JPH1055767A - カラー受像管 - Google Patents
カラー受像管Info
- Publication number
- JPH1055767A JPH1055767A JP20944396A JP20944396A JPH1055767A JP H1055767 A JPH1055767 A JP H1055767A JP 20944396 A JP20944396 A JP 20944396A JP 20944396 A JP20944396 A JP 20944396A JP H1055767 A JPH1055767 A JP H1055767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- picture tube
- color picture
- phosphor screen
- funnel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源スイッチをオフした場合のネック内面の
電位の低下を抑制して、電源スイッチをオンした場合に
短時間にコンバーゼンス・ドリフト解消できる高品位の
カラー受像管を得ることを目的とする。 【解決手段】 ガラス製漏斗状ファンネル2 のネック3
内にカソードおよびこのカソードから放出される複数ビ
ームを蛍光体スクリーン8 上に集束する複数個の電極か
らなる電子銃20が配設され、この電子銃の蛍光体スクリ
ーン側に位置する電極にファンネルの内面に設けられた
導電膜11を介して高電圧が印加されるカラー受像管にお
いて、蛍光体スクリーン側に位置する電極の少なくとも
一部に絶縁部材25を設けた。
電位の低下を抑制して、電源スイッチをオンした場合に
短時間にコンバーゼンス・ドリフト解消できる高品位の
カラー受像管を得ることを目的とする。 【解決手段】 ガラス製漏斗状ファンネル2 のネック3
内にカソードおよびこのカソードから放出される複数ビ
ームを蛍光体スクリーン8 上に集束する複数個の電極か
らなる電子銃20が配設され、この電子銃の蛍光体スクリ
ーン側に位置する電極にファンネルの内面に設けられた
導電膜11を介して高電圧が印加されるカラー受像管にお
いて、蛍光体スクリーン側に位置する電極の少なくとも
一部に絶縁部材25を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー受像管に
係り、特に電源オフ時に生ずるコンバーゼンスのずれを
防止したカラー受像管に関する。
係り、特に電源オフ時に生ずるコンバーゼンスのずれを
防止したカラー受像管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管は、図3に示すよう
に、ガラス製パネル1およびガラス製漏斗状ファンネル
2からなる真空外囲器を有し、そのファンネル2のネッ
ク3内に配設された電子銃4から放出された3電子ビー
ム5B ,5G ,5R をファンネル2の外側に装着された
偏向装置6により偏向し、シャドウマスク7を介して、
パネル1の内面に形成された3色蛍光体層からなる蛍光
体スクリーン8を水平、垂直走査することにより、カラ
ー画像を表示する構造に形成されている。
に、ガラス製パネル1およびガラス製漏斗状ファンネル
2からなる真空外囲器を有し、そのファンネル2のネッ
ク3内に配設された電子銃4から放出された3電子ビー
ム5B ,5G ,5R をファンネル2の外側に装着された
偏向装置6により偏向し、シャドウマスク7を介して、
パネル1の内面に形成された3色蛍光体層からなる蛍光
体スクリーン8を水平、垂直走査することにより、カラ
ー画像を表示する構造に形成されている。
【0003】このようなカラー受像管において、電子銃
4を同一平面上を通るセンタービーム5G および一対の
サイドビーム5B ,5R からなる一列配置の3電子ビー
ム5B ,5G ,5R を放出する電子銃としたインライン
型カラー受像管が広く実用化されている。
4を同一平面上を通るセンタービーム5G および一対の
サイドビーム5B ,5R からなる一列配置の3電子ビー
ム5B ,5G ,5R を放出する電子銃としたインライン
型カラー受像管が広く実用化されている。
【0004】図4に上記電子銃4の配設されているネッ
ク3部の構造を示す。電子銃4は、3個のカソードKお
よびこのカソードKから順次蛍光体スクリーン方向に配
置された複数個の電極、図示例では6個の電極G1 〜G
6 を有し、その蛍光体スクリーン側に位置する最終加速
電極G6 にコンバーゼンス・カップCが取付けられてい
る。そしてこの最終加速電極G6 には、ファンネル2の
径大部10内面からネック3の隣接部内面にかけて塗布
形成された内面導電膜11、コンバーゼンス・カップC
に取付けられて上記内面導電膜11に圧接するバルブス
ペーサ12およびコンバーゼンス・カップCを介して、
ファンネル2に設けられた陽極端子13(図3に図示)
に供給される陽極高電圧が印加される。さらにこのカラ
ー受像管においては、第3グリットG3 近傍のネック3
内面に、上記内面導電膜11のネック3側端部からカソ
ードK方向に延びるネック3内面の電位を緩和して、ネ
ック3内面とカソードK側に位置する低電圧電極との間
の放電などを抑制する黒鉛などからなる導電膜14が設
けられている。
ク3部の構造を示す。電子銃4は、3個のカソードKお
よびこのカソードKから順次蛍光体スクリーン方向に配
置された複数個の電極、図示例では6個の電極G1 〜G
6 を有し、その蛍光体スクリーン側に位置する最終加速
電極G6 にコンバーゼンス・カップCが取付けられてい
る。そしてこの最終加速電極G6 には、ファンネル2の
径大部10内面からネック3の隣接部内面にかけて塗布
形成された内面導電膜11、コンバーゼンス・カップC
に取付けられて上記内面導電膜11に圧接するバルブス
ペーサ12およびコンバーゼンス・カップCを介して、
ファンネル2に設けられた陽極端子13(図3に図示)
に供給される陽極高電圧が印加される。さらにこのカラ
ー受像管においては、第3グリットG3 近傍のネック3
内面に、上記内面導電膜11のネック3側端部からカソ
ードK方向に延びるネック3内面の電位を緩和して、ネ
ック3内面とカソードK側に位置する低電圧電極との間
の放電などを抑制する黒鉛などからなる導電膜14が設
けられている。
【0005】このような構造のカラー受像管では、内面
導電膜11のネック3側端部から導電膜14にかけての
ネック3内面の電位は、カラー受像管の動作開始にとも
なって変化する。すなわち、図5(a)に示すように、
電源スイッチをオンにしたカラー受像管の動作開始初期
には、一点鎖線15a で示すように比較的低いが、後述
する蛍光体スクリーン側からの一次電子および電極から
の一次電子の衝突により生ずる二次電子の放出にともな
って徐々に上昇し、1時間後には破線15b で示すよう
に変化し、最終的に実線15c で示す安定状態となる。
またカラー受像管の動作を停止した場合には、同(b)
に示すように、実線15c で示す安定状態から、 電源
スイッチのオフ直後には破線15b で示すように変化
し、数時間後には一点鎖線15a で示すように低下す
る。
導電膜11のネック3側端部から導電膜14にかけての
ネック3内面の電位は、カラー受像管の動作開始にとも
なって変化する。すなわち、図5(a)に示すように、
電源スイッチをオンにしたカラー受像管の動作開始初期
には、一点鎖線15a で示すように比較的低いが、後述
する蛍光体スクリーン側からの一次電子および電極から
の一次電子の衝突により生ずる二次電子の放出にともな
って徐々に上昇し、1時間後には破線15b で示すよう
に変化し、最終的に実線15c で示す安定状態となる。
またカラー受像管の動作を停止した場合には、同(b)
に示すように、実線15c で示す安定状態から、 電源
スイッチのオフ直後には破線15b で示すように変化
し、数時間後には一点鎖線15a で示すように低下す
る。
【0006】特に上記電源スイッチのオフ時のネック内
面の電位の低下は、図6に示すように、通常の動作条件
で蛍光体スクリーンに衝突していた電子ビームが、電源
スイッチのオフによる電圧降下により反発され、蛍光体
スクリーン側からの反発電子17となってネック3の内
面に衝突し、その結果生ずる二次電子の放出が衝突する
反発電子17よりも少ないことが大きな原因となってい
る。
面の電位の低下は、図6に示すように、通常の動作条件
で蛍光体スクリーンに衝突していた電子ビームが、電源
スイッチのオフによる電圧降下により反発され、蛍光体
スクリーン側からの反発電子17となってネック3の内
面に衝突し、その結果生ずる二次電子の放出が衝突する
反発電子17よりも少ないことが大きな原因となってい
る。
【0007】このようにネック3内面の電位が変化する
と、最終加速電極G6 とこの最終加速電極G6 に隣接す
る電極G5 との間に形成される電界レンズがネック3内
面の電位の変化にともなって歪み、特に一列配置の3電
子ビームを放出するインライン型カラー受像管では、セ
ンタービームにくらべてネック3内面に近い位置を通る
一対のサイドビームの集中がずれる、いわゆるコンバー
ゼンス・ドリフトが生ずる。
と、最終加速電極G6 とこの最終加速電極G6 に隣接す
る電極G5 との間に形成される電界レンズがネック3内
面の電位の変化にともなって歪み、特に一列配置の3電
子ビームを放出するインライン型カラー受像管では、セ
ンタービームにくらべてネック3内面に近い位置を通る
一対のサイドビームの集中がずれる、いわゆるコンバー
ゼンス・ドリフトが生ずる。
【0008】このコンバーゼンス・ドリフトは、図4に
示したように、ネック3内面と電極との間隔d2 が狭い
ほど顕著となる。たとえばフォーカス特性を向上させる
ためには、最終加速電極G6 の径d1 を大きくして、隣
接電極G5 との間に形成される電界レンズの径を大きく
することが効果的であるが、この最終加速電極G6 の径
d1 を大きくしすぎると、ネック3内面との間隔d2 が
狭くなり、コンバーゼンス・ドリフトの増大をまねく。
したがってネック内面と電極とは、適切な間隔が必要で
ある。
示したように、ネック3内面と電極との間隔d2 が狭い
ほど顕著となる。たとえばフォーカス特性を向上させる
ためには、最終加速電極G6 の径d1 を大きくして、隣
接電極G5 との間に形成される電界レンズの径を大きく
することが効果的であるが、この最終加速電極G6 の径
d1 を大きくしすぎると、ネック3内面との間隔d2 が
狭くなり、コンバーゼンス・ドリフトの増大をまねく。
したがってネック内面と電極とは、適切な間隔が必要で
ある。
【0009】ところで、TV受像機など、カラー受像管
を組込んで表示装置を組立てるメーカーは、表示装置の
動作状態を確認するために必要とするエージングを実施
しており、実際には、ネック内面の電位が安定した状態
で調整しているため、特に問題はおこらない。しかしユ
ーザーが表示装置を購入して、使用開始時に電源スイッ
チをオンにすると、ネック内面の電位が、たとえば図5
(b)に示した一点鎖線15a の状態から図5(a)に
示した破線15a 、さらには一点鎖線15b の状態とな
り、ネック内面の電位が安定するまでに時間がかかり、
その間、ネック内面の電位が安定な状態で調整されてい
るコンバーゼンスがずれる。しかもこのようなコンバー
ゼンスずれは、使用を開始する度におこるという問題が
ある。
を組込んで表示装置を組立てるメーカーは、表示装置の
動作状態を確認するために必要とするエージングを実施
しており、実際には、ネック内面の電位が安定した状態
で調整しているため、特に問題はおこらない。しかしユ
ーザーが表示装置を購入して、使用開始時に電源スイッ
チをオンにすると、ネック内面の電位が、たとえば図5
(b)に示した一点鎖線15a の状態から図5(a)に
示した破線15a 、さらには一点鎖線15b の状態とな
り、ネック内面の電位が安定するまでに時間がかかり、
その間、ネック内面の電位が安定な状態で調整されてい
るコンバーゼンスがずれる。しかもこのようなコンバー
ゼンスずれは、使用を開始する度におこるという問題が
ある。
【0010】なお、上記コンバーゼンスのずれは、電源
スイッチをオフするときの固有の問題であり、最終加速
電極や蛍光体スクリーンに印加される陽極高電圧が20
数 kV乃至10数 kVから0 kVに落ちる間でも、カソ
ードからの時間的なずれによる電子放出が続き(数秒程
度)、その放出された一次電子がネック内面に高速で衝
突するが、この場合、衝突する一次電子にくらべて二次
電子の放出が少ないので、一次電子の衝突部分は負に帯
電し、ネック内面の電位は下がる。またその程度は、電
子の放出量、すなわちカソード電流に比例する。
スイッチをオフするときの固有の問題であり、最終加速
電極や蛍光体スクリーンに印加される陽極高電圧が20
数 kV乃至10数 kVから0 kVに落ちる間でも、カソ
ードからの時間的なずれによる電子放出が続き(数秒程
度)、その放出された一次電子がネック内面に高速で衝
突するが、この場合、衝突する一次電子にくらべて二次
電子の放出が少ないので、一次電子の衝突部分は負に帯
電し、ネック内面の電位は下がる。またその程度は、電
子の放出量、すなわちカソード電流に比例する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カラー
受像管は、ネック内に配設された電子銃の電極間に形成
される電界レンズがネック内面の電位の変化にともなっ
て歪み、特に一列配置の3電子ビームを放出するインラ
イン型カラー受像管では、一対のサイドビームの集中が
ずれるコンバーゼンス・ドリフトが生ずる。特に電源ス
イッチのオン、オフにともなってネック内面の電位が変
化し、一旦電源スイッチのオフによりネック内面の電位
が低下すると、その後、電源スイッチをオンしても、ネ
ック内面の電位が安定するまでに時間がかかり、その
間、3電子ビームのコンバーゼンスがずれるという問題
がある。
受像管は、ネック内に配設された電子銃の電極間に形成
される電界レンズがネック内面の電位の変化にともなっ
て歪み、特に一列配置の3電子ビームを放出するインラ
イン型カラー受像管では、一対のサイドビームの集中が
ずれるコンバーゼンス・ドリフトが生ずる。特に電源ス
イッチのオン、オフにともなってネック内面の電位が変
化し、一旦電源スイッチのオフによりネック内面の電位
が低下すると、その後、電源スイッチをオンしても、ネ
ック内面の電位が安定するまでに時間がかかり、その
間、3電子ビームのコンバーゼンスがずれるという問題
がある。
【0012】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、電源スイッチをオフした場合のネック内面
の電位の低下を抑制することにより、電源スイッチをオ
ンした場合に、短時間にコンバーゼンス・ドリフト解消
できる高品位のカラー受像管を構成することを目的とす
る。
ものであり、電源スイッチをオフした場合のネック内面
の電位の低下を抑制することにより、電源スイッチをオ
ンした場合に、短時間にコンバーゼンス・ドリフト解消
できる高品位のカラー受像管を構成することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】ガラス製漏斗状ファンネ
ルのネック内にカソードおよびこのカソードから放出さ
れる複数ビームを蛍光体スクリーン上に集束する複数個
の電極からなる電子銃が配設され、かつこの電子銃の蛍
光体スクリーン側に位置する電極にファンネルの内面に
設けられた導電膜を介して高電圧が印加されるカラー受
像管において、蛍光体スクリーン側に位置する電極の少
なくとも一部に絶縁部材を設けた。
ルのネック内にカソードおよびこのカソードから放出さ
れる複数ビームを蛍光体スクリーン上に集束する複数個
の電極からなる電子銃が配設され、かつこの電子銃の蛍
光体スクリーン側に位置する電極にファンネルの内面に
設けられた導電膜を介して高電圧が印加されるカラー受
像管において、蛍光体スクリーン側に位置する電極の少
なくとも一部に絶縁部材を設けた。
【0014】また、その絶縁部材をネック内面と対向す
る電極の外側面に設けた。
る電極の外側面に設けた。
【0015】また、その絶縁部材をネックとほぼ同じ誘
電率をもつ材料で形成した。
電率をもつ材料で形成した。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0017】図1にその一形態であるインライン型カラ
ー受像管の構成を示す。このカラー受像管は、ガラス製
パネル1およびガラス製漏斗状ファンネル2からなる真
空外囲器を有し、そのパネル1の内面に、青、緑、赤に
発光する3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン8が設
けられ、この蛍光体スクリーン8に対向して、その内側
にシャドウマスク7が配置されている。
ー受像管の構成を示す。このカラー受像管は、ガラス製
パネル1およびガラス製漏斗状ファンネル2からなる真
空外囲器を有し、そのパネル1の内面に、青、緑、赤に
発光する3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン8が設
けられ、この蛍光体スクリーン8に対向して、その内側
にシャドウマスク7が配置されている。
【0018】一方、ファンネル2のネック3内に同一平
面上を通るセンタービーム5G および一対のサイドビー
ム5B ,5R からなる一列配置の3電子ビーム5B ,5
G ,5R を放出する電子銃20が配設されている。この
電子銃20は、水平方向(X軸方向)に一列に配置され
た3個のカソードKおよびこのカソードKから順次蛍光
体スクリーン8方向に配置された複数個の電極、図示例
では6個の電極G1 〜G6 を有し、その蛍光体スクリー
ン8側に位置する最終加速電極G6 にコンバーゼンス・
カップCが取付けられている。その最終加速電極G6 に
は、後述する陽極端子、内面導電膜、コンバーゼンス・
カップCに取付けられて上記内面導電膜に圧接するバル
ブスペーサ12およびコンバーゼンス・カップCを介し
て、陽極端子に供給される陽極高電圧が印加され、カソ
ードKおよび最終加速電極G6 以外の他の電極G1 〜G
6 には、それぞれネック3端部のステム21を貫通する
ステムピン22を介して所定の電圧が印加される。
面上を通るセンタービーム5G および一対のサイドビー
ム5B ,5R からなる一列配置の3電子ビーム5B ,5
G ,5R を放出する電子銃20が配設されている。この
電子銃20は、水平方向(X軸方向)に一列に配置され
た3個のカソードKおよびこのカソードKから順次蛍光
体スクリーン8方向に配置された複数個の電極、図示例
では6個の電極G1 〜G6 を有し、その蛍光体スクリー
ン8側に位置する最終加速電極G6 にコンバーゼンス・
カップCが取付けられている。その最終加速電極G6 に
は、後述する陽極端子、内面導電膜、コンバーゼンス・
カップCに取付けられて上記内面導電膜に圧接するバル
ブスペーサ12およびコンバーゼンス・カップCを介し
て、陽極端子に供給される陽極高電圧が印加され、カソ
ードKおよび最終加速電極G6 以外の他の電極G1 〜G
6 には、それぞれネック3端部のステム21を貫通する
ステムピン22を介して所定の電圧が印加される。
【0019】また上記ファンネル2の径大部10に陽極
端子13が設けられている。またファンネル2の径大部
10内面からネック3の隣接部内面にかけて、内面導電
膜11が塗布形成されている。この内面導電膜11のネ
ック3端部は、上記電子銃20のコンバーゼンス・カッ
プCの側面と対向する位置にある。また上記電子銃20
を構成する第3グリットG3 の近傍のネック3内面に、
上記内面導電膜11のネック3端部からカソードK方向
に延びるネック3内面の電位を緩和して、ネック3内面
とカソードK側に位置する低電圧電極との間の放電など
を抑制する黒鉛などからなる導電膜14が設けられてい
る。
端子13が設けられている。またファンネル2の径大部
10内面からネック3の隣接部内面にかけて、内面導電
膜11が塗布形成されている。この内面導電膜11のネ
ック3端部は、上記電子銃20のコンバーゼンス・カッ
プCの側面と対向する位置にある。また上記電子銃20
を構成する第3グリットG3 の近傍のネック3内面に、
上記内面導電膜11のネック3端部からカソードK方向
に延びるネック3内面の電位を緩和して、ネック3内面
とカソードK側に位置する低電圧電極との間の放電など
を抑制する黒鉛などからなる導電膜14が設けられてい
る。
【0020】さらにこのカラー受像管においては、上記
電子銃20のコンバーゼンス・カップCの側面、好まし
くは上記内面導電膜13のネック3端部よりも蛍光体ス
クリーン8に近い外側面に絶縁層25(絶縁部材)が環
状に設けられている。この絶縁層25は、ネック3とほ
ぼ同じ誘電率をもつ材料で構成されている。
電子銃20のコンバーゼンス・カップCの側面、好まし
くは上記内面導電膜13のネック3端部よりも蛍光体ス
クリーン8に近い外側面に絶縁層25(絶縁部材)が環
状に設けられている。この絶縁層25は、ネック3とほ
ぼ同じ誘電率をもつ材料で構成されている。
【0021】このカラー受像管では、上記電子銃20か
ら放出される一列位置の3電子ビーム5B ,5G ,5R
をファンネル2の外側に装着された偏向装置6の発生す
る水平、垂直偏向磁界により偏向し、シャドウマスク7
を介して、蛍光体スクリーン8を水平、垂直走査するこ
とにより、カラー画像を表示する この場合、蛍光体スクリーン8上に描かれる画像の品質
を良好にするためには、画面全域にわたり、3電子ビー
ム5B ,5G ,5R を正しく集中(コンバーゼンス)さ
せる必要があり、あらかじめカソードKから放出される
一対のサイドビーム5B ,5R を傾斜、あるいは電子銃
20の一部電極間に形成される電子レンズにより傾斜さ
せて、画面中央上の1点に集中させ(スタティック・コ
ンバーゼンス)、特にセルフコンバーゼンス・インライ
ン型カラー受像管では、偏向装置6の発生する偏向磁界
を非斉一磁界として、この偏向装置6の発生する水平、
垂直偏向磁界により、画面全域にわたり一列配置の3電
子ビーム5B ,5G ,5Rを集中させている。
ら放出される一列位置の3電子ビーム5B ,5G ,5R
をファンネル2の外側に装着された偏向装置6の発生す
る水平、垂直偏向磁界により偏向し、シャドウマスク7
を介して、蛍光体スクリーン8を水平、垂直走査するこ
とにより、カラー画像を表示する この場合、蛍光体スクリーン8上に描かれる画像の品質
を良好にするためには、画面全域にわたり、3電子ビー
ム5B ,5G ,5R を正しく集中(コンバーゼンス)さ
せる必要があり、あらかじめカソードKから放出される
一対のサイドビーム5B ,5R を傾斜、あるいは電子銃
20の一部電極間に形成される電子レンズにより傾斜さ
せて、画面中央上の1点に集中させ(スタティック・コ
ンバーゼンス)、特にセルフコンバーゼンス・インライ
ン型カラー受像管では、偏向装置6の発生する偏向磁界
を非斉一磁界として、この偏向装置6の発生する水平、
垂直偏向磁界により、画面全域にわたり一列配置の3電
子ビーム5B ,5G ,5Rを集中させている。
【0022】ところで、従来のようにコンバーゼンス・
カップに絶縁層を形成しないカラー受像管では、内面導
電膜のネック端部から延びる高圧電界によりネック3内
面が帯電し、この帯電による内面導電膜のネック端部か
ら第3グリットの近傍のネック内面に設けられた導電膜
にかけてのネック内面の電位がカラー受像管を駆動する
電源スイッチのオン、オフにともなって変化し、電源ス
イッチのオフによりネック内面の電位が低下するため、
電源スイッチをオンしたのち、安定した電位にまでに時
間がかかり、その間、3電子ビームのコンバーゼンスが
ずれるという問題があった。
カップに絶縁層を形成しないカラー受像管では、内面導
電膜のネック端部から延びる高圧電界によりネック3内
面が帯電し、この帯電による内面導電膜のネック端部か
ら第3グリットの近傍のネック内面に設けられた導電膜
にかけてのネック内面の電位がカラー受像管を駆動する
電源スイッチのオン、オフにともなって変化し、電源ス
イッチのオフによりネック内面の電位が低下するため、
電源スイッチをオンしたのち、安定した電位にまでに時
間がかかり、その間、3電子ビームのコンバーゼンスが
ずれるという問題があった。
【0023】しかしこの実施の形態のカラー受像管のよ
うに、内面導電膜13のネック3端部よりも蛍光体スク
リーン9に近いコンバーゼンス・カップCの外側面に、
ネック3とほぼ同じ誘電率をもつ材料からなる絶縁層2
5を設けると、電源スイッチのオフしても、ネック3内
面の電位の変化が緩慢になり、電源スイッチをオンした
場合にネック3内面の電位が短時間に安定な状態とな
る。したがって電源スイッチをオンにしたときのコンバ
ーゼンスずれによる画質の劣化を短時間に解消する高品
位カラー受像管とすることができる。
うに、内面導電膜13のネック3端部よりも蛍光体スク
リーン9に近いコンバーゼンス・カップCの外側面に、
ネック3とほぼ同じ誘電率をもつ材料からなる絶縁層2
5を設けると、電源スイッチのオフしても、ネック3内
面の電位の変化が緩慢になり、電源スイッチをオンした
場合にネック3内面の電位が短時間に安定な状態とな
る。したがって電源スイッチをオンにしたときのコンバ
ーゼンスずれによる画質の劣化を短時間に解消する高品
位カラー受像管とすることができる。
【0024】すなわち、従来のカラー受像管での電源ス
イッチをオフした場合のネック内面の電位の低下の主要
原因は、電源スイッチをオフした場合の電圧降下によ
り、蛍光体スクリーン側からの反発電子がネック内面に
衝突するためであるが、この実施の形態のカラー受像管
のように、コンバーゼンス・カップCに絶縁層25を設
けると、電源スイッチのオンにともなって、内面導電膜
11のネック3端部から延びる高圧電界によりネック3
内面が帯電するとともに、コンバーゼンス・カップCに
印加された陽極高電圧により、絶縁層25もほぼ同電位
に帯電する。その結果、図2に示すように、電源スイッ
チをオフした場合の電圧降下により、蛍光体スクリーン
8側からの反発電子17は、内面導電膜13のネック3
端部側のネック3内面よりも蛍光体スクリーン8側に位
置する絶縁層25に引寄せられてこの絶縁層25に捕捉
され、上記反発電子17のネック3内面への衝突は、大
幅に抑制される。上記反発電子17の捕捉の程度に応じ
て絶縁層25の電位は下がるが、この電位の低下により
絶縁層25が反発された電子17を捕捉しなくなる頃
は、既に反発電子17もなくなっているため、ネック3
内面への電子の衝突は回避され、電源スイッチをオフし
たのちのネック3内面の電位の変化を緩慢にすることが
できる。
イッチをオフした場合のネック内面の電位の低下の主要
原因は、電源スイッチをオフした場合の電圧降下によ
り、蛍光体スクリーン側からの反発電子がネック内面に
衝突するためであるが、この実施の形態のカラー受像管
のように、コンバーゼンス・カップCに絶縁層25を設
けると、電源スイッチのオンにともなって、内面導電膜
11のネック3端部から延びる高圧電界によりネック3
内面が帯電するとともに、コンバーゼンス・カップCに
印加された陽極高電圧により、絶縁層25もほぼ同電位
に帯電する。その結果、図2に示すように、電源スイッ
チをオフした場合の電圧降下により、蛍光体スクリーン
8側からの反発電子17は、内面導電膜13のネック3
端部側のネック3内面よりも蛍光体スクリーン8側に位
置する絶縁層25に引寄せられてこの絶縁層25に捕捉
され、上記反発電子17のネック3内面への衝突は、大
幅に抑制される。上記反発電子17の捕捉の程度に応じ
て絶縁層25の電位は下がるが、この電位の低下により
絶縁層25が反発された電子17を捕捉しなくなる頃
は、既に反発電子17もなくなっているため、ネック3
内面への電子の衝突は回避され、電源スイッチをオフし
たのちのネック3内面の電位の変化を緩慢にすることが
できる。
【0025】なお、上記実施の形態では、インライン型
カラー受像管について説明したが、この発明は、インラ
イン型カラー受像管以外のカラー受像管に適用して、同
様の効果が得られる。
カラー受像管について説明したが、この発明は、インラ
イン型カラー受像管以外のカラー受像管に適用して、同
様の効果が得られる。
【0026】
【発明の効果】ガラス製漏斗状ファンネルのネック内に
カソードおよびこのカソードから放出される複数ビーム
を蛍光体スクリーン上に集束する複数個の電極からなる
電子銃が配設され、かつこの電子銃の蛍光体スクリーン
側に位置する電極にファンネルの内面に設けられた導電
膜を介して高電圧が印加されるカラー受像管において、
蛍光体スクリーン側に位置する電極の少なくとも一部に
絶縁部材を設けると、電源スイッチをオフしても、ネッ
ク内面の電位の変化が緩慢になり、電源スイッチをオン
した場合にネック内面の電位が短時間に安定な状態とな
り、電源スイッチをオンにしたときのコンバーゼンスず
れによる画質の劣化を短時間に解消する高品位カラー受
像管とすることができる。
カソードおよびこのカソードから放出される複数ビーム
を蛍光体スクリーン上に集束する複数個の電極からなる
電子銃が配設され、かつこの電子銃の蛍光体スクリーン
側に位置する電極にファンネルの内面に設けられた導電
膜を介して高電圧が印加されるカラー受像管において、
蛍光体スクリーン側に位置する電極の少なくとも一部に
絶縁部材を設けると、電源スイッチをオフしても、ネッ
ク内面の電位の変化が緩慢になり、電源スイッチをオン
した場合にネック内面の電位が短時間に安定な状態とな
り、電源スイッチをオンにしたときのコンバーゼンスず
れによる画質の劣化を短時間に解消する高品位カラー受
像管とすることができる。
【図1】この発明の実施の一形態であるインライン型カ
ラー受像管の構成を示す図である。
ラー受像管の構成を示す図である。
【図2】上記カラー受像管の作用を説明するため示した
電子銃部分の図である。
電子銃部分の図である。
【図3】従来のカラー受像管の構成を示す図である。
【図4】上記従来のカラー受像管の要部構成を示す図で
ある。
ある。
【図5】図5(a)は電源スイッチをオンにした場合の
従来のカラー受像管のネック内面の電位の変化を示す
図、図5(b)は電源スイッチをオフにした場合のネッ
ク内面の電位の変化を示す図である。
従来のカラー受像管のネック内面の電位の変化を示す
図、図5(b)は電源スイッチをオフにした場合のネッ
ク内面の電位の変化を示す図である。
【図6】上記従来のカラー受像管の作用を説明するため
示した電子銃部分の図である。
示した電子銃部分の図である。
1…パネル 2…ファンネル 3…ネック 8…蛍光体スクリーン 14…導電膜 20…電子銃 25…絶縁部材 C…コンバーゼンス・カップ G1 〜G6 …電極 K…カソード
Claims (3)
- 【請求項1】 ガラス製漏斗状ファンネルのネック内に
カソードおよびこのカソードから放出される複数ビーム
を蛍光体スクリーン上に集束する複数個の電極からなる
電子銃が配設され、かつこの電子銃の蛍光体スクリーン
側に位置する電極に上記ファンネルの内面に設けられた
導電膜を介して高電圧が印加されるカラー受像管におい
て、 上記蛍光体スクリーン側に位置する電極は少なくとも一
部が絶縁部材で構成されていることを特徴とするカラー
受像管。 - 【請求項2】 絶縁部材がネック内面と対向する電極の
外側面に設けられていることを特徴とする請求項1記載
のカラー受像管。 - 【請求項3】 絶縁部材はネックとほぼ同じ誘電率をも
つ材料からなることを特徴とする請求項1または請求項
2記載のカラー受像管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20944396A JPH1055767A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | カラー受像管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20944396A JPH1055767A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | カラー受像管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1055767A true JPH1055767A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16572954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20944396A Pending JPH1055767A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | カラー受像管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1055767A (ja) |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP20944396A patent/JPH1055767A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2123021C (en) | Color picture tube having an inline electron gun with three astigmatic lenses | |
| US5942844A (en) | Color cathode ray tube having a small neck diameter | |
| JP3772065B2 (ja) | 電子銃とこの電子銃を用いた陰極線管 | |
| JPH0785811A (ja) | カラー陰極線管 | |
| JPH11345577A (ja) | カラー陰極線管 | |
| JPH1055767A (ja) | カラー受像管 | |
| JP3635153B2 (ja) | 陰極線管用電子銃および陰極線管 | |
| JPH08148095A (ja) | 電子銃およびこの電子銃を備えたカラー陰極線管 | |
| EP0281197B1 (en) | Colour cathode ray tube | |
| EP0589522B1 (en) | Cathode-ray tube | |
| US6433469B1 (en) | Cathode ray tube having an internal voltage-dividing resistor | |
| JPH07147129A (ja) | 陰極線管及び陰極線管用の電界放出型陰極 | |
| EP0206216A1 (en) | Cathode ray tube | |
| US6495952B1 (en) | Cathode ray tube having an internal voltage-dividing resistor | |
| US5729099A (en) | Electron gun having improved focus and convergence, and color cathode-ray tube and image display device | |
| US5448134A (en) | Cathode ray tube having improved structure for controlling image quality | |
| US6744190B2 (en) | Cathode ray tube with modified in-line electron gun | |
| JPH05325822A (ja) | 陰極線管 | |
| JPH10188858A (ja) | 陰極線管 | |
| US20030011294A1 (en) | Cathode ray tube employing a cathode structure having improved gamma characteristics | |
| JP2000149815A (ja) | カラー陰極線管 | |
| JPH11213912A (ja) | カラーブラウン管 | |
| KR20040024319A (ko) | 음극선관용 전자총 | |
| JPH05343001A (ja) | カラー陰極線管装置 | |
| JPH1083770A (ja) | カラー陰極線管用電子銃構体 |