JPH1054578A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機

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JPH1054578A
JPH1054578A JP8225962A JP22596296A JPH1054578A JP H1054578 A JPH1054578 A JP H1054578A JP 8225962 A JP8225962 A JP 8225962A JP 22596296 A JP22596296 A JP 22596296A JP H1054578 A JPH1054578 A JP H1054578A
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motor
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lifting motor
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真一 大須
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伸浩 出射
Keiji Wada
圭司 和田
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Konami Group Corp
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価、かつ、低故障率の構成で、吸込グリル
を上限位置、または下限位置に停止させるようにした天
井埋込型空気調和機を提供する。 【解決手段】 吸込グリル9の上昇運転時には、昇降用
モータ140の消費電流を検出して、これが設定値以上
になった場合、所定時間後に昇降用モータを停止させ
る。また、吸込グリル9の降下運転時には、昇降用モー
タ140の消費電流を検出して、これが設定値以上にな
った場合、即座に昇降用モータ140を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込型空気調
和機における吸込グリルの上昇または降下の制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧パネルの下面に対し、昇降
用モータを用いて吸込グリルを昇降自在に支持する天井
埋込型空気調和機は知られている。この種のものでは、
フィルタの交換時に、その吸込グリルを低所に降下させ
ることができるので、低所においてフィルタ交換をする
ことができるという利点が得られる。
【0003】吸込グリルを降下させて下限位置に停止さ
せる時には、下限位置を検出するリミットスイッチから
の信号により昇降用モータを停止させ、吸込グリルを上
昇させて上限位置に停止させる時には、上限位置を検出
するリミットスイッチからの信号により昇降用モータを
停止させている。
【0004】そして、吸込グリルを上限位置に停止させ
る時には、吸込グリルが傾かないように、吸込グリルの
四隅を一様に化粧パネルの下面に密着させるまで、吸込
グリルを上昇させた後に、停止させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、吸込グリルを
上限位置または下限位置で停止させるためにリミットス
イッチを用いていたので、部品点数や電気配線が多くな
り、低コスト化の妨げになると共に、故障率も高くなる
欠点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、部品点数や電気
配線を少なくし、安価、かつ、低故障率でありながら、
吸込グリルを上限位置または下限位置で停止させること
ができ、しかも、上限位置で停止させる時には、吸込グ
リルの傾きを修正することができる天井埋込型空気調和
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
吸込グリルに吊り紐の一端を固定し、当該吊り紐の他端
をプーリに巻回し、当該プーリには昇降用モータを連結
し、当該昇降用モータを動作させて、前記吊り紐を繰り
出し/巻き戻しして、前記吸込グリルを昇降させる天井
埋込型空気調和機において、前記昇降用モータの消費電
流を検出する消費電流検出手段と、前記吸込グリルの上
昇作動時に当該消費電流検出手段の検出結果が所定の設
定値を上回った場合、作動停止指令を出力する停止指令
手段と、この停止指令手段から作動停止指令の入力を受
けて前記昇降用モータを停止させるモータ停止制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、吸込グリルの上昇作動
時には、昇降用モータの消費電流はある一定の状態にあ
るが、吸込グリルが上限位置に達すると、昇降用モータ
の負荷が大きくなり、消費電流は所定の設定値を上回っ
て増大される。消費電流検出手段が昇降用モータの消費
電流が所定の設定値を上回ったことを検出した場合、モ
ータ停止制御手段に対して作動停止指令が出力され、モ
ータ停止制御手段により昇降用モータが停止され、これ
により吸込グリルが停止する。
【0009】請求項2記載の発明は、吸込グリルに吊り
紐の一端を固定し、当該吊り紐の他端をプーリに巻回
し、当該プーリには昇降用モータを連結し、当該昇降用
モータを動作させて、前記吊り紐を繰り出し/巻き戻し
して、前記吸込グリルを昇降させる天井埋込型空気調和
機において、昇降用モータの消費電流を検出する消費電
流検出手段と、吸込グリルの上昇作動時に当該消費電流
検出手段の検出結果が所定の設定値を上回った場合、作
動停止指令を出力する停止指令手段と、この停止指令手
段から作動停止指令の入力を受けた後、所定時間の経過
を待って昇降用モータを停止させるモータ停止制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、停止指令手段から作動
停止指令が出力された場合、所定時間の経過を待って昇
降用モータが停止されるので、吸込グリルが上限位置に
達した後、所定時間の間、昇降用モータが回転し、吸込
グリルの傾きを修正することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、吸込グリルに吊り
紐の一端を固定し、当該吊り紐の他端をプーリに巻回
し、当該プーリには昇降用モータを連結し、当該昇降用
モータを動作させて、前記吊り紐を繰り出し/巻き戻し
して、前記吸込グリルを昇降させる天井埋込型空気調和
機において、前記昇降用モータの消費電流を検出する消
費電流検出手段と、前記吸込グリルの降下作動時に当該
消費電流検出手段の検出結果が所定の設定値を上回った
場合、作動停止指令を出力する停止指令手段と、この停
止指令手段から作動停止指令の入力を受けて前記昇降用
モータを停止させるモータ停止制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0012】この発明によれば、吸込グリルが下限位置
まで降下しても昇降用モータの回転は継続されるので、
プーリの回転は吊り紐を全て繰り出した後、吊り紐を巻
き戻す働きをする。プーリの回転が吊り紐を繰り出す時
の昇降用モータの負荷は比較的小さく、このため消費電
流検出手段は比較的小さな消費電流を検出する。しか
し、プーリの回転が吊り紐を繰り出した後、巻き戻す時
の昇降用モータの負荷は吸込グリルの重量以上の比較的
大きな負荷となるため、消費電流が増大され、消費電流
検出手段は比較的大きな消費電流を検出する。消費電流
検出手段が消費電流の所定の設定値以上の増大を検出す
ると、停止指令手段から作動停止信号が出力され、モー
タ停止制御手段が昇降用モータを停止させる。
【0013】請求項4記載の発明は、吸込グリルに吊り
紐の一端を固定し、当該吊り紐の他端をプーリに巻回
し、当該プーリには昇降用モータを連結し、当該昇降用
モータを動作させて、前記吊り紐を繰り出し/巻き戻し
して、前記吸込グリルを昇降させる天井埋込型空気調和
機において、前記昇降用モータの消費電流を検出する消
費電流検出手段と、前記吸込グリルの上昇作動時に当該
消費電流検出手段の検出結果が第1の設定値を上回った
場合、または前記吸込グリルの降下作動時に当該消費電
流検出手段の検出結果が第2の設定値を上回った場合
に、作動停止指令を出力する停止指令手段と、この停止
指令手段から作動停止指令の入力を受けて前記昇降用モ
ータを停止させるモータ停止制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0014】この発明によれば、吸込グリルの上限位置
への上昇で、昇降用モータの負荷が増大し、消費電流が
第1の設定値を越えて増大すると、タイマが起動し、所
定時間の経過後に昇降用モータが停止される。第1の設
定値は、吸込グリルが上昇する時に昇降用モータが消費
する消費電流の値よりも大きな値であり、吸込グリルが
上限位置に到達した後に増大された昇降用モータの負荷
に対応して設定される。吸込グリルの下限位置への降下
で、昇降用モータの負荷が増大し、消費電流が第2の設
定値を越えて増大すると、即座に昇降用モータが停止さ
れる。第2の設定値は、第1の設定値よりも小さな値
で、吸込グリルが上昇する時に昇降用モータが消費する
消費電流の値に基づいて設定される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】図4は天井埋込型空気調和機の縦断面図で
あり、この図4において参照符号50は空気調和機を示
している。この空気調和機50は、天井内部1に収納さ
れる板金製のユニット本体2と、中央の吸込口3と外周
部の4辺の吹出口4を有して天井穴5を塞ぐように天井
面6に設けられる化粧パネル7と、中央に吸気口8を有
する吸込グリル9とにより構成されている。
【0017】10はターボファン11と天板12に取付
けられたファン用モータ13とからなる送風機、14は
吸気口8からの室内空気をターボファン11に案内する
ノズル口、15は内側立上がり部15aと外側立上がり
部15bとを有し、角張った環形状に発泡スチロールで
形成されたドレンパン、16はターボファン11の吐出
側にこのファンを取囲むように環状に配置されたプレー
トフィン型熱交換器である。そして、17はユニット本
体2の周面に巻付けられた断熱材、21は前記熱交換器
16で熱交換された空気を吹出口4へ導く導風部、22
はユニット本体2を吊具で天井梁に吊下げるための吊下
げボルト、24は吸込グリル9下流側に取付けられたフ
ィルタである。
【0018】図1乃至図3を参照し、吸込グリル9は四
本の吊り紐31を介して昇降自在に支持されている。こ
の四本の吊り紐31には樹脂ワイヤ或いは金属ワイヤの
外周にビニールコーティングを施したものが使用される
が、ダイヤルコードであってもよい。四本の吊り紐31
の一端31aは、図3に示すように、吸込グリル補強部
材90のフック90aにつながれ、四本の吊り紐31の
内の2本の吊り紐31の他端31bは、主プーリ100
Aに夫々巻回され、残りの2本の吊り紐31の他端31
cは、ロープガイド200又は補助プーリ(図示せず)
を介して、主プーリ100Bに夫々巻回されている。
【0019】この吸込グリル補強部材90は、吸込グリ
ル9の二つの辺にねじなどにより固定され、上述のよう
に、四本の吊り紐31のフックとして機能するほかに、
吸込グリル9の補強、更には吸込グリル9の吸込面に装
着されるフィルタ24(図4)の横ずれ防止などをも兼
ねている。
【0020】合計4つの主プーリ100A,100B
は、図2に示すように、シャフト110の両端部に一対
づつ連結されている。各主プーリ100A,100Bに
は穴があけられ、この穴を通じて、各主プーリ100
A,100Bはシャフト110に対して空回り自在に遊
嵌されている。そして、シャフト110の軸部には複数
のねじなどを介して固定部120が固定され、この固定
部120と主プーリ100A,100B間にはコイルス
プリング、板ばね、電磁石などの回転力伝達手段(以
下、「コイルスプリング」という。)130が介装され
ている。なお、125は自由に回転するリングであり、
四本の吊り紐31に吸込グリル9の自重がかかる程度で
は、コイルスプリング130のばね力により、固定部1
20と主プーリ100A,100Bとリング125とが
摩擦接合され、シャフト110の回転とともに、四本の
吊り紐31の繰り出し/巻き戻しが行なわれる。ただ
し、四本の吊り紐31に過大な負荷がかかると、コイル
スプリング130のばね力に抗して、主プーリ100
A,100Bは空回りする。
【0021】更に、この実施の形態によれば、吸込グリ
ル9を昇降させるための駆動系150、すなわち上述し
た主プーリ100A,100B、シャフト110、回転
力伝達手段130を含むクラッチ、後述する吸込グリル
昇降用モータ(直流モータ)140などから成る駆動系
150は、図1に示すように、ユニット本体2の開口部
内に延在する支持板151上にまとめて配置されてい
る。
【0022】この支持板151は、図2に示すように、
化粧パネル7に固定され、上述の駆動系150はこの化
粧パネル7側に固定される。この支持板151と対向す
るように、ユニット本体2の開口部内には本空気調和機
の制御を司るためのコントローラ160が設けられてい
る。このコントローラ160と支持板151とは、ユニ
ット本体2のいわば空気取込用の開口部内に延在する。
すなわち、支持板151はエリア190Aに延在し、コ
ントローラ160はエリア190Bに延在するが、これ
らの存在が空気取込機能を疎外することはない。残りの
空間170において十分空気を取込できるように形成さ
れている。
【0023】上述の駆動系150は化粧パネル7に固定
されるのに対し、このコントローラ160はユニット本
体2に固定されている。
【0024】駆動系150についてより詳しく説明する
と、シャフト110は支持板151上に二つの軸受15
2を介して回転自在に支持されている。
【0025】また、シャフト110の軸部のほぼ中央に
はギア153が固定され、このギア153にはギア15
4が噛み合い、このギア154は、上述した吸込グリル
昇降用モータ140の出力軸に固定されている。参照符
号141はモータ用コンデンサ、143はタイマ(修正
用)である。
【0026】吸込グリル9を昇降させるために、図1を
参照して、指示部としてのプルスイッチ(操作スイッ
チ)51が設けられている。
【0027】次に、図5を参照して、吸込グリル9が上
限位置または下限位置に到達した時に、昇降用モータ1
40を停止させるための手段について説明する。
【0028】コントローラ160は、プルスイッチ51
からの指示に応じて昇降用モータ140の正転、逆転を
制御する制御信号を出力する。コントローラ160は、
昇降用モータ140の正転、逆転を制御する制御信号を
ドライバ回路305へ出力する。ドライバ回路305に
は、コントローラ160からの制御信号に対応して、昇
降用モータ140を所定速度で駆動させるための機能が
備えられている。
【0029】昇降用モータ140を一方向に回転させて
吸込グリル9を上昇させる場合、ドライバ回路305が
出力する消費電流Icは、吸込グリル9が上限位置に至
らない間では例えば170mA程度である。しかし、吸
込グリル9が上限位置(吸込グリル9の少なくとも一つ
の隅(または辺)が化粧パネル7に当接する位置)に至
った時には、主プーリ100A,100Bの回転速度の
低減または停止と、シャフト11の回転継続との間に生
じる摩擦力に抗して昇降用モータ140が回転する分、
昇降用モータ140の負荷が増大し、このためドライバ
回路305が出力する昇降用モータ140の消費電流I
cが増大する。この時には、例えば300mAから35
0mA程度の消費電流Icが流れる。
【0030】昇降用モータ140を他方向に回転させて
吸込グリル9を降下させる場合、昇降用モータ140の
消費電流Icは、吸込グリル9が下限位置に至らない間
では例えば60mA程度である。しかし、吸込グリル9
が下限位置に至ってからも、ドライバ回路305は昇降
用モータ140を回転させるため、消費電流Icは、例
えば100mAから170mA程度に増大する。
【0031】即ち、吸込グリル9が下限位置に至ってか
らも昇降用モータ140が回転する場合には、プーリ1
00A,100Bは吊り紐31を全て繰り出した後に、
吊り紐31を巻き戻すように回転する。プーリ100
A,100Bが吊り紐31を巻き戻すように回転する時
には、昇降用モータ140に対して、吸込グリル9を上
昇させる時とほぼ等しい負荷がかかるので、昇降用モー
タ140の消費電流Icは、例えば100mAから17
0mA程度まで増大する。
【0032】一方、ドライバ回路305には、増幅部3
03を介して消費電流検出手段307が接続されてい
る。この消費電流検出手段307は、昇降用モータ14
0の消費電流Icを常時検出し、この検出された消費電
流Icはコントローラ160に入力される。
【0033】このコントローラ160は、昇降グリルが
上昇中であって、消費電流Icが170mAの状態から
300mA(第1の設定値X)以上に達した時、昇降用
モータ140の作動停止指令を出力するとともに、昇降
グリルが下降中であって、消費電流Icが60mAの状
態から100mA(第2の設定値Y)以上に達した時
に、昇降用モータ140の作動停止指令を出力する。
【0034】この昇降用モータ140の作動停止指令が
出力されると、ドライバ回路305への制御信号の出力
が遮断されて昇降用モータ140の駆動が停止される。
ただし、昇降グリルが上昇中であって、消費電流Icが
170mAの状態から300mA(第1の設定値X)以
上に達した時に、昇降用モータ140の作動停止指令が
出力されたとしても、この場合には、タイマ309によ
り所定時間(例えば4秒)がカウントされるまでは、ド
ライバ回路305への制御信号の出力が遮断されず、例
えば4秒が計時された時にドライバ回路305への制御
信号の出力が遮断されて昇降用モータ140の駆動が停
止される。
【0035】吸込グリル9を上昇させるときには、吸込
グリル9に固定された4本の吊り紐31,31の巻き戻
し時間に差が生じるので、1本の吊り紐側が完全に上昇
限界位置に達したとしても、残りの吊り紐側においては
上昇限界位置には到達せず、吸込グリル9が完全に上昇
しきれない場合がある。前述した4秒間の時差は各吊り
紐を完全に吊り上げるまでの所要時間である。
【0036】次に、図6,図7を参照して、実施の形態
の動作を説明する。
【0037】先ずステップS1では、プルスイッチ51
が操作されたか否かが判定される。プルスイッチ51の
操作は、例えば、引下げ棒などを用意しておいて、これ
を用いてプルスイッチ51を引くことで行われる。
【0038】プルスイッチ51が操作された場合には、
ステップS2で、コントローラ301より昇降用モータ
140を正転させる制御信号が出力され、ドライバ回路
305へ入力されて、昇降用モータ140を正転させ、
吸込グリル9を降下させる。ステップS3では、消費電
流検出手段307によりドライバ回路305が出力する
昇降用モータ140への消費電流Icが検出される。こ
の場合は、吸込グリル9が下限位置へ至るまでの途中の
位置での降下であるから、消費電流Icの検出値は、例
えば60mA程度である。
【0039】ステップS4では、再び、プルスイッチ5
1が操作されたか否かが判定される。プルスイッチ51
が操作された場合には、ステップS8へ進み、昇降用モ
ータ140への電流を遮断して、吸込グリル9を停止さ
せるが、プルスイッチ51が操作されない場合には、ス
テップS5へ進み、コントローラ160により消費電流
Icが第2の設定値Yとして、例えば100mA以上に
達したか否かが判定される。消費電流Icが第2の設定
値Yに達しない場合には、ステップS3へ戻るが、消費
電流Icが第2の設定値Yに達した場合には、ステップ
S6へ進み、コントローラ160から作動停止信号が出
力される。
【0040】そして、ステップS7では、コントローラ
301がドライバ回路305へ出力する制御信号を遮断
し、これにより昇降用モータ140への電流が遮断さ
れ、吸込グリル9が停止される。そしてステップS9へ
進む。
【0041】ステップS9では、プルスイッチ51が操
作されたか否かが判定される。プルスイッチ51が操作
されない場合には、ステップS8へ戻るが、プルスイッ
チ51が操作された場合には、ステップS10へ進み、
コントローラ301より昇降用モータ140を逆転させ
る制御信号が出力され、ドライバ回路305へ入力され
て、昇降用モータ140を逆転させ、吸込グリル9を上
昇させる。ステップS11では、消費電流検出手段30
7により昇降用モータ140の消費電流Icが検出され
る。この場合は、吸込グリル9が上限位置へ至るまでの
途中の位置での上昇であるから、消費電流Icの検出値
は、例えば170mA程度である。
【0042】ステップS12では、再び、プルスイッチ
51が操作されたか否かが判定される。プルスイッチ5
1が操作された場合には、ステップS13へ進み、コン
トローラ301により昇降用モータ140への電流を遮
断して、吸込グリル9を停止させる。しかし、プルスイ
ッチ51が操作されない場合には、ステップS14へ進
み、コントローラ160により消費電流Icが第1の設
定値Xとして、例えば300mA以上に達したか否かが
判定される。消費電流Icが第1の設定値Xに達しない
場合には、ステップS10へ戻るが、消費電流Icが第
1の設定値Xに達した場合には、ステップS15で、コ
ントローラ160よりタイマ309に対して起動命令が
出力された後、ステップS16へ進む。
【0043】ステップS16では、起動命令を入力した
タイマ309が起動する。タイマ309の設定時間は、
例えば4秒である。ステップS17では、タイマ309
の計時した時間が設定時間として、例えば4秒に達した
か否かが判定される。タイマ309が計時した時間が4
秒を経過した場合には、ステップS18へ進み、コント
ローラ301から作動停止信号が出力された後、ステッ
プS19へ進む。ステップS19では、作動停止信号を
発したコントローラ301が、ドライブ回路305に対
して出力していた制御信号を遮断し、これにより昇降用
モータ140が停止され、吸込グリル9が停止される。
そしてステップS1に戻る。
【0044】即ち、吸込グリル9が上限位置に達した
時、タイマ309の設定時間である4秒が計時された後
に昇降用モータ140が停止されるので、その4秒の
間、昇降用モータ140が回転し続けて、シャフトの回
転に主プーリ100A,100Bが連れ回りし、吊り紐
31が強く巻き戻され、吸込グリル9の四隅が化粧パネ
ル7にほぼ確実に密着される。
【0045】尚、プルスイッチ51には、ロータリー式
プルスイッチが採用され、繰り返してスイッチがプル操
作されると、吸込グリル昇降用モータ140は「正回
転」・「停止」・「逆回転」を繰り返して、吸込グリル
9は「降下」・「停止」・「上昇」・「停止」の動作を
順に繰り返す。
【0046】ロータリー式プルスイッチのプル操作によ
って、吸込グリルは下降・停止・上昇・停止を順に繰り
返すので、簡単な操作で吸込グリルを任意の位置に停止
させることができる。
【0047】本実施の形態によれば、吸込グリル9の降
下の過程では、上述のようにプルスイッチ51を引くこ
とにより(S4)、吸込グリル9が降下を停止するので
(S8)、任意の位置で吸込グリル9の一時停止が可能
である。図1では図示を省略したが、吸込グリル9の上
部には、空気清浄用のフィルタ24(図4)が装着され
るので、図示のように、吸込グリル9を天井面6から引
き下ろして、途中で一時停止させたときには、フィルタ
24の交換、清掃等の作業を低所で行うことができる。
従って、高所で作業する場合に比べ、作業が容易になる
だけではなく、作業の安全性を向上させることができ
る。
【0048】即ち、本実施の形態によれば、プルスイッ
チ51を操作して吸込グリル昇降用モータ140を駆動
することにより、シャフト110が回転し、このシャフ
ト110にクラッチを介して連結された主プーリ100
A,100Bが回転し、この主プーリ100A,100
Bに巻回された吊り紐31が繰り出し/巻き戻しされ、
これにより吸込グリル9が自動的に昇降されるので、空
気清浄用のフィルタ24をメンテナンスする時には、そ
れを低所(或いは任意の位置)に引き下ろしてからメン
テナンスすることができる。
【0049】更に、吸込グリル昇降用モータ140は一
つ設ければよいので、コストの増大は少なくて済み、吸
込グリル昇降用モータ140を複数設ける場合に比べ、
構造は簡単で、故障の少ないものになる。また、過大な
負荷がかかった場合には、クラッチが動作し、シャフト
110が空回りするので、吸込グリル昇降用モータ14
0の焼損は防止される。
【0050】本実施の形態によれば、吸込グリル9の降
下時には、昇降用モータ140に供給される消費電流I
cを検出して、例えば消費電流Icが60mAの状態か
ら100mAへ増大した時に、吸込グリル9が下限位置
に到達したものとみなして、昇降用モータ140への電
流を遮断して、昇降用モータ140を停止させ、これに
より吸込グリル9を停止させるようにしたので、リミッ
トスイッチ等の機械的構成を用いて下限位置に停止させ
る場合に比べて、部品点数が少なく、構成が簡単であ
り、低コスト化、及び低故障率化を図ることができる。
【0051】吸込グリル9の上昇時には、昇降用モータ
140に供給される消費電流Icを検出して、例えば消
費電流Icが170mAの状態から300mAへ増大し
た時に、吸込グリル9が上限位置に到達したものとみな
して、昇降用モータ140への電流を遮断して、昇降用
モータ140を停止させ、これにより吸込グリル9を停
止させるようにしたので、リミットスイッチ等の機械的
構成を用いて上限位置に停止させる場合に比べて、部品
点数が少なく、構成が簡単であり、低コスト化、及び低
故障率化を図ることができる。
【0052】また、吊り紐31による吸込グリル9の吊
り上げ時には、必ずしも、四本の吊り紐31の長さが等
しくならないことに起因して、場合によっては、吸込グ
リル9が傾いた状態で吊り上げられることがある。
【0053】この実施の形態によれば、吸込グリル9が
傾いた状態で吊り上げられたとしても、上限位置に達し
た時、タイマ309が作動して所定時間(4秒)を計時
した後に、吸込グリル昇降用モータ140の回転が停止
されるので、それまでの間はすべての吊り紐31が完全
に巻き取られるまで、主プーリ100A,100Bの回
転は継続されるので、吸込グリル9は水平になるまで完
全に吊り上げられ、化粧パネル7に完全に密着する。こ
の場合に、四本の吊り紐31のうち、吊り紐31がすで
に巻き取られている主プーリ100A,100Bにあっ
ては、上述したようにシャフト110の軸部上の回転に
抗して停止する。
【0054】また、吊り紐31の巻き戻し時に、例えば
四本の吊り紐31の長さにアンバランスが生じても、吸
込グリル9の最終巻き戻し時には、主プーリ100A,
100Bの停止により、吊り紐31の長さのアンバラン
スが吸収されるので、吸込グリル9は化粧パネル7に完
全に密着し、そこに隙間が生じることはない。
【0055】また、本実施の形態では、吸込グリル9の
上昇の後に、上限位置で停止させる構成としては、コン
トローラ160と消費電流検出手段307とタイマ30
9を用いるという部品点数の少ない構成で実現されてい
るので、部品点数が少ない分、低コスト化が可能である
と共に、低故障率であるという利点がある。
【0056】上昇した吸込グリル9は、図示を省略した
吸込グリルロック手段を介して、化粧パネルに固定する
よう構成してもよいが、このロック手段は必須のもので
はなく、本実施の形態では省略している。尚、簡単な吸
込グリルロック手段として、図1を参照して、化粧パネ
ル7にマグネット43を設け、このマグネット43で吸
込グリル9をロックすることは可能である。
【0057】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は、これに限定されるものでないこと
は明らかである。
【0058】吸込グリル9が上限位置に到達した後、吸
込グリル9の左右に固定された吊り紐31,31間の長
さの差を吸収する吸収手段としても、摩擦係合される主
プーリ100A,100Bとシャフト11、及びタイマ
309の組み合わせに限定されるものではない。例え
ば、主プーリ100Bとロープガイド200との間に、
ばね力で吊り紐31を引き上げるレバーを設けて対応し
てもよい。
【0059】この場合、吸込グリル9が傾いて上限位置
に到達すると、吸込グリル9の左右の側辺のうち、最初
に上限位置に到達した側辺の側の吊り紐31の張力が大
きくなって、ばね力に抗してレバーを引き下げ、引き下
げた分、その吊り紐31が巻き戻される。これによれ
ば、吸込グリル9において上限位置に到達しなかった側
辺を上限位置まで上昇させることができる。
【0060】この他、左右のロープガイド200をそれ
ぞればね力で上方へ付勢するようにして対応してもよ
い。吸込グリル9が傾いて上限位置に到達すると、吸込
グリル9の左右の側辺のうち、最初に上限位置に到達し
た側辺の側の吊り紐31の張力が大きくなって、ばね力
に抗してロープガイド200を押し下げ、押し下げた
分、その吊り紐31が巻き戻される。これによれぱ、吸
込グリル9において上限位置に到達しなかった側辺を上
限位置まで上昇させることができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、吸込グリ
ルの上昇時に、消費電流検出手段の検出結果が所定の設
定値を上回った場合、作動停止指令を出力して昇降用モ
ータを停止させるようにしたので、吸込グリルが上限位
置に達した時、吸込グリルを停止させることができる。
部品点数が少なくて済むので、低コスト化、及び低故障
率化が可能である。
【0062】請求項2記載の発明によれば、吸込グリル
の上昇時に、消費電流が設定値を上回った場合、所定時
間の経過後に昇降用モータを停止させるようにしたの
で、吸込グリルが上限位置に到達した後、吸込グリルの
四隅を天井埋込型空気調和機の底面に密着させ、吸込グ
リルの傾きを修正し、吸込グリルを停止させることがで
きる。この場合も部品点数が少なくて済むので、低コス
ト化、及び低故障率化が可能である。
【0063】請求項3記載の発明は、吸込グリルの降下
時に、吸込グリルが下限位置に達して消費電流が設定値
以上になった場合に、即座に昇降用モータを停止させる
ことができる。この場合も部品点数が少なくて済むの
で、低コスト化、及び低故障率化が可能である。
【0064】請求項4記載の発明によれば、吸込グリル
の上昇作動、降下作動を任意に切り換えることができ、
吸込グリルの上昇作動、降下作動に際し、上述した効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による天井埋込型空気調和機の一実施の
形態を示す斜視図である。
【図2】吸込グリルを示す平面図である。
【図3】吸込グリルを吊り下げた状態を示す斜視図であ
る。
【図4】天井埋込型空気調和機の縦断面図である。
【図5】本発明の電気的構成の要部説明図である。
【図6】本発明の前段の処理フローを示す図である。
【図7】本発明の後段の処理フローを示す図である。
【符号の説明】
2 ユニット本体 7 化粧パネル 9 吸込グリル 24 フィルタ 31 吊り紐 65 停止位置検出センサ 100A,100B 主プーリ 110 シャフト 130 回転力伝達手段 140 昇降用モータ 150 駆動系 160 コントローラ 303 増幅部 305 ドライバ回路 307 消費電流検出手段 309 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 圭司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込グリルに吊り紐の一端を固定し、当
    該吊り紐の他端をプーリに巻回し、当該プーリには昇降
    用モータを連結し、当該昇降用モータを動作させて、前
    記吊り紐を繰り出し/巻き戻しして、前記吸込グリルを
    昇降させる天井埋込型空気調和機において、 前記昇降用モータの消費電流を検出する消費電流検出手
    段と、 前記吸込グリルの上昇作動時に当該消費電流検出手段の
    検出結果が所定の設定値を上回った場合、作動停止指令
    を出力する停止指令手段と、 この停止指令手段から作動停止指令の入力を受けて前記
    昇降用モータを停止させるモータ停止制御手段と、 を備えたことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 【請求項2】 吸込グリルに吊り紐の一端を固定し、当
    該吊り紐の他端をプーリに巻回し、当該プーリには昇降
    用モータを連結し、当該昇降用モータを動作させて、前
    記吊り紐を繰り出し/巻き戻しして、前記吸込グリルを
    昇降させる天井埋込型空気調和機において、 前記昇降用モータの消費電流を検出する消費電流検出手
    段と、 前記吸込グリルの上昇作動時に当該消費電流検出手段の
    検出結果が所定の設定値を上回った場合、作動停止指令
    を出力する停止指令手段と、 この停止指令手段から作動停止指令の入力を受けた後、
    所定時間の経過を待って前記昇降用モータを停止させる
    モータ停止制御手段と、 を備えたことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  3. 【請求項3】 吸込グリルに吊り紐の一端を固定し、当
    該吊り紐の他端をプーリに巻回し、当該プーリには昇降
    用モータを連結し、当該昇降用モータを動作させて、前
    記吊り紐を繰り出し/巻き戻しして、前記吸込グリルを
    昇降させる天井埋込型空気調和機において、 前記昇降用モータの消費電流を検出する消費電流検出手
    段と、 前記吸込グリルの降下作動時に当該消費電流検出手段の
    検出結果が所定の設定値を上回った場合、作動停止指令
    を出力する停止指令手段と、 この停止指令手段から作動停止指令の入力を受けて前記
    昇降用モータを停止させるモータ停止制御手段と、 を備えたことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  4. 【請求項4】 吸込グリルに吊り紐の一端を固定し、当
    該吊り紐の他端をプーリに巻回し、当該プーリには昇降
    用モータを連結し、当該昇降用モータを動作させて、前
    記吊り紐を繰り出し/巻き戻しして、前記吸込グリルを
    昇降させる天井埋込型空気調和機において、 前記昇降用モータの消費電流を検出する消費電流検出手
    段と、 前記吸込グリルの上昇作動時に当該消費電流検出手段の
    検出結果が第1の設定値を上回った場合、または前記吸
    込グリルの降下作動時に当該消費電流検出手段の検出結
    果が第2の設定値を上回った場合に、作動停止指令を出
    力する停止指令手段と、 この停止指令手段から作動停止指令の入力を受けて前記
    昇降用モータを停止させるモータ停止制御手段と、 を備えたことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
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