JPH1053119A - 連結車内の連結力の決定方法及び装置 - Google Patents

連結車内の連結力の決定方法及び装置

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JPH1053119A
JPH1053119A JP13386297A JP13386297A JPH1053119A JP H1053119 A JPH1053119 A JP H1053119A JP 13386297 A JP13386297 A JP 13386297A JP 13386297 A JP13386297 A JP 13386297A JP H1053119 A JPH1053119 A JP H1053119A
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tractor
vehicle
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Torsten Dr Bertram
トルシュテン・ベルトラム
Hans Dipl Ing Veil
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Robert Bosch GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 力センサを使用することなく、連結車特にト
ラクタにおいて既に存在する測定値に基づいて連結車内
の連結力を精度よく決定する。 【解決手段】 連結車のブレーキ装置がドライバのブレ
ーキ希望と求められた連結力とに基づいて制御され、連
結車の減速度と連結車のトラクタの車軸荷重が測定され
る。パラメータ評価法により、連結車の部分車両間の長
手方向及び/又は垂直方向の連結力が測定値(連結車の
減速度、トラクタの車軸荷重)に基づいて評価される。
このパラメータ評価により測定値からまず数学パラメー
タが計算され、数学パラメータからトレーラの物理パラ
メータが決定される。次いで、測定値と、トレーラの評
価された物理パラメータとから連結車の部分車両間の長
手方向及び/又は垂直方向の連結力が計算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連結車の連結力の決
定方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公開第4405709号にお
いて、ブレーキ過程において連結車の部分車両間に発生
する力ができるだけ小さく保持される連結車に対するブ
レーキ装置が記載されている。このために、この力はセ
ンサにより測定され、測定信号の関数として連結車の部
分車両におけるブレーキ力を変化させることにより、求
められた力を最小にするようにブレーキ装置は制御され
る。
【0003】連結車の個々の部分車両間のこの連結力を
測定器により測定することは費用がかかるので、この力
を既存の測定信号から求めることが要求される。
【0004】欧州特許公開A1第621161号におい
て、第5輪連結点において力センサを使用することなく
連結車の部分車両間の長手方向力を求める方法が提案さ
れている。この場合、ブレーキ力すなわち車両の長手方
向における車輪と道路との間の力が既知であることが前
提とされ、連結車の部分車両間の長手方向力がこのブレ
ーキ力ならびにその他の測定値から計算される。しかし
ながら、一般的にブレーキ力は、既知ではなく、時間的
に変化する多くの影響要因(たとえば走行道路特性、タ
イヤ特性、ブレーキ特性値等)を基礎としている。従っ
て、このブレーキ力を既知であるとする前提は、力を求
めるときの精度を著しく制限することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】力センサを使用するこ
となく、連結車とくにトラクタにおいて既に存在する測
定値に基づいて連結車内の連結力を精度よく決定する方
法および装置を提供することが本発明の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の連結車内の連結力の決定方法では、連結車
のブレーキ装置がドライバのブレーキ希望と少なくとも
求められた連結力とに基づいて制御され、少なくとも連
結車の減速度と連結車のトラクタの車軸荷重が測定され
る。そして、本発明の方法は、パラメータ評価法によ
り、前記連結車の部分車両間の長手方向又は垂直方向あ
るいはこれら双方の連結力が測定値に基づいて評価され
ることを特徴とする。
【0007】上記課題を解決するため、本発明の連結車
内の連結力の決定装置は少なくともトラクタのブレーキ
装置を制御するための制御装置を備え、当該制御装置は
少なくとも連結車の減速度およびトラクタの車軸荷重に
関する測定値を受け取る。そして本発明の装置は、前記
制御装置が、供給された測定値に基づき、パラメータ評
価法により、連結車の部分車両間の長手方向又は垂直方
向あるいはこれら双方の連結力を評価することを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態により詳細に説明する。
【0009】図1は、入力回路12、少なくとも1つの
マイクロコンピュータ14および出力回路16を有する
制御装置10を示す。これらの要素は、バス・システム
18を介して相手側と情報およびデータを交換するよう
に相互に結合されている。入力回路12には種々の入力
ラインが供給され、これらの入力ラインを介して制御装
置10にブレーキ装置の制御に必要な運転変数が供給さ
れる。入力ライン20は、制御装置10をドライバによ
るブレーキペダル操作度を測定するための測定装置22
と結合している。さらに、入力ライン24ないし26が
設けられ、その入力ライン24ないし26は測定装置2
8ないし30から出て、制御装置10に、たとえば車輪
回転速度、ブレーキ圧力値またはブレーキ・モーメント
値、車軸荷重値等のような他の運転変数を供給する。さ
らに、制御装置10は出力ライン32ないし34を介し
て車両のブレーキ装置36と結合されている。好ましい
実施形態においては、ブレーキ装置36において空圧式
ブレーキ装置が使用され、その空圧式ブレーキ装置は電
気的に操作可能な設定要素を介して各車輪ブレーキ内の
ブレーキ圧力を調節することができる。他の有利な実施
形態においては、ブレーキ装置36は、対応する設定要
素を備えた油圧式ブレーキ装置、または車輪ブレーキに
与えられるブレーキ・モーメントが電動機により形成さ
れる電動式ブレーキ装置である。制御装置10は、出力
ライン32ないし34を介して設定要素を対応操作する
ことにより、車輪ブレーキ38ないし40におけるブレ
ーキ圧力ないしブレーキ・モーメントを調節する。
【0010】このようなブレーキ装置を、測定装置22
により求められたブレーキペダル操作度の関数として、
アンチロック保護制御、駆動滑り制御等のような機能を
考慮しながら制御することは従来技術から既知である。
この場合、制御装置10は、通例トラクタ内に組み込ま
れ、トラクタのブレーキ装置36を少なくとも1つのマ
イクロコンピュータ14内で実行される制御プログラム
により制御する。トラクタのブレーキのための出力ライ
ン32ないし34のほかに少なくとも1つの出力ライン
42が設けられ、制御装置は、出力ライン42を介し
て、たとえばいわゆるトレーラ制御弁によりブレーキ装
置44したがってトレーラの車輪ブレーキ46内に供給
されるブレーキ圧力または形成されるブレーキ・モーメ
ントを調節する。
【0011】このような制御プログラムに対する1つの
例が図2の流れ図に示されている。ここに示したプログ
ラムは所定の時点たとえば10ないし100ミリ秒ごと
にスタートされる。第1のステップ100において、ペ
ダル操作度、車輪回転速度、トラクタの車軸荷重等の測
定値が読み込まれる。それに続くステップ102におい
て、以下に記載のように求められた連結力G Lが読み
込まれる。それに続くステップ104において、トラク
タに対する目標ブレーキ圧力psollzが、ペダル操
作度、車輪回転速度、車軸荷重値および場合によりその
他の運転変数の関数として決定され、ブレーキ装置に出
力される。ここで、目標ブレーキ圧力psollzがた
とえば圧力制御回路の範囲内で設定される。それに応じ
て、それに続くステップ106において、トレーラに対
する目標ブレーキ圧力psollAが、ペダル操作度お
よびとくに求められた連結力に基づいて(たとえば連結
力を目標値に近づけるように制御する範囲において)決
定され、トレーラのブレーキ内のブレーキ圧力を調節す
るために出力される。この場合、トレーラのブレーキ内
のブレーキ圧力は、部分車両間の力が所定の目標値をと
るように決定される。ステップ106の後プログラムは
終了され、所定の時間経過後反復される。
【0012】連結力を決定するために本発明により評価
法が用いられるが、その評価法の原理的な過程が図3に
示されている。ここに示したプログラムは、ブレーキ過
程が行われている間、所定の時点(たとえば10ないし
100ミリ秒ごと)にスタートされる。第1のステップ
200において、パラメータ評価のために使用される測
定値、すなわち連結車の減速度、トラクタの車軸荷重、
トラクタの車輪ブレーキ内のブレーキ圧力および場合に
よりリターダブレーキ(牽引)モーメント等が読み込ま
れる。それに続くステップ202において、以下に説明
するように、セミトレーラの数学パラメータが評価さ
れ、それに続くステップ204においてセミトレーラの
物理パラメータが計算される。それに続くステップ20
6において、長手方向および/または垂直方向の連結力
が物理パラメータに基づいて決定され、プログラム部分
は終了され、所定の時間経過後反復される。
【0013】基本的な方法により、セミトレーラ(また
はトレーラ)の主要な物理パラメータのみが評価アルゴ
リズムにより発生され、その評価アルゴリズムはトラク
タ内に既に存在する測定値(連結車の速度、トラクタの
後車軸における車軸荷重およびブレーキ・シリンダ内の
圧力)を基礎にしている。次に、物理パラメータを用い
てつり合いの式により連結力が計算される。
【0014】セミトレーラ連結車において、セミトレー
ラに空圧ラインを介してブレーキ作動に必要なブレーキ
圧力(制御圧力)が供給される。制御圧力は、理想的な
場合、セミトレーラがトラクタと同じ減速度で減速され
るように設定すべきである。この減速度の一致により、
セミトレーラ連結車の車軸荷重の関数としてのブレーキ
作動において安定なブレーキ過程が形成される。
【0015】しかしながら、セミトレーラの固有のブレ
ーキ作動がトラクタのブレーキ作動より小さいとき、第
5輪連結点において発生する(セミトレーラが押す)長
手方向力は、たとえばカーブ走行においてブレーキが作
動されたときトラクタをカーブからわきに押し出し、連
結車全体は折れ曲がりを形成しようとする。セミトレー
ラの固有のブレーキ作動が大きいとき、セミトレーラの
車輪がロックされかつセミトレーラはカーブから横に滑
ることになる。
【0016】第5輪連結点において求められた力の関数
として、制御アルゴリズムを介してセミトレーラのため
の制御圧力の補正が行われ、それによりセミトレーラの
ブレーキ出力が増大または減少される。セミトレーラの
ブレーキ出力の制御は、連結力が既知であるときのみ可
能である。
【0017】ここで、連結力を決定するために、長手方
向動力学のみが関心であることに注目すべきである。こ
の結果、横方向動力学の影響は無視される。したがっ
て、トラクタとセミトレーラとの間の連結器は長手方向
および垂直方向の力のみを伝達することができる。
【0018】セミトレーラ用トラクタとセミトレーラと
の間の連結力(長手方向力および支持力)の決定はセミ
トレーラに対するパラメータ評価に移し替えられる。以
下に説明する評価アルゴリズムをさらに考察すると、数
学パラメータのみが評価され、次にこの数学パラメータ
からセミトレーラの必要な物理パラメータならびにセミ
トレーラ用トラクタのブレーキ特性値が計算されること
がわかる。上記のパラメータは、環境の変化によりセミ
トレーラを交換して運搬するのに使用されるセミトレー
ラ連結車に対しては一般に既知ではないので、パラメー
タ評価が必要である。この結果、セミトレーラのブレー
キ特性値が著しく異なることがあり、したがってセミト
レーラ用トラクタとセミトレーラとに対するブレーキ出
力の分配の設定は変化することになる。物理パラメータ
を用いかつセミトレーラ連結車に対する運動量保存なら
びにモーメントつり合いを補助として、続いて連結力を
決定することができる。
【0019】セミトレーラ連結車の動力学挙動を説明す
るために、パラメータ評価のための基本方程式を導くた
めにトラクタならびにセミトレーラに対する単純モデル
(図4および図5)が使用される。作動点の関数として
のモデルパラメータとくにセミトレーラ用トラクタのブ
レーキ特性値が運転中オンラインで評価されるので、単
純モデルはシステムの詳細な考察に対しても十分であ
る。
【0020】パラメータを含む線形基本方程式に基づい
ているパラメータ評価に対して、次の前提が適用されて
いる。
【0021】− ブレーキ作動が平地内で行われるこ
と、 − リターダが使用されていないかまたはそれから印加
されるブレーキ・モーメントが既知であること、 − エンジン牽引モーメントが、利用される車両変数で
あること、 − ブレーキ装置の作動(係合)圧力ならびに解放圧力
が時間的に不変でありかつ既知であること、および − セミトレーラに対し連結点から車軸までの距離R
Aおよび連結点とトラクタの後車軸との間の距離L
とが既知であること。
【0022】使用変数ならびに力ベクトルの方向および
運動方向が図4および図5に定義されている。式を見や
すくするために、以下の数式において時間の引数は省略
されている。
【0023】パラメータ評価に対する基本方程式の決定
は、運動量保存則を用いてトラクタに対して次のように
行われる。
【0024】
【数1】 m Z*(x¨)=G L−B 1−B 2−F M (1) ここで(x¨)はセミトレーラ連結車の減速度を示し、
Mはリターダおよび/またはエンジン牽引モーメン
トにより与えられる力を示している。セミトレーラ連結
車の減速度はABS機能の速度信号から速度の差の商と
して計算され、したがって連結力の決定に対しセミトレ
ーラ連結車の減速度は測定値として使用することができ
る。連結力の決定のための前提を用いて(エンジン牽引
モーメントおよび/またはリターダ・モーメントが既知
である)、既知の値F Mは数式(1)の左側で計算で
きるので、数式(1)は次のように簡単にすることがで
きる。これは以下の変形に対しては重要ではなく、した
がって値F Mは数式(1)の左側を変えることなく数
式(1)から削除される。
【0025】
【数2】 m Z*(x¨)=G L−B 1−B 2 (2) 単純モデルの1つの車軸のブレーキ力は車輪ブレーキ・
シリンダ内の圧力p iの線形関数として近似され、ここ
で圧力上昇によりブレーキ力を変化させるときは作動圧
力p Aiが考慮され、圧力低下によりブレーキ力を変
化させるときは解放圧力p Liが考慮される。
【0026】
【数3】 B i=c ip(p i−p Ai) ここでi=1,2(圧力上昇) (3) B i=c im(p i−p Li) ここでi=1,2(圧力低下) (4) 圧力上昇または圧力低下によりブレーキ力を変化させる
とき、圧力範囲はブレーキ・ヒステリシスにより影響さ
れない範囲であると理解すべきである。この範囲におい
ては、ブレーキ圧力変化がどんなに小さくてもそれに対
応するブレーキ力の変化を与える。
【0027】連結力の計算のための基本方程式を導くた
めに、まず式を簡単にするために、一方で作動圧力p
Aiならびに解放圧力p Liは各車軸に対して等し
く、他方で比例増幅係数c iがブレーキ力を変化させ
る圧力上昇c ipまたは圧力低下c imとは無関係
に同様に一致するという追加の前提が適用される。物理
パラメータc ip(圧力上昇)およびc im(圧力
低下)は、ブレーキ力が車輪ブレーキ・シリンダ内の圧
力と線形関数関係を有していることを示している。した
がって、以下の数式において、変数c iおよびp
iに対してのみ対応する代入が行われる。これは、運動
方程式を形成するためにまずブレーキ・ヒステリシスが
考慮されないことを示している。車輪ブレーキの特性
は、比例増幅係数c iを外側に備えた不感帯としてモ
デル化されている。
【0028】第5輪車軸の支持点(セミトレーラの車輪
と道路との接触点)の周りのモーメントの関係式は、支
持力G Sに対する項を、単純モデルに対する第5輪連
結点における長手方向力G Lの関数として表わしてい
る。
【0029】
【数4】 多軸セミトレーラにおいては、すべての車軸は1つの車
軸のみを有する代替システムにまとめられる。このと
き、この車軸の支持点において、セミトレーラに対する
合成車軸荷重および合成ブレーキ力が係合する。セミト
レーラ用トラクタの前車軸の支持点の周りのモーメント
の関係式は第5輪連結点における長手方向力G Lおよ
び支持力G Sに対して別の表現を与えている。
【0030】
【数5】 数式(6)および(7)を用いて、第5輪連結点におけ
る長手方向力G Lに対する1つの数式が与えられ、こ
の数式は測定値(x¨)およびN 2、セミトレーラの
未知の物理パラメータの積m A*H Aおよびm
*S Aならびにトラクタの既知のパラメータのみの関
数である。
【0031】
【数6】 数式((3)又は(4))および(8)が数式(2)に
代入されると、これからパラメータ評価のためのパラメ
ータに関する線形基本方程式が得られる。
【0032】
【数7】 基本方程式に対する数学パラメータは次のように計算さ
れる。
【0033】
【数8】 連結力を計算するための数学パラメータはパラメータ評
価により決定することができる。以下に、パラメータ形
成のための評価方程式を詳細に説明する。評価により求
められた数学パラメータ(数式(10)−(13))を
用いて、セミトレーラの必要な物理パラメータは次のよ
うに計算される。
【0034】
【数9】 これにより、連結力の計算に必要なセミトレーラの物理
パラメータが求められる。第5輪連結点における長手方
向力を決定するために、数式(3)ないし(4)または
数式(8)を考慮して数式(2)が利用され、ここで
(x¨)、N 2、p 1およびp 2は測定値であ
る。
【0035】
【数10】 パラメータ評価が収斂したとき、数式(18)および
(8)の結果は等しくなる。このとき、第5輪連結点に
おける支持力は、数式(6)、および数式(8)または
(18)による長手方向力を用いて次のように与えられ
る。
【0036】
【数11】 帰納的パラメータ評価を使用することにより、ドライバ
による希望の減速度を与えながら、オンライン運転にお
いてブレーキ装置の追加の離調なしに物理パラメータm
A*H A、m A*S A、c 1およびc 2を
決定することができる。これの代替形態として、同様に
オフライン・パラメータ評価が考えられる。ブレーキ装
置の離調とは、セミトレーラ用トラクタの前車軸および
後車軸ならびにセミトレーラの第5輪車軸に対する目標
圧力の統合変化を意味している。
【0037】パラメータ評価のためのアルゴリズムを帰
納的に行うために、ここでは時間の引数が一時的に導入
される。
【0038】パラメータ評価に対する線形基本方程式
(9)において、測定データ・ベクトルΨ(k)、パラ
メータ・ベクトルΘ(k)(数学パラメータのベクト
ル)および測定値y(k)=(x¨)は一般形式で次の
ように表わされる。
【0039】
【数12】 ここで測定ベクトルの要素は次のように表わされる。
【0040】
【数13】 評価エラーの重み付けのための補正ベクトルγ(k)は
評価エラーの共分散マトリックス(k)により次のよ
うに計算される。
【0041】
【数14】 評価エラーは次のように決定される。
【0042】
【数15】 これにより、帰納的関係により新しいパラメータベクト
ルが与えられる。
【0043】
【数16】 評価エラーの数値μ(k+1)および共分散マトリック
(k)の計算のために種々のアルゴリズムが存在す
る。たとえば、 − 最小二乗法
【数17】 − 確率論的近似法
【数18】 μ(k+1)=1 (31) (k+1)=α*(k+1)-1 ここで α>0 (32) 評価エラーの共分散マトリックス(k)の重み付け
は、マトリックス要素のきわめて大きくかつきわめて急
速な低減を防止し、これにより数学パラメータに対する
小さすぎる補正値を防止する。補正値が小さすぎると、
有効性基準を許容可能な値に低下するために必要な反復
回数が上昇する。さらに、重み付けのない場合よりもよ
り大きい値においては、新たに発生する測定値により評
価結果が影響を受けることがある。これは、時間変化パ
ラメータに対して、評価の収斂のために重要な意味を有
している。共分散マトリックスの最も簡単な重み付けは
一定増幅係数ρにより行われる。共分散マトリックスの
一定重み付けを考慮して、たとえば最小二乗法(数式
(28))により次式が与えられる。
【0044】
【数19】 線形パラメータ評価に対しては、安定な評価を達成する
ために、重み付け係数は次のように選択すべきである。
【0045】 0.95<ρ<0.99 (34) 測定値に対する時系列の形成のための走査時間の選択は
とくに重要である。走査時間T Aが小さすぎると、走
査時点から次の走査時点までの測定値の変化がおそらく
ほとんどないので、測定値によるパラメータ評価の刺激
が小さくなる。経験的に、パラメータ評価のための走査
時間T Aは過渡応答により次のように決定される。
【0046】
【数20】 時定数T 63は過渡応答の定常最終値の63%に到達
するまでの時間間隔を与える。
【0047】パラメータ評価のためのスタート値は、一
方でセミトレーラ連結車の物理パラメータから、他方で
経験値に基づき、且つ収斂特性に関して適切な妥協を与
える予備選択により決定される。評価エラーの共分散マ
トリックスのスタート値に対して簡単な予備選択が適用
される。
【0048】
【数21】 共分散マトリックスに対するスタート値が大きすぎると
パラメータ評価が不安定となることがあるが、もっと
も、より大きいスタート値はアルゴリズムをより急速に
収斂させる。収斂特性の有効な改善は、所定回数の評価
の後(30≦繰り返し数≦100)に共分散マトリック
スをスタート値に戻して設定することにある。各走査時
点ごとにパラメータ評価のための繰り返しが行われる。
【0049】さらに、すべてのN走査時点にわたり、と
くに測定値マトリックスに注意すべきである。このマト
リックスの列ベクトルはすべてのN走査時点にわたる測
定値の時系列を示している。マトリックスの行は、パラ
メータ評価が一義的でありかつ収斂するように最大でな
ければならない(行欠陥が発生してはならない)。
【0050】パラメータを決定するために2つの評価の
間で切り換えが行われなければならないので、線形パラ
メータ評価のための上位の方式が重要となる。この方式
を以下に詳細に説明する。実際のブレーキ装置は車輪ブ
レーキ(ドラムブレーキまたはディスクブレーキ)によ
りヒステリシスが現れる特徴がある。したがって、作動
圧力p Aiおよび解放圧力p Liがわかっていると
き、増幅係数c iはブレーキ力を変化させる圧力上昇
ipとブレーキ力を変化させる圧力低下c imとに
対してそれぞれ別々に評価されなければならない(図6
参照)。
【0051】ブレーキ力は、正の圧力勾配(圧力上昇)
に対しては、ヒステリシスを克服した後に次式で計算さ
れる。
【0052】
【数22】 B i=c ip(p i−p Ai) ここでi=1,2 (37) そして、負の圧力勾配(圧力低下)に対しては、ヒステ
リシスを克服した後に次式により計算される。
【0053】
【数23】 B i=c im(p i−p Li) ここでi=1,2 (38) これは、2つのパラメータ評価は平行して行われなけれ
ばならないことを意味している。アルゴリズム1は圧力
上昇によりブレーキ力を変化させるときのパラメータ評
価に使用され、アルゴリズム2は圧力低下によりブレー
キ力を変化させるときのパラメータ評価に対してのみ使
用される。このとき、それぞれの圧力勾配およびブレー
キ力の勾配に応じてアルゴリズム間で切換えが行われな
ければならず、したがってアルゴリズム1には、パラメ
ータ評価のために正の圧力勾配および正のブレーキ力勾
配を示す測定データのみが与えられる。同様に、アルゴ
リズム2はブレーキ力勾配が負の場合の圧力低下を示す
データのみを処理する。
【0054】数学パラメータが評価された後に物理パラ
メータが計算され、それに続いて圧力上昇または圧力低
下によりブレーキ力を変化させる範囲に対して連結力が
計算される(数式(39)およびそれに続く数式)。両
方の範囲の中間では、ドライバの希望に応じてブレーキ
圧力が変化しても、ブレーキ力を著しく変化させること
はない。なぜならば、ブレーキ力はヒステリシスのため
にほぼ一定の状態にあるからである(図6における範囲
BおよびD)。この結果、第5輪連結点における連結力
は範囲BおよびDに対しては実際の減速度および車輪ブ
レーキ・シリンダ内の実際の圧力の関数として計算する
ことができなくなる。
【0055】正の圧力勾配(範囲D)または負の圧力勾
配(範囲B)を特徴としかつブレーキ力に対する勾配が
0の値をとる範囲BおよびDに対しては、次の方法が適
用される。
【0056】車輪ブレーキ・シリンダ内のそれぞれのブ
レーキ圧力p i(圧力上昇によるブレーキ力変化、範
囲A)に対してヒステリシスp Hiが既知である。
【0057】
【数24】 ここでドライバの希望に応じて圧力勾配の符号がプラス
からマイナスへ変化したとき、ブレーキ・ヒステリシス
を通過してから圧力低下が行われる。ブレーキ圧力が基
準圧力p imより大きいかぎり、それぞれの車軸に対
するブレーキ力B iは、この基準圧力を用いて次式に
より計算される。
【0058】
【数25】 B i=c im(p im−p Li) ここでi=1,2 (40) 基準圧力p imは、ヒステリシスp Himと、圧力
勾配の符号が切り換わるブレーキ圧力p ipsとによ
り形成される。
【0059】
【数26】 p im=p ips−p Him ここでi=1,2 (41) この場合、ヒステリシスp Himは次の値をとる。
【0060】
【数27】 セミトレーラ用トラクタの前車軸と後車軸とに対してお
そらく異なるであろうヒステリシスの影響のもとで負の
圧力勾配において第5輪連結点における長手方向力を計
算するために、ケースを分けて計算を実行しなければな
らない。
【0061】ケース1.1: トラクタの車軸の車輪ブ
レーキ・シリンダ内の圧力p iの両方ともが、ヒステ
リシスを介して計算される対応基準圧力p imより大
きく(範囲B)、且つ圧力p ipsより小さい。
【0062】ケース1.2: トラクタの車軸の車輪ブ
レーキ・シリンダ内の両方の圧力p iのうち一方の圧力
がヒステリシスを介して計算される対応基準圧力p
mより小さく(範囲C)、他方の圧力が基準圧力p
mより大きく(範囲B)、且つ両方の圧力が圧力p
psより小さい。
【0063】上記のケースに分けた場合、ケース1.1
に対する第5輪連結点における長手方向力は、数式
(2)から次式により決定される。
【0064】
【数28】 そして、たとえば圧力p 1が最初に基準圧力p 1m
を下回ったと仮定して、ケース1.2に対する第5輪連
結点における長手方向力は次式により決定される。
【0065】
【数29】 圧力p 2が最初に基準圧力p 2mを下回ったとき、
第5輪連結点における長手方向力は同様に計算される。
【0066】このとき、第5輪連結点における支持力
は、ケースの区別に関係なく数式(6)により与えられ
る。
【0067】
【数30】 両方のブレーキ圧力p iが基準圧力p imの値を下
回った場合、アルゴリズム2によるパラメータ評価がス
タートする(出力低下によるブレーキ力変化、範囲
C)。しかしながら、圧力勾配の符号がこの場合マイナ
スからプラスへ再び変化したとき、同様に基準圧力p
ipは、ヒステリシスp Hipと、圧力勾配の符号が
再び切り換わるブレーキ圧力p imsとにより形成さ
れる。
【0068】
【数31】 p ip=p ims+p Hip (45) この場合、ヒステリシスp Hipは次の値をとる。
【0069】
【数32】 ブレーキ圧力p iが基準圧力p ipより小さいかぎ
り(範囲D)、それぞれの車軸に対するブレーキ圧力B
iは、基準圧力を用いて次式により計算される。
【0070】
【数33】 B i=c ip(p ip−p Ai) ここでi=1,2 (47) セミトレーラ用トラクタの前車軸と後車軸とに対してお
そらく異なるであろうヒステリシスの影響のもとで正の
圧力勾配において第5輪連結点における長手方向力を計
算するために、同様にケースを分けて計算を実行しなけ
ればならない。
【0071】ケース2.1: トラクタの車軸の車輪ブ
レーキ・シリンダ内の圧力p iの両方ともが、ヒステ
リシスを介して計算される対応基準圧力p ipより小
さく(範囲D)、且つ両方の圧力が圧力p imsより
大きい。
【0072】ケース2.2: トラクタの車軸の車輪ブ
レーキ・シリンダ内の両方の圧力p iのうち一方の圧力
がヒステリシスを介して計算される対応基準圧力p
pより大きく(範囲A)、他方の圧力が基準圧力p
pより小さく(範囲D)、且つ両方の圧力が圧力p
msより大きい。
【0073】上記のケースに分けた場合、ケース2.1
に対する第5輪連結点における長手方向力は、次式によ
り決定される。
【0074】
【数34】 そして、たとえば圧力p 1が最初に基準圧力p 1m
を超えたと仮定して、ケース2.2に対する第5輪連結
点における長手方向力は次式により決定される。
【0075】
【数35】 圧力p 2が最初に基準圧力p 2pを超えたとき、第
5輪連結点における長手方向力は同様に計算される。
【0076】このとき、第5輪連結点における支持力
は、同様にケースの区別に関係なく数式(6)により与
えられる。
【0077】
【数36】 両方のブレーキ圧力p iが基準圧力p ipを超えた
後、アルゴリズム1によるパラメータ評価が再び行われ
る(出力上昇によるブレーキ力変化、範囲A)。
【0078】ここではパラメータ評価法は空圧式ブレー
キ装置について説明され、車輪ブレーキ・シリンダ内の
測定圧力に基づいて作動する。連結力の決定に関するこ
の方法の有利な作用は電動式ブレーキ装置においても達
成される。この場合、ブレーキ圧力の代わりに対応する
制御変数(ブレーキ・モーメント、操作電流等)が使用
される。後者(制御変数の使用)は、油圧式または空圧
式ブレーキ装置に対しても適用される。
【0079】上記の方法はセミトレーラの場合のみでな
く、(連結棒を介して連結された)トレーラの場合にも
使用される。
【0080】なお、図4及び図5に示される符号はそれ
ぞれ次のとおりの事項を表す。
【0081】 B 1 前車軸のブレーキ力 B 2 後車軸のブレーキ力 B 3 第5輪車軸のブレーキ力 N 1 前車軸の車軸荷重 N 2 後車軸の車軸荷重 N 3 第5輪車軸の車軸荷重 G L 第5輪連結点における長手方向力 G S 第5輪連結点における支持力 m Z トラクタの質量 H Z トラクタの重心高さ L K 第5輪連結点と後車軸との間の距離 R Z 前車軸と後車軸との間の距離 S Z トラクタ重心と後車軸との間の距離 H K 第5輪連結点の高さ m A セミトレーラの質量 H A セミトレーラの重心高さ R A 第5輪連結点と第5輪車軸との間の距離 S A セミトレーラ重心と第5輪車軸との間の距離
【0082】
【発明の効果】本発明の解決策により、第5輪連結点に
おける連結力の決定が力センサを使用することなくパラ
メータ評価に基づいて行われる。
【0083】したがって、この方法を使用するとき、第
5輪連結点において力センサを使用する必要はない。重
量がきわめて大きい構造内に発生する力を測定すること
から力センサはそれに応じて高価となるので、本発明の
解決策により設備費およびコストは著しく低減される。
【0084】連結車の部分車両間の連結力を求めると
き、セミトレーラに対するブレーキ圧力が、トラクタと
同じ減速度でセミトレーラが減速されるように調節可能
であることはとくに有利である。
【0085】連結力は連結車全体の走行動特性を観察す
るための重要な状態変数でありかつ連結力を求めること
によりブレーキ過程における車両長手方向における車輪
と道路との間の力を決定することができるので、連結力
を求めることは有利である。
【0086】本発明による解決策において、評価アルゴ
リズムにより数学パラメータが評価され、数学パラメー
タからセミトレーラの必要な物理パラメータならびにト
ラクタのブレーキ特性値が計算されることは有利であ
る。続いて、連結力は運動量保存およびモーメントつり
合いの助けを借りて求められる。パラメータ評価のこの
方法は、個々の車輪ブレーキのヒステリシスおよび/ま
たは牽引モーメントないしリターダ・モーメントを考慮
可能であるという利点を有している。
【0087】さらに、パラメータ評価はオンラインすな
わちブレーキ過程中に実行可能であることはとくに有利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレーキ装置用制御装置の全体回路図である。
【図2】連結車の各車両部分間の長手方向力を考慮した
ブレーキ装置の制御原理を示す流れ図である。
【図3】本発明による連結力の決定を示す流れ図であ
る。
【図4】本発明による連結力の決定において考慮される
連結車における力を示した連結車の概略図である。
【図5】本発明による連結力の決定において考慮される
連結車における寸法を示した連結車の概略図である。
【図6】各車輪ブレーキにおいて存在するヒステリシス
を示した、選択車輪ブレーキのブレーキ圧力に対するブ
レーキ力線図である。
【符号の説明】
10 制御装置 12 入力回路 14 マイクロコンピュータ 16 出力回路 18 バス・システム 22 ブレーキペダル操作度の測定装置 36 トラクタのブレーキ装置 38、40 トラクタの車輪ブレーキ 44 トレーラのブレーキ装置 46 トレーラの車輪ブレーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス・ファイル ドイツ連邦共和国 71735 エーバーディ ンゲン,セオドア−ホイス−シュトラーセ 68

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結車のブレーキ装置がドライバのブレ
    ーキ希望と少なくとも求められた連結力とに基づいて制
    御され、少なくとも連結車の減速度と連結車のトラクタ
    の車軸荷重が測定される、連結車内の連結力の決定方法
    において、 パラメータ評価法により、前記連結車の部分車両間の長
    手方向又は垂直方向あるいはこれら双方の連結力が測定
    値に基づいて評価されることを特徴とする連結車内の連
    結力の決定方法。
  2. 【請求項2】 求められた長手方向連結力がトレーラの
    ブレーキ装置の制御において考慮されることを特徴とす
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 トレーラのブレーキ装置の制御における
    連結力の考慮が、トラクタとトレーラとの間の長手方向
    力が所定の目標値をとるように行われることを特徴とす
    る請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 パラメータ評価により測定値からまず数
    学パラメータが計算され、前記数学パラメータからトレ
    ーラの物理パラメータが決定されることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 測定値と、トレーラの評価された物理パ
    ラメータとから前記連結車の部分車両間の長手方向又は
    垂直方向あるいはこれら双方の連結力が計算されること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 パラメータ評価が、 ブレーキ作動が平地内で行われることと、 リターダが使用されていないかまたは印加されるブレー
    キ・モーメントが既知であることと、 エンジン牽引モーメントが、利用される車両変数である
    ことと、 ブレーキ装置の作動圧力ならびに解放圧力が時間的に不
    変でありかつ既知であることと、 トレーラの軸間距離と、連結点とトラクタの後車軸との
    間の距離とが既知であることと、 を前提として行われることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 連結力を決定するために、圧力変化特性
    の関数として2つの評価アルゴリズム間で切換えが行わ
    れることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 正の圧力勾配において第1の評価アルゴ
    リズムが作動され、負の圧力勾配において第2の評価ア
    ルゴリズムが作動されることを特徴とする請求項7記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記連結車の部分車両間の長手方向又は
    垂直方向あるいはこれら双方の力が、圧力変化特性およ
    び車輪ブレーキ圧力に応じて、ヒステリシス幅の関数と
    して、評価されたパラメータから計算されることを特徴
    とする請求項7または8記載の方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも連結車の減速度およびトラ
    クタの車軸荷重に関する測定値を受け取る、少なくとも
    トラクタのブレーキ装置を制御するための制御装置を備
    えた連結車内の連結力の決定装置において、 前記制御装置が、供給された測定値に基づき、パラメー
    タ評価法により、連結車の部分車両間の長手方向又は垂
    直方向あるいはこれら双方の連結力を評価することを特
    徴とする連結車内の連結力の決定装置。
JP13386297A 1996-05-30 1997-05-23 連結車内の連結力の決定方法及び装置 Withdrawn JPH1053119A (ja)

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DE1996121671 DE19621671A1 (de) 1996-05-30 1996-05-30 Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung der Koppelkräfte innerhalb eines Wagenzuges
DE19621671.0 1996-05-30

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