JPH10513108A - 同位元素の分離 - Google Patents

同位元素の分離

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JPH10513108A
JPH10513108A JP8523336A JP52333696A JPH10513108A JP H10513108 A JPH10513108 A JP H10513108A JP 8523336 A JP8523336 A JP 8523336A JP 52333696 A JP52333696 A JP 52333696A JP H10513108 A JPH10513108 A JP H10513108A
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ベイリー,ジェフリー・ホロックス
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ブリティッシュ・ニュークリア・フューエルズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D59/00Separation of different isotopes of the same chemical element
    • B01D59/34Separation by photochemical methods

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Abstract

(57)【要約】 同位元素の分離方法について記述する。本方法は、同位元素を分離すべき元素の供給材料を排気チャンバ内で気化および原子化分離して、チャンバ内で前記元素の原子の流れを形成することを含み、前記気化される供給材料は、気化工程で分解されて前記原子の流れを提供する前記元素の不揮発性化合物を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 同位元素の分離 本発明は、同位元素の分離、特に同位元素が分離される原子蒸気の生成に関す る。 原子蒸気レーザー同位元素分離(atomic vapour laser isotope separation; A VLIS)として知られる方法は、広く報告されている。例えば、「J Applied Physi cs B」(Springer-Verlag)46,p253-260(1988)に記載されている。異なる同位 元素成分を含む原子蒸気流を排気チャンバ内で形成し、レーザー放射線などの電 磁線を照射すると、選択された周波数で同位元素成分の1つが光イオン化し、電 界または磁界によって同位元素を分離することが可能になる。 本発明によれば、同位元素を分離すべき元素の供給材料を排気チャンバ内で気 化(vaporising)および原子化(atomising)して、チャンバ内で前記元素の原子の 流れを形成することを含み、また、気化される前記供給材料が、原子の前記原子 流れを提供する気化工程で分解される前記元素の不揮発性化合物を含む点が特徴 的である同位元素分離方法が得られる。 前記化合物中において、前記元素が、分解によって遊離したとき、有害作用や 悪影響を及ぼす可能性、例えば、真空を部分的に破壊したり、チャンバの一部を 腐食したり、前記元素と再結合したりする可能性のある1種以上の他の元素と結 合している場合、さらに1種以上の元素の供給源を、気化される供給材料に好都 合に用いて、遊離した元素(諸元素)と反応させ、さらに1種以上の不揮発性化 合物を形成させることが可能である。例えば、遊離される元素が、酸素やイオウ やハロゲンなどの非金属ガスまたは非金属蒸気である場合、前記の更なる元素は 、適当な不揮発性酸化鉄、硫化鉄、またはハロゲン化鉄を適宜、容易に形成する 鉄 などの金属元素を含むことができる。 本発明は、六フッ化ウランなどの分子流にレーザー放射線を照射して光イオン 化を引き起こし、同位元素分離を促進する先行技術上周知の分子蒸気レーザー同 位元素分離とは区別されるべきものである。化合物そのものは必然的に揮発性で あり、レーザー放射線で処理されるまでは分解されない。対照的に、不揮発性化 合物は、前記元素の安価な(またはそれほど高価ではない)供給源であると考え られるため、分離すべき同位元素を含む元素を含む不揮発性化合物を気化工程( 通常、るつぼまたは炉の中)で分解することによって、例えば、AVLIS工程 などの濃縮工程を操作する費用を有益に低減することができる。例えば、多くの 重金属または希土類金属は、元素の形よりも酸化物の形で、より安価に存在する 。 本発明の方法によって同位元素を分離すべき元素は、例えば、Ca、Zn、S r、Cd、Ba、Hg、C、Si、Ge、Sn、Pb、またはランタニドまたは アクチニド、特にEr、Ce、Yb、Sm、Gd、UまたはPuから選択するこ とが可能である。 本発明は、ガドリニウムの同位元素分離に特に有益である。この元素は、燃料 効率を故意に低減させ、その結果、総放射能の制御を失うことなく、より大きい 燃料濃縮レベルを許容することのできる可燃性の毒物を形成するための核燃料材 料の添加物として使用される。いくつかの同位元素のみ、すなわち、Gd155 およびGd157のみが所望の毒作用を提供するため、これらの同位元素をGd の未反応同位元素から分離するための経済的な方法を有することは有益である。 Gd金属は、その供給材料であるガドリニア(gadolinia)から変換する費用が高 いため、非常に高価であるが、ガドリニアそのものは、本発明で使用することに よって、ガドリニウム同位元素を分離するための適当で且つ安価な供給材料を提 供する。問題の元素の化合物を含む出発材料を使用して他の元素の同位元素を分 離 することによって、例えば、ウラン同位元素分離の場合にはウラニア(urania)を 使用することによって、費用低減の利益が同様に提供される。 本発明の方法において、排気チャンバは、従来の方法でポンプによって好まし くは10-6トル(torr)未満の圧力まで排気した既知のチャンバであってもよい 。気化および原子化は、例えば、(到達すべき温度に応じて)既知の方法で、例 えば、電子ビーム、抵抗加熱、あるいは誘導加熱を使用して加熱されたタングス テンカーバイドなどの高融点セラミックなどで作製されたるつぼまたは炉の中で 、気化すべき材料を含む元素の充填材料または供給材料を蒸着することによって 実行することが可能である。この方法は、前記充填材料の新鮮な原材料がるつぼ に連続的に供給される様式で実行することが可能である。 元素原子蒸気流のイオン化が必要であり、これは、例えば、必要とされる選択 的光イオン化遷移をもたらすように調整された周波数(1つまたは複数)を有す るための既知の方式で発生した1種以上のレーザー光線を含む電磁線のビームを 通過させることによって遂行することが可能である。達成されるべき光イオン化 遷移が与えられれば、放射線を発生させて適用する様式は、当業者に容易に明白 であり、これらの既知の方法は、本発明の範囲にとって本質的な問題ではない。 例えば、レーザー放射線は、必要とされる光遷移を与えるための先行技術と同様 、1種以上の整調可能な色素レーザー(dye lasers)のポンピングに使用される1 種以上の高エネルギーレーザー、例えば、エキシマー、ガス蒸気状態レーザーま たは固体状態レーザーによって製造することが可能である。光遷移は、例えば、 複数の段階で光励起によって行うことが可能である。例えば、3種の選択された 周波数のレーザー光線を、下記の様式で使用することが可能である。先行技術で 周知の通り、レーザー光線は、選択された原子遷移を提供するために選択された 偏光を有することが可能である。このようなレーザー周波数の倍増、3倍増また は半減などの技術を使用して、必要な周波数を得ることが可能である。レーザー 光 線はパルスであってもよい。 本発明の方法でレーザー光線によって生成するイオンは、必要な偏向を提供す るのに適した、適当な負の電位に保持されたコレクター極板を設けることによっ て、既知の方法で分離することが可能である。代わりに、磁界を使用する偏向に よって、既知の方法でイオンを分離することも可能である。いずれの場合でも、 中性原子は、印加した場による影響を受けず、中性原子が収集されるコレクター 手段に至る。収集される中性原子は、例えば、酸素と反応させるために提供され る鉄などの他の元素と一緒に分離される元素を含む化合物から、るつぼ内で気化 によって遊離された酸素などの他の存在する元素を含む。コレクター手段は、濃 縮および収集を容易にするために冷却してもよい。 次に、本発明を具体化する方法を実行するための装置配列が、略形式で側面図 として示されている添付の図面を、単に実施例として参照して、本発明の実施態 様を説明する。 図面に示した通り、真空チャンバ1は、弁5を通してポンプ3により排気され る。るつぼ7は、チャンバ1の内部に保持される。るつぼ7内の材料の充填材料 9は、電子ビームヒーター11によって気化される。これによって、分離される べき同位元素を有する原子の流れ13は、チャンバ1の内部を通って上方に移動 する。 レーザーシステム15は、レーザー放射線17を発生し、この放射線は、窓1 9を通過してチャンバ1に入る。放射線17は、流れ13を通過して、流れ13 と相互に作用する。流れ13中の選択された1種以上の同位元素の光イオン化を 引き起こすように、放射線17の周波数(1つまたは複数)を選択する。コレク ター極板(collector plates)19は、光イオン化工程によって生成したイオンの 適当な偏向を提供するために、負の電位に維持する。これらのイオンは、コレク ター極板19に向けて偏向し、そこで既知の方式で収集される。放射線17によ る影響を受けない流れ13中の中性原子は、コレクター21に至り、ここで、中 性原子は既知の方式によって収集される。中性原子には、結局はコレクター21 で収集される酸素原子および鉄原子が含まれる。コレクター21に集まる材料は 、(i)分離される元素の(主として)望ましくない同位元素、(ii)その元素 の同位元素の酸化物、(iii)酸化鉄、および(iv)鉄の混合物である。 上述の通り、流れ13の原子は、ガドリニウムの同位元素を含んでもよい。充 填材料9は、鉄と密接(intimately)に混合されたガドリニアを含んでもよい。必 要とされる鉄の比率は、極板19上に金属として収集されるガドリニウムの化学 当量より多い。電子ビームヒーター11からの熱によって生じる充填材料9の温 度は、数千°K(ケルビンの絶対温度で数千度)であってもよく、その結果、ガ ドリニウムおよび残留酸素および残留鉄の気化および原子化が起こる。 代わりに、プラズマシステムによる注入によってガドリニアの分解ならびにガ ドリニウム、酸素および鉄の原子化を遂行することが可能である。アークプラズ マまたは高周波プラズマ(radio frequency plasma)が好都合であろう。 酸化鉄は、コレクター21で収集され、続いてコレクター21によって収集さ れた材料中のガドリニウムの処理および分離の完了後、除去することが可能であ る。 望ましくは、レーザー放射線17は、Gd155および/またはGd157の 光イオン化を引き起こすように選択する。この光イオン化工程に関与する電子遷 移およびこのような光イオン化を引き起こすための放射線17の必要条件は、そ れ自体、周知である。例えば、下記の表1に、Gd奇数同位元素で得られる電子 基底状態のエネルギーレベルおよび遷移状態のエネルギーレベルを示す。表1中 の符号Jは、様々なレベル偏光選択法則で得られることが知られている様々な下 位レベル(sub-level)の状態を示す。 イオン化は、(a)選択されたレベル1の下位状態から、選択されたレベル2 の下位状態への遷移と等しい周波数を有するレーザー放射線の第1ビーム、(b )選択されたレベル2の下位状態から、選択されたレベル3の下位状態までと等 しい周波数を有するレーザー放射線の第2ビーム、および(c)レベル3の下位 状態から、レベル4の下位状態への遷移を引き起こすように選択される周波数を 有するレーザー放射線の第3ビームを含む3種類のビームを提供することによっ て遂行することが可能である。レーザー光線、特に、最初の2つの遷移を引き起 こすためのレーザー光線は、周波数を調整することができる。レーザー光線はす べ て、例えば、単一の銅蒸気レーザーによってポンピングされる整調可能な色素レ ーザーによって生成させることが可能である。レーザー光線はパルスでもよく、 パルスは、励起する母集団(populations)の寿命より長い。それぞれのビームの パルスは、必要とする遷移が順々に起こるように、一時的に遅延することも可能 である。好ましい遷移経路は、レベル1では215.12cm-1下位状態を使用し、レベ ル3では34586.73cm-1下位状態を使用する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 同位元素を分離すべき元素の供給材料を排気チャンバー内で気化および 原子化して、チャンバ内で前記元素の原子の流れを形成させることを含み、気化 される前記供給材料は、気化工程で分解されて前記原子の流れを提供する前記元 素の不揮発性化合物を含むことを特徴とする同位元素の分離方法。 2. 同位元素を分離すべき元素と結合した前記化合物が、前記気化工程によ って遊離されるとき、非金属ガスまたは非金属蒸気を含む1種以上の更なる元素 を含み、1種以上の更なる元素の供給源が、気化される材料の供給材料中に用い られ、遊離した元素と反応して不揮発性化合物を形成することを特徴とする請求 項1に記載の方法。 3. 同位元素を分離すべき元素と結合し、且つ気化工程で遊離される元素が 、酸素、イオウおよびハロゲンのうち1種以上を含み、前記の更なる元素が、遊 離された元素と不揮発性酸化物、不揮発性硫化物、不揮発性ハロゲン化物を形成 する金属元素を含む請求項2に記載の方法。 4. 前記金属元素が鉄を含む請求項3に記載の方法。 5. 同位元素を分離すべき元素が、Ca、Zn、Sr、Cd、Ba、Hg、 C、Si、Ge、Sn、Pb、Er、Ce、Yb、Sm、Gd、UおよびPuか ら選ばれる請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 6. 同位元素を分離すべき元素が、Gdであり、選択される同位元素が、G d155および/またはGd157である請求項5に記載の方法。 7. 原子の流れが、前記元素の同位元素を選択的にイオン化する周波数を有 する電磁線に曝される請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 8. イオン化した同位元素が、電界および/または磁界によって偏向される 請求項7に記載の方法。 9. 電磁線がレーザー放射線を含む請求項7または請求項8に記載の方法。
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