JPH1055631A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH1055631A
JPH1055631A JP22939196A JP22939196A JPH1055631A JP H1055631 A JPH1055631 A JP H1055631A JP 22939196 A JP22939196 A JP 22939196A JP 22939196 A JP22939196 A JP 22939196A JP H1055631 A JPH1055631 A JP H1055631A
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JP
Japan
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data
error
control circuit
system control
error correction
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JP22939196A
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English (en)
Inventor
Shinya Morita
信也 森田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データ処理装置に関し、例えばテープストリー
マ等の大容量記憶装置に適用して、バッファメモリ及び
周辺回路の信頼性を向上する。 【解決手段】バッファメモリの出力データを誤り検出訂
正処理し、誤り訂正処理結果に基づいて、必要に応じて
外部機器、記録再生系に対してデータ記録、データ出力
の処理をリトライする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置に
関し、例えばテープストリーマ等の大容量記憶装置に適
用して、バッファメモリの出力データを誤り訂正処理
し、誤り訂正処理結果に基づいて必要に応じて外部機
器、記録再生系に対してデータ出力等の処理をリトライ
することにより、バッファメモリ及び周辺回路の信頼性
を向上する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ処理装置は、大容
量のバッファメモリを介してホストコンピュータとの間
でデータを入出力するようになされ、これにより記録再
生系と、この記録再生系に対して非同期の外部機器との
間で、所望のデータを記録再生するようになされてい
る。
【0003】すなわち図21は、データ処理装置を示す
ブロック図である。このデータ処理装置1は、磁気テー
プMに順次斜めに記録トラックを形成し、ホストコンピ
ュータでなる外部機器よりデータD1を入力してこの記
録トラックに記録する。すなわちこのデータ処理装置1
において、インターフェース(I/F)2は、インター
フェース(I/F)制御回路3により制御されて、ホス
トコンピュータとの間で制御コマンド、記録再生に供す
るデータD1、D2等を入出力する。
【0004】このためインターフェース制御回路3は、
インターフェース2を介してホストコンピュータより出
力される制御コマンドを監視し、必要に応じてシステム
制御回路4に通知し、さらにバッファメモリ5にコント
ロール信号SC1を出力して続いて入力されるデータD
1をバッファメモリ5に格納する。このときインターフ
ェース制御回路3は、インターフェース2を介して、論
理フォーマットに必要なデータをホストコンピュータよ
り入力されるデータD1に付加する。また再生時、イン
ターフェース制御回路3は、記録時とは逆に、コントロ
ール信号SC1を出力してバッファメモリ5に蓄積され
たデータをホストコンピュータに送出する。なおこのホ
ストコンピュータとの間の通信は、SCSI(Small Co
mputer System Interface )により実行され、またデー
タD1、D2は、32ビットパラレルにより入出力され
る。
【0005】バッファメモリ5は、このデータD1、D
2を一旦保持して所定のタイミングで出力する。図22
は、このバッファメモリ5を周辺回路と共に示すブロッ
ク図である。バッファメモリ5は、2系統のバッファメ
モリ5A及び5Bにより構成され、これら2系統のバッ
ファメモリ5A及び5Bの動作を交互に切り換えること
により、同時並列的にデータの書き込み及び読み出しの
処理を実行して、高速度でデータD1及びD2を入出力
する。
【0006】メモリ制御回路6は、記録時、コントロー
ル信号SC1に従ってアドレスADA、ADBを発行し
てバッファメモリ5をアドレス制御し、これによりバッ
ファ7を介してインターフェース2より入力されるデー
タD1をバッファメモリ5に格納する。またシステム制
御回路4より出力されるコントロール信号SC2に応動
して、同様にバッファメモリ5をアドレス制御し、これ
によりバッファメモリ5に格納したデータD1を磁気テ
ープMの記録に適したタイミングにより所定のブロック
単位で出力する。さらにメモリ制御回路6は、再生時、
これとは逆に、コントロール信号SC2に応動してアド
レス制御することにより、磁気テープMより所定のブロ
ック単位で再生されるデータD2をバッファメモリ5に
格納し、またコントロール信号SC1に応動してこの格
納したデータD2をホストコンピュータに同期したタイ
ミングで出力する。
【0007】バッファ7は、インターフェース2及びバ
ッファメモリ5間のバッファを形成し、バッファ9は、
バッファメモリ5及びテープコントローラ11間のバッ
ファを構成する。テープコントローラ11は、続く信号
処理回路10(図21)等により構成され、バッファ9
との間でデータD1、D2を送受する。
【0008】信号処理回路10は、記録時、順次入力さ
れるデータD1をデータ処理した後、また磁気テープM
の記録に適した符号化方式により符号化して出力する。
またこれとは逆に、再生時、信号処理回路10は、RF
回路12より得られる再生データを復号した後、データ
処理し、これによりデータD2を再生してバッファメモ
リ5に出力する。
【0009】RF回路12は、記録時、信号処理回路1
0の出力データにより回転ヘッド13を駆動し、これに
より磁気テープMに順次斜めに記録トラックを形成して
データD1を記録する。またこれとは逆に、再生時、R
F回路12は、回転ヘッドより得られる再生信号より再
生データを生成して出力する。
【0010】サーボ回路14は、システム制御回路4に
より制御されて、磁気テープ走行系の動作を制御し、こ
れによりデータ処理装置1では、磁気テープを頭出し
し、またホストコンピュータより入力されるデータD1
を繋ぎ取り記録する。すなわちシステム制御回路4は、
ホストコンピュータより書き込みのコマンドが入力され
ると、サーボ回路14を制御して磁気テープMを所定量
だけ巻き戻しした後、磁気テープMの走行を開始し、こ
れにより磁気テープMを助走して繋ぎ取り記録する。ま
たシステム制御回路4は、ホストコンピュータより再生
コマンドが入力されると、対応する箇所まで磁気テープ
を巻き戻しした後、磁気テープMの走行を開始し、これ
によりホストコンピュータの要求に従って磁気テープに
記録されたデータD2を再生する。
【0011】かくするにつき、この種の磁気記録媒体に
おいては、ドロップアウト等によりビット誤りを避け得
ず、このためこの種のデータ処理装置1においては、記
録時、信号処理回路10におけるデータ処理において、
強力な誤り訂正符号を付加し、またクロスインターリー
ブ処理し、さらには同一データを磁気テープに重複分散
して記録する。これによりこの種のデータ処理装置1に
おいては、磁気記録再生系におけるビット誤りを殆ど無
視し得る程度の、極めて低い値に保持するようになさ
れ、これにより極めて高い信頼性を確保するようになさ
れている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなデ
ータ処理装置1においては、磁気テープに対するデータ
の記録再生については、データエラーに対して充分に考
慮されているものの、バッファメモリに対してはデータ
エラーに対して特に対応しないのが実情である。
【0013】ところが近年装置の高速化に伴い、バッフ
ァメモリも大容量化し、バッファメモリのエラーが無視
できないことが判った。具体的に、バッファメモリ5に
32〔M byte 〕のものを使用して、図21について上
述したデータ処理装置を動作させた場合、正しく動作し
ているにも係わらず、数年に1回程度、宇宙線によるビ
ット誤りが発生することが判った。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、この種のビット誤りを有効に回避して、従来に比し
てバッファメモリ及び周辺回路の信頼性を向上すること
ができるデータ処理装置を提案しようとするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、外部機器又はデータ記録手段より
入力されるデータに誤り訂正符号を付加してバッファメ
モリに格納し、この誤り訂正符号による誤り訂正処理結
果に基づいて、バッファメモリより出力されるデータに
誤りが発生した場合、バッファメモリより対応するデー
タを読み出し、誤り訂正手段を介して、データ記録媒体
に記録し、又は外部機器に出力する。
【0016】バッファメモリより出力されるデータに誤
りが発生した場合、バッファメモリより対応するデータ
を読み出し、誤り訂正手段を介して、データ記録媒体に
記録し、又は外部機器に出力すれば、単にバッファメモ
リをアクセスするだけの処理により、外部機器等からデ
ータを再送することなく、偶発的に発生したビットエラ
ーを確認することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0018】図2は、本発明の実施の形態に係るデータ
処理装置を示すブロック図である。このデータ処理装置
20においては、バッファメモリ21の入出力データを
監視し、この監視結果に基づいて必要に応じて記録再生
の処理をリトライする。なおこの図2に示す構成におい
て、図21について上述した従来構成と同一の構成は対
応する符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0019】図3は、このバッファメモリ21の周辺構
成を示すブロック図である。ここでバッファメモリ21
は、2系統のバッファメモリ21A及び21Bにより構
成され、これら2系統のバッファメモリ21A及び21
Bの動作を交互に切り換えることにより、同時並列的に
データの書き込み及び読み出しの処理を実行し、高速度
でデータD1及びD2を入出力する。このデータ書き込
み読み出しの際、バッファメモリ21A及び21Bは、
1ID(117769バイト=29440ワード)を単
位にして、データD1を信号処理回路10に出力し、ま
た信号処理回路10より入力されるデータD2を格納す
る。
【0020】EDAC(Error Detection And Correcti
on)24A及び24Bは、それぞれ各バッファメモリ2
1A及び21Bに対応して配置され、記録時、バッファ
7より入力されるデータD1に誤り訂正用の符号でなる
チェックビットを付加する。ここでEDAC24A及び
24Bは、図4に示すように、1ワード(32ビット)
のデータD1に対し、7ビットのチェックビットを付加
する。
【0021】さらにEDAC24A及び24Bは、記録
時、各バッファメモリ21A及び21Bより出力される
データD1をチェックビットにより誤り検出処理し、誤
り訂正可能な場合には誤り訂正処理する。すなわちED
AC24A及び24Bは、39ビットのデータに対し
て、1ビットのビット誤りが検出された場合、対応する
ビットの論理レベルを反転して誤り訂正処理する。これ
に対して2ビット以上のビット誤りが検出された場合、
誤り訂正困難なことにより、そのままデータD1を出力
する。
【0022】さらにEDAC24A及び24Bは、この
誤り訂正処理結果をエラーフラグF1によりタイミング
制御回路25に通知する。ここでエラーフラグF1が値
1の場合、エラーが発生していない状態を示し、エラー
フラグF1が値2の場合、誤り訂正処理できたことを、
エラーフラグF1が値2の場合、誤り訂正できなかった
ことを通知するようになされている。
【0023】さらにEDAC24A及び24Bは、この
ように処理したデータD1を出力すいる際に、32ビッ
トのデータD1に対して、4ビットのパリティ符号を付
加して出力し、これにより続く周辺回路におけるビット
エラーを検出できるようになされている。
【0024】これに対して再生時、EDAC24A及び
24Bは、図6に示すように、4ビットのパリティ符号
が付加されてなる再生データD2を受け、このパリティ
符号により誤り検出処理する。さらにEDAC24A及
び24Bは、誤り検出結果をエラーフラグF2によりタ
イミング制御回路25に通知する。これによりEDAC
24A及び24Bは、信号処理回路10よりEDAC2
4A及び24Bに至までの経路について、この経路で発
生したエラーを検出して通知する。
【0025】さらにEDAC24A及び24Bは、再生
時、このようにして入力されるデータD2よりパリティ
符号を除去した後、記録時と同様の、7ビットのチェッ
クビットを付加してバッファメモリ21A及び21Bに
格納する。さらにEDAC24A及び24Bは、図7に
示すように、このようにして格納したデータD2を出力
する際に、チェックビットにより誤り訂正処理し、誤り
訂正処理結果をエラーフラグF1によりタイミング制御
回路25に通知する。これによりEDAC24A及び2
4Bは、記録再生時、バッファメモリ21A及び21B
への入出力の際におけるデータD1及びD2のビット誤
りを監視して監視結果を通知すると共に、誤り訂正可能
な場合は誤り訂正処理するようになされている。
【0026】テープコントローラ27は、信号処理回路
10(図2)等により構成され、記録時、バッファメモ
リ24A及び24Bより入力されるデータD1をデータ
処理して出力する。このときテープコントローラ27
は、データD1に付加されたパリティ符号によりデータ
D1のビット誤りを検出し、検出結果をエラー情報EE
1としてシステム制御回路22に出力する。これにより
データ処理装置20では、バッファメモリ24A及び2
4Bより信号処理回路10に至までの間で、データD1
に発生したビットエラーを検出し、検出結果を出力する
ようになされている。またテープコントローラ27は、
再生時、信号処理回路10より出力されるデータD2に
4ビットのパリティ符号を付加して出力し、このパリテ
ィ符号によりビットエラーを検出できるようにする。
【0027】さらにテープコントローラ27は、記録再
生時、1ID単位で入力されるデータD1、D2の最後
尾のデータを検出し、これによりフレーミングエラーを
検出する。ここでフレーミングエラーは、何らかの原因
により1IDを単位にしてなるデータのブロック構造が
乱れるエラーである。この実施の形態では、記録時、イ
ンターフェース制御回路3において16進数で「0F0
F0F0F」のデータが各ブロックの最後尾に付加さ
れ、テープコントローラ27は、最後尾のデータがこれ
と異なる場合、フレーミングエラーと判断してエラー情
報EE1を出力する。
【0028】メモリ制御回路26は、インターフェース
制御回路3より出力されるコントロール信号SC1に応
じて、またタイミング制御回路25に入力されるコント
ロール信号SC2に応じて、バッファメモリ21A及び
21Bをアドレス制御し、これにより記録再生時、バッ
ファメモリ21A及び21Bのメモリ空間を順次指定し
て、データD1、D2をバッファメモリ21A及び21
Bに格納し、また格納したデータD1、D2を読み出
す。
【0029】タイミング制御回路25は、バッファメモ
リ21A及び21Bと、周辺回路とを制御する制御回路
でなり、エラーフラグF1に応じてシステム制御回路2
2及びインターフェース制御回路3にエラー情報EE3
を通知する。このときタイミング制御回路25は、メモ
リ制御回路26の発行するアドレスADA及びADBを
モニタすることにより、エラーの発生したデータに対応
するバッファメモリ21A及び21Bのアドレスを併せ
てシステム制御回路22に通知する。またタイミング制
御回路25は、エラー情報EE1及びEE3に応動した
システム制御回路22の制御により、後述するようにバ
ッファメモリ21A及び21Bの動作を切り換え制御す
る。
【0030】かくするにつきこの実施の形態では、記録
時、図8に示すような経路により、インターフェース2
より入力したデータD1を信号処理回路10に出力し、
このときEDAC24A及び24Bからバッファメモリ
21A及び21Bへデータを出力した後、バッファメモ
リ21A及び21BからEDAC24A及び24Bに入
力するまでの間で発生したビットエラーについて、ED
AC24A及び24Bにおいてチェックビットによりビ
ットエラーを監視し、可能な限り誤り訂正する。またこ
のEDAC24A及び24Bからテープコントローラ2
7までの間については、パリティ符号によりテープコン
トローラ27でビットエラーを監視する。さらにインタ
ーフェース2よりテープコントローラ27までの間につ
いて、テープコントローラ27によりフレーミングエラ
ーを監視する。
【0031】これに対して図9に示すように、再生時に
おいては、テープコントローラ27からEDAC24A
及び24Bまでの間については、EDAC24A及び2
4Bにおいて、パリティ符号によりビットエラーを監視
する。さらにEDAC24A及び24Bからバッファメ
モリ21A及び21Bへデータを出力した後、バッファ
メモリ21A及び21BからEDAC24A及び24B
に入力するまでの間で発生したビットエラーについて、
EDAC24A及び24Bにおいて、チェックビットに
よりビットエラーを監視し、可能な限り誤り訂正する。
さらに磁気記録再生系よりテープコントローラ27に至
るまでの間について、テープコントローラ27によりフ
レーミングエラーを監視する。
【0032】システム制御回路22(図2)は、外部機
器より入力される制御コマンドに応動してこのデータ処
理装置20全体の動作を制御し、これにより外部機器よ
り入力されるデータD1を磁気テープMに記録し、また
この磁気テープMに記録したデータD2を再生して外部
機器に出力する。このときシステム制御回路22は、タ
イミング制御回路25等より出力されるエラー情報EE
1〜EE2に従って必要に応じて全体の動作を切り換え
制御し、これによりバッファメモリ21A、21B及び
周辺回路によるビットエラーを可能な限り修復する。ま
たビットエラーが発生した場合は、不揮発生メモリによ
り構成される履歴メモリ23に記録を残し、この記録に
より必要に応じてユーザーに警告を発生する。
【0033】すなわちシステム制御回路22は、外部機
器より書き込みの制御コマンドが入力されると全体の動
作を記録の動作モードに切り換え、外部機器の動作に同
期したタイミングで、インターフェース2を介して入力
されるデータD1をバッファメモリ21A及び21Bに
順次格納する。この状態でシステム制御回路22は、図
1に示すように、ステップSP1からステップSP2に
移り、バッファメモリ21A及び21Bの先頭アドレス
をセットした後、ステップSP3に移り、バッファメモ
リ21A及び21Bより1ID分のデータD1をバッフ
ァメモリ21A及び21Bより読み出して信号処理回路
10に転送する。
【0034】このときシステム制御回路22は、続くス
テップSP4において、エラー情報EE1、EE2に基
づいてエラーが発生したか否か判断し、ここで否定結果
が得られると、ステップSP5に移る。ここでシステム
制御回路22は、続くデータD1の有無を判断し、続く
データD1がバッファメモリ21A及び21Bに保持さ
れている場合、ステップSP2に移り、続く1ID分の
データD1について同様の処理を繰り返す。これに対し
て続くデータD1がバッファメモリ21A及び21Bに
保持されていない場合、ステップSP5よりステップS
P6に移り、この処理手順を終了する。これによりシス
テム制御回路22は、エラーを監視しながら、1ID単
位でデータD1を磁気テープMに記録する。
【0035】この一連の処理において、エラーが発生す
ると、システム制御回路22は、1ID分のデータを記
録した後、ステップSP7に移り、エラーの種類を判別
する。ここで発生したエラーがEDAC24A及び24
Bにより検出された1ビットエラーの場合、システム制
御回路22は、ステップSP8に移り、後述する1ビッ
トエラー処理を実行してステップSP5に戻る。これに
対して発生したエラーがテープコントローラ27により
検出されたフレーミングエラーの場合、ステップSP9
に移り、後述するフレーミングエラー処理を実行してス
テップSP5に戻る。
【0036】さらに発生したエラーがEDAC24A及
び24Bにより検出された2ビットエラーの場合、シス
テム制御回路22は、ステップSP10に移り、後述す
る2ビットエラー処理を実行してステップSP5に戻
る。さらに発生したエラーがテープコントローラ27に
より検出されたパリティエラーの場合、システム制御回
路22は、ステップSP11に移り、後述するパリティ
エラー処理を実行してステップSP5に戻る。さらにシ
ステム制御回路22は、これら1ビットエラー処理等に
おいて、装置の故障と判断される場合、ステップSP5
に戻ることなく、記録の処理を中止し、誤ったデータの
記録を防止する。
【0037】なおここで1ビットエラーとは、チェック
ビットにより検出されるビット誤りのうち、誤り訂正に
成功したビット誤りを意味し、2ビットエラーとは、同
様にチェックビットにより検出されるビット誤りのう
ち、誤り訂正困難なビット誤りを意味する。さらにパリ
ティエラーとは、EDAC24A、24B又はテープコ
ントローラ27において、データD1、D2に付加され
たパリティ符号により検出されるエラーを意味する。こ
れによりシステム制御回路22は、発生したエラーの種
類に応じて対応する処理手順を実行し、これにより実用
上充分な範囲で、バッファメモリ21A、21B及び周
辺回路の信頼性を向上する。
【0038】図10は、1ビットエラー処理ルーチィン
を示すフローチャートである。システム制御回路22
は、この1ビットエラー処理において、ステップSP2
0からステップSP21に移り、タイミング制御回路2
5より通知されたエラー情報EE1に基づいて、エラー
の発生したデータに対応する領域より改めて対応するデ
ータD1を読み出す。続いてシステム制御回路22は、
ステップSP22に移り、この読み出したデータD1に
ついて、再び1ビットエラーが発生したか否か判断す
る。ここで正しく読み出すことができた場合、システム
制御回路22は、ステップSP22からステップSP2
3に移り、エラーモードをセットする。
【0039】ここでこの種のデータ処理装置において発
生するデータのエラーは、大きくハードエラーとソフト
エラーとに分類することができる。ここでハードエラー
とは、一般に回路やデバイス(IC等)の故障によって
発生する恒久的なデータの破壊を意味する。メモリにお
けるハードエラーは、データのあるビット(0か1)を
記憶する単位(メモリセル)等が故障し、該当するメモ
リセルに割り当てられたビットが常時0または1に保持
される状態であり、特定の1ビットに異常が発生する場
合、特定のアドレス空間全体に異常が発生する場合とが
ある。
【0040】これに対して偶発的にデータが破壊され、
ビット誤りが再現できない場合をソフトエラーと呼ぶ。
メモリのソフトエラーには、メモリIC内のメモリセル
からデータを読み出した後にデータが変化するものと、
メモリセル内のデータそのものが変化してしまうものと
があり、前者は、メモリの周辺回路におけるソフトエラ
ーにより発生し、後者は、その後何度同じアドレスを読
み出しても、正しいデータを読み出すことが困難にな
る。しかしながらメモリのソフトエラーは、メモリ自身
(ハードウェア)が壊れたわけではないので、もう一度
正しいデータを書き込めば、正しいデータを読み出すこ
とができる。
【0041】これによりこの実施の形態では、これらエ
ラーの発生原因に対応して図11に示すようにエラーモ
ードを規定する。すなわちバッファメモリ21A、21
B以外の周辺回路において、ノイズ等によりデータの論
理値が変化したと考えられる場合は、エラーモードをE
1とする。またバッファメモリ21A、21B以外の周
辺回路の故障と判断される場合、エラーモードをE2と
し、バッファメモリ21A、21Bからのデータ出力の
際に、何らかの原因でデータの論理値が変化したと考え
られる場合、エラーモードをE3とする。
【0042】さらにバッファメモリ21A、21B内の
データそのものが変化している場合、エラーモードをE
4とし、バッファメモリ21A、21Bの故障、バッフ
ァメモリ21A、21Bが故障しかかっていると考えら
れる場合、それぞれエラーモードをE5及びE6とす
る。
【0043】これによりシステム制御回路22は、始め
に検出されたエラー情報EE1による誤り検出結果と、
このエラー情報EE1に基づいて再度のデータ読み出し
により検出される誤り検出結果とにより、1ビット誤り
の原因を自己診断し、この自己診断結果に基づいて全体
の動作を切り換える。すなわちステップSP22におい
て否定結果が得られる場合、システム制御回路22は、
当初の1ビット誤りは、バッファメモリ21A、21B
以外の周辺回路において、ノイズ等によりデータの論理
値が変化した場合、又はバッファメモリ21A、21B
からの出力の際に、何らかの原因でデータの論理値が変
化した場合と考えられることにより、エラーモードを対
応するE1及びE3にセットする。
【0044】これによりシステム制御回路22は、続く
ステップSP24において、このビットエラーの発生し
た時刻、エラーの種類、エラーモード、バッファメモリ
21A、21Bの対応するアドレスADA、ADBを履
歴メモリ23に記録した後、ステップSP25に移って
メインルーチィンに戻る。すなわちこの場合、ビットエ
ラーの発生したデータD1においては、チェックビット
により正しく誤り訂正処理されて磁気テープMに記録さ
れていることにより、またこのビットエラーが偶発的に
発生したと考えられることにより、システム制御回路2
2は、バッファメモリ21A及び21Bに格納されてい
る、又はインターフェース2を介して入力される続くデ
ータD1の記録に支障を来たすことのないように、この
1ビットエラー処理を終了する。
【0045】これに対して再度の読み出しで再び1ビッ
ト誤りが検出された場合、システム制御回路22は、ス
テップSP22よりステップSP26に移る。ここでシ
ステム制御回路22は、この再度の読み出しにおいて、
EDAC24A及び24Bで誤り訂正処理した正しいデ
ータD1を、同一のアドレス空間に格納した後、再び読
み出す。続いてシステム制御回路22は、ステップSP
27に移り、この読み出したデータについて、再び1ビ
ット誤りが発生したか否か判断する。
【0046】ここで1ビットエラーが発生しない場合、
バッファメモリ21A、21Bへのデータ格納時に、ノ
イズ等の何らかの原因によりデータD1そのものが変化
し、この場合は偶発的なビットエラーと考えられること
により、システム制御回路22は、ステップSP28に
移り、エラーモードを対応するE4にセットする。さら
にシステム制御回路22は、ステップSP24に移り、
エラー発生時刻、エラーモード等を履歴メモリ23に記
録してステップSP25に移る。かくするにつきシステ
ム制御回路22は、この場合もビットエラーの発生した
データD1においては、チェックビットにより正しく誤
り訂正処理されて磁気テープMに記録されていることに
より、またこのビットエラーが偶発的に発生したと考え
られることにより、バッファメモリ21A及び21Bに
格納されている、又はインターフェース2を介して入力
される続くデータD1の記録に支障を来すことのないよ
うに、メインルーチィンに戻る。
【0047】これに対して再び1ビットエラーが発生し
た場合、システム制御回路22は、ステップSP27よ
りステップSP29に移る。この場合、この1ビットエ
ラーは、バッファメモリ21A、21Bの対応するアド
レス空間の故障と考えられることにより、システム制御
回路22は、エラーモードを対応するエラーモードE5
にセットした後、ステップSP24に移る。これにより
システム制御回路22は、この場合もビットエラーの発
生したデータD1においては、チェックビットにより正
しく誤り訂正処理されて磁気テープMに記録されている
ことにより、また続く記録の処理においても誤り訂正し
て正しいデータを磁気テープMに記録できることによ
り、バッファメモリ21A及び21Bに格納されてい
る、又はインターフェース2を介して入力される続くデ
ータD1の記録に支障を来すことのないように、メイン
ルーチィンに戻る。
【0048】これに対して図12は、2ビットエラー処
理の処理ルーチィンを示すフローチャートである。シス
テム制御回路22は、この2ビットエラー処理におい
て、ステップSP30からステップSP31に移り、こ
の場合磁気テープMに誤ったデータD2が記録されたこ
とにより、磁気テープMを巻き戻しして頭出しした後、
磁気テープMの走行を開始し、磁気テープMの対応する
領域に改めてデータD1を記録する。このときシステム
制御回路22は、バッファメモリ21A及び21Bより
対応する1IDのデータD1を読み出して磁気テープに
記録する。
【0049】このようにしてデータD1の記録をリトラ
イすると、システム制御回路22は、ステップSP32
に移り、再び2ビットエラーが発生したか否か判断す
る。これによりシステム制御回路22は、始めに検出さ
れたエラー情報による誤り検出結果と、このエラー情報
に基づくリトライの誤り検出結果とにより、2ビット誤
りの原因を自己診断し、この自己診断結果に基づいて全
体の動作を切り換える。
【0050】すなわちシステム制御回路22は、ステッ
プSP31において正しくデータD1を読み出すことが
できた場合、ステップSP32からステップSP33に
移る。この場合、ノイズ等の影響により偶発的に2ビッ
トエラーが発生したと考えられることにより、システム
制御回路22は、ステップSP33において、エラーモ
ードをE1、E3にセットする。さらにこの場合データ
記録のリトライにより磁気テープMに正しいデータが記
録されたことにより、ステップSP34に移り、履歴メ
モリ23にエラー発生時刻等を記録する。さらにシステ
ム制御回路22はステップSP35に移ってメインルー
チィンに戻る。
【0051】これによりシステム制御回路22は、再送
要求による外部機器の処理を妨げることなく、この処理
手順を終了する。
【0052】これに対してデータ記録のリトライで再び
2ビット誤りが検出された場合、システム制御回路22
は、ステップSP32よりステップSP36に移る。こ
こでシステム制御回路22は、外部機器にデータ再送要
求を発行すると共に、磁気テープMを巻き戻しして走行
を開始し、これにより外部機器から再送されたデータD
1を用いて、磁気テープMの対応する領域にデータ記録
をリトライする。
【0053】続いてシステム制御回路22は、ステップ
SP37に移り、この再生されたデータについて、再び
2ビット誤りが発生したか否か判断する。これによりシ
ステム制御回路22は、始めに検出されたエラー情報
と、エラー情報に基づいて実行するステップSP31及
びSP36のリトライで検出される誤り検出結果とによ
り、2ビット誤りの原因を自己診断し、この自己診断結
果に基づいて全体の動作を切り換える。
【0054】すなわちシステム制御回路22は、ここで
2ビットエラーが発生しない場合、バッファメモリ21
A、21Bへのデータ格納時に、ノイズ等によりデータ
D1そのものが変化した、偶発的なビットエラーと考え
られることにより、ステップSP38に移り、エラーモ
ードを対応するE4にセットする。さらにシステム制御
回路22は、続いてステップSP34に移り、エラー発
生時刻、エラーモード等を履歴メモリ23に記録した
後、ステップSP35に移ってメインルーチィンに戻
る。
【0055】かくするにつきこの実施の形態では、最も
発生頻度の高い1ビット誤りに対応するようにチェック
ビット数を設定して、1ビット誤りについては外部機器
に対して再送要求を発行しなくても、内部処理により正
しいデータを記録し、2ビット以上のビットエラーにつ
いては、必要に応じて外部機器に対して再送要求を発行
して正しいデータを記録するようになされている。すな
わち1ビットエラーにおいては、データ処理装置20が
正しく動作している場合、上述したように数年で1回程
度しか発生せず、2ビットエラーにおいては、この1ビ
ットエラーに比してさらに一段と発生確立が低下する。
これによりデータ処理装置20では、チェックビットの
付加によるバッファメモリ21A、21Bの容量の増大
を有効に回避して、実用上充分な信頼性を確保するよう
になされている。
【0056】これに対して再び2ビットエラーが発生し
た場合、システム制御回路22は、ステップSP37よ
りステップSP39に移る。ここでシステム制御回路2
2は、同一アドレスにおいて2ビットエラーが発生した
か否か判断し、肯定結果が得られると、この場合バッフ
ァメモリ21A、21Bの対応するアドレス空間の故障
と考えられることにより、ステップSP39に移り、エ
ラーモードを対応するエラーモードE5にセットする。
【0057】さらにこの場合、他のメモリ空間を使用す
れば磁気テープMに正しいデータを記録することができ
るものの、同一のメモリ空間を使用しては磁気テープM
に正しいデータを記録することが困難なことにより、ス
テップSP41に移り、信頼性を優先して、全体の動作
を停止制御する。このときシステム制御回路22は、イ
ンターフェース制御回路3を介してホストコンピュータ
でなる外部機器にエラーメッセージを発行し、データを
正しく記録できなかった旨、システム異常により動作を
停止する旨ユーザーに通知する。またシステム制御回路
22は、履歴メモリ23に記録を残し、ステップSP4
2に移ってメインルーチィンに戻ることなく処理手順を
終了する。
【0058】これに対して異なるアドレスにおいて2ビ
ット誤りが発生した場合、システム制御回路22は、ス
テップSP39よりステップSP43に移る。この場合
バッファメモリ21A、21Bが故障しかけていると考
えられることにより、システム制御回路22は、エラー
モードを対応するエラーモードE6にセットする。さら
にこの場合は、データを再送してデータ記録をリトライ
しても、正しくデータを記録できないと考えられること
により、ステップSP41に移って全体の動作を停止制
御すると共に、ユーザーに警告を通知する。またこの場
合も同様にして履歴メモリ23に記録を残し、ステップ
SP42に移ってメインルーチィンに戻ることなく処理
手順を終了する。なおホストコンピュータからデータD
1の再送がない場合、システム制御回路22は、その旨
メッセージを発行した後、ステップSP36よりステッ
プSP42に移って全体の動作を停止する。
【0059】図13は、パリティエラー処理の処理ルー
チィンを示すフローチャートである。システム制御回路
22は、このパリティエラー処理において、ステップS
P45からステップSP46に移り、この場合磁気テー
プMに誤ったデータD1が記録されたことにより、磁気
テープMを巻き戻しして頭出しした後、磁気テープMの
走行を開始し、磁気テープMの対応する領域に改めてデ
ータD1を記録する。このときシステム制御回路22
は、バッファメモリ21A及び21Bより対応する1I
DのデータD1を読み出して磁気テープに記録する。
【0060】このようにしてデータD1の記録をリトラ
イすると、システム制御回路22は、ステップSP47
に移り、再びパリティエラーが発生したか否か判断す
る。これによりシステム制御回路22は、始めに検出さ
れた誤り検出結果と、リトライの誤り検出結果とによ
り、パリティエラーの原因を自己診断し、この自己診断
結果に基づいて全体の動作を切り換える。
【0061】すなわちシステム制御回路22は、ステッ
プSP46において正しくデータを読み出すことができ
た場合、ステップSP47からステップSP48に移
る。ここでこの場合、ノイズ等により偶発的にパリティ
エラーが発生したと考えられることにより、システム制
御回路22は、ステップSP48において、エラーモー
ドをE1にセットする。さらにこの場合データ記録のリ
トライにより磁気テープMに正しいデータを記録できた
ことにより、ステップSP49に移る。ここでシステム
制御回路22は、履歴メモリ23にエラー発生時刻等を
記録し、ステップSP50に移ってメインルーチィンに
戻る。
【0062】これによりシステム制御回路22は、外部
機器に再送要求を発行して外部機器の処理を妨げること
なく、この処理手順を終了する。
【0063】これに対してデータ記録のリトライで再び
パリティエラーが検出された場合、システム制御回路2
2は、ステップSP47よりステップSP51に移る。
ここでシステム制御回路22は、EDAC24A、24
Bからテープコントローラ27に至までの異常が再現さ
れることにより、エラーモードをE2にセットする。さ
らにシステム制御回路22は、この場合リライトを繰り
返しても正しいデータを記録することが困難なことによ
り、ステップSP52に移り、全体の動作を停止制御す
る。このときシステム制御回路22は、インターフェー
ス制御回路3を介してユーザーに通知する。またシステ
ム制御回路22は、履歴メモリ23に記録を残し、ステ
ップSP53に移ってメインルーチィンに戻ることなく
処理手順を終了する。
【0064】図14は、フレーミングエラー処理の処理
ルーチィンを示すフローチャートである。システム制御
回路22は、このフレーミングエラー処理において、ス
テップSP55からステップSP56に移り、この場合
磁気テープMに誤ったデータD1が記録されたことによ
り、磁気テープMを巻き戻しして頭出しした後、磁気テ
ープMの走行を開始し、磁気テープMの対応する領域に
改めてデータD1を記録する。このときシステム制御回
路22は、バッファメモリ21A及び21Bより対応す
る1IDのデータD1を読み出して磁気テープに記録す
る。
【0065】続いてシステム制御回路22は、ステップ
SP57に移り、再びフレーミングエラーが発生したか
否か判断する。これによりシステム制御回路22は、始
めに検出された誤り検出結果と、このリトライで検出さ
れる誤り検出結果とにより、フレーミングエラーの原因
を自己診断し、この自己診断結果に基づいて全体の動作
を切り換える。
【0066】すなわちシステム制御回路22は、ステッ
プSP56において正しくデータを読み出すことができ
た場合、ステップSP57からステップSP58に移
る。この場合、ノイズ等により偶発的にフレーミングエ
ラーが発生したと考えられることにより、システム制御
回路22は、ステップSP58において、エラーモード
をE1にセットする。さらにこの場合データ記録のリト
ライにより磁気テープMに正しいデータを記録できたこ
とにより、ステップSP59に移り、履歴メモリにエラ
ー発生時刻等を記録した後、ステップSP60に移って
メインルーチィンに戻る。
【0067】これに対してデータ記録のリトライで再び
フレーミングエラーが検出された場合、システム制御回
路22は、ステップSP57よりステップSP61に移
る。ここでシステム制御回路22は、外部機器にデータ
再送要求を発行すると共に、磁気テープMを巻き戻しし
て走行を開始し、これにより外部機器から再送されたデ
ータD1を用いて、磁気テープMの対応する領域にデー
タ記録をリトライする。
【0068】続いてシステム制御回路22は、ステップ
SP62に移り、この再送されたデータについて、再び
フレーミングエラーが発生したか否か判断する。これに
よりシステム制御回路22は、始めに検出されたエラー
情報と、ステップSP56及びSP61で検出される誤
り検出結果とにより、フレーミングエラーの原因を自己
診断し、この自己診断結果に基づいて全体の動作を切り
換える。
【0069】すなわちシステム制御回路22は、フレー
ミングエラーが発生しない場合、バッファメモリ21
A、21Bへのデータ格納時に、ノイズ等によりデータ
D1が変化した、偶発的なエラーと考えられることによ
り、ステップSP63に移り、エラーモードを対応する
E4にセットする。さらにシステム制御回路22は、続
いてステップSP59に移り、エラー発生時刻、エラー
モード等を履歴メモリ23に記録し、ステップSP60
に移ってメインルーチィンに戻る。
【0070】これに対して再びフレーミングエラーが発
生した場合、システム制御回路22は、ステップSP6
2よりステップSP64に移る。ここでシステム制御回
路22は、同一の異常が再現されることにより、エラー
モードをE2にセットする。続いてシステム制御回路2
2は、ステップSP65に移り、全体の動作を停止制御
すると共に、インターフェース制御回路3を介してユー
ザーに通知する。また履歴メモリ23に記録を残した
後、ステップSP66に移り、メインルーチィンに戻る
ことなく処理手順を終了する。
【0071】これらの処理によりシステム制御回路22
は、極めて高い信頼性により、外部機器から入力される
データD1を磁気テープMに記録する。なおシステム制
御回路22は、1ビットエラー処理、2ビットエラー処
理、パリティエラー処理及びフレーミングエラー処理に
おいて、それぞれ異なるエラーが別途検出された場合、
発生したエラーの内容に応じて、これら別途検出された
エラーに対応するエラー処理を優先して実行し、また実
行中のエラー処理と同時並列的に別途検出されたエラー
に対応するエラー処理を実行するようになされている。
【0072】図15は、データ再生時におけるシステム
制御回路22のメイン処理ルーチィンを示すフローチャ
ートである。システム制御回路22は、外部機器より読
み出しの制御コマンドが入力されると全体の動作を再生
の動作モードに切り換え、磁気テープMの再生に同期し
たタイミングで順次信号処理回路10より出力されるデ
ータD2をバッファメモリ21A及び21Bに格納す
る。この状態でシステム制御回路22は、外部機器より
データ送出の了解が得られると、ステップSP71から
ステップSP72に移り、バッファメモリ21A及び2
1Bの先頭アドレスをセットした後、ステップSP73
に移り、バッファメモリ21A及び21Bより1ID分
のデータD2を外部機器に送出する。
【0073】このときシステム制御回路22は、続くス
テップSP74において、エラー情報EE1、EE2に
基づいてエラーが発生したか否か判断し、ここで否定結
果が得られると、ステップSP75に移る。ここでシス
テム制御回路22は、続くデータD2の有無を判断し、
続くデータD2がバッファメモリ21A及び21Bに保
持されている場合、ステップSP72に移り、続く1I
D分のデータD2について同様の処理を繰り返す。これ
に対して続くデータD2がバッファメモリ21A及び2
1Bに保持されていない場合、ステップSP75よりス
テップSP76に移ってこの処理手順を終了する。これ
によりシステム制御回路22は、エラーを監視しなが
ら、1ID単位でデータD2を外部機器に出力する。
【0074】この一連の処理において、エラーが発生す
ると、システム制御回路22は、1ID分のデータD2
を出力した後、ステップSP77に移り、エラーの種類
を判別する。ここで発生したエラーがEDAC24A及
び24Bにより検出される1ビットエラーの場合、シス
テム制御回路22は、ステップSP78に移り、後述す
る1ビットエラー処理を実行してステップSP75に戻
る。これに対して発生したエラーがテープコントローラ
27により検出されるフレーミングエラーの場合、ステ
ップSP79に移り、後述するフレーミングエラー処理
を実行してステップSP75に戻る。
【0075】さらに発生したエラーがEDAC24A及
び24Bにより検出される2ビットエラーの場合、シス
テム制御回路22は、ステップSP80に移り、後述す
る2ビットエラー処理を実行してステップSP75に戻
る。さらに発生したエラーがEDAC24A及び24B
により検出されるパリティエラーの場合、システム制御
回路22は、ステップSP81に移り、後述するパリテ
ィエラー処理を実行してステップSP75に戻る。なお
システム制御回路22は、これら1ビットエラー処理等
において、装置の故障と判断される場合、ステップSP
75に戻ることなく、再生の処理を中止し、誤ったデー
タの出力を防止する。
【0076】図16は、再生時における1ビットエラー
処理ルーチィンを示すフローチャートである。システム
制御回路22は、この1ビットエラー処理において、ス
テップSP85からステップSP86に移り、タイミン
グ制御回路25より通知されたエラー情報EE3に基づ
いて、エラーの発生したデータに対応する領域より改め
て対応するデータD2を読み出す。続いてシステム制御
回路22は、ステップSP87に移り、この読み出した
データD2について、再び1ビットエラーが発生したか
否か判断する。ここで正しく読み出すことができた場
合、システム制御回路22は、ステップSP87からス
テップSP88に移り、エラーモードをE1、E2にセ
ットする。
【0077】これによりシステム制御回路22は、再生
時においても、2つの誤り検出結果により、1ビット誤
りの原因を自己診断し、この自己診断結果に基づいて全
体の動作を切り換える。すなわちステップSP87にお
いて否定結果が得られた場合、システム制御回路22
は、当初の1ビット誤りは、バッファメモリ21A、2
1B以外の周辺回路において、ノイズ等によりデータの
論理値が変化した場合、又はバッファメモリ21A、2
1Bからの出力の際に、何らかの原因でデータの論理値
が変化した場合と考えられることにより、エラーモード
を対応するE1及びE3にセットする。
【0078】これによりシステム制御回路22は、続く
ステップSP89において、このビットエラーを関連す
る情報と共に履歴メモリ23に記録した後、ステップS
P90に移ってメインルーチィンに戻る。すなわちこの
場合、ビットエラーの発生したデータD1においては、
チェックビットにより正しく誤り訂正処理されて外部機
器に出力されていることにより、またこのビットエラー
が偶発的に発生したと考えられることにより、システム
制御回路22は、続くデータD2の出力に支障を来たす
ことのないように、この1ビットエラー処理を終了す
る。
【0079】これに対して再度の読み出しで再び1ビッ
ト誤りが検出された場合、システム制御回路22は、ス
テップSP87よりステップSP91に移る。ここでシ
ステム制御回路22は、この再度の読み出しにおいて、
EDAC24A及び24Bで誤り訂正処理した正しいデ
ータD1を、同一のアドレス空間に格納した後、再び読
み出す。続いてシステム制御回路22は、ステップSP
92に移り、この読み出したデータについて、再び1ビ
ット誤り発生したか否か判断する。
【0080】ここで1ビットエラーが発生しない場合、
バッファメモリ21A、21Bへのデータ格納時に、ノ
イズ等によりデータD2そのものが変化した偶発的なビ
ットエラーと考えられ、ビットエラーの発生したデータ
D2においては、チェックビットにより正しく誤り訂正
処理されて外部機器に記録されていることにより、シス
テム制御回路22は、ステップSP93に移り、エラー
モードをE4にセットした後、ステップSP94に移
り、履歴メモリ23に記録を残してステップSP90に
移る。
【0081】これに対して再び1ビットエラーが発生し
た場合、システム制御回路22は、ステップSP92よ
りステップSP94に移る。この場合、この1ビットエ
ラーは、バッファメモリ21A、21Bの対応するメモ
リ空間の故障と考えられることにより、システム制御回
路22は、エラーモードを対応するエラーモードE5に
セットした後、ステップSP89に移る。これによりシ
ステム制御回路22は、この場合もビットエラーの発生
したデータD1においては、チェックビットにより正し
く誤り訂正処理されて外部機器に出力されていることに
より、また続く記録の処理においても誤り訂正して正し
いデータを出力できることにより、続くデータD2の出
力に支障を来たすことのないように、メインルーチィン
に戻る。
【0082】これに対して図17は、2ビットエラー処
理の処理ルーチィンを示すフローチャートである。シス
テム制御回路22は、この2ビットエラー処理におい
て、ステップSP100からステップSP101に移
り、この場合外部機器に誤ったデータD2が出力された
ことにより、外部機器にデータD2の再送を宣言する。
さらにシステム制御回路22は、バッファメモリ21A
及び21Bより同一IDのデータD2を読み出して外部
機器に出力し、これによりバッファメモリ21A及び2
1Bからのデータ出力をリトライする。
【0083】続いてシステム制御回路22は、ステップ
SP102に移り、再び2ビットエラーが発生したか否
か判断し、これによりシステム制御回路22は、連続す
る誤り検出結果により、2ビット誤りの原因を自己診断
し、この自己診断結果に基づいて全体の動作を切り換え
る。
【0084】すなわちシステム制御回路22は、ステッ
プSP101において正しくデータ出力することができ
た場合、ステップSP102からステップSP103に
移る。この場合、ノイズ等により偶発的に2ビットエラ
ーが発生したと考えられることにより、システム制御回
路22は、ステップSP103において、エラーモード
をE1、E3にセットする。さらにこの場合データ出力
のリトライにより外部機器に正しいデータを出力できた
ことにより、ステップSP104に移り、履歴メモリ2
3に記録を残した後、ステップSP105に移ってメイ
ンルーチィンに戻る。
【0085】これによりシステム制御回路22は、磁気
テープ走行系を駆動することのない、バッファメモリ2
1A及び21Bからのデータ出力のリトライにより、2
ビットエラーを修復してこの処理手順を終了する。
【0086】これに対してデータ出力のリトライで再び
2ビット誤りが検出された場合、システム制御回路22
は、ステップSP102よりステップSP106に移
る。ここでシステム制御回路22は、外部機器に再びデ
ータ再送を宣言すると共に、磁気テープMを巻き戻しし
て対応する1ID分のデータ再生をリトライする。
【0087】続いてシステム制御回路22は、ステップ
SP107に移り、このリトライしたデータについて、
再び2ビット誤りが発生したか否か判断する。ここで2
ビットエラーが発生しない場合、ノイズ等によりデータ
D2そのものが変化した偶発的なビットエラーと考えら
れることにより、ステップSP108に移り、エラーモ
ードを対応するE4にセットする。さらにシステム制御
回路22は、続いてステップSP104に移り、履歴メ
モリ23に記録を残した後、ステップSP105に移っ
てメインルーチィンに戻る。
【0088】これに対して再び2ビットエラーが発生し
た場合、システム制御回路22は、ステップSP107
よりステップSP109に移る。ここでシステム制御回
路22は、同一アドレスにおいて2ビットエラーが発生
したか否か判断し、肯定結果が得られると、この場合バ
ッファメモリ21A、21Bの対応するアドレス空間の
故障と考えられることにより、ステップSP110に移
り、エラーモードを対応するエラーモードE5にセット
する。
【0089】続いてシステム制御回路22は、ステップ
SP111に移り、信頼性を優先して、全体の動作を停
止制御する。このときシステム制御回路22は、インタ
ーフェース制御回路3を介してホストコンピュータでな
る外部機器にエラーメッセージを発行し、データを正し
く出力することが困難な旨、またシステム異常により動
作を停止する旨ユーザーに通知する。また履歴メモリ2
3に記録を残した後、ステップSP112に移り、メイ
ンルーチィンに戻ることなく処理手順を終了する。
【0090】これに対して異なるアドレスにおいて2ビ
ット誤りが発生した場合、システム制御回路22は、ス
テップSP109よりステップSP113に移る。この
場合バッファメモリ21A、21Bが故障しかけている
と考えられることにより、システム制御回路22は、エ
ラーモードを対応するエラーモードE6にセットする。
さらにこの場合は、正しくデータを出力できないと考え
られることにより、ステップSP111に移って全体の
動作を停止制御すると共に、ユーザーに警告を通知す
る。また履歴メモリ23に記録を残した後、ステップS
P112に移り、メインルーチィンに戻ることなく処理
手順を終了する。なおホストコンピュータからデータ再
送の許可が得られない場合、システム制御回路22は、
その旨メッセージを発行した後、ステップSP101よ
りステップSP112に移って全体の動作を停止する。
【0091】図18は、再生時におけるパリティエラー
処理の処理ルーチィンを示すフローチャートである。シ
ステム制御回路22は、このパリティエラー処理におい
て、ステップSP115からステップSP116に移
り、この場合外部機器に誤ったデータD2が出力された
ことにより、外部機器に対してデータ再送を宣言する。
さらにシステム制御回路22は、磁気テープMを巻き戻
し、同一IDを再生することにより、データ再生をリト
ライする。
【0092】このようにしてデータD2の再生をリトラ
イすると、システム制御回路22は、ステップSP11
7に移り、再びパリティエラーが発生したか否か判断
し、これにより連続する誤り検出結果により、パリティ
エラーの原因を自己診断し、この自己診断結果に基づい
て全体の動作を切り換える。すなわちシステム制御回路
22は、ステップSP116において正しくデータを出
力することができた場合、ステップSP117からステ
ップSP118に移る。ここでこの場合、ノイズ等によ
り偶発的にパリティエラーが発生したと考えられること
により、システム制御回路22は、ステップSP118
において、エラーモードをE1にセットする。さらにこ
の場合データ再生のリトライにより外部機器に正しいデ
ータを出力できたことにより、ステップSP119に移
り、履歴メモリ23に記録を残した後、ステップSP1
20に移ってメインルーチィンに戻る。
【0093】これに対してデータ再生のリトライで再び
パリティエラーが検出された場合、システム制御回路2
2は、ステップSP117よりステップSP121に移
る。ここでシステム制御回路22は、テープコントロー
ラ27からEDAC24A、24Bに至るまでの間で異
常が再現されることにより、エラーモードをE2にセッ
トする。さらにシステム制御回路22は、この場合リラ
イトを繰り返しても正しいデータを出力することが困難
なことにより、ステップSP122に移り、全体の動作
を停止制御する。このときシステム制御回路22は、イ
ンターフェース制御回路3を介してユーザーに通知す
る。また履歴メモリ23に記録を残した後、ステップS
P123に移り、メインルーチィンに戻ることなく処理
手順を終了する。なおこの場合も、ホストコンピュータ
からデータ再送の許可が得られない場合、システム制御
回路22は、その旨メッセージを発行した後、ステップ
SP116よりステップSP123に移って全体の動作
を停止する。
【0094】図19は、再生時におけるフレーミングエ
ラー処理の処理ルーチィンを示すフローチャートであ
る。システム制御回路22は、このフレーミングエラー
処理において、ステップSP125からステップSP1
26に移り、外部機器に誤ったデータD2が出力された
ことにより、外部機器にデータ再送を宣言する。さらに
システム制御回路22は、磁気テープMを巻き戻して同
一IDのデータD2を再生することにより、データ再生
をリトライする。
【0095】続いてシステム制御回路22は、ステップ
SP127に移り、再びフレーミングエラーが発生した
か否か判断する。これによりシステム制御回路22は、
再生時、フレーミングエラーについても、エラーの原因
を自己診断し、この自己診断結果に基づいて全体の動作
を切り換える。すなわちシステム制御回路22は、ステ
ップSP126において正しくデータD2を出力するこ
とができた場合、ステップSP127からステップSP
128に移る。この場合、ノイズ等により偶発的にフレ
ーミングエラーが発生したと考えられることにより、シ
ステム制御回路22は、ステップSP128において、
エラーモードをE1にセットする。さらにこの場合デー
タ再生のリトライで外部機器に正しいデータを出力でき
たことにより、ステップSP129に移り、履歴メモリ
に記録を残した後、ステップSP130に移ってメイン
ルーチィンに戻る。
【0096】これに対してデータ再生のリトライで再び
フレーミングエラーが検出された場合、システム制御回
路22は、ステップSP127よりステップSP131
に移る。ここでシステム制御回路22は、同一の異常が
再現されることにより、エラーモードをE2にセットす
る。続いてシステム制御回路22は、ステップSP13
2に移り、全体の動作を停止制御すると共に、インター
フェース制御回路3を介してユーザーに通知する。また
履歴メモリ23に記録を残し、ステップSP133に移
り、メインルーチィンに戻ることなく処理手順を終了す
る。なおこの場合もホストコンピュータからデータ再送
の許可が得られない場合、システム制御回路22は、そ
の旨メッセージを発行した後、ステップSP126より
ステップSP133に移って全体の動作を停止する。
【0097】これらの処理によりシステム制御回路22
は、極めて高い信頼性により、磁気テープMに記録した
データD2を再生して外部機器に出力する。なおシステ
ム制御回路22は、再生時、1ビットエラー処理、2ビ
ットエラー処理、パリティエラー処理及びフレーミング
エラー処理において、それぞれ異なるエラーが別途検出
された場合、発生したエラーの内容に応じて、これら別
途検出されたエラーに対応するエラー処理を優先して実
行し、また実行中のエラー処理と同時並列的に別途検出
されたエラーに対応するエラー処理を実行するようにな
されている。
【0098】図20は、このように履歴メモリ23に格
納したエラーの履歴を処理するシステム制御回路22の
処理手順を示すフローチャートである。システム制御回
路22は、定期的に(例えば1分間に1回)この処理手
順を実行する。すなわちシステム制御回路22は、ステ
ップSP140からステップSP141に移り、履歴メ
モリ23の内容を検索する。
【0099】続いてシステム制御回路22は、ステップ
SP142に移り、エラーの発生頻度が予め設定した規
定値を越えるか否か判断する。ここでシステム制御回路
22は、例えばエラーが1日に1回以上発生している場
合、発生頻度が規定値を越えて故障等の重大な障害が発
生しつつあると判断し、ステップSP143に移る。
【0100】ここでシステム制御回路22は、インター
フェース制御回路3を介して外部機器に警告を発生す
る。このときシステム制御回路22は、履歴メモリ23
に格納されたエラーモード、エラー内容に従って、異常
箇所を推定し、この異常箇所を併せて通知する。すなわ
ちバッファメモリ21A、21Bの特定番地について、
1ビットエラー、2ビットエラーが頻繁に発生する場合
は、バッファメモリ21A、21Bの異常と推定するこ
とができる。また規則的に飛び飛びのアドレスでエラー
する場合は、メモリ制御回路6におけるアドレス制御の
異常が考えられる。これによりシステム制御回路22
は、メンテナンス作業を迅速かつ適切に実行できるよう
にする。
【0101】このようにして警告を出力すると、システ
ム制御回路22は、ステップSP143からステップS
P144に移り、この処理手順を終了する。またエラー
の発生頻度が規定値以下の場合、システム制御回路22
は、ステップSP142からステップSP144に移っ
てこの処理手順を終了する。
【0102】以上の構成において、外部機器でなるホス
トコンピュータより書き込みの制御コマンドが入力され
ると(図2)、データ処理装置20においては、システ
ム制御回路22により全体の動作が制御されて、磁気テ
ープを巻き戻しして頭出しした後、助走を開始し、これ
により以前に形成された記録トラックに続いて記録トラ
ックが形成される。
【0103】このとき制御コマンドに続いて入力される
データD1は、インターフェース2において、1ID単
位で論理フォーマットに必要な所定のデータ「0F0F
0F0F」が付加された後、バッファメモリ21に入力
される。このときデータD1は(図3)、EDAC24
A及び24Bにおいて、誤り訂正用のチェックビットが
付加された後、バッファメモリ21A及び21Bに交互
に記録される。さらにバッファメモリ21A及び21B
に格納されたデータD1は、磁気テープMの走行に対応
したタイミングで読み出された後、EDAC24A及び
24Bにおいて、チェックビットにより誤り訂正処理さ
れる。さらにこのデータD1は、誤り訂正処理結果がエ
ラーフラグF1としてタイミング制御回路25に出力さ
れ、このタイミング制御回路25を介してシステム制御
回路22に通知される。
【0104】このようにして誤り訂正処理を受けたデー
タD1は、EDAC24A及び24Bにおいて、誤り検
出用のパリティ符号が付加された後、バッファ9を介し
てテープコントローラ27に出力され、このテープコン
トローラ27を形成する信号処理回路10において、誤
り訂正符号が付加され、クロスインターリーブ処理、符
号化処理等のデータ処理を受ける。さらにこのデータD
1は、続くRF回路において、磁気テープMの記録に適
した変調信号に変換され、この変調信号により回転ヘッ
ド13が駆動されて順次磁気テープMに記録される。こ
のときこのデータD1は、テープコントローラ27にお
いて、パリティ符号による誤り検出処理と、フレーミン
グエラーの検出処理が実行され、この検出結果がエラー
情報EE1としてシステム制御回路22に通知される。
【0105】これによりデータD1は、記録時、バッフ
ァメモリ21A及び21Bにおける入出力におけるエラ
ー、EDAC24A及び24Bからテープコントローラ
27に至るまでのエラー等が監視された状態で順次磁気
テープMに記録される(図1)。
【0106】この監視において1ビットのビットエラー
が検出されると(図10)、データD1においては、1
IDのデータD1が磁気テープMに記録された後、バッ
ファメモリ21A及び21Bより対応するデータを正し
く読み出すことができたか否か検出され、さらにこの場
合にも1ビットエラーが発生した場合は、正しいデータ
をバッファメモリ21A及び21Bの対応領域に記録し
て、正しく読み出すことができたか否か検出される。
【0107】これによりこれら繰り返しの読み出しによ
り、異常の原因が自己診断され、エラーモードとして、
エラー発生時刻等と共に履歴メモリ23に記録される。
【0108】これに対して2ビットエラーが発生した場
合(図12)、磁気テープMを巻き戻して、データの記
録をリトライする。このリトライにおいて、始めはバッ
ファメモリ21A及び21Bより1ID分のデータD1
を読み出して磁気テープMに記録し直し、このとき正し
くデータD1をバッファメモリ21A及び21Bより読
み出すことができたか否か検出される。このとき再び2
ビットエラーが発生すると、ホストコンピュータに再送
要求を発行してデータD1を磁気テープMに記録し直
し、このとき正しくデータD1をバッファメモリ21A
及び21Bより読み出すことができたか否か検出され
る。
【0109】これにより2ビットエラーの場合は、これ
らデータ記録のリトライにより、異常の原因が自己診断
され、正しくデータD1を記録することが困難と判断さ
れる場合は、記録の処理が中止され、また自己診断結果
がエラーモードとして、エラー発生時刻等と共に履歴メ
モリ23に記録される。
【0110】これに対してパリティエラーが発生した場
合(図13)、フレーミングエラーが発生した場合(図
14)、2ビットエラーの場合と同様にデータ記録のリ
トライが実行され、各リトライにおけるエラー情報に従
って異常の原因が自己診断される。このとき正しくデー
タD1を記録することが困難と判断される場合は、記録
の処理が中止され、また自己診断結果がエラーモードと
して、エラー発生時刻等と共に履歴メモリ23に記録さ
れる。
【0111】これに対して磁気テープMに記録されたデ
ータD2は(図2)、回転ヘッド13より得られる再生
信号がRF回路12において復調されて再生データが生
成され、この再生データが続く信号処理回路10におい
てデータ処理されて復号される。
【0112】このデータD2は(図3)、テープコント
ローラ27において、フレーミングエラーが検出された
後、パリティ符号が付加され、バッファ9を介してED
AC24A及び24Bに出力される。このEDAC24
A及び24Bにおいて、データD2は、パリティ符号に
よりビットエラーが検出された後、パリティ符号に代え
てチェックビットが付加されてバッファメモリ21A及
び21Bに格納される。
【0113】さらにこのデータD2は、ホストコンピュ
ータに対応するタイミングで読み出された後、EDAC
24A及び24Bにおいて、チェックビットにより誤り
訂正処理され、バッファ7を介してホストコンピュータ
に出力される。このときこのデータD2は、EDAC2
4A及び24Bにおける誤り訂正処理結果及びパリティ
符号による誤り検出結果がエラーフラグF1及びF2と
してタイミング制御回路25に出力され、このタイミン
グ制御回路25を介してシステム制御回路22に通知さ
れる。またフレーミングエラーの検出結果がエラー情報
EE1としてシステム制御回路22に通知される。
【0114】これによりデータD2は、バッファメモリ
21A及び21Bにおけるエラー、テープコントローラ
27からEDAC24A及び24Bに至るまでのエラー
等が監視された状態で順次磁気テープMより再生されて
ホストコンピュータに出力される(図15)。
【0115】この監視において1ビットのビットエラー
が検出されると(図16)、データD1においては、1
IDのデータD1がホストコンピュータに出力された
後、バッファメモリ21A及び21Bより対応するデー
タを正しく読み出すことができたか否か検出され、さら
にこの場合にも1ビットエラーが発生した場合は、正し
いデータをバッファメモリ21A及び21Bの対応領域
に記録して、正しく読み出すことができたか否か検出さ
れる。
【0116】これによりこれら繰り返しの読み出しによ
り、異常の原因が自己診断され、エラーモードとして、
エラー発生時刻等と共に履歴メモリ23に記録される。
【0117】これに対して2ビットエラーが発生した場
合(図17)、外部機器に対するデータ出力をリトライ
する。このリトライにおいて、始めはバッファメモリ2
1A及び21Bより1ID分のデータD2を読み出して
ホストコンピュータに出力し直し、このとき正しくデー
タD2をバッファメモリ21A及び21Bより読み出す
ことができたか否か検出される。このとき再び2ビット
エラーが発生すると、磁気テープMを巻き戻してデータ
D2をバッファメモリ21A及び21Bに記録し直し、
このとき正しくデータD2をバッファメモリ21A及び
21Bより読み出すことができたか否か検出される。
【0118】これにより2ビットエラーの場合は、これ
らデータ出力のリトライにより、異常の原因が自己診断
され、正しくデータD2を出力することが困難と判断さ
れる場合は、再生の処理が中止され、また自己診断結果
がエラーモードとして、エラー発生時刻等と共に履歴メ
モリ23に記録される。
【0119】これに対してパリティエラーが発生した場
合(図18)、2ビットエラーの場合と同様にデータ出
力のリトライが実行され、各リトライにおけるエラー情
報に従って異常の原因が自己診断される。またフレーミ
ングエラーが発生した場合(図19)、磁気テープMを
巻き戻してデータD2をバッファメモリ21A及び21
Bに記録し直し、このとき正しくデータD2をバッファ
メモリ21A及び21Bより読み出すことができたか否
か検出される。さらにこの検出結果より異常の原因が自
己診断される。これらの場合に、正しくデータD2を出
力することが困難と判断される場合は、データ出力が中
止され、また自己診断結果がエラーモードとして、エラ
ー発生時刻等と共に履歴メモリ23に記録される。
【0120】このようにしてデータの記録再生を繰り返
す際に(図20)、一定の期間経過すると、システム制
御回路22により履歴メモリ23の内容が検査され、こ
こでエラー発生頻度が規定値を越えていると、ユーザー
に警告が発生され、記録再生の処理が中止される。
【0121】以上の構成によれば、バッファメモリ21
A及び21Bの出力データを誤り訂正処理し、その誤り
訂正処理結果に基づいてデータ記録、データ出力の処理
をリトライすることにより、バッファメモリ21A及び
21B、周辺回路の信頼性を向上することができる。ま
たこのとき1ビットエラー等においては、バッファメモ
リからのデータ読み出しを繰り返した後、同様のエラー
が発生した場合に、外部機器、磁気テープよりデータを
入力してデータ記録、データ出力の処理をリトライする
ことにより、周辺機器、周辺回路への影響を低減して、
これらリトライの処理を実行することができる。
【0122】またこのようにしてリトライした結果に基
づいて、異常の原因を自己診断し、自己診断結果に基づ
いて、データ記録、データ出力の処理を中止することに
より、その分データ処理装置20全体の信頼性を向上す
ることができる。さらにこのようなエラーの履歴を自己
診断結果と共に記録して保持することにより、メンテナ
ンス作業を迅速かつ的確に実行でき、これによっても信
頼性を向上することができる。
【0123】なお上述の実施の形態においては、バッフ
ァメモリからホストコンピュータまでの間については、
何らエラー検出しない場合について述べたが、本発明は
これに限らず、テープコントローラ側と同様にエラーを
検出してもよい。このようにすれば、さらに信頼性を向
上することができる。
【0124】また上述の実施の形態においては、パリテ
ィ符号等によりエラーを検出する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、所定のブロック単位で(例
えばID単位)CRCコードを付加し、このCRCコー
ドによりエラーを検出してもよい。
【0125】さらに上述の実施の形態においては、磁気
テープでなる記録媒体にホストコンピュータのデータを
記録再生する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、光ディスク、光磁気ディスク等の種々の記録媒体
にデータを記録し、又は再生する場合に広く適用するこ
とができる。
【0126】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、バッファ
メモリの出力データを誤り訂正処理し、誤り訂正処理結
果に基づいて、必要に応じて外部機器、記録再生系に対
してデータ記録及びデータ出力の処理等をリトライする
ことにより、バッファメモリ及び周辺回路の信頼性を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ処理装置の、
データ記録時における全体動作の説明に供するフローチ
ャートである。
【図2】図1のデータ処理装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1のデータ処理装置のバッファメモリとその
周辺回路を示すブロック図である。
【図4】図3のバッファメモリへの、データ記録時にお
けるデータの書き込みの説明に供するブロック図であ
る。
【図5】図3のバッファメモリへの、データ記録時にお
けるデータの読み出しの説明に供するブロック図であ
る。
【図6】図3のバッファメモリへの、データ再生時にお
けるデータの書き込みの説明に供するブロック図であ
る。
【図7】図3のバッファメモリへの、データ再生時にお
けるデータの読み出しの説明に供するブロック図であ
る。
【図8】図3との対比によりデータ記録時のデータの流
れを示すブロック図である。
【図9】図3との対比によりデータ再生時のデータの流
れを示すブロック図である。
【図10】図1の1ビットエラー処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】エラーモードを示す図表である。
【図12】図1の2ビットエラー処理を示すフローチャ
ートである。
【図13】図1のパリティエラー処理を示すフローチャ
ートである。
【図14】図1のフレーミングエラー処理を示すフロー
チャートである。
【図15】図1との対比によりデータ再生時における全
体動作の説明に供するフローチャートである。
【図16】図15の1ビットエラー処理を示すフローチ
ャートである。
【図17】図15の2ビットエラー処理を示すフローチ
ャートである。
【図18】図15のパリティエラー処理を示すフローチ
ャートである。
【図19】図15のフレーミングエラー処理を示すフロ
ーチャートである。
【図20】履歴メモリの説明に供するフローチャートで
ある。
【図21】従来のデータ処理装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図22】図21のデータ処理装置のバッファメモリと
その周辺回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、20……データ処理装置、2……磁気テープ、5、
5A、5B、21、21A、21B……バッファメモ
リ、4、22……システム制御回路、6、26……メモ
リ制御回路、23……履歴メモリ、24A、24B……
EDAC

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器より入力されるデータをデータ
    記録媒体に記録し、又は前記データ記録媒体に記録した
    データを再生して前記外部機器に出力するデータ処理装
    置において、 前記外部機器又は前記データ記録媒体より得られるデー
    タに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手段と、 前記誤り訂正符号付加手段の出力データを一旦格納する
    バッファメモリと、 前記バッファメモリに格納したデータを誤り訂正処理
    し、前記データ記録媒体に記録し又は前記外部機器に出
    力し、誤り訂正処理結果を出力する誤り訂正手段と、 前記誤り訂正処理結果に基づいて、全体の動作を制御す
    る制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記誤り訂正処理結果に基づいて、前記バッファメモリ
    より出力されるデータに誤りが発生した場合、 前記バッファメモリより対応するデータを再び読み出
    し、前記誤り訂正手段を介して、前記データ記録媒体に
    記録し、又は前記外部機器に出力することを特徴とする
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記バッファメモリより対応するデータを再び読み出し
    た際の、前記誤り訂正手段より得られる第2の誤り訂正
    処理結果に基づいて、 前記外部機器又は前記データ記録媒体より対応するデー
    タを前記バッファメモリに格納し直した後、前記誤り訂
    正手段を介して、前記データ記録媒体に記録し、又は前
    記外部機器に出力することを特徴とする請求項1に記載
    のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記誤り訂正処理結果、及び又は前記バッファメモリよ
    り対応するデータを再び読み出した際に、前記誤り訂正
    手段より得られる第2の誤り訂正処理結果を記録に残す
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記誤り訂正処理結果及び前記第2の誤り訂正処理結果
    に応じて、故障内容を自己診断し、該診断結果に基づい
    て全体の動作を切り換えることを特徴とする請求項2に
    記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 前記記録に残した誤り訂正処理結果に基づいて、前記デ
    ータの誤り発生頻度を算出し、前記発生頻度に基づいて
    警告を発生することを特徴とする請求項3に記載のデー
    タ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記データ記録媒体は、 磁気テープでなることを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ処理装置。
JP22939196A 1996-08-12 1996-08-12 データ処理装置 Pending JPH1055631A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068918B1 (en) 1998-05-01 2006-06-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Recording medium for storing real time recording/reproduction information, method and apparatus for recording and reproducing in real time, and file operating method using the same
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CN100385550C (zh) * 1998-05-01 2008-04-30 三星电子株式会社 实时记录和重放装置

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