JPH1054056A - 作業機の昇降制御装置 - Google Patents

作業機の昇降制御装置

Info

Publication number
JPH1054056A
JPH1054056A JP21069996A JP21069996A JPH1054056A JP H1054056 A JPH1054056 A JP H1054056A JP 21069996 A JP21069996 A JP 21069996A JP 21069996 A JP21069996 A JP 21069996A JP H1054056 A JPH1054056 A JP H1054056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
height
upper limit
lowering
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21069996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaro Morishita
勇太郎 森下
Satoshi Iida
聡 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP21069996A priority Critical patent/JPH1054056A/ja
Publication of JPH1054056A publication Critical patent/JPH1054056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームの決まった高さ位置への繰り返し操作
を簡単で確実に現出できるようにすること、及び、ブー
ム上昇操作時の他物との干渉防止に気を使わなくても済
むようにする。 【解決手段】 フロントローダ6のブーム18を高い側
の設定高さ位置、及び低い側の設定高さ位置との2位置
で自動的に昇降動を停止させる自動停止手段と、ブーム
18がこれ以上上昇しない上限である設定最大上限位置
を設定する上限停止手段とを設ける。上限停止手段によ
る設定最大上限位置が、自動停止手段による高い側の設
定高さ位置よりも低い場合には、上限停止手段が優先し
て機能する連係制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロントローダ装
置が付設されたトラクタや、ホイールローダ等の作業機
における昇降制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機体に対して揺動昇降可能なブームの前
端に、このブームに対して揺動昇降可能な作業具を連結
して成る作業装置を走行機体に連設した作業機として
は、実開平4‐110406号公報に示されたものが知
られており、このものでは作業具がバケットで構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したバケットを備
えたフロントローダ装置では、地面の土砂を運搬車の荷
台に積み込むといった具合に、主に土砂や砂利等の掬い
取り作業を行うものである。このような作業では、土砂
を救うべく地面近く範囲の低い掬い取り位置と、運搬車
の荷台に土砂を降ろすべく高さのほぼ決まった高いダン
プ位置とに亘ってバケットを昇降動させるとか、倉庫に
堆積させた肥料をその倉庫地面よりも低い位置のトラッ
ク荷台に積み込むべく、比較的高い範囲の掬い取り位置
と、高さのほぼ決まった低いダンプ位置とに亘ってバケ
ットを昇降動させるということになる。
【0004】つまり、バケットの昇降移動のうち、高い
又は低い側のダンプ位置ではその高さが一定でることが
多いのであるが、従来のマニュアル操作でその決まった
位置への操作を繰り返すには何度もブームを一定高さに
調節操作しなければならないことになり、操作が面倒で
煩わしいものであるとともに、操縦未熟者にとってはそ
の一定高さへの繰り返し操作が難しいものでもあった。
又、ハウス内作業を行うとき等では、フロントローダ装
置と天井との干渉を避けるべく、ブームの上昇操作時に
は常に気を使う必要があって煩わしい面もあった。
【0005】本発明の目的は、ブームの決まった高さ位
置への繰り返し操作を簡単で確実に現出できるようにす
ること、及び、ブーム上昇操作時の他物との干渉防止に
気を使わなくても済むようにすることを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕第1発明は、先端に作業具が連結されたブーム
を揺動昇降可能に機体に連設してある作業機の昇降制御
装置において、ブームの走行機体に対する高さを検出す
る高さ検出手段と、ブームの走行機体に対する高さを設
定する高さ設定手段とを設け、ブーム用の昇降操作具の
昇降指令に基づいて駆動昇降されるブームが、高さ設定
手段で設定された高さ位置になると自動的にその昇降動
が止まるように、昇降操作具と高さ設定手段と高さ検手
段とを連係する自動停止手段を備えてあることを特徴と
する。
【0007】第2発明は、第1発明において、自動停止
手段の作動によってブームの昇降動が停止した後に、昇
降操作具を一旦中立に戻してからブームをその停止前の
昇降移動と同じ方向に再昇降操作すると、停止位置を通
り越してブームを昇降移動可能となる再昇降手段が備え
られていることを特徴とする。
【0008】第3発明は、第1発明において、ブームの
最大上昇位置を設定する上限設定手段を備え、上昇移動
するブームが上限設定手段による設定高さに達するとそ
の上昇移動を強制的に停止させる上限停止手段を備え、
上限設定手段による設定高さ位置が高さ設定手段による
設定高さよりも低いときには、上限停止手段が自動停止
手段に優先して作動するように連係されていることを特
徴とする。
【0009】第4発明は、第2発明において、ブームの
最大上昇位置を設定する上限設定手段を備え、上昇移動
するブームが上限設定手段による設定高さに達するとそ
の上昇移動を強制的に停止させる上限停止手段を備え、
上限設定手段による設定高さ位置が高さ設定手段による
設定高さよりも低いときには、上限停止手段が自動停止
手段に優先して作動するように連係されるとともに、上
限停止手段の作動後は昇降操作具の操作に起因しての上
限設定手段による設定高さ以上へのブーム上昇動が阻止
されるように連係されていることを特徴とする。
【0010】〔作用〕請求項1の構成では、自動停止手
段の作用により、昇降操作具の操作によって上昇移動又
は下降移動するブームが設定高さに到達すると自動的に
止まるように制御される。つまり、高さのほぼ決まった
高い又は低いダンプ位置を設定位置とすることにより、
ブームを単に上昇又は下降操作するだけで決まった位置
に自動的に、かつ、再現性をもって停止させることがで
きるから、定位置に止める操縦の困難さや煩わしさから
開放されるようになる。
【0011】ところで、自動停止手段の機能によって停
止したブームを、その停止位置よりもさらに上昇又は下
降させたいときには、自動停止手段を解除すれば良いの
であるが、そうなると記憶させた設定位置も解除される
ことになり、自動停止手段が機能する状態で一時的に設
定位置よりも上昇又は下降させるという使い方には不向
きであり、その点では不便である。そこで、請求項2の
構成では、自動停止手段によってブームの昇降動が停止
した後に、一旦昇降操作具を中立に戻してから停止前の
昇降移動と同方向に再昇降操作した場合には、停止位置
を通り越してブームを昇降移動できるようにする再昇降
手段が機能するから、自動停止手段を解除することなく
それによる停止位置を通り越す昇降移動が可能になる。
そして、その通り越したブームを元に戻すように昇降操
作すれば、設定された高さ位置でブームの昇降動が止ま
る自動停止手段の機能状態に復元されるから、再設定操
作を行う必要もない。
【0012】請求項3の構成では、(イ)上限停止手段
の機能により、設定された高さ位置にブームが上昇する
と自動的にその上昇移動が止まるようになるから、ハウ
ス内作業や倉庫内作業における天井と作業具との干渉を
未然に防止することが可能になる。そして、上限停止手
段による停止位置が自動停止手段による停止位置よりも
低く設定されている場合には、その低い位置で止まるよ
うに制御されるから、上限停止手段をセットしたにも拘
らずにハウス内天井に作業具が干渉する、といった不都
合が生じないので好都合である。
【0013】請求項4の構成では、上記(イ)の作用の
他に、次の作用が追加される。すなわち、請求項2の構
成によれば、自動停止手段の作動中でも一旦中立操作し
てから昇降操作具を上昇操作すれば、停止位置を通り越
してさらに上昇させることができるが、上限停止手段を
作動させていれば、その中立からの再上昇操作を行って
も、上限設定手段で設定された高さ以上には上昇しない
ように制御されるのである。従って、一時的に自動停止
手段の機能を解除し得る便利な操作構造を採りながら
も、上昇による他物との接当を未然に防ぐ制御機能が維
持されるようになるのである。
【0014】〔効果〕請求項1に記載の作業機では、
(a)自動停止手段によって決まった高さ位置でブーム
が自動的に止まるから、土砂や砂利等の掬い取り等の作
業を効率良く、かつ、操作簡単に行える昇降制御装置を
提供できた。
【0015】請求項2に記載の作業機では、(b)自動
停止手段を解除せずとも停止位置を通り越す昇降移動が
可能になり、かつ、元の制御状態へ簡単に復元できるの
で、定位置での土砂の掬い取り作業中に違う場所に土砂
を降す等、上記(a)の効果を有しながら、かつ、高さ
の再設定操作を行うことなく一時的に自動停止手段の機
能を解除できる利点がある。
【0016】請求項3に記載の作業機では、上限停止手
段によって予め設定された高さ以上への作業具の上昇が
阻止され、ハウス天井に衝突しない等、上昇による他物
との干渉を確実に防止でき、かつ、前記(a)の効果も
備えたものとなる。
【0017】請求項4に記載の作業機では、請求項3に
よる効果、及び前記(b)の効果を備えるとともに、自
動停止手段の一時的な解除状態でも上限停止手段を優先
できて、確実な他物との干渉防止機能が得られる利点が
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
作業機の一例であるトラクタの場合について図面に基づ
いて説明する。図1にトラクタが示され、1は走行機
体、2はエンジン、3はミッション、4は前輪、5は後
輪、6はフロントローダ装置、8は運転部である。フロ
ントローダ装置6は、インプルメントとして走行機体1
に着脱自在に装着されている。
【0019】図1、図3に示すように、フロントローダ
装置6は、左右一対のマスト12,12、左右一対のブ
ーム18,18、左右一対のブームシリンダ21,2
1、バケット(作業具の一例)22、左右一対のチルト
シリンダ23,23を備えて構成されている。各マスト
12に連結されるとともに連結パイプ17で連結された
左右の支持アーム16,16を機体前端部の支持部15
に、かつ、左右のマスト12,12を機体左右の取付部
9,9に夫々取付けることで、フロントローダ装置6を
走行機体1に装着してある。
【0020】ブームシリンダ用電磁制御弁26とチルト
シリンダ用電磁制御弁27等が装備された油圧装置部
a、及びこれら両制御弁26,27を操作する単一のジ
ョイスティック式操作レバー25とそのスイッチ部等か
ら成るコントロール部Aが運転部8の側方に装備されて
おり、油圧装置部aとコントロール部Aとは機体に対し
て着脱自在である。操作レバー25の十字操作により、
ブーム18の単独昇降操作、バケット22の単独昇降操
作、及びこれらブーム・バケット18,22の同時昇降
操作が可能に構成されている。
【0021】図2に油圧回路が示され、油圧ポンプ36
の吐出圧をトラクタ後部の昇降リンク機構や前輪増速機
構等から成る油圧機器35に供給する基本回路に、圧供
給及び油戻し用の各油圧取出しブロック32,33を設
けてあり、これら各油圧取出しブロック32,33に油
圧装置部aの一対の給排油路30,30を着脱自在に装
着してある。
【0022】フロントローダ装置6には、ブーム18の
昇降に拘らずにバケット22の走行機体1に対する姿勢
を維持する昇降制御手段Bが備えてある。すなわち、図
1、図2に示すように、バケット22の走行機体1に対
する姿勢を検出する作業具姿勢検手段Cと、バケット2
2の走行機体1に対する姿勢を設定する作業具姿勢設定
手段Dとを設け、ブーム18の揺動昇降に拘らずバケッ
ト22の姿勢が作業具姿勢設定手段Dで設定された目標
姿勢に維持されるように、バケット22を駆動揺動昇降
する作業具昇降機構23と、作業具姿勢検手段Cと、作
業具姿勢設定手段Dとを連係する制御装置11を備えて
ある。
【0023】昇降制御手段Bについて詳述すると、ブー
ム18のマスト12に対する角度を検出する第1ポテン
ショメータ7と、バケット22のブーム18に対する角
度を検出する第2ポテンショメータ10とを備え、これ
ら両ポテンショメータ7,10の検出値からの演算によ
ってバケット22の走行機体1に対する角度(姿勢)を
検出する作業具姿勢検手段Cが、かつ、バケットスイッ
チ14を制御装置11に接続して作業具姿勢設定手段D
が夫々構成されるとともに、チルトシリンダ23で作業
具昇降機構が構成されており、又、昇降制御手段Bは制
御装置11に含まれている。
【0024】バケット22の姿勢を設定するには、先
ず、操作レバー25を動かして実際にバケット22を揺
動昇降させ、目視によって所望する姿勢になった時点で
バケットスイッチ14を「切り」位置から「入り」位置
に操作することで完了する。勿論、所望姿勢で操作レバ
ー25を中立位置に戻し、それからバケットスイッチ1
4を入り操作しても良い。つまり、バケットスイッチ1
4が操作された時点で、2個のポテンショメータ7,1
0の検出値に基づく演算によってバケット22の走行機
体1に対する角度(姿勢)を求めて目標姿勢として記憶
し、以後、操作レバー25を如何に操作しても目標姿勢
が維持されるように、チルトシリンダ用電磁制御弁27
が操作されるのである。姿勢維持制御をキャンセルして
マニュアル操作状態に戻したいときにはバケットスイッ
チ14を切り操作する。
【0025】次に、ブームに関する昇降制御である自動
停止手段H、再昇降手段I、上限停止手段J、連係制御
手段Kについて説明する。自動停止手段Hは、ブーム1
8の走行機体1に対する高さを検出する高さ検出手段h
aと、ブーム18の走行機体1に対する高さを設定する
高さ設定手段hbとを設け、ブーム用の昇降操作具であ
る操作レバー25の昇降指令に基づいて駆動昇降される
ブーム18が、高さ設定手段hbで設定された高さ位置
になると自動的にその昇降動が止まるように、操作レバ
ー25と高さ設定手段hbと高さ検手段haとを連係す
るものである。
【0026】再昇降手段Iは、自動停止手段Hの作動に
よってブーム18の昇降動が停止した後に、操作レバー
25を一旦中立に戻してからブーム18をその停止前の
昇降移動と同じ方向に再昇降操作すると、自動停止手段
Hによる停止位置を通り越してブーム18の昇降移動が
可能になるものである。
【0027】上限停止手段Jは、ブーム18の最大上昇
位置を設定する上限設定手段aを備え、上昇移動するブ
ーム18が上限設定手段aによる設定高さに達するとそ
の上昇移動を強制的に停止させるものである。連係制御
手段Kは、上限設定手段aによる設定高さ位置が高さ設
定手段hbによる設定高さよりも低いときには、上限停
止手段Jが自動停止手段Hに優先して作動するように連
係されるとともに、上限停止手段Jの作動後は操作レバ
ー25の操作に起因しての上限設定手段aによる設定高
さ以上へのブーム上昇動が阻止されるように連係するも
のである。
【0028】図2に示すように、操作レバー25の頂部
に設定スイッチ29が、かつ、レバー側面には上昇スイ
ッチ31と下降スイッチ34とが夫々設けてあり、設定
スイッチ29は、ブームスイッチ38を介して制御装置
11に接続されるとともに、入切りスイッチ39を介し
て上限設定ダイヤル40も接続されている。又、コント
ローラAと制御装置11との間には昇降速度設定器Lが
介装されている。
【0029】自動停止手段Hでは、ブーム18の高さを
上側と下側の2箇所の設定が行えるものであり、設定手
順としては、先ず、ブームスイッチ38を入り操作し、
それから操作レバー25を操作してブーム18を実際に
昇降させ、丁度良いと思われる高さになった時点で設定
スイッチ29を押し操作することにより、上下のうちの
一方の高さ設定操作が完了する。次に、操作レバー25
を操作してブーム18を再び実際に昇降させ、丁度良い
と思われる高さになった時点でもう一度設定スイッチ2
9を押し操作することで上下のうちの他方の高さ設定操
作が完了するものであり、設定スイッチ29による設定
位置は2箇所までメモリできるように構成されている。
高さ設定位置は上側のみや下側のみ設定しても良い。
【0030】上下の高さ位置が設定された後では、操作
レバー25を上昇操作すれば高い側の設定高さ位置で自
動的にブーム18の上昇移動が止まるとともに、操作レ
バー25を下降操作すれば低い側の設定高さ位置で自動
的にブーム18の下降移動が止まるように制御され、地
面での土砂掬いとトラック荷台への積み込みとを繰り返
す土砂掬い作業等では好適である。そして、このように
上下の決まった高さ位置の繰り返し作業では、上昇及び
下降スイッチ31,34を使えばさらに楽になる。すな
わち、上昇スイッチ31を押せば、自動的にブーム18
を上側の設定高さ位置まで上昇させ、下降スイッチ34
を押せば自動的にブーム18を下側の設定高さ位置まで
下降させるように機能するのであり、操作レバー25を
傾倒することなく上下の設定高さに亘る昇降操作が可能
に構成されている。勿論、昇降いずれか一方のみのスイ
ッチ31又は34を使用することも可である。
【0031】自動停止手段Hが設定された後に、その設
定された上下の設定高さよりも高い側、又は低い側に昇
降移動させたいときの操作は次のようである。例えば、
操作レバー25によってブーム18を上昇移動させたと
きに上側の設定高さ位置で自動的に上昇移動が止まる
と、一旦操作レバー25を中立位置に戻し、それから再
び上昇側に操作することにより、その上側の設定位置を
通り越してブーム18を上昇させることができるのであ
る。下降させるときでも同様に、一旦中立に戻してから
再下降操作するのであり、再昇降手段Iはコントロール
部Aもその一部として構成されているものである。
【0032】ハウス作業等でバケット22の天井との干
渉を避けるべく、ブーム18の上限高さを設定するに
は、先ず、入切りスイッチ39を入り操作し、それから
ダイヤル40aを回して希望の高さ(ブームの対走行機
体角度や対走行機体高さ等)に設定することで完了す
る。つまり、上限停止手段Jを設定した後では、ブーム
18を上昇させても、上限設定ダイヤル40で決められ
た設定上限高さに到達すると自動的に上昇が止まるよう
に制御され、それ以上のブーム上昇が阻止されるのであ
る。実際の設定例としては、例えば図3に示すように、
自動停止手段Hによる上下の設定高さ位置と、上側の設
定高さ位置よりも高い位置に上限停止手段Jによる設定
上限高さが設定されるのである。
【0033】連係制御手段Kは、自動停止手段Hによる
上側の設定高さが、上限停止手段Jによる設定上限高さ
よりも高いときに有効に作動するものである。例えば、
自動停止手段Hによる上側の設定高さが走行機体1に対
して3メートルであり、上限停止手段Jで設定された上
限高さが2.5メートルであると、ブーム18を上昇操
作すると2.5メートルで必ず止まるように制御される
とともに、操作レバー25を一度中立に戻してから上昇
操作しても、やはり2.5メートル以上には上昇できな
いように制御するものである。つまり、自動停止手段H
よりも上限停止手段Jを優先させるものである。
【0034】昇降速度設定器Lは、上昇速度設定ダイヤ
ル41と下降速度設定ダイヤル42とを備えて構成さ
れ、操作レバー25の最大操作時のブームシリンダ21
の最大速度(チルトシリンダ23の最大速度でも良い)
を設定するものである。各制御弁26,27は共に電磁
比例弁であり、操作レバー25の傾倒量が大になるほど
弁開度も大になるように連係されており、ブーム18等
をゆっくり動かすときには操作レバー25の傾倒量を小
にし、素早く動かすときにはレバー傾倒量も大にするの
である。
【0035】つまり、図4に示すグラフのように、操作
レバー25の傾倒量とシリンダ駆動速度とは線型に比例
する関係であり、各設定ダイヤル41,42はシリンダ
最大速度を設定するものである。従って、例えば、上昇
速度設定ダイヤル41を「標準」に設定すればラインi
に、「最大」に設定すればラインiiに、そして「最小」
に設定すればラインiiiに夫々設定されるのである。操
作レバー25の傾倒量とシリンダ駆動速度との関係を、
図5に示すように、ある傾倒操作量までは漸増し、それ
以後は急増する折れ線グラフ状に設定し、インチング操
作が行い易いようにしたものでも良い。
【0036】〔別実施形態〕上限停止手段Jでは、設定
ダイヤル40でブーム18の上限位置を設定するもであ
るが、操作レバー25に設定スイッチ29とは別にもう
1個上限設定スイッチを設け、実際に操作レバー25を
操作して高さを目視決定したときに上限設定スイッチを
押して決めるようにしても良い。
【0037】バケットに代えてフォークを装着しても良
く、これらを総称して「作業具」と呼ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロントローダ装置付きトラクタの側面図
【図2】フロントローダに関する油圧回路、及び制御系
統図
【図3】自動停止手段、及び上限停止手段の機能を示す
作用図
【図4】レバー傾倒量とシリンダ速度との関係グラフを
示す図
【図5】レバー傾倒量とシリンダ速度との別関係グラフ
を示す図
【符号の説明】
1 走行機体 18 ブーム 22 作業具 25 作業具用昇降操作具 H 自動停止手段 I 再昇降手段 J 上限停止手段 a 上限設定手段 ha 高さ検出手段 hb 高さ設定手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に作業具が連結されたブームを揺動
    昇降可能に機体に連設してある作業機の昇降制御装置で
    あって、 前記ブームの走行機体に対する高さを検出する高さ検出
    手段と、前記ブームの走行機体に対する高さを設定する
    高さ設定手段とを設け、ブーム用の昇降操作具の昇降指
    令に基づいて駆動昇降される前記ブームが、前記高さ設
    定手段で設定された高さ位置になると自動的にその昇降
    動が止まるように、前記昇降操作具と前記高さ設定手段
    と前記高さ検手段とを連係する自動停止手段を備えてあ
    る作業機の昇降制御装置。
  2. 【請求項2】 前記自動停止手段の作動によって前記ブ
    ームの昇降動が停止した後に、前記昇降操作具を一旦中
    立に戻してから前記ブームをその停止前の昇降移動と同
    じ方向に再昇降操作すると、前記停止位置を通り越して
    前記ブームを昇降移動可能となる再昇降手段が備えられ
    ている請求項1に記載の作業機の昇降制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ブームの最大上昇位置を設定する上
    限設定手段を備え、上昇移動する前記ブームが前記上限
    設定手段による設定高さに達するとその上昇移動を強制
    的に停止させる上限停止手段を備え、 前記上限設定手段による設定高さ位置が前記高さ設定手
    段による設定高さよりも低いときには、前記上限停止手
    段が前記自動停止手段に優先して作動するように連係さ
    れている請求項1に記載の作業機の昇降制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ブームの最大上昇位置を設定する上
    限設定手段を備え、上昇移動する前記ブームが前記上限
    設定手段による設定高さに達するとその上昇移動を強制
    的に停止させる上限停止手段を備え、 前記上限設定手段による設定高さ位置が前記高さ設定手
    段による設定高さよりも低いときには、前記上限停止手
    段が前記自動停止手段に優先して作動するように連係さ
    れるとともに、前記上限停止手段の作動後は前記昇降操
    作具の操作に起因しての前記上限設定手段による設定高
    さ以上へのブーム上昇動が阻止されるように連係されて
    いる請求項2に記載の作業機の昇降制御装置。
JP21069996A 1996-08-09 1996-08-09 作業機の昇降制御装置 Pending JPH1054056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21069996A JPH1054056A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 作業機の昇降制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21069996A JPH1054056A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 作業機の昇降制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1054056A true JPH1054056A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16593638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21069996A Pending JPH1054056A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 作業機の昇降制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1054056A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094453A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd 建設機械の作業方法及び建設機械
JP2013113004A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Caterpillar Sarl 作業機の干渉防止装置
WO2022255240A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 株式会社小松製作所 制御システム、制御方法および作業機械

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094453A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd 建設機械の作業方法及び建設機械
JP2013113004A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Caterpillar Sarl 作業機の干渉防止装置
WO2022255240A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 株式会社小松製作所 制御システム、制御方法および作業機械
JP2022183744A (ja) * 2021-05-31 2022-12-13 株式会社小松製作所 制御システム、制御方法および作業機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10246855B2 (en) Material handling machine with bucket shake control system and method
JP3952094B2 (ja) 作業マシンの用具を制御するための方法および装置
JPH01182419A (ja) バケットレベラ装置
CN213270501U (zh) 自动倾斜控制系统
EP3584374B1 (en) Work vehicle
CN105201038B (zh) 车辆
US20020073833A1 (en) Return to dig system
JP2784593B2 (ja) 持上げ運搬作業機
JPH1054056A (ja) 作業機の昇降制御装置
JP4037978B2 (ja) フロントロ―ダ
JPH089234Y2 (ja) 持上げ運搬作業機
US3843003A (en) Extended reach mechanism for a truck
JP3805200B2 (ja) 作業車
JPH1054055A (ja) 作業機の昇降制御装置
JP2784592B2 (ja) 持上げ運搬作業機
JP2546294B2 (ja) ローダの操作装置
JP2022125785A (ja) ホイールローダ
JP3930642B2 (ja) フロントローダ
JPH0545642Y2 (ja)
JP2544576Y2 (ja) ローダの制御装置
JP2599779Y2 (ja) 持上げ運搬作業機
JP2518295Y2 (ja) 持上げ運搬作業機
JPH0440009Y2 (ja)
JPH11324004A (ja) フロントローダ
JP2802000B2 (ja) ローダ装置の作業具姿勢保持機構