JPH1051755A - テレビ会議端末の画面表示制御装置 - Google Patents

テレビ会議端末の画面表示制御装置

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JPH1051755A
JPH1051755A JP9047849A JP4784997A JPH1051755A JP H1051755 A JPH1051755 A JP H1051755A JP 9047849 A JP9047849 A JP 9047849A JP 4784997 A JP4784997 A JP 4784997A JP H1051755 A JPH1051755 A JP H1051755A
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JP
Japan
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image
person
unit
screen
face
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Application number
JP9047849A
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English (en)
Inventor
Takafumi Enami
隆文 枝並
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/865,027 priority patent/US6297846B1/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00—Television systems
    • H04N7/14—Systems for two-way working
    • H04N7/141—Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/142—Constructional details of the terminal equipment, e.g. arrangements of the camera and the display
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N7/141—Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/148—Interfacing a video terminal to a particular transmission medium, e.g. ISDN
    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00—Image coding
    • G06T9/001—Model-based coding, e.g. wire frame

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人物画像の適切な表示を行うためのテレビ会
議端末の画面表示制御装置に関し、人物検出を確実に行
い、かつ人物の移動があっても見やすい画像表示を自動
的に行うことを課題とする。 【解決手段】 カメラ1が、人物を含めた会議室全体の
広角撮影画像を人物位置検出手段2および画像切出手段
3へ送る。人物位置検出手段2は、送られた画像を基に
して人物位置を検出する。画像切出手段3が、人物位置
検出手段2により検出された人物位置の画面上での移動
度合いに応じて、人物を含めた表示されるべき画像範囲
を決定し、カメラ1の画像から当該画像範囲を切り出
す。画面調整手段4が、画像切出手段3により切り出さ
れた画像を画像表示装置の画面の大きさに調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ会議端末の
画面表示制御装置に関し、特に、人物画像の適切な表示
を行うためのテレビ会議端末の画面表示制御装置に関す
る。
【0002】テレビ会議端末においては、相手端末で再
生される画像に自端末側の人物が正常に写っているかど
うかを確認することが必要である。これを行わないとせ
っかくテレビ会議を行っているにもかかわらず、相手に
送られた画像に人物が含まれていなかったり、人物の一
部しか含まれていないことがしばしば発生し、円滑なテ
レビ会議の進行を阻害する。本発明は、そうした人物像
の確実な送信に関する技術を提供する。
【0003】
【従来の技術】従来の最も一般的な装置では、相手端末
へ送信している画像を、自端末側の画像表示装置の画面
の一部にもモニタ画像として表示するようにしている。
この装置では、送信側において、モニタ画面に写ってい
る人物自身がその画面を見ながら定期的に自分の姿が正
常に送られているか、すなわち、画面の中に正常に入っ
ているかどうかを常時確認し、画面から自分の画像がは
み出しているような場合には、手動でカメラの向きを修
正するなどの行為が必要となる。そのため、自分の姿が
正常に送られているかどうかを常に気を使っていなけれ
ばならず、またカメラの位置を修正したりすることによ
りテレビ会議の円滑な進行を阻害するという問題を抱え
ている。
【0004】また、カメラ自身にズーム機構および首振
り機構を持たせたものを使用し、首振りやズームの操作
を相手端末側や自端末側で行うようにした装置もある。
この装置では、こうした操作を行う操作者が必要とな
る。特に操作者が会議参加者である場合には操作に意識
が集中してしまい、円滑な会議の進行の妨げとなる。
【0005】こうした上記の装置ではいずれも、送信側
の人物像が受信端末に正しく表示されるようにするため
に、注意を集中しなければならない人や操作を行わなけ
ればならない人が必要である。こうした人の介在を無用
とすることを可能にした装置として、従来、送信側にお
いて、広角で解像度の高い固定カメラにより人物を含め
て会議室全体を撮影し、その画像を基にして人物の存在
する領域を検出し、人物を中心に据えた一定の大きさの
画像を切り取り、受信側の画像表示装置の画面に合わせ
た大きさに拡大して受信側へ送るようにしたものがあ
る。この装置では、人物が移動しても、その移動が、広
角の固定カメラで撮影されている範囲内であれば、受信
側の表示装置の画面中央に常時その人物像を表示するこ
とが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の人物像
を受信側の画像表示装置の画面中央に自動的に常時表示
する装置では、後述のように人物像の検出に問題がある
とともに、人物像の検出ができたとしても、人物像の大
きさを一定にし、それを中心に据えた画像を切り出すた
め、人物の移動に伴い背景のみが変化する。こうした画
像では、背景を含めた人物の全体的な動きを把握するこ
とが困難になると共に、背景に関してはカメラ移動を過
度に行なったときと同じような感じの画像となり、違和
感のある見づらい画面表示になってしまう。
【0007】なお従来の人物検出の方法としては、はじ
めに人物のいない状態の背景画像を記憶しておき、その
画像とテレビ会議中の人物を含む画像との差分を求める
ことにより人物位置を求める方法が知られている。しか
し、この方法は、背景に時間的変化が生じない場合にし
か適用できず、また、この方法ではカメラの向きや位置
を変えることもできないことになる。
【0008】また、従来の人物検出方法として、画像フ
レーム間の差分(動き量)を求めることで人物位置を抽
出する方法もあるが、フレーム間の細かなノイズや背景
の動きによるノイズなどが混在してしまい、十分安定し
た検出精度を得ることは難しい。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、人物検出を確実に行い、かつ人物の移動があ
っても見やすい画像表示を自動的に行うことを可能にし
たテレビ会議端末の画面表示制御装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、カメラ1から送られ
た広角撮影画像を基にして人物位置を検出する人物位置
検出手段2と、人物位置検出手段2により検出された人
物位置の画面上での移動度合いに応じて、人物を含めた
表示されるべき画像範囲を決定し、カメラ1の画像から
当該画像範囲を切り出す画像切出手段3と、画像切出手
段3により切り出された画像を画像表示装置の画面の大
きさに調整する画面調整手段4とを有することを特徴と
するテレビ会議端末の画面表示制御装置が提供される。
【0011】以上のような構成において、カメラ1が、
人物を含めた会議室全体の広角撮影画像を人物位置検出
手段2および画像切出手段3へ送る。カメラ1は、固定
された広角ビデオカメラである。人物位置検出手段2
は、送られた画像を基にして人物位置を検出する。具体
的には、カメラ1からの画像を基にして、まず人物の顔
位置を検出し、検出した顔位置を基準にして人物の身体
位置を検出する。これらの顔位置や身体位置の検出に
は、顔色や動きベクトルが利用される。
【0012】つぎに、画像切出手段3が、人物位置検出
手段2により検出された人物位置の画面上での移動度合
いに応じて、人物を含めた表示されるべき画像範囲を決
定し、カメラ1の画像から当該画像範囲を切り出す。す
なわち、人物位置の画面上での移動度合いを検出し、こ
の移動度合いが大きいときには、人物を含めた表示され
るべき画像範囲を大きく設定し、一方、移動度合いが小
さいときには、人物を含めた表示されるべき画像範囲を
小さく設定する。そして、カメラ1の画像から、この設
定された画像範囲の画像を抽出する。
【0013】最後に、画面調整手段4が、画像切出手段
3により切り出された画像を画像表示装置の画面の大き
さに調整する。このようにして、人物抽出を確実に行
い、かつ人物の移動があっても、自動的にズームアウト
する方法により見やすい画像表示を可能としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。まず、本発明に係るテレビ会議
端末の画面表示制御装置の第1の実施の形態の原理構成
を、図1を参照して説明する。本実施の形態は、カメラ
1から送られた広角撮影画像を基にして人物位置を検出
する人物位置検出手段2と、人物位置検出手段2により
検出された人物位置の画面上での移動度合いに応じて、
人物を含めた表示されるべき画像範囲を決定し、カメラ
1の画像から当該画像範囲を切り出す画像切出手段3
と、画像切出手段3により切り出された画像を画像表示
装置の画面の大きさに調整する画面調整手段4とから構
成される。
【0015】以上のような構成において、カメラ1が、
人物を含めた会議室全体の広角撮影画像を人物位置検出
手段2および画像切出手段3へ送る。カメラ1は、固定
された広角ビデオカメラである。人物位置検出手段2
は、送られた画像を基にして人物位置を検出する。具体
的には、カメラ1からの画像を基にして、まず人物の顔
位置を検出し、検出した顔位置を基準にして人物の身体
位置を検出する。これらの顔位置や身体位置の検出に
は、顔色や動きベクトルが利用される。
【0016】つぎに、画像切出手段3が、人物位置検出
手段2により検出された人物位置の画面上での移動度合
いに応じて、人物を含めた表示されるべき画像範囲を決
定し、カメラ1の画像から当該画像範囲を切り出す。す
なわち、人物位置の画面上での移動度合いを検出し、こ
の移動度合いが大きいときには、人物を含めた表示され
るべき画像範囲を大きく設定し、一方、移動度合いが小
さいときには、人物を含めた表示されるべき画像範囲を
小さく設定する。そして、カメラ1の画像から、この設
定された画像範囲の画像を抽出する。
【0017】最後に、画面調整手段4が、画像切出手段
3により切り出された画像を画像表示装置の画面の大き
さに調整する。このようにして、人物抽出を確実に行
い、かつ人物の移動があっても、自動的にズームアウト
する方法により見やすい画像表示を可能としている。
【0018】図2は第1の実施の形態の詳しい構成を示
すブロック図である。なお、図1に示す構成と図2に示
す構成との対応関係については、図2に基づく説明を行
なった後に記述する。
【0019】図中、カメラ11が、会議に参加している
人物を含めた会議室全体を撮影し、その画像をフレーム
メモリ12へ送り、格納する。カメラ11は、広範囲に
撮影することができる広角のテレビカメラであるととも
に、高解像度のテレビカメラである。ズーム機構や首振
り機構を備えてはいず、カメラ11の向きや位置も固定
されている。
【0020】フレームメモリ12に蓄えられた画像情報
に対して、所定数の画素間隔のサンプリングが行われ、
間引きフレームメモリ13に蓄えられる。顔位置検出回
路14は、間引きフレームメモリ13に蓄えられた画像
情報を処理することにより人物の顔位置や大きさを検出
する。その顔位置や大きさを基にして、人物位置検出回
路15が、人物の身体の位置の検出を行う。こうして検
出された人物位置を基にして、切り出し位置決定回路1
6が、人物位置が移動している場合には、その人物像を
含めた画像の切り出されるべき範囲を広く設定し(後述
のようにズームアウトしたような画像になる)、人物位
置が移動していない場合にはその画像の切り出されるべ
き範囲を狭く設定する(後述のようにズームインしたよ
うな画像になる)。
【0021】画像切り出し回路17は、設定された範囲
のアスペクト比を調整の上、フレームメモリ12に格納
された画像から、その範囲の画像を切り出して画像拡大
縮小回路18へ送る。画像拡大縮小回路18は、送られ
た画像を、受信側の画像表示装置の画面に合わせた大き
さに調整して、切り出し画像フレームバッファ19に格
納する。画像圧縮回路20は、切り出し画像フレームバ
ッファ19から読み出した画像データに対して、CCI
TT−H.261などの標準化された画像符号化方法に
より情報量の圧縮を行い、受信側へ出力する。
【0022】なお、図1に示すカメラ1は図2のカメラ
11に対応し、図1に示す人物位置検出手段2は図2の
顔位置検出回路14および人物位置検出回路15に対応
し、図1に示す画像切出手段3は図2の切り出し位置決
定回路16および画像切り出し回路17に対応し、図1
に示す画面調整手段4は図2の画像拡大縮小回路18に
対応する。
【0023】図3は顔位置検出回路14の動作を説明す
る図である。顔位置検出回路14は、色識別を基本とす
る顔位置検出処理(処理23,データ24)とフレーム
間微分を基本とする顔位置検出処理(処理25,データ
26)を行い、それらの結果を用いて人物の顔位置を特
定する(データ27,データ28)。それらの処理を高
速に行うために、フレームメモリ12に格納された原画
像21の全画素に対してではなく、所定数の画素間隔の
サンプル点(サンプル点配列データ22)に対してこう
した処理を行うようにする。そのために、顔位置検出回
路14の処理に先立って、データのサンプリングが行わ
れる。
【0024】すなわち、原画像21の左上を起点とする
画像データ配列をPx,y とすると、サンプル点配列デー
タ22のサンプル点Qi,j (n )を、下記式(1)に基
づき算出する。
【0025】
【数1】
【0026】ただし、nはフレーム番号、sx はx方向
間引き間隔、sy はy方向間引き間隔である。なお、原
画像21の画像データはカラー情報であるので、Pおよ
びQはRGBデータまたはYC表現による3次ベクトル
値である。
【0027】こうしたサンプル点配列データ22のサン
プル点Qi,j (n )を用いて、顔位置検出回路14は、
色識別を基本とする顔位置検出処理を行う。すなわち、
下記式(2)に基づき、サンプル点Qi,j (n )と、人
物顔色の標準辞書の中に登録されている色との距離を、
色評価値Eci,jとして算出する(処理23)。
【0028】
【数2】
【0029】ここで、Dc (k)は、前もって設定され
た人物の顔色(肌色)に関する標準値であり、Nd は標
準値の個数、||は絶対値、W(k) は標準値毎の分散を
基本とする重み係数である。
【0030】こうして得られた色評価値Eci,jが、図3
のデータ24である。ここでは、色評価値Eci,jが大き
く、顔色に近い点を大きな黒丸で図示している。なお、
カメラ11の色入力値の偏りや、照明などの影響を考慮
して、上記の色評価値の代わりに、下記式(3)で表さ
れるようなQ'i,jを使用するようにしてもよい。
【0031】
【数3】
【0032】ただし、Sc は画面内の平均色を示すオフ
セット量であり、下記式(4)で表せる。
【0033】
【数4】
【0034】また、サンプル点配列データ22のサンプ
ル点Qi,j (n )を用いて、顔位置検出回路14は、フ
レーム間微分を基本とする顔位置検出処理を行う。すな
わち、下記式(5)に基づき、フレーム間差分である動
きに対する評価値Emi,jを算出する(処理25)。
【0035】
【数5】
【0036】ただし、Np は差分を取るための次数、a
k は予測のための係数である。例えばNp =1、a1 =
1とすると、単純なフレーム間差分を計算することにな
る。Nd、ak は、実際には画像のフレーム間の時間に
より指定されることが望ましい。
【0037】こうして得られた動き評価値Emi,jが、図
3のデータ26である。ここでは、動き評価値Emi,jが
大きく、したがって人物像である可能性の高い点を大き
な黒丸で図示している。
【0038】以上の色評価値Ec および動き評価値Em
を基にして、総合的な顔位置の評価値Ei,j を下記式
(6)により定義する。
【0039】
【数6】
【0040】ここで、Ac 、Am はそれぞれ、色評価値
Ec および動き評価値Em の線形結合用の重み係数であ
る。なお、動き評価値Em は基本的に微分操作を含んで
いるため、顔の周辺部分のみで大きくなり、顔の中心部
では小さくなる傾向がある。こうしたこと避けるため、
動き評価値Em を隣接周辺部分に伝搬し、安定した顔の
検出を実現することが望ましい。そのためには、下記式
(7)に基づき「ぼかし」処理を施した総合評価値Ei,
j を得るようにする。
【0041】
【数7】
【0042】ここで、Am(i,j)は動き評価値Em を加算
するための加算重み係数値であり、ガウス分布またはピ
ラミッド型の重み係数として設定される。このようにし
て各サンプル点毎に計算された総合評価値Ei,j を用い
て、顔位置検出回路14は顔位置の検出を行う。すなわ
ち、全サンプル点について、下記式(8)を満たす点を
顔候補点として登録する(データ27)。
【0043】
【数8】
【0044】ここで、THf は顔位置の検出のための評
価基準値であり、前もって設定されるものである。この
ようにして得られた顔候補点の座標をパラメータとする
クラスタリング処理またはヒストグラム(投影)による
グルーピング処理を行うことにより、顔候補点の座標を
数個のグループに分割する。このグループ毎の点群に対
する外接四角形を計算することにより顔位置および顔の
大きさを得ることができる(データ28)。
【0045】以上の処理により一度顔位置を検出した
後、その時に検出された顔色の値をその後の顔位置検出
処理の際の標本色に設定する。これにより、顔位置検出
処理の精度の向上を図ることが可能である。
【0046】図4は人物位置検出回路15の動作を示す
図である。人物位置検出回路15には、顔位置検出回路
14から、図3のデータ26およびデータ28が送られ
る。これらを図4では、データ33およびデータ31と
それぞれ表すことにする。また人物位置検出回路15に
は、人物の顔位置に対する身体位置の形状を知識データ
ベース32として予め記憶しておく。これらのデータ2
6、データ28、知識データベース32を基にして、人
物位置検出回路15は人物位置の検出を行う(処理3
4)。
【0047】すなわち、まず、知識データベース32と
して、顔位置の中心を基準とする身体位置の相対座標群
を座標列により指定する。または、そうした相対座標群
を、判定関数と、それに付随する評価値計算のための係
数または係数式とにより定義する。このとき、身体位置
は顔の大きさをパラメータとして決定される。
【0048】具体的には、顔位置を基準とする身体位置
の相対座標群は次の様に表現される。 (a)人物の身体形状を三角形で近似する場合には、人
物の顔位置を座標中心(原点)と考えたときに、人物の
身体形状を下記式(9a),(9b)を満たす範囲とし
て表すことができる。
【0049】
【数9】
【0050】人物位置検出回路15は、こうした範囲を
人物の身体が存在する可能性のある場所と見做して、デ
ータ33を基に、その範囲における動き評価値Emi,jが
大きい場所を探索する。 (b)人物の身体形状を四角形で近似する場合には、人
物の顔位置を座標中心(原点)と考えたときに、人物の
身体形状を下記式(10a),(10b)を満たす範囲
として表すことができる。
【0051】
【数10】
【0052】人物位置検出回路15は、こうした範囲を
人物の身体が存在する可能性のある場所と見做して、デ
ータ33を基に、その範囲における動き評価値Emi,jが
大きい場所を探索する。 (c)人物身体形状を重み付き三角形領域で定義する場
合には、まず、下記式(11)により身体位置に対応す
る重みCbを算出する。
【0053】
【数11】
【0054】ただし、A,Bは定数であり、a0は下記
式(12)により算出する。
【0055】
【数12】
【0056】ここで、xf,yfは顔の中心座標値であ
る。そして、こうして得られた重みCbを用いて、下記
式(13)に基づき動き評価値E'mi,j を算出する。
【0057】
【数13】
【0058】この動き評価値E'mi,j のうちで、下記式
(14)を満たす値を以て、人物の身体が存在する位置
とする。
【0059】
【数14】
【0060】ただし、THb は身体位置の検出のための
評価基準値であり、前もって設定されるものである。動
き評価値E'mi,j を実際の身体位置の判定パラメータと
することにより、安定に身体位置の検出を実現すること
が可能となる。
【0061】上記の場合(a)または場合(b)の場合
には、下記式(15)を満たす値を以て、人物の身体が
存在する位置とする。
【0062】
【数15】
【0063】すなわち、上記の場合(a)または場合
(b)の場合、人物の身体が存在する可能性のある場所
の中で、動き評価値Emi,jが規定値THbを越える部分
を身体位置とする。実際は、図4のデータ35に示すよ
うに、上記式(14)または(15)を満たす値からな
る人物身体位置および顔位置を含む外接四角形をもって
人物位置とする。人物位置検出回路15は、顔中心位
置、身体位置、頭部大きさ、人物外接四角形位置に関す
る情報を切り出し位置決定回路16へ送る。
【0064】なお、人物位置の検出にあたり、複数の人
物が存在すると判断され得るサンプル点グループが存在
する場合には、複数人物を包含する領域を切り出し領域
とするようにしてもよい。また、顔の面積を比べ、面積
最大の人物のみを画像切り出し対象としてもよい。さら
に、選択スイッチにより、こうした両方の方式を備え、
それらのうちのいずれか一方の方式を選択できるように
してもよい。
【0065】つぎに、切り出し位置決定回路16が人物
画像切り出し位置の決定を行う。その決定の手順を、図
5を参照して説明する。図5は切り出し位置決定回路1
6による人物画像切り出し位置の決定手順を示すフロー
チャートである。以下、図中のステップに沿って説明す
る。
【0066】〔S1〕身体位置パラメータの初期化を行
う。その後、各フレーム毎または数フレーム毎に以下の
処理を行う。各フレーム毎に処理を行うこととすると、
処理が頻繁になるため細かな身体の動きやノイズなどの
影響で切り出し位置が頻繁に動いてしまい、人物画像と
して非常に不安定で見にくいものとなる場合がある。そ
ういった場合に数フレーム毎の処理とすることで画像を
見やすいものにすることが可能である。
【0067】〔S2〕現在の人物位置情報を人物位置検
出回路15から読み込み、それに基づいて画像切り出し
領域の決定を行う。人物位置検出回路15からは顔中心
位置、身体位置、頭部大きさ、人物外接四角形位置など
の情報がもたらされるが、ここでは人物外接四角形位置
を用いて画像切り出し領域の決定を行う。
【0068】すなわち、図6に示すように、人物外接四
角形41の位置はXL(左側)、XR(右側)、YU
(上側)、YD(下側)によって表現される。ところ
で、頻繁に画像切り出し領域の変更を行わないようにす
るためには、画像切り出し領域を、人物外接四角形領域
が安定に包含されるように設定することが望ましい。そ
のために、画像切り出し領域をSL (左側)、SR (右
側)、SU (上側)、SD(下側)とした場合に、これ
らを次のように決定するようにする。
【0069】まず、XL 、XR 、YU 、YD に対して、
下記式(16a),(16b),(16c),(16
d)に基づきメディアンフィルタリング処理を行い、S
L ' 、SR ' 、SU ' 、SD ' を算出する。
【0070】
【数16】
【0071】ここで、MIDはメディアンフィルタリン
グ処理を示し、Na 、Nb はそれぞれメディアンフィル
タ個数と中央値個数を示す。この式により計算されたS
L '、SR ' 、SU ' 、SD ' を元にして、下記式(1
7a),(17b),(17c),(17d)に基づ
き、画像切り出し領域SL 、SR 、SU 、SD を決定す
る。
【0072】
【数17】
【0073】ここで、Nc はSL 、SR 、SU 、SD の
最大、最小を求める際のサンプル時間間隔である。 〔S3〕人物位置検出回路15から送られた顔中心位
置、身体位置等を用いて、所定時間に人物が画面内で移
動する量を算出する。
【0074】〔S4〕その算出された移動量を所定値と
比較し、移動量が所定値よりも大きいときにはステップ
S5へ進み、移動量が所定値よりも小さいときにはステ
ップS7へ進む。
【0075】〔S5〕ステップS4の判別が行われた今
回よりも前の移動量を所定値と比較し、移動量が所定値
よりも大きいときにはステップS2へ戻り、移動量が所
定値よりも小さいときにはステップS6へ進む。
【0076】〔S6〕過去に人物の移動量が多くなかっ
たので、画像切り出し領域が狭く設定されているはずで
ある。そうした状態において、今回、移動量が多い場合
には、その人物が切り出された画面の外に出てしまう可
能性があるので、画像切り出し領域を、移動量に応じた
量だけ広く設定する。すなわち、移動する人物を追尾す
るのではなく、結果的にズームアウトしたような画像表
示がなされるように画像切り出し領域を設定する。
【0077】〔S7〕ステップS4の判別が行われた今
回よりも前の移動量を所定値と比較し、移動量が所定値
よりも小さいときにはステップS2へ戻り、移動量が所
定値よりも大きいときにはステップS8へ進む。
【0078】〔S8〕過去に人物の移動量が多かったの
で、画像切り出し領域が広く設定され、人物像が小さく
画面表示されているはずである。そうした状態におい
て、今回、移動量が少ない場合には、その人物があまり
動かなくなったと思われるので、画像切り出し領域を移
動量に応じた量だけ狭く設定する。すなわち、結果的に
人物に対してズームインしたような画像表示がなされる
ように画像切り出し領域を設定する。
【0079】〔S9〕ステップS6またはステップS8
の設定に従い、最終切り出し領域を指定する。 〔S10〕最終切り出し領域と現在の切り出し領域との
間に中間的な切り出し領域を指定する。この中間切り出
し領域は、画像圧縮回路20での画像符号化において符
号情報量が極端に増加しないようにするために設定する
ものであり、その点を考慮して段階的に変化する複数の
中間切り出し領域を設定するようにする。
【0080】〔S11〕中間切り出し領域に基づく画像
切りだしを行なった結果、最終切り出し領域に達したか
否かを判別し、最終切り出し領域に達していればステッ
プS2へ戻り、達していなければステップS10へ戻
る。
【0081】図7は、送信側から送られた符号化画像を
受信側で復号化して画像表示装置に表示した場合の画面
の例を示す図である。すなわち、カメラ11により原画
像42が撮影されたとする。通信開始時においては、受
信側で画面43のようにほぼ全体画像を表示するように
する。次に、原画像42において人物に動きがなく安定
している場合には、画像切り出し領域を狭くし、画面4
4のようなズームイン画像にする。その後、さらに人物
が安定している場合には、画像切り出し領域をさらに狭
くし、画面45のようなズームイン画像にする。なお、
画面43から画面44へ、さらに画面45への変化は画
面を見る人にとって違和感のない滑らかさと速度とで行
う。
【0082】ここで、画面45のズームイン状態におい
て人物が移動した場合には、画像切り出し領域を大きく
し、移動した人物を包含する位置にまで大きくする。そ
の結果、画面44さらには画面43へ移行する。
【0083】以上のように、人物の顔位置を顔の色情報
と顔の動き情報とにより検出し、その顔位置を基にして
身体位置の検出を行っている。身体位置の検出には、顔
位置を基準として探索範囲を決定し、その探索範囲にお
ける動き検出によって身体位置を検出している。このた
め、背景中に移動する物があっても人物像の抽出を確実
に行うことができる。また、人物が移動した場合に、人
物画像の追跡を行うのではなく、ズームアウトと等価な
画像切り出しを行うようにする。これにより、非常に見
やすいテレビ会議画像の表示を実現している。
【0084】次に、第2の実施の形態を説明する。図8
は、第2の実施の形態を示す構成図である。カメラ51
が、会議に参加している複数の人物を含めた会議室全体
を撮影し、その画像(RGB信号またはYUV信号)を
フレームメモリ52へ送り、格納する。カメラ51は、
広範囲に撮影することができる広角のテレビカメラであ
るとともに、高解像度の性能を備えたカラーテレビカメ
ラである。ズーム機構や首振り機構を備えてはいず、カ
メラ51の向きや位置も固定されている。今回フレーム
(n)の画像がフレームメモリ52に送られると、フレ
ームメモリ52は今回フレーム(n)の画像を格納する
とともに、前回フレーム(n−1)の画像をフレームメ
モリ53へ送り、そこに格納させる。
【0085】フレーム間差分回路54は、フレームメモ
リ52から今回フレームを読み出し、また、フレームメ
モリ53から前回フレームを読み出し、両者の差分を算
出する。そして、この差分のフレーム全体にわたった平
均値εn を算出する。この平均値εn を閾値として利用
してフレーム間差分の2値化を行い、動画素出力Mx, y
を確保する。フレーム内差分回路55は、フレームメモ
リ52から今回フレームを読み出し、フレーム内差分を
算出する。そして、平均値εn を閾値として利用してフ
レーム内差分の2値化を行い、エッジ画素出力Ex,y を
確保する。
【0086】重複領域抽出回路56は、動画素出力M
x,y とエッジ画素出力Ex,y との重複部分を算出し、こ
れを動画エッジ画素MEx,y とする。動画エッジ画素M
Ex,yは、会議に参加している複数の人物の実際の存在
位置を表している可能性が高い。
【0087】人物抽出回路57は、動画エッジ画素ME
x,y を基にして、人物の存在する可能性の高い領域を特
定する。人物判定回路58は、人物抽出回路57で特定
された領域の形状が、一般の人物の形状と見なせるか否
かを判定する。人物の形状と見なせると判定された場
合、顔位置人物位置検出回路59は、人物抽出回路57
で特定された領域の形状を基に、顔位置及び身体位置を
特定する。
【0088】色情報保存回路62には、前回フレームま
での処理において抽出された人物の顔に関する色パター
ン情報が格納されている。色パターンマッチング回路6
0は、顔位置人物位置検出回路59で検出された顔位置
における色パターンを、色情報保存回路62に格納され
ている色パターン情報と比較する。これによって、さら
に人物抽出回路57で特定された領域の形状が、人物の
形状と見なせるか否かを判定する。登録処理回路61
は、こうした判定の結果に基づき、色情報保存回路62
に、今回フレームの処理において抽出された人物の顔に
関する色パターン情報を格納する。
【0089】画像切出回路63は、予め設定されている
切り出し処理モードに基づき、カメラ51より送られた
画像から、画像表示装置に出力されるべき画像範囲を切
り出す。画像拡大縮小回路64は、画像切出回路63に
より切り出された画像を、画像表示装置に合うように拡
大または縮小し、一時的に切り出し画像フレームバッフ
ァ65に格納する。
【0090】画像圧縮回路66は、切り出し画像フレー
ムバッファ65から画像を読み出し、CCITT−H.
261の画像符号化方式により情報量の圧縮を行い、符
号化画像を出力する。
【0091】こうした構成の詳しい動作を、図9を参照
して説明する。図9は、第2の実施の形態における動作
を示すフローチャートである。このフローチャートはカ
メラ51から新たなフレームが入力される毎に実行され
る。以下、図中のステップ番号に沿って説明する。
【0092】〔S21〕フレーム間差分回路54は、フ
レームメモリ52から今回フレーム(n)の画素値P
n,x,y を読み出し、また、フレームメモリ53から前回
フレーム(n−1)の画素値Pn-1,x,y を読み出す。こ
こでx、yはフレーム内の各画素の座標を示す。これら
を使用して下記式(18)に基づき、フレーム間差分の
平均値εn を算出する。
【0093】
【数18】
【0094】ただし、Nはフレーム内の画素の総数であ
る。 〔S22〕フレーム間差分回路54は、画素値Pn,x,y
と画素値Pn-1,x,y とを使用して下記式(19)に基づ
き、フレーム間差分値Dn を算出する。
【0095】
【数19】
【0096】〔S23〕フレーム間差分回路54は、下
記式(20)が成立する画素に対しては値1(動画素)
を付与し、成立しない画素に対しては値0(静止画素)
を付与し、動画素出力Mx,y として出力する。
【0097】
【数20】
【0098】ここでTHmov は下記式(21)によって
決まる値である。
【0099】
【数21】
【0100】なお、αmov は定数であり、これが大きい
値であると、動き量の大きい画像を構成する画素に対し
てだけ値1が付与される。これが小さい値であると、動
き量が小さくとも値1が付与されるが、不要なノイズ成
分にまで値1が付与されてしまう欠点がある。また、T
Hmov を平均値εn を用いて決定することにより、カメ
ラ51で発生する定常的なノイズを除去したり、外部の
照明のフリッカによる映像全体の直流分のシフト等に対
して安定にフレーム間差分の検出を行い得るようにな
る。〔S24〕動画素出力Mx,y において、値1の画素
が多数の値0の画素の中に1つまたは2つ孤立して存在
するときに、フレーム間差分回路54は、その値1の画
素を値0の画素に変換する。また逆に、値0の画素が多
数の値1の画素の中に1つまたは2つ孤立して存在する
ときに、その値0の画素を値1の画素に変換する。これ
によって、ノイズが除去される。
【0101】〔S25〕フレーム内差分回路55は、フ
レームメモリ52から今回フレーム(n)の画素値P
n,x,y を読み出し、フレーム内差分を算出する。この算
出は、多値画像に対するラプラシアン処理方法や方向別
のグラディエント抽出処理方法を使用する。そして、平
均値εn を閾値として利用してフレーム内差分の2値化
を行い、エッジ画素出力Ex,y を確保する。
【0102】すなわち、フレーム内差分回路55は、下
記式(22)が成立する画素に対しては値1(エッジ画
素)を付与し、成立しない画素に対しては値0(非エッ
ジ画素)を付与し、エッジ画素出力Ex,y として出力す
る。
【0103】
【数22】
【0104】ここでTHedg は下記式(23)によって
決まる値である。
【0105】
【数23】
【0106】なお、αedg は定数であり、これが大きい
値であると、エッジが急峻な画像を構成する画素に対し
てだけ値1が付与される。これが小さい値であると、エ
ッジが緩やかであっても値1が付与されるが、不要なノ
イズ成分にまで値1が付与されてしまう欠点がある。ま
た、THedg を平均値εn を用いて決定することによ
り、カメラ51で発生する定常的なノイズを除去した
り、外部の照明のフリッカによる映像全体の直流分のシ
フト等に対して安定にフレーム間差分の検出を行い得る
ようになる。
【0107】なおステップS25においても、ステップ
S24と同様な処理が行われる。〔S26〕重複領域抽
出回路56は、動画素出力Mx,y とエッジ画素出力Ex,
y とを用いて、下記式(24)に基づき動画エッジ画素
MEx,y を算出する。
【0108】
【数24】
【0109】図10は、こうして算出された動画エッジ
画素MEx,y の一例を示す図である。図中の升目は画素
を示し、空白の升目が値0の画素を表し、斜線部の升目
が値1の画素を表す。斜線部の升目が、人物の輪郭線を
示している可能性が高い。
【0110】すなわち、本発明とは異なり、フレーム間
差分だけにより人物画像を切り取る方式では、フレーム
間の時間間隔が長い場合に(例えば数フレーム/秒)、
前回フレームの撮影時点から今回フレームの撮影時点ま
での間に人物が急激に大きく移動したとき、その人物の
前回フレームでの画像位置と今回フレームでの画像位置
との両方にそれぞれ人物がいると判定されてしまうとい
う問題がある。しかし、本発明のようにフレーム間差分
に今回フレームでのフレーム内差分を組み合わせると、
そうした2人分の画像位置のうち、前回フレームでの画
像位置を消去することが可能となる。
【0111】〔S27〕人物抽出回路57は、動画エッ
ジ画素MEx,y を基にして、人物の存在する可能性の高
い領域を特定する。図11は、ステップS27の詳細な
内容を示すフローチャートである。以下、このフローチ
ャートに沿って説明する。
【0112】〔S41〕動画エッジ画素MEx,y が展開
されている画面において、左上の画素を起点にしてラス
タースキャンを行う。ラスタースキャンは、画面の各画
素を左から右へ、上から下へと順に走査するものであ
る。
【0113】〔S42〕ラスタースキャン対象となった
画素が、値1の画素(黒画素)であるか否か判別する。
その結果、値1の画素であればステップS43へ進み、
値0の画素であれば、次の画素に対して再度ステップS
42を実行する。
【0114】〔S43〕値1の画素であるとされた画素
が、画面の右下の最終画素であれば、図11のフローチ
ャートの処理を終了する。以上のステップの実行によっ
て、図10に示した例では、画素p1が検出される。
【0115】〔S44〕値1の画素であるとされた画素
が存在する行において、この画素に連結し、かつ、値1
である画素を探す。見つかった場合さらに、見つけられ
た画素に連結し、かつ、値1である画素を繰り返し探
す。こうして同一行において、値1である画素の連続す
る画素群を検出する。
【0116】図10に示す例では、画素p1と画素p2
とからなる画素群が検出される。 〔S45〕ステップS44で得られた画素群を基にし
て、その直ぐ下の行において、上の行の画素群の幅より
も所定量だけ幅を広くした探索エリアを決定する。この
探索エリアは上の行の画素群の直下に位置する。
【0117】図12は、この探索エリアを説明する図で
ある。図中の升目は画素を示し、空白の升目が値0の画
素を表し、斜線部の升目が値1の画素を表す。例えば、
最上の第1の行L1で10個の画素からなる画素群を検
出したとすると、次の第2の行L2では、例えば、左右
に3つの画素分だけ増やした16個の画素からなる探索
エリアを決定する。第3の行L3でも同様にして探索エ
リアが決定される。
【0118】〔S46〕ステップS45で決定された探
索エリア内に、値1の画素(黒画素)が存在するか否か
を判定する。存在すればステップS47へ進み、存在し
なければステップS48へ進む。
【0119】〔S47〕ステップS46で存在するとさ
れた複数の画素のうちの最外側の2つの画素で挟まれる
エリアを登録し、そのエリア内に位置する値1の画素を
値0の画素に変換する。次に実行されるステップS45
では、このエリアを「画素群」として扱うようにする。
なお、上記エリアが、直ぐ上の行のエリアよりも狭くな
る場合には、直ぐ上の行のエリアの幅をこの行のエリア
の幅に設定する。
【0120】〔S48〕値1の画素が探索エリア内に存
在しない場合、その対象としている行のうち、ステップ
S44で検出された画素群の下方に位置する部分におい
ては、「白行」と見なされるが、この白行が設定値以上
の数にわたって連続して存在するか否かを判定する。存
在するならばステップS49へ進み、存在しないならば
ステップS45へ戻る。
【0121】〔S49〕以上のステップS42からステ
ップS48までの実行によって、人物1人分の画像領域
が特定されたことになる。この画像領域を登録する。つ
ぎにステップS42からステップS48までを実行する
と、別の人物1人分の画像領域が特定される。そして、
全員が特定されると、図11のフローチャートの処理を
終了する。
【0122】この結果、図13に示すような登録画像領
域が得られる。図13は、図10に示す動画エッジ画素
MEx,y が展開されている画面の例を基に得られた登録
画像領域を概ね示している。図13中の升目は数画素分
を1目にしている。
【0123】図9に戻って、 〔S28〕人物判定回路58は、ステップS49で特定
された人物毎の画像領域を基に、その特定された画像領
域が人物に相当することを確認する。
【0124】すなわち、特定された人物毎の画像領域
が、例えば図14に示すような形状であったとする。こ
の形状の上辺68の長さと下辺69の長さとの比や、下
辺69の長さと体高70の長さとの比を算出し、これら
が、前もって設定しておいた値の範囲内に収まっている
かどうかを調べる。この結果、設定範囲に収まらない画
像領域は捨てる。
【0125】〔S29〕人物と認められる画像領域に関
しては、顔位置人物位置検出回路59において、下記式
(25)に示すような人物領域登録データHn を人物毎
に作成する。
【0126】
【数25】
【0127】すなわち、図14に示すように、下辺69
と体高70とによって表される人物矩形を作成するとと
もに、上辺68と顔長さflyとによって表される顔矩
形を作成する。顔長さflyは、上辺68に対する所定
比率によって算出される人物の顔の長さである。こうし
た各矩形において、x、yが、人物矩形の左上角の点の
座標を示し、lxは下辺69の長さを示し、lyは体高
70の長さを示す。fx、fyは、顔矩形の左上角の点
の座標を示し、flxは上辺68の長さを示す。
【0128】図9に戻って、 〔S30〕色パターンマッチング回路60は、顔位置人
物位置検出回路59で検出された顔位置における色パタ
ーンを、色情報保存回路62に格納されている色パター
ン情報と比較する。これによって、さらに人物抽出回路
57で特定された領域の形状が、人物の形状と見なせる
か否かを判定する。登録処理回路61は、こうした判定
の結果に基づき、色情報保存回路62に、今回フレーム
の処理において抽出された人物の顔に関する色パターン
情報を格納する。
【0129】図15は、ステップS30の詳しい内容を
示すフローチャートである。以下、このフローチャート
に沿って説明する。 〔S51〕今回検出された人物矩形が、前回検出された
人物矩形とオーバラップしているか否かを判別する。オ
ーバラップしていれば、同一人の可能性が高いと判断し
てステップ52へ進み、オーバラップしていなければ、
別人の可能性が高いと判断してステップS55へ進む。
【0130】〔S52〕今回検出された人物矩形内の顔
矩形における色パターンを、オーバラップしている前回
検出された人物矩形の顔矩形における色パターンと比較
する。その結果、類似度が大きい場合にはステップS5
3へ進み、類似度が小さい場合にはステップS54へ進
む。
【0131】〔S53〕前回検出された人物矩形内の顔
矩形における色パターンを更新せずに、そのまま、色情
報保存回路62に保存する。 〔S54〕色情報保存回路62に保存されている、前回
検出された人物矩形内の顔矩形における色パターンに代
えて、今回検出された人物矩形内の顔矩形における色パ
ターンを保存する。
【0132】〔S55〕ステップS51〜S54の処理
を人物矩形毎に行い、検出された全部の人物矩形に対し
て処理が終了するとステップS56へ進む。 〔S56〕ステップS51においてオーバラップなしと
判別された人物矩形に対して、新たな人物が画面に登場
したものとして、新たに、今回検出された人物矩形内の
顔矩形における色パターンを、色情報保存回路62に保
存する。
【0133】〔S57〕ステップS51においてオーバ
ラップなしと判別された人物矩形が複数存在する場合、
ステップS56の処理を、人物矩形毎に行い、全部の人
物矩形に対して処理が終了するとステップS58へ進
む。
【0134】〔S58〕ステップS52で類似度大とさ
れた人物矩形に対しては、今回検出された人物矩形内の
顔矩形における色パターンを、この顔矩形の位置にある
前回検出された人物矩形の色パターンと比較する。その
結果、類似度が大きい場合にはステップS60へ進み、
類似度が小さい場合にはステップS59へ進む。
【0135】〔S59〕この場合の人物矩形は、ステッ
プ56で登録された人物矩形の残り分であると思われる
ので、消去する。 〔S60〕この場合、人物が静止状態であるか、または
人物以外の静止物を人物と見なしている可能性がある。
そこで、その人物矩形に対して、ステップS58によっ
て類似度大と判別された回数を、静止カウンタによりカ
ウントする。
【0136】〔S61〕静止カウンタのカウント値が所
定数THstopよりも大きくなった場合には、ステップS
62へ進む。 〔S62〕人物がどいた後の壁などの画像を、そのまま
人物として扱っていた可能性が高いので、この人物矩形
を削除する。
【0137】〔S63〕ステップS52において類似度
大と判別された人物矩形が複数存在する場合、ステップ
S58〜S62の処理を、人物矩形毎に行う。人物矩形
の全部に対して各処理が終了すると、図15に示すフロ
ーチャートの処理を終了する。
【0138】こうした図15に示すフローチャートの処
理を実行することにより、登録処理回路61は、下記式
(26)で表される最終的な人物切り出し矩形HRn を
出力する。
【0139】
【数26】
【0140】なお、Nmは、切り出された人物矩形の数
である。図9に戻って、 〔S31〕画像切出回路63は人物切り出し矩形HRn
を受け取り、予め設定されている切り出し処理モードに
基づき、カメラ51より送られた画像から、画像表示装
置に出力されるべき画像範囲を切り出す。
【0141】図16は、ステップS31の詳しい内容を
示すフローチャートである。以下、このフローチャート
に沿って説明する。 〔S71〕切り出し矩形パラメータを初期化する。
【0142】〔S72〕人物切り出し矩形HRn を読み
込む。 〔S73〕切り出し処理モードが「全員包含モード」で
あるか、「個人切り出しモード」であるかを判別する。
「全員包含モード」であるならば、ステップS74へ進
み、「個人切り出しモード」であれば、ステップS75
へ進む。
【0143】〔S74〕各人の人物切り出し矩形HRn
を全員分、包含する外接矩形を生成して出力する。 〔S75〕「個人切り出しモード」であり、かつ人物が
指定されている場合には、その人物の人物切り出し矩形
HRm を選択して出力する。
【0144】〔S76〕出力された人物切り出し矩形の
アスペクト比は、画像表示装置の画面のアスペクト比と
異なっているので、これを調整する必要がある。この調
整を、図17を参照して説明する。
【0145】図17(A)は、出力された人物切り出し
矩形の形状を表し、図17(B)は、この形状が、画像
表示装置の画面のアスペクト比に調整された後の形状を
表す。図17(A)の形状の横縦の各長さをxL,yL
とし、図17(B)の形状の横縦の各長さをXL,YL
とする。画像表示装置の画面のアスペクト比をAとす
る。
【0146】ここで、下記式(27a)、(27b)に
基づき値α,βを算出する。
【0147】
【数27】
【0148】図16に戻って、 〔S77〕値αが値βよりも大きいならばステップS7
8へ進み、値αが値β以下であればステップS79へ進
む。
【0149】〔S78〕下記式(28a)、(28b)
に基づき、図17(B)の形状の長さXL,YLを決定
する。
【0150】
【数28】
【0151】〔S79〕下記式(29a)、(29b)
に基づき、図17(B)の形状の長さXL,YLを決定
する。
【0152】
【数29】
【0153】なお、切り出し処理モードが「個人切り出
しモード」であるときに、ステップS75において、
「人物自動選択サブモード」が指定され得るようにして
もよい。この場合には、パラメータを算出比較すること
により特定の人物切り出し矩形HRm を選択し、出力す
るようにする。パラメータとしては、人物矩形や顔矩形
の面積または平均移動量が考えられる。すなわち、これ
らの値がいずれも大きい場合、それらの値に対応する人
物は話し手である確率が高く、こうした人物の画像を切
り出すことが有効と思われる。
【0154】人物矩形の面積Sn及び顔矩形の面積FS
nは下記式(30a),(30b)に基づいて算出す
る。
【0155】
【数30】
【0156】人物矩形の平均移動量Dave は下記式(3
1)に基づいて算出する。
【0157】
【数31】
【0158】ただし、Dbodyは下記式(32)のように
表される。
【0159】
【数32】
【0160】顔矩形の平均移動量Fave は下記式(3
3)に基づいて算出する。
【0161】
【数33】
【0162】ただし、Fbodyは下記式(34)のように
表される。
【0163】
【数34】
【0164】かくして画像切出回路63により切り出さ
れた画像を、図8に示すように、画像拡大縮小回路64
が、画像表示装置に合うように拡大または縮小を行い、
一時的に切り出し画像フレームバッファ65に格納す
る。画像圧縮回路66は、切り出し画像フレームバッフ
ァ65から画像を読み出し、CCITT−H.261の
画像符号化方式により情報量の圧縮を行い、符号化画像
を出力する。
【0165】図18は、カメラ51で撮影された実際の
画像から人物矩形が切り出される様子を示す図であり、
(A)、(B)、(C)の順に時間経過をしている。
(A)、(B)、(C)の各図において、左端部分はカ
メラ51の出力画像を示し、中部分はカメラ51の出力
画像をそのまま画像表示装置に出力した場合の画像を示
し、右端部分はカメラ51の出力画像から人物切り出し
を行った結果を画像表示装置に出力した場合の画像を示
している。(A)、(B)、(C)の各図における左端
部分から分かるように、画面の中で1人の人物が左から
右へ、急激に移動している。そうした場合でも第2の実
施の形態では確実にその人物像を追尾することが可能で
ある。
【0166】図19は、カメラ51で撮影された複数人
の人物画像を含む実際の画像から人物矩形が切り出され
る様子を示す図であり、(A)はカメラ51の出力画像
を示し、(B)は全員を切り出した場合の画像表示装置
の画面を示し、(C),(D),(E)は特定の1人を
切り出した場合の画像表示装置の画面を示す。
【0167】特定の1人を切り出すには、図16のステ
ップ75で示したように、自動的に特定の人物を選択す
る方法の他に、画像表示装置の画面に対して外部からマ
ウスポインタ等を利用して特定の人物を指定するように
してもよい。
【0168】
【発明の効果】人物位置検出手段が、カメラから送られ
た画像を基にして人物の顔位置を検出し、検出した顔位
置を基準にして人物の身体位置を検出する。つぎに、画
像切出手段が、人物位置の画面上での移動度合いに応じ
て、人物を含めた表示されるべき画像範囲を決定し、カ
メラの画像から当該画像範囲を切り出す。すなわち、人
物位置の画面上での移動度合いを検出し、この移動度合
いが大きいときには、人物を含めた表示されるべき画像
範囲を大きく設定し、一方、移動度合いが小さいときに
は、人物を含めた表示されるべき画像範囲を小さく設定
する。そして、カメラの画像から、この設定された画像
範囲の画像を抽出する。最後に、画面調整手段が、画像
切出手段により切り出された画像を画像表示装置の画面
の大きさに調整する。
【0169】このようにして、人物抽出を確実に行い、
かつ人物の移動があっても、自動的にズームアウトする
方法により見やすい画像表示を可能としている。また、
フレーム間差分とフレーム内差分との組み合わせ情報を
用いて人物の切り出しを行う。これにより、人物の動き
が大きな時でも正確に人物画像を切り出すことができ
る。
【0170】さらに、人物位置の正確な検出から顔位置
の正確な推定も可能となる。これにより、たとえ切り出
された人物の動きが小さくなっても、単にフレーム間差
分をとって人物の存在領域を検出する従来の方法に比
べ、安定した人物追尾を実現できる。
【0171】またさらに、切り出された人物領域の形状
が持つ特徴を、一般の人物のそれと比較することによ
り、人物と人物以外の物との区別を明確に行うことが可
能となる。
【0172】また、顔の色パターンを、それまでに記憶
していた色パターンと比較することにより、ほとんど静
止している人物についても良好に人物切り出しが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施の形態の詳しい構成を示すブロック
図である。
【図3】顔位置検出回路の動作を説明する図である。
【図4】人物位置検出回路の動作を示す図である。
【図5】切り出し位置決定回路による人物画像切り出し
位置の決定手順を示すフローチャートである。
【図6】画面上の人物外接四角形位置を説明する図であ
る。
【図7】送信側から送られた符号化画像を受信側で復号
化して画像表示装置に表示した場合の画面の例を示す図
である。
【図8】第2の実施の形態を示す構成図である。
【図9】第2の実施の形態における動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】動画エッジ画素MEx,y の一例を示す図であ
る。
【図11】図9におけるステップS27の詳細な内容を
示すフローチャートである。
【図12】探索エリアを説明する図である。
【図13】登録画像領域を示す図である。
【図14】特定された人物の画像領域を示す図である。
【図15】図9におけるステップS30の詳しい内容を
示すフローチャートである。
【図16】図9におけるステップS31の詳しい内容を
示すフローチャートである。
【図17】(A)は、出力された人物切り出し矩形の形
状を示す図であり、(B)は、この形状が、画像表示装
置の画面のアスペクト比に調整された後の形状を示す図
である。
【図18】(A)は、カメラで撮影された実際の画像か
ら人物矩形が切り出される様子を示す第1の図であり、
(B)は、カメラで撮影された実際の画像から人物矩形
が切り出される様子を示す第2の図であり、(C)は、
カメラで撮影された実際の画像から人物矩形が切り出さ
れる様子を示す第3の図である。
【図19】(A)は複数の人物画像を撮影したカメラか
らの出力画像を示す図であり、(B)は全員を切り出し
た場合の画像表示装置の画面を示す図であり、(C)は
特定の1人を切り出した場合の画像表示装置の画面を示
す図であり、(D)は他の特定の1人を切り出した場合
の画像表示装置の画面を示す図であり、(E)はさらに
他の特定の1人を切り出した場合の画像表示装置の画面
を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 人物位置検出手段 3 画像切出手段 4 画面調整手段

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人物画像の適切な表示を行うためのテレ
    ビ会議端末の画面表示制御装置において、 カメラから送られた広角撮影画像を基にして人物位置を
    検出する人物位置検出手段と、 前記人物位置検出手段により検出された人物位置の画面
    上での移動度合いに応じて、前記人物を含めた表示され
    るべき画像範囲を決定し、前記カメラの画像から当該画
    像範囲を切り出す画像切出手段と、 前記画像切出手段により切り出された画像を画像表示装
    置の画面の大きさに調整する画面調整手段と、 を有することを特徴とするテレビ会議端末の画面表示制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記人物位置検出手段は、 前記カメラから送られた画像を基にして人物の顔位置を
    検出する顔位置検出手段と、 前記顔位置検出手段が検出した顔位置を基準にして前記
    人物の身体位置を検出する身体位置検出手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載のテレビ会議端末
    の画面表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記顔位置検出手段は、 前記カメラから送られた画像の中の色を、予め設定され
    た顔色と比較して人 物の顔位置である可能性がある部
    分を探索する顔色探索手段と、 前記カメラから送られた画像の中で動く部分を探索する
    動き探索手段と、 前記顔色探索手段および前記動き探索手段による両探索
    結果に基づき、人物の顔が存在する位置を判別する顔位
    置判別手段と、 を含むことを特徴とする請求項2記載のテレビ会議端末
    の画面表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記顔位置検出手段は、 前記カメラから送られた画像に対して、所定数の画素間
    隔のサンプリングを行うサンプリング手段を、更に含
    み、 前記顔色探索手段および前記動き探索手段は、前記サン
    プリング手段によりサンプリングされた画像を基に各探
    索を行うことを特徴とする請求項3記載のテレビ会議端
    末の画面表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記動き探索手段は、所定時間間隔毎の
    フレームを基に動く部分を探索することを特徴とする請
    求項3記載のテレビ会議端末の画面表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記顔色探索手段は、前記カメラから送
    られた画像の中の色を、予め設定された複数の色標本と
    比較し、その類似度合いを求めて、人物の顔位置である
    可能性を判別することを特徴とする請求項3記載のテレ
    ビ会議端末の画面表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記顔色探索手段は、 前記カメラから送られた画像全体の色の偏りを検出する
    色偏り検出手段と、 前記色偏り検出手段により検出された色の偏りを基に、
    前記カメラから送られた画像の色を補正する色補正手段
    と、 を含むことを特徴とする請求項3記載のテレビ会議端末
    の画面表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記顔色探索手段は、人物の顔が存在す
    る位置が正しく判別されたときに、人物の顔位置である
    可能性があるとされた部分の色を、次回の顔色の標本と
    して設定する顔色標本設定手段を、含むことを特徴とす
    る請求項3記載のテレビ会議端末の画面表示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記身体位置検出手段は、 予め設定された人物の身体位置の特徴を保持する保持手
    段と、 前記顔位置検出手段が検出した顔位置を基に、前記保持
    手段に保持された人物の身体位置の特徴を参照して前記
    人物の身体が存在する可能性のある領域を決定する領域
    決定手段と、 前記領域決定手段で決定された領域における画像の動き
    を検出する動き検出手段と、 前記動き検出手段によって動きが検出された画素をもっ
    て身体位置とする身体位置判定手段と、 を含むことを特徴とする請求項2記載のテレビ会議端末
    の画面表示制御装置。
  10. 【請求項10】 前記画像切出手段は、 前記人物位置検出手段により検出された人物位置の画面
    上での移動度合いを検出する移動検出手段と、 前記移動検出手段で検出された移動度合いが大きいとき
    に、前記人物を含めた表示されるべき画像範囲を大きく
    設定し、移動度合いが小さいときに、前記人物を含めた
    表示されるべき画像範囲を小さく設定する画像範囲設定
    手段と、 前記カメラの画像から、前記画像範囲設定手段により設
    定された画像範囲の画像を抽出する画像抽出手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載のテレビ会議端末
    の画面表示制御装置。
  11. 【請求項11】 前記人物位置検出手段は、前記検出し
    た人物位置に対して時間軸上でメディアンフィルタを作
    用させるメディアンフィルタ作用手段を、含むことを特
    徴とする請求項1記載のテレビ会議端末の画面表示制御
    装置。
  12. 【請求項12】 人物画像の適切な表示を行うためのテ
    レビ会議端末の画面表示制御装置において、 カメラから送られた広角撮影画像を基にして複数の人物
    の顔位置および顔領域面積を検出する顔位置面積検出手
    段と、 前記顔位置面積検出手段が検出した複数の人物の顔領域
    面積を比べ、最大面積の人物を選び、当該人物について
    検出された顔位置を基準にして当該人物の身体位置を検
    出する身体位置検出手段と、 前記身体位置検出手段により検出された身体位置の画面
    上での移動度合いに応じて、前記選ばれた人物を含めた
    表示されるべき画像範囲を決定し、前記カメラの画像か
    ら当該画像範囲を切り出す画像切出手段と、 前記画像切出手段により切り出された画像を画像表示装
    置の画面の大きさに調整する画面調整手段と、 を有することを特徴とするテレビ会議端末の画面表示制
    御装置。
  13. 【請求項13】 人物画像の適切な表示を行うためのテ
    レビ会議端末の画面表示制御装置において、 カメラから送られた広角撮影画像を基にして複数の人物
    の位置を検出する人物位置検出手段と、 前記人物位置検出手段により検出された複数の人物位置
    の画面上での移動度合いに応じて、前記複数の人物を含
    めた表示されるべき画像範囲を決定し、前記カメラの画
    像から当該画像範囲を切り出す画像切出手段と、 前記画像切出手段により切り出された画像を画像表示装
    置の画面の大きさに調整する画面調整手段と、 を有することを特徴とするテレビ会議端末の画面表示制
    御装置。
  14. 【請求項14】 人物画像の適切な表示を行うためのテ
    レビ会議端末の画面表示制御装置において、 カメラから送られた広角撮影画像を基にして複数の人物
    の顔位置および顔領域面積を検出する顔位置面積検出手
    段と、 前記顔位置面積検出手段が検出した複数の人物の顔領域
    面積を比べ、最大面積の人物を選び、当該人物について
    の検出された顔位置を基準にして当該人物の身体位置を
    検出する身体位置検出手段と、 前記身体位置検出手段により検出された身体位置の画面
    上での移動度合いに応じて、前記選ばれた人物を含めた
    表示されるべき画像範囲を決定し、前記カメラの画像か
    ら当該画像範囲を切り出す第1の画像切出手段と、 前記カメラから送られた画像を基にして複数の人物の位
    置を検出する人物位置検出手段と、 前記人物位置検出手段により検出された複数の人物位置
    の画面上での移動度合いに応じて、前記複数の人物を含
    めた表示されるべき画像範囲を決定し、前記カメラの画
    像から当該画像範囲を切り出す第2の画像切出手段と、 前記第1の画像切出手段および前記第2の画像切出手段
    が出力する画像のうちの一方の画像を選択して出力する
    選択出力手段と、 前記選択出力手段から出力された画像を画像表示装置の
    画面の大きさに調整する画面調整手段と、 を有することを特徴とするテレビ会議端末の画面表示制
    御装置。
  15. 【請求項15】 人物画像の適切な表示を行うためのテ
    レビ会議端末の画面表示制御装置において、 カメラから送られた広角撮影画像を基にして、フレーム
    間差分を算出するフレーム間差分算出手段と、 前記広角撮影画像を基にして、フレーム内差分を算出す
    るフレーム内差分算出手段と、 前記算出されたフレーム間差分及びフレーム内差分にお
    ける重複部分を算出する重複部分算出手段と、 前記算出された重複部分を基にして、前記広角撮影画像
    から人物画像を切り出す人物画像切出手段と、 前記人物画像切出手段により切り出された人物画像を画
    像表示装置の画面の大きさに調整する画面調整手段と、 を有することを特徴とするテレビ会議端末の画面表示制
    御装置。
  16. 【請求項16】 前記フレーム間差分のフレーム全体に
    わたる平均値を算出するフレーム間差分平均値算出手段
    を、さらに有し、 前記フレーム間差分算出手段は、前記フレーム間差分平
    均値算出手段で算出された平均値を閾値として使用し
    て、フレーム間差分を2値化するフレーム間差分2値化
    手段を含み、 前記フレーム内差分算出手段は、前記フレーム間差分平
    均値算出手段で算出された平均値を閾値として使用し
    て、フレーム内差分を2値化するフレーム内差分2値化
    手段を含むことを特徴とする請求項15記載のテレビ会
    議端末の画面表示制御装置。
  17. 【請求項17】 前記人物画像切出手段は、 前記算出された重複部分を基にして、当該重複部分を構
    成する画素の中から、画面最上に位置する画素を検出す
    るとともに、当該最上画素に連結する水平方向の画素を
    検出する最上行画素検出手段と、 前記重複部分を構成する画素の中から、前記最上行画素
    検出手段で検出された連結画素群に連結する下方の画素
    を検出する下方画素検出手段と、 前記連結画素群の直ぐ下の行において、前記下方画素検
    出手段で検出された画素を含み、前記連結画素群の幅以
    上の幅を有する行領域を設定する第1の行領域設定手段
    と、 下方の行毎に、前記下方画素検出手段で検出された画素
    を含み、直ぐ上の行を構成する行領域の幅以上の幅を有
    する行領域を設定する第2の行領域設定手段と、 前記重複部分を構成する画素の中から、前記最上行画素
    検出手段により検出された連結画素群と、前記第1及び
    第2の行領域設定手段により設定された各行領域とに含
    まれる各画素とを削除する削除手段と、 を含むことを特徴とする請求項15記載のテレビ会議端
    末の画面表示制御装置。
  18. 【請求項18】 前記人物画像切出手段は、 前記削除手段によって画素の削除が行われた後の重複部
    分を基にして、前記最上行画素検出手段、前記下方画素
    検出手段、前記第1の行領域設定手段、前記第2の行領
    域設定手段、および前記削除手段を繰り返し動作させ、
    前記最上行画素検出手段が画面最上に位置する画素を検
    出できなくなったときに前記繰り返し動作を停止させる
    動作制御手段をさらに含むことを特徴とする請求項17
    記載のテレビ会議端末の画面表示制御装置。
  19. 【請求項19】 前記人物画像切出手段は、 人物の形状に関する特徴を保持する特徴保持手段と、 前記最上行画素検出手段により検出された連結画素群
    と、前記第1及び第2の行領域設定手段により設定され
    た各行領域とから構成される検出形状を、前記特徴保持
    手段に保持されている特徴と比較して、前記検出形状が
    人物に相当する形状であるか否かを判定する判定手段
    と、 をさらに含むことを特徴とする請求項17記載のテレビ
    会議端末の画面表示制御装置。
  20. 【請求項20】 前記特徴保持手段には、前記検出形状
    の上辺及び下辺の各長さ、並びに前記検出形状の高さに
    おける相互間の比に相当する実際の人物における比が保
    持されることを特徴とする請求項19記載のテレビ会議
    端末の画面表示制御装置。
  21. 【請求項21】 前記人物画像切出手段は、 前記最上行画素検出手段により検出された連結画素群
    と、前記第1及び第2の行領域設定手段により設定され
    た各行領域とから構成される検出形状を基に、人物の顔
    位置を検出する顔位置検出手段をさらに含むことを特徴
    とする請求項17記載のテレビ会議端末の画面表示制御
    装置。
  22. 【請求項22】 前記人物画像切出手段は、 人物の顔位置の色パターンを保持する色パターン保持手
    段と、 前記顔位置検出手段により検出された顔位置における色
    パターンを、前記色パターン保持手段に保持された色パ
    ターンと比較する色パターン比較手段と、 前記色パターン比較手段による比較結果に基づき、人物
    の検出を確認する人物検出確認手段と、 をさらに含むことを特徴とする請求項21記載のテレビ
    会議端末の画面表示制御装置。
  23. 【請求項23】 前記色パターン保持手段は、常時、信
    頼性の高い色パターンを保持するようにすることを特徴
    とする請求項22記載のテレビ会議端末の画面表示制御
    装置。
  24. 【請求項24】 前記人物画像切出手段は、 画像表示装置に表示すべき人物を特定するための複数の
    方法モードのうちの1つを、外部から指定する指定手段
    を、さらに有し、 前記人物画像切出手段は、前記指定手段により指定され
    た方法モードに従い、前記広角撮影画像から人物画像を
    切り出すことを特徴とする請求項17記載のテレビ会議
    端末の画面表示制御装置。
  25. 【請求項25】 前記複数の方法モードは、 全員切り出しモードと、個人切り出しモードとからなる
    ことを特徴とする請求項24記載のテレビ会議端末の画
    面表示制御装置。
  26. 【請求項26】 前記人物画像切出手段は、 個人切り出しモードにおいて使用され、各人物の動き量
    に基づいて特定の人物の画像を自動的に切り出す第1の
    人物画像切出手段をさらに有することを特徴とする請求
    項25記載のテレビ会議端末の画面表示制御装置。
  27. 【請求項27】 前記人物画像切出手段は、 個人切り出しモードにおいて使用され、各人物の画面上
    での面積に基づいて特定の人物の画像を自動的に切り出
    す第2の人物画像切出手段をさらに有することを特徴と
    する請求項25記載のテレビ会議端末の画面表示制御装
    置。
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