JPH10512853A - ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又はチオンマレイミド類、それらを含有する組成物並びに抗菌剤及び海洋汚染防止剤としてのそれらの使用 - Google Patents

ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又はチオンマレイミド類、それらを含有する組成物並びに抗菌剤及び海洋汚染防止剤としてのそれらの使用

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JPH10512853A JP8519773A JP51977396A JPH10512853A JP H10512853 A JPH10512853 A JP H10512853A JP 8519773 A JP8519773 A JP 8519773A JP 51977396 A JP51977396 A JP 51977396A JP H10512853 A JPH10512853 A JP H10512853A
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Abstract

(57)【要約】 式(I)[式中、Rは−H、フェニル、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカル、C3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若しくは分枝鎖アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカル又はC3−C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又は硫黄を表す]に相当する種々な4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン(又はチオン)マレイミドを開示する。これらの化合物は産業的用途及び商業的用途において抗菌活性及び海洋汚染防止活性を示すことが判明しており、これらの化合物を含有する組成物がこのような用途に用いられている。

Description

【発明の詳細な説明】ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又はチオンマレイミド類、それらを 含有する組成物並びに抗菌剤及び海洋汚染防止剤としてのそれらの使用 本発明は、ある一定の4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又 はチオンマレイミド類、これらの種類の化合物を含有する組成物並びに抗菌剤及 び海洋汚染防止剤としてのそれらの使用に関する。 Hansen等のJ.Chem.Soc.,Perkin Trans 1, (1992),1807〜1810頁は、式: [式中、Rは−H、置換されたフェニル、ベンジル、又はC1−C2若しくはC6 アルキルラジカルを表し、Zは酸素又は硫黄を表す] に相当する種々な4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン(又はチ オン)マレイミド類を教示する。これらの化合物は“電子受容体”型挙動を有す ると教示されている。 本発明は、式: [式中、Rは−H、フェニル、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖若しくは 分枝鎖アルキルラジカル、C3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若 しくは分枝鎖アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2 O−C(O)−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカ ル又はC3−C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又 は硫黄を表す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又はチオンマレ イミド類の抗菌用途及び海洋汚染防止用途に関する。 本発明はまた、式: [式中、R2はC3−C10シクロアルキル、C1−C10直鎖若しくは分枝鎖アルコ キシ、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中、 R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキル又はC3−C5シクロアルキルを表す )のエステルを表し、Zは酸素又は硫黄を表す] に相当する新規な4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又はチオ ンマレイミド類にも関する。 本発明はさらに、微生物環境に存在する微生物を阻害する方法であって、前記 微生物環境を、式Iに相当する化合物の抗菌有効量との混合物として不活性希釈 剤を含む抗菌性組成物と接触させることを含む方法に関する。 本発明の抗菌性組成物は海洋生物が成長する海洋環境に暴露される表面を処理 するために用いて、前記表面上での前記海洋生物の成長を防止することができる 。 本明細書及び請求の範囲において、“アルカリ金属”なる用語は、ナトリウム 、カリウム、リチウム又はセシウムを意味するために用いられる。 本明細書及び請求の範囲において、“ハロ”なる用語は、ブロモ、クロロ、フ ルオロ又はヨードを意味するために用いられる。 本発明の式I[式中、Zは硫黄である]に相当するマレイミド化合物は、例え ば以下に記載する方法のような種々な調製方法を用いて製造することができる。 下記のプロセス概略式には、ある一定の特定のアルカリ金属、ハロ基及び特定の 溶媒を記載する。これらの表示は便宜のためにのみ記載するのであり、これらの 特定の表示が使用可能である唯一の基又は物質であることを意味すると解釈すべ きではない。方法A:この方法では、無水エタノール中の微粉状4,5−ビス( ベンゾイルチオ)−1,3−ジチオール−2−チオンの懸濁液にアルカリ金属エ トキシドを撹拌しながら窒素雰囲気下で加えることによって、アルカリ金属ジチ オラート(alkali metal dithiolate)が便宜的に製造される。約30分間程度の 反応期間後に、反応混合物に無水エーテルを混合し、放置すると、アルカリ金属 ジチオラート生成物が沈殿する、これを本発明の方法に用いるために回収する。 化学量論量のアルカリ金属ジチオラートと適当に置換された3,4−ジクロロマ レイミドとに極性の非プロトン性溶媒(例えば、ジメチルスルホキシド、N−メ チルピロリジン、乾燥ジメチルホルムアミド)を混合し、混合物を窒素雰囲気下 、室温において0.5時間から10時間以上まで撹拌する。大抵の場合には、生 成物が反応混合物から沈殿する、沈殿しない場合には、メタノール及び/又は水 を加えて、沈殿を助けることができる。生成物を濾過によって回収し、水又はメ タノールによって洗浄し、風乾させる。反応スキームは下記の通りである: 方法B:この方法では、方法Aにおいて上述したように製造されたアルカリ金属 ジチオラートの化学量論量と、例えば3,4−ジクロロマレイミドのような3, 4−ジチオマレイミドとに例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール及 びブタノールのようなC1−C9アルカノールを混合する。この混合物を窒素下、 室温において約16時間以上撹拌する。水を徐々に加えて、生成物を沈殿させる 、沈殿を濾過によって回収した後に、水によって洗浄し、風乾させ、例えばメタ ノール又はエタノールのようなアルカノールから再結晶させる。反応スキームは 下記の通りである: 方法C:ビス(テトラエチルアンモニウム)ビス−(2−チオキソ−1,3−ジ チオール−4,5−ジチオラート)亜鉛(II)を室温においてやや過剰な適当 な3,4−ジハロマレイミド、好ましくは3,4−ジクロロマレイミドと、例え ばテトラヒドロフラン(THF)又はエーテル(例えば、メチルエーテル、ジエ チルエーテル若しくはグリム)のような溶媒の存在下で反応させる。反応スキー ムは下記の通りである: 方法D:ビス(テトラエチルアンモニウム)ビス−(2−チオキソ−1,3−ジ チオール−4,5−ジチオラート)亜鉛(II)を室温において適当な3,4− ジハロマレイミドと、例えばアセトン又はメチルイソブチルケトンのような溶媒 の存在下で2〜3日間の期間反応させる。生成物は通常、反応の経過中に沈殿す る。アセトンの一部を蒸発させ、生成物を濾過によって回収した後に、水で洗浄 し、風乾させる。反応スキームは次の通りである: 本発明の式I[式中、ZはOである]に相当するマレイミド化合物は、上記で 製造されたチオキソ化合物をやや過剰から約3倍過剰までの酢酸第二水銀によっ て酸化することによって製造することができる。この反応を実施する場合に、酢 酸との混合物としての例えば、非限定的にクロロホルム、塩化エチレン、塩化メ チレン及びヘキサクロロエタンのような塩素含有溶媒から成る混合溶媒中のチオ キソ化合物と酢酸第二水銀との混合物を還流条件下で1〜24時間以上反応させ る。反応生成物を濾過して不溶性水銀塩を除去し、濾液を減圧下で濃縮して、溶 媒の殆どを除去する。残渣をクロロホルム中に再溶解して、最初に炭酸カリウム 水溶液によって、次に水によって洗浄する。有機相を分離し、硫酸マグネシウム 上で乾燥させる。次に、生成物を溶媒の真空除去によって回収する。或いは、濾 過工程後に、濾液を減圧下で乾固させた後に、水によって完全洗浄し、風乾させ て、所望の生成物を得る。 本発明を下記実施例によってさらに説明する。 実施例1:6−(1−メチルエチル)−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ −(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)−ピロール−5,7(6H)− ジオンの製造 方法Cとして略述した方法に従って、(3.10グラム(g),0.0039 0mol)のビス(テトラエチルアンモニウム)−ビス(2−チオキソ−1,3 −ジチオロ−4,5−ジチオラート)亜鉛(II)を100mlのテトラヒドロ フラン中の1.60g(0.00770mol)のN−イソプロピル−3,4− ジクロロマレイミドの溶液に徐々に加えることによって、反応混合物を調製した 。この溶液を一晩(約16時間)室温において撹拌した。この溶液に、200m lの水を1時間にわたって滴加し、生じた褐色の沈殿を濾過して、水で洗浄し、 無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。生成物を熱エタノール中に溶解し、室温に おいて1時間かけて、次に冷蔵庫において72時間かけて徐々に再結晶させた。 結晶質生成物を濾別し、風乾させた。生成物を融点135〜136℃の緑/褐色 結晶として1.76g(理論値の69%)の収量で回収した。 実施例II:2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジ チイノ(2,3−C)ピロール−5,7−(6H)−ジオンの製造 方法Aとして略述した方法に従って、0.83g(5.0mmol)の3,4 −ジクロロマレイミドと2.03g(5.0mmol)のナトリウムジチオラー トとを室温において4時間反応させて、0.65g(理論値の45%)の標題化 合物を融点219〜221℃(分解)の赤褐色粉末として得た。MS(EI)m /z291(M+),247,215,172,C7HNO25は291を必要と する;1H NMR(DMSO−d6)δ11.6(1H,s,NH);13C N MR(DMSO−d6)δ212.34,164.40,135.62,123 .26。 方法Cとして略述した方法に従って、0.83g(5.0mmol)の3.4 −ジクロロマレイミドと1.79g(2.5mmol)のビス(テトラエチルア ンモニウム)−ビス(2−チオキソ−1,3−ジチオール−4,5−ジチオラー ト)亜鉛(II)を室温において1時間反応させて、1.30g(理論値の95 %)の標題化合物を赤褐色粉末として得た。エタノールからの再結晶による精製 は1.19g(理論値の87%)の生成物を融点221〜223℃(分解)の赤 褐色針状結晶として生成した;他の分析データは方法Aを用いて上記で得たデー タと一致した。 実施例III:6−メチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6 )(1,4)ジチイノ−(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製 造 方法Aとして略述した方法に従って、0.50g(2.8mmol)の3,4 −ジクロロ−N−メチルマレイミドと1.15g(2.8mmol)のナトリウ ムジチオラートとを室温において4時間反応させて、0.82g(理論値の95 %)の標題化合物を融点110〜114℃の赤褐色粉末として得た。MS(EI )m/z305(M+),282,215,197,140,112,C83N O25は305を必要とする;1H NMR(ピリジン−d5)δ5.19(3H ,s,CH3)。 実施例IV:6−エチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6) (1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製造 方法Cとして略述した方法に従って、標題化合物を融点143〜145℃の暗 褐色固体として理論値の47%の収率で回収した。 実施例V:6−(2−(アセチルオキシ)エチル)−2−チオキソ−5H−1, 3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7 (6H)−ジオンの製造 方法Aとして略述した方法に従って、0.70g(2.8mmol)の3,4 −ジクロロメチルマレイミド−N−エチルアセテートと、1.15g(2.8m mol)のナトリウムジチオラートとを室温において6時間反応させた。この反 応期間の終了時に、溶媒の大部分を真空下で除去し、残渣を100mlの塩化メ チレンで希釈し、30ml量ずつの5%HCl水溶液で2回洗浄し、次に30m lの水で洗浄した。有機相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、溶媒を真空下 で蒸発させて、0.82g(理論値の78%)の標題化合物を濃厚な褐色油状物 として得た、これは室温において放置すると固化し、103〜106℃で溶融し た。MS(EI)m/z377(M+),317,291,198,C117NO45は377を必要とする;1H NMR(CDCl3−d5)δ4.22(2H ,t,C 2CH2),3.82(2H,t,CH2 2)、2.04(3H,s ,CH3);13C NMR(CDCl3−d5)δ209.31,170.79, 163.08,135.31,120.93,61.26,38.93,20. 8 1。 実施例VI:6−エトキシ−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6 )(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製造 方法Aとして略述した方法に従って、0.58g(2.8mmol)の3,4 −ジクロロ−N−エトキシマレイミドと、1.15g(2.8mmol)のナト リウムジチオラートとを室温において4時間反応させて、0.82g(理論値の 95%)の標題化合物を融点171〜173℃(分解)の黄褐色粉末として得た 。MS(EI)m/z335(M+),291,263,231,C95NO35 は335を必要とする;1H NMR(DMSO−d6)δ4.09(2H,q ,C 2CH3),1.24(3H,t,CH2 3);13C NMR(DMSO −d6)δ213.60,159.60,133.73,124.31,73. 73,13.42。 実施例VII:6−n−プロピル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−( 5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオン の製造 方法Cとして略述した方法に従って、1.30g(5.0mmol)の3,4 −ジクロロ−N−n−プロピルマレイミドと、1.79g(2.5mmol)の ビス(テトラエチルアンモニウム)−ビス(2−チオキソ−1,3−ジチオール −4,5−ジチオラート)亜鉛(II)を室温において8時間反応させて、1. 54g(理論値の93%)の標題化合物を褐色粉末として得た、これはエタノー ルからの再結晶後に、1.43g(理論値の86%)の精製済み化合物を融点1 04〜106℃の褐色針状結晶として得た。MS(EI)m/z333(M+) ,289,257,248,215,172,C107NO25は33を必要と する;1H NMR(CDCl3)δ3.38(2H,t,C 2CH2CH3), 1.52(3H,m,CH2 2CH3),0.84(3H,t,CH2CH2 3 );13C NMR(CDCl3)δ212.90,163.58,135.5 2,123.69,40.98,21.26,11.10。 実施例VIII:6−n−ブチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−( 5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオン の製造 方法Cとして略述した方法に従って、3,4−ジクロロ−N−n−ブチルマレ イミドと、ビス(テトラエチルアンモニウム)ビス−(2−チオキソ−1,3− ジチオール−4,5−ジチオラート)亜鉛(II)とを反応させて、標題化合物 を暗褐色非晶質固体として理論値の75%の収率で得た。MS(EI)m/z3 47(M+)。 実施例IX:6−(1−メチルプロピル)−2−チオキソ−5H−1,3−ジチ オロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H) −ジオンの製造 方法Cとして略述した方法に従って、標題化合物を融点238〜240℃(分 解)の橙褐色粉末として理論値の77%の収率で回収した。 実施例X:6−n−ヘキシル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製 造 方法Cとして略述した方法に従って、標題化合物を黒色非晶質固体として理論 値の98%の収率で回収した。MS(EI)m/z377(M+2,20),3 75(M+,81),88(100);1H NMR(DMSO)δ3.62(2 H,m),1.62(2H,m),1.45(2H,m),1.28(bs,4 H),0.86(bs,3H)。 実施例XI:6−シクロヘキシル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−( 5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジチオ ンの製造 方法Cとして略述した方法に従って、標題化合物を緑色粉末として理論値の9 5%の収率で回収した。MS(EI)m/z373(M+,51),388(1 00)。 実施例XII:6−n−デシル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5 ,6)(1,4)ジチオロ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの 製造 方法Cとして略述した方法に従って、標題化合物を黒色非晶質固体として理論 値の94%の収率で回収した。MS(EI)m/z433(M+2,9),43 1(M+,25),88(100);1H NMR(DMSO)δ4.04(2H ,m),1.23〜1.15(bm,16H),(1H,d),6.93(1H ,s),6.92(3H,d),3.76(3H,s);0.85(bs,3H )。 実施例XIII:6−フェニル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5 ,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジチオン の製造 方法Cとして略述した方法にしたがって、1.20g(5.0mmol)の3 ,4−ジクロロ−N−フェニルマレイミドと、1.79g(2.5mmol)の ビス(テトラエチルアンモニウム)ビス−(2−チオキソ−1,3−ジチオール −4,5−ジチオラト)亜鉛(II)とを室温において6時間反応させて、1. 72g(理論値の94%)の標題化合物を緑−黄色粉末として得た、これはエタ ノールからの再結晶後に1.61g(理論値の88%)の所望の化合物を融点2 31〜233℃(分解)の緑−黄色針状結晶(needles)として生成した。MS( EI)m/z367(M+),369,323,291,248,159,11 9,C135NO25は367を必要とする;1H NMR(DMSO−d6)δ 7.50(2H,t),7.44(1H,M),7.34(2H,t);13C NMR(DMSO−d6)δ213.00,162.53,135.00,13 1.18,129.05,128.37,126.85,123.76。 実施例XIV:6−ベンジル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製 造 方法Cとして略述した方法に従って、標題化合物を融点174〜176℃(分 解)の赤褐色固体として理論値の98%の収率で回収した。MS(EI)m/z 383(M+2,25),381(M+,100)。 実施例XV:6−フェネチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製 造 方法Cとして略述した方法に従って、標題化合物を融点162〜163℃(分 解)の赤褐色固体として理論値の98%の収率で回収した。MS(EI)m/z 397(M+2,24),395(M+,100)。 実施例XVI:6−(3−メトキシフェニル)−2−チオキソ−5H−1,3− ジチオロ−(5,6)(1,4)−ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7( 6H)−ジオンの製造 方法Aとして略述した方法に従って、0.75g(2.8mmol)の3,4 −ジクロロ−N−(3−メトキシフェニル)−マレイミドと、1.15g(2. 8mmol)のナトリウムジチオラートとを室温において30分間反応させて、 0.67g(理論値の60%)の標題化合物を融点211〜213℃(分解)の 緑−黄色粉末として得た。MS(EI)m/z397(M+),353,321 ,277,248,189,149,C147NO35は397を必要とする;1 H NMR(DMSO−d6)δ7.41(1H,t),7.01(1H,d) ,6.93(1H,s);13C NMR(DMSO−d6)δ212.81,2 07.82,162.21,159.21,135.87,131.98,12 9.66,118.93,113.79,112.67。 実施例XVII:6−(4−フルオロフェニル)−2−チオキソ−5h−1,3 −ジチオロ−(5,6)(1,4)−ジチイノ(2,3−c)ピロール−5,7 (6H)−ジオン 方法Aとして略述した方法に従って、0.75g(2.8mmol)の3,4 −ジクロロ−N−(4−フルオロフェニル)−マレイミドと、1.15g(2. 8mmol)のナトリウムジチオラートとを室温において2時間反応させて、0 .74g(理論値の69%)の標題化合物を融点234〜236℃(分解)の緑 −黄色粉末として得た。MS(EI)m/z385(M+),341,309, 265,248,199,177,137。 実施例XVIII:2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4 )ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製造 70mlのクロロホルムと25mlの酢酸との中の0.24g(0.81mm ol)の2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイ ノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)ジオンと0.50g(1.57mm ol)の酢酸第二水銀との混合物を室温において6時間反応させて、0.17g (理論値の78%)の標題化合物を融点229〜232℃の褐色粉末として得た 。MS(EI)m/z275(M+),247,202,171。 実施例XIX:6−フェニル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6 )(1,4)ジチイノ−(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製 造 200mlのクロロホルムと80mlの酢酸との中の0.55g(1.15m mol)の6−フェニル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6) (1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)ジオンと1.43 g(4.5mmol)の酢酸第二水銀との混合物を室温において6時間反応させ て、0.42g(理論値の84%)の標題化合物を融点203〜207℃の光沢 ある紫−褐色フレークとして得た。MS(EI)m/z51(M+),324, 279,247,219,171,159,119,C135NO34は351 を必要とする;1H NMR(DMSO−d6)δ7.49(2H,q),7.4 3(1H,q),7.35(2H,d);13C NMR(DMSO−d6)δ1 90.44,162.46,135.33,131.13,128.96,12 8.27,126.78,113.51。 実施例XX:6−(1−メチルプロピル)−2−オキソ−5H−1,3−ジチオ ロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)−ピロール−5,7(6H) −ジオンの製造 200mlのクロロホルムと80mlの酢酸との中の0.55g(1.44m mol)の6−(1−メチルプロピル)−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオ ロ−(5,6)(1,4)ジチイノ−(2,3−C)−(ピロール−5,7−6 H)−ジオンと1.38g(4.32mmol)の酢酸第二水銀との混合物を還 流下で18時間反応させた。溶液をCelite(登録商標)に通して濾過し、 真空濃縮した。残渣をクロロホルム中に再溶解し、10%炭酸ナトリウム溶液に よって洗浄し、次に、飽和塩化ナトリウムによって洗浄した。硫酸ナトリウム上 での乾燥後に、溶液を真空濃縮して、0.36g(理論値の75%)の標題化合 物を非晶質緑色固体として得た。 実施例XXI:6−n−ブチル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ−(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの 製造 オキソ化合物の製造に関して略述した方法に従って、6−n−ブチル−2−チ オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C )ピロール−5,7(6H)−ジオンと酢酸第二水銀とを反応させて、2.16 g(理論値の57%)の標題化合物を暗褐色の非晶質固体として得た。 実施例XXII:6−(1−メチルエチル)−2−オキソ−5H−1,3−ジチ オロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H) −ジオンの製造 オキソ化合物の製造に関して略述した方法に従って、6−i−プロピル−2− チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3− C)−ピロール−5,7(6H)−ジオンと酢酸第二水銀とを反応させて、0. 36g(理論値の75%)の標題化合物を融点136〜138℃の暗緑色結晶と して得た。 実施例XXIII:6−エチル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製 造 オキソ化合物の製造に関して略述した方法に従って、6−エチル−2−チオキ ソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)− ピロール−5,7(6H)−ジオンと酢酸第二水銀とを反応させて、1.56g (理論値の47%)の標題化合物を融点153〜155℃の暗褐色固体として得 た。 実施例XXIV:6−n−ヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−( 5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオン の製造 オキソ化合物の製造に関して略述した方法に従って、6−n−ヘキシル−2− チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3− C)−ピロール−5,7(6H)−ジオンと酢酸第二水銀とを反応させて、0. 39g(理論値の82%)の標題化合物を暗褐色のワックス状固体として得た。 実施例XXV:6−n−デシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製 造 オキソ化合物の製造に関して略述した方法に従って、6−n−デシル−2−チ オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C )−ピロール−5,7(6H)−ジオンと酢酸第二水銀とを反応させて、0.3 9g(理論値の82%)の標題化合物を非晶質の暗褐色固体として得た。 実施例XXVI:6−ベンジル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製 造 オキソ化合物の製造に関して略述した方法に従って、6−ベンジル−2−チオ キソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C) −ピロール−5,7(6H)−ジオンと酢酸第二水銀とを反応させて、0.32 g(理論値の67%)の標題化合物を融点167〜170℃の赤橙色固体として 得た。 実施例XXVII:6−フェネチル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−( 5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオン の製造 オキソ化合物の製造に関して略述した方法に従って、6−フェネチル−2−チ オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C )−ピロール−5,7(6H)−ジオンと酢酸第二水銀とを反応させて、0.4 4g(理論値の89%)の標題化合物を融点173〜177℃の暗褐色固体とし て得た。 実施例XXVIII:6−シクロヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオ ロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)− ジオンの製造 オキソ化合物の製造に関して略述した方法に従って、6−シクロヘキシル−2 −チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3 −C)−ピロール−5,7(6H)−ジオンと酢酸第二水銀とを反応させて、0 .33g(理論値の69%)の標題化合物を非晶質固体として得た。 実施例XXIX:ビス(テトラエチルアンモニウム)−ビス(2−チオキソ−1 ,3−ジチオロ−4,5−ジチオラート)亜鉛(II)の製造 メカニカルスターラーと、窒素ガスラインが接続した滴下ロートとを装備した 3リットル三つ口丸底フラスコに、228g(180ml,3.0mol)の二 硫化炭素を加えた。温度を約5℃にした。この溶液に、23g(0.1mol) のナトリウム金属を窒素下で一度に加えた、ナトリウム金属は小片にカットし、 貯蔵から存在する鉱油を除去するためにヘキサンで洗浄したものである。このよ うに形成された懸濁液を15分間撹拌した後に、150mlのN,N−ジメチル ホルムアミドを4時間にわたって徐々に加えた。この時間中に、溶液は無色から 暗赤色に変化した。添加の終了時に、冷却浴(cold bath)を除去し、混合物を室 温において20時間撹拌した。混合物をアセトン−氷浴で約5℃に冷却し、15 0mlのメタノールを徐々に加えた。15分間撹拌した後に、さらに350ml のN,N−ジメチルホルムアミドを加えた後に750mlの水を加えた。赤色の 溶液を注意深く、メカニカルスターラーと滴下ロートとを装備した5リットル三 つ口丸底フラスコに移した。撹拌した溶液に、500mlの約28%水酸化アン モニウムと500mlのメタノールとの中の20g(0.5mol)の塩化亜鉛 を加えた。250mlの水中の31g(0.15mol)の臭化テトラエチルア ンモニウムの溶液を1時間にわたって滴加して、混合物を室温においてさらに2 4時間撹拌した。反応混合物をBucherロートで濾過し、生成物を赤色針状 結晶として回収した。生成物を500mlの水と、400mlのイソプロパノー ルと、400mlのエーテルとによって逐次洗浄した。風乾させた後に、生成物 を43.6g(ナトリウムに基づく理論値の48.6%)の収量で回収した、こ れは201〜204℃で溶融した。 C% H% N% 分析:C2245210Znの計算値 36.77 5.61 3.90 実測値 36.62 5.19 3.81 本発明の化合物は抗菌性添加剤として有用であり、これらは例えばペイント、 インク、接着剤、セッケン、切削油、テキスタイル、紙及び顔料スラリーのよう な工業製品に並びに紙のコーティングに用いられるスチレン−ブタジエンラテッ クスに添加することができる。 これらの化合物は例えばハンドクリーム、ローション、シャンプー及びハンド ソープのようなパーソナルケア製品における抗菌性添加剤として有用でもある。 本発明の他の利点は例えば冷却塔と、紙及びパルプ粉砕機におけるような、抗菌 剤を連続的に補給される必要がある用途に対するその費用−効果性である。 当該技術分野において理解されるように、本明細書に開示する化合物の全てが 必ずしも同じ濃度で又は同じ微生物種に有効であるとは限らない。即ち、抗菌効 力及び抗菌活性のスペクトルには幾らかの化合物毎の変化がある。 本発明はまた、微生物又はその居住環境を本発明の化合物の有効量と接触させ ることを含む、微生物の阻害方法にも関する。 本発明の抗菌性化合物は、希釈せずに又は例えばグリコール、アルコール又は アセトン等の有機溶媒のような不活性希釈剤中に溶解して、微生物増殖を受けや すい水性製剤に直接加えることもできる。これらはまた、単独でも又は他の防腐 剤と組み合わせても加えることができる。 本明細書で用いられる限り、“微生物”なる用語は細菌、真菌、ウイルス、藻 、サブウイルス剤(subviral agent)及び原生動物を指す意味である。 本明細書で用いられる限り、“抗菌有効量”なる用語は選択された微生物の阻 害を示すために必要な、本発明の化合物の1種類又は2種類以上の混合物の量又 はこのような化合物(単数又は複数種類)を含む組成物の量を意味する。典型的 に、この量は、化合物と接触させられる微生物環境に対して1重量ppmの化合 物を供給することから5,000重量ppmの化合物を供給するまで変化する。 このような量は特定の供試化合物と処置される微生物とに依存して変化する。ま た、工業的製剤及び消費者製剤の製造に加えられる化合物の正確な濃度は、製剤 の成分に依存して製品の種類の範囲内で変化することができる。化合物の好まし い有効量は微生物環境の1重量ppm〜500重量ppm、より好ましくは1重 量ppm〜50重量ppmである。“微生物環境”なる用語は、微生物が自然に 又は通常生活する又は増殖する場所又は部位の種類を意味する。典型的に、この ような微生物環境は、例えば冷却水塔又は空気洗浄系のような、水分、栄養分及 び/又は酸素源を含む領域である。 “阻害(inhibition)”、“阻害する(inhibit)”又は“阻害すること(inhibit ing)”なる用語は、生存する微生物を破壊する若しくは不可逆的に不活化するた め及び/又は微生物の今後の成長及び生殖を防止する又は制御するための、抑制 、静止、殺害、又は微生物にとって不利であるような、微生物の正常な生活プロ セスに対する他の干渉を意味する。 本発明の化合物の抗菌活性は下記方法によって実証される。 本発明の化合物の抗菌活性は活性化合物に対する最小阻止濃度(MIC)とし て表され、9種類の細菌に対して栄養寒天(nutrient agar)を用いて、7種類の 酵母及び真菌に対してマルト酵母寒天(malt yeast agar)を用いて測定される。 この測定はアセトンと水との混合物中で調製された試験化合物の1%溶液を用い ておこなわれる。 栄養寒天は中性培地を示すpH6.8と、アルカリ性培地を示すpH8.2と において調製される。1リットルの脱イオン水に23gの栄養寒天を加えること によって、栄養寒天は調製される。さらに、アルカリ性培地は、N−[トリス− (ヒドロキシメチル)メチル]グリシンの0.04M溶液によって緩衝化された 脱イオン水を濃水酸化ナトリウムによってpH8.5にpH調節することによっ て調製される。 マルト酵母寒天は、1リットルの脱イオン水につき3gの酵母エキスと45g のマルト寒天とを加えることによって、調製される。特定の寒天を25x200 mm試験管中の30mlアリコート中に分散させ、試験管にキャップを施して、 115℃において15分間オートクレーブ処理する。 寒天を含有する試験管を水浴中で寒天の温度が48℃になるまで冷却する。次 に、試験化合物の1%溶液の適当量を各試験管に、寒天中試験化合物の最終濃度 が500、250、100、50、25、10.5、2.5、1.0及び零pp mになるように加える(化合物を加えない対照の場合を除いて)、従って、試験 管はその中に分散した既知濃度の試験化合物を有する。次に、試験管の内容物を 各ペトリ皿に移す。24時間乾燥させた後に、栄養寒天を含むペトリ皿に細菌を 接種し、マルト酵母寒天を含む試験管には酵母と真菌とを接種する。 細菌の接種は下記方法を用いることによって達成される。栄養ブロスを含有す る試験管中の各細菌を30℃において24時間シェーカーにおいてインキュベー トすることによって各細菌の24時間培養物を調製する。9種類の別々の懸濁液 (9種類の試験細菌に対して1種類ずつ)が、各々が特定の細菌の懸濁液1ml につき108コロニー形成単位(CFU)を含有するように、調製されるように 、各24時間培養物の希釈物を製造する。0.3mlの各細菌懸濁液のアリコー トを用いて3孔を満たす(即ち、各0.3mlの3孔)ので、9種類の細菌に関 しては、27孔が満たされる。次に、SteerのReplicatorを用い て、中性とアルカリ性pHの両方の栄養寒天ペトリ皿に接種する。 接種したペトリ皿を30℃において48時間インキュベートしてから、読み取 って、寒天に混入した試験化合物が各細菌の増殖を阻止するかどうかを測定する 。 酵母と真菌とによる接種は次のように達成される。酵母と真菌との培養物をマ ルト酵母寒天上で30℃において7日間インキュベートする。これらの培養物を 用いて、下記方法によって懸濁液を調製する。酵母又は真菌の寒天スラントに1 0mlの無菌生理的食塩水と10μlのオクチルフェノキシポリエトキシエタノ ールとを加えることによって、各微生物の懸濁液を調製する。無菌生理的食塩水 /オクチルフェノキシポリエトキシエタノール溶液を次に無菌の綿棒によって撹 拌して、スラント上に増殖した微生物を懸濁させる。得られた各懸濁液を無菌生 理的食塩水中で希釈する(懸濁液1部対無菌生理的食塩水9部)。これらの希釈 物のアリコートをSteerのReplicatorの各孔に入れ、ペトリ皿に 上記のように接種する。ペトリ皿を30℃においてインキュベートし、酵母に関 しては48時間後に、真菌に関しては72時間後に読み取る。 表Iは上記MIC試験に用いた細菌、酵母及び真菌をそれらのそれぞれのAm erican Type Culture Collection(ATCC) 同定番号と共に記載する。 表IIとIIIでは、本発明の化合物のMIC値を標準の商業的防腐剤[有効 剤として1−(3−くろろありる)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダ マンタンクロリドを含み、表IIとIIIでは“標準”と呼ばれる]と比較して 、表Iに記載される細菌微生物と酵母/真菌微生物とに関して示す。 本発明はまた、海洋生物を阻害する方法にも関する。“海洋生物”なる用語は 、例えばフジツボ(barnacle)、ゴカイ(serpulid)、外肛動物、牡蛎及びヒドロ虫 類(hydroid)並びに例えば緑藻や褐藻のような海洋植物を包含する意味である。 海洋生物の阻害方法は、海洋生物が成長する海洋環境に暴露される面を本発明の 化合物の海洋汚染防止有効量と接触させることを含む。 当業者に明らかであるように、本明細書に開示される化合物の全てが必ずしも 同じ濃度において又は同じ海洋生物種に対して有効であるとは限らない。即ち、 海洋汚染防止効力及び海洋汚染防止活性のスペクトルには幾らかの化合物毎の変 化がありうる。さらに、特定の化合物の海洋汚染防止活性のレベルは化合物を製 造する特定の材料を包含する種々な要素に依存しうる。 本明細書で用いられる限り、“海洋汚染防止有効量”なる用語は、選択された 海洋生物の阻害を示すために必要な、本発明の化合物の1種類又は2種類以上の 混合物の量を意味する。典型的に、この量は、海洋生物が生活する又は成長する 海洋環境に暴露される面の処理に用いられる海洋汚染防止組成物に対して1重量 %の化合物供給から30重量%の化合物供給まで変化する。このような量は特定 の供試化合物と処置される海洋生物とに依存して変化する。また、工業的製剤及 び消費者製剤の製造に加えられる化合物の正確な濃度は、製剤の成分に依存して 製品の種類の範囲内で変化することができる。 海洋汚染防止有効量の化合物を含む組成物は例えばペイントの形状でありうる 不活性な希釈剤をも含有する。例えば可塑化ポリ塩化ビニル又はポリ塩化ビニル −ポリ酢酸ビニルタイプのようなビニル樹脂結合剤を有するようなペイントが特 に好ましい。結合剤をラテックス又はエマルジョンとして製造することが好まし い。ペイント組成物中で、本発明の化合物は好ましくは1〜30重量%、最も好 ましくは10〜25重量%の量で用いられる。ビニル樹脂結合剤ペイントの他に 、本発明の化合物を含有するエポキシ及びポリウレタン結合剤ペイントも有用で ありうる。本発明の化合物を含有するペイントから製造されるコーティング及び フィルムは通常、化合物の濃度や施用されたコーティング又はフィルムの厚さに 依存して、3〜12か月間の期間にわたって海洋生物が実質的に付着しない状態 を維持する。 “海洋環境に暴露される面”なる用語は、海洋生物が自然に又は通常生活又は 成長する面を意味する。典型的に、このような面は例えば太洋又は他の大量の水 のような海洋環境と絶えず又は定期的に接触する領域である。典型的な面は例え ば船体を包含する。 本発明の化合物の海洋汚染防止活性は下記方法によって実証される。 0.381x10-3m厚さであり、1つのテクスチャード(textured)面を有す る透明な硬質ポリ塩化ビニルフィルムから試験パネルを製造する。この試験パネ ルは0.1524mx0.1524m平方であり、角に中心間の距離0.127 mで穿孔された0.00635m孔を有する。中心に0.067m直径の孔を有 する0.102平方鋳型を試験パネルのテクスチャード面の中心に取り付ける。 候補の海洋汚染防止剤(marine antifoulant)化合物(1.0g)を樹脂ラテックス結 合剤(9.0g)中に混入する。化合物/結合剤混合物の一部(1.5g)を試 験パネルの中心に加え、鋳型内の円形領域上に均一に広げる。 必要に応じて水を滴加して、化合物/結合剤混合物を適当に広げる。この鋳型 は化合物/結合剤混合物が覆われていない領域を越えて広がるのを阻止する。広 がった化合物/結合剤混合物の縁が乾燥するまで、試験パネルを10〜30分間 静置する。次に、鋳型を取り除く。試験パネルを室温において8〜12時間乾燥 させる。 候補の各海洋汚染防止剤化合物に対して2枚の試験パネルを用意する。樹脂ラ テックス結合剤によってのみ処理することによって2枚の対照試験パネルも用意 する。候補の各海洋汚染防止剤化合物の1枚の試験パネルを暴露サポート装置(e xposure support apparatus)の上側の白色バックグラウンド上に取り付ける。第 2試験パネルは暴露サポート装置の下側の黒色バックグラウンド上に取り付ける 。暴露サポート装置を白色バックグラウンド上側を上に向けて海面下0.025 4mに水平に入れる。暴露サポート装置を海洋環境に6週間と10週間の両方の 期間暴露させる、これらの期間中に対照試験パネルは上側暴露と下側暴露の両方 で成熟した海洋生物の成長によって実質的に覆われる。 暴露サポート装置から取り外した後に、各試験パネルを検査し、試験パネルの 処置領域と非処置領域の両方での海洋生物成長を評価する。処置領域と非処置領 域とに存在する海洋生物を記録する。藻の胞子や細菌スライムの存在も記録する が、各試験パネルの評価には包含しない。試験パネルを10(海洋生物の成長が 完全に存在しないことを表す)から0(海洋生物の成長によって完全に覆われた ことを表す)までのスケールで評価する。 表IVには、本発明の活性化合物の数種の海洋汚染防止等級値を対照パネル( 海洋汚染防止性化合物を含まず、“対照”と呼ばれる)の等級と共に記載する。 さらに、既知の海洋汚染防止性化合物である酸化トリブチルスズを用いて試験 パネルを製造した。このようなパネルの1セットは商業的に入手可能な船体ペイ ント中に酸化トリブチルスズを用いたものであり(表IV中には、“標準II” と記載)、このペイントを他の試験パネルに用いた樹脂ラテックス結合剤と同じ 方法で用いた。このようなパネルの第2セットは樹脂ラテックス結合剤中に10 %濃度で酸化トリブチルスズを用いたものである(表IV中には、“標準III ”と記載)。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年12月13日 【補正内容】 実施例XV:6−フェネチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンの製 造 方法Cとして略述した方法に従って、標題化合物を融点162〜163℃(分 解)の赤褐色固体として理論値の98%の収率で回収した。MS(EI)m/z 397(M+2,24),395(M+,100)。 請求の範囲 1.式: [式中、R2はC3−C10シクロアルキル、C1−C10直鎖若しくは分枝鎖アルコ キシ、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中、 R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキル又はC3−C5シクロアルキルを表す )のエステルを表し、Zは酸素又は硫黄を表す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン(又はチオン) マレイミド化合物。 2.6−シクロヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6 )(1,4)ジチイノ−(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンであ る、請求項1記載の化合物。 3.6−(2−(アセチルオキシ)エチル)−2−チオキソ−5H−1,3 −ジチオロ−(5,6)(1,4)−ジチイノ−(2,3−C)ピロール−5, 7(6H)−ジオンである、請求項1記載の化合物。 4.不活性希釈剤と、式: [式中、RはC3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若しくは分枝鎖 アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O )−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカル又はC3− C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又は硫黄を表 す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン(又はチオン) マレイミド化合物の抗菌有効量とを含む抗菌性組成物。 5.化合物が6−(2−(アセチルオキシ)エチル)−2−チオキソ−5H −1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)−ジチイノ(2,3−C)ピロール −5,7(6H)−ジオンである、請求項4記載の組成物。 6.化合物が6−シクロヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ− (5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオ ンである、請求項4記載の組成物。 7.微生物環境における微生物を阻害する方法であって、前記微生物環境を 、式: [式中、Rは−H、フェニル、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖若しくは 分枝鎖アルキルラジカル、C3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若 しくは分枝鎖アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2 O−C(O)−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカ ル又はC3−C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又 は硫黄を表す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン(又はチオン) マレイミド化合物の抗菌有効量と接触させることを含む方法。 8.化合物が2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4 )ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンである、請求項2 0記載の方法。 9.化合物が6−メチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンであ る、請求項20記載の方法。 10.化合物が6−エチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5 ,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンで ある、請求項20記載の方法。 11.化合物が6−n−プロピル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ −(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジ オンである、請求項20記載の方法。 12.化合物が6−(1−メチルエチル)−2−チオキソ−5H−1,3− ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6 H)−ジオンである、請求項20記載の方法。 13.化合物が6−n−ブチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ− (5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオ ンである、請求項20記載の方法。 14.化合物が6−(2−(アセチルオキシ)エチル)−2−チオキソ−5 H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール −5,7(6H)−ジオンである、請求項20記載の方法。 15.化合物が2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4 )ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンである、請求項2 0記載の方法。 16.化合物が6−エチル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンであ る、請求項20記載の方法。 17.化合物が6−(1−メチルエチル)−2−オキソ−5H−1,3−ジ チオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H )−ジオンである、請求項20記載の方法。 18.化合物が6−n−ブチル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−( 5 ,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンで ある、請求項20記載の方法。 19.化合物が6−(1−メチルプロピル)−2−オキソ−5H−1,3− ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6 H)−ジオンである、請求項20記載の方法。 20.化合物が6−n−ヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ− (5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオ ンである、請求項20記載の方法。 21.化合物が6−シクロヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ −(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジ オンである、請求項20記載の方法。 22.化合物が6−ベンジル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5 ,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンで ある、請求項20記載の方法。 23.微生物環境に1重量ppm〜5,000重量ppmの化合物を供給す る量で、化合物が組成物中に存在する、請求項20記載の方法。 24.海洋生物が成長する海洋環境に暴露される面上における海洋生物の成 長を防止するために有用な組成物であって、不活性な希釈剤と、式: [式中、RはC3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若しくは分枝鎖 アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O )−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカル又はC3− C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又は硫黄を表 す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又はチオンマレ イミド化合物の海洋汚染防止有効量とを含む組成物。 25.海洋生物が成長する海洋環境に暴露される面上における海洋生物の成 長を防止する方法であって、前記面を、式: [式中、Rは−H、フェニル、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖若しくは 分枝鎖アルキルラジカル、C3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若 しくは分枝鎖アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2 O−C(O)−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカ ル又はC3−C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又 は硫黄を表す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又はチオンマレ イミド化合物の海洋汚染防止有効量と接触させる方法。 26.化合物との混合物として不活性な希釈剤を含む組成物の1〜30重量 %の量で、化合物を面に接触させる、請求項38記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロマー,デュアン・アール アメリカ合衆国ミシガン州48642,ミドラ ンド・ローウェル・コート 4025 (72)発明者 ピューズ,アール・ガース アメリカ合衆国ミシガン州48642,ミドラ ンド,アンダー・ストリート 4403

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式: [式中、R2はC3−C10シクロアルキル、C1−C10直鎖若しくは分枝鎖アルコ キシ、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2O−C(O)−R1(式中、 R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキル又はC3−C5シクロアルキルを表す )のエステルを表し、Zは酸素又は硫黄を表す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン(又はチオン) マレイミド化合物。 2.6−シクロヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6 )(1,4)ジチイノ−(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンであ る、請求項1記載の化合物。 3.6−(2−(アセチルオキシ)エチル)−2−チオキソ−5H−1,3 −ジチオロ−(5,6)(1,4)−ジチイノ−(2,3−C)ピロール−5, 7(6H)−ジオンである、請求項1記載の化合物。 4.不活性希釈剤と、式: [式中、Rは−H、フェニル、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖若しくは 分枝鎖アルキルラジカル、C3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若 しくは分枝鎖アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2 O−C(O)−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカ ル又はC3−C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又 は硫黄を表す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン(又はチオン) マレイミド化合物の抗菌有効量とを含む抗菌性組成物。 5.化合物が2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4 )ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンである、請求項4 記載の組成物。 6.化合物が6−メチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンであ る、請求項4記載の組成物。 7.化合物が6−エチル-2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンであ る、請求項4記載の組成物。 8.化合物が6−n−プロピル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ− (5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオ ンである、請求項4記載の組成物。 9.化合物が6−(1−メチルエチル)−2−チオキソ−5H−1,3−ジ チオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H )−ジオンである、請求項4記載の組成物。 10.化合物が6−n−ブチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ− (5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオ ンである、請求項4記載の組成物。 11.化合物が6−(2−(アセチルオキシ)エチル)−2−チオキソ−5 H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)−ジチイノ(2,3−C)ピロー ル−5,7(6H)−ジオンである、請求項4記載の組成物。 12.化合物が2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4 ) ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンである、請求項4記 載の組成物。 13.化合物が6−エチル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンであ る、請求項4記載の組成物。 14.化合物が6−(1−メチルエチル)−2−オキソ−5H−1,3−ジ チオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H )−ジオンである、請求項4記載の組成物。 15.化合物が6−n−ブチル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−( 5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオン である、請求項4記載の組成物。 16.化合物が6−(1−メチルプロピル)−2−オキソ−5H−1,3− ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6 H)−ジオンである、請求項4記載の組成物。 17.化合物が6−n−ヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ− (5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオ ンである、請求項4記載の組成物。 18.化合物が6−シクロヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ −(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジ オンである、請求項4記載の組成物。 19.化合物が6−ベンジル-2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5 ,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンで ある、請求項4記載の組成物。 20.微生物環境における微生物を阻害する方法であって、前記微生物環境 を式: [式中、Rは−H、フェニル、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖若しくは 分枝鎖アルキルラジカル、C3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若 しくは分枝鎖アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2 O−C(O)−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカ ル又はC3−C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又 は硫黄を表す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン(又はチオン) マレイミド化合物の抗菌有効量と接触させることを含む方法。 21.化合物が2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1, 4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンである、請求項 20記載の方法。 22.化合物が6−メチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5 ,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンで ある、請求項20記載の方法。 23.化合物が6−エチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5 ,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンで ある、請求項20記載の方法。 24.化合物が6−n−プロピル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ −(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジ オンである、請求項20記載の方法。 25.化合物が6−(1−メチルエチル)−2−チオキソ−5H−1,3− ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6 H)−ジオンである、請求項20記載の方法。 26.化合物が6−n−ブチル−2−チオキソ−5H−1,3−ジチオロ− (5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオ ンである、請求項20記載の方法。 27.化合物が6−(2−(アセチルオキシ)エチル)−2−チオキソ−5 H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール −5,7(6H)−ジオンである、請求項20記載の方法。 28.化合物が2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5,6)(1,4 )ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンである、請求項2 0記載の方法。 29.化合物が6−エチル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5, 6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンであ る、請求項20記載の方法。 30.化合物が6−(1−メチルエチル)−2−オキソ−5H−1,3−ジ チオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H )−ジオンである、請求項20記載の方法。 31.化合物が6−n−ブチル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−( 5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオン である、請求項20記載の方法。 32.化合物が6−(1−メチルプロピル)−2−オキソ−5H−1,3− ジチオロ−(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6 H)−ジオンである、請求項20記載の方法。 33.化合物が6−n−ヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ− (5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオ ンである、請求項20記載の方法。 34.化合物が6−シクロヘキシル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ −(5,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジ オンである、請求項20記載の方法。 35.化合物が6−ベンジル−2−オキソ−5H−1,3−ジチオロ−(5 ,6)(1,4)ジチイノ(2,3−C)ピロール−5,7(6H)−ジオンで ある、請求項20記載の方法。 36.微生物環境に1重量ppm〜5,000重量ppmの化合物を供給す る量で、化合物が組成物中に存在する、請求項20記載の方法。 37.海洋生物が成長する海洋環境に暴露される面上における海洋生物の成 長を防止するために有用な組成物であって、不活性な希釈剤と、式: [式中、Rは−H、フェニル、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖若しくは 分枝鎖アルキルラジカル、C3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若 しくは分枝鎖アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2 O−C(O)−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカ ル又はC3−C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又 は硫黄を表す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又はチオンマレ イミド化合物の海洋汚染防止有効量とを含む組成物。 38.海洋生物が成長する海洋環境に暴露される面上における海洋生物の成 長を防止する方法であって、前記面を、式: [式中、Rは−H、フェニル、ベンジル、フェネチル、C1−C10直鎖若しくは 分枝鎖アルキルラジカル、C3−C10シクロアルキルラジカル、C1−C10直鎖若 しくは分枝鎖アルコキシラジカル、C3−C10シクロアルコキシ、式−CH2CH2 O−C(O)−R1(式中、R1はC1−C5直鎖若しくは分枝鎖アルキルラジカ ル又はC3−C5シクロアルキルラジカルを表す)のエステルを表し、Zは酸素又 は硫黄を表す] に相当する4,5−ジメルカプト−1,3−ジチオロ−2−オン又はチオンマレ イミド化合物の海洋汚染防止有効量と接触させる方法。 39.化合物との混合物として不活性な希釈剤を含む組成物の1〜30重量 %の量で、化合物を面に接触させる、請求項38記載の方法。
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