JPH10511692A - 両性イオン形トロバフロキサシン - Google Patents
両性イオン形トロバフロキサシンInfo
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Abstract
(57)【要約】
式(I)を有するトロバフロキサシンの両性イオン形であって、その結晶性の吸湿性および非吸湿性多形体、および五水和物から成る群より選択される両性イオン形トロバフロキサシン並びにそれらの製造方法。本発明は、更に、哺乳動物の細菌感染の治療のための本発明の化合物の使用方法およびそれらを含む薬剤組成物に関する。
Description
【発明の詳細な説明】
両性イオン形トロバフロキサシン
発明の背景
本発明は、ナフチリドン抗生物質トロバフロキサシン(trovafloxacin)に関
する。更に詳しくは、本発明は、下記の式Iを有する多形体およびそれらの両性
イオンの形の五水和物、並びにそれらの製造方法に関する。本発明は、更に、哺
乳動物の細菌感染の治療のための本発明の化合物の使用方法および該化合物を含
む薬剤組成物に関する。
前述のナフチリドン抗生物質の抗細菌活性は、1992年11月17日および
1993年7月20日にそれぞれ発行の米国特許第5,164,402号(′402特許
)および同第5,229,396号(′396特許)で記載され、これら開示は、本明細
書中にそのまま援用される。前述の特許は、本出願と共通して譲渡される。
両性イオンの形のトロバフロキサシンは、薬物の懸濁液としての投与に有用で
ある。
発明の概要
本発明の第一の実施態様により、式
を有するトロバフロキサシン両性イオン結晶形であって、
(a)次の特徴的なX線粉末回折図形
を示す非吸湿性第一多形体PI;
(b)特徴的なX線粉末回折図形
を示す吸湿性第二多形体PII;および
(c)特徴的なX線粉末回折図形
を示す五水和物であるトロバフロキサシン両性イオン五水和物
から成る群より選択される上記トロバフロキサシン両性イオン結晶形を提供する
。
本発明の第二の実施態様は、上記の非吸湿性多形体PI、吸湿性多形体PIIお
よびその五水和物から成る群より選択される式Iを有するトロバフロキサシンの
両性イオンを製造する方法であって、
(A)式Iを有する化合物の準安定形の水性懸濁液を、
(1)無極性溶媒で処理した後、残留水を共沸除去し且つ真空乾燥させて、
請求項1に記載の特徴的なX線粉末回折図形を示す該吸湿性多形体PIIを形成す
る;
(2)極性溶媒で処理した後、残留水を共沸除去し且つ真空乾燥させる;ま
たは
(3)水で処理し、そして残留物を高温で自然乾燥させて母液を除去し、そ
して残留物を恒量に達するまで室温で自然乾燥させて五水和物を形成する工程;
または
(B)吸湿性第二多形体PIIを、還流する極性溶媒で処理して、非吸湿性第一
多形体PIを形成すること
を含む上記方法に関する。
本発明の第三の実施態様により、式Iを有するトロバフロキサシンの両性イオ
ンの準安定形を製造する方法であって、
(a)トロバフロキサシンの酸性塩を塩基で処理して、その混合物のpHを高
温において7.5〜8.5まで上昇させ、その母液を除去し、結晶を水で洗浄し
、そして結晶を約35〜約40℃で真空乾燥させること;または
(b)式
(式中、Aは、水素または、t−ブチルオキシカルボニル、ベンジルオキシカル
ボニル、(C1−C6)アルキルカルボニルおよびベンジルなどのアミン保護基で
あり;そして
Bは、水素または、ベンジル、t−ブチルおよび(C1−C6)アルキルから選
択されるカルボン酸保護基である)
を有する化合物をアミンおよび/またはカルボン酸脱保護剤でそれぞれ処理する
ことによる上記方法を提供する。
本発明の第四の実施態様は、哺乳動物の細菌感染を治療する方法であって、該
哺乳動物に対して細菌感染治療有効量の上記の式Iの化合物を投与することを含
む上記方法を提供する。
本発明の第五の実施態様により、哺乳動物の細菌感染を治療するための組成物
であって、細菌感染治療有効量の式Iの化合物および薬学的に許容しうる担体を
含む上記組成物を提供する。
発明の詳細な説明
本発明は、式
を有する抗生物質トロバフロキサシンの安定な両性イオン形を含む化合物に関す
る。更に詳しくは、本発明は、
(a)上記の特徴的なX線粉末回折図形を示す非吸湿性第一多形体PI;
(b)上記の特徴的なX線粉末回折図形を示す吸湿性第二多形体PII;および
(c)上記の特徴的なX線粉末回折図形を示す五水和物トロバフロキサシン両
性イオン五水和物
から選択される式Iの化合物に関する。
本発明は、更に、次の反応スキームで図示される式Iの化合物の製造方法に関
する。
スキーム1で示されたように、Xが、塩酸、硫酸、硝酸およびリン酸などの無
機酸;スルホン酸などの有機酸、例えば、ベンゼンスルホン酸(ベシル酸)、p
−トルエンスルホン酸(PTSA、トシル酸)、メタンスルホン酸(MSA、メ
シル酸)およびトリフルオロメタンスルホン酸(トリフリ酸);およびカルボン
酸、例えば、酢酸、プロピオン酸、安息香酸、クエン酸、酒石酸、マレイン酸、
フマル酸、コハク酸およびリンゴ酸から形成されるものから選択される陰イオン
であるトロバフロキサシン塩1は、化合物1を含むスラリーのpHを、約45〜
約55℃の範囲の温度において水性塩基溶液を用いて約7.5〜8.5のpHま
で上昇させることによって準安定両性イオン形2へ変換される。好ましい塩はメ
シレートである。本発明のこの態様の実施で有用な塩基としては、アルカリまた
はアルカリ土類水酸化物、炭酸塩および重炭酸塩などの無機塩基並びにトリ(C1
−C6)アルキルアミン、ピリジンおよびモルホリンなどの有機塩基がある。好
ましい水性塩基は、飽和重炭酸ナトリウムである。次に、湿潤した生成物を、約
35〜約40℃の温度において恒量まで真空乾燥させる。
或いは、スキーム2で示されたように、化合物2は、式
(式中、Aは、水素または、t−ブチルオキシカルボニル、ベンジルオキシカル
ボニル、(C1−C6)アルキルカルボニルおよびベンジルなどのアミン保護基で
あり;そして
Bは、水素または、ベンジル、t−ブチルおよび(C1−C6)アルキルから選
択されるカルボン酸保護基である)
を有するトロバフロキサシン塩1の保護された前駆物質6から、アミンおよび/
またはカルボン酸脱保護剤をそれぞれ用いて直接的に製造することができる。
Aが水素であり且つBがエチルである好ましい化合物6は、NaOHの極性溶
媒中溶液を高温で用いる処理によって化合物2へ変換される。好ましい溶媒はメ
タノールであり、そして温度はその溶媒の還流温度である。次に、溶液のpHを
希HClで約5.5〜8.0に調整した後、飽和水性NaHCO3を加えて、そ
のpHを約7.5〜8.5に調整した。生成物は上記のように回収された。
準安定トロバフロキサシン両性イオン2は、炭化水素などの無極性溶媒での処
理によって吸湿性多形体PII4へ変換される。好ましい炭化水素はヘキサンであ
る。残留水を共沸除去し、そして生成物を約35〜約40℃で真空乾燥させる。
水痕跡の共沸除去に有用な溶媒としては、ヘキサンおよびオクタンなどの無極性
脂肪族炭化水素並びにベンゼンおよびトルエンなどの芳香族炭化水素がある。好
ましい溶媒は脂肪族炭化水素であり、最も好ましくは、ヘキサンである。
非吸湿性多形体PI3は、化合物2から、極性溶媒で処理した後、水の共沸除
去および約30〜約40℃での真空乾燥によって製造することができる。この変
換に有用な極性溶媒としては、(C2−C6)アルキルカルボン酸および(C1−
C6)アルカノールの(C1−C6)アルキルエステルがある。好ましい溶媒は酢
酸エチルである。
或いは、化合物3は、化合物4を上記のように還流する極性溶媒で処理するこ
とによって化合物4から製造することができる。好ましい溶媒は酢酸エチルであ
る。
式Iを有する化合物の五水和物である化合物5は、化合物1の湿潤結晶を室温
で恒量に達するまで自然乾燥させることによって製造される。或いは、化合物5
は、化合物4から、一定の水吸収量が得られるまで水で処理することによって製
造することができる。化合物3は、水に対する暴露によって化合物5へ変換され
ることはない。
本発明の抗細菌性化合物、すなわち、多形体PI、多形体PIIおよび五水和物
(以下、「活性化合物」)は、広範囲の細菌感染を有する動物およびヒトの治療
において有用である。それらは、グラム陽性細菌株を処置する場合に特に有用で
ある。
活性化合物は単独で投与しうるが、一般的には、予定の投与経路および標準的
な薬剤実務に関して選択された薬剤担体との混合物で投与されるであろう。例え
ば、それらは、経口によってすなわちデンプン若しくはラクトースのような賦形
剤を含有する錠剤の形で、または単独でか若しくは賦形剤との混合物でのカプセ
ル剤で、または着香剤若しくは着色剤を含有するエリキシル剤若しくは懸濁剤の
形で投与することができる。動物の場合、それらは、好都合に、動物用飼料また
は飲料水中に約5〜約5000ppm、好ましくは、約25〜約500ppmの
濃度で含まれる。それらは、非経口で、例えば、筋肉内、静脈内または皮下に注
射することができる。非経口投与用に、それらは、他の溶質、例えば、溶液を等
張にするのに充分な塩またはグルコースを含むことができる滅菌水性溶液の形で
最もよく用いられる。動物の場合、式Iの化合物は、筋肉内または皮下に、1日
1回の量でまたは3回までの分割量で与えられる約0.1〜約50mg/kg/
日、好都合には約0.2〜約10mg/kg/日の用量で投与することができる
。
活性化合物は、細菌性疾患の治療のためにヒトに対して経口かまたは非経口経
路によって投与することができる。それらは、1回量でまたは3回までの分割量
で与えられる約0.1〜500mg/kg/日、好都合には0.5〜50mg/
kg/日の用量で経口投与できる。筋肉内または静脈内投与用の用量は、約0.
1〜200mg/kg/日、好都合には0.5〜50mg/kg/日である。筋
肉内投与は1回量であってよいしまたは3回までの分割量であってよいが、静脈
内投与は連続的な点滴注入法を含むことができる。当業者に知られる通り、治療
される対象の体重および症状並びに選択される具体的な投与経路に応じて必然的
に変更があるであろう。
本発明の化合物の抗細菌活性は、E.スティアス(Steers)ら,Antibiotics
and Chemotherapy,9,307(1959)によって記載された標準的な in vitro 細菌試験
法であるスティアのレプリカ法にしたがって試験することによって示される。
次の実施例は、本発明の方法および化合物を例証する。しかしながら、本発明
が具体的な実施例に制限されないことは理解されるであろう。
実施例1
トロバフロキサシン両性イオン準安定形
A.トロバフロキサシンメシレート(′402特許の実施例13Bにしたがっ
て製造された)(20g)を、脱塩水(100mL)と一緒に撹拌した。その結
晶スラリーを約50℃まで加熱し、そして飽和重炭酸ナトリウム溶液の添加によ
ってそのスラリーのpHを約8.0に調整した。そのスラリーを約50℃で30
分間保持し、約25℃まで冷却し、そしてこの温度で30分間撹拌した。結晶を
濾過によって単離し、そして脱塩水(27mL)で洗浄した。湿潤結晶を脱塩水
(100mL)中に懸濁させ且つ約50℃で約1時間撹拌した後、約20℃まで
冷却し、そしてこの温度で約1時間撹拌した。結晶を母液から濾過し、脱塩水(
約27mL)で洗浄し、そして約40℃において恒量まで真空乾燥させて標題生
成物を生成したが、これは、分析によって2.5%残留水を含んでいた。収量1
6.25g、97%。
B.トロバフロキサシンのエチルエステル(その開示が本明細書中にそのまま
援用される1995年6月15日出願の同時係属米国特許出願第08/490827号の
方法にしたがって製造された。前述の特許は、本出願と共通して譲渡される。)
(10g)を、メタノール(75mL)、水(25mL)および水酸化ナトリウ
ムペレット(1.8g)と一緒に撹拌した。得られた混合物を還流するまで約7
2℃で加熱して溶液を形成した。その溶液を約25℃まで冷却し、そしてそのp
Hを6N塩酸の添加によって約7.5に調整してスラリーを形成した。飽和重炭
酸ナトリウム溶液(50mL)を加え、そしてそのスラリーを約25℃で30分
間撹拌した。標題生成物を単離し、水(20mL)で洗浄し、そして約45℃で
真空乾燥させた。収量7.72g、82.5%。
実施例2
トロバフロキサシン両性イオン多形体PI(非吸湿形)
トロバフロキサシンメシレート(75g)を、脱塩水(375mL)と一緒に
撹拌した。その結晶スラリーを約50℃まで加熱し、そして飽和重炭酸ナトリウ
ム溶液の添加によってそのスラリーのpHを約8.0に調整した。そのスラリー
を約50℃で30分間保持し、約25℃まで冷却し、そしてこの温度で30分間
撹拌した。結晶を濾過によって単離し、そして脱塩水(100mL)で洗浄した
。湿潤結晶を脱塩水(375mL)中に懸濁させ且つ約50℃で1時間撹拌した
後、約20℃まで冷却し、そしてこの温度で約1時間撹拌した。結晶性生成物を
母液から濾過し、脱塩水(約100mL)で洗浄した。湿潤結晶を酢酸エチル(
1125mL)と一緒に撹拌し、そして得られたスラリーを還流するまで加熱し
、そして水を共沸除去した。本質的に無水のスラリーを約25℃まで冷却し、結
晶を濾過によって単離し、そして40℃において溶媒が全て除去されるまで真空
乾燥させて標題生成物を与えた。収量60.9g、94%。
生成物は、上記のX線粉末回折図形を特徴とする。
実施例3
トロバフロキサシン両性イオン吸湿性多形体PII
実施例1、項目Aの標題生成物(5g)を、ヘキサン(150mL)と混合し
てスラリーを形成した。そのスラリーを還流するまで加熱し、そして微量の残留
水を共沸除去した。4時間還流後、結晶スラリーを約25℃まで冷却し、濾過に
よって単離し、そして約40℃において恒量まで真空乾燥させた。収量4.7g
、94%。標題生成物は、上記のX線粉末回折図形を特徴とした。
実施例4
トロバフロキサシン両性イオン五水和物
トロバフロキサシンメシレート(50g)を、脱塩水(250mL)と一緒に
撹拌した。その結晶スラリーを約50℃まで加熱し、そして飽和重炭酸ナトリウ
ム溶液の添加によってそのスラリーのpHを約8.0に調整した。そのスラリー
を約50℃で30分間保持し、約25℃まで冷却し、そしてこの温度で30分間
撹拌した。結晶を濾過によって単離し、そして脱塩水(70mL)で洗浄した。
湿潤結晶を脱塩水(250mL)中に懸濁させ且つ約50℃で1時間撹拌した後
、約20℃まで冷却し、そしてこの温度で約1時間撹拌した。結晶性生成物を母
液から濾過し、脱塩水(約70mL)で洗浄した。湿潤結晶を室温で恒量まで自
然乾燥させて標題生成物を生成したが、これは、分析によって17.6%の水を
含んでいた。収量48.4g、84%。
標題生成物は、上記のX線粉末回折図形を特徴とした。
【手続補正書】
【提出日】1998年4月15日
【補正内容】
特許請求の範囲を以下のように補正する。
『 1. 式
を有するトロバフロキサシン両性イオン結晶形であって、
(a)特徴的なX線粉末回折図形
を示す非吸湿性第一多形体PI;
(b)特徴的なX線粉末回折図形
を示す吸湿性第二多形体PII;および
(c)特徴的なX線粉末回折図形
を示す五水和物であるトロバフロキサシン両性イオン五水和物
から成る群より選択される上記トロバフロキサシン両性イオン結晶形。
2. 前記非吸湿性第一多形体PIから成る請求項1に記載の化合物。
3. 前記吸湿性第二多形体PIIから成る請求項1に記載の化合物。
4. 前記五水和物から成る請求項1に記載の化合物。
5. 前記準安定形から成る請求項1に記載の化合物。
6. 非吸湿性多形体PI、吸湿性多形体PIIおよびその五水和物から成る群
より選択される式I
を有する化合物を製造する方法であって、
A.式Iを有する化合物の準安定形の水性懸濁液を、
(1)無極性溶媒で処理した後、残留水を共沸除去し且つ真空乾燥させて、
請求項1に記載の特徴的なX線粉末回折図形を示す該吸湿性多形体PIIを形成す
る;
(2)極性溶媒で処理した後、残留水を共沸除去し且つ真空乾燥させる;ま
たは
(3)水で処理し、そして残留物を高温で自然乾燥させで母液を除去し、そ
して残留物を恒量に達するまで室温で自然乾燥させて五水和物を形成する工程;
または
B.吸湿性第二多形体PIIを、還流する極性溶媒で処理して、非吸湿性第一多
形体PIを形成すること
を含む上記方法。
7. 式Iを有する化合物の準安定形を、
(a)トロバフロキサシンの酸性塩を塩基で処理して、その混合物のpHを高
温において7.5〜8.5まで上昇させること;または
(b)式
(式中、Aは、水素または、t−ブチルオキシカルボニル、ベンジルオキシカル
ボニル、(C1−C6)アルキルカルボニルおよびベンジルなどのアミン保護基で
あり;そしてBは、水素または、ベンジル、t−ブチルおよび(C1−C6)アル
キルから選択されるカルボン酸保護基である)
を有する化含物をアミンおよび/またはカルボン酸脱保護剤でそれぞれ処理する
ことによって製造する請求項6に記載の方法。
8. 無溶媒がヘキサンである請求項6の工程(a)に記載の方法。
9. 極性溶媒が酢酸エチルである請求項6の工程(b)に記載の方法。
10.Aが、水素または、t−ブチルオキシカルボニル、ベンジルオキシカル
ボニル、(C1−C6)アルキルカルボニルおよびベンシルなどのアミン保護基で
ある請求項7に記載の方法。
11.前記化合物が、Bが水素であり且つAが、ベンジル、t−ブチルおよび
(C1−C6)アルキルから選択される請求項7に記載の方法。』
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AU,BG,BR,BY,CA,
CN,CZ,HU,IL,IS,JP,KR,KZ,L
K,LV,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG
,SI,SK,TR,UA,US,UZ,VN
(72)発明者 ノーリス,ティモシー
アメリカ合衆国コネチカット州06335,ゲ
ールズ・フェリー,フライアー・タック・
ドライブ 27
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 式 を有するトロバフロキサシン両性イオン結晶形であって、 (a)特徴的なX線粉末回折図形 を示す非吸湿性第一多形体PI; (b)特徴的なX線粉末回折図形 を示す吸湿性第二多形体PII;および (c)特徴的なX線粉末回折図形 を示す五水和物であるトロバフロキサシン両性イオン五水和物 から成る群より選択される上記トロバフロキサシン両性イオン結晶形。 2. 前記非吸湿性第一多形体PIから成る請求項1に記載の化合物。 3. 前記吸湿性第二多形体PIIから成る請求項1に記載の化合物。 4. 前記五水和物から成る請求項1に記載の化合物。 5. 前記準安定形から成る請求項1に記載の化合物。 6. 非吸湿性多形体PI、吸湿性多形体PIIおよびその五水和物から成る群 より選択される式I を有する化合物を製造する方法であって、 A.式Iを有する化合物の準安定形の水性懸濁液を、 (1)無極性溶媒で処理した後、残留水を共沸除去し且つ真空乾燥させて、 請求項1に記載の特徴的なX線粉末回折図形を示す該吸湿性多形体PIIを形成す る; (2)極性溶媒で処理した後、残留水を共沸除去し且つ真空乾燥させる;ま たは (3)水で処理し、そして残留物を高温で自然乾燥させて母液を除去し、そ して残留物を恒量に達するまで室温で自然乾燥させて五水和物を形成する工程; または B.吸湿性第二多形体PIIを、還流する極性溶媒で処理して、非吸湿性第一多 形体PIを形成すること を含む上記方法。 7. 式Iを有する化合物の準安定形を、 (a)トロバフロキサシンの酸性塩を塩基で処理して、その混合物のpHを高 温において7.5〜8.5まで上昇させること;または (b)式 (式中、Aは、水素または、t−ブチルオキシカルボニル、ベンジルオキシカル ボニル、(C1−C6)アルキルカルボニルおよびベンジルなどのアミン保護基で あり;そしてBは、水素または、ベンジル、t−ブチルおよび(C1−C6)アル キルから選択されるカルボン酸保護基である) を有する化合物をアミンおよび/またはカルボン酸脱保護剤でそれぞれ処理する ことによって製造する請求項6に記載の方法。 8. 無溶媒がヘキサンである請求項6の工程(a)に記載の方法。 9. 極性溶媒が酢酸エチルである請求項6の工程(b)に記載の方法。 10.哺乳動物の細菌感染を治療する方法であって、該哺乳動物に対して細菌 感染治療有効量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む上記方法。 11.前記化合物が非吸湿性第一多形体PIである請求項10に記載の方法。 12.前記化合物が吸湿性第二多形体PIIである請求項10に記載の方法。 13.前記化合物がトロバフロキサシン両性イオン五水和物である請求項10 に記載の方法。 14.哺乳動物の細菌感染を治療するための組成物であって、細菌感染治療有 効量の請求項1に記載の化合物および薬学的に許容しうる担体を含む上記組成物 。 15.前記化合物が非吸湿性第一多形体PIである請求項14に記載の組成物 。 16.前記化合物が吸湿性第二多形体PIIである請求項14に記載の組成物。 17.前記化合物がトロバフロキサシン両性イオン五水和物である請求項14 に記載の組成物。 18.前記組成物が懸濁液である請求項14に記載の組成物。 19.Aが、水素または、t−ブチルオキシカルボニル、ベンジルオキシカル ボニル、(C1−C6)アルキルカルボニルおよびベンジルなどのアミン保護基で ある請求項7に記載の方法。 20.前記化合物が、Bが水素であり且つAが、ベンジル、t−ブチルおよび (C1−C6)アルキルから選択される請求項7に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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