JPH1052062A - 3レベルインバータの制御装置 - Google Patents

3レベルインバータの制御装置

Info

Publication number
JPH1052062A
JPH1052062A JP8202136A JP20213696A JPH1052062A JP H1052062 A JPH1052062 A JP H1052062A JP 8202136 A JP8202136 A JP 8202136A JP 20213696 A JP20213696 A JP 20213696A JP H1052062 A JPH1052062 A JP H1052062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
limit value
voltage command
semiconductor switching
point
switching elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8202136A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiwamu Suzuki
究 鈴木
Hiroshi Osawa
博 大沢
Akio Suzuki
明夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP8202136A priority Critical patent/JPH1052062A/ja
Publication of JPH1052062A publication Critical patent/JPH1052062A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 3レベルインバータの素子破壊を防ぎ、異な
る変調方式間の移行を容易にする。 【解決手段】 3レベルインバータの制御装置におい
て、搬送波の振幅を越えない第1の制限値Lmaxを設
定する制限値設定回路3と、第1の制限値を越えない第
2の制限値Lsを設定する制限値設定回路5と、2つの
電圧指令の一方が第1の制限値を越えるときはその電圧
指令を第1の制限値に制限する制限回路31,32と、
第1の制限値を越えた電圧指令から第1の制限値を差し
引いた値を補正量として他方の電圧指令に加算するため
の補正量演算回路36,37、加算器67,68と、前
記他方の電圧指令が第2の制限値を越える時はその電圧
指令を第2の制限値に制限する制限回路33,34とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各相の出力電圧と
して3値を出力可能な3レベルインバータの制御装置に
関し、詳しくは、PWM(パルス幅変調)制御による3
レベルインバータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、3レベルインバータの主回路
構成の一例を示している。図において、101は直流入
力コンデンサとしての正側コンデンサ、102は同じく
負側コンデンサ、81〜92は半導体スイッチング素子
としての逆導通ゲートターンオフサイリスタ(以下、単
にGTOという)、93〜98は結合ダイオード、10
3は負荷としてのモータ、110は直流電源である。ま
た、正側コンデンサ101と負側コンデンサ102との
接続点Oは中性点である。
【0003】この種の3レベルインバータは、図16の
主回路構成においてコンデンサ101,102の直列回
路に加わる直流電圧をEdとすると、R,S,T各相の
出力電圧として+Ed/2,0(零電位),−Ed/2の3
値を出力できるという特徴を持つ。このため、各相の出
力電圧として+Ed/2,−Ed/2の2値を出力する2レ
ベルインバータと比べて出力電圧の出力レベル数が増加
し、高調波を低減できるという長所を持っている。この
3レベルインバータの主回路構成については、例えば特
開昭56−74088号公報に記載されている。
【0004】3レベルインバータでは、主回路のスイッ
チング素子を動作させるPWM信号の発生方式として様
々な方式があるが、代表的なものにユニポーラ変調方式
及びダイポーラ変調方式がある。ユニポーラ変調方式
は、図22(3)に示すように、出力相電圧、例えばR
相電圧VRの波形の一周期間において、半周期間は零電
位と正側電位(+Ed/2)とを繰り返すパルス列を出力
し、残りの半周期間は零電位と負側電位(−Ed/2)と
を繰り返すパルス列を出力する点が特徴である。なお、
図22(1)は電圧指令を、図22(2)はR相の2つ
の電圧指令と搬送波(三角波)との比較原理を示す図で
ある。
【0005】一方、ダイポーラ変調方式は、図18
(3)に示すように、出力相電圧VRの波形において、
正側電位(+Ed/2)と負側電位(−Ed/2)とを零電
位を経由しながら交互に出力するパルス列からなること
が特徴である。ここで、図18(1)は電圧指令を、図
18(2)は2つの電圧指令と搬送波との比較原理を示
す図である。
【0006】これらの変調方式に関する従来技術とし
て、「A NOVEL APPROACH TO THEGENERATION AND
OPTIMIZATION OF THREE - LEBEL PWM WAVE FORM
S」(PESC '88 Record. April 1988)(以下、文献1
とする)の1255〜1262頁に、3レベルインバー
タの高調波低減を目的として、ダイポーラ変調とユニポ
ーラ変調とを出力電圧の大きさにより切り替えることが
記載されている。
【0007】図24及び図25は、上記文献1に記載さ
れているダイポーラ変調及びユニポーラ変調のPWM方
式の原理図である。これらの図から明らかなように、文
献1の従来技術は、ダイポーラ変調とユニポーラ変調と
では三角波と電圧指令との比較方法が異なるので、変調
方式を切り替える際には三角波及び電圧指令双方の位相
を厳密に制御しなくてはならない。
【0008】別の従来技術として、特開平5−1461
62号公報(以下、文献2とする)には、ダイポーラ変
調から部分ダイポーラ変調に移行する記述がある。ここ
で、部分ダイポーラ変調は、図20(3)に示すよう
に、出力相電圧の波形の1周期間において、ユニポーラ
変調の特徴である零電位と正側電位(+Ed/2)とを繰
り返すパルス列を出力する期間と、零電位と負側電位
(−Ed/2)とを繰り返すパルス列を出力する期間とを
持つと共に、ダイポーラ変調の特徴である正側電位(+
d/2)と負側電位(−Ed/2)とを零電位を経由しな
がら交互に出力するパルス列を持つ方式である。なお、
図20(1)は電圧指令を、図20(2)は2つの電圧
指令と搬送波との比較原理を示す図である。
【0009】更に別の従来技術として、特開平5−14
6160号公報(以下、文献3とする)及び特開平6−
30564号公報(以下、文献4とする)には、上述し
たダイポーラ変調、部分ダイポーラ変調、ユニポーラ変
調を含む変調方式間の移行方法を示す記述がある。この
うち、文献4に示された変調方式の説明図には、異なっ
た2つの電圧指令をそれぞれ位相の異なる2つの搬送波
と比較してPWM信号を発生する方法が示されている。
【0010】以上に示した従来技術は、ダイポーラ変調
から他の変調方式に移行することで出力電圧の低い領域
から高い領域までを制御しようとするものであるが、他
の従来技術である特開平7−194133号公報(以
下、文献5とする)には、ダイポーラ変調により零電圧
を含む低い電圧からある程度高い電圧まで連続的に電圧
を制御する方法が紹介されている。
【0011】この文献5に係る従来技術を、図17〜図
19を用いて説明する。図17は3レベルインバータの
1相分(例えば、図16におけるR相)の主回路及びそ
の制御ブロック図であり、図18及び図19は制御方法
を説明するためのダイポーラ変調及び非対称ダイポーラ
変調の原理図である。
【0012】まず、図17において、図18(1)の電
圧指令V*に対してバイアス量設定回路1により出力さ
れたバイアス量Bを加算器66,65により各々加減算
し、制限回路31,32及び補正量演算回路36,37
に導く。補正量演算回路36,37は補正量S1,S2
演算し、これらを加算器68,67により制限回路3
2,31の出力にそれぞれ加算することにより、電圧指
令VB *,VA *がそれぞれ求められる。
【0013】電圧指令VA *は比較器61に導かれて搬送
波発振器52からの搬送波と比較され、その結果がGT
O81のスイッチングを行うPWM信号P1となる。ま
た、電圧指令VB *は比較器62に導かれて搬送波と比較
され、その結果がGTO82のスイッチングを行うPW
M信号P2となる。更に、PWM信号P1,P2はそれぞれ
反転回路71,72に導かれ、これらの出力がGTO8
3,84のスイッチングを行うPWM信号P3,P4とな
る。なお、図17において、3は電圧指令V*の振幅を
制限する制限値設定回路である。
【0014】そして、他の相についても同様にPWM信
号を求め、図16に示したGTO85〜92をスイッチ
ングする。前述のごとく、図18(3)はR相の出力電
圧V Rの波形である。
【0015】一般に、インバータにおいて電圧指令V*
は変調率λ*と電圧指令の波形を示す関数f(θ)との
積により表される。例えば、電圧指令の波形を数式1に
示す正弦波とすると、電圧指令V*は数式2のようにな
る。
【0016】
【数1】f(θ)=sinθ
【0017】
【数2】V**・sinθ
【0018】いま、図18(1)のように変調率λ*
大きさが0≦λ*≦(Lmax−B)の状態では、電圧指令
*の大きさは(Lmax−B)を越えることがない。ここ
で、Lmaxは電圧指令の制限値、Bはバイアス量であ
る。このとき、電圧指令V*にバイアス量Bを加算また
は減算した値は搬送波Cの振幅を越えることがないた
め、補正量S1=S2=0となる。よって、図18におい
て、電圧指令V*に一定のバイアス量Bを減算または加
算したものがそのまま電圧指令VA *またはVB *となり、
これらの関係は数式3、数式4のようになる。
【0019】
【数3】VA *=V*−B
【0020】
【数4】VB *=V*+B
【0021】一方、図19(1)のように変調率λ*
大きさが(Lmax−B)を越える領域では、電圧指令V*
にバイアス量Bを加算または減算して得られた値は図1
9の斜線部,で制限値Lmaxを越えてしまう。この
ような場合は、斜線部,では電圧指令が制限値を越
えないように大きさを制限する。しかし、このままでは
必要な出力電圧が得られなくなるので、VB *の斜線部
をVA *の斜線部で不足分だけ補正(補正量:S1)し、
電圧指令通りの出力電圧を得るようにする。このとき、
電圧指令VA *,VB *は数式5、数式6によって表され
る。
【0022】
【数5】VA *=V*−B+S1
【0023】
【数6】VB *=Lmax
【0024】また、数式5における補正量S1は数式7
により表されるので、電圧指令VA *は数式8のようにな
る。
【0025】
【数7】S1=V*−(Lmax−B)
【0026】
【数8】VA *=2V*−Lmax
【0027】同様に、制限値Lmaxを越えているVA *
斜線部は、電圧指令通りの出力電圧が得られるように
B *の斜線部について補正(補正量:S2)を加える。
このとき、電圧指令V*,VA *,VB *の関係は数式9、数
式10により表される。
【0028】
【数9】VA *=−Lmax
【0029】
【数10】VB *=V*+B−S2
【0030】また、数式10の補正量S2は数式11に
より表されるので、電圧指令VB *は数式12となる。
【0031】
【数11】S2=V*+(Lmax−B)
【0032】
【数12】VB *=2V*+Lmax
【0033】なお、上記以外の電圧指令V*の大きさが
(Lmax−B)を越えない領域では、補正量S1=S2
0となり、このとき、電圧指令VA *,VB *はそれぞれ前
記数式3、数式4により表される。ここで、図17にお
ける補正量演算回路36,37は、電圧指令の大きさに
応じてそれぞれ数式13、数式14に示す補正量S1,S
2を演算する。
【0034】
【数13】
【0035】
【数14】
【0036】上述した従来技術では、出力電圧を零から
最大値まで電圧指令に対して連続的に制御可能である
が、補正量が大きくなると2つの電圧指令が重なり、2
個の主回路スイッチング素子(例えば図16のR相では
GTO81と82及びGTO83と84)を同時にオン
オフするPWM信号が発生する。また、補正量が更に大
きくなると、制限値により固定されている一方の電圧指
令を他方の補正を受けた電圧指令が越える結果、3レベ
ルインバータでは禁止されているスイッチング状態(例
えば図16のR相ではGTO81,84がオンする状
態)となる。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】前記文献1の従来技術
では、ダイポーラ変調とユニポーラ変調とでは三角波と
電圧指令との比較方法が異なり、変調方式の切り替え時
に三角波と電圧指令との両方の位相を厳密に制御、管理
しなくてはならず、制御方式が複雑になるという問題が
ある。
【0038】前記文献3及び文献4の従来技術では、電
圧指令と三角波との比較方式は同一であるが、異なった
2つの電圧指令を位相の異なる2つの三角波と比較する
ため制御方式が複雑になるという問題がある。また、変
調方式の移行時に電圧指令が搬送波の振幅(ピーク値)
付近で発生するPWM信号のパルス幅について特に考慮
されていないため、次のような別の問題を生じる。
【0039】すなわち、一般にインバータでは主回路動
作の制約上、スイッチング素子をオン(またはオフ)す
るPWM信号のパルス幅最小値が決められている。この
パルス幅最小値よりも狭い幅のパルスをスイッチング素
子に与えると、素子は十分にオン(またはオフ)できな
くなり、素子破壊を招くおそれがある。
【0040】また、従来技術では述べられていないが、
通常、上述したような素子破壊を防止するために、パル
ス幅最小値よりも狭い幅のパルスが発生するような領域
では、素子破壊を防ぐために別の手段により、パルス幅
を最小値に固定するかパルスが発生しないようにパルス
幅を零にしている。しかし、このようにパルス幅を固定
すると、電圧指令に対して必要なパルス幅を得ることが
できないため、出力電圧を制御できなくなるという別の
事態を生じる。なお、このようなパルス幅最小値の問題
は、前記文献2の従来技術についても同様である。
【0041】更に、前記文献5の従来技術では、出力電
圧の全領域をダイポーラ変調にて実現しているので、上
述したような制御方式が複雑になる問題やパルス幅最小
値による問題は発生しない。しかるに、従来技術の最後
に述べたような、3レベルインバータにおいて禁止され
ているスイッチング状態となる可能性があり、これが素
子破壊を起こす危険性がある。
【0042】そこで本発明は、上述した種々の問題を解
決し、制御方式の複雑化や素子破壊を招かずに所望の出
力電圧を得ることができ、しかも3レベルインバータを
安定して動作させることができる3レベルインバータの
制御装置を提供しようとするものである。
【0043】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、例えばダイポーラ変調において電圧指
令に対する2種類の制限値を設定する手段を持つこと
で、3レベルインバータにおいて禁止されているスイッ
チング状態の発生を防止することとした。また、バイア
ス量と変調率との切り替えのみでダイポーラ変調とユニ
ポーラ変調とを実現可能としたものである。
【0044】すなわち、請求項1記載の発明は、直流電
源両端の正電位点及び負電位点とこれらの間の中性点と
の間に接続された直流入力コンデンサを有する直流電源
回路を備え、第1〜第4の半導体スイッチング素子から
なる3つの直列回路の両端が前記正電位点及び負電位点
にそれぞれ接続されると共に、第2及び第3の半導体ス
イッチング素子の相互接続点が1相分の出力端子に接続
され、第1及び第2の半導体スイッチング素子と前記中
性点との間に第1の結合ダイオードが接続され、かつ、
第3及び第4の半導体スイッチング素子と前記中性点と
の間に第2の結合ダイオードが接続されてなるインバー
タの各相電圧指令に、あるバイアス量を加算または減算
して得た2つの電圧指令のそれぞれを搬送波と比較して
PWM信号を発生する3レベルインバータの制御装置に
おいて、搬送波の振幅を越えない第1の制限値を設定す
る手段と、第1の制限値を越えない第2の制限値を設定
する手段と、前記2つの電圧指令の一方が第1の制限値
を越えるときはその電圧指令を第1の制限値に制限する
手段と、第1の制限値を越えた電圧指令から第1の制限
値を差し引いた値を補正量として他方の電圧指令に加算
する手段と、前記他方の電圧指令が第2の制限値を越え
る時はその電圧指令を第2の制限値に制限する手段とを
備えたものである。
【0045】請求項2記載の発明は、請求項1記載の3
レベルインバータの制御装置において、第1及び第2の
制限値をインバータ周波数に応じて変化させる手段を備
えたものである。
【0046】請求項3記載の発明は、直流電源両端の正
電位点及び負電位点とこれらの間の中性点との間に接続
された直流入力コンデンサを有する直流電源回路を備
え、第1〜第4の半導体スイッチング素子からなる3つ
の直列回路の両端が前記正電位点及び負電位点にそれぞ
れ接続されると共に、第2及び第3の半導体スイッチン
グ素子の相互接続点が1相分の出力端子に接続され、第
1及び第2の半導体スイッチング素子と前記中性点との
間に第1の結合ダイオードが接続され、かつ、第3及び
第4の半導体スイッチング素子と前記中性点との間に第
2の結合ダイオードが接続されてなるインバータの各相
電圧指令に、あるバイアス量を加算または減算して得た
2つの電圧指令のそれぞれを搬送波と比較してPWM信
号を発生する3レベルインバータの制御装置において、
搬送波の振幅を越えない制限値を設定する手段と、前記
制限値を変調率の大きさに応じて変化させる手段と、前
記2つの電圧指令の一方が前記制限値を越えるときはそ
の電圧指令を前記制限値に制限する手段と、前記制限値
を越えた電圧指令から前記制限値を差し引いた値を補正
量として他方の電圧指令に加算する手段とを備えたもの
である。
【0047】請求項4記載の発明は、直流電源両端の正
電位点及び負電位点とこれらの間の中性点との間に接続
された直流入力コンデンサを有する直流電源回路を備
え、第1〜第4の半導体スイッチング素子からなる3つ
の直列回路の両端が前記正電位点及び負電位点にそれぞ
れ接続されると共に、第2及び第3の半導体スイッチン
グ素子の相互接続点が1相分の出力端子に接続され、第
1及び第2の半導体スイッチング素子と前記中性点との
間に第1の結合ダイオードが接続され、かつ、第3及び
第4の半導体スイッチング素子と前記中性点との間に第
2の結合ダイオードが接続されてなるインバータの各相
電圧指令に、あるバイアス量を加算または減算して得た
2つの電圧指令のそれぞれを搬送波と比較してPWM信
号を発生する3レベルインバータの制御装置において、
搬送波の振幅を越えない制限値を設定する手段と、前記
制限値をインバータ周波数に応じて変化させる手段と、
前記2つの電圧指令の一方が前記制限値を越えるときは
その電圧指令を前記制限値に制限する手段と、前記制限
値を越えた電圧指令から前記制限値を差し引いた値を補
正量として他方の電圧指令に加算する手段とを備えたも
のである。
【0048】請求項5記載の発明は、請求項3記載の3
レベルインバータの制御装置において、前記制限値をイ
ンバータ周波数に応じて変化させる手段を併せ持つもの
である。
【0049】請求項6記載の発明は、直流電源両端の正
電位点及び負電位点とこれらの間の中性点との間に接続
された直流入力コンデンサを有する直流電源回路を備
え、第1〜第4の半導体スイッチング素子からなる3つ
の直列回路の両端が前記正電位点及び負電位点にそれぞ
れ接続されると共に、第2及び第3の半導体スイッチン
グ素子の相互接続点が1相分の出力端子に接続され、第
1及び第2の半導体スイッチング素子と前記中性点との
間に第1の結合ダイオードが接続され、かつ、第3及び
第4の半導体スイッチング素子と前記中性点との間に第
2の結合ダイオードが接続されてなるインバータの各相
電圧指令に、あるバイアス量を加算または減算して得た
2つの電圧指令のそれぞれを搬送波と比較してPWM信
号を発生する3レベルインバータの制御装置において、
電圧指令の振幅及び前記バイアス量を変調率の大きさに
応じて切り替える手段を備えたものである。
【0050】請求項7記載の発明は、直流電源両端の正
電位点及び負電位点とこれらの間の中性点との間に接続
された直流入力コンデンサを有する直流電源回路を備
え、第1〜第4の半導体スイッチング素子からなる3つ
の直列回路の両端が前記正電位点及び負電位点にそれぞ
れ接続されると共に、第2及び第3の半導体スイッチン
グ素子の相互接続点が1相分の出力端子に接続され、第
1及び第2の半導体スイッチング素子と前記中性点との
間に第1の結合ダイオードが接続され、かつ、第3及び
第4の半導体スイッチング素子と前記中性点との間に第
2の結合ダイオードが接続されてなるインバータの各相
電圧指令に、あるバイアス量を加算または減算して得た
2つの電圧指令のそれぞれを搬送波と比較してPWM信
号を発生する3レベルインバータの制御装置において、
電圧指令の振幅及び前記バイアス量をインバータ周波数
に応じて切り替える手段を備えたものである。
【0051】請求項8記載の発明は、直流電源両端の正
電位点及び負電位点とこれらの間の中性点との間に接続
された直流入力コンデンサを有する直流電源回路を備
え、第1〜第4の半導体スイッチング素子からなる3つ
の直列回路の両端が前記正電位点及び負電位点にそれぞ
れ接続されると共に、第2及び第3の半導体スイッチン
グ素子の相互接続点が1相分の出力端子に接続され、第
1及び第2の半導体スイッチング素子と前記中性点との
間に第1の結合ダイオードが接続され、かつ、第3及び
第4の半導体スイッチング素子と前記中性点との間に第
2の結合ダイオードが接続されてなるインバータの各相
電圧指令に、あるバイアス量を加算または減算して得た
2つの電圧指令のそれぞれを搬送波と比較してPWM信
号を発生する3レベルインバータの制御装置において、
電圧指令の振幅及び前記バイアス量を変調率の大きさ及
びインバータ周波数に応じて切り替える手段を備えたも
のである。
【0052】請求項9記載の発明は、請求項6,7また
は8記載の3レベルインバータの制御装置において、前
記2つの電圧指令の振幅を制限する手段を備えたもので
ある。
【0053】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
3レベルインバータの制御装置において、前記2つの電
圧指令の振幅の制限値をインバータ周波数に応じて変化
させる手段を備えたものである。
【0054】請求項11記載の発明は、請求項3記載の
3レベルインバータの制御装置において、前記バイアス
量を変調率の大きさに応じて変化させる手段を備えたも
のである。
【0055】請求項12記載の発明は、直流電源両端の
正電位点及び負電位点とこれらの間の中性点との間に接
続された直流入力コンデンサを有する直流電源回路を備
え、第1〜第4の半導体スイッチング素子からなる3つ
の直列回路の両端が前記正電位点及び負電位点にそれぞ
れ接続されると共に、第2及び第3の半導体スイッチン
グ素子の相互接続点が1相分の出力端子に接続され、第
1及び第2の半導体スイッチング素子と前記中性点との
間に第1の結合ダイオードが接続され、かつ、第3及び
第4の半導体スイッチング素子と前記中性点との間に第
2の結合ダイオードが接続されてなるインバータの各相
電圧指令に、あるバイアス量を加算または減算して得た
2つの電圧指令のそれぞれを搬送波と比較してPWM信
号を発生する3レベルインバータの制御装置において、
搬送波の振幅を越えない制限値を設定する手段と、前記
制限値をインバータ周波数に応じて変化させる手段と、
前記バイアス量を変調率の大きさに応じて変化させる手
段と、前記2つの電圧指令の一方が前記制限値を越える
ときはその電圧指令を前記制限値に制限する手段と、前
記制限値を越えた電圧指令から前記制限値を差し引いた
値を補正量として他方の電圧指令に加算する手段とを備
えたものである。
【0056】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の3レベルインバータの制御装置において、前記制限値
を変調率の大きさに応じて変化させる手段を併せ持つも
のである。
【0057】請求項14記載の発明は、請求項11,1
2または13記載の3レベルインバータの制御装置にお
いて、補正量が加えられた後の前記2つの電圧指令の振
幅を制限する手段を備えたものである。
【0058】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の3レベルインバータの制御装置において、前記2つの
電圧指令の振幅の制限値をインバータ周波数に応じて変
化させる手段を備えたものである。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は請求項1記載の発明の実施形態で
あり、3レベルインバータの主回路1相分(図16にお
けるR相)の制御ブロック図である。なお、図1におい
て、図17と同一の構成要素には同一番号を付してあ
る。
【0060】図1において、51は電圧指令の位相θに
より正弦波などの電圧指令波形を出力する波形発生回
路、1はバイアス量Bを設定するバイアス量設定回路、
3は電圧指令に対し、搬送波の振幅を越えない第1の制
限値Lmaxを設定する制限値設定回路、5は2つの電圧
指令VA *,VB *に対し第2の制限値Lsを設定する制限値
設定回路、31,32は電圧指令V*にバイアス量Bを
減算または加算した結果を制限値Lmaxに制限する制限
回路、33,34は制限回路31,32の出力と補正量
1,S2との各々の加算結果を制限値Lsに制限して電圧
指令VA *,VB *を出力する制限回路、36,37は補正
量S1,S2を演算する補正量演算回路、52は搬送波を
発生する搬送波発振器、61,62は2つの電圧指令V
A *,VB *と搬送波とを比較し、GTO81,82のスイ
ッチングを行うPWM信号P1,P2を演算する比較器、
71,72は比較器61,62から出力されるPWM信
号P 1,P2をそれぞれ反転してGTO83,84に対す
るPWM信号P3,P4を出力する反転回路である。な
お、64は乗算器、65〜68は加算器である。
【0061】次に、この実施形態の動作を説明する。電
圧指令の位相θに基づき波形発生回路51から出力され
た信号に変調率λ*を掛け合わせて電圧指令V*とし、加
算器66,65により前記電圧指令V*に対しバイアス
量Bを加減算する。こうして得た電圧指令VA *,VB *
もとにして、PWM信号を発生する。
【0062】いま、図18(1)のように変調率λ*
(Lmax−B)を越えない場合は、補正量演算回路3
6,37の出力はS1=S2=0となり、電圧指令VA *,
B *はそれぞれ数式15、数式16によって表される。
なお、バイアス量Bは任意の一定値である。また、例え
ば制限値Lmaxはパルス幅最小値を発生させる変調率の
大きさであり、制限値LsはLmaxよりも小さい値とすれ
ばよい。
【0063】
【数15】VA *=V*−B
【0064】
【数16】VB *=V*+B
【0065】ここで、電圧指令の波形を正弦波とすれ
ば、数式15、数式16におけるV*は数式17とな
る。
【0066】
【数17】V*=λ*・sinθ
【0067】一方、図19(1)のように変調率λ*
大きさが(Lmax−B)を越える領域では、電圧指令V*
にバイアス量Bを加算または減算して得られた値は図1
9(2)の斜線部,で制限値Lmaxを越えてしま
う。この場合には、斜線部,の部分で電圧指令
A *,VB *を制限値Lmaxに制限する。そして、不足した
斜線部をもう一方の電圧指令で斜線部のように補正
(補正量:S1)し、電圧指令通りの出力を得るようにす
る。このとき、電圧指令VA *,VB *はそれぞれ数式1
8、数式19によって表される。
【0068】
【数18】VA *=V*−B+S1
【0069】
【数19】VB *=Lmax
【0070】なお、数式18の補正量S1は数式20に
よって表される。ゆえに、電圧指令VA *は数式21のよ
うになる。
【0071】
【数20】S1=V*−(Lmax−B)
【0072】
【数21】VA *=2V*−Lmax
【0073】同様に、制限値Lmaxを越えている斜線部
は、電圧指令通りの出力電圧が得られるように斜線部
で補正(補正量:S2)する。このとき、電圧指令
A *,VB *はそれぞれ数式22、数式23によって表さ
れる。
【0074】
【数22】VA *=−Lmax
【0075】
【数23】VB *=V*+B−S2
【0076】数式23における補正量S2は数式24に
より表され、これにより電圧指令VB *は数式25のよう
になる。
【0077】
【数24】S2=V*+(Lmax−B)
【0078】
【数25】VB *=2V*+Lmax
【0079】次に、変調率λ*が更に大きくなると、や
がて2つの電圧指令VA *,VB *が重なり合うようにな
る。これを防ぐため、図21の非対称ダイポーラ過変調
の原理図に示すごとく、図21(2)のように斜線部
が制限値Lsを越える場合には、これをLsに制限する。
このとき、電圧指令VA *は数式26となり、電圧指令V
B *は既に制限値に達しているため前記数式19となる。
【0080】
【数26】VA *=Ls
【0081】同様に、図21(2)の斜線部では、数
式27に示すごとく電圧指令VB *を−Lsに制限する。
電圧指令VA *は既に制限値に達しているため前記数式2
2となる。
【0082】
【数27】VB *=−Ls
【0083】なお、上記以外の区間では、電圧指令VA *
は先に示した数式15、数式21、数式22、電圧指令
B *は先に示した数式16、数式19、数式25とな
る。
【0084】次に、請求項2の発明の実施形態を説明す
る。図2は、図1と同様に3レベルインバータの主回路
1相分(例えば図16のR相)の制御ブロック図であ
る。なお、以下の図3〜図15についても主回路のR相
1相分の制御ブロック図を示してある。図2において、
4aはインバータ周波数finvに応じて第1の制限値L
maxを演算する制限値演算回路、6aはインバータ周波
数finvに応じて第2の制限値Lsを演算する制限値演算
回路であり、他の部分については図1と同様であるため
同一符号を付して説明を省略する。
【0085】インバータ周波数finvが高い場合には、
インバータ周波数finvと搬送波周波数fcとの比率NN
を数式28のように一定とする同期式PWMを採用する
のがよい。この場合、インバータ周波数finvの増加に
より搬送波周波数fcも増加することになる。
【0086】
【数28】fc=NN・finv
【0087】このため、請求項1の発明のように、制限
値が固定されていて電圧指令が制限値に制限されている
状態でインバータ周波数が上昇すると、搬送波である三
角波の周期が短くなり、PWM信号の幅がパルス幅最小
値よりも短くなることがある。そこで請求項2の発明で
は、制限値Lmax,Lsをインバータ周波数finvに応じて
変化させることで、PWM信号の幅がパルス幅最小値よ
りも短くならないようにしている。
【0088】以下、その動作を説明する。図2の制限値
演算回路4aでは、インバータ周波数finvとパルス幅
最小値Tm inとから制限値Lmaxを決定する数式29のよ
うな演算が実行される。
【0089】
【数29】Lmax=1−2・finv・NN・Tmin
【0090】また、図2の制限値演算回路6aでは、イ
ンバータ周波数finvとパルス幅最小値Tminとから制限
値Lsを決定する数式30のような演算が実行される。
この数式30において、T0は2つの電圧指令VA *,VB *
が重なり合わないようにするための任意の数値である。
【0091】
【数30】 Ls=1−2・finv・NN・(2・T0+Tmin
【0092】次いで、請求項3の発明の実施形態を説明
する。図3において、4bは変調率λ*の大きさに応じ
て制限値Lの大きさをLmaxと1.0とに切り替える制
限値演算回路であり、他の部分は図17と同一である。
【0093】この動作を述べると、変調率λ*の大きさ
が(Lmax−B)を越えない場合は、補正量演算回路3
6,37の出力はS1=S2=0であり、電圧指令VA *
B *はそれぞれ前記数式15、数式16により表される
とともに、波形比較図は図18のようになる。また、変
調率λ*の大きさが(Lmax−B)を越える場合には、電
圧指令VA *,VB *及び補正量S1,S2はそれぞれ前記数
式18〜数式25により表され、波形比較図は図19の
ようになる。
【0094】変調率λ*が更に大きくなり、(1.0−
B)を越えるような場合には、図20(2)のように電
圧指令VA *,VB *の制限値を1.0とする。図20に示す
ごとく、変調率λ*の大きさが(1.0−B)より大きい
斜線部,では、電圧指令V A *,VB *を制限値の1.0
(搬送波の振幅)にする。しかし、このままでは必要な
出力電圧が得られなくなるので、VB *の不足部分の斜線
部をVA *の斜線部で補正(補正量:S1)する。この
ときの電圧指令V A *,VB *及び補正量S1,S2は数式31
〜数式34で表される。
【0095】
【数31】VA *=V*−B+S1
【0096】
【数32】VB *=1.0
【0097】
【数33】S1=V*−(1.0−B)
【0098】
【数34】S2=0
【0099】同様に、VA *の斜線部からVB *の斜線部
について補正(補正量:S2)を行い、電圧指令通りの
出力電圧を得るようにする。このときの電圧指令VA *,
B *及び補正量S1,S2は数式35〜数式38で表され
る。
【0100】
【数35】VA *=−1.0
【0101】
【数36】VB *=V*+B+S2
【0102】
【数37】S2=V*+(1.0−B)
【0103】
【数38】S1=0
【0104】ここで、上記以外の電圧指令V*の大きさ
が(1.0−B)を越えない区間では、補正量S1=S2
=0となり、電圧指令VA *,VB *は数式15、数式16
で表される。図3における制限値演算回路4bの出力L
は、Lmaxと1.0とを任意の変調率λ*により切り替え
ればよい。切り替えの条件は、例えば図19(2)の斜
線部またはがまたはと重なり合わないこととす
る。変調率λ*の大きさに応じた制限値演算回路4bの
出力Lは、数式39に示すとおりである。
【0105】
【数39】
【0106】また、補正量演算回路36,37は、電圧
指令の大きさにより、数式40、数式41のように補正
量S1,S2を演算する。
【0107】
【数40】
【0108】
【数41】
【0109】次に、請求項4の発明の実施形態を説明す
る。図4において、4cはインバータ周波数finvから
制限値Lを演算する制限値演算回路であり、他の部分は
図3と同一であるため説明を省略する。
【0110】前述のように、同期式PWMでは、インバ
ータ周波数finvの増加により搬送波周波数fcも増加
し、制限値を一定にするとパルス幅最小値よりも短いパ
ルスを発生するおそれがある。このため、制限値をイン
バータ周波数finvに応じて変化させる必要がある。図
4の制限値演算回路4cでは、例えば数式42のような
演算を行い、制限値LをLmaxと1.0との間で切り替え
る。この数式42において、Lmaxは一定値ではなく、
先に示した数式29によりインバータ周波数finvから
演算する。
【0111】
【数42】
【0112】請求項5の発明の実施形態を説明する。図
5において、4dは変調率λ*の大きさ及びインバータ
周波数finvに基づいて制限値Lを演算する制限値演算
回路であり、他の部分は図3と同一である。この実施形
態は、制限値Lの演算方法として、図3の実施形態にお
ける変調率λ*から演算する方法と、図4の実施形態に
おけるインバータ周波数finvから演算する方法とを併
せ持つものであり、その動作は図3、図4の実施形態か
ら容易に理解できるため、説明を省略する。
【0113】次に、請求項6の発明の実施形態を説明す
る。図6において、2aは変調率λ *の大きさからバイ
アス量Bを演算するバイアス量演算回路、7aは変調率
λ*の大きさに応じて電圧指令V*の振幅Sを切り替える
振幅切替回路である。なお、他の部分で図1〜図5と同
一の構成要素には同一番号を付してあるが、この実施形
態では、加算器65,66の出力がそのまま電圧指令V
A *,VB *として比較器61,62に入力されている。
【0114】この動作を説明すると、電圧指令の位相θ
により波形発生回路51から出力された信号に振幅切替
回路7aの出力Sを掛け合わせ、電圧指令V*とする。
そして、バイアス量演算回路2aから出力されたバイア
ス量Bを、加算器66,65にて電圧指令V*に対し加
減算し、新たな電圧指令VA *,VB *を得る。
【0115】ここで、電圧指令の振幅Sとバイアス量B
の切替条件を変調率λ*が(Lmax−B)を越える場合と
越えない場合とで分けると、変調率λ*が(Lmax−B)
を越えないときの電圧指令VA *,VB *は数式43、数式
44となる。また、波形比較図は図18と同様になる。
【0116】
【数43】VA *=V*−B
【0117】
【数44】VB *=V*+B
【0118】なお、数式43、数式44において、電圧
指令V*は数式2に示したとおりである。変調率λ*
(Lmax−B)を越える場合は数式45、数式46のよ
うになり、波形比較図は図22のようになる。また、こ
れらの数式における電圧指令V*は数式47のようにな
る。
【0119】
【数45】VA *=V*−1.0
【0120】
【数46】VB *=V*+1.0
【0121】
【数47】V*=2・λ*・sinθ
【0122】変調率λ*の大きさに応じた電圧指令の振
幅Sとバイアス量Bの大きさとを整理すると、数式4
8、数式49のようになる。
【0123】
【数48】
【0124】
【数49】
【0125】次に、請求項7の発明の実施形態を説明す
る。図7において、2bはインバータ周波数finvに応
じてバイアス量Bを演算するバイアス量演算回路、7b
はインバータ周波数finvから電圧指令の振幅Sを後述
するように切り替える振幅切替回路である。他の部分は
図6と同一であるため、説明を省略する。
【0126】この実施形態は、図6の実施形態において
振幅S及びバイアス量Bを変調率λ *の大きさに応じて
切り替えていたものを、インバータ周波数finvに応じ
て切り替えるようにしたものであり、電圧指令VA *,VB
*,V*は数式43〜数式47により表される。また、振
幅S及びバイアス量Bの切替ポイントのインバータ周波
数fpは任意に設定すればよい。本実施形態における電
圧指令の振幅S及びバイアス量Bは、インバータ周波数
invに応じて数式50、数式51のようになる。
【0127】
【数50】
【0128】
【数51】
【0129】請求項8の発明の実施形態を説明する。図
8において、2cはインバータ周波数finv及び変調率
λ*の大きさに応じてバイアス量Bを演算するバイアス
量演算回路、7cはインバータ周波数finv及び変調率
λ*の大きさに応じて電圧指令の振幅Sを切り替える振
幅切替回路である。他の部分は図6と同一であるため、
説明を省略する。この実施形態は、振幅Sとバイアス量
Bとをインバータ周波数finv及び変調率λ*の双方から
演算するようにしたものである。
【0130】次に、請求項9及び請求項10の発明の実
施形態を説明する。図9は請求項9記載の発明の実施形
態を示しており、2a,7aは図6と同様のバイアス量
演算回路及び振幅切替回路、3は図1と同様の制限値設
定回路である。また、38,39はそれぞれ電圧指令V
A *,VB *の制限回路であり、電圧指令VA *,VB *を制限値
maxにより制限するように作用する。図10は請求項
10記載の発明の実施形態を示しており、4aは図2と
同様にインバータ周波数finvから制限値Lmaxを演算す
る制限値演算回路である。なお、図9、図10の他の部
分については、図6の実施形態と同様である。
【0131】これらの実施形態の動作を説明すると、基
本的には図6の実施形態と同様であり、加算器65また
は66の出力が制限値Lmaxを越えない場合、電圧指令
A *,VB *,V*、振幅S及びバイアス量Bは数式43〜
数式51のようになり、波形比較図も図18、図22の
ようになる。しかし、図23(2)の,のように加
算器65または66の出力が制限値Lmaxを越えると
き、電圧指令VA *,VB *は数式52、数式53のように
なる。
【0132】
【数52】VA *=Lmax (VA *>Lmax
【0133】
【数53】VB *=−Lmax (VB *<−Lmax
【0134】なお、上記以外の電圧指令VA *,VB *が制
限値Lmaxを越えない部分では、電圧指令VA *,VB *
それぞれ数式45、数式46となる。また、図10の実
施形態では、図9の実施形態において、制限値Lmax
図2の実施形態のごとく前記数式29のように変化させ
るものである。ここで、図9及び図10の実施形態は、
図7、図8の実施形態にもそれぞれ適用可能である。
【0135】次いで、請求項11の発明の実施形態を説
明する。図11において、2a,7aは図6と同様のバ
イアス量演算回路及び振幅切替回路、4bは図3と同様
の制限値演算回路であり、その他の部分は図3の実施形
態と同様である。
【0136】この動作を説明すると、電圧指令V*の大
きさが(Lmax−B)を越えない場合は補正量演算回路
36,37の出力はS1=S2=0となり、電圧指令
A *,VB *は数式15、数式16により表され、波形比
較図は図18のようになる。電圧指令V*の大きさが
(Lmax−B)を越える場合、電圧指令VA *,VB *及び
補正量S1,S2は数式18〜数式25により表され、波
形比較図は図19のようになる。
【0137】変調率λ*が更に大きくなり、VA *,VB *
重なるような場合には、電圧指令V A *,VB *を数式5
4、数式55のようにする。これらの数式において、電
圧指令V*は数式56により表され、波形比較図は図2
2となる。
【0138】
【数54】VA *=V*−1.0
【0139】
【数55】VB *=V*+1.0
【0140】
【数56】V*=2・λ*・sinθ
【0141】ここで、電圧指令の振幅Sとバイアス量B
の大きさとを整理すると、数式57、数式58となる。
【0142】
【数57】
【0143】
【数58】
【0144】図11の制限値演算回路4bの出力Lは、
図3と同様に変調率λ*に応じてLm axと1.0とに切り
替えられる。例えば、図19(2)の斜線部または
がまたはと重ならないことを条件として加え、制限
値演算回路4bの出力Lは数式59のようにする。
【0145】
【数59】
【0146】また、補正量演算回路36,37は、電圧
指令の大きさに応じ数式60、数式61によって補正量
1,S2を演算する。
【0147】
【数60】
【0148】
【数61】
【0149】次に、請求項12の発明の実施形態を説明
する。図12において、4cは図4と同様の制限値演算
回路であり、その他の部分は図11の実施形態と同様で
ある。この実施形態は、図11における制限値演算回路
4bの代わりに、インバータ周波数finvに基づいて制
限値Lを演算する制限値演算回路4cを備えたものであ
る。この演算回路4cにおける演算内容は、前記数式4
2による。
【0150】請求項13の発明の実施形態を説明する。
図13において、4dは図5と同様の制限値演算回路で
あり、その他の部分は図11の実施形態と同様である。
この実施形態では、制限値Lの演算方法として、図11
に示した変調率λ*から演算する方法と、図12に示し
たインバータ周波数finvから演算する方法とを併せ持
つものである。
【0151】最後に、請求項14及び請求項15の発明
の実施形態を説明する。図14は請求項14記載の発明
の実施形態を示しており、この実施形態は、図11の実
施形態において、電圧指令VA *,VB *を制限値L2により
制限するべく制限回路38,39を追加し、前記制限値
2を制限値設定回路3から発生させるようにしたもの
である。
【0152】図15は請求項15記載の発明の実施形態
を示しており、4eは制限値L2を演算する制限値演算
回路である。この実施形態は、上記制限値L2をインバ
ータ周波数finvに応じて数式62のように変化させる
ものである。この数式62において、NNはインバータ
周波数finvと搬送波周波数fcとの比率、Tminはパル
ス幅最小値を示す。
【0153】
【数62】L2=1.0−2・finv・NN・Tmin
【0154】図14、図15の実施形態の動作は、基本
的には図11の実施形態と同様である。このため、加算
器67または68の出力が制限値Lmaxを越えない場
合、電圧指令VA *,VB *,V*、振幅S及びバイアス量B
は数式15〜数式25、数式54〜数式61のようにな
り、波形比較図も図18、図19及び図22のようにな
る。
【0155】しかし、図23のように加算器67または
68の出力が制限値L2(Lmax)を越える場合には、電圧
指令VA *,VB *は数式63、数式64のようになる。
【0156】
【数63】VA *=Lmax (VA *>Lmax)
【0157】
【数64】VB *=−Lmax (VB *<−Lmax)
【0158】なお、上記以外の電圧指令が制限値L2(L
max)を越えない部分では、電圧指令VA *,VB *は数式4
5、数式46のようになる。ここで、図14、図15の
実施形態は、図12、図13の実施形態にも適用可能で
ある。
【0159】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送波の
振幅を越えないように制限する制限値を設け、電圧指令
がこの制限値を越えないように制御することで、主回路
の半導体スイッチング素子の破壊を防止し、同時に出力
電圧の制御不能期間をなくして3レベルインバータを安
定して制御することができる。更に、制限値や振幅、バ
イアス量等を切り替えることにより、異なる変調方式間
の移行を円滑に行わせることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施形態を示す制御ブロ
ック図である。
【図2】請求項2記載の発明の実施形態を示す制御ブロ
ック図である。
【図3】請求項3記載の発明の実施形態を示す制御ブロ
ック図である。
【図4】請求項4記載の発明の実施形態を示す制御ブロ
ック図である。
【図5】請求項5記載の発明の実施形態を示す制御ブロ
ック図である。
【図6】請求項6記載の発明の実施形態を示す制御ブロ
ック図である。
【図7】請求項7記載の発明の実施形態を示す制御ブロ
ック図である。
【図8】請求項8記載の発明の実施形態を示す制御ブロ
ック図である。
【図9】請求項9記載の発明の実施形態を示す制御ブロ
ック図である。
【図10】請求項10記載の発明の実施形態を示す制御
ブロック図である。
【図11】請求項11記載の発明の実施形態を示す制御
ブロック図である。
【図12】請求項12記載の発明の実施形態を示す制御
ブロック図である。
【図13】請求項13記載の発明の実施形態を示す制御
ブロック図である。
【図14】請求項14記載の発明の実施形態を示す制御
ブロック図である。
【図15】請求項15記載の発明の実施形態を示す制御
ブロック図である。
【図16】3レベルインバータの主回路構成図である。
【図17】3レベルインバータの1相分の主回路及び制
御ブロック図である。
【図18】ダイポーラ変調方式の原理図である。
【図19】非対称ダイポーラ変調の原理図である。
【図20】部分ダイポーラ変調の原理図である。
【図21】非対称ダイポーラ過変調の原理図である。
【図22】ユニポーラ変調方式の原理図である。
【図23】ユニポーラ過変調方式の原理図である。
【図24】文献1に記載されているダイポーラ変調のP
WM方式の原理図である。
【図25】文献1に記載されているユニポーラ変調のP
WM方式の原理図である。
【符号の説明】
1 バイアス量設定回路 2a,2b,2c バイアス量演算回路 3,5 制限値設定回路 4a,4b,4c,4d,4e,6a 制限値演算回路 7a,7b,7c 振幅切替回路 31〜34,38,39 制限回路 36,37 補正量演算回路 51 波形発生回路 52 搬送波発振器 61,62 比較器 64 乗算器 65〜68 加算器 71,72 反転回路 81〜84 GTO 93,94 ダイオード

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源両端の正電位点及び負電位点と
    これらの間の中性点との間に接続された直流入力コンデ
    ンサを有する直流電源回路を備え、第1〜第4の半導体
    スイッチング素子からなる3つの直列回路の両端が前記
    正電位点及び負電位点にそれぞれ接続されると共に、第
    2及び第3の半導体スイッチング素子の相互接続点が1
    相分の出力端子に接続され、第1及び第2の半導体スイ
    ッチング素子と前記中性点との間に第1の結合ダイオー
    ドが接続され、かつ、第3及び第4の半導体スイッチン
    グ素子と前記中性点との間に第2の結合ダイオードが接
    続されてなるインバータの各相電圧指令に、あるバイア
    ス量を加算または減算して得た2つの電圧指令のそれぞ
    れを搬送波と比較してPWM信号を発生する3レベルイ
    ンバータの制御装置において、 搬送波の振幅を越えない第1の制限値を設定する手段
    と、 第1の制限値を越えない第2の制限値を設定する手段
    と、 前記2つの電圧指令の一方が第1の制限値を越えるとき
    はその電圧指令を第1の制限値に制限する手段と、 第1の制限値を越えた電圧指令から第1の制限値を差し
    引いた値を補正量として他方の電圧指令に加算する手段
    と、 前記他方の電圧指令が第2の制限値を越える時はその電
    圧指令を第2の制限値に制限する手段と、 を備えたことを特徴とする3レベルインバータの制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の3レベルインバータの制
    御装置において、 第1及び第2の制限値をインバータ周波数に応じて変化
    させる手段を備えたことを特徴とする3レベルインバー
    タの制御装置。
  3. 【請求項3】 直流電源両端の正電位点及び負電位点と
    これらの間の中性点との間に接続された直流入力コンデ
    ンサを有する直流電源回路を備え、第1〜第4の半導体
    スイッチング素子からなる3つの直列回路の両端が前記
    正電位点及び負電位点にそれぞれ接続されると共に、第
    2及び第3の半導体スイッチング素子の相互接続点が1
    相分の出力端子に接続され、第1及び第2の半導体スイ
    ッチング素子と前記中性点との間に第1の結合ダイオー
    ドが接続され、かつ、第3及び第4の半導体スイッチン
    グ素子と前記中性点との間に第2の結合ダイオードが接
    続されてなるインバータの各相電圧指令に、あるバイア
    ス量を加算または減算して得た2つの電圧指令のそれぞ
    れを搬送波と比較してPWM信号を発生する3レベルイ
    ンバータの制御装置において、 搬送波の振幅を越えない制限値を設定する手段と、 前記制限値を変調率の大きさに応じて変化させる手段
    と、 前記2つの電圧指令の一方が前記制限値を越えるときは
    その電圧指令を前記制限値に制限する手段と、 前記制限値を越えた電圧指令から前記制限値を差し引い
    た値を補正量として他方の電圧指令に加算する手段と、 を備えたことを特徴とする3レベルインバータの制御装
    置。
  4. 【請求項4】 直流電源両端の正電位点及び負電位点と
    これらの間の中性点との間に接続された直流入力コンデ
    ンサを有する直流電源回路を備え、第1〜第4の半導体
    スイッチング素子からなる3つの直列回路の両端が前記
    正電位点及び負電位点にそれぞれ接続されると共に、第
    2及び第3の半導体スイッチング素子の相互接続点が1
    相分の出力端子に接続され、第1及び第2の半導体スイ
    ッチング素子と前記中性点との間に第1の結合ダイオー
    ドが接続され、かつ、第3及び第4の半導体スイッチン
    グ素子と前記中性点との間に第2の結合ダイオードが接
    続されてなるインバータの各相電圧指令に、あるバイア
    ス量を加算または減算して得た2つの電圧指令のそれぞ
    れを搬送波と比較してPWM信号を発生する3レベルイ
    ンバータの制御装置において、 搬送波の振幅を越えない制限値を設定する手段と、 前記制限値をインバータ周波数に応じて変化させる手段
    と、 前記2つの電圧指令の一方が前記制限値を越えるときは
    その電圧指令を前記制限値に制限する手段と、 前記制限値を越えた電圧指令から前記制限値を差し引い
    た値を補正量として他方の電圧指令に加算する手段と、 を備えたことを特徴とする3レベルインバータの制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の3レベルインバータの制
    御装置において、 前記制限値をインバータ周波数に応じて変化させる手段
    を併せ持つことを特徴とする3レベルインバータの制御
    装置。
  6. 【請求項6】 直流電源両端の正電位点及び負電位点と
    これらの間の中性点との間に接続された直流入力コンデ
    ンサを有する直流電源回路を備え、第1〜第4の半導体
    スイッチング素子からなる3つの直列回路の両端が前記
    正電位点及び負電位点にそれぞれ接続されると共に、第
    2及び第3の半導体スイッチング素子の相互接続点が1
    相分の出力端子に接続され、第1及び第2の半導体スイ
    ッチング素子と前記中性点との間に第1の結合ダイオー
    ドが接続され、かつ、第3及び第4の半導体スイッチン
    グ素子と前記中性点との間に第2の結合ダイオードが接
    続されてなるインバータの各相電圧指令に、あるバイア
    ス量を加算または減算して得た2つの電圧指令のそれぞ
    れを搬送波と比較してPWM信号を発生する3レベルイ
    ンバータの制御装置において、 電圧指令の振幅及び前記バイアス量を変調率の大きさに
    応じて切り替える手段を備えたことを特徴とする3レベ
    ルインバータの制御装置。
  7. 【請求項7】 直流電源両端の正電位点及び負電位点と
    これらの間の中性点との間に接続された直流入力コンデ
    ンサを有する直流電源回路を備え、第1〜第4の半導体
    スイッチング素子からなる3つの直列回路の両端が前記
    正電位点及び負電位点にそれぞれ接続されると共に、第
    2及び第3の半導体スイッチング素子の相互接続点が1
    相分の出力端子に接続され、第1及び第2の半導体スイ
    ッチング素子と前記中性点との間に第1の結合ダイオー
    ドが接続され、かつ、第3及び第4の半導体スイッチン
    グ素子と前記中性点との間に第2の結合ダイオードが接
    続されてなるインバータの各相電圧指令に、あるバイア
    ス量を加算または減算して得た2つの電圧指令のそれぞ
    れを搬送波と比較してPWM信号を発生する3レベルイ
    ンバータの制御装置において、 電圧指令の振幅及び前記バイアス量をインバータ周波数
    に応じて切り替える手段を備えたことを特徴とする3レ
    ベルインバータの制御装置。
  8. 【請求項8】 直流電源両端の正電位点及び負電位点と
    これらの間の中性点との間に接続された直流入力コンデ
    ンサを有する直流電源回路を備え、第1〜第4の半導体
    スイッチング素子からなる3つの直列回路の両端が前記
    正電位点及び負電位点にそれぞれ接続されると共に、第
    2及び第3の半導体スイッチング素子の相互接続点が1
    相分の出力端子に接続され、第1及び第2の半導体スイ
    ッチング素子と前記中性点との間に第1の結合ダイオー
    ドが接続され、かつ、第3及び第4の半導体スイッチン
    グ素子と前記中性点との間に第2の結合ダイオードが接
    続されてなるインバータの各相電圧指令に、あるバイア
    ス量を加算または減算して得た2つの電圧指令のそれぞ
    れを搬送波と比較してPWM信号を発生する3レベルイ
    ンバータの制御装置において、 電圧指令の振幅及び前記バイアス量を変調率の大きさ及
    びインバータ周波数に応じて切り替える手段を備えたこ
    とを特徴とする3レベルインバータの制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項6,7または8記載の3レベルイ
    ンバータの制御装置において、 前記2つの電圧指令の振幅を制限する手段を備えたこと
    を特徴とする3レベルインバータの制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の3レベルインバータの
    制御装置において、 前記2つの電圧指令の振幅の制限値をインバータ周波数
    に応じて変化させる手段を備えたことを特徴とする3レ
    ベルインバータの制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項3記載の3レベルインバータの
    制御装置において、 前記バイアス量を変調率の大きさに応じて変化させる手
    段を備えたことを特徴とする3レベルインバータの制御
    装置。
  12. 【請求項12】 直流電源両端の正電位点及び負電位点
    とこれらの間の中性点との間に接続された直流入力コン
    デンサを有する直流電源回路を備え、第1〜第4の半導
    体スイッチング素子からなる3つの直列回路の両端が前
    記正電位点及び負電位点にそれぞれ接続されると共に、
    第2及び第3の半導体スイッチング素子の相互接続点が
    1相分の出力端子に接続され、第1及び第2の半導体ス
    イッチング素子と前記中性点との間に第1の結合ダイオ
    ードが接続され、かつ、第3及び第4の半導体スイッチ
    ング素子と前記中性点との間に第2の結合ダイオードが
    接続されてなるインバータの各相電圧指令に、あるバイ
    アス量を加算または減算して得た2つの電圧指令のそれ
    ぞれを搬送波と比較してPWM信号を発生する3レベル
    インバータの制御装置において、 搬送波の振幅を越えない制限値を設定する手段と、 前記制限値をインバータ周波数に応じて変化させる手段
    と、 前記バイアス量を変調率の大きさに応じて変化させる手
    段と、 前記2つの電圧指令の一方が前記制限値を越えるときは
    その電圧指令を前記制限値に制限する手段と、 前記制限値を越えた電圧指令から前記制限値を差し引い
    た値を補正量として他方の電圧指令に加算する手段と、 を備えたことを特徴とする3レベルインバータの制御装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の3レベルインバータ
    の制御装置において、 前記制限値を変調率の大きさに応じて変化させる手段を
    併せ持つことを特徴とする3レベルインバータの制御装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項11,12または13記載の3
    レベルインバータの制御装置において、 補正量が加えられた後の前記2つの電圧指令の振幅を制
    限する手段を備えたことを特徴とする3レベルインバー
    タの制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の3レベルインバータ
    の制御装置において、 前記2つの電圧指令の振幅の制限値をインバータ周波数
    に応じて変化させる手段を備えたことを特徴とする3レ
    ベルインバータの制御装置。
JP8202136A 1996-07-31 1996-07-31 3レベルインバータの制御装置 Pending JPH1052062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8202136A JPH1052062A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 3レベルインバータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8202136A JPH1052062A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 3レベルインバータの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1052062A true JPH1052062A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16452564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8202136A Pending JPH1052062A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 3レベルインバータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1052062A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101820280A (zh) * 2010-05-18 2010-09-01 中国航天科技集团公司第九研究院第七七一研究所 用于脉宽调制器异相驱动的检相纠相电路
WO2014141398A1 (ja) * 2013-03-13 2014-09-18 株式会社日立製作所 Pwm制御方法とそれを用いた電力変換装置
JP2015211595A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 株式会社安川電機 電力変換装置、制御装置および電力変換装置の制御方法
US9812940B2 (en) 2015-04-14 2017-11-07 Lsis Co., Ltd. Offset voltage generator and method for generating an offset voltage of three-phase inverter
US9899936B2 (en) 2015-04-14 2018-02-20 Lsis Co., Ltd. Offset voltage generator and method for generating an offset voltage of three-phase inverter

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101820280A (zh) * 2010-05-18 2010-09-01 中国航天科技集团公司第九研究院第七七一研究所 用于脉宽调制器异相驱动的检相纠相电路
WO2014141398A1 (ja) * 2013-03-13 2014-09-18 株式会社日立製作所 Pwm制御方法とそれを用いた電力変換装置
JP2015211595A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 株式会社安川電機 電力変換装置、制御装置および電力変換装置の制御方法
US9906168B2 (en) 2014-04-28 2018-02-27 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Power converting apparatus, control device, and method for controlling power converting apparatus
US9812940B2 (en) 2015-04-14 2017-11-07 Lsis Co., Ltd. Offset voltage generator and method for generating an offset voltage of three-phase inverter
US9899936B2 (en) 2015-04-14 2018-02-20 Lsis Co., Ltd. Offset voltage generator and method for generating an offset voltage of three-phase inverter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8817499B2 (en) Control method and system for reducing the common-mode current in a power converter
US6594164B2 (en) PWM controlled power conversion device
EP1261123B1 (en) Method for controlling pwm pulse
US7952896B2 (en) Power conversion architecture with zero common mode voltage
KR102409013B1 (ko) 전력 변환 장치
JPH05227796A (ja) 電力変換器の制御装置
JPH02307373A (ja) インバータの制御装置
JP3455788B2 (ja) 電力変換装置
JPH1052062A (ja) 3レベルインバータの制御装置
JP2923727B2 (ja) 電力変換装置
JP2008048550A (ja) マトリクスコンバータ
JP4277360B2 (ja) 3レベルインバータの制御装置
JPH08107698A (ja) 空間ベクトルpwm制御方式
JP3755089B2 (ja) 電気車の制御装置
JP3807340B2 (ja) マルチレベルインバータの制御方法
JP4096501B2 (ja) 電力変換器の制御装置
JP3232615B2 (ja) インバータ装置
JP7051600B2 (ja) 多段変換器の制御装置
JP3316448B2 (ja) 半導体電力変換装置
JP4448294B2 (ja) 電力変換装置
JP2021044993A (ja) 3レベル電力変換器の制御装置
JP3747259B2 (ja) 電気車の制御装置
JPH03159570A (ja) インバータ装置
JPH0775346A (ja) Pwmインバータ装置
JPH11196579A (ja) 半導体電力変換装置用制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021203