JPH1055004A - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

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JPH1055004A
JPH1055004A JP9163529A JP16352997A JPH1055004A JP H1055004 A JPH1055004 A JP H1055004A JP 9163529 A JP9163529 A JP 9163529A JP 16352997 A JP16352997 A JP 16352997A JP H1055004 A JPH1055004 A JP H1055004A
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JP
Japan
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liquid crystal
independently
chiral smectic
phase
chain type
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JP9163529A
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Inventor
Yasushi Asao
恭史 浅尾
Masahiro Terada
匡宏 寺田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH1055004A publication Critical patent/JPH1055004A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動単安定現象や放置単安定現象を抑制し、
高速、高コントラスト、高輝度なカイラルスメクティッ
ク液晶素子を提供する。 【解決手段】 一対の基板11a、11b間にカイラル
スメクティック液晶層15を挟持してなる液晶素子にお
いて、少なくとも一方の基板の配向制御膜13a、13
bの上に側鎖型高分子強誘電性液晶層14a、14bを
配向させ、その上に該カイラルスメクティック液晶層1
5を配向させてなる液晶素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐久信頼性の高い
カイラルスメクティック液晶素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】比較的低コストで製造できる液晶表示素
子としTN液晶を用いたパッシブマトリクス駆動方式の
液晶表示素子が知られている。しかしながら、この素子
は、クロストークやコントラスト等の点で限界が有り、
TN液晶を用いたパッシブマトリクス駆動方式の液晶表
示素子は、高密度配線数の表示素子、例えば液晶テレビ
ジョンパネル等に適したものとは言い難い。
【0003】このような従来のTN液晶が持つ根本的な
問題を解決するものとして、表面安定化強誘電性液晶素
子(SSFLCD)がクラークとラガヴァルにより提案
されている(特開昭56−107216号公報、米国特
許第4,367,924号明細書等)。この表面安定化
強誘電性液晶素子は、使用状態においておいてカイラル
スメクティックC相(SmC* )またはH相(SmH
* )等のスメクティック相を呈するカイラルスメクティ
ック液晶を薄いセル中に挟持することによって強誘電体
特有の分極ドメインを発現させ、高速応答と双安定性を
実現している。即ち、表面安定化強誘電性液晶素子は、
カイラルスメクティック液晶素子の一種であるといえ
る。また、最近ではチャンダニ、竹添らにより3つの安
定状態を有するカイラルスメクティック反強誘電性液晶
素子も提案されている(Japanese Journ
al of Applied Physics第27
巻、1988年L729頁)。
【0004】このようなカイラルスメクティック液晶素
子においては、たとえば「強誘電性液晶の構造と物性」
(コロナ社発行、福田敦夫、竹添秀男著、1990年)
に記載されているように、ジグザグ状の配向欠陥が発生
してコントラストを著しく低下させるという問題があっ
た。この欠陥は上下基板間に挟持されたカイラルスメク
ティック液晶の層状構造が2種類のシェブロン構造を形
成していることに起因している。最近、このような欠点
を持つシェブロン構造を解消し、ブックシェルフといわ
れる層状構造あるいはそれに近い構造を現出させ、高コ
ントラストな良好な液晶素子を実現しようという動きが
ある(たとえば「次世代液晶ディスプレイと液晶材料」
(株)シーエムシー、福田敦夫編、1992年)。
【0005】ブックシェルフあるいはそれに近い構造を
現出する液晶材料としてパーフルオロエーテル側鎖を持
つ液晶性化合物(米国特許5262082、国際出願特
許WO93/22396、1993年第4回強誘電液晶
国際会議P−46、MarcD.Radcliffe
ら)が開示されている。この液晶は電場等の外部場を用
いなくてもブックシェルフあるいはそれに近い層傾き角
の小さな構造を現出することができ、高速、高詳細、大
面積の液晶素子、表示素子に適している。
【0006】このような双安定状態間での液晶分子のス
イッチングを利用した液晶素子を構成することにより、
従来のTN液晶を用いた液晶素子が有する多くの問題点
に対して、かなり本質的な改善がなされてきた。ところ
が、このメモリ性を有する表面安定化強誘電性液晶に対
し、一方の安定状態である分子位置を選択するような電
界を連続的に印加しつづけることによって、その分子位
置が他の安定状態となる分子位置よりも安定化されてし
まうということが明らかになっている。具体的には、図
2に示すように、液晶分子は2つの安定状態S1、S2
をとる。そこで、S1に対する書き込みを連続的に行う
ことによって、S2よりもS1の方が安定化されてしま
う。その結果S2からS1へ書き込むための電圧の方が
S1からS2へ書き込むための電圧よりも低くなってし
まう、すなわち駆動するための電圧やパルス幅等の駆動
条件が経時的に変化してしまう。以下、この現象を駆動
単安定現象と呼ぶ。
【0007】このような駆動条件の経時的変化は、一方
の安定状態となるよう連続的に書き込み電圧を加えてい
る場合だけでなく、一方の安定状態にメモリさせた状態
で電界を加えずに放置した場合にも、放置された側の分
子位置が安定化することによって駆動条件が経時的に変
化することも明らかになっている。以下、この現象を放
置単安定現象と呼ぶ。
【0008】このように従来の表面安定化強誘電性液晶
では上述した単安定現象によって駆動条件が経時的に変
化してしまうという問題があり、実用化する上で非常に
大きな問題となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、カイラル
スメクティック液晶素子において、駆動単安定現象や放
置単安定現象を抑制し、駆動条件の経時変化が無く安定
性のよい、高速、高コントラスト、高輝度なカイラルス
メクティック液晶素子を提供することにある。
【0010】ここで上記単安定現象に関して、我々の研
究によれば、その発生の原因として、内部イオンの偏在
が原因である場合と、界面近傍分子の配向が固着してし
まう原因(いわゆる表面記憶(Surface mem
ory)現象)である場合の2種類の原因があることが
推測されている。ただし、これら単安定現象は、上述の
2つの可能性のうち何れか一方が原因であるというより
も、2つの原因が相乗して単安定が進行すると考える方
が自然であると思われる。
【0011】これら2つの単安定の原因のうち、前者の
イオン偏在を抑制する技術としては、イオントラップ剤
を液晶中あるいは配向膜中に混入させる技術(特開平4
−230735号公報等)によって単安定現象が抑制さ
れることが報告されている。しかしながら、この技術の
みでは上述の原因のうち後者の表面記憶現象を抑制する
ことが出来ず、本質的な単安定の改善の手段とはならな
かった。
【0012】つまり、単安定現象を無くす為には、上述
したイオン偏在と表面記憶という2つの原因とも完全に
ゼロとするか、もしくはイオン偏在による単安定の進行
方向と表面記憶効果による単安定の進行方向とが互いに
相殺しあうような液晶セルとなるよう設計する必要があ
る。本発明は、後者の2つの単安定の原因を互いに相殺
し、駆動単安定現象や放置単安定現象を抑制するセルを
設計することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の上記目的
を達成するための手段は、一対の基板間にカイラルスメ
クティック液晶層を挟持してなり、少なくとも一方の基
板の配向制御膜の上に側鎖型高分子強誘電性液晶を配向
させ、その上に該カイラルスメクティック液晶層を配向
させてなる液晶素子であって、前記カイラルスメクティ
ック液晶層を構成するカイラルスメクティック液晶組成
物の持つ自発分極の向き(極性)と、配向制御膜上に設
ける側鎖型高分子強誘電性液晶の自発分極の向き(極
性)とが、互いに逆の極性を有することを特徴とする液
晶素子である。
【0014】また本発明の液晶素子は、一対の基板間に
カイラルスメクティック液晶層を挟持してなる液晶素子
において、該カイラルスメクティック液晶素子は、少な
くとも2種の安定な分子状態S1、S2をとることが出
来、少なくとも一方の基板の配向制御膜の上に側鎖型高
分子強誘電性液晶を設け、その上に該カイラルスメクテ
ィック液晶層を配向させることを特徴とする。
【0015】上記構成により、例えばパルス電圧印加に
より前記カイラルスメクティック液晶層を構成するカイ
ラルスメクティック液晶組成物をS1の状態にそろえた
とすると、側鎖型高分子強誘電性液晶層における分子配
向状態は、前記カイラルスメクティック液晶組成物に対
して逆の極性の自発分極を持つことから、配向層はS2
の状態へとスイッチングすることになる。このとき、自
発分極の向きはカイラルスメクティック液晶層及び側鎖
型高分子強誘電性液晶層にわたりすべてそろっている
為、前記カイラルスメクティック液晶組成物はS1の状
態が安定するようにイオンの偏在が進行する。一方、界
面に存在する側鎖型高分子強誘電性液晶の分子位置はS
2へとスイッチングしている為、表面記憶の効果によっ
て界面における単安定はS2の状態が安定化するように
進行する。これら2つの原因による単安定の進行が互い
に相殺するよう進行する為、セル全体としてみれば単安
定の進行は緩和されることになる。
【0016】また、この液晶素子を均一に配向させる為
には配向規制力のある界面近傍から配向させることが必
要である。そのためには、界面に近い側に形成されてい
る側鎖型高分子強誘電性液晶の等方相から液晶相への相
転移温度(以下Tiso と記す)は前記カイラルスメクテ
ィック液晶組成物のTiso よりも高くなくてはならな
い。更に前記側鎖型高分子強誘電性液晶が強誘電性を示
す相への相転移温度(以下Tc と記す)が前記カイラル
スメクティック液晶組成物のTiso より高い場合、該カ
イラルスメクティック液晶組成物の分子長軸が該側鎖型
高分子強誘電性液晶の層法線方向からずれてしまう為、
均一な配向が得られない。したがって、該カイラルスメ
クティック液晶組成物の等方相から液晶相への相転移温
度Tiso-FLC 、該側鎖型高分子強誘電性液晶の等方相か
ら液晶相への相転移温度Tiso-PFLC、該側鎖型高分子強
誘電性液晶の強誘電性を示す液晶相への相転移温度T
c-PFLCに関して
【0017】
【数3】Tiso-PFLC>Tiso-FLC >Tc-PFLC なる関係を有することが特に好ましい。
【0018】また、前記カイラルスメクティック液晶組
成物がコレステリック相またはスメクティックA相を示
している温度範囲において、界面側に存在する前記側鎖
型高分子強誘電性液晶が強誘電性を示す相へと相転移し
た場合、界面側に存在する分子のみが一軸配向処理方法
からずれることになる。この場合、バルク層に存在する
前記カイラルスメクティック液晶組成物がコレステリッ
ク相を示す場合には、バルク分子は界面分子にしたがっ
て配向するため、ねじれ配向を生じたり、分子長軸方向
がばらばらな配向状態となってしまう。また、バルク層
に存在する前記カイラルスメクティック液晶組成物がス
メクティックA相を示している場合に界面分子のみが一
軸配向処理方向からずれてしまうと、界面分子の配向変
化によってバルクの層構造が不均一な状態に変化してし
まう。したがって、バルク層に存在する前記カイラルス
メクティック液晶組成物が強誘電性を示す層において均
一配向を得るためには、該カイラルスメクティック液晶
組成物の等方相から液晶相への相転移温度T
iso−FLC、該側鎖型高分子強誘電性液晶の等方相
から液晶相への相転移温度Tiso−PFLC、該側鎖
型高分子強誘電性液晶の強誘電性を示す相への相転移温
度Tc−PFLC、該カイラルスメクティック液晶組成
物のカイラルスメクティック相(強誘電性を示す相)へ
の相転移温度Tc−FLCに関して、
【0019】
【数4】Tiso−PFLC>Tiso−FLC>T
c−FLC>Tc−PFLC なる関係を有することが更に好ましい。
【0020】また、前記カイラルスメクティック液晶層
のリターデーションRFLCと前記側鎖型高分子強誘電性
液晶層のリターデーションRPFLCとが全く同じ場合に
は、たとえS1からS2へとスイッチングさせたとして
もセル全体としてのリターデーションは変化しない為に
明暗のコントラストを有する液晶素子が得られない。し
たがって、これら2つの層のリターデーションは互いに
異なる値となるよう材料物性値や膜厚を制御する必要が
ある。
【0021】更に、高速、高コントラスト、高輝度な液
晶素子を得るために、前記カイラルスメクティック液晶
層が、例えば、炭化水素末端鎖を有し、両末端鎖が中心
核によって結合された、スメクティック中間層又は潜在
的スメクティック中間層を持つ、あるいはフルオロカー
ボン末端部分及び炭化水素末端部分を有し、該両末端鎖
が中心核によって結合された、スメクティック中間相ま
たは潜在的スメクティック中間相を持つフッ素含有液晶
化合物を含有するカイラルスメクティック液晶組成物か
らなる液晶素子を提供するものである。
【0022】上記一般式(I)で表される化合物は、フ
ェニルピリミジンコアからなる化合物であるのが好まし
い。また、本発明においては、前記カイラルスメクティ
ック液晶組成物が強誘電性を発現する液晶組成物である
のが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明のカイラルスメ
クティック液晶素子の一例を示す模式的な断面図であ
る。
【0024】図1において、11a、11bは上基板、
下基板であり、それぞれの基板には例えば厚さが約40
〜300nmの酸化錫、酸化インジウム、酸化インジウ
ム錫(ITO)等の透明電極12a、12bが設けられ
ている。13a、13bは配向制御膜であり、3〜10
0nmの厚さで形成される。配向制御膜のうち少なくと
も一方はナイロン、ポリイミド等の有機高分膜にラビン
グ等の一軸配向処理が施されたものが用いられる。な
お、配向制御膜はこの例のように両方の基板に設けなく
とも少なくとも一方の基板に設ければよい。また、配向
制御膜はこの例のように有機高分子膜だけでなく、Si
Oの斜方蒸着基板を用いてもよく、イオンビームエッチ
ング等による形状配向基板を用いてもよい。また、透明
電極上にはスパッタ膜または塗布、焼成タイプの絶縁膜
をショート防止層として用いてもよい。14a、14b
は側鎖型高分子強誘電性液晶層である。側鎖型高分子強
誘電性液晶層の形成方法としてはスピンコート法、印刷
法、刷毛塗り法等が挙げられるが、いずれの方法を用い
てもよい。15はカイラルスメクティック液晶層であ
り、好ましくは双安定状態を持つ強誘電性液晶、あるい
は3つの安定状態を持つ反強誘電性液晶が用いられる。
【0025】また、上記一般式(I)で表わされる化合
物を含有するカイラルスメクティック液晶組成物は、一
般的に液晶相としてスメクティックA(SmA)相とス
メクティックC(SmC)相を示すが、コレステリック
(Ch)相を持たないため、均一な一軸配向を得るため
に、一方の基板側にのみ一軸配向処理を施した配向膜を
設けた構成の素子を用いることが好ましい。また、上記
配向制御膜とは別に上下基板のショート防止層としての
絶縁層や他の有機物層、無機物層が形成されていてもよ
い。
【0026】本発明において、用いる液晶組成物として
は、好ましくはフルオロカーボン末端部分及び炭化水素
末端部分を有し、該両末端部分が中心核によって結合さ
れ、スメクティック中間相又は潜在的スメクティック中
間相を持つフッ素含有液晶化合物を含有するものが望ま
しい。
【0027】前記フッ素含有液晶化合物としては、フル
オロカーボン末端部分が、−D1−Cxa2xa−Xで表わ
される基、(但し、上記式中xaは1〜20であり、X
は−H又は−Fを表わし、D1は、−CO−O−(C
2ra−、−O−(CH2ra−、−(CH2ra−、
−O−SO2−、−SO2−、−SO2−(CH2ra−、
−O−(CH2ra−O−(CH2rb−、−(CH2
ra−N(Cpa2pa+1)−SO2−、又は−(CH2ra
−N(Cpa2pa+1)−CO−を表わす。raおよびr
bは、独立に1〜20であり、paは0〜4であ
る。)、或いは、−D2−(Cxb2xb−O)za−Cya
2ya+1で表わされる基、(但し、上記式中xbはそれぞ
れの(Cxb2xb−O)に独立に1〜10であり、ya
は1〜10であり、zaは1〜10であり、D2は、−
CO−O−Crc2rc−、−O−Crc2rc−、−Crc
2rc−、−O−(Csa2sa−O)ta−Crd2rd−、−
O−SO2−、−SO2−、−SO2−Crc2rc−、−C
rc2rc−N(Cpb2pb+1)−SO2−、−Crc2rc
N(Cpb2pb+1)−CO−、単結合から選ばれ、rc
及びrdは独立に1〜20であり、saはそれぞれの
(Csa2sa−O)に独立に1〜10であり、taは1
〜6であり、pbは0〜4である。)であるような化合
物を用いることができる。
【0028】特に好ましくは、下記の一般式(I)、或
いは(II)で表わされるフッ素含有液晶化合物を用い
ることができる。
【0029】
【化5】 式中、A1、A2、A3は、それぞれ独立に、
【0030】
【化6】 を表わす。
【0031】ga、ha、iaは独立に0〜3の整数
(但し、ga+ha+iaは少なくとも2である)を表
わす。夫々のL1とL2は独立に、単結合、−CO−O
−、−O−CO−、−COS−、−S−CO−、−CO
−Se−、−Se−CO−、−CO−Te−、−Te−
CO−、−CH2CH2−、−CH=CH−、−C≡C
−、−CH=N−、−N=CH−、−CH2−O−、−
O−CH2−、−CO−又は−O−を表わす。
【0032】夫々のX1、Y1、Z1はA1、A2、A3の置
換基であり、独立に−H、−Cl、−F、−Br、−
I、−OH、−OCH3、−CH3、−CN、又は−NO
2を表わし、夫々ja、ma、naは独立に0〜4の整
数を表わす。J1は、−CO−O−(CH2ra−、−O
−(CH2ra−、−(CH2ra−、−O−SO2−、
−SO2−、−SO2−(CH2ra−、−O−(CH2
ra−O−(CH2rb−、−(CH2ra−N(Cpa
2pa+1)−SO2−、又は−(CH2ra−N(Cpa
2pa+1)−CO−を表わす。ra及びrbは、独立に1
〜20であり、paは0〜4である。
【0033】R1は、−O−Cqa2qa−O−Cqb
2qb+1、−Cqa2qa−O−Cqb2qb+1、−Cqa2qa
3、−O−Cqa2qa−R3、−CO−O−Cqa2qa
3、又は−O−CO−Cqa2qa−R3を表わし、直鎖
状、分岐状のいずれであっても良い(但し、R3は、−
O−CO−Cqb2qb+1、−CO−O−Cqb2qb+1、−
H、−Cl、−F、−CF3、−NO2、−CNを表わ
し、qa及びqbは独立に1〜20である)。R2はC
xa2xa−Xを表わす(Xは−H又は−Fを表わし、x
aは1〜20の整数である)。
【0034】
【化7】 式中、A4、A5、A6は、それぞれ独立に、
【0035】
【化8】 を表わす。
【0036】gb、hb、ibはそれぞれ独立に0〜3
の整数(但し、gb+hb+ibは少なくとも2であ
る)を表わす。夫々のL3、L4は独立に、単結合、−C
O−O−、−O−CO−、−CO−S−、−S−CO
−、−CO−Se−、−Se−CO−、−CO−Te
−、−Te−CO−、−(CH2CH2ka−(kaは1
〜4)、−CH=CH−、−C≡C−、−CH=N−、
−N=CH−、−CH2−O−、−O−CH2−、−CO
−又は−O−を表わす。
【0037】夫々のX2、Y2、Z2はA4、A5、A6の置
換基であり、独立に−H、−Cl、−F、−Br、−
I、−OH、−OCH3、−CH3、−CF3、−OC
3、−CN、又は−NO2を表わし、夫々のjb、m
b、nbは独立に0〜4の整数を表わす。
【0038】J2は、−CO−O−Crc2rc−、−O−
rc2rc−、−Crc2rc−、−O−(Csa2sa
O)ta−Crd2rd−、−O−SO2−、−SO2−、−
SO2−Crc2rc−、−Crc2rc−N(Cpb2pb+1
−SO2−、−Crc2rc−N(Cpb2pb+1)−CO−
であり、rc及びrdは独立に1〜20であり、saは
それぞれの(Csa2sa−O)に独立に1〜10であ
り、taは1〜6であり、pbは0〜4である。
【0039】R4は、−O−(Cqc2qc−O)wa−Cqd
2qd+1、−(Cqc2qc−O)wa−Cqd2qd+1、−C
qc2qc−R6、−O−Cqc2qc−R6、−CO−O−C
qc2qc−R6、又は−O−CO−Cqc2qc−R6を表わ
し、直鎖状、分岐状のいずれであっても良い(但し、R
6は−O−CO−Cqd2qd+1、−CO−O−Cqd
2qd+1、−Cl、−F、−CF3、−NO2、−CN、又
は−Hを表わし、qc及びqdは独立に1〜20の整
数、waは1〜10の整数である)。R5は(Cxb2xb
−O)za−Cya2ya+1で表わされる(但し、上記式中
xbはそれぞれの(Cxb2xb−O)に独立に1〜10
であり、yaは1〜10であり、zaは1〜10であ
る)。
【0040】上記一般式(I)で表わされる化合物は、
特開平2−142753号公報、米国特許第5,08
2,587号に記載の方法によって得ることができる。
かかる化合物の具体例を以下に列挙する。
【0041】
【化9】
【0042】
【化10】
【0043】
【化11】
【0044】
【化12】
【0045】
【化13】
【0046】
【化14】
【0047】
【化15】
【0048】
【化16】
【0049】
【化17】
【0050】
【化18】
【0051】
【化19】
【0052】
【化20】
【0053】上記一般式(II)で表わされる化合物
は、国際公開WO93/22396、特表平7−506
368号公報に記載の方法によって得ることができる。
かかる化合物の具体例を以下に列挙する。
【0054】
【化21】
【0055】
【化22】
【0056】
【化23】
【0057】
【化24】
【0058】
【化25】
【0059】さらにその他の構成成分としての、パーフ
ルオロカーボン鎖を持たない、いわゆるハイドロカーボ
ンタイプの液晶性化合物の具体例として、以下の構造の
ものが挙げられるが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0060】
【化26】
【0061】
【化27】
【0062】
【化28】
【0063】
【化29】
【0064】
【化30】
【0065】さらにカイラル化合物の具体例として、以
下の構造のものが挙げられるが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0066】
【化31】
【0067】
【化32】
【0068】 D−1:n=6,2R,5R D−2:n=6,2S,5R D−3:n=4,2R,5R D−4:n=4,2S,5R D−5:n=3,2R,5R D−6:n=2,2S,5R D−7:n=2,2R,5R D−8:n=1,2S,5R D−9:n=1,2R,5R
【0069】
【化33】
【0070】 D−10:n=1 D−11:n=2 D−12:n=3 D−13:n=4 D−14:n=6 D−15:n=10
【0071】
【化34】
【0072】 D−16:n=8 D−17:n=10
【0073】
【化35】
【0074】
【化36】
【0075】
【化37】
【0076】次に、以下の式(A)で表わされる化合物
が挙げられる。その化合物の具体例を表1〜5に示す。
【0077】
【化38】 R1−A1−X1−A2−A3−X2−R2−Σ−R3 (A)
【0078】
【表1】
【0079】
【表2】
【0080】
【表3】
【0081】
【表4】
【0082】
【表5】
【0083】上記の式(A)の、表1〜表5で用いた略
号は以下のとおりである。
【0084】
【化39】
【0085】
【化40】
【0086】また、本発明におけるカイラルスメクティ
ック液晶組成物中には、その他の化合物、例えば染料、
顔料、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の添加物を含有する
ことが可能である。
【0087】一方、本発明における側鎖型高分子強誘電
性液晶には、強誘電性(FLC)ユニットを側鎖に有す
る高分子液晶が用いられる。この側鎖型高分子強誘電性
液晶は、例えば米国特許第5,252,251号、EP
O322,703A2号等に記載されているものが挙げ
られる。この側鎖型高分子強誘電性液晶は主鎖の分子構
造によってポリアクリレート系やポリシロキサン系等に
分類される。それぞれの系の側鎖型高分子強誘電性液晶
(PFLC)とそれに対応する強誘電性液晶(FLC)
の一例を以下にに示す。
【0088】
【化41】
【0089】なお、本発明に用いる側鎖型高分子強誘電
性液晶に関して、その主鎖については、一例としてポリ
アクリレート系やポリシロキサン系高分子を示したが、
本発明に適用可能な側鎖型高分子強誘電性液晶はこの系
に限るものではない。また側鎖の構造についても例示し
たものに限らず、数多くの強誘電性液晶に対応する側鎖
型高分子強誘電性液晶が合成されており、それ等も本発
明に適用可能である。尚、本発明では、液晶組成物は一
対の基板間に前述した側鎖型高分子強誘電性液晶層の劣
化を低減すべく、最適な条件下で注入等により配置され
る。
【0090】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0091】実施例1 本実施例では、以下の表6に示す物性値を有するカイラ
ルスメクティック液晶組成物A〜Dおよび側鎖型高分子
強誘電性液晶Eを用いた。また、特に断りのない限り実
験は30℃での測定とした。
【0092】
【表6】
【0093】(注)以下にカイラルスメクティック液晶
組成物A〜Dおよび側鎖型高分子強誘電性液晶Eの組成
を示す。
【0094】 液晶組成物A C613−Py−Ph−Ph−C511 10% C613−Py−Ph−Ph−C711 12% C613−Ph−Tz−Ph−OCO−C613 4% C613−Ph−Tz−Ph−OCO−C817 16% C1123−Py−Ph−OCO−Tn−C49 9% C613−Ph−Tz−Ph−C919 6% C1021−Py−Id−C817 7% C1123−Py−Id−C817 5% C1021−Py−Ph−OCH2(CHF)*819 10% C919−Py−Ph−OC613 5% C1021−Py−Ph−OC817 5% C817−Py−Ph−OC1021 5% C613−Bta−Ph−OC817 4% C1123−Py−Ph−OCO−Ph12F 2%
【0095】 液晶組成物B C613−Py−Ph−Ph−C511 10% C613−Py−Ph−Ph−C711 12% C613−Ph−Tz−Ph−OCO−C613 4% C613−Ph−Tz−Ph−OCO−C817 18% C1123−Py−Ph−OCO−Tn−C49 9% C613−Ph−Tz−Ph−C919 6% C1122−Py−Ph−OCO−Ph1F 5% C1123−Py−Id−C817 5% C1021−Py−Ph−OCH2(CHF)*819 10% C919−Py−Ph−OC613 5% C1021−Py−Ph−OC817 5% C817−Py−Ph−OC1021 5% C613−Bta−Ph−OC817 4% C1123−Py−Ph−OCO−Ph12F 2%
【0096】 液晶組成物C C613−Py−Ph−Ph−C511 10% C613−Py−Ph−Ph−C711 12% C613−Ph−Tz−Ph−OCO−C613 4% C613−Ph−Tz−Ph−OCO−C817 6% C1123−Py−Ph−OCO−Tn−C49 9% C613−Ph−Tz−Ph−C919 6% C1123−Py−Ph−OCO−Ph1F 5% C1021−Py−Id−C817 12% C1123−Py−Id−C817 5% C1021−Py−Ph−OCH2(CHF)*819 10% C919−Py−Ph−OC613 5% C1021−Py−Ph−OC817 5% C817−Py−Ph−OC1021 5% C613−Bta−Ph−OC817 4% C1123−Py−Ph−OCO−Ph12F 2%
【0097】 液晶組成物D C613−Py−Ph−Ph−C511 10% C613−Py−Ph−Ph−C711 12% C613−Ph−Tz−Ph−OCO−C613 4% C613−Ph−Tz−Ph−OCO−C817 16% C1123−Py−Ph−OCO−Tn−C49 9% C613−Ph−Tz−Ph−C919 6% C1021−Py−Id−C817 7% C1123−Py−Id−C817 5% C1021−Py−Ph−OCH2(CHF)*819 10% C919−Py−Ph−OC613 5% C1021−Py−Ph−OC817 5% C817−Py−Ph−OC1021 5% C613−Bta−Ph−OC817 4% C1123−Py−Ph−OCO−Ph12F 2%
【0098】側鎖型高分子強誘電性液晶E
【0099】
【化42】
【0100】単体化合物の構造は以下に示す略式で表わ
す。
【0101】
【化43】
【0102】300mm×320mm、1.1mm厚の
2枚のガラス基板上に、ITO(Indium Tin
Oxide)をスパッタリング法によって厚さ約15
0nmに成膜し、透明電極とした。
【0103】次に、それぞれの基板上にナイロンの蟻酸
0.5wt%溶液を2000rpm、20秒の条件でス
ピンコートにより成膜後、180℃で約1時間加熱焼成
処理を施した。このときの膜厚は約8nmであった。こ
のようにして形成された塗布膜に、ナイロン植毛布によ
る一方向ラビング処理を施した。このときのラビング条
件は上下基板で同一であり、押し込み量εを0.35m
m、ローラー回転数を1000rpm、ローラー送り速
度を30mm/secとし、同一の向きに2回ラビング
処理を行った。
【0104】その後、側鎖型高分子強誘電性液晶Eが等
方相温度となるようスピナーのステージを120℃に熱
しながら1000rpm、20秒の条件でスピンコート
を行った。このときの側鎖型高分子強誘電性液晶の膜厚
は約0.1μmであった。
【0105】その後、平均粒径約2.0μmのアルミナ
ビーズを一方の基板に散布した後、それぞれの基板のラ
ビング処理軸が違いに平行且つ同一方向となるよう2枚
のガラス基板を重ねあわせてセルを作製した。このセル
にカイラルスメクティック液晶組成物をそれぞれの等方
相温度にて毛細管注入を行った。以下、これらA、B、
C、Dのカイラルスメクティック液晶組成物を注入した
セルをそれぞれセルA、セルB、セルC、セルDと呼
ぶ。
【0106】これら4セルを130℃に昇温し1℃/m
inの降温レートで除冷を行った。30℃における配向
性の結果を以下の表7に示す。
【0107】
【表7】
【0108】表7の結果、セルBのように、界面側に存
在する側鎖型高分子強誘電性液晶の等方相からの相転移
温度Tiso-PFLCよりも、バルクに存在するカイラルスメ
クティック液晶組成物の等方相からの相転移温度T
iso-FLC の方が高い場合には、界面の規制力を十分に受
けることが出来ずにランダムな配向状態となることがわ
かる。
【0109】また、セルCではTiso-FLC 近傍において
は均一配向したもののTc-PFLC以下の温度において界面
に存在する側鎖型高分子強誘電性液晶の分子長軸方向
が、バルクに先行して、一軸配向処理方向からずれる結
果、層法線ずれのある充分に均一ではない配向となって
しまったものと思われる。それに対しそれぞれの相転移
温度がTiso-PFLC>Tiso-FLC>Tc-PFLC (特にT
iso−PFLC>Tiso−FLC>Tc−FLC
c−PFLC)なる関係を満たしているセルAやセル
Dは均一に配向した。
【0110】次に均一配向が実現できたセルA及びセル
Dについて放置単安定試験を行なった。このとき比較例
として、同様の配向膜を用いて側鎖型高分子強誘電性液
晶層を設けないセル厚2.2μmのセルを作製し、カイ
ラルスメクティック液晶組成物A及びDを注入した。以
下、これらのセルをそれぞれ比較例A、Dと呼ぶ。これ
らのセルについて等方相から除冷し30℃とした。この
セルに対し、パルス幅50μsの双極性パルスを用いて
スイッチングの閾値電圧を測定した。
【0111】次にこれらのセルを2セル準備し、S1の
分子位置に放置する場合とS2の分子位置に放置する場
合の2通りの放置単安定試験を行った。それぞれの状態
において1ケ月放置した結果を表8に示す。
【0112】
【表8】
【0113】これらの結果からセルAについてのみ単安
定現象が観測されず、その他のセルについては放置方向
に単安定現象が進行する結果、反転閾値に差が出てしま
う結果となっている。これらの結果から、単安定現象は
液晶組成物やセル構成単独では決まるものではなく、特
定の組み合わせの結果単安定現象が進行すると単安定が
進行しないセルとに分けることができる。本実施例では
用いるカイラルスメクティック液晶組成物の自発分極の
向きと基板上に設ける高分子強誘電性液晶の自発分極の
向きとを互いに逆向きとすることによって、単安定現象
が抑制されることが示された。なお、同様の実験を駆動
単安定現象についても行なったところ、同様の結果が得
られた。
【0114】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、駆
動単安定現象や放置単安定現象を抑制し、駆動条件の経
時変化が無く安定性のよい、高速、高コントラスト、高
輝度なカイラルスメクティック液晶素子を得ることがで
きる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカイラルスメクティック液晶素子の一
例を示す模式的な断面図である。
【図2】強誘電性液晶の2種の安定なる分子配列状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
11a 上基板 11b 下基板 12a、12b 透明電極 13a、13b 配向制御膜 14a、14b 側鎖型高分子強誘電性液晶層 15 カイラルスメクティック液晶層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/1333 G02F 1/1333 1/1337 510 1/1337 510 1/1347 1/1347

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板間にカイラルスメクティック
    液晶層を挟持してなり、少なくとも一方の基板の配向制
    御膜の上に側鎖型高分子強誘電性液晶を配向させ、その
    上に該カイラルスメクティック液晶層を配向させてなる
    液晶素子であって、少なくとも一方の基板の配向制御膜
    上に形成する側鎖型高分子強誘電性液晶の自発分極の極
    性と、前記カイラルスメクティック液晶層を構成するカ
    イラルスメクティック液晶組成物の自発分極の極性と
    が、互いに逆向きであることを特徴とする液晶素子。
  2. 【請求項2】 前記側鎖型高分子強誘電性液晶の等方相
    から液晶相への相転移温度Tiso−PFLCと、前記
    カイラルスメクティック液晶層を構成する液晶組成物の
    等方相から液晶相への相転移温度Tiso−FLCと、
    前記側鎖型高分子強誘電性液晶が強誘電性を示す液晶相
    への転移温度Tc−PFLCとが以下の関係式を満たす
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の液晶素子。 【数1】Tiso−PFLC>Tiso−FLC >T
    c−PFLC
  3. 【請求項3】 前記カイラルスメクティック液晶組成物
    のカイラルスメクティック相への相転移温度をT
    c−FLCとすると、 【数2】Tiso−PFLC>Tiso−FLC>T
    c−FLC>Tc−PFLC の関係が成立する請求項2記載の液晶素子。
  4. 【請求項4】 前記カイラルスメクティック液晶層のリ
    ターデーションRFLC と前記側鎖型高分子強誘電性液晶
    のリターデーションRPFLCとの値が異なることを特徴と
    する請求項1記載の液晶素子。
  5. 【請求項5】 前記カイラルスメクティック液晶層が、
    フルオロカーボン末端鎖及び炭化水素末端鎖を有し、該
    両末端鎖が中心核によって結合された、スメクティック
    中間相または潜在的スメクティック中間相を持つフッ素
    含有液晶化合物を含有するカイラルスメクティック液晶
    組成物からなることを特徴とする請求項1記載の液晶素
    子。
  6. 【請求項6】 前記液晶組成物が、フルオロカーボン末
    端部分および炭化水素末端部分を有し、該両末端部分が
    中心核によって結合され、スメクティック中間相又は潜
    在的スメクティック中間相を持つフッ素含有液晶化合物
    を含有する請求項1記載の液晶素子。
  7. 【請求項7】 前記フッ素含有液晶化合物におけるフル
    オロカーボン末端部分が、−D1−Cxa2xa−Xで表わ
    される基である請求項6記載の液晶素子。(但し、上記
    式中xaは1〜20であり、Xは−H又は−Fを表わ
    し、D1は、−CO−O−(CH2ra−、−O−(CH
    2ra−、−(CH2ra−、−O−SO2−、−SO
    2−、−SO2−(CH2ra−、−O−(CH2ra−O
    −(CH2rb−、−(CH2ra−N(Cpa2pa+1
    −SO2−、又は−(CH2ra−N(Cpa2pa+1)−
    CO−を表わす。raおよびrbは、独立に1〜20で
    あり、paは0〜4である。)
  8. 【請求項8】 前記フッ素含有液晶化合物におけるフル
    オロカーボン末端部分が、−D2−(Cxb2xb−O)za
    −Cya2ya+1で表わされる基である請求項6記載の液
    晶素子。(但し、上記式中xbはそれぞれの(Cxb
    2xb−O)に独立に1〜10であり、yaは1〜10で
    あり、zaは1〜10であり、D2は、−CO−O−C
    rc2rc−、−O−Crc2rc−、−Crc2rc−、−O
    −(Csa2sa−O)ta−Crd2rd−、−O−SO
    2−、−SO2−、−SO2−Crc2rc−、−Crc2rc
    −N(Cpb2pb+1)−SO2−、−Crc2rc−N(C
    pb2pb+1)−CO−、単結合から選ばれ、rc及びr
    dは独立に1〜20であり、saはそれぞれの(Csa
    2sa−O)に独立に1〜10であり、taは1〜6であ
    り、pbは0〜4である。)
  9. 【請求項9】 前記フッ素含有液晶化合物が、下記の一
    般式(I)で表わされる請求項6記載の液晶素子。 【化1】 [式中、A1、A2、A3は、それぞれ独立に、 【化2】 を表わす。ga、ha、iaは独立に0〜3の整数(但
    し、ga+ha+iaは少なくとも2である)を表わ
    す。夫々のL1とL2は独立に、単結合、−CO−O−、
    −O−CO−、−COS−、−S−CO−、−CO−S
    e−、−Se−CO−、−CO−Te−、−Te−CO
    −、−CH2CH2−、−CH=CH−、−C≡C−、−
    CH=N−、−N=CH−、−CH2−O−、−O−C
    2−、−CO−又は−O−を表わす。夫々のX1
    1、Z1はA1、A2、A3の置換基であり、独立に−
    H、−Cl、−F、−Br、−I、−OH、−OC
    3、−CH3、−CN、又は−NO2を表わし、夫々j
    a、ma、naは独立に0〜4の整数を表わす。J
    1は、−CO−O−(CH2ra−、−O−(CH2ra
    −、−(CH2ra−、−O−SO2−、−SO2−、−
    SO2−(CH2ra−、−O−(CH2ra−O−(C
    2rb−、−(CH2ra−N(Cpa2pa+1)−SO2
    −、又は−(CH2ra−N(Cpa2pa+1)−CO−を
    表わす。ra及びrbは、独立に1〜20であり、pa
    は0〜4である。R1は、−O−Cqa2qa−O−Cqb
    2qb+1、−Cqa2qa−O−Cqb2qb+1、−Cqa2qa
    3、−O−Cqa2qa−R3、−CO−O−Cqa2qa
    3、又は−O−CO−Cqa2qa−R3を表わし、直鎖
    状、分岐状のいずれであっても良い(但し、R3は、−
    O−CO−Cqb2qb+1、−CO−O−Cqb2qb+1、−
    H、−Cl、−F、−CF3、−NO2、−CNを表わ
    し、qa及びqbは独立に1〜20である)。R2はC
    xa2xa−Xを表わす(Xは−H又は−Fを表わし、x
    aは1〜20の整数である)。]
  10. 【請求項10】 前記フッ素含有液晶化合物が、下記の
    一般式(II)で表わされる請求項6記載の液晶素子。 【化3】 [式中、A4、A5、A6は、それぞれ独立に、 【化4】 を表わす。gb、hb、ibはそれぞれ独立に0〜3の
    整数(但し、gb+hb+ibは少なくとも2である)
    を表わす。夫々のL3、L4は独立に、単結合、−CO−
    O−、−O−CO−、−CO−S−、−S−CO−、−
    CO−Se−、−Se−CO−、−CO−Te−、−T
    e−CO−、−(CH2CH2ka−(kaは1〜4)、
    −CH=CH−、−C≡C−、−CH=N−、−N=C
    H−、−CH2−O−、−O−CH2−、−CO−又は−
    O−を表わす。夫々のX2、Y2、Z2はA4、A5、A6
    置換基であり、独立に−H、−Cl、−F、−Br、−
    I、−OH、−OCH3、−CH3、−CF3、−OC
    3、−CN、又は−NO2を表わし、夫々のjb、m
    b、nbは独立に0〜4の整数を表わす。J2は、−C
    O−O−Crc2rc−、−O−Crc2rc−、−Crc
    2rc−、−O−(Csa2sa−O)ta−Crd2rd−、−
    O−SO2−、−SO2−、−SO2−Crc2rc−、−C
    rc2rc−N(Cpb2pb+1)−SO2−、−Crc2rc
    N(Cpb2pb+1)−CO−であり、rc及びrdは独
    立に1〜20であり、saはそれぞれの(Csa2sa
    O)に独立に1〜10であり、taは1〜6であり、p
    bは0〜4である。R4は、−O−(Cqc2qc−O)wa
    −Cqd2qd+1、−(Cqc2qc−O)wa−C
    qd2qd+1、−Cqc2qc−R6、−O−Cqc2qc
    6、−CO−O−Cqc2qc−R6、又は−O−CO−
    qc2qc−R6を表わし、直鎖状、分岐状のいずれであ
    っても良い(但し、R6は−O−CO−Cqd2qd+1、−
    CO−O−Cqd2qd+1、−Cl、−F、−CF3、−N
    2、−CN、又は−Hを表わし、qc及びqdは独立
    に1〜20の整数、waは1〜10の整数である)。R
    5は、(Cxb2xb−O)za−Cya2ya+1で表わされる
    (但し、上記式中xbはそれぞれの(Cxb2xb−O)
    に独立に1〜10であり、yaは1〜10であり、za
    は1〜10である)。]
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002023164A (ja) * 2000-07-04 2002-01-23 Nec Corp 液晶表示方法、液晶表示装置、及び、それの製造装置

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