JPH1051954A - 電子機器の停電検出方法及び停電検出装置 - Google Patents

電子機器の停電検出方法及び停電検出装置

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JPH1051954A
JPH1051954A JP8200218A JP20021896A JPH1051954A JP H1051954 A JPH1051954 A JP H1051954A JP 8200218 A JP8200218 A JP 8200218A JP 20021896 A JP20021896 A JP 20021896A JP H1051954 A JPH1051954 A JP H1051954A
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microcomputer
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JP8200218A
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Takao Konishi
隆夫 小西
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の電源電圧の低下、停止および復帰
を正確に検出できるようにした停電検出方法及び停電検
出装置を提供する。 【解決手段】 停電検出回路25は、2つの分圧用の抵
抗器2、3から構成され、停電入力端子には、マイコン
8が有するA/D(アナログ/デジタル)変換入力端子
10aが使用されている。停電検出回路25では、電源
回路4から電圧レギュレータ6への電圧V1が供給さ
れ、直列接続された抵抗器2、3の抵抗値r1 、r2
よって分圧される。抵抗器2、3の接続点は、マイコン
8のA/D変換入力端子10aと接続され、停電検出が
行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電圧レギュレー
タと、該電圧レギュレータから安定化した電圧が供給さ
れるマイクロコンピュータ(以下、マイコンとする。)
とを備えた電子機器の停電検出方法及び停電検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の停電検出装置を備えた電
子機器の一例を示す回路図、図7は、従来の停電検出装
置の動作を示すタイミングチャートである。
【0003】図6において、1は停電検出回路、4は商
用電源を入力とする電源回路、5は電源回路4の出力電
圧平滑用の電解コンデンサ、6は電圧調整手段、例えば
電圧レギュレータ、7は電圧レギュレータ6の出力電圧
平滑用の電解コンデンサ、8はマイコンである。このマ
イコン8は、電源電圧入力端子9、停電検出端子10、
クロック出力端子11、データ出力端子12を備えてい
る。13は、例えばEEPROM等の周辺ICであっ
て、クロック入力端子14、データ入力端子15を備
え、これら端子14、15はそれぞれマイコン8のクロ
ック出力端子11、データ出力端子12に接続されてい
る。
【0004】上記停電検出回路1は、ダイオード20、
pnp型のトランジスタ21、電解コンデンサ22、電
圧の分割用の抵抗器23、24等から構成されている。
【0005】次に、図7のタイミングチャートを参照し
ながら、上記停電検出装置の動作について説明する。
【0006】商用電源の供給が正常になされている時に
は、電子機器は次のように動作する。電源回路4の出力
電圧をV1とするとき、この電圧V1は平滑用電解コン
デンサ5によって平滑される。その後、この電圧V1が
電圧レギュレータ6において電圧V2に変換される。こ
の電圧V2は、電源回路4の出力電圧V1よりも低く、
かつマイコン8の電源電圧として適合する安定な電圧と
してマイコン8の電源電圧入力端子9に入力される。マ
イコン8に接続された周辺IC13では、マイコン8の
クロック出力端子11およびマイコンのデータ出力端子
12から出力された信号をクロック入力端子14および
周辺ICのデータ入力端子15で受け取って、所定の制
御が実行される。
【0007】商用電源が低下(瞬停)あるいは停止(停
電)すると、図7(a)(b)に示すように、電子機器
の電源回路4の出力電圧V1は低下を始める(タイミン
グT0 )が、その後もある期間、電圧レギュレータ6の
出力電圧V2は保持される。
【0008】電源回路4の出力電圧V1がさらにVa
で低下すると、電圧レギュレータ6の出力電圧V2も低
下し始める(タイミングT3 )。電圧レギュレータ6の
出力電圧V2が低下して、マイコン8の動作を保証でき
なくなる電圧Vb に達すると(タイミングT4 )、その
時点で、マイコン8による周辺IC13の制御も保証で
きなくなって、電子機器全体が誤動作するおそれが生じ
る。
【0009】このように、マイコン8の電源電圧入力端
子9の入力電圧V2が低下して、マイコン8の動作が保
証されている電圧Vb 以下になっても、マイコン8は引
き続き周辺IC13を制御しようとするため、電子機器
の制御に誤動作が起こる。例えば、周辺IC13がEE
PROMである場合には、マイコン8に供給される電圧
V2が低下し、マイコン8の動作が保証されていない時
にEEPROMに書き込みを行うと、誤書き込みを起こ
す可能性がある。
【0010】停電検出装置は、そのような不具合を起こ
さないために付加され、停電検出回路1では、以下に説
明するように、誤動作が生じる前に電源電圧の低下を検
出して、マイコン8からの周辺IC13への制御を停止
させることができる。
【0011】図7(c)は、停電検出回路1が接続され
る停電検出端子10への入力電圧を示す図である。い
ま、商用電源の低下(瞬停)あるいは停止(停電)によ
って、電子機器の電源回路4からの出力電圧V1がタイ
ミングT0 で低下し始め、トランジタ21のベース電圧
が低下し、ダイオード20による電圧降下分とトランジ
スタ21のVBEとの和に等しい電圧だけ下がった時(タ
イミングT1 )、トランジスタ21はオンする。そこ
で、あらかじめ電解コンデンサ22に蓄積された電荷
は、それがすべて放電されるまで、トランジスタ21の
コレクタ電流として抵抗器23、24に供給される。分
圧用の抵抗器23、24の抵抗値は、停電検出端子10
への入力電圧がマイコン8の最大定格を上まわらないよ
うに、かつ図7(c)に示すように、停電検出端子10
への入力電圧が、タイミングT1 の直後のタイミングT
2 でマイコン8による停電検出のしきい値(図ではピー
ク値)に達するような値に設定されている。すなわち、
マイコン8の動作が保証されなくなるタイミングT4
りも早い時点(タイミングT2 )で停電検出信号がマイ
コン8に入力されるため、マイコン8では、電源電圧入
力端子9での電源電圧の低下を事前に検出して、周辺I
C13への制御を停止することが可能になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、マイコン
8の動作が保証されている間に、マイコン8が周辺IC
への様々な制御を行うタイミングより早くに、電源電圧
の低下を検出する必要があった。
【0013】しかし、以上のように構成されている従来
の停電検出装置では、検出する電源電圧の低下がダイオ
ード20による電圧降下分とトランジスタ21のVBE
の和によって決められているため、ダイオード、トラン
ジスタ等、回路を構成している素子のばらつきによっ
て、その検出電圧が上下し、正確に電源電圧の低下のタ
イミングを判断することができなくなる。そのため、電
源電圧の低下を検出(タイミングT2 )してから、マイ
コン8の動作が保証されている電圧まで低下する(タイ
ミングT4 )間の時間ΔT(=T4 −T2 )にばらつき
が生じ、この時間ΔTが短い場合には、マイコン8の動
作が保証され、正常な動作をしている間にマイコン8か
ら周辺IC13への制御を停止させるための処理が終了
できないおそれがあった。
【0014】また、従来の停電検出装置では電源電圧が
低下するタイミングを検出するだけであって、その後に
電源電圧が所定の電圧に復帰したような場合に、その復
帰のタイミングを検出することはできなかった。さら
に、一度、電源電圧の低下を検出した後では、電解コン
デンサ22が放電されているから、再び充電されるまで
停電検出信号を出力できない。そのため、電源電圧の低
下および停止を繰返し検出することができず、電源電圧
が所定の電圧に復帰した後のマイコン8で行うべき処理
を、即時に実行できないという問題もあった。
【0015】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、その目的は、電子機器の電源電
圧の低下、停止および復帰を正確に検出できるようにし
た停電検出方法及び停電検出装置を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子機器
の停電検出方法は、電圧調整手段と、該電圧調整手段か
ら安定化した電圧が供給されるマイコンとを備えた電子
機器の停電検出方法において、前記電圧調整手段の入力
側の電源電圧が低下しているかどうかを判断するステッ
プと、前記電圧調整手段の入力側の電源電圧が低下して
いる場合に、前記マイコンに供給されている電圧が低下
しているかどうかを判断するステップと、前記マイコン
に供給されている電圧が低下している場合に、該電圧が
前記マイコンの動作保証電圧以下まで低下しているかど
うかを判断するステップとを含むものである。
【0017】さらに、前記マイコンに供給されている電
圧が前記マイコンの動作保証電圧以下に低下した後に
は、前記マイコンから周辺回路への制御を停止すると共
に、前記電圧調整手段の入力側の電源電圧が所定の電圧
に復帰しているかどうかを判断するステップを含むもの
である。
【0018】この発明に係る電子機器の停電検出装置
は、A/D変換入力端子を有するマイコンを備え、電源
電圧が電圧調整手段を介して安定化した電圧として供給
される電子機器の停電検出装置において、前記電圧調整
手段への電源電圧を分圧して、前記マイコンのA/D変
換入力端子に供給することによって、前記マイコンにお
いて前記電源電圧の変動を段階的に検出するものであ
る。
【0019】また、この発明に係る電子機器の停電検出
装置は、複数の停電検出端子を有するマイコンを備え、
電源電圧が電圧調整手段を介して安定化した電圧として
供給される電子機器の停電検出装置において、前記電圧
調整手段への電源電圧を分圧する抵抗器と、前記抵抗器
によって分圧された電圧値を複数の比較電圧発生手段の
それぞれ異なる比較電圧と比較する複数の比較器とを備
え、前記比較器の各出力信号をそれぞれ前記マイコンの
停電検出端子に供給し、前記電源電圧の変動を段階的に
検出するものである。
【0020】また、この発明に係る電子機器の停電検出
装置は、少なくとも1つの停電検出端子を有するマイコ
ンを備えた電子機器に、電源電圧が電圧調整手段を介し
て安定化した電圧として供給される電子機器の停電検出
装置において、前記電圧調整手段への電源電圧を分圧し
て、前記マイコンの停電検出端子に供給することによっ
て、前記電圧調整手段の入力側の電源電圧が低下してい
るかどうかを判断するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明の実施の形態を説明する。
【0022】実施の形態1.図1は、実施の形態1の停
電検出装置を含む電子機器の電源部分を示す回路構成図
である。
【0023】図1において、停電検出回路25は、2つ
の分圧用の抵抗器2、3から構成され、停電入力端子に
は、マイコン8が有するA/D(アナログ/デジタル)
変換入力端子10aが使用されている。
【0024】上記停電検出回路25では、電源回路4か
ら電圧レギュレータ6への電圧V1が供給され、直列接
続された抵抗器2、3の抵抗値r1 、r2 によって分圧
される。抵抗器2、3の接続点は、マイコン8のA/D
変換入力端子10aと接続され、以下に説明するよう
に、停電検出が行なわれる。なお、停電検出回路25以
外の回路部分であって、図6の従来装置に対応する部分
には、同一の参照番号を付けている。また、電圧調整手
段は上述のような3端子レギュレータに限られない。
【0025】次に、実施の形態1の停電検出装置の動作
について説明する。
【0026】図2は、停電検出装置の動作を示すタイミ
ングチャート、図3は検出動作を説明するフローチャー
トである。
【0027】電源電圧V1は、分圧用の抵抗器2,3を
介することにより、マイコン8の停電検出端子であるA
/D変換入力端子10aの最大定格を満足する電圧値に
変換される。すなわち、電源回路4の電圧値V1に対し
て、A/D変換入力端子10aに入力されるアナログの
電圧値Vは、 V=V1×r2 /(r1 +r2 ) となる。
【0028】図2(c)に示すA/D変換入力端子10
aの端子電圧は、マイコン8内部においてA/D変換さ
れ、ディジタル値として認識される。したがって、マイ
コン8では変換されたディジタル値に応じて、電源回路
4における電源電圧V1の変化を段階的に判断すること
ができる。
【0029】いま例えば、マイコン8が6ビットのA/
D入力端子を有する場合、その分解能は6ビット(64
段階)になるため、電源電圧V1を64段階に区分して
検出することができる。又、マイコン8の停電検出端子
(A/D変換入力端子10a)には、常に電源電圧が入
力されているために、電源電圧が低下し、あるいは停止
後に元の電圧まで復帰した場合においても、マイコン8
の動作が保証されている範囲内であればその復帰をマイ
コン8で段階的に判断することができる。
【0030】さらに、電源電圧の検出動作の詳細につい
て、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
【0031】実施の形態1では、停電検出端子には図2
(c)に示すような端子電圧が入力されている。いま使
用しているマイコン8がNビットのA/D変換入力端子
を備えているものとした場合、停電検出端子としてのA
/D変換入力端子10aの入力電圧は、2N 段階でマイ
コン8内部で判断することができる。
【0032】例えば、図2において、マイコン8への入
力電圧V2の電圧値を保証するためには、電源回路4の
出力電圧V1として最小電圧Va (T3 時の電圧)が必
要であるとする。このタイミングT3 でのA/D変換入
力端子10aへのアナログ電圧値をマイコン8内でディ
ジタル値x1 として認識するためには、電圧値Va が、 Va ={x1 /2N }×{V1×r2 /(r1 +r
2 )} となるように、ディジタル値x1 を設定すればよい。
【0033】マイコン8の動作が保証できなくなるタイ
ミングT4 でのA/D変換入力端子10aへのアナログ
電圧値をマイコン8内でディジタル値x2 として認識す
るためには、同様に電圧Vb が、 Vb ={x2 /2N }×{V1×r2 /(r1 +r
2 )} となるように、ディジタル値x2 を設定すればよい。
【0034】また、同様に通常時の電源電圧にはディジ
タル値x0 (=2N )を設定する。ここで、各ディジタ
ル値の関係はx0 >x1 >x2 であり、マイコン8内部
のソフトウェアによって、x0 >x3 >x1 なるディジ
タル値x3 を設定して、A/D変換入力端子10aのデ
ィジタル値xを常時検出している。
【0035】図3に示すように、ステップS1で検出結
果xがx0 に等しいと判断されるときは、電源電圧は低
下していない。検出結果xがx0 に等しくないと判断さ
れると、ステップS2に進み、x0 >x>x1 であれば
電源電圧が低下し始めたことが分かる。したがって、電
源電圧V1の低下が開始するタイミングを、実際にV2
が低下するタイミングT3 以前に、タイミングT5 の時
点で知ることができる。
【0036】なお、電源電圧V1の正常値の範囲に応じ
て、ディジタル値ΔX(=x0 −x3 )を決めるように
している。
【0037】また、ステップS2で検出結果xがディジ
タル値x1 より小さいと判断されると、ステップS3に
進み、その時点(タイミングT3 )からマイコン8への
入力電圧V2が下がり始めたことが分かる。このステッ
プS3で、ディジタル値xがディジタル値x2 より小さ
いと判断されると、その時点(タイミングT4 )でマイ
コン8の動作が保証できなくなることも分かる。したが
って、マイコン8への入力電圧V2の低下が開始するタ
イミングT3 、及びその動作が保証できなくなるタイミ
ングT4 を、正確に知ることができる。
【0038】ここで、マイコン8の動作が保証できなく
なるタイミングT4 までの動作保証時間ΔT1を出来る
だけ長く確保するには、ディジタル値x3 をx1 および
2よりも出来るだけ大きく設定すればよい。すなわ
ち、マイコン8への入力電圧の低下を判断した後の、周
辺IC13への制御の停止処理に要する時間に応じて、
動作保証時間ΔT1の長さを自由に決定できる。
【0039】また、一旦、検出結果xがディジタル値x
2 よりも小さいディジタル値まで電源電圧が低下した後
に、マイコン8で再びディジタル値x2 以上のディジタ
ル値が検出されれば、その時点で電源電圧V1が復帰し
始めたと認識することもできる。
【0040】以上述べたように、この実施の形態1の停
電検出装置によれば、電圧レギュレータ6の入力側の電
源電圧V1が低下しているかどうかを判断し、また、電
圧レギュレータ6の入力側の電源電圧V1が低下してい
る場合に、マイコン8に供給されている電圧V2が低下
しているかどうかを判断し、さらに、マイコン8に供給
されている電圧V2が低下している場合に、該電圧がマ
イコン8の動作保証電圧Vb 以下まで低下しているかど
うかを判断しているので、電源電圧V1が低下する各タ
イミングT0 、T3 、T4 を正確に知ることができる。
【0041】また、マイコン8に供給されている電圧V
2がマイコン8の動作保証電圧Vb以下に低下した後に
は、マイコン8から周辺IC13への制御を停止すると
共に、電圧レギュレータ6の入力側の電源電圧V1が所
定の電圧に復帰しているかどうかを判断しているので、
電源電圧が所定の電圧に復帰した後のマイコン8で行う
べき処理を、即時に実行できる。
【0042】実施の形態2.図4は、実施の形態2にお
ける停電検出装置を含む電子機器の電源部分を示す回路
構成図である。
【0043】図4において、停電検出回路26は、2つ
の分圧用の抵抗器2、3と、これら抵抗器2、3によっ
て分圧された電圧値を一方の入力とする3つの比較器1
6、17、18と、これら比較器16、17、18の他
方の入力側に接続され、それぞれ異なる比較電圧を有す
る比較電圧発生手段、例えばツェナーダイオード19
b,19c,19dとから構成され、比較器16、1
7、18の各出力信号がそれぞれマイコン8の停電検出
端子10b,10c,10dに供給されている。なお、
ここでも停電検出回路26以外の回路部分であって、図
6の従来装置に対応する部分には、同一の参照番号を付
けている。
【0044】この実施の形態2では、マイコン8内部に
A/D変換入力端子を持たない場合に、電源電圧V1を
抵抗器2、3で分圧してから、その分圧値を複数の比較
器16、17、18でそれぞれ異なる3つのツェナーダ
イオード19b,19c,19dによるツェナー電圧
(比較電圧)と比較し、その比較結果をマイコン8の3
つの停電検出端子10b,10c,10dに供給してい
る。したがって、異なるツェナー電圧に応じて、マイコ
ン8の停電検出端子10b,10c,10dへの入力信
号レベルがL/Hに切り替わるから、実施の形態1の場
合と同様に、電源電圧V1が低下する各タイミングを正
確に知ることができる。
【0045】たとえば、3つのツェナーダイオード19
b,19c,19dによるツェナー電圧値を、それぞれ
V1×r2 /(r1 +r2 )、Va ×r2 /(r1 +r
2 )、Vb ×r2 /(r1 +r2 )に設定しておく。比
較器16がオンし、比較結果が検出端子10bに入力さ
れた時には、マイコン8によって“電源電圧が低下して
いる”という判断を行なうことができる。比較器16に
加えて、比較器17もオンすると、マイコン8によって
“電源電圧がVa 以下に低下している”という判断を行
なうことができる。さらに、比較器16〜18のすべて
がオンすると、マイコン8によって“電源電圧がVb
下に低下している”という判断を行なうことができる。
【0046】このように、比較電圧を複数段階に設定す
ることで、電源電圧の低下の割合を容易に判別できる。
また、上述したツェナー電圧の設定値以外にも、比較電
圧を適切な値に設定しておくことによって、電源電圧が
どこまで低下したかを容易に判断することができるか
ら、電子機器を安定して動作させることが可能になる。
【0047】実施の形態3.図5は、実施の形態3の停
電検出装置の動作を示すタイミングチャートである。
【0048】実施の形態3の停電検出装置は、図6に示
すマイコン8と同様に、1つの停電検出端子を利用する
ものであって、図1の停電検出回路25と同様に、2つ
の分圧用の抵抗器2、3だけで構成したものである。す
なわち、この停電検出装置は、図1の停電検出端子10
aとしてA/D変換入力端子ではなくて、マイコン8の
一般的な入力端子を利用して構成している。
【0049】停電検出端子としてマイコンなどの一般的
な入力端子を利用する場合には、入力端子電圧は、ハイ
レベル(“H”)が約4V〜5Vであり、ローレベル
(“L”)が0V〜約2Vである。そこで、電圧レギュ
レータの入力電圧V1が出力電圧V2に比べて十分に大
きい場合などでは、マイコン8の停電検出端子10aの
最大入力定格を満足する電圧値になるように、抵抗器
2、3の抵抗値を大きな値に、しかも出来る限り抵抗器
3の抵抗値r2 を大きな値に設定し、電源電圧V1が低
下していないときに、停電検出端子10aで“H”と判
断するように設定しておく。そうすれば、図5(c)に
示すように、電源電圧V1が低下する際に、その最初の
タイミングT0 ではマイコン8の停電検出端子10aの
入力がレベル“H”であるため、電源電圧V1は低下し
ていないと判断でき、その後、電源電圧V1が低下した
ときには、マイコン8の停電検出端子10aがレベル
“L”と判断するために、電源電圧V1の低下を検出す
ることができる。図5には、このタイミングをT6 とし
て示してある。
【0050】すなわち、従来の停電検出回路1のような
ダイオード、トランジスタ、電解コンデンサ等を含まず
に、分圧用の抵抗器2、3だけで回路構成しても、タイ
ミングT6 で電源電圧V1の低下を正確に検出できる。
電源電圧V1がV2に対して十分に大きい場合、すなわ
ちタイミングT6 がマイコン8への電源電圧V2が低下
し始めるポイント(タイミングT3 )や、マイコン8へ
の電源電圧V2がVbまで低下し、マイコン8の動作が
保証できなくなるポイント(タイミングT4 )よりも早
く検出することができれば、マイコン8の動作停止まで
に、必要な処理を行なうことが可能になる。また、図1
などに示す電圧レギュレータ6の後段の平滑用コンデン
サ7が十分に大きくて、電源電圧V1がマイコン8への
入力電圧V2を保証する最小電圧Va を下回っても、な
お電圧レギュレータ6の出力電圧V2が維持できる場合
などには、電圧レギュレータ6への入力電圧V1が十分
に大きい場合と同様に、停電検出端子10aに必ずしも
A/D変換入力端子を用いなくてよい。
【0051】以上述べたように、この実施の形態3の停
電検出装置では、少なくとも1つの停電検出端子を有す
るマイコンを備えた電子機器に、電源電圧が電圧レギュ
レータを介して安定化した電圧として供給されるとき、
電圧レギュレータの入出力電圧の比が大きい場合、或い
は電圧レギュレータの出力側の平滑用コンデンサの容量
値が大きい場合に、電圧レギュレータへの電源電圧を分
圧して、マイコンの停電検出端子に供給することによっ
て、電圧レギュレータの入力側の電源電圧が低下してい
るかどうかを判断しているので、トランジスタやダイオ
ードを用いて回路構成する必要がなくなり、安価に回路
を構成することができる。
【0052】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0053】請求項1の発明によれば、従来のように構
成された停電検出方法と比較して、マイコンを有する電
子機器の電源電圧の低下、停止および復帰を正確に検出
できる。
【0054】請求項2の発明によれば、マイコンのA/
D変換入力端子には、常に電源電圧が入力されているた
めに、電源電圧が所定の電圧に復帰した場合において
も、その復帰の段階をマイコンで判断することができ、
マイコンが電源電圧復帰後に行うべき処理を即時に実行
することができる。
【0055】請求項3の発明の停電検出装置によれば、
マイコンのA/D変換入力端子には、常に電源電圧が入
力されているために、電源電圧が所定の電圧に復帰した
場合においても、その復帰の段階をマイコンで判断する
ことができ、マイコンが電源電圧復帰後に行うべき処理
を即時に実行することができる。
【0056】請求項4の発明によれば、マイコンのA/
D変換入力端子を使用しなくても、従来のように構成さ
れた停電検出装置と比較して、トランジスタやダイオー
ドを用いて回路構成する必要がなくなり、より正確に電
源電圧の低下を判断することができる。
【0057】請求項5の発明によれば、マイコンのA/
D変換入力端子を使用しない場合でも、従来のようなト
ランジスタやダイオードを用いて回路構成する必要がな
くなり、安価に回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の停電検出装置を含む電子機器
の電源部分を示す回路構成図である。
【図2】 実施の形態1の停電検出装置の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図3】 実施の形態1の停電検出装置の検出動作を説
明するフローチャートである。
【図4】 実施の形態2における停電検出装置を含む電
子機器の電源部分を示す回路構成図である。
【図5】 実施の形態3の停電検出装置の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図6】 従来の停電検出装置を備えた電子機器の一例
を示す回路図である。
【図7】 従来の停電検出装置の動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1、25、26 停電検出回路、 2 電圧分割用の抵
抗器、 3 電圧分割用の抵抗器、 4 電源回路、
5 電解コンデンサ、 6 電圧レギュレータ、 7
電解コンデンサ、 8 マイコン(マイクロコンピュー
タ)、 9 電源電圧入力端子、 10 停電検出端
子、 11 クロック出力端子、 12データ出力端
子、 13 周辺IC、 14 クロック入力端子、
15 データ入力端子、 16、17、18 比較器、
19b,19c,19d ツェナーダイオード 、
20 ダイオード、 21 トランジスタ、 22 電
解コンデンサ、 23、24 電圧分割用の抵抗器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 3/24 G06F 1/00 333D H02J 9/00 341P

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧調整手段と、該電圧調整手段から安
    定化した電圧が供給されるマイコンとを備えた電子機器
    の停電検出方法において、 前記電圧調整手段の入力側の電源電圧が低下しているか
    どうかを判断するステップと、 前記電圧調整手段の入力側の電源電圧が低下している場
    合に、前記マイコンに供給されている電圧が低下してい
    るかどうかを判断するステップと、 前記マイコンに供給されている電圧が低下している場合
    に、該電圧が前記マイコンの動作保証電圧以下まで低下
    しているかどうかを判断するステップとを含むことを特
    徴とする電子機器の停電検出方法。
  2. 【請求項2】 さらに、前記マイコンに供給されている
    電圧が前記マイコンの動作保証電圧以下に低下した後に
    は、前記マイコンから周辺回路への制御を停止すると共
    に、前記電圧調整手段の入力側の電源電圧が所定の電圧
    に復帰しているかどうかを判断するステップを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器の停電検出方
    法。
  3. 【請求項3】 A/D変換入力端子を有するマイコンを
    備え、電源電圧が電圧調整手段を介して安定化した電圧
    として供給される電子機器の停電検出装置において、 前記電圧調整手段への電源電圧を分圧して、前記マイコ
    ンのA/D変換入力端子に供給することによって、前記
    マイコンにおいて前記電源電圧の変動を段階的に検出す
    ることを特徴とする電子機器の停電検出装置。
  4. 【請求項4】 複数の停電検出端子を有するマイコンを
    備え、電源電圧が電圧調整手段を介して安定化した電圧
    として供給される電子機器の停電検出装置において、 前記電圧調整手段への電源電圧を分圧する抵抗器と、 前記抵抗器によって分圧された電圧値を複数の比較電圧
    発生手段のそれぞれ異なる比較電圧と比較する複数の比
    較器とを備え、前記比較器の各出力信号をそれぞれ前記
    マイコンの停電検出端子に供給し、前記電源電圧の変動
    を段階的に検出することを特徴とする停電検出装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの停電検出端子を有する
    マイコンを備えた電子機器に、電源電圧が電圧調整手段
    を介して安定化した電圧として供給される電子機器の停
    電検出装置において、 前記電圧調整手段への電源電圧を分圧して、前記マイコ
    ンの停電検出端子に供給することによって、前記電圧調
    整手段の入力側の電源電圧が低下しているかどうかを判
    断することを特徴とする停電検出装置。
JP8200218A 1996-07-30 1996-07-30 電子機器の停電検出方法及び停電検出装置 Withdrawn JPH1051954A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9981684B2 (en) 2011-12-05 2018-05-29 Mitsubishi Electric Corporation Vehicle power steering control apparatus
US12311557B2 (en) 2020-01-20 2025-05-27 Fanuc Corporation Controller for robot and power-outage processing method

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