JPH10511605A - 薄箔材料の衝撃剥離方法及び装置 - Google Patents

薄箔材料の衝撃剥離方法及び装置

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JPH10511605A JP8514061A JP51406196A JPH10511605A JP H10511605 A JPH10511605 A JP H10511605A JP 8514061 A JP8514061 A JP 8514061A JP 51406196 A JP51406196 A JP 51406196A JP H10511605 A JPH10511605 A JP H10511605A
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Abstract

(57)【要約】 薄箔ワークピース(12)を、形成作業中に生じる圧力によって付着する弾性面(41)との接着部から剥離するための方法が提供されている。本方法は、ワークピース(12)が圧力によって保持されたままである間、周囲の圧力よりも大きな空気圧を第1形成要素(40)とワークピース(12)との間に加える工程を含む。その後、圧縮が除去されると、第2形成要素(20)の第2面(22)が薄箔ワークピース(12)との接触部から分離され、薄箔ワークピースの弾性面(41)との付着からの薄箔ワークピース(12)の急速剥離即ち衝撃剥離が後に続く。別の方法が更に提供されている。

Description

【発明の詳細な説明】 薄箔材料の衝撃剥離方法及び装置 〔技術分野〕 本発明は薄箔シート材料の形成に関し、特に、薄箔を、形成作業中にある時点 で箔材料としっかり接触させられたエラストマー弾性面から剥離するための方法 及び装置に関する。 〔背景技術〕 特に、低温の形成、型押し、及びプレス作業については、薄箔シート材料を形 成するのに適度に高い形成圧力及び締付力が要求される。かかる作業を以下、ま とめて形成作業と呼ぶ。これらの形成作業の多くは、エラストマー又は弾性面を 薄箔ワークピースで圧縮させて使用する。かかる面は、天然又は合成ゴム、ポリ ウレタン、充填コルク及び他の在来のエラストマー又は弾性面を含み、以下、一 般に弾性面と呼ぶ。 これらの圧力及び力が箔ワークピースと弾性面を一緒にさせた場合は必ず、吸 引カップの圧縮中とほとんど同様に、空気が箔ワークピースと弾性面の間から追 い出される。箔が柔軟であるので、空気は箔と弾性面との間のぴったりとした空 間に容易に再び入ることはできない。形成作業が完了した後、箔は弾性面にしっ かり付着して残っており、箔の取り出し工程中にしばしば損傷される。このこと は、箔材料の大きな表面積が又は弾性面に圧接されようと、環状又は周囲領域が 弾性面に圧接されようと起こる。 油圧成形及びゴムパッド成形のような在来の形成作業は、薄箔をより厚いスチ ールシートの間にはさむことによってこれらの困難性を克服する。スチールのよ うな金属シート材料のより厚い厚さはゴムダイヤフラム及びゴムパッドに典型的 に遭遇する剥がされる力に耐えることができる。普通カル板と呼ばれるスチール 板は薄箔と一緒に形成されるので、スチール板は再利用できず、その結果、生産 にコスト的不利益を強いる。 従って、薄箔シート材料の形成における改良が、薄箔材料を使用して、より費 用効果の高い形状及び製品を製造するのに必要である。 〔発明の開示〕 本発明は、弾性面からの薄箔ワークピースの「衝撃剥離」を行うため、空気圧 を締付圧力と組み合わせて使用する方法及び装置でその必要性を満たす。形成工 程中、金属材料即ちワークピースの箔厚シートは、形成中ワークピースを締めつ けるのに必要な圧力により、第1接触領域が弾性面に付着する。ここに教示され るように、空気圧を利用する、弾性面からの薄箔ワークピースの分離は、分離が 急速に起こるので、「衝撃剥離」と称される。さもなければ、完全な剥離は起こ らない。 本発明によれば、ワークピースの衝撃剥離は、ワークピースが圧縮状態のまま である間に、先ず空気圧を薄箔ワークピースと第1形成要素との間に第1接触領 域の周囲から内方に加えることによって達成される。次の段階は、ワークピース を圧縮状態にいじする第2面を、薄箔ワークピースとの接触から分離することで ある。次いで、ワークピースの衝撃剥離が加えられる空気圧により起こる。変形 実施形態として、先ずワークピースに加えられた圧力を解放し、即ち、第1弾性 面とこれと対向した第2面との分離を開始し、次いで、ある時点で空気圧を薄箔 ワークピースと第1形成要素との間に第1接触領域の周囲から内方に急速に供給 することによって衝撃剥離を達成することができる。第2面を箔ワークピースと の接触から分離し続けることにより、第1弾性面からの薄箔ワークピースの急速 な剥離、即ち衝撃剥離が起こる。 本発明の方法及び装置は又、弾性パッド、内袋又はダイヤフラムを用いる形成 工程で実施されてもよい。これらの工程は、ワークピースの第2接触領域を圧縮 し且つ形成することによって、ワークピースを形成するための弾性形成面を更に もたらす。これらの工程が使用される場合には、衝撃剥離は先ず空気圧をワーク ピースの第2接触領域と弾性形成面との間に供給することによって適用される。 薄箔ワークピースの完全な剥離は2段階工程になる。第2接触領域を、先ず剥離 し、続いて第1接触領域の剥離を行う。 本発明の方法は形成要素の弾性面からワークピースの急速な除去を達成する。 薄箔ワークピースについて高い生産速度が可能になる。在来の機械的または手動 の技術による取り出し中、形成された薄箔ワークピースの損傷が回避される。従 って、形成要素からのワークピースの分離を確実にするために、従来カル板を使 用する方法は簡略化され、カル板の使用及び処分による廃棄物が除去される。加 えて、カル板を薄箔ワークピースと同時に形成する追加の圧力の必要性が回避さ れ、電力コスト、工具の摩擦及びサイクル時間を減少させる。かくして、本発明 は、製造手順を簡単にし、生産速度を上げ、且つ、生産に必要な材料、工具及び エネルギーを減少させることによって、薄箔ワークピースで作られる部分及び製 品の生産コストを下げる。 本発明のこれらの及び他の特徴及び利点は、図面及び詳細な説明に開示されて いる。 〔図面の簡単な説明〕 図1Aは、代表的な形成空胴を備えた、本発明の好ましい実施形態の断面該略 図である。 図1Bは、図1Aの好ましい実施形態のワークピースを剥離する第2位置での 断面該略図である。 図2Aは、本発明の変形実施形態の別の形成装置の断面該略図である。 図2B及び図2Cは、ワークピースを剥離する前進した位置での図2Aの変形 実施形態の断面該略図である。 図3Aは、本発明の変形実施形態の別の形成装置の断面該略図である。 図3Bは、ワークピースを剥離する第2位置での図3Aの変形実施形態の断面 該略図である。 図3Cは、第1位置での図3Aの変形構成の断面該略図である。 図3Dは、ワークピースを剥離する第2位置での図3Cの変形構成の断面該略 図である。 〔発明を実施する最善の形態〕 本発明の装置10及び方法は、図1A乃至図3Dに代表的に示すように、形成 された薄箔ワークピースを形成中、薄箔ワークピースに圧接されたエラストマー 面即ち弾性面41との付着から「衝撃剥離」するのに使用することができる。 図1A乃至図3Dを参照すると、第1形成要素20及び第2形成要素40は、 該形成要素間に配置された箔ワークピース12を形成するのに用いられるものと して、それぞれ示される。示したように、薄箔ワークピース12は、第1形成要 素40の第1弾性面41で圧縮状態にあり、該第1弾性面41とこれと対向した 第2面22との間に位置決めされた第1接触領域52を含む。用語、第1及び第 2形成要素は、本発明を実施することができるダイ、型、密封板、型押し、打抜 き、及び他の形成工具を説明するのに広く用いられる。本発明によって剥離され た薄箔ワークピース12は、形成要素の1又はそれ以上の形成キャビティ24へ 形成される。 今、図1A及び図1Bを参照すると、本発明によれば、形成作業中に起こる圧 縮により薄箔ワークピースが付着した弾性面41との接触から薄箔ワークピース 12を剥離するための方法を提供する。本方法は、図1に示すように、ワークピ ース12が圧縮状態のままである間に、周囲の圧力より大きい空気圧を第1形成 要素40と薄箔ワークピース12との間に加える工程を含む。空気圧は、第1接 触領域52の周囲から内方に加えられ、所望のガス流量を提供するように形成さ れたガス供給手段68又は他の通路若しくは管から導入される、空気、窒素又は 他の作動ガスによって確立される。その後、第2面22は箔ワークピース12と の接触から分離され、第1接触領域52の圧縮を除去する。図1Bに小さな矢印 で示したように、薄箔ワークピース12が第1弾性面41との付着から急速に剥 離するので、薄箔ワークピース12の衝撃剥離が後で起こる。 この方法を実施する際、第2面22を、薄箔ワークピース12から分離するこ と、或いは別に述べると、第1弾性面41から分離することが、少なくとも毎分 約127mm(5インチ)の速度で行われるのが好ましいことが分かった。かか る分離は図1B中の矢印66によって示される。分離速度は、用途に応じて、及 び、使用される特別な第1及び第2形成面に応じて早かったり遅かったり変化す る。特別な場合に、薄箔ワークピース12の急速な剥離を達成するために最小開 放速度を確立するのにいくらかの試行錯誤が要求される。とにかく、いったん衝 撃剥離が起こってしまえば、第1及び第2形成要素40,20の急速な分離がサ イクル時間を最小にする駆動装置を有するのが有利である。 図1A及び図1Bから更に理解することができるように、はじめに第1弾性面 41と第2面22との間の圧縮を、第1弾性面と第2面との間の分離を開始する ことによって、解放する工程を含む、薄箔ワークピース12を弾性面41との接 触から剥離するための別の方法を提供する。第1接触領域52は勿論、弾性面4 1に付着したままである。その後、周囲の圧力より大きい空気圧を、薄箔ワーク ピース12と第1形成要素40との間に接触領域52の周囲から内方に急速に供 給し、周囲の圧力よりも大きい空気圧レベルをその中に急速に達成する。次に、 本方法は第2面22を箔ワークピース12との接触から分離し続け、第1弾性面 41からの薄箔ワークピース12の急速な衝撃剥離を要求する。分離を開始し、 分離し続ける工程は、連続的な、とぎれのない運動即ち順序で行われるのが好ま しい。 どちらの方法でも、ワークピース12を剥離する際には、第1接触領域52の 周囲全体は第1弾性面41との付着から急速に除去される。第1接触領域52が 部分的にだけ剥離され又はゆっくり剥離されたならば、所望の効果なしに、空気 圧は抜け落ちるであろう。周囲全体が同時に剥離されず、むしろ、一部分で始ま り、第1接触領域の回りで急速に「開く」けれども、剥離は非常に早く起こるの で、実質的に同時に見える。かくして、用語「衝撃剥離」が用いられる。部分剥 離が起こり、薄箔ワークピース12が弾性面41に付着したままである場合、ガ スが流れだすにつれて、容積58から逃げるガスがしばしば箔材料の縁に振動を 確立することが分かった。かかる運動により、ワークピースの影響した部分の加 工硬化及び破損を引き起こす。 完全な剥離を保証するために、どちらの方法も、第2面を分離し且つ薄箔ワー クピースを急速に剥離しながら、空気圧を連続的に供給することを更に含む。本 発明を実施する際、空気圧を約2.4バール(35psia)(241kPa) から約8バール(115psia)(793kPa)の範囲で供給するのが好ま しい。より高い圧力は可能であるが、過圧が起こるとき、剥離衝撃は形成された 部分に損傷させることがあり、且つ、人的危害をもたらす。 図1A、図2A及び図3Aに示したように、同じ数字は同じ要素を表し、第1 接触領域52が全体的に薄箔ワークピース12と第1形成要素40との間に少な くとも1つの容積58を囲む場合は、空気圧を供給する段階は容積58を、加圧 し、圧力がワークピース12の表面に亘ってむら無く加えられる。このことは図 1Aに最も良く示され、ワークピース12は、第1形成要素40の下に延び且つ 第1形成要素40から間隔を隔てたワークピースキャビティ59に形成され、第 1接触領域52は実質的に容積58の境界である。 図2A乃至図2Cに更に代表的に示すように、第1弾性面41は弾性形成面5 0、例えば、在来手段(図示せず)又はダイヤフラム(図示せず)又はパッド( 図示せず)によって膨らまされる内袋43を有する。かかる別の形成装置では、 ワークピース12の少なくとも一部分は弾性形成面50で圧縮されている第2接 触領域54である。弾性形成面50は、第1弾性面41と同じか或いは第1弾性 面41の延長部からの別の面である。かかる装置では、本発明によれば、空気圧 を加える段階は、空気圧を第2接触領域54の周囲から内方に供給することによ って行われる。薄箔ワークピース12を第1弾性面41から急速に剥離する段階 は2段階工程となり、先ず、薄箔ワークピース12の第2接触領域54を弾性形 成面50から剥離し、次いで、薄箔ワークピース12の第1接触領域52を第1 弾性面41から剥離する。いったん第2接触領域54が剥離されたら、第1接触 領域52は、第1接触領域52が圧縮状態である間、先ず空気圧を加え、次いで 第1面41及び第2面22を分離するか、或いは、これらの面41,22の分離 を開始し、次いで以前説明したように、空気圧を急速に加えることのいずれかに よって剥離されるのがよい。 とにかく、弾性形成面50が容積58の一部分を構成する凹部60を含むこと は、本方法を図2A乃至図2Cに代表的に示したような装置で実施するのに好ま しい。 図3A乃至図3Dに更に代表的に示したように、本発明は、型押し又は打抜作 業のような機械的形成方法に適用することができる。代表的に示すように、第1 弾性面41は、型押し要素62のような第1形成要素40の他の部分に対して移 動するように取り付けられたリング形状である。示したように、型押し要素62 は薄箔ワークピース12を成形し、第1弾性面41は第1接触領域52に押しつ けてワークピース12を保持する。保持溝65内のO−リング64が型押し要素 62を、第1弾性表面41を支持する摺動構造体56に対してすべりシールで密 封する。これによりガス供給手段68から供給された空気圧は容積58に保持さ れる。リップシールのような別の在来の滑りシールが可能であり、特別なシール タイプは本発明にとって重要ではない。同様に、バネ67が代表的に示されてい るけれども、それらは別の空気シリンダ又は油圧シリンダー、ゴムブロック又は 同様の圧縮可能要素であってもよい。 図3A及び図3Bの実施形態で実施される本発明の方法によれば、該方法は、 先ず第1接触領域52が圧縮下にある間、空気圧を容積58に加え、次いで、第 1面41と第2面22とを分離するか、或いは、これらの面41,22の分離を 開始し、次いで、空気圧を容積58に急速に加えるかのいずれかによって第1接 触領域52を剥離するように再び行われる。いずれの場合でも、図3Bに示した ように、本方法は、空気圧を容積58に加える段階前又は段階中、型押し要素6 2を部分的または完全に引っ込める段階を有するのがよい。しかし、弾性面41 からの薄箔ワークピース12の突然且つ完全な衝撃剥離を達成する本発明の目的 は同じままである。 以上から理解できるように、形成装置の他の多くの変形及びタイプは本発明の 方法及び本発明の変形を採用してもよい。制限のない例として、(図1A及び図 1Bに示したような)エラストマーシート又は(図2A乃至図2Cに示したよう な)内袋を型押し要素62の端63に適用してもよい。この場合、図2A乃至図 2Cの装置に関して上で説明した本発明の2段階剥離方法を採用すればよい。 今、図3C及び図3Dを参照すると、更なる形態が示され、この形態では、空 気圧が図3Bに示すように、容積58に供給されず、むしろ、図3Cに示したよ うに、形成のはじめに初期容積58’内にある捕捉されたガス又は残留ガスの圧 縮によって発生される。図3Dから理解されるように、型押し要素62が薄箔ワ ークピース12を形成キャビティ24内へ形成するとき、容積58’より小さな 容積58が生じ、容積58内の空気圧は上昇する。外形の関数として、初期容積 58’の寸法を、容積58内に所望の圧力を生じさせるように設計することがで き、すると、この圧力は第2締付面22をワークピース12との接触から取り外 したとき、形成されたワークピースの衝撃剥離を行うのに役立つことができる。 図3Dに示すように、この目的を達成するために、摺動構造体56を係止装置8 0で適所に係止して、空気圧を容積58内に維持する。。第1及び第2形成要素 40,20を分離することにより、薄箔ワークピース12の衝撃剥離を生じさせ る。 図3C及び図3Dの構造体に適用できる代表的な係止装置80を示し、この係 止装置はU形ブロック82を含み、該ブロック82は衝撃剥離を、形成のあとに 続けさせることができる引っ込み位置に、摺動構造体56を係止するためにソレ ノイド(図示せず)によって第1停止部55の下に摺動可能に位置決めすること ができる。U形ブロック82は、図3Cに(及び図3Dに仮想線で)示したよう に、摺動構造体56が、初期位置に戻ることができるように取り外すことができ る。所望の機能を行う多くの別の係止装置が可能であり、係止装置80の正確な 構造は本発明では重要ではない。2つの不連続な位置(係止又は非係止)を有す る係止装置80を示したけれども、ネジ装置(図示せず)又はラチェット駆動装 置(図示せず)のような連続に位置する他の形態の係止装置を設けても良く、所 望ならば、形成サイクル中に、第1弾性面41を中間位置に係止又は位置決めす るのに更に使用することができる。 更に図3C及び図3Dを参照すると、ベント管74及び調節可能圧力制御弁7 6が、過圧逃がしのために且つ容積58の空気圧を、好ましくは約2.4バール (35psia)(241kPa)から約8バール(115psia)(793 kPa)の範囲内の所望のレベルに制御するために更に設けられる。 図2A乃至図3Dを参照すると、存在する小さな穴、切除部等を有する薄箔ワ ークピース12が形成キャビティ24内で(例えば、内袋43又は型押し要素6 2によって)形成されることが理解される。かかるワークピースについて本発明 の衝撃剥離方法を実施するためには、かかる小さな穴、切除部等を、少なくとも 約2.4バール(35psia)(241kPa)から約8バール(115ps ia)(793kPa)の範囲の容積58内の圧力に耐えることができるテープ または他の密封材料で密封される。図2Bでは、第2接触領域54だけの衝撃剥 離が、形成ベント33をバルブ(図示せず)で塞ぐことによりテープ又は他の密 封材料なしでも可能である。しかし、ワークピースを完全に剥離するのに本発明 の適用は好ましい。 かくして、本発明が実施される実際の形成工程及び装置は、多くの在来の工程 のうちの1つであってよく、エラストマー面又は弾性面41は薄箔ワークピース 12の少なくとも一部分と接触して圧縮される。これらの工程は、更なる例とし て限定ではないが、型押し作動、油圧成形及びゴムパッド成形のような形成作業 を含む。加えて、本発明は打抜作業に応用することができ、弾性面は薄箔ワーク ピース12と接触して圧縮される。例えば、図3A及び図3Bにおけるような同 様の仕方で、型押し要素62は、対向した第2要素に形成キャビティ24を有し 或いは有しない打抜要素であってよい。 今、図1A及び図1Bを参照すると、本発明は、本願と同じ譲受人に共通に所 有され且つ譲渡された、「薄箔材料の空気圧形成方法及び装置」と称し、Hall等 によって1994年6月14日に出願され、ここに援用される米国特許出願第08 /238,991号である、関連出願により詳細に説明されている好ましい新規な空気圧 形成工程に適用して示されている。好ましい実施形態では、第1形成要素40は 全体的に平らなエラストマーシート48である弾性面41を含むのが好ましく、 第1形成要素40と薄箔ワークピース12との間に加えられた空気圧は要素40 のエラストマーシート48の一部分とワークピース12との間にある。 弾性シートとして設けられる好ましいエラストマーシート48又は他の第1弾 性面41は、著しい作業上の利点及びコストの利点を有する。図1A乃至図2C に示すように、第1弾性面41としてのシートの使用は、合致した金属ダイに必 要とされるような、対向した第1形成面40と第2形成面20との間の費用のか かる精密整列の必要性を除去する。同様に、弾性シートが平面における僅かな不 規則性、歪み及びくるいに順応するから、対向した第2面は合致した金属ダイと 同じ精密さに機械加工する必要がない。かくして、対向した第1弾性面41と第 2弾性面22との間の平面からの僅かな不整合又はくるいは作動的には重要でな い。工具コストは著しく下がり、磨耗した工具の交換を正確で費用のかかる調整 の必要なしに容易に達成される。同様に、摩擦を第1弾性面41に亘って分配す ることができるように、第2締付面22に対して第1弾性面41の位置を調整す ることによって第1弾性面41の作動寿命を延ばすことができる。加えて、第1 弾性面41の同じ部分に対して反復操作からの衰えた圧縮による早期の交換を回 避することができる。 上で援用した米国特許出願第08/238,991号に教示されているように、厚さ0. 0254cm(0.01インチ)又はそれより薄い、スチール又はステンレスス チールワークピースのような金属ワークピースにパン形成作業により形成された 薄箔ワークピース12の剥離は、本発明の好ましい応用である。 工程又は形成装置にかかわらず、薄箔ワークピース12を本発明により弾性面 41から剥離することができる弾性面41は、天然又は合成ゴム、ポリウレタン 及び充填コルクのような形成作業の典型的な在来のエラストマー材料又は弾性材 料を含む。 本発明の更なる観点では、薄箔ワークピース12を、形成作業中に起こる圧縮 による第1接触領域52における弾性面41との付着から剥離するための装置1 0を提供する。図1A乃至図3Bに示したように、装置10は、第1接触領域5 2である薄箔ワークピース12の少なくとも一部分を受ける第1弾性面41を有 する第1形成要素40を含む。装置10は、薄箔ワークピース12の少なくとも 一部分を第1接触領域52と対向した関係をなして受ける第2面22を有する第 2形成要素20を更に含む。第1形成要素40と第2形成要素20は互いに関し て締付関係に移動でき、従って、ワークピース12の第1接触領域52は第1弾 性面41の少なくとも一部分と第2面22との間で圧縮状態にある。第2面は、 図1A乃至図3Bに示したような第2形成要素20のダイ面、或いは別の例とし て、ワークピース12を形成するカル板、挿入板、ダイ面或いは他の要素(図示 せず)であってもよいことは理解できる。 図1A乃至図3Bに示したように、ガス供給手段68が周囲の圧力(14.7 psia)(101.353kPa)より大きい空気圧源(図示せず)に連結さ れている。ガス供給手段68はガスを薄箔ワークピース12と第1形成要素40 との間に、第1接触領域52の周囲から内方の点まで急速に搬送するように連結 されている。ワークピース12と弾性面41との付着によって密封された容積5 8内に空気圧を生じさせる。第1形成要素40は、容積58内に発生する空気圧 に曝されるシート48(図1A)、内袋43(図2A)又は型押し要素62(図 3A)のような構成部品を更に含んでもよい。装置10は、第1面41及び第2 面22を締付関係から分離する、全体的に矢印66によって示す駆動装置を更に 含む。駆動装置の構造は、本発明の目的とは無関係であり、少なくとも1つの要 素を移動させるのに適用される商業的に入手できる種々の装置のうちの任意のも のでもよい。開放速度は、本発明の適用に使用される特別な形成要素で、幾分変 わるかもしれない。しかし、本発明を実施するにあたって残っていることは、第 2形成要素40が薄箔ワークピース12を圧縮から最終的に解離する瞬間に、容 積58の空気圧が衝撃剥離を生じさせるために所望の水準にあることである。 特定の代表的な実施形態及び詳細な説明を、本発明を説明する目的で示してき たけれども、ここに開示した方法及び装置の種々の変化が、添付した特許請求の 範囲に定義した本発明の範囲から逸脱することなしに成されることは当業者に明 らかであろう。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 薄箔ワークピースを形成作業中に、弾性面との接触部から剥離する方法で あって、 薄箔ワークピースの少なくとも一部分が第1形成要素の第1弾性面で圧縮状態 にある第1接触領域を含み、前記第1形成要素と第2面との間に位置決めされ、 周囲の圧力より大きな空気圧を、前記ワークピースを圧縮状態のままにしなが ら、前記薄箔ワークピースと前記第1形成要素との間に、前記第1接触領域の周 囲から内方に供給し、 その後、第2面を箔ワークピースとの接触部から分離し、 前記薄箔ワークピースを前記薄箔ワークピースと前記第1形成要素との間の空 気圧で前記第1弾性面から剥離させる、 前記方法。 2.前記急速剥離工程が、前記第1接触領域の周囲全体を急速に剥離することを 含む、請求の範囲第1項に記載の方法。 3.空気圧を供給する工程が、分離及び急速剥離の前記工程を実施しながら、連 続的に行われている、請求項第1項に記載の方法。 4.前記第1接触領域が、少なくとも1つの容積を前記薄箔ワークピースと前記 第1形成要素との間で全体的に取り囲み、空気圧を供給する前記工程が前記容積 に圧力をかける、請求の範囲第1項に記載の方法。 5.前記ワークピースが前記第1形成要素から下に延び且つ間隔を隔てたキャビ ティ中に形成され、前記第1接触領域が、前記キャビティの境界線を実質的に有 し、 前記急速剥離工程が前記キャビティの回りの前記境界線を剥離させることを含 む、請求の範囲第4項に記載の方法。 6.前記第1弾性面が弾性形成面を更に有し、第2接触領域を有するワークピー スの少なくとも一部分が前記弾性形成面で圧縮状態にあり、 前記空気圧供給工程が、空気圧を前記第2接触領域の周囲から内方に供給する ことを更に含み、 前記薄箔ワークピースを前記第1弾性面から急速に剥離する前記工程が、 前記薄箔ワークピースの前記第2接触領域を前記弾性形成面から剥離し、 前記薄箔ワークピースの前記第1接触領域を前記第1弾性面から剥離する、 2つの工程を含む、 請求の範囲第4項に記載の方法。 7.前記空気圧供給工程が、空気圧を約2.4バール(241kPa)から約8 バール(793kPa)の範囲で供給することによって行われる、請求の範囲第 1項に記載の方法。 8.前記分離工程が、第1及び第2面を少なくとも毎分約127mm(5インチ )の速度で分離することを含む、請求の範囲第1項に記載の方法。 9.前記薄箔ワークピースが、0.0254センチメートルより薄い厚さを有す る金属ワークピースからなる、請求の範囲第1項に記載の方法。 10.前記形成作業が、少なくとも1つのフランジを有するパン形を形成する作 動を含む、請求の範囲第9項に記載の方法。 11.前記空気圧供給工程が、空気圧を前記薄箔ワークピースと前記第1弾性面 との間で、前記第1接触領域の周囲から内方に供給することを含み、 前記急速剥離工程が、前記薄箔ワークピースを前記薄箔ワークピースと前記第 1弾性面との間の空気圧で前記第1弾性面から急速に剥離することを含む、 請求の範囲第1項に記載の方法。 12.前記第1接触領域が、少なくとも1つの容積を前記薄箔ワークピースと前 記第1形成要素の前記第1弾性面との間で全体的に取り囲み、前記空気圧供給工 程が前記容積に圧力をかける、請求の範囲第11項に記載の方法。 13.前記薄箔ワークピースが0.0254センチメートルより薄い厚さを有す る金属ワークピースからなり、 前記形成作業がパン形成作業を含む、 請求の範囲第12項に記載の方法。 14.薄箔ワークピースを形成作業中に、弾性面との接触部から剥離する方法で あって、 薄箔ワークピースの少なくとも一部分が第1形成要素の第1弾性面で圧縮状態 にある第1接触領域を含み、前記第1形成要素と第2面との間に位置決めされ、 第1弾性面と第2面との間の圧縮部を第1弾性面と第2面との間の分離を開始 することによって剥離し、 その後、周囲の圧力より大きな空気圧を前記薄箔ワークピースと前記第1形成 要素との間に、前記第1接触領域の周囲から内方に急速に供給し、その中で周囲 の圧力よりも大きな空気圧を急速に達成し、 第2面を箔ワークピースとの接触部から分離しつづけ、 前記薄箔ワークピースを、前記薄箔ワークピースと前記第1形成要素との間の 空気圧で第1弾性面から急速に剥離させる、 前記方法。 15.前記空気圧急速供給工程が、分離及び急速剥離をし続ける前記工程を実施 しながら、連続的に実施される、請求の範囲第14項に記載の方法。 16.分離を開始すること及び分離し続けることによって圧縮部を剥離する工程 が、中断されることなく、全体に連続的に順序に実施される、請求の範囲第14 項に記載の方法。 17.形成作業中に、薄箔ワークピースを弾性面との接触部から剥離する方法で あって、 薄箔ワークピースの少なくとも一部分が第1形成要素の第1弾性面で圧縮状態 にある第1接触領域を含み、前記第1形成要素と第2面との間に位置決めされ、 まず、前記ワークピースの圧縮の前に、前記第1接触領域の周囲から内方に、 前記薄箔ワークピースと前記第1形成要素との間に構成された初期容積にガスの 供給を捕捉し、 前記ワークピースの形成中、周囲の圧力より大きな空気圧を発生させ、前記初 期容積をより小さな容積に減少させ、 前記ワークピースを前記第1接触領域で圧縮状態にしたまま、前記空気圧を前 記より小さな容積に維持させ、 その後、第2面を箔ワークピースとの接触部から分離させ、 前記薄箔ワークピースを前記薄箔ワークピースと前記第1形成要素との間の空 気圧で前記第1弾性面から急速に剥離させる、 前記方法。 18.前記第1形成要素が移動可能型押し要素を有し、且つ、空気圧を発生させ る工程が前記初期容積を、前記型押し要素を移動させることによって減少させる ことを含む、請求の範囲第17項に記載の方法。 19.薄箔ワークピースを形成作業中に弾性面との接触部から剥離させる装置で あって、 第1形成要素が、第1接触領域を含む薄箔ワークピースの少なくとも一部分を 受ける第1弾性面を有し、 第2形成要素が、第1接触領域と対向した関係で、薄箔ワークピースの少なく とも一部分を受ける第2面を有し、 互いに関して締付関係に移動可能な第1及び第2形成要素を有し、ワークピー スの前記第1接触領域が前記第1弾性面の少なくとも一部分と前記第2面との間 で圧縮状態であり、 周囲の圧力よりも大きな空気圧の源に連結されたガス供給手段を有し、前記ガ ス供給手段は、ガスを前記薄箔ワークピースと前記第1形成要素との間で前記第 1接触領域の周囲から内方の点まで急速に搬送するように接続され、 第1及び第2面を締付関係から分離するための駆動装置とを、 有する、前記装置。 20.第1弾性面が、第2接触領域を有するワークピースの少なくとも一部分を 圧縮する弾性形成面を含み、前記ガス供給手段がガスを前記薄箔ワークピースと 前記弾性形成面との間で前記第2接触領域の周囲から内方に搬送させる、請求の 範囲第19項に記載の装置。 21.前記弾性形成面が凹部を有し、前記ガス供給手段がガスを前記凹部に搬送 させる、請求の範囲第20項に記載の装置。 22.第2形成要素が、箔ワークピースと接触するための実質的に平らな面を含 む、請求の範囲第19項に記載の装置。
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