JPH1054090A - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JPH1054090A
JPH1054090A JP21243296A JP21243296A JPH1054090A JP H1054090 A JPH1054090 A JP H1054090A JP 21243296 A JP21243296 A JP 21243296A JP 21243296 A JP21243296 A JP 21243296A JP H1054090 A JPH1054090 A JP H1054090A
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JP
Japan
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unit
building
pillars
columnar
beams
Prior art date
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JP21243296A
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English (en)
Inventor
Koji Nakano
公史 仲野
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の外表面に大きな凹凸を形成することが
でき、変化に富んだ外形形状のユニット式建物を提供す
る。 【解決手段】 ユニット式建物10を、直方体状の建物
ユニット12Aと、この建物ユニット12Aの少なくと
も一側面に接合され、両側に平面四角形状の柱状部17
を有するとともに、これらの柱状部17間にバルコニ部
16を有する柱付きバルコニユニット20とを組み合わ
せることにより建てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の建物ユニッ
トを組み合わせて建てられるユニット式建物に係り、特
に、バルコニを備えたユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】工業化住宅としてのユニット式建物は、予
め工場で生産された複数の建物ユニットを、建設現場で
組合わせることにより建てられている。図13に示すよ
うに、建物ユニット1は、四隅に立設される4本の柱2
と、これらの柱2の上端間同士および下端間同士を結合
する各4本の上梁3、下梁4を有する骨組み5を備えて
いる。そして、このような骨組み5に、外壁や内壁、天
井面材や床面材等を取り付けることにより、ほぼ直方体
状の上記建物ユニット1が完成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のよう
な、ほぼ直方体状の建物ユニット1を複数組み合わせて
建てられるユニット式建物では、建物全体として外表面
に大きな凹凸がないので、意匠的変化のない建物となり
やすく、商品のバリエーションを多くできないという問
題があった。
【0004】本発明の目的は、建物の外表面に大きな凹
凸を形成することができ、変化に富んだ外形形状のユニ
ット式建物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るユニット式
建物は、図面を参照して説明すると、図2に示すよう
に、直方体状の建物ユニット12Aと、この建物ユニッ
ト12Aの少なくとも一側面に接合される柱付きバルコ
ニユニット20とを備え、この柱付きバルコニユニット
20は、一側面に隣接配置されるバルコニ部16と、こ
のバルコニ部16の両側に設けられ一側面に隣接配置さ
れる平面四角形状の柱状部17とを有することを特徴と
するものである。
【0006】以上において、建物ユニットおよび柱付き
バルコニユニットは、柱、梁を備えた軸組み構造のもの
に限らず、パネル工法によるものも含む。また、柱付き
バルコニユニットの建物ユニットへの取り付けは、建物
ユニットの長辺、短辺方向のいずれに取り付けてもよ
い。さらに、柱状部は例えば収納室として使用可能なも
のである。また、柱状部の平面四角形状は正方形状が好
ましく、この場合、正方形の大きさは、建物ユニットの
製作基準寸法(モジュール)に基づくことが好ましく、
例えば1モジュール程度に設定することが好ましい。ま
た、バルコニ部の前面(手摺壁側)は、柱状部の建物ユ
ニットとは反対側の側面より外側に突出していてもよ
く、同列となっていてもよい。
【0007】このような本発明では、直方体状の建物ユ
ニットに組み合わせられた柱付きバルコニユニットが、
バルコニ部とその両側に設けられた平面四角形状の柱状
部とを有しているので、建物の外表面に大きな凹凸が形
成されることとなり、変化に富んだ外形形状を得ること
ができる。また、柱付きバルコニユニットはバルコニ部
を備えているので、この柱付きバルコニユニットを建物
ユニットに取り付けるだけでバルコニ部を形成でき、こ
れにより、バルコニを備えたユニット式建物を容易に建
てることができる。
【0008】本発明において、図2に示すように、バル
コニ部16を建物ユニット12Aとは反対側に手摺壁3
4を有するものとし、この手摺壁34を柱状部17と建
物ユニット12Aとは反対側の側面よりも外側に突出さ
せて設けてもよい。このような本発明では、バルコニ部
の手摺壁が柱状部の側面よりも外側に突出しているの
で、手摺壁と柱状部の側面と建物ユニットの側面との間
に凹凸が生じ、建物の外表面に大きな凹凸が形成される
こととなり、変化に富んだ外形形状を得ることができ
る。また、バルコニ部が柱状部の側面よりも外側に突出
しているので、広いバルコニを得ることができる。
【0009】本発明において、図3に示すように、柱付
きバルコニユニット20の骨組み21を、四隅に立設さ
れる4本の柱22と、これらの柱22の上端間同士およ
び下端間同士を結合する各4本の上梁23、下梁24
と、これらの上梁23、下梁24のうち長辺梁23A,
24Aの長手方向両側に設けられるとともにこの長辺梁
23A同士間、24A同士間に架けわたされた中間上梁
25、中間下梁26と、これらの中間上梁25、中間下
梁26の位置の上下の長辺梁23A,24A間に架けわ
たされた中間柱27と、これらの中間柱27のうち建物
ユニットとは反対側の中間柱27Aに、その上下方向途
中かつ外側に突出して設けられ、手摺壁34を構成する
平面コ字状の手摺壁部材28とを備えたものとしてもよ
い。
【0010】このような本発明では、骨組みに外壁や内
壁、天井面材や床面材等を取り付ければ柱付きバルコニ
ユニットを形成することができるので、柱付きバルコニ
ユニットの製作が容易である。
【0011】本発明の他のユニット式建物は、図8に示
すように、直方体状の建物ユニット12Aと、この建物
ユニット12Aの少なくとも一側面に接合される平面四
角形状の柱状ユニット40および断面L字形状のバルコ
ニユニット50とを組み合わせたことを特徴とするもの
である。
【0012】以上において、建物ユニット、柱状ユニッ
トおよびバルコニユニットは、柱、梁を備えた軸組み構
造のものに限らず、パネル工法によるものも含む。ま
た、バルコニユニットの前面(手摺壁側)は、柱状ユニ
ットの建物ユニットとは反対側の側面より外側に突出し
ていてもよく、同列となっていてもよい。このような本
発明では、直方体状の建物ユニットに柱状ユニットとバ
ルコニユニットとが取り付けられているので、建物の外
表面に大きな凹凸が形成されることとなり、これによ
り、変化に富んだ外形形状のユニット式建物10’とす
ることができる。また、柱状ユニットとバルコニユニッ
トとが別体となっているので、形状が簡単となるととも
に、重量も軽くなって、製作や輸送が容易となる。
【0013】本発明において、図6に示すように、柱状
ユニット40を、平面四角形状の床フレーム48と、こ
の床フレーム48の建物ユニット12Aに接続される一
面を除く三面にそれぞれ立設される3枚の壁フレーム4
9とを備えて形成してもよい。
【0014】以上において、床フレームと3枚の壁フレ
ームとを、柱、梁からなる枠体を含んで形成してもよ
く、あるいはパネル部材で形成してもよい。このような
本発明では、床フレームと3枚の壁フレームとで柱状ユ
ニットを形成できるので、製作が容易である。
【0015】本発明において、図6に示すように、柱状
ユニット40を、四隅に立設される4本の柱41と、こ
れらの柱41のうち建物ユニット12A側の2本の柱4
1Bと他の2本の柱41Aとの上端間同士および下端間
同士、他の2本の柱41Aの上端間同士および下端間同
士を結合する各3本の上梁42、下梁43とを有する骨
組み44を備えて形成してもよい。
【0016】このような本発明では、柱状ユニットが
柱、梁を有する骨組みを備えているので、この骨組みを
建物ユニットの骨組みに接合させやすく、現場での組み
合わせ作業が容易となる。
【0017】本発明において、図9,10に示すよう
に、バルコニユニット50を、床面部を構成する床枠体
52と、この床枠体52の建物ユニット12Aとは反対
側に設けられた手摺壁枠体53とを備えて形成してもよ
い。
【0018】本発明のさらに他のユニット式建物は、図
11に示すように、直方体状部60Aの少なくとも一側
面の両側に平面四角形状の柱状部60Bを側面から外側
に突出させて設けた平面コ字形状の柱状部付き建物ユニ
ット60と、各柱状部60B間に配置されかつ断面L字
形状に形成されたバルコニユニット50とを組み合わせ
たことを特徴とするものである。
【0019】以上において、柱状部付き建物ユニット
は、輸送制限に抵触しない大きさに製作されたものであ
る。このような本発明では、柱状部が建物ユニットに当
初から設けられており、現場でバルコニユニットを取り
付ければよいので、建物の外表面に大きな凹凸を形成す
ることができ、変化に富んだ外形形状のユニット式建物
10''とできる他、柱状部とバルコニ付きのユニット式
建物を容易に構成できる。
【0020】本発明において、図12に示すように、柱
状部付き建物ユニット60を、四隅に立設される4本の
柱2と、これらの柱2の上端間同士および下端間同士を
結合する各4本の上梁3、下梁4と、この上梁3、下梁
4のうち1本の長辺梁3A,4A間に、柱2Aから長辺
梁3A,4Aに沿って所定寸法離れた位置で立設される
中間柱61と、これらの中間柱61、柱2Aと対向して
外側に立設される2本の外柱62と、これらの外柱62
と柱2A、外柱62と中間柱61、および外柱61同士
の上下端間を結合する外上梁63、外下梁64とを有す
る骨組み65を備えて形成してもよい。
【0021】このような本発明では、骨組みに外壁や内
壁、天井面材や床面材等を取り付ければ平面コ字形状の
柱状部付き建物ユニットを形成することができるので、
製作が容易である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、本発明に係る
ユニット式建物10は、前記建物ユニット1で形成する
複数の下階建物ユニット11と、これらの下階建物ユニ
ット11の上に載せられる上階建物ユニット12と、こ
れらの上階建物ユニット12の上に設けられる屋根ユニ
ット13,13Aとを備えて構成されている。そして、
例えば1つの下階建物ユニット11Aおよびその上の上
階建物ユニット12Aには、その一側面の長手方向両側
に、この側面から外側に突出した柱状部15が設けら
れ、これらの柱状部15の間にはバルコニ部16が設け
られている。
【0023】図2には、このようなユニット式建物10
を建てるための本発明に係る第1実施形態が示され、こ
の第1実施形態では、上階建物ユニット12Aの一側面
の両側に、バルコニ部16’と、このバルコニ部16’
に連続するとともに平面四角形状の柱状部15’とで一
体的に形成された柱付きバルコニユニット20を接合さ
せて上記ユニット式建物10を構成するものである。な
お、図2では、各1個ずつの下階建物ユニット11A、
上階建物ユニット12Aを示すだけとする。
【0024】柱付きバルコニユニット20は、図3に詳
細を示すような骨組み21となっている。すなわち、柱
付きバルコニユニット20の骨組み21は、四隅に立設
される4本の柱22と、これらの柱22の上端間同士お
よび下端間同士を結合する各4本の上梁23、下梁24
と、これらの上梁23、下梁24のうち長辺梁23A、
24Aの長手方向両側に設けられるとともにこの長辺梁
23A,23Aおよび24A,24A同士間に架けわた
された中間上梁25、中間下梁26と、これらの中間上
梁25、中間下梁26の位置の上下の長辺梁23A,2
4A間に架けわたされた中間柱27と、これらの中間柱
27にその外側に突出して設けられバルコニ部16’の
手摺壁34を構成する平面コ字状の手摺壁部材28とを
備えて形成されている。
【0025】この手摺壁部材28は、中間柱27の高さ
寸法の下から例えば三分の一程度の高さ位置に設けられ
る上枠29と、中間柱27の下端に該当する長辺梁24
Aから外側に突出する下枠30とを備えている。上枠2
9は、中間柱27から外側に突出する側枠部29Aと、
これらの側枠部29Aの先端同士を連結する上長枠部2
9Bとで構成され、下枠30は、側枠部30Aと、これ
らの側枠部30Aの先端同士を連結する下長枠部30B
とで構成され、さらに、上枠29と下枠30とは柱31
で連結されている。なお、これらの上枠29、下枠30
および柱31は、例えば溝型状部材、アングル材等で形
成されている。
【0026】手摺壁部材28の室内側および室外側に
は、図4に示すように、例えば防火サイディング32が
張り付けられ、また、中間上梁25、中間下梁26と中
間柱27とにわたって、図示しないが例えば仕切り壁や
外壁が設けられている。これらの仕切り壁等には窓等の
開口を設けてもよい。そして、手摺壁部材28から建物
ユニット12A側に手摺壁部材28の幅寸法で延びる範
囲が前記バルコニ部16’となっており、柱22と中間
柱27等で囲まれた部分が前記柱状部15’となってい
る。
【0027】図4に示すように、柱付きバルコニユニッ
ト20の下梁24、下枠30の上面には、バルコニユニ
ット20の下面全面にわたって、例えばALC(高温高
圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート板)、通常のコ
ンクリート板等で形成された床面材33が載せられ、こ
れにより、柱付きバルコニユニット20の床が形成され
ている。そして、このような柱付きバルコニユニット2
0のバルコニ部16’に出入りするために、上階建物ユ
ニット12Aには、図示しないが窓等の開口部が設けら
れている。
【0028】このような柱付きバルコニユニット20と
上階建物ユニット12Aとの接合は、図5に示すような
連結プレート35を介して行われる。すなわち、上階建
物ユニット12Aの柱2と、柱付きバルコニユニット2
0の柱22との上端部には位置決めピン36が立設され
ており、一方、上記連結プレート35は、2本の柱2,
22間にわたる大きさとされ、かつ、位置決めピン36
を挿通可能とする穴を有して形成されている。従って、
連結プレート35の穴を位置決めピン36に差し込むと
ともに、2本の柱2,22間に架けわたすことにより、
柱付きバルコニユニット20と上階建物ユニット12A
とが接合されることとなる。
【0029】図2に示すように、下階建物ユニット11
Aには、柱付きバルコニユニット20の柱状部15’に
相当する柱状ユニット40が取り付けられている。この
柱状ユニット40は、図6,7に示すように、四隅に立
設される4本の柱41のうち建物ユニット11Aの室外
側の2本の柱41Aと室内側の柱41Bとを有する骨組
み44を備え、これらの柱41Aと柱41Bおよび室外
側の2本の柱41A同士の上端間同士および下端間同士
間は、各3本の上梁42、下梁43で連結されている。
ここで、4本の柱41の下端と3本の下梁43とを含ん
で床フレーム48が形成され、柱41Aと柱41Bと上
梁42、下梁43とで形成される2つの面、2本の柱4
1Aと上梁42、下梁43とで形成される面が壁フレー
ム49となっている。
【0030】ここで、室内側の柱41Bは、室外側の柱
41Aよりも小さな部材となっており、かつ、室外側の
柱41Aに取り付けられた上梁42、下梁43の内側と
連結されている。このとき、柱41Bの内側の側面と柱
41Aの内側の側面とは同一延長線上に位置するように
なっているので、柱状ユニット40の内壁等を取り付け
やすい。そして、このような骨組み44に、適宜、図7
に示すように外壁45が取り付けられるようになってい
る。また、柱状ユニット40の下梁43の上面には、図
示しないが下階建物ユニット11の室内と連通する床面
材47が設けられている。なお、符号6は建物ユニット
12Aの外壁を示す。
【0031】このような柱状ユニット40と下階建物ユ
ニット11Aとの接合は、図7に示すように、連結プレ
ート46を介して行われる。すなわち、下階建物ユニッ
ト11Aには中間柱18が立設されており、柱状ユニッ
ト40の一側面を下階建物ユニット11の一側面に押し
当てたとき、柱状ユニット40の室内側の柱41Bの内
側面と下階建物ユニット11Aの内側面、および柱41
Bの内側面と中間柱18の内側面とが垂直面内で一直線
上に位置する。そこで、それぞれの柱41B、2および
柱41B、18の上下方向の位置、例えば3か所に、2
本の柱41B、2および柱41B、18の側面間に上記
連結プレート46が架けわたされ、かつ、溶接等で固着
され、これにより、柱状ユニット40と下階建物ユニッ
ト11とが接合されるようになっている。
【0032】前記屋根ユニット13Aは、上階建物ユニ
ット12Aと柱付きバルコニユニット20とが接合され
たとき、ユニット12Aと柱付きバルコニユニット20
の柱状部15’の幅方向を覆う大きさに形成されてお
り、図示しない屋根パネル受けブラケット等を介して上
階建物ユニット12Aに取り付けられるようになってい
る。
【0033】次に、本実施形態の作用を説明する。現場
に輸送されかつ組み合わせられた複数の下階建物ユニッ
ト11の、例えば1つの下階建物ユニット11Aに連結
プレート46等により柱状ユニット40を取り付け、さ
らに、他の下階建物ユニット11を組み合わせる。そし
て、柱付きバルコニユニット20の柱状部15’を下階
建物ユニット11Aの柱状ユニット40の上に配置させ
て、柱付きバルコニユニット20を上階建物ユニット1
2Aに取り付ける。次いで、他の上階建物ユニット12
を組み合わせ、屋根ユニット13を取り付け、ユニット
式建物10を建てる。
【0034】前述のような本実施の形態によれば次のよ
うな効果がある。 直方体状の上階建物ユニット12Aに取り付けられる
柱付きバルコニユニット20が、バルコニ部16’とそ
の両側に設けられた柱状部15’とを有しているので、
外表面に大きな凹凸が形成された建物となり、変化に富
んだ外形形状のユニット式建物10とすることができ
る。
【0035】柱付きバルコニユニット20はバルコニ
部16’を有しているので、このバルコニユニット20
を建物ユニットに取り付けることで、バルコニ部も同時
に取り付けることになり、これにより、バルコニを容易
に設けることができる。
【0036】図8〜10には、本発明に係る第2実施形
態のユニット式建物10’が示されており、このユニッ
ト式建物10’は、上階建物ユニット12Aに、前記柱
状ユニット40とバルコニユニット50とを取り付けた
ものである。なお、この実施形態で前記第1実施形態と
同一構造、同一部材には、同一符号を付すとともに、そ
の詳細な説明は省略または簡略化する。
【0037】柱状ユニット40は、前記第1実施形態の
下階建物ユニット11Aに取り付けられた図6に示すも
のと同一であり、また、接合も図7に示すように行われ
るので、その詳細な説明は省略する。
【0038】バルコニユニット50は、図9,10に示
すように、上面に床面材51が載せられる床枠体52
と、この床枠体52上に立設され、手摺壁34’を構成
する手摺壁枠53とを備え、2つの柱状ユニット40間
に収まる幅寸法の大きさに形成されている。床枠体52
は、例えば溝型状部材を四角形に枠組みして形成され、
また、手摺壁枠53は、例えば溝型状部材を平面コ字形
状に枠組みして形成され、床枠体52の3辺に沿って立
設されている。そして、手摺壁枠53の室内側および室
外側には、前記防火サイディング32が張られている。
【0039】このようなバルコニユニット50と上階建
物ユニット12との接合は、図10に示すように、ブラ
ケット54を介して行われる。すなわち、上階建物ユニ
ット12Aの構造材に例えば平面コ字形状のブラケット
54が固着されており、このブラケット54の裏面には
予めナット57が溶接により取り付けられている。ま
た、ブラケット54には図示しないが位置決めピンが水
平に設けられている。一方、バルコニユニット50の床
枠体52の室内側先端には取付板55が固着され、この
取付板55には上記位置決めピンを挿通させる穴とボル
ト穴とが明けられている。従って、取付板55の穴にブ
ラケット54の位置決めピンを挿通させ、バルコニユニ
ット50側からボルト56を差し込むとともにナット5
7と螺合させることにより、バルコニユニット50を上
階建物ユニット12Aに取り付けることができる。
【0040】このような第2実施形態の作用を説明す
る。複数の下階建物ユニット11と下階建物ユニット1
1Aとを組み合わせるとともに、下階建物ユニット11
Aに柱状ユニット40を取り付け、この下階建物ユニッ
ト11Aの上に上階建物ユニット12Aを載せる。その
後、この上階建物ユニット12Aに柱状ユニット40、
バルコニユニット50を取り付け、さらに、屋根ユニッ
ト13を取り付けてユニット式建物10’を建てる。こ
の場合、上階建物ユニット12Aに、地上で柱状ユニッ
ト40、バルコニユニット50を取り付けたものをクレ
ーンで吊り上げて下階建物ユニット11Aの上に載せて
もよい。
【0041】このような第2実施形態でも、前記、
と同様の効果を得ることができる他、柱状ユニット40
とバルコニユニット50とはそれぞれ別体であるため、
各ユニット40,50の形状が小さくてすみ、重量も軽
くなって、取扱いやすいので、現場での組み合わせ作業
が容易であるという効果がある。
【0042】図11,12には、本発明に係る第3実施
形態のユニット式建物10''が示されており、この第3
実施形態のユニット式建物10''は、平面コ字形状の建
物ユニット60と、前記バルコニユニット50とを組み
合わせたものである。なお、この実施形態で前記第1実
施形態と同一構造、同一部材には、同一符号を付すとと
もに、その詳細な説明は省略または簡略化する。
【0043】建物ユニット60は、図12に示すよう
に、直方体状部60Aと、この直方体状部60Aの長手
方向両側の一側面に形成された平面四角形状の2つの柱
状部60Bとを有して形成されている。直方体状部60
Aは、前記建物ユニット1の骨組み5とほぼ同じ骨組み
65を有する構造であるが、上梁3、下梁4のうちの長
辺梁3A、4Aの1本間に、かつ、角部の柱2Aから所
定寸法離れた位置に、中間柱61,61が立設されてい
る。また、この中間柱61、角部の柱2Aと対向して、
直方体状部60Aとは反対側に2本の外柱62,62が
立設され、この外柱62と角部の柱2A、外柱62と中
間柱61、および外柱62同士の上端間を結合する外上
梁63、外下梁64が配置されている。そして、角部の
柱2Aと2本の外柱62と中間柱61とで囲まれた部分
か前記柱状部60Bとなっており、この柱状部60B
は、前記第1実施形態の柱状部15’、柱状ユニット4
0および図1に示す柱状部15に相当するものである。
【0044】このような柱状部60Bの下梁64の上面
には、図示しないが、床面材、床仕上げ材等が設けら
れ、この柱状部60Bの室内は、直方体状部60Aの室
内と連通している。そして、柱状部60Bの室内を例え
ば収納室として使用することができる。
【0045】前記バルコニユニット50は、このような
建物ユニット60の2つの柱状部60B間に配置される
ようになっており、図9,10で説明したように、建物
ユニット60の直方体状部60Aの長辺下梁2Aに、ブ
ラケット54を介して取り付けられるようになってい
る。
【0046】このような第3実施形態の作用を説明す
る。複数の下階建物ユニット11と下階建物ユニット1
1Aとを組み合わせるとともに、下階建物ユニット11
Aに柱状ユニット40を取り付け、この下階建物ユニッ
ト11Aの上に平面コ字形状の上階建物ユニット60を
載せる。その後、この上階建物ユニット60にバルコニ
ユニット50を取り付け、さらに、屋根ユニット13を
取り付けてユニット式建物10''を建てる。
【0047】このような第3実施形態でも、前記、
と同様の効果を得ることができる他、柱状部60Bが建
物ユニット60に当初から設けられており、現場でバル
コニユニット50を取り付ければよいので、外表面に大
きな凹凸を形成でき、変化に富んだ外形形状のユニット
式建物10''とすることができる他、バルコニユニット
50を取り付けるだけの作業で、バルコニ付きのユニッ
ト式建物10''を容易に建てることができる。
【0048】なお、本発明は前述の各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であ
れば次に示すような変形形態を含むものである。例え
ば、前記第2実施形態のユニット式建物10’では、上
階建物ユニット12Aに2個の柱状ユニット40を設け
たが、これに限らず、柱状ユニット40を上階建物ユニ
ット12Aの一側面の、例えば長手方向片側に1個設け
てもよい。この場合、この上階建物ユニット12の下の
下階建物ユニット11の柱状ユニット40も1個とした
方がバランスがとれて好適である。
【0049】また、前記各実施形態で、下階建物ユニッ
ト11Aに2つの柱状ユニット40を取り付けて下階を
構成したが、これに限らず、下階建物ユニット11A
を、前記第3実施形態の平面コ字形状の上階建物ユニッ
ト60と同様の構成のものとしてもよい。
【0050】さらに、前記第1実施形態で、柱付きバル
コニユニット20の床面材33を、柱状部15’とバル
コニ部16’とに連続する一体物としたが、これに限ら
ず、例えば、柱状部15’とバルコニ部16’とのそれ
ぞれに別体の床面材を設けてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のユニッ
ト式建物によれば、直方体状の建物ユニットに組み合わ
せられた柱付きバルコニユニットが、バルコニ部とその
両側に設けられた平面四角形状の柱状部とを有している
ので、建物の外表面に大きな凹凸が形成されることとな
り、変化に富んだ外形形状を得ることができる。また、
柱付きバルコニユニットはバルコニ部を備えているの
で、この柱付きバルコニユニットを建物ユニットに取り
付けるだけでバルコニ部を形成でき、これにより、バル
コニを備えたユニット式建物を容易に建てることができ
る。
【0052】また、本発明の直方体状の建物ユニットと
柱状ユニットおよびバルコニユニットとを組み合わせた
ユニット式建物によれば、各ユニットを組み合わせたと
き、建物の外表面に大きな凹凸が形成されることとな
り、これにより、変化に富んだ外形形状のユニット式建
物とすることができる。また、柱状ユニットとバルコニ
ユニットとが別体となっているので、形状が簡単となる
とともに、重量も軽くなって、製作や輸送が容易とな
る。
【0053】さらに、本発明の直方体状部と柱状部とを
有する建物ユニットとバルコニユニットとを組み合わせ
たユニット式建物によれば、柱状部が建物ユニットに当
初から設けられており、現場でバルコニユニットを取り
付ければよいので、建物の外表面に大きな凹凸を形成す
ることができ、変化に富んだ外形形状のユニット式建物
とすることができる他、柱状部とバルコニ付きのユニッ
ト式建物を容易に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るユニット式建物を示す全体斜視図
である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るユニット式建物を
示す分解斜視図である。
【図3】第1実施形態に係る柱付きバルコニユニットの
骨組みを示す斜視図である。
【図4】第1実施形態に係る柱付きバルコニユニットを
示す縦断面図である。
【図5】第1実施形態に係る柱付きバルコニユニットと
建物ユニットとの接合状態を示す一部断面の側面図であ
る。
【図6】第1および第2実施形態に係る下階建物ユニッ
トと柱状ユニットとの関係を示す斜視図である。
【図7】第1および第2実施形態に係る下階建物ユニッ
トと柱状ユニットとの接合状態を示す平断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るユニット式建物を
示す分解斜視図である。
【図9】第2および第3実施形態に係るバルコニユニッ
トを示す斜視図である。
【図10】第2および第3実施形態に係るバルコニユニ
ットと建物ユニットとの接合状態を示す縦断面図であ
る。
【図11】本発明の第3実施形態に係るユニット式建物
を示す分解斜視図である。
【図12】第3実施形態に係る平面コ字形状の建物ユニ
ットの骨組みを示す斜視図である。
【図13】本発明に係る建物ユニットの骨組みを示す全
体斜視図である。
【符号の説明】
1 建物ユニット 10,10’,10'' ユニット式建物 12A 直方体状の上階建物ユニット 15,15’,60B 柱状部 16,16’ バルコニ部 20 柱付きバルコニユニット 34 手摺壁 40 柱状ユニット 48 床フレーム 49 壁フレーム 50 断面L字状のバルコニユニット 60 平面コ字形状の建物ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状の建物ユニットと、この建物ユ
    ニットの少なくとも一側面に接合される柱付きバルコニ
    ユニットとを備え、この柱付きバルコニユニットは、前
    記一側面に隣接配置されるバルコニ部と、このバルコニ
    部の両側に設けられ前記一側面に隣接配置される平面四
    角形状の柱状部とを有することを特徴とするユニット式
    建物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物におい
    て、前記バルコニ部は前記建物ユニットとは反対側に手
    摺壁を有し、この手摺壁は前記柱状部の前記建物ユニッ
    トとは反対側の側面よりも外側に突出して設けられるこ
    とを特徴とするユニット式建物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のユニット式建
    物において、前記柱付きバルコニユニットの骨組みは、
    四隅に立設される4本の柱と、これらの柱の上端間同士
    および下端間同士を結合する各4本の上梁、下梁と、こ
    れらの上梁、下梁のうち長辺梁の長手方向両側に設けら
    れるとともにこの長辺梁同士間に架けわたされた中間上
    梁、中間下梁と、これらの中間上梁、中間下梁の位置の
    前記上下の長辺梁間に架けわたされた中間柱と、これら
    の中間柱のうち前記建物ユニットとは反対側の中間柱
    に、その上下方向途中かつ外側に突出して設けられ、前
    記手摺壁を構成する平面コ字状の手摺壁部材とを備えて
    いることを特徴とするユニット式建物。
  4. 【請求項4】 直方体状の建物ユニットと、この建物ユ
    ニットの少なくとも一側面に接合される平面四角形状の
    柱状ユニットおよび断面L字形状のバルコニユニットと
    を組み合わせたことを特徴とするユニット式建物。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のユニット式建物におい
    て、前記柱状ユニットは、平面四角形状の床フレーム
    と、この床フレームの前記建物ユニットに接合される一
    面を除く三面にそれぞれ立設される3枚の壁フレームと
    を備えていることを特徴とするユニット式建物。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のユニット式建
    物において、前記柱状ユニットは、四隅に立設される4
    本の柱と、これらの柱のうち前記建物ユニット側の2本
    の柱と他の2本の柱との上端間同士および下端間同士、
    前記他の2本の柱の上端間同士および下端間同士を結合
    する各3本の上梁、下梁とを有する骨組みを備えている
    ことを特徴とするユニット式建物。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のユニット式建物におい
    て、前記バルコニユニットは、床面部を構成する床枠体
    と、この床枠体の前記建物ユニットとは反対側に設けら
    れた手摺壁枠体とを備えていることを特徴とするユニッ
    ト式建物。
  8. 【請求項8】 直方体状部の少なくとも一側面の両側に
    平面四角形状の柱状部を前記側面から外側に突出させて
    設けた平面コ字形状の柱状部付き建物ユニットと、前記
    各柱状部間に配置されかつ断面L字形状に形成されたバ
    ルコニユニットとを組み合わせたことを特徴とするユニ
    ット式建物。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のユニット式建物におい
    て、前記柱状部付き建物ユニットは、四隅に立設される
    4本の柱と、これらの柱の上端間同士および下端間同士
    を結合する各4本の上梁、下梁と、この上梁、下梁のう
    ち1本の長辺梁間に、柱から長辺梁に沿って所定寸法離
    れた位置で立設される中間柱と、これらの中間柱、角部
    の柱と対向して外側に立設される2本の外柱と、これら
    の外柱と前記柱、外柱と中間柱、および外柱同士の上下
    端間を結合する外上梁、外下梁とを有する骨組みを備え
    ていることを特徴とするユニット式建物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010095958A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
JP2021533294A (ja) * 2018-08-07 2021-12-02 ジョン、クレメント、プレストンJohn Clement Preston 多層階構造物及びファサードの構築方法
CN115387479A (zh) * 2022-08-25 2022-11-25 广州建筑产业研究院有限公司 一种多层mic模块化建筑及其安装方法

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