JPH10509376A - 気体混合物および複数の液体から成分を除去するためのフィルタ材料および方法 - Google Patents

気体混合物および複数の液体から成分を除去するためのフィルタ材料および方法

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JPH10509376A JP8515028A JP51502895A JPH10509376A JP H10509376 A JPH10509376 A JP H10509376A JP 8515028 A JP8515028 A JP 8515028A JP 51502895 A JP51502895 A JP 51502895A JP H10509376 A JPH10509376 A JP H10509376A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、気体混合物および液体(複数)から成分を除去するための、フィルタ材料および方法に関し、ここで、気体流若しくは液体流を多孔性重合体を含んでなるフィルタ材料と接触させる。この多孔性重合体は、均一な溶液から相変換により製造される。フィルタ材料は、特に、オゾン、過酸化水素、窒素の酸化物、ハロゲンおよび有機過酸化物を除去するために使用され、そして選択的に機能する。

Description

【発明の詳細な説明】 気体混合物および複数の液体から成分を除去するための フィルタ材料および方法 本発明は、気体または液体混合物から成分を除去するためのフィルタ材料およ びその製造に関する。 液体混合物または気体混合物から望ましくない成分を除去することは、工業お よび医学の多くの分野における重要な課題である。この課題は、特に、環境保護 および個人の安全の領域で、しばしば問題になる。 この課題を解決する一つの可能性は、多孔性物体に望ましくない成分を吸着さ せることであり、その中で活性炭とゼオライトが技術的に重要である。しかし、 これらの材料は、損耗し易く、多くの成分を同時に吸着することが多く、従って 十分な選択性を持たないという欠点がある。 刺激性のガスであるオゾンを、特に空気から除去することが、最近重要性を増 してきた。最近、ある種の重合体が、このガスと非常に選択的に反応し得ること が見いだされた。しかしその濾取効率は、例えば、フィルタ中でのこのガスの滞 留時間が短い場合には、希望に今一つ及ばない。 PCT出願WO93/04223明細書には、複数成分の混合物から気体若し くは液体成分を分離するのに適しているといわれるポリフェニレンスルフィド( PPS)のミクロポーラス透過選択性繊維若しくは薄膜が記載されている。その 平均孔径は0.154ミクロンであると記載されている。しかし、この例では、 記載されている膜は、窒素と水に対するその透過性が試験されているだけであっ た。説明されている一般的用途は、気体の分離、溶液中に溶解または懸濁してい る粒子の分離および、例えば限外濾過の場合における、溶解している分子および 懸濁している固体粒子の、より小さい分子からの分離である。それ故、この既知 の膜は、物理的分離法に基づく常用の圧力駆動分離法用に用いられる。それらの 、例えば化学吸着によるオゾンの除去用のフィルタとしての利用については、例 証されてもおらず、言及されてもいない。 それ故、本発明の目的は、オゾンまたは窒素酸化物のような汚染物質を、短い 滞留時間で、選択的に完全に除去する材料を見いだすことである。 この目的は、化学吸着に適した重合体を使用することにより達成される。 本発明は、複数の気体および液体から成分を除去するための、均質な溶液から 相変換(phase inversion)により調製される多孔性重合体を含 んでなる重合体をベースにするフィルタ材料およびその製造に関する。 “フィルタ材料”という用語は、混合物から化学吸着により個々の成分を除去 することができる全ての形状の重合体を含んでいる。 “重合体をベースとするフィルタ材料”とは、そのフィルタ材料が少くとも一 種の重合体を含んでいることを意味する。 事実、特に、大きい内部表面積を有する特定態様のこれら重合体は、従来技術 に説明されている物より実質的により効果的であることが見いだされた。この場 合、汚染物質の満足な除去を保証するためには、その大きい内部表面積に(その フィルタ中の滞留時間で)非常に短い時間内に、拡散によって近づくことが可能 でなければならない。最後にまたこの材料は、分離されるべき気体混合物がフィ ルタ表面を通ってフィルタ材料に拡散するのを可能にするために、できるだけ非 晶性でなければならない。 例えば、有効なオゾンフィルタは、次の特徴を持つべきである:このフィルタ は、 a)オゾンと迅速に反応する能力のある材料から成り、 b)大きい内部表面積を有し、 c)オゾンが短時間に、内部表面領域に到達するのを可能にする形態構造を有 し、そして d)その重合体自身の中で十分高いオゾン拡散速度を示す ことが必要である。言うまでもなく、これらの規準は、オゾン以外の除去される べき他の化合物にも適用される。 本発明の方法で用いられる重合体は、相変換により、多孔性の形状物にされる 。その場合、一般に、均一な溶液であるのが好都合であり、同時にその重合体は 、適した幾何学的形状(例えば、繊維またはフィルム若しくは球)に容易に変換 され得る。次いで、その多孔性重合体を分離されるべき混合物と接触させ、その 際、 一種またはそれ以上の望ましくない成分がその化合物から殆ど完全にそして選択 的に除去される。 “化学吸着”は、化学化合物を吸着的に結合する能力であり、これは主として “吸着体”材料との化学的な反応により起きる。“相変換”という用語は、重合 体材料が、異なる種類の凝集状態を経て、最初の形状と異なる形状になることを 意味し、これは、様々な既知の方法で行われる。 本発明はさらに、このフィルタ材料の製造法、および気体混合物と液体混合物 からの成分の除去のためのこの材料の利用にも関する。 例えば、本発明の方法では、適した重合体を溶媒に溶かし、その溶液を希望の 幾何学的形状(例えば、繊維、フィルムまたは球状)にし、そして実質的に全て の溶媒が非溶媒で置換されるまで非溶媒と接触させる。次いで、この非溶媒は乾 燥で除去される。最終的には、この多孔性重合体を、適切に物質の混合物と接触 させ、その混合物の一つまたはそれ以上の成分を選択的に除去する。 本発明の方法による適した重合体の例は、例えば、ポリアリーレンエーテルお よびポリアリーレンチオエーテルにおけるような電子に富んだ芳香族基を含む、 平均分子量Mwが1000から2,000,000、望ましくは10,000か ら500,000そして、特に20,000から200,000の重合体である 。可溶性重合体の分子量は、普通、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測 定される。 ポリアリーレンエーテルおよびポリアリーレンチオエーテルという用語は、ポ リアリーレンオキシドおよびポリアリーレンスルフィドと同義語である。特に適 している重合体は、市場から入手できる式Iのポリフェニレンスルフィド(PP S)および式IIのポリ(2,6‐ジメチル)オキシフェニレン(PPO)であ る: 式(I)において、基Rは、同一または異なり、水素原子、C1‐C8‐アルキル 基、ハロゲン原子または‐SO3Hまたは‐COOHである。ブレンドを含むこ れら重合体の混合物も有効であることが証明されている。 ポリアリーレンエーテルは一種またはそれ以上の他の重合体とブレンドされて もよく、またブロック共重合体であってもよい。 少くとも一種のポリアリーレンエーテルを含んでなるブレンドが、本発明の方 法により、気体および液体から窒素酸化物を除去するのに用いられ得る。適した ブレンドの例は、ポリスチレン単独重合体および/またはポリスチレン共重合体 および/またはポリアミドおよび/またはポリオレフィンを含んでなるポリアリ ーレンエーテル・ブレンドである。 ポリアリーレンエーテル類の例およびそれらの合成は、本明細書に引用されて いる“ウルマンの工業化学百科辞典”、第5版、A21巻、ビー.エルバース( 編)、VCH,ワインハイム‐バーゼル、ケンブリッジ‐ニューヨーク 199 2[“Ullmann´s Encyclopedia of Industr ial Chemistry”,5th edition,Volume A2 1,B.Elvers(Ed),VCH,Weinheim‐Basel,Ca mbridge‐New York 1992]の605‐614頁、標題:“ ポリ(フェニレンオキシド)”の中に列記されている。 他の適した重合体はポリアリーレンスルフィド類である。ポリアリーレンスル フィド類、特にポリフェニレンスルフィドは、エドモンズおよびヒル(Edmo nds and Hill)の方法により、ジハロゲン化芳香族化合物と硫化ナ トリウムの反応により合成される。ポリアリーレンスルフィド類およびそれらの 合成は、同様に引用されている“ウルマンの工業化学百科辞典”、A21巻、ビ ー.エルバース,エス.ホウキンス(S.Hawkins)および、ジー.シュ ルツ(G.Schulz)(編)、VCH,ワインハイム‐ニューヨーク 19 92,463‐472頁、に説明されている。同様に使用できるスルホン基を含 むポリアリーレンスルフィド類の合成は、同じく引用されているシミア(Chi mia)28(9),(1974)567に説明されている。 適した溶媒は、原則として,その重合体を(必要なら高温で)溶解し、適した 非溶媒と混ざり合う全ての液体である。ポリアリーレンエーテルの場合、適して いる望ましい例は、N‐メチルピロリドン(NMP)、ジメチルスルホキシド( DMSO)若しくはジメチルアセトアミド(DMAc)のような双極性非プロト ン溶媒である。しかし、例えば、2‐クロロナフタレンのような塩素化芳香族化 合物も、うまく使用できる。 溶解される重合体の濃度は、一般に5から25%、望ましくは10から20% である。特定の用途に応じて、若し希望されるなら、より高い濃度であってもよ い。 適した非溶媒は、その重合体を殆ど或いは全く溶かさないで、且つその重合体 の溶媒と混ざり合う全ての液体である。水またはメタノールまたはアセトン或い はそれらの混合物、および溶媒と非溶媒の混合物が推奨される。 希望の多孔性重合体を与えるための重合体溶液の加工は、例えば、既知の方法 による重合体溶液の相変換で行われ、膜、フィルム、繊維、球体または中空繊維 (ホローファイバー)を与え、その場合、その幾何学的寸法(フィルムの厚み、 繊維の太さおよび繊維の長さ、球の直径)は広い範囲で変えられる。繊維および 球体の調製の場合、重合体溶液の沈殿のための凝固浴の温度は、通常、10から 80℃である。これらのパラメータは、各特定の用途に対して最適になるように 適合させられ得る。 本発明の方法による多孔性重合体の、ブルナウアー(Brunauer)、エ メット(Emmet)およびテラー(Teller)(BET)の方法で測定し た比表面積は、一般に、2m2/g以上、望ましくは、20から400m2/gで ある。 この非溶媒は、便宜的に、加熱空気流を用いて蒸発により、非常に簡単に除去 できる。しかし、一例として凍結乾燥法を含む他の方法も用いられる。 気体若しくは液体から成分、例えばオゾンを除去するために、この気体混合物 若しくは液体を多孔性重合体と接触させる。このための多くの可能性があり、完 全ではないが、その実施例を列記する。 1.この多孔性重合体を小さい球状に作り、これら球体をカラムに充填して、 分離されるべき混合物を、吸収塔として知られているこのカラムを通してやる。 これら球体の代りに、切断或いは粉砕した繊維(パルプ)を用いると有利な場合 もある。重要な因子は、多孔性重合体ができるだけ均一に分布していることであ り、そのために充填物を通り抜ける流れが均一になり、流れる路ができるのが避 けられる。 2.この多孔性重合体は平滑な膜構造に作られ、“全量”濾過(“Dead end”filtration)で操作される。一つの膜の中の欠陥を相殺する ために、多数の膜を重ね合わすこともできる。 3.その重合体溶液から既知の方法で、同じように作ることができる中空繊維 を用いることも可能である。 後の二つ場合には、物質の混合物を、(古典的膜濾過として知られている)膜 を通すこともできるし、または単にその膜の表面の上を、十分長い距離通すこと もできる。 4.これらの膜は、濾過工学で知られているモジュールの形で用いることもで きる。 本発明の方法による、例えば、ポリアリーレンエーテル或いはポリアリーレン チオエーテルを基体とするフィルタ材料は、オゾンを除去するためためだけでな く、窒素酸化物(NOx、x>1)特にNO、H22、ハロゲン、HNO3、若し くは有機過酸化物の除去にも適している。除去は選択的に起り、例えば、NO2 を窒素酸化物の混合物(例えば、NO2とNO)から除去できる。 実施例 1)ポリ(2,6‐ジメチルフェニレンオキシド)[ゼネラルエレクトリック 社、スキネタディー、米国(General Electric Co.,Sc henetady,USA)で製造されている、商品名ブレンデックスHPP8 20(RBlendex)HPP820]15gを85gのNMPに90℃で溶 解した。その溶液の一部を、ドクターブレードでガラス板上に引き延ばし、湿潤 時の厚みが約200ミクロンのフィルムを作った(ガラス板とドクターブレード は前もって70℃に加熱された)。塗布されたこの湿潤フィルムを45℃の温水 に浸漬し、2分後に、得られた膜をガラス板から離し、残留溶媒を除くために水 中に24時間入れて置いた。次いで、この膜を空気中で乾燥した。 直径2cmの円形に切取った試料を、膜試験セルに挟み、100ppbのオゾ ンを添加した空気流を、その膜に通した。その際、膜中の平均滞留時間は、僅か 2ミリ秒(ms)であった。膜を透過した空気流のオゾン含有量を分析した[ロ ーデ&シュバルツ社(Rhode & Schwarz)、63263 ノイ‐ イゼンブルグ、ドイツ連邦共和国(Neu‐Isenburg,Federal Republic of Germany)のオゾン測定装置ML9810] 。オゾン濃度は、1ppbの検出限界以下であることが見いだされた。2時間後 でも、オゾン濃度は1ppb以下であった。かくして、2ミリ秒未満の滞留時間 で、オゾンは完全に除去される。 2)ブレンデックスの代りに、ゼネラルエレクトリック社、米国のポリマブレ ンド:Rノリル(RNoryl)(PPOとポリスチレンとの均質ブレンドから成 る)を使用したことを除いて、実施例1の実験を繰返した。実施例1と同じ結果 が得られた:即ち、実験の継続時間2時間以上で、滞留時間2ミリ秒でオゾンが 完全に除去された。 3)80gのN‐メチルピロリドンと20gのポリフェニレンオキシドを混合 することにより、70℃以上の温度で均質さを保持する成形用溶液を製造した。 この溶液を濾過し、80℃に加熱し、次いで、紡糸管(90℃)を経て湿式紡糸 口金(80℃)に送り出した。この口金には、直径0.2mmの100個の孔が 付いている。紡糸中、紡糸口金は、35℃の温水の沈殿浴に浸かっていた。この 沈殿浴中の沈殿区画の長さは、75cmであった。一連の洗滌浴を通した後得ら れたモノフィラメント繊維を濡れたまま巻き上げた。 この方法の一つの変法が所謂繊維パルプの製造であり、凝固に続いて(室温の 水中で)直接機械的に細かく粉砕することにより繊維パルプが得られる。この方 法で製造されたパルプを水で数日間処理してから50℃で乾燥した。 4)PPO粉末を90℃でNMPに溶解した。その重合体濃度を15%に調整 した。出発材料として用いたブレンデックスHPP820タイプのポリフェニレ ンオキシドの粉末は、0.2から0.5mmの粒径と1.1m2/gの表面積を 有していた。 均質な重合体溶液を加熱した滴下ロートに入れ、その温度を70℃に調節した 。次いでその溶液を、温度が70℃に調節されていて、沈殿浴として役立つ撹拌 中の温水浴に滴下した。代替法として、液滴を沈殿浴に導入するために加熱ノズ ルヘッドを用いることも可能である。滴下ノズル、滴下速度および沈殿浴での撹 拌速度を適切に選ぶことにより、球体の形態構造および球径を変えることができ る。 重合体溶液の液滴は、それが沈殿浴に当たる時固化して球形になる。新鮮な、 予熱した水を連続的に追加することにより、懸濁した球体は、使用した沈殿浴の 溶液(水/NMP)と一緒にオーバーフローして、分離浴から取出される。この 場合、その球体(か粒)の沈殿浴中の滞留時間は約10分であった。 水で繰返し洗滌後、減圧下(200ミリバール)90℃で数時間乾燥して、そ の表面積が少くとも40m2/g(BET測定)で、オゾンフィルタとして際立 った性能を有する、耐摩耗性のか粒状PPOを得た。 5)多孔性PPOのか粒または繊維パルプを用いる気体流からのオゾンの除去 。 表1および2に示した材料を長さ30cmで内径2.3cmのガラス管の中に 入れた。次いで、そのガラス管を通してオゾンを含んだガスを室温で通過させた 。そのガラス管の上流と下流のオゾン濃度をオゾン分析計[フィッシャー社のモ デルRオゾトロン23、メッケンハイム、(Fischer,Model ROz otron 23,Meckenheim)ドイツ連邦共和国]を用いて測定し た。比較のために、前処理していないPPO(出発材料)をその方法にかけた。 条件と得られた結果を下の表1と2に示す。 表1および2に列挙した結果は、気体混合物から非常に短い滞留時間で(即ち 、1秒未満)オゾンが殆ど完全に(>99%)除去されることを例示している。 さ らに、本発明の方法による材料は、それ自身の重量の約50%までのオゾンを除 去することができる。 一方、比較試験は、未処理の材料は全く不十分な値を与えることを示している 。 6)PPOか粒を用いる、溶解したオゾンの水からの除去。 この実施例中で用いられた1.5から2.5mmの粒径を有するPPOか粒は 、実施例4の方法による相変換法で製造された。 さらに、この粒子を機械的に粉砕し、アセトンと水で完全に洗浄し、次いで、 100℃で8時間乾燥した。この粉砕された材料の平均粒径は1mmで、かさ密 度は、0.2から0.25g/cm3であった。 液相で使用するためのオゾン・フィルタは、次のようにして調製された:乾燥 された疎水性のPPO材料をガラス管(内径:2.3cm、長さ:20cm)の 中に入れ、その孔を濡らすために、水/エタノール混合物に浸漬した。次いで、 残存エタノールを水で置換した。 1.5Lの飲用水を満たしたバブリングカラム(bubble column )にオゾンを含んだ酸素(20gO3/m3)を供給した。ギヤーポンプを用いて 、このオゾン化飲用水を連続的にオゾン・フィルタを通して送り込み、そしてバ ブリングカラムに戻した。そのオゾン濃度を、オゾン・フィルタの上流と下流で のレドックス電位を測定することにより間接的に監視した。試験条件と結果を表 3に列記した。 表3の結果は、液体媒体中のオゾンの除去におけるフィルタの効率が、類似し ていることを示す。 7)ヘリウム中に90ppmのNO2を含む気体混合物を、繊維パルプの形状 をしたポリアリーレンエーテル(ブレンデックスHPP820)を充填したフィ ルタ・カートリッジを20℃で通した。このフィルタ・カートリッジを通した後 、そのガスのNOとNO2を分析した[化学ルミネセンス測定装置:CLD70 0 EL Ht、エコ・フィジックス社,デュルンテン,スイス(Eco Ph ysics AG.Durnten,Switzerland);最低検出限界 :0.1ppm、直線性:全目盛偏差の±1%]。結果を表4に列記した。NO2 に対する濾過効果は、直ちにもたらされる。NO2の一部は、この工程中にNO に変わる。 表4に示した実験継続中、NO2の濃度は常に検出限界0.1ppm以下であ った。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年11月5日 【補正内容】 PCT出願WO93/04223明細書には、複数成分の混合物から気体若し くは液体成分を分離するのに適しているといわれるポリフェニレンスルフィド( PPS)のミクロポーラス透過選択性繊維若しくは薄膜が記載されている。その 平均孔径は0.154ミクロンであると記載されている。しかし、この例では、 記載されている膜は、窒素と水に対するその透過性が試験されているだけであっ た。説明されている一般的用途は、気体の分離、溶液中に溶解または懸濁してい る粒子の分離および、例えば限外濾過の場合における、溶解している分子および 懸濁している固体粒子の、より小さい分子からの分離である。それ故、この既知 の膜は、物理的分離法に基づく常用の圧力駆動分離法用に用いられる。それらの 、例えば化学吸着によるオゾンの除去用のフィルタとしての利用については、例 証されてもおらず、言及されてもいない。 ドイツ国特許出願公開第2,099,872号明細書には、特定の気体または 液体を吸収若しくは化学的に結合する能力を有する特別の吸収材料を含んでなる 、気体および液体分離用フィルタが説明されている。このフィルタは、吸収材料 として、その液体媒体と反応するために大きい比表面積を有するマクロポーラス 重合体を含んでなる。しかし、この反応は付加生成物を与えるだけであり、この ドイツ国特許出願公開明細書には、そのフィルタは再活性化することが容易であ り、元のフィルタ材料は無制限に再利用可能なことが多く、そしてその吸収され た物質は再生処理できる、ということが再三強調されている。従来技術で、適し ていると思われる特定の重合体については、言及されていない。 それ故、本発明の目的は、オゾンまたは窒素酸化物のような汚染物質を、短い 滞留時間で、選択的に完全に除去する材料を見いだすことである。 この目的は、化学吸着に適した重合体を使用することにより達成される。 本発明は、複数の気体および液体から成分を除去するための、均質な溶液から 相逆転により調製される多孔性重合体を含んでなる重合体をベースにするフィル タ材料およびその製造に関する。 “フィルタ材料”という用語は、混合物から化学吸着により個々の成分を除去 することができる全ての形状の重合体を含んでいる。 “重合体をベースとするフィルタ材料”とは、そのフィルタ材料が少くとも一 種の重合体を含んでいることを意味する。 請求の範囲 1.複数の気体および液体から化学吸着により成分を除去するための重合体ベ ースのフィルタ材料の使用であって、当該重合体ベースがポリアリーレンスルフ ィド若しくはポリアリーレンエーテルであり、且つ2m2/g以上のBETの方 法で測定した比表面積を有する多孔性重合体である、前記使用。 2.前記比表面積が20から400m2/gである請求の範囲第1項に記載の 使用。 3.オゾン、過酸化水素、窒素の酸化物NOx(xは1より大きい)、ハロゲ ン若しくは有機過酸化物が除去される請求の範囲第1項若しくは第2項に記載の 使用。 4.前記重合体ベースが、次の式(I)の繰返し単位を有するポリフェニレン スルフィドである、請求の範囲第1項から第3項の一つ若しくはそれ以上の項に 記載の使用: 式中、基Rは同一または異なり、水素原子、C1‐C8‐アルキル基、ハロゲン原 子または‐SO3Hまたは‐COOHである。 5.前記重合体ベースが、次の式(II)の繰返し単位を有するポリ[2,6 ‐ジメチルフェニレンスルオキシド]である、請求の範囲第1項から第3項の一 つ若しくはそれ以上の項に記載の使用。 6.前記重合体の分子量が4000から200,000である請求の範囲第1 項から第5項の一つ若しくはそれ以上の項に記載の使用。 7.処理しようとする複数の液体または気体がフィルタ材料と接触させられる 請求の範囲第1項から第6項の一つ若しくはそれ以上の項に記載の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,JP,KR,US (72)発明者 フォン・エイスモント,イェルク ドイツ連邦共和国デー−65719 ホフハイ ム,キービツヴェーク 23 (72)発明者 ズィクスル,ヴォルフガング ドイツ連邦共和国デー−65929 フランク フルト,ツックスフヴェルトシュトラーセ 29 (72)発明者 ユング,ホルガー ドイツ連邦共和国デー−86836 オーバー マイティンゲン,ヴィーゼンシュトラーセ 10 (72)発明者 シュミット,マルク ドイツ連邦共和国デー−60529 フランク フルト、ラオエンタラー・ヴェーク 33

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.比表面積(BET)が2m2/g以上である多孔性重合体を含んでなる、 複数の気体および液体から成分を除去する重合体ベースのフィルタ材料。 2.比表面積が20から400m2/gである請求の範囲第1項に記載のフィ ルタ材料。 3.該重合体ベースがポリアリーレンスルフィド或いはポリアリーレンエーテ ルである、請求の範囲第1項または第2項に記載のフィルタ材料。 4.該重合体ベースが、次の式(I)の繰返し単位を有するポリフェニレンス ルフィドである、請求の範囲第1項から第3項の一つ若しくはそれ以上の項に記 載のフィルタ材料: 式中、基Rは同一または異なり、水素原子、C1‐C8‐アルキル基、ハロゲン原 子または‐SO3Hまたは‐COOHである。 5.該重合体ベースが、次の式(II)の繰返し単位を有するポリ[2,6‐ ジメチルフェニレンスルオキシド]である、請求の範囲第1項から第3項の一つ 若しくはそれ以上の項に記載のフィルタ材料。 6.該重合体の分子量が4000から200,000である請求の範囲第1項 から第5項の一つ若しくはそれ以上の項に記載のフィルタ材料。 7.ポリアリーレンスルフィド或いはポリアリーレンエーテルをベースとする 重合体を、溶液から相変換によって、比表面積(BET)が2m2/g以上であ る多孔性重合体に転移させることを含んでなる多孔性重合体を製造する方法。 8.該重合体を溶媒に溶かし、その溶液を希望の幾何学的形状に変え、そして 該溶媒が実質的に全て非溶媒によって置換されるまで、非溶媒と接触させ、そし て、次いでその溶媒を乾燥で除去する、請求の範囲第7項に記載の方法。 9.該重合体ベースが、次の式(I)の繰返し単位を有するポリアリーレンス ルフィドである、請求の範囲第7項若しくは第8項に記載の方法: 式中、基Rは同一または異なり、水素原子、C1‐C8‐アルキル基、ハロゲン原 子または‐SO3Hまたは‐COOHである。 10.該重合体ベースが、次の式(II)の繰返し単位を有するポリアリーレ ンエーテルである、請求の範囲第7項若しくは第8項に記載の方法。 11.使用された重合体の分子量が1000から2,000,000である請 求の範囲第7項から第10項の内の任意の一項に記載の方法。 12.複数の気体および液体から化学吸着により成分を除去するための、請求 の範囲第1項に記載のフィルタ材料の利用。 13.処理されるべき液体および気体を該フィルタ材料と接触させる請求の範 囲第12項に記載の利用。 14.オゾン、過酸化水素、窒素の酸化物NOx(x>1)ハロゲン若しくは 有機過酸化物が除去される請求の範囲第12項または第13項に記載の利用。
JP8515028A 1994-11-08 1995-10-31 気体混合物および複数の液体から成分を除去するためのフィルタ材料および方法 Pending JPH10509376A (ja)

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