JPH1054363A - ポンプ - Google Patents
ポンプInfo
- Publication number
- JPH1054363A JPH1054363A JP8227421A JP22742196A JPH1054363A JP H1054363 A JPH1054363 A JP H1054363A JP 8227421 A JP8227421 A JP 8227421A JP 22742196 A JP22742196 A JP 22742196A JP H1054363 A JPH1054363 A JP H1054363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- air bag
- pump
- diaphragm
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポンプ駆動時のトルク変動が小さく、効率的
なポンプ作用が可能であるとともに、排気時のポンプリ
プルが小さく、部品点数を削減して装置の小型化を図り
得るポンプを提供することにある。 【解決手段】 モータ2の出力軸5にクランクピン6が
偏心して取り付けられている。出力軸5を中心とする周
方向には空気袋17が等配されている。クランクピン6
に回動自在に支持された作動アーム13端部の作動ピン
15に、空気袋17に一体に設けられたピストン18が
軸支されている。クランクピン6の出力軸5を中心とす
る回転により、空気袋17が一定の位相差で順次吸・排
気を行う。
なポンプ作用が可能であるとともに、排気時のポンプリ
プルが小さく、部品点数を削減して装置の小型化を図り
得るポンプを提供することにある。 【解決手段】 モータ2の出力軸5にクランクピン6が
偏心して取り付けられている。出力軸5を中心とする周
方向には空気袋17が等配されている。クランクピン6
に回動自在に支持された作動アーム13端部の作動ピン
15に、空気袋17に一体に設けられたピストン18が
軸支されている。クランクピン6の出力軸5を中心とす
る回転により、空気袋17が一定の位相差で順次吸・排
気を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、血圧計等の加圧
に使用するポンプに関する。
に使用するポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の血圧計等に使用するポンプとし
ては、図18,図19に示すようなものがある。
ては、図18,図19に示すようなものがある。
【0003】51はモータ、52はモータ51の出力
軸、53は出力軸53に偏心して取り付けられた駆動
軸、54はモータ51を取り付けるための蓋状のモータ
取付台である。モータ取付台54には、外部の空気をポ
ンプ装置内に導入するための吸入口54aが適宜箇所に
設けられている。
軸、53は出力軸53に偏心して取り付けられた駆動
軸、54はモータ51を取り付けるための蓋状のモータ
取付台である。モータ取付台54には、外部の空気をポ
ンプ装置内に導入するための吸入口54aが適宜箇所に
設けられている。
【0004】55は略棒状の作動ロッド、56は一面が
開口した長方箱状のケースである。作動ロッド55の中
心には駆動軸53と結合するための長孔状の結合孔55
aが設けられ、両端にはダイアフラム体57を取り付け
るための取付孔55bが設けられている。ケース56の
開口面はモータ取付台54と嵌合され、箱底面にはダイ
アフラム体57及び基台58をケース56内に挿入、保
持するための挿入孔56aが2個設けられ、ケース56
内に導入された空気を吸入弁57eに導くための通気口
56bが設けられている。
開口した長方箱状のケースである。作動ロッド55の中
心には駆動軸53と結合するための長孔状の結合孔55
aが設けられ、両端にはダイアフラム体57を取り付け
るための取付孔55bが設けられている。ケース56の
開口面はモータ取付台54と嵌合され、箱底面にはダイ
アフラム体57及び基台58をケース56内に挿入、保
持するための挿入孔56aが2個設けられ、ケース56
内に導入された空気を吸入弁57eに導くための通気口
56bが設けられている。
【0005】ダイアフラム体57は、ゴム等の弾性体
で、略長方形をなしている。ダイアフラム57上には斜
面を有して略方形斜柱状に形成されたダイアフラム部5
7aがダイアフラム体57平面に対して3次元的に延伸
して、立体的且つ一体に出力軸52の外円周上に180
度相対して、斜面が出力軸心側に位置するように2袋形
成されており、ダイアフラム部57aの頂部には全周に
わたって蛇腹の役目をする半円部57bが設けられてい
る。さらに、ダイアフラム部57aの中心部にはダイア
フラム部57a内の容積を可変してポンプ作用を行うた
めの駆動部57cが剛性を高めるため厚肉にダイアフラ
ム部57aの底部から頭部にわたって立面高さと等しく
形成されている。また、駆動部57cの先端には細い頸
部を介して形成された頭部57dが設けられ、作動ロッ
ド55の取付孔55bを貫通してロッド表面に突出して
取り付けられ、これにより駆動部57cは作動ロッド5
5に係合保持されている。57eはダイアフラム体57
上に一体的に形成された舌状の吸入弁であり、ダイアフ
ラム体57の中心軸方向に180度相対して設けられて
いる。
で、略長方形をなしている。ダイアフラム57上には斜
面を有して略方形斜柱状に形成されたダイアフラム部5
7aがダイアフラム体57平面に対して3次元的に延伸
して、立体的且つ一体に出力軸52の外円周上に180
度相対して、斜面が出力軸心側に位置するように2袋形
成されており、ダイアフラム部57aの頂部には全周に
わたって蛇腹の役目をする半円部57bが設けられてい
る。さらに、ダイアフラム部57aの中心部にはダイア
フラム部57a内の容積を可変してポンプ作用を行うた
めの駆動部57cが剛性を高めるため厚肉にダイアフラ
ム部57aの底部から頭部にわたって立面高さと等しく
形成されている。また、駆動部57cの先端には細い頸
部を介して形成された頭部57dが設けられ、作動ロッ
ド55の取付孔55bを貫通してロッド表面に突出して
取り付けられ、これにより駆動部57cは作動ロッド5
5に係合保持されている。57eはダイアフラム体57
上に一体的に形成された舌状の吸入弁であり、ダイアフ
ラム体57の中心軸方向に180度相対して設けられて
いる。
【0006】58は長方板状の基台であり、ダイアフラ
ム部57aの内部空間と基台58とで囲まれた容積で空
気室59が形成されている。空気室59は駆動部57c
を基準としてモータ径方向外側の空気室59aのとモー
タ径方向内側の空気室59bとからなる。基台58がダ
イアフラム体57を圧接する側には、ダイアフラム部5
7aの立体面とほぼ相似形状の略方形状の立壁510が
設けられている。立壁510内には、ゴム等の弾性体で
構成された傘型の排気弁511を取り付けるための取付
孔58aが設けられており、取付孔58aの周辺には複
数個の排気孔58bが設けられ、吸入弁57eを通過し
た空気を空気室59に導くための溝状の吸入路58cが
設けられている。
ム部57aの内部空間と基台58とで囲まれた容積で空
気室59が形成されている。空気室59は駆動部57c
を基準としてモータ径方向外側の空気室59aのとモー
タ径方向内側の空気室59bとからなる。基台58がダ
イアフラム体57を圧接する側には、ダイアフラム部5
7aの立体面とほぼ相似形状の略方形状の立壁510が
設けられている。立壁510内には、ゴム等の弾性体で
構成された傘型の排気弁511を取り付けるための取付
孔58aが設けられており、取付孔58aの周辺には複
数個の排気孔58bが設けられ、吸入弁57eを通過し
た空気を空気室59に導くための溝状の吸入路58cが
設けられている。
【0007】512は中央に排気口512aを有する蓋
体であり、モータ取付台54、ケース56、ダイアフラ
ム体57及び基台58と一体的にねじ513によって固
着されている。
体であり、モータ取付台54、ケース56、ダイアフラ
ム体57及び基台58と一体的にねじ513によって固
着されている。
【0008】ダイアフラム部57aの内周立面は、4辺
うち、3辺が基台58の立壁510b及び510cと密
着するように構成されているため、駆動部57cが運動
したときにダイアフラム部57aは内側への移動及び変
形が阻止されている。ダイアフラム部57aの外周立面
のうちの上記と同じ3辺もケース56の挿入穴56aの
内周面と密着するように構成されているので、駆動部5
7cが運動したときにこのダイアフラム面が外側に変位
して拡張されることが規制されている。このためダイア
フラム部57aの立面のうち、斜面を有する駆動部57
c面のみ唯一振動可能であって、他の面はケース56と
基台58とに挟まれて振動せずに固定されている。
うち、3辺が基台58の立壁510b及び510cと密
着するように構成されているため、駆動部57cが運動
したときにダイアフラム部57aは内側への移動及び変
形が阻止されている。ダイアフラム部57aの外周立面
のうちの上記と同じ3辺もケース56の挿入穴56aの
内周面と密着するように構成されているので、駆動部5
7cが運動したときにこのダイアフラム面が外側に変位
して拡張されることが規制されている。このためダイア
フラム部57aの立面のうち、斜面を有する駆動部57
c面のみ唯一振動可能であって、他の面はケース56と
基台58とに挟まれて振動せずに固定されている。
【0009】本従来例に係るポンプにおいては、作動ロ
ッド55の長孔状の結合孔55aにより、モータ51の
出力軸52の回転に伴う駆動軸53の回転運動は、対向
する2つのダイアフラム部57aを結ぶ直線方向に沿う
往復運動に変換され、対向して配置された空気室59を
交互に圧縮・膨張してポンプ作用が行われる。
ッド55の長孔状の結合孔55aにより、モータ51の
出力軸52の回転に伴う駆動軸53の回転運動は、対向
する2つのダイアフラム部57aを結ぶ直線方向に沿う
往復運動に変換され、対向して配置された空気室59を
交互に圧縮・膨張してポンプ作用が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
従来例に係るポンプでは、作動ロッド55の長孔状の結
合孔55aが対向する駆動部57cを結ぶ線と直交する
方向に形成されているので、対向する駆動部57c間と
直交する方向には駆動軸53の回転運動を伝達させるこ
とがなく、駆動軸53にはトルク負荷はかからないが、
ダイアフラム部57aの圧縮・膨張方向に向かう瞬間か
ら急激にトルク負荷がかかりモータの回転時のトルク変
動が大きく、これが長孔状の結合孔に接触する際の衝撃
音として現れていた。
従来例に係るポンプでは、作動ロッド55の長孔状の結
合孔55aが対向する駆動部57cを結ぶ線と直交する
方向に形成されているので、対向する駆動部57c間と
直交する方向には駆動軸53の回転運動を伝達させるこ
とがなく、駆動軸53にはトルク負荷はかからないが、
ダイアフラム部57aの圧縮・膨張方向に向かう瞬間か
ら急激にトルク負荷がかかりモータの回転時のトルク変
動が大きく、これが長孔状の結合孔に接触する際の衝撃
音として現れていた。
【0011】また、モータ51の出力軸52の回転運動
が長孔状の結合孔に直交する方向の往復運動にのみ変換
されるので、1個の作動ロッドに対しては、1個若しく
は対向する2個の空気室しか形成できないため、所定の
排気量を確保するためには各空気室の容量を大きくせざ
るを得ず、結果的にポンプリプルが大きくなっていた。
これに対して、ポンプリプルを小さくするために2個以
上の空気室を設けようとすると作動ロッドの数を増やさ
なければならず、装置の大型化並びに部品点数の増加を
招くことになる。
が長孔状の結合孔に直交する方向の往復運動にのみ変換
されるので、1個の作動ロッドに対しては、1個若しく
は対向する2個の空気室しか形成できないため、所定の
排気量を確保するためには各空気室の容量を大きくせざ
るを得ず、結果的にポンプリプルが大きくなっていた。
これに対して、ポンプリプルを小さくするために2個以
上の空気室を設けようとすると作動ロッドの数を増やさ
なければならず、装置の大型化並びに部品点数の増加を
招くことになる。
【0012】さらに、モータ51の出力軸52の回転運
動のうち対向する駆動部57cを結ぶ線と直交する方向
の運動が、ポンプ作用に利用されておらずエネルギー変
換効率に劣るという問題があった。
動のうち対向する駆動部57cを結ぶ線と直交する方向
の運動が、ポンプ作用に利用されておらずエネルギー変
換効率に劣るという問題があった。
【0013】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、ポンプ駆動時のトルク変動が小さく、効率的なポ
ンプ作用が可能であるとともに、排気時のポンプリプル
が小さく、部品点数を削減して装置の小型化を図り得る
ポンプを提供することにある。
するためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、ポンプ駆動時のトルク変動が小さく、効率的なポ
ンプ作用が可能であるとともに、排気時のポンプリプル
が小さく、部品点数を削減して装置の小型化を図り得る
ポンプを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、壁に囲繞された内部に流体を収容す
る容積可変の中空体を有し、前記中空体の互いに対向す
る2つの壁の間隔を変化させることによって、該中空体
の容積を変化させて該中空体内への前記流体の吸い込み
及び該中空体内からの前記流体の吐き出しを行うポンプ
において、駆動軸に対する偏心回転運動を介して前記中
空体の容積を変化させる運動伝達手段を有し、前記2つ
の壁のうちいずれか一方の壁は、前記駆動軸に対する運
動を規制された固定壁であり、他方の壁は、前記運動伝
達手段に作動連結された作動壁であり、前記駆動軸の回
転運動によって、該作動壁の前記固定壁に対する姿勢を
変化させながら、前記作動壁と前記固定壁との間隔を変
化させることを特徴とする。
に、第1の発明は、壁に囲繞された内部に流体を収容す
る容積可変の中空体を有し、前記中空体の互いに対向す
る2つの壁の間隔を変化させることによって、該中空体
の容積を変化させて該中空体内への前記流体の吸い込み
及び該中空体内からの前記流体の吐き出しを行うポンプ
において、駆動軸に対する偏心回転運動を介して前記中
空体の容積を変化させる運動伝達手段を有し、前記2つ
の壁のうちいずれか一方の壁は、前記駆動軸に対する運
動を規制された固定壁であり、他方の壁は、前記運動伝
達手段に作動連結された作動壁であり、前記駆動軸の回
転運動によって、該作動壁の前記固定壁に対する姿勢を
変化させながら、前記作動壁と前記固定壁との間隔を変
化させることを特徴とする。
【0015】このようにすれば、固定壁に対する作動壁
の姿勢を一定に保持する必要がないので、運動伝達手段
と中空体との多様な連結機構が可能となる。すなわち、
中空体の配置の自由度が大きく、ポンプの小型化を図る
ことができる。
の姿勢を一定に保持する必要がないので、運動伝達手段
と中空体との多様な連結機構が可能となる。すなわち、
中空体の配置の自由度が大きく、ポンプの小型化を図る
ことができる。
【0016】ここで、作動壁と固定壁との間隔の変化に
は、対向する2つの壁のすべての部分について間隔が変
化する場合だけでなく、一部の間隔のみが変化し、他の
部分の間隔は変化しないような場合、例えば作動壁が所
定の軸のまわりを回動する場合も含まれる。
は、対向する2つの壁のすべての部分について間隔が変
化する場合だけでなく、一部の間隔のみが変化し、他の
部分の間隔は変化しないような場合、例えば作動壁が所
定の軸のまわりを回動する場合も含まれる。
【0017】固定壁の駆動軸に対する運動は静止に限ら
れず、駆動軸の回転に伴う作動壁の運動により、作動壁
と固定壁との間隔が変化するように規制されていればよ
い。
れず、駆動軸の回転に伴う作動壁の運動により、作動壁
と固定壁との間隔が変化するように規制されていればよ
い。
【0018】固定壁に対する作動壁の姿勢は、流体の吸
入・吐出の過程において変化すればよく、流体の吸入・
吐出の過程を通じて継続的に変化する場合に限られな
い。
入・吐出の過程において変化すればよく、流体の吸入・
吐出の過程を通じて継続的に変化する場合に限られな
い。
【0019】運動伝達手段としては、駆動軸としてのク
ランク軸に対して偏心して設けられたクランクピンを有
するクランクとこのクランクピンに回動自在に軸支され
た連接棒とからなるクランク機構,駆動軸に対して偏心
した偏心輪とこの偏心輪に対して摺動する偏心杆との組
み合わせ等があり、駆動軸に対する偏心回転運動を作動
壁に伝達して中空体の容積を変化させ得るものであれば
これらに限られない。
ランク軸に対して偏心して設けられたクランクピンを有
するクランクとこのクランクピンに回動自在に軸支され
た連接棒とからなるクランク機構,駆動軸に対して偏心
した偏心輪とこの偏心輪に対して摺動する偏心杆との組
み合わせ等があり、駆動軸に対する偏心回転運動を作動
壁に伝達して中空体の容積を変化させ得るものであれば
これらに限られない。
【0020】中空体の固定壁と作動壁とを連結する側壁
の少なくとも一部を可撓性部材で形成しておくと、この
部材の変形により固定壁に対する作動壁の姿勢を変化さ
せながら中空体内部の容積を変化させることができる。
の少なくとも一部を可撓性部材で形成しておくと、この
部材の変形により固定壁に対する作動壁の姿勢を変化さ
せながら中空体内部の容積を変化させることができる。
【0021】この場合の作動機構について、クランク機
構を例として以下に説明するが、他の運動伝達手段の場
合も同様である。
構を例として以下に説明するが、他の運動伝達手段の場
合も同様である。
【0022】ここで、側壁の変形を規制せずに作動壁の
運動に連動するようにすれば、駆動軸の回転により、連
接棒の作動壁との連結部は、駆動軸に垂直な面内で円軌
道類似の周回運動を行う。例えば、作動壁が所定の軸を
中心に揺動するように拘束されるとともに、連接棒に対
しても揺動するよう連結されている場合は、連接棒の作
動壁との連結部は円弧上を往復するが、一般的には上述
のような周回運動を行う。
運動に連動するようにすれば、駆動軸の回転により、連
接棒の作動壁との連結部は、駆動軸に垂直な面内で円軌
道類似の周回運動を行う。例えば、作動壁が所定の軸を
中心に揺動するように拘束されるとともに、連接棒に対
しても揺動するよう連結されている場合は、連接棒の作
動壁との連結部は円弧上を往復するが、一般的には上述
のような周回運動を行う。
【0023】これに対して作動壁の運動は作動連結され
た連接棒との連結構造に依存する。
た連接棒との連結構造に依存する。
【0024】作動壁が連接棒の連結部に対する運動の自
由度が0となるように連結されている場合、すなわち、
連接棒に対して固定され、連結部とともに上述の円軌道
類似の周回運動をする場合には、クランク軸に対する運
動を規制された固定壁に対して作動壁の姿勢が変化しな
がら間隔も変化するので、クランク軸の回転を中空体の
容積変化に変換することができる。
由度が0となるように連結されている場合、すなわち、
連接棒に対して固定され、連結部とともに上述の円軌道
類似の周回運動をする場合には、クランク軸に対する運
動を規制された固定壁に対して作動壁の姿勢が変化しな
がら間隔も変化するので、クランク軸の回転を中空体の
容積変化に変換することができる。
【0025】作動壁が連接棒の連結部に対する運動の自
由度が1となるように連結されている場合、例えば、連
結部に設けられた軸に回動する場合にも、クランク軸に
対する運動を規制された固定壁に対して作動壁の姿勢が
変化しながら間隔も変化するので、クランク軸の回転を
中空体の容積変化に変換することができる。
由度が1となるように連結されている場合、例えば、連
結部に設けられた軸に回動する場合にも、クランク軸に
対する運動を規制された固定壁に対して作動壁の姿勢が
変化しながら間隔も変化するので、クランク軸の回転を
中空体の容積変化に変換することができる。
【0026】作動壁が連接棒の連結部に対する運動の自
由度が2となるように連結されている場合、例えば、連
結部に設けられた凸部又は凹部に枢支されている場合に
も、クランク軸に対する運動を規制された固定壁に対し
て作動壁の姿勢が変化しながら間隔も変化するので、ク
ランク軸の回転を中空体の容積変化に変換することがで
きる。
由度が2となるように連結されている場合、例えば、連
結部に設けられた凸部又は凹部に枢支されている場合に
も、クランク軸に対する運動を規制された固定壁に対し
て作動壁の姿勢が変化しながら間隔も変化するので、ク
ランク軸の回転を中空体の容積変化に変換することがで
きる。
【0027】このように、作動壁の連接棒に対する連結
構造にかかわらず、連接棒の作動壁との連結部の円軌道
類似の周回運動は、中空体の容積変化に変換される。連
接棒の連結部と作動壁との間に他の作動部材が介在する
場合も同様である。
構造にかかわらず、連接棒の作動壁との連結部の円軌道
類似の周回運動は、中空体の容積変化に変換される。連
接棒の連結部と作動壁との間に他の作動部材が介在する
場合も同様である。
【0028】従って、クランク軸の回転によるクランク
ピンの円運動のうちの所定の径方向の運動のみを中空体
の容積変化に変換するのではなく、円運動全体を中空体
の容積変化に変換することができるので、トルク変動も
小さく、エネルギー変換効率も向上する。また、クラン
クピンの円運動のうち所定の径方向の運動に変換するた
めの長孔を有する作動ロッドも不要なので、作動時の衝
撃音の発生もない。
ピンの円運動のうちの所定の径方向の運動のみを中空体
の容積変化に変換するのではなく、円運動全体を中空体
の容積変化に変換することができるので、トルク変動も
小さく、エネルギー変換効率も向上する。また、クラン
クピンの円運動のうち所定の径方向の運動に変換するた
めの長孔を有する作動ロッドも不要なので、作動時の衝
撃音の発生もない。
【0029】また、作動壁の連接棒の連結部に対する運
動の自由度が1又は2となる連結構造を有する場合に
は、中空体の変形に追随する作動壁の姿勢変化が許容さ
れるので、作動時の駆動トルクを低減でき、エネルギー
変換効率も向上する。
動の自由度が1又は2となる連結構造を有する場合に
は、中空体の変形に追随する作動壁の姿勢変化が許容さ
れるので、作動時の駆動トルクを低減でき、エネルギー
変換効率も向上する。
【0030】側壁の少なくとも一部をゴム状弾性体のよ
うな弾性変形可能な部材で形成してもよい。この場合に
は、側壁は撓むだけでなく、圧力によって若干膨張する
が、弾性係数を適宜設定すれば、作動壁と固定壁との間
隔変化による容積変化が側壁の膨張による容積変化に吸
収されないようにすることができる。
うな弾性変形可能な部材で形成してもよい。この場合に
は、側壁は撓むだけでなく、圧力によって若干膨張する
が、弾性係数を適宜設定すれば、作動壁と固定壁との間
隔変化による容積変化が側壁の膨張による容積変化に吸
収されないようにすることができる。
【0031】固定壁及び作動壁の両方又はいずれか一方
を、側壁と同様に可撓性部材又は弾性変形可能な部材で
形成し、中空体を袋状に形成してもよい。このようにす
れば部品点数を削減でき、組立性を向上させることがで
きる。
を、側壁と同様に可撓性部材又は弾性変形可能な部材で
形成し、中空体を袋状に形成してもよい。このようにす
れば部品点数を削減でき、組立性を向上させることがで
きる。
【0032】第2の発明は、第1の発明において、前記
運動伝達手段の前記作動壁との連結部に前記駆動軸に平
行な軸体を突設し、前記作動壁に係合する作動部材を該
軸体に回動自在に設け、該作動部材が、前記作動壁を前
記固定壁側へ押圧するための押圧部を有することを特徴
とする。
運動伝達手段の前記作動壁との連結部に前記駆動軸に平
行な軸体を突設し、前記作動壁に係合する作動部材を該
軸体に回動自在に設け、該作動部材が、前記作動壁を前
記固定壁側へ押圧するための押圧部を有することを特徴
とする。
【0033】このようにすれば、作動部材の回動によ
り、中空体の作動壁の姿勢変化を許容するとともに、中
空体内部の流体の偏位による作動壁の姿勢変化に追随し
た駆動が可能となり、作動壁の姿勢変化に抗して作動さ
せるための力が不要となり駆動トルクを低減でき、エネ
ルギー効率を向上させることができる。
り、中空体の作動壁の姿勢変化を許容するとともに、中
空体内部の流体の偏位による作動壁の姿勢変化に追随し
た駆動が可能となり、作動壁の姿勢変化に抗して作動さ
せるための力が不要となり駆動トルクを低減でき、エネ
ルギー効率を向上させることができる。
【0034】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記作動壁及び前記固定壁の互いに対向する面が互
いに対応する形状を有することを特徴とする。
て、前記作動壁及び前記固定壁の互いに対向する面が互
いに対応する形状を有することを特徴とする。
【0035】ここで対応する形状とは、作動壁と固定壁
との間隔がなくなった場合に密着し得るような形状を指
す。但し、作動壁と固定壁の全面が互いに対応する形状
を有する場合に限られず、作動壁と固定壁の密着し得る
部分のみが対応する形状を有するようにしてもよい。
との間隔がなくなった場合に密着し得るような形状を指
す。但し、作動壁と固定壁の全面が互いに対応する形状
を有する場合に限られず、作動壁と固定壁の密着し得る
部分のみが対応する形状を有するようにしてもよい。
【0036】このようにすれば、吐出過程において、作
動壁と固定壁との間隔がなくなる状態にまで作動させて
も、作動壁と固定壁との間に流体が残存することがな
く、高圧縮比が得られ、体積効率が向上する。
動壁と固定壁との間隔がなくなる状態にまで作動させて
も、作動壁と固定壁との間に流体が残存することがな
く、高圧縮比が得られ、体積効率が向上する。
【0037】第4の発明は、第1乃至第3の発明におい
て、前記中空体を前記駆動軸を中心とする円周上に複数
個設けたことを特徴とする。
て、前記中空体を前記駆動軸を中心とする円周上に複数
個設けたことを特徴とする。
【0038】このようにすれば、一定量の流体の吸入・
吐出を複数の小容積の中空体で分割して行うことによ
り、各中空体を作動させるためのトルクも小さくするこ
とができるので、作動時のトルク変動を小さくすること
ができる。
吐出を複数の小容積の中空体で分割して行うことによ
り、各中空体を作動させるためのトルクも小さくするこ
とができるので、作動時のトルク変動を小さくすること
ができる。
【0039】ここで、すべての中空体を同一円周上に設
ける場合だけでなく、複数の円周上に中空体を設けるよ
うにしてもよい。
ける場合だけでなく、複数の円周上に中空体を設けるよ
うにしてもよい。
【0040】また、同一吐出量の複数の中空体を周方向
に等配すれば作動に要する力の駆動軸に対する対称性が
高くなるので、トルク変動が小さく、ポンプリプルも小
さくなる。
に等配すれば作動に要する力の駆動軸に対する対称性が
高くなるので、トルク変動が小さく、ポンプリプルも小
さくなる。
【0041】但し、各中空体の吐出量を異ならしめても
よいし、周方向に等配しなくてもよいことは当然であ
る。
よいし、周方向に等配しなくてもよいことは当然であ
る。
【0042】第5の発明は、第4の発明において、前記
複数の中空体が互いに異なる位相で前記流体の吸入・吐
出を行うことを特徴とする。
複数の中空体が互いに異なる位相で前記流体の吸入・吐
出を行うことを特徴とする。
【0043】このようにすれば、各中空体の吐出量が細
分化されるとともに時間的にずれて順次作動するので、
ポンプリプルが小さくなる。
分化されるとともに時間的にずれて順次作動するので、
ポンプリプルが小さくなる。
【0044】第6の発明は、第5の発明において、前記
複数の中空体が、それぞれ周方向に隣接する中空体と一
定の位相差を保持して前記流体の吸入・吐出を行うこと
を特徴とする。
複数の中空体が、それぞれ周方向に隣接する中空体と一
定の位相差を保持して前記流体の吸入・吐出を行うこと
を特徴とする。
【0045】このようにすれば、位相差の変動によるポ
ンプリプルの増大を防止し、ポンプリプルの低減を図る
ことができる。
ンプリプルの増大を防止し、ポンプリプルの低減を図る
ことができる。
【0046】第7の発明は、第4乃至第6の発明におい
て、前記作動壁を前記円周の外径側に配置し、前記固定
壁を前記円周の内径側に配置したことを特徴とする。
て、前記作動壁を前記円周の外径側に配置し、前記固定
壁を前記円周の内径側に配置したことを特徴とする。
【0047】このようにすれば、作動壁を作動させる場
合に支点から力点までの距離が大きくなるので、駆動ト
ルクが小さくて済み、トルク変動も小さい。
合に支点から力点までの距離が大きくなるので、駆動ト
ルクが小さくて済み、トルク変動も小さい。
【0048】第8の発明は、第4乃至第6の発明におい
て、前記作動壁を前記円周の内径側に配置し、前記固定
壁を前記円周の外径側に配置したことを特徴とする。
て、前記作動壁を前記円周の内径側に配置し、前記固定
壁を前記円周の外径側に配置したことを特徴とする。
【0049】中空体に対して、駆動軸側に運動伝達手段
等を配置することができるので、ポンプを小型化するこ
とができる。
等を配置することができるので、ポンプを小型化するこ
とができる。
【0050】第9の発明は、第4乃至第8の発明におい
て、前記複数の中空体が一体の膜部材に成形されている
ことを特徴とする。
て、前記複数の中空体が一体の膜部材に成形されている
ことを特徴とする。
【0051】このようにすれば、部品点数を削減でき、
組立性が向上する。
組立性が向上する。
【0052】かかる膜部材として可撓性部材又は弾性変
形可能な部材からなるダイアフラムを用いることができ
る。また、このような部材としてはゴム状弾性体等があ
る。
形可能な部材からなるダイアフラムを用いることができ
る。また、このような部材としてはゴム状弾性体等があ
る。
【0053】第10の発明は、第9の発明において、前
記膜部材には、各中空体への流体の吸入時においてのみ
開弁する吸入弁と、各中空体からの流体の吐出時におい
てのみ開弁する吐出弁が設けられていることを特徴とす
る。
記膜部材には、各中空体への流体の吸入時においてのみ
開弁する吸入弁と、各中空体からの流体の吐出時におい
てのみ開弁する吐出弁が設けられていることを特徴とす
る。
【0054】このようにすれば、部品点数を削減でき、
組立性が向上する。また、吸入弁及び吐出弁を膜部材に
一体に設けることによって、ポンプの小型化を図ること
もできる。
組立性が向上する。また、吸入弁及び吐出弁を膜部材に
一体に設けることによって、ポンプの小型化を図ること
もできる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0056】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係るポンプのモータを含めた全体構造の概
略を示すモータの出力軸を通る面で切った断面図であ
る。
の実施形態に係るポンプのモータを含めた全体構造の概
略を示すモータの出力軸を通る面で切った断面図であ
る。
【0057】図2は、第1の実施形態に係るポンプ本体
の概略構造を示す分解斜視図である。
の概略構造を示す分解斜視図である。
【0058】ポンプ1本体は、モータ2の出力軸側に設
けられており、ポンプ1本体のモータ2と反対側には吐
出口3が設けられている。
けられており、ポンプ1本体のモータ2と反対側には吐
出口3が設けられている。
【0059】5は駆動軸としてのモータ2の出力軸、4
は出力軸5に取り付けられたクランク、6は出力軸に偏
心して設けられたクランクピンである。
は出力軸5に取り付けられたクランク、6は出力軸に偏
心して設けられたクランクピンである。
【0060】図3にしめすように、モータ2の出力軸側
端面には、モータ2にポンプ1本体を取り付けるための
モータベース7がねじ(図示せず)により固定される。
モータベース7は、有底円筒形状をなす。モータベース
7の底面8の中央部には円形の孔9が開設され、出力軸
5の軸受け10に嵌合している。底面8には、モータベ
ース7をねじ止めするためのねじ孔8aが出力軸4に対
称に設けられている。また、モータベース7の外径側に
は、ねじ穴11が4つ周方向に等配されており、ねじ穴
11の縁部11aは吐出口3側に突出している。
端面には、モータ2にポンプ1本体を取り付けるための
モータベース7がねじ(図示せず)により固定される。
モータベース7は、有底円筒形状をなす。モータベース
7の底面8の中央部には円形の孔9が開設され、出力軸
5の軸受け10に嵌合している。底面8には、モータベ
ース7をねじ止めするためのねじ孔8aが出力軸4に対
称に設けられている。また、モータベース7の外径側に
は、ねじ穴11が4つ周方向に等配されており、ねじ穴
11の縁部11aは吐出口3側に突出している。
【0061】12は、連接棒としての4つのアーム13
が略十字形状に一体に形成された作動アームであり、中
央部に開設された穴14にクランクピン6が挿入されて
おり、クランクピン6対して回動できるようになってい
る。各アーム13の連結部としての外径側端部には吐出
口側に出力軸に平行に延びる軸体としての作動ピン15
がそれぞれ設けられている。
が略十字形状に一体に形成された作動アームであり、中
央部に開設された穴14にクランクピン6が挿入されて
おり、クランクピン6対して回動できるようになってい
る。各アーム13の連結部としての外径側端部には吐出
口側に出力軸に平行に延びる軸体としての作動ピン15
がそれぞれ設けられている。
【0062】ここで、クランク4及び作動アーム12が
運動伝達手段を構成する。
運動伝達手段を構成する。
【0063】16は、膜部材としてのゴム状弾性体製の
ダイアフラムであり、図4に示すような形状をなす。図
4(a)はダイアフラム16の斜視図、図4(b)は同
側面図である。17は一端が開口したとしての空気袋で
あり、空気袋17の外径側には作動部材としてのピスト
ン18が一体に設けられている。ピストン18のモータ
2側端部には作動ピン15の挿入穴19が設けられてい
る。空気袋17の開口20側端部にはフランジ21が設
けられており、4つの空気袋は、フランジ部分で一体に
接合されている。このように、4つの空気袋を単一のダ
イアフラムに形成すれば、部品点数を削減して、ポンプ
1の小型化を図ることができる。
ダイアフラムであり、図4に示すような形状をなす。図
4(a)はダイアフラム16の斜視図、図4(b)は同
側面図である。17は一端が開口したとしての空気袋で
あり、空気袋17の外径側には作動部材としてのピスト
ン18が一体に設けられている。ピストン18のモータ
2側端部には作動ピン15の挿入穴19が設けられてい
る。空気袋17の開口20側端部にはフランジ21が設
けられており、4つの空気袋は、フランジ部分で一体に
接合されている。このように、4つの空気袋を単一のダ
イアフラムに形成すれば、部品点数を削減して、ポンプ
1の小型化を図ることができる。
【0064】図5(a)に吐出口3側からみたダイアフ
ラムの一部を示す。図5(b)は図5(a)のC−C断
面図であり、図5(c)は図5(b)のD−D断面図で
ある。
ラムの一部を示す。図5(b)は図5(a)のC−C断
面図であり、図5(c)は図5(b)のD−D断面図で
ある。
【0065】フランジ21の開口20の外径側には、略
半円柱状の突出部22が設けられている。突出部22の
外周側には薄肉の吸気弁223が略半円柱状の吸気弁支
持部224と所定の間隙を介して変形可能に設けられ、
吸気弁223の周方向端部は上記吸気弁支持部224の
側端部に、フランジ21側端部はフランジ21側面にそ
れぞれ接合されている。吸気弁223の内周面中央部に
は軸方向の補強用リブ223aが設けられている。吸気
弁支持部224の吐出口側端面225には径方向の溝2
25aが刻設されている。吸気弁支持部224の吐出口
側端面225は、吸気弁223の軸方向端面より若干突
出している。
半円柱状の突出部22が設けられている。突出部22の
外周側には薄肉の吸気弁223が略半円柱状の吸気弁支
持部224と所定の間隙を介して変形可能に設けられ、
吸気弁223の周方向端部は上記吸気弁支持部224の
側端部に、フランジ21側端部はフランジ21側面にそ
れぞれ接合されている。吸気弁223の内周面中央部に
は軸方向の補強用リブ223aが設けられている。吸気
弁支持部224の吐出口側端面225には径方向の溝2
25aが刻設されている。吸気弁支持部224の吐出口
側端面225は、吸気弁223の軸方向端面より若干突
出している。
【0066】フランジ21の開口20の内径側には、開
口縁に沿って軸方向に延びる舌状の変形可能な吐出弁2
3が立設されている。吐出弁23の内径側側面231に
は軸方向の補強用リブ23aが設けられている。
口縁に沿って軸方向に延びる舌状の変形可能な吐出弁2
3が立設されている。吐出弁23の内径側側面231に
は軸方向の補強用リブ23aが設けられている。
【0067】このように、ダイアフラム16に一体に吸
気弁223及び吐出弁23を設けたので、部品点数を削
減し、ポンプ1の小型化を図ることができる。
気弁223及び吐出弁23を設けたので、部品点数を削
減し、ポンプ1の小型化を図ることができる。
【0068】フランジ21の突出部22の外径側には、
空気を導通するための貫通孔24が軸方向に穿設されて
いる。
空気を導通するための貫通孔24が軸方向に穿設されて
いる。
【0069】フランジ21の吐出口3側端面211に
は、開口部20,突出部22及び貫通孔24を囲むシー
ル用ビード25が設けられている。
は、開口部20,突出部22及び貫通孔24を囲むシー
ル用ビード25が設けられている。
【0070】26は、略有底円筒形状のダイアフラムケ
ースである。
ースである。
【0071】図6(a)はダイアフラムケースをモータ
2側からみた図,図6(b)は図6(c)のE−E断面
図,図6(c)はダイアフラムケース26を吐出口3側
からみた図である。
2側からみた図,図6(b)は図6(c)のE−E断面
図,図6(c)はダイアフラムケース26を吐出口3側
からみた図である。
【0072】ダイアフラムケース26には周方向に4つ
の空気袋収納部27が等配され、吐出口3側端面261
には半円形の空気袋挿入孔28が各空気袋収納部ごとに
設けられている。ダイアフラムケース26内部には軸方
向の隔壁29が放射状に4つ設けられている。4つの隔
壁29は中心部において接合しており、この隔壁29に
よって各空気袋収納部27が隔てられている。隔壁29
の中心部30には、軸方向の中空部301が設けられ、
モータ2側端面で開口している。
の空気袋収納部27が等配され、吐出口3側端面261
には半円形の空気袋挿入孔28が各空気袋収納部ごとに
設けられている。ダイアフラムケース26内部には軸方
向の隔壁29が放射状に4つ設けられている。4つの隔
壁29は中心部において接合しており、この隔壁29に
よって各空気袋収納部27が隔てられている。隔壁29
の中心部30には、軸方向の中空部301が設けられ、
モータ2側端面で開口している。
【0073】ダイアフラムケース26のモータ2側端面
262には、作動ピン15をダイアフラムケース26を
介してダイアフラム16に係合させるために、窓31が
各空気袋収納部27ごとに設けられている。隔壁29の
外径側には、軸方向に貫通するねじ孔32が穿設されて
いる。ダイアフラムケース26の吐出口3側端面261
に開口するねじ孔32の周囲は、吐出口3側に突出した
段部321となっている。ダイアフラムケース26の吐
出口3側端面261の各空気袋挿入孔28の外径側に
は、空気袋収納部27とダイアフラムケース外部とを連
通させる吸気孔33が穿設されている。
262には、作動ピン15をダイアフラムケース26を
介してダイアフラム16に係合させるために、窓31が
各空気袋収納部27ごとに設けられている。隔壁29の
外径側には、軸方向に貫通するねじ孔32が穿設されて
いる。ダイアフラムケース26の吐出口3側端面261
に開口するねじ孔32の周囲は、吐出口3側に突出した
段部321となっている。ダイアフラムケース26の吐
出口3側端面261の各空気袋挿入孔28の外径側に
は、空気袋収納部27とダイアフラムケース外部とを連
通させる吸気孔33が穿設されている。
【0074】ダイアフラムケース26の吐出口3側に
は、バルブハウジング34が装着される。
は、バルブハウジング34が装着される。
【0075】図7(a)はバルブハウジング34をモー
タ2側からみた図で,図7(b)は図7(a)のF−F
断面図,図7(c)は図7(a)のG−G断面図,図7
(d)はバルブハウジング34を吐出口3側からみた図
である。
タ2側からみた図で,図7(b)は図7(a)のF−F
断面図,図7(c)は図7(a)のG−G断面図,図7
(d)はバルブハウジング34を吐出口3側からみた図
である。
【0076】バルブハウジング34は蓋状をなし、バル
ブハウジング34のモータ2側端面341には、ダイア
フラム16の突出部22に対応する断面略半円柱形状の
凹部35が周方向に4つ等配されている。凹部35の外
径側にはモータ2側端面341から凹部35の外径側側
面にかけて溝351が設けられている。また、凹部35
の内径側にはモータ2側に突出する舌片状のスペーサ3
6が、同様に4つ周方向に等配されている。
ブハウジング34のモータ2側端面341には、ダイア
フラム16の突出部22に対応する断面略半円柱形状の
凹部35が周方向に4つ等配されている。凹部35の外
径側にはモータ2側端面341から凹部35の外径側側
面にかけて溝351が設けられている。また、凹部35
の内径側にはモータ2側に突出する舌片状のスペーサ3
6が、同様に4つ周方向に等配されている。
【0077】スペーサ36は、吐出口3側に設けられた
径方向に厚肉の基部361と基部361のモータ2側に
設けられた径方向に薄肉の先端部362とからなる。ス
ペーサ36の基部361の外径側側面361aは凹部3
5の内径側側面351と同一面に形成されており、基部
361の外径側側面361aの中央部の溝37は凹部3
5の底面352から基部361のモータ2側端面にかけ
て設けられている。スペーサ36内径側は断面円弧形状
をなし、内径側側面363は凹部38の側面381と同
一面に形成されている。スペーサ36の内径側側面36
3の中央部に設けられた溝39は、スペーサ36のモー
タ2側端部から凹部38の側面381の吐出口3側端部
近傍にまで至る。一方、溝39はスペーサ36のモータ
2側端面に延設されており、溝39の端部は外径側側面
362aに達している。
径方向に厚肉の基部361と基部361のモータ2側に
設けられた径方向に薄肉の先端部362とからなる。ス
ペーサ36の基部361の外径側側面361aは凹部3
5の内径側側面351と同一面に形成されており、基部
361の外径側側面361aの中央部の溝37は凹部3
5の底面352から基部361のモータ2側端面にかけ
て設けられている。スペーサ36内径側は断面円弧形状
をなし、内径側側面363は凹部38の側面381と同
一面に形成されている。スペーサ36の内径側側面36
3の中央部に設けられた溝39は、スペーサ36のモー
タ2側端部から凹部38の側面381の吐出口3側端部
近傍にまで至る。一方、溝39はスペーサ36のモータ
2側端面に延設されており、溝39の端部は外径側側面
362aに達している。
【0078】バルブハウジング34のモータ2側端面3
41の4つのに囲まれた中心部には、断面略星形の凹部
38が形成されており、この凹部38の中央部には次第
に小径となるテーパー部40を経て吐出孔41が開口し
ている。隣接する凹部35間の外径部分にはねじ孔42
が4つ周方向に等配されており、ねじ孔42の縁部42
1はモータ2側に突出している。
41の4つのに囲まれた中心部には、断面略星形の凹部
38が形成されており、この凹部38の中央部には次第
に小径となるテーパー部40を経て吐出孔41が開口し
ている。隣接する凹部35間の外径部分にはねじ孔42
が4つ周方向に等配されており、ねじ孔42の縁部42
1はモータ2側に突出している。
【0079】バルブハウジング34の吐出口側には、中
央に吐出口3が突設されており、モータ2側に連通する
吐出孔41が開口している。外径側には、ねじ孔42が
周方向に4つ等配されている。ねじ孔42は吐出口側端
面342から窪んだ凹部422の底面に開口し、ポンプ
1本体をねじ止めする際のねじ頭がこの凹部422に収
容される。
央に吐出口3が突設されており、モータ2側に連通する
吐出孔41が開口している。外径側には、ねじ孔42が
周方向に4つ等配されている。ねじ孔42は吐出口側端
面342から窪んだ凹部422の底面に開口し、ポンプ
1本体をねじ止めする際のねじ頭がこの凹部422に収
容される。
【0080】ポンプ1本体及びモータ2本体を含めて組
み立てた状態について図1及び図2に基づいて説明す
る。
み立てた状態について図1及び図2に基づいて説明す
る。
【0081】ダイアフラムケース26の吐出口3側端面
261の空気袋挿入孔28から各空気袋17を圧入し
て、空気袋収納部27に収納する。ダイアフラム16の
フランジ21のモータ2側端面211は、ダイアフラム
ケース26の吐出口3側端面261に当接する。しか
し、ダイアフラムケース26の吐出口3側端面261の
段部321に対応する部分は、ダイアフラム16のフラ
ンジ21が切り欠かれているので、段部321は露出し
ている。
261の空気袋挿入孔28から各空気袋17を圧入し
て、空気袋収納部27に収納する。ダイアフラム16の
フランジ21のモータ2側端面211は、ダイアフラム
ケース26の吐出口3側端面261に当接する。しか
し、ダイアフラムケース26の吐出口3側端面261の
段部321に対応する部分は、ダイアフラム16のフラ
ンジ21が切り欠かれているので、段部321は露出し
ている。
【0082】バルブハウジング34をダイアフラム16
を介してダイアフラムケース26に装着する際には、ダ
イアフラムケース26の吐出口3側端面261とバルブ
ハウジング34のモータ2側端面341でダイアフラム
16のフランジ21を挟持する。この時、ダイアフラム
ケース26の吐出口3側端面261のねじ孔32にバル
ブハウジング34のねじ孔42の縁部421が嵌合する
とともに、ダイアフラムケース26の段部321の吐出
口3側端面がバルブハウジング34のモータ2側端面3
41に当接する。段部321の高さはダイアフラム16
のフランジ21の厚さより若干小さいので、ダイアフラ
ム16のフランジ21はバルブハウジング34とダイア
フラムケース26とで挟持して固定される。
を介してダイアフラムケース26に装着する際には、ダ
イアフラムケース26の吐出口3側端面261とバルブ
ハウジング34のモータ2側端面341でダイアフラム
16のフランジ21を挟持する。この時、ダイアフラム
ケース26の吐出口3側端面261のねじ孔32にバル
ブハウジング34のねじ孔42の縁部421が嵌合する
とともに、ダイアフラムケース26の段部321の吐出
口3側端面がバルブハウジング34のモータ2側端面3
41に当接する。段部321の高さはダイアフラム16
のフランジ21の厚さより若干小さいので、ダイアフラ
ム16のフランジ21はバルブハウジング34とダイア
フラムケース26とで挟持して固定される。
【0083】バルブハウジング34のスペーサ36は、
ダイアフラム16の各空気袋17の開口20から中空内
部に挿入され、スペーサ36の先端は空気袋17のモー
タ2側端部近傍にまで達する。スペーサ36の先端部3
62は、空気袋17のピストン18の内径側のほぼ対向
する位置にある。
ダイアフラム16の各空気袋17の開口20から中空内
部に挿入され、スペーサ36の先端は空気袋17のモー
タ2側端部近傍にまで達する。スペーサ36の先端部3
62は、空気袋17のピストン18の内径側のほぼ対向
する位置にある。
【0084】ダイアフラム16の突出部22はバルブハ
ウジング34の凹部35に嵌合しており、突出部22の
吐出口側端面225は凹部35の底面352に密接して
いる。また、吸気弁223の外径側側面2231は凹部
35の外径側側面353に離接可能に密接しており、溝
351,貫通孔24を介して連通する吸気孔33を開閉
する。突出部22の内径側端面2251は凹部35の内
径側側面351に密接しているが、凹部35の内径側側
面351及びスペーサ基部361の外径側側面361a
の中央部に設けられた溝37により突出部22の吐出口
側端面225の溝225aと空気袋17の中空内部17
2とが連通している。
ウジング34の凹部35に嵌合しており、突出部22の
吐出口側端面225は凹部35の底面352に密接して
いる。また、吸気弁223の外径側側面2231は凹部
35の外径側側面353に離接可能に密接しており、溝
351,貫通孔24を介して連通する吸気孔33を開閉
する。突出部22の内径側端面2251は凹部35の内
径側側面351に密接しているが、凹部35の内径側側
面351及びスペーサ基部361の外径側側面361a
の中央部に設けられた溝37により突出部22の吐出口
側端面225の溝225aと空気袋17の中空内部17
2とが連通している。
【0085】ダイアフラム16の吐出弁23は、バルブ
ハウジング34のモータ2側端面341中央の凹部38
に収納される。吐出弁23の外径側側面232は凹部3
8の側面381に離接可能に密接しており、吐出孔41
を開閉する。
ハウジング34のモータ2側端面341中央の凹部38
に収納される。吐出弁23の外径側側面232は凹部3
8の側面381に離接可能に密接しており、吐出孔41
を開閉する。
【0086】作動ピン15をピストン18の挿入穴19
に挿入し、作動アーム12とダイアフラム16とをダイ
アフラムケース26の窓31を介して係合させる。
に挿入し、作動アーム12とダイアフラム16とをダイ
アフラムケース26の窓31を介して係合させる。
【0087】作動アーム12をクランクピン6に装着
し、モータベース7のねじ穴11の縁部11aをダイア
フラムケース26のモータ2側端面262のねじ孔32
に嵌合させた後、バルブハウジング34,ダイアフラム
ケース26のねじ孔34,32に挿通した固定用ねじ
(図示せず)をねじ穴11にねじ込み、ポンプ1本体を
モータ2本体に固定する。
し、モータベース7のねじ穴11の縁部11aをダイア
フラムケース26のモータ2側端面262のねじ孔32
に嵌合させた後、バルブハウジング34,ダイアフラム
ケース26のねじ孔34,32に挿通した固定用ねじ
(図示せず)をねじ穴11にねじ込み、ポンプ1本体を
モータ2本体に固定する。
【0088】本実施形態に係るポンプ1の動作について
説明する。
説明する。
【0089】モータ2に通電して、出力軸5を回転させ
る。出力軸5の回転に伴いクランク4が回転し、クラン
クピン6は出力軸5を中心とする円周上を運動する。
る。出力軸5の回転に伴いクランク4が回転し、クラン
クピン6は出力軸5を中心とする円周上を運動する。
【0090】図8に示すように、クランクピン6が出力
軸5からδ1 だけ偏心していると、クランクピン6は半
径δ1 の円周上を運動する。これによって、アーム15
の外径側端部に設けられた作動ピン15は径方向に最大
2δ1 変位する。
軸5からδ1 だけ偏心していると、クランクピン6は半
径δ1 の円周上を運動する。これによって、アーム15
の外径側端部に設けられた作動ピン15は径方向に最大
2δ1 変位する。
【0091】作動ピン15に軸支されたピストン18
は、作動アーム12の運動に連動して上記変位を行う。
ピストン18は空気袋17に一体に設けられているの
で、ピストン18のこの変位が空気袋17の容積変化を
生じさせる。
は、作動アーム12の運動に連動して上記変位を行う。
ピストン18は空気袋17に一体に設けられているの
で、ピストン18のこの変位が空気袋17の容積変化を
生じさせる。
【0092】ここで、ダイアフラム16のフランジ21
はダイアフラムケース26とバルブハウジング34とで
挟持され固定されているので、作動アーム12の運動に
伴い、ダイアフラム16のうち主として空気袋17が作
動する。また、ピストン18は空気袋1と一体に設けら
れているので空気袋外径部174との接合部分が押圧部
を構成する。
はダイアフラムケース26とバルブハウジング34とで
挟持され固定されているので、作動アーム12の運動に
伴い、ダイアフラム16のうち主として空気袋17が作
動する。また、ピストン18は空気袋1と一体に設けら
れているので空気袋外径部174との接合部分が押圧部
を構成する。
【0093】上述したように、空気袋17は出力軸5の
軸線を中心として周方向に等配され、ピストン18は空
気袋17の外径部174に一体に設けられている。さら
に、各空気袋17の内径部173はスペーサ36とダイ
アフラムケース26の中心部30とによって挟持されて
いるので、内径部173の径方向の運動は規制されてい
る。
軸線を中心として周方向に等配され、ピストン18は空
気袋17の外径部174に一体に設けられている。さら
に、各空気袋17の内径部173はスペーサ36とダイ
アフラムケース26の中心部30とによって挟持されて
いるので、内径部173の径方向の運動は規制されてい
る。
【0094】従って、作動アーム12の運動に伴う作動
ピン15の出力軸5の軸線からの変位によって、互いに
対向する作動壁としての空気袋17の外径部174と、
固定壁としてのスペーサ先端部362との径方向の距離
が変化し、空気袋17とスペーサ36によって形成され
る中空体の内部の体積が変化する。
ピン15の出力軸5の軸線からの変位によって、互いに
対向する作動壁としての空気袋17の外径部174と、
固定壁としてのスペーサ先端部362との径方向の距離
が変化し、空気袋17とスペーサ36によって形成され
る中空体の内部の体積が変化する。
【0095】ピストン18が外径側に変位し、各空気袋
17内部172の体積が増大する過程(吸気過程)にお
いては、空気袋17内部172の圧力が外部の圧力より
低くなるので、吸気弁223が内径側に変形してバルブ
ハウジング34の凹部35の外径側側面353から離間
し、吸気孔33から空気が空気袋17内に流入する。こ
の時、空気は、吸気孔33→貫通孔24→溝351→吸
気弁223→溝225a→溝37→空気袋17の順に流
れる。この過程では、吐出弁23の外径側側面232は
空気袋17内外の圧力差により凹部38の側面381に
密接しており、吐出孔41は閉じられている。
17内部172の体積が増大する過程(吸気過程)にお
いては、空気袋17内部172の圧力が外部の圧力より
低くなるので、吸気弁223が内径側に変形してバルブ
ハウジング34の凹部35の外径側側面353から離間
し、吸気孔33から空気が空気袋17内に流入する。こ
の時、空気は、吸気孔33→貫通孔24→溝351→吸
気弁223→溝225a→溝37→空気袋17の順に流
れる。この過程では、吐出弁23の外径側側面232は
空気袋17内外の圧力差により凹部38の側面381に
密接しており、吐出孔41は閉じられている。
【0096】逆に、ピストン18が内径側に変位し、各
空気袋17内部172の体積が減少する過程(排気過
程)においては、空気袋17内部の圧力が外部の圧力よ
り高くなるので、吐出弁23が内径側に変形してバルブ
ハウジング34の凹部38の側面381から離間し、空
気袋17内の空気が吐出孔41から吐出される。この
時、空気は、空気袋17→溝39→吐出弁23→吐出孔
41の順に流れる。この過程では、吸気弁223の外径
側側面2231は空気袋内外の圧力差により凹部35の
外径側側面353に密接しており、吸気孔33は閉じら
れている。
空気袋17内部172の体積が減少する過程(排気過
程)においては、空気袋17内部の圧力が外部の圧力よ
り高くなるので、吐出弁23が内径側に変形してバルブ
ハウジング34の凹部38の側面381から離間し、空
気袋17内の空気が吐出孔41から吐出される。この
時、空気は、空気袋17→溝39→吐出弁23→吐出孔
41の順に流れる。この過程では、吸気弁223の外径
側側面2231は空気袋内外の圧力差により凹部35の
外径側側面353に密接しており、吸気孔33は閉じら
れている。
【0097】図9は、本実施形態に係るポンプ1の作動
状態の遷移を示すA−A断面図である。
状態の遷移を示すA−A断面図である。
【0098】クランクピン6が吐出口3方向に向かって
出力軸5の軸線を中心として最も左側に位置する状態を
基準として、反時計回りにクランクピン6が0°,90
°,180°,270°回転した状態をそれぞれ図9
(a),(b),(c),(d)に示す。
出力軸5の軸線を中心として最も左側に位置する状態を
基準として、反時計回りにクランクピン6が0°,90
°,180°,270°回転した状態をそれぞれ図9
(a),(b),(c),(d)に示す。
【0099】上述したように本実施形態では、各空気袋
17ごとにピストン18,吸気弁223及び吐出弁23
が設けられているので、各空気袋ごとに吸・排気過程を
行う。しかし、出力軸5を中心に周方向に等配された各
空気袋17のピストン18は略十字形の作動アーム12
によって連結されているので、各空気袋17は、ほぼ一
定の位相差で吸気・排気動作を行う。
17ごとにピストン18,吸気弁223及び吐出弁23
が設けられているので、各空気袋ごとに吸・排気過程を
行う。しかし、出力軸5を中心に周方向に等配された各
空気袋17のピストン18は略十字形の作動アーム12
によって連結されているので、各空気袋17は、ほぼ一
定の位相差で吸気・排気動作を行う。
【0100】図9(a)の向かって左の空気袋を17
a,ピストンを18aとし、以下反時計回りにそれぞれ
b,c,dの符号を付して区別する。
a,ピストンを18aとし、以下反時計回りにそれぞれ
b,c,dの符号を付して区別する。
【0101】図9(a)においては作動アーム12は最
も左に変位した状態にある。従って、ピストン18aは
出力軸から最も遠ざかっており、吸気過程から排気過程
に移る状態にある。これに対して、ピストン18cは出
力軸5に最も近づいた状態にあり、空気袋17cは排気
過程から吸気過程に移る状態、すなわち空気袋18aか
ら180°位相が遅れた(進んだ)状態にある。また、
ピストン18bは出力軸5から遠ざかって行く状態にあ
り、空気袋18aから90°位相が遅れた状態である吸
気過程にある。さらに、ピストン18dは出力軸5に近
づいて行く状態にあり、空気袋18aから90°位相が
進んだ状態である排気過程にある。
も左に変位した状態にある。従って、ピストン18aは
出力軸から最も遠ざかっており、吸気過程から排気過程
に移る状態にある。これに対して、ピストン18cは出
力軸5に最も近づいた状態にあり、空気袋17cは排気
過程から吸気過程に移る状態、すなわち空気袋18aか
ら180°位相が遅れた(進んだ)状態にある。また、
ピストン18bは出力軸5から遠ざかって行く状態にあ
り、空気袋18aから90°位相が遅れた状態である吸
気過程にある。さらに、ピストン18dは出力軸5に近
づいて行く状態にあり、空気袋18aから90°位相が
進んだ状態である排気過程にある。
【0102】図9(b)では、出力軸5が90°回転
し、作動アーム12は最も下方に変位した状態にある。
従って、ピストン18aは出力軸5に近づいて行く状態
にあり、空気袋17aは排気過程にある。このとき、空
気袋17b,17c,17dはそれぞれ空気袋17aと
上述のような一定の位相差を保った状態にある。
し、作動アーム12は最も下方に変位した状態にある。
従って、ピストン18aは出力軸5に近づいて行く状態
にあり、空気袋17aは排気過程にある。このとき、空
気袋17b,17c,17dはそれぞれ空気袋17aと
上述のような一定の位相差を保った状態にある。
【0103】以下、図9(c)では、出力軸が180°
回転し、作動アーム12は最も右に変位した状態にあ
る。従って、ピストン18aは出力軸5に最も近づいた
状態にあり、空気袋17aは排気過程から吸気過程に移
る状態にある。また、図9(d)では、出力軸5が27
0°回転し、作動アーム12は最も上方に変位した状態
にあり、ピストン18aは出力軸5から遠ざかって行く
状態にあり、空気袋17aは吸気過程にある。ここで、
他の空気袋が空気袋17aと一定の位相差を保って作動
していることは上述の通りである。
回転し、作動アーム12は最も右に変位した状態にあ
る。従って、ピストン18aは出力軸5に最も近づいた
状態にあり、空気袋17aは排気過程から吸気過程に移
る状態にある。また、図9(d)では、出力軸5が27
0°回転し、作動アーム12は最も上方に変位した状態
にあり、ピストン18aは出力軸5から遠ざかって行く
状態にあり、空気袋17aは吸気過程にある。ここで、
他の空気袋が空気袋17aと一定の位相差を保って作動
していることは上述の通りである。
【0104】このように、出力軸5の1回転が、各空気
袋17の吸・排気の1サイクル、すなわち本実施形態に
係るポンプ1の1サイクルに対応している。
袋17の吸・排気の1サイクル、すなわち本実施形態に
係るポンプ1の1サイクルに対応している。
【0105】しかしながら、本実施形態では、ポンプ1
は互いに90°ずつ位相のずれた4つの空気袋17から
なるので、同じ単位時間当たりの排気量を有する気筒数
のより少ないポンプと比した場合にポンプリプルが小さ
い。
は互いに90°ずつ位相のずれた4つの空気袋17から
なるので、同じ単位時間当たりの排気量を有する気筒数
のより少ないポンプと比した場合にポンプリプルが小さ
い。
【0106】また、4つのアーム15は単一の作動アー
ム12に形成されているため、各アームによって作動す
る空気袋間の位相差はほぼ一定となり、各空気袋間の位
相差の変動による排気時のポンプリプルの増大が生じな
いので、ポンプ1の排気時のポンプリプルを小さくする
ことができる。
ム12に形成されているため、各アームによって作動す
る空気袋間の位相差はほぼ一定となり、各空気袋間の位
相差の変動による排気時のポンプリプルの増大が生じな
いので、ポンプ1の排気時のポンプリプルを小さくする
ことができる。
【0107】また、図9(a),(b),(c),
(d)に示すように、空気袋17が吸・排気を行う1サ
イクル中に、互いに対向する空気袋外径部174の内径
側側面1741と、スペーサ36の先端部外径側側面3
62aとのなす角度が変化している。この角度の変化に
ついて以下に説明する。
(d)に示すように、空気袋17が吸・排気を行う1サ
イクル中に、互いに対向する空気袋外径部174の内径
側側面1741と、スペーサ36の先端部外径側側面3
62aとのなす角度が変化している。この角度の変化に
ついて以下に説明する。
【0108】上述したように、作動アーム12は、その
中心においてクランクピン6に回動自在に支持されてい
る。一方、アーム13の外径側端部に設けられた作動ピ
ン15により、作動アーム12は外径側でピストン18
に係合しており、このピストン18は、弾性変形可能な
空気袋17に一体に設けられている。すなわち、作動ア
ーム12は外径側において、各作動ピン15がダイアフ
ラムケース26の各空気袋収納部27に弾性的に支持さ
れた状態にある。従って、クランクピン6の回転に伴
い、作動アーム12の中心が出力軸5の回りを回転する
と同時に、各アーム13が作動アーム12の中心に対し
て揺動する。
中心においてクランクピン6に回動自在に支持されてい
る。一方、アーム13の外径側端部に設けられた作動ピ
ン15により、作動アーム12は外径側でピストン18
に係合しており、このピストン18は、弾性変形可能な
空気袋17に一体に設けられている。すなわち、作動ア
ーム12は外径側において、各作動ピン15がダイアフ
ラムケース26の各空気袋収納部27に弾性的に支持さ
れた状態にある。従って、クランクピン6の回転に伴
い、作動アーム12の中心が出力軸5の回りを回転する
と同時に、各アーム13が作動アーム12の中心に対し
て揺動する。
【0109】このとき、空気袋17は、吐出口3側にお
いてフランジ21が固定され、内径側において内径部1
73が固定されているのみなので、ピストン18及び作
動ピン15は径方向及び周方向のいずれにも運動するこ
とができる。従って、作動ピン15及びピストン18
は、空気袋収納部27内で、円に類似する軌跡を描いて
周回運動を行う。
いてフランジ21が固定され、内径側において内径部1
73が固定されているのみなので、ピストン18及び作
動ピン15は径方向及び周方向のいずれにも運動するこ
とができる。従って、作動ピン15及びピストン18
は、空気袋収納部27内で、円に類似する軌跡を描いて
周回運動を行う。
【0110】ピストン18は作動ピン15に回動自在に
支持されているため、空気袋17が変形しようとする場
合に、空気袋17の外径部174と一体となって姿勢を
変化させることにより、空気袋17の変形を許容すると
ともにこの変形に追随することができる。例えば、図9
の空気袋17aの場合には、図9(a)から図9(b)
の状態に移行する過程で、作動ピン15は円弧類似の軌
跡を描いて下方に変位するとともに出力軸5に近づいて
いく。このとき、空気袋17a内の空気は次第に排出さ
れるが、作動ピン15の下方への移動とともに空気袋1
7aの空気は上方へ偏ってしまう。この空気袋17aの
変形に伴い、空気袋17aの外径部174a及びピスト
ン18aが上方へ傾斜する。同様に、他の過程において
も、空気袋17内の空気の移動に伴う空気袋17の変形
により、空気袋17aの外径部174a及びピストン1
8aの姿勢が変化する。
支持されているため、空気袋17が変形しようとする場
合に、空気袋17の外径部174と一体となって姿勢を
変化させることにより、空気袋17の変形を許容すると
ともにこの変形に追随することができる。例えば、図9
の空気袋17aの場合には、図9(a)から図9(b)
の状態に移行する過程で、作動ピン15は円弧類似の軌
跡を描いて下方に変位するとともに出力軸5に近づいて
いく。このとき、空気袋17a内の空気は次第に排出さ
れるが、作動ピン15の下方への移動とともに空気袋1
7aの空気は上方へ偏ってしまう。この空気袋17aの
変形に伴い、空気袋17aの外径部174a及びピスト
ン18aが上方へ傾斜する。同様に、他の過程において
も、空気袋17内の空気の移動に伴う空気袋17の変形
により、空気袋17aの外径部174a及びピストン1
8aの姿勢が変化する。
【0111】このようにして、互いに対向する空気袋外
径部174の内径側側面1741と、スペーサ36の先
端部外径側側面362aとのなす角度が変化する。
径部174の内径側側面1741と、スペーサ36の先
端部外径側側面362aとのなす角度が変化する。
【0112】上述したように、本実施形態では、作動ピ
ン15及びピストン18の円類似軌道の周回運動に対し
て、対向する空気袋外径部174の内径側側面1741
とスペーサ36の先端部外径側側面362aとが互いの
なす角度を変化させながら距離を変化させることによ
り、出力軸5を中心とする周方向に配置された空気袋1
7の容積を変化させて吸・排気を行う。
ン15及びピストン18の円類似軌道の周回運動に対し
て、対向する空気袋外径部174の内径側側面1741
とスペーサ36の先端部外径側側面362aとが互いの
なす角度を変化させながら距離を変化させることによ
り、出力軸5を中心とする周方向に配置された空気袋1
7の容積を変化させて吸・排気を行う。
【0113】換言すれば、対向する空気袋外径部174
の内径側側面1741とスペーサ36の先端部外径側側
面362aとが互いのなす角度を変化させながら距離を
変化させることにより、空気袋17の容積を変化させて
吸・排気を行うようにしたので、クランクピン6に回動
自在に支持された作動アーム12の運動を、出力軸5を
中心とする周方向に配置された空気袋17の容積変化に
よる吸・排気に変換することができるのである。
の内径側側面1741とスペーサ36の先端部外径側側
面362aとが互いのなす角度を変化させながら距離を
変化させることにより、空気袋17の容積を変化させて
吸・排気を行うようにしたので、クランクピン6に回動
自在に支持された作動アーム12の運動を、出力軸5を
中心とする周方向に配置された空気袋17の容積変化に
よる吸・排気に変換することができるのである。
【0114】このように、本実施形態に係るポンプ1で
は、クランクピン6の径方向の変位のみを利用して吸・
排気を行うのではなく、クランクピン6の円運動全体を
利用して吸・排気を行うため、エネルギー変換効率がよ
い。
は、クランクピン6の径方向の変位のみを利用して吸・
排気を行うのではなく、クランクピン6の円運動全体を
利用して吸・排気を行うため、エネルギー変換効率がよ
い。
【0115】また、空気袋外径部174の内径側側面1
741とスペーサ36の先端部外径側側面362aとが
ともに平坦面に形成されているため、図9(a)の空気
袋17cのように排気から吸気過程に移行する状態で2
つの面が密着し、2つの面間に排除されない空気が残存
することがなく、高圧縮比が得られ、体積効率が向上す
る。
741とスペーサ36の先端部外径側側面362aとが
ともに平坦面に形成されているため、図9(a)の空気
袋17cのように排気から吸気過程に移行する状態で2
つの面が密着し、2つの面間に排除されない空気が残存
することがなく、高圧縮比が得られ、体積効率が向上す
る。
【0116】また、出力軸5を中心として配置された空
気袋17は、クランクピンの円運動全体を利用して吸・
排気を行うものであるため、円周方向に配置される空気
袋17の数は適宜設定することができる。従って、容積
の小さい空気袋17を多数配置すれば、排気時のポンプ
リプルを小さくできるとともに、1つの空気袋を作動さ
せるために必要なトルクも小さくなるので駆動時のトル
ク変動も小さくすることができる。
気袋17は、クランクピンの円運動全体を利用して吸・
排気を行うものであるため、円周方向に配置される空気
袋17の数は適宜設定することができる。従って、容積
の小さい空気袋17を多数配置すれば、排気時のポンプ
リプルを小さくできるとともに、1つの空気袋を作動さ
せるために必要なトルクも小さくなるので駆動時のトル
ク変動も小さくすることができる。
【0117】また、本実施形態のように、ピストン18
の外径側に空気袋17を配置すれば、クランクピン6と
作動ピン15との距離も大きくなり空気袋17を作動さ
せる際に、空気袋17の一部を支点としてピストン18
を回動させながら作動させる場合のように、アーム13
とピストン18がてこを形成する場合には作動に要する
力が小さくて済むので駆動トルクが小さく、トルク変動
も小さい。
の外径側に空気袋17を配置すれば、クランクピン6と
作動ピン15との距離も大きくなり空気袋17を作動さ
せる際に、空気袋17の一部を支点としてピストン18
を回動させながら作動させる場合のように、アーム13
とピストン18がてこを形成する場合には作動に要する
力が小さくて済むので駆動トルクが小さく、トルク変動
も小さい。
【0118】(第2の実施形態)図10は、本発明の第
2の実施形態に係るポンプ100のモータを含めた全体
構造の概略を示すモータの出力軸を通る面で切った断面
図である。図11は、ポンプ100本体の分解斜視図で
ある。
2の実施形態に係るポンプ100のモータを含めた全体
構造の概略を示すモータの出力軸を通る面で切った断面
図である。図11は、ポンプ100本体の分解斜視図で
ある。
【0119】モータ,モータベース及びクランクピンに
ついては、第1の実施形態と同様の構成を有するため同
一の符号を付して説明を省略する。
ついては、第1の実施形態と同様の構成を有するため同
一の符号を付して説明を省略する。
【0120】ポンプ100本体は、モータ2の出力軸5
側に設けられており、ポンプ100本体のモータ2と反
対側には吐出口101が設けられている。
側に設けられており、ポンプ100本体のモータ2と反
対側には吐出口101が設けられている。
【0121】クランクピン6の先端には、円柱形のクラ
ッシャ102が着脱自在に装着されている。クラッシャ
102のモータ2側端面には、クランクピン6に回動自
在に係合する穴102aが開設されている。また、クラ
ッシャ102の吐出口101側端面1021には、クラ
ンクピン6に平行な軸体としての作動ピン103が、ク
ランクピン6を中心として周方向に4本植設されてい
る。ここで、クランク4及びクラッシャ102が運動伝
達手段を構成する。
ッシャ102が着脱自在に装着されている。クラッシャ
102のモータ2側端面には、クランクピン6に回動自
在に係合する穴102aが開設されている。また、クラ
ッシャ102の吐出口101側端面1021には、クラ
ンクピン6に平行な軸体としての作動ピン103が、ク
ランクピン6を中心として周方向に4本植設されてい
る。ここで、クランク4及びクラッシャ102が運動伝
達手段を構成する。
【0122】各作動ピン103の先端には、ピストン1
04が揺動自在に装着される。図12に示すように、ピ
ストン104は、押圧部である外径側が略円弧形状をな
す略三角柱形状をなす。図12(a)はピストン104
を吐出口101側からみた図,図12(b)外径側から
みた図,図12(c)は図12(a)のJ−J断面図,
図12(d)はモータ2側からみた図である。内径側の
支持部105には作動ピン103に係合するための穴1
05aが開設されており、外径側の連結部106には、
後述するダイアフラムに係合する係合溝107が設けら
れている。ピストン104のモータ2側の内径部分は、
クラッシャの吐出口101側縁部の形状に対応する形状
に切り欠かれている。
04が揺動自在に装着される。図12に示すように、ピ
ストン104は、押圧部である外径側が略円弧形状をな
す略三角柱形状をなす。図12(a)はピストン104
を吐出口101側からみた図,図12(b)外径側から
みた図,図12(c)は図12(a)のJ−J断面図,
図12(d)はモータ2側からみた図である。内径側の
支持部105には作動ピン103に係合するための穴1
05aが開設されており、外径側の連結部106には、
後述するダイアフラムに係合する係合溝107が設けら
れている。ピストン104のモータ2側の内径部分は、
クラッシャの吐出口101側縁部の形状に対応する形状
に切り欠かれている。
【0123】108は、膜部材としてのゴム状弾性体製
のダイアフラムである。
のダイアフラムである。
【0124】図13(a)はダイアフラム108の軸方
向中央断面図,図13(b)は図13(a)のK−K断
面図,図13(c)は吐出口101からみた図である。
向中央断面図,図13(b)は図13(a)のK−K断
面図,図13(c)は吐出口101からみた図である。
【0125】ダイアフラム108は、ポンプ100の吐
出口101側に開口する空気袋109を有している。空
気袋109は、モータ2の出力軸を中心として、周方向
に4つ等配されている。空気袋109の開口110側端
部には、フランジ111が設けられており、4つの空気
袋109はフランジ111部分で一体に接合されてい
る。このように、4つの空気袋を単一のダイアフラム1
08に形成すれば、部品点数を削減して、ポンプ100
の小型化を図ることができる。
出口101側に開口する空気袋109を有している。空
気袋109は、モータ2の出力軸を中心として、周方向
に4つ等配されている。空気袋109の開口110側端
部には、フランジ111が設けられており、4つの空気
袋109はフランジ111部分で一体に接合されてい
る。このように、4つの空気袋を単一のダイアフラム1
08に形成すれば、部品点数を削減して、ポンプ100
の小型化を図ることができる。
【0126】空気袋109のモータ2側には、断面半円
筒形状の可動部112が設けられており、可動部112
の吐出口101101側には段部113を介して断面円
筒形状の基部114が設けられている。可動部112の
外径側には厚肉の補強部115が一体に形成されてお
り、内径側端面112aは径方向に直交する方向の平坦
面となっている。可動部112の外径側を厚肉にするこ
とにより、この部分が振動しにくくなり、第1の実施形
態のスペーサ36のような別部材を設けなくとも運動が
規制されるので部品点数の削減を図ることができる。
筒形状の可動部112が設けられており、可動部112
の吐出口101101側には段部113を介して断面円
筒形状の基部114が設けられている。可動部112の
外径側には厚肉の補強部115が一体に形成されてお
り、内径側端面112aは径方向に直交する方向の平坦
面となっている。可動部112の外径側を厚肉にするこ
とにより、この部分が振動しにくくなり、第1の実施形
態のスペーサ36のような別部材を設けなくとも運動が
規制されるので部品点数の削減を図ることができる。
【0127】段部113のモータ2側端面のほぼ中央部
から円柱形状の係合部116がモータ2側に延びてお
り、係合部116の外径側は軸方向に延びる板状の接合
部117を介して可動部112の内径側端面112aに
接合されている。係合部116のモータ2側端面から
は、モータ2方向に向けてガイド部118が突設されて
いる。ここで、係合部116,接合部117,ガイド部
118はダイアフラム108本体に一体に形成されてい
る。
から円柱形状の係合部116がモータ2側に延びてお
り、係合部116の外径側は軸方向に延びる板状の接合
部117を介して可動部112の内径側端面112aに
接合されている。係合部116のモータ2側端面から
は、モータ2方向に向けてガイド部118が突設されて
いる。ここで、係合部116,接合部117,ガイド部
118はダイアフラム108本体に一体に形成されてい
る。
【0128】フランジ111の吐出口101側端面11
11の開口部110の外径側端部には、吐出口101方
向に延びる舌状の変形可能な吸気弁119が設けられ、
吸気弁119の内周面には補強用のリブ120が軸方向
に2本設けられている。吸気弁支持部1192は、空気
袋109の基部の内周面に一体に設けられており、支持
部1192の端部は空気袋補強部115の吐出口101
側端面まで達している。リブ120は吸気弁支持部11
92の内周面にも設けられている。
11の開口部110の外径側端部には、吐出口101方
向に延びる舌状の変形可能な吸気弁119が設けられ、
吸気弁119の内周面には補強用のリブ120が軸方向
に2本設けられている。吸気弁支持部1192は、空気
袋109の基部の内周面に一体に設けられており、支持
部1192の端部は空気袋補強部115の吐出口101
側端面まで達している。リブ120は吸気弁支持部11
92の内周面にも設けられている。
【0129】フランジ111の吐出口101側端面11
11の開口部110の内径側縁部には、吐出口101方
向に延びる舌状の変形可能な吐出弁121が一体に設け
られ、吐出弁121の内径側側面1211には補強用の
リブ121aが軸方向に2本設けられている。リブ12
1aは、フランジ中央部122の吐出口101側端面1
221まで達している。開口部110の縁に沿って形成
された吐出弁121の周方向端部は、隣接する空気袋の
吐出弁の周方向端部と互いに接合され、4つの吐出弁が
略星形をなす。
11の開口部110の内径側縁部には、吐出口101方
向に延びる舌状の変形可能な吐出弁121が一体に設け
られ、吐出弁121の内径側側面1211には補強用の
リブ121aが軸方向に2本設けられている。リブ12
1aは、フランジ中央部122の吐出口101側端面1
221まで達している。開口部110の縁に沿って形成
された吐出弁121の周方向端部は、隣接する空気袋の
吐出弁の周方向端部と互いに接合され、4つの吐出弁が
略星形をなす。
【0130】このように、ダイアフラム16に一体に吸
気弁119及び吐出弁121を設けたので、部品点数を
削減し、ポンプ100の小型化を図ることができる。
気弁119及び吐出弁121を設けたので、部品点数を
削減し、ポンプ100の小型化を図ることができる。
【0131】フランジ111の吐出口101側端面11
11の開口部110の周囲には、開口部110と吸気弁
119を囲むシール用ビード123が設けられている。
11の開口部110の周囲には、開口部110と吸気弁
119を囲むシール用ビード123が設けられている。
【0132】ダイアフラム108は、略有底円筒形状の
ダイアフラムケース124によって保持される。
ダイアフラムケース124によって保持される。
【0133】図14(a)はダイアフラムケース124
をモータ2側からみた図,図14(b)は図14(a)
のL−L断面図,図14(c)は図14(a)のM−M
断面図,図14(d)は吐出口101側からみた図であ
る。
をモータ2側からみた図,図14(b)は図14(a)
のL−L断面図,図14(c)は図14(a)のM−M
断面図,図14(d)は吐出口101側からみた図であ
る。
【0134】ダイアフラムケース124は、モータ2側
に開口部125を有し、吐出口101側の底部126に
は空気袋を挿入するための挿入孔127が周方向に4つ
等配されている。側壁128内周には、軸方向の延長を
有し内径側に隆起した厚肉部129が周方向に4つ等配
されており、この厚肉部129の内部には、モータ2本
体固定用のねじを挿通するためのねじ孔130が軸方向
に貫通している。このねじ孔130は、底部126にお
いて、隣接する挿入孔127の間の外径側に開口してお
り、ねじ孔130の開口の周囲は吐出口101側に突出
して段部131を形成しており、底部126の吐出口1
01側端面1261からの段部131の高さはダイアフ
ラム108のフランジ111の軸方向の厚さより若干小
さく設定する。開口部125側端部の内周面には、内径
側へ突出するフランジ132が設けられている。このフ
ランジ132の側壁128内周面からの高さは厚肉部1
29の高さよりも低く、フランジ132の周方向の端部
は隣接する厚肉部129の側面に接合している。
に開口部125を有し、吐出口101側の底部126に
は空気袋を挿入するための挿入孔127が周方向に4つ
等配されている。側壁128内周には、軸方向の延長を
有し内径側に隆起した厚肉部129が周方向に4つ等配
されており、この厚肉部129の内部には、モータ2本
体固定用のねじを挿通するためのねじ孔130が軸方向
に貫通している。このねじ孔130は、底部126にお
いて、隣接する挿入孔127の間の外径側に開口してお
り、ねじ孔130の開口の周囲は吐出口101側に突出
して段部131を形成しており、底部126の吐出口1
01側端面1261からの段部131の高さはダイアフ
ラム108のフランジ111の軸方向の厚さより若干小
さく設定する。開口部125側端部の内周面には、内径
側へ突出するフランジ132が設けられている。このフ
ランジ132の側壁128内周面からの高さは厚肉部1
29の高さよりも低く、フランジ132の周方向の端部
は隣接する厚肉部129の側面に接合している。
【0135】ダイアフラムケース124の端部には、ダ
イアフラム108を介してバルブハウジング133が装
着される。
イアフラム108を介してバルブハウジング133が装
着される。
【0136】図15(a)はバルブハウジング133を
モータ2側からみた図,図15(b)は図15(a)の
N−N断面図,図15(c)は図15(a)のP−P断
面図,図15(d)は吐出口101側からみた図であ
る。
モータ2側からみた図,図15(b)は図15(a)の
N−N断面図,図15(c)は図15(a)のP−P断
面図,図15(d)は吐出口101側からみた図であ
る。
【0137】バルブハウジング133は、蓋状をなし、
バルブハウジング133のモータ2側の端面1331に
は略円柱形状の突出部134が周方向に4つ等配されて
いる。突出部134の内部は中空になっており、この中
空内部は吐出口101側端面1332に設けられた開口
部135により外部と連通している。突出部134のモ
ータ2側端面1341は内径側に傾斜している。突出部
134の側面1342の外径側には軸方向の幅広の溝1
36が刻設されており、内径側にも軸方向の溝137が
刻設されている。
バルブハウジング133のモータ2側の端面1331に
は略円柱形状の突出部134が周方向に4つ等配されて
いる。突出部134の内部は中空になっており、この中
空内部は吐出口101側端面1332に設けられた開口
部135により外部と連通している。突出部134のモ
ータ2側端面1341は内径側に傾斜している。突出部
134の側面1342の外径側には軸方向の幅広の溝1
36が刻設されており、内径側にも軸方向の溝137が
刻設されている。
【0138】溝136の吐出口101側端部は、突出部
134の外径側に軸方向に設けられた凹部138に連接
しており、溝136の底面1361は凹部138の内径
側側面1381と同一面を形成している。凹部138の
外径側側面1382にはバルブハウジング133本体内
を貫通して外部と連通する吸気孔139が開口してい
る。
134の外径側に軸方向に設けられた凹部138に連接
しており、溝136の底面1361は凹部138の内径
側側面1381と同一面を形成している。凹部138の
外径側側面1382にはバルブハウジング133本体内
を貫通して外部と連通する吸気孔139が開口してい
る。
【0139】バルブハウジング133のモータ2側端面
1331の中央部には外径部分より窪んだ凹部140が
設けられており、この凹部140の中央に次第に小径と
なるテーパー部141を経て吐出孔142が開口してい
る。隣接する突出部134間の外径部分にはねじ孔14
3が4つ周方向に等配されており、ねじ孔143のモー
タ2側の縁部1431はモータ2側に突出している。
1331の中央部には外径部分より窪んだ凹部140が
設けられており、この凹部140の中央に次第に小径と
なるテーパー部141を経て吐出孔142が開口してい
る。隣接する突出部134間の外径部分にはねじ孔14
3が4つ周方向に等配されており、ねじ孔143のモー
タ2側の縁部1431はモータ2側に突出している。
【0140】バルブハウジング133の吐出口101側
には、中央に吐出口101101が突設されており、モ
ータ2側に連通する吐出孔142が開口している。外径
側には、ねじ孔143が周方向に4つ等配されており、
ねじ孔143は吐出口101側端面1332から窪んだ
凹部1432の底面に開口し、ねじ頭を凹部1432に
収容するようになっている。
には、中央に吐出口101101が突設されており、モ
ータ2側に連通する吐出孔142が開口している。外径
側には、ねじ孔143が周方向に4つ等配されており、
ねじ孔143は吐出口101側端面1332から窪んだ
凹部1432の底面に開口し、ねじ頭を凹部1432に
収容するようになっている。
【0141】ポンプ100本体及びモータ2本体を含め
て組み立てた状態について説明する。
て組み立てた状態について説明する。
【0142】ダイアフラムケース124の底部126側
からダイアフラム108を挿入すると、ダイアフラムケ
ース124内周面のフランジ132の吐出口101側端
面1321には空気袋109の補強部115のモータ2
側端面1151が圧接し、ダイアフラムケース側壁12
8の内周面1281には空気袋109の補強部115の
外周面1152が当接する。ダイアフラムケース底部1
26の中央部1263の吐出口101側端面1263a
には、ダイアフラム108のフランジ中央部122のモ
ータ2側端面1222が当接する。
からダイアフラム108を挿入すると、ダイアフラムケ
ース124内周面のフランジ132の吐出口101側端
面1321には空気袋109の補強部115のモータ2
側端面1151が圧接し、ダイアフラムケース側壁12
8の内周面1281には空気袋109の補強部115の
外周面1152が当接する。ダイアフラムケース底部1
26の中央部1263の吐出口101側端面1263a
には、ダイアフラム108のフランジ中央部122のモ
ータ2側端面1222が当接する。
【0143】ダイアフラム108を介してバルブハウジ
ング133を装着する際には、空気袋109の開口11
0から突出部134を圧入する。
ング133を装着する際には、空気袋109の開口11
0から突出部134を圧入する。
【0144】突出部134は、空気袋109の基部11
4に嵌合し、突出部134の側面1342に基部114
の内周面1141が密接している。吸気弁119はバル
ブハウジング133の凹部138に収納され、吸気弁1
19の外周面1192が凹部138の外径側側面138
2に離接可能に密接し、吸気孔139を開閉する。吐出
弁121はバルブハウジング133の凹部140に収納
され、吐出弁121の外径側側面1212が突出部13
4の側面1342の内径側に離接可能に密接して、吐出
孔142を開閉する。ダイアフラム108基部114
は、バルブハウジング133の突出部134とダイアフ
ラムケース124とで挟持される。
4に嵌合し、突出部134の側面1342に基部114
の内周面1141が密接している。吸気弁119はバル
ブハウジング133の凹部138に収納され、吸気弁1
19の外周面1192が凹部138の外径側側面138
2に離接可能に密接し、吸気孔139を開閉する。吐出
弁121はバルブハウジング133の凹部140に収納
され、吐出弁121の外径側側面1212が突出部13
4の側面1342の内径側に離接可能に密接して、吐出
孔142を開閉する。ダイアフラム108基部114
は、バルブハウジング133の突出部134とダイアフ
ラムケース124とで挟持される。
【0145】ダイアフラム108のフランジ111は、
ダイアフラムケース底部126の吐出口101側端面1
261とバルブハウジング133のモータ2側端面13
31とによって挟持される。ダイアフラムケース124
の吐出口1013側のねじ孔130の段部131に対応
する部分は、ダイアフラム108のフランジ111が切
り欠かれているので、段部131は露出している。バル
ブハウジング133のモータ2側端面1331にあるね
じ孔130の縁部1431は、ダイアフラムケース12
4の吐出口1013側端面1261のねじ孔130に嵌
合する。ダイアフラムケース124の吐出口1013側
のねじ孔130の段部131の端面がバルブハウジング
133のモータ2側端面1331に当接している。ダイ
アフラムケース124の吐出口1013側端面1261
とバルブハウジング133のモータ2側端面1331と
の間に形成される隙間は、ダイアフラム108のフラン
ジ111の厚さより若干小さく設定されているので、ダ
イアフラム108は確実に保持される。
ダイアフラムケース底部126の吐出口101側端面1
261とバルブハウジング133のモータ2側端面13
31とによって挟持される。ダイアフラムケース124
の吐出口1013側のねじ孔130の段部131に対応
する部分は、ダイアフラム108のフランジ111が切
り欠かれているので、段部131は露出している。バル
ブハウジング133のモータ2側端面1331にあるね
じ孔130の縁部1431は、ダイアフラムケース12
4の吐出口1013側端面1261のねじ孔130に嵌
合する。ダイアフラムケース124の吐出口1013側
のねじ孔130の段部131の端面がバルブハウジング
133のモータ2側端面1331に当接している。ダイ
アフラムケース124の吐出口1013側端面1261
とバルブハウジング133のモータ2側端面1331と
の間に形成される隙間は、ダイアフラム108のフラン
ジ111の厚さより若干小さく設定されているので、ダ
イアフラム108は確実に保持される。
【0146】ピストン104の外径側の係合溝107
は、ダイアフラム108の係合部116と係合する大径
の主係合溝1071とガイド部118と係合するガイド
溝1072とからなる。ガイド部118の先端は、ダイ
アフラム108をダイアフラムケース124内に装着し
た状態でダイアフラムケース124のモータ側端面12
62から突出するように形成されている。従って、ピス
トン104をガイド部118側から装着する際には、ガ
イド部118を係合溝107全体に係合させた後に、ガ
イド部118及び係合部116に沿ってピストン104
を吐出口101101方向に摺動させ、係合部116を
主係合溝1071に、ガイド部118をガイド溝107
2にそれぞれ係合させる。このようにすれば、ピストン
104を容易に装着することができる。
は、ダイアフラム108の係合部116と係合する大径
の主係合溝1071とガイド部118と係合するガイド
溝1072とからなる。ガイド部118の先端は、ダイ
アフラム108をダイアフラムケース124内に装着し
た状態でダイアフラムケース124のモータ側端面12
62から突出するように形成されている。従って、ピス
トン104をガイド部118側から装着する際には、ガ
イド部118を係合溝107全体に係合させた後に、ガ
イド部118及び係合部116に沿ってピストン104
を吐出口101101方向に摺動させ、係合部116を
主係合溝1071に、ガイド部118をガイド溝107
2にそれぞれ係合させる。このようにすれば、ピストン
104を容易に装着することができる。
【0147】なお、ピストン104の主係合溝1071
の縁に溝内に張り出す張出部1071aが形成されてお
り、主係合溝1071と係合部116とが軸に直交する
方向の運動によっては容易に離脱しないようになってい
る。これによって、ピストン104の運動に空気袋10
9が連動する。
の縁に溝内に張り出す張出部1071aが形成されてお
り、主係合溝1071と係合部116とが軸に直交する
方向の運動によっては容易に離脱しないようになってい
る。これによって、ピストン104の運動に空気袋10
9が連動する。
【0148】ピストン104の切り欠き部に臨む支持部
105のモータ2側端面1051の穴105aの縁はモ
ータ2側に突出する段部1052となっており、段部1
052の端面1052aクラッシャ102の吐出口10
1側端面1021に摺接している。ピストン104の吐
出口101側端面1041はダイアフラム108の段部
131に当接している。作動ピン103に軸支されたピ
ストン104の回動は、切り欠き部に臨む連結部106
の内径側端面1061がクラッシャ102の周面102
2に当接することにより規制されるので、ピストン10
4はこの範囲内でのみ揺動する。
105のモータ2側端面1051の穴105aの縁はモ
ータ2側に突出する段部1052となっており、段部1
052の端面1052aクラッシャ102の吐出口10
1側端面1021に摺接している。ピストン104の吐
出口101側端面1041はダイアフラム108の段部
131に当接している。作動ピン103に軸支されたピ
ストン104の回動は、切り欠き部に臨む連結部106
の内径側端面1061がクラッシャ102の周面102
2に当接することにより規制されるので、ピストン10
4はこの範囲内でのみ揺動する。
【0149】クラッシャ102をクランクピン6に装着
し、モータベース7のねじ穴11の縁部11aをダイア
フラムケース124のねじ孔130のモータ2側開口部
に嵌合させた後、バルブハウジング133,ダイアフラ
ムケース124のねじ孔143,130に挿通した固定
用ねじ(図示せず)をモータベース7のねじ穴11にね
じ込み、ポンプ100本体をモータ2本体に固定する。
し、モータベース7のねじ穴11の縁部11aをダイア
フラムケース124のねじ孔130のモータ2側開口部
に嵌合させた後、バルブハウジング133,ダイアフラ
ムケース124のねじ孔143,130に挿通した固定
用ねじ(図示せず)をモータベース7のねじ穴11にね
じ込み、ポンプ100本体をモータ2本体に固定する。
【0150】本実施形態に係るポンプ100の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0151】モータ2に通電して、出力軸5を回転させ
る。出力軸5の回転に伴いクランク4が回転し、クラン
クピン6は出力軸5を中心とする円周上を運動する。
る。出力軸5の回転に伴いクランク4が回転し、クラン
クピン6は出力軸5を中心とする円周上を運動する。
【0152】図16に示すように、クランクピン6が出
力軸5からδ2 だけ偏心していると、クランクピン6は
半径δ2 の円周上を運動する。これによって、クランク
ピン6に回動自在に支持されたクラッシャ102の中心
もクランクピン6と同じ円周上を運動し、クラッシャ1
02に設けられた作動ピン103は径方向に最大2δ2
変位する。
力軸5からδ2 だけ偏心していると、クランクピン6は
半径δ2 の円周上を運動する。これによって、クランク
ピン6に回動自在に支持されたクラッシャ102の中心
もクランクピン6と同じ円周上を運動し、クラッシャ1
02に設けられた作動ピン103は径方向に最大2δ2
変位する。
【0153】作動ピン103に軸支されたピストン10
4は、クラッシャ102の運動に連動して揺動しながら
上記変位を行う。ピストン104は空気袋109に係合
しているので、このピストン104の変位が空気袋10
9の容積変化を生じさせる。ここで、ダイアフラム10
8のフランジ111及び基部114はダイアフラムケー
ス124とバルブハウジング133とで挟持され固定さ
れているので、クラッシャ102の運動に伴い、ダイア
フラム108のうち主として可動部112が作動する。
また、各空気袋109の補強部115はダイアフラムケ
ース124のフランジ132とバルブハウジング133
の突出部134とによって挟持されているので、この補
強部115と一体に設けられた可動部112の外径部1
121は径方向の運動を規制されている。
4は、クラッシャ102の運動に連動して揺動しながら
上記変位を行う。ピストン104は空気袋109に係合
しているので、このピストン104の変位が空気袋10
9の容積変化を生じさせる。ここで、ダイアフラム10
8のフランジ111及び基部114はダイアフラムケー
ス124とバルブハウジング133とで挟持され固定さ
れているので、クラッシャ102の運動に伴い、ダイア
フラム108のうち主として可動部112が作動する。
また、各空気袋109の補強部115はダイアフラムケ
ース124のフランジ132とバルブハウジング133
の突出部134とによって挟持されているので、この補
強部115と一体に設けられた可動部112の外径部1
121は径方向の運動を規制されている。
【0154】上述したように、空気袋109は出力軸の
軸線を中心として周方向に等配され、ピストン104は
空気袋109の可動部112の内径部1122に係合し
ている。従って、クラッシャ102の運動に伴う作動ピ
ン103の出力軸5の軸線からの変位によって、作動ピ
ン103に連動する作動壁としての可動部112の外径
部1121と固定壁としての可動部112の内径部11
22との径方向の距離が変化し、空気袋109とバルブ
ハウジング133とによって形成される中空体の内部の
体積が変化する。
軸線を中心として周方向に等配され、ピストン104は
空気袋109の可動部112の内径部1122に係合し
ている。従って、クラッシャ102の運動に伴う作動ピ
ン103の出力軸5の軸線からの変位によって、作動ピ
ン103に連動する作動壁としての可動部112の外径
部1121と固定壁としての可動部112の内径部11
22との径方向の距離が変化し、空気袋109とバルブ
ハウジング133とによって形成される中空体の内部の
体積が変化する。
【0155】ピストン104が内径側に変位し、各空気
袋109内部1091の体積が増大する過程(吸気過
程)においては、空気袋109内部1091の圧力Pが
外部の圧力pより低くなるので、吸気弁119が内径側
に変形してバルブハウジング133の凹部138の外径
側側面1382から離間し、吸気孔139から空気が空
気袋109内に流入する。この時、空気は、吸気孔13
9→吸気弁119→溝136→空気袋109の順に流れ
る。この過程では、吐出弁121の外径側側面1212
は空気袋109内外の圧力差により突出部134の側面
1342の内径部分に密接しており、吐出孔142は閉
じられている。
袋109内部1091の体積が増大する過程(吸気過
程)においては、空気袋109内部1091の圧力Pが
外部の圧力pより低くなるので、吸気弁119が内径側
に変形してバルブハウジング133の凹部138の外径
側側面1382から離間し、吸気孔139から空気が空
気袋109内に流入する。この時、空気は、吸気孔13
9→吸気弁119→溝136→空気袋109の順に流れ
る。この過程では、吐出弁121の外径側側面1212
は空気袋109内外の圧力差により突出部134の側面
1342の内径部分に密接しており、吐出孔142は閉
じられている。
【0156】逆に、ピストン104が外径側に変位し、
各空気袋109内部1091の体積が減少する過程(排
気過程)においては、空気袋109内部1091の圧力
Pが外部の圧力pより高くなるので、吐出弁121が内
径側に変形してバルブハウジング133の突出部134
の側面1342の内径部分から離間し、空気袋109内
の空気が吐出孔142から吐出される。この時、空気
は、空気袋109→溝137→吐出弁121→吐出孔1
42の順に流れる。この過程では、吸気弁119の外周
面1192は空気袋内外の圧力差により凹部138の外
径側側面1382に密接しており、吸気弁119は閉じ
られている。
各空気袋109内部1091の体積が減少する過程(排
気過程)においては、空気袋109内部1091の圧力
Pが外部の圧力pより高くなるので、吐出弁121が内
径側に変形してバルブハウジング133の突出部134
の側面1342の内径部分から離間し、空気袋109内
の空気が吐出孔142から吐出される。この時、空気
は、空気袋109→溝137→吐出弁121→吐出孔1
42の順に流れる。この過程では、吸気弁119の外周
面1192は空気袋内外の圧力差により凹部138の外
径側側面1382に密接しており、吸気弁119は閉じ
られている。
【0157】図17は、本実施形態に係るポンプ100
の作動状態の遷移を示すH−H断面図である。
の作動状態の遷移を示すH−H断面図である。
【0158】クランクピン6が吐出口101方向に向か
い出力軸5の軸線を中心として最も左側に位置する状態
を基準として、反時計回りにクランクピン6が0°,9
0°,180°,270°回転した状態をそれぞれ図1
7(a),(b),(c),(d)に示す。
い出力軸5の軸線を中心として最も左側に位置する状態
を基準として、反時計回りにクランクピン6が0°,9
0°,180°,270°回転した状態をそれぞれ図1
7(a),(b),(c),(d)に示す。
【0159】上述したように本実施形態では、各空気袋
109ごとにピストン104,吸気弁119及び吐出弁
121が設けられているので、各空気袋ごとに吸・排気
過程を行う。しかし、各空気袋109のピストン104
は略円柱形のクラッシャ102によって連結されている
ので、各空気袋109は、ほぼ一定の位相差で吸気・排
気動作を行う。
109ごとにピストン104,吸気弁119及び吐出弁
121が設けられているので、各空気袋ごとに吸・排気
過程を行う。しかし、各空気袋109のピストン104
は略円柱形のクラッシャ102によって連結されている
ので、各空気袋109は、ほぼ一定の位相差で吸気・排
気動作を行う。
【0160】図17(a)の向かって左の空気袋を10
9a,ピストンを104aとし、以下反時計回りにそれ
ぞれb,c,dの符号を付して区別する。
9a,ピストンを104aとし、以下反時計回りにそれ
ぞれb,c,dの符号を付して区別する。
【0161】図17(a)においてはクラッシャ102
は最も左に変位した状態にある。従って、ピストン10
4aは出力軸から最も遠ざかっており、排気過程から吸
気過程に移る状態にある。これに対して、ピストン10
4cは出力軸5に最も近づいた状態にあり、空気袋10
9cは吸気過程から排気過程に移る状態、すなわち空気
袋104aから180°位相が遅れた(進んだ)状態に
ある。また、ピストン104bは出力軸5から遠ざかっ
て行く状態にあり、空気袋104aから90°位相が遅
れた状態である排気過程にある。さらに、ピストン10
4dは出力軸5に近づいて行く状態にあり、空気袋10
4aから90°位相が進んだ状態である吸気過程にあ
る。
は最も左に変位した状態にある。従って、ピストン10
4aは出力軸から最も遠ざかっており、排気過程から吸
気過程に移る状態にある。これに対して、ピストン10
4cは出力軸5に最も近づいた状態にあり、空気袋10
9cは吸気過程から排気過程に移る状態、すなわち空気
袋104aから180°位相が遅れた(進んだ)状態に
ある。また、ピストン104bは出力軸5から遠ざかっ
て行く状態にあり、空気袋104aから90°位相が遅
れた状態である排気過程にある。さらに、ピストン10
4dは出力軸5に近づいて行く状態にあり、空気袋10
4aから90°位相が進んだ状態である吸気過程にあ
る。
【0162】図17(b)では、出力軸5が90°回転
し、クラッシャ102は最も下方に変位した状態にあ
る。従って、ピストン104aは出力軸5に近づいて行
く状態にあり、空気袋109aは吸気過程にある。この
とき、空気袋109b,109c,109dはそれぞれ
空気袋109aと上述のような一定の位相差を保った状
態にある。
し、クラッシャ102は最も下方に変位した状態にあ
る。従って、ピストン104aは出力軸5に近づいて行
く状態にあり、空気袋109aは吸気過程にある。この
とき、空気袋109b,109c,109dはそれぞれ
空気袋109aと上述のような一定の位相差を保った状
態にある。
【0163】以下、図17(c)では、出力軸が180
°回転し、クラッシャ102は最も右に変位した状態に
ある。従って、ピストン104aは出力軸5に最も近づ
いた状態にあり、空気袋109aは吸気過程から排気過
程に移る状態にある。また、図17(d)では、出力軸
5が270°回転し、クラッシャ102は最も上方に変
位した状態にあり、ピストン104aは出力軸5から遠
ざかって行く状態にあり、空気袋109aは排気過程に
ある。ここで、他の空気袋が空気袋109aと一定の位
相差を保って作動していることは上述の通りである。
°回転し、クラッシャ102は最も右に変位した状態に
ある。従って、ピストン104aは出力軸5に最も近づ
いた状態にあり、空気袋109aは吸気過程から排気過
程に移る状態にある。また、図17(d)では、出力軸
5が270°回転し、クラッシャ102は最も上方に変
位した状態にあり、ピストン104aは出力軸5から遠
ざかって行く状態にあり、空気袋109aは排気過程に
ある。ここで、他の空気袋が空気袋109aと一定の位
相差を保って作動していることは上述の通りである。
【0164】このように、出力軸5の1回転が、各空気
袋109の吸・排気の1サイクル、すなわち本実施形態
に係るポンプ1の1サイクルに対応している。
袋109の吸・排気の1サイクル、すなわち本実施形態
に係るポンプ1の1サイクルに対応している。
【0165】しかしながら、本実施形態では、ポンプ1
は互いに90°ずつ位相のずれた4つの空気袋109か
らなるので、同じ単位時間当たりの排気量を有する気筒
数のより少ないポンプと比した場合にポンプリプルが小
さい。
は互いに90°ずつ位相のずれた4つの空気袋109か
らなるので、同じ単位時間当たりの排気量を有する気筒
数のより少ないポンプと比した場合にポンプリプルが小
さい。
【0166】また、4つの作動ピン103は単一のクラ
ッシャ102に設けられているため、各作動ピンによっ
て作動する空気袋間の位相差はほぼ一定となり、各空気
袋間の位相差の変動による排気時のポンプリプルの増大
が生じないので、ポンプ100の排気時のポンプリプル
を小さくすることができる。
ッシャ102に設けられているため、各作動ピンによっ
て作動する空気袋間の位相差はほぼ一定となり、各空気
袋間の位相差の変動による排気時のポンプリプルの増大
が生じないので、ポンプ100の排気時のポンプリプル
を小さくすることができる。
【0167】また、図17(a),(b),(c),
(d)に示すように、空気袋109が吸・排気を行う1
サイクル中に、互いに対向する可動部外径部1121の
内径側側面11211と、可動部内径部1122の外径
側側面11221とのなす角度が変化している。この角
度の変化について以下に説明する。
(d)に示すように、空気袋109が吸・排気を行う1
サイクル中に、互いに対向する可動部外径部1121の
内径側側面11211と、可動部内径部1122の外径
側側面11221とのなす角度が変化している。この角
度の変化について以下に説明する。
【0168】上述したように、クラッシャ102は、そ
の中心においてクランクピン6に回動自在に支持されて
いる。一方、クラッシャの吐出口101側端面1021
に設けられた作動ピン15により、クラッシャ102は
外径側でピストン104に係合しており、このピストン
104は、弾性変形可能な空気袋109に係合してい
る。すなわち、クラッシャ102は、外径側において、
各作動ピン15がダイアフラムケース26の各空気袋収
納部27に弾性的に支持された状態にある。従って、ク
ランクピン6の回転に伴い、クラッシャ102の中心が
出力軸5の回りを回転すると同時に、クラッシャ102
全体がクラッシャ102の中心に対して揺動する。
の中心においてクランクピン6に回動自在に支持されて
いる。一方、クラッシャの吐出口101側端面1021
に設けられた作動ピン15により、クラッシャ102は
外径側でピストン104に係合しており、このピストン
104は、弾性変形可能な空気袋109に係合してい
る。すなわち、クラッシャ102は、外径側において、
各作動ピン15がダイアフラムケース26の各空気袋収
納部27に弾性的に支持された状態にある。従って、ク
ランクピン6の回転に伴い、クラッシャ102の中心が
出力軸5の回りを回転すると同時に、クラッシャ102
全体がクラッシャ102の中心に対して揺動する。
【0169】このとき、空気袋109は、吐出口101
側においてフランジ111が固定され、外径側において
補強部115が固定されているのみなので、ピストン1
04及び作動ピン103は径方向及び周方向のいずれに
も運動することができる。従って、作動ピン103及び
ピストン104は、ダイアフラムケース124内で、円
に類似する軌跡を描いて周回運動を行う。
側においてフランジ111が固定され、外径側において
補強部115が固定されているのみなので、ピストン1
04及び作動ピン103は径方向及び周方向のいずれに
も運動することができる。従って、作動ピン103及び
ピストン104は、ダイアフラムケース124内で、円
に類似する軌跡を描いて周回運動を行う。
【0170】ピストン104は作動ピン103に回動自
在に支持されているため、空気袋109が変形しようと
する場合に、空気袋109の可動部内径部1122と一
体となって姿勢を変化させることにより、空気袋109
の変形を許容するとともにこの変形に追随することがで
きる。例えば、図17(a)の空気袋109aの場合に
は、図17(a)から図17(b)の状態に移行する過
程で、作動ピン103は円弧類似の軌跡を描いて下方に
変位するとともに出力軸5に近づいていく。このとき、
空気袋109a内に空気が次第に吸い込まれるが、作動
ピン103の下方への移動とともに空気袋109a内に
吸い込まれた空気は上方へ偏ってしまう。この空気袋1
09aの変形に伴い、空気袋109aの可動部内径部1
22a及びピストン104aが上方へ傾斜する。同様
に、他の過程においても、空気袋109内の空気の移動
に伴う空気袋109の変形により、空気袋109aの可
動部内径部1122a及びピストン104aの姿勢が変
化する。
在に支持されているため、空気袋109が変形しようと
する場合に、空気袋109の可動部内径部1122と一
体となって姿勢を変化させることにより、空気袋109
の変形を許容するとともにこの変形に追随することがで
きる。例えば、図17(a)の空気袋109aの場合に
は、図17(a)から図17(b)の状態に移行する過
程で、作動ピン103は円弧類似の軌跡を描いて下方に
変位するとともに出力軸5に近づいていく。このとき、
空気袋109a内に空気が次第に吸い込まれるが、作動
ピン103の下方への移動とともに空気袋109a内に
吸い込まれた空気は上方へ偏ってしまう。この空気袋1
09aの変形に伴い、空気袋109aの可動部内径部1
22a及びピストン104aが上方へ傾斜する。同様
に、他の過程においても、空気袋109内の空気の移動
に伴う空気袋109の変形により、空気袋109aの可
動部内径部1122a及びピストン104aの姿勢が変
化する。
【0171】このようにして、対向する空気袋109の
可動部内径部1122の外径側側面11221と、可動
部外径部1121の内径側側面11211とのなす角度
が変化する。
可動部内径部1122の外径側側面11221と、可動
部外径部1121の内径側側面11211とのなす角度
が変化する。
【0172】上述したように、本実施形態では、作動ピ
ン103及びピストン104の円類似軌道の周回運動に
対して、対向する空気袋109の可動部内径部1122
の外径側側面11221と、可動部外径部1121の内
径側側面11211とが互いのなす角度を変化させなが
ら距離を変化させることにより、出力軸5を中心とする
周方向に配置された空気袋109の容積を変化させて吸
・排気を行う。
ン103及びピストン104の円類似軌道の周回運動に
対して、対向する空気袋109の可動部内径部1122
の外径側側面11221と、可動部外径部1121の内
径側側面11211とが互いのなす角度を変化させなが
ら距離を変化させることにより、出力軸5を中心とする
周方向に配置された空気袋109の容積を変化させて吸
・排気を行う。
【0173】換言すれば、対向する空気袋109の可動
部内径部1122の外径側側面11221と可動部外径
部1121の内径側側面11211とが互いのなす角度
を変化させながら距離を変化させることにより、空気袋
109の容積を変化させて吸・排気を行うようにしたの
で、クランクピン6に回動自在に支持されたクラッシャ
102の運動を、出力軸5を中心とする周方向に配置さ
れた空気袋109の容積変化による吸・排気に変換する
ことができるのである。
部内径部1122の外径側側面11221と可動部外径
部1121の内径側側面11211とが互いのなす角度
を変化させながら距離を変化させることにより、空気袋
109の容積を変化させて吸・排気を行うようにしたの
で、クランクピン6に回動自在に支持されたクラッシャ
102の運動を、出力軸5を中心とする周方向に配置さ
れた空気袋109の容積変化による吸・排気に変換する
ことができるのである。
【0174】このように、本実施形態に係るポンプ10
0では、クランクピン6の径方向の変位のみを利用して
吸・排気を行うのではなく、クランクピン6の円運動全
体を利用して吸・排気を行うため、エネルギー変換効率
がよい。
0では、クランクピン6の径方向の変位のみを利用して
吸・排気を行うのではなく、クランクピン6の円運動全
体を利用して吸・排気を行うため、エネルギー変換効率
がよい。
【0175】また、空気袋109の可動部外径部112
1の内径側側面11211と、ピストン104の連結部
外径側側面1061に押圧された可動部内径部1122
の外径側側面11221とがともにほぼ同一の曲率を有
する断面略円弧形状をなすため、図17(a)の空気袋
109aのように排気から吸気過程に移行する状態で2
つの面が密着し、2つの面間に排除されない空気が残存
することがなく、高圧縮比が得られ、体積効率が向上す
る。
1の内径側側面11211と、ピストン104の連結部
外径側側面1061に押圧された可動部内径部1122
の外径側側面11221とがともにほぼ同一の曲率を有
する断面略円弧形状をなすため、図17(a)の空気袋
109aのように排気から吸気過程に移行する状態で2
つの面が密着し、2つの面間に排除されない空気が残存
することがなく、高圧縮比が得られ、体積効率が向上す
る。
【0176】また、出力軸5を中心として配置された空
気袋109は、クランクピン6の円運動全体を利用して
吸・排気を行うものであるため、円周方向に配置される
空気袋109の数は適宜設定することができる。従っ
て、容積の小さい空気袋109を多数配置すれば、排気
時のポンプリプルを小さくできるとともに、1つの空気
袋を作動させるために必要なトルクも小さくなるので駆
動時のトルク変動も小さくすることができる。
気袋109は、クランクピン6の円運動全体を利用して
吸・排気を行うものであるため、円周方向に配置される
空気袋109の数は適宜設定することができる。従っ
て、容積の小さい空気袋109を多数配置すれば、排気
時のポンプリプルを小さくできるとともに、1つの空気
袋を作動させるために必要なトルクも小さくなるので駆
動時のトルク変動も小さくすることができる。
【0177】また、本実施形態では、出力軸5を中心と
する内径側にピストン104と係合する可動部内径部1
122,外径側に可動部外径部1122を配置したので
空気袋109に対して出力軸5側にピストン104,ク
ラッシャ102を配置することができるのでポンプ10
0を小型化できる。
する内径側にピストン104と係合する可動部内径部1
122,外径側に可動部外径部1122を配置したので
空気袋109に対して出力軸5側にピストン104,ク
ラッシャ102を配置することができるのでポンプ10
0を小型化できる。
【0178】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、作動壁の前記固定壁に対する姿勢を変化させなが
ら、前記作動壁と前記固定壁との間隔を変化させるの
で、固定壁に対する作動壁の姿勢を一定に保持する必要
がなく、運動伝達手段と中空体との多様な連結機構が可
能となる。すなわち、中空体の配置の自由度が大きくポ
ンプの小型化を図ることができる。
ば、作動壁の前記固定壁に対する姿勢を変化させなが
ら、前記作動壁と前記固定壁との間隔を変化させるの
で、固定壁に対する作動壁の姿勢を一定に保持する必要
がなく、運動伝達手段と中空体との多様な連結機構が可
能となる。すなわち、中空体の配置の自由度が大きくポ
ンプの小型化を図ることができる。
【0179】第2の発明によれば、運動伝達手段の前記
作動壁との連結部に駆動軸に平行な軸体を突設し、作動
壁に係合する作動部材を該軸体に回動自在に設け、該作
動部材に作動壁を固定壁側へ押圧するための押圧部を設
けたので、作動部材の回動により、中空体の作動壁の姿
勢変化を許容するとともに、中空体内部の流体の偏位に
よる作動壁の姿勢変化に追随した駆動が可能となり、作
動壁の姿勢変化に抗して作動させるための力が不要とな
り駆動トルクを低減でき、エネルギー効率を向上させる
ことができる。
作動壁との連結部に駆動軸に平行な軸体を突設し、作動
壁に係合する作動部材を該軸体に回動自在に設け、該作
動部材に作動壁を固定壁側へ押圧するための押圧部を設
けたので、作動部材の回動により、中空体の作動壁の姿
勢変化を許容するとともに、中空体内部の流体の偏位に
よる作動壁の姿勢変化に追随した駆動が可能となり、作
動壁の姿勢変化に抗して作動させるための力が不要とな
り駆動トルクを低減でき、エネルギー効率を向上させる
ことができる。
【0180】第3の発明によれば、作動壁及び固定壁の
互いに対向する面が互いに対応する形状を有するので、
吐出過程において、作動壁と固定壁との間に流体が残存
することがなく、高圧縮比が得られ、体積効率が向上す
る。
互いに対向する面が互いに対応する形状を有するので、
吐出過程において、作動壁と固定壁との間に流体が残存
することがなく、高圧縮比が得られ、体積効率が向上す
る。
【0181】第4の発明によれば、中空体を駆動軸を中
心とする円周上に複数個設けたため、一定量の流体の吸
入・吐出を複数の小容積の中空体で分割して行うことに
より、各中空体を作動させるためのトルクも小さくする
ことができるので、作動時のトルク変動を小さくするこ
とができる。
心とする円周上に複数個設けたため、一定量の流体の吸
入・吐出を複数の小容積の中空体で分割して行うことに
より、各中空体を作動させるためのトルクも小さくする
ことができるので、作動時のトルク変動を小さくするこ
とができる。
【0182】第5の発明によれば、複数の中空体が互い
に異なる位相で流体の吸入・吐出を行うため、各中空体
の吐出量が細分化されるとともに時間的にずれて順次作
動するので、ポンプリプルが小さくなる。
に異なる位相で流体の吸入・吐出を行うため、各中空体
の吐出量が細分化されるとともに時間的にずれて順次作
動するので、ポンプリプルが小さくなる。
【0183】第6の発明によれば、前記複数の中空体
が、それぞれ周方向に隣接する中空体と一定の位相差を
保持しているので、位相差の変動によるポンプリプルの
増大を防止し、ポンプリプルの低減を図ることができ
る。
が、それぞれ周方向に隣接する中空体と一定の位相差を
保持しているので、位相差の変動によるポンプリプルの
増大を防止し、ポンプリプルの低減を図ることができ
る。
【0184】第7の発明によれば、作動壁を駆動軸を中
心とする円周の外径側に配置し、前記固定壁をこの円周
の内径側に配置したため、作動壁を作動させる場合に支
点から力点までの距離が大きくなるので、駆動トルクが
小さくて済み、トルク変動も小さい。
心とする円周の外径側に配置し、前記固定壁をこの円周
の内径側に配置したため、作動壁を作動させる場合に支
点から力点までの距離が大きくなるので、駆動トルクが
小さくて済み、トルク変動も小さい。
【0185】第8の発明によれば、駆動軸を中心とする
円周の内径側に作動壁を配置し、固定壁を外径側に配置
したことため、中空体に対して駆動軸側に運動伝達手段
等を配置することができるので、ポンプを小型化するこ
とができる。
円周の内径側に作動壁を配置し、固定壁を外径側に配置
したことため、中空体に対して駆動軸側に運動伝達手段
等を配置することができるので、ポンプを小型化するこ
とができる。
【0186】第9の発明によれば、複数の中空体を一体
の膜部材に成形したので、部品点数を削減でき、組立性
が向上する。
の膜部材に成形したので、部品点数を削減でき、組立性
が向上する。
【0187】第10の発明によれば、膜部材には、各中
空体への流体の吸入時においてのみ開弁する吸入弁と、
各中空体からの流体の吐出時においてのみ開弁する吐出
弁が設けられているので、部品点数を削減でき、組立性
が向上する。また、吸入弁及び吐出弁を膜部材に一体に
設けることによって、ポンプの小型化を図ることもでき
る。
空体への流体の吸入時においてのみ開弁する吸入弁と、
各中空体からの流体の吐出時においてのみ開弁する吐出
弁が設けられているので、部品点数を削減でき、組立性
が向上する。また、吸入弁及び吐出弁を膜部材に一体に
設けることによって、ポンプの小型化を図ることもでき
る。
【図1】図1は、第1の実施形態に係るポンプの全体構
造の概略を示す部分断面図である。
造の概略を示す部分断面図である。
【図2】図2は、第1の実施形態に係るポンプ本体の概
略構造を示す分解斜視図である。
略構造を示す分解斜視図である。
【図3】図3は、第1の実施形態に係るポンプのモータ
及びモータベースの斜視図である。
及びモータベースの斜視図である。
【図4】図4(a)は第1の実施形態に係るポンプのダ
イアフラムの斜視図であり、図4(b)は同側面図であ
る。
イアフラムの斜視図であり、図4(b)は同側面図であ
る。
【図5】図5(a)は開口側からみた第1の実施形態に
係るポンプのダイアフラムの下側省略図、図5(b)は
同C−C断面図、図5(c)は同D−D半断面図であ
る。
係るポンプのダイアフラムの下側省略図、図5(b)は
同C−C断面図、図5(c)は同D−D半断面図であ
る。
【図6】図6(a)は第1の実施形態に係るポンプのダ
イアフラムケースをモータ側からみた図、図6(b)は
同E−E断面図、図6(c)は同ダイアフラムケースを
吐出口側からみた図である。
イアフラムケースをモータ側からみた図、図6(b)は
同E−E断面図、図6(c)は同ダイアフラムケースを
吐出口側からみた図である。
【図7】図7(a)は第1の実施形態に係るポンプのバ
ルブハウジングをモータ側からみた図、図7(b)は同
F−F断面図、図7(c)は同G−G断面図、図7
(d)は同バルブハウジングを吐出口側からみた図であ
る。
ルブハウジングをモータ側からみた図、図7(b)は同
F−F断面図、図7(c)は同G−G断面図、図7
(d)は同バルブハウジングを吐出口側からみた図であ
る。
【図8】図8は、第1の実施形態に係るポンプのクラン
クと作動アームの運動状態を示す図である。
クと作動アームの運動状態を示す図である。
【図9】図9は、第1の実施形態に係るポンプの作動状
態の遷移を示すA−A断面図である。
態の遷移を示すA−A断面図である。
【図10】図10は、第2の実施形態に係るポンプの全
体構造の概略を示す部分断面図である。
体構造の概略を示す部分断面図である。
【図11】図11は、第2の実施形態に係るポンプ本体
の概略構造を示す分解斜視図である。
の概略構造を示す分解斜視図である。
【図12】図12(a)は第2の実施形態に係るポンプ
のピストンを吐出口側からみた図、図12(b)は同ピ
ストンを外径側からみた図、図12(c)は同J−J断
面図、図12(d)は同ピストンをモータ側からみた図
である。
のピストンを吐出口側からみた図、図12(b)は同ピ
ストンを外径側からみた図、図12(c)は同J−J断
面図、図12(d)は同ピストンをモータ側からみた図
である。
【図13】図13(a)は第2の実施形態に係るポンプ
のダイアフラムの軸方向中央断面図、図13(b)は同
K−K断面図、図4(c)は同ダイアフラムを開口部か
らみた図である。
のダイアフラムの軸方向中央断面図、図13(b)は同
K−K断面図、図4(c)は同ダイアフラムを開口部か
らみた図である。
【図14】図14(a)は第2の実施形態に係るポンプ
のダイアフラムケースをモータ側からみた図、図14
(b)は同L−L断面図、図14(c)は同M−M断面
図、図14(d)は同ダイアフラムケースを吐出口側か
らみた図である。
のダイアフラムケースをモータ側からみた図、図14
(b)は同L−L断面図、図14(c)は同M−M断面
図、図14(d)は同ダイアフラムケースを吐出口側か
らみた図である。
【図15】図15(a)は第2の実施形態に係るポンプ
のバルブハウジングをモータ側からみた図、図15
(b)は同N−N断面図、図15(c)は同P−P断面
図、図15(d)は同バルブハウジングを吐出口側から
みた図である。
のバルブハウジングをモータ側からみた図、図15
(b)は同N−N断面図、図15(c)は同P−P断面
図、図15(d)は同バルブハウジングを吐出口側から
みた図である。
【図16】図16は、第2の実施形態に係るポンプのク
ランクとクラッシャの運動状態を説明する図である。
ランクとクラッシャの運動状態を説明する図である。
【図17】図17は、第2の実施形態に係るポンプの作
動状態の遷移を示すH−H断面図である。
動状態の遷移を示すH−H断面図である。
【図18】図18は、従来例に係るポンプのモータを含
めた全体構造の概略を示す部分断面図である。
めた全体構造の概略を示す部分断面図である。
【図19】図19は、従来例に係るポンプのモータを含
めた全体の分解斜視図である。
めた全体の分解斜視図である。
1 ポンプ 2 モータ 4 クランク 5 出力軸 6 クランクピン 12 作動アーム 13 アーム 15 作動ピン 16 ダイアフラム 17 空気袋 173 空気袋内径部 174 空気袋外径部 18 ピストン 223 吸気弁 23 吐出弁 100 ポンプ 102 クラッシャ 103 作動ピン 104 ピストン 108 ダイアフラム 109 空気袋 1121 可動部外径部 1122 可動部内径部 119 吸気弁 121 吐出弁
Claims (10)
- 【請求項1】壁に囲繞された内部に流体を収容する容積
可変の中空体を有し、 前記中空体の互いに対向する2つの壁の間隔を変化させ
ることによって、該中空体の容積を変化させて該中空体
内への前記流体の吸い込み及び該中空体内からの前記流
体の吐き出しを行うポンプにおいて、 駆動軸に対する偏心回転運動を介して前記中空体の容積
を変化させる運動伝達手段を有し、 前記2つの壁のうちいずれか一方の壁は、前記駆動軸に
対する運動を規制された固定壁であり、 他方の壁は、前記運動伝達手段に作動連結された作動壁
であり、 前記駆動軸の回転運動によって、該作動壁の前記固定壁
に対する姿勢を変化させながら、前記作動壁と前記固定
壁との間隔を変化させることを特徴とするポンプ。 - 【請求項2】前記運動伝達手段の前記作動壁との連結部
に前記駆動軸に平行な軸体を突設し、 前記作動壁に係合する作動部材を該軸体に回動自在に設
け、 該作動部材が、前記作動壁を前記固定壁側へ押圧するた
めの押圧部を有することを特徴とする請求項1記載のポ
ンプ。 - 【請求項3】前記作動壁及び前記固定壁の互いに対向す
る面が互いに対応する形状を有することを特徴とする請
求項1又は2記載のポンプ。 - 【請求項4】前記中空体を前記駆動軸を中心とする円周
上に複数個設けたことを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載のポンプ。 - 【請求項5】前記複数の中空体が互いに異なる位相で前
記流体の吸入・吐出を行うことを特徴とする請求項4記
載のポンプ。 - 【請求項6】前記複数の中空体が、それぞれ周方向に隣
接する中空体と一定の位相差を保持して前記流体の吸入
・吐出を行うことを特徴とする請求項5記載のポンプ。 - 【請求項7】前記作動壁を前記円周の外径側に配置し、
前記固定壁を前記円周の内径側に配置したことを特徴と
する請求項4乃至6のいずれかに記載のポンプ。 - 【請求項8】前記作動壁を前記円周の内径側に配置し、
前記固定壁を前記円周の外径側に配置したことを特徴と
する請求項4乃至6のいずれかに記載のポンプ。 - 【請求項9】前記複数の中空体が一体の膜部材に成形さ
れていることを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに
記載のポンプ。 - 【請求項10】前記膜部材には、各中空体への流体の吸
入時においてのみ開弁する吸入弁と、各中空体からの流
体の吐出時においてのみ開弁する吐出弁が設けられてい
ることを特徴とする請求項9記載のポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8227421A JPH1054363A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8227421A JPH1054363A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1054363A true JPH1054363A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16860590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8227421A Pending JPH1054363A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1054363A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1013930A4 (en) * | 1998-07-08 | 2002-02-06 | Citizen Watch Co Ltd | REDUCED SIZE PUMP AND SPHYGMOMANOMETER COMPRISING SAME |
| JP2003056467A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Mitsumi Electric Co Ltd | 小型ポンプ |
| JP2003056468A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Mitsumi Electric Co Ltd | 小型ポンプ |
| JP2015218727A (ja) * | 2014-05-20 | 2015-12-07 | 蔡応麟 | 4圧縮チャンバダイアフラムポンプの振動低減構造 |
| JP2016169656A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 並木精密宝石株式会社 | ダイアフラムポンプ |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP8227421A patent/JPH1054363A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1013930A4 (en) * | 1998-07-08 | 2002-02-06 | Citizen Watch Co Ltd | REDUCED SIZE PUMP AND SPHYGMOMANOMETER COMPRISING SAME |
| US6592339B1 (en) | 1998-07-08 | 2003-07-15 | Citizen Watch Co., Ltd. | Small pump device and sphygmomanometer using the pump device |
| JP2003056467A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Mitsumi Electric Co Ltd | 小型ポンプ |
| JP2003056468A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Mitsumi Electric Co Ltd | 小型ポンプ |
| JP2015218727A (ja) * | 2014-05-20 | 2015-12-07 | 蔡応麟 | 4圧縮チャンバダイアフラムポンプの振動低減構造 |
| JP2016169656A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 並木精密宝石株式会社 | ダイアフラムポンプ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |