JPH1051362A - ビタビ等化器 - Google Patents
ビタビ等化器Info
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- JPH1051362A JPH1051362A JP19895496A JP19895496A JPH1051362A JP H1051362 A JPH1051362 A JP H1051362A JP 19895496 A JP19895496 A JP 19895496A JP 19895496 A JP19895496 A JP 19895496A JP H1051362 A JPH1051362 A JP H1051362A
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- Japan
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- data
- processing unit
- circuit
- processing
- frame
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- Error Detection And Correction (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 演算処理速度と演算処理量を抑えることがで
き、容易に実用化を可能にしたビタビ等化器を提供する
こと。 【解決手段】 ビタビ等化器を構成する各処理部1〜
8、14を複数個のブロックに分割し、パイプライン処
理で信号処理を行うように構成する。各ブロックのデー
タ処理回路は、データ記憶回路とデータ処理回路とで構
成し、ブロック間のデータ転送、全体の共通制御を容易
にし、パイプライン処理に適した回路構成にしたもの。 【効果】 パイプライン処理により、1フレーム当たり
の信号処理量が下げられるので、各ブロックの信号処理
速度を左程大きくせずに、現実的なデバイスを用いて構
成できるようになる。また、各データ処理回路として、
各ブロックに最適な回路構成を選択することができるの
で、最適設計が容易になる。
き、容易に実用化を可能にしたビタビ等化器を提供する
こと。 【解決手段】 ビタビ等化器を構成する各処理部1〜
8、14を複数個のブロックに分割し、パイプライン処
理で信号処理を行うように構成する。各ブロックのデー
タ処理回路は、データ記憶回路とデータ処理回路とで構
成し、ブロック間のデータ転送、全体の共通制御を容易
にし、パイプライン処理に適した回路構成にしたもの。 【効果】 パイプライン処理により、1フレーム当たり
の信号処理量が下げられるので、各ブロックの信号処理
速度を左程大きくせずに、現実的なデバイスを用いて構
成できるようになる。また、各データ処理回路として、
各ブロックに最適な回路構成を選択することができるの
で、最適設計が容易になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信システムの伝搬路歪等化器に係り、特に、広帯域デー
タの高速伝送に好適なビタビ等化器に関する。
信システムの伝搬路歪等化器に係り、特に、広帯域デー
タの高速伝送に好適なビタビ等化器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア関連技術の進展は
目覚ましく、例えば運行中の車両から動画像情報などの
伝送が可能な移動体高速データ通信についても、需要が
喚起されるようになっている。ここで、このようなディ
ジタル無線通信により移動体高速通信を行なう際、特に
問題になるのは、フェーディングによる伝搬歪の発生で
ある。
目覚ましく、例えば運行中の車両から動画像情報などの
伝送が可能な移動体高速データ通信についても、需要が
喚起されるようになっている。ここで、このようなディ
ジタル無線通信により移動体高速通信を行なう際、特に
問題になるのは、フェーディングによる伝搬歪の発生で
ある。
【0003】すなわち、送信機から発射された電波は様
々な伝搬経路を介して受信機に到達するが、このとき、
複数の伝搬経路間で伝搬時間に差があり、この伝搬時間
差がデータ伝送周期よりも大きくなってしまったときに
は、フェーディングによって符号間干渉が生じ、伝搬歪
が発生してしまうのである。
々な伝搬経路を介して受信機に到達するが、このとき、
複数の伝搬経路間で伝搬時間に差があり、この伝搬時間
差がデータ伝送周期よりも大きくなってしまったときに
は、フェーディングによって符号間干渉が生じ、伝搬歪
が発生してしまうのである。
【0004】このような伝搬時間の差によるフェーデイ
ングを周波数選択性フェーディングと呼び、その対策と
して波形等化器が必要になる。そして、このフェーデイ
ング対策用の波形等化器としては、従来から再帰最小二
乗等化器、判定帰還型等化器、双方向等化器、それに最
尤等化器などが知られているが、この中でも、特に最尤
等化のためにビタビ(Viterbi)アルゴリズムを用いたビ
タビ等化器は、その等化能力の高さから移動体高速デー
タ通信用の等化器として注目されている。
ングを周波数選択性フェーディングと呼び、その対策と
して波形等化器が必要になる。そして、このフェーデイ
ング対策用の波形等化器としては、従来から再帰最小二
乗等化器、判定帰還型等化器、双方向等化器、それに最
尤等化器などが知られているが、この中でも、特に最尤
等化のためにビタビ(Viterbi)アルゴリズムを用いたビ
タビ等化器は、その等化能力の高さから移動体高速デー
タ通信用の等化器として注目されている。
【0005】このビタビ等化器は、変調信号点の数がM
で、補償シンボル遅延数がLの伝送路インパルス応答で
決まるM^L個(ここで、^はべき乗を表わす。従っ
て、ここでは、MのL乗を表わす。)の状態に対する信
号系列の中から、送信系列に最も近くなる系列をビタビ
アルゴリズムによって最尤推定するのであるが、このと
き最尤推定に必要な演算量は状態数に比例するので、補
償シンボル遅延数Lが大きくなるにつれ、演算処理量は
指数関数的に増加し、ハードウェア化が困難になってゆ
く。
で、補償シンボル遅延数がLの伝送路インパルス応答で
決まるM^L個(ここで、^はべき乗を表わす。従っ
て、ここでは、MのL乗を表わす。)の状態に対する信
号系列の中から、送信系列に最も近くなる系列をビタビ
アルゴリズムによって最尤推定するのであるが、このと
き最尤推定に必要な演算量は状態数に比例するので、補
償シンボル遅延数Lが大きくなるにつれ、演算処理量は
指数関数的に増加し、ハードウェア化が困難になってゆ
く。
【0006】すなわち、従来のビタビ等化器は、装置の
実現性の点から、等化可能なシンボル遅延数に制限を受
け、長い遅延時間のフェーディング等化用には適用が困
難であるという問題があった。
実現性の点から、等化可能なシンボル遅延数に制限を受
け、長い遅延時間のフェーディング等化用には適用が困
難であるという問題があった。
【0007】しかして、近年、この問題に対する有力な
解決策として、簡略化ビタビ方式の等化器が提案され
た。この簡略化ビタビ方式による等化器は、特開平7−
15379号公報により開示されているもので、以下、
図7により、この簡略化ビタビ等化器について説明す
る。
解決策として、簡略化ビタビ方式の等化器が提案され
た。この簡略化ビタビ方式による等化器は、特開平7−
15379号公報により開示されているもので、以下、
図7により、この簡略化ビタビ等化器について説明す
る。
【0008】この図7において、71は伝搬路係数推定
部、72は整合フィルタ、73は最尤系列推定器、74
は適用波選択部、75は仮判定部、76は符号間干渉除
去部である。なお、図中、破線で囲んだ部分は、簡略化
ビタビ等化器を構成するために、従来のビタビ等化器に
追加した部分を表わしている。
部、72は整合フィルタ、73は最尤系列推定器、74
は適用波選択部、75は仮判定部、76は符号間干渉除
去部である。なお、図中、破線で囲んだ部分は、簡略化
ビタビ等化器を構成するために、従来のビタビ等化器に
追加した部分を表わしている。
【0009】受信入力信号は、伝搬路係数推定部71か
ら入力され、順次、整合フィルタ72、符号間干渉除去
部76に供給される。まず、伝搬路係数推定部71で
は、フェーディング伝搬路のインパルス応答を推定す
る。こうして推定した推定伝搬路係数により、一方で
は、整合フィルタ72を構成し、仮判定部75で仮判定
データを復号する。
ら入力され、順次、整合フィルタ72、符号間干渉除去
部76に供給される。まず、伝搬路係数推定部71で
は、フェーディング伝搬路のインパルス応答を推定す
る。こうして推定した推定伝搬路係数により、一方で
は、整合フィルタ72を構成し、仮判定部75で仮判定
データを復号する。
【0010】他方、適用波選択部74では、L個の推定
伝搬路係数から、振幅の大きいn個(n<L)のインパル
ス応答(それぞれ、フェーディング遅延波に対応する)だ
けを選択する。符号間干渉除去部76では、仮判定デー
タと非適用波伝搬路係数を用いて非適用波符号間干渉を
求め、これを受信入力信号から差し引くと、n個の適用
波だけからなるフェーディングを受けた受信信号が求め
られる。
伝搬路係数から、振幅の大きいn個(n<L)のインパル
ス応答(それぞれ、フェーディング遅延波に対応する)だ
けを選択する。符号間干渉除去部76では、仮判定デー
タと非適用波伝搬路係数を用いて非適用波符号間干渉を
求め、これを受信入力信号から差し引くと、n個の適用
波だけからなるフェーディングを受けた受信信号が求め
られる。
【0011】これを最尤系列推定器73に入力し、n個
の適用波に対して、ビタビアルゴリズムを分割適用(n
個の適用波に対応して、受信信号系列も適用波の遅延シ
ンボル数毎にデータ分割する)して最尤系列推定等化を
行なうのである。
の適用波に対して、ビタビアルゴリズムを分割適用(n
個の適用波に対応して、受信信号系列も適用波の遅延シ
ンボル数毎にデータ分割する)して最尤系列推定等化を
行なうのである。
【0012】次に、この最尤系列推定に用いられるビタ
ビアルコリズムについて、若干説明する。ビタビアルコ
リズムでは、受信データを直ちに判定することはせず、
送信データの取り得る値のすべての組合わせ(これを状
態という)に対する(候補)受信データを計算し、各候補
受信データ(これをレプリカという)と実際の受信データ
を比較して、各レプリカの尤度(確からしさを示す値)を
求める。
ビアルコリズムについて、若干説明する。ビタビアルコ
リズムでは、受信データを直ちに判定することはせず、
送信データの取り得る値のすべての組合わせ(これを状
態という)に対する(候補)受信データを計算し、各候補
受信データ(これをレプリカという)と実際の受信データ
を比較して、各レプリカの尤度(確からしさを示す値)を
求める。
【0013】つまり、シンボル周期毎に変わる受信デー
タ系列に対して、候補受信データもシンボル毎に状態が
遷移するものと考え、状態遷移系列(これをトレリスと
いう)に対する尤度(状態尤度:パスメトリック)を計算
しながら、最も高い状態尤度を示すパス(最尤系列)を復
号データ系列として、出力するのである。
タ系列に対して、候補受信データもシンボル毎に状態が
遷移するものと考え、状態遷移系列(これをトレリスと
いう)に対する尤度(状態尤度:パスメトリック)を計算
しながら、最も高い状態尤度を示すパス(最尤系列)を復
号データ系列として、出力するのである。
【0014】この状態尤度の計算は、ある状態から遷移
する1シンボル時間前の各状態の状態尤度に、状態遷移
したときに出力されるレプリカの尤度(枝尤度:ブラン
チメトリック)を加算し、加算した尤度を比較し、その
中の最大尤度を選択する、いわゆるACS(Add,Compar
e,Select:加算比較選択)演算によって行なわれる。
する1シンボル時間前の各状態の状態尤度に、状態遷移
したときに出力されるレプリカの尤度(枝尤度:ブラン
チメトリック)を加算し、加算した尤度を比較し、その
中の最大尤度を選択する、いわゆるACS(Add,Compar
e,Select:加算比較選択)演算によって行なわれる。
【0015】ここで、このACS演算こそがビタビアル
ゴリズムの中心をなす演算であり、その処理演算量は状
態の数に比例する。前述したように、状態数はM^L
(Mは変調信号点の数、Lは伝送路インパルス応答のシ
ンボル長)で与えられるが、ここで、この補償シンボル
遅延数Lは、充分な等化のためには、かなり大きな値と
なる。
ゴリズムの中心をなす演算であり、その処理演算量は状
態の数に比例する。前述したように、状態数はM^L
(Mは変調信号点の数、Lは伝送路インパルス応答のシ
ンボル長)で与えられるが、ここで、この補償シンボル
遅延数Lは、充分な等化のためには、かなり大きな値と
なる。
【0016】しかるに、簡略化ビタビ等化方式では、通
常、大きな数値に設定する必要がある補償シンボル遅延
数Lを、n個(n<L)に置き換えることができるので、
最尤推定の演算処理量は指数関数的に減少(M^n<M
^L)され、この結果、容易に等化器を実現できるので
ある。
常、大きな数値に設定する必要がある補償シンボル遅延
数Lを、n個(n<L)に置き換えることができるので、
最尤推定の演算処理量は指数関数的に減少(M^n<M
^L)され、この結果、容易に等化器を実現できるので
ある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、簡略
化ビタビ等化方式の具体化については特に配慮がされて
おらず、実用化の点で問題があった。上記したように、
簡略化ビタビ等化方式の適用により、理論上は、シンボ
ル遅延の大きいフェーディングに対しても、ビタビ等化
が可能な筈であるが、現状では、音声帯域の低速度デー
タに対しても、1、2シンボル遅延の等化が実用化され
ている程度に過ぎない。
化ビタビ等化方式の具体化については特に配慮がされて
おらず、実用化の点で問題があった。上記したように、
簡略化ビタビ等化方式の適用により、理論上は、シンボ
ル遅延の大きいフェーディングに対しても、ビタビ等化
が可能な筈であるが、現状では、音声帯域の低速度デー
タに対しても、1、2シンボル遅延の等化が実用化され
ている程度に過ぎない。
【0018】つまり、それだけビタビ等化器では演算処
理量が多く、簡略化ビタビ等化方式といえども、現状の
ディジタル回路技術では実用化が困難であり、さらに簡
略化ビタビ等化方式では、非適用波符号間干渉の除去処
理と、ビタビアルゴリズムの分割適用処理が必要にな
り、この点での演算処理量の増加があるので、実用化が
困難なのである。
理量が多く、簡略化ビタビ等化方式といえども、現状の
ディジタル回路技術では実用化が困難であり、さらに簡
略化ビタビ等化方式では、非適用波符号間干渉の除去処
理と、ビタビアルゴリズムの分割適用処理が必要にな
り、この点での演算処理量の増加があるので、実用化が
困難なのである。
【0019】加えて、動画像データに対してビタビ等化
器を適用しようとすると、データ速度が増す分、ハード
ウェアの処理速度を向上させなければならないが、この
ような高速データ処理を要する簡略化ビタビ等化器の具
体的なハードウェア構成については、従来技術は何も明
らかにしていない。
器を適用しようとすると、データ速度が増す分、ハード
ウェアの処理速度を向上させなければならないが、この
ような高速データ処理を要する簡略化ビタビ等化器の具
体的なハードウェア構成については、従来技術は何も明
らかにしていない。
【0020】本発明の目的は、演算処理速度と演算処理
量を抑えることができ、容易に実用化を可能にした簡略
化ビタビ等化器の提供にある。
量を抑えることができ、容易に実用化を可能にした簡略
化ビタビ等化器の提供にある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ビタビ等化
器を構成する各データ処理部をそれぞれブロック分け
し、各ブロックのデータ処理をそれぞれ1フレームの時
間で処理し、処理したデータを次のブロックに転送する
ようにした、いわゆるパイプライン処理を行なうように
して達成される。
器を構成する各データ処理部をそれぞれブロック分け
し、各ブロックのデータ処理をそれぞれ1フレームの時
間で処理し、処理したデータを次のブロックに転送する
ようにした、いわゆるパイプライン処理を行なうように
して達成される。
【0022】無線でディジタルのデータ伝送を行う場
合、連続データを或る時間長(フレーム)に区切って伝送
するのが一般的であり、また、このとき、一つの伝送路
を複数の通信に共有するため、フレームを時間的に各チ
ャネルに分割し、多重して伝送を行なうのが通例であ
り、例えば、図3は、A〜Dの4チャネルを多重化した
場合である。
合、連続データを或る時間長(フレーム)に区切って伝送
するのが一般的であり、また、このとき、一つの伝送路
を複数の通信に共有するため、フレームを時間的に各チ
ャネルに分割し、多重して伝送を行なうのが通例であ
り、例えば、図3は、A〜Dの4チャネルを多重化した
場合である。
【0023】そして、受信側では、フレームから自チャ
ネルのデータだけを抜き出し、各フレームのデータをつ
なぎ合わせて自局宛のデータを組立るのである。そこ
で、まず、本発明では、簡略化ビタビ等化器の各データ
処理部もフレーム単位で処理を行うように構成する。す
なわち、1フレーム分のデータを一括して記憶し、これ
を1フレームの時間でデータ処理するのである。
ネルのデータだけを抜き出し、各フレームのデータをつ
なぎ合わせて自局宛のデータを組立るのである。そこ
で、まず、本発明では、簡略化ビタビ等化器の各データ
処理部もフレーム単位で処理を行うように構成する。す
なわち、1フレーム分のデータを一括して記憶し、これ
を1フレームの時間でデータ処理するのである。
【0024】ところで、簡略化ビタビ等化器は、複数個
の多様なデータ処理部から構成されており、これを1フ
レーム時間内にデータ処理することは、現状の論理回路
の処理速度から言って不可能である。そこで、本発明で
は、各データ処理部毎にブロック分けし、各ブロックの
データ処理をそれぞれ1フレームの時間で処理し、処理
したデータは次のブロックに転送するようにした、いわ
ゆるパイプライン処理を行なうようにして、上記目的が
達成されるようにしたものである。
の多様なデータ処理部から構成されており、これを1フ
レーム時間内にデータ処理することは、現状の論理回路
の処理速度から言って不可能である。そこで、本発明で
は、各データ処理部毎にブロック分けし、各ブロックの
データ処理をそれぞれ1フレームの時間で処理し、処理
したデータは次のブロックに転送するようにした、いわ
ゆるパイプライン処理を行なうようにして、上記目的が
達成されるようにしたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるビタビ等化
器、特に簡略化ビタビ等化器について、図示の実施形態
例を用いて詳細に説明する。まず、本発明の一実施形態
例では、各ブロックの処理を行なうデータ処理回路を、
図4に示すように、データ記憶回路41と、これに縦続
接続したデータ演算回路42からなるデータ処理回路4
3で構成され、これを基本単位として複数ブロックで構
成する。ここで、データ記憶回路41は、FIFOなど
のシーケンシャルメモリ、或いはRAMなどのランダム
アクセスメモリで構成され、データ演算回路42は、R
OM、ディジタルフィルタ、ディジタル信号処理プロセ
ッサ、ディジタル論理回路素子などで構成される。
器、特に簡略化ビタビ等化器について、図示の実施形態
例を用いて詳細に説明する。まず、本発明の一実施形態
例では、各ブロックの処理を行なうデータ処理回路を、
図4に示すように、データ記憶回路41と、これに縦続
接続したデータ演算回路42からなるデータ処理回路4
3で構成され、これを基本単位として複数ブロックで構
成する。ここで、データ記憶回路41は、FIFOなど
のシーケンシャルメモリ、或いはRAMなどのランダム
アクセスメモリで構成され、データ演算回路42は、R
OM、ディジタルフィルタ、ディジタル信号処理プロセ
ッサ、ディジタル論理回路素子などで構成される。
【0026】複数ブロックからなるデータ処理回路の構
成例を図5に示す。この図5において、51〜54は、
データ処理回路ブロックa〜dを示し、入力信号は51
のブロックaと53のブロックcに入力される。そし
て、ブロックaの出力は52のブロックbを経て、54
のブロックdに入力される。一方、ブロックcの出力も
ブロックdに入力される。
成例を図5に示す。この図5において、51〜54は、
データ処理回路ブロックa〜dを示し、入力信号は51
のブロックaと53のブロックcに入力される。そし
て、ブロックaの出力は52のブロックbを経て、54
のブロックdに入力される。一方、ブロックcの出力も
ブロックdに入力される。
【0027】各ブロックは図6のデータ処理タイムチャ
ートに示すように、1フレーム毎にデータの入出力及び
処理を行なう。まず、Nフレーム目の入力データは、n
フレーム時点でブロックaとブロックcに同時に入力さ
れる。ブロックaの出力はn+1フレーム時点でブロッ
クbに転送され、ブロックbで処理された後、n+2フ
レーム時点でブロックdにデータ転送される。
ートに示すように、1フレーム毎にデータの入出力及び
処理を行なう。まず、Nフレーム目の入力データは、n
フレーム時点でブロックaとブロックcに同時に入力さ
れる。ブロックaの出力はn+1フレーム時点でブロッ
クbに転送され、ブロックbで処理された後、n+2フ
レーム時点でブロックdにデータ転送される。
【0028】一方、ブロックcに入力されたデータは、
ブロックcのデータ記憶回路で保持され、1フレーム時
間分の遅延を受けてからデータ処理され、ブロックdに
転送される。こうして、ブロックdに入力される2系統
のデータのフレーム時点を合わせることにより、正しい
データ処理が可能となる。
ブロックcのデータ記憶回路で保持され、1フレーム時
間分の遅延を受けてからデータ処理され、ブロックdに
転送される。こうして、ブロックdに入力される2系統
のデータのフレーム時点を合わせることにより、正しい
データ処理が可能となる。
【0029】実際のビタビ等化器に適用する場合には、
全体回路を1フレーム時間内で処理が可能なブロックに
分割し、各ブロック間でデータの処理が揃うように、デ
ータ記憶回路の記憶容量、遅延フレーム時間等を調節す
る。
全体回路を1フレーム時間内で処理が可能なブロックに
分割し、各ブロック間でデータの処理が揃うように、デ
ータ記憶回路の記憶容量、遅延フレーム時間等を調節す
る。
【0030】1チャネル分のデータを1フレーム時間で
処理することにより、処理装置の動作速度を下げること
ができ、実現が容易になる。さらにパイプライン処理に
よって複数フレーム時間で処理することにより、演算処
理量を削減できる。また、簡略化ビタビ等化器の各ブロ
ックの処理を行なうデータ処理回路を統一的にデータ記
憶回路と、データ演算回路で構成することにより、パイ
プライン処理が有効に実効でき、しかも各ブロックのタ
イミング制御もやり易くなる。
処理することにより、処理装置の動作速度を下げること
ができ、実現が容易になる。さらにパイプライン処理に
よって複数フレーム時間で処理することにより、演算処
理量を削減できる。また、簡略化ビタビ等化器の各ブロ
ックの処理を行なうデータ処理回路を統一的にデータ記
憶回路と、データ演算回路で構成することにより、パイ
プライン処理が有効に実効でき、しかも各ブロックのタ
イミング制御もやり易くなる。
【0031】次に、図1は本発明の一実施例で、この図
において、1は伝搬路係数推定部、2は簡略化のための
主力遅延波を選択する主力波検出部、3はレプリカ計算
部、4、8は整合フィルタ、5は第1の仮判定部、6は
第2の仮判定部、7は非主力波による符号間干渉を除去
する非主力波干渉除去部、9は受信信号を主力波のシン
ボル遅延間隔毎のデータ群に分割するΔ分割部、10は
ブランチメトリック計算部、11はACS部、12はパ
スメトリックメモリ、13は最尤復号部、14は最尤系
列推定部である。
において、1は伝搬路係数推定部、2は簡略化のための
主力遅延波を選択する主力波検出部、3はレプリカ計算
部、4、8は整合フィルタ、5は第1の仮判定部、6は
第2の仮判定部、7は非主力波による符号間干渉を除去
する非主力波干渉除去部、9は受信信号を主力波のシン
ボル遅延間隔毎のデータ群に分割するΔ分割部、10は
ブランチメトリック計算部、11はACS部、12はパ
スメトリックメモリ、13は最尤復号部、14は最尤系
列推定部である。
【0032】ここで、回路要素9から回路要素13によ
り、簡略化した最尤系列推定部14が構成されている。
そして、この図1の実施例では、パスメトリックメモリ
12を除き、各回路要素1〜14は、全て図4で説明し
たデータ処理回路で構成してある。まず、図1の伝搬路
係数推定部1と整合フィルタ4には、図示してない受信
機の復調部で復調された受信データ信号が1フレーム毎
に入力される。
り、簡略化した最尤系列推定部14が構成されている。
そして、この図1の実施例では、パスメトリックメモリ
12を除き、各回路要素1〜14は、全て図4で説明し
たデータ処理回路で構成してある。まず、図1の伝搬路
係数推定部1と整合フィルタ4には、図示してない受信
機の復調部で復調された受信データ信号が1フレーム毎
に入力される。
【0033】そこで、まず、伝搬路係数推定部1では、
受信入力データのプリアンブルデータと、予め定められ
ているプリアンブル基準信号データを比較しながら、フ
ェーディング伝搬路の伝搬路係数hj(j=0〜N)を推
定する。こうして得られた伝搬路係数hjは主力波検出
部2と整合フィルタ4に転送される。
受信入力データのプリアンブルデータと、予め定められ
ているプリアンブル基準信号データを比較しながら、フ
ェーディング伝搬路の伝搬路係数hj(j=0〜N)を推
定する。こうして得られた伝搬路係数hjは主力波検出
部2と整合フィルタ4に転送される。
【0034】整合フィルタ4では、この伝搬路係数hj
から整合フィルタを形成し、受信入力データをフィルタ
処理する。このとき、整合フィルタ4内のデータ記憶回
路で受信入力データを1フレーム時間遅延し、伝搬路係
数hjとの時間合わせを行なう。整合フィルタ4の出力
データは仮判定部5、6及び非主力波干渉除去部7に転
送される。
から整合フィルタを形成し、受信入力データをフィルタ
処理する。このとき、整合フィルタ4内のデータ記憶回
路で受信入力データを1フレーム時間遅延し、伝搬路係
数hjとの時間合わせを行なう。整合フィルタ4の出力
データは仮判定部5、6及び非主力波干渉除去部7に転
送される。
【0035】他方、主力波検出部2では、伝搬路係数h
jから係数振幅の大きい2種の係数hM1、hM2(遅延波に
対応する)を選び出し、主力2波のシンボル遅延間隔Δ
(=M2−M1)を求め、レプリカ計算部3に転送すると
共に、伝搬路係数を仮判定部5、6、非主力波干渉除去
部7、整合フィルタ8、Δ分割部9に転送する。
jから係数振幅の大きい2種の係数hM1、hM2(遅延波に
対応する)を選び出し、主力2波のシンボル遅延間隔Δ
(=M2−M1)を求め、レプリカ計算部3に転送すると
共に、伝搬路係数を仮判定部5、6、非主力波干渉除去
部7、整合フィルタ8、Δ分割部9に転送する。
【0036】まず、レプリカ計算部3では、主力2波に
対するレプリカ(送信データの取り得る値の全ての組合
わせを、主力波のみのフェーディング伝送路を通して受
信したシンボル値)を計算し、ブランチメトリック計算
部10に転送する。
対するレプリカ(送信データの取り得る値の全ての組合
わせを、主力波のみのフェーディング伝送路を通して受
信したシンボル値)を計算し、ブランチメトリック計算
部10に転送する。
【0037】一方、第1仮判定部5では、直接波を除く
伝搬路係数hi(i=1〜N≠0)に仮判定した送信符号
系列を乗算し、直接波以外の遅延波による符号間干渉成
分を生成させ、これを受信信号系列から差し引いて直接
波のみの受信波を推定し、識別することにより、仮判定
した送信符号系列を得る。得られた仮判定データは第2
仮判定部6に転送する。
伝搬路係数hi(i=1〜N≠0)に仮判定した送信符号
系列を乗算し、直接波以外の遅延波による符号間干渉成
分を生成させ、これを受信信号系列から差し引いて直接
波のみの受信波を推定し、識別することにより、仮判定
した送信符号系列を得る。得られた仮判定データは第2
仮判定部6に転送する。
【0038】第2仮判定部6では、最大主力遅延波hM
(hM1、hM2の大きい方)を除く伝搬路係数hi(i=0
〜N≠M)に仮判定部5で求めた仮判定データを乗算し
て、主力波以外の遅延波及び先行波による符号間干渉成
分を生成し、これを受信信号系列から差し引き、識別す
ることによって仮判定データを得る。
(hM1、hM2の大きい方)を除く伝搬路係数hi(i=0
〜N≠M)に仮判定部5で求めた仮判定データを乗算し
て、主力波以外の遅延波及び先行波による符号間干渉成
分を生成し、これを受信信号系列から差し引き、識別す
ることによって仮判定データを得る。
【0039】以上のように、仮判定を2回行なうことに
より、この図1の実施例では、仮判定した送信符号系列
の推定精度を高めるように構成してある。仮判定部6の
仮判定データは非主力波干渉除去部7に転送される。
より、この図1の実施例では、仮判定した送信符号系列
の推定精度を高めるように構成してある。仮判定部6の
仮判定データは非主力波干渉除去部7に転送される。
【0040】非主力波干渉除去部7では、入力された仮
判定データに主力2波を除く伝搬路係数hi(i=0〜
N≠M1、M2)を乗算し、主力2波以外の遅延波及び
先行波による符号間干渉成分を生成し、これを受信信号
系列から差し引き、主力2波のみによるフェーディング
を受けた受信波を推定し、整合フィルタ8に転送する。
判定データに主力2波を除く伝搬路係数hi(i=0〜
N≠M1、M2)を乗算し、主力2波以外の遅延波及び
先行波による符号間干渉成分を生成し、これを受信信号
系列から差し引き、主力2波のみによるフェーディング
を受けた受信波を推定し、整合フィルタ8に転送する。
【0041】整合フィルタ8では、主力2波の伝搬路係
数から整合フィルタを形成し、主力2波受信データをフ
ィルタ処理して最尤系列推定部14に転送する。
数から整合フィルタを形成し、主力2波受信データをフ
ィルタ処理して最尤系列推定部14に転送する。
【0042】この最尤系列推定部14は前述の通り、Δ
分割部9、ブランチメトリック計算部10、ACS部1
1、パスメトリックメモリ12、それに最尤復号部13
から構成されている。
分割部9、ブランチメトリック計算部10、ACS部1
1、パスメトリックメモリ12、それに最尤復号部13
から構成されている。
【0043】そして、まずΔ分割部9では、主力2波受
信データからΔシンボル間隔で抜き出したデータを1個
の集合に纏め、Δ個の集合に分割する。ここで、このよ
うな簡略化ビタビ等化方式では、主力2波のみの符号間
干渉となるので、Δ個に分割した集合のΔシンボル間隔
のデータに対して最尤系列推定を行なう。
信データからΔシンボル間隔で抜き出したデータを1個
の集合に纏め、Δ個の集合に分割する。ここで、このよ
うな簡略化ビタビ等化方式では、主力2波のみの符号間
干渉となるので、Δ個に分割した集合のΔシンボル間隔
のデータに対して最尤系列推定を行なう。
【0044】Δ分割した受信データは、ブランチメトリ
ック計算部10に転送され、ここではレプリカ計算部3
で求めたレプリカと比較され、枝尤度(ブランチメトリ
ック)を計算し、これをACS部11に転送する。AC
S部11では、パスメトリックメモリ12に記憶してい
るパスメトリックと、ブランチメトリックの加算比較選
択(ACS)演算を行って、パスメトリックを更新し、パ
スメトリックメモリ12に記憶する。
ック計算部10に転送され、ここではレプリカ計算部3
で求めたレプリカと比較され、枝尤度(ブランチメトリ
ック)を計算し、これをACS部11に転送する。AC
S部11では、パスメトリックメモリ12に記憶してい
るパスメトリックと、ブランチメトリックの加算比較選
択(ACS)演算を行って、パスメトリックを更新し、パ
スメトリックメモリ12に記憶する。
【0045】また、このとき比較選択によって最後に残
ったパス(生き残りパス)を求め、最尤度復号部13に転
送する。最尤復号部13では、生き残りパスを遡って巡
ることにより、復号データ系列を得、Δ分割を元に戻し
て復号データとして出力する。
ったパス(生き残りパス)を求め、最尤度復号部13に転
送する。最尤復号部13では、生き残りパスを遡って巡
ることにより、復号データ系列を得、Δ分割を元に戻し
て復号データとして出力する。
【0046】上記したように、この図1の実施例では、
各データ処理ブロック、すなわち、伝搬路係数推定部
1、整合フィルタ4、第1判定部5、第2判定部6、非
主力波干渉除去部7、整合フィルタ8、Δ分割部9、ブ
ランチメトリック計算部10、ACS部11、それに最
尤復号部13が各々のデータ処理を1フレーム時間かけ
て行なうので、入力信号が印加されてから出力信号が出
るまで10フレーム時間掛かることになる(パスメトリ
ックメモリ12はACS部11に含まれる)。
各データ処理ブロック、すなわち、伝搬路係数推定部
1、整合フィルタ4、第1判定部5、第2判定部6、非
主力波干渉除去部7、整合フィルタ8、Δ分割部9、ブ
ランチメトリック計算部10、ACS部11、それに最
尤復号部13が各々のデータ処理を1フレーム時間かけ
て行なうので、入力信号が印加されてから出力信号が出
るまで10フレーム時間掛かることになる(パスメトリ
ックメモリ12はACS部11に含まれる)。
【0047】これらの各データ処理部ブロックは、上記
したように、データ記憶回路と、データ演算回路とから
構成されている。具体的には、まずフィルタ処理を必要
とする整合フィルタ4、8と各仮判定部5、6、それに
非主力波干渉除去部7などは、FIRフィルタLSIを
中心とする論理回路でデータ演算回路を構成し、データ
記憶回路はFIFOの様なシーケンシャルメモリによっ
て構成してある。
したように、データ記憶回路と、データ演算回路とから
構成されている。具体的には、まずフィルタ処理を必要
とする整合フィルタ4、8と各仮判定部5、6、それに
非主力波干渉除去部7などは、FIRフィルタLSIを
中心とする論理回路でデータ演算回路を構成し、データ
記憶回路はFIFOの様なシーケンシャルメモリによっ
て構成してある。
【0048】一方、伝搬路係数推定部1、主力波検出部
2、レプリカ計算部3、Δ分割部9、最尤復号部13な
ど入力データの値によって、信号処理の内容が変わるよ
うな適応処理を必要とする部分では、蓄積プログラム制
御のディジタル信号処理LSI(DSP)を用いてデータ
演算回路を構成し、データ記憶回路はランダムアクセス
メモリ(RAM)によって構成してある。
2、レプリカ計算部3、Δ分割部9、最尤復号部13な
ど入力データの値によって、信号処理の内容が変わるよ
うな適応処理を必要とする部分では、蓄積プログラム制
御のディジタル信号処理LSI(DSP)を用いてデータ
演算回路を構成し、データ記憶回路はランダムアクセス
メモリ(RAM)によって構成してある。
【0049】また、ブランチメトリック計算部10、A
CS部11など、信号処理の内容は単純で固定的である
が、高速処理が要求されるブロックでは、読み出し専用
メモリ(ROM)による表検索や、専用論理回路等により
データ演算回路を構成してある。なお、パスメトリック
メモリ12は、ACS部11の一時待避メモリとして構
成することもできる。
CS部11など、信号処理の内容は単純で固定的である
が、高速処理が要求されるブロックでは、読み出し専用
メモリ(ROM)による表検索や、専用論理回路等により
データ演算回路を構成してある。なお、パスメトリック
メモリ12は、ACS部11の一時待避メモリとして構
成することもできる。
【0050】従って、この図1の実施例によれば、現状
のディジタル回路素子を用いて容易に簡略化ビタビ等化
器を実現することができる。
のディジタル回路素子を用いて容易に簡略化ビタビ等化
器を実現することができる。
【0051】また、上記実施例では、各ブロックのデー
タ処理回路がほとんど共通な回路で構成できるので、ブ
ロック間のデータ転送が容易になり、全体を動作させる
ための制御がやり易いという利点があり、パイプライン
処理に最適な回路構成を容易に実現することができる。
タ処理回路がほとんど共通な回路で構成できるので、ブ
ロック間のデータ転送が容易になり、全体を動作させる
ための制御がやり易いという利点があり、パイプライン
処理に最適な回路構成を容易に実現することができる。
【0052】さらにまた、上記実施例では、各ブロック
の処理時間を1フレーム時間とし、複数フレーム時間に
わたるパイプライン処理できるので、各ブロックの信号
処理速度をさほど大きくしなくても、演算処理量の大き
い簡略化ビタビ等化器を現実的なデバイスを用いて構成
することができる。
の処理時間を1フレーム時間とし、複数フレーム時間に
わたるパイプライン処理できるので、各ブロックの信号
処理速度をさほど大きくしなくても、演算処理量の大き
い簡略化ビタビ等化器を現実的なデバイスを用いて構成
することができる。
【0053】次に、本発明の実施形態について、図1の
実施例における第2仮判定部6を例にして、図2により
更に詳しく説明する。この図2において、まず、図2−
aは第2仮判定部6の論理回路構成を示したもので、こ
の図において、21は加減算器、22、250〜25Nは
掛算器、23はデータ識別器、241〜24Nは遅延素
子、26は累算器、27、28はFIRフィルタであ
る。
実施例における第2仮判定部6を例にして、図2により
更に詳しく説明する。この図2において、まず、図2−
aは第2仮判定部6の論理回路構成を示したもので、こ
の図において、21は加減算器、22、250〜25Nは
掛算器、23はデータ識別器、241〜24Nは遅延素
子、26は累算器、27、28はFIRフィルタであ
る。
【0054】次に図2−bは、第2仮判定部6をハード
ウエアで実現した場合のブロック構成を示したもので、
この図において、31、32はFIFO、33は論理回
路、34、35はFIRフィルタ(Finite Impulse Resp
onse:非巡回形フィルタ)、36は加算器である。
ウエアで実現した場合のブロック構成を示したもので、
この図において、31、32はFIFO、33は論理回
路、34、35はFIRフィルタ(Finite Impulse Resp
onse:非巡回形フィルタ)、36は加算器である。
【0055】まず、図2−aにより、仮判定部6の動作
を詳しく説明する。前段の回路(第1仮判定部5)から供
給された仮判定信号はFIRフィルタ27に入力され、
遅延素子列241〜24M-1により順次シフトされる。ま
た、このときFIRフィルタ27に入力された仮判定信
号は最初の掛算器250にも供給され、これに続く掛算
器251〜25M-1には、各遅延素子241〜24M-1の出
力データが入力される。
を詳しく説明する。前段の回路(第1仮判定部5)から供
給された仮判定信号はFIRフィルタ27に入力され、
遅延素子列241〜24M-1により順次シフトされる。ま
た、このときFIRフィルタ27に入力された仮判定信
号は最初の掛算器250にも供給され、これに続く掛算
器251〜25M-1には、各遅延素子241〜24M-1の出
力データが入力される。
【0056】そして、これら掛算器250〜25M-1によ
り、主力波検出部2で求められている伝搬路係数h0〜
hM-1が、それぞれ仮判定信号と順次遅延された各出力
データに乗算され、それぞれ累算器26で積算される。
従って、FIRフィルタ27は、これら遅延素子列24
1〜24M-1と掛算器250〜25M-1、それに累算器26
により構成されていることになる。
り、主力波検出部2で求められている伝搬路係数h0〜
hM-1が、それぞれ仮判定信号と順次遅延された各出力
データに乗算され、それぞれ累算器26で積算される。
従って、FIRフィルタ27は、これら遅延素子列24
1〜24M-1と掛算器250〜25M-1、それに累算器26
により構成されていることになる。
【0057】ここで、伝搬路係数h0〜hM-1は、主力波
(hM)に対する先行波の符号間干渉成分を表わすので、
累算器26の出力には、主力波の先行波による符号間干
渉成分が得られる。そこで、これを加減算器21に供給
して受信信号から差し引く。
(hM)に対する先行波の符号間干渉成分を表わすので、
累算器26の出力には、主力波の先行波による符号間干
渉成分が得られる。そこで、これを加減算器21に供給
して受信信号から差し引く。
【0058】この加減算器21の出力である差信号は、
次いで掛算器22により主力波伝搬路係数の共役複素係
数hMを掛けることにより正規化し、データ識別器23
によって仮判定して出力する。
次いで掛算器22により主力波伝搬路係数の共役複素係
数hMを掛けることにより正規化し、データ識別器23
によって仮判定して出力する。
【0059】さらに、この仮判定結果は、遅延素子列2
4M〜24Nに入力してシフトさせ、掛算器25M+1〜2
5Nで伝搬路係数hM+1〜hNを掛け、累算器26で積算
する。従って、これら遅延素子列24M〜24Nと掛算器
25M+1〜25N、それに累算器26によりFIRフィル
タ28が構成されていることになる。
4M〜24Nに入力してシフトさせ、掛算器25M+1〜2
5Nで伝搬路係数hM+1〜hNを掛け、累算器26で積算
する。従って、これら遅延素子列24M〜24Nと掛算器
25M+1〜25N、それに累算器26によりFIRフィル
タ28が構成されていることになる。
【0060】ここで、伝搬路係数hM+1〜hNは、主力波
(hM)の遅延波による符号間干渉成分を表わす。従っ
て、累算器26の出力には、主力波の先行波と遅延波の
双方による符号間干渉成分が得られるので、これを受信
信号から引くと、主力波だけが存在しているときの受信
波が得られ、これを識別することにより、出力信号とし
て仮判定データが得られることになる。
(hM)の遅延波による符号間干渉成分を表わす。従っ
て、累算器26の出力には、主力波の先行波と遅延波の
双方による符号間干渉成分が得られるので、これを受信
信号から引くと、主力波だけが存在しているときの受信
波が得られ、これを識別することにより、出力信号とし
て仮判定データが得られることになる。
【0061】次に、図2−aに示した仮判定部6を、ハ
ードウェアで実現した場合の一実施例を図2−bに示
す。上記したように、FIRフィルタ27、28の係数
は、主力波検出部2から転送されてくるが、伝搬路係数
値、及び主力波係数hMの位置Mはフレーム毎に変化す
るもので、一定ではない。
ードウェアで実現した場合の一実施例を図2−bに示
す。上記したように、FIRフィルタ27、28の係数
は、主力波検出部2から転送されてくるが、伝搬路係数
値、及び主力波係数hMの位置Mはフレーム毎に変化す
るもので、一定ではない。
【0062】そこで、この実施例では、フィルタ部を2
個のFIRフィルタ34、35と、加算器36で構成す
る。そして、このとき、第1仮判定部5からの仮判定信
号と受信信号は、それぞれFIFO31、32で一旦記
憶し、必要なフレーム時間の遅延合わせを行なうように
構成してある。
個のFIRフィルタ34、35と、加算器36で構成す
る。そして、このとき、第1仮判定部5からの仮判定信
号と受信信号は、それぞれFIFO31、32で一旦記
憶し、必要なフレーム時間の遅延合わせを行なうように
構成してある。
【0063】また、この第2仮判定部6では、先行波の
符号間干渉も計算する。このため第1仮判定部5の出力
信号は、主力波係数の位置Mシンボルだけ受信信号より
先に入力する必要があるが、これに必要な時間合わせも
FIFO31、32で行なうことができる。
符号間干渉も計算する。このため第1仮判定部5の出力
信号は、主力波係数の位置Mシンボルだけ受信信号より
先に入力する必要があるが、これに必要な時間合わせも
FIFO31、32で行なうことができる。
【0064】次に、図2−aの加減算器21と掛算器2
2、それにデータ識別器23は、ROMやPLD(プロ
グラマブル ロジック デバイス)などを用いた論理回路
33で構成することができる。
2、それにデータ識別器23は、ROMやPLD(プロ
グラマブル ロジック デバイス)などを用いた論理回路
33で構成することができる。
【0065】上述したように、この実施形態では、主と
してフィルタ処理のための処理部では、専用のフィルタ
用LSIを用いてデータ演算回路を構成することによ
り、汎用のDSPを用いるよりも高速処理が行なえ、し
かも処理の制御も容易に行なえることになる。
してフィルタ処理のための処理部では、専用のフィルタ
用LSIを用いてデータ演算回路を構成することによ
り、汎用のDSPを用いるよりも高速処理が行なえ、し
かも処理の制御も容易に行なえることになる。
【0066】従って、この実施形態によれば、各ブロッ
クに最適なデータ処理回路を用い、それらを組み合わせ
ることによって、パイプライン的に動作する簡易化ビタ
ビ等化器を構成することができ、容易に簡易化ビタビ等
化器を実現させることができる。
クに最適なデータ処理回路を用い、それらを組み合わせ
ることによって、パイプライン的に動作する簡易化ビタ
ビ等化器を構成することができ、容易に簡易化ビタビ等
化器を実現させることができる。
【0067】また、この実施形態では、複数フレームに
わたって処理を行なうので、通常は実現が難しい先行波
のフィルタリング処理も容易に行えるという利点があ
る。
わたって処理を行なうので、通常は実現が難しい先行波
のフィルタリング処理も容易に行えるという利点があ
る。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、信号の演算処理量の大
きな簡略化ビタビ等化器の全体回路を、複数個のブロッ
クに分割し、各ブロックの信号処理を1フレーム時間掛
けて行ない、複数フレーム時間にわたるパイプライン処
理によって全体の信号処理を行なうようにしたので、各
ブロックの信号処理速度をあまり大きくする必要がな
く、従って、現実的なデバイスを用いて容易に簡略化ビ
タビ等化器を実現することができる。
きな簡略化ビタビ等化器の全体回路を、複数個のブロッ
クに分割し、各ブロックの信号処理を1フレーム時間掛
けて行ない、複数フレーム時間にわたるパイプライン処
理によって全体の信号処理を行なうようにしたので、各
ブロックの信号処理速度をあまり大きくする必要がな
く、従って、現実的なデバイスを用いて容易に簡略化ビ
タビ等化器を実現することができる。
【0069】また、本発明では、各ブロックのデータ処
理回路を、データ記憶回路とデータ処理回路とからなる
共通な回路構成とすることができるので、ブロック間の
データ転送と全体の共通制御が容易になり、パイプライ
ン処理に最適な回路構成の簡略化ビタビ等化器を実現す
ることができる。
理回路を、データ記憶回路とデータ処理回路とからなる
共通な回路構成とすることができるので、ブロック間の
データ転送と全体の共通制御が容易になり、パイプライ
ン処理に最適な回路構成の簡略化ビタビ等化器を実現す
ることができる。
【0070】さらに本発明では、各ブロックのデータ処
理回路は、各ブロックの信号処理内容に最適な回路構成
を任意に選択することができるので、最適設計の簡略化
ビタビ等化器を容易に得ることができる。
理回路は、各ブロックの信号処理内容に最適な回路構成
を任意に選択することができるので、最適設計の簡略化
ビタビ等化器を容易に得ることができる。
【図1】本発明によるビタビ等化器の一実施形態を示す
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施形態における仮判定部の詳細説
明図である。
明図である。
【図3】無線伝送データのフレーム構成の説明図であ
る。
る。
【図4】本発明におけるデータ処理回路の基本ブロック
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図5】本発明におけるデータ処理回路の説明図であ
る。
る。
【図6】本発明におけるデータ処理回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。
るためのタイミング図である。
【図7】簡略化ビタビ等化器の従来例を示すブロック構
成図である。
成図である。
【符号の説明】 1、17 伝搬路係数推定部 2 主力波検出部 3 レプリカ計算部 4、8、72 整合フィルタ 5、6、75 仮判定部 7 非主力波干渉除去部 9 Δ分割部 10 ブランチメトリック計算部 11 ACS部 12 パスメトリックメモリ 13 最尤復号部 14 最尤系列推定部 21、36 加減算器 22、250〜25N 掛算器 23 データ識別器 241〜24N 遅延素子 26 累算器 27、28、34、35 FIRフィルタ 31、32 FIFO 33 論理回路 41 データ記憶回路 42 データ演算回路 43、51〜54 データ処理回路 73 最尤系列推定器 74 適用波選択部 76 符号間干渉除去部
Claims (4)
- 【請求項1】 周波数選択性フェーディングに起因する
符号間干渉を生じる伝搬路のインパルス応答を推定する
伝搬路係数推定処理部と、該伝搬路係数推定処理部の出
力である推定伝搬路係数に基づいて構成した整合フィル
タ処理部と、該整合フィルタ処理部の出力と前記推定伝
搬路係数から送信シンボル系列をビタビアルゴリズムに
よって最尤推定する最尤系列推定処理部とを有するビタ
ビ等化器において、 前記各処理部を、 入力されたデータを少なくとも1フレーム分記憶するデ
ータ記憶回路と、このデータ記憶回路に縦続接続され、
該データ記憶回路から読出したデータを1フレーム毎に
信号処理し、処理結果を次の回路に転送するデータ演算
回路とからなるデータ処理回路で構成し、 前記データ処理回路により、フレーム毎の受信データ
が、複数フレーム時間をかけて、パイプライン方式によ
り処理されるように構成されていることを特徴とするビ
タビ等化器。 - 【請求項2】 周波数選択性フェーディングに起因する
符号間干渉を生じる伝搬路のインパルス応答を推定する
伝搬路係数推定処理部と、該伝搬路係数推定処理部の出
力である推定伝搬路係数に基づいて構成した整合フィル
タ処理部と、該整合フィルタ処理部の出力と前記推定伝
搬路係数から送信シンボル系列をビタビアルゴリズムに
よって最尤推定する最尤系列推定処理部とを有するビタ
ビ等化器に、 受信シンボル系列から仮の復号データである仮判定デー
タを得る仮判定処理部と、 前記推定伝搬路係数から前記ビタビアルゴリズムを適用
する受信波成分を選択する適用波選択処理部と、 前記仮判定データと前記推定伝搬路係数を用い、選択さ
れた受信波成分以外の符号間干渉信号成分を除去する符
号間干渉除去処理部とを付加し、 前記適用波選択処理部により選択した受信波成分によっ
て定まる所定の状態のときだけ、前記符号間干渉除去処
理部の出力に対して、前記最尤系列推定処理部によるビ
タビアルゴリズムを適用する方式の簡略化ビタビ等化器
において、 前記各処理部を、 入力されたデータを少なくとも1フレーム分記憶するデ
ータ記憶回路と、このデータ記憶回路に縦続接続され、
該データ記憶回路から読出したデータを1フレーム毎に
信号処理し、処理結果を次の回路に転送するデータ演算
回路とからなるデータ処理回路で構成し、 前記データ処理回路により、フレーム毎の受信データ
が、複数フレーム時間をかけて、パイプライン方式によ
り処理されるように構成されていることを特徴とするビ
タビ等化器。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2の発明において、 前記データ記憶回路がFIFOで構成され、前記データ
演算回路が、複数のディジタルフィルタ回路及びディジ
タル論理回路で構成されていることを特徴とするビタビ
等化器。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2の発明において、 前記データ処理回路の内、少なくとも前記伝搬路係数推
定処理部と前記適用波選択処理部及び前記最尤系列推定
処理部を構成するデータ処理回路は、そのデータ記憶回
路がRAMで構成され、データ演算回路は、少なくとも
1個のディジタ信号処理プロセッサで構成されているこ
とを特徴とするビタビ等化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19895496A JPH1051362A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | ビタビ等化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19895496A JPH1051362A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | ビタビ等化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1051362A true JPH1051362A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16399709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19895496A Pending JPH1051362A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | ビタビ等化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1051362A (ja) |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP19895496A patent/JPH1051362A/ja active Pending
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