JPH1053195A - 小型船舶の操船装置 - Google Patents
小型船舶の操船装置Info
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- JPH1053195A JPH1053195A JP20996396A JP20996396A JPH1053195A JP H1053195 A JPH1053195 A JP H1053195A JP 20996396 A JP20996396 A JP 20996396A JP 20996396 A JP20996396 A JP 20996396A JP H1053195 A JPH1053195 A JP H1053195A
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低速走行時の操作を正確に行なうことができ
るようにする。 【解決手段】 推進機および操舵機を備え、推進機用エ
ンジンのスロットルレバーおよびシフトレバーを備えた
小型船舶において、通常走行用の操船ステーション1と
低速走行用の操船ステーション5とが設けられ、上記低
速走行用の操船ステーション5は、エンジン2の回転を
プロペラ21に変速して伝達する変速装置20を制御す
る低速用操作レバー50を備え、この低速用操作レバー
50の操作により上記変速装置20の変速量を調整する
ように構成され、上記低速用操作レバー50は、船の前
後進を切換えるシフト操作と、エンジンの回転を推進機
に変速して伝達する変速の程度を増減させる調整操作と
を単一の操作レバーによって行なうように構成されてい
る。
るようにする。 【解決手段】 推進機および操舵機を備え、推進機用エ
ンジンのスロットルレバーおよびシフトレバーを備えた
小型船舶において、通常走行用の操船ステーション1と
低速走行用の操船ステーション5とが設けられ、上記低
速走行用の操船ステーション5は、エンジン2の回転を
プロペラ21に変速して伝達する変速装置20を制御す
る低速用操作レバー50を備え、この低速用操作レバー
50の操作により上記変速装置20の変速量を調整する
ように構成され、上記低速用操作レバー50は、船の前
後進を切換えるシフト操作と、エンジンの回転を推進機
に変速して伝達する変速の程度を増減させる調整操作と
を単一の操作レバーによって行なうように構成されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、低速状態での速
度調整手段を備えた小型船舶の操船装置に関するもので
ある。
度調整手段を備えた小型船舶の操船装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、小型船舶の操作装置は、エンジン
のスロットルレバーとシフトレバーとを備え、これらの
操作により船の走行を行なっており、低速走行を行なう
場合には、スロットルレバーの微調整によっている。ま
た上記のような通常走行用のスロットルレバーを微調整
して操作する場合は正確な操作ができないことから、別
に微速コントローラを設けて、低速域に入ったときには
この微速コントローラを操作することにより速度調整を
行なうようにすることも提案されており、このような船
舶においては、通常走行用のスロットルレバーに並設さ
れた通常走行用のシフトレバーが低速走行時にも用いら
れるようになっている。
のスロットルレバーとシフトレバーとを備え、これらの
操作により船の走行を行なっており、低速走行を行なう
場合には、スロットルレバーの微調整によっている。ま
た上記のような通常走行用のスロットルレバーを微調整
して操作する場合は正確な操作ができないことから、別
に微速コントローラを設けて、低速域に入ったときには
この微速コントローラを操作することにより速度調整を
行なうようにすることも提案されており、このような船
舶においては、通常走行用のスロットルレバーに並設さ
れた通常走行用のシフトレバーが低速走行時にも用いら
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、大型船舶では
低速時はタグボートなどの他の船の力によって正確な進
路の走行を行なわせるようにしているが、小型船舶では
自船の操船装置によって低速状態で正確な進路の走行が
要求される場合が多い。例えば、海苔養殖作業用船の場
合、海苔養殖場への行き帰りは通常の高速走行を行な
い、海苔の刈り取り作業時には低速で正確な進路の走行
が要求されることになる。また上記以外の船でも接岸時
などには低速で正確な進路を走行することが要求され
る。
低速時はタグボートなどの他の船の力によって正確な進
路の走行を行なわせるようにしているが、小型船舶では
自船の操船装置によって低速状態で正確な進路の走行が
要求される場合が多い。例えば、海苔養殖作業用船の場
合、海苔養殖場への行き帰りは通常の高速走行を行な
い、海苔の刈り取り作業時には低速で正確な進路の走行
が要求されることになる。また上記以外の船でも接岸時
などには低速で正確な進路を走行することが要求され
る。
【0004】しかしながら、従来の操船装置では、低速
時に通常の走行用の操作レバーの微調整により速度調整
を行なうようにしているために、正確な速度調整は困難
である。そこで微速コントローラを別に設置し、低速走
行が必要な状況下では微速コントローラを操作すること
により速度調整を行なうようにすることも考えられる
が、従来は低速走行時のシフト操作は通常走行用のシフ
トレバーによって行なわれるために、微速コントローラ
を通常走行用のスロットルレバーから離隔して設けた場
合は、低速走行時のシフト操作が面倒であり、また微速
コントローラを通常走行用のスロットルレバーの近傍に
設けた場合は、1個所に多くの操作子が集中することに
なって操作ミスも生じやすいという問題がある。
時に通常の走行用の操作レバーの微調整により速度調整
を行なうようにしているために、正確な速度調整は困難
である。そこで微速コントローラを別に設置し、低速走
行が必要な状況下では微速コントローラを操作すること
により速度調整を行なうようにすることも考えられる
が、従来は低速走行時のシフト操作は通常走行用のシフ
トレバーによって行なわれるために、微速コントローラ
を通常走行用のスロットルレバーから離隔して設けた場
合は、低速走行時のシフト操作が面倒であり、また微速
コントローラを通常走行用のスロットルレバーの近傍に
設けた場合は、1個所に多くの操作子が集中することに
なって操作ミスも生じやすいという問題がある。
【0005】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、低速走行時の操作を容
易かつ正確に行なうことができる小型船舶の操船装置を
提供するものである。
するためになされたものであり、低速走行時の操作を容
易かつ正確に行なうことができる小型船舶の操船装置を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、推進
機および操舵機を備え、推進機の速度を調整する速度調
整レバーおよびシフトレバーを備えた小型船舶におい
て、通常走行用の速度調整レバーおよびシフトレバーを
有する操船ステーションと低速走行用の速度調整レバー
およびシフトレバーを有する操船ステーションとが設け
られ、これらの両ステーションのいずれか一方のみが操
作可能となるように切換える切換え手段が設けられてい
るものである。上記速度調整レバーには、エンジンの出
力を調整するスロットルレバーと、エンジンの回転を推
進機に変速して伝達する変速の程度を調整する操作レバ
ーとが含まれる。またこの速度調整レバーとシフトレバ
ーとを単一の操作レバーで構成してもよいし、別々の操
作レバーで構成してもよい。
機および操舵機を備え、推進機の速度を調整する速度調
整レバーおよびシフトレバーを備えた小型船舶におい
て、通常走行用の速度調整レバーおよびシフトレバーを
有する操船ステーションと低速走行用の速度調整レバー
およびシフトレバーを有する操船ステーションとが設け
られ、これらの両ステーションのいずれか一方のみが操
作可能となるように切換える切換え手段が設けられてい
るものである。上記速度調整レバーには、エンジンの出
力を調整するスロットルレバーと、エンジンの回転を推
進機に変速して伝達する変速の程度を調整する操作レバ
ーとが含まれる。またこの速度調整レバーとシフトレバ
ーとを単一の操作レバーで構成してもよいし、別々の操
作レバーで構成してもよい。
【0007】請求項1の発明では、低速走行での正確な
進路の走行が必要な状態では、専用のステーションでシ
フト操作と推進機の速度調整操作とを行なうようにして
いるために、操船を容易かつ確実に行なうことができ
る。
進路の走行が必要な状態では、専用のステーションでシ
フト操作と推進機の速度調整操作とを行なうようにして
いるために、操船を容易かつ確実に行なうことができ
る。
【0008】請求項2の発明は、上記低速走行用の操船
ステーションの速度調整レバーは、エンジンの回転を推
進機に変速して伝達する変速装置を制御する低速用操作
レバーによって構成され、この低速用操作レバーの操作
により上記変速装置の変速量を調整するように構成され
ているものである。
ステーションの速度調整レバーは、エンジンの回転を推
進機に変速して伝達する変速装置を制御する低速用操作
レバーによって構成され、この低速用操作レバーの操作
により上記変速装置の変速量を調整するように構成され
ているものである。
【0009】請求項2の発明では、低速状態での速度の
調整は、エンジンの回転を一定にしたままで変速機の制
御のみによって行なうことができるために、正確に速度
調整を行なうことができる。
調整は、エンジンの回転を一定にしたままで変速機の制
御のみによって行なうことができるために、正確に速度
調整を行なうことができる。
【0010】請求項3の発明は、上記低速用操作レバー
は、船の前後進を切換えるシフト操作と、エンジンの回
転を推進機に変速して伝達する変速の程度を増減させる
調整操作とを単一の操作レバーによって行なうように構
成されているものである。
は、船の前後進を切換えるシフト操作と、エンジンの回
転を推進機に変速して伝達する変速の程度を増減させる
調整操作とを単一の操作レバーによって行なうように構
成されているものである。
【0011】請求項3の発明では、単一の操作レバーに
よってシフトと速度調整とを行なうようにしているため
に、装置の構成が簡単になり、操作もしやすくなるとい
う利点がある。
よってシフトと速度調整とを行なうようにしているため
に、装置の構成が簡単になり、操作もしやすくなるとい
う利点がある。
【0012】請求項4の発明は、エンジンの回転を推進
機に変速して伝達する変速装置を制御する低速用操作レ
バーを備えた小型船舶の操船装置において、上記低速用
操作レバーは、船の前後進を切換えるシフト操作と、エ
ンジンの回転を推進機に変速して伝達する変速の程度を
増減させる調整操作とを単一の操作レバーによって行な
うように構成されているものである。
機に変速して伝達する変速装置を制御する低速用操作レ
バーを備えた小型船舶の操船装置において、上記低速用
操作レバーは、船の前後進を切換えるシフト操作と、エ
ンジンの回転を推進機に変速して伝達する変速の程度を
増減させる調整操作とを単一の操作レバーによって行な
うように構成されているものである。
【0013】請求項4の発明では、単一の操作レバーに
よって低速時のシフトと速度調整とを行なうようにして
いるために、装置の構成が簡単になり、操作もしやすく
なるという利点がある。
よって低速時のシフトと速度調整とを行なうようにして
いるために、装置の構成が簡単になり、操作もしやすく
なるという利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、小型船舶にお
いて、通常走行用の操船ステーション1にはシフトレバ
ー11と、エンジンの出力を調整することにより推進機
の速度を調整する速度調整レバーたるスロットルレバー
12と、セレクトスイッチ(切換え手段)13とが設置
され、このスロットルレバー12の操作力を伝達するプ
ッシュプルケーブル10が推進機用エンジン2に接続さ
れている。このエンジン2には変速機20を介して推進
機たるプロペラ21が連結されている。またシフトレバ
ー11にはこの操作角を検出するシフトセンサー14が
設けられ、このシフトセンサー14はリード線15を介
してコントロールユニット3に接続されている。またセ
レクトスイッチ13もリード線15を介してコントロー
ルユニット3に接続され、これらからの電気信号がコン
トロールユニット3に送られるようにしている。そして
このコントロールユニット3からの信号がリード線31
を介してシフトアクチュエータ4に送られるようにし、
このシフトアクチュエータ4はプッシュプルケーブル4
0を介して変速機20に接続され、シフトアクチュエー
タ4により変速機20のクラッチを切換えて前進または
後進状態に設定し、エンジン2の回転をプロペラ21に
伝達するようにしている。上記コントロールユニット3
はリード線32によって図示しない電源およびアースに
接続されている。
いて、通常走行用の操船ステーション1にはシフトレバ
ー11と、エンジンの出力を調整することにより推進機
の速度を調整する速度調整レバーたるスロットルレバー
12と、セレクトスイッチ(切換え手段)13とが設置
され、このスロットルレバー12の操作力を伝達するプ
ッシュプルケーブル10が推進機用エンジン2に接続さ
れている。このエンジン2には変速機20を介して推進
機たるプロペラ21が連結されている。またシフトレバ
ー11にはこの操作角を検出するシフトセンサー14が
設けられ、このシフトセンサー14はリード線15を介
してコントロールユニット3に接続されている。またセ
レクトスイッチ13もリード線15を介してコントロー
ルユニット3に接続され、これらからの電気信号がコン
トロールユニット3に送られるようにしている。そして
このコントロールユニット3からの信号がリード線31
を介してシフトアクチュエータ4に送られるようにし、
このシフトアクチュエータ4はプッシュプルケーブル4
0を介して変速機20に接続され、シフトアクチュエー
タ4により変速機20のクラッチを切換えて前進または
後進状態に設定し、エンジン2の回転をプロペラ21に
伝達するようにしている。上記コントロールユニット3
はリード線32によって図示しない電源およびアースに
接続されている。
【0015】また低速走行用の操船ステーション5には
プロペラ21の速度を調整する速度調整レバーたる低速
用操作レバー50とセレクトスイッチ(切換え手段)5
1とが設置され、この低速用操作レバー50にはこの操
作角を検出するシフトセンサー52と調整度センサー5
3とが設けられている。この調整度センサー53はリー
ド線55を介して微速コントローラ6に接続され、この
微速コントローラ6はプッシュプルケーブル60を介し
てエンジンの変速機20に接続され、これによって変速
機20内のクラッチ板に対する作動圧を変化させること
によりクラッチ板をスリップさせる量を変化させ、エン
ジン2の回転をプロペラ21に変速(減速)して伝達す
るようにしている。またシフトセンサー52およびセレ
クトスイッチ51はリード線54を介してコントロール
ユニット3に接続され、上記のようにコントロールユニ
ット3からシフトアクチュエータ4を介して変速機20
のクラッチ板に対する作動圧を変化させてエンジン2の
回転をプロペラ21に変速して伝達するようにしてい
る。
プロペラ21の速度を調整する速度調整レバーたる低速
用操作レバー50とセレクトスイッチ(切換え手段)5
1とが設置され、この低速用操作レバー50にはこの操
作角を検出するシフトセンサー52と調整度センサー5
3とが設けられている。この調整度センサー53はリー
ド線55を介して微速コントローラ6に接続され、この
微速コントローラ6はプッシュプルケーブル60を介し
てエンジンの変速機20に接続され、これによって変速
機20内のクラッチ板に対する作動圧を変化させること
によりクラッチ板をスリップさせる量を変化させ、エン
ジン2の回転をプロペラ21に変速(減速)して伝達す
るようにしている。またシフトセンサー52およびセレ
クトスイッチ51はリード線54を介してコントロール
ユニット3に接続され、上記のようにコントロールユニ
ット3からシフトアクチュエータ4を介して変速機20
のクラッチ板に対する作動圧を変化させてエンジン2の
回転をプロペラ21に変速して伝達するようにしてい
る。
【0016】上記低速用操作レバー50は、図2に示す
ように中立位置Nから一方向に揺動させてF位置まで傾
倒させると船を前進させる前進側シフトが行なわれ、そ
の位置からさらに揺動させてP位置まで傾倒させるとF
からの傾倒角度に比例して変速機20のクラッチ板に対
する作動圧を変化させてエンジン2の回転をプロペラ2
1に変速して伝達するようにしている。また操作レバー
50を、中立位置Nから他方向に揺動させてR位置まで
傾倒させると船を後進させる後進側シフトが行なわれ、
その位置からさらに揺動させてQ位置まで傾倒させると
Rからの傾倒角度に比例して変速機20のクラッチ板に
対する作動圧を変化させてエンジン2の回転をプロペラ
21に変速して伝達するようにしている。また上記セレ
クトスイッチ13は、そのボタンを押すことにより通常
走行用の操船ステーション1のみが操作可能となり、ま
たセレクトスイッチ51のボタンを押すことにより低速
走行用の操船ステーション5のみが操作可能となるよう
に構成されている。
ように中立位置Nから一方向に揺動させてF位置まで傾
倒させると船を前進させる前進側シフトが行なわれ、そ
の位置からさらに揺動させてP位置まで傾倒させるとF
からの傾倒角度に比例して変速機20のクラッチ板に対
する作動圧を変化させてエンジン2の回転をプロペラ2
1に変速して伝達するようにしている。また操作レバー
50を、中立位置Nから他方向に揺動させてR位置まで
傾倒させると船を後進させる後進側シフトが行なわれ、
その位置からさらに揺動させてQ位置まで傾倒させると
Rからの傾倒角度に比例して変速機20のクラッチ板に
対する作動圧を変化させてエンジン2の回転をプロペラ
21に変速して伝達するようにしている。また上記セレ
クトスイッチ13は、そのボタンを押すことにより通常
走行用の操船ステーション1のみが操作可能となり、ま
たセレクトスイッチ51のボタンを押すことにより低速
走行用の操船ステーション5のみが操作可能となるよう
に構成されている。
【0017】上記構成において、通常の高速走行を行な
う場合には、運転者は通常走行用の操作ステーション1
において、まずセレクトスイッチ13を押すことにより
このステーションでの操作を可能な状態にし、シフトレ
バー11およびスロットルレバー12を握ってシフト操
作およびスロットル調整操作を行なう。すなわち、シフ
トレバー11を揺動させるとその揺動角をシフトセンサ
ー14が検出してコントロールユニット3を通してシフ
トアクチュエータ4に所定の信号を送り、プッシュプル
ケーブル40を作動させることにより変速機20のクラ
ッチを切換えて前進または後進状態に設定する。またス
ロットルレバー12を揺動させることによりその揺動量
に対応する作動量をプッシュプルケーブル10を介して
エンジン2に伝達し、スロットルの開度を設定して船を
所定の速度で走行させることになる。
う場合には、運転者は通常走行用の操作ステーション1
において、まずセレクトスイッチ13を押すことにより
このステーションでの操作を可能な状態にし、シフトレ
バー11およびスロットルレバー12を握ってシフト操
作およびスロットル調整操作を行なう。すなわち、シフ
トレバー11を揺動させるとその揺動角をシフトセンサ
ー14が検出してコントロールユニット3を通してシフ
トアクチュエータ4に所定の信号を送り、プッシュプル
ケーブル40を作動させることにより変速機20のクラ
ッチを切換えて前進または後進状態に設定する。またス
ロットルレバー12を揺動させることによりその揺動量
に対応する作動量をプッシュプルケーブル10を介して
エンジン2に伝達し、スロットルの開度を設定して船を
所定の速度で走行させることになる。
【0018】また船が低速走行を行なう必要が生じた場
合(例えば、海苔養殖作業用船では養殖作業場に到着し
た場合)には、運転者は低速走行用のステーション5に
おいてセレクトスイッチ51を押すことによりこのステ
ーションでのみ操作が可能な状態にする。これによっ
て、ステーション1での操作はできなくなるが、エンジ
ン2は上記走行時に設定した回転速度で回転し続けるこ
とになり、その状態で低速用操作レバー50を操作す
る。この低速用操作レバー50を、図2に示す中立位置
Nから一方向に揺動させてF位置まで傾倒させると船を
前進させる前進側へのシフトが行なわれ、その位置から
さらにP位置方向に揺動させてP位置まで傾倒させる
と、Fからの傾倒角度に比例して変速機20のクラッチ
板に対する作動圧を変化させ、エンジン2の回転をプロ
ペラ21に減速して伝達することになる。また操作レバ
ー50を、中立位置Nから他方向に揺動させてR位置ま
で傾倒させると船を後進させる後進側へのシフトが行な
われ、その位置からさらにQ位置方向に傾倒させると、
Rからの傾倒角度に比例して変速機20のクラッチ板に
対する作動圧を変化させ、エンジン2の回転をプロペラ
21に減速して伝達することになる。なお、低速用操作
レバー50をP位置またはQ位置まで傾倒させた状態で
も、例えば船の低速作業に適した船速しか出ないように
設定されている。
合(例えば、海苔養殖作業用船では養殖作業場に到着し
た場合)には、運転者は低速走行用のステーション5に
おいてセレクトスイッチ51を押すことによりこのステ
ーションでのみ操作が可能な状態にする。これによっ
て、ステーション1での操作はできなくなるが、エンジ
ン2は上記走行時に設定した回転速度で回転し続けるこ
とになり、その状態で低速用操作レバー50を操作す
る。この低速用操作レバー50を、図2に示す中立位置
Nから一方向に揺動させてF位置まで傾倒させると船を
前進させる前進側へのシフトが行なわれ、その位置から
さらにP位置方向に揺動させてP位置まで傾倒させる
と、Fからの傾倒角度に比例して変速機20のクラッチ
板に対する作動圧を変化させ、エンジン2の回転をプロ
ペラ21に減速して伝達することになる。また操作レバ
ー50を、中立位置Nから他方向に揺動させてR位置ま
で傾倒させると船を後進させる後進側へのシフトが行な
われ、その位置からさらにQ位置方向に傾倒させると、
Rからの傾倒角度に比例して変速機20のクラッチ板に
対する作動圧を変化させ、エンジン2の回転をプロペラ
21に減速して伝達することになる。なお、低速用操作
レバー50をP位置またはQ位置まで傾倒させた状態で
も、例えば船の低速作業に適した船速しか出ないように
設定されている。
【0019】このように変速機20を介してエンジン2
の回転をプロペラ21に減速して伝達することにより、
変速機20を備えていない船舶においてエンジン2の回
転を最小にしたときのプロペラ21の回転よりも低い微
速でプロペラ21を回転させることができる。また単一
の操作レバーによってシフトと速度調整とを行なうよう
にしていると、装置の構成が簡単になり、操作もしやす
くなるという利点がある。
の回転をプロペラ21に減速して伝達することにより、
変速機20を備えていない船舶においてエンジン2の回
転を最小にしたときのプロペラ21の回転よりも低い微
速でプロペラ21を回転させることができる。また単一
の操作レバーによってシフトと速度調整とを行なうよう
にしていると、装置の構成が簡単になり、操作もしやす
くなるという利点がある。
【0020】このように、この装置では低速走行での正
確な進路の走行が必要な状態では、専用のステーション
で操船を行なうようにしているために、操船を確実に行
なうことができる。また低速状態での速度の調整は、エ
ンジンの回転を一定にしたままで変速機の制御のみによ
って行なうことができるために、正確に速度調整を行な
うことができる。
確な進路の走行が必要な状態では、専用のステーション
で操船を行なうようにしているために、操船を確実に行
なうことができる。また低速状態での速度の調整は、エ
ンジンの回転を一定にしたままで変速機の制御のみによ
って行なうことができるために、正確に速度調整を行な
うことができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明では、低速走行での正確
な進路の走行が必要な状態では、専用のステーションで
シフト操作と推進機の速度調整操作とを行なうようにし
ているために、操船を容易かつ確実に行なうことができ
る。
な進路の走行が必要な状態では、専用のステーションで
シフト操作と推進機の速度調整操作とを行なうようにし
ているために、操船を容易かつ確実に行なうことができ
る。
【0022】請求項2の発明では、低速状態での速度の
調整は、エンジンの回転を一定にしたままで変速機の制
御のみによって行なうことができるために、正確に速度
調整を行なうことができる。
調整は、エンジンの回転を一定にしたままで変速機の制
御のみによって行なうことができるために、正確に速度
調整を行なうことができる。
【0023】請求項3の発明では、単一の操作レバーに
よってシフトと速度調整とを行なうようにしているため
に、装置の構成が簡単になり、操作もしやすくなるとい
う利点がある。
よってシフトと速度調整とを行なうようにしているため
に、装置の構成が簡単になり、操作もしやすくなるとい
う利点がある。
【0024】請求項4の発明では、単一の操作レバーに
よって低速時のシフトと速度調整とを行なうようにして
いるために、装置の構成が簡単になり、操作もしやすく
なるという利点がある。
よって低速時のシフトと速度調整とを行なうようにして
いるために、装置の構成が簡単になり、操作もしやすく
なるという利点がある。
【図1】この発明の実施形態を示す装置の系統説明図で
ある。
ある。
【図2】低速走行用操船ステーションの操作レバーの作
動説明図である。
動説明図である。
1 通常走行用の操船ステーション 2 エンジン 3 コントロールユニット 4 シフトアクチュエータ 5 低速走行用の操船ステーション 6 微速コントローラ 11 シフトレバー 12 スロットルレバー(速度調整レバー) 13 セレクトスイッチ 20 変速機 21 プロペラ(推進機) 50 低速用の操作レバー(速度調整レバー) 51 セレクトスイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 推進機および操舵機を備え、推進機の速
度を調整する速度調整レバーおよびシフトレバーを備え
た小型船舶において、通常走行用の速度調整レバーおよ
びシフトレバーを有する操船ステーションと低速走行用
の速度調整レバーおよびシフトレバーを有する操船ステ
ーションとが設けられ、これらの両ステーションのいず
れか一方のみが操作可能となるように切換える切換え手
段が設けられていることを特徴とする小型船舶の操船装
置。 - 【請求項2】 上記低速走行用の操船ステーションの速
度調整レバーは、エンジンの回転を推進機に変速して伝
達する変速装置を制御する低速用操作レバーによって構
成され、この低速用操作レバーの操作により上記変速装
置の変速量を調整するように構成されていることを特徴
とする請求項1記載の小型船舶の操船装置。 - 【請求項3】 上記低速用操作レバーは、船の前後進を
切換えるシフト操作と、エンジンの回転を推進機に変速
して伝達する変速の程度を増減させる調整操作とを単一
の操作レバーによって行なうように構成されていること
を特徴とする請求項1または2記載の小型船舶の操船装
置。 - 【請求項4】 エンジンの回転を推進機に変速して伝達
する変速装置を制御する低速用操作レバーを備えた小型
船舶の操船装置において、上記低速用操作レバーは、船
の前後進を切換えるシフト操作と、エンジンの回転を推
進機に変速して伝達する変速の程度を増減させる調整操
作とを単一の操作レバーによって行なうように構成され
ていることを特徴とする小型船舶の操船装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20996396A JPH1053195A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 小型船舶の操船装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20996396A JPH1053195A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 小型船舶の操船装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1053195A true JPH1053195A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16581583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20996396A Withdrawn JPH1053195A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 小型船舶の操船装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1053195A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005297785A (ja) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | Yamaha Marine Co Ltd | 船舶推進機のシフト装置 |
| US7195527B2 (en) | 2002-12-04 | 2007-03-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Operational control device for jet propulsion watercraft |
| JP2008155894A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Yamaha Motor Co Ltd | 船舶推進装置の制御装置 |
| JP2011037373A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Honda Motor Co Ltd | 船外機のエンジン回転数制御装置 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP20996396A patent/JPH1053195A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7195527B2 (en) | 2002-12-04 | 2007-03-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Operational control device for jet propulsion watercraft |
| JP2005297785A (ja) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | Yamaha Marine Co Ltd | 船舶推進機のシフト装置 |
| JP2008155894A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Yamaha Motor Co Ltd | 船舶推進装置の制御装置 |
| JP2011037373A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Honda Motor Co Ltd | 船外機のエンジン回転数制御装置 |
| US8555856B2 (en) | 2009-08-11 | 2013-10-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine speed control apparatus for outboard motor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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