JPH1052466A - マッサージ器具 - Google Patents
マッサージ器具Info
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- JPH1052466A JPH1052466A JP21381596A JP21381596A JPH1052466A JP H1052466 A JPH1052466 A JP H1052466A JP 21381596 A JP21381596 A JP 21381596A JP 21381596 A JP21381596 A JP 21381596A JP H1052466 A JPH1052466 A JP H1052466A
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- Japan
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- massage
- scalp
- projection
- pair
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 頭皮などをマッサージするに際して、皮膚を
その面方向に伸縮してマッサージすることができる、手
軽で低コストなマッサージ器具を提供する。 【解決手段】 一面12a,12bに突起13が複数形
成された一対のマッサージ部材11a,11bが平行な
揺動軸16を有して並列され、かつ揺動軸16に関し
て、マッサージ部材11a,11bを互いに揺動させる
揺動手段が設けられている。突起13は、突起本体13
aの先端に軟質材料からなる頭部14が設けられてな
る。マッサージ部材11a,11bを揺動させながら、
頭皮の面方向に移動させて摩擦する。突起本体13aの
前記揺動外側方向(反矢印A,B方向参照)の部位に、
頭部14の前記揺動外側方向に向けての張り出し変形を
防止するための爪部13bが設けられているので、頭部
14の皮膚への接触を確保して良好なマッサージを行え
るとともに、頭部14の皮膚グリップ力が強化される。
その面方向に伸縮してマッサージすることができる、手
軽で低コストなマッサージ器具を提供する。 【解決手段】 一面12a,12bに突起13が複数形
成された一対のマッサージ部材11a,11bが平行な
揺動軸16を有して並列され、かつ揺動軸16に関し
て、マッサージ部材11a,11bを互いに揺動させる
揺動手段が設けられている。突起13は、突起本体13
aの先端に軟質材料からなる頭部14が設けられてな
る。マッサージ部材11a,11bを揺動させながら、
頭皮の面方向に移動させて摩擦する。突起本体13aの
前記揺動外側方向(反矢印A,B方向参照)の部位に、
頭部14の前記揺動外側方向に向けての張り出し変形を
防止するための爪部13bが設けられているので、頭部
14の皮膚への接触を確保して良好なマッサージを行え
るとともに、頭部14の皮膚グリップ力が強化される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭皮などをマッサ
ージするに際して、皮膚をその面方向(面方向に沿う方
向)に圧縮する動作を繰り返すことにより、マッサージ
することができるマッサージ器具に関する。
ージするに際して、皮膚をその面方向(面方向に沿う方
向)に圧縮する動作を繰り返すことにより、マッサージ
することができるマッサージ器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、頭髪の養毛には頭皮のマッサ
ージが有効とされている。このため、さまざまな形式の
頭皮用マッサージ器具が提案されている。これらのマッ
サージ器具の例として最も一般的なものは、いわゆるマ
ッサージブラシであって、これは、横断面凸状のカマボ
コ形に形成されたゴム弾性の基台に、剛性を有する刷毛
または櫛歯が植え付けられものであって、これを用いて
頭皮を摩擦したり叩いたりすると、刷毛または櫛歯の先
端が頭皮を適度に刺激して皮下の血行を増進し、マッサ
ージ効果を現すというものである。摩擦効果を高め、ま
た叩いた場合の頭皮の損傷を防止するために、刷毛また
は櫛歯の先端にゴム弾性の球体が形成されたものもあ
る。
ージが有効とされている。このため、さまざまな形式の
頭皮用マッサージ器具が提案されている。これらのマッ
サージ器具の例として最も一般的なものは、いわゆるマ
ッサージブラシであって、これは、横断面凸状のカマボ
コ形に形成されたゴム弾性の基台に、剛性を有する刷毛
または櫛歯が植え付けられものであって、これを用いて
頭皮を摩擦したり叩いたりすると、刷毛または櫛歯の先
端が頭皮を適度に刺激して皮下の血行を増進し、マッサ
ージ効果を現すというものである。摩擦効果を高め、ま
た叩いた場合の頭皮の損傷を防止するために、刷毛また
は櫛歯の先端にゴム弾性の球体が形成されたものもあ
る。
【0003】他のマッサージ器具の例としては、皮膚と
接触する面に球面状の突起を形成し、この突起を頭皮そ
の他の皮膚に手で押しつけたり、電動で皮膚に対して垂
直に振動させて皮膚を刺激するもの、または球面状突起
の中に磁石を埋設し、突起を押圧して皮膚を刺激すると
ともに、磁気によって皮下の血行を増進してマッサージ
効果を高めるものなども知られている。
接触する面に球面状の突起を形成し、この突起を頭皮そ
の他の皮膚に手で押しつけたり、電動で皮膚に対して垂
直に振動させて皮膚を刺激するもの、または球面状突起
の中に磁石を埋設し、突起を押圧して皮膚を刺激すると
ともに、磁気によって皮下の血行を増進してマッサージ
効果を高めるものなども知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】頭皮など、皮膚に対す
るマッサージ効果は一般に、皮膚を摩擦し、あるいは押
圧して皮下の毛細血管を刺激し、これによって血行を高
めることにあるとされている。また特に、頭皮などの場
合は、マッサージによって痒みを防止する効果も期待さ
れている。しかし、従来のマッサージ器具は、皮膚を単
に一方向に摩擦する(皮膚をその面方向で圧縮する動作
ではない)か、または皮膚面に対して垂直に押圧するの
みであって、皮膚をその面の方向に伸縮させるような運
動によってマッサージを行うことはできなかった。
るマッサージ効果は一般に、皮膚を摩擦し、あるいは押
圧して皮下の毛細血管を刺激し、これによって血行を高
めることにあるとされている。また特に、頭皮などの場
合は、マッサージによって痒みを防止する効果も期待さ
れている。しかし、従来のマッサージ器具は、皮膚を単
に一方向に摩擦する(皮膚をその面方向で圧縮する動作
ではない)か、または皮膚面に対して垂直に押圧するの
みであって、皮膚をその面の方向に伸縮させるような運
動によってマッサージを行うことはできなかった。
【0005】本発明者らは、試験的に、頭皮を面方向に
圧縮させる運動を与えてマッサージを行ったところ、き
わめて高い爽快感が得られることを見いだし、鋭意研究
の結果本発明に到達した。従って、本発明の目的は、皮
膚を面方向に圧縮しながらマッサージすることができる
マッサージ器具を提供することにある。
圧縮させる運動を与えてマッサージを行ったところ、き
わめて高い爽快感が得られることを見いだし、鋭意研究
の結果本発明に到達した。従って、本発明の目的は、皮
膚を面方向に圧縮しながらマッサージすることができる
マッサージ器具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のマッサージ器具は、それぞれの一面が、皮膚
に接触してマッサージする突起を複数有する突起面にな
っている一対のマッサージ部材が並列され、この一対の
マッサージ部材は、それらの中間線に対して、それぞれ
の突起面が互いに近づいて向かい合う方向および離れる
方向に交互に移動するように揺動可能になっており、前
記突起本体は、硬質材料からなる突起本体と、この突起
本体の先端に設けられた軟質材料からなる頭部から構成
され、前記突起本体の前記揺動外側方向の部位に、前記
頭部の前記揺動外側方向に向けての張り出し変形を防止
するための爪部が設けられていることを特徴とするもの
である。また、前記爪部を設ける代わりに、前記突起本
体の少なくとも先端部を扁平状のものとし、扁平部分の
少なくとも前記揺動内側方向に軟質材料からなる頭部が
設けられている。
の本発明のマッサージ器具は、それぞれの一面が、皮膚
に接触してマッサージする突起を複数有する突起面にな
っている一対のマッサージ部材が並列され、この一対の
マッサージ部材は、それらの中間線に対して、それぞれ
の突起面が互いに近づいて向かい合う方向および離れる
方向に交互に移動するように揺動可能になっており、前
記突起本体は、硬質材料からなる突起本体と、この突起
本体の先端に設けられた軟質材料からなる頭部から構成
され、前記突起本体の前記揺動外側方向の部位に、前記
頭部の前記揺動外側方向に向けての張り出し変形を防止
するための爪部が設けられていることを特徴とするもの
である。また、前記爪部を設ける代わりに、前記突起本
体の少なくとも先端部を扁平状のものとし、扁平部分の
少なくとも前記揺動内側方向に軟質材料からなる頭部が
設けられている。
【0007】さらに、前記一対のマッサージ部材は、そ
れぞれ揺動軸を有して基台に並列され、かつ一対のマッ
サージ部材を前記揺動軸に関して、互いに対称的に揺動
させる揺動手段を備えているものや、前記一対のマッサ
ージ部材は、側面視「く」字状あるいは「U」字状に湾
曲可能な連結部材により揺動可能に連結されているもの
とすることができる。
れぞれ揺動軸を有して基台に並列され、かつ一対のマッ
サージ部材を前記揺動軸に関して、互いに対称的に揺動
させる揺動手段を備えているものや、前記一対のマッサ
ージ部材は、側面視「く」字状あるいは「U」字状に湾
曲可能な連結部材により揺動可能に連結されているもの
とすることができる。
【0008】そして、前記連結部材がばね部材である。
前記一対のマッサージ部材に、互いにほぼ平行な柄部が
それぞれ備えられ、この一対の柄部が、側面視「く」字
状あるいは「U」字状に湾曲可能なばね部材で連結され
ている。前記突起の前記突起本体は、櫛歯、柱状突起お
よび刷毛のいずれかからなり、前記頭部はゴム弾性を有
する球状部材である。
前記一対のマッサージ部材に、互いにほぼ平行な柄部が
それぞれ備えられ、この一対の柄部が、側面視「く」字
状あるいは「U」字状に湾曲可能なばね部材で連結され
ている。前記突起の前記突起本体は、櫛歯、柱状突起お
よび刷毛のいずれかからなり、前記頭部はゴム弾性を有
する球状部材である。
【0009】以下、本発明の作用について説明する。例
えば頭皮のマッサージに使用する際には、一対のマッサ
ージ部材のそれぞれの突起面(突起が形成された面)を
頭皮に対向させる。この状態で、各突起の頭部(球状部
材)を頭皮に接触させる。この状態で、一対のマッサー
ジ部材をそれらのの中間線に対して同期して揺動させ
る。この際、一対のマッサージ部材のそれぞれの突起面
が互いに近づくように、対称的に内向きに移動すれば、
それぞれの突起面から突出した突起は、頭皮を面方向に
圧縮することになる(揉み動作)。この際、マッサージ
部材が揺動内側方向に回動したとき、軟質の頭部(球状
部材)が外側に向けて張り出し変形することを爪部が支
えて防止するので、前記頭部の皮膚への接触を確保して
良好なマッサージを行える。球状部材の皮膚グリップ力
が強化され、強力に頭皮移動を起こさせることができ
る。
えば頭皮のマッサージに使用する際には、一対のマッサ
ージ部材のそれぞれの突起面(突起が形成された面)を
頭皮に対向させる。この状態で、各突起の頭部(球状部
材)を頭皮に接触させる。この状態で、一対のマッサー
ジ部材をそれらのの中間線に対して同期して揺動させ
る。この際、一対のマッサージ部材のそれぞれの突起面
が互いに近づくように、対称的に内向きに移動すれば、
それぞれの突起面から突出した突起は、頭皮を面方向に
圧縮することになる(揉み動作)。この際、マッサージ
部材が揺動内側方向に回動したとき、軟質の頭部(球状
部材)が外側に向けて張り出し変形することを爪部が支
えて防止するので、前記頭部の皮膚への接触を確保して
良好なマッサージを行える。球状部材の皮膚グリップ力
が強化され、強力に頭皮移動を起こさせることができ
る。
【0010】一方、一対のマッサージ部材はその突起面
が互いに遠ざかるように対称的に移動すれば、頭皮の面
方向に沿う圧縮が解除され、頭皮は元の状態に戻る。そ
して、マッサージ器具を頭皮と接触させたまま頭皮の面
方向に移動(頭皮に沿って)させると、前記揉み動作を
行いつつ頭皮全面を摩擦することができ、爽快感ととも
に高いマッサージ効果を得ることができる。また、前記
爪部を設ける代わりに、前記突起本体の少なくとも先端
部を扁平状のものとし、扁平部分の少なくとも前記揺動
内側方向に軟質材料からなる頭部を設けてもよい。
が互いに遠ざかるように対称的に移動すれば、頭皮の面
方向に沿う圧縮が解除され、頭皮は元の状態に戻る。そ
して、マッサージ器具を頭皮と接触させたまま頭皮の面
方向に移動(頭皮に沿って)させると、前記揉み動作を
行いつつ頭皮全面を摩擦することができ、爽快感ととも
に高いマッサージ効果を得ることができる。また、前記
爪部を設ける代わりに、前記突起本体の少なくとも先端
部を扁平状のものとし、扁平部分の少なくとも前記揺動
内側方向に軟質材料からなる頭部を設けてもよい。
【0011】前記突起の前記突起本体として、櫛歯、柱
状突起および刷毛のいずれかを用いることができ、頭部
はゴム弾性を有する球状のものを用いることができる。
これにより、摩擦係数がポリエチレン等と比較して大き
いので、突起の頭部は頭皮をよくグリップし、面方向に
圧縮を繰り返しながら頭皮全面を摩擦することができ、
爽快感とともに高いマッサージ効果を得ることができ
る。
状突起および刷毛のいずれかを用いることができ、頭部
はゴム弾性を有する球状のものを用いることができる。
これにより、摩擦係数がポリエチレン等と比較して大き
いので、突起の頭部は頭皮をよくグリップし、面方向に
圧縮を繰り返しながら頭皮全面を摩擦することができ、
爽快感とともに高いマッサージ効果を得ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
複数の例を挙げ、図面を参照して説明する。なお、本発
明は、以下の実施形態例のものに限定されず、その特許
請求の範囲を逸脱しない範囲内において、設計変更等の
変形例を含むものである。 (第1の実施形態例)図1(a),(b)は、本発明の
マッサージ器具の第1の実施形態例を示している。図1
(a),(b)において、このマッサージ器具10は、
概略長方形箱形の基台1の一方の辺部から柄部2が延
び、基台1の開口内部に、2個一対のマッサージ部材1
1a,11bが並列状態で収納されている。また、この
マッサージ部材11a,11bと柄部2との間には、後
述する揺動手段15が設けられている。
複数の例を挙げ、図面を参照して説明する。なお、本発
明は、以下の実施形態例のものに限定されず、その特許
請求の範囲を逸脱しない範囲内において、設計変更等の
変形例を含むものである。 (第1の実施形態例)図1(a),(b)は、本発明の
マッサージ器具の第1の実施形態例を示している。図1
(a),(b)において、このマッサージ器具10は、
概略長方形箱形の基台1の一方の辺部から柄部2が延
び、基台1の開口内部に、2個一対のマッサージ部材1
1a,11bが並列状態で収納されている。また、この
マッサージ部材11a,11bと柄部2との間には、後
述する揺動手段15が設けられている。
【0013】2個一対のマッサージ部材11a,11b
は、それぞれの長さ方向に中央部を通る揺動軸16,1
6を有していて、これらの揺動軸16,16が互いに平
行となるように並列されている。揺動軸16,16の両
端部は、それぞれ基台1の側壁に回動自在に軸受けされ
ている。
は、それぞれの長さ方向に中央部を通る揺動軸16,1
6を有していて、これらの揺動軸16,16が互いに平
行となるように並列されている。揺動軸16,16の両
端部は、それぞれ基台1の側壁に回動自在に軸受けされ
ている。
【0014】それぞれのマッサージ部材11a,11b
は、使用時に皮膚と対向することになる長方形の突起面
12a,12bを有している。この突起面12a,12
bからは多数の突起(櫛歯)13,13,…が突出して
いて、各突起13,13,…は、ポリエチレン製の硬質
の突起本体13aと、突起本体13aの先端に装着され
たシリコーンゴム製(軟質材料)の頭部(球状部材)1
4とからなる。なお、突起本体としては櫛歯に限らず、
刷毛を放射状に設けたり、先端部に向けて漸次縮径する
柱状突起を突起面に一体的に設ける形態としてもよい。
は、使用時に皮膚と対向することになる長方形の突起面
12a,12bを有している。この突起面12a,12
bからは多数の突起(櫛歯)13,13,…が突出して
いて、各突起13,13,…は、ポリエチレン製の硬質
の突起本体13aと、突起本体13aの先端に装着され
たシリコーンゴム製(軟質材料)の頭部(球状部材)1
4とからなる。なお、突起本体としては櫛歯に限らず、
刷毛を放射状に設けたり、先端部に向けて漸次縮径する
柱状突起を突起面に一体的に設ける形態としてもよい。
【0015】刷毛を用いた場合には、マッサージ目的以
外にも、髪を梳き整髪することができ、また各種の毛髪
料を施すことにより、1本で多目的に使用する利点があ
る。柱状突起を用いた場合には、柱状突起の先端部がポ
リエチレン製であるから摩擦係数が小さく、滑りやすい
が、小径とされていて頭皮との接触面積が小さいので、
一定の押圧力に対して頭皮への食い込みが深くなり、適
度なグリップ力が得られる。したがって、マッサージ部
材を揺動するとき、頭皮の面方向の圧縮移動量と滑り量
とがバランスし、いわゆる揉み効果が現れる。また、頭
皮への食い込みが深い状態で頭皮に対して先端部が滑る
ので、掻く効果が現れ、頭皮の痒みを解消することもで
きる。
外にも、髪を梳き整髪することができ、また各種の毛髪
料を施すことにより、1本で多目的に使用する利点があ
る。柱状突起を用いた場合には、柱状突起の先端部がポ
リエチレン製であるから摩擦係数が小さく、滑りやすい
が、小径とされていて頭皮との接触面積が小さいので、
一定の押圧力に対して頭皮への食い込みが深くなり、適
度なグリップ力が得られる。したがって、マッサージ部
材を揺動するとき、頭皮の面方向の圧縮移動量と滑り量
とがバランスし、いわゆる揉み効果が現れる。また、頭
皮への食い込みが深い状態で頭皮に対して先端部が滑る
ので、掻く効果が現れ、頭皮の痒みを解消することもで
きる。
【0016】本実施形態例の特徴としては、図2および
図3(a)に示すように、突起13の突起本体13aの
先端部は、対となるマッサージ部材11a,11bを互
いに揺動したとき外向きとなる方向に爪部13bがそれ
ぞれ形成されている。この爪部13bによって形成され
た凹部に球状部材14が装着され、結果的に、球状部材
14は突起本体13aの先端に揺動内側方向(図2中の
矢印A,B方向)に偏らせて設けられている。なお、本
例では、爪部13bは球状部材14の周方向のほぼ90
度に渡って設けられているが、これに限らず、45度〜
100度の範囲が好ましい。図1および図2において符
号Cは一対のマッサージ部材11a,11bの中間線を
示している。
図3(a)に示すように、突起13の突起本体13aの
先端部は、対となるマッサージ部材11a,11bを互
いに揺動したとき外向きとなる方向に爪部13bがそれ
ぞれ形成されている。この爪部13bによって形成され
た凹部に球状部材14が装着され、結果的に、球状部材
14は突起本体13aの先端に揺動内側方向(図2中の
矢印A,B方向)に偏らせて設けられている。なお、本
例では、爪部13bは球状部材14の周方向のほぼ90
度に渡って設けられているが、これに限らず、45度〜
100度の範囲が好ましい。図1および図2において符
号Cは一対のマッサージ部材11a,11bの中間線を
示している。
【0017】また、突起本体13aは爪部13bの他
に、頭部14との接触面積を増大させるために頭部14
へ食い込む食い込み部13cを有している。なお、頭部
14を突起本体13aに装着する方法の例としては、以
下に記述するものが挙げられる。先ず、突起本体13a
を射出成形後、球状部材14を続けて射出成形するイン
モールド成形方法。後述する図3(c)に示すように、
突起本体13aおよび球状部材14を別々に射出成形し
た後に、物理的に結合する。すなわち、突起本体13の
先端部にリング状の溝13d(係止部)を形成してお
き、一方、球状部材14に、この係止部に嵌合するよう
な凹部を形成し、これらを嵌め合わせることにより結合
するアンダーカット嵌合。さらには、エポキシ系、ウレ
タン系、ゴム系シアノアクリレート系等の接着剤を用い
て突起本体に球状部材を固定する方法。そして、溶剤に
溶かした樹脂の中に、突起本体の先端を漬けて引上げる
ことにより、突起本体の先端に球状部材となる樹脂を付
着させ、この樹脂の溶剤を蒸発させるディッピング方
式。
に、頭部14との接触面積を増大させるために頭部14
へ食い込む食い込み部13cを有している。なお、頭部
14を突起本体13aに装着する方法の例としては、以
下に記述するものが挙げられる。先ず、突起本体13a
を射出成形後、球状部材14を続けて射出成形するイン
モールド成形方法。後述する図3(c)に示すように、
突起本体13aおよび球状部材14を別々に射出成形し
た後に、物理的に結合する。すなわち、突起本体13の
先端部にリング状の溝13d(係止部)を形成してお
き、一方、球状部材14に、この係止部に嵌合するよう
な凹部を形成し、これらを嵌め合わせることにより結合
するアンダーカット嵌合。さらには、エポキシ系、ウレ
タン系、ゴム系シアノアクリレート系等の接着剤を用い
て突起本体に球状部材を固定する方法。そして、溶剤に
溶かした樹脂の中に、突起本体の先端を漬けて引上げる
ことにより、突起本体の先端に球状部材となる樹脂を付
着させ、この樹脂の溶剤を蒸発させるディッピング方
式。
【0018】突起本体13aおよび球状部材14はそれ
ぞれ硬質材料および軟質材料により形成され、具体的な
組み合わせとしては、本例の硬質プラスチック(ポリエ
チレン、ポリエステル等)とシリコーンゴムの他に、金
属と軟質プラスチック、硬質プラスチックとエラストマ
ー、木と軟質プラスチック等が挙げられる。
ぞれ硬質材料および軟質材料により形成され、具体的な
組み合わせとしては、本例の硬質プラスチック(ポリエ
チレン、ポリエステル等)とシリコーンゴムの他に、金
属と軟質プラスチック、硬質プラスチックとエラストマ
ー、木と軟質プラスチック等が挙げられる。
【0019】揺動手段15は、以下のように構成されて
いる。すなわち、隣接するマッサージ部材11a,11
bのそれぞれの揺動軸16,16の柄部側に、同軸的に
歯車17,17が装着されている。そして、それぞれの
歯車17,17の間に、これらと係合する歯が両側に刻
まれた棒状のラック部材18aが挿入されている。この
ラック部材18aは、揺動軸16,16を含む面に垂直
な方向に往復移動し得るようになっていて、これらの歯
車17,17とラック部材18aとが、いわゆるラック
・ピニオン機構を形成している。
いる。すなわち、隣接するマッサージ部材11a,11
bのそれぞれの揺動軸16,16の柄部側に、同軸的に
歯車17,17が装着されている。そして、それぞれの
歯車17,17の間に、これらと係合する歯が両側に刻
まれた棒状のラック部材18aが挿入されている。この
ラック部材18aは、揺動軸16,16を含む面に垂直
な方向に往復移動し得るようになっていて、これらの歯
車17,17とラック部材18aとが、いわゆるラック
・ピニオン機構を形成している。
【0020】柄部2の端末部2aから、棒状のバネ部材
3が、柄部2と間隙を隔てて基台1の方向に延び、その
先端部は前記ラック部材18aの一端にピンを介して連
結されている。このバネ部材3の中間部には指当て部3
aが形成されている。
3が、柄部2と間隙を隔てて基台1の方向に延び、その
先端部は前記ラック部材18aの一端にピンを介して連
結されている。このバネ部材3の中間部には指当て部3
aが形成されている。
【0021】このマッサージ器具10は、図4(a),
(b)に示すように、頭皮のマッサージに使用すること
ができる。先ず、柄部2を手で握り、親指をバネ部材3
の指当て部3aに当てがい、突起面12a,12bを頭
皮に対向させる。この状態で、各櫛歯13の先端の球状
部材14を頭皮Sに接触させ、親指で指当て部3aを柄
部2の側に押圧する。
(b)に示すように、頭皮のマッサージに使用すること
ができる。先ず、柄部2を手で握り、親指をバネ部材3
の指当て部3aに当てがい、突起面12a,12bを頭
皮に対向させる。この状態で、各櫛歯13の先端の球状
部材14を頭皮Sに接触させ、親指で指当て部3aを柄
部2の側に押圧する。
【0022】この操作によって、ラック部材18aは、
双方の揺動軸16,16を含む面に垂直に、基台1の奥
方向へ移動し、これと係合する歯車17,17を、互い
に逆方向に回転させる。その結果として、図4(a)に
示すように、隣接するマッサージ部材11a,11bの
突起面12a,12bは、互いに内向きとなるように対
称的に揺動する。突起面12a,12bが対称的に内向
きに揺動すれば、それぞれの突起面12a,12bから
突出した櫛歯13先端の球状部材14,14,…は、頭
皮を面方向に圧縮することになる(揉み動作)。
双方の揺動軸16,16を含む面に垂直に、基台1の奥
方向へ移動し、これと係合する歯車17,17を、互い
に逆方向に回転させる。その結果として、図4(a)に
示すように、隣接するマッサージ部材11a,11bの
突起面12a,12bは、互いに内向きとなるように対
称的に揺動する。突起面12a,12bが対称的に内向
きに揺動すれば、それぞれの突起面12a,12bから
突出した櫛歯13先端の球状部材14,14,…は、頭
皮を面方向に圧縮することになる(揉み動作)。
【0023】次に、親指による押圧を解除すると、バネ
部材3は元の位置に復元し、これに伴ってラック部材1
8aが引き上げられ、歯車17,17が互いに逆方向に
回転し、図4(b)に示すように、マッサージ部材11
a,11bの突起面12a,12bが互いに外向きとな
るように対称的に揺動する。突起面12a,12bが対
称的に外向きに揺動すれば、頭皮の面方向に沿う圧縮が
解除され、頭皮は元の状態に戻る。この際、突起本体1
3aの爪部13bは、頭部14の高さの途中までしか支
持しない構造になっているので、頭皮Sに突起本体13
aが接触せず、傷を付けることはない。
部材3は元の位置に復元し、これに伴ってラック部材1
8aが引き上げられ、歯車17,17が互いに逆方向に
回転し、図4(b)に示すように、マッサージ部材11
a,11bの突起面12a,12bが互いに外向きとな
るように対称的に揺動する。突起面12a,12bが対
称的に外向きに揺動すれば、頭皮の面方向に沿う圧縮が
解除され、頭皮は元の状態に戻る。この際、突起本体1
3aの爪部13bは、頭部14の高さの途中までしか支
持しない構造になっているので、頭皮Sに突起本体13
aが接触せず、傷を付けることはない。
【0024】親指による押圧と弛緩とを繰り返しなが
ら、好ましくはマッサージ器具10を頭皮と接触させた
まま移動すると、球状部材14はゴム弾性体であって、
摩擦係数がポリエチレンなどより大きいので、頭皮をよ
くグリップし、面方向に圧縮を繰り返しながら頭皮全面
を摩擦することができ、爽快感とともに高いマッサージ
効果を得ることができる。
ら、好ましくはマッサージ器具10を頭皮と接触させた
まま移動すると、球状部材14はゴム弾性体であって、
摩擦係数がポリエチレンなどより大きいので、頭皮をよ
くグリップし、面方向に圧縮を繰り返しながら頭皮全面
を摩擦することができ、爽快感とともに高いマッサージ
効果を得ることができる。
【0025】このマッサージ器具を用いると、この櫛歯
13の先端には、ゴム弾性体であって摩擦係数が比較的
大きい球状部材14が装着されているうえに、マッサー
ジ部材11a,11bを揺動して櫛歯13を内向きに回
動したとき、軟質の球状部材14が外側に向けて張り出
し変形することを爪部13bが支えて防止するので、球
状部材14の皮膚グリップ力が強化され、このマッサー
ジ器具により強力に頭皮移動を起こさせることができ
る。また、突起本体13aの先端(食い込み部)13c
は球状部材14に食い込んで、両者の接触面積を大きく
なっているので、球状部材14が脱落しにくい。
13の先端には、ゴム弾性体であって摩擦係数が比較的
大きい球状部材14が装着されているうえに、マッサー
ジ部材11a,11bを揺動して櫛歯13を内向きに回
動したとき、軟質の球状部材14が外側に向けて張り出
し変形することを爪部13bが支えて防止するので、球
状部材14の皮膚グリップ力が強化され、このマッサー
ジ器具により強力に頭皮移動を起こさせることができ
る。また、突起本体13aの先端(食い込み部)13c
は球状部材14に食い込んで、両者の接触面積を大きく
なっているので、球状部材14が脱落しにくい。
【0026】なお、本実施形態例を含む以下の各実施形
態例において、櫛歯13の先端は図3(a)に示したも
のに限らず、図3(b)に示すように、突起本体13a
の先端に爪部13bのみを形成し、この突起本体13a
の爪部13b以外の部位が球状部材14に食い込まない
形態や、あるいは、図3(c)に示すように、突起本体
13aの食い込み部13cにリング状の溝13dを形成
し、一方、球状部材14側に、前記リンク状の溝13d
と嵌め合うリング状の突起を形成してもよい。さらに
は、図3(d)に示すように、爪部を設ける代わりに、
突起本体の先端部130を扁平状のものとし、扁平部分
の前記揺動内側方向(矢印A方向)に軟質材料からなる
ほぼ球状の頭部140が設けられているものでもよい。
なお、図3(d)において扁平部分の揺動方向両側に位
置するように球状の頭部を設けてもよい。
態例において、櫛歯13の先端は図3(a)に示したも
のに限らず、図3(b)に示すように、突起本体13a
の先端に爪部13bのみを形成し、この突起本体13a
の爪部13b以外の部位が球状部材14に食い込まない
形態や、あるいは、図3(c)に示すように、突起本体
13aの食い込み部13cにリング状の溝13dを形成
し、一方、球状部材14側に、前記リンク状の溝13d
と嵌め合うリング状の突起を形成してもよい。さらに
は、図3(d)に示すように、爪部を設ける代わりに、
突起本体の先端部130を扁平状のものとし、扁平部分
の前記揺動内側方向(矢印A方向)に軟質材料からなる
ほぼ球状の頭部140が設けられているものでもよい。
なお、図3(d)において扁平部分の揺動方向両側に位
置するように球状の頭部を設けてもよい。
【0027】(第2の実施形態例)図5に示す第2の実
施形態例のマッサージ器具20は、概略長方形箱形の基
台1の一方の辺部から柄部2が延び、基台1の開口内部
に、2個一対のマッサージ部材41a,41bが収納さ
れている。また、このマッサージ部材41a,41bと
柄部2との間には、後述する揺動手段42が設けられて
いる。
施形態例のマッサージ器具20は、概略長方形箱形の基
台1の一方の辺部から柄部2が延び、基台1の開口内部
に、2個一対のマッサージ部材41a,41bが収納さ
れている。また、このマッサージ部材41a,41bと
柄部2との間には、後述する揺動手段42が設けられて
いる。
【0028】2個一対のマッサージ部材41a,41b
は、基台1の開口内に、互いに平行な揺動軸43,43
を有して並列されている。この揺動軸43は、それぞれ
のマッサージ部材41a,41bの中央線より内側に偏
心して設けられ、かつ基台1の側壁に回動自在に軸受け
されている。
は、基台1の開口内に、互いに平行な揺動軸43,43
を有して並列されている。この揺動軸43は、それぞれ
のマッサージ部材41a,41bの中央線より内側に偏
心して設けられ、かつ基台1の側壁に回動自在に軸受け
されている。
【0029】それぞれのマッサージ部材41a,41b
は、使用時に皮膚と対向することになる長方形の突起面
12a,12bを有している。この突起面12a,12
bは、横断面凸状のカマボコ形に成形され(後述する図
6参照)、その表面には多数のポリエチレン製の櫛歯
(突起)13が植え込まれている。そして、第2の実施
形態例乃至後述する第8の実施形態例において、櫛歯1
3の構造は第1の実施形態例と同様になっており、櫛歯
13の先端部にはシリコーンゴム製の球状部材14が装
着されている。
は、使用時に皮膚と対向することになる長方形の突起面
12a,12bを有している。この突起面12a,12
bは、横断面凸状のカマボコ形に成形され(後述する図
6参照)、その表面には多数のポリエチレン製の櫛歯
(突起)13が植え込まれている。そして、第2の実施
形態例乃至後述する第8の実施形態例において、櫛歯1
3の構造は第1の実施形態例と同様になっており、櫛歯
13の先端部にはシリコーンゴム製の球状部材14が装
着されている。
【0030】揺動手段42は、以下のように構成されて
いる。すなわち、隣接する2個のマッサージ部材41
a,41bのそれぞれの揺動軸43,43の柄部側に
は、同軸的に歯車44,44が装着されている。そし
て、それぞれの歯車44,44の外側に、双方の揺動軸
43,43を含む面に垂直な方向に往復運動し得るよう
に、内側にそれぞれの歯車44,44と係合する歯が刻
まれたラック部材45,45が立設され、それぞれ歯車
44とラック部材45とのセットが、ラック・ピニオン
機構を形成している。これらのラック部材45,45
は、それぞれの先端部がバー46によって連結され、コ
字状の部材を形成している。
いる。すなわち、隣接する2個のマッサージ部材41
a,41bのそれぞれの揺動軸43,43の柄部側に
は、同軸的に歯車44,44が装着されている。そし
て、それぞれの歯車44,44の外側に、双方の揺動軸
43,43を含む面に垂直な方向に往復運動し得るよう
に、内側にそれぞれの歯車44,44と係合する歯が刻
まれたラック部材45,45が立設され、それぞれ歯車
44とラック部材45とのセットが、ラック・ピニオン
機構を形成している。これらのラック部材45,45
は、それぞれの先端部がバー46によって連結され、コ
字状の部材を形成している。
【0031】柄部2の端末部2aから、棒状のバネ部材
3が、柄部2と間隙を隔てて基台1の方向に延び、その
先端部は前記ラック部材を連結したバー46に、回動自
在に連結されている。このバネ部材3の中間部には指当
て部3aが形成されている。
3が、柄部2と間隙を隔てて基台1の方向に延び、その
先端部は前記ラック部材を連結したバー46に、回動自
在に連結されている。このバネ部材3の中間部には指当
て部3aが形成されている。
【0032】このマッサージ器具40を用いるときは、
柄部2を手で握り、親指をバネ部材3の指当て部3aに
当てがい、突起面12a,12bを頭皮に対向させる。
この状態で、櫛歯13の先端の球状部材14を頭皮に接
触させ、親指で指当て部3aを柄部2の側に押圧する。
柄部2を手で握り、親指をバネ部材3の指当て部3aに
当てがい、突起面12a,12bを頭皮に対向させる。
この状態で、櫛歯13の先端の球状部材14を頭皮に接
触させ、親指で指当て部3aを柄部2の側に押圧する。
【0033】この操作によって、それぞれのラック部材
45,45は、双方の揺動軸43,43を含む面に垂直
に、基台1の奥方向へ移動し、これと係合する歯車4
4,44が、互いに外向きに回転する。その結果とし
て、隣接するマッサージ部材41a,41bの突起面1
2a,12bは、互いに外向きとなるように対称的に揺
動し、それぞれの突起面12a,12bから突出した櫛
歯13先端の球状部材14,14,…は、頭皮を面方向
に伸長することになる。このとき、揺動軸43,43が
互いに内側に偏心されているので、突起面12a,12
bの外側に植え込まれた櫛歯13は、内側のものより先
端部の移動量が大きくなる。
45,45は、双方の揺動軸43,43を含む面に垂直
に、基台1の奥方向へ移動し、これと係合する歯車4
4,44が、互いに外向きに回転する。その結果とし
て、隣接するマッサージ部材41a,41bの突起面1
2a,12bは、互いに外向きとなるように対称的に揺
動し、それぞれの突起面12a,12bから突出した櫛
歯13先端の球状部材14,14,…は、頭皮を面方向
に伸長することになる。このとき、揺動軸43,43が
互いに内側に偏心されているので、突起面12a,12
bの外側に植え込まれた櫛歯13は、内側のものより先
端部の移動量が大きくなる。
【0034】次に、親指の押圧を緩めると、バネ部材3
は元の位置に復元し、これに伴ってラック部材45,4
5が引き上げられ、歯車44,44が互いに内向きに回
転し、マッサージ部材41a,41bの突起面12a,
12bが互いに内向きとなるように対称的に揺動する。
突起面12a,12bが対称的に内向きに揺動すれば、
それぞれの突起面12a,12bから突出した櫛歯13
先端の球状部材14,14,…は、頭皮を圧縮する方向
に移動する。このときも、突起面12a,12bの外側
に植え込まれた櫛歯13は、内側のものより先端部の移
動量が大きい。
は元の位置に復元し、これに伴ってラック部材45,4
5が引き上げられ、歯車44,44が互いに内向きに回
転し、マッサージ部材41a,41bの突起面12a,
12bが互いに内向きとなるように対称的に揺動する。
突起面12a,12bが対称的に内向きに揺動すれば、
それぞれの突起面12a,12bから突出した櫛歯13
先端の球状部材14,14,…は、頭皮を圧縮する方向
に移動する。このときも、突起面12a,12bの外側
に植え込まれた櫛歯13は、内側のものより先端部の移
動量が大きい。
【0035】親指による押圧と弛緩とを繰り返しなが
ら、好ましくはマッサージ器具20を頭皮と接触させた
まま移動すると、突起面12a,12bの外側に配置さ
れた球状部材14の移動量が第1の実施形態例の場合よ
り大きいので、頭皮を摩擦するストロークが長くなり、
効率よいマッサージを行うことができる。
ら、好ましくはマッサージ器具20を頭皮と接触させた
まま移動すると、突起面12a,12bの外側に配置さ
れた球状部材14の移動量が第1の実施形態例の場合よ
り大きいので、頭皮を摩擦するストロークが長くなり、
効率よいマッサージを行うことができる。
【0036】ラック・ピニオン機構を用いた揺動動手段
42は、前記各実施形態例に示したもの以外にも、例え
ば図6に示すように、マッサージ部材41a,41bの
中央線より内側に偏心して設けられた揺動軸43,43
に、互いに係合する歯車48,48が装着され、この一
方の歯車48と係合してラック部材49が、双方の揺動
軸43,43を含む面に垂直な方向に往復運動し得るよ
うに装着されたものであってもよい。この場合も、ラッ
ク部材49を往復運動させれば、歯車48,48は反対
方向に回動し、マッサージ部材41a,41bを互いに
対称方向に揺動させることができる。
42は、前記各実施形態例に示したもの以外にも、例え
ば図6に示すように、マッサージ部材41a,41bの
中央線より内側に偏心して設けられた揺動軸43,43
に、互いに係合する歯車48,48が装着され、この一
方の歯車48と係合してラック部材49が、双方の揺動
軸43,43を含む面に垂直な方向に往復運動し得るよ
うに装着されたものであってもよい。この場合も、ラッ
ク部材49を往復運動させれば、歯車48,48は反対
方向に回動し、マッサージ部材41a,41bを互いに
対称方向に揺動させることができる。
【0037】上記各実施形態例のマッサージ器具におい
て、櫛歯13の頭部14としてポリエチレン製のものを
用いると、ポリエチレンの摩擦係数はシリコーンゴムの
それよりもが少なく、滑りやすいが、小径とされていて
頭皮との接触面積が小さいので、一定の押圧力に対して
頭皮への食い込みが深くなり、適度なグリップ力が得ら
れる。従って、マッサージ部材を揺動するとき、頭皮の
面方向の圧縮移動量と滑り量とがバランスし、いわゆる
揉み効果が得られる。また頭皮への食い込みが深い状態
で頭皮に対して頭部が滑るので、掻く効果が現れ、頭皮
の痒みを解消することもできるようになる。
て、櫛歯13の頭部14としてポリエチレン製のものを
用いると、ポリエチレンの摩擦係数はシリコーンゴムの
それよりもが少なく、滑りやすいが、小径とされていて
頭皮との接触面積が小さいので、一定の押圧力に対して
頭皮への食い込みが深くなり、適度なグリップ力が得ら
れる。従って、マッサージ部材を揺動するとき、頭皮の
面方向の圧縮移動量と滑り量とがバランスし、いわゆる
揉み効果が得られる。また頭皮への食い込みが深い状態
で頭皮に対して頭部が滑るので、掻く効果が現れ、頭皮
の痒みを解消することもできるようになる。
【0038】次に、実験例について説明する。
【表1】 先ず、表1は突起(ブリッスル)の形態を示している。
表1に示すように、一体毛の形態とは、突起本体と頭部
とが同一材質で構成されたものや、突起本体のみで構成
された毛(その直径は例えば1.2mm)のことをい
う。頭部別材質の形態とは、突起本体の先端に突起本体
より軟質の材料からなる球状部材(頭部)が偏心せずに
設けられたものである。そして、爪構造の形態とは上記
各実施形態例のものである。すなわち、突起本体の先端
に、マッサージ部材が揺動して櫛歯を内向きに回動した
とき、軟質の球状部材が外側に向けて張り出し変形する
ことを防止する爪部(図3(a)参照)を備えたもので
ある。上記のように、頭部14を爪部13bが支えてそ
の変形を防止するので、球状部材14の皮膚グリップ力
が強化され、強力に頭皮移動を起こさせることができ
る。なお、頭部14の直径としては、例えば2.5mm
や4.0mmのものを挙げることができる。
表1に示すように、一体毛の形態とは、突起本体と頭部
とが同一材質で構成されたものや、突起本体のみで構成
された毛(その直径は例えば1.2mm)のことをい
う。頭部別材質の形態とは、突起本体の先端に突起本体
より軟質の材料からなる球状部材(頭部)が偏心せずに
設けられたものである。そして、爪構造の形態とは上記
各実施形態例のものである。すなわち、突起本体の先端
に、マッサージ部材が揺動して櫛歯を内向きに回動した
とき、軟質の球状部材が外側に向けて張り出し変形する
ことを防止する爪部(図3(a)参照)を備えたもので
ある。上記のように、頭部14を爪部13bが支えてそ
の変形を防止するので、球状部材14の皮膚グリップ力
が強化され、強力に頭皮移動を起こさせることができ
る。なお、頭部14の直径としては、例えば2.5mm
や4.0mmのものを挙げることができる。
【0039】
【表2】 表2は、本実施形態例のマッサージ器具の各部品および
皮膚の弾性率や、頭部と皮膚との摩擦係数(静摩擦)を
示した表である。なお、帽状腱膜とは骨膜と皮膚の間に
あり、球状部材との間の抵抗は極めて小さい。
皮膚の弾性率や、頭部と皮膚との摩擦係数(静摩擦)を
示した表である。なお、帽状腱膜とは骨膜と皮膚の間に
あり、球状部材との間の抵抗は極めて小さい。
【表3】 表3は、上記一体毛、頭部別材質、および頭部別材質か
つ爪構造の各形態や、先端部材の種々の直径(φ1.2
mm,φ2.5mm,φ4.0mm)の場合において、
局部歪および頭皮移動量を示した表である。すなわち、
頭部の直径と、頭皮への食い込み歪(局部歪)と、頭皮
の伸縮移動量(頭皮移動量)との関係を調べるためにシ
ミュレーション試験を行った結果を示す。
つ爪構造の各形態や、先端部材の種々の直径(φ1.2
mm,φ2.5mm,φ4.0mm)の場合において、
局部歪および頭皮移動量を示した表である。すなわち、
頭部の直径と、頭皮への食い込み歪(局部歪)と、頭皮
の伸縮移動量(頭皮移動量)との関係を調べるためにシ
ミュレーション試験を行った結果を示す。
【0040】表3に示すように、櫛歯13の頭部14
は、その曲率が小さくなるほど、一定圧力で押圧したと
きの頭皮への食い込みが深くなるから、グリップ力が増
大し、マッサージ部材を揺動したときの頭皮の面方向の
圧縮移動量(頭皮移動量)は増大する。
は、その曲率が小さくなるほど、一定圧力で押圧したと
きの頭皮への食い込みが深くなるから、グリップ力が増
大し、マッサージ部材を揺動したときの頭皮の面方向の
圧縮移動量(頭皮移動量)は増大する。
【0041】この試験では、図10に示すように、頭皮
の代わりに、金属球面(疑似頭蓋骨)4上に、皮膚と近
似の弾性率(0.1kg/mm2 )を有するゴム(疑似
頭皮)5を6mmの厚さに貼り、その表面の曲率半径を
90mmとしたものを用いた。この疑似頭皮5に、櫛歯
13の頭部14の曲率が異なる数種のマッサージ器具を
一定圧力で押圧し、マッサージ操作を行った。このとき
の頭部14の球面直径(単位mm)と、頭皮への食い込
み歪(局部歪、×10-2)と、頭皮の圧縮移動量(×1
0-1mm)との測定結果を表3に示す。なお、頭皮の圧
縮移動量の測定点を符号Mで示した。なお、図10にお
いて、マッサージ部材41a,41bの表面の曲率半径
R1は30mm、揺動軸43,43の距離Lは20m
m、ゴム5の曲率半径L2は90mm、櫛歯13の長さ
は18mmである。
の代わりに、金属球面(疑似頭蓋骨)4上に、皮膚と近
似の弾性率(0.1kg/mm2 )を有するゴム(疑似
頭皮)5を6mmの厚さに貼り、その表面の曲率半径を
90mmとしたものを用いた。この疑似頭皮5に、櫛歯
13の頭部14の曲率が異なる数種のマッサージ器具を
一定圧力で押圧し、マッサージ操作を行った。このとき
の頭部14の球面直径(単位mm)と、頭皮への食い込
み歪(局部歪、×10-2)と、頭皮の圧縮移動量(×1
0-1mm)との測定結果を表3に示す。なお、頭皮の圧
縮移動量の測定点を符号Mで示した。なお、図10にお
いて、マッサージ部材41a,41bの表面の曲率半径
R1は30mm、揺動軸43,43の距離Lは20m
m、ゴム5の曲率半径L2は90mm、櫛歯13の長さ
は18mmである。
【0042】表3の解析結果から、以下の事項がわか
る。毛先端が小さいほど、頭皮に発生する局部歪は大き
い。一体毛はその毛頭径が大きくても、頭皮に発生する
局部歪は大きい。一体毛より頭部別材質の方が、揉み効
果が大きいのは頭部(ゴム)の摩擦係数が関係してい
る。毛先端径の大きさについては、径が小さい方が頭皮
への食い込み歪(局部歪)が多い分、グリップしやす
く、頭皮移動量(揉み効果)が大きくなる。爪構造と頭
部別材質の比較については、例えば同じ毛頭径でも、爪
構造のほうが頭皮局部応力が大きく、頭皮をグリップし
やすく、頭皮移動量(揉み効果)は大きくなると考えら
れる。現在までの解析結果から、ブラシ形態は、揉み込
み時に適度なグリップ感があり、頭皮移動量(揉み効
果)の大きい爪構造が有効である。
る。毛先端が小さいほど、頭皮に発生する局部歪は大き
い。一体毛はその毛頭径が大きくても、頭皮に発生する
局部歪は大きい。一体毛より頭部別材質の方が、揉み効
果が大きいのは頭部(ゴム)の摩擦係数が関係してい
る。毛先端径の大きさについては、径が小さい方が頭皮
への食い込み歪(局部歪)が多い分、グリップしやす
く、頭皮移動量(揉み効果)が大きくなる。爪構造と頭
部別材質の比較については、例えば同じ毛頭径でも、爪
構造のほうが頭皮局部応力が大きく、頭皮をグリップし
やすく、頭皮移動量(揉み効果)は大きくなると考えら
れる。現在までの解析結果から、ブラシ形態は、揉み込
み時に適度なグリップ感があり、頭皮移動量(揉み効
果)の大きい爪構造が有効である。
【0043】詳述すると、表3の結果から、突起の頭部
は、その曲率が小さくなるほど、一定圧力で押圧したと
きの頭皮への食い込みが深くなるから、グリップ力が増
大し、マッサージ部材を揺動したときの頭皮の面方向の
圧縮移動量が増大し、マッサージ効果が増強されること
がわかる。しかし、曲率が極度に小さいと、使用時に痛
みを感じるようになる。局部歪が適度であることおよび
頭皮移動量(揉み効果)が大きいことが好ましく、この
観点から、頭部14の曲率は1.2mm〜4.0mmの
範囲内とすることが好ましい。曲率が4.0mmを越え
ると、頭皮への食い込みが浅くなって頭皮上で滑りやす
くなり頭皮の圧縮効果は薄くなる。
は、その曲率が小さくなるほど、一定圧力で押圧したと
きの頭皮への食い込みが深くなるから、グリップ力が増
大し、マッサージ部材を揺動したときの頭皮の面方向の
圧縮移動量が増大し、マッサージ効果が増強されること
がわかる。しかし、曲率が極度に小さいと、使用時に痛
みを感じるようになる。局部歪が適度であることおよび
頭皮移動量(揉み効果)が大きいことが好ましく、この
観点から、頭部14の曲率は1.2mm〜4.0mmの
範囲内とすることが好ましい。曲率が4.0mmを越え
ると、頭皮への食い込みが浅くなって頭皮上で滑りやす
くなり頭皮の圧縮効果は薄くなる。
【0044】以上のように、表3の結果から、頭部14
の直径が大きくなると、皮膚への食い込み歪が減少して
頭皮圧縮移動量が小さくなることがわかる。また先端球
面直径が2.5mmの場合も4.0mmの場合も、櫛歯
13に爪部13bが形成されているときに頭皮圧縮移動
量がより大きくなり、すなわち、図3(a)の爪構造の
形態のものは、図3(b)のものよりもマッサージ効果
がさらに向上していることがわかる。
の直径が大きくなると、皮膚への食い込み歪が減少して
頭皮圧縮移動量が小さくなることがわかる。また先端球
面直径が2.5mmの場合も4.0mmの場合も、櫛歯
13に爪部13bが形成されているときに頭皮圧縮移動
量がより大きくなり、すなわち、図3(a)の爪構造の
形態のものは、図3(b)のものよりもマッサージ効果
がさらに向上していることがわかる。
【0045】(第3の実施形態例)図7に示す第3の実
施形態例のマッサージ器具40は、揺動手段がU字形連
結具である以外は、第1の実施形態例に示したものと同
様である。このマッサージ器具40における2個一対の
マッサージ部材11a,11bは、基台1の開口内部
に、互いに平行な揺動軸16,16を有して並列され、
この揺動軸16,16は、それぞれマッサージ部材11
a,11bの中央部を通って基台1の側壁(図示せず)
に回動自在に軸受けされている。
施形態例のマッサージ器具40は、揺動手段がU字形連
結具である以外は、第1の実施形態例に示したものと同
様である。このマッサージ器具40における2個一対の
マッサージ部材11a,11bは、基台1の開口内部
に、互いに平行な揺動軸16,16を有して並列され、
この揺動軸16,16は、それぞれマッサージ部材11
a,11bの中央部を通って基台1の側壁(図示せず)
に回動自在に軸受けされている。
【0046】このマッサージ部材11a,11bの対向
するそれぞれの辺部には、側面視U字形に湾曲成形され
た例えばポリプロピレン製の連結板51の翼端51b,
51bがそれぞれ接合されている。なお、連結板51の
材質としては、ポリプロピレンの他に、Uポリマー(ポ
リアリレート)等のプラスチックや鋼を用いることがで
きる。また、この連結板51の中央部51aは、双方の
揺動軸16,16を含む面に垂直な方向に往復運動し得
る揺動杆52の一端部に接合されている。この揺動杆5
2の他方の端部は、図示しない柄部の端末から、柄部と
間隙を隔てて基台1の方向に延びる棒状のバネ部材3の
先端部に接合されている。
するそれぞれの辺部には、側面視U字形に湾曲成形され
た例えばポリプロピレン製の連結板51の翼端51b,
51bがそれぞれ接合されている。なお、連結板51の
材質としては、ポリプロピレンの他に、Uポリマー(ポ
リアリレート)等のプラスチックや鋼を用いることがで
きる。また、この連結板51の中央部51aは、双方の
揺動軸16,16を含む面に垂直な方向に往復運動し得
る揺動杆52の一端部に接合されている。この揺動杆5
2の他方の端部は、図示しない柄部の端末から、柄部と
間隙を隔てて基台1の方向に延びる棒状のバネ部材3の
先端部に接合されている。
【0047】このマッサージ器具50は、使用に際し
て、柄部を手で握り、櫛歯13の先端の球状部材14を
頭皮に接触させ、バネ部材3を柄部2の側に押圧する
と、揺動杆52が基台1の奥方向へ移動し、これに伴っ
て連結板51も同方向へ移動する。そこで、マッサージ
部材11a,11bの辺部が同時に基台1の奥方向へ引
っ張られ、その結果としてマッサージ部材11a,11
bは互いに内向きとなる方向に対称的に揺動する。これ
に伴って、それぞれの突起面12a,12bから突出し
た櫛歯13の先端の球状部材14,14,…は、頭皮を
面方向に圧縮することになる。
て、柄部を手で握り、櫛歯13の先端の球状部材14を
頭皮に接触させ、バネ部材3を柄部2の側に押圧する
と、揺動杆52が基台1の奥方向へ移動し、これに伴っ
て連結板51も同方向へ移動する。そこで、マッサージ
部材11a,11bの辺部が同時に基台1の奥方向へ引
っ張られ、その結果としてマッサージ部材11a,11
bは互いに内向きとなる方向に対称的に揺動する。これ
に伴って、それぞれの突起面12a,12bから突出し
た櫛歯13の先端の球状部材14,14,…は、頭皮を
面方向に圧縮することになる。
【0048】次に、バネ部材3の押圧を解除すると、バ
ネ部材3は元の位置に復元し、これに伴って揺動杆52
が引き上げられ、連結板51も元の位置に戻るから、マ
ッサージ部材11a,11bは互いに外向き方向に対称
的に揺動し、頭皮の面方向への圧縮が解除され、頭皮は
元の状態に戻る。
ネ部材3は元の位置に復元し、これに伴って揺動杆52
が引き上げられ、連結板51も元の位置に戻るから、マ
ッサージ部材11a,11bは互いに外向き方向に対称
的に揺動し、頭皮の面方向への圧縮が解除され、頭皮は
元の状態に戻る。
【0049】連結板51は、揺動杆52の往復運動に伴
って湾曲率が変化するが、ポリプロピレン製で可撓性が
あるので、繰り返し屈曲しても折損することはない。こ
の実施形態例の揺動手段は機構が簡単で、安価なマッサ
ージ器具が得られる利点がある。
って湾曲率が変化するが、ポリプロピレン製で可撓性が
あるので、繰り返し屈曲しても折損することはない。こ
の実施形態例の揺動手段は機構が簡単で、安価なマッサ
ージ器具が得られる利点がある。
【0050】前記の各実施形態例において、揺動手段
は、いずれも柄部2から延びるバネ部材3を手で押圧す
ることによって駆動されている。しかし、揺動手段を駆
動する方法はこれに限定されるものではない。例えば、
第1の実施形態例における歯車17,17や第3の実施
形態例における連結板51の往復運動は、モーターまた
はソレノイドを用いた電動によって駆動することもでき
る。揺動手段を電動により駆動する実施形態例を以下に
示す。
は、いずれも柄部2から延びるバネ部材3を手で押圧す
ることによって駆動されている。しかし、揺動手段を駆
動する方法はこれに限定されるものではない。例えば、
第1の実施形態例における歯車17,17や第3の実施
形態例における連結板51の往復運動は、モーターまた
はソレノイドを用いた電動によって駆動することもでき
る。揺動手段を電動により駆動する実施形態例を以下に
示す。
【0051】(第4の実施形態例)図8に示す第4の実
施形態例のマッサージ器具50は、2個一対のマッサー
ジ部材41a,41bの揺動軸43,43が、それぞれ
中央線より内側に偏心して設けられ、それぞれの揺動軸
43,43の柄部側には、互いに係合する歯車48a,
48bが装着されている。
施形態例のマッサージ器具50は、2個一対のマッサー
ジ部材41a,41bの揺動軸43,43が、それぞれ
中央線より内側に偏心して設けられ、それぞれの揺動軸
43,43の柄部側には、互いに係合する歯車48a,
48bが装着されている。
【0052】一方の歯車(例えば48a)の周縁部に
は、カム杆61の一端末が軸ピンを介して回動自在に連
結され、カム杆61の他端末は、モーターに直結した円
盤62の周縁部に軸ピンを介して回転自在に連結されて
いる。このモーター(図示せず)はマッサージ器具50
の基台に装着され、スイッチを介して電源に接続されて
いる。
は、カム杆61の一端末が軸ピンを介して回動自在に連
結され、カム杆61の他端末は、モーターに直結した円
盤62の周縁部に軸ピンを介して回転自在に連結されて
いる。このモーター(図示せず)はマッサージ器具50
の基台に装着され、スイッチを介して電源に接続されて
いる。
【0053】スイッチを閉じてモーターを回転させる
と、カム杆61は、この回転を往復運動に変換し、歯車
48aを往復揺動させる。このとき、歯車48aと係合
する歯車48bは、歯車48aと対称的に往復揺動する
ことになる。これによって、1対のマッサージ部材41
a,41bがそれぞれの往復揺動軸43,43に関して
対称的に揺動することになり、このマッサージ部材41
a,41bに装着された櫛歯13とその先端の球状部材
14とが、頭皮を面方向に圧縮するマッサージ効果を現
す。
と、カム杆61は、この回転を往復運動に変換し、歯車
48aを往復揺動させる。このとき、歯車48aと係合
する歯車48bは、歯車48aと対称的に往復揺動する
ことになる。これによって、1対のマッサージ部材41
a,41bがそれぞれの往復揺動軸43,43に関して
対称的に揺動することになり、このマッサージ部材41
a,41bに装着された櫛歯13とその先端の球状部材
14とが、頭皮を面方向に圧縮するマッサージ効果を現
す。
【0054】(第5の実施形態例)図9(a),(b)
に示す第5の実施形態例のマッサージ器具60は、2個
一対のマッサージ部材11a,11bの対向するそれぞ
れの辺部に、側面視U字形に湾曲された板バネ製の連結
板71の翼端71b,71bがそれぞれ接合されてい
る。この連結板71の湾曲点をなす中央部71aの凸面
側は、モーター(図示せず)に直結された卵形のカム円
盤72と接触されている。モーターは、マッサージ器具
70の基台に装着され、スイッチを介して電源に接続さ
れている。
に示す第5の実施形態例のマッサージ器具60は、2個
一対のマッサージ部材11a,11bの対向するそれぞ
れの辺部に、側面視U字形に湾曲された板バネ製の連結
板71の翼端71b,71bがそれぞれ接合されてい
る。この連結板71の湾曲点をなす中央部71aの凸面
側は、モーター(図示せず)に直結された卵形のカム円
盤72と接触されている。モーターは、マッサージ器具
70の基台に装着され、スイッチを介して電源に接続さ
れている。
【0055】このマッサージ器具60は、図9(a)に
示すように、カム円盤72の凸部72aが連結板の中央
部71aと接触していないときは、揺動軸16,16に
よって搖動自在とされたそれぞれのマッサージ部材11
a,11bの突起面12a,12bが、互いに内側を向
くように連結板71の形状が調節されている。
示すように、カム円盤72の凸部72aが連結板の中央
部71aと接触していないときは、揺動軸16,16に
よって搖動自在とされたそれぞれのマッサージ部材11
a,11bの突起面12a,12bが、互いに内側を向
くように連結板71の形状が調節されている。
【0056】スイッチを閉じてモーターを回転させ、図
9(b)に示すように、カム円盤72の凸部72aが連
結板の中央部71aと接触する状態になると、連結板7
1は押圧され、マッサージ部材11a,11bを互いに
外向きとなる方向に回動する。カム円盤72が更に回転
して、凸部72aが連結板の中央部71aから離れる
と、板バネからなる連結板71は元の形状に復元し、図
9(a)に示すように、マッサージ部材11a,11b
も元の、互いに内側を向く状態に戻る。すなわち、カム
円盤72の回転に対応して、一対のマッサージ部材11
a,11bがそれぞれの揺動軸16,16に関して対称
的に揺動することになり、これらに装着された櫛歯13
とその先端の球状部材14が、頭皮を面方向に圧縮する
マッサージ効果を現す。
9(b)に示すように、カム円盤72の凸部72aが連
結板の中央部71aと接触する状態になると、連結板7
1は押圧され、マッサージ部材11a,11bを互いに
外向きとなる方向に回動する。カム円盤72が更に回転
して、凸部72aが連結板の中央部71aから離れる
と、板バネからなる連結板71は元の形状に復元し、図
9(a)に示すように、マッサージ部材11a,11b
も元の、互いに内側を向く状態に戻る。すなわち、カム
円盤72の回転に対応して、一対のマッサージ部材11
a,11bがそれぞれの揺動軸16,16に関して対称
的に揺動することになり、これらに装着された櫛歯13
とその先端の球状部材14が、頭皮を面方向に圧縮する
マッサージ効果を現す。
【0057】次に、一対のマッサージ部材を手動により
揺動させる形態のマッサージ器具について説明する。 (第6の実施形態例)図11(a)および(b)はそれ
ぞれ、本発明のマッサージ器具の第6の実施形態例の側
面図および平面図である。なお、図11、後述する図1
3および図14において突起13のお突起本体13aは
不図示になっている。図11(a)および(b)に示す
ように、このマッサージ器具70は、マッサージブラシ
であり、ほぼ板状の2個一対のマッサージ部材(ブラシ
部)11a,11bは互いに平行に配置され、それぞれ
の対向する辺部には、弾性材料からなる連結部材(第1
のばね部材)18の端がそれぞれ固定されて連結されて
いる。なお、連結部材18の材質としては、ポリプロピ
レン、Uポリマー(ポリアリレート)等のプラスチック
や、鋼を挙げることができる。それぞれのマッサージ部
材11a,11bは、使用時に皮膚と対向することにな
る長方形の突起面12a,12bを有している。この突
起面12a,12bからは多数のポリエチレン製の櫛歯
13,13,…が突出していて、それぞれの櫛歯13の
先端部にはシリコーンゴム製の球状部材14が装着され
ている。
揺動させる形態のマッサージ器具について説明する。 (第6の実施形態例)図11(a)および(b)はそれ
ぞれ、本発明のマッサージ器具の第6の実施形態例の側
面図および平面図である。なお、図11、後述する図1
3および図14において突起13のお突起本体13aは
不図示になっている。図11(a)および(b)に示す
ように、このマッサージ器具70は、マッサージブラシ
であり、ほぼ板状の2個一対のマッサージ部材(ブラシ
部)11a,11bは互いに平行に配置され、それぞれ
の対向する辺部には、弾性材料からなる連結部材(第1
のばね部材)18の端がそれぞれ固定されて連結されて
いる。なお、連結部材18の材質としては、ポリプロピ
レン、Uポリマー(ポリアリレート)等のプラスチック
や、鋼を挙げることができる。それぞれのマッサージ部
材11a,11bは、使用時に皮膚と対向することにな
る長方形の突起面12a,12bを有している。この突
起面12a,12bからは多数のポリエチレン製の櫛歯
13,13,…が突出していて、それぞれの櫛歯13の
先端部にはシリコーンゴム製の球状部材14が装着され
ている。
【0058】一対のマッサージ部材11a,11bは、
力を加えない状態では例えば水平面に対して若干(角度
θ参照)だけ傾いており、マッサージ器具10全体は側
面視ほぼ「く」字状になっている。このθの角度を設定
した理由は、一対のマッサージ部材11a,11bが図
11(a)の状態から反対側に「く」字状に回動しにく
くするためである。そして、手でマッサージ器具70を
その一対のマッサージ部材11a,11bの両側から持
って、力を加えることにより、一対のマッサージ部材1
1a,11bをそれぞれの突起面12a,12bが近づ
くように移動させることができる(図12(a)参
照)。このとき、一対のマッサージ部材11a,11b
は、連結部材18の中心軸線Cを中心にして互いに近づ
くように回動する。そして、前記力を解除して前記連結
部材18が復元して一対のマッサージ部材11a,11
bのそれぞれの突起面12a,12bが遠ざかるように
移動して、図12(b)の状態に復元される。
力を加えない状態では例えば水平面に対して若干(角度
θ参照)だけ傾いており、マッサージ器具10全体は側
面視ほぼ「く」字状になっている。このθの角度を設定
した理由は、一対のマッサージ部材11a,11bが図
11(a)の状態から反対側に「く」字状に回動しにく
くするためである。そして、手でマッサージ器具70を
その一対のマッサージ部材11a,11bの両側から持
って、力を加えることにより、一対のマッサージ部材1
1a,11bをそれぞれの突起面12a,12bが近づ
くように移動させることができる(図12(a)参
照)。このとき、一対のマッサージ部材11a,11b
は、連結部材18の中心軸線Cを中心にして互いに近づ
くように回動する。そして、前記力を解除して前記連結
部材18が復元して一対のマッサージ部材11a,11
bのそれぞれの突起面12a,12bが遠ざかるように
移動して、図12(b)の状態に復元される。
【0059】このマッサージ器具70は、図12
(a),(b)に示すように、例えば頭皮のマッサージ
に使用することができる。先ず、利き手の親指を一方の
マッサージ部材11aに当てがい、他の指を他方のマッ
サージ部材11bに当てがってマッサージ器具70を持
ち、突起面12a,12bを頭皮に対向させる。この状
態で、各櫛歯13の先端の球状部材14を頭皮Sに接触
させる。
(a),(b)に示すように、例えば頭皮のマッサージ
に使用することができる。先ず、利き手の親指を一方の
マッサージ部材11aに当てがい、他の指を他方のマッ
サージ部材11bに当てがってマッサージ器具70を持
ち、突起面12a,12bを頭皮に対向させる。この状
態で、各櫛歯13の先端の球状部材14を頭皮Sに接触
させる。
【0060】図12(a)に示すように、この状態で、
前記利き手の指の力で一対のマッサージ部材11a,1
1bを、それらの突起面12a,12bが互いに内向き
となるように対称的に移動させる。このとき、一対のマ
ッサージ部材11a,11bを連結する連結部材18は
さらに「く」字状に屈曲する。なお、連結部材18は
「U」字状に湾曲するものでもよい。このように、それ
ぞれの突起面12a,12bが対称的に内向きに移動す
れば、それぞれの突起面12a,12bから突出する櫛
歯13は、頭皮Sを面方向に圧縮することになる(図1
2(a)中の矢印参照)。次に、前記利き手の指による
力を解除すると、図12(b)に示すように、連結部材
18は元の形状に復元し、これに伴って、一対のマッサ
ージ部材11a,11bの突起面12a,12bが互い
に遠ざかるように対称的に移動する。突起面12a,1
2bが対称的に外向きに揺動すれば、頭皮Sの面方向へ
の圧縮が解除され、頭皮Sは元の状態に戻る(図12
(b)中の矢印参照)。
前記利き手の指の力で一対のマッサージ部材11a,1
1bを、それらの突起面12a,12bが互いに内向き
となるように対称的に移動させる。このとき、一対のマ
ッサージ部材11a,11bを連結する連結部材18は
さらに「く」字状に屈曲する。なお、連結部材18は
「U」字状に湾曲するものでもよい。このように、それ
ぞれの突起面12a,12bが対称的に内向きに移動す
れば、それぞれの突起面12a,12bから突出する櫛
歯13は、頭皮Sを面方向に圧縮することになる(図1
2(a)中の矢印参照)。次に、前記利き手の指による
力を解除すると、図12(b)に示すように、連結部材
18は元の形状に復元し、これに伴って、一対のマッサ
ージ部材11a,11bの突起面12a,12bが互い
に遠ざかるように対称的に移動する。突起面12a,1
2bが対称的に外向きに揺動すれば、頭皮Sの面方向へ
の圧縮が解除され、頭皮Sは元の状態に戻る(図12
(b)中の矢印参照)。
【0061】手による押圧と弛緩とを繰り返して、一対
のマッサージ部材11a,11bを揺動(開閉)させな
がら、好ましくはマッサージ器具70を頭皮Sと接触さ
せたまま移動すると、球状部材14はゴム弾性体であっ
て、摩擦係数がポリエチレンなどより大きいので、頭皮
Sをよくグリップし、その面方向に圧縮を繰り返しなが
ら頭皮全面を摩擦することができ、爽快感とともに高い
マッサージ効果を得ることができる。
のマッサージ部材11a,11bを揺動(開閉)させな
がら、好ましくはマッサージ器具70を頭皮Sと接触さ
せたまま移動すると、球状部材14はゴム弾性体であっ
て、摩擦係数がポリエチレンなどより大きいので、頭皮
Sをよくグリップし、その面方向に圧縮を繰り返しなが
ら頭皮全面を摩擦することができ、爽快感とともに高い
マッサージ効果を得ることができる。
【0062】(第7の実施形態例)図13は本発明のマ
ッサージ器具の第7の実施形態例の平面図である。この
マッサージ器具80は、一対のマッサージ部材11a,
11bを連結するための部材として、上記連結部材(第
1のばね部材)に代えて可撓性を有する第1のヒンジ部
材21を用いたものである。この場合、一対のマッサー
ジ部材11a,11bを元の状態に復元するためには、
前記第1のヒンジ部材21の有するある程度の弾性復元
を利用することになる。この復元力は、上記連結部材
(第1のばね部材)のそれよりも弱いので、後述するよ
うに、手の指の力で一対のマッサージ部材11a,11
bを復帰させることが好ましい。すなわち、一対のマッ
サージ部材11a,11bのそれぞれに、親指、および
残る他の指を通すための輪部材19a,19bを設け、
各指を拡げることにより、一対のマッサージ部材11
a,11bを元の位置(それぞれの突起面12a,12
bが遠ざかる位置)に復元することができる。輪部材1
9a,19bの例としては樹脂製の紐を用いることがで
きる。
ッサージ器具の第7の実施形態例の平面図である。この
マッサージ器具80は、一対のマッサージ部材11a,
11bを連結するための部材として、上記連結部材(第
1のばね部材)に代えて可撓性を有する第1のヒンジ部
材21を用いたものである。この場合、一対のマッサー
ジ部材11a,11bを元の状態に復元するためには、
前記第1のヒンジ部材21の有するある程度の弾性復元
を利用することになる。この復元力は、上記連結部材
(第1のばね部材)のそれよりも弱いので、後述するよ
うに、手の指の力で一対のマッサージ部材11a,11
bを復帰させることが好ましい。すなわち、一対のマッ
サージ部材11a,11bのそれぞれに、親指、および
残る他の指を通すための輪部材19a,19bを設け、
各指を拡げることにより、一対のマッサージ部材11
a,11bを元の位置(それぞれの突起面12a,12
bが遠ざかる位置)に復元することができる。輪部材1
9a,19bの例としては樹脂製の紐を用いることがで
きる。
【0063】先ず、利き手の親指を一方のマッサージ部
材11aの輪部材19aに通し、残る他の指をマッサー
ジ部材11aの輪部材19bに通し、マッサージ器具2
0を持ち、突起面12a,12bを頭皮に対向させる。
この状態で、各櫛歯13の先端の球状部材14を頭皮S
に接触させる。
材11aの輪部材19aに通し、残る他の指をマッサー
ジ部材11aの輪部材19bに通し、マッサージ器具2
0を持ち、突起面12a,12bを頭皮に対向させる。
この状態で、各櫛歯13の先端の球状部材14を頭皮S
に接触させる。
【0064】本例の使用方法としては、図12(a),
(b)と同様であるが、以下の点で相違する。すなわ
ち、本例の第1のヒンジ部材21は強いばね性を有しな
いので、図12(a)の状態から図12(b)の状態に
復帰するには、手の指を拡げて一対のマッサージ部材1
1a,11bをそれらの突起面12a,12bが遠ざか
るように回動させる。
(b)と同様であるが、以下の点で相違する。すなわ
ち、本例の第1のヒンジ部材21は強いばね性を有しな
いので、図12(a)の状態から図12(b)の状態に
復帰するには、手の指を拡げて一対のマッサージ部材1
1a,11bをそれらの突起面12a,12bが遠ざか
るように回動させる。
【0065】(第8の実施形態例)図14(a),
(b),(c)はそれぞれ、本発明のマッサージ器具の
第8の実施形態例の平面図、左側面図および右側面図で
ある。この例のマッサージ器具90は、図11に示した
第6の実施形態例のものを改良したものである。改良点
としては、一対のマッサージ部材11a,11bの一端
面に、円柱棒状の柄部(ハンドル部)22a,22bを
平行になるようにそれぞれの一端を固定し、さらに、一
対の柄部22a,22bの他端部に第2のばね部材23
を掛け渡したものである。第2のばね部材23は、ほぼ
「く」字状に屈曲し、その両端が柄部22a,22bに
固定されている。
(b),(c)はそれぞれ、本発明のマッサージ器具の
第8の実施形態例の平面図、左側面図および右側面図で
ある。この例のマッサージ器具90は、図11に示した
第6の実施形態例のものを改良したものである。改良点
としては、一対のマッサージ部材11a,11bの一端
面に、円柱棒状の柄部(ハンドル部)22a,22bを
平行になるようにそれぞれの一端を固定し、さらに、一
対の柄部22a,22bの他端部に第2のばね部材23
を掛け渡したものである。第2のばね部材23は、ほぼ
「く」字状に屈曲し、その両端が柄部22a,22bに
固定されている。
【0066】本実施形態例では、一対の柄部22a,2
2bを握って力を加え、第2のばね部材23の弾性力に
抗して互いに近づけ、一対のマッサージ部材11a,1
1bの突起面12a,12bを近づけることができる。
そして、前記力を解除することにより、第1のばね部材
18および第2のばね部材23は元の形状に復元し、こ
れに伴って、一対のマッサージ部材11a,11bは、
その突起面12a,12bが互いに遠ざかるように対称
的に回動する。このように、柄部22a,22bを備え
ているので、マッサージの際における、一対のマッサー
ジ部材11a,11bの揺動の操作性が向上する。
2bを握って力を加え、第2のばね部材23の弾性力に
抗して互いに近づけ、一対のマッサージ部材11a,1
1bの突起面12a,12bを近づけることができる。
そして、前記力を解除することにより、第1のばね部材
18および第2のばね部材23は元の形状に復元し、こ
れに伴って、一対のマッサージ部材11a,11bは、
その突起面12a,12bが互いに遠ざかるように対称
的に回動する。このように、柄部22a,22bを備え
ているので、マッサージの際における、一対のマッサー
ジ部材11a,11bの揺動の操作性が向上する。
【0067】なお、第7の実施形態例に、一対の柄部2
2a,22bや第2のばね部材23を設けてもよく、こ
の場合、輪部材19a,19bは不要である。また、第
2のばね部材23に代えて、可撓性を有する第2のヒン
ジ部材を用いてもよい。さらに、上記第6〜8実施形態
例において、軽量化を鑑みて、一対のマッサージ部材や
一対の柄部を樹脂により成形することが好ましい。
2a,22bや第2のばね部材23を設けてもよく、こ
の場合、輪部材19a,19bは不要である。また、第
2のばね部材23に代えて、可撓性を有する第2のヒン
ジ部材を用いてもよい。さらに、上記第6〜8実施形態
例において、軽量化を鑑みて、一対のマッサージ部材や
一対の柄部を樹脂により成形することが好ましい。
【0068】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。請
求項1および請求項2に記載の発明は、マッサージ部材
を内向きに揺動させた際に、軟質の頭部が外側に向けて
張り出し変形することを爪部が支えて防止するので、例
えば頭部の皮膚グリップ力が強化され、さらに強力に頭
皮移動を起こさせることができる。また、一対のマッサ
ージ部材により揉み動作が行われる際に、皮膚より頭部
(球状部材)が揺動方向と反対方向に力を受けても、頭
部の皮膚への接触を確保して良好なマッサージを行え
る。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。請
求項1および請求項2に記載の発明は、マッサージ部材
を内向きに揺動させた際に、軟質の頭部が外側に向けて
張り出し変形することを爪部が支えて防止するので、例
えば頭部の皮膚グリップ力が強化され、さらに強力に頭
皮移動を起こさせることができる。また、一対のマッサ
ージ部材により揉み動作が行われる際に、皮膚より頭部
(球状部材)が揺動方向と反対方向に力を受けても、頭
部の皮膚への接触を確保して良好なマッサージを行え
る。
【0069】請求項3に記載の発明は、揺動手段を作動
して一対のマッサージ部材を自動的に揺動させることに
より、一対のマッサージ部材に形成された複数の突起に
より、皮膚の面方向への圧縮(揉み動作)を繰り返し
て、マッサージすることができ、良好な爽快感とともに
高いマッサージ効果が得られる。請求項4に記載の発明
は、上記効果の他、皮膚に接触する突起が形成された一
対のマッサージ部材を手動で揺動させる構成なので、一
対のマッサージ部材を揺動させるのに複雑な機構やモー
タ等の電気的手段を用いないので、手軽かつ軽量な製品
となり、また、製品コストを低くできて、故障しにく
い。
して一対のマッサージ部材を自動的に揺動させることに
より、一対のマッサージ部材に形成された複数の突起に
より、皮膚の面方向への圧縮(揉み動作)を繰り返し
て、マッサージすることができ、良好な爽快感とともに
高いマッサージ効果が得られる。請求項4に記載の発明
は、上記効果の他、皮膚に接触する突起が形成された一
対のマッサージ部材を手動で揺動させる構成なので、一
対のマッサージ部材を揺動させるのに複雑な機構やモー
タ等の電気的手段を用いないので、手軽かつ軽量な製品
となり、また、製品コストを低くできて、故障しにく
い。
【0070】請求項5に記載の発明は、上記効果の他、
一対のマッサージ部材を揺動させる際に、連結部材の弾
性復元力により元の位置に迅速に復帰するので、単位時
間により多くの揺動動作を行える。請求項6に記載の発
明は、上記効果の他、一対の柄部を持ってマッサージの
際の揺動操作を行え、使い勝手が向上する。請求項7に
記載の発明は、上記効果の他、頭部はゴム弾性体であっ
て、摩擦係数がポリエチレンなどより大きいので、頭皮
をよくグリップし、面方向に圧縮を繰り返しながら頭皮
全面を摩擦することができ、爽快感とともに高いマッサ
ージ効果を得ることができる。
一対のマッサージ部材を揺動させる際に、連結部材の弾
性復元力により元の位置に迅速に復帰するので、単位時
間により多くの揺動動作を行える。請求項6に記載の発
明は、上記効果の他、一対の柄部を持ってマッサージの
際の揺動操作を行え、使い勝手が向上する。請求項7に
記載の発明は、上記効果の他、頭部はゴム弾性体であっ
て、摩擦係数がポリエチレンなどより大きいので、頭皮
をよくグリップし、面方向に圧縮を繰り返しながら頭皮
全面を摩擦することができ、爽快感とともに高いマッサ
ージ効果を得ることができる。
【図1】 (a),(b)はそれぞれ本発明のマッサー
ジ器具の第1の実施形態例の平面図,側面断面図であ
る。
ジ器具の第1の実施形態例の平面図,側面断面図であ
る。
【図2】 図1に示したマッサージ器具の櫛歯(突起)
の詳細構造を説明するための概略側面図である。
の詳細構造を説明するための概略側面図である。
【図3】 櫛歯の構造の例を示す図である。
【図4】 図1に示したマッサージ器具の作動状態を説
明するための模式的な断面図である。
明するための模式的な断面図である。
【図5】 本発明のマッサージ器具の第2の実施形態例
の平面図である。
の平面図である。
【図6】 図5の変形例を示す側面図である。
【図7】 本発明のマッサージ器具の第3の実施形態例
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図8】 本発明のマッサージ器具の第4の実施形態例
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図9】 本発明のマッサージ器具の第5の実施形態例
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図10】 本発明のマッサージ器具の試験装置を示す
図である。
図である。
【図11】 (a)および(b)はそれぞれ、本発明の
マッサージ器具の第6の実施形態例の側面図および平面
図である。
マッサージ器具の第6の実施形態例の側面図および平面
図である。
【図12】 図11に示したマッサージ器具の使用状態
を示す模式的な断面図である。
を示す模式的な断面図である。
【図13】 本発明のマッサージ器具の第7の実施形態
例の平面図である。
例の平面図である。
【図14】 (a),(b),(c)はそれぞれ、本発
明のマッサージ器具の第8の実施形態例の平面図、左側
面図および右側面図である。
明のマッサージ器具の第8の実施形態例の平面図、左側
面図および右側面図である。
1 基台 2 柄部 2a 柄部の末端部 3 バネ部材 3a 指当て部 4 頭蓋骨 5 頭皮 6 支持部材 10 マッサージ器具、 11a,11b マッサージ部材(ブラシ部) 12a,12b 突起面 13 櫛歯(突起) 13a 突起本体 13b 爪部 13c 食い込み部 13d 係止部 14 球状部材(頭部) 15 揺動手段 16 揺動軸 17 歯車 18 連結部材(第1のばね部材) 21 第1のヒンジ部材 19a,19b 輪部材 22a,22b 柄部(ハンドル部) 23 第2のばね部材
Claims (7)
- 【請求項1】 それぞれの一面が、皮膚に接触してマッ
サージする突起を複数有する突起面になっている一対の
マッサージ部材が並列され、この一対のマッサージ部材
は、それらの中間線に対して、それぞれの突起面が互い
に近づいて向かい合う方向および離れる方向に交互に移
動するように揺動可能になっており、前記突起本体は、
硬質材料からなる突起本体と、この突起本体の先端に設
けられた軟質材料からなる頭部から構成され、前記突起
本体の前記揺動外側方向の部位に、前記頭部の前記揺動
外側方向に向けての張り出し変形を防止するための爪部
が設けられていることを特徴とするマッサージ器具。 - 【請求項2】 前記爪部を設ける代わりに、前記突起本
体の少なくとも先端部を扁平状のものとし、扁平部分の
少なくとも前記揺動内側方向に軟質材料からなる頭部が
設けられている請求項1に記載のマッサージ器具。 - 【請求項3】 前記一対のマッサージ部材は、それぞれ
揺動軸を有して基台に並列され、かつ一対のマッサージ
部材を前記揺動軸に関して、互いに対称的に揺動させる
揺動手段を備えている請求項1または請求項2に記載の
マッサージ器具。 - 【請求項4】 前記一対のマッサージ部材は、側面視
「く」字状あるいは「U」字状に湾曲可能な連結部材に
より揺動可能に連結されている請求項1または請求項2
に記載のマッサージ器具。 - 【請求項5】 前記連結部材がばね部材である請求項4
に記載のマッサージ器具。 - 【請求項6】 前記一対のマッサージ部材に、互いにほ
ぼ平行な柄部がそれぞれ備えられ、この一対の柄部が、
側面視「く」字状あるいは「U」字状に湾曲可能なばね
部材で連結されている請求項4または請求項5に記載の
マッサージ器具。 - 【請求項7】 前記突起の前記突起本体は、櫛歯、柱状
突起および刷毛のいずれかからなり、前記頭部はゴム弾
性を有する球状部材である請求項1乃至請求項6のいず
れか1項に記載のマッサージ器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21381596A JPH1052466A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | マッサージ器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21381596A JPH1052466A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | マッサージ器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1052466A true JPH1052466A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16645496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21381596A Withdrawn JPH1052466A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | マッサージ器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1052466A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009018193A (ja) * | 2008-10-03 | 2009-01-29 | Twinbird Corp | ブラシ装置 |
| JP2009034236A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 発毛調節光照射装置 |
| JP2014108158A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Panasonic Corp | 頭皮ケア装置 |
| JP2016032535A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 花王株式会社 | マッサージブラシ |
| JP2017080341A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社 資生堂 | 美容装置 |
| CN108354825A (zh) * | 2018-03-15 | 2018-08-03 | 王宇明 | 一种刺激结缔组织的设备和装置 |
| JP2020058655A (ja) * | 2018-10-11 | 2020-04-16 | 裕美 中島 | マッサージ用治具 |
| JP2022079410A (ja) * | 2021-06-28 | 2022-05-26 | ベス工業株式会社 | 押圧具 |
| JP2023044530A (ja) * | 2021-09-17 | 2023-03-30 | マクセル株式会社 | マッサージ装置 |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP21381596A patent/JPH1052466A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009034236A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 発毛調節光照射装置 |
| JP2009018193A (ja) * | 2008-10-03 | 2009-01-29 | Twinbird Corp | ブラシ装置 |
| JP2014108158A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Panasonic Corp | 頭皮ケア装置 |
| JP2016032535A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 花王株式会社 | マッサージブラシ |
| JP2017080341A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社 資生堂 | 美容装置 |
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| JP2020058655A (ja) * | 2018-10-11 | 2020-04-16 | 裕美 中島 | マッサージ用治具 |
| JP2022079410A (ja) * | 2021-06-28 | 2022-05-26 | ベス工業株式会社 | 押圧具 |
| JP2023044530A (ja) * | 2021-09-17 | 2023-03-30 | マクセル株式会社 | マッサージ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |