JPH1052009A - ステータコアへの巻線装置 - Google Patents

ステータコアへの巻線装置

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JPH1052009A
JPH1052009A JP8220362A JP22036296A JPH1052009A JP H1052009 A JPH1052009 A JP H1052009A JP 8220362 A JP8220362 A JP 8220362A JP 22036296 A JP22036296 A JP 22036296A JP H1052009 A JPH1052009 A JP H1052009A
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良雄 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線開始時及び巻線終了時にリード線をステ
ータコアに取付けられたインシュレータの保持溝に挿入
できるようにしたステータコアへの巻線装置を提供す
る。 【解決手段】 軸方向移動及び回転をするガイド筒16
と、ガイド筒16先端に取付けられたノズル18と、ス
テータコア11を回転可能に保持するホルダ13と、導
線Wの保持切断装置31とを備えた巻線装置において、
ステータコア11の端面に接離可能でかつ回転可能な円
筒部材25、26を設ける。円筒部材25、26には、
切り欠き32、33が形成され、巻線開始時は、上記切
り欠き33の縁部33aをガイドにして導線Wをインシ
ュレータ12の保持溝12bに挿入し、巻線終了時に
は、ホルダ13を回転させて導線Wの経路を上記保持溝
12bに整合させた後、円筒部材25の上端面によって
導線Wを上記保持溝12aに押し込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステータコアの内
歯に導線を直接巻付けてコイルを形成するステータコア
への巻線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステータコアへのコイル形成装置として
は、ステータコアの内歯に導線を直接巻付けてコイルを
形成する、いわゆる直巻方式と、導線を予め型枠に巻付
けてコイルを形成し、このコイルを治具によってステー
タコアの溝に挿入するコイル挿入方式とが知られてい
る。直巻方式は、コイル挿入方式に比べて作業性が悪い
という欠点がある反面、ステータコアの端面より突出す
るループの長さを短くして性能を向上させ、小型でも性
能の高いモータの製造が可能になるという利点を有して
いる。
【0003】直巻方式のコイル巻線装置としては、例え
ば本出願人による特開平2−214446号、特開平2
−214447号に開示された方法が知られている。す
なわち、同装置は、ステータコアの軸心に配置され、軸
方向移動可能かつ回転可能に支持され、導線を一端から
導入し、他端から繰り出すガイド筒と、このガイド筒の
他端に取付けられたヘッドを介して装着され、導線をガ
イド筒に対してほぼ直交する方向に繰り出すノズルとを
備えており、ノズルがステータコアの所定の内歯外周を
周回するように、ガイド筒を回転させつつ軸方向移動さ
せ、ノズルから繰り出される導線を内歯に巻付ける構造
をなしている。
【0004】一方、ステータコアには、インシュレータ
と呼ばれる絶縁部材がステータコアのスロット内面及び
両端面を覆うように取付けられている。このインシュレ
ータのステータコアの両端面を覆う部分には、補強等を
兼ねたリブが設けられていることが多い。そして、近
年、このリブにリード線保持溝を設けておき、巻線され
た導線の両端末であるリード線をその保持溝に保持し
て、後のリード線処理操作の便を図ることが行われてい
る。このリード線の保持溝への挿入作業は、これまでは
手作業で行われていたのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年におい
ては、特に国内における製造作業の自動化を徹底的に押
し進めて、人件費等が安いアジア諸国等における生産コ
ストに対向できるようにすることが求められており、上
記のようなリード線の保持作業も自動化することが要求
されるようになってきた。
【0006】したがって、本発明の目的は、ステータコ
アの内歯に導線を直接巻付けてコイルを形成するステー
タコアへの巻線装置において、巻線開始時及び巻線終了
時にリード線をステータコアに取付けられたインシュレ
ータの保持溝に自動的に挿入できるようにしたものを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1は、ステータコアの内歯に導線を直接
巻付けてコイルを形成する巻線装置において、ステータ
コアの軸心に配置され、軸方向移動可能かつ回転可能に
支持され、導線を一端から導入し、他端から繰り出すガ
イド筒と、このガイド筒の他端に取付けられたヘッドを
介して装着され、前記導線を前記ガイド筒に対してほぼ
直交する方向に繰り出すノズルと、ステータコアを回転
可能に保持して、前記ノズルによる巻線が所定の内歯に
対してなされるように、ステータコアを回転位置決めす
るホルダと、前記導線の巻線開始時に導線の始端部を保
持し、巻線終了時に導線の終端部を引き寄せて切断し、
巻線終了側の端部を開放すると共に、新たな巻線開始側
の端部を保持する導線の保持切断装置と、ステータコア
のスロット内面を覆い、少なくとも一方の端面から突出
するリブを有し、このリブに前記導線の端末であるリー
ド線を挿入保持させる保持溝を有するインシュレータの
前記保持溝に、前記リード線を挿入して保持させるリー
ド線挿入装置とを備え、前記リード線挿入装置は、ステ
ータコアの外周に接離可能かつ回転可能に配置され、周
面に所定形状の切り欠きを有する円筒部材であって、巻
線開始時にはその軸方向に沿った切り欠き縁部を前記イ
ンシュレータの保持溝に合致させるように回転し、巻線
終了時にはその端面によって前記リード線を前記保持溝
に押し込むことができるように回転するものからなるこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明の第2は、前記第1の発明に
おいて、前記リード線挿入装置が、ステータコアの外周
に接離可能かつそれぞれ独立して回転可能に配置され、
それぞれの周面に所定形状の切り欠きを有する二重円筒
部材であって、一方の円筒部材が巻線開始時のリード線
のガイドをし、他方の円筒部材が巻線終了時のリード線
の押し込みをすることを特徴とする。
【0009】本発明の第1によれば、ホルダによってス
テータコアの所定の内歯が、ノズルの周回による巻線を
受ける位置に位置決めされ、ノズルから引き出された導
線の始端部が保持切断装置によって保持された状態で巻
線を開始するとき、円筒部材がステータコアの外周に近
接して、その切り欠き縁部がインシュレータの保持溝に
合致するように回転する。そして、ノズルが回転を始め
るとき、導線の始端部をなすリード線が上記切り欠き縁
部にガイドされてインシュレータの保持溝に挿入される
ので、コイルの始端部をなすリード線をインシュレータ
の保持溝に自動的に挿入保持させることができる。その
後、円筒部材は、ステータコアの端面から離れて元の位
置に復帰する。
【0010】そして、ガイド筒の駆動によって、ノズル
がステータコアの内歯を周回し、コイル形成が終了する
と、保持切断装置が、コイルとノズルとの間に亙る導線
の終端部を引き寄せる。その状態で、ホルダが回転して
ステータコアのインシュレータの保持溝が保持切断装置
によって保持された導線の巻線終了側(コイル側)の端
部の経路に合致するようにステータコアを位置決めす
る。更に、円筒部材が回転して、その端面が上記導線の
巻線終了側の端部の経路と交差する位置とされ、その状
態で、円筒部材がステータコアの外周に近接して、上記
導線の端部をインシュレータの保持溝に挿入する。
【0011】その後、保持切断装置は、導線を切断し
て、巻線終了側の端部を開放すると共に、新たな巻線開
始側(ノズル側)の端部を保持する。このようにして、
リード線のインシュレータの保持溝への挿入作業を自動
化することができ、ステータコアへのコイル巻線作業の
完全自動化に寄与することができる。
【0012】本発明の第2によれば、巻線開始時には、
一方の円筒部材が所定の位置に回転して、その切り欠き
縁部がインシュレータの保持溝に合致するように回転
し、巻線終了時には、他方の円筒部材が所定の位置に回
転して、その端面が保持切断装置によって保持された導
線の経路と交差するようにすることができる。このよう
に、巻線開始時のリード線の保持溝への挿入ガイドと、
巻線終了時のリード線の保持溝への押し込みとを、それ
ぞれ別々の円筒部材によって行うようにしたことによ
り、円筒部材の駆動機構を簡単にして、駆動装置の低コ
スト化及び小型化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜9には、本発明によるステ
ータコアへのコイル巻線装置の一実施例が示されてい
る。図1はステータコア、ノズル、円筒部材及び保持切
断装置の関係を示す部分平面図、図2はステータコア、
ガイド筒、ノズル及びホルダ等の関係を示す部分側断面
図、図3はステータコア及びそれに取付けられたインシ
ュレータの形状を示す底面図、図4はインシュレータに
設けられた保持溝を示す部分側面図、図5は円筒部材の
駆動機構を示す側断面図、図6は外側の円筒部材を示す
側断面図、図7は内側の円筒部材を示す側断面図、図8
は保持切断装置の部分平面断面図、図9は保持切断装置
の部分側面図である。
【0014】図2において、11はステータコアであ
り、12はステータコア11に装着されたインシュレー
タである。13はステータコア11が適合する透孔を有
し、この透孔の内周にステータコア11の下面を受ける
爪部13aを有するホルダであり、その外周には図示し
ないギヤが形成されていて、図示しない駆動モータによ
り回転駆動する。なお、ステータコア11の上方には、
押え部材14がステータコア11に装着されたインシュ
レータ12の上端に接離可能に配置されている。したが
って、ステータコア11は、ホルダ13と押え部材14
とによって保持され、ホルダ13の回転によって回転位
置決めされるようになっている。
【0015】一方、図2中の15は、巻線時の導線の整
列ガイド治具であり、巻線を施される内歯の位置に対応
して上下一対となって配置され、図示しないカム機構を
介して巻線操作に伴って半径方向に進退動作するように
なっている。上下一対の整列ガイド治具15の先端部
は、外側面がテーパ状をなし、巻付けられた導線を先端
部から滑り落として、内歯の所定位置に巻付けられるよ
うにする。そして、その先端位置が上記動作によって徐
々に移動することにより、内歯の外周に導線が整列して
巻付けられるようにするものである。
【0016】図2中の16は、ステータコア11の軸心
に配置されて、導線を下端から導入され、上端から導出
するガイド筒であり、例えば前記特開平2−21444
6号に開示されたような駆動機構により、軸方向に往復
動すると共に、往復回転動作を行う。このガイド筒16
の上端には、ガイド筒16の導線挿通孔16aに連通す
る連通孔17aを有するヘッド17が装着され、このヘ
ッド17に対して放射状に複数、この実施例の場合3つ
のノズル18が取付けられており、ステータコア11の
3つの内歯に対して同時に巻線がなされるようになって
いる。ノズル18の内孔18aは、上記ヘッド17の連
通孔17aに連通し、ガイド筒16を通して導入された
導線を、上記連通孔17a及び内孔18aを通して、ノ
ズル18の先端から導出させるようになっている。そし
て、ガイド筒16が上記のように駆動することにより、
ノズル18の先端がステータコア11の内歯の回りを周
回して、内歯に導線を巻付けてコイルを形成するように
なっている。
【0017】図3に示すように、この実施例の場合、ス
テータコア11の内歯11aは6個設けられ、それらの
間にスロット11bが形成されている。インシュレータ
12は、ステータコア11のスロット11bの内周面
と、ステータコア11の両端面のスロット11bの開口
縁部を覆うように装着されている。また、図4に示すよ
うに、インシュレータ12の下端面の外周部分にはリブ
12aが形成され、このリブ12aの所定部分はより突
出していて、その部分に導線の保持溝12bが形成され
ている。保持溝12bは、V字形をなしていて、導線が
奥方に挿入されるほど、溝幅が狭まってきつく保持され
るようになっている。更に、インシュレータ12の下端
面の外周部分には、上記リブ12aから外方に突出する
ように、所定個所にボス部12cが形成され、このボス
部12cに金属ピン19が挿着されている。金属ピン1
9は、巻線終了後の工程において、保持溝12bに保持
された導線の端部を巻付けることにより、金属ピン19
を基板等へ半田付けするだけで、リード線の接続を行え
るようにするためのものである。
【0018】図5に示すように、ステータコア11を保
持するホルダ13、整列ガイド治具15等は、フレーム
20に支持されている。そして、このフレーム20に設
置された一対のガイド筒21、21に挿通されたガイド
棒22、22を介して、昇降フレーム23が取付けられ
ている。そして、フレーム20の下面に固定された一対
のエアシリンダ24、24の作動ロッド24a、24a
が上記昇降フレーム23に連結されており、エアシリン
ダ24、24の作動によって昇降フレーム23が昇降動
作するようになっている。昇降フレーム23の中央部に
は、ガイド筒16が挿通される孔23aが形成されてい
る。
【0019】そして、この孔23aの内周に、外側円筒
部材25、内側円筒部材26が、同心状をなして、それ
ぞれ独立に回転可能に装着されている。外側円筒部材2
5の下端外周にはギヤ25aが取付けられ、昇降フレー
ム23に設置された第1回転アクチュエータ27の駆動
軸に装着された駆動ギヤ28が、上記ギヤ25aに歯合
していて、第1回転アクチュエータ27の作動によって
外側円筒部材25が回転するようになっている。また、
内側円筒部材26の下端は、外側円筒部材25の下端よ
り下方に突出してその外周にギヤ26aが取付けられ、
昇降フレーム23に設置された第2回転アクチュエータ
29の駆動軸に装着された駆動ギヤ30が、上記ギヤ2
6aに歯合していて、第2回転アクチュエータ29の作
動によって内側円筒部材26が回転するようになってい
る。そして、外側円筒部材25及び内側円筒部材26
は、昇降フレーム23の昇降動作によって上下移動し、
それらの上端部がステータコア11の下面外周に接離す
るようになっている。
【0020】また、図5中の31は、導線の保持切断装
置であり、ステータコア11の下方に向けて斜め上方に
進退動作し、巻線終了時の導線の端末部分を引き寄せて
切断し、巻線終了側(コイル側)を解放すると共に、巻
線開始側(ノズル側)を保持するようになっている。
【0021】図6に示すように、外側円筒部材25は、
その周壁の複数個所に切り欠き32が形成されている。
この実施例の場合、切り欠き32は、上縁開口部が狭
く、下方部分が一側方に広がった形状をなしている。こ
れは、保持切断装置31が導線を引き寄せた状態で、外
側円筒部材25を回転させたとき、導線の保持切断装置
31からステータコア11の下方に位置するノズル18
に至る部分が、上記切り欠き32の下方の広がった空間
を通るようにして、外側円筒部材25に干渉しないよう
にするためである。そして、外側円筒部材25の切り欠
き32の上縁突出部25bが、導線を押圧してインシュ
レータ12の保持溝12bに挿入する部分となる。
【0022】また、図7に示すように、内側円筒部材2
6も、その周壁の複数個所に切り欠き33を有してい
る。この切り欠き33は、軸方向に沿ってストレートな
縁部33aを有している。この縁部33aは、巻線開始
時にインシュレータ12の保持溝12bに合致させら
れ、ノズル18の回転に伴って導線の始端部を保持溝1
2bに挿入するガイドとなる。
【0023】なお、この実施例では、円筒部材として、
外側円筒部材25と内側円筒部材26とからなる二重円
筒部材を用いたが、円筒部材の回転駆動をパルスモータ
等で行うことにより、一つの円筒部材の回転停止位置を
複数個所に設定できるようにすれば、例えば図6におけ
る切り欠き32の図中右側の直線的な縁部を巻線開始時
の導線の挿入ガイドとすることにより、一つの円筒部材
だけでリード線挿入装置を構成することもできる。
【0024】図8、9に示すように、保持切断装置31
は、その先端をステータコア11の下面に向けて斜めに
配置されたアーム34と、このアーム34に挿通され、
軸方向にスライド可能に保持された棒状のフック35
と、このフック35の先端の爪部35aが摺接するカッ
タ36と、フック35の爪部35aとの間に導線を挟持
するように、スプリング37により先端方向に付勢され
た突子38とで構成されている。
【0025】そして、図示しない二段エアシリンダによ
り、フック35は、その先端を図8のA、B、Cの位置
に移動できるようになっている。すなわち、フック35
の先端がAの位置に押出されると、巻線終了後にステー
タコアのコイルとノズルとの間に亙っている導線を引き
掛けることが可能な位置となる。また、フック35の先
端がBの位置に引き戻されると、フック35の爪部35
aに引き掛けられた導線が、爪部35aと突子38との
間に挟持されるが切断はされない状態となる。更に、フ
ック35の先端がCの位置に引き戻されると、カッタ3
6とフック35の爪部35aとが、図9中のDの部分で
摺接して導線が切断され、切断された導線の一方の端部
(コイル側の端部)は解放され、他方の端部(ノズル側
の端部)は爪部35aと突子38とに挟持されたまま保
持される。
【0026】なお、図1は、ステータコア11と、ノズ
ル18と、外側円筒部材25と、内側円筒部材26と、
導線Wの保持切断装置31との関係を平面的に示したも
のである。図中、L1は巻線開始時の導線Wの張設経路
を示し、L2は巻線終了時の導線Wの張設経路を示し、
L3及びL4は巻線終了後にフック35で導線Wを引き
寄せたときの張設経路を示している。
【0027】次に、このステータコアへの巻線装置の作
用について説明する。まず、巻線開始時には、導線W
は、図1における張設経路L1、すなわち保持切断装置
31のフック先端35aとノズル18先端とを結ぶ経路
に張設されており、ノズル18は、ステータコア11の
内歯11aの真下に位置している。この状態で、図5に
おける第2回転アクチュエータ29が作動して、内側円
筒部材26の切り欠き33の縁部33aが、インシュレ
ータ12のリブ12aの保持溝12bに合致するよう
に、内側円筒部材26が回転する。また、図5における
第1回転アクチュエータ27が作動して、外側円筒部材
25の切り欠き32の上縁開口部が、内側円筒部材26
の切り欠き33と一致するように、外側円筒部材25が
回転する。そして、エアシリンダ24が作動して昇降フ
レーム23が上昇し、内側円筒部材26及び外側円筒部
材25の上縁部が、ステータコア11の下面に当接し、
インシュレータ12の下面のリブ12aの外周に位置す
る。
【0028】この状態で、図1におけるノズル18が、
ステータコア11の内歯11aの下方を矢印E方向に移
動して、隣接する内歯11aとの間の間隙を通って上昇
し、内歯11aの回りを半周回転して上方で停止する。
このとき、保持切断装置31のフック先端25aとノズ
ル18先端との間に張設されていた導線Wは、内側円筒
部材26の切り欠き縁部33aにガイドされて、図1中
の経路L5をなしてインシュレータ12の下面のリブ1
2aに形成された保持溝12bに挿入保持される。こう
して、導線Wの始端部をインシュレータ12の保持溝1
2bに保持させることができる。なお、ノズル18が半
周回転してステータコア11の上方で一旦停止すると、
図5におけるエアシリンダ24が作動して昇降フレーム
23が下降し、内側円筒部材26及び外側円筒部材25
は、図2における整列ガイド治具15等が干渉しない位
置まで下がる。その後、ノズル18がステータコア11
の内歯11aの回りを所定回数周回して、導線Wを内歯
11aに巻付けてコイルが形成される。
【0029】こうして所定の内歯11aに対するコイル
形成が終了すると、ホルダ13が半周回転して、ステー
タコア11の対向する内歯11aが巻線位置にくる。そ
うして、今度は180°反対側の内歯11aに巻線がな
されコイルが形成される。前述したようにノズル18
は、放射状に3個設けられているので、上記巻線によっ
て合計6つ、すなわちこの実施例の場合には全ての内歯
11aにコイルを形成することが可能になる。
【0030】2回目の巻線操作が終了すると、導線W
は、図1における張設経路L2をなしてノズル18とコ
イルとの間に張設されている。なお、対向する位置にあ
る内歯も同様な形状をなすので、図1の内歯11aは、
便宜上、1回目の巻線を施す内歯と2回目の巻線を施す
内歯とを兼ねたものとして図示している。
【0031】上記張設経路L2の状態で、ホルダ13が
一旦矢印E方向に回転して、導線Wを保持切断装置31
のフック35がとりやすい位置にステータコア11を回
転させる。そして、フック35が押出され、ホルダ13
が矢印F方向に回転して元の位置に復帰して、導線Wが
フック35の先端部に引き掛けられる。そして、フック
35が後退して、爪部35aに導線Wを引き掛けて手前
に引き寄せ、導線Wを爪部35aと突子38との間に挟
んで保持する。なお、このとき導線Wの切断はまだなさ
れていない。その結果、導線Wは、図1の張設経路L
3、L4を通って張設された状態となる。
【0032】その後、ホルダ13は、更に矢印F方向に
回転し、前記張設経路L4、すなわち保持切断装置31
とコイルとの間に張設された導線Wが、インシュレータ
12の保持溝12bと整合する位置で停止する。このと
き、インシュレータ12の保持溝12bに対して、導線
Wは斜めに交差する。そして、第1回転アクチュエータ
27が作動して外側円筒部材25が図1中の矢印F方向
に回転し、図6の上縁突出部25bが導線Wの張設経路
L4の下方であって、かつ、張設経路L3の上方に入り
込む。
【0033】その状態で、エアシリンダ24が作動して
昇降フレーム23が上昇し、張設経路L4の導線Wをイ
ンシュレータ12の保持溝12bに押し込む。そして、
フック35が更に後退し、図9のDの部分で爪部35a
とカッタ36とが摺接して導線Wが切断され、ノズル1
8に連結された側はそのまま保持され、コイルに連結さ
れた側は解放される。その結果、保持切断装置31とノ
ズル18との間(張設経路L1)に導線Wが張設された
前記巻き始めと同じ状態になる。
【0034】以上のような操作によって、ステータコア
11の内歯11aに導線Wを巻線してコイルを形成する
と共に、導線Wの巻き始めの端部をなすリード線と、巻
き終りの端部をなすリード線とを、ステータコア11の
インシュレータ12の保持溝12bに自動的に挿入する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステータコアの内歯に導線を直接巻付けてコイルを形成
するステータコアへの巻線装置において、巻線開始時及
び巻線終了時に、リード線をステータコアに取付けられ
たインシュレータの保持溝に自動的に挿入することがで
きるようになり、ステータコアへの巻線作業の完全な自
動化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステータコアへの巻線装置の一実
施例におけるステータコア、ノズル、円筒部材及び保持
切断装置の関係を示す部分平面図である。
【図2】同巻線装置のステータコア、ガイド筒、ノズル
及びホルダ等の関係を示す部分側断面図である。
【図3】同巻線装置に適用されるステータコア及びそれ
に取付けられたインシュレータの形状を示す底面図であ
る。
【図4】同インシュレータに設けられた保持溝を示す部
分側面図である。
【図5】同巻線装置の円筒部材の駆動機構を示す側断面
図である。
【図6】同巻線装置の外側の円筒部材を示す側断面図で
ある。
【図7】同巻線装置の内側の円筒部材を示す側断面図で
ある。
【図8】同巻線装置の保持切断装置の部分平面断面図で
ある。
【図9】同巻線装置の保持切断装置の部分側面図であ
る。
【符号の説明】
11 ステータコア 12 インシュレータ 13 ホルダ 14 押え部材 15 整列ガイド治具 16 ガイド筒 17 ヘッド 18 ノズル 19 ピン 20 フレーム 21 ガイド筒 22 ガイド棒 23 昇降フレーム 24 エアシリンダ 25 外側円筒部材 25a ギヤ 26 内側円筒部材 26a ギヤ 27 第1回転アクチュエータ 28 駆動ギヤ 29 第2回転アクチュエータ 30 駆動ギヤ 31 保持切断装置 32、33 切り欠き 34 アーム 35 フック 36 カッタ 37 スプリング 38 突子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアの内歯に導線を直接巻付け
    てコイルを形成する巻線装置において、 ステータコアの軸心に配置され、軸方向移動可能かつ回
    転可能に支持され、導線を一端から導入し、他端から繰
    り出すガイド筒と、 このガイド筒の他端に取付けられたヘッドを介して装着
    され、前記導線を前記ガイド筒に対してほぼ直交する方
    向に繰り出すノズルと、 ステータコアを回転可能に保持して、前記ノズルによる
    巻線が所定の内歯に対してなされるように、ステータコ
    アを回転位置決めするホルダと、 前記導線の巻線開始時に導線の始端部を保持し、巻線終
    了時に導線の終端部を引き寄せて切断し、巻線終了側の
    端部を開放すると共に、新たな巻線開始側の端部を保持
    する導線の保持切断装置と、 ステータコアのスロット内面を覆い、少なくとも一方の
    端面から突出するリブを有し、このリブに前記導線の端
    末であるリード線を挿入保持させる保持溝を有するイン
    シュレータの前記保持溝に、前記リード線を挿入して保
    持させるリード線挿入装置とを備え、 前記リード線挿入装置は、ステータコアの外周に接離可
    能かつ回転可能に配置され、周面に所定形状の切り欠き
    を有する円筒部材であって、巻線開始時にはその軸方向
    に沿った切り欠き縁部を前記インシュレータの保持溝に
    合致させるように回転し、巻線終了時にはその端面によ
    って前記リード線を前記保持溝に押し込むことができる
    ように回転するものからなることを特徴とするステータ
    コアへの巻線装置。
  2. 【請求項2】 前記リード線挿入装置は、ステータコア
    の外周に接離可能かつそれぞれ独立して回転可能に配置
    され、それぞれの周面に所定形状の切り欠きを有する二
    重円筒部材であって、一方の円筒部材が巻線開始時のリ
    ード線のガイドをし、他方の円筒部材が巻線終了時のリ
    ード線の押し込みをする請求項1記載のステータコアへ
    の巻線装置。
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