JPS63100920A - 同位体分離方法および装置 - Google Patents
同位体分離方法および装置Info
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- JPS63100920A JPS63100920A JP24415886A JP24415886A JPS63100920A JP S63100920 A JPS63100920 A JP S63100920A JP 24415886 A JP24415886 A JP 24415886A JP 24415886 A JP24415886 A JP 24415886A JP S63100920 A JPS63100920 A JP S63100920A
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- isotope
- vapor flow
- electrode
- uranium
- isotopes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、複数の同位体を含む混合物から特定の同位体
を分離する方法および装置に係り、特に不純物イオンの
混入を防止し同位体の分離性能を向上させた同位体分離
方法および分離装置に関する。
を分離する方法および装置に係り、特に不純物イオンの
混入を防止し同位体の分離性能を向上させた同位体分離
方法および分離装置に関する。
(従来の技術)
原子炉用燃料になどに使用されているウラン燃料は、ウ
ラン同位体の混合物の中から原子核反応を起こす特定の
ウランを分111濃縮して所定II痕に調整後、原子炉
に装荷される。
ラン同位体の混合物の中から原子核反応を起こす特定の
ウランを分111濃縮して所定II痕に調整後、原子炉
に装荷される。
天然に産出するウランは質■数235の軽い分子から成
るウラン(以下、U−235と略記する)が0,7%程
度含有され、残りの大部分が質量数238の重い分子か
ら成るウラン(以下、U−238と略記する)である。
るウラン(以下、U−235と略記する)が0,7%程
度含有され、残りの大部分が質量数238の重い分子か
ら成るウラン(以下、U−238と略記する)である。
このうち、原子核反応を起こすU−235は上記天然ウ
ランまたは使用済燃料から分離され、さらに通常2〜3
%程度まで濃縮された上で原子炉用燃料として使用され
る。
ランまたは使用済燃料から分離され、さらに通常2〜3
%程度まで濃縮された上で原子炉用燃料として使用され
る。
従来、U−235,U−238などの同位体の混合物か
らU−235を分離し、所定濃度レベルまで高めるウラ
ン濃縮方法としては、ガス拡散法、遠心分let法、レ
ーザ法などがあり、各方法とも同位体の化学特性または
質量の相違を利用して分離濃縮操作を実施するものであ
る。
らU−235を分離し、所定濃度レベルまで高めるウラ
ン濃縮方法としては、ガス拡散法、遠心分let法、レ
ーザ法などがあり、各方法とも同位体の化学特性または
質量の相違を利用して分離濃縮操作を実施するものであ
る。
ガス拡散法は、微細小孔を多数有する隔膜にガス化した
同位体混合物をポンプで送給し、隔膜を通過する各同位
体の拡散速度の差異によって分離する方法である。拡散
速度は原子核が小型で軽いtJ−235の方が速く、ま
た透過mも多いので隔膜の二次側ではtJ−235の含
有割合が若干増加する。この工程をカスケード方式によ
って多段に繰り返すことによって、U−235の濃縮度
が徐々に増加する。しかしながら、この方法は、1段当
りに濃縮される割合が小さいため、段数を多く設けた大
規模な装置が必要となる欠点がある。
同位体混合物をポンプで送給し、隔膜を通過する各同位
体の拡散速度の差異によって分離する方法である。拡散
速度は原子核が小型で軽いtJ−235の方が速く、ま
た透過mも多いので隔膜の二次側ではtJ−235の含
有割合が若干増加する。この工程をカスケード方式によ
って多段に繰り返すことによって、U−235の濃縮度
が徐々に増加する。しかしながら、この方法は、1段当
りに濃縮される割合が小さいため、段数を多く設けた大
規模な装置が必要となる欠点がある。
また遠心分離法には、例えばガス化した六フッ化ウラン
を回転円筒に導入し、これを高速回転することにより濃
縮度を高める方法などがある。
を回転円筒に導入し、これを高速回転することにより濃
縮度を高める方法などがある。
しかしながら、この方法では分離効率が低いため、やは
りカスケード方式によって多段に分離装置を連設して構
成する必要がある。
りカスケード方式によって多段に分離装置を連設して構
成する必要がある。
以上の従来法に加え、特に分離効率の点で有望視されて
いる分離方法として、レーザによる同位体分離方法があ
る。この分離方法は、例えば特開昭49−105097
号公報および特開昭54−126895号公報に開示さ
れているように、特定の同位体の原子核を励起する波長
を有するレーザ光を、同位体混合物の蒸気に照射するこ
とによって、目的とする同位体、例えばU−235のみ
を選択的にイオン化し、このイオン化した同位体を含む
蒸気流に対して直角方向に電界を印加し、この電界によ
って特定のイオン化したtJ−235のみを所定方向に
偏向させて分離し、ウランの濃縮を行なうものである。
いる分離方法として、レーザによる同位体分離方法があ
る。この分離方法は、例えば特開昭49−105097
号公報および特開昭54−126895号公報に開示さ
れているように、特定の同位体の原子核を励起する波長
を有するレーザ光を、同位体混合物の蒸気に照射するこ
とによって、目的とする同位体、例えばU−235のみ
を選択的にイオン化し、このイオン化した同位体を含む
蒸気流に対して直角方向に電界を印加し、この電界によ
って特定のイオン化したtJ−235のみを所定方向に
偏向させて分離し、ウランの濃縮を行なうものである。
次に、レーザによる同位体分離方法および装置の従来例
を第5図および第6図を参照して説明する。
を第5図および第6図を参照して説明する。
第5図はウラン濃縮工程において使用されるレーザによ
る同位体分離装置の構成を模式的に示す斜視図である。
る同位体分離装置の構成を模式的に示す斜視図である。
以下はウラン同位体の分離操作を例にとって説明する。
天然ウランもしくは原子炉にて使用され減損した燃料体
から取り出された金属ウラン1は熱化学的耐性を有する
例えば坩堝〈るつぼ)などの容器2内に装荷される。
から取り出された金属ウラン1は熱化学的耐性を有する
例えば坩堝〈るつぼ)などの容器2内に装荷される。
次に、リニア電子銃3から発射される電子ビーム4を金
属ウラン1に照射する。なお、リニア電子銃3から発射
された電子ビーム4は図示しない外部磁場コイルにより
偏向されて容器2内の金属ウラン1に照射される。電子
ビーム4の照射を受けた金属ウラン1は2500〜27
00’に程度まで加熱されて蒸発し、ウラン蒸気流5を
形成する。
属ウラン1に照射する。なお、リニア電子銃3から発射
された電子ビーム4は図示しない外部磁場コイルにより
偏向されて容器2内の金属ウラン1に照射される。電子
ビーム4の照射を受けた金属ウラン1は2500〜27
00’に程度まで加熱されて蒸発し、ウラン蒸気流5を
形成する。
なお、ウラン蒸気′fi5の組成は、例えば金属ウラン
1として天然ウランを使用した場合は重量比でU−23
5が約0.7%、LJ−238が約99゜3%となる。
1として天然ウランを使用した場合は重量比でU−23
5が約0.7%、LJ−238が約99゜3%となる。
一方、容器2の上方には、帯状の陽電極6と陰電極7と
が交互に配設され、その電極間にそれぞれ光反応部8が
設けられ、この光反応部8の長手方向に電離用エネルギ
源として電離用レーザ光9が入射される。電離用レーザ
光9の波長はU−235の共鳴電離波長に調整されてお
り、光反応部8に導入されたウラン蒸気流5に含まれる
U−235原子のみが電離用レーザ光と共鳴し、一定の
確率で選択的に電離される。
が交互に配設され、その電極間にそれぞれ光反応部8が
設けられ、この光反応部8の長手方向に電離用エネルギ
源として電離用レーザ光9が入射される。電離用レーザ
光9の波長はU−235の共鳴電離波長に調整されてお
り、光反応部8に導入されたウラン蒸気流5に含まれる
U−235原子のみが電離用レーザ光と共鳴し、一定の
確率で選択的に電離される。
電離されたLJ−235イオンは陽電極6と陰電極7と
の間に、ウラン電離用レーザ光9と同期した電極電圧を
印加することにより形成された電場によって回収電極と
なる陰電極7の表面に吸着回収される。一方、電離せず
に光反応部8を通過したU−235およびU−238の
混合蒸気流は光反応部8の外縁側に配設した蒸気回収板
10方向に吸引回収される。
の間に、ウラン電離用レーザ光9と同期した電極電圧を
印加することにより形成された電場によって回収電極と
なる陰電極7の表面に吸着回収される。一方、電離せず
に光反応部8を通過したU−235およびU−238の
混合蒸気流は光反応部8の外縁側に配設した蒸気回収板
10方向に吸引回収される。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、従来、ウランの分溜操作の前処理においては
、強力な電子ビームを照射して金属ウランを溶融して蒸
発Iしめてウラン然気流を生成する操作工程を含んでい
るため、生成したウラン蒸気流には不純物イオンが含ま
れる。
、強力な電子ビームを照射して金属ウランを溶融して蒸
発Iしめてウラン然気流を生成する操作工程を含んでい
るため、生成したウラン蒸気流には不純物イオンが含ま
れる。
不純物イオンとしては、金属ウランの加熱源である電子
ビームとウラン蒸気流とが衝突して発生するU−238
の衝突電離イオンおよびウラン蒸気流が高温熱源と接触
して発生するU−238、その他の金属の熱電離イオン
がある。
ビームとウラン蒸気流とが衝突して発生するU−238
の衝突電離イオンおよびウラン蒸気流が高温熱源と接触
して発生するU−238、その他の金属の熱電離イオン
がある。
したがって、これらの不純物イオンを含むウラン蒸気流
が流れる陽電極と陰電極との間に直流電場を印加した場
合は、不純物イオンがLJ−235イオンに同伴して回
収電極に吸引される。
が流れる陽電極と陰電極との間に直流電場を印加した場
合は、不純物イオンがLJ−235イオンに同伴して回
収電極に吸引される。
そのため、目的とする同位体の分離係数が低下し、U−
235の濃縮度が小さくなり、回収ウランの純度品質を
低下させる原因となっていた。
235の濃縮度が小さくなり、回収ウランの純度品質を
低下させる原因となっていた。
本発明は上記問題点を解決するために発案されたもので
あり、ウラン蒸気流を同位体捕集装置に導入する前の段
階で事前に含まれる不純物イオンを除去する手段を設け
ることにより、不純物となるイオン同位体の製品への混
入量を低減し、分離効率の指標となる分離係数を高く維
持し、製品の純度が高い同位体分離方法および分Ill
装置を提供することを目的とする。
あり、ウラン蒸気流を同位体捕集装置に導入する前の段
階で事前に含まれる不純物イオンを除去する手段を設け
ることにより、不純物となるイオン同位体の製品への混
入量を低減し、分離効率の指標となる分離係数を高く維
持し、製品の純度が高い同位体分離方法および分Ill
装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本件第1番目の発明に係る同位体分離方法は、複数種類
の同位体を含む物質を加熱蒸発せしめて蒸気流を生成し
、この蒸気流を陽電情と陰電極とを交互に並置して形成
した同位体捕集装置に蒸気流通路を経由して導入した後
に、前記蒸気流に特定の同位体を選択的にイオン化する
電離用レーザビームを照射してイオン化同位体を生成し
、上記電極間に電界を印加することによってイオン化同
位体を回収電極方向に偏向させて特定の同位体を分離回
収する同位体分離方法において、前記蒸気流を同位体捕
集装置に導入する蒸気流通路に所定室の電界を印加する
ことにより、蒸気流に含まれる不純物イオンを予め回収
除去することを特徴とする。
の同位体を含む物質を加熱蒸発せしめて蒸気流を生成し
、この蒸気流を陽電情と陰電極とを交互に並置して形成
した同位体捕集装置に蒸気流通路を経由して導入した後
に、前記蒸気流に特定の同位体を選択的にイオン化する
電離用レーザビームを照射してイオン化同位体を生成し
、上記電極間に電界を印加することによってイオン化同
位体を回収電極方向に偏向させて特定の同位体を分離回
収する同位体分離方法において、前記蒸気流を同位体捕
集装置に導入する蒸気流通路に所定室の電界を印加する
ことにより、蒸気流に含まれる不純物イオンを予め回収
除去することを特徴とする。
また、本発明の第2番目に係る同位体分離装置は、複数
種類の同位体を含む物質を加熱蒸発せしめて蒸気流を生
成する蒸気生成装置と、陽電極と陰電極を交互に並置し
て形成した同位体捕集装置と、前記蒸気生成装置から同
位体捕集装置に至る蒸気流通路と、蒸気流通路を通り同
位体捕集装置に流入した蒸気流に電離用レーザビームを
照射して特定の同位体を選択的にイオン化する電離用レ
ーザビーム発生装置と、電離用レーザビームによってイ
オン化した同位体を同位体捕集装置の回収電極に偏向さ
せて分離回収するために電極板間に電界を印加する電源
装置とを備え、前記蒸気生成装置にて生成した蒸気流に
含まれる不純物イオンを分離回収するフィルタ電極を、
蒸気流通路に設けたことを特徴とする。
種類の同位体を含む物質を加熱蒸発せしめて蒸気流を生
成する蒸気生成装置と、陽電極と陰電極を交互に並置し
て形成した同位体捕集装置と、前記蒸気生成装置から同
位体捕集装置に至る蒸気流通路と、蒸気流通路を通り同
位体捕集装置に流入した蒸気流に電離用レーザビームを
照射して特定の同位体を選択的にイオン化する電離用レ
ーザビーム発生装置と、電離用レーザビームによってイ
オン化した同位体を同位体捕集装置の回収電極に偏向さ
せて分離回収するために電極板間に電界を印加する電源
装置とを備え、前記蒸気生成装置にて生成した蒸気流に
含まれる不純物イオンを分離回収するフィルタ電極を、
蒸気流通路に設けたことを特徴とする。
(作用)
本発明に係る同位体分離方法および分離装置によれば、
同位体捕集装置による至る蒸気流通路に所定の電界を印
加するように構成されているため、蒸気流に合まれる不
純物イオンは同位体捕集装置に流入する前に予め回収除
去される。
同位体捕集装置による至る蒸気流通路に所定の電界を印
加するように構成されているため、蒸気流に合まれる不
純物イオンは同位体捕集装置に流入する前に予め回収除
去される。
そのため、同位体捕集装置には、不純物イオンを含まな
い、つまり電気的に中性である同位体からなる蒸気流を
供給することができる。したがって、回収電極に吸引さ
れる不純物イオン是が少なく、目的とする同位体が高い
分離係数で捕集され、純度品質が高い製品を得ることが
できる。
い、つまり電気的に中性である同位体からなる蒸気流を
供給することができる。したがって、回収電極に吸引さ
れる不純物イオン是が少なく、目的とする同位体が高い
分離係数で捕集され、純度品質が高い製品を得ることが
できる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について、ウラン濃縮工程にお
けるウラン同位体の分離操作を例にとり、図面に従って
説明する。第1図および第2図は本発明に係る同位体分
離装置の一実施例を示す斜視図である。なお、第5図お
よび第6図に示す従来例と同一の構成要素、部品には同
一の符号を付している。
けるウラン同位体の分離操作を例にとり、図面に従って
説明する。第1図および第2図は本発明に係る同位体分
離装置の一実施例を示す斜視図である。なお、第5図お
よび第6図に示す従来例と同一の構成要素、部品には同
一の符号を付している。
同位体分離装置は、金属ウラン1を収容した容器2と、
容器2に収容された金属ウラン1にリニア電子銃3から
発する電子ビーム4を照射して金属ウラン1を加熱蒸発
せしめ、ウラン蒸気流5を生成する蒸気生成装置11と
が備えられる。ぞの蒸気生成装置11の上方には、陽電
極6と陰電極7を交互に並置して形成した同位体捕集装
置12が設けられる。陽電極6と陰電極7との間には光
反応部8が形成され、この光反応部8を流れるウラン蒸
気流5に電離用レーザ光9を照射する電離用レーザビー
ム発生装置16が設けられる。電離用レーザ光9の照射
によってイオン化した同位体は、電源装置17によって
陽電極6と陰゛躍極7に形成された電界によって回収電
極側に偏向されて分離される。
容器2に収容された金属ウラン1にリニア電子銃3から
発する電子ビーム4を照射して金属ウラン1を加熱蒸発
せしめ、ウラン蒸気流5を生成する蒸気生成装置11と
が備えられる。ぞの蒸気生成装置11の上方には、陽電
極6と陰電極7を交互に並置して形成した同位体捕集装
置12が設けられる。陽電極6と陰電極7との間には光
反応部8が形成され、この光反応部8を流れるウラン蒸
気流5に電離用レーザ光9を照射する電離用レーザビー
ム発生装置16が設けられる。電離用レーザ光9の照射
によってイオン化した同位体は、電源装置17によって
陽電極6と陰゛躍極7に形成された電界によって回収電
極側に偏向されて分離される。
前記蒸気生成装置11と同位体捕集装置12との間には
、容器2から放射状に流れるウラン蒸気流5の蒸気流通
路13が設けられ、さらに、この蒸気流通路13に所定
の電界を形成し、荷電粒子を除去するフィルタ電極14
が設けられる。フィルタ電極14は、相互に絶縁状態を
維持した、例えば3枚のフィルタ電極板14a、14b
、14Cを積層して電極群として形成する。フィルタ電
極板14aの形状は、例えば第3図に示すように、湾曲
成形した金属板にウラン蒸気流5の通路となる開口部1
5を、陽電極6および陰電極7に沿う方向に穿設してい
る。
、容器2から放射状に流れるウラン蒸気流5の蒸気流通
路13が設けられ、さらに、この蒸気流通路13に所定
の電界を形成し、荷電粒子を除去するフィルタ電極14
が設けられる。フィルタ電極14は、相互に絶縁状態を
維持した、例えば3枚のフィルタ電極板14a、14b
、14Cを積層して電極群として形成する。フィルタ電
極板14aの形状は、例えば第3図に示すように、湾曲
成形した金属板にウラン蒸気流5の通路となる開口部1
5を、陽電極6および陰電極7に沿う方向に穿設してい
る。
本実施例におけるフィルタ電極14は、蒸気流通路13
の容器2側から順に例えば3枚のフィルタ電極板14a
、14b、14cを所定間隔をおいて積層して構成され
、それぞれの電極板間に、フィルタ電極用電源装置18
により所定の電界が印加される。第2図に示す通り、中
央のフィルタ電極板14bは、アース電位に設定されて
いるため、蒸気流通路13の一次側に配置されたフィル
タ電極板14aには−Vaの負電位が印加され、一方、
蒸気流通路13の二次側に配置されたフィルタ電極板1
4Cには+vbの正電位が印加される。
の容器2側から順に例えば3枚のフィルタ電極板14a
、14b、14cを所定間隔をおいて積層して構成され
、それぞれの電極板間に、フィルタ電極用電源装置18
により所定の電界が印加される。第2図に示す通り、中
央のフィルタ電極板14bは、アース電位に設定されて
いるため、蒸気流通路13の一次側に配置されたフィル
タ電極板14aには−Vaの負電位が印加され、一方、
蒸気流通路13の二次側に配置されたフィルタ電極板1
4Cには+vbの正電位が印加される。
すなわち、フィルタ電極14の電位分布は、蒸気流通路
13の入口部において負電伶、中央部において零電位、
出口部おいて正電位となるように設定される。
13の入口部において負電伶、中央部において零電位、
出口部おいて正電位となるように設定される。
なお、設定する電位は、運転操作温度における熱電子、
イオン化同位体などの荷電粒子が有する運動エネルギか
ら決定される。
イオン化同位体などの荷電粒子が有する運動エネルギか
ら決定される。
すなわち、金属ウラン1の溶融液面上において発生する
熱電子の運動エネルギEeは、運転操作温度Tを270
0’K、ボルツマン定数をkとすると、(1)式の通り
となる。
熱電子の運動エネルギEeは、運転操作温度Tを270
0’K、ボルツマン定数をkとすると、(1)式の通り
となる。
Ee=kT
= 8.616X 1O−5(eV/K)X 2700
(K)−0,23(eV) ・・・・・
・(1)上記の運転エネルギEeは全ての熱電子につい
て同一値ではなく、平均値を基準にした一定の確率分布
を呈する。したがって、実装置に印加する負電位Vaは
安全倍率Aを10〜102に設定して(2)式で算出し
た値とする。
(K)−0,23(eV) ・・・・・
・(1)上記の運転エネルギEeは全ての熱電子につい
て同一値ではなく、平均値を基準にした一定の確率分布
を呈する。したがって、実装置に印加する負電位Vaは
安全倍率Aを10〜102に設定して(2)式で算出し
た値とする。
Va−A−Ee (v) = (2’)一方、
熱または電子!15ftによって発生した電離イオンを
除去するために印加する正電位vbは下記の通り算定さ
れる。
熱または電子!15ftによって発生した電離イオンを
除去するために印加する正電位vbは下記の通り算定さ
れる。
すなわち、上記電離イオンの運動エネルギEiは熱電子
の運転エネルギEeと同程度の値を有するため、フィル
タ電極14cに印加する正電位■bは、フィルタ電極1
48に印加する負電位yaを相殺し、かつ陽性の電離イ
オンを排除する正電界を形成するために、(3)式を満
足する必要がある。
の運転エネルギEeと同程度の値を有するため、フィル
タ電極14cに印加する正電位■bは、フィルタ電極1
48に印加する負電位yaを相殺し、かつ陽性の電離イ
オンを排除する正電界を形成するために、(3)式を満
足する必要がある。
Vb−Va−A−E i −=−(3)ここで
、Ei−EeN安全倍率A=10〜102とする。
、Ei−EeN安全倍率A=10〜102とする。
したがって、(1)、<2)、(3)式より一般にVa
=10 (V)、Vb=20 (v)fun:設定する
とよい。
=10 (V)、Vb=20 (v)fun:設定する
とよい。
次に作用を説明する。
蒸気生成装置11によって加熱蒸発された金属ウラン1
はウラン蒸気流5となって蒸気流通路13を通りフィル
タ電極14の開口部15を通過する。このとき、ウラン
蒸気流5に含有される熱電子はフィルタ電極14a、1
4bに形成された電界によって進路が偏向され、蒸気流
通路13から排除されるため、熱電子が光反応部8へ進
入することが阻止される。なお、上記電界はフィルタ電
極14a、14bに負電位Vaを印加することによって
形成される。
はウラン蒸気流5となって蒸気流通路13を通りフィル
タ電極14の開口部15を通過する。このとき、ウラン
蒸気流5に含有される熱電子はフィルタ電極14a、1
4bに形成された電界によって進路が偏向され、蒸気流
通路13から排除されるため、熱電子が光反応部8へ進
入することが阻止される。なお、上記電界はフィルタ電
極14a、14bに負電位Vaを印加することによって
形成される。
一方、ウラン蒸気流5に含有される熱雷1lilt陽イ
オンおよび電子衝撃によって発生したU−238などの
同位体陽イオンは、フィルタ電極14b。
オンおよび電子衝撃によって発生したU−238などの
同位体陽イオンは、フィルタ電極14b。
140間に印加された正電圧vbによって形成された電
界によって排除され、同様に光反応部8へ流入すること
が阻止される。
界によって排除され、同様に光反応部8へ流入すること
が阻止される。
したがって、電子ビーム4の照射によって発生し、ウラ
ン蒸気流5に混入した不純物イオンおよび熱電子は、フ
ィルタ電極14において、予め排除される。そのため、
光反応部8に流入するウラン蒸気2I!5には不純物と
なる荷電粒子は含まず、電気的に中性な成分のみからな
るウラン蒸気流5を供給することができる。なお、ウラ
ン蒸気流5を光反応部8に導入した後の操作手順は従来
方法および装置の場合と同様である。したがって、同位
体捕集装置12の回収電極に吸引される不純物量を大幅
に低減することが可能となり、装置全体としての同位体
の分離係数が改善され、I!度品質が優れた同位体を効
率良く得ることができる。
ン蒸気流5に混入した不純物イオンおよび熱電子は、フ
ィルタ電極14において、予め排除される。そのため、
光反応部8に流入するウラン蒸気2I!5には不純物と
なる荷電粒子は含まず、電気的に中性な成分のみからな
るウラン蒸気流5を供給することができる。なお、ウラ
ン蒸気流5を光反応部8に導入した後の操作手順は従来
方法および装置の場合と同様である。したがって、同位
体捕集装置12の回収電極に吸引される不純物量を大幅
に低減することが可能となり、装置全体としての同位体
の分離係数が改善され、I!度品質が優れた同位体を効
率良く得ることができる。
次に、本発明に係る同位体分離装置の他の実施例につい
て第4図を参照して説明する。
て第4図を参照して説明する。
第4図の同位体分離装置は、第2図に示したフィルタ電
極14の構成に加え、フィルタ電極14と光反応部8と
の間の蒸気流通路13に不純物イオン収集電極1つを設
けている。不純物イオン収集電極19は、ウラン蒸気流
の流れ方向と平行に、かつ同位体捕集装置12の陽電極
6および陰電極7にそれぞれ近接して設けられ、交互に
正負の電位を有する不純物イオン収集電極板19a、1
9bを配設して形成する。
極14の構成に加え、フィルタ電極14と光反応部8と
の間の蒸気流通路13に不純物イオン収集電極1つを設
けている。不純物イオン収集電極19は、ウラン蒸気流
の流れ方向と平行に、かつ同位体捕集装置12の陽電極
6および陰電極7にそれぞれ近接して設けられ、交互に
正負の電位を有する不純物イオン収集電極板19a、1
9bを配設して形成する。
この場合、フィルタ電極14の電界のみでは排除されず
に光反応部8に侵入した不純物イオンは、前記不純物イ
オン収集電極19a、19bに形成された電界によって
捕集されてウラン蒸気流5から分離される。
に光反応部8に侵入した不純物イオンは、前記不純物イ
オン収集電極19a、19bに形成された電界によって
捕集されてウラン蒸気流5から分離される。
したがって、光反応部8に混入する不純物イオン通は第
2図に示す同位体分離装置と比較して、一層低減化され
る。
2図に示す同位体分離装置と比較して、一層低減化され
る。
そのため、同位体捕集装置12における同位体の分離係
数および分離回収された同位体の純度品質をさらに向上
することができる。
数および分離回収された同位体の純度品質をさらに向上
することができる。
なお、本発明に係る同位体分離方法および装置の実施に
あたり、既存の同位体分離装置の機器構成に抜本的な改
造変更は要しない。すなわち、蒸気流通路にフィルタ電
極を新たに装備するだけで蒸気流に含まれる熱電子、イ
オン化同位体、金属イオンなどの荷電粒子を容易に除去
することができる。
あたり、既存の同位体分離装置の機器構成に抜本的な改
造変更は要しない。すなわち、蒸気流通路にフィルタ電
極を新たに装備するだけで蒸気流に含まれる熱電子、イ
オン化同位体、金属イオンなどの荷電粒子を容易に除去
することができる。
また、荷電粒子の運動エネルギの大小に対応して、フィ
ルタ電極または不純物イオン収集電極に印加する電圧を
適宜調整する機構を装備しておけば、金属ウランの種類
、操作温度に対応して、容易に最適電圧を選択すること
ができる。
ルタ電極または不純物イオン収集電極に印加する電圧を
適宜調整する機構を装備しておけば、金属ウランの種類
、操作温度に対応して、容易に最適電圧を選択すること
ができる。
(発明の効果)
以上説明の通り、本発明に係る同位体分離方法および装
置によれば、同位体捕集装置に接続する蒸気流通路に所
定の電界を印加することにより蒸気流に含まれる不純物
イオン等の荷電粒子を予め排除しているため、同位体捕
集装置の回収電極に吸引される不純物損を大幅に低減す
ることが可能となる。したがって、同位体分離装置の運
転効率の指標となる分離係数が高く、また分離回収した
同位体製品の純度品質を大幅に向上することができる。
置によれば、同位体捕集装置に接続する蒸気流通路に所
定の電界を印加することにより蒸気流に含まれる不純物
イオン等の荷電粒子を予め排除しているため、同位体捕
集装置の回収電極に吸引される不純物損を大幅に低減す
ることが可能となる。したがって、同位体分離装置の運
転効率の指標となる分離係数が高く、また分離回収した
同位体製品の純度品質を大幅に向上することができる。
第1図は本発明に係る同位体分離方法を実施する同位体
分離装置の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図にお
けるII−II矢視断面図、第3図は第1図、第2図に
示すフィルタ電極板の形状を示す斜視図、第4図は本発
明に係る同位体分離装置の他の実施例を示す断面図、第
5区は従来の同位体分離装置の構成を示す斜視図、第6
図は第5図におけるVl −Vl矢視断面図である。 1・・・金属ウラン、2・・・容器、3・・・リニア電
子銃、4・・・電子ビーム、5・・・ウラン蒸気流、6
・・・陽電極、7・・・陰電極、8・・・光反応部、9
・・・電離用レーザ光、10・・・蒸気回収板、11・
・・酒気生成装置、12・・・同位体捕集装置、13・
・・蒸気流通路、14・・・フィルタ電極、14a、1
4b、14c・・・フィルタ電極板、15・・・開口部
、16・・・電離用レーザビーム発生装置、17・・・
電源装置、1日・・・フィルタ電極用電源装置、19・
・・不純物イオン収集電極、19a、19b・・・不純
物イオン収集電極板、■・・・運転操作温度、Ee・・
・熱電子の遅動エネルギ、Ej・・・電離イオンの運転
エネルギ、■a・・・負電位、vb・・・正電位。 代理人弁理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 交電1図 第2図 第4図
分離装置の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図にお
けるII−II矢視断面図、第3図は第1図、第2図に
示すフィルタ電極板の形状を示す斜視図、第4図は本発
明に係る同位体分離装置の他の実施例を示す断面図、第
5区は従来の同位体分離装置の構成を示す斜視図、第6
図は第5図におけるVl −Vl矢視断面図である。 1・・・金属ウラン、2・・・容器、3・・・リニア電
子銃、4・・・電子ビーム、5・・・ウラン蒸気流、6
・・・陽電極、7・・・陰電極、8・・・光反応部、9
・・・電離用レーザ光、10・・・蒸気回収板、11・
・・酒気生成装置、12・・・同位体捕集装置、13・
・・蒸気流通路、14・・・フィルタ電極、14a、1
4b、14c・・・フィルタ電極板、15・・・開口部
、16・・・電離用レーザビーム発生装置、17・・・
電源装置、1日・・・フィルタ電極用電源装置、19・
・・不純物イオン収集電極、19a、19b・・・不純
物イオン収集電極板、■・・・運転操作温度、Ee・・
・熱電子の遅動エネルギ、Ej・・・電離イオンの運転
エネルギ、■a・・・負電位、vb・・・正電位。 代理人弁理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 交電1図 第2図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数種類の同位体を含む物質を加熱蒸発せしめて蒸
気流を生成し、この蒸気流を陽電極と陰電極とを交互に
並置して形成した同位体捕集装置に蒸気流通路を経由し
て導入した後に、前記蒸気流に特定の同位体を選択的に
イオン化する電離用レーザビームを照射してイオン化同
位体を生成し、上記電極間に電界を印加することによっ
てイオン化同位体を回収電極方向に偏向させて特定の同
位体を分離回収する同位体分離方法において、前記蒸気
流を同位体捕集装置に導入する蒸気流通路に所定の電界
を印加することにより、蒸気流に含まれる不純物イオン
を予め回収除去することを特徴とする同位体分離方法。 2、複数種類の同位体を含む物質を加熱蒸発せしめて蒸
気流を生成する蒸気生成装置と、陽電極と陰電極を交互
に並置して形成した同位体捕集装置と、前記蒸気生成装
置から同位体捕集装置に至る蒸気流通路と、蒸気流通路
を通り同位体捕集装置に流入した蒸気流に電離用レーザ
ビームを照射して特定の同位体を選択的にイオン化する
電離用レーザビーム発生装置と、電離用レーザビームに
よってイオン化した同位体を同位体捕集装置の回収電極
に偏向させて分離回収するために電極板間に電界を印加
する電源装置とを備え、前記蒸気生成装置にて生成した
蒸気流に含まれる不純物イオンを分離回収するフィルタ
電極を、蒸気流通路に設けたことを特徴とする同位体分
離装置。 3、フィルタ電極は、蒸気流通路における蒸気流の入口
側から順に、熱電子を除去する熱電子除去電極と、不純
物イオンを減速偏向させて回収する不純物除去電極とを
所定間隔をおき相互に絶縁状態で複数段に積層された電
極群から成り、電極群における電位分布を蒸気流通路の
入口部において負電位、中央部において零電位、出口部
において正電位となるように設定したことを特徴とする
特許請求の範囲第2項記載の同位体分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24415886A JPS63100920A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 同位体分離方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24415886A JPS63100920A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 同位体分離方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63100920A true JPS63100920A (ja) | 1988-05-06 |
Family
ID=17114627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24415886A Pending JPS63100920A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 同位体分離方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63100920A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009525721A (ja) * | 2006-02-02 | 2009-07-09 | トムソン ライセンシング | 二水準電流制限電源システム |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP24415886A patent/JPS63100920A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009525721A (ja) * | 2006-02-02 | 2009-07-09 | トムソン ライセンシング | 二水準電流制限電源システム |
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