JPH10509135A - 抗−gp48抗体の能動的誘導もしくは受動免疫、および単離されたgp48タンパク - Google Patents
抗−gp48抗体の能動的誘導もしくは受動免疫、および単離されたgp48タンパクInfo
- Publication number
- JPH10509135A JPH10509135A JP8510394A JP51039496A JPH10509135A JP H10509135 A JPH10509135 A JP H10509135A JP 8510394 A JP8510394 A JP 8510394A JP 51039496 A JP51039496 A JP 51039496A JP H10509135 A JPH10509135 A JP H10509135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protein
- hiv
- antibody
- cells
- isolated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/705—Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Zoology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、単離されたgp48糖タンパク、抗−gp48抗体で受動免疫する方法、および抗−gp48抗体を生成するための能動免疫の方法を提供する。
Description
【発明の詳細な説明】
抗−gp48抗体の能動的誘導もしくは受動免疫、
および単離されたgp48タンパク発明の背景
米国特許5,286,852(この全てをここで参照として引用する)におい
て、特定のHIV−1溶解単離物(メリーランド州コロンビア、アドヴァンスト
・バイオテクノロジーズ社(Advanced Biotechnologies Inc.)、およびバッフ
ァロー、セルラー・プロダクツ社(Cellular Products,Inc.)から得られるH
IV−1溶解物(lysate))で免疫されたブタが、HIV−1ウエスタンブロッ
ト(例えば、米国エピトープ(Epitope)社製のオルガノン・テクニカ(Organon
Teknika)からのHIV−1ウエスタンブロット)において46,000ダルトン〜53
,000ダルトンの範囲の領域に現れる糖タンパクに特異性を有する抗体を生成する
ことが示された。このバンドはブロードなバンドとして現れ、gp48と名付け
られた。
gag(rp24)およびenv(rgp160、rgp120、Agmed
)のような組み換えHIV−1タンパクで免疫されたブタは、gp48に反応性
のある抗体を生成しない。’852特許に記載されているように、HIV−1溶
解物中に存在するこのタンパクの正確
な起源は立証されなかったが、CD4陽性(CD4+)であるヒト細胞からの細
胞膜タンパクまたはHIV−1タンパクに関連していると考えられた。
HIV−1に感染したヒト、およびAIDSを患っているヒトにおける抗−g
p48ブタ免疫血清(PASSHIV−1TMとして調製されたもの)のインビボ
での効果が、オスター(Osther)らにより記載された(オスター(Osther,K.)
ら、AIDS 1992、第6巻、1475頁、ここに参照として組み入れる)
。PASSHIV−1を受け入れた患者の一部は正常なCD4数を有し、免疫能
力があると考えられた。現在までに、約20〜30人の患者が、PAASSHI
V−1を5日間の間に毎日0.3〜15グラムを投与するサイクルで少なくとも
1回静脈内輸液が行われた。HIV−1感染者およびAIDS患者の受動的な治
療に用いられる抗体製剤中における抗−gp48の存在は、確かに、感染の拡大
から保護するのに重要であるようだ。発明の概要
本発明は、抗−gp48抗血清との免疫反応性により同定される単離されたg
p48タンパクを提供する。単離されたgp48は、他のソースからのgp48
関連タンパクの単離のため、およびアッセイ手順中におけるそのようなタンパク
の同定のための特異的マーカーもしくは標準タンパクとして有用である。例えば
、gp48タ
ンパクの存在について試験すべき臨床サンプル単離物、培養単離物、組織単離物
や他のサンプルを試験する場合などである。gp48タンパクは、CD4+細胞
、ウィルス溶解物、H9細胞、組織および器官から単離することができる。好ま
しい態様においては、gp48はH9細胞から単離される。
本発明は、有効な量のgp48タンパクで哺乳動物を免疫することを備える能
動免疫により哺乳動物において抗−gp48抗体を発生させる方法も提供する。
一つの態様において、gp48タンパクは実質的に精製されている。別の態様に
おいては、gp48タンパクは、細胞溶解物の一成分であるか、ウィルス溶解物
の一成分であるか、タンパク混合物の一成分であるか、もしくは組み換えDNA
から製造されるものである。
本発明は、さらに、有効な量の抗−gp48抗体で免疫化することを備える哺
乳動物の受動免疫方法を提供する。好ましい態様において、抗−gp48抗体は
、ブタ起源のものである。別の態様においては、抗−gp48抗体はポリクロー
ナルまたはモノクローナルであり、HIV−1ウィルスと組み合わせて投与され
、異種のタンパクまたは組織と共に導入される。
本発明は、タンパクと抗−gp48抗体とを組み合わせて哺乳動物を免疫する
ことを備えるタンパクの免疫原性を能動的にまたは受動的に低下させる方法をも
提供する。図面の簡単な説明
図1は、抗−gp48陽性血清への血清学的転換(セロコンバージョン、sero
conversion)を示す一連のHIV−1ウエスタンブロットストリップ(1〜17
)である。gp48タンパクは、48〜52とマークされた領域に単離される。
図2は、抗−gp48陽性血清への血清学的転換(セセロコンバージョン、se
roconversion)を示す一連のHIV−2ウエスタンブロットストリップ(1〜1
7)、陰性対照ストリップ(N)および陽性HIV−2ストリップ(P)である
。gp48タンパクは、48とマークされた領域に単離される。
図3は、gp48の溶離プロフィールを示す。
図4aは、クーマシーブルー染色によるカラムからのタンパクの分析を示し、
図4bは、gp48についてのウエスタンブロット上の移されたタンパクを示す
。発明の詳細な説明
HIV−1溶解物(gp48を含む)に対するブタ抗体を、上述のHIV−1
感染者またはAIDS患者に投与(5日の期間中、毎日14グラムまでのブタの免
疫グロブリンG)したところ、静脈内輸液の前、途中、後の患者からの血清サン
プルについて行ったHIV−1ウエスタンブロットは、ウエスタンブロット上で
抗HIV−1
抗体の増加を示す場合があった。驚くべきことに、実質な量(14グラムまで)
のブタIgG抗−gp48の注入後においてさえも、患者の血清中には通常、い
かなる抗−gp48抗体も決して検出されず、HIV−1溶解物に共通の他のタ
ンパクに対する通常の抗体のみであった。驚くべきことに、ヒトの患者において
は、彼らのHIV−1感染段階(無症候感染から進行したAIDSまで)に拘わ
らず、抗−gp48はこの免疫化条件の下で吸着または結合され、gp48が患
者に存在していることを示していた。ある患者は、結果的に抗−gp48を産生
するように血清学的に転換(セロコンバート、seroconvert)された。
実施例は、gp48タンパクのソースの決定およびこのタンパクの特性付けを
示している。抗−gp48抗体をHIV−1ウィルス溶解物での免疫化により生
成し得ること(’852特許)が示されているが、驚くべきことに、HIV−2
ウィルス溶解物およびH9細胞による免疫化によっても同じ応答が生じるという
ことが示された。対照実験では、HIVタンパクによる免疫化によっては抗−g
p48が生成しなかったことが示された。gp48は、CD4+細胞上に見出さ
れる膜表面タンパクであることが示された。
すなわち、抗−gp48とHIV−1とは、gp48膜タンパクの部分を含む
細胞膜上の一つの領域に対して競いあうであろう。それにより、HIV−1感染
個体の
受動免疫療法において用いられる製剤中の抗−gp48は、感染していないCD
4+細胞への引き続いて起こるHIV−1感染の防止に積極的に関与する。
HIV感染患者における古典的なAIDSの症状が無いことに抗−gp48が
関係することのインビボでの証拠がある。すなわち、既に存在している抗−gp
48抗体を有する患者は、HIV−1感染に対して保護され、HIV−1感染の
拡大を制限し得る。
臨床的にテストされた患者の少なくとも一人が、HIV−1ウエスタンブロッ
トで抗−gp48陽性であり、PCRによりHIV−1感染の証拠が示された。
この患者は、1986年にHIV−1ウエスタンブロットで試験したときに、抗
−gp48陽性に血清学的に転換(セロコンバート、seroconvert)した。今日
まで、古典的なHIV−1タンパクに対する同定可能な抗体により定義される古
典的なHIV−1感染のいかなる証拠も示していないが、抗−gp48陽性を維
持している。この患者は1987年に腎臓移植を受け、この種の患者は腎臓の拒
絶を防止するために免疫抑制剤を摂取するという事実によりHIV−1関連症状
を呈することが予期されているので、このことは一層驚くべきことである。すな
わち、患者に抗−gp48抗体が存在することにより、患者は少なくとも進行性
のHIV−1感染に対して保護されている。従って、本発明のタンパクと方法は
、HIV−1感染、HIV−2感染およびCD4+細胞への結合
を引き起こす他のレトロウィルス感染に対する別のワクチン接種手段を提供する
。本発明は、例えばHIV−1株のようなウィルスにおける構造的な突然変異に
影響を受けないワクチンを提供する。
すなわち、本発明は、抗−gp48抗血清との反応性により同定される単離さ
れたgp48タンパクを提供する。本発明は、タンパクの精製中にgp48関連
タンパクを検出するのに有用な組成物を提供する。gp48タンパクは、サイズ
マーカーおよびタンパク標準として有用である。gp48タンパクは、血清また
は組織サンプル中において特異的抗−gp48抗体を検出するのに有用である。
単離されたgp48タンパクは、被検者において抗−gp48免疫応答を発生さ
せるための被検者の能動免疫に有用である。
さらに、本発明は、被検者において抗−gp48抗体を発生させるための被検
者の能動または受動免疫する方法を提供する。すなわち、本発明の方法は、gp
48に対する特異的な免疫応答を発生させ、それらに対する抗体を製造するのに
有用である。本発明の方法は、gp48に対する特異的な免疫応答を得るための
有用な方法を提供する。
オクタロニー(Ouchterlony)免疫拡散法を用いて、患者中のブタ免疫グロブ
リン(HAPA)に対するいかなるヒト抗体も検出することができなかった。一
部の血清をブタIgGウエスタンブロットを用いて試験したが、
やはりヒト抗ブタ抗体(HAPA)は示されなかった。すなわち、抗−gp48
タンパクを用いての外来タンパクの免疫化は、外来タンパクの免疫原性を変性し
得る。すなわち、本発明はまた、抗−gp48抗体と組み合わせて行う免疫化に
よりタンパクの免疫原性を低下させる。
以下の実施例は説明のためのものであり、本発明の開示を限定する意図はない
。実施例1 HIV−1溶解物からの抗−gp48
不活性化HIV−1溶解物で免疫されたブタにおける血清学的転換(セロコン
バージョン、seroconversion)を示すために、タンパク濃度0.90mg/ml
の不活性化HIV−1溶解物(HTLV−IIIB.オルガノン・テクニカ社(Org
anon Teknika)製)を1接種当たり100μgの投与量で用いて一匹のブタを免
疫した。最初の接種は、フロイントの完全アジュバント中に乳化させたHIV−
1溶解物からなり、これを皮下投与した。第2の免疫化は、フロイントの不完全
アジュバント中に乳化させたHIV−1からなり、これを2日目に皮下投与し、
第3の免疫化は17日目に行い、第4の免疫化は31日目に行った。
HIV−1ウエスタンブロットストリップ(パン・データ・システムズ社(Pa
n Data Systems Inc.)製)での抗−gp48抗体の最初の出現は、ストリップ
No.6(図1、HIV−1ブロットの写真)上でHIV−1
の特異的なタンパクバンドと共に観察された。ストリップNo.6を、11日目
に採取した血液からの血清サンプルと反応させた。gp48タンパクは、ブタに
おいて高い免疫原性を示した。および適当な条件下において、いかなる被験体に
おいても同じ免疫応答は認められていない。実施例2 HIV−2溶解物からの抗−gp48
驚くべきことに、H9細胞のようなCD4+細胞から誘導されたHIV−2溶
解物でブタを免疫すると、HIV−2ウエスタンブロットにより示されるように
gp48に対する反応が見られ、HIV−1ウエスタンブロットと同様であるこ
とがわかった(HIV−2ウエスタンブロット、ワシントン州シアトル、ジェネ
ティック・システムッズ社(Genetic Systems)製;図2)。
不活性化されたHIV−2溶解物で免疫されたブタにおける血清学的な転換(
セロコンバージョン、seroconversion)を研究するために、タンパク濃度0.8
6mg/mlの不活性化HIV−2溶解物(ヒルクレスト・バイオロジクス社(
Hillcrest Biologics Inc,)製)を1接種当たり100μgの投与量で用いて一
匹のブタを免疫した。最初の接種は、フロイントの完全アジュバントと混合した
HIV−2溶解物からなり、これを皮下投与した。第2の免疫化は、フロイント
の不完全アジュバントと混合したHIV−2からなり、これを2日目に皮下
投与し、第3の免疫化は17日目に行い、第4の免疫化は31日目に行った。H
IV−2ウエスタンブロットストリップ(ジェネティック・システムズ社(Gene
tic Systems Inc.)製)上での抗−gp48抗体の最初の出現は、ストリップN
o.11(図2)上でHIV−2の特異的なタンパクバンドと共に観察された。
ストリップNo.11を、23日目に採取された血液からの血清サンプルと反応
させた。これらの結果は、HIV溶解物により検出されるように、HIV−2の
免疫化によって抗−gp48応答が生じ得ることを示している。実施例3 H9細胞からの抗−gp48
驚くべきことに、溶解されたH9細胞のみでブタを免疫すると、抗−gp48
抗体が産生されることもわかった。
一匹のブタ(混合ヨークシャー)を、1987年12月にオシオーラのゴット
フライド・ケラーマンズ・ファーム(Gottfried Kellermann's Farm)からの感
染していないH9細胞溶解物の上澄で免疫した。上澄のタンパク濃度は測定しな
かった。ブタをフロイントの完全アジュバント1mlと混合した上澄1mlで免
疫した。追加の免疫の投与はフロイントの不完全アジュバントと混合し、2〜3
週間毎にブタの首に皮下投与した。1〜2回の追加免疫の後、ブタの耳の静脈か
ら採取した血液をHIV−1ウエスタンブロット(HIV−1クィックウエ
スタンブロット、ベリーゲン社(Verigen Inc.)製)でテストした。拡散したタ
ンパクバンドがgp48領域で検出され、それは、H9(CD4+)細胞からの
細胞成分に対する抗体をブタが生成したことを示している。このブタからの血清
は、HIV−1ウエスタンブロットストリップで試験したときに、gp48に対
する抗体反応のみを含むようであった。このことは、gp48タンパクがH9細
胞培養物から生じ、CD4+ヒト細胞系からを意味するもので、細胞が不死のT
細胞リンパ芽球細胞系であっても、gp48タンパクが生成されることを示して
いる。CD4+細胞がその細胞膜の一部としてgp48タンパクを有することが
予想される。H9細胞を用いて繰り返されるこの免疫化試行は同様な結果を示す
はずである。これらの結果は、gp48タンパクが免疫するために用いられる細
胞系の一成分であり、HIV溶解物中の存在は細胞から失われた結果であって、
HIVによるものではないことを示している。実施例4 対照実験.
A. ブタをgp120、gp160および組み換えp24(rp24)組み換
えHIVタンパクで免疫したとき、ブタにおいて抗−gp48抗体が発生しない
ことがわかった。
オシオーラ(Osceola)のゴットフライド・ケラーマンズ・ファーム(Gottfri
ed Kellermann's Farm)で3
匹のヨークシャー混合養育ブタを、組み換えgp160(rgp160)、組み
換えgp120(rgp120)および組み換えp24(rp24)でそれぞれ
免疫し、また、マサチューセッツ州、イースト・エイカー・ファーム(East Acr
e Farm)の一匹のブタ(混合ヨークシャー)をrgp120MNで免疫した。ブ
タに、最初の接種として、フロイントの完全アジュバントと混合したこれらの組
み換えタンパクのいずれかを皮下注射し、ついで、その後の接種として、フロイ
ントの不完全アジュバントと混合したこれらの組み換えタンパクのいずれかを皮
下注射した。これらのブタから得られた高免疫血清をHIV−1ウエスタンブロ
ットにおいて試験すると、免疫に用いた組み換えタンパクに特異的な抗体が存在
した。しかしながら、前記gp48領域では反応がなかった。結果は、抗−gp
48の反応が上記組み換えHIV−1タンパクのいかなるものによっても誘発さ
れないことを示している。
B. 免疫していないヨークシャー混合養育ブタから血液を採取し、HIV−1
ウエスタンブロットにおいて試験した。これらのいかなるブタにおいても抗−g
p48の反応は見られず、これは、抗−gp48が免疫されていないブタ中に既
に存在している抗体ではないことを示している。
C. 抗−gp48抗血清サンプルを、HIV−1組み換えウエスタンブロット
ストリップにおいて試験した。
これらのHIV−1組み換えウエスタンブロットストリップでは反応は検出され
ず、これは、gp48がこれらの種類のストリップ(ブリティッシュ・バイオテ
ック・アンド・チロン(British Biotech and Chiron))上のHIV−1関連エ
ピトープの一部ではないことを示している。実施例5 gp48熱感受性
ヒト抗−gp48血清と抗−gp48活性を有するブタ血清とを比較すると、
ストリップ上の反応タンパクの局在化および現れる方が類似していることがHI
V−1ウエスタンブロットで明らかである。(HIV−1溶解物のような)gp
48含有タンパク製剤を60℃に加熱して不活性化し、次にニトロセルロース紙
上にブロットを転写(トランスブロット(transblotte))し、次にブタまたは
ヒトからの抗−gp48血清と反応させると、タンパクの反応がかなり低下し、
これは、gp48が熱感受性であることを示している。gp48含有タンパク製
剤を0.1%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)と混合し、次に90℃に加熱し
て不活性化し、ニトロセルロース紙上にブロットを転写(トランスブロット(tr
ansblotte))し、ヒトまたはブタからの抗−gp48血清と反応させると、g
p48の反応は観察することができない。SDSはgp48タンパクを保護して
いない。実施例6 H9細胞からのgp48の検出:特性付け
A. 感染していないH9細胞を10%のウシ胎仔血清を含むRPMI 164
0培地中で増殖させ、遠心分離により採集する。次に、可溶性タンパクを抽出す
るために、固められた細胞を、0.5% NP401 50mM Tris H
Cl、pH6.54中に再懸濁する。細胞抽出物の可溶性と不溶性の両方のフラ
クションを、ブタまたはヒト抗−gp48血清を用いてウエスタンブロットによ
りgp48の存在について検査すると、可溶性の相からはブロットされたタンパ
ク中にgp48の反応を検出することができたが、不溶性の相からは検出するこ
とはできなかった。
感染していないH9細胞から細胞膜タンパクを分離するとき、細胞を溶解して
精製していないと、上澄はgp48を含み、それはウエスタンブロットでブロッ
トすると抗−gp48血清と反応するだろう。すなわち、gp48タンパクは、
細胞表面に比較的緩く結合している細胞表面タンパクである。ウィルス溶解物中
で見出されるgp48タンパクは、感染していないH9細胞から生じるgp48
と同じ電気泳動による移動性を示す。ウィルス溶解物から生じたものと感染して
いないH9細胞から生じたものの両方のgp48が、同じ熱感受性を示し、それ
は、これらのタンパクが共通の物理的/化学的特性を有し、実質的に同じである
ことを意味する。
B. イオン交換カラムでgp48タンパクの精製を試
みると、膜タンパクに典型的な幾つかの特性、例えば、凝集傾向、洗剤中でのタ
ンパクの向上した溶解性などを示す。H9細胞中におけるgp48含有量は、粗
く見積もって、総細胞タンパクの0.01%またはそれ以下である。
C. HIV−1溶解物(gp48含有)ウエスタンブロットでインキュベーシ
ョンするためにマウスモノクローナル抗−HLAクラスI抗体(DR、DQ、D
P)を用いると、先に我々が重なったタンパクバンドを見いだしているgp48
領域の下方において狭い反応バンドが見つかった。抗−gp48抗血清とマウス
モノクローナル抗−HLAクラスII抗体とを用いる競合結合アッセイを行うと、
マウスモノクローナル抗体は互いに競合せず、異なるタンパクであることがわか
った。実施例7
感染していないH9細胞を、PASSHIV−1(サンディエゴ、ベリーゲン
(Verigen)製)として調製されている精製ブタ抗HIV−1溶解物(抗−gp
48)免疫グロブリンとインキュベーションすると、感染していないH9細胞は
抗−gp48と結合するが、他方、HIV−1(HTLV−IIIB)感染のH9
細胞および感染していないMolt4クローン8細胞は抗−gp48と結合しな
いことがわかった。
簡単に言うと、試験は、5×107感染していないH9
細胞、5×107HIV−1(HTLV−IIIB)感染のH9細胞および5×107感
染していないMolt4クローン8細胞をそれぞれ、PAASSHIV−1の5
00μ1を用いて室温で30分間ペレット化し、ペレット化した細胞およびいず
れかの上澄をHIV−1溶解物ウエスタンブロット(オルガノン・テクニカ社製
)に適用するものである。別の試験は、上記のような前述の種類の新しい細胞か
らの上澄をインキュベーションし、ペレット化の後に、この上澄をHIV−1ウ
エスタンブロットと反応させることである。
ウエスタンブロットは、感染していないH9細胞が一回のインキュベーション
によりある程度抗−gp48を除去し、新しい細胞で繰り返しインキュベーショ
ンするとかなり高度に除去されることを示している。HIV−1ウエスタンブロ
ットの結果により示されるように、抗−gp48は、HIV−1(HTLV−II
IB)感染細胞および感染していないMolt4クローン8細胞を含む実験によ
っては除去されなかった。
従って、CD4+の感染していないH9細胞は、抗−gp48を結合し得る利
用可能なgp48細胞膜を有するが、一方、HIV−1感染H9細胞では意味の
あるgp48膜タンパクがなかった。感染したH9細胞で表面膜gp48タンパ
クとの反応が起こらない理由は、gp48膜タンパクが存在する領域にHIV−
1が(エンベロープタンパクを介して)結合し、それにより抗−gp
48抗体の結合が妨げられるからであろう。実施例8 gp48の精製
10%のウシ胎仔血清、0.5mg/mlのグルタミンおよび0.1mg/m
lのゲンタミシン(gentamicin)を加えたRPMI 140中でH9細胞を増殖
させ、600×gで10分間の遠心分離により採集した。PBSで一回洗浄した
後、固めた細胞を10 mM Tris HCl、pH8.0/0.02mM
MnCl2/0.2% ツイッタージェント(Zwittergent)312洗剤(カルバ
イオケム(Calbiochem)社)中に再懸濁して、gp48を可溶化した。次に、不
溶性物質を、10,000×gで30分間の遠心分離により除去した。ペレット
にはgp48は見いだされなかった。
次に、0.02mM MnCl2、0.1% ツイッタージェント(Zwitterge
nt)312および2mM DTTを含む10mM Tris HCl(pH8.
0)中で平衡化したレンチル(lentil)レクチンセファロース4Bカラムに、上
澄を仕込んだ。カラム二本分の体積量の平衡緩衝液で洗浄した後、カラムを2%
のメチル−α,D−マンノピラノシドで溶離した。マンノシド溶離液中に約50
%のgp48が見いだされたが、大部分の他の細胞成分は流出した。流出液を再
びクロマトグラフィーにかけたが、有意量のgp48タンパクは回収されなかっ
た。
この手順により、gp48が実質的に精製され、gp48はレンチルレクチン
との相互作用に特異的な炭水化物部分を有する糖タンパクであることが示唆され
る。
図3は、レンチルレクチンカラムからの溶離プロフィールを示す。図4aは、
精製途中のタンパクを示す染色されたSDS pageゲルを示し、図4bは、
タンパクゲルから移されたgp48のウエスタンブロットを示す。
当業者は、通常の実験法のみを用いて、ここに記載の発明の具体的態様の均等
物を知り、または確認することができる。
これらのおよび他の全ての均等物は、以下の請求の範囲に包含される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1996年4月12日
【補正内容】図面の簡単な説明
図1は、抗−gp48陽性血清への血清学的転換(セロコンバージョン、sero
conversion)を示す一連のHIV−1ウエスタンブロットストリップ(1〜17
)である。gp48タンパクは、48〜52とマークされた領域に単離される。
試料は1:30に希釈され、2時間インキュベートし、アルカリフォスファター
ゼIgGで1:1000で処理し、2時間インキュベートし、ついでNBT/B
CiPで処理した。
図2は、抗−gp48陽性血清への血清学的転換(セセロコンバージョン、se
roconversion)を示す一連のHIV−2ウエスタンブロットストリップ(1〜1
7)、陰性対照ストリップ(N)および陽性HIV−2ストリップ(P)である
。gp48タンパクは、48とマークされた領域に単離される。Nは通常の陰性
対照であり、PはHIV−2陽性対照である。
図3は、レンチルレクチン(lentil lectin)−セファロースのアフィニティ
ークロマトグラフィーにより精製されたgp48の溶離プロフィールを示す。フ
ラクション#1から約#10の領域は流出フラクション;フラクション#12か
ら約#22の領域がα−メチル−D−マンノシドの溶離物フラクションである。
図4aは、クーマシーブルー染色によるレンチルレクチンカラムからの精製さ
れたタンパクの分析を示し、図4bは、gp48についてのウエスタンブロット
上の移
されたタンパクを示す。MWは分子量のマーカー;レーン1は出発物質;レーン
2〜6は流出フラクション;レーン7〜13はα−メチル−D−マンノシドの溶
離物フラクションである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1996年12月6日
【補正内容】
請求の範囲
1. ブタ抗−gp48抗血清と反応性があり、HIVに感染していないCD
4+細胞から単離された単離gp48タンパク。
2. H9細胞から単離された請求項1に記載のタンパク。
3. 哺乳動物を有効な量の請求項1もしくは2に記載のgp48タンパクで
免疫することを備える能動免疫により哺乳動物に抗−gp48抗体を発生させる
方法。
4. gp48タンパクが実質的に精製されている請求項3に記載の方法。
5. gp48タンパクが細胞溶解物の一成分である請求項3に記載の方法。
6. gp48タンパクがタンパク混合物の一成分である請求項3に記載の方
法。
7. gp48タンパクが組み換えDNAから製造されている請求項3に記載
の方法。
8. 有効な量の請求項3、4、5、6または7記載のいづれかの方法により
得られた抗−gp48抗体で免疫することを備える哺乳動物の受動免疫方法。
9. 抗−gp48抗体がブタ起源のものである請求項8に記載の方法。
10. 抗−gp48抗体がポリクローナルである請求項8に記載の方法。
11. 抗−gp48抗体がモノクローナルである請求項8に記載の方法。
12. 抗−gp48抗体をHIV−1ウィルスと組み合わせて投与する請求
項8に記載の方法。
13. 抗−gp48抗体を任意の異種タンパクまたは組織と共に導入する請
求項8に記載の方法。
14. 請求項3、4、5、6または7記載のいづれかの方法により得られた
抗−gp48抗体と組み合わせたタンパクで哺乳動物を免疫することを備えるタ
ンパクの免疫原性を能動的または受動的に低下させる方法。
15. 感染していないCD4+細胞からのgp48タンパクを精製すること
を備えるgp48タンパクの単離方法。
16. 感染していないH9細胞からのgp48タンパクを精製することを備
えるgp48タンパクを単離する工程。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
C07K 16/10 C07K 16/10
// C12N 15/09 C12P 21/08
C12P 21/08 C12N 15/00 A
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB
,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,
KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M
N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU
,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT,
UA,UG,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ブタ抗−gp48抗血清と反応性のある単離されたgp48タンパク。 2. CD4+細胞から単離された請求項1に記載のタンパク。 3. H9細胞から単離された請求項1に記載のタンパク。 4. 哺乳動物を有効な量のgp48タンパクで免疫することを備える能動免 疫により哺乳動物に抗−gp48抗体を発生させる方法。 5. gp48タンパクが実質的に精製されている請求項4に記載の方法。 6. gp48タンパクが細胞溶解物の一成分である請求項4に記載の方法。 7. gp48タンパクがウィルス溶解物の一成分である請求項4に記載の方 法。 8. gp48タンパクがタンパク混合物の一成分である請求項4に記載の方 法。 9. gp48タンパクが組み換えDNAから製造されている請求項4に記載 の方法。 10. 有効な量の抗−gp48抗体で免疫することを備える哺乳動物の受動 免疫方法。 11. 抗−gp48抗体がブタ起源のものである請求項10に記載の方法。 12. 抗−gp48抗体がポリクローナルである請求項10に記載の方法。 13. 抗−gp48抗体がモノクローナルである請求項10に記載の方法。 14. 抗−gp48抗体をHIV−1ウィルスと組み合わせて投与する請求 項10に記載の方法。 15. 抗−gp48抗体を任意の異種タンパクまたは組織と共に導入する請 求項10に記載の方法。 16. 抗−gp48抗体と組み合わせたタンパクで哺乳動物を免疫すること を備えるタンパクの免疫原性を能動的または受動的に低下させる方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/306,605 | 1994-09-15 | ||
| US08/306,605 US5830476A (en) | 1991-10-08 | 1994-09-15 | Active induction or passive immunization of anti-Gp48 antibodies and isolated gp48 protein |
| PCT/US1995/011824 WO1996008511A1 (en) | 1994-09-15 | 1995-09-15 | ACTIVE INDUCTION OR PASSIVE IMMUNIZATION OF ANTI-gp48 ANTIBODIES AND ISOLATED gp48 PROTEIN |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10509135A true JPH10509135A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=23186048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8510394A Pending JPH10509135A (ja) | 1994-09-15 | 1995-09-15 | 抗−gp48抗体の能動的誘導もしくは受動免疫、および単離されたgp48タンパク |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5830476A (ja) |
| EP (1) | EP0781296A1 (ja) |
| JP (1) | JPH10509135A (ja) |
| AU (1) | AU3591095A (ja) |
| CA (1) | CA2200087A1 (ja) |
| WO (1) | WO1996008511A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20030125518A1 (en) * | 2001-12-01 | 2003-07-03 | Crevecoeur Harry F. | Surface simulation synthetic peptides useful in the treatment of hyper-variable viral pathogens |
| US20060110407A1 (en) * | 2001-12-05 | 2006-05-25 | Shelley Stopera | Immune globulin formulations for the treatment and prevention of an orthopoxvirus infection |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5286852A (en) * | 1988-07-06 | 1994-02-15 | Verigen, Inc. | Antibodies specific towards HIV-1 gp 48 |
-
1994
- 1994-09-15 US US08/306,605 patent/US5830476A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-09-15 EP EP95933139A patent/EP0781296A1/en not_active Withdrawn
- 1995-09-15 JP JP8510394A patent/JPH10509135A/ja active Pending
- 1995-09-15 WO PCT/US1995/011824 patent/WO1996008511A1/en not_active Ceased
- 1995-09-15 AU AU35910/95A patent/AU3591095A/en not_active Abandoned
- 1995-09-15 CA CA002200087A patent/CA2200087A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU3591095A (en) | 1996-03-29 |
| EP0781296A1 (en) | 1997-07-02 |
| WO1996008511A1 (en) | 1996-03-21 |
| US5830476A (en) | 1998-11-03 |
| CA2200087A1 (en) | 1996-03-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6248574B1 (en) | Polypeptides selectively reactive with antibodies against human immunodeficiency virus and vaccines comprising the polypeptides | |
| AU732809B2 (en) | Compositions and methods for treating viral infections | |
| AU632475B2 (en) | Human immunodeficiency virus (hiv) env-coded peptide capable of eliciting hiv-inhibiting antibodies in mammals | |
| Gorse et al. | A dose-ranging study of a prototype synthetic HIV-1MN V3 branched peptide vaccine | |
| WO1991009872A1 (en) | Hiv-1 env fragment fusion protein | |
| Hangartner et al. | Nonneutralizing antibodies binding to the surface glycoprotein of lymphocytic choriomeningitis virus reduce early virus spread | |
| IE60671B1 (en) | Monoclonal antiobodies to HIV and related peptides | |
| JPH11501310A (ja) | レトロウイルスの調節タンパク質から誘導された無毒の免疫原、抗体、製造方法およびそれらを含んでなる医薬組成物 | |
| Cook et al. | Enhanced sensitivity to neutralizing antibodies in a variant of equine infectious anemia virus is linked to amino acid substitutions in the surface unit envelope glycoprotein | |
| Salmon-Céron et al. | Safety and immunogenicity of a recombinant HIV type 1 glycoprotein 160 boosted by a V3 synthetic peptide in HIV-negative volunteers | |
| JPH10509135A (ja) | 抗−gp48抗体の能動的誘導もしくは受動免疫、および単離されたgp48タンパク | |
| JP4423374B2 (ja) | Hiv−2型ヒトレトロウイルスのトランスメンブランエンベロープ糖タンパク質の抗原、及び、該抗原に免疫類似性を有する抗原 | |
| Pyle et al. | Purification and characterization of the external envelope glycoprotein from two human immunodeficiency virus type 1 variants, HTLV-IIIB and HTLV-IIIRF | |
| US6290963B1 (en) | Anti-HIV compositions containing native and recombinant peptides | |
| AU2006200454B2 (en) | Compositions and methods for treating viral infections | |
| JP2810179B2 (ja) | 天然型hiv gp160の製造方法 | |
| JP2007534615A (ja) | Hiv免疫原性複合体 | |
| AU2004201321A1 (en) | Compositions and methods for treating viral infections | |
| AU2006200455A1 (en) | Compositions and methods for treating viral infections | |
| AU2004208648A1 (en) | Compositions and methods for treating infections | |
| HK1023371B (en) | Compositions and methods for treating viral infections | |
| MXPA99003380A (en) | Compositions and methods for treating viral infections |