JPH1055365A - 建物図形注記名称抽出方法および建物図形注記名称抽出装置 - Google Patents

建物図形注記名称抽出方法および建物図形注記名称抽出装置

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JPH1055365A
JPH1055365A JP8210003A JP21000396A JPH1055365A JP H1055365 A JPH1055365 A JP H1055365A JP 8210003 A JP8210003 A JP 8210003A JP 21000396 A JP21000396 A JP 21000396A JP H1055365 A JPH1055365 A JP H1055365A
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憲作 藤井
Yoshiori Wakabayashi
佳織 若林
Ayafumi Nunobiki
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Tsuneo Yasuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物図形の注記名称を自動決定する方法を提
供すること。 【解決手段】 デジタル住宅地図データベースに格納さ
れたデジタル住宅地図と、住民データベースに格納され
た前記デジタル住宅地図中の建物図形に対する様々な属
性のデータからなる複数の住民データとを用いて、前記
デジタル住宅地図中の建物図形に前記住民データを構成
する様々な属性のデータから抽出した注記名称を付与す
る際に行われる前記注記名称を抽出するための建物図形
注記名称抽出方法であって、前記複数の住民データを構
成するデータの様々な属性について、注記名称の抽出に
対して階層化を図るとともに、注記名称として抽出され
る属性を予め設定しておき、前記複数の住民データを構
成する各データのうち、複数のデータに共通であるとと
もに注記名称として抽出される属性であり、かつ、注記
名称の抽出に対する階層の高い属性のデータを注記名称
として抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機でデジタル
住宅地図図面を作成するコンピュータマッピングの分野
における建物図形への注記名称の自動抽出に関し、特
に、デジタル住宅地図図面中に存在する建物図形に付与
すべき注記名称を住民データベースから獲得して、付与
する建物図形注記名称自動抽出方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】計算機でデジタル住宅地図図面を作成す
るコンピュータマッピングの分野において、計算機で図
面中に存在する建物図形にビル名、集合住宅名、家主名
などの注記名称を付与することが行われている。この注
記名称には、電話番号、住所、氏名等の個人的な項目が
付随するもので、デジタル住宅地図図面中の注記名称を
指定することでこれらの個人的な項目を呼び出すことが
できるように構成されている。
【0003】従来、デジタル住宅地図図面上における注
記名称の配置は人間が実地調査の結果をもとに手作業に
より行われ、また、注記名称の選択および決定も人手に
より行われていた。
【0004】しかし、デジタル住宅地図を作成する際の
注記名称の数は膨大であり、例えば、東京23区では建
物図形が100万件を超え、建物図形に対応する注記名
称の決定にはかなりの工数がかかり、その自動化および
省力化が強く望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した建物図形注記
名称を人手によって決定する方法においては、デジタル
住宅地図を作成する時間が膨大なものとなり、作成コス
トが高くなるとともに完成までに時間がかかるという問
題点がある。
【0006】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、計算機でデ
ジタル住宅地図図面中に存在する建物図形に注記名称を
付与する際に、住民データベースから更新すべきデータ
を獲得し、次に最適な注記名称の候補を抽出し、該当す
る建物図形に注記するのに最適な注記名称を自動決定す
る方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の建物図形注記名
称抽出方法は、デジタル住宅地図データベースに格納さ
れたデジタル住宅地図と、住民データベースに格納され
た前記デジタル住宅地図中の建物図形に対する様々な属
性のデータからなる複数の住民データとを用いて、前記
デジタル住宅地図中の建物図形に前記住民データを構成
する様々な属性のデータから抽出した注記名称を付与す
る際に行われる前記注記名称を抽出するための建物図形
注記名称抽出方法であって、前記複数の住民データを構
成するデータの様々な属性について、注記名称の抽出に
対して階層化を図るとともに、注記名称として抽出され
る属性を予め設定しておき、前記複数の住民データを構
成する各データのうち、複数のデータに共通であるとと
もに注記名称として抽出される属性であり、かつ、注記
名称の抽出に対する階層の高い属性のデータを注記名称
として抽出することを特徴とする。
【0008】また、デジタル住宅地図データベースに格
納されたデジタル住宅地図と、住民データベースに格納
された前記デジタル住宅地図中の建物図形に対する様々
な属性のデータからなり、各属性については、注記名称
の抽出に対して階層化が図られるとともに、注記名称と
して抽出される属性が予め設定されている複数の住民デ
ータとを用いて、前記デジタル住宅地図中の建物図形に
前記住民データを構成する様々な属性のデータから抽出
した注記名称を付与する際にコンピュータシステムにて
行われる前記注記名称を抽出するための建物図形注記名
称抽出方法であって、作成するデジタル住宅地図を前記
デジタル住宅地図データベースから獲得し、また、該獲
得したデジタル住宅地図中に存在する建物図形に該当
し、かつ、更新が必要とされる住民データを前記住民デ
ータベースから獲得する第1の手順と、前記住民データ
を構成する各データのうち、注記名称として抽出される
属性のデータの存在を確認し、該確認結果に応じてその
後行われる処理手順を決定する第2の手順と、前記第2
の手順にて注記名称として抽出される属性のデータの存
在が確認されたときに行われ、前記複数の住民データを
構成する各データのうち、複数のデータに共通であると
ともに注記名称として抽出される属性であり、かつ、注
記名称の抽出に対する階層の高い属性のデータを注記名
称として抽出し、前記デジタル住宅地図中の建物図形に
付与する第3の手順と、前記第2の手順にて注記名称と
して抽出される属性のデータの存在が確認されなかった
ときに行われ、前記複数の住民データを構成する各デー
タのうち、複数のデータに共通なデータを注記名称の候
補として抽出し、会話選択処埋により注記名称を決定
し、前記デジタル住宅地図中の建物図形に付与する第4
の手順と、前記第3の手順または第4の手順にて決定し
た注記名称に対して、各住民データを構成する様々な属
性のデータが格納された建物図形注記データベースを作
成する第5の手順と、を有することを特徴とする。
【0009】この場合、住民データベースが更新された
ときには、第1の手順により、作成する図面中に存在す
る建物図形に該当する住民データを獲得し、第2乃至第
5の手順により、デジタル住宅地図上の注記名称を更新
することとしてもよい。
【0010】本発明の建物図形注記名称抽出装置は、デ
ジタル住宅地図データベースに格納されたデジタル住宅
地図と、住民データベースに格納された前記デジタル住
宅地図中の建物図形に対する様々な属性のデータからな
り、各属性については、注記名称の抽出に対して階層化
が図られるとともに、注記名称として抽出される属性が
予め設定されている複数の住民データとを用いて、前記
デジタル住宅地図中の建物図形に前記住民データを構成
する様々な属性のデータから抽出した注記名称を付与す
る際に前記注記名称を抽出するための建物図形注記名称
抽出装置であって、作成するデジタル住宅地図を前記デ
ジタル住宅地図データベースから獲得し、また、該獲得
したデジタル住宅地図中に存在する建物図形に該当し、
かつ、更新が必要とされる住民データを前記住民データ
ベースから獲得する更新データ獲得部と、前記住民デー
タを構成する各データのうち、注記名称として抽出され
る属性のデータの存在を確認し、該確認結果に応じてそ
の後行われる処理手順を決定する建物・住民データ対応
検査部と、前記建物・住民データ対応検査部にて注記名
称として抽出される属性のデータの存在が確認されたと
きに行われ、前記複数の住民データを構成する各データ
のうち、複数のデータに共通であるとともに注記名称と
して抽出される属性であり、かつ、注記名称の抽出に対
する階層の高い属性のデータを注記名称として抽出し、
前記デジタル住宅地図中の建物図形に付与する建物名自
動選択処理部と、前記建物・住民データ対応検査部にて
注記名称として抽出される属性のデータの存在が確認さ
れなかったときに行われ、前記複数の住民データを構成
する各データのうち、複数のデータに共通なデータを注
記名称の候補として抽出し、会話選択処埋により注記名
称を決定し、前記デジタル住宅地図中の建物図形に付与
する建物名会話選択処理部と、前記建物名自動選択処理
部または建物名会話選択処理部にて決定した注記名称に
対して、各住民データを構成する様々な属性のデータが
格納された建物図形注記データベースを作成する第属性
データ付与処理部と、を有することを特徴とする。
【0011】「作用」上記のように構成される本発明に
おいては、注記名称として抽出される各データの属性に
注目して階層化を図ることにより、注記名称の抽出の自
動化を図ったものである。
【0012】第1の手順または更新データ獲得部におい
て、デジタル住宅地図図面中に存在する建物図形に、ビ
ル名、集合住宅名、家主名などの注記名称を付与する際
に、作成する図面中に存在する建物図形に該当するデー
タに関して、住民データベースから更新が必要な住民デ
ータのみを獲得することにより、更新が必要なデータの
みを自動選択することによる作業の効率化、および、住
民データが更新されたときにデジタル住宅地図上の注記
名称を自動的に更新することができるという自動更新の
作用をもつ。
【0013】第2の手順および建物・住民データ対応検
査部において、建物名自動選択処埋、あるいは、建物名
会話選択処理を施すかの判断がなされる。ここで行われ
る対応検査は、デジタル住宅地図図面中に存在する建物
図形に注記する名称の決定に際し、住民データベースか
ら獲得した建物図形に該当する更新必要な住民データに
対して、1つの代表名称、例えば、ビル名、集合住宅
名、家主名などに決定できるかどうかの検査であり、1
つに決定できる場合には自動選択処理へ、決定できない
場合には会話選択処理へ処理を移す。これにより、注記
名称決定の自動化が実現でき、注記名称の決定の際の省
力化を達成できる。
【0014】また、コンピュータシステムによる画一処
理によって、人間の作業の個人差を解放したことで、注
記名称の品質を一定に保つことが可能となっている。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明による建物図形注記名称自
動抽出処理を実現する装置の要部構成を示すブロック図
である。
【0017】本実施例はデジタル住宅地図図面を作成す
る装置を示すものであり、図1に示すコンピュータ10
0によってデジタル住宅地図図面が作成される。コンピ
ュータ100には外部記憶装置である建物図形データベ
ース106および住民データベース107より与えられ
るデータをそれぞれ受け付けて処理を行う更新データ獲
得部101と、更新データ獲得部101の処理結果に基
づいて処理を行う建物・住民データ対応検査処埋部10
2と、建物・住民データ対応検査処埋部102の処理結
果を受ける建物名自動選択処理部103および建物名会
話選択処埋部104と、建物名会話選択処埋部104の
処理結果属性データ付与処理部105が設けられてい
る。属性データ付与処理部105での処理結果を建物図
形注記名称データベース108に出力することで、建物
図形注記名称が付与されたデジタル住宅地図が作成され
る。
【0018】なお、建物図形データベース106は、建
物図形データを含むデータベースである。また、住民デ
ータベース107は、ビル名、集合住宅名、家主名、電
話番号、部屋番号、住所、氏名等の個人的な項目を属性
とする住民データを有するデータベースである。また、
建物図形注記名称データベース108は、抽出された注
記名称文字列、注記名称配置条件データ、属性づけされ
たデータを含むデータベースである。
【0019】なお、コンピュータ100内に設けられる
各部は概念的に示されるものであり、コンピュータ10
0は実際には、処理装置、該処理装置の動作を決定する
プログラムや処理動作を行うためにデータを一時的に記
憶する記憶装置等から構成されている。コンピュータ1
00は、不図示の入力装置および表示装置と接続されて
おり、上記処理装置は入力装置への入力内容に従って処
理を行い、その結果を表示装置に表示する。
【0020】また、各データベースもそれぞれ独立に図
示されているが、これらは同じ外部記憶装置内に設けら
れるとしても当然よい。
【0021】上記の各処理部での処理について、図2を
参照して説明する。
【0022】図2は、図1に示した各部の動作を示す図
であり、図2中の更新データ獲得処理S201、建物・
住民データ対応検査処理S202、建物名自動選択処理
S203、建物名会話選択処理S204および属性デー
タ付与処理S205のそれぞれは、図1中のコンピュー
タ100を構成する、更新データ獲得部101、建物・
住民データ対応検査部102、建物名自動選択処理部1
03、建物名会話選択処理部104および属性データ付
与処理部105でそれぞれ行われる。
【0023】デジタル住宅地図データベース106から
読み出される建物図形データ206は座標点列の形態で
あり、住民データベース107から読み出される住民デ
ータ207は上述したような各属性のデータを、その属
性の種別とともに示す文字列の形態であり、これら2つ
のデータが更新データ獲得部101へ入力されて更新デ
ータ獲得処理S201が行われる。
【0024】更新データ獲得処理S201では、注記名
称を付与する建物図形に該当するデータに関して、住民
データベースから更新が必要な住民データ207を獲得
することが行われる。
【0025】更新データ獲得部101にて更新が必要な
住民データと判断されたデータについては、建物・住民
データ対応検査部102における建物・住民データ対応
検査処理S202により対応検査が行われる。
【0026】建物・住民データ対応検査処理S202で
は、住民データ207に対して、注記名称を自動的に決
定できるか否かを検査する。
【0027】上記の注記名称を自動的に決定できるか否
かを調べる検査は、具体的には住民データ207に自動
的に注記名称として抽出することのできる共通な属性の
データがあるかを調べるものである。このような属性の
データがある場合には住民データ207を建物名自動選
択処理部103へ出力して建物名自動選択処理S203
を行わせ、ない場合には自動的に注記名称を1つに決定
できないデータとして建物名会話選択処理部104へ出
力して建物名会話選択処理S204を行わせる。
【0028】建物名自動選択処理S203では、表示す
る注記名称を住民データから抽出し、表示の配置データ
を該当する建物図形データより自動的に決定することが
行われる。
【0029】上述したように住民データ207は、ビル
名、集合住宅名、家主名、電話番号、部屋番号、住所、
氏名等の項目を属性とするデータを含むものであり、複
数の住民データ207に共通な属性のデータが1つであ
る場合には該属性のデータが代表名称として一意に決定
される。また、複数の住民データ207に共通の属性の
データが複数存在する場合もある。建物名自動選択処理
S203では、代表名称を決定するための階層化が各属
性について図られており、複数の住民データ207に共
通の属性のデータが複数存在する場合には階層の高い属
性のデータを代表名称として決定する。
【0030】上記の各属性のうち、共通な属性として存
在し得るものはビル名、集合住宅名、家主名などの代表
名称、住所、氏名のうちの名字等が挙げられ、これらに
ついて階層化が図られている。なお、建物名自動選択処
理S203においてその有無が確認される「自動的に注
記名称として抽出することのできる共通な属性のデー
タ」とは、ビル名、集合住宅名、家主名などの代表名称
であり、これらが存在しない場合には建物名会話選択処
理S204が行われる。
【0031】また、複数の住民データ207に共通の属
性のデータが存在しないときに行われる建物名会話選択
処理S204では、候補となる注記名称を住民データか
ら抽出して不図示の表示装置に表示させ(または音声出
力装置によりアナウンスさせ)、その後の装置利用者の
入力内容(音声入力内容)に応じて注記名称を決定する
ものである。このように会話型処理により表示する注記
名称を決定され、また、表示の配置データを該当する建
物図形データより決定することが行われる。
【0032】上記の処理結果が、属性データ付与処埋S
205へ移される。属性データ付与処理S205では、
注記名称が決定した建物図形に属性データ付与が行わ
れ、上述の各処理により代表名称が決定された注記名称
データを生成されて建物図形注記名称データ208とし
て出力される。
【0033】上記のように構成される本実施例において
は、建物図形データと住民データを用意することによ
り、入力データだけで注記名称を1つに決定することが
できる場合には自動的に注記名称が決定され、入力デー
タだけでは自動的に注記名称を1つに決定することがで
きない場合には会話選択によって建物図形の注記名称を
決定するものであり、このような構成とすることにより
注記名称を高速に決定することができるものとなってい
る。本実施例における注記名称の決定手順について以下
に説明する。
【0034】図3乃至図5のそれぞれは、上述した処理
手順を実際の建物図形データおよび住民データに則して
説明するための図である。
【0035】図3(a)は、建物図形データと住民デー
タの対応関係により、1つの注記名称を決定できる場合
の処理を示すフローチャートである。
【0036】いま、建物図形データの建物図形に対し
て、該当する更新が必要とされる住民データA,B,C
を結合させ、注記名称を抽出することとする。
【0037】更新データ獲得処理S201によって、デ
ジタル住宅地図データベース106から建物図形データ
が獲得され、住民データベース107から建物図形デ
ータの建物図形に該当する更新が必要な住民データと
して図3(b)に示すような住民データA,B,Cが獲
得される。本実施例においては、この住民データには、
電話番号、住所、集合住宅名、部屋番号、および、氏名
の項目が含まれている。
【0038】建物・住民データ対応検査処埋S202で
は、建物図形データと住民データA,B,Cの対応関
係を検査する。住民データに含まれる各項目について、
共通するキーワード、ここでは、住所の項目の「○○市
××町●●1−1−1」、および、集合住宅名の項目の
「△△マンション」が抽出できる。共通するキーワード
が抽出できたので、代表名称を1つに決定することが可
能であると判断して、処理を建物名自動選択処理S20
3に移す。
【0039】建物名自動選択処理S203では、住民デ
ータA,B,Cから抽出した共通のキーワードの「○○
市××町●●1−1−1」と△△マンションのうち、階
層の高い属性である「△△マンション」を注記名称とし
て決定し、建物図形データから注記名称位置を決定す
る。
【0040】以上により、建物図形データと住民データ
の対応関係により、注記名称として1つの代表名称が決
定できる場合に、自動的に建物図形注記名称データを決
定することができる。この後、建物図形データベース1
08の格納内容のうち注記名称として抽出された名称が
デジタル住宅地図データベース106に格納された地図
上に配置される。ここで、注記名称位置を決定する処理
は、例えば、特願平6−34804号の図形注記自動配
置に記載される方法が適用可能であり、ここでは注記名
称位置を決定する処理に関する説明は省略する。
【0041】建物名自動選択処理S203により注記名
称が決定した建物図形データに対して、属性データ付
与処理S205で、この建物図形に属する住民データ
A,B,Cの属性により、図3(c)に示すような建物
図形注記名称データが生成され、出力される。本実施
例では、電話番号、住所、集合住宅名、部屋番号、およ
び、氏名の項目を属性として付与し、抽出した注記名称
文字列、注記名称配置条件データ、属性づけされたデー
タを含む建物図形注記名称データが出力され、建物図
形データベース108に格納される。
【0042】実際のデジタル住宅地図上には、建物名自
動選択処理S203により注記名称として決定された
「△△マンション」のみが表示される。また、建物図形
注記データベース108における格納状態についていう
と、「△△マンション」とともに共通のキーワードとな
る「○○市××町●●1−1−1」は共通に格納され、
その下に部屋番号、電話番号、氏名等の個人的なデータ
が格納される。
【0043】上記のように作成されたデジタル住宅地図
上の注記を指定すると、指定された注記に対応して建物
図形注記データベース108に格納された内容が呼び出
される。
【0044】図4は図3と同様に、建物図形データと住
民データの対応関係により、注記名称として1つの代表
名称が決定できる場合の処理を示すフローチャートであ
る。
【0045】いま、建物図形データの建物図形に対し
て、該当する更新が必要な住民データD,Eを結合さ
せ、注記名称を抽出することとする。
【0046】更新データ獲得処理S201によって、デ
ジタル住宅地図データベース106から建物図形データ
が獲得され、住民データベース107からは図4
(b)に示すような、建物図形データの建物図形に該
当する更新が必要な住民データD,Eが獲得される。本
実施例では、この住民データには、電話番号、住所、お
よび、氏名の項目が含まれている。
【0047】建物・住民データ対応検査処理S202
で、建物図形データと住民データD,Eの対応関係を
検査する。この検査においては、住民データに含まれる
各項目について、共通するキーワード、ここでは、住所
の項目の「○○市××町●●9−8−7」、および、氏
名の項目の名字「□□」が抽出できる。共通するキーワ
ードが抽出できたので、代表名称を1つに決定すること
が可能であると判断して、処理を建物名自動選択処理S
203に移す。
【0048】建物名自動選択処理S203では、住民デ
ータD,Eから抽出した共通のキーワードの「○○市×
×町●●9−8−7」および「□□」のうち、階層の高
い「□□」を注記名称として決定し、建物図形データ
から注記名称位置が決定される。
【0049】建物名自動選択処理S203により注記名
称が決定した建物図形データに対して、属性データ付
与処理S205では、この建物図形に属する住民データ
D,Eの属性、本実施例では、電話番号、住所、およ
び、氏名の項目を属性として付与し、抽出した注記名称
文字列、注記名称配置条件データ、属性づけされたデー
タを含む図4(c)に示すような建物図形注記名称デー
タを出力する。
【0050】以上により、建物図形データと住民データ
の対応関係により、注記名称として自動的に建物図形注
記名称データを決定することができる。
【0051】図5(a)は、建物図形データと住民デー
タの対応関係により、自動的に注記名称として抽出する
ことのできない2つの候補が存在する場合の処理を示す
フローチャートである。
【0052】いま、図5(b)に示すような建物図形デ
ータの建物図形に対して、該当する住民データF,G
を結合させ、注記名称を抽出することとする。
【0053】更新データ獲得処理S201によって、建
物図形データベースから建物図形データ、および、住
民データベースから建物図形データの建物図形に該当
する更新が必要な住民データF,Gを獲得する。本実施
例では、この住民データには、電話番号、住所、およ
び、氏名の項目が含まれているが、いずれも代表名称で
はないことから自動的に注記名称として抽出することが
できない。
【0054】建物・住民データ対応検査処理S202で
は、建物図形データと図5(b)に示すような住民デ
ータF,Gの対応関係を検査する。上述したように住民
データ207に含まれる各項目のうち、共通するキーワ
ードに代表名称が存在しないので、注記名称を自動的に
1つに決定することが不可能であると判断して、処理を
建物名会話選択処埋S203に移す。
【0055】建物名自動選択処理S203では、住民デ
ータF,Gから注記名称候補データとして、氏名の項目
の「□□■■」と「□■□■」を候補として抽出し、不
図示の表示装置に表示させ(または音声出力装置により
アナウンスさせ)、装置利用者の入力により各候補のい
ずれを注記名称とするかを選択する会話選択処理を行
う。
【0056】本実施例では、装置利用者の入力内容(音
声入力内容)により、注記名称が「□□■■」と決定さ
れ、これに基づいて建物図形データから注記名称位置
を決定する。
【0057】建物名会話選択処埋S204により注記名
称が決定した建物図形データに対して、属性データ付
与処理S205で、この建物図形に属する住民データF
のみの属性、本実施例では、電話番号、住所、および、
氏名の項目を属性として付与し、抽出した注記名称文字
列、注記名称配置条件データ、属性づけされたデータを
含む図5(c)に示すような建物図形注記名称データ
を出力する。
【0058】以上により、建物図形データと住民データ
の対応関係により、注記名称として2つの代表名称が候
補として決定できる場合に、会話選択処理にて建物図形
注記名称データを決定することができる。
【0059】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である
ことはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0061】請求項1および請求項2に記載の方法にお
いては、注記名称を住民データベースから自動的に獲得
できるようになり、大幅な人手とコストの削減が期待で
きる効果がある。
【0062】また、計算機が画一的な処理を施すので、
複数の人による個人差もなく、均一な品質を維持するこ
とができる効果がある。
【0063】さらに、建物図形に該当する住民データベ
ースから獲得した更新必要な住民データの属性情報を検
査し、ビル名、集合住宅名、家主名などの代表名称を抽
出することにより、注記名称決定の自動化が実現でき、
注記名称の決定の際の省力化を達成することができる効
果がある。
【0064】請求項3に記載の方法においては、住民デ
ータベースが更新されたときに、デジタル住宅地図上の
注記名称を自動的に更新することができる。
【0065】請求項4に記載のものにおいては、上記効
果を備えた装置を実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル住宅地図と住民データベ
ースの結合処理を実現する装置の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1に示したブロック図の各部で行われている
処理を具体的に示す図である。
【図3】図2に示した実際の処理を、建物図形データと
住民データの対応関係により、注記名称として1つの代
表名称が決定できる場合に即して説明するための図であ
る。
【図4】図2に示した実際の処理を、建物図形データと
住民データの対応関係により、注記名称として1つの代
表名称が決定できる場合に即して説明するための図であ
る。
【図5】図2に示した実際の処理を、建物図形データと
住民データの対応関係により、注記名称として2つの代
表名称が候補として決定できる場合に即して説明するた
めの図である。
【符号の説明】
100 コンピュータ 101 更新データ獲得部 102 建物・住民データ対応検査部 103 建物名自動選択処理部 104 建物名会話選択処埋部 105 属性データ付与処理部 106 デジタル住宅地図データベース 107 住民データベース 108 建物図形注記名称データベース S201 更新データ獲得処理 S202 建物・住民データ対応検査処埋 S203 建物名自動選択処理 S204 建物名会話選択処埋 S205 属性データ付与処理 206 建物図形データ 207 住民データ 208 建物図形注記名称データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 恒雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル住宅地図データベースに格納さ
    れたデジタル住宅地図と、 住民データベースに格納された前記デジタル住宅地図中
    の建物図形に対する様々な属性のデータからなる複数の
    住民データとを用いて、前記デジタル住宅地図中の建物
    図形に前記住民データを構成する様々な属性のデータか
    ら抽出した注記名称を付与する際に行われる前記注記名
    称を抽出するための建物図形注記名称抽出方法であっ
    て、 前記複数の住民データを構成するデータの様々な属性に
    ついて、注記名称の抽出に対して階層化を図るととも
    に、注記名称として抽出される属性を予め設定してお
    き、 前記複数の住民データを構成する各データのうち、複数
    のデータに共通であるとともに注記名称として抽出され
    る属性であり、かつ、注記名称の抽出に対する階層の高
    い属性のデータを注記名称として抽出することを特徴と
    する建物図形注記名称抽出方法。
  2. 【請求項2】 デジタル住宅地図データベースに格納さ
    れたデジタル住宅地図と、 住民データベースに格納された前記デジタル住宅地図中
    の建物図形に対する様々な属性のデータからなり、各属
    性については、注記名称の抽出に対して階層化が図られ
    るとともに、注記名称として抽出される属性が予め設定
    されている複数の住民データとを用いて、前記デジタル
    住宅地図中の建物図形に前記住民データを構成する様々
    な属性のデータから抽出した注記名称を付与する際にコ
    ンピュータシステムにて行われる前記注記名称を抽出す
    るための建物図形注記名称抽出方法であって、 作成するデジタル住宅地図を前記デジタル住宅地図デー
    タベースから獲得し、また、該獲得したデジタル住宅地
    図中に存在する建物図形に該当し、かつ、更新が必要と
    される住民データを前記住民データベースから獲得する
    第1の手順と、 前記住民データを構成する各データのうち、注記名称と
    して抽出される属性のデータの存在を確認し、該確認結
    果に応じてその後行われる処理手順を決定する第2の手
    順と、 前記第2の手順にて注記名称として抽出される属性のデ
    ータの存在が確認されたときに行われ、前記複数の住民
    データを構成する各データのうち、複数のデータに共通
    であるとともに注記名称として抽出される属性であり、
    かつ、注記名称の抽出に対する階層の高い属性のデータ
    を注記名称として抽出し、前記デジタル住宅地図中の建
    物図形に付与する第3の手順と、 前記第2の手順にて注記名称として抽出される属性のデ
    ータの存在が確認されなかったときに行われ、前記複数
    の住民データを構成する各データのうち、複数のデータ
    に共通なデータを注記名称の候補として抽出し、会話選
    択処埋により注記名称を決定し、前記デジタル住宅地図
    中の建物図形に付与する第4の手順と、 前記第3の手順または第4の手順にて決定した注記名称
    に対して、各住民データを構成する様々な属性のデータ
    が格納された建物図形注記データベースを作成する第5
    の手順と、を有することを特徴とする建物図形注記名称
    抽出方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の建物図形注記名称抽出方
    法において、 住民データベースが更新されたときには、第1の手順に
    より、作成する図面中に存在する建物図形に該当する住
    民データを獲得し、第2乃至第5の手順により、デジタ
    ル住宅地図上の注記名称を更新することを特徴とする建
    物図形注記名称抽出方法。
  4. 【請求項4】 デジタル住宅地図データベースに格納さ
    れたデジタル住宅地図と、 住民データベースに格納された前記デジタル住宅地図中
    の建物図形に対する様々な属性のデータからなり、各属
    性については、注記名称の抽出に対して階層化が図られ
    るとともに、注記名称として抽出される属性が予め設定
    されている複数の住民データとを用いて、前記デジタル
    住宅地図中の建物図形に前記住民データを構成する様々
    な属性のデータから抽出した注記名称を付与する際に前
    記注記名称を抽出するための建物図形注記名称抽出装置
    であって、 作成するデジタル住宅地図を前記デジタル住宅地図デー
    タベースから獲得し、また、該獲得したデジタル住宅地
    図中に存在する建物図形に該当し、かつ、更新が必要と
    される住民データを前記住民データベースから獲得する
    更新データ獲得部と、 前記住民データを構成する各データのうち、注記名称と
    して抽出される属性のデータの存在を確認し、該確認結
    果に応じてその後行われる処理手順を決定する建物・住
    民データ対応検査部と、 前記建物・住民データ対応検査部にて注記名称として抽
    出される属性のデータの存在が確認されたときに行わ
    れ、前記複数の住民データを構成する各データのうち、
    複数のデータに共通であるとともに注記名称として抽出
    される属性であり、かつ、注記名称の抽出に対する階層
    の高い属性のデータを注記名称として抽出し、前記デジ
    タル住宅地図中の建物図形に付与する建物名自動選択処
    理部と、 前記建物・住民データ対応検査部にて注記名称として抽
    出される属性のデータの存在が確認されなかったときに
    行われ、前記複数の住民データを構成する各データのう
    ち、複数のデータに共通なデータを注記名称の候補とし
    て抽出し、会話選択処埋により注記名称を決定し、前記
    デジタル住宅地図中の建物図形に付与する建物名会話選
    択処理部と、 前記建物名自動選択処理部または建物名会話選択処理部
    にて決定した注記名称に対して、各住民データを構成す
    る様々な属性のデータが格納された建物図形注記データ
    ベースを作成する第属性データ付与処理部と、を有する
    ことを特徴とする建物図形注記名称抽出装置。
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