JPH1054082A - 木造軸組の接合構造と接合金物 - Google Patents
木造軸組の接合構造と接合金物Info
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- JPH1054082A JPH1054082A JP21257996A JP21257996A JPH1054082A JP H1054082 A JPH1054082 A JP H1054082A JP 21257996 A JP21257996 A JP 21257996A JP 21257996 A JP21257996 A JP 21257996A JP H1054082 A JPH1054082 A JP H1054082A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接合金物を用いて接合される木造軸組におい
て、接合金物取付けのために柱又は梁に大きな断面欠損
を生じることがなく、また、同一個所に使用される金物
の数を低減できるとともに、構造が簡単で複雑なプレカ
ット加工を不要とした低コストの接合構造と接合金物を
提供する。 【解決手段】 梁(1)又は柱(20)等の上面に載置される
水平部(5)に、それらの梁(1)又は柱(20)等の側面に接
合される複数の梁(2)等に対応して、複数の取付け部(4
a)(4b)…を一体に設け、この取付け部(4a)(4b)…より張
り出した支持部(7)へ梁(2)等を固定する。
て、接合金物取付けのために柱又は梁に大きな断面欠損
を生じることがなく、また、同一個所に使用される金物
の数を低減できるとともに、構造が簡単で複雑なプレカ
ット加工を不要とした低コストの接合構造と接合金物を
提供する。 【解決手段】 梁(1)又は柱(20)等の上面に載置される
水平部(5)に、それらの梁(1)又は柱(20)等の側面に接
合される複数の梁(2)等に対応して、複数の取付け部(4
a)(4b)…を一体に設け、この取付け部(4a)(4b)…より張
り出した支持部(7)へ梁(2)等を固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、柱と梁或いは梁
と梁等の木造軸組の接合に用いられる接合構造と接合金
物に関するものである。
と梁等の木造軸組の接合に用いられる接合構造と接合金
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、柱と梁或いは梁と梁などを接合す
る木造軸組の接合構造として、図5で示すように、金属
板を折り曲げて形成される金物(31)の取付け部(32)を柱
(33)などの側面に当接してボルト(34)で固定し、一対の
挿入支持部(35)(35)を梁(36)の端面などに形成したスリ
ット(37)へ挿入して、ボルト或いはピン(38)などによっ
て固定するものが考えられている。
る木造軸組の接合構造として、図5で示すように、金属
板を折り曲げて形成される金物(31)の取付け部(32)を柱
(33)などの側面に当接してボルト(34)で固定し、一対の
挿入支持部(35)(35)を梁(36)の端面などに形成したスリ
ット(37)へ挿入して、ボルト或いはピン(38)などによっ
て固定するものが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の接合構造に
おいては、接合金物(31)の取付け部(32)を柱(33)又は梁
へ固定するため、それらの柱(33)又は梁へ複数のボルト
穴を貫通して形成する必要がある。この取付け用ボルト
(34)は、接合相手である梁(36)などからの剪断荷重を支
持するに充分な直径を備えている必要があり、そのた
め、ボルト穴の径も大きくなることから、柱(33)又は梁
に大きな断面欠損を生じてそれら柱(33)又は梁自体の強
度が低下する欠点がある。
おいては、接合金物(31)の取付け部(32)を柱(33)又は梁
へ固定するため、それらの柱(33)又は梁へ複数のボルト
穴を貫通して形成する必要がある。この取付け用ボルト
(34)は、接合相手である梁(36)などからの剪断荷重を支
持するに充分な直径を備えている必要があり、そのた
め、ボルト穴の径も大きくなることから、柱(33)又は梁
に大きな断面欠損を生じてそれら柱(33)又は梁自体の強
度が低下する欠点がある。
【0004】また、取付け部(32)と接合相手の梁(36)端
面との間には、大型のボルト頭若しくはナット及びボル
ト先端が突出するから、これらを避けるためその梁(36)
の端面に大きな凹欠部(39)を設ける必要があり、その梁
(36)の断面欠損が大きくなるとともに、特殊のプレカッ
ト加工が必要となる。
面との間には、大型のボルト頭若しくはナット及びボル
ト先端が突出するから、これらを避けるためその梁(36)
の端面に大きな凹欠部(39)を設ける必要があり、その梁
(36)の断面欠損が大きくなるとともに、特殊のプレカッ
ト加工が必要となる。
【0005】更に、上記のように、2枚の挿入支持部(3
5)を梁(36)のスリット(37)へ挿入することとすると、ス
リット(37)による断面欠損も多くなるとともに、プレカ
ットもより複雑となり、コスト高となる欠点がある。
5)を梁(36)のスリット(37)へ挿入することとすると、ス
リット(37)による断面欠損も多くなるとともに、プレカ
ットもより複雑となり、コスト高となる欠点がある。
【0006】しかも、柱(33)や梁の側面に複数方向の梁
(36)が接合される場合には、その梁(36)の数に応じた接
合金物(31)が必要となり、それだけ部品数が多くなる欠
点がある。
(36)が接合される場合には、その梁(36)の数に応じた接
合金物(31)が必要となり、それだけ部品数が多くなる欠
点がある。
【0007】この発明は、このように接合金物を用いて
接合される木造軸組において、接合金物取付けのために
柱又は梁に大きな断面欠損を生じることがなく、また、
同一個所に使用される金物の数を低減できるとともに、
構造が簡単で複雑なプレカット加工を不要とした低コス
トの接合構造と接合金物を提供することを目的とするも
のである。
接合される木造軸組において、接合金物取付けのために
柱又は梁に大きな断面欠損を生じることがなく、また、
同一個所に使用される金物の数を低減できるとともに、
構造が簡単で複雑なプレカット加工を不要とした低コス
トの接合構造と接合金物を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の接合構造は、柱などの一方の軸組部材の
上面に接合金物の水平部が載置して固定され、前記一方
の軸組部材の側面に接合される複数方向の他方の軸組部
材に対応して、前記水平部の端部に連設された垂直方向
の複数の取付け部が同じく一方の軸組部材側面に固定さ
れるとともに、それらの取付け部より張り出した支持部
へ前記他方の軸組部材端部が固定されていることを特徴
とする。
め、この発明の接合構造は、柱などの一方の軸組部材の
上面に接合金物の水平部が載置して固定され、前記一方
の軸組部材の側面に接合される複数方向の他方の軸組部
材に対応して、前記水平部の端部に連設された垂直方向
の複数の取付け部が同じく一方の軸組部材側面に固定さ
れるとともに、それらの取付け部より張り出した支持部
へ前記他方の軸組部材端部が固定されていることを特徴
とする。
【0009】上記において、好ましくは、水平部及び取
付け部は、ビス、釘又はラグスクリューによって固定さ
れるものが提供される。
付け部は、ビス、釘又はラグスクリューによって固定さ
れるものが提供される。
【0010】また、支持部は上記接合相手となる軸組部
材端面のスリットに挿入されて、その軸組部材側面より
差し込んだピン又はボルトで固定してあるものが考えら
れる。
材端面のスリットに挿入されて、その軸組部材側面より
差し込んだピン又はボルトで固定してあるものが考えら
れる。
【0011】同じく、上記の課題を解決するためのこの
発明の接合金物は、柱又は梁等の一方の軸組部材側面に
固定ようにした支持部と、同じく取り付け部の上端に一
体に設けられてその取付け部が固定される前記一方の軸
組部材の上面に固定される水平部とからなるとともに、
前記一方の軸組部材に接合される複数方向の他方の軸組
部材に対応して、複数の前記取付け部が水平部の端部に
一体に連設されていることを特徴とするものが提供され
る。
発明の接合金物は、柱又は梁等の一方の軸組部材側面に
固定ようにした支持部と、同じく取り付け部の上端に一
体に設けられてその取付け部が固定される前記一方の軸
組部材の上面に固定される水平部とからなるとともに、
前記一方の軸組部材に接合される複数方向の他方の軸組
部材に対応して、複数の前記取付け部が水平部の端部に
一体に連設されていることを特徴とするものが提供され
る。
【0012】また、好ましくは、取付け部が連設されて
いない水平部の先端に、その水平部が取り付けられる軸
組部材の側面に当接するリップを一体に設けたものが提
供される。
いない水平部の先端に、その水平部が取り付けられる軸
組部材の側面に当接するリップを一体に設けたものが提
供される。
【0013】更に、好ましくは、この発明の接合金物
は、金属板を折り曲げて取付け部及び水平部を一体に形
成するものである。
は、金属板を折り曲げて取付け部及び水平部を一体に形
成するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、梁(1)の両側面
に梁(2)(2)が接合する場合の接合部に用いた実施形態
を示している。(3)がこの発明の接合金物であり、(4a)
は、所定の厚みを備えた鉄板からなる垂直方向の取付け
部であって、この取付け部(4a)の上端が、直角に水平方
向に折り曲げられてこの発明の水平部(5)を一体に形成
している。更に、この水平部(5)の前記取付け部(4a)と
は反対側の先端部分が下向きに垂直に折り曲げられて、
もう一つの第2の取付け部(4b)を一体に形成し、これら
第1と第2の取付け部(4a)(4b)が互いに対向している。
に梁(2)(2)が接合する場合の接合部に用いた実施形態
を示している。(3)がこの発明の接合金物であり、(4a)
は、所定の厚みを備えた鉄板からなる垂直方向の取付け
部であって、この取付け部(4a)の上端が、直角に水平方
向に折り曲げられてこの発明の水平部(5)を一体に形成
している。更に、この水平部(5)の前記取付け部(4a)と
は反対側の先端部分が下向きに垂直に折り曲げられて、
もう一つの第2の取付け部(4b)を一体に形成し、これら
第1と第2の取付け部(4a)(4b)が互いに対向している。
【0015】上記各取付け部(4a)(4b)の外側面中央に
は、梁(2)を接合するための垂直な一枚の挿入支持部
(7)(7)が張り出して固着されており、これらの挿入支
持部(7)(7)の上端には、半円状の底部を備えた概略V
字形の切欠部(9)が形成され、この切欠部(9)よりも下
方において、上下一対のピン挿入穴(10)(10)が形成され
ている。
は、梁(2)を接合するための垂直な一枚の挿入支持部
(7)(7)が張り出して固着されており、これらの挿入支
持部(7)(7)の上端には、半円状の底部を備えた概略V
字形の切欠部(9)が形成され、この切欠部(9)よりも下
方において、上下一対のピン挿入穴(10)(10)が形成され
ている。
【0016】そして、これらの挿入支持部(7)(7)に対
応して、梁(1)の両側面に接合される梁(2)(2)の端面
には、その挿入支持部(7)が挿入される厚みと幅を備え
たスリット(11)が形成され、前記挿入支持部(7)の切欠
部(9)に対応して形成されたこの梁(2)のボルト穴(12)
(図2)には、予めボルト(13)が挿入して取り付けられて
いる。更に、挿入支持部(7)のピン挿入穴(10)(10)に対
応してピン挿入穴(15)(15)が形成されている。
応して、梁(1)の両側面に接合される梁(2)(2)の端面
には、その挿入支持部(7)が挿入される厚みと幅を備え
たスリット(11)が形成され、前記挿入支持部(7)の切欠
部(9)に対応して形成されたこの梁(2)のボルト穴(12)
(図2)には、予めボルト(13)が挿入して取り付けられて
いる。更に、挿入支持部(7)のピン挿入穴(10)(10)に対
応してピン挿入穴(15)(15)が形成されている。
【0017】上記接合金物(3)は、角形木材からなる梁
(1)の上端面に前記水平部(5)を上方から設置するとと
もに、取付け部(4a)(4b)を梁(1)の側面に当接して設置
されるものであり、水平部(5)は、この水平部(5)に形
成した複数個の取付け穴(16)(16)…へ、上方から、六角
形の頭部を備えたラグスクリュー(17)を差し込んで、そ
のラグスクリュー(17)を梁(1)の上端面へねじ込んで固
定するようになっている。その際、梁(1)の上端には、
ラグスクリュー(17)をねじ込むための下穴を予め形成し
ておくことが望ましい。なお、図では、水平部(5)に形
成された取付け穴(16)(16)…は4個であるが、ラグスク
リュー(17)は対角方向に2本だけねじ込むようにしてい
る。
(1)の上端面に前記水平部(5)を上方から設置するとと
もに、取付け部(4a)(4b)を梁(1)の側面に当接して設置
されるものであり、水平部(5)は、この水平部(5)に形
成した複数個の取付け穴(16)(16)…へ、上方から、六角
形の頭部を備えたラグスクリュー(17)を差し込んで、そ
のラグスクリュー(17)を梁(1)の上端面へねじ込んで固
定するようになっている。その際、梁(1)の上端には、
ラグスクリュー(17)をねじ込むための下穴を予め形成し
ておくことが望ましい。なお、図では、水平部(5)に形
成された取付け穴(16)(16)…は4個であるが、ラグスク
リュー(17)は対角方向に2本だけねじ込むようにしてい
る。
【0018】他方、取付け部(4a)(4b)は、挿入支持部
(7)の両側において、この取付け部(4)に予め形成した
複数の取付け穴(18)(18)…へビス(19)を差し込んで同様
に梁(1)の側面へねじ込むことによって固定されてい
る。
(7)の両側において、この取付け部(4)に予め形成した
複数の取付け穴(18)(18)…へビス(19)を差し込んで同様
に梁(1)の側面へねじ込むことによって固定されてい
る。
【0019】上記のようにして、接合金物(3)を梁(1)
へ取り付けた状態において、梁(2)先端のスリット(11)
へ挿入支持部(3)を挿入させるとともに、この梁(2)へ
予め取り付けたボルト(13)を、前記切欠部(9)へ上方か
ら落とし込むことによって、所定の位置へ位置決めされ
る。しかる後、梁(2)の側面側から、それらのピン挿入
穴(15)(15)へ、ドリフトピン(14)(14)を、挿入支持部
(7)のピン挿入穴(10)(10)を貫通するようにして打ち込
んで、この梁(2)を挿入支持部(7)へ固定して取り付け
るものである。
へ取り付けた状態において、梁(2)先端のスリット(11)
へ挿入支持部(3)を挿入させるとともに、この梁(2)へ
予め取り付けたボルト(13)を、前記切欠部(9)へ上方か
ら落とし込むことによって、所定の位置へ位置決めされ
る。しかる後、梁(2)の側面側から、それらのピン挿入
穴(15)(15)へ、ドリフトピン(14)(14)を、挿入支持部
(7)のピン挿入穴(10)(10)を貫通するようにして打ち込
んで、この梁(2)を挿入支持部(7)へ固定して取り付け
るものである。
【0020】上記の取付け構造において、梁(2)(2)側
からの剪断荷重は、それらの梁(2)(2)を固定している
ボルト(13)とドリフトピン(14)(14)から挿入支持部(7)
(7)へ伝えられる。この挿入支持部(7)(7)へ伝えられ
た剪断荷重は、取付け部(4a)(4b)から水平部(5)を介し
て梁(1)に対する圧縮力として伝達される。このため、
取付け部(4a)(4b)を固定するためのビス(19)は、かかる
剪断荷重を支持する必要がなく、このようなビス(19)あ
るいは釘で充分支持することが可能である。
からの剪断荷重は、それらの梁(2)(2)を固定している
ボルト(13)とドリフトピン(14)(14)から挿入支持部(7)
(7)へ伝えられる。この挿入支持部(7)(7)へ伝えられ
た剪断荷重は、取付け部(4a)(4b)から水平部(5)を介し
て梁(1)に対する圧縮力として伝達される。このため、
取付け部(4a)(4b)を固定するためのビス(19)は、かかる
剪断荷重を支持する必要がなく、このようなビス(19)あ
るいは釘で充分支持することが可能である。
【0021】上記の実施形態においては、水平部(5)を
ラグスクリュー(17)で、取付け部(4a)(4b)を一般のビス
(19)で固定しているが、取付け部(4a)(4b)側についても
ラグスクリュー(17)を用いることも可能であり、あるい
は、水平部(5)及び取付け部(4a)(4b)の双方ともビスで
固定したり、または、釘で固定することも可能である。
ラグスクリュー(17)で、取付け部(4a)(4b)を一般のビス
(19)で固定しているが、取付け部(4a)(4b)側についても
ラグスクリュー(17)を用いることも可能であり、あるい
は、水平部(5)及び取付け部(4a)(4b)の双方ともビスで
固定したり、または、釘で固定することも可能である。
【0022】図3は、柱(20)の側面に一対の梁(2)(2)
がL字形に接合する場合であって、それそれら梁(2)
(2)の接合面に対応して取付け部(4a)(4b)を水平部(5)
に連設している。その際、取付け部(4a)(4b)が設けられ
ていない水平部(5)の端部には、垂直下向きに折り曲げ
られた短尺のリップ(21)(21)が一体に形成されて、柱(2
0)の側面に係止している。これらのリップ(21)は、前記
取付け部(4a)(4b)と反対側の柱(20)の側面に係止し、地
震の際の水平荷重に対して接合金物(3)が移動するのを
防止する。梁(2)(2)の固定方法は図2と同じである。
がL字形に接合する場合であって、それそれら梁(2)
(2)の接合面に対応して取付け部(4a)(4b)を水平部(5)
に連設している。その際、取付け部(4a)(4b)が設けられ
ていない水平部(5)の端部には、垂直下向きに折り曲げ
られた短尺のリップ(21)(21)が一体に形成されて、柱(2
0)の側面に係止している。これらのリップ(21)は、前記
取付け部(4a)(4b)と反対側の柱(20)の側面に係止し、地
震の際の水平荷重に対して接合金物(3)が移動するのを
防止する。梁(2)(2)の固定方法は図2と同じである。
【0023】図4は、柱(20)の側面に3方向から梁(2)
(2)…が接合する場合の実施形態であって、同様に、取
付け部(4a)(4b)(4c)…をそれら3方向の梁(2)(2)…に
対応させて設け、且つ、取付け部(4a)(4b)…のない部分
には、リップ(21)を設けている。梁(2)(2)の固定方法
は図2と同じである。
(2)…が接合する場合の実施形態であって、同様に、取
付け部(4a)(4b)(4c)…をそれら3方向の梁(2)(2)…に
対応させて設け、且つ、取付け部(4a)(4b)…のない部分
には、リップ(21)を設けている。梁(2)(2)の固定方法
は図2と同じである。
【0024】また、図1及び図2の接合金物(3)は、梁
(1)の替わりに柱(20)の対向側面に梁(2)(2)が接合さ
れる場合にも用いることが出来る。この場合にも、梁
(2)(2)が接合しない柱(20)の側面に係止するリップ(2
1)を設けることが望ましい。更に、4方向に梁(2)が接
合する場合には、水平部(5)の4辺全てに取付け部(4a)
(4b)…を連設すればよい。
(1)の替わりに柱(20)の対向側面に梁(2)(2)が接合さ
れる場合にも用いることが出来る。この場合にも、梁
(2)(2)が接合しない柱(20)の側面に係止するリップ(2
1)を設けることが望ましい。更に、4方向に梁(2)が接
合する場合には、水平部(5)の4辺全てに取付け部(4a)
(4b)…を連設すればよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、柱あ
るいは梁等の軸組部材の側面に取り付けられる接合金物
において、その取付け部の上端に水平部を一体に設け
て、この水平部をそれら柱あるいは梁上面に固定してい
るから、この水平部によって剪断荷重を柱あるいは梁側
に圧縮力として伝えることができ、従来のように取付け
部のみで剪断荷重を支持する必要がない。このため、こ
の取付け部を柱又は梁を貫通するボルトで固定する必要
がないため、直径の大きいボルト穴によってその軸組部
材に大きな断面欠損を生ずるといった欠点がなく、強度
の高い接合構造がられる。
るいは梁等の軸組部材の側面に取り付けられる接合金物
において、その取付け部の上端に水平部を一体に設け
て、この水平部をそれら柱あるいは梁上面に固定してい
るから、この水平部によって剪断荷重を柱あるいは梁側
に圧縮力として伝えることができ、従来のように取付け
部のみで剪断荷重を支持する必要がない。このため、こ
の取付け部を柱又は梁を貫通するボルトで固定する必要
がないため、直径の大きいボルト穴によってその軸組部
材に大きな断面欠損を生ずるといった欠点がなく、強度
の高い接合構造がられる。
【0026】また、その取付け部をビス等によって固定
することが可能であるから、従来のように直径の大きい
ボルト頭あるいはナットが取付け部の外側面に突出する
ことがなく、それらを避けるための深い凹欠部を相手方
の梁の端面に形成する必要がないかあるいは小さなもの
で済むため、梁自身の断面欠損が少なくなるとともに、
この梁の端面のプレカット加工が簡単となり、それだけ
コストを低減することができる。
することが可能であるから、従来のように直径の大きい
ボルト頭あるいはナットが取付け部の外側面に突出する
ことがなく、それらを避けるための深い凹欠部を相手方
の梁の端面に形成する必要がないかあるいは小さなもの
で済むため、梁自身の断面欠損が少なくなるとともに、
この梁の端面のプレカット加工が簡単となり、それだけ
コストを低減することができる。
【0027】加えて、挿入支持部を1枚のみとすること
により、梁のスリットも一つだけ形成すれば良く、従来
のように、2枚のスリットを形成することによって、そ
の梁の端部に大きな断面欠損を生ずるのを防止できる。
により、梁のスリットも一つだけ形成すれば良く、従来
のように、2枚のスリットを形成することによって、そ
の梁の端部に大きな断面欠損を生ずるのを防止できる。
【0028】更に、この発明では、接合される複数方向
の軸組部材に対応するようにして、その軸組部材を接合
する取付け部を一つの水平部に一体に連設しているか
ら、そのように複数方向に梁などが接合される場合で
も、接合金物は1個でよく、部品数がより減少するとと
もに、取付け工数も低減できる効果がある。
の軸組部材に対応するようにして、その軸組部材を接合
する取付け部を一つの水平部に一体に連設しているか
ら、そのように複数方向に梁などが接合される場合で
も、接合金物は1個でよく、部品数がより減少するとと
もに、取付け工数も低減できる効果がある。
【図1】この発明の実施形態を示す梁と梁との接合部の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】同じく接合部の縦断面図である。
【図3】同じく柱と梁とのL字形接合部に用いた実施形
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図4】柱側面に3方向から梁が接合される場合の実施
形態の斜視図である。
形態の斜視図である。
【図5】従来の柱と梁との接合部の分解斜視図である。
(1) 梁 (2) 梁 (3) 接合金物 (4a)(4b)(4c) 取付け部 (5) 水平部 (7) 挿入支持部 (11) スリット (13) ボルト (14) ドリフトピン (17) ラグスクリュー (19) ビス (20) 柱 (21) リップ
Claims (6)
- 【請求項1】 柱などの一方の軸組部材の上面に接合金
物の水平部が載置して固定され、前記一方の軸組部材の
側面に接合される複数方向の他方の軸組部材に対応し
て、前記水平部の端部に連設された垂直方向の複数の取
付け部が同じく一方の軸組部材側面に固定されるととも
に、それらの取付け部より張り出した支持部へ前記他方
の軸組部材端部が固定されていることを特徴とする木造
軸組の接合構造。 - 【請求項2】 前記水平部及び取付け部は、ビス、釘又
はラグスクリューによって固定されていることを特徴と
する請求項1記載の木造軸組の接合構造。 - 【請求項3】 支持部は上記接合相手となる軸組部材端
面のスリットに挿入されて、その軸組部材側面より差し
込んだピン又はボルトで固定してあることを特徴とする
請求項1又は2記載の木造軸組の接合構造。 - 【請求項4】 柱又は梁等の一方の軸組部材側面に固定
される取付け部と、その取付け部より張り出して接合相
手の軸組部材を固定するようにした支持部と、同じく取
り付け部の上端に一体に設けられてその取付け部が固定
される前記一方の軸組部材の上面に固定される水平部と
からなるとともに、前記一方の軸組部材に接合される複
数方向の他方の軸組部材に対応して、複数の前記取付け
部が水平部の端部に一体に連設されていることを特徴と
する木造軸組の接合金物。 - 【請求項5】 取付け部が連設されていない水平部の先
端に、その水平部が取り付けられる軸組部材の側面に当
接するリップを一体に設けたことを特徴とする請求項3
記載の木造軸組の接合金物。 - 【請求項6】 金属板を折り曲げて取付け部及び水平部
を一体に形成してあることを特徴とする請求項4又は5
記載の木造軸組の接合金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21257996A JPH1054082A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 木造軸組の接合構造と接合金物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21257996A JPH1054082A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 木造軸組の接合構造と接合金物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1054082A true JPH1054082A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16625044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21257996A Pending JPH1054082A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 木造軸組の接合構造と接合金物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1054082A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11256686A (ja) * | 1998-03-11 | 1999-09-21 | Sanken Home:Kk | 木造建築の軸組構造 |
| JP2020076228A (ja) * | 2018-11-06 | 2020-05-21 | 株式会社アクト | 接合金物及び建築用パネル |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP21257996A patent/JPH1054082A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11256686A (ja) * | 1998-03-11 | 1999-09-21 | Sanken Home:Kk | 木造建築の軸組構造 |
| JP2020076228A (ja) * | 2018-11-06 | 2020-05-21 | 株式会社アクト | 接合金物及び建築用パネル |
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