなくすための装置(111)が、円周方向に配置された少なくとも1対 の相補的ランプ(190)(191)から成り、ランプの各々が、2つのハーフ プレート(120A)(120B)のそれぞれと連動し、ランプ(191)の一 方すなわち押圧ランプが、ハーフプレートの一方(120B)と共に回転できる よう、このプレートに固定されており、他方のランプ(190)すなわち調節ラ ンプが、係合ランプ(191)、よって双方のハーフプレート(120A)(1 20B)に対して円周方向に変位するようになっており、2つの位置、すなわち 摩擦ライナー(130)の新しい状態に対応する一方の位置と、摩擦ライナー( 130)の摩耗した状態に対応する他方の位置との間でルーズ結合手段 (108)(180)によって決められた所定角度だけ、前記調節ランプ(19 0)に対して回転できるようになっている外装部品(101)を備え、円周方向 に作用する弾性外装手段(107)が、外装部品(101)を前記他方の位置に 向けて押圧し、外装部品(101)と調節ランプ(190)との間に円周方向に 作用する弾性トリガー手段(106)が配置されており、 弾性外装手段(107)が、弾性トリガー手段(6)によって加えられるトル クよりも大きいトルクを外装部品(101)に加え、第1ロック手段と称するロ ック手段(112)が、第1プレートに対して外装部品(101)を回転しない ようにこれを固定するようになっており、第1ロック手段(112)が、摩擦ラ イナー(130)の摩耗状態に応答自在なトリガー部材(103)の作用によっ て不作動状態となることができるタイプの、自動車用の摩擦クラッチにおいて、 摩耗による間隙をなくすための装置(111)が、更に第2ロック手段(21 2)を含み、この第2ロック手段が、前記調節ランプ(190)を第1プレート に対して回転させないようにこれを固定するようになっており、第2ロック手段 (212)が、前記トリガー部材(103)の作用により不作動状態となること ができ、前記トリガー手段が、クラッチの連続する係合操作クラッチを切る操作 の間に、第1ロック手段(112)および第2ロック手段(212)を逐次作動 させるようになっていることを特徴とする摩擦クラッチ。 2.クラッチを切る第1の操作中に、第1ロック手段(112)が作動状態に 維持され、一方、第2ロック手段(212)が、第1プレートに対して調節ラン プ(190)を解放するようになっていることを特徴とする、請求項1記載のク ラッチ。 3.第1ロック手段(112)または第2ロック手段(212)が、ブレーキ から成ることを特徴とする、請求項2記載の装置。 4.第1ロック手段(112)または第2ロック手段(212)が、弾性タン グから成り、弾性タングの端部が、協働する突出部品が形成された調節ランプ( 190)の表面または外装部品(101)の表面に押圧されていることを特徴と する、請求項2記載のクラッチ。 5.係合ランプ(191)が、内側ハーフプレート(120B)によって支持 されていることを特徴とする、請求項1記載のクラッチ。 6.調節ランプ(190)が、外側ハーフプレート(120A)によって支持 されていることを特徴とする、請求項1記載のクラッチ。 7.第1プレートが、圧力プレート(120)であることを特徴とする、請求 項1記載のクラッチ。 8.摩擦ライナー(130)が新しい状態にあり、クラッチが係合する初期状 態において、第1ロック手段(112)および第2ロック手段(212)が、同 時に作動可能であることを特徴とする、請求項1記載のクラッチ。
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